【安価とコンマで】青年「幻想郷を旅する」

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172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/24(月) 20:16:52.87 ID:0AwdeUvJO
1
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/24(月) 20:26:04.77 ID:dJ6LRZQk0
>>171 では次からそのような形で

すいません。安価先書いてませんでした。1で行かせてもらいます。

1.小鈴とゆっくりしている。

青年「んん? これ、難しいな」

小鈴「あぁ、その本ですか? まあ外来の本ですからね」

青年「外来…?」

小鈴「本棚にいっぱいありますよ。気になったら読んであげましょうか?」

青年「あ、ああ…ありがとう…」

青年は小鈴とゆっくりとした時間を過ごしている。
すると…

1.不思議な本を発見!

2.誰か来る(キャラ指名)

3.思いの外時間が経って夜になっていた。
174 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/24(月) 20:26:33.64 ID:dJ6LRZQk0
何度もすいません!
直下で
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/24(月) 20:26:36.86 ID:8WvdK+zl0
2けーね
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/24(月) 20:38:29.81 ID:dJ6LRZQk0
2.慧音

慧音「小鈴、いるか?」

小鈴「あ、慧音さん」

青年「ん? あ、慧音! さっき探してたんだが…」

慧音「お、なんだ、お前もいたのか? 小鈴と知り合いのようだが…」

青年「さっき知り合ったばかりだ」

小鈴「えっと…2人は…」

青年「あぁ、俺は慧音にかなりお世話になっていてな。小鈴とぶつかった時も慧音を探していたんだ」

慧音「私を? そういえば探していると…どうした?」

青年「改めてお礼をしたくてな。今でさえ俺はお前に何も出来ていないから申し訳なく…」

慧音「全く、私は別に構わないと何度も言っているのに…まあ感謝の気持ちなら素直に受け取っておくよ」

青年「そうか。良かった…」

慧音「…それで、2人は何をやっていたんだ?」

青年「ちょっと小鈴に本を読んでもらっててな。外来の本というのは難しい…」

慧音「ふふっ、それはそうだろうな」

青年の行動

1.まだ鈴奈庵にいる。

2.慧音と行動する。

3.修行する。

4.どこかへ行く(移動先)

5.その他

↓2
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/24(月) 20:39:54.92 ID:8WvdK+zl0
3
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/24(月) 20:40:04.06 ID:JZC0IJlwo
179 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/24(月) 20:48:22.57 ID:dJ6LRZQk0
1.まだ鈴奈庵にいる。

慧音「それで、自分の手掛かりは何か見つかったか?」

青年「…いやそれが、まだ全然だ…」

慧音「そうか…まあ急ぐ必要もない、ゆっくりと手掛かりを見つけていけばいいさ」

小鈴「貴方も大変なんですね…私も何か力になれることがあれば良いんですけど…」

青年「慧音、小鈴。気持ちは本当に嬉しいが、これは俺の問題だからな。この事ばかりは俺がなんとかしなくてはならない」

慧音「…それもそうだと思うが、あまり1人で抱え込みすぎるなよ?」

青年「分かっているよ」

鈴奈庵でゆっくり過ごしている内に夜になりました。


そこで小鈴が…?

偶数 閃いた!

奇数 失敗

コンマ一桁
直下


また、青年の行動

1.鈴奈庵で何か情報を探る。

2.慧音と行動する。

3.修行する。

4.その他

↓2
180 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/24(月) 20:49:12.75 ID:3mVlTUWD0
2 妖怪のことについて聞かないと
181 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/24(月) 20:49:27.34 ID:UH8Extqj0
1
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/24(月) 20:50:20.54 ID:8WvdK+zl0
3
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/24(月) 20:57:00.26 ID:dJ6LRZQk0
奇数 失敗

1.鈴奈庵で情報探り

青年「…」

小鈴「何かお探しですか?」

青年「…ちょっと自分のことについてな。もしかしたら、何かあるかもしれないんだ…」

慧音「しかし、貸本屋で何か得られる情報が…」

青年「妖怪のことだったり、鬼のことだったり…些細なことでいいんだがな」

慧音「どれ、私も何か探してみよう」

青年「ありがとう」


小鈴「…あっ!」

小鈴は…

1.幻想郷縁起のことを青年に言う。

2.幻想郷に詳しい友人を紹介してあげる。

3.やはり良い案は浮かばなかった。

4.その他
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/24(月) 20:57:48.12 ID:8WvdK+zl0
1
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/24(月) 20:58:15.19 ID:0AwdeUvJO
2
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/24(月) 20:59:27.05 ID:dJ6LRZQk0
すいません、安価下で
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/24(月) 21:05:28.10 ID:dxJlIJVG0
やっぱ主人公つええのがいいんやなぁ
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/24(月) 21:13:06.57 ID:w9HieCr80
1
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/24(月) 21:24:01.42 ID:dJ6LRZQk0
小鈴「そうだ! あれがありました!」

青年「どうした、小鈴」

小鈴「幻想郷縁起! この幻想郷に住む妖怪が分かる本です! 他にも色々と載ってますが、きっと貴方の役に立ちますよ!」

慧音「幻想郷縁起か…なるほど…」

青年「知っているのか、慧音」

慧音「勿論だ。今まで気付かなかったのは恥ずかしいが…」

青年「本当か!? それで、その本はどこに…」

小鈴「えっと…実は…」

青年「? どうした?」

小鈴「確かにその本はここで製本しているんですけど…私は持ってないんですよ…」

青年「! …そう、か…」

慧音「私はその著者と面識がある。私が言えば、きっとその人物の元に行けると思うぞ」

青年「そ、そうなのか…!」

青年はどうする?

1.もう夜なので今日は終わりにして明日慧音に案内してもらう。

2.今すぐに自分の事を知りたい。

3.その他
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/24(月) 21:24:36.87 ID:8WvdK+zl0
1
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/24(月) 21:25:02.05 ID:JZC0IJlwo
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/24(月) 21:29:11.20 ID:dJ6LRZQk0
1.夜だから行くのは明日にしよう!

青年はどうやって夜を過ごす?

1.慧音に頼んでもう一晩泊めてもらう。

2.流石に迷惑だと思って野宿。

3.その他

直下
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/24(月) 21:29:39.15 ID:iwW6VJS20
1
194 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/24(月) 21:34:43.48 ID:dJ6LRZQk0
1.慧音にもう一晩泊めてもらう。

青年「あ、あぁー…慧音、すごく言いづらいんだが…」

慧音「どうした?」

青年「今日も泊めてもらえると…ありがたい…」

慧音「ふふっ、なんだ…そんな事か。ああ、勿論構わない」

青年「ありがとう…」

青年(慧音には何かお礼しなくてはな…)

小鈴「それじゃあ気を付けて帰ってくださいねー!」

青年「小鈴もありがとう。それじゃあな」

慧音「失礼した。またな」

青年は慧音にもう一晩泊めてもらうことにした!


コンマ一桁

ゾロ目または0〜2で…

直下
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/24(月) 21:35:02.70 ID:6ayE+fsuo
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/24(月) 21:37:13.65 ID:8WvdK+zl0
何が起きるんだ
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/24(月) 21:49:23.06 ID:dJ6LRZQk0
コンマ 0

慧音「すっかり夜も遅くなってしまったな…」

青年「この借りはいつか返すよ。返しきれるか分からないが」

慧音「はは、お前は随分と義理堅いやつなんだな。気長に待ってるよ」

青年「そうしてくれ。それにしても…」

歩きながら青年は空を見上げる。
多少は雲はあるが、それ以上に今日は星が見えて辺りがぼんやりと照らされた良い夜景だ。


雲が流れ、その合間から白く輝く満月が見えた。


慧音「…ちょっと先に帰っててくれ…」

青年「…慧音?」

青年の言葉を聞く前に慧音は去っていく。

青年「何か用事でも思い出したか…?」

慧音が去り、青年は1人、慧音の家へと向かっていった。



ふと、誰かの声が脳内に響き渡った。

『満月ってね…不思議な力があるんだ。妖怪の力が大きくなって…普段なんてことのない妖怪も、怖くなるんだよ』


青年「…」


コンマ二桁
??

直下
198 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/24(月) 21:50:06.14 ID:0KvDKiDDO
199 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/24(月) 21:54:24.43 ID:8WvdK+zl0
低いな
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/24(月) 22:02:28.66 ID:dJ6LRZQk0
?? 14



なんだ


なんなんだ


視界が赤くなる。

白く輝いていた満月が、赤く見える。

「う、ぐう……!」


キィィィィン、と頭が割れそうなほどの耳鳴りがする。


「あ、があ……!!!」


そこで俺の頭の中で、何かがプツンと切れた。



〜その頃

慧音(ハクタク化)「はぁ…こんな姿を見せたらあいつにどう言われるか…」

慧音「いや、でもあいつの事だからきっと気にしないと思うが…いざ変わるとな…」

慧音が青年と離れ、妖怪の姿で歩いていたその時…



ガアアアアアアアア!!!!!!



慧音「っ!」ゾクリ


突然、化物じみた声が幻想郷の夜に響いた。


慧音(…なんだ、今の声は…)
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/24(月) 22:09:33.49 ID:w9HieCr80
鬼化した?
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/24(月) 22:11:47.48 ID:dJ6LRZQk0
妹紅「…今の…は」

妹紅(満月の夜…妖怪の中でも劇的に変身するのは慧音くらいかと思っていたが…今の声、間違いない…)

妹紅「他にもヤバい奴が暴れだしたのか…!?」


・・・・・


慧音「こっちか!」

慧音は咆哮が聞こえたところまで走っていった!

そこには…

慧音「…え…?」



青年(?)「…ガ、アア…」



さっきまで一緒にいたとは思えないほど変わり果てた、青年がいた。


慧音「お前、は…?」

青年(?)「ッ!」ブンッ!

慧音「あっ…!」


青年(?)の奇襲


慧音

偶数 回避成功

奇数 回避失敗
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/24(月) 22:12:13.88 ID:dJ6LRZQk0
直下で
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/24(月) 22:14:12.88 ID:w9HieCr80
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/24(月) 22:20:39.44 ID:dJ6LRZQk0
※さっきやった??のコンマは青年の『理性』です。
高ければ高いほど抑えられ、低いほどに青年は理性を失います。

88 回避成功(ゾロ目ボーナス)


慧音「っ!」

突然の奇襲を受けた慧音だったが、満月によりハクタク化した事によって身体能力が格段に上がっていた。

青年の攻撃を回避し、更に地面に抑え込んだ!

青年(?)「ウ、ガアアア!!!」


慧音「うっ…な、なんて力だ…」


このままだと抑えきれない。

慧音の行動

1.説得(理性をほぼ失っているので確率低め)

2.強引に青年を止める(戦闘)

3.その他
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/24(月) 22:23:20.75 ID:dJ6LRZQk0
直下
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/24(月) 22:28:13.92 ID:3mVlTUWD0
2
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/24(月) 22:45:26.59 ID:dJ6LRZQk0
2.青年を止める

今日はここまでにして、明日からは慧音と青年の戦闘から始めます。


では現在分かっている青年のステータスを書いておきます。

青年(名前は不明)

種族 半人半妖(鬼と人間の混血)

能力 『自由に生き死に出来る程度の能力』

強さ 普段:22
   鬼状態:22+??




青年の詳しい情報はまた後で。

戦闘のシステムについても明日説明します。
基本安価やコンマで決まりますので、また来てくれると嬉しいです。
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/24(月) 23:05:10.17 ID:8WvdK+zl0
乙です、もっとイチャイチャしたい
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/24(月) 23:06:58.60 ID:E+O8hxi90
乙です
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/25(火) 19:54:27.73 ID:cBKkwv/x0
ワクワク
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/25(火) 20:12:04.32 ID:BybCEz6S0
>>209 自由行動で好きなキャラを選んでください(まだ出ていなければ、そのキャラが居る場所まで移動先を決めることは可能です)

それでは、戦闘の仕方を説明します。
行動視点は味方です(今回の場合は慧音視点)。

基本、直下コンマの一桁で決めます。


1 ファンブル

2〜4 劣勢

5〜6 接戦

7〜9 優勢

0・ゾロ目 クリティカル


※接戦

直下コンマをもう一度やります。


※劣勢を引いた場合

次の戦闘コンマ判定で-1になります。最大-2で、3回連続で劣勢になるとその戦闘は負けとなります。
{劣勢の状態(ペナルティで判定-1や-2)になっても、直下コンマが1や2でも0やマイナスにはなりません。1が最低です}


※優勢を引いた場合

次の戦闘コンマ判定で+1になります。最大+2で、3回連続で優勢、または判定が9を超えるとその戦闘は勝ちとなります。
{引いたコンマが9+(優勢により+1や+2となっている場合)は最大の10となり、クリティカルとなります}


※クリティカル

優勢劣勢、関係なく一撃勝利となります。


※ファンブル

劣勢を2回引いた時と同じ状況となり次の戦闘コンマ判定で-2されます。ここで劣勢を引くと負けとなります。


※スペルカードの使用。

次の戦闘コンマ判定で+2されます(回数制限あり)。


分かりづらいと思いますが、一度やってみて分からなかったら言ってください。
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/25(火) 20:14:07.84 ID:cBKkwv/x0
ほい
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/25(火) 20:19:34.27 ID:BybCEz6S0
2.強引に青年を止める。


慧音(仕方がない…こいつの為でもある、ここは私が力づくでも止めなければ!)

いつまでも押さえ込んでいると危険だと察した慧音は一度距離を取った。
青年は何事も無かったかのように立ち上がり、振り返る。

青年「…」

紅く、鋭く、妖怪のようにギラリと光る眼。その眼は確実に慧音を捉えていた。

慧音「さあ、来い!」


1 ファンブル

2〜4 劣勢

5〜6 接戦

7〜9 優勢

0・ゾロ目 クリティカル

【鬼状態】 -3

【力の暴走】 -1


【知能低下】 +1

【ハクタク化】 +1

判定直後
215 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/25(火) 20:20:09.23 ID:gFgCoV2Z0
216 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/25(火) 20:32:02.98 ID:BybCEz6S0
判定 3(-2) 

結果 1 ファンブル


青年「ガァッ!」

赤い残光を残し、青年が目にも止まらぬ素早さで慧音に襲いかかる。

慧音「うっ…!」

ハクタク化している慧音は目で追う事がやっとであり、気が付いた時には既に首を片手で掴まれ、持ち上げられていた。
青年は慧音の首を締めつけていく。

慧音(まさ、か…ここまで凶暴になるとは…一体何が…)

青年の手を掴み、なんとか振りほどこうとするも、異常な怪力の前では無意味となっていた。

慧音「あ、が…!」


1.力を振り絞って青年に攻撃する(コンマ判定あり)

2.スペルカードを使用する(残り3回)

3.逃れる事だけに専念する(コンマ判定あり)

↓2
217 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/25(火) 20:38:14.12 ID:iTULnX/w0
安価下
218 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/25(火) 20:39:28.74 ID:CfGNpg++0
2
219 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/25(火) 20:48:04.29 ID:BybCEz6S0
2.スペルカード使用(残り2回)

慧音「ふっ、くぅ…!」

首を締めつけられながら、慧音はカードを出した。

青年「グゥ…」


旧史「旧秘境史 -オールドヒストリー-」


青年「ッ!?」

突然、慧音の持っていたカードが光りだし青い小弾と赤い小弾が素早く撃ち出された。

青年は咄嗟に慧音を離し、弾を避ける。

コンマ判定

偶数 被弾

奇数 回避

判定直後
220 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/25(火) 20:57:05.00 ID:iTULnX/w0
221 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/25(火) 21:03:59.12 ID:BybCEz6S0
偶数 被弾


青年「グァッ!」

慧音「げほっ、げほっ…はぁ…はぁ…」

慧音(やった…やはり今のあいつは理性を失っていて、知性もない! 本能的に動いているだけだ!)

青年「ウグァ…!」

青年は弾幕を避けたが、全ては避けきれずに被弾した!


コンマ二桁

1 ファンブル

2〜4 劣勢

5〜6 接戦

7〜9 優勢

0・ゾロ目 クリティカル

【鬼状態】 -3

【力の暴走】 -1


【被弾効果】 +1

【知能低下】 +1

【ハクタク化】 +1

【旧史「旧秘境史 -オールドヒストリー-」】 +2

判定直後
222 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/25(火) 21:12:45.35 ID:OTGKdv4/0
つっよいなぁ
223 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/25(火) 21:24:19.39 ID:BybCEz6S0
※コンマ二桁じゃなくて一桁でした。すいません。

判定 5(+1)

結果 6 接戦


慧音「くらえ!」

スペルカードにより被弾した青年をすかさず追撃、弾幕を張る。
一瞬怯んだものの、青年は僅かな隙を狙って確実に慧音との距離を詰めていった。

慧音(こいつ、一度被弾した割には素早い…それにもう動きを読んできている!?)

青年「グアァァ!!」

スペルカードの制限時間が解けた。

咆哮しながら慧音の張った弾幕をくぐり抜けてくる青年。
暴走した鬼がここまで恐ろしいとは。慧音はその身で強くそれを実感した。

コンマ一桁

1 ファンブル

2〜4 劣勢

5〜6 接戦

7〜9 優勢

0・ゾロ目 クリティカル

【鬼状態】 -3

【力の暴走】 -1


【知能低下】 +1

【ハクタク化】 +1

判定直後
224 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/25(火) 21:27:58.32 ID:iTULnX/w0
225 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/25(火) 21:40:14.64 ID:BybCEz6S0
判定 2(-2)

結果 1 ファンブル


慧音「なっ、全部避けられ…!」

一度被弾してから、青年はまた被弾することなく弾幕を全て避けた。
そして慧音に近づき拳を振るう。

青年「グアッ!」

その拳を慧音は両手で受け止めようとするが、鬼の怪力で思い切り殴り抜けた。

慧音「がはっ!」

いとも簡単に吹き飛ばされた慧音は、後ろにあった木にぶつかりようやく止まった。

慧音「う、ぐ…あ…」

慧音(これが鬼か…変身した私と、これほどまでに差があるとは…)


青年「…ガアアアア!!!!」



幻想郷の夜に、再び咆哮が響き渡る。



慧音(このままじゃ…私は…)


慧音の行動

1.なんとか立ち上がる(戦闘再開)

2.スペルカード使用(残り2回)

3.その他

直下


※コンマ二桁

その安価が86以上で…

226 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/25(火) 21:40:55.78 ID:0C84Rigko
227 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/25(火) 21:41:26.20 ID:VZMlWUqDO
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/25(火) 21:42:07.27 ID:v18A3Qaro
2
229 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/25(火) 21:49:45.93 ID:iTULnX/w0
妹紅か霊夢が助けに来ないかな
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/25(火) 21:50:38.50 ID:BybCEz6S0
78 失敗

1 戦闘再開


慧音(いいや、私が弱音でどうする! 私は…こいつを助けなければ!)

青年「ガァ…!」

慧音「ぐっ…」

なんとかして立ち上がるも、先ほどの拳が効いて慧音はガクガクと足を震わせていた。

その間にも、青年はこちらへ近付いてくる。

慧音(なに、ただの一発だけだ。まだ戦える!)


コンマ一桁

1 ファンブル

2〜4 劣勢

5〜6 接戦

7〜9 優勢

0・ゾロ目 クリティカル

【鬼状態】 -3

【力の暴走】 -1

【ファンブル】 -2


【知能低下】 +1

【ハクタク化】 +1

判定直後
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/25(火) 21:51:30.52 ID:0C84Rigko
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/25(火) 21:55:37.90 ID:iTULnX/w0
やばいやばい
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/25(火) 21:55:51.22 ID:cBKkwv/x0
これは勝てないかもしれんね
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/25(火) 22:01:13.76 ID:BybCEz6S0
判定 2(-4)

結果 1
※ファンブル&劣勢となったので慧音の敗北


慧音「はぁ…はぁ…!」

慧音「…うおおおお!!!」

力を振り絞り、青年にも負けない雄叫びを上げながら弾幕を放つ。


ここで止めなければ。私が止めなければ。

なのに…



力が、入らない……


青年「グオオオオアアアアア!!!」


慧音(…すまない。私では…助けられなかった…)


青年の蹴りが慧音の腹に命中し、再び吹き飛ばされる。

慧音の意識はそこで途絶えた。



騒ぎを聞きつけた者

1.霊夢

2.妹紅

3.両方

4.その他(キャラ指名)
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/25(火) 22:02:13.83 ID:BybCEz6S0
すいません、直下で
236 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/25(火) 22:02:56.02 ID:iTULnX/w0
3
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/25(火) 22:04:59.71 ID:h79uDkJno
あっ

二代目は上手くやるでしょう…
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/25(火) 22:05:27.79 ID:BybCEz6S0
3.霊夢と妹紅


妹紅「ここだ! って、あれは…!?」

騒ぎがあった場所に来た妹紅は唖然とした。


青年「ガアアア…!!」


変わり果てた、昔の友人を見て。


妹紅「! 慧音ッ!?
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/25(火) 22:16:47.87 ID:BybCEz6S0
※ミスして途中で送っちゃいました。

3.霊夢と妹紅


妹紅「ここだ! って、あれは…!?」


騒ぎがあった場所に来た妹紅は唖然とした。


青年「ガアアア…!!」


変わり果てた、昔の友人を見て。


妹紅「! 慧音ッ!? 」

その友人から少し離れた場所、木が何本も折れている所に慧音が倒れているのを見つけた。
妹紅は急いで慧音に駆け寄り、呼吸を確認する。

…まだ生きている。しかし、かなり酷い状態だ。

妹紅(どうやら、話は見えてきたが…)


ハクタク化した慧音を倒し、なお暴走する青年。
まだまだ余力はあると見た妹紅は、強く歯を食いしばる。

妹紅「お前…どこからそんな力が…鬼のくせに、弱かったお前が…慧音を…」



霊夢「! 見つけたわ!」

妹紅「っ…霊夢か!?」

慧音を抱えながら声のした方を向くと、霊夢が空から降りてきた。

霊夢「あ? あんた何でこんな所に…ってそいつ…まさか!」

妹紅「…ああ、予想している通りだよ…」

地に降りて妹紅と慧音に駆け寄った霊夢だったが、妹紅が静かに答えると青年の方を向きなおした。

霊夢「全く、やっぱりあの時退治しておけば良かったかしら…?」

妹紅「…私も手伝う。変身した慧音がここまでやられたんだ。味方が増える事に文句あるか?」

霊夢「…せいぜい足を引っ張らないようにしなさい」

妹紅「お前こそな…」


ここから霊夢・妹紅視点の戦闘となります。
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/25(火) 22:18:10.23 ID:OTGKdv4/0
妹紅・・・旨くやってくれよ・・・慧音に生きて謝らんと
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/25(火) 22:19:11.39 ID:iTULnX/w0
ツキを壊すんだ!ドラゴンボールみたいに!月の住人のことは気にするな
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/25(火) 22:21:16.06 ID:BybCEz6S0
青年「ヴゥゥ…!」

妹紅(…こいつと戦うことになるなんて、昔も今も夢にも思わなかったな…)

霊夢「分かっているだろうけど、余計な事を考えるとこっちが危険よ。あいつを倒すことだけに専念しなさい」

妹紅「ああ…慧音は優しいやつだからな。きっとそれが仇となってやられたんだろう…私は容赦しないさ!」


コンマ一桁

1 ファンブル

2〜4 劣勢

5〜6 接戦

7〜9 優勢

0・ゾロ目 クリティカル

【鬼状態】 -3

【力の暴走】 -1


【知能低下】 +1

【共闘】 +1

【博麗の巫女】 +2

判定直後
243 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/25(火) 22:22:13.25 ID:0C84Rigko
244 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/25(火) 22:23:00.58 ID:iTULnX/w0
この二人で互角とかやばい
245 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/25(火) 22:34:06.64 ID:BybCEz6S0
判定 5(0)

結果 5 接戦


霊夢「はっ!」

こちらを見据える青年に対し、霊夢が先制で数枚の御札を放つ。

青年「!」

妹紅「っらぁ!」

その御札に気付いた青年はそれを避けつつ、後ろから近付いてくる妹紅の蹴りを躱した。

妹紅「チッ! 気づかれてたか…だが!」

急接近した妹紅は手から炎を出し、その距離で青年に放った。

青年「ガァ!」

しかし、その手は片手で簡単に弾かれてしまい、あらぬ方向へと飛んでいってしまう。

妹紅(このまま近づいてるとやばい…!)

青年「グォォ!!」

妹紅に目掛けて拳を振り下ろすも、咄嗟に妹紅はその場を離れて距離を取り、間一髪で避けた。

その振り下ろされた拳は地面に当たり、大きな音と共にヒビを入れる。

妹紅(慧音はあんなのをくらったのかよ…くそっ、早く終わらせねぇと慧音もヤバいかもしれねぇ!)


コンマ一桁

1 ファンブル

2〜4 劣勢

5〜6 接戦

7〜9 優勢

0・ゾロ目 クリティカル

【鬼状態】 -3

【力の暴走】 -1


【知能低下】 +1

【共闘】 +1

【博麗の巫女】 +2

判定直後
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/25(火) 22:35:05.41 ID:VZMlWUqDO
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/25(火) 22:35:05.70 ID:dejDMKim0
a
248 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/25(火) 22:35:36.50 ID:OTGKdv4/0
妹紅自体が弱めに設定されとるのか手加減なのか分からない
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/25(火) 22:36:02.73 ID:iTULnX/w0
鬼って強いんだな
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/25(火) 22:36:04.45 ID:GnRMkbyIO
暴走してるからって初期値雑魚だったのに何でこんなに強いんだよwwwwww
それとも幻想組が弱いのか?
251 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/25(火) 22:45:34.20 ID:BybCEz6S0
判定 1(0)

結果 1 ファンブル


青年「…」ギロリ

夜に照らされた青年の紅い眼が妹紅を捉える。

霊夢「! まずい、来るわ…避けなさい!」

妹紅(そんなの分かって…)

青年「ヴォオオオオオオオ!!!!!」


かつてないほどの咆哮。

その声に妹紅は怯み、反射的に耳を塞いで立ち尽くしてしまった。


妹紅「ううっ…!」

その瞬間を青年は見逃さず、妹紅が気付いた時には青年に蹴られていた。

妹紅「がぁぁ!」

霊夢「くっ! 妹紅!」


2人の行動

霊夢

1.青年に攻撃を仕掛ける。

2.スペルカード使用(残り3回)

3.妹紅を助けに行く



妹紅

1.立ち上がって青年にまた攻撃を仕掛ける。

2.スペルカード使用(残り3回)

↓2

※霊夢か妹紅、どちらかの安価で86以上だと…?

※また、スペルカードは2人合わせて3回。
2人一緒に使えば次の戦闘コンマ判定に加算されますが、使用回数も2つとなります。
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/25(火) 22:46:19.71 ID:dejDMKim0
253 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/25(火) 22:46:50.75 ID:0C84Rigko
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/25(火) 22:47:22.76 ID:dejDMKim0
2
255 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/25(火) 22:47:34.09 ID:iTULnX/w0
戦闘中に理性取り戻さないかな
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/25(火) 22:50:01.32 ID:OTGKdv4/0
EXと巫女相手にここまでって鬼ってすごいな
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/25(火) 22:53:02.99 ID:BybCEz6S0
霊夢(75) 失敗
2.スペルカード使用

妹紅(76) 失敗
2.スペルカード使用


今日はここらへんで。
明日から霊夢&妹紅対青年の続きをします。


味方側にあまりコンマ振るわないですね…。

※因みに言うと、さっきから86以上で…? というのは青年の理性を取り戻せるかどうかです。
前に振ったコンマで、理性が14だったので、100から引いた86以上が成功の範囲でした。
258 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/25(火) 23:21:03.72 ID:iTULnX/w0
乙です
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/25(火) 23:22:33.87 ID:OTGKdv4/0
乙。味方側が弱めに評価されてる気がしなくもないかも・・・そう言う風ならそういうもんなんだろうけど。三回降って86以上が出ないのは確率的には仕方ないけどお
260 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/26(水) 19:21:08.07 ID:nkQmV+2q0
2人スペルカード使用(残り1回)

妹紅「か、はっ…だ、大丈夫だ…まだ戦える…!」

青年の蹴りをまともに受けて遠くへ吹き飛んだものの、妹紅はゆっくりと立ち上がった。

妹紅(久しぶりに不老不死で嬉しいと思ったよ…いや、それでも痛いものは痛いが…)

霊夢「そう…なら出し惜しみなしで行くわよ!」

妹紅「ああ!」


霊夢「霊符『夢想封印』」

妹紅「不死『火の鳥-鳳翼天翔-』」


霊夢からは色とりどりの大きい光弾が放たれ、青年へと目掛けて飛んでいく。
更に妹紅からも火の鳥を模した赤い炎弾が放たれていき、青年をまっすぐに狙った。

2人同時のスペルカード使用によって2人が放った弾幕は青年をあっという間に囲み、確実に追い詰めていった。


コンマ一桁

1 ファンブル

2〜4 劣勢

5〜6 接戦

7〜9 優勢

0・ゾロ目 クリティカル

【鬼状態】 -3

【力の暴走】 -1


【知能低下】 +1

【共闘】 +1

【同時スペルカード】 +1

【博麗の巫女】 +2

【霊符「夢想封印」】 +2

【不死「火の鳥-鳳翼天翔-」】 +2

判定直後
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/26(水) 19:23:51.28 ID:uyPcgNsDO
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/26(水) 19:48:43.00 ID:nkQmV+2q0
※ファンブル(-2)入れ忘れてました。結果は変わりませんでしたが。

判定 8(+3)

結果 10 クリティカル 妹紅・霊夢の勝利


青年「グォォォ……!」

最初の方は2人のスペルカードを避けていた青年だが、弾幕は青年の行き場を徐々になくしていく。

霊夢「さあ、これで終わりよ!」ビュンッ!

弾幕と弾幕との間から霊夢が放った封魔針は青年の右肩をグサリと突き刺した。

青年「ガアアアァァァ!!!」


ドガアアアア!!!


その瞬間、霊夢と妹紅のスペルカードが青年に直撃し、化け物のような咆哮は消え去った。
妹紅はそれを確認すると、すぐに青年へと駆け寄っていく。

妹紅「くっ…砂煙で何も見えねぇ…」

手探りで地面を触っていると、手に液体が付着したような生暖かい感触を感じた。

妹紅「! おい、返事をしろ! おい!」

青年「…」

霊夢「元に戻って気絶しているだけよ。血を流しているみたいだけど、別に心配はいらないわ」

妹紅「…そうか…」

霊夢「それより、もっと心配しなければならないのがあっちで倒れているんじゃないの?」

妹紅「ッ! 慧音ぇー!」

霊夢「あっ、もう…」

妹紅が慧音の方へ行くと、倒れている青年と2人きりになった霊夢は青年を見下ろした。

霊夢「…あんたの処分はあとで考えておくわ。こんな夜中に、人騒がせな奴ね…本当に」
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/26(水) 19:49:54.95 ID:z9mt7Zv30
退治されないだけマシか
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/26(水) 19:53:12.12 ID:nkQmV+2q0
翌日

〜博麗神社〜

青年「…」

青年は昨夜のことを…


コンマ一桁

1〜3 全く覚えていなかった

4〜6 一部だけ覚えている

7〜9 全て覚えていた

0・ゾロ目 ??

直下
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/26(水) 19:54:11.99 ID:uyPcgNsDO
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/26(水) 19:55:00.62 ID:z9mt7Zv30
よっしゃゾロだ
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/26(水) 20:11:43.62 ID:kv2vmCodo
なんてところででるゾロ!
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/26(水) 20:12:52.90 ID:nkQmV+2q0
※なん…だと…!?

ゾロ目 ??


青年『…』

俺は何かを馬乗りにして拳を振り上げていた。

拳を振り上げたまま、ふと、横を見てみると…そこには色々な異形の者たちがいた。

形、大きさ、色、腕の本数から眼の数…その容姿は本当に様々であった。


ただ、そんな者たちだったが…1つだけ共通したあるものがあった。



皆、額や頭に『角』が生えている。



その者たちは揃いも揃って、ただ黙って…冷ややかな眼で俺を凝視していた。

声が出ない。
何も発することが出来ないまま、俺は拳を振り上げた状態のままその者たちを睨んでいる事しか出来なかった。


『…貴様ハ、誰ノ味方…ダ???』

…1人の異形の者が突然口を開いた。
俺に、言っているようだ。

『角ガ無イ。ヒトダ。ヒトノ味方ダ!』 『口ヲ開ケバ偽リ言! 嘘ノ塊ノ、ヒトダ!!!』

…だんだんと騒がしくなってくる。

耳鳴りがするほどに、鬱陶しい。

ヒト? 誰ノ味方? 何を、何が言いたい。



『オ前ハ来ルナ。ヒトノ血ガ混ジッタ、無角ノ半鬼メ』
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/26(水) 20:27:10.71 ID:nkQmV+2q0
青年「っ!!」バッ

青年「…はぁ…はぁ…」

青年(今の、は…夢か? そ、それとも…)

血の気が引いていたのが分かる。
青年は荒い呼吸をしつつ、立ち上がろうとしたが…


バチィッ!

青年「うがぁっ!?」

突如全身に電流が走るような感覚に襲われ、その瞬間に床に倒れこむ。
起き上がろうとしても動けない。

よく見ると、両腕と両足は縛られており、身体に御札が数枚貼ってあることに気付いた。

青年「こ、これ…は!?」

霊夢「あら、もう起きたの? あれだけ好き勝手に暴れたのだから、もっと気絶しててもいいのに」

青年「…お前…」

なんとか顔だけ動かし、声のした方を向くとそこには霊夢が立っているのが見えた。

霊夢「こんな体験初めてかしら? 解いてあげないわよ、今度はいつ『出てきても』おかしくないんだから」

青年(出てきても? 一体、何を言って…)

そこで青年は辺りを見回した。

今いるこの場所は…

青年(成程、この霊夢という少女が神社に住んでいた者だったというのか…)

霊夢「…あんた、今まで何があったか覚えてる?」

青年は静かに首を振る。
それを見た霊夢はわざとらしく大きくため息を吐いた。

霊夢「何も知らないってわけね。自分で自分の恩人を傷つけたくせに」

青年は恩人と聞いてすぐに慧音が頭の中をよぎった。

青年「慧音のことか!? き、傷つけたってどういう事だ!?」

霊夢「ええ、順序よくちゃんと教えてあげるわよ。そしてうんざりするほど後悔しなさい」

それから静かに喋り始める霊夢の言葉に、青年は更に血の気が引いていくのを感じた。
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/26(水) 20:28:16.58 ID:z9mt7Zv30
ハルクみたいだな
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/26(水) 20:42:14.57 ID:nkQmV+2q0
霊夢「と、まあ最後は私と妹紅であんたをぶっ飛ばして、今に至るわけよ」

青年「…慧音、は?」

霊夢はその問いに答えることなく、チラリと横を見た。
それに釣られた青年も横を見ると、そこには暗い顔をした妹紅が座っていた。

青年「妹紅!」

妹紅「…慧音は今、私が知っている中でも一番腕の効く医者のところにいるよ。命に別状はないみたいだ」

青年「…そうか」

霊夢「あんたはそいつに十分に感謝しなさい。私はあんたをぶっ飛ばした時、そのまま封印しようとしたんだけど…そいつがどうしてもって言って聞かないから私はこうしてあんたを拘束する事だけで済ましているのよ。とんだ迷惑だけれど」

青年「妹紅…」

妹紅「大丈夫さ。それより、お前が元に戻ってくれて本当に良かった」

青年「…本当に、なんといったらいいか…」

妹紅は淡々と口を開き、青年を見て軽く微笑んだ。
しかし、それが逆に青年にとっては辛く、厳しいことだった。

青年(ちくしょう…なんて取り返しのつかないことを…慧音、妹紅…お前らは俺を助けてくれたのに、この俺は…俺は…)

青年「くそっ…!」


青年の行動

1.拘束を解いてくれと霊夢に頼む

2.慧音に会いたいと妹紅に言う

3.頭が冷静になるまでじっとしている

4.その他
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