日刊横山奈緒

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216 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/08/23(水) 20:21:41.90 ID:6Vajc8fN0
【かき氷を目指して】

奈緒「……あづいなぁ……」

桃子「暑いね……」

奈緒「なぁ桃子〜」

桃子「なに、奈緒さん?」

奈緒「かき氷食べに行かへん?」

〜〜

奈緒「全く行くまでが暑いんのすっかり忘れとった……」

〜〜

奈緒「桃子ー!私の味のも食べてみいひん?」

桃子「ん、なら貰おうかな」

奈緒「ほい!あーん♪」

桃子「…あーんっ」

桃子「んーー!」きーーん
217 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/23(水) 23:50:23.97 ID:Clvl45wy0
二夜連続サヨナラとか
218 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/08/24(木) 22:02:51.13 ID:RVpXkoD50
【……やでっ!】

奈緒「……なんや、60年ぶりのことらしいなぁ……」

P「」

P「」

奈緒「……」

奈緒「あーもうっ!これじゃ埒があかへんわ!

奈緒「はいはいっ!はよ帰るでプロデューサーさん!!」

奈緒「いつまでそんなにヘコたれてんねん……」

P「だってマジックが……」

奈緒「もう終わったんやし、また明日から頑張るしかないやん」

奈緒「明日からふぁいとやでっ!!」
219 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/24(木) 22:52:19.13 ID:w8+Ea1SOO
3夜連続サヨナラは誰も予想してなかったし・・・・・・
220 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/08/25(金) 22:34:33.58 ID:PYGZ9vcr0
【蚊取り線香】

ぶーん

奈緒「うーん……」

ぶーんぶーん

奈緒「……」

ぶーんぶーんぶーん

奈緒「ああっ!もう集中できひん!」

奈緒「蚊取り線香どこやったかなぁ」
221 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/08/25(金) 22:35:14.19 ID:PYGZ9vcr0
【消えとる?!】

もくもくもく

奈緒「よし、これでええかな?」

奈緒「ほなぼちぼち再開せーへんと」

〜〜

奈緒「かきかかかき」

ぶーん

奈緒「かきかきかき」

ぶーんぶーん

奈緒「ああもうっ!なんでなん?!」

奈緒「蚊取り線香つけ……って消えとるやん?!」

奈緒「なんでやねん!」
222 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/08/26(土) 23:31:24.47 ID:Si86pK3Y0
【カーナビ】

(700m先を左折だよ)

奈緒「ん?あれプロデューサーさんカーナビ変えたん?それにこの声ってどっかで……」

P「カーナビを変えたんじゃなくてスマホのカーナビアプリを使ってみてるんだよ」

P「あとこの声はニュージェネレーションの渋谷凛さんだな」

奈緒「やっぱりかー!って今度のは本田さんやっけ?」

P「そうそう、それに島村卯月さんも喋るらしい」

奈緒「なるほどな〜」

奈緒「ん…ならー!、次の交差点を右折やで〜!」

奈緒「次は私がナビしたげるな♪」

P「奈緒にナビしてもらったら迷いそうじゃん」

奈緒「んなっ?!せーへんて〜!」
223 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/08/27(日) 23:55:42.51 ID:EMMh4KX5O
【気力不足】

奈緒「だるるーん」

奈緒「なんか知らへんけどやる気が……やる気が全く起きひん……」

奈緒「むむむーむーむー」

〜〜

P「まゆちょっといいか」

まゆ「はい、なんでしょうかPさん?」

P「これを奈緒に与えてきてくれないか?」

まゆ「ふふっ。りょうかいです♪やっぱり奈緒ちゃんはお腹が空いてたんですかね?」

P「多分、な」

まゆ「なら行ってきますねぇ」

〜〜

まゆ「もしもし奈緒ちゃん、ちょっといいですか?」

奈緒「ん?まゆか〜。どしたんー?」

まゆ「はいっ、あ〜んっ♪」

奈緒「あむっ」

奈緒「!!!!!」

まゆ「奈緒ちゃん元気は出ましたか?」

奈緒「おおっ!なんか元気もやる気も出てきた気ぃするわ!ちょっとやってみるでー!」
224 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/08/28(月) 21:57:34.01 ID:+3D9h/WN0
【ウシミツタイム】

奈緒「……んーっ!!ふぁあはぁ……」

奈緒「もうこんな時間……外も暗いし大分長く寝てしもうみたいやなぁ。部屋ん中も電気つけてへんから暗いし」

奈緒「それにいつもと違って誰もおらんくてなんか気味わるいなぁ……」

奈緒「まぁなにもあらへんねんけ」

「ばあっっ!!!」

奈緒「うわああああああっ!なんやっ!なんやねんっ!」

「なおなお脅かし大作戦成功〜♪」ぱちっ

奈緒「って未央〜〜!!!!許さへんで!!めっちゃびっくりしたんやねんからあ…!!」
225 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/08/29(火) 23:39:59.70 ID:CBaM3pAmO
【最後の仕上げ】

奈緒(かきかきかきかきかき)

奈緒「これをこうしてっと……。せやんな〜〜、ほんでこれがこうなるっと……」

P「奈緒それって夏休みの課題?どれくらい残ってるんだ……」

奈緒「せやで。もうほとんど終わらせてあるんやけど、最後に残っとった一つを今片してるところやねんな」

奈緒「ん、と。よしよし出来とる出来とる」

P「そうなの?ならよかった」

P「了解了解。邪魔して悪いな。終わりそうになったら教えてくれ、みんなに準備させるから」

奈緒「??よくわからへんねんけどわかったで〜」
226 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/08/30(水) 23:22:10.49 ID:g+4GThP4O
【さいごの】

奈緒「これで……最後……」かきかきかき

奈緒「おしっ!おーわりっ!」

奈緒「プロデューサーさーん?今終わったで〜っ!」

P「よし、なら奈緒も準備してくれ。みんなもう準備できてるぞ」

奈緒「ん?なにするん?プロデューサーさん」

P「いまから夏の仕上げに夏祭り行くぞ」

桃子「奈緒さんまだー?」ひょこ

ありす「まだですか?奈緒さん」
227 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/08/31(木) 23:54:46.54 ID:Z9lwhG5LO
【なにたべる】

奈緒「おまたせやで〜!」

ありす「おそいです」

奈緒「ごめんてありす」

ありす「まぁ別にいいですけど……」

まゆ「ふふっ。ありすちゃんはとっても待ち遠しいんですよね♪準備もできたことだし、出かけましょうかPさん?」

P「おう。戸締りは大丈夫か?」

琴葉「はい、大丈夫です」

未央「はやくいこっ!!」

未央「ところでみんなは何を最初に食べる?」

未央「私はう〜〜〜んとねぇ……」
228 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/09/01(金) 21:21:31.97 ID:FKXP00xpO
【火ってすごい】

奈緒「あー!プロデューサーさんサボってるー!」

P「……サボりじゃなくて休憩だから…………」

奈緒「いやまぁべつにかまへんねんけど。ほんで何しとるん?ってまぁゲームか」

P「そそ。知り合いに薦められて始めたばっかなんだけどなー」ぴこぴこ

P「にしても最近のゲームって凄いよな。例えばさー」

P「画面見たらわかるけどいまって視界が暗いじゃん?」

奈緒「ん?あーせやなぁ。うんうん?」

P「その中で、これで火を灯すと……ほいっとな」

奈緒「お、すごいっ!火がついてあたりが明るくなったわ!」

P「それに、ほいっ」ぶおん

P「火も投げられる」

奈緒「ほー!すごいやん!なーなー今の私にもやらせてやーっ!」
229 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/09/02(土) 23:52:10.03 ID:bgzTL76F0
【急激な天気の変化】

奈緒「へっくちっ」

奈緒「んー……さぶい……。昨日までは暑かったのになぁ……。半袖の服やと肌寒いとかやなくて普通に寒いわ……」

奈緒「へくちっ……さむい……」

P「奈緒、寒いなら上着でもかそうか?」

奈緒「あー……せやったら借りてもええ?」

P「もちろん。ほれ」

奈緒「ありがとなぁプロデューサーさん〜〜。あ〜……あったかいわぁ……」

奈緒「は〜〜……はぁ〜〜」

P「さすがにこの時期じゃまだ白くならないんじゃないか?」
230 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/09/03(日) 23:47:28.99 ID:GXIR3QZdO
【おおさわぎ】

奈緒「プロデューサーさーーーん!助けてやーーーー!!」

P「どうかしたのかっ!!」

P「……??……何かあった……?」

奈緒「なーなーこれ見てや〜」

P「奈緒の自転車……だよな?パンクしてるみたいだけど。……これが?」

奈緒「うん。パンクしてもうたんよ〜〜。それで困ってしもうてな……」

P「は?そんなことだったの……。突然言ってきたからなんか大事かと思って損したわ……」

奈緒「驚かせてすまんて〜〜。許してや?」
231 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/09/04(月) 01:05:46.78 ID:HCrEmYx8O
【パンクの修理法1】

P「それでこれ直すの手伝えばいいの?」

奈緒「うんっ。ほんまに手伝ってくれるのっ?嬉しいな〜♪」

奈緒「ありがとうやでプロデューサーさんっ」

〜〜

P「まずタイヤから空気を抜くんだよ。ここにピンがあるじゃん?虫ピンっていうんだけど弁があって中から空気が抜けないような構造になってるからこれを引っこ抜きます」

奈緒「うん」

P「それで次に空気が抜けたら、この金属の部分とゴムの部分があるじゃん?金属の部分をリムって言うんだけど、リムとタイヤを分離するんだ」

P「そんな時に便利なのがこれだ。タイヤレバーって言うんだけどこれをリムに沿わせながら差し込むと……ほら。こんな感じにな」

奈緒「わっ!ほんまや!!私もやってみてもええ?」

P「手元には気をつけろよ〜〜」
232 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/09/04(月) 01:07:20.02 ID:HCrEmYx8O
【パンクの修理法2】

奈緒「ほーい。……ぞぞぞっと。おーーーー!!ほんまに外れた!!」

P「そうそう、そんな感じ。それで外れたらそのタイヤから中に入ってるチューブを取り出すんだ」

奈緒「ん?これか。ほーん。自転車のタイヤって二重になってるんやな〜〜知らんかったわ」

P「そうそう、パンクの時は大抵いはチューブの方に問題があるからチューブの方を直すんだよ」

奈緒「へー、勉強になるなぁ」

P「それでチューブを取り出せたら水の入った容器を用意して、チューブを取り出した状態で空気を入れて、それを容器の中につける、と」

奈緒「??なんで水につけるん?」

奈緒「あっ!もしかしてそれで空気がどこで漏れとるかを確かめるんやろか?」

233 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/09/04(月) 01:09:04.19 ID:HCrEmYx8O
【パンクの修理法3】

P「そう正解だ。ほら見ててな。ここじゃなくて……んーと」ぶくぶくぶくぶく

P「ほらここから気泡が漏れてるじゃん?つまりここに穴が開いてるってことなんだよ」

P「それでどこに問題があるのか分かったから、これからその穴をふさいでいくんだ」

奈緒「その根元の部分やね」

P「そそ、今からここを糊で固めていく。けど糊を塗る前には塗る場所をヤスリでやすっておくんだよ」

奈緒「やするん?なんでなん?」

P「タイヤのゴムの分子構造が直線状の長い構造をしてるからそれを分断して、ノリの分子と絡みあいやすくするためだとかなんだとか……すごく簡単に言えば……すごいちっちゃい者同士のくっつきをよくするためなのかな……?」

奈緒「なるほどな〜〜。単に表面積を増やすものなんかな〜?って思ったんやけどそれはどうなんやろ?」

P「あー、たしかにそれもあると思うよ。けど間違ってたらごめんな」

奈緒「ううんっ。かまへんで!」
234 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/09/04(月) 01:10:52.92 ID:HCrEmYx8O
【パンクの修理法4】

〜〜

奈緒「よしっ、くっつけたノリも乾いたみたいやしあとは戻すだけやろか?」

P「んーと、そう、だな〜〜。戻すのはやってみるか?」

奈緒「おもしろそうやしやってみるわ!ちゃーんと見守っててな〜〜♪」

〜〜

奈緒「なーなーここってどうやればうまくいくやろか?」

P「こんな感じかな?」

奈緒「うーーん…………おっ!できた!!」
235 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/09/04(月) 01:11:51.28 ID:HCrEmYx8O
【パンクの修理法5】

〜〜

奈緒「出来たーー!!これで大丈夫やんな?」

P「見せてみ?よっと。うん大丈夫みたいだぞ」

奈緒「えへへ〜ありがとな〜〜プロデューサーさんっ♪」

P「どういたしまして、もし機会があったら今度は奈緒がみんなに教えてあげてくれよな」

奈緒「わかったで〜!そん時は私が先生にならへんとな〜。奈緒先生やでっ♪」
236 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/09/05(火) 23:06:57.40 ID:3ZCIxnd6O
【政府?】

P「これ次の仕事の注意事項だから。あとで説明はするけどとりあえず先に読んでおいてくれ」

奈緒「ほーい」

〜〜

奈緒「…………」ふむふむ

奈緒「ん?政府を自分で考える……?ここって……なんやろ?」

〜〜

P「ちゃんと読んだか?最初から説明しててくけど、読んだ時点で分からなかったとことかあったか?」

P「あったらそこは意識して話すからさ」

奈緒「はいはーい!なー、ここってどゆことなん?」

P「ん?政府……?……あぁセリフだ!!すまん打ち間違えてたみたいだ。そこのセリフを考えてみてくれってことだよ」

奈緒「なるほどなー。私に政策とか考えて欲しいのかと思ったやんなー!」

奈緒「例えばプロデューサーさんは毎日私に構わなきゃあかんみたいな〜♪」
237 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/09/06(水) 22:14:13.56 ID:YeRcLHOMO
【日刊ハーブティー・レモンバーム1】

奈緒「なんやこの草」

奈緒「ちゃんとお皿に入れてるってことはなんかに使うものなんやろうけど、う〜ん……どっかで見たことがある気がするんやけど……どこやったかなぁ」

奈緒「んー……表面はなんか小さくて白い毛が生えとってざらざらしてるなぁ……。匂いは……と」

奈緒「ん?これは……レモン……の匂い?ならこれは……レモンの葉っぱいうことか?」

〜〜

奈緒「なープロデューサーさん〜〜、あれなに?机の上に置いてるやつ〜〜」

P「あれか、奈緒も知ってるはずだぞ。玄関の前の脇の鉢に植えてあったやつだ。レモンバームって言ってな」

奈緒「やっぱりレモンやったんやな〜。レモンってこんなに感じの葉っぱが生えてるんか、知らんかったわ」

P「ん?これはレモンとは関係ないぞ」

奈緒「え、ほんまに?」
238 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/09/07(木) 00:49:46.79 ID:vnZE/zcLO
【日刊ハーブティー・レモンバーム2】

奈緒「やったらなんなん?」

P「ハーブの一種」

奈緒「なるほどなぁ、まぁプロデューサーさんやからそんなことやと思ったわ……」

奈緒「ほんでこのハーブにはどんな効果があるん?」

P「抗うつ作用と抗ウイルス作用、そういうのがあって胃の調子を整えてくれたりストレスや緊張を抑えてリラックスさせてくれるよ」

P「まぁあと女の子にはいろいろといいらしい」

奈緒「へ〜そうなんか、前のやつとも前違うしハーブってほんまにいろいろあるんやな。奥が深いわぁ……」

奈緒「ほんでこれはどうしたええの?」

P「いつも通りハーブティーにしてもいいし、簡単に葉っぱが取れるからいくらか数をまとめてそれをお風呂にいれてレモンバーム風呂にするのもいいかな」

P「これはハーブティーにするからちょっと待っててな」
239 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/09/07(木) 00:50:15.38 ID:vnZE/zcLO
【日刊ハーブティー・レモンバーム3】

P「まずお茶を入れるときと同じようにティーポットを温める」

奈緒「うん」

P「それ大さじ一杯の量の葉っぱを取って熱湯を注いで蒸らす、これだけ」

奈緒「これだけ?簡単なんやな〜」

P「香りが強いから少しでも香りが出るからいれやすいんだよね」

〜〜

P「ほら召し上がれ」

奈緒「いっただっきまーす!!」

奈緒「ふーふー……ふぅ……んん……はぁ……」

奈緒「おーーーなるほどなぁ……、レモンなのに酸っぱくなくて甘いんか……ごくっ……あーおいしいわぁ。これやとほんまにリラックスできそうやなー!」

(※生の葉を使う場合の分量)
240 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/09/07(木) 00:50:46.21 ID:vnZE/zcLO
【日刊ハーブティー・レモンバーム4】

ハーブ:レモンバーム
お湯の温度:熱湯(100度ちかく)
蒸らす時間:5分程度
量:ドライハーブの場合1g/300mL 生の葉の場合3-4g/300mL
(ティー用ポットの平均的な量は300-400mL)
241 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/09/08(金) 19:08:04.92 ID:qiglQQA1O
【太陽フレア】

奈緒「なーーー!!!プロデューサーさんーーー!!!太陽が爆発したって!!!!」

P「太陽は常に爆発してるけどなーー」

奈緒「そうことやなくて〜〜!!」

P「すまんすまん。わかってるって」

P「太陽フレアの影響がってやつだろ?」

奈緒「そうそう、それってなんなん?」

P「そうだなー。まず電離層って奈緒は知ってるか?」

奈緒「名前だけなら!」

P「よしよし。電離層っていうのは日ごろから太陽から放出されるエックス線とか紫外線の影響を受けてな、大気の高層でその中に存在する物質が電離してる場所のことを言うんだよ」

奈緒「うん」

P「その電離層は普通、短い波長の電波を反射するんだよ。そうやって地上からの電波を反射させて遠いところ同士で通信をするんだよ」

奈緒「うんうん」

P「けど今回みたいに太陽フレアっていう太陽のイレギュラーな爆発が起きて、太陽から飛んでくるエックス線や紫外線が増えるといつもの電離層のバランスが崩れてしまうんだ」

奈緒「ふむふむ?」

P「そうすると日ごろは電波を反射してしまう電離層が短波を吸収してしまうようになるんだ。詳しくいうと電離層の中の特定の層の電子の密度が変わってしまうかららしい」

奈緒「……ふむ」

P「だから太陽フレアが起きると、電離層が短波を吸収してしまうために通信とかができなくてしまうんだ。その現象のことをデリンジャー現象って言うんだよ。そんで今はそれが起きてるってこと」

奈緒「なるほどなぁ……」

P「……理解できた?」

奈緒「う〜ん、半分くらいやないかな!」
242 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/09/09(土) 16:38:20.92 ID:iMlNoMIBO
【人手不足】

P「おーい誰か──」

P「すまんけど桃子、そこの書類ちょっとこっちに持ってきてくれるか?」

桃子「しょうがないなぁ。はいどうぞお兄ちゃん」

P(さんきゅー)

P「大変お待たせしました。先の件ですが〜〜〜〜〜〜〜〜」電話中

〜〜

ぴんぽーん

P(ぶんぶんぶん)

奈緒「ん?私?」

P(こくこく)

奈緒「りょうかーいっ」

P「えぇぜひ検討させていただきたいと思います!」電話中

〜〜

P「はい、これからもよろしくお願いします。それでは失礼します」

がちゃり

奈緒「それにしても大変そうやなぁプロデューサーさん」

桃子「桃子たちのプロデューサーなんだから、お兄ちゃんにはもっと働いてもらわないと困るけどね」

P「頑張るけどさー、そろそろ事務員さんみたいなのが欲しいよなー」
243 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/09/09(土) 16:39:24.09 ID:iMlNoMIBO
小鳥さん誕生日おめでとうございます
事務員さん欲しいけど、追加する気は今の所なかったりします
244 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/09(土) 22:22:59.65 ID:1uE6FRfA0
昨日今日と鳥谷デーになったな
245 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/09/10(日) 21:58:18.04 ID:ZYc1rNltO
【鬼の居ぬ間に】

ぷるるるるるる

P「あーー、電話だ。俺は出てくるから先にみんなは頼んでおいてくれ」

奈緒「ほーい」

〜〜

奈緒「なぁ琴葉デザートは何にしよか?」

琴葉「私は……うん、このストロベリーアイスにしようかな」

奈緒「あーーストロベリーもええなぁ。桃子は?」

桃子「桃子はこのぶどうのシャーベットっていうの」

奈緒「あ〜シャーベットもええなぁ……琴葉のイチゴのも美味しそうやし桃子のぶどうのも美味しそうや。うーん……」

桃子「奈緒さんは今なにとなにで迷ってるの?決められてないってことは奈緒さんきっと迷ってるんでしょ?」

奈緒「んーせやでー、さっきまでは抹茶とバニラで悩んでたんやけど、途中から琴葉と桃子のも気になってしもうた」

桃子「それなら私たちの分をシェアすればいいんじゃない?それに奈緒さんの今悩んでるのはお兄ちゃんの分って言ってどっちも頼んだら?」

奈緒「あっ、それ名案やな!たしかにプロデューサーさんの分も頼んであげなあかんよな〜」

奈緒「ほななら店員さん呼ぼうか」

琴葉「いいのかしら……」
246 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/09/11(月) 23:57:51.56 ID:CI3G/UxjO
【サイダーにみたいに弾ける】

奈緒「次の電車は、あと5分くらいか。たしかにそこに自販機あったから何か飲み物買いに行かへん?」

未央「いいね!私も喉が渇いたな〜〜って思ってたから行こ行こ!」

奈緒「おけーおけー!ほなはよ行こ〜」

〜〜

奈緒「なー未央ってなに飲みたい?おごたっるで!」

未央「なおなおほんと?!じゃあコーラがいい!」

奈緒「はいよー」

ごたん

奈緒「ほいどーぞ!」

未央「ありがと〜!」

奈緒「かまへんで!どうしようかな……ほんなら私は……サイダーにしようかな〜♪」

奈緒「ほいっ」がたり

奈緒「は〜冷たい……んっ……あっ!!」

しゅわわわわぁあああああああ

奈緒「あああああああああああああああ」
247 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/09/12(火) 18:16:08.36 ID:LlD1LFRYO
【おみみ】

琴葉「ねぇ奈緒」

奈緒「どうかしたか琴葉〜?」

琴葉「その頭のね……耳なんだけど……」

奈緒「ん?これ?この猫の耳か。なんか変なとこでもある?」

琴葉「うん。その耳なんだけどね……うん」

奈緒「??……似合ってないとかか……?」

琴葉「そうじゃなくてね……。うぅ……えいっ!」

奈緒「琴葉?!」

琴葉「ちょっと我慢しててね奈緒。」さわさわさわさわさわ

琴葉「……あっ……これいいかも……」さわさわさわさわさわ

奈緒「琴葉?!?!」
248 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/09/12(火) 18:16:42.46 ID:LlD1LFRYO
チェシャ猫すき……(遺言
249 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/09/13(水) 23:07:49.60 ID:9Lm6/b5v0
【ふりふりふわふわ】

奈緒「んー?たしかこれ……」

奈緒「まゆの前のライブの衣装、よな?なんでこれがここにあるんやろ?」

奈緒「んーけどまゆってこんなに……」

〜〜

奈緒「なープロデューサーさん〜。まゆの衣装が向こうの部屋におきっぱだったんだけど……あれええの?」

P「あーあれのことか。けどあれはまゆの衣装じゃないぞ」

奈緒「いやそんなことないやろ。あのピンクで赤のリボンの突いててフリルのスカートの衣装はまゆのやって」

P「あれは衣装作ってくれてるとこがまゆのお前のサイズを間違えて作ってしまったからってことで貰ったものなんだよ」

P「というわけでまゆの衣装と同じデザインなんだけどまゆの衣装ではないんだよ」

奈緒「ほーん。……って私のサイズ?!」

P「うん。お前のサイズだよ。着てみるか?」

奈緒「え?これを?私が?」

〜〜

奈緒「どうやろ……?似合ってるやろか♪」

奈緒「ふふふんふふ〜んふ〜ん♪」くるんくるるん

P「おーい!みんなちょっと来てくれー!!」

奈緒「うわあああ!!ちょっと待ってぇや!!」
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/14(木) 03:13:09.33 ID:v+ZEY6XUo
かわいい、ほんとかわいい
251 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/09/14(木) 23:56:35.39 ID:DaeoIftVO
【広島】

試合終了

P「さて……」

P「よし、明後日に西日本での仕事を取るぞ!!」

奈緒「は?突然何言っとん?!」


奈緒「明後日ってみんなオフの日やったやろ!」

P「心が本拠地球場を求めてるんだ……」

P「今からならまだスケジュール調整的にも間に合う……今なら……」

奈緒「それプロデューサーさんが行きたいだけやろ!!」

奈緒「ちょっと待てや!!!!!!!!!!!!!」
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/15(金) 01:41:30.52 ID:AhWIlIxA0
明日・あさっては台風が来るぞ。

奈緒的には3連戦がまさかの1敗2引き分け、しかも2つの引き分けは共に追いつかれた物だったから負けに等しい物になったな。
253 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/09/15(金) 23:39:13.40 ID:5e0nnKKfO
【カッシーニ】

奈緒「へ〜20年も飛び続けたんか。ほんまにお疲れ様やんなぁ」

P「カッシーニだろ?すごいよなぁ……宇宙を20年も飛び続けてたんだもんなー」

奈緒「なーほんまにすごいわ。けどなんで今までちゃんと働いてたのに今回土星やっけ?に突入させてしまうん?」

P「んー。たしか電池の寿命が近づいてきてて、土星の惑星に落ちちゃうと地球の微生物を持ち込んでしまうかもしれないから水素の大気がある土星に落として燃やしてしまおうってことらしいよ」

奈緒「ん?なんで電池の寿命なんて起きるんや、太陽の光で電気を作ってるんとちゃうん?」

P「カッシーニみたいに太陽系のかなり外側に行くってなると、太陽光だけだと十分な電力を得られないから、原子力を使った電池を使ってるんだよ」

奈緒「え?そうなん?」

P「画像調べるからちょっと待っててな〜。そうそうこんなの。温度差で発電する……熱電対っていう仕組みなんだけど」

奈緒「これか……へー!こんなの積んでるんやな〜、思ってたより小さくてなんか意外やな……」
254 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/09/16(土) 21:26:22.32 ID:sub5cmjgO
【相合傘】

P「あっちゃー……今日は天気が持つか怪しかったけどやっぱり降られたか」

P「今朝の天気だと夜までもつと思ったんだけどなぁ……」

P「あー……この調子だとやみそうにないし……。仕方ない、走るか」

P「はぁ……」

奈緒「おーいプロデューサーさん〜〜〜!!」

P「ん?」

奈緒「こっちこっち〜〜!!」

P「おっ奈緒、迎えに来てくれたのか?」

奈緒「せやで〜!傘持ってきたげたから一緒に帰ろっプロデューサーさん〜」

奈緒「ほい!プロデューサーさん中入ってな〜♪」

P「助かったよ……。って俺の傘を渡してくれよ」

奈緒「だーめ♪私の傘の中入ればええやん!相合傘で〜らっきー♪ってな〜!」
255 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/09/17(日) 23:56:24.83 ID:HgkhBOUMO
【避難なんちゃら】

奈緒「こっちには台風来なさそうやねんけど、大阪は大丈夫なんやろか?」

〜〜

ニュース視聴中

奈緒「〇〇で避難勧告で××で避難指示か……」

奈緒「なープロデューサーさーん。避難勧告と避難指示ってどっちのがレベル高いん?」

P「指示のほうだな。実際に人的被害が出たり、勧告の時より人的被害の可能性が高まった時に出るのが指示だ」

P「ちなみに勧告の下の準備情報は、避難とかするのが難しい人の早めの非難を促すためのものだよ」

奈緒「なるほどな〜。上から避難指示、避難勧告、避難準備情報か!覚えたで!」
256 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/09/18(月) 19:53:05.77 ID:fNgDwtNh0
【ごちそう?】

P「おおおおおおおおおおおおおおおおっっっ!!!!!!!!!!」

P「わっほーーーーーーーーい!!!!!!」

P「おーいみんなー!このあとご飯食べに行くぞ!!」

未央「やった!それってプロデューサーのおごりっ?」

P「もちろんだ、優勝祝いだからぱーっと行くぞぱーっと!」

〜〜

未央「なら私はこれ!」

P「おう、みんなも好きなものを好きなものを頼んでくれ。なんでもいいからな」

奈緒「プロデューサーさん太っ腹やな〜♪なら私はこれにしよ〜っと」

奈緒「ん?琴葉そんなにメニュー見つめてどないしたん?」

琴葉「うーん……。ねぇ奈緒」

奈緒「んー?」

琴葉「しじみ汁はあるのかしら?」

奈緒「最初から?!別にええんやけど……。書いてあるとしたら後ろの方やないかな?」
257 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/09/19(火) 22:48:37.92 ID:NNSixMX5O
【スヌーズ】

奈緒「すぅ……すう……」

じりりりりりりり

奈緒「…………んうぅ……ん〜……」がちゃ

奈緒「……んん〜……すぅ……す……ぅ……」

じりりりりりり

奈緒「ん〜〜…………すぅ……」がちゃん

じりりりりりり

〜〜

じりりりりりり

奈緒「んん〜〜……んぅ……んっ……!!んーーーーもう朝かぁ……」

奈緒「…………ん?確かちょっと前に目覚まし止めた気がする……な……」

奈緒「いま何時やっ!!!!!!!!」
258 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/19(火) 23:10:52.78 ID:L45Il/hcO
あるあるすぎて草
259 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/09/20(水) 21:44:44.79 ID:a8wufsb6O
【HLJ】

奈緒「なーなー!見て見てプロデューサーさん〜〜♪」

P「スマホ?なになに……ってあれか、ミリシタか」

奈緒「うん!ほんでここやって〜!ここここ!」

P「んーー?おっ、奈緒のコミュが登場したのか。やったじゃん」

奈緒「な〜!せやねんからプロデューサーさんもはよ私のとこ見てや〜♪」

P「あー……インストールしてそのままなんだよな〜」

P「見るまでには少し時間がかかりそうだなぁ……」

奈緒「えー!なんでやねん!!はよ見てや〜!!!」
260 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/20(水) 22:32:50.68 ID:30JanZlio
メインコミュにSRと、奈緒Pにとって素晴らしい日でしたね
261 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/09/21(木) 23:54:15.87 ID:5r6ibaDdO
【デパート】

奈緒「な〜!プロデューサーさんこれどうやろか!」

奈緒「な〜プロデューサーさんこっちは〜!!」

奈緒「あっ!なぁプロデューサーさん、あっちのもええ感じやない?!」

奈緒「プロデューサーさ〜んっ!!」

〜〜

P「……疲れた…………」

桃子「お疲れお兄ちゃん。はいこれ」

P「ありがとう桃子。桃子はもう買い物終わったのか?」ぷしゅっ

桃子「何言ってるのお兄ちゃん?桃子の買い物はこれからだよ。それ飲み終わったら行くからね!」

P「あああああああああああああ」
262 : ◆5Zs67o7uls [sage]:2017/09/22(金) 23:17:18.06 ID:I1TrAaAhO
【握手】

P「琴葉〜〜用意できてる?」

琴葉「は、はい……!大丈夫です……!」

P「ん?緊張してるのか?」

P「なぁ……ちょっと手を貸してくれないか?」

琴葉「?……はい。ってきゃっ!」

琴葉「手を握って……?なんか恥ずかしいですね……」

P「日ごろ、奈緒が緊張した時にはこうしてくれって言うんだよ。いくらか助けになれたらいいんだけどさ」

琴葉「ふふっ、なにか安心できたような……それに、なんだか元気をもらえたような気がします」

P「ならよかった。よし、頑張って来いよ!」

琴葉「はい♪もし終わったらいつもの奈緒ちゃんみたいにあたま……撫でて貰えますか……?」
263 : ◆5Zs67o7uls [sage]:2017/09/22(金) 23:18:50.79 ID:I1TrAaAhO
今イベの琴葉さん、いいですよ(宣伝)
264 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/09/23(土) 23:53:29.66 ID:ik2PciJC0
【アイドル衣装?】

奈緒「ふーん、ふふ〜ん」

奈緒「ふーん。あー……ほー…………。あ、あー……。うん、飽きたわ」

奈緒「あ〜〜暇やねんな〜〜。誰も事務所におらんから他にやることあらへんし……」

奈緒「んー……そういえば部屋が大分散らかってるし……。そうやな!いっちょやったるで!」

ちゃかっ(バンダナ装着

ちゃかっ(マスク装着

デーーーーーーーーーーーン(割烹着着用
265 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/09/24(日) 23:50:12.88 ID:zmCxhz/M0
【英語課題】

奈緒「な〜プロデューサーさん〜。宿題見てくれへん?」

P「宿題は手伝わないぞ」

奈緒「いやもう宿題は終わらせてんねん。英語の作文なんやけどな、書いたから確認して欲しいな〜って」

P「あぁ、もう終わらせてるには終わらせてるのか。ならいいよ見せてみ」

奈緒「やった!これ、こんな感じなんやけどな」

P「ここ冠詞がぬけてる」

奈緒「ほんまや、よよっと」かきかき

P「これ人称がおかしい」

奈緒「むむ……sっと……」

P「頭が大文字になってないぞ」

奈緒「むむむ……よしっ」

P「なんというか……」

奈緒「?なにかあったん?」

P「詰めが甘いな」

奈緒「あーー……てへっ」
266 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/09/25(月) 23:17:19.45 ID:AaP9cPljO
【秋の香り】

奈緒「ふふふふんふんふふふふんふん〜♪」

奈緒「ん〜?んっ………くんくん……?ん〜…………んっ♪」

がちゃ

奈緒「おはようさーん!」

〜〜

P「今から買い物行くけど、誰かなにか欲しいものあるか?」

奈緒「それなら私も付いてこかな!」

〜〜

P「なぁ近所のスーパーでいいか?って」

奈緒「プロデューサーさんこっちこっちー!」

P「おい、いきなり引っ張るなって」

奈緒「えへへ〜ごめんてプロデューサーさん〜。な!ちょっとこっちの方にな〜!」

〜〜

奈緒「ここやここ!今日来るときにな〜」

P「この香り……金木犀か。なんか匂いに包まれるような感じだな〜」

奈緒「な〜!なんかいい気分になるやろ♪」

P「たしかに。うーん、なんていうかもう秋なんだぁって」
267 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/09/26(火) 23:53:06.23 ID:Y0l6suuC0
【日付間違い】

前日

奈緒「よしっ!明日の準備はこれでええな〜っ!っと」


奈緒「んっとチケット。チケットちゃんはどこかしら〜♪」

奈緒「あったあった。うん、〇月〇日で……ん?〇日?明日であってる……よな?」

(スマホかくにんかくにん)

奈緒「……は?これ明後日……?」

奈緒「もしかしてチケットの日付間違えとる……?」
268 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/09/27(水) 23:26:03.32 ID:vm/RJKXm0
奈緒「たしかここのデパートの中を通ると、っと」

奈緒「あ、そうそうこの道や。ここ通ると地下鉄の駅に行けるんやったよな」

〜〜

奈緒「うーん、ここで一個階あがるんやったけな」

〜〜

奈緒「ん?あれ?なんでここ3階……?」

〜〜

奈緒「んあ?これ駅のあるビルとちゃう…やん!どこで間違えたんやろか……とりあえず元の道戻ってみよか」

〜〜

奈緒「あれ?ここ通ったけ?」

〜〜

奈緒「ここどこやねん……」
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/28(木) 00:46:31.55 ID:KwCLTKgA0
渋谷かな?
銀座線の乗り場が移って余計に複雑になったよ
270 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/09/28(木) 23:36:52.39 ID:3gEtZVWxO
【日刊ハーブティー・ラズベリーリーフ1】

ひゅ〜〜〜ぴゅ〜〜

P「昨日今日でなんか急に寒くなったな……」ぶるるっ

P「ほっと落ち着けるものが欲しくなるな。なんか事務所にあったっかな」

P「まぁなにか見てってよさそうなものがあったら買ってくか」

〜〜

P「ふむ……ミント緑茶か……。面白そうだけど奈緒があんまりミント系は得意じゃなかったなそいや……これは無し、と」

P「んーアップルとかオレンジピールとかはありだな」

P「よし、ならこの辺りを買ってこうかな。あとついでにラズベリーリーフも久しく買ってなかったし、買ってくか」
271 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/09/29(金) 00:16:29.21 ID:Eb0sUZ/oO
【日刊ハーブティー・ラズベリーリーフ2】

P「ただいま〜」がさがさ、ごそ

奈緒「お帰りなさーい!ってプロデューサーさんか〜〜」

P「なんだよなんだって」

奈緒「ごめんて〜♪おかえりなさいっ!ビニール袋?なんか買うてきたん?」

P「ほい」

奈緒「おおっと!……?ってお茶っぱやんか。よし、ならお茶の準備してくるな〜!」
272 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/09/29(金) 00:18:12.34 ID:Eb0sUZ/oO
【日刊ハーブティー・ラズベリーリーフ3】

奈緒「カップとポット出しておいたんやけどこれで大丈夫?」

P「おっけー。なら奈緒はこの中でどれが飲みたいか?」

奈緒「ん〜……こんなかか……んーんー……」

奈緒「…………んーーっ!!やっぱり選ばれへんから真ん中のやつでたのむわ」

P「ほいほい、真ん中は……っと。ならラズベリーリーフをいれることにするかな。淹れてくるからお茶菓子にクッキーかなにか出しといてくれないか?」

奈緒「はーい!」
273 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/09/29(金) 00:22:16.99 ID:Eb0sUZ/oO
【日刊ハーブティー・ラズベリーリーフ4】

P「琴葉とか桃子の分は後で淹れるとして……とりあえず二人分か」

P「スプーン2杯くらいとって、それにカップ二杯くらいの沸騰したての熱湯をポットにいれて」

P「あとは1,2分蒸らす。よし、このままむこう持ってって向こうでやるかな」

〜〜

奈緒「いただきまーす!」

奈緒「ふーふー……んくっ……ごくり」

奈緒「ん?あれ?ラズベリー言うんに全然酸っぱくないんやな〜、なんか意外かも」

奈緒「んー後味がすっきりしててすごく飲みやすくてええなぁ。それにほんのりとした甘みがゆっくり広まってきてええ感じや」

274 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/09/29(金) 00:26:42.07 ID:Eb0sUZ/oO
【日刊ハーブティー・ラズベリーリーフ5】

奈緒「なープロデューサーさん〜、このラズベリーリーフも前回のレモンバウムみたいにレモンやない!みたいな感じなん?」

P「んやこれはたしかにラズベリーだよ。ラズベリーの一種のヨーロッパキイチゴっていう植物の葉っぱを使ったものなんだよ」

P「酸っぱくないのは果実を使ってるわけではなくてリーフだからだな」

奈緒「ほーん、なるほどな〜。せやったら今日買ってきたほかのはどうなん?」

P「───」
275 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/09/29(金) 00:27:39.83 ID:Eb0sUZ/oO
【日刊ハーブティー・ラズベリーリーフ6】

ハーブ:ラズベリーリーフ
お湯の温度:熱湯(100度近く)
量:2g(スプーン1さじ)/200mL
276 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/09/30(土) 22:58:26.85 ID:Ub8aVGZTO
【お昼寝】

奈緒「とりあえずこれは明日までにやらなあかんなぁ……とりあえずこれ終わらせてそれから……ってふぁぁあ……」

奈緒「あかん眠いわ……コーヒーでも淹れるか」

〜〜

奈緒「あー……これがこうなって……」

奈緒「ふぁあああ……あー……なんかまったく進まへんわ……ちょっと休もうかな……」

奈緒「……ふぅ……はふぁ……ん……すーすーすー……」

〜〜

奈緒「すー……すー……すぅ……くちゃん……んくっ……!!」

奈緒「……んー!!大分寝たなぁいま何時や?」

奈緒「くしゅんっ……あーーー……寒い……」ぶるるっ
277 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/09/30(土) 22:59:05.22 ID:Ub8aVGZTO
風邪をひきました……
皆様も季節の移り変わりにはお気をつけくださいませ
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/01(日) 02:29:17.66 ID:xb94OyGA0
急に涼しくなった上に朝と昼の温度差が激しいからね。
お大事に。
279 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/10/01(日) 22:32:15.03 ID:djY93dnkO
【乗り換え間違え】

〜〜駅

奈緒「ん、と。この駅で乗り換えか」

奈緒「乗り換える電車はこれか、そんでこれ乗って3駅やんな」

〜〜

(次の駅〜次の駅です〜)

〜〜

(次の次の駅、次は終点、次の次の駅です〜)

奈緒「……?あれたしか次の次駅って……。まだ2駅しか経ってへんよな?ん、あれ……????」

奈緒「乗り換えるんはわすれてへんし……」

奈緒「…………あぁっっ!もしかして……乗り換えるやつ間違えて……る?」
280 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/10/02(月) 23:27:11.69 ID:b7FYTWygO
【はーはー】

奈緒「んーっ!んんんんんっ!!!」

奈緒「すぅっ……ぁ……はぁああああーーー」

奈緒「はぁあああああああああーーーーーー」

奈緒「はあああああああああああ」

P「さすがにまだ白い息は出ないんじゃないか?」

奈緒「そーかなぁ……大分寒くなったし、雨降ってるし白くなりそうなんやけどな〜〜」

奈緒「はぁぁぁぁああああ〜〜〜」

奈緒「はぁああああああああ〜〜」
281 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/10/03(火) 21:20:52.61 ID:uATjZb0mO
【カニだよ!】

桃子「ただいま〜〜」

桃子「んしょ。邪魔だなぁ……なにこれ」

〜〜

桃子「みんな、ただいま」

P「あぁ桃子。おかえり」

奈緒「おっ、桃子お帰り〜〜!」

まゆ「あら桃子さんおかえりなさい」

桃子「うん、みんなただいま。ところでお兄ちゃん、玄関に段ボー置きっぱなしだけ、あれなんなの?」

P「あっ!やべえ桃子サンキューな。奈緒ちょっと手伝ってくれ」

奈緒「えぇ〜面倒やなぁ……んとしょっ、んんまぁええけど」

〜〜

P「この箱を冷蔵庫の前まで運んでくれるか?」

奈緒「ほーい。んって冷蔵庫?これ冷蔵なん?」

P「あぁ、俺の知り合いが送ってくれた北海道名産いろいろだ」

奈緒「北海道?」

P「あぁ、カニとかウニとかな」

奈緒「は?今なんて?カニ?!」

P「カニだよ」
282 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/10/03(火) 21:24:09.49 ID:uATjZb0mO
日刊北海道組が完結されたと聞いて
いつも楽しみに読ませていただいてました、お疲れさまです!
283 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/03(火) 21:41:46.50 ID:McxtXiN30
カニ食べたい
284 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/10/04(水) 22:39:16.41 ID:8IUjmNTXO
【中秋の名月1】

奈緒「なーなープロデューサーさんっ!!こっちこっちや〜!」

P「ちょっとちょっと引っ張るなって」

奈緒「ふふふ〜ん♪」

〜〜

がちゃん

奈緒「プロデューサーさん連れてきたで〜!」

まゆ「いらっしゃいませPさん♪」

ありす「待ってました。プロデューサーさん」

P「まゆにありすもいるのか。ん、どうしたんだアレ?」

未央「ささっこっちへこっちへ!!」

P「うぉっ?!びっくりした。未央もいたのか」

未央「えへへ〜驚いた?」

P「あぁ、ところでシートなんて引いてなにするつもりなんだ?」

未央「上だよ上!!」

P「……上?」

P「空か……?あー綺麗な月だな〜。ってあぁ……今日は十五夜か」
285 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/10/04(水) 22:40:50.94 ID:8IUjmNTXO
【中秋の名月2】

琴葉「みんなお待たせ〜」

桃子「って奈緒さんはつまみ食いしないで!!」

奈緒「んぐ……ごめんて〜♪」

未央「あっ!みんなお疲れ!」

未央「みんなでここでお月見しようと思ったんだ!」

P「ほーん、なるほどね。やるには何というか……場所が場所なような気もするけど……むしろ風情があるような気もするな」

未央「でしょ〜、なんかいいよねこういうのって」

P「あぁ、けどみんな最近夜は相当冷えるようになったし、身体は冷やさないようにしてくれよな」

「「はーい」」
286 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/10/04(水) 22:42:19.11 ID:8IUjmNTXO
【中秋の名月3】

琴葉「プロデューサー、プロデューサーもお団子いかがですか?」

P「おう、琴葉か。ありがとう、いただくよ」

琴葉「……どうですか?」

P「うん、おいしいよ。これは琴葉が作ったのか?」

琴葉「はいっ♪そうですよ。まゆちゃんと桃子ちゃんと一緒に作ったんです。おいしくできててよかったです」

琴葉「ところでプロデューサー、隣よろしいですか?」

P「ん?いいよ。ものどけるから……ほい」

琴葉「ふふ、失礼しますね」
287 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/10/04(水) 22:42:58.14 ID:8IUjmNTXO
【中秋の名月4】

琴葉「よいしょっと。はぁ……こうやって座って空を眺めるのってなんだか新鮮ですよね」

琴葉「こんな都会でも意識してみると思ってたより星が見えるんですね」

P「な。その上今日はいつもより空が気持ち澄んでるようなきもするし、なんかよかったな」

琴葉「なんだか時間がゆっくりしてるような気がするなあ。ねぇプロデューサー」

P「なんだ〜?」

琴葉「月が綺麗ですね。……ふふっ、な〜んて♪」
288 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/10/05(木) 23:49:08.63 ID:IXshKw6fO
【もしゃもしゃもしゃ】

琴葉「みんな、おはよう」

奈緒「おー琴葉、おはようさんっ!それに誕生日おめでとうな〜!!」かみのけもっしゃもっしゃ

琴葉「ありがとうね奈緒♪それにしても……今日は髪の毛結ってないのね、どうかしたの?すっごい跳ねたりしてるけど……」

奈緒「それがな〜、来るときは結んでたんやけど琴葉みたくストレートにして驚かしたろ〜!ってほどいたんよ」ぴょんぴょんもしゃ

奈緒「そしたらな〜……」

琴葉「あらそうだったのね……。そうね、ならちょっとこっちに来て?私が髪の毛といてあげるね」
289 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/10/05(木) 23:51:05.91 ID:IXshKw6fO
女田中さん誕生日おめでとうございます。
間に合わない……!!
なんというか可愛いですよね
290 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/10/06(金) 23:51:47.21 ID:Xs/N81HP0
【ベストチョコ】

P「奈緒待って……もうはいらないって……」

奈緒「え〜?まだまだいっぱいあるでっ♪」

P「えぇ……さすがに、きつい……」

奈緒「ん〜あと数箱かな?それだけやねんで?ふぁいとやっ!」

P「きっつ……てかなんでそんなにチョコ買い込んでたんだよ……」

奈緒「そりゃ昨日は琴葉の誕生日やったからなー、ケーキとか作るために買うたやつの残ったやつや!」

P「えぇ……」


291 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/10/07(土) 23:53:15.98 ID:gwyCzRDk0
【ヴァンパイア】

奈緒「そろーそろっと」

P「…………」ぱそこんかたかたかた

奈緒「そー……そー……」

奈緒「かたとんとんっ」

P「ん?」くるっ

奈緒「ぎゃおーー!」

P「うわぁぁっ」

〜〜

P「……奈緒」

奈緒「えへへ〜♪めっちゃ驚いたやろ〜!」

P「正座」

奈緒「なんて?!」

〜〜

奈緒「むーむー……むむむ」

P「それにしても吸血鬼でぎゃおはないだろ」
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/08(日) 00:58:59.73 ID:pFGJY8Xwo
奈緒のマイディアヴァンパイア最高に可愛い
293 : ◆5Zs67o7uls [sage]:2017/10/08(日) 23:26:32.75 ID:iZeBhbDzO
【仮装衣装】

P「というかそれどこにあったんだ?家からもってきたのか?」

奈緒「やー、事務所の裏にあったで?」

奈緒「あっ!ちょっと待っててな〜♪」

P「??」

〜〜

奈緒「じゃーーーーん!」

P「サンタ服?」

P「すごい季節外れだな……」
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/08(日) 23:38:21.54 ID:zolk19i30
ハロウィンの時のかな?
http://i.imgur.com/3bdjL6I.jpg
http://i.imgur.com/Zlk6U7u.jpg

サンタはどっちの時のだろ?
http://i.imgur.com/J5uBnGi.jpg
http://i.imgur.com/Cv6rUYV.jpg
295 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/10/09(月) 23:58:28.68 ID:l5+K6TUUO
【社内検札】

奈緒「なーなー、新幹線って電車ん中で切符の確認されるやん?」

P「ん?うん、そうだな」

奈緒「なー、だからもし新幹線の中で寝過ごしてしもうてもそれで起こしてもらえるから終点まで行くことはないんかなーって思ったんよ」

P「うん」

奈緒「もし新幹線乗ったときにな、寝過ごすことを心配せずに寝られるな〜って思ったんや」

P「……ちなみに検札は寝てたらスルーされるぞ」

奈緒「んなっ?!」
296 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/10/10(火) 22:40:44.48 ID:5EXaU9oD0
【保護フィルム】

奈緒「あっ、このケースなんかええなぁ」

奈緒「今のケースもだいぶボロボロやしそろそろ新しいのにかえよかな〜」

〜〜

奈緒「ついでに画面のシールも変えてと、んー……これ難しいんよなぁ……」

奈緒「前のを剥がしてっと」

奈緒「ふきふきふきー♪」

奈緒「角に合わせて……」

奈緒「あっ!なんか歪んでしもうた!」

奈緒「やり直しやり直しーっと」

奈緒「ん……こんなもんかな?」

奈緒「よしっ!ええ感じや。……あーなんか端に空気入ってるなぁ……」

奈緒「んー……まぁ見えへんしええかっ」
297 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/10/11(水) 21:03:12.85 ID:lCiJ9QHtO
【秋のお天気】

奈緒「……なぁプロデューサーさん〜〜……」

P「なんだ」

奈緒「めっちゃあつない?!」

奈緒「先週はめっちゃ寒かったからあったかい服出して今日着てきたんに……」

奈緒「ぷーろーでゅーさーさーん〜〜〜あ゛〜〜づ〜〜い゛〜〜…………」
298 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/10/12(木) 23:05:49.85 ID:CHC5LvdgO
【空気】

奈緒「おー!なんか今日は遠くの夜景までよーみえるなぁ」

P「そんな窓から顔出すなよ〜危ないんだから」

奈緒「もちろんわかってるって〜、なぁプロデューサーさんも見てやみてや〜」

P「いま運転中だぞ……。んー、あー……たしかに綺麗だな」

奈緒「な〜!」

奈緒「今日は雨が降ってこんなに空気が綺麗やから夜景も綺麗に見えるんかな?」

P「ん〜……どうなんだろ?たしかにそうかもしれないな」

P「雨が降って空気中のちりやほこりが雨粒とともに地面に落ちてるだろうから……多分そうだと思うよ」

奈緒「なるほどな〜。ほんならたまたま今日これ見れたってのはラッキー!ってことやんな〜♪」


299 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/10/13(金) 22:40:24.36 ID:aqv6TpWSO
【フリスビー】

未央「なおなおいっくよー!」

奈緒「うんっ!」

未央「ん〜〜っ!それっ!!!!」

奈緒「よっ、とっ……とっとと」ぱちん

未央「おーナイスキャッチー!」

奈緒「ふふん♪ほないくで〜!ん〜〜それっ!」

〜〜

ぴゅ〜〜

奈緒「ううっさむっ……。動いてないときは寒いなぁ……」

未央「いくよー!」

奈緒「へ?」

奈緒「……あ……っ……。……いだい…………」

未央「なおなおごめん!!大丈夫?」
300 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/10/14(土) 21:26:11.45 ID:jeWu6O9EO
【銀杏】

奈緒「なんか臭うなぁ……なんやろ?」

奈緒「おっとっと、なんか踏むところやった、あぶないあぶない。ん〜……あー、さっきから臭っとたんはこれか、銀杏か」

奈緒「茶碗蒸しとかに入ってるんは美味しいんやけどなー……この匂いはなー……」

奈緒「あっ!あっちに銀杏いっぱいあるやん!」

奈緒「んー、持って帰ってプロデューサーさんになんか作ってもらうんもありやな〜〜」

奈緒「……けど……臭いがなぁ……」
301 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/10/15(日) 23:44:17.75 ID:fRYly8NBO
【雨降り中継】

奈緒「にしてもほんまにすごい雨やなぁ」

奈緒「テレビ越しでもほんまに酷い雨やってわかるし、グランドもぐっちゃぐちゃやんか……」

P「あー結局5回過ぎても続いてるのか」

奈緒「うん。続いとるで。明日も試合あるんやろ?選手の人たちも大変やなぁ」

P「CS進出がお互いかかってるからな〜。お互いに頑張って欲しいけど……ほんとに大変そうだな」

奈緒「あっ……バッター球よけようとしてひっくり返ってしもうた」

奈緒「ほんまに泥試合って感じやな……」

P「……」

奈緒「んもうっ!なんやねん!!」
302 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/16(月) 00:01:31.97 ID:ndg7CnAgo
初戦で奈緒(の中の人)がカメラに抜かれてたな
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/16(月) 00:35:45.70 ID:0gsRFauA0
中の人、甲子園に行ってたのか…

そういや、その中の人、ファミマの店内放送で新作の宣伝が流れてたな。
304 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/10/16(月) 23:06:20.89 ID:GoGabFNhO
【in English?】

奈緒「わぁ。めっちゃもっくもっくしとってビルの上の方全く見えへんやん」

奈緒「もう完全に上の階は雲の中やんな〜、こういうときってビルの中から見るとどんな感じなんやろ」

奈緒「びるいんざすもーく〜♪」

奈緒「……あれ?雲って英語でスモークやったけ?」

奈緒「し、し……そんな感じやったような……」

奈緒「たしか雲は水蒸気やねんから……水蒸気……ヴェイパー……?」

奈緒「……んー……。どれも間違ってるような気がする……あーーなんやったけー……」

〜〜

P「クラウドだよ」

奈緒「あぁっ!!」
305 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/10/17(火) 22:27:41.84 ID:XLOlYh7IO
【洗濯物】

りりりりりりりり

奈緒「ん……ふぁあ……ねむい……そろそろ起きな……」

奈緒「んーーー!!……んんっと……」

からららら

奈緒「あー……今日も雨降っとるんか……」

奈緒「天気予報は……。昼からは止むんやな」

奈緒「にしても……いつお洗濯もの干せばええねんやろ……」
306 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/17(火) 22:58:10.52 ID:kmm5/8BA0
あさって以降ずっと雨だからね…
307 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/10/18(水) 23:02:58.82 ID:hYiejTMwO
【雨天コールド】

ぴっぴっぴっ

奈緒「特に面白い番組やってへんなー」

ぴっぴっぴっ

奈緒「おっ、ちょうど野球やってるやん。これでええかな〜」

〜〜

奈緒「最近ほんまに雨多いなぁ……今日の試合も雨の中やんか」

〜〜

奈緒「雨天コールド……?」

奈緒「ちょうど点とったところで試合終了なんか……。まぁたしかに前みたいに雨ん中でずっとやっとったら選手が可哀そうやし、風邪でもひいてもうたらこの後に響きそうやもんな」

奈緒「やねんからしゃーないんかな?」
308 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/19(木) 00:56:12.67 ID:BgnnLj5fo
毎日おつ

いやそもそも試合開始するのが……ねぇ
309 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/10/19(木) 21:46:09.85 ID:PxpImBoNO
【指先】

奈緒「はあ〜〜……お仕事おわり〜っ!!」

奈緒「この後時間あるし、ちょっとどっか寄り道してかな」

奈緒「そういえばたしかこの辺に美味しいケーキ屋さんああるとかなんとか……」

奈緒「ちょっと調べてみましょうかね〜♪」

奈緒「すすすすっ……おっ……こっからめっちゃ近いやん。よっしゃ行こか〜!」

奈緒「んとその前に……プロデューサーさんに連絡しとかなあかんな」

奈緒「今尾わあで〜〜っと……指先がかじかんでうまく打たれへん!!」

奈緒「打ち直しうち直……あ……さっきのまま送ってもうた……」
310 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/19(木) 23:04:28.21 ID:8wdqcGYA0
気温10度じゃ手袋付けないとまともに打てない。
311 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/10/20(金) 21:44:28.83 ID:M1+QAb770
【夕焼け】

帰り道

奈緒「────」すたすたすた

奈緒「──んっ、まぶしっ」

奈緒「あー……えらい綺麗やなぁ……」

奈緒「それに人もいっぱいおってえらい賑やかやし」

奈緒「こういうのって……なんなんやろ?」

奈緒「なーんか、すっごい幸せなんやろな〜〜」

奈緒「あかん!夕日見とったらなんかしんみりしてきてもうたわ」

奈緒「包み込まれてく 悲しいほどに綺麗な夕焼け〜♪」
312 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/20(金) 22:20:15.31 ID:R9kuPiUto
お、スピッツ
313 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/10/21(土) 23:41:03.60 ID:a0sq6NZRO
【台風】

P「明日明後日はみんな仕事はちょうどよくなかったから台風に備えて事務所には来ずに自宅で待機しててくれ」

「「はーい」」

未央「にしてもこの時期に台風って珍しいよね〜〜」

まゆ「それに50年に一度の勢力らしいです」

未央「何はともあれ気を付けないといけないね」

奈緒「やんなぁ。なぁまゆ、台風に備えて帰りに買い物よってかへん?」

まゆ「いいですよ。一緒にいきましょうか♪」
314 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/10/22(日) 00:02:14.67 ID:0BZ1S+1KO
【なぜこの時期に?・1】

ありす「プロデューサー、教えてもらいたいことがあるんですけどいいですか?」

P「おう。わかる範囲でなら」

ありす「はい。調べて見たんですけどなかなか出てこなくて……。それで台風についてなんですけど」

P「うん」

ありす「なんで今回はこんな時期にこんなに大きいのが日本に来たんですか?」

P「あーー、それはな──」
315 : ◆5Zs67o7uls [saga]:2017/10/22(日) 00:04:45.78 ID:0BZ1S+1KO
【なぜこの時期に?・2】

P「11月とか冬に近づくと北の方から寒い空気が下りてくるんだよ。その空気の集まりのことを気団っていうだけど、その気団が日本の上にあるからそれが台風が日本の方まで上がってくるのを妨げるようになるんだ」

P「けど今年は冬とは違って、夏の時期に暑さをもたらす南から来る温かい空気の気団がいつもより上……というか北の方に残ってるんだよ」

P「だから台風もそれに押される形で日本の方まで北上してきてるんだとさ」

ありす「なるほど、わかりました。それはなぜ来たのかですよね?ならなんでこんなに大きいのなんですか?」

P「それも気団と関係してるらしい。さっき温かい気団が北にのこってるってったよな?」

ありす「はい」

P「ならその温かいのが残ってたら日本の近海の海水温がどうなると思う?」

ありす「水温が上がる……?……あっ!!、だから上昇気流が発生するからそれで弱まることなく日本まで来た……?」

P「うん、正解。ちなみに日本の沖縄とか南の海の海水の温度はいつもより2,3度高いらしいぞ」

ありす「そうなんですね、ありがとうございますわかりました。沖縄は今も泳げたりするのかな……」

P「それはどうだろうなぁ……」
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