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めぐねえ「焦って薬投与したらワクチンじゃなかった件」【安価】
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73 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/07(日) 14:16:10.73 ID:mkNYe1W6O
借り物競争
74 :
◆Wa74BxQwXk
[saga]:2017/05/07(日) 16:10:17.36 ID:YMeo2kk40
圭「え、ムカデ競争て…」
胡桃「普通団体競技だよな」
胡桃「あのうにゃうにゃするヤツ」
美紀「個人じゃムカデになんて…」
悠里「あら…ムカデ競争なんだから」
悠里「頭にムカデを乗せながら走るに決まってるじゃない」
「…………え?」
圭「えっと…悠里先輩?」
悠里「なぁに?圭ちゃん」
圭「本当に…乗せるんですか?ムカデ……」
悠里「当然でしょ?何…頭に虫を載せるか乗せないかの違いだけよ」
圭(かなり違ってきますよね部長!?)
胡桃「まぁその…なんだ」
由紀「首領Michael」
つきにい「……」ニコッ
圭(皆ハイライトオフしなさってるぅーー!?)
圭「美紀!Help meeee」
美紀(……勝手にやってろ…もう)
美紀「はいそれじゃムカデ乗った瞬間スタートでーす」
圭「み、美紀?私達親友だよね!?ムカデを大親友の頭に乗せ
ポトッ
美紀「スタート」
圭「きぇぇぇぇーー!!?」ダダダダダッ
悠里「……あらあら」
圭「きぇぇぇぇ!?きぇぇえぇえ!!」グシャグシャ
訳:ムカデムカッデェェ!?キショイキショイキショ嫌ぁーー!!
ポトッ
胡桃「おーおー速ぇな。ありゃ陸上選手の素質あるぜ」
美紀「9.9割方起因ムカデなんですけどね」
悠里「コレは追いつけないわねぇ…仕方ない」
悠里「この子と戯れ合ってましょう」
由紀「…」<よしよし…可愛いわねぇ
由紀「つきにい…」
つきにい「何?由紀さん」
由紀「ムカデって可愛いのかなぁ」
つきにい「……少なくとも私は見ただけで拒絶反応起こしますが」
由紀「だよねぇ」
75 :
◆Wa74BxQwXk
[saga]:2017/05/07(日) 16:36:13.84 ID:YMeo2kk40
圭「ぜぇ…ぜぇ……」
圭「何とか…100m走り切った……!」
悠里「その分だとコーナー曲がるのきつかったでしょ」
圭「そっちじゃねえよ!!」
由紀「ソッチジャネーヨ?」
つきにい「ありましたねそんな国」
美紀(無いだろ)
胡桃「とりあえず…圭が先にゴールしたから白の勝ちか?1種目目は」
悠里「お待ちなさい。結論を出すにはまだ早いわよ」
悠里「圭ちゃん…貴方ムカデ途中ではらったわね?」
圭「は、はい…あ」
悠里「ムカデ競争なんだからムカデ乗っけてなきゃ失格でしょ」
悠里「コレは赤チームの不戦勝よ」
圭「え、ぇぇぇ!?」
美紀「ちょっと待って下さい!悠里先輩だってムカデを頭から…」
悠里「あら?私はちゃんと彼女からムカデが落ちたのを確認してから手に移したのよ?」
悠里「それに結果的には身体に乗せてるからセーフじゃないかしらそれも」
胡桃「言いくるめにしちゃ上出来だな…何ら間違っちゃいねぇよ」
悠里「という訳で赤チームに10ポイントね」
圭「そ、そんなぁ……」フラフラ…
ドサッ
つきにい「…圭さん!圭さぁーん!?」
圭「ぅ…ぅぅ」
つきにい「しっかりして下さい!圭さん!」
圭「…っ……慈さん」
圭「最後の朝餐は…できればカルボナーラじゃなくてペペロンチーノが良かった…です」
圭「がくっ…」
つきにい「…圭さん……」
美紀(……遺言それ……?)
76 :
◆Wa74BxQwXk
[saga]:2017/05/07(日) 17:07:36.81 ID:YMeo2kk40
つきにい「貴方の頑張り無駄にはしませんよ…!」
つきにい「第2ラウンド始めようか……」バチバチ
胡桃「いいぜかかってこいや」バチバチ
胡桃「出番だ由紀」
由紀「らじゃー!」
つきにい「由紀さんか…」
美紀(……馬鹿らしい…)
美紀「とっとと終わらせてやりますよ先輩」
つきにい「…美紀さん」
悠里「ふぅん…由紀ちゃんと美紀ちゃんね」
悠里「最初そっち引いたから次競技選ぶのは由紀ちゃんでいいわよね?」
美紀「異論無いです」
由紀「負けないよみーくん!」
由紀「先輩としての威厳もかかってくるからね!」ゴソゴソ…
美紀「み…え?」
由紀「どれにしようかな天のか
由紀「これでいいや」スポッ
めぐねえ(神様のいう通りにはしないのね…)
悠里「んーと…これは……」
胡桃「
>>78
か?」
第2種目
>>78
77 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/07(日) 17:09:18.55 ID:gjr8IUGb0
まともな競技でもやばいのになるなら
78 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/07(日) 17:10:48.53 ID:5Y1RDPuvO
スイカ割り
79 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/07(日) 17:19:55.38 ID:/DkYonUOo
スイカ(意味深)
80 :
◆Wa74BxQwXk
[saga]:2017/05/07(日) 20:12:17.77 ID:9F/i2K6JO
つきにい「スイカ割りですか…」
胡桃「そもそもここにスイカなんてあんのか?」
悠里「この間大きなスイカが収穫できたのよ」
悠里「皆で分けるのもいいと思ったけどこっちの方が面白かったから」
胡桃「こっちって……」
悠里「この体育祭の優勝チームにこのスイカ2個を贈呈しましょう」
悠里「夏っぽいイベントでしょ?」
美紀「少し過ぎてますけどねシーズン」
由紀「うぉぉ!デザート取るぞおお!」
胡桃「ファイト由紀!……」
胡桃(両チームのスイカを貰うって…)
胡桃(逆に言うとあまりに粉々にするとその処理係になるって訳だ)
胡桃(考えてんなぁりーさん)
悠里「ふふ…で、どっちが先に挑戦するかしら?」
美紀「じゃあ…こっち先攻で」
つきにい「頑張って下さいよ美紀さん!」
美紀(あまり期待はしない方がいいですよ)ギュッ
美紀「目隠し完了」
悠里「じゃあこっちに来て」スタスタ…
悠里「ここから3m圏内にスイカがあるわ」
悠里「さて見つかるかしら」
美紀「…」
胡桃「ほんじゃまスタート!」
美紀「…スイカスイカ…」スタスタ
つきにい「頑張れー美紀さん!」
圭「そのまま真っ直ぐー!…あ!少しずれた右右!!」
胡桃(アレ…ダウンしてた筈の人が生き返ってるぞ)
美紀「こ、こっち?」ピタッ
つきにい「…あー2歩右!」
美紀「これは?」ピタッ
圭「んー左1!」
美紀「えーっと?」ピタッ
圭「右に半歩?」
美紀「ぇぇ…ここ!?」ピタッ
つきにい「……0.12歩右」
美紀「出来るかそんな事!!」ブンッ
つきにい「あ」
圭「あ」
美紀「あ」スカッ
胡桃「…お前ら自爆好きだな」
悠里「はいはい。一本空振りしちゃったから交代」
つきにい「ぇぇええー!?」
美紀「慈さんの馬鹿ーー!」
81 :
◆Wa74BxQwXk
[saga]:2017/05/07(日) 20:41:17.13 ID:9F/i2K6JO
悠里「次はこっちの番よ」
悠里「由紀ちゃん頑張ってね」
由紀「おー!」ギュッ
美紀「うう…0.12歩右に行けば……」
圭「まぁまぁ仕方ないよ…私なんかムカデだし」
圭「ほ、ほら…由紀先輩も空振ったら2回戦目あるから」
胡桃「ふはは…果たしてそんな余裕があるのかな?」
悠里「よーいスタート!」
由紀「ぉぉぉー」スタスタ…
美紀「あれ…先輩方指示しなくていいんですか?」
悠里「由紀ちゃんはね…とても鼻がきくのよ」
圭「鼻?」
めぐねえ(そうだ…由紀さんは警察犬にも引けを取らない嗅覚の持ち主だ…)
めぐねえ(番が回った瞬間私達の敗北は必至……)
胡桃「由紀はトリコ?」
由紀「ふむふむ…」クンクン…
<マッテローヨ!
由紀「!」スタスタ…
<イッテイーヨ!
由紀「発見!」
美紀「わっ…ドンピシャ!?」
胡桃「行けぇ!由紀ーー!」
由紀「えーーい!」ブンッ
グシャ!
胡桃「……」
悠里「あらあら」
由紀「いい手応え〜さてスイカちゃんはどう…」シュル…
グチャグチャ…
由紀「はぐぅっ」
圭「腕力までトリコだったらそりゃ粉々なるね」
めぐねえ(勝負に勝って戦いに負けたって感じね)
美紀「残飯処理…よろしくお願いしますよ」
胡桃「残飯処理言うな!」
胡桃「まぁお前らのおかげでまだ傷1つ付いてないスイカが貰える事になったけどな!」
つきにい「おっと…まだ私と胡桃さんの競技が終わってませんよ?」
胡桃「3種目目勝ったところで10対20じゃウチらの勝ちだろ」
悠里「それはそれでつまらないから3種目目勝ったチームには100ポイントあげましょう」カキカキ
胡桃「え、ちょ…りーさん!?こいつに勝てる訳ないんだから序盤2戦でケリつけに行ったんじゃねえの!?」
悠里「まぁまぁ…余興みたいなものよ余興」
悠里「それに万が一負けてもこのスイカミンチの処理もチャラになるわよ?」
胡桃「だからってよ〜」
82 :
◆Wa74BxQwXk
[saga]:2017/05/07(日) 21:25:44.49 ID:9F/i2K6JO
つきにい「あれ…さっきはあんなに殺気立っていたのに今頃怖気付きましたか?」
つきにい「なんちゃって」
胡桃「ぁあん!?」
つきにい「…失敬失敬。大の成人が大人気ないですよねこれじゃ」
つきにい「いやいや…陸上部員ともあろう方がかなり取り乱していたものですから…」
めぐねえ「お可愛いですこと」クスクス
胡桃「…表出ろや」
胡桃「陸上部コケにしたの後悔させてやるよ」
胡桃「その鼻先へし折ってやらぁ…」ゴゴゴ
つきにい「おお、怖い怖い…」ゴゴゴ
悠里「あらあら」
悠里「2人して熱くなっちゃって」
由紀「……」
圭「どうしたんですか?由紀先輩」
由紀「んーん?何でもない」
美紀「それでは最後の競技決めてもらいましょうか」
胡桃「アンタでいいよ。さっき引いたからなウチらは」
つきにい「はーい」ゴソゴソ
めぐねえ(ノリで引きに来てしまったけどまずかったのでは…)
めぐねえ(もしかしたらまたムカデ競争みたいに変なの当たったら…)ゴソゴソ…
つきにい「…ぬわーっ!」スポッ
胡桃「よし。引いたな…どれどれ」スッ…
胡桃「……」
つきにい「…?」
悠里「
>>84
ね」
最終種目
>>84
83 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/07(日) 21:26:24.75 ID:gjr8IUGb0
二人三脚
84 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/07(日) 21:31:52.13 ID:1oow7Wr70
玉入れ
85 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/07(日) 21:32:31.19 ID:/DkYonUOo
ダンス
86 :
◆Wa74BxQwXk
[saga]:2017/05/07(日) 22:21:34.53 ID:9F/i2K6JO
つきにい「玉入れ…か」
めぐねえ(良かった…ごく普通のだ)
悠里「何か味気ないわね」
胡桃「あまり陸上と関係ないしな…」
悠里 胡桃「「…はぁ……」」
めぐねえ(あれ…逆に呆れられた)
胡桃「まぁいいさ。球技も別に専門外って訳じゃねぇよ?慈さんよ」
つきにい「さぁ…どうでしょうかね」
由紀「さぁやってまいりました最終種目グレート玉入れ大会!」
由紀「実況は私丈槍由紀がお送り致します!」
由紀「ルールは簡単!鍋の中にどんどんボールを入れてって最終的に入ってるボールが多かった方のチームが勝者となります!」
由紀「お鍋は1つしかないのでのろのろしてると相手のボールで一杯になってしまうのでご注意ください!」
由紀「お二人共準備はよろしいでしょうか!?」
胡桃「いいぜ。いつでも」
つきにい「勿論」
由紀「ではよーい…」
由紀「スタート!!」
胡桃「よっと」ブンッ
カランカラン…
胡桃「っしゃ!」
由紀「おーっと!開始直後くるみ選手が1個投げていく!」
由紀「ただでさえ天井と然程距離が無いから入りにくあの鍋の中に難無く入れてみせたー!」
由紀「これは試合の行方はどうなると思いますか?解説のりーさん」
ゆうりおねえさん「くるみちゃんはですね、基本的には陸上部の競争の種目に所属してまして」
ゆうりおねえさん「若干ゃ足が速い人達の集まりなので…まぁその中でも群を抜く速さの持ち主でかなり脚鍛えられてるんですよ、ええ」
ゆうりおねえさん「で身長も中の中と言ったところで高過ぎず低過ぎずと言ったところで」
ゆうりおねえさん「射撃力…ですかねぇ…」
ゆうりおねえさん「標的に向かって、スッと、投擲できる女の子でして結構狙い撃ちが好きでして」
ゆうりおねえさん「遠い所…1m2m位ターゲットが離れてても余裕で投げつけてくれますね」
由紀「……えっと…つまり?」
悠里「まぁ彼女の有利という点は否めないのではないでしょうか」
由紀「そ、そうですか…ね?」カランカラン
由紀「あ、また入った」
胡桃「どーだ…さっきから球がやってこねぇぞ?ん?」
胡桃「あたしなんかもう4個…ん?」
つきにい「よいっしょ…このくらいでいいかな?」ガッ
由紀「うわわっ…つきにい選手まさかの一気投げ!?」
胡桃「」
由紀「あの量だとボール10個は下らないのではないでしょうか!?」
悠里「15個はありますねぇ」
87 :
◆Wa74BxQwXk
[saga]:2017/05/07(日) 22:58:02.05 ID:9F/i2K6JO
つきにい「えいっ」ブンッ
ガラガラ…
由紀「おーっと無数のボールを豪快に鍋に向かって放り投げるーー!」
由紀「しかし半分近くボールが落ちていくー!?」
悠里「逆に言うと半分は入っちゃってるのよねぇ」
悠里「意外と球1個ずつ入れるよりかはこういう風にまとめて入れた方が効率いいし入る確率も高いのよ」
圭「へー」
美紀(関心するのそこかよ)
胡桃「っの…負けてられっか畜生ぉぉ…!」ブンブン…
つきにい「えーい!」ブンブン…
悠里「えーっと白15個の赤8個なので」
悠里「白チームの勝ちよ!」
つきにい「ヤター!勝ったーー!!」
美紀「お、おめでとうございます…慈さん……!」
圭「すごかったですよ!」
胡桃「くそぅ…おのれアルバート…」
由紀「くるみちゃんもすごい頑張ってたよ!最後白熱してたし!」
胡桃「…そ、そー…かな」
悠里「さーてと、それじゃスイカを彼らに渡してそれから片付けに入りましょうか」
つきにい「あ、そのスイカ…6等分にしてもらえませんか?」
悠里「え?3人で2回に分けて食べるの?」
つきにい「いえ……」チラッ…
圭「」コクコク
つきにい「運動後に皆で食べる時の方が美味しいかなって」
悠里「……そうね。貴方達がそういうならお言葉に甘えてそうさせてもらうわよ」
悠里「あくまで所有権は貴方達のだし」
胡桃「…」
由紀「よーし!それじゃ皆!早速会場の撤去始めよー!」
「おー!」
由紀「私ゴミ捨て行ってくるねぇ」ガラ
胡桃「おぅ!早めに戻ってこいよ」
由紀「はーい!」スタスタ…
胡桃「…」
悠里「どう?少しは慣れた?3人共」
美紀「まぁ、少しは…」
圭「楽しいですよ!滅茶苦茶!」
圭「こうやって鈍った身体を動かして尚且つ学校の行事を楽しめるんだから!」
圭「由紀先輩すごいと思います!」
つきにい「…そうですね」
つきにい「彼女といると何だか…元気がもらえます」
88 :
◆Wa74BxQwXk
[saga]:2017/05/07(日) 23:37:04.63 ID:9F/i2K6JO
胡桃「そりゃ良かった」
胡桃「あいつ…変な事言うけどかなり面白い奴だろ?」
胡桃「あたし達が何をどうすればいいか考え込んでる時にあいつは助言をくれるんだ」
胡桃「今までもこれからもずっと由紀には支え続けられるんだと思う」
胡桃「少し…辛いかもしれないけど少なくともここにいる間は出来ればあいつに合わせてやってくれないか?」
つきにい「……私はい
美紀「私は反対です」
胡桃「…なんでだ?」
美紀「確かに…楽しかったですよ?でもっ、ずっと楽しかったら何でもいい訳じゃないでしょう」
美紀「このままどうするつもりなんですか?」
美紀「由紀先輩、放っとくんですか?」
胡桃「放っとくって…そんなんじゃ……」
悠里「……」
美紀「何も変わりないでしょう?結局言い分つけて放棄してるだけじゃないですか」
圭「ちょ…み、美紀っ今は……」
美紀「このままじゃダメですよね?」
胡桃「別に…ダメじゃないだろ」
胡桃「だって
悠里「由紀ちゃんは学園生活部に欠かせない子よ」
悠里「彼女が楽しい事いっぱい思いついてくれるから私も胡桃もかなり助かってる」
悠里「それじゃダメ?」
美紀「そうやって甘やかしてるから治るのも治らないんじゃないですか?」
悠里「……甘やかすとか治るとかそういうものじゃないのよ、美紀ちゃん」
美紀「どう違うんですか」
悠里「………」
悠里「…あなたは由紀の事まだよく知らないから…」
悠里「由紀のお陰でどれだけ私達3人が助かっていたのか……」
めぐねえ(…悠里さん……)
美紀「…」
美紀「そんなのっただの共依存じゃないですか」
悠里「…あなたねっ……!」
圭「…」オロオロ
美紀「何か、間違った事言ってますか私」
胡桃「おい、よせよ2人とも!」
胡桃「そんな事言ってる場合じゃ…」
つきにい「…由紀さん、帰ってきましたよ」
胡桃「え?」
由紀「ただいまー!」ガラ
由紀「ん?何してるの?皆」
胡桃「いや?何でも…」
胡桃「由紀そこにあるボール取ってくれ」
由紀「はーい」
美紀「……はぁ……」
つきにい「…」
89 :
◆Wa74BxQwXk
[saga]:2017/05/08(月) 02:52:57.80 ID:Lbd5NcxgO
由紀「」ガツガツ
圭「…」モグモグ…
胡桃(…どうせどっかで誰かと衝突するとは思ってたけどさぁ…)モグモグ…
胡桃(こりゃまた面倒な…)
太郎丸「?」
悠里「…」モグモグモグモグ
美紀「……」
つきにい「…美紀さん。箸が進んでないよ」
由紀「つきにい…それを言うならスプーンだよぅ」
つきにい「ははっ…そうでしたね」
由紀「みーくんもみーくんだよ!もっと美味しく食べなきゃ!」
由紀「折角のお昼ご飯なんだから!」
美紀「……すみません」
美紀「少し考え事してて」
胡桃「考え事?」
美紀「今と同じ事したままだって駄目だから」
美紀「この先どうするべきかなって」
圭「美紀…だから……」
悠里「この先ね……確かに人も増えたし」
悠里「やれる事もあるわよね」
由紀「やれる事…この先かぁ」<むむむ
由紀「確かに悩むなぁ」
由紀「ねぇ、みーくんは進学?就職?」
美紀「え?」
由紀「やっぱり進学かな!?みーくん頭良さそうだし」
悠里「由紀ちゃん、就職にも試験はあるのよ?」
由紀「えっ!?そうなの!?」
つきにい「…多分勉強しなくてもいい進路は無いと思うなぁ」
由紀「ぅぅ…先が思いやられるよぅ」
ガタッ!
美紀「食べ終わったのでお先失礼します」スタスタ…
由紀「え…まだこんなに残ってるよ?いいの?」
ガチャ…
美紀「今は…一杯一杯なんで」
美紀「ごちそうさまでした」ペコッ
バタン…
悠里「…美紀……」
圭「…っ…」
90 :
◆Wa74BxQwXk
[saga]:2017/05/08(月) 06:44:16.51 ID:Lbd5NcxgO
悠里「ごめんなさいね々さっきは強く当たっちゃって」
圭「そんな…悠里先輩のせいじゃ」
圭「むしろ私達のせいで…」
悠里「こんな状況だもの…お互いぶつけたい思いとかもあるでしょう」
悠里「多分その内慣れてくると思うわ、あの子も」
悠里「もう夕方になっちゃうし…今日はもうあがりでいいわよ」
悠里「身体動かしてクタクタだろうから」
圭「はーい…」
圭「…」スタスタ…
つきにい「…あらら…」
めぐねえ(ピリッとした雰囲気になっちゃって…美紀さんはどこかに行っちゃうし)
めぐねえ(何とかならないかしら……)
めぐねえ(……とりあえずこの後何をしよう)
1.みーくんの後を追う
2.地下に一旦戻る
3.屋上の菜園に行く
>>93
91 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/08(月) 06:52:29.20 ID:6tQpVnWuO
3
92 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/08(月) 07:33:55.10 ID:AJT50OBaO
3
93 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/08(月) 08:11:14.42 ID:fcXcXdEo0
3
94 :
◆Wa74BxQwXk
[saga]:2017/05/08(月) 22:20:42.17 ID:Lbd5NcxgO
つきにい「ここが…屋上」
めぐねえ(久々に来たわね)
めぐねえ(確か彼女達とここであの時…)
つきにい「おろ?」
胡桃「…」ガッガッ
つきにい「胡桃さん、何してるんですか?」スタスタ
胡桃「あ…何だ。慈さんかよ」
胡桃「りーさんかと思った」
つきにい「悠里さんなら今は家計簿つけてますよ…せっせと」
つきにい「…何してるんですか?土掘ったりして」
胡桃「……これか?」
胡桃「アンタんトコの姉さんの墓だよ」
つきにい「…!」
胡桃「……あれから…丸2日経ったけどめぐねえが戻ってくる気配が無い」
胡桃「1階と2階も試しに探してみたけど、人が居るような形跡は見当たらなかった」
胡桃「多分食べられちゃったんだろうな…やっぱり」
つきにい「なんで今になって?」
胡桃「そりゃついこの前の事でドタバタしてたし」
胡桃「………」
胡桃「信じられないんだ。今でも」
つきにい「信じられない?」
胡桃「いや…そりゃ由紀が見てるのは幻覚なんだろうし死んじゃったって心の中では思っていても……」
胡桃「まだ、その…なんて言うんだ」
胡桃「なんとなくめぐねえは実はまだ生きてるんじゃないかって思って…」
胡桃「そんな気が…して」
めぐねえ(……)
胡桃「ぁぁっ…!悪い……辛気臭い顔しちまって」
胡桃「アンタはここ来て間も無いのにな」
胡桃「あたしが慌てちゃ意味ねぇよな、うん」
つきにい「……立派です。そうしようと思うだけでも」
つきにい「私なんて男で皆より歳上で貴女方を引っ張るべきなのにそれでもまだ怖くなる時があります」
つきにい「最初の方は辛いかもしれませんが、頑張りましょう」
つきにい「6人で」
胡桃「…仰る通りでございますよ先輩」
つきにい「え?せ、先輩?私が?」
胡桃「自分から歳上て言ったじゃねぇかよ。人生的にはあたし達より豊富な筈だろ?慈さんよ」
つきにい「…むむむ…何かもどかしいというか」
胡桃「まぁ私が一人称なんて男性滅多にいないけど」
めぐねえ(はぶあ!)ビクッ
つきにい「そ、そうかなぁ」
95 :
◆Wa74BxQwXk
[saga]:2017/05/08(月) 22:25:25.51 ID:Lbd5NcxgO
めぐねえ(そうね…)
めぐねえ(思えば3人の中で1番接点が無かったのって胡桃さんじゃないかしら「
めぐねえ(いい機会だわ。折角だし何か交流して仲を深めましょう)
めぐねえ(元先生としてもこの子達の事は出来るだけ把握しておきたいし)
めぐねえ(…何しよう)
>>96
96 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/08(月) 22:27:41.73 ID:bxbE11aEo
故人(めぐねえ)の生前の行動を聞く
97 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/08(月) 22:38:09.13 ID:Ftug4Zovo
正体を明かす
98 :
◆Wa74BxQwXk
[saga]:2017/05/09(火) 21:42:24.23 ID:7+nZyvHYO
つきにい「…あの、少しお聞きしてもいいですか?」
胡桃「ん?」
つきにい「めぐねえ……その、姉さんはどう…でした?」
胡桃「ど、どうって言われても…」
つきにい「知っておくべきかと思ったんです」
つきにい「最後の数日間姉さんがどんなふうに過ごしてたのか」
つきにい「貴女達にとってどんな影響を与えてたのか」
胡桃「……そうかい」
胡桃「そうだな…何から話そう」
胡桃「…まぁ一言で言うとよく分からないな」
つきにい「分からない?」
胡桃「あの人フワフワしている雰囲気の割にはかなり几帳面だし計画性あるし」
胡桃「意外と頼り甲斐がある…って言えばどこか抜けてる所もあるし考えてる事よく分からねぇ事あるしおっちょこちょいだし」
めぐねえ(へぶば!)グサグサグサッ
胡桃「とにかく面白い先生だったよ。あの人は」
つきにい「へ、へぇ…そうなん…です、か」
胡桃「……最初にこの学園生活部を立ち上げようって言い出したのもめぐねえなんだ」
胡桃「ただ怯えながらここで留まっているよりも当たり前のような日常を過ごす方が楽しいって魂胆だと」
胡桃「あたしはそれこそ否定はしなかったけど肯定もしてなかったさ。そんな馬鹿げた事したって虚しいだけだって」
胡桃「だからって必死こいて反対する気力も無いしそれをした所で別に意味は無かったし」
つきにい「…」
胡桃「美紀と同じだったよ、あの時は」
胡桃「最初の頃はりーさんとギクシャクしてた時もあったし色々面倒くさかった」
胡桃「けど、それまでの生活と明らかに変化していた事が1つだけあったよ」
つきにい「変化?」
胡桃「ついこの間ではさ、元気もクソも無かったってのに」
胡桃「今じゃこんなに笑ってられるんだ」
胡桃「これも全部めぐねえのお陰だよ」ニコッ
めぐねえ(……私の…お陰?)
胡桃「由紀にとって1番の理解者だったし」
胡桃「めぐねえには最初から最後まで助けられっぱなしだったよ」
胡桃「学園生活部の柱でもあった」
胡桃「……せめて…も少し立派な墓にしてやりたかったよ」
胡桃「菜園の隅っこにただ十字架ポツンと置いただけなんて多分めぐねえ相当怒るだろうなぁ」
胡桃「そもそもの話死体が無いし」
99 :
◆Wa74BxQwXk
[saga]:2017/05/11(木) 18:05:43.12 ID:z5sIFW5DO
つきにい「…そんな事、無いと思います」
胡桃「なんで分かるんだ?」
つきにい「教師の義務も全うして…生徒達からもこんなに愛されて…」
つきにい「姉さんはきっと今でも幸せで胸いっぱいだと思いますよ」
つきにい「…あの人らしいピリオドの打ち方だったんじゃないかな」
胡桃「……そうかな」
胡桃「そうだと嬉しい…けど」
胡桃「まぁめぐねえの事だからひょこっと帰ってくるかもな!」
胡桃「実はあいつらから逃げ切ってて一旦学校から出てるとかw」
つきにい「……少し下の様子を見に行ってきます」
つきにい「美紀さんも心配だし」スタスタ…
胡桃「……おう」
ガチャ…
めぐねえ(…私の、お陰…)
めぐねえ(こんな酷い事態に追い込んだのも私達のせいなのに…ね)
めぐねえ(……)バタン…
つきにい「只今帰りましたー」ガラ…
悠里「あ、お帰りなさい。慈さんに美紀ちゃん」
つきにい「おろ?」クルッ
美紀「…前で立ち塞がられると困るんですが」
つきにい「ご、ごめんなさい」
由紀「おかえりーみーくん!」
美紀「だからみーくんじゃないですって…」スタスタ…
ドサッ
悠里(…むー…)<ガサゴソ
美紀「あった…これこれ」
悠里「美紀ちゃん、もしかして」
つきにい「あ…本だ。美紀さん何か借りたんだ」
美紀「ええ、図書室から拝借させていただきました」
悠里「ちょっと…あれ程1人で行かないでって言ったじゃない」
美紀「いいんですよ。もう習性も大方把握しているから1人でも」
悠里「ちゃんと部の規則は守ってよ」
美紀「この部活に入部した覚えは無いです」
由紀「えぇーー!?みーくん学園生活部に入らないの!?」
美紀「ちょっと先輩は黙ってください」
由紀「なぬっ!理不尽な!?」
悠里「だから美紀ちゃん…」
つきにい「危ないよ美紀さん…図書室って」
つきにい「下の階にある部屋じゃないですか」
100 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/11(木) 19:50:25.16 ID:zwpJnfWq0
つきにいなんか飛天御剣流使いそう
101 :
↑九頭龍閃ならぬ恵龍閃
◆Wa74BxQwXk
[saga]:2017/05/11(木) 19:52:43.37 ID:z5sIFW5DO
「………」
めぐねえ(あ、あれ…私何か変な事言ったかしら?)
めぐねえ(何この冷たい空気!)
由紀「つきにい…すごい!」
由紀「私昨日1階と2階の説明省いてたのに…」
由紀「もう把握してたんだね!」
めぐねえ(……あ……)
つきにい「そ、そうなんですよ〜…ここより下はヒミツ☆なんて言われたものでしたから」
つきにい「3階にあった校内地図を参考に…」
由紀「へー」
めぐねえ(ヤバイヤバイ…そうだ。まだ私は昨日初めてここに訪れた事になっている)
めぐねえ(学校内の構造をきっちり把握しているのはあまりにも不自然だわ)
悠里「………」
悠里「えっと…何の話をしてたかしら」
美紀「あー…夕食の献立ですね」
悠里「あ、それよそれ」
めぐねえ(セーフ!何とか追求されなかった!!?)
めぐねえ(とりあえず退部は免れた…)
美紀「……」ドッサリ
めぐねえ(…それにしてもかなりの数の本持って来たわね)
めぐねえ(多分こんな状況じゃマニュアルなんて残っていないと思うけど…)
めぐねえ(念には念をね)
つきにい「ねぇ美紀さん」
美紀「はい?」
つきにい「私にも一つ貸してくれませんか?」
つきにい「何もしないのもあれだし少しは独学したいなー…みたいな」
美紀「…いいですよ」
つきにい「恩に切ります!」
めぐねえ(1冊ずつ借りて読む事にしましょう)
めぐねえ(もしかすると奴らに関する情報も載っているかもしれない)
めぐねえ(逆に言うと借りてきた本がそんな危険な物か確認する為でもあるけどね…)
めぐねえ(何読も……)
めぐねえ(あ…
>>103
があった。これにしよう)
102 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/11(木) 20:05:41.12 ID:FLQEb6+so
ゾンビサバイバルガイド
103 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/11(木) 20:11:55.43 ID:zwpJnfWq0
↑
104 :
◆Wa74BxQwXk
[saga]:2017/05/11(木) 22:13:34.66 ID:z5sIFW5DO
つきにい「ねぇ美紀さん、これ借りてもい…」
美紀「……」ゴゴゴ
つきにい「はうっ!?」
めぐねえ(そりゃそうよね…この現状じゃこの本に目がつくのも仕方ない…)
美紀「…いいですよ、ご自由に」ニコッ
つきにい「…え?いいの?」
美紀「はい。私しばらく別の本を読もうと思うので」
つきにい「………あ、はい」
つきにい「それじゃ、遠慮なく」
めぐねえ(あれ…予想よりも反応が薄かったわね)
めぐねえ(こんな本よりももっと重要なものなんて…)
美紀「……主人公……」
めぐねえ(多重人格の実態…?)
つきにい「ふむふむ…」ペラッ…
つきにい「応急手当の方法、薬の調合…簡易的な動植物辞典」
つきにい「これだけの薄さでなんて情報量…まさに百人力だなぁ」
悠里「zzz…」
つきにい「ふぁぁ…」
めぐねえ(悠里さんは…今日は普通に寝込んでるか)
めぐねえ(眠くなってきたしそろそろ私も休もうかしら)
つきにい「その前にト〜イレ」ガチャ…
つきにい「むむ…?」スタスタ…
つきにい「部室にまだ明かりが…」
つきにい「誰か起きてるのかなぁ」
ガラ…
美紀「わわっ…な、何ですか慈さん!?💧」
美紀「ノックしてから入ってくださいよ…驚くじゃないですか」
つきにい「そりゃこっちの台詞ですよ…」
つきにい「もう日をまたぐのにまだ読書ですか?」
美紀「あはは…少し面白かったから没頭しちゃって」
美紀「もう数ページ読んだら寝るつもりです」
つきにい「そっか」
つきにい「夜更かしは控えるようにね」
美紀「はーい」
バタン…
美紀「……さ、続き続き」
105 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/11(木) 22:41:37.38 ID:uXut/noSO
遺書はよ
106 :
◆Wa74BxQwXk
[saga]:2017/05/12(金) 19:20:54.25 ID:ur8ejJhGO
『多重人格の実態と伝説』
ペラッ
ーーー主人格は自己を守るために人格交代時の記憶を持っていない事が多く、結果として無謀な行動をする事があります。
ペラッ
ーーー救済人格とは交代人格の一つであり主人格をサポートする機能を持ちます。
ペラッ
ーーー主人格が無謀な行動をしようとした場合、交代して現実的な対処をする訳です。
美紀「………」
美紀「ひとまずこんなもんかな」パタン…
美紀「もう0:30か…少し見入っちゃったかな」ゴシゴシ…
美紀「そろそろ…」
ガラ…
美紀(また!?)
由紀「ふわ〜…」
由紀「あ、みーくんまだ起きてたんだ」
美紀「先輩…なんで今頃」
由紀「おトイレ」
美紀「そ、そうですか」
胡桃「何だよ…もう」スタスタ…
胡桃「いきなり飛び跳ねるから何かと思ったじゃねえか」
圭「ん…」ゴシゴシ
由紀「ありゃりゃ…皆起きちゃったかぁ」
胡桃「お前が騒がしんだよ」ペシッ
由紀「ごみん」
胡桃「お、こんな時間まで読書かよ美紀…」
胡桃「何の本だ?それ」
美紀「勉強の本です」
由紀「こ、これが進学組の心がけか!?」ササッ
由紀「オソロシヤ…」
美紀「別にそういうのじゃ…」
美紀「…はぁ」ガタッ
由紀「ん、どこ行くの?みーくん」
美紀「ただのお手洗いですよ…それが何か?」スタスタ…
由紀「学園生活部心得第三条!!」ビシッ
美紀「…?」ピタッ
由紀「夜間の行動は単独を慎み常に複数で連帯すべし!」
美紀「だから私は部員じゃないですってば」
由紀「まぁまぁ!私も丁度行きたかっからさ!折角だから一緒に、ね!?」
107 :
◆Wa74BxQwXk
[saga]:2017/05/13(土) 02:43:12.52 ID:PfTKrxT50
圭「…な、なら?…」スッ
胡桃「……まぁ待て」
圭「…胡桃先輩?」
美紀「……勝手にしてください」
由紀「やっほー!」
胡桃「馬っ鹿…りーさん達も起きるだろ!」
由紀「ごみん…」
胡桃「早めに戻ってくるんだぞー?」
由紀「はーい!」
美紀「……」スタスタ…
バタン
圭「大丈夫…ですかね。2人で」
胡桃「んー…まぁいざって時にゃ由紀いるし大丈夫っしょ」
胡桃「……」
胡桃「た、多分」
108 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/13(土) 10:40:08.34 ID:5334Z1FSO
>>54
石棒…つまり…
109 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/13(土) 10:47:54.15 ID:jbNCOyLYo
脳も変化したんだね
110 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/13(土) 19:54:40.18 ID:TlxwTJnmo
JKの中でイケメンが一人、何も起きないわけがなく…
111 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/16(火) 20:49:12.64 ID:AHBIxCuSO
ごみんすき
112 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/20(土) 19:23:25.87 ID:5UVlLu4SO
期待
113 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/21(日) 08:41:28.57 ID:gDtn8rhVO
死体
114 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/23(火) 21:22:44.21 ID:HzCCx1kSO
ふ・れ・ん・ど死体
115 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/25(木) 22:04:25.65 ID:qH+0ucP20
あ
116 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/26(金) 02:37:28.88 ID:Nf4aZEow0
>>115
知っているかもしれませんが
>>1
以外はE-mailの欄にsageと入力するのがこの板のルールですよ
117 :
◆Wa74BxQwXk
[saga]:2017/05/26(金) 16:08:26.19 ID:/5g35gMsO
保守してくれるお前らDie好き
そろそろ投下するわ
118 :
ちょっと表記やら呼称が違ってるで
◆Wa74BxQwXk
[saga]:2017/05/27(土) 00:18:18.26 ID:s8UfByx70
「……ぐぅぐぅ…すやすや…」
めぐねえ(あれから2日経ったけど…)
めぐねえ(こんな身体からかまだ生きた心地がしないわね…一度は死んでもおかしくない状況だったしなぁ)
めぐねえ(数人の女子高生に1人男の子が囲まれるなんてある意味1番危ない場面かもしれないけど、早くあの子達に溶け込まないとね)
めぐねえ(………直樹さん大丈夫かしら……)
…全部嘘なんでしょう?
めぐねえ(……?)
この学校には誰もいないんです。もう終わってるんですよ。
めぐねえ(この声は…直樹さん?)
だからもういいんですよ、隠さなくて。
「………」
由紀「ねーめぐねぇ!」
めぐねえ(………ん……丈槍さん…かしら)
めぐねえ(なんで私達の寝室に)
めぐねえ(というか、何か身体に馴染みのある?違和感が…)
由紀「めぐねえったら起きてよー」グィィ
めぐねぇ「ふぇびたたたた…由紀ちゃん頬!頬引っ張らはいへ!」
由紀「あ、やっと起きた」
めぐねぇ「む、むぅ…そんな乱暴な起こし方じゃなくても…」
めぐねぇ「それに由紀ちゃん?私はめぐねえじゃなくて佐く………」
めぐねぇ「………?」
由紀「どしたの?めぐねえ」
めぐねえ(…あれ……)
モミモミ…
由紀「い、いきなりどしたの!?めぐねえ!」
由紀「おっぱいなんか揉んだりして…」
めぐねえ(これ…私の……身体?)
めぐねえ(なんでまた♂から♀に性転換したの?それに…なんで私廊下に立って…え?)
めぐねえ(状況がよく判断できないわ…)
めぐねえ(………あれ…丈槍さんに私の姿が見えているって事は…………)
めぐねえ(………え………)
由紀「なんかいつもとおかしいよ?めぐねえ…」
由紀「そわそわしちゃって」
めぐねぇ「そ、そうかしら…ごめんなさいね」
119 :
◆Wa74BxQwXk
[saga]:2017/05/27(土) 00:38:40.24 ID:s8UfByx70
めぐねぇ「……あーっと…それで今私に何か用事があってここに呼んできたのよね」
めぐねぇ「一体どうしたのかな?多分もう日にち跨いじゃってると思うけど」
由紀「あ、そうそう!」
由紀「あのね…めぐねえ。今ね、みーくんと一緒にトイレ行ってたの」
由紀「それで廊下渡ってる途中でちょっと喧嘩しちゃってね…」
由紀「……2階行っちゃった…みーくん」
めぐねぇ「!?」
めぐねえ(そういえばここ…机の山って)
めぐねえ(バリケードの前じゃない!?)
由紀「どうしたらいいかなぁ…って思って」
由紀「私追いかけようとも思ったけど勝手に行ったらめぐねえに怒られそうだから…」
めぐねえ(……直樹さんは何を考えているの?)
めぐねえ(まさかここまでやつらを引きつけて丈槍さんに見せようと…)
めぐねえ(……っ……)
由紀「どうしよ…めぐねえ」
めぐねぇ「…
>>121
」
120 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/27(土) 01:10:13.15 ID:v53NlJr/o
早く追いかけて仲直りしましょう、先生も付き添ってあげるから
121 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/27(土) 03:48:40.92 ID:QIsH07q0o
↑
122 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/29(月) 01:14:51.87 ID:7xqUjiS70
元に戻ったぁぁぁぁぁ!
123 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/29(月) 14:14:00.97 ID:oQB2eiRT0
>>122
知っているかもしれませんが
>>1
以外はE-mailの欄にsageと入力するのがこの板のルールですよ
124 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/14(水) 11:20:11.15 ID:MS/LprdSO
期待
125 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/02(日) 08:56:17.14 ID:ZtRV9M4SO
どんなにくるしくても
とんふぁーもって
きっくしたらかてるよ
ハハ
┣((゚∀゚∩┫
┃ \ 〈┃
ヽヽ_)
126 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/17(月) 09:13:46.11 ID:fux20aCSO
おれ逃げた犬探してくるわ。
∧,,∧ ∧,,∧
∧ (´・ω・) (・ω・`) ∧∧
( ´・ω) U) ( つと ノ(ω・` ) オレがいく。
| U ( ´・) (・` ) と ノ
u-u (l ) ( ノu-u
`u-u'. `u-u' 俺はこの間に風呂に・・。
オレちょっとだけ仮眠取る。
【翌日】
∧_∧
( ´・ω・) そしてだいぶいなくなった
( つ旦O
と_)_)
127 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/06/13(水) 10:30:36.96 ID:Jz4IaFsW0
【最悪のSS作者】ゴンベッサこと先原直樹、ついに謝罪
http://i.imgur.com/Kx4KYDR.jpg
あの痛いSSコピペ「で、無視...と。」の作者。
2013年、人気ss「涼宮ハルヒの微笑」の作者を詐称し、
売名を目論むも炎上。一言の謝罪もない、そのあまりに身勝手なナルシズムに
パー速、2chにヲチを立てられるにいたる。
以来、ヲチに逆恨みを起こし、2018年に至るまでの5年間、ヲチスレを毎日監視。
自分はヲチスレで自演などしていない、別人だ、などとしつこく粘着を続けてきたが、
その過程でヲチに顔写真を押さえられ、自演も暴かれ続け、晒し者にされた挙句、
とうとう謝罪に追い込まれた→
http://www65.atwiki.jp/utagyaku/
2011年に女子大生を手錠で監禁する事件を引き起こし、
警察により逮捕されていたことが判明している。
128 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/07/25(水) 05:37:08.11 ID:KJS961XP0
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