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【安価】三人目の勇者
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721 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/01(木) 20:06:44.57 ID:BzeD108T0
勇者「!?」ギョッ
シスター「うーっ...えっ幻覚?」
司書「本棚...いっぱい...」
魔法使い「ああ、そういう事ね」
勇者「これはあれか。空間...」
魔法使い「そう、空間魔法ね」
魔法使い「しかしこれだけのスペースを持つとなると魔女ってのは凄いのね」
魔女「...」スタスタ
勇者「いやぁすみませんね急に押し掛けて」
722 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/01(木) 20:07:12.67 ID:BzeD108T0
直下>>魔女の発言
723 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/01(木) 20:24:25.02 ID:RTn4TjgRo
かなり怯えた様子で何の用か聞いてくる
724 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/01(木) 20:49:40.69 ID:BzeD108T0
魔女「...な、なんのご用、でしょうか?」
司書「そういえば...勇者の目的はまだ話されて無かった」
シスター「確かに」
魔法使い「ていうか魔女さん凄いびびってますよ」
シスター「いや、よく分かんないご一行が急に押し掛けて来て平気だったら少し怖いよ」
725 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/01(木) 20:50:07.46 ID:BzeD108T0
直下>>勇者の魔女への目的
726 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/01(木) 20:50:52.98 ID:Cwvi/bSoo
金の鍵が欲しい
727 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/01(木) 21:04:21.79 ID:BzeD108T0
勇者「いきなり押し掛けた挙げ句あまつさえこんな事を頼むのは心苦しいのですが」
勇者「『金の鍵』が欲しいのです」
魔女「金の...鍵...」
勇者「しかしです。これではあまりにも勝手過ぎます」
勇者「なので...まぁ、『何でもする』と言えば語弊になりますが」
勇者「出来る限り貴女の望みを聞いてあげたいのです」
シスター(勇者ってあんな喋り方するのか...)
司書(意外ですね)
魔法使い(あの勇者が下手に出る...?これこそ幻覚じゃないの?)
728 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/01(木) 21:05:14.30 ID:BzeD108T0
直下>>魔女の望み(願いや依頼でも良し)
729 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/01(木) 21:14:13.86 ID:RTn4TjgRo
雪山に住み着いてる精霊から母親の形見である魔石を取り返してほしい
730 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/01(木) 21:21:01.47 ID:BzeD108T0
魔女「雪山に...精霊が住んでいるの」
勇者「精霊」
魔女「私...その精霊に魔石を奪われてしまって」
勇者「成る程。取り返せば良いと」
魔女「はい」
勇者「しかし魔石一つにそこまでとは、何か特別な思い入れでも...?」
勇者「...おっと、余計な詮索は不要ですね」
魔女「母親の形見なんです」
勇者「そうですか」
731 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/01(木) 21:30:13.03 ID:BzeD108T0
勇者は雪山から発せられる微小な力を元に、精霊の居場所を突き止めた
勇者「ここか」
そこは洞窟になっており、そこまで深くないようだった
勇者「精霊とか居ますかね」
精霊「...む」
勇者「あ、居た」
勇者「魔女から奪った魔石を返して貰えますかね?」
732 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/01(木) 21:30:43.27 ID:BzeD108T0
直下>>精霊の返答
733 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/01(木) 21:34:32.55 ID:xpEGw3xno
魔石を返せば魔女はおぞましい儀式を行うから返せぬ
734 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/01(木) 21:35:11.79 ID:q41w3RTDO
あれは本来この山の主の物
どうしても欲しければ山頂まで行って直接交渉するがよい
735 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/01(木) 21:39:47.56 ID:BzeD108T0
精霊「魔石を返せば魔女はおぞましい儀式を行うから返せぬ」
勇者「おぞましい儀式?」
精霊「そうだ。魔女というのは皆そうなのだろう?」
精霊「お主の仲間にも___」
ジャキン!
勇者「流石にそれ以上はアウトだ。それにアイツはそんなんじゃない。...決して」
勇者「それはそれとして」
勇者「おぞましい儀式って...何の事なんだ?」
736 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/01(木) 21:40:37.32 ID:BzeD108T0
直下>>精霊の言う『おぞましい儀式』とは
737 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/01(木) 21:47:44.14 ID:RTn4TjgRo
はるか昔、神をも超える力を手に入れたため神によって国ごと滅ぼされた英雄王の力を継承する儀式
738 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/01(木) 21:55:16.58 ID:BzeD108T0
精霊「はるか昔の事だ」
精霊「とある国に伝説の英雄が居た」
精霊「いずれ其奴は英雄王となった」
精霊「しかし、奴は力を持っていたのだ」
精霊「力といっても、天下無双という訳ではない」
精霊「その力は天上にすら届き、神をも凌駕してしまったのだ」
精霊「神はその力を恐れ、国ごと英雄王を滅ぼした」
精霊「しかし、神ともあろう者が人を恐れてしまった」
精霊「それだけが要因ではないが...神は神である事を辞めた」
精霊「今は別の神が居る」
精霊「さて、昔話はここまで」
精霊「魔女はその力を継承しようとしているのだ」
739 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/01(木) 22:12:12.87 ID:BzeD108T0
勇者「彼女にそれは出来ない」
勇者「あれは彼女の母親の形見だ。しかも」
勇者「あれを傷付けずそのような力を支える事など到底出来ようも無い」
精霊「それは...まことか?」
勇者「これでも勇者ですからね」
勇者「彼女の魔法や嘘程度、簡単に見抜けますよ」フッ
勇者は不敵に笑う
精霊「ほう」
740 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/01(木) 22:14:15.23 ID:BzeD108T0
精霊「いいだろう。貴様の言葉、聞くに値する」
勇者「...」
精霊「これが魔石だ。受けとるが良い」
勇者「...これが」
勇者「それでは!」ダッ
勇者は脱兎の如く去って行った
741 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/01(木) 22:19:02.71 ID:BzeD108T0
〜魔女の家〜
勇者「只今ァ!」バァン!
勇者「はい...これ、魔石」
魔女「あ、ありがとう」
魔女「これ、鍵」
勇者「ありがとう」
勇者は金の鍵を手に入れた
742 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/01(木) 22:23:16.93 ID:BzeD108T0
勇者「じゃあ帰りますかね」
司書「...もうこんな時間」
魔法使い「まだ調べたい事が...」
勇者「魔道書が欲しければ買ってやる」
シスター「...はぁ」
勇者「全く、防寒具無しではきついだろう」
勇者「これでも着てくれ」
そう言うと勇者は自分の防寒具を差し出す
シスター「えっ!?...でも」
勇者「俺は平気。むしろシスターが体調を崩しちゃいけない」
シスター「...分かった。ありがとう」
743 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/01(木) 22:30:43.45 ID:BzeD108T0
勇者「帰って来ましたぞー!」
勇者「さーて早速ダラダラ...」
ガシッ
船乗り「...」
勇者「...分かったよ」
744 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/02(金) 19:22:22.72 ID:sDixhqfs0
勇者「今回は事だ。皆の前で発表する事にする」
船乗り「へぇ」
勇者「よし!皆!」
一同「...?」
勇者「これより仇討ちをする!」
勇者「忘れてはいないだろう...我々がこの広大な海に飛び出す原因となった事件を!」
一同「...」
勇者「これからの目標は奴らを倒す事だ」
戦士「なぁ勇者」
勇者「む、どうした?」
戦士「それは分かったけどさ、奴らの居場所とか知ってるの?」
勇者「勿論だ!それは...」
745 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/02(金) 19:24:21.46 ID:sDixhqfs0
直下>>怪しい黒い集団が現在居る島
746 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/02(金) 19:38:39.45 ID:NFIGq6oOO
ダゴン島
747 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/02(金) 19:52:30.73 ID:sDixhqfs0
勇者「ダゴン島」
船乗り「なんでそう忌々しい土地にばかり」
戦士「へぇ」
勇者「という訳で皆その時に備えよう」
勇者「以上だ」
748 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/02(金) 19:54:18.32 ID:sDixhqfs0
直下>>勇者の暇潰し
749 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/02(金) 20:19:22.93 ID:NFIGq6oOO
シスターと司書といちゃこら
750 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/02(金) 21:49:59.81 ID:sDixhqfs0
勇者「...」
シスター「ていうか勇者は準備とかしないんですか?」
司書「確かに気になる」
勇者「え?ああ...何をするかは決まっているよ」
司書「ちょっと...勇者は緊張しすぎだと思います」
勇者「はぁ」
シスター「そうですね。じゃあリラックスして下さい♪」
勇者「ど、どうやってだい?」
司書「聞く?」
勇者「いや、べべ別に知られたくないなら...」
751 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/02(金) 21:57:17.15 ID:sDixhqfs0
ツンッ
勇者「ひ...」
シスター「んふー。お腹ツンツンしてあげます」
勇者「え...ちょ」
ツンッ
勇者「ひっ」
ツンッ!
勇者「んん!」
ツンッツンッツンッ
勇者「ひっあぁ...」
シスター「情けないですねぇ」フフフ
勇者「酷いよぉ...」
752 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/02(金) 22:01:23.11 ID:sDixhqfs0
シスター「あ!用事を思い出しました」
勇者「...?」
シスター「ではまた」タッタッタッ...
勇者「全く...」
ギュッ
勇者「!?」
司書が後ろから勇者に抱きついている
司書「この前、勇者抱きしめてくれたよね」
勇者「あ、あぁ...まさか」
司書「今度は私の番...たっぷりリラックスしてね」
勇者「おおおぅ...」
753 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/02(金) 22:09:14.04 ID:sDixhqfs0
勇者(しかし...司書も暖かいな)
勇者(こうしてみるとよく分かるものだ)
勇者「...なぁ」
司書「な、なんでしょう?」
勇者「そっち向いていい___」
司書「ダ、ダメです!」
司書の声はひどく焦っている調子だ
勇者「むー、...まぁいいか」
勇者はここで司書は真っ赤になっていると思っている
実際そうであり、司書は自分がされた様にしたかった
勇者はそれを理解しているつもりでは無かったが心の片隅では分かりきっていたのかも知れない
754 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/02(金) 22:14:46.71 ID:sDixhqfs0
司書「じゃあ、もう終わりです」スッ
勇者「...そうか」
司書「じゃあ私も用事があるので...ふふっ」
勇者「!」
勇者「そうか」
司書は去って行った
勇者「実に心臓に悪い二人組だな」
勇者の顔には既に緊張の色は見えなかった
755 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/02(金) 22:24:50.92 ID:sDixhqfs0
直下>>勇者の暇潰し
756 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/02(金) 22:33:16.71 ID:QU6dVwrAo
少年と雑談
757 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/03(土) 08:09:01.02 ID:7C8YEOvX0
勇者「やぁ少年よ」
少年「あっ勇者さん」
勇者「少年は何かやりたい事とかあるのか?」
少年「やりたい事...それは将来の夢とかそういう感じ?」
勇者「ま、そんなとこさね」
少年「そうか〜、うーん...あっ!」
勇者「何だ?」
758 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/03(土) 08:10:11.16 ID:7C8YEOvX0
直下>>少年の将来の夢
759 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/03(土) 08:23:07.43 ID:nA6DGjxpo
孤児院をひらいて昔の自分たちみたいな子供たちを助けたい
760 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/03(土) 19:57:21.44 ID:7C8YEOvX0
勇者「孤児院を?」
少年「うん。昔の僕達の様な人を助けたいんだ」
勇者「なるほど、そりゃいいや」
勇者「世界を平和に出来てもな、他人の財産や感情や金はどうにもならん」
勇者「実際この世界は今少なくとも表面上は平和だ」
勇者「それでも少年のような子が居る」
勇者「だから少年。その夢は叶えるべきだ」
勇者「俺のように悪を倒すなんて事はしなくても...」
勇者「それは一つの正義の形であって、君にしか出来ない」
勇者「...なんだかすまんな、押し付けがましくなってしまった」
少年「僕のやりたいことは、間違ってないんだね」
勇者「そうさ」
少年「勇者のように多くの人を救えなくても僕は頑張るよ」
勇者「少年は少年らしくしてればいい...なんてこの流れで言うのはちょっと違うか」
少年「ははは」
761 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/03(土) 22:45:28.01 ID:7C8YEOvX0
直下>>勇者の暇潰し
762 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/03(土) 22:50:57.25 ID:nA6DGjxpo
魔法使いと魔法の修行
763 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/03(土) 23:21:17.50 ID:7C8YEOvX0
勇者「眠いぞ!」
魔法使い「起きろ!」
勇者「なぬっ」
魔法使い「魔法の修行だ」
勇者「成る程、じゃあやってみよう」
764 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/03(土) 23:23:19.26 ID:7C8YEOvX0
直下コンマ>>
15以下>>らりるれ火事だー!
16以上55以下>>まあまあ
56以上>>新魔法習得
765 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/03(土) 23:23:51.33 ID:srVPn+tDO
い
766 :
◆7M0syXftfg
:2017/06/04(日) 18:12:34.39 ID:znW5cdf+0
勇者「せいっ!」プス〜
魔法使い「...すかしっぺですか?」
勇者「ちゃうわ」
勇者「うむむ」
魔法使い「でも筋は良くなって来ましたよ」
勇者「おう、ありがと」
勇者「はぁ...冷凍ビームなら出せるんだけどな」
魔法使い「え、なにそれ。初耳です」
勇者「え?出せるよ?」
魔法使い「どういう魔翌力の使い方してるんですか...」
767 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/04(日) 18:58:24.49 ID:znW5cdf+0
勇者「司書に焼き芋を作ってもらった」
勇者「司書にご褒美をあげた」
勇者「百物語を読んだ」
勇者「魔女に会った」
勇者「精霊から魔石を取り戻した」
勇者「金の鍵を貰った」
勇者「次の目的地を決めた。どうにも冒涜的だ」
勇者「シスターにからかわれた」
勇者「司書に[薄くて読めない]」
勇者「少年の将来の夢について話した」
勇者「魔法使いと魔法の修行をした」
768 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/04(日) 19:01:20.82 ID:znW5cdf+0
〜翌日〜
勇者「うお寝過ごした」
勇者「やっちまった...」
勇者「とにかく船内を歩こう」
769 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/04(日) 19:01:55.38 ID:znW5cdf+0
直下コンマ>>
50以上で非常事態
770 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/04(日) 19:02:43.41 ID:hCSO89eDO
は
771 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/04(日) 19:05:25.83 ID:znW5cdf+0
勇者「平和で何より」
勇者(多分後少しで島に着くな...)
勇者「よし」
772 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/04(日) 19:06:04.00 ID:znW5cdf+0
直下>>勇者の暇潰し
773 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/04(日) 19:48:50.75 ID:rZjKL6Ijo
シスターにハグ
774 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/04(日) 20:36:51.12 ID:znW5cdf+0
勇者(...シスターにはいっつも弄られてばかりだな)
勇者(泣き出し、不法侵入に始まり今では腹ツンツンやデコピン)
勇者(こちらからも何かしてやろう)
勇者「ふふふ」
勇者(しかし何をしよう?)
勇者(うーむ...ハグとかでいいかな)
775 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/04(日) 20:43:20.12 ID:znW5cdf+0
勇者「...」コソコソ
勇者「!」
シスター「...」ニコニコ
そこには、いつもの様に笑顔で歩くシスターが
勇者(あとはこっそり後ろについて...)
776 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/04(日) 20:45:02.20 ID:znW5cdf+0
直下コンマ>>
81以上で気付かれる
777 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/04(日) 20:45:27.70 ID:pkHNPLR1o
あ
778 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/04(日) 20:50:33.27 ID:znW5cdf+0
勇者(よし、今だ)
ギュッ
シスター「うひゃっ!」
勇者「ぬふふ」
勇者(顔が見たいな...どんな顔してるんだろ?)
勇者は一旦離れ、前から抱く
勇者(これは...)
779 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/04(日) 20:51:07.82 ID:znW5cdf+0
直下>>勇者にハグされた時のシスターの顔
780 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/04(日) 20:55:31.91 ID:hCSO89eDO
真っ赤な顔で涙目
781 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/04(日) 20:55:47.83 ID:rZjKL6Ijo
真っ赤
782 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/04(日) 21:03:25.21 ID:znW5cdf+0
シスター「うぅ」
シスターは顔を真っ赤にし、涙目だった
勇者(なっ)
普通の人間ならばここで一歩退くなり軽く謝るなりするだろう
だが勇者は違った。むしろ勇者は楽しんでいたのだ
勇者「おやおや、随分恥ずかしそうな顔だね」
シスター「っ...それは勇者が///」
勇者「おや?俺は優しくハグしてあげただけだよ?」
勇者「まさかストーカーしたりお腹ツンツンしたりするような人間が恥ずかしがっているのか?」
勇者「おかしいなぁ。ちょっとハグしただけなんだけどなー」
783 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/04(日) 21:09:37.04 ID:znW5cdf+0
シスター「な、なっ///」
シスター「くそぉ...勇者なんて嫌い...じゃない///」ボソッ
勇者「おや、何か言ったかい」
シスター「うるさい!///」
勇者「はいはい、分かりましたよっと」
勇者「じゃあの」スタスタ...
シスター「...うぅぅ...///」プシーッ
勇者(凄いそそる顔だったな...)
784 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/04(日) 22:26:42.50 ID:znW5cdf+0
船乗り「...着いた」
勇者「ご苦労。とりあえずみんな船から降りてくれ」
〜移動〜
勇者「よし、皆。ヤバくなったら俺は帰ってくるから相応の準備で出撃しなおす」
一同「...?」
勇者「まぁヤバくなったら逃げ帰ってくるから」
勇者「じゃ、行ってくる」
785 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/04(日) 22:28:55.62 ID:rZjKL6Ijo
なんで一人で行こうとしてんだ…
786 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/04(日) 22:28:57.52 ID:znW5cdf+0
勇者「...とは言ったものの」
勇者「奴らどこに居るんだ?」
ガサッ
勇者「む」
勇者「そこに居るのは誰だ?」
787 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/04(日) 22:30:29.57 ID:znW5cdf+0
直下>>そこには誰が居た?
ちなみに勇者は絶対に自分以外の死人を出したくないので大人数で行くのには抵抗があります
788 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/04(日) 22:33:20.30 ID:pkHNPLR1o
機械人形
789 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/04(日) 22:33:32.48 ID:rZjKL6Ijo
君の悪いフードを被ってぶつぶつ言ってるいかにも邪教徒な素性不明のやつ
790 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/04(日) 22:56:45.44 ID:znW5cdf+0
機械人形「...」
勇者「機械人形...?何故このような所に」
勇者「まぁいいさ。すまないが、怪しい黒い集団の居場所は分かるかな?」
791 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/04(日) 23:09:05.15 ID:znW5cdf+0
直下>>怪しい黒い集団の居場所(知らないも可)
792 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/04(日) 23:15:32.91 ID:2KQz5V2A0
地下
793 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/04(日) 23:22:51.71 ID:znW5cdf+0
機械人形「多分...地下」
勇者「成る程...地下かぁ...」
勇者「ありがとう」
勇者「じゃあ穴でも掘るかね」
794 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/04(日) 23:29:33.18 ID:znW5cdf+0
勇者「しっかしスコップもツルハシもねぇのよなぁ」
勇者「あ!」
勇者「この司書から貰ったロングソードを使えば」
ロングソードはスコップに変化した
勇者「良し!じゃあ掘るか!」
795 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/04(日) 23:32:50.95 ID:znW5cdf+0
勇者「オラオラオラオラオラオラ」ザクザクザクザクザクザク
勇者「オラァ!」グシャッ!
勇者「...なんつって」
グラグラ...
勇者「マジで地下に落ちるぞこれ!?」
勇者「くっそ、調子のんなk___」
バコン!!
勇者の足元の土が崩れた
ヒュウウウウウ....
勇者は落下する
ズドォン!!
勇者「ぐっ!!ここは...?」
796 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/04(日) 23:36:58.25 ID:znW5cdf+0
直下>>勇者の落下してきた場所
797 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/04(日) 23:45:01.61 ID:rZjKL6Ijo
不気味な祭壇
798 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/05(月) 07:35:38.29 ID:qBUm2S+N0
勇者「何だこの祭壇!?」
勇者「くそ!こんなもんは破壊するに限る!」
???「ストップ」
勇者「ほ?あぁ、誰か居たのか」
勇者(薄暗い地下に目が慣れない...)
勇者(ん?こいつは...)
799 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/05(月) 07:36:18.11 ID:qBUm2S+N0
直下>>勇者を止めた人物
800 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/05(月) 07:49:35.16 ID:iv+g8KniO
黒装束の幹部with6000人の戦闘員
801 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/05(月) 20:54:31.24 ID:qBUm2S+N0
勇者「...多いな」
幹部「貴様が誰かなど知らぬが...我らの野望を邪魔するとあれば許さぬ!」
勇者「いやぁ、正直ショックだね」
幹部「この六千人の戦闘員が怖いか?」
勇者「俺が今こうしてここに居るというのに、だ」
勇者「こんな危険な思想に染まる奴がこんなに居る」
勇者「しかしまぁ...これもお国でぬくぬくしてたツケさ」
勇者「予定が変わった。祭壇は破壊しない」
勇者「...貴様らをどうにかするまではな」
802 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/05(月) 20:55:12.46 ID:qBUm2S+N0
直下コンマ>>
50以上で勇者の勝利
803 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/05(月) 20:56:39.42 ID:GBbYyJHHo
平和な世界ほど腐敗は溜まっていくものよ
804 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/05(月) 21:04:36.10 ID:qBUm2S+N0
勇者「ぐっ!!」ドサッ
幹部「ふん、確かに出来るようだがな」
幹部「それではまだまだ甘いのだ」
勇者(まずいな...とりあえず逃げよう)
勇者(俺はここに落ちてきた...ということはここには光が射している)
勇者「ふっふっふ...」
勇者「背に腹は変えられないな」
勇者「食らえ!ダイアモンドダスト!」ジャシュィーン
勇者はその場に360度放射状の氷魔法...というよりかは滅茶苦茶に氷の魔力を解き放った
光は屈折し、地下に居た戦闘員や幹部の目が眩む
勇者「はっ!!」ピョイーン
勇者は地上へと逃げて行った
805 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/05(月) 21:12:36.15 ID:qBUm2S+N0
魔法使い「勇者、大丈夫だろうか?」
シスター「さぁ?でもどうせ生きてるでしょうよ」
戦士「そりゃ酷いな。...ん?」
戦士が遠くからの音に気付く
勇者「...」ズダダダダ
勇者「とうっ!」キキーッ
司書「あ、帰って来たんですか」
勇者「おう。負けたわ」
シスター「えっ!?」
勇者「だから今からプランBだ」
806 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/05(月) 21:18:16.33 ID:qBUm2S+N0
女騎士「...マジ?」
勇者「マジよ」
勇者「んでさ、こうなったら降ろすしかないのよ」
戦士「降ろす?降ろすって何をだ?」
勇者「初代勇者」
シスター「な...っ」
シスター「そんな簡単な事じゃ無いですからね!?」
勇者「いや、奴らの使う祭壇なら降ろせると思うわ」
勇者「では君達。今まで俺が調べたカラクリを説明しよう」
807 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/05(月) 21:23:33.43 ID:qBUm2S+N0
勇者「俺の調べた限りでは初代勇者は一つではない」
勇者「たくさんの亡霊の欠片や魂があるからだ」
勇者「...実はな、神の加護を受けて生まれた人間の特徴なんだが」
勇者「神様はきっと割かし下手な継ぎ接ぎで俺や初代勇者を作った」
勇者「だって氷の魔力は自由に使えるのに魔法が使えないし」
勇者「だいたい喋り方がこんな安定しない奴そうそうおらんよ」
勇者「つまりこれは関係無いんだが」
勇者「俺も死んだら多分バラバラになって亡霊が世界をさ迷うと思う」
808 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/05(月) 21:41:50.65 ID:qBUm2S+N0
勇者「この法則には王族も従っていて」
勇者「お姫様も蘇らせる事が出来るかもしれない」
勇者「降ろす為には『金の鍵』が必要だったのさ」
勇者「だから手に入れた」
勇者「安全に忍び込む為にも認識阻害のマントを着けて行くよ」
魔法使い「ふむ、大体分かりました」
魔法使い「しかし、それを何故私達に?」
勇者「降ろした初代勇者がもし俺の体に残ったら今の俺の人格は薄れるからな」
勇者「まぁ元から継ぎ接ぎみたいな人格だから心配は無いと思うが」
809 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/05(月) 21:43:53.54 ID:GBbYyJHHo
あんまり寂しい事淡々というんじゃねえよ…
810 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/05(月) 21:45:20.31 ID:qBUm2S+N0
勇者「...」
勇者は再び自分で開けた穴の近くに立っていた
勇者「まだ中に人は居るか...」
勇者「よっと」
勇者は迷わず飛び入る
ストッ
勇者「さて、ここが祭壇」
勇者「金の鍵を置いて...」
勇者「『我が身に顕現せよ、初代勇者』」
勇者(これで良いのか?)
811 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/05(月) 21:46:36.78 ID:qBUm2S+N0
直下コンマ>>多ければ多い程初代勇者が強く現勇者に宿ります
812 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/05(月) 21:48:34.79 ID:GBbYyJHHo
あんまりくんな()
813 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/06(火) 07:35:50.17 ID:JYhukxyq0
勇者「...」フゥー
勇者「成る程、こういう事か」
勇者「ん?」
勇者が確認すると、認識阻害のマントは破れてしまっていた
初代勇者を降ろしたのはそれ程までに強い術式だったのだ
勇者「へぇ、てことはさ...」
幹部「な...お前はさっきの!」
勇者「バレたらしょうがないな」
勇者「...我が全力で叩き潰してくれよう」
814 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/06(火) 07:51:01.86 ID:JYhukxyq0
勇者「いや、もうね俺もなんでこんなバラバラになったんだと思ったね」
勇者「これが悠久の時を経て分かった真実」(調べてないだけ)
勇者「ふん!」ズドン!
勇者は手から竜巻を発生させた
戦闘員達は吹き飛んでいく
勇者「おぉ...何でもできるような気分だ」
勇者「いざ...参る!」
815 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/06(火) 07:55:13.72 ID:JYhukxyq0
勇者「ずぇい!」スピン
勇者が剣を振ると、黒装束の幹部の頭が切断される
勇者「距離なぞあって無いような物よ...」
敵の集団にもどよめきが走る
勇者「まぁあれだ、お前ら全員殺しはしねぇよ」
勇者「ただし、今すぐ投降すればだがな」
816 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/07(水) 07:32:05.54 ID:fkQkJzGZ0
直下>>
1.敵を無力化する
2.『何か』を召喚して撃破する
817 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/07(水) 07:37:05.17 ID:WEEA0lSAo
1
818 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/07(水) 20:46:00.02 ID:fkQkJzGZ0
黒装束「...ッ」ザワザワ
再び敵の集団にどよめきが走る
勇者「甘い!」プォン
勇者は黒装束の集団の動きを止めた
勇者「貴様ら...少しばかり迷ったろう」
勇者「その迷いが我が呪文の付け入る隙となるのだ」
勇者「...そろそろ時間の様だ」
819 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/07(水) 20:52:41.11 ID:fkQkJzGZ0
ズドドドド...
勇者「良く来てくれたな...王国兵士団よ」
王国兵士A「はっ!現在のご状況の説明を...」
勇者「うむ、奴らは魔法で縛り付けてある故、好きに持っていって構わぬ」
勇者「だが」
勇者「王国を追い出された身でこのような事を言うのは大変おこがましいのだが...」
勇者「...彼等を、殺さないでやってくれ」
勇者「いや、やはり今のは聞かなかった事にしてくれ」
勇者「ここで妙な迷いでも起こされてしまえば皆の地位にも問題が生じるだろう?」
勇者「俺の発言には権威も信じる意義も無いからな」
820 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/06/07(水) 20:59:10.59 ID:fkQkJzGZ0
???「ふむ」
勇者「...?いやまさか」
???「勇者よ、そのまさかだ」
勇者「あ、貴方は...国王陛下!」
国王「うむ」
勇者「しかし何故こんなところに来られたのですか?」
国王「まぁ...お主に用があるでな」
勇者「そうでしたか...」
国王「そうそう、さっきの勇者の話は聞いていたのだが」
勇者「...」
国王「今回は勇者の言う通りにしてやろうと思う」ニコッ
勇者「...え?」
国王「二度は言わぬ」
勇者「しかし...いくらなんでもそれは」
国王「分かっておるよ。そんなお主には交換条件としよう」
勇者「して、一体?」
国王「それはの」
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