【安価】三人目の勇者

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651 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/05/27(土) 12:34:15.07 ID:pCDbV9IK0
勇者「イカに襲われた」

勇者「船乗りに怒られた」

勇者「司書お勧めの本を読んだ」

勇者「少年少女を鍛えた」

勇者「座禅を組んだ」
652 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/05/28(日) 09:28:23.34 ID:Snvg/Wv00
〜翌日〜

「起きろー」

「おい?」

勇者「むむむ...」

そこに立っていたのはのは船乗りだった

勇者「という事は」

船乗り「島に着いたぞ」

勇者「お疲れ。存分に休んでくれ。むしろ休んで下さい」

勇者「上陸メンバーは...そうだな」
653 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/05/28(日) 09:28:54.01 ID:Snvg/Wv00
下1、下2、下3>>連れていく仲間
654 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/28(日) 09:39:23.85 ID:sh/GT0g/o
司書
655 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/28(日) 09:48:11.30 ID:1nomEIPO0
女騎士
656 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/28(日) 09:50:13.15 ID:cgtsxx5DO
少年
657 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/05/28(日) 18:17:08.17 ID:Snvg/Wv00
勇者「よっしゃー!全員で食物探しだ!」

司書「なんとも豊かな緑」

女騎士「長く居たら体に種子が根付いてしまいそうだ」

少年「凄いなぁ」

勇者「おっ」
658 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/05/28(日) 18:17:50.98 ID:Snvg/Wv00
直下>>見つけた食糧
659 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/28(日) 18:19:43.73 ID:6sWac/X50
みかんやバナナの果物
660 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/28(日) 18:20:16.19 ID:0wO4oU43o
食べた者を超強化させる虹色のパイナップル
661 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/05/28(日) 22:40:11.22 ID:Snvg/Wv00
勇者「果物だ。みかんとかバナナとか」

司書「とくに異常もないようです」

女騎士「毒味」パクッ

少年「ずるい」

勇者「色々な事情で女騎士しか出来ないんだ。毒味」

勇者(女騎士が死人だと気付いてない奴ら多いからな...)
662 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/05/28(日) 22:41:44.57 ID:Snvg/Wv00
勇者「どうやら食糧難は解決しそうだ」

女騎士「む、あれは」

司書「お」

少年「?」
663 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/05/28(日) 22:42:11.87 ID:Snvg/Wv00
直下>>見つけた食糧
664 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/28(日) 22:43:33.23 ID:HMs47Caeo
野菜
665 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/05/28(日) 23:00:03.72 ID:Snvg/Wv00
女騎士「野菜だ」

女騎士「でも埋まってるし引っこ抜くぞ」ググググ...

勇者「よし、俺も手伝う...」ズボォッ

野菜は勢い良く飛んで行ってしまった

勇者「...ごめんよ」
666 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/05/29(月) 07:45:17.10 ID:1+PHCWIO0
勇者「でも果物だけで食っていくのはキツいな」

少年「僕もそう思う」

女騎士「私も私も」

司書「私は...その...別に...」

勇者「食糧発見!!」
667 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/05/29(月) 07:45:48.67 ID:1+PHCWIO0
直下>>見つけた食糧
668 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/29(月) 07:47:30.61 ID:j3ANg9UxO
芋と小麦
669 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/05/29(月) 07:53:34.10 ID:1+PHCWIO0
勇者「芋じゃああああ!」ザクザクザクザク

司書「小麦たくさん」

女騎士「これで大丈夫っぽいね」

少年「うーん...まぁそうだね」
670 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/05/29(月) 18:24:24.44 ID:1+PHCWIO0
勇者「まぁあれよ、必要だったら補給すれば良い」

女騎士「なるほど。では____」

勇者「だからといって料理ばっかするのも駄目だ。というかなんでそんな料理ばっかしてんだよ」

司書「女の子にとって料理はとっても大事なんです」

少年・勇者(よくわかんないなぁ...)
671 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/05/29(月) 18:31:33.72 ID:1+PHCWIO0
勇者「帰ってきたぞー!」

司書「もう慣れてあんま疲れなくなってきました」

女騎士「飯だ!飯にしよう!」

勇者「早えよ」

少年「思ったより疲れなかった」

勇者「次は野菜でも引っこ抜くか」

少年「ああそっか」
672 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/05/29(月) 18:32:16.93 ID:1+PHCWIO0
直下>>勇者の暇潰し
673 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/29(月) 18:58:06.06 ID:N0HwU6nvO
シスターに膝枕耳掻きしてもらう
674 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/05/29(月) 19:11:14.22 ID:1+PHCWIO0
勇者「うぃー疲れた」

シスター「勇者よ」

勇者「...む、どうした。正座なんかして」

勇者は怪訝な表情になる

シスター「いいから早く来て」

勇者「はいはい...」スタスタ

シスター「良し、じゃあ私の前に座って」

勇者「よいしょ」

シスター「おわっ///」

シスター(ち、近い!)

シスター「あ、あっち向いて」

勇者「後ろか」
675 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/05/29(月) 19:14:50.35 ID:1+PHCWIO0
シスター「よしよし、最後にそのまま仰向けになって...」

勇者「どれ...!?」

シスター「えへへ、如何でしょう」

勇者「お、おい?これ、これってさ...?」

シスター「そうですね、膝枕って奴です」

勇者「そうか、悪くないぞ」

シスター「じゃあそのまま横になって下さい」

勇者「横に...!!」

勇者(ま、まさかこれはっ!)
676 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/05/29(月) 19:18:42.32 ID:1+PHCWIO0
シスター「ふふ、勇者でももう分かるよね」

勇者「う、うん」

シスター「じゃあ始めまーす♪」

勇者「ふ、はぁ.......ぁ」ゾリゾリ

シスター「んふ」クリッ

勇者「ぁ......んひ」ゾゾゾ
677 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/05/29(月) 19:23:26.03 ID:1+PHCWIO0
〜数分後〜

シスター「はーい!耳掻き終了ー!」

勇者「はぁ......うぐ」

シスター「...!」ニヤリ

シスター「フーッ」

シスターは勇者の耳に息を吹きかける

勇者「ひぁ!?」ゾクゾク

シスター「よし、もうゴミは付いてませんね」

勇者「...そ、それは流石に反則」

シスター「顔赤いですよ」

勇者「...うぅ」
678 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/05/29(月) 19:28:52.14 ID:1+PHCWIO0
勇者「...」ポケー

船乗り「おい」

勇者「...ふぇ?」

船乗り「うるせぇやめろかわいいな」

船乗り「...じゃない。今度はどこの島に行くの?」

勇者「あ、あぁ。ごめんよ?」

勇者「次の島か...」
679 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/05/29(月) 19:30:34.66 ID:1+PHCWIO0
直下>>次は何処の島・大陸を目指す?
680 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/29(月) 19:31:35.34 ID:xagcPSdFo
常に雪が降り続ける幻想的な島
681 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/05/29(月) 20:46:15.19 ID:1+PHCWIO0
勇者「常に雪が降り続ける幻想的な島を目指す」

船乗り「あぁ、そこか」

船乗り「ちなみに何をしに?」

勇者「え?そこ聞く?」

船乗り「この前は答えてくれたじゃないか」

船乗り「それに行き先を教えて貰ってなかった時、凄く苦労したんだぞ」

勇者「だから言って詫びろと...」

勇者「分かったよ」
682 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/05/29(月) 20:48:10.00 ID:1+PHCWIO0
直下>>その島での用事
683 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/29(月) 20:57:32.26 ID:b+Ei1cUDO
そこに住む魔女に会う
684 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/05/29(月) 22:13:59.63 ID:1+PHCWIO0
勇者「その島にな、魔女が居んのよ」

勇者「そやつに会わねばならぬってことさ」

船乗り「ふぅん」

勇者「どうせ価値の無い情報だろ?」

船乗り「そうかもしれないね」

勇者「魔女か...」
685 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/05/29(月) 22:16:10.65 ID:1+PHCWIO0
勇者「上陸した」

勇者「食糧を見つけた」

勇者「シスターに[薄くて読めない]」

勇者「船乗りに行き先を伝えた」

勇者「何故か目的も聞かれた」
686 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/05/29(月) 22:18:30.70 ID:1+PHCWIO0
〜翌日〜

勇者「〜〜〜っく」

勇者「はぁ」

勇者「ちょっと出歩くか...」
687 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/05/29(月) 22:23:32.53 ID:1+PHCWIO0
直下コンマ>>
50以上で非常事態
688 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/29(月) 22:24:02.35 ID:xagcPSdFo
689 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/05/29(月) 22:27:41.25 ID:1+PHCWIO0
男「うむ異常なし」

男「よし、じゃあいつも通りだな」
690 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/05/29(月) 22:28:16.35 ID:1+PHCWIO0
直下>>勇者の暇潰し
691 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/29(月) 22:29:04.92 ID:xagcPSdFo
司書が料理をふるまってくれる
692 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/05/30(火) 21:21:22.88 ID:2UARFH8X0
>>689で勇者が男になってました。すみませんでした

勇者「あ、朝飯食ってねぇ」

司書「ほほう」

勇者「ん?司書じゃないか」

司書「折角ですし...その、私が料理を作ろうかなって」

勇者「本当か!ありがたいな!」

司書「そ、そんな期待しないで下さい...」
693 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/05/30(火) 21:21:55.06 ID:2UARFH8X0
直下>>司書が作ってくれる料理
694 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/30(火) 21:34:17.63 ID:snOiftjA0
焼き芋
695 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/05/30(火) 21:48:22.50 ID:2UARFH8X0
勇者「...芋?」

司書「はい、焼き芋ですよ」

勇者「いただきます」カジッ

勇者「おお!ホクホクしてる!」

勇者「このふくよかな旨味と匂いが食欲をそそるぞ!」ガツガツ

〜食事終了〜

勇者「ふぅ、焼き芋でこんなに満足したのは初めてだ」

司書「喜んで貰えて何よりです」

勇者「おう!ありがとな!また頼むぜ!」
696 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/05/30(火) 21:52:56.50 ID:2UARFH8X0
勇者がたち去ろうとした間際、司書が言った

司書「その...たまには、なんか、こう...ご褒美?下さい」

勇者「ご褒美か」

司書「えぇ!いや、その...」

勇者「いいよいいよ、確かに頑張って貰ってるからね」

勇者「そうだな...よし、一つ頼みを聞いてあげよう」

司書「頼み」

勇者「そう。何か悩みでもいいししてほしい事でもいい」
697 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/05/30(火) 21:53:41.40 ID:2UARFH8X0
直下>>司書の勇者への頼み(願いでも可)
698 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/30(火) 21:56:00.94 ID:jOOzRwsDO
ぎゅって抱きしめてほしい
699 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/30(火) 22:08:55.12 ID:uDlg7dYZo
司書とシスターがヒロイン力伸ばしてる……
700 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/05/31(水) 20:57:13.99 ID:1D8IITJC0
司書「ぎゅって抱きしめてほしい...かな」

勇者「...!」

勇者「ああ、いいぞ」ギュ

司書(温かい...これが勇者の)

勇者「ほれ、もっとリラックスして」

司書「は、はぃ」スッ

司書は勇者に体を預け、勇者は優しい抱擁で応える

そのシルエットはさながら映画の一シーンの様だ

勇者「...」ニコッ
701 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/05/31(水) 21:05:17.91 ID:1D8IITJC0
〜数分後〜

勇者「...」サッ

司書「あぅ」グラッ

勇者「おっと」ガシッ

倒れそうになった司書を勇者が支える

勇者「急に離してごめんよ。もう満足した?」

司書「あ、え...はい」

司書は少し名残惜しそうだ

勇者「司書は...その、あれだ。とても重要な仲間さ」

勇者(こういう風に人を褒めるのは苦手だなぁ)

さぞぎこちなく恥ずかしがってているようにいるように見えただろうと勇者は思った

司書「勇者...さん」

勇者「ん、あじゃあ、またな」

司書「はい」
702 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/05/31(水) 21:09:18.12 ID:1D8IITJC0
直下>>勇者の暇潰し
703 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/31(水) 21:16:01.17 ID:2cAglWono
怪談話で精神力とか度胸を鍛える
704 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/05/31(水) 21:29:40.85 ID:1D8IITJC0
勇者「さて」

勇者は船の高台に座る

勇者「この話を読むとしよう」

勇者「あ、いっけね。司書に借りた事伝え忘れた」

勇者「まあいいよね」

〜一方そのころ〜

司書「一冊...無い...」
705 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/05/31(水) 22:25:33.77 ID:1D8IITJC0
直下>>勇者が読む怪談話
706 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/31(水) 22:29:45.13 ID:y1TWx9Yjo
百物語
707 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/06/01(木) 17:36:06.37 ID:BzeD108T0
勇者「ほほう」ペラペラ

勇者「これはネタに出来そうだな」

勇者「さて次を...」

船乗り「到着!」

勇者「おっと。もう時間の様だ」

勇者「行くとしよう...誰か連れて」
708 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/06/01(木) 17:36:57.34 ID:BzeD108T0
下1、下2、下3>>連れていく仲間
709 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/01(木) 17:37:49.28 ID:RTn4TjgRo
魔法使い
710 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/01(木) 17:42:43.21 ID:q41w3RTDO
司書
711 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/01(木) 19:04:53.60 ID:BfpqpxcGO
シスター
712 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/06/01(木) 19:17:28.25 ID:BzeD108T0
勇者「目には目を、魔女には...」

魔法使い「私ね」

勇者「そういう事さ」
713 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/06/01(木) 19:21:06.44 ID:BzeD108T0
勇者「司書よ」

司書「は!はい、なんでしょうか」

勇者「んな怯えるなよ」

勇者「これから魔女に会いに行く」

勇者「という訳でだ、きっとさぞかし色んな本が置いてあるだろう」

司書「成る程。つまり...」

勇者「うむ、連れて行こうと言う訳さ」

勇者「あ、あとこれ」サッ

司書「あっ、これって」

勇者「そう、借りてた本...というか伝え忘れた。こめんよ」
714 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/06/01(木) 19:24:16.63 ID:BzeD108T0
シスター「はろー」

勇者「む、シスターか」

シスター「ノリ悪いぞーっ」

勇者「ははは、すまんすまん」

勇者「で?用件を聞こう」

シスター「連れてって下さいよ」

勇者「いいよ。でも魔女の家とかにも聖職的な本はあるかな?」

シスター「勇者が分からないなら私にも分かりません」

勇者「魔女に会った事ないかんな。俺」

シスター「マジですか...」
715 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/06/01(木) 19:35:11.63 ID:BzeD108T0
勇者「よし、全員揃ったな」

魔法使い「準備完了」

司書「右に同じく」

シスター「いつから私に準備が必要だと錯覚していた...?」

勇者「では行くぞ。シスターは凍傷に注意しとけ」
716 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/06/01(木) 19:36:55.83 ID:BzeD108T0
直下コンマ>>
50以上で非常事態
717 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/01(木) 19:37:11.10 ID:RTn4TjgRo
718 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/06/01(木) 19:40:57.27 ID:BzeD108T0
勇者「着いたべ」

魔女の家と言うよりかは、ごく普通の一軒家と言う感じである

魔法使い「思ったより小さい」

司書「失礼ですね」

シスター「...寒ッ」ブルブル

勇者「では入ろう」

勇者「魔女はいますか!?」ガチャッ
719 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/06/01(木) 19:41:30.25 ID:BzeD108T0
直下>>魔女の家の中の状況
720 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/01(木) 19:45:59.19 ID:xpEGw3xno
明らかに一軒家を軽く超えた広さの内装
721 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/06/01(木) 20:06:44.57 ID:BzeD108T0
勇者「!?」ギョッ

シスター「うーっ...えっ幻覚?」

司書「本棚...いっぱい...」

魔法使い「ああ、そういう事ね」

勇者「これはあれか。空間...」

魔法使い「そう、空間魔法ね」

魔法使い「しかしこれだけのスペースを持つとなると魔女ってのは凄いのね」

魔女「...」スタスタ

勇者「いやぁすみませんね急に押し掛けて」
722 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/06/01(木) 20:07:12.67 ID:BzeD108T0
直下>>魔女の発言
723 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/01(木) 20:24:25.02 ID:RTn4TjgRo
かなり怯えた様子で何の用か聞いてくる
724 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/06/01(木) 20:49:40.69 ID:BzeD108T0
魔女「...な、なんのご用、でしょうか?」

司書「そういえば...勇者の目的はまだ話されて無かった」

シスター「確かに」

魔法使い「ていうか魔女さん凄いびびってますよ」

シスター「いや、よく分かんないご一行が急に押し掛けて来て平気だったら少し怖いよ」
725 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/06/01(木) 20:50:07.46 ID:BzeD108T0
直下>>勇者の魔女への目的
726 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/01(木) 20:50:52.98 ID:Cwvi/bSoo
金の鍵が欲しい
727 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/06/01(木) 21:04:21.79 ID:BzeD108T0
勇者「いきなり押し掛けた挙げ句あまつさえこんな事を頼むのは心苦しいのですが」

勇者「『金の鍵』が欲しいのです」

魔女「金の...鍵...」

勇者「しかしです。これではあまりにも勝手過ぎます」

勇者「なので...まぁ、『何でもする』と言えば語弊になりますが」

勇者「出来る限り貴女の望みを聞いてあげたいのです」

シスター(勇者ってあんな喋り方するのか...)

司書(意外ですね)

魔法使い(あの勇者が下手に出る...?これこそ幻覚じゃないの?)
728 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/06/01(木) 21:05:14.30 ID:BzeD108T0
直下>>魔女の望み(願いや依頼でも良し)
729 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/01(木) 21:14:13.86 ID:RTn4TjgRo
雪山に住み着いてる精霊から母親の形見である魔石を取り返してほしい
730 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/06/01(木) 21:21:01.47 ID:BzeD108T0
魔女「雪山に...精霊が住んでいるの」

勇者「精霊」

魔女「私...その精霊に魔石を奪われてしまって」

勇者「成る程。取り返せば良いと」

魔女「はい」

勇者「しかし魔石一つにそこまでとは、何か特別な思い入れでも...?」

勇者「...おっと、余計な詮索は不要ですね」

魔女「母親の形見なんです」

勇者「そうですか」
731 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/06/01(木) 21:30:13.03 ID:BzeD108T0
勇者は雪山から発せられる微小な力を元に、精霊の居場所を突き止めた

勇者「ここか」

そこは洞窟になっており、そこまで深くないようだった

勇者「精霊とか居ますかね」

精霊「...む」

勇者「あ、居た」

勇者「魔女から奪った魔石を返して貰えますかね?」
732 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/06/01(木) 21:30:43.27 ID:BzeD108T0
直下>>精霊の返答
733 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/01(木) 21:34:32.55 ID:xpEGw3xno
魔石を返せば魔女はおぞましい儀式を行うから返せぬ
734 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/01(木) 21:35:11.79 ID:q41w3RTDO
あれは本来この山の主の物
どうしても欲しければ山頂まで行って直接交渉するがよい
735 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/06/01(木) 21:39:47.56 ID:BzeD108T0
精霊「魔石を返せば魔女はおぞましい儀式を行うから返せぬ」

勇者「おぞましい儀式?」

精霊「そうだ。魔女というのは皆そうなのだろう?」

精霊「お主の仲間にも___」

ジャキン!

勇者「流石にそれ以上はアウトだ。それにアイツはそんなんじゃない。...決して」

勇者「それはそれとして」

勇者「おぞましい儀式って...何の事なんだ?」
736 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/06/01(木) 21:40:37.32 ID:BzeD108T0
直下>>精霊の言う『おぞましい儀式』とは
737 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/01(木) 21:47:44.14 ID:RTn4TjgRo
はるか昔、神をも超える力を手に入れたため神によって国ごと滅ぼされた英雄王の力を継承する儀式
738 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/01(木) 21:55:16.58 ID:BzeD108T0
精霊「はるか昔の事だ」

精霊「とある国に伝説の英雄が居た」

精霊「いずれ其奴は英雄王となった」

精霊「しかし、奴は力を持っていたのだ」

精霊「力といっても、天下無双という訳ではない」

精霊「その力は天上にすら届き、神をも凌駕してしまったのだ」

精霊「神はその力を恐れ、国ごと英雄王を滅ぼした」

精霊「しかし、神ともあろう者が人を恐れてしまった」

精霊「それだけが要因ではないが...神は神である事を辞めた」

精霊「今は別の神が居る」

精霊「さて、昔話はここまで」

精霊「魔女はその力を継承しようとしているのだ」
739 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/06/01(木) 22:12:12.87 ID:BzeD108T0
勇者「彼女にそれは出来ない」

勇者「あれは彼女の母親の形見だ。しかも」

勇者「あれを傷付けずそのような力を支える事など到底出来ようも無い」

精霊「それは...まことか?」

勇者「これでも勇者ですからね」

勇者「彼女の魔法や嘘程度、簡単に見抜けますよ」フッ

勇者は不敵に笑う

精霊「ほう」
740 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/06/01(木) 22:14:15.23 ID:BzeD108T0
精霊「いいだろう。貴様の言葉、聞くに値する」

勇者「...」

精霊「これが魔石だ。受けとるが良い」

勇者「...これが」

勇者「それでは!」ダッ

勇者は脱兎の如く去って行った
741 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/06/01(木) 22:19:02.71 ID:BzeD108T0
〜魔女の家〜

勇者「只今ァ!」バァン!

勇者「はい...これ、魔石」

魔女「あ、ありがとう」

魔女「これ、鍵」

勇者「ありがとう」

勇者は金の鍵を手に入れた
742 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/06/01(木) 22:23:16.93 ID:BzeD108T0
勇者「じゃあ帰りますかね」

司書「...もうこんな時間」

魔法使い「まだ調べたい事が...」

勇者「魔道書が欲しければ買ってやる」

シスター「...はぁ」

勇者「全く、防寒具無しではきついだろう」

勇者「これでも着てくれ」

そう言うと勇者は自分の防寒具を差し出す

シスター「えっ!?...でも」

勇者「俺は平気。むしろシスターが体調を崩しちゃいけない」

シスター「...分かった。ありがとう」
743 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/06/01(木) 22:30:43.45 ID:BzeD108T0
勇者「帰って来ましたぞー!」

勇者「さーて早速ダラダラ...」

ガシッ

船乗り「...」

勇者「...分かったよ」
744 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/06/02(金) 19:22:22.72 ID:sDixhqfs0
勇者「今回は事だ。皆の前で発表する事にする」

船乗り「へぇ」

勇者「よし!皆!」

一同「...?」

勇者「これより仇討ちをする!」

勇者「忘れてはいないだろう...我々がこの広大な海に飛び出す原因となった事件を!」

一同「...」

勇者「これからの目標は奴らを倒す事だ」

戦士「なぁ勇者」

勇者「む、どうした?」

戦士「それは分かったけどさ、奴らの居場所とか知ってるの?」

勇者「勿論だ!それは...」
745 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/06/02(金) 19:24:21.46 ID:sDixhqfs0
直下>>怪しい黒い集団が現在居る島
746 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/02(金) 19:38:39.45 ID:NFIGq6oOO
ダゴン島
747 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/06/02(金) 19:52:30.73 ID:sDixhqfs0
勇者「ダゴン島」

船乗り「なんでそう忌々しい土地にばかり」

戦士「へぇ」

勇者「という訳で皆その時に備えよう」

勇者「以上だ」
748 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/06/02(金) 19:54:18.32 ID:sDixhqfs0
直下>>勇者の暇潰し
749 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/02(金) 20:19:22.93 ID:NFIGq6oOO
シスターと司書といちゃこら
750 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/06/02(金) 21:49:59.81 ID:sDixhqfs0
勇者「...」

シスター「ていうか勇者は準備とかしないんですか?」

司書「確かに気になる」

勇者「え?ああ...何をするかは決まっているよ」

司書「ちょっと...勇者は緊張しすぎだと思います」

勇者「はぁ」

シスター「そうですね。じゃあリラックスして下さい♪」

勇者「ど、どうやってだい?」

司書「聞く?」

勇者「いや、べべ別に知られたくないなら...」
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