【安価】三人目の勇者

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2 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/22(土) 19:28:28.52 ID:8Nx7shQp0
より時代が進み、人間と魔物は友好関係を築いた

しかし両者の仲は決裂し、戦争が始まろうかという時に_____

『二人目の勇者』が現れた

二人目の勇者は速やかな停戦、人魔友好の再構築を遂行したという
3 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/22(土) 19:43:32.28 ID:8Nx7shQp0
勇者「イイ話だよなぁ、先代と先先代の勇者の話」

勇者「はぁ」

勇者「最悪だよ、まさか...」

勇者は自室のカーテンを開け、外を見る

勇者「こんなに平和だとはな」
4 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/22(土) 19:45:09.55 ID:8Nx7shQp0
勇者「いやいや、俺は勇者でこの世界に生まれた」

勇者「きっと何か、果たすべき使命があるのだろう」

勇者「早速散歩に出よう」

勇者は身支度を整え、散歩に出た
5 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/22(土) 19:46:05.89 ID:8Nx7shQp0
直下>>散歩先

下2>>そこでの出来事、事件
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/22(土) 19:47:05.56 ID:ozcU/WaI0
友達の魔王の城
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/22(土) 19:47:16.95 ID:VBCwLMSP0
図書館、初代勇者関してもっと知りたいと思い調べる為に
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/22(土) 19:47:20.96 ID:6X/27eBp0
市場
9 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/22(土) 19:58:59.70 ID:8Nx7shQp0
勇者「魔王」

魔王「何?」

勇者「初代の勇者についてなんか知らない?」

魔王「あ〜」
10 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/22(土) 19:59:41.63 ID:8Nx7shQp0
直下コンマ>>数字が大きい程初代勇者に詳しい
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/22(土) 20:00:20.66 ID:zCYqiJ2fO
12 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/22(土) 20:47:48.94 ID:8Nx7shQp0
魔王「まぁ、それなりに情報は持ってるよ」

勇者「じゃあ教えてくれん?」

魔王「おk」

魔王「初代勇者は...ご存知だとは思うが、初代魔王が大暴れしていた時の勇者だ」

魔王「出生等は謎のままだが...」

魔王「神の力を存分に駆使して戦ったそうだ」

勇者「神の力っていうのは俺とかが生まれた時から持っているような?」

魔王「ああ、そうだ」
13 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/22(土) 20:51:14.93 ID:8Nx7shQp0
魔王「勇者は生き返れるとされているが」

魔王「初代と二代目、そしてお前も戦死していない」

魔王「とまぁ、俺が話せるのはここまでだ」

勇者「ふむ」

勇者「ありがとな、魔王」
14 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/22(土) 20:53:23.23 ID:8Nx7shQp0
勇者「やっぱ話をしただけじゃあ、あんま時間は進まねぇよなぁ」

太陽が少し上に昇っているが、勇者が家から出た時のように朝日が空を照らしていた

勇者「他の所に行ってみるかな」
15 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/22(土) 20:54:08.38 ID:8Nx7shQp0
直下>>散歩先

下2>>そこでの出来事、事件
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/22(土) 20:55:27.65 ID:esaUhw1Zo
勇者記念公園
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/22(土) 20:55:44.44 ID:ozcU/WaI0
魔法使いがすっ転んでる
18 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/22(土) 21:14:16.81 ID:8Nx7shQp0
〜勇者記念公園〜

勇者記念公園は、今日も整備されて綺麗な状態だ

勇者「ん?」

勇者「ありゃ、魔法使いか...」

ステンッ

勇者「あ、すっ転んだ」

勇者「おーい、大丈夫か?」

勇者は手を伸ばす

魔法使い「すいません、どなたですか...っと」

魔法使いはその手を掴み、立ち上がる

勇者「あぁ、俺は勇者ってんだけども...」

魔法使い「勇者ですか!?」
19 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/22(土) 21:18:10.76 ID:8Nx7shQp0
勇者「そうともさ、俺が勇者だ」

勇者「君は見た所魔法使いの様だけど」

魔法使い「ええ、そうです」

勇者「そうか、じゃあな」

勇者は歩き出す

魔法使い「待って下さい!」

勇者「どうした?」

魔法使い「私も...連れて行って下さい」
20 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/22(土) 21:22:50.54 ID:8Nx7shQp0
勇者「は...はぁ...」

勇者「何故?」

魔法使い「何故って、決まっているでしょう」

魔法使い「勇者さんの使命のお手伝いですよ」

魔法使い「もしかして、もう仲間は揃ってますか?」

勇者「ま、待て待て」

勇者「ええっとだな...俺の使命に関してなんだが...」

勇者「まだ分からないんだよ」

勇者「つまり、仲間はいないな。友達はいるけど」
21 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/22(土) 21:28:49.32 ID:8Nx7shQp0
魔法使い「じゃ、じゃあ!」

勇者「なんでしょう」

魔法使い「あなたの使命を探すお手伝いをします!」

勇者「...いいの?」

魔法使い「是非!」

勇者「初めての仲間は冒険の前に加入する仲間なのか」

魔法使い が なかま に くわわった!
22 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/22(土) 21:33:31.25 ID:8Nx7shQp0
結局、勇者はそのまま公園をうろつき、魔法使いと一緒に戻って来るのであった

勇者「もう昼かぁ」

魔法使い「私もお腹空きましたぁ」

勇者「飯だ飯」
23 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/22(土) 21:34:15.19 ID:8Nx7shQp0
直下>>飯を食いに行く所

下2>>頼む物
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/22(土) 21:41:14.08 ID:6X/27eBp0
軽食の屋台
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/22(土) 21:42:16.34 ID:vf45cLQZO
ケバブ
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/22(土) 21:42:16.85 ID:WbqylJFwo
サンドイッチ
27 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/22(土) 22:49:14.62 ID:8Nx7shQp0
勇者「しかし、ここら辺はあんま歩いた事ないからどこに店があるのか...」

魔法使い「そうですねぇ」

勇者「あっ」

魔法使い「屋台がありますよ」

勇者「俺はケバブを食うとするかな」

魔法使い「あの〜」

勇者「?」

魔法使い「ケバブって何ですか?」
28 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/22(土) 22:51:49.74 ID:8Nx7shQp0
勇者「あー」

勇者「まぁ、肉を焼く、削ぐ、食う。って感じ」

魔法使い「興味ありますね」

勇者「じゃあ二人分だな」

〜食事〜

勇者「うまかったな」

魔法使い「ですね」

勇者「でもさ」

勇者「ちょっと辛くなかった?」

魔法使い「ですね...」
29 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/22(土) 22:55:20.39 ID:8Nx7shQp0
直下>>勇者の発言
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/22(土) 22:57:21.41 ID:5X//Oyah0
でも辛い料理は俺の好みではあるんだなこれが
31 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/23(日) 09:03:44.32 ID:YWlDHcsL0
勇者「でも辛い料理は俺の好みではあるんだなこれが」

魔法使い「へぇ」

勇者「つまり辛党って奴だな」

魔法使い「私は甘党ですかね」

勇者「まぁ甘いモンも嫌いではないがね」
32 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/23(日) 09:05:18.93 ID:YWlDHcsL0
直下>>勇者が次に行く所

下2>>そこでの出来事、事件
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/23(日) 09:08:34.80 ID:WJWPwuFHO
初代勇者の墓
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/23(日) 09:10:11.05 ID:JFThs0BFo
シスターが祈りをささげている
35 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/23(日) 10:00:19.30 ID:YWlDHcsL0
〜初代勇者の墓〜

勇者「ここに来るのは久し振りだな」

魔法使い「毎日墓参りに来てるとかでは無いんですね」

勇者「親族や先祖では無いしな」

勇者「お」

勇者「シスターが居るな、祈ってる」

魔法使い「勇者さんも祈ってみたらどうですか」

勇者「作法とか知らん」

魔法使い「あなた仮にも神様の関係者じゃないんですか」

勇者「面倒臭い事はあんまり...」
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/23(日) 10:08:34.97 ID:7mc4lMSBO
墓が割れて伝説の剣が出てくる
37 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/23(日) 10:08:55.50 ID:YWlDHcsL0
シスター「...ふぅ」

勇者(あ、終わった)

勇者「とても熱心なんですね」

シスター「あれ、どなたですか」

勇者「んー、勇者だよ」

シスター「勇者さん」ボソッ

勇者「...何?」ボソッ

シスター「今は、何と戦ってるんですか?」ボソッ
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/23(日) 10:09:00.52 ID:7mc4lMSBO
すまん更新してなかった
39 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/23(日) 10:12:01.94 ID:YWlDHcsL0
勇者「あぁー...」

勇者「それが、誰とも戦ってないんだ、平和そのもの」

シスター「...」

勇者「どうした」
40 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/23(日) 18:08:06.54 ID:YWlDHcsL0
シスター「うっ...うっ...」ポロポロ

勇者「おい待て!泣くなよ!」

シスター「少しぐらい...少しぐらい信用して頂いてもいいじゃないですか!!」

勇者「どうしたんだよ突然」

勇者「この世は本当に平和なんだよ...多分」
41 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/23(日) 18:25:45.11 ID:YWlDHcsL0
結局、シスターの説得には十分ぐらいかかった

勇者「わかったかな...?」

シスター「...わかりました」

勇者「じゃあな〜」

勇者たちは墓地から出た

魔法使い「で、何だったんですか」

勇者「さぁ?」
42 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/23(日) 18:27:42.85 ID:YWlDHcsL0
勇者「もう夕方か」

魔法使い「そうですねー」

勇者「んじゃ、俺はもう帰るからな」

魔法使い「じゃあ私もそうします」
43 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/23(日) 18:29:08.40 ID:YWlDHcsL0
勇者「さて、今日はもう寝るか...」

勇者「おっと」

勇者「アレをしなければ」
44 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/23(日) 18:29:39.55 ID:YWlDHcsL0
直下>>勇者の寝る前の習慣
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/23(日) 18:31:25.96 ID:JFThs0BFo
日記
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/23(日) 18:31:44.18 ID:0siNNNAKo
素振り1000回
47 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/23(日) 19:14:23.86 ID:YWlDHcsL0
勇者「日記を書こう」

勇者「今日は色々あったからな...書く事に困らんぞ」

勇者「魔王の城に行った」

勇者「魔法使いを仲間にした」

勇者「シスターが恐ろしかった」

勇者「...これで十分だろう。今日の事を忘れるかと言われてしまえばアレだが」
48 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/23(日) 19:19:11.03 ID:YWlDHcsL0
〜翌日〜

???「あ、おはようございます」

勇者「...?」

勇者「何だ夢か...」

???「待って下さい!寝ないで!」

勇者「!?」

勇者「あれ?お前確か...」

シスター「シスターですよ」
49 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/23(日) 19:21:57.65 ID:YWlDHcsL0
勇者「まずなんで家に入ってきた」

シスター「やっぱり信じきれなかったので」

勇者「勇者の事尊敬してる奴がそんな疑うなよ」

勇者「なんで家の場所が分かった?」

シスター「ストーカーしました」

勇者「は?」

勇者「マジですか...」

シスター「大マジですよ」
50 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/23(日) 19:27:09.32 ID:YWlDHcsL0
勇者「どうやって家に入った」

シスター「まほうのカギです」

勇者「何でお前がそんな物持ってんだよ...」

シスター「私の家系は代々そうなんですよ」

勇者「なるほど、大体分かった。」

シスター「良かったです」

勇者「じゃあ帰って」

シスター「酷ッ!?」
51 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/23(日) 19:33:43.92 ID:YWlDHcsL0
勇者「じゃあどうするって言うのさ」

シスター「私を仲間にして下さい」

シスター「もう一人お仲間さんがいることですし、ね?」

勇者「えー...まぁいいか」

シスター「やったー♪」ギュッ

勇者「やめろぉ!抱きつくな!」
52 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/23(日) 19:36:18.95 ID:YWlDHcsL0
勇者「さて今日も散歩に...」ガラッ

シスター「私もお供します!」

勇者「魔法使いよ」

魔法使い「...はい」

勇者「何故玄関の前に突っ立っている」

魔法使い「あー...あはは」

勇者「まぁいいさ」
53 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/23(日) 19:41:40.73 ID:YWlDHcsL0
直下>>勇者が行く所

下2>>そこでの出来事、事件
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/23(日) 19:42:47.23 ID:j2vFx/bM0
図書館
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/23(日) 19:47:15.18 ID:D5K59+1A0
司書がポンコツだった
56 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/23(日) 20:09:52.51 ID:YWlDHcsL0
〜図書館〜

勇者「よし、この本にしよう」

魔法使い「あれ、それって」

シスター「初代勇者様の本ですね」

勇者「司書さん、この本借りれますか」

司書「えっ、あぁ...はい」

司書「この本は貸し出しが多いので、在庫があるんですよ」

司書「取って来ますね」
57 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/23(日) 20:12:09.60 ID:YWlDHcsL0
数分後、司書は戻って来た

勇者「何でそんな埃まみれなの?」

司書「はは...じゃあこちらですね」

勇者(無視しやがった)

勇者「はい、これです...ってこれ違う奴じゃないですか」

司書「ええっ」
58 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/23(日) 20:58:07.39 ID:YWlDHcsL0
勇者「はぁ」

司書が本を探す間、別の所へ行くことにした

魔法使い「すごい司書さんですね」

シスター「まぁ勇者様の本...特に初代勇者様の本は多いから間違える事もあるのでは」

勇者「とは言えあそこまで埃にまみれる物なのか」
59 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/23(日) 20:59:03.99 ID:YWlDHcsL0
直下>>勇者が次に行く所

下2>>そこでの出来事、事件
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/23(日) 21:00:17.62 ID:3pw/LJYzo
ショッピングモール
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/23(日) 21:00:56.58 ID:cjDDKZCv0
戦士が値切ってた
62 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/23(日) 21:03:52.83 ID:YWlDHcsL0
〜ショッピングモール〜

魔法使い「そういえば私達っていいとこ住んでるよね」

勇者「そうか?」

魔法使い「少しあるけば大抵の物は揃うしね」

シスター「確かに」

勇者「そうかも知れないな...ん?」
63 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/23(日) 21:07:16.25 ID:YWlDHcsL0
戦士「〜〜ら!〜〜〜!」

店員「〜〜〜!?」

勇者「戦士だよな、あれ」

魔法使い「戦士のようですね」

シスター「そうね」

勇者「...商人じゃあないよね?」

魔法使い「頭悪そうだし戦士で間違いないかと」

シスター「そういえばバカっぽいわね」

勇者「酷いな君たち...」
64 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/24(月) 18:46:31.05 ID:qxoNsa2u0
勇者「ちょっと見に行ってくるわ」

勇者は戦士と店員の近くに行った

勇者「はろー」

戦士「何だお前!?」

店員「あ、勇者さん」

戦士「勇者ァ!?」

勇者「...まぁ、そうだけど」

戦士「じゃあ勇者様!これを私めに恵んで下さい!!」

勇者「いいよ」

店員(態度全然違うじゃないか...)

店員「いいんですか?」

勇者「まぁね」
65 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/24(月) 18:49:03.37 ID:qxoNsa2u0
直下>>戦士が値切っていたもの
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/24(月) 18:50:51.07 ID:6ayE+fsuo
派手な装飾な剣(実用性皆無)
67 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/24(月) 18:59:12.25 ID:qxoNsa2u0
勇者「凄い派手やね」

戦士「でもほら!デザインが...ね?」

勇者「いや、買ってやるけども」

店員「ありがとうございます」

勇者「あ、そうだ」

戦士「ん?」

勇者「電話先かメールアドレス教えてくんね?」

戦士「やっぱりお前...」

勇者「や、待て待て。お前さんにたまに助太刀に来てもらおうと思ってるだけさ」

戦士「そうか」
68 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/24(月) 19:03:45.53 ID:qxoNsa2u0
戦士「店員よ」

店員「なんですか今度は」

戦士「なんでお前勇者の事知ってるんだ?」

店員「あれ、知らないんですか?」

店員「勇者さんは常連で、しかも他人に何かを恵んであげたりするんですよ」

戦士「何故そんな事を」

店員「貴女が言わないで下さいよ...」

店員「俺は世界を救えないから、これぐらいはすべきではなかろうか」

店員「って言ってました」

戦士「へぇ」

戦士(世界を救えない...?)
69 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/24(月) 19:09:26.71 ID:qxoNsa2u0
勇者「さて、そろそろ店から出るかな」

シスター「私、見ちゃいました」

シスター「なんで人に、それに初対面の人に、物を恵んであげたんですか?」

勇者「いやだってさ、俺勇者の癖にやる事ないし」

勇者「一応地位のお陰でお金はあるんだよね」

シスター「勇者様は優しいんですね」

勇者「そりゃどーも」
70 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/24(月) 19:10:51.14 ID:qxoNsa2u0
直下>>勇者が次に行く所

下2>>そこでの出来事、事件
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/24(月) 19:13:41.03 ID:sM68wwx60
迷いの森(整備済み)
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/24(月) 19:15:48.85 ID:0KvDKiDDO
行き倒れた魔物に出会う
73 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/24(月) 19:26:00.02 ID:qxoNsa2u0
〜迷いの森〜

勇者「ここで迷う事はないんだよなぁ」

魔法使い「もうここ地名変えた方がいいんじゃないかなって思う」

勇者「ありゃ?」

勇者「誰か倒れてるなこれ」

シスター「魔物っぽいですね」

勇者「珍しいな、ここら辺で魔物とは...」
74 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/24(月) 19:26:39.54 ID:qxoNsa2u0
直下>>行き倒れている魔物の種族
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/24(月) 19:35:33.52 ID:iwW6VJS20
女騎士のアンディト
76 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/24(月) 21:55:59.03 ID:qxoNsa2u0
勇者「だいじょぶですか」

(ア)女騎士「うぅ...だいじょばないっす...」

勇者「とりあえずどっか休める場所で治療した方がいいか?」

(ア)女騎士「はいぃ...」

勇者(しかし...)

勇者(何故ここで倒れてるんだろうか...?)
77 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/24(月) 21:56:31.99 ID:qxoNsa2u0
直下>>何故行き倒れたか
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/24(月) 22:17:52.22 ID:KEjezxnMo
迷った
79 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/24(月) 23:06:38.20 ID:qxoNsa2u0
(ア)女騎士「道に迷ったのが運の尽き...」

勇者「え?」

(ア)女騎士「へ?」

勇者「いや...」

勇者(どういう方向音痴なんだこいつ)

勇者「魔法使いー?」

魔法使い「はい」

勇者「ここらで休めるとこない?」

魔法使い「あー...ここら辺はちょっと...」

魔法使い「あっ」

勇者「ど、どうした」

魔法使い「私の家に行きましょう」
80 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/24(月) 23:10:26.15 ID:qxoNsa2u0
〜魔法使いの家〜

勇者「おじゃましまーす」

シスター「思ったより散らかってるわね」

魔法使い「ははっ。とりあえず寝室にでも運びましょう」

シスター(笑って誤魔化すなよ...)
81 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/24(月) 23:18:17.94 ID:qxoNsa2u0
〜寝室〜

勇者「じゃあここに寝かせていいかな」

魔法使い「じゃあそこで」

勇者はベッドの上に女騎士のアンディトをのせた

シスター「冷蔵庫から食べ物と飲み物をもってきたわよ」

魔法使い「それ私のおやつですよ」

シスター「勇者の人助けの精神を見習いなさい」

魔法使い「う〜」
82 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/25(火) 15:09:01.26 ID:3ODB0xP00
勇者「あ」

勇者「もう夕方だ」

魔法使い「そうですね」

シスター「今日も昨日も割とハードですね」

勇者「俺もそんな事になるとは思ってなかったけどな」
83 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/25(火) 15:15:22.73 ID:3ODB0xP00
直下>>1.魔法使いの家に泊まる
2.おうちかえう
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/25(火) 15:39:14.94 ID:0C84Rigko
85 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/25(火) 17:45:44.54 ID:3ODB0xP00
勇者(あ、本取りにいかなくちゃ)

勇者「ごめんな俺帰るわ、後よろしく」

勇者「じゃあの」

勇者は出ていった

魔法使い「え!?」

シスター「あら」

魔法使い「...」

シスター「まぁ、しょうがないわよ」
86 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/25(火) 17:54:48.25 ID:3ODB0xP00
〜勇者の家〜

勇者「ストーカーされてた」

勇者「魔法使いもその容疑がかかってる」

勇者「司書が凄いポンコツだった」

勇者「戦士に変な剣を買ってあげた」

勇者「アンディトが倒れてた」

勇者「...まあまあやね」
87 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/25(火) 17:55:32.99 ID:3ODB0xP00
直下>>女騎士のアンディトは今どんな状態?
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/25(火) 17:57:23.40 ID:VZMlWUqDO
死人なのにすごい元気
89 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/25(火) 18:52:58.78 ID:3ODB0xP00
〜魔法使いの家〜

魔法使い「私はもう寝るけど」

(ア)女騎士「えぇ〜!?もっと話そうよ」

魔法使い「貴女に付き合っていたら私は明日起きれないんです」

(ア)女騎士「じゃあ一人で外で筋トレでも」

魔法使い「...勇者から聞いたけど、あなたそんな事したら迷子確定じゃない」

(ア)女騎士「酷いですね...否定出来ませんが」

(ア)女騎士「じゃあ勉強でもしてますよ」

魔法使い(そういう所だけ騎士っぽいのよね)
90 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/25(火) 19:14:28.03 ID:3ODB0xP00
〜翌日〜

勇者「うーむ」

勇者「今日は誰もいないな」

勇者「そういえばいつもより早起きしたな」

勇者「外で散歩でもするかね」
91 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/25(火) 19:15:05.64 ID:3ODB0xP00
直下>>散歩先

下2>>そこでの出来事、事件
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/25(火) 19:16:46.65 ID:OnieKm310
商店街
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/25(火) 19:19:05.80 ID:rb38LhODO
食い逃げ事件
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/25(火) 19:19:25.04 ID:VZMlWUqDO
世界各国の名品・珍品セール実施中
95 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/25(火) 19:51:33.64 ID:3ODB0xP00
〜商店街〜

勇者「なんか売ってないかな」

ウワァーッッ!!

勇者「!?」

店主A「食い逃げだぁー!」

勇者「あいつは...ラーメン屋の店主!」

勇者「そして、あいつが食い逃げ犯という訳か」

勇者「待てや糞ヤローがぁ!」

食い逃げ犯「うぇ!?なんだあいつ!?」
96 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/25(火) 19:54:03.77 ID:3ODB0xP00
勇者「俺は勇者だ!」

〜数分後〜

勇者「捕まえたぞ」

食い逃げ「馬鹿な!?」

勇者「気配を察知する事など容易い事よォ!」

勇者は食い逃げを警察に突きだした
97 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/25(火) 19:54:42.91 ID:3ODB0xP00
直下>>勇者のラーメン屋での食事のメニュー
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/25(火) 20:01:36.69 ID:miWsXAcFO
蒙古タンメン中本の北極ラーメン
99 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/25(火) 21:46:30.21 ID:3ODB0xP00
勇者「うむ、実に上手いぞ」

勇者「この辛さがなんとも...」

勇者「たまらんのですよ!」ズルルッ

〜食事終了〜

勇者「はい、お代です」

勇者「いやぁ、食った食った」
100 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/25(火) 21:59:15.81 ID:3ODB0xP00
勇者「ふー」

???「あ!」

勇者「んん?」

勇者「あ、お前...」
101 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/04/25(火) 21:59:43.17 ID:3ODB0xP00
直下>>???の正体
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