【ダンガンロンパ】真宮寺是清「安価で姉さんの友達を作るヨ」

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22 : ◆zbEoJ4JN/. [saga]:2017/04/16(日) 20:33:29.77 ID:xJPBRw3iO
>>20

朝日奈「わわっ、ビックリした!もー、急に入ってこないでよ!」

真宮寺「そんな事を言われても……ここは公共の場なんだから、誰が急に入ってきてもおかしくないと思うヨ」

朝日奈「ううー、そうなんだけど……ちょっと今は入ってきてほしくなかったっていうか……」

真宮寺「何か僕に見られると不都合なことでもあったかい?」

朝日奈「そんな!何もしてないよ!!たまたまそこにあったドーナツを食べちゃったけど、誰のものかもわからないし、お金の払い方も分からなくて困ってたりしないんだって!」

真宮寺「………」

朝日奈「あっ」

………

真宮寺「とりあえず、メモ書きと連絡先でも残しておけば?おそらく何かしらの連絡があるんじゃないかな」

朝日奈「ううー……入学早々、かっこわるいなあ……でも私が悪いんだし仕方ないよね……」

真宮寺「まァ、自業自得ではあるネ。きちんと反省している点は素晴らしいと思うけど、行動に出る前に思いとどまるべきだったネ」

朝日奈「私の目の前にドーナツが置いてあるのが悪いんだよっ!あのドーナツは私に食べてって言ってたもん!むしろこんなところに放置された可哀想なドーナツを私が助けてあげたんだよ!」

真宮寺(………朝日奈さん、根は素直でまじめな人なんだろうけど……特定のことになると周りが見えなくなるみたいだネ……)

朝日奈「はあ……落ち込んだらおなか空いちゃった。ごめんね、変なことに巻き込んで」

真宮寺「いや、僕は気にしてないヨ。君の思わぬ一面を見れたみたいだしネ」

朝日奈「もー!なにそれ!」

朝日奈のともだちポイントが少し上がった!

……外を見ると日が暮れている。
今日はもう寮に帰ろう……。
23 : ◆zbEoJ4JN/. [saga]:2017/04/16(日) 20:37:21.99 ID:xJPBRw3iO
真宮寺「さて、今日は沢山の人に会えてよかったヨ……これからの生活が楽しみだなァ」

真宮寺「おや、隣の部屋のドアが開いているネ……誰かいるのかな?」

隣の部屋は誰だろうか?

安価下1 (男子キャラのみ。不二咲は現在女子カウント)
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/04/16(日) 20:37:42.85 ID:wOttZiqP0
にだい
25 : ◆zbEoJ4JN/. [saga]:2017/04/16(日) 20:52:00.17 ID:xJPBRw3iO
>>24

弐大「ムッ!お前さんが真宮寺か?」

真宮寺「そうだけど……君は?」

弐大「ワシの名は弐大猫丸!『超高校級のマネージャー』じゃあ!!」

真宮寺「よろしく。ところで、どうして僕の名前を知っているのかな?」

弐大「クソじゃああああ!!!!!」

真宮寺「」

弐大「ワシの部屋のトイレのドアの建付けが悪いのか……さっきからビクともせんのじゃ……」

弐大「そこで!隣室であるお前さんの部屋のトイレを借りようとここで待ち構えておった!名前は表札に書いてあるぞ!!!」

真宮寺「あのさァ……」

真宮寺「というか……トイレなら寮の一階に共用トイレがあるよネ?確かに僕たちの部屋は二階の奥だけど……僕が返ってくるのを待っているよりそっちに行った方が良かったんじゃないの?」

弐大「おお!!成程、存在を忘れておったわい!!!しかし今となってはお前さんの部屋の方が近いぞ!」

弐大「それでお前さん、結局トイレを貸すのか貸さないのかはっきりせい!!」

真宮寺「……仕方ないネ。入ってヨ」

弐大「恩に着るぞ!!!」

………

弐大「いやー、助かったわい!これで一つ借りじゃあ!何かあったらワシのところに来るといい!」

真宮寺「……まァ、ありがたく貸しておくヨ」

弐大「ところで、お前さんの部屋には随分と大きな鏡があるんじゃなあ」

真宮寺の部屋の片隅に古ぼけた鏡台が置いてある……

真宮寺「僕の私物だヨ。年代物だからネ。なるべく触らないようにしてほしいな」

弐大「応!!それじゃあワシは退散するとするかのう!!」

弐大と仲良くなった!

………
26 : ◆zbEoJ4JN/. [saga]:2017/04/16(日) 20:54:55.37 ID:xJPBRw3iO

夜時間 自室

是清「ふう、騒がしくしてしまってごめんネ……姉さん」

姉清「おかえりなさい、是清。今日も一日立派に過ごしましたね」

是清「フフ……姉さんにそう労って貰えると一日の疲れが吹き飛ぶようだネ。ありがとう」

是清「昨日は入学式の支度なんかで忙しくしてたし、今日もいつもより朝が早かったでしョ?姉さんは寂しくなかったかなって心配してたんだヨ」

是清「いつも僕だけが色々な人と出会っていて……姉さんも自由に外を見て回りたいだろうに……ごめんネ」

姉清「あなたが心苦しく思う必要はないのよ。大丈夫、私には是清が選んでくれたお友達もいるのだから」

姉清「いつも貴方が私のことを思って行動していることはよくわかっていますよ」

是清「ありがとう……姉さん。嬉しいなァ……」

是清「きっとこの学園で、今まで出会った人たちより素晴らしい友達を姉さんに作ってあげられると思うヨ」

是清「これからじっくり時間をかけて選んでいくつもりだから……少し待っていてほしいんだ。万が一にも姉さんに不快な思いをさせるような人を送ってしまってはいけないからネ」

是清「ところで姉さん、何か気になることはなかった?もし何かあれば僕が調べておくヨ」

安価下1 人物なら単体指定でともだちポイントを追加、場所・物なら後日行動の際にボーナスポイント
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/16(日) 20:56:05.41 ID:OKqLPLW90
図書館

なん図書がいるとは限らないけど他のキャラがいるかも
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/16(日) 20:57:05.78 ID:CPgTtqYAo
怖すぎる安価だ
29 : ◆zbEoJ4JN/. [saga]:2017/04/16(日) 20:59:32.04 ID:xJPBRw3iO
>>27

姉清「そうね……折角だし、図書室へ行くのはどう?きっと是清の役に立つ蔵書がたくさんあると思うわ」

是清「図書室だネ。明日調べてみるヨ……」

是清「明日も早いし、もう休もうか」

是清「おやすみなさい、姉さん……良い夢を」

………
   
30 : ◆zbEoJ4JN/. [saga]:2017/04/16(日) 21:31:14.50 ID:xJPBRw3iO
☆4月 日常

真宮寺(入学式の時の騒がしさも落ち着き、みんな徐々にこの学園での日常に慣れつつあるようだネ…)

真宮寺(僕も周囲を見習って少しずつ人間関係の輪を広げていこうかな)

真宮寺(選択肢は多いに越したことはないからネ……姉さんのためにも)

真宮寺「とりあえず今日は姉さんからの助言もあることだし……図書室へ行ってみようかな」


☆姉清ボーナスタイム☆

姉さんの助言のおかげで、安価指定人物に加えてもう一人と会うことができるヨ

コンマ50以下でお助けキャラ、コンマ51以上で友達候補キャラ1人が現れる

図書室には誰がいるだろう?

安価下1
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/16(日) 21:31:33.19 ID:SK7AO1CV0
キルミー
32 : ◆zbEoJ4JN/. [saga]:2017/04/16(日) 22:27:22.49 ID:xJPBRw3iO
>>31 コンマ19でお助けキャラ登場

真宮寺「さすが希望ヶ峰学園の図書室だネ……一般には手に入らないような文献が山ほどある」

真宮寺(ただ……あまり手入れされていないのかな?少し埃っぽいネ……)

東条「あら?真宮寺君」

真宮寺「やァ、東条さん、だったよネ?そんなに沢山本を抱えてどうしたの?」

東条「少し、本棚の整理をしていたの。私は『超高校級のメイド』。みんなが充分に能力を高めることができるよう、快適な環境を整えるのも私の仕事だわ」

東条「今は一度本をすべて並べなおして書架の掃除をしているところだから……少し埃が立っていると思うの。ごめんなさいね」

真宮寺「いや、大丈夫だヨ。気にしないで」

真宮寺「ところで、東条さんは自分も招かれた学生の身でありながら、職務を忠実に全うしているんだネ。……どうしてだい?」

東条「もちろん、私がメイドだからよ。私の責務は主人にとっての最高のサポートをすることだもの」

東条「今の私は希望ヶ峰学園の生徒みんなに仕えるつもりで学園に通っているの。貴方も例外じゃないわ、真宮寺君」

真宮寺「へェ……素晴らしい心がけだネ。君さえ良ければ、僕にも少し手伝わせてくれないかな」

東条「真宮寺君は、何か調べ物をしに来たんじゃないのかしら?申し出はありがたいけれど、貴方の本来の目的を優先して頂戴」

真宮寺「僕の目的……ククク……そうだネ。僕の専門としている民俗学では『人間観察』というのも大きな構成要素なんだよネ」

東条「つまり……私を観察したいということかしら?」

真宮寺「君はとても聡明だネ……どうかな?これなら僕の助けにもなると思うんだけど」

東条「わかったわ。じゃあ少し手伝ってもらおうかしら」

………
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/16(日) 22:27:40.53 ID:OvW8YY3uO
よくよく考えてみるとペコは合格者かな?
34 : ◆zbEoJ4JN/. [saga]:2017/04/16(日) 22:28:13.12 ID:xJPBRw3iO

真宮寺「大分片付いてきたネ……少し休憩しようか」

東条「真宮寺君が手伝ってくれたおかげで大分捗ったわ。貴方は紅茶とコーヒー、どちらがお好きかしら?」

真宮寺「ンー、紅茶を貰おうかな」

図書室の扉が開き、一人の生徒が入ってきた……

天海「……あれ?もしかしてお邪魔だったっすかね?」

東条「あら、天海君。お邪魔だなんてことはないわ。よかったら貴方の分もお茶を用意するわよ」

天海「いや、来て早々悪いっすよ。東条さんと……真宮寺君、だったっすよね?は……二人で何をしてるんすか?」

真宮寺「僕は東条さんの仕事を少し手伝っていてネ。丁度ひと段落したところだったから、休憩にしようって話になったん」

天海「へえ……成程。東条さんの仕事を手伝っていたから髪を結んでるんすね。ちょっとびっくりしたっす」

真宮寺「これだけ長いと掃除には向かないからネ。お見苦しいところをお見せしたヨ」

天海「いやいや。結構様になってるっすよ。もしかして真宮寺君、お姉さんか妹がいます?」

真宮寺「……よく分かったネ。姉が一人いるよ」

東条「私も少し気になっていたのよ。髪留めが女物ですものね」

真宮寺「あァ、それで天海君はすぐに気づいたんだネ」

真宮寺「姉さんも髪が長いから、時々貸してもらうのサ……今日はそれがたまたまポケットに入っていたんだネ」

天海「ちょっと突っ込みたい気がするっすけど……」

真宮寺「ところで、天海君は調べものかい?書架なら整理し終わっているからゆっくり見るといいヨ」

天海「……じゃ、そうさせてもらうっすよ。二人とも、清掃ありがとうございます」

東条「私は当然のことをしただけだから、気にしないで頂戴」

東条「真宮寺君、今日は助かったわ。私にできることがあったらなんでも言ってね」

真宮寺「ククク……こちらこそ、とても有意義な時間だったヨ」

東条のともだちポイントがぐーんと上がった!
天海ととても仲良くなった!

35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/16(日) 22:30:19.51 ID:OKqLPLW90
>>33
2の日常パートでお母さんな所もあったからな。
36 : ◆zbEoJ4JN/. [saga]:2017/04/16(日) 22:30:21.50 ID:xJPBRw3iO

☆天海がお助けキャラになりました☆

今後好感度の上りにくいキャラクターと出会うとき、一定確率で天海が仲を取り持ってくれるようになります。

本日はここまで。
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/16(日) 22:31:28.52 ID:VCK9VPgso
乙ー
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/16(日) 22:42:38.37 ID:8cVEIdmj0
図書室に吸い込まれる天海に草
ついにお友達最有力候補の東条が来てしまったか
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/16(日) 22:47:22.07 ID:OvW8YY3uO
>>35普段はいい人だからね、だからこそやばいだなぁ、もし塩がペコの正体を知らずに友達にしたら、九頭龍組の魔の手が…。
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/17(月) 00:20:23.21 ID:FubhAZB10
いや、塩の性格ならたとえソニアであろうと友達にしそう。
原作でもそんな感じで露見したし。
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/04/17(月) 10:26:50.50 ID:lbDdEbaG0
塩は誰がお友達にふさわしいか、どうやって殺すかしか考えてなくて、
ばれないようにはするけど、最優先は友達を作ることで最悪自分が死んでも姉さんのとこ行けるとしか思ってなさそう
42 : ◆zbEoJ4JN/. [saga]:2017/04/17(月) 19:33:56.33 ID:KIIiFvfSO
☆5月 日常1

真宮寺「やァ。おはよう弐大君」

弐大「おはよう!!真宮寺、お前さん不健康な見た目の割に存外規則正しい生活をしておるのう。感心感心!」

真宮寺「弐大君こそいつも早起きだネ。やっぱり朝からトレーニングでもしているのかな?」

弐大「応、そうじゃなあ。やはり早起きは三文の徳!朝早くの運動はエネルギーをより効率よく消費することができる」

弐大「ついでに腹の調子もよくなって一日快調に過ごせるという事じゃあ!!」

真宮寺「まァ……健全な精神は健全な肉体に宿るというしネ」

真宮寺「君のそのひたむきさは評価に値すると思うヨ」

弐大「墳ッ……回りくどい言い方しおって。さて、ワシはもうひとっ走りしてくるとするか!そろそろ終里のやつも来る頃じゃろう」

真宮寺「じゃあ、僕も行くヨ」

清々しい朝の道だ……。

誰と出会えるだろうか?

安価下1 複数可
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/17(月) 19:34:32.33 ID:N8kM9sb1o
百田最原春川
44 : ◆zbEoJ4JN/. [saga]:2017/04/17(月) 20:07:25.85 ID:KIIiFvfSO
>>43

百田「ったく終一!テメーはまた朝のアナウンスギリギリまで寝てたのかよ!」

最原「あはは……ごめん。この一か月ですっかりアナウンスに合わせた生活リズムが身に着いちゃったみたいで」

春川「ちょっとだらけすぎなんじゃない。自分の生活リズムくらい自分で決めないといざという時動けないよ」

最原「いざってどんな時だろう……」

真宮寺「やァ……おはよう。珍しいネ。君達が並んでこんな早くに登校するなんて」

百田「うおおおッ!し、真宮寺かよ……急に背後から話しかけんじゃねーよ!びっくりするだろうが!!」

春川「………」

最原「真宮寺君、おはよう。真宮寺君はいつもこの時間に登校しているの?」

真宮寺「そうだヨ。朝にもするべきことは色々あるからネ……そういう最原君は、いつもはもう少し遅い時間に来ているよネ?なにか用事?」

最原「実は今日から毎朝百田君たちとトレーニングすることになって……それでいつもより早い時間なんだよ。僕がちょっと寝坊しちゃったから二人は迎えに来てくれたんだ」

百田「意外だろ?コイツ、しっかりしてそうで朝はよえーんだ。ま、そういう助手の駄目なところをサポートしてやるのもボスの仕事ってわけなんだがな!」

春川「またバカ言ってる……」

真宮寺「二人は最近よく一緒に行動していたのは知っているけど……春川さんは?君達そんなに仲がよかったの?」

春川「………」

春川「私は勝手に連れまわされてるだけだよ。断るのも面倒だから来てやってるだけ」

百田「おう、コイツもなかなかすげー奴なんだぜ!ま、俺たちが本気出せば来月の体育祭も楽勝だからな!!大船に乗ったつもりでいていいぜ!真宮寺!」

春川「………」

真宮寺「ああ、トレーニングっていうのは体育祭に向けての練習なんだネ」

最原「最初は放課後にしてたんだけど……僕の探偵の仕事が入ったり、百田君も訓練に行かなきゃいけない日があるから朝にすることになったんだよ」

真宮寺「成程ねェ……」

………
45 : ◆zbEoJ4JN/. [saga]:2017/04/17(月) 20:08:45.45 ID:KIIiFvfSO
最原「じゃあ僕たちは体育館に寄って行くから」

百田「また教室で会おうぜ!!」

春川「………」

真宮寺「また後でネ……」

真宮寺(春川さん……最後まで僕とは目を合わせなかったネ)

最原・百田と仲良くなった!


46 : ◆zbEoJ4JN/. [saga]:2017/04/17(月) 20:09:11.27 ID:KIIiFvfSO

真宮寺(さて、放課後になったネ……)

真宮寺(今日はどうしようかな……?)

1、誰かに会いに行く
2、校内散策
3、寮へ帰る

安価下1
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/17(月) 20:10:33.42 ID:tgpKVR3oO
1 ちーたん
48 : ◆zbEoJ4JN/. [saga]:2017/04/17(月) 21:08:35.55 ID:KIIiFvfSO
>>47

真宮寺「そういえば……ロッカールームで少し気になる噂を聞いたんだったネ」

……ロッカールーム……

???「……ま、……だか……、………あ…」

真宮寺(誰かの話し声がする……一人じゃない、ようだネ)

真宮寺「ねェ……誰かいるの?」

???「えっ、えっ??ご、ごめんなさい、怪しい者じゃないよぉ……!?」

真宮寺「……不二咲さん?こんなところで何をしているの?」

不二咲「えっと……ごめんねぇ、驚かせちゃったよね……」

不二咲「ちょ、ちょっと自分の荷物をしまってただけで、変なことをしてた訳じゃないよ」

真宮寺「君が誰かと話している声が聞こえた気がするんだけど……この部屋にいるのは不二咲さんひとりみたいだネ」

不二咲「ぼ、僕ひとりだねぇ……」

不二咲「し、真宮寺君は何をしに来たのかな……?ここって普段はあんまり使われてないでしょ?」

真宮寺「不二咲さんはこの学園の七不思議って知ってる?」

不二咲「え……七不思議?ごめん、聞いたことないよ」

真宮寺「ククク……まァ、厳密にいうと七不思議じゃないネ。すこし不気味な噂話がふたつみっつ尾ひれが付いて……これから七不思議が形成されていく過程にある状況……というべきかな」

真宮寺「その噂話のひとつにこのロッカールームが含まれていてネ……誰もいないはずのロッカールームで話し声がするとか、すすり泣きが聞こえるとか……そんなh話があるんだヨ」

真宮寺「僕はそれを調べにここに来た、という訳サ。なんとなくだけど……犯人の目星はついたけどネ」

不二咲「……それって、僕のことだよねぇ。うう、ごめんねぇ……」

………
49 : ◆zbEoJ4JN/. [saga]:2017/04/17(月) 21:09:01.50 ID:KIIiFvfSO

不二咲「みんなに見せるのは完成してからって思って、隠れて作業してたんだけど……そんな噂になってたなんて……」

真宮寺「噂話の正体、見せてもらってもいいかな?」

不二咲「そうだよねぇ。まだちょっと恥ずかしいんだけど……ちょっと待っててね」

不二咲「これ……だよぉ」

真宮寺「………ノートパソコン?」

不二咲?『おかえりなさい、ご主人タマ!あれ?今日は知らない人も一緒なんだねぇ』

真宮寺「へェ……これは?」

不二咲「人工知能ソフト、アルターエゴだよ。僕が今開発してるものなんだ」

不二咲「ら、来年の文化祭で二年生は自分の研究成果を発表できるでしょう?そこでの発表を一応目標にしてて……今はまだ開発途中なんだよねぇ……」

アルターエゴ『楽しみだねぇ、ご主人タマ!』

真宮寺「成程。原因はハッキリしたけど……君はどうしてこんなところで作業を?この学園にはコン
ピュータールームもあるし、もし他人の目を避けたいなら寮の部屋ですれはいいだけの話だよネ?」

不二咲「アルターエゴを学園のシステムに接続して色んなガイドができるようにしようと思ってて……寮の回線は独立してるからここなら人目も避けられるしちょうどいいと思ったんだ……」

不二咲「そんな事考えてるなら最初から情報室でやればいいんだろうけど、自分のボイスサンプルや表情モデリングの作業をみんなの前でするのは恥ずかしくて……」

真宮寺「君の考えていることは素晴らしいし、誰も笑ったりはしないと思うけどネ。恥じらいは美しいけれど、過度の謙遜は君自身の価値を貶めるだけだヨ」

不二咲「みんなにも迷惑かけちゃったよねぇ……ごめんなさい……」

真宮寺「噂の件は……みんな面白おかしく騒ぎ立てたいだけだから気にする必要はないと思うけどネ。まだここで作業を続けるつもりかい?」

不二咲「ううん、基本的なモデリング作業は終わってるし、ほかの場所に移動するよ。今回は真宮寺君だったからいいけど、怖がりの人とかが見つけて驚かせちゃったら申し訳ないもんねぇ」

真宮寺「それがいいと思うヨ。冷やかしの輩が現れることもあるだろうしネ」

不二咲「真宮寺君、噂のこと教えてくれてありがとうね。アルターエゴが完成したら君にも見てもらいたいな」

真宮寺「ありがとう。僕も楽しみにしてるヨ」

学校のうわさを解明した!

不二咲のともだちポイントが上がった!

50 : ◆zbEoJ4JN/. [saga]:2017/04/17(月) 21:20:43.34 ID:KIIiFvfSO

……外を見ると日が暮れている。
今日はもう寮に帰ろう……。

不二咲「そういえば、他にも学校のうわさって何かあるの?」

真宮寺「あァ……、そうだネ。夜中に聞こえるピアノの音とか、走る銅像とか増える階段とか……、結構定番のものがいくつかあるネ」

不二咲「そうなんだぁ。ちょっと面白そうだねぇ」

真宮寺「機会があれば色々調べてみたいと思ってるヨ」

………

翌朝出会う人物を安価下1 複数可
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/17(月) 21:23:25.15 ID:BYM0k8Nx0
日向七海
52 : ◆zbEoJ4JN/. [saga]:2017/04/17(月) 22:06:55.27 ID:KIIiFvfSO
>>51

☆5月 日常2

七海「うー、ねみ……まじでねみい」

日向「七海、お前今日日直なんだろ?こんなとこで寝てる場合かよ!」

七海「日向くんが運んでくれるから……私が寝てても問題ない、問題ないよ」

日向「あのなあ……」

七海「昨日はホラーゲームしてたんだよね。カメラで除霊するやつ」

七海「tips回収してたら辞め時がわかんなくなっちった……」

真宮寺「分かるヨ……村の因習はもちろん、贄や双子の特異性、ミッシングリンク……民俗学的にも興味深い題材が詰め込まれているよネ」

日向「うおっ……真宮寺か。驚かすなよ」

七海「ほほう……さては真宮寺くん、いける口ですな」

真宮寺「期待させたようで悪いけど……ゲームの腕前は自信がないんだよネ。以前参考に少し扱ったことがあるだけなんだヨ」

七海「そっかー。確かに真宮寺君って、アイテムコンプとか図鑑埋め優先しそうな雰囲気だもんね。私はどっちかっていうとスコア優先なんだけど」

日向「お前な……話が噛み合ってるのか噛み合ってないのか訳が分かんないぞ」

七海「そういう日向くんはストーリー一周したらクリア!ってタイプだよね」

日向「そりゃゲームは一回やったらクリアじゃないのか?」

七海「のんのん、クリアしてからが本番のゲームも少なくないんだよ。結構奥が深いんだから」

真宮寺「ゲームの話をしている時の七海さんは生き生きしてるネ……さっきは眠気に負けそうだったのが嘘のようだヨ」

七海「あ、そうだった……ねむかったんだった……」

日向「オイオイ……」

………

真宮寺(二人はとても仲がいいんだネ……)

七海のともだちポイントが上がった!
日向と仲良くなった!
53 : ◆zbEoJ4JN/. [saga]:2017/04/17(月) 22:07:37.09 ID:KIIiFvfSO
真宮寺(さて、放課後になったネ……)

真宮寺(今日はどうしようかな……?)

1、誰かに会いに行く
2、校内散策
3、寮へ帰る

安価下1
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/17(月) 22:10:45.18 ID:BYM0k8Nx0
1 たえこさん
55 : ◆zbEoJ4JN/. [saga]:2017/04/17(月) 22:36:45.47 ID:KIIiFvfSO
>>54

真宮寺「食堂へ行こうかな……」

……食堂……

セレス「あら?真宮寺君ではありませんか。丁度良かった。こちらへお座りくださいな」

真宮寺「……珍しいこともあるものだネ。君は好んで誰かと談笑する人ではないと思っていたんだけど」

セレス「まあ、そんな事はございませんわ。楽しい話題があればわたくしも皆さんと共有したいと思っていましてよ」

真宮寺「楽しい話題、ねェ。あんまりいい予感がしないなァ」

セレス「うふふ。予感は大事ですわね。時に考察よりも真実に近いものですもの」

セレス「真宮寺君、わたくしの才能はご存知ですわよね?」

真宮寺「もちろん。『超高校級のギャンブラー』セレスさん。その君がそこまで上機嫌ということは……、なにかギャンブルをしようっていう話なのかな」

セレス「ええ、その通りです。察しが良くて助かりますわ」

セレス「来る6月……体育祭がありますね。その勝敗を予想しようという、至って健全な学生らしい賭け事でしてよ。おままごとのようなものですわ」

真宮寺「ふーん、思ったほど突飛なことを考えているわけではないようだネ」

真宮寺「折角のお誘いだけど……僕は遠慮しておこうかなァ。金銭が絡むやりとりはあまり好きじゃないんだよネ」

セレス「あら!お金だなんて!今回かけるのはもっと素敵なものでしてよ」

真宮寺「……何を賭けるの?」

セレス「……秘密、ですわ」

セレス「貴方が参加しないのであれば、教える必要はありませんわね。参加者のみが知る特典……そういうことですわ」

セレス「さて、どうしますか?」

真宮寺「………」

セレスのギャンブルに
1、参加する
2、参加しない

安価下1
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/17(月) 22:43:18.71 ID:QQ6FOY0d0
1
57 : ◆zbEoJ4JN/. [saga]:2017/04/17(月) 23:06:00.97 ID:KIIiFvfSO
>>56

真宮寺「……分かった。参加するヨ。君がそこまで言う特典には興味があるからネ」

セレス「ありがとうございます。真宮寺君ならそうおっしゃると思っていましたわ」

セレス「ルールは簡単です。1組、2組、3組の中から自分が賭ける組を選んでいただきます」

セレス「さらに優勝チームの得点を予想して貰いますわ。100点満点中何点かで賭けてください」

セレス「優勝チームを当てた者が一人であればその方が、2名以上であれば点数が近いものが勝ち、という訳ですわね」

セレス「反対に負けは最も優勝から遠い者……3位のチームに賭け、なおかつ点数の予想の遠い者となりますわ」

セレス「お分かりいただけましたか?」

真宮寺「まァ、想定の範囲内の内容だネ。それで?賭けるものは一体なんなの?」

セレス「ですから『秘密』ですわ」

セレス「この賭けに勝ったものは負けたものの秘密を握ることができるのです。シンプルで素敵でしょう?」

真宮寺「成程ネ……僕としてもそれは興味深い内容だヨ」

セレス「ちなみにわたくしは1組……自分のクラスに70点で賭けております」

セレス「真宮寺君はいかがいたしますの?」

☆セレスとのギャンブル対決☆

コンマ1桁が1.4.7で1組 2.5.8で2組 3.6.9で3組 0は自分のクラス
コンマ2桁目が賭け点の10の位になる (1は100、2は50、3は60)

安価下1で真宮寺の賭け内容決定

安価下2から4までで3名その他参加者と賭け内容が決まります



本日はここまで。
投下が遅くてごめんネ。
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/17(月) 23:10:44.31 ID:LGFu3ruDo
コンマで決めるのか。完全に運だね
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/04/17(月) 23:11:05.67 ID:lbDdEbaG0
百田
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/17(月) 23:12:28.34 ID:N8kM9sb1o
狛枝
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/17(月) 23:13:23.90 ID:lnLTJiWKO
十神
百億円
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/17(月) 23:13:30.49 ID:BYM0k8Nx0
ひよこ
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/17(月) 23:14:47.03 ID:lnLTJiWKO
やべ、勘違いしてしまった、ヘタこいた〜!
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/17(月) 23:16:02.43 ID:LGFu3ruDo
みんな三組やないかい!これはトレーニング組に頑張ってもらわんと
あと二桁目の得点の計算がよくわからない
65 : ◆zbEoJ4JN/. [saga]:2017/04/18(火) 06:48:13.81 ID:erw/pqAHO
>>58-61
☆ギャンブル参加者まとめ☆

セレス…1組に70点
真宮寺…3組に100点
百田……3組に70点
狛枝……3組に60点
十神……3組に100点

ちょっとコンマでミニゲームしてみたかっただけなんだけど思いのほか偏っちゃったネ
今度から気を付けるヨ

夜から再開の予定
66 : ◆zbEoJ4JN/. [saga]:2017/04/18(火) 19:17:30.05 ID:1UEauN2oO

セレス「大変わたくし好みの勝負でけっこですわね。みなさんまとめて丸裸にして差し上げますわよ」

真宮寺「いいのかい?君1人が無残に敗北する目もあると思うのだけれど」

セレス「あら?わたくしを誰だと思っていまして?」

真宮寺「ククク……愚問だったネ。いっそ盲目的なまでの自信は見ていて清々しいヨ」

真宮寺「君のギャンブラーとしての才能……観察させてもらうとしようかな」

セレス「ええ。くれぐれも貴方自身もプレイヤーなのだということをお忘れなきよう……」

セレスとのギャンブル対決に参加することになった。

セレスのともだちポイントが上がった!

………
67 : ◆zbEoJ4JN/. [saga]:2017/04/18(火) 19:18:05.93 ID:1UEauN2oO
☆6月 日常

……教室……

赤松「それじゃあ黒板に競技を書くから、自分が参加したいところに名前を書いていってね!」

茶柱「転子は二人三脚がいいです!あ!夢野さんの名前もちゃんと書いておきますからね!」

夢野「やめい……ウチは隅っこで空間系魔法の練習ができる球技に参加すると決めておるのじゃ」

夜長「秘密子ー、サボりは良くないって神さまが言ってるよー?それに午前中は陸上競技ばっかりだし、逃げ場なんてないぞー」


王馬「ところでさー、ロボットが体育祭に参加するのってルール的にどうなの?俺らが失格になったらキー坊のせいだぞ!!謝れよ!!!」

キーボ「ロボット差別はやめてください!!ボクには人並みの運動能力しかありませんし、きちんと疲労も感じることができるんですよ!!」

最原「それは逆にロボットとしてどうなんだろう……」

天海「あはは、みんな盛り上がってるっすね」

天海「真宮寺君はどうっすか?出たい競技は決めてるんですか?」

真宮寺「ンー……、そうだネ」

午前中の競技を安価下1 借り物競争、リレー、二人三脚から一つ

午後の競技を安価下2 バスケ、サッカー、卓球から一つ

68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/18(火) 19:18:47.21 ID:d+o3fJPl0
借り物競争
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/18(火) 19:19:23.04 ID:TYbKpgcO0
バスケ

確か長身だったよね。真宮寺
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/18(火) 19:19:27.44 ID:5egN7w0vo
卓球
71 : ◆zbEoJ4JN/. [saga]:2017/04/18(火) 19:38:56.63 ID:1UEauN2oO
>>68-69
真宮寺「借り物競争とバスケかな」

天海「真宮寺君、背が高いっすもんね。俺はリレーと……サッカーかバスケか、人数が余った方にしようかな」

真宮寺「君は運動が得意そうだよネ。どの競技でも活躍できそうだヨ」

天海「そうでもないっすよ。まあ色んなとこに行くのに大事なんで、体力だけは自慢できるつもりっすけど」

赤松「二人とも、参加競技は決まった?」

真宮寺「もうみんな書いたみたいだネ……僕らも名前を書いてこようか」

百田「おっ、真宮寺もバスケかよ!俺とゴン太もチームメイトだ、よろしくな!」

真宮寺「百田君と獄原君がいれば心強いネ……僕も足を引っ張らないように頑張るヨ」

獄原「大丈夫!ゴン太は真宮寺君に引っ張られても走れるよ!疲れたらいつでも頼ってよ!!」

百田「おーし、テメーら!!宇宙にとどろく百田解斗が表彰台まで連れてってやるぜ!!」

春川「表彰台もなにも……3チームしかないじゃん」

入間「ひゃーっひゃっひゃ!俺様のこの発明があれば体育祭なんてぶっ楽勝だぜー!!俺様TUEEEEEEEEEE!!」

東条「入間さん、競技中の発明品の使用はルール違反よ」

星「どいつもこいつも熱くなりやがって……クールじゃねえな」

………

体育祭に向けてクラスが一致団結した!

クラスメイトと仲良くなった!

72 : ◆zbEoJ4JN/. [saga]:2017/04/18(火) 19:44:03.00 ID:1UEauN2oO
真宮寺(体育祭か……セレスさんとの賭けもあるし、中々楽しめそうだヨ)

真宮寺(勝負にひたむきに打ち込む人間の姿もまた、美しいものだよネ……)

………

体育祭の朝に出会う人物を安価下1

今日は短いけどこれだけなんだ
ごめんヨ
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/18(火) 19:44:21.94 ID:TYbKpgcO0
終里
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/18(火) 19:45:12.25 ID:5egN7w0vo
乙ってるねー
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/18(火) 20:14:04.03 ID:uDzzsNQvO
塩のパン食い競争が見たかったネ
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/18(火) 20:21:53.87 ID:MJbvHBBpo
見たいw背が高いから有利だろうな
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/18(火) 20:22:58.66 ID:d+o3fJPl0
借り物競争・・・誰かのパンツだったりして
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/18(火) 20:29:54.96 ID:OYm/AELTO
ちょっと前に塩パンって流行ってたな
79 : ◆zbEoJ4JN/. [saga]:2017/04/19(水) 19:04:26.37 ID:shWUS4WDO
>>73

☆6月 体育祭

???「オーイ!!!!!おっさん!!!何してんだよ!今日もアレしてくれる約束だったろ!?」

……個室のドアが激しく叩かれている…

真宮寺「はァ……理由も相手もなんとなく予想はつくけど……朝から災難だネ」

真宮寺「何か用かな?終里さん」

終里「うわっ!?なんだオメー?なんでおっさんの部屋にいんだ?」

真宮寺「ここは僕の部屋だヨ。弐大君の部屋は隣だから間違えたんだネ」

終里「ん?そうなのか?いつも弐大のおっさんの方がはえーから部屋にいるとこ見たことないんだよな」

終里「おっさん寝坊なんて珍しいなー」

真宮寺「弐大君なら……マネージャーとして競技設営に協力すると言っていたから、もう学園にいるんじゃないかな」

終里「嘘だろ!?今日は体育祭だから気合いをいれてアレしてくれるって言ってたのに……!」

真宮寺「ねェ……さっきから言ってるアレってなんなの?」

終里「あ?アレっつったらアレしかねーだろ!つーかおっさんがいないならオレもはやく行かねーと!」

終里「オメーおばけみてーな見た目してっけど、結構親切だな!ありがとよ!!」

真宮寺「………」

真宮寺「嵐のような人だったネ……僕も登校の支度をしようかな……」

………
80 : ◆zbEoJ4JN/. [saga]:2017/04/19(水) 19:04:59.61 ID:shWUS4WDO

……午前中……

キーボ「おはようございます、真宮寺クン!今日はお互いベストを尽くしましょうね!」

真宮寺「おはよう。キーボ君も借り物競争だったんだネ。随分張り切っているようでなによりだヨ」

キーボ「ええ、同じチームですから並んで走れるわけではありませんが、団結して勝利を目指しましょう。昨夜借り物競争の歴史もきちんと学んできましたし、ボクの準備は万端です!」

夜長「おーい、是清ー、キーボー、3組の待機場所はこっちだぞー」

キーボ「アンジーさん、おはようございます。それは……応援旗ですか?」

夜長「アンジーはねー、昨日美術部員として運動場の飾りつけをしてたんだー。その時に神さまが応援するなら旗がいるって教えてくれたんだよー」

真宮寺「応援旗か……確かに士気を上げるには効果的かもネ」

夜長「にゃっははー、神ってるでしょー」

夢野「んあー……集合はウチが最後か」

アンジー「秘密子はねぼすけさんだねー。もうすぐ最初のレースが始まっちゃうよー」

真宮寺「さて、第一走者は僕だネ。そろそろスタート地点に行ってくるヨ」

キーボ「期待していますよ、真宮寺クン。頑張ってください!」

夢野「ウチもMPがあれば口から旗を出したりする魔法が使えたんじゃが……眠くてMP不足じゃ。すまんの」

夜長「頑張ってねー、是清ー。神さまは見守ってるぞー」

………
81 : ◆zbEoJ4JN/. [saga]:2017/04/19(水) 19:06:19.69 ID:shWUS4WDO

真宮寺「さて、二人ともお手柔らかにネ」

花村「んっふふ、初っ端からなんだかイロモノっぽい並びのレースだね!ぼくの守備範囲を試されているような気がするよ!おふたりとも、お手柔らかにね!」

腐川「い、イロモノってなによ……あたしの周囲の空気が汚れて黄ばんでるとでも言いたいの……?ど、どうせあたしなんて不潔なドブ女とでも思ってるんでしょ…!?」

真宮寺(走る前から胃もたれしそうな面子だネ……)

さて、借り物競争のお題はなんだろう?

お題指定安価下1
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/19(水) 19:10:59.38 ID:W9Wv6Kq90
愛するもの
83 : ◆zbEoJ4JN/. [saga]:2017/04/19(水) 19:19:04.19 ID:shWUS4WDO

真宮寺「『愛するもの』……ネ」

真宮寺「迷うまでもなく、姉さんが正解なんだけど……姉さんを好奇の目に晒すのは抵抗があるからなァ」
>>82
真宮寺「それに、不必要に目立ちたくもない……ンー、悩ましいネ」

何をもっていこうか……

1、民俗学の本などで誤魔化す
2、別の人を愛していると嘘をつく
3、やっぱり僕には姉さんしかいないヨ……

安価下1
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/04/19(水) 19:29:08.39 ID:RCaSpLY+0
1
85 : ◆zbEoJ4JN/. [saga]:2017/04/19(水) 19:42:40.83 ID:shWUS4WDO
>>84
真宮寺「愛する……と一口に言っても意味は様々だしネ」

アンジー「およよー、是清が戻ってきたぞー?なんでだろー?」

キーボ「あ!もしかして、ボクたちの中に借り物に該当する人がいるんじゃないですか?」

真宮寺「残念ながらそういう訳じゃないんだ。ちょっとそこにある僕の荷物をとって貰えるかな」

夢野「これか?……微妙に重いのう」

真宮寺「助かるヨ……ンー、まァ、これでいいかな」

キーボ「ところで……真宮寺クンが持っているのはもともと自分のものですよね?厳密に言うと借り物ではないのでは?」

アンジー「主は言いました……ロボットは融通が利かなくてうるさいと……」

キーボ「か、神さままでロボット差別をするんですか……?」

夢野「んあー、真宮寺よ。お主の競争相手もお題を持って戻るところのようじゃぞ」

アンジー「ダッシュだ是清ー!神さまも応援してるよー」

勝負は白熱している……!

安価下3までのコンマの大きさで勝負!
安価下1 1組
安価下2 2組 
安価下3 3組 
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/19(水) 19:43:24.35 ID:clUcDXK10
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/19(水) 19:43:24.84 ID:qjeNp2Vso
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/19(水) 19:43:51.12 ID:vnzZ1U9po
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/19(水) 19:46:39.20 ID:OYDIwXTKO
ぶっちぎりだった
90 : ◆zbEoJ4JN/. [saga]:2017/04/19(水) 20:01:36.75 ID:shWUS4WDO
>>86-88
花村「お二人さん、遅かったね!メインディッシュはぼくが先に頂いちゃったよ!」

腐川「ふ、フン……!あんた、でかい図体して随分のろまじゃない。そんな見た目でドジっ子属性なんてついてたって気持ち悪いだけよ……!」

花村「まあまあ、そんな風に争わないでよ。ぼくからみたらどんぐりの背比べ、ズワイガニの前でどのカニカマがおいしいか語るようなものだよ!」

真宮寺(貴重な資料を慎重に運んでいたら最下位になってしまったネ……)

アンジー「あーあ、是清ビリかー。アンジーたちが取り返すしかないねー」

真宮寺「そうだネ。よろしく頼むヨ。みっともない姿をみせてしまったネ……」

キーボ「というか真宮寺クン、帰りは完全に歩いていましたよね?勝つ気あったんですか?」

真宮寺「あれはとても貴重な文献でネ……うっかり破りでもしたら歴史的損害なんだヨ?」

夢野「んあー……どうしてそんな脆いものを選んだんじゃお主……」

1位 2組  2位 1組  3位 3組

クラスの勝利には貢献できなかったようだ……
91 : ◆zbEoJ4JN/. [saga]:2017/04/19(水) 20:03:00.10 ID:shWUS4WDO

天海「お疲れさまっす、真宮寺君。見てたっすよ」

真宮寺「できれば見ないでほしかったけどネ。リレーはこの後昼前からだったかな?」

天海「そうっす。ま、リレーはクラス対抗じゃなくて混合で総合順位には関係ないんで、気楽にやるっすよ」

真宮寺「うちのクラスからは誰が出場するんだったかな?」

天海「俺と星君、女子は赤松さんと東条さんっすね。東条さんはスポーツ万能らしいんで、活躍が楽しみっす」

真宮寺「そうだネ。東条さんの勇姿か……折角だし僕も応援に行こうかなァ…午後の競技までまだ時間はあるしネ」

天海「見に来てくれると嬉しいっすよ。じゃ、俺はそろそろ待機場所にいかなきゃなんで」

真宮寺「頑張ってネ……さて、僕はどうしようかな」

1、リレーを見に行く
2、休憩
3、セレスに会いに行く
4、その他

92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/19(水) 20:03:33.80 ID:clUcDXK10
3
93 : ◆zbEoJ4JN/. [saga]:2017/04/19(水) 20:22:03.20 ID:shWUS4WDO
>>92
真宮寺「賭けのことも話しておきたいし……セレスさんのところへ行ってみようかな」

………

???「あら、真宮寺君ではないですか」

真宮寺「?君は……?」

???「あら、対戦相手を忘れるだなんて、勝負師にあるまじきことですわよ」

真宮寺「あァ……あの髪型はウィッグだったんだネ。気づかなかったヨ」

セレス「人間観察が趣味の貴方を欺けるとは重畳ですわ」

百田「おお、真宮寺じゃねーか!セレスの奴を探してんだけどよ、見なかったか?」

真宮寺「セレスさんなら僕の目の前にいるヨ」

百田「!?」

………

百田「ところで借り物競争は散々だったみたいじゃねーか。挽回しねーとやべーな」

百田「ま、この宇宙に轟く百田解斗が負けるなんてありえねー!」

セレス「大した自信ですわね……」

真宮寺「彼と同じところに賭けていると思うと途端に不安になるネ」

真宮寺「百田君は最原君と二人三脚に出場していたけど、結果はどうだったの?」

二人三脚の順位は……?

安価下3までのコンマの大きさで勝負!
安価下1 1組 
安価下2 2組 
安価下3 3組 
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/19(水) 20:23:06.72 ID:vnzZ1U9po
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/19(水) 20:25:16.73 ID:clUcDXK10
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/19(水) 20:28:10.41 ID:1xGlqB1bO
んあー
97 : ◆zbEoJ4JN/. [saga]:2017/04/19(水) 20:42:57.51 ID:shWUS4WDO
>>94-96
1位 2組  2位 1組  3位 3組

百田「ひ、ひとつひとつの勝負の結果なんて関係ねー!!最終的に優勝すればいいんだろうが!」

真宮寺「この様子だと……期待はできないみたいだネ」

百田「うるせー!ありゃ事故だ事故!夜長が持ってきた応援旗を見た途端終一が気絶しちまってよぉ……」

真宮寺「いまさら言うのもなんだけど……夜長さんはとても興味深い人物だよネ」

セレス「ハア……ここまで順調だとちっとも面白くありませんわね」

百田「つーか別に1組だって勝ってる訳じゃねえ!そうやって油断してると痛い目みる事になるぜ!」

セレス「そのような陳腐な負け惜しみは五万と聞いてきましたわ。もちろん最後は負け惜しみも言えないくらいに叩き潰して差し上げましたけど」

セレス「午後の競技でせいぜい楽しませてほしいものですわね」

百田「あたりめーだ!!行くぜ真宮寺!今からバスケの特訓だ!!!」

真宮寺「君は今後はギャンブルにかかわらないことをオススメするヨ」

百田「うるせー!!」

百田と午後までバスケの特訓をすることになった!

98 : ◆zbEoJ4JN/. [saga]:2017/04/19(水) 20:57:57.32 ID:shWUS4WDO
………

真宮寺「あのさァ……僕が疲労で倒れて棄権するのと今すぐ特訓をやめるのか選んでヨ」

百田「何言ってんだよ真宮寺!!お前ならやればできる、やればできる!どうしてそこで諦めるんだ!!!」

真宮寺「僕は君たちと違って文科系なんだヨ……第一腕立て伏せはバスケに関係ないヨ」

獄原「そんなことないよ!全身の筋肉を鍛えることで、どんなピンチも乗り越えられるって山の家族も言ってたよ!」

真宮寺「嫌がる人に無理やり運動させるのは紳士的とは言えないんじゃないの?」

獄原「そっ、そうだね……ごめん!真宮寺君!ゴン太、みんなと一緒に運動できるのが楽しくてつい夢中になっちゃった……」

真宮寺「そうと決まれば僕は少し休憩してくるヨ。試合までには戻ってくるようにするから」

百田「あ!真宮寺テメー、逃げるつもりだな!」

獄原「ダメだよ、百田君!紳士は人の嫌がることをしたりしないんだ!」

百田「離せゴン太!男には踏ん張らないといけねー時があるんだ!!」

………

真宮寺「ふう……なんとか逃げ出せたネ」

真宮寺「試合までまだ少し時間があるし、どこで時間を潰そうかな」

試合までどうする?

1、他の競技を見に行く (バレー、サッカー、卓球から一つ)
2、保健室でサボる
3、やっぱり特訓に戻る
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/19(水) 21:03:10.28 ID:bxyvYUjkO
1サッカー
100 : ◆zbEoJ4JN/. [saga]:2017/04/20(木) 19:13:19.36 ID:aW++M9xWO
>>99
真宮寺「体育館にいると百田君に見つかりそうだし……グラウンドでついでにサッカーでも観戦しようかな」

……グラウンド……

真宮寺「いまは1組と2組が試合中か。……アレ?珍しい組み合わせだけど、二人も観戦中かな」

辺古山「真宮寺か。私は自分の試合までは時間があるのでな。少し時間を潰しているところだ」

霧切「私はもう自分の競技は終えてしまったから……閉会式までの時間を潰しているという点では、辺古山さんと同じね」

真宮寺「成程ネ。自分のクラスが出ていないからちょっと残念だけど、僕も暇つぶしをさせてもらおうかな」

真宮寺「辺古山さんのクラスは午前中は絶好調みたいだったネ……午後はどう?」

辺古山「そうだな……まだ結果が出ている競技が少ないからなんとも言えないだろうな…」ジッ

霧切「サッカーは少し押されているようね」ジッ

辺古山「ま、まだ前半戦だ。一組の幸運も長くは続かないのではないか?」ジッ

霧切「……そうかしら?勝負は時の運と言うわ。序盤に幸運を掴んだ者が試合の流れを決するのも珍しい事ではないわね」ジッ

真宮寺「………」

真宮寺「……ふたりとも、暇つぶしの割には随分真剣に見ているんだネ」

辺古山「……クラスメイトの応援をするのは当然だろう。中々白熱した試合だからな。少し熱中してしまった」

霧切「辺古山さんの言う通りね。私も少し真剣に見すぎてしまったかしら」

真宮寺「フーン……」

真宮寺「おや、シュートが決まりそうだヨ」

辺古山・霧切「!!!」バッ

真宮寺「フーン……」

素敵な人間関係のにおいがする……

霧切・辺古山のともだちポイントが上がった!

ついでにサッカーの試合結果を安安価下3までのコンマの大きさで勝負!
安価下1 1組 
安価下2 2組 
安価下3 3組 

101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/20(木) 19:14:39.62 ID:G6qXHb610
00
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/20(木) 19:15:12.60 ID:YPLXJMvd0
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/20(木) 19:17:47.44 ID:ZIyRpRaUO
はい
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/20(木) 19:18:36.88 ID:bHQar3kUo
3組弱すぎるwwww
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/20(木) 19:21:03.82 ID:ZIyRpRaUO
うわやってしまった
凡人はセレスさんの踏み台になるのがお似合いってことだね!
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/04/20(木) 19:23:45.10 ID:uAeNh+wT0
3組の負けはほぼ決定的かな
107 : ◆zbEoJ4JN/. [saga]:2017/04/20(木) 19:31:57.61 ID:aW++M9xWO
>>101-103
1位 1組  2位 2組  3位 3組

百田「真宮寺!テメー逃げたんじゃねえかと思ってヒヤヒヤしたぜ!」

獄原「ゴン太は信じてたよ!真宮寺君は逃げたりしないって!」

真宮寺「安心してヨ。試合をサボったりするつもりはないからサ。ちょっと他の競技を見学しに行ってきたんだヨ」

百田「……どーだったよ?」

真宮寺「……僕らの未来は暗い。そう言わざるを得ないネ」

百田「マジかよ……」

真宮寺「自分のクラスに賭けた僕らはともかく、狛枝君と十神君が何を考えているのか理解しかねるネ」

獄原「?二人とも、何の話をしてるの?」

百田「いーや!違うぜ、真宮寺!そいつらは俺たちが勝つのを信じてんだ!!信頼に応えねーで何が男だ!!」

百田「逆転勝利なんて男のロマンじゃねーか!!今負けてんなら俺たちが踏んばりゃいいだけの話だ!そうだろゴン太!」

獄原「う、うん!二人が何の話をしていたのかよくわからないけど、みんなのためにゴン太はがんばるよ!」

百田「その意気だぜ!宇宙に轟く百田解斗の意地を見せてやろーじゃねーか!」

獄原「うわあ、百田君、かっこいいよ!ゴン太も全力を出して一緒に戦うからね!」

真宮寺(というかもうどんなに頑張っても優勝には届かない位置なんだけどネ……)

仲間と決意を新たにした……!

試合に向かおう!

安価下3までのコンマの大きさで勝負!
安価下1 1組 
安価下2 2組 
安価下3 3組 ゴン太の全力ブーストで+20

108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/20(木) 19:32:48.83 ID:G6qXHb610
ほい
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/20(木) 19:33:10.99 ID:8MwKXDEqO
ウェイ
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/20(木) 19:33:20.84 ID:YPLXJMvd0
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/20(木) 19:44:57.77 ID:vXbM9uY7O
ゴン太が全力出しても辛勝かよwwwwww
112 : ◆zbEoJ4JN/. [saga]:2017/04/20(木) 19:56:58.44 ID:aW++M9xWO
>>108-110
お見事!辛勝だネ
1位 3組  2位 2組  3位 1組

……1組対3組……

百田「うおおおおお!どけええええええええ!!」ダムダムダム

葉隠「うわあッ!!百田っちがスゲー形相で追いかけてくるう!お助けだべえ!!」

大和田「チィッ!ここで止めてやるぜ!!」

獄原「そうはさせない!ゴン太がボールを守るんだ!!」

大和田「ぐはっ!!」

百田「行くぜ!!!ロケットドリル宇宙ダンクだ!!!」ドゴーン!

獄原「やったね百田君!!!」

……2組対3組……

獄原「今度はゴン太が攻める番だよ!!行くよ!!」ゴゴゴゴ

左右田「ぎにゃーー!!あんな巨体に轢かれたら死ぬ!死ぬ!」

豚神「落ち着け!奴のことは放っておいて司令塔を潰すんだ!」

百田「そうはさせねー!!!というかこのチームに司令塔なんざいねえ!!全員で攻めるぜ!!」

獄原「そうだよ!みんなで戦うんだ!!」

豚神「なん……だと……」

113 : ◆zbEoJ4JN/. [saga]:2017/04/20(木) 19:57:25.03 ID:aW++M9xWO
………

真宮寺「美しい勝負だったネ……」

百田「テメー何もしてねーよな!!??立ってただけだよな!!????」ゼーハー

獄原「ゴン太、こんな風に全力を出してみんなと運動できたのは初めてだよ!!みんなありがとう!」

葉隠「」

大和田「」

左右田「」

豚神「」

真宮寺「本当なら手に汗握る接戦だっただろうにネ……ゴン太君のパワーが天元突破したせいで死屍累々だヨ」

………

正々堂々バスケの勝負をした!

百田・獄原ととても仲良くなった!

114 : ◆zbEoJ4JN/. [saga]:2017/04/20(木) 20:07:41.15 ID:aW++M9xWO
最原「百田君!お疲れさま!」

春川「途中からだけど、見てたよ。なんかすごかったね……」

百田「おお!オメーら、ボスの活躍をわざわざ見に来るなんて助手としての自覚が出てきたじゃねーか!」

百田「まあ俺が本気を出せばあんなもんだぜ!なんたって俺は宇宙に轟く百田解斗だからよ!」

春川「私にはほとんど獄原のおかげに見えたけどね」

最原「でも、百田君も沢山ゴールを決めてたよね。春川さんも見てたでしょ?」

春川「……まあ、悪くはなかったんじゃない」

百田「ったく、素直じゃねーなあ!もっと俺をほめたたえていいんだぜ!」

春川「うるさい。……で、あんたは卓球だったよね?結果はどうだったの?」

最原「あ、僕に話を振るんだね……」

最後の卓球の結果は?

安価下3までのコンマの大きさで勝負!
安価下1 1組 
安価下2 2組 
安価下3 3組
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/20(木) 20:08:17.13 ID:G6qXHb610
高い
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/20(木) 20:08:52.60 ID:YPLXJMvd0
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/04/20(木) 20:10:26.57 ID:uAeNh+wT0
ほい
118 : ◆zbEoJ4JN/. [saga]:2017/04/20(木) 20:25:25.53 ID:aW++M9xWO
>>115-117
1位 2組  2位 3組  3位 1組

最原「僕はあんまり勝てなかったんだけど……一緒に出場した星君がすごかったんだ。おかげで全体では何とか二位に食い込めたよ」

百田「へえ……星がな。ま、そうでなくっちゃな!!」

真宮寺「これで今日の競技はすべて終えたのかな。後は死刑宣告を待つだけということだネ」

春川「死刑宣告?順位は確かに下だろうけど……妙な言い回しをするんだね」

百田「まっ、まだ決まったわけじゃねーだろ!コエー言い方するんじゃねえ!」

最原「百田君もどうしたの?なんだか顔が青いけど……」

百田「な……なんでもねー。お!そろそろ閉会式がはじまる時間じゃねーか!行こうぜ!」

最原「う、うん……」

真宮寺「さて……僕も閉会式に向かおうかな……」

閉会式で結果を確認しよう……

誰と閉会式に行く?

安価下1 複数可

119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/20(木) 20:25:59.83 ID:YPLXJMvd0
ソニアガンダムカズイチ
120 : ◆zbEoJ4JN/. [saga]:2017/04/20(木) 21:22:56.19 ID:aW++M9xWO
>>120
ソニア「あら?そこを行くは真宮寺さんではありませんか!お久しぶりです!」

真宮寺「おや、ソニアさん。一足先におめでとうと言わせてもらおうかな……きっと君のクラスが優勝だろうからネ」

ソニア「苦しゅうない!まだ得点は発表されていませんから喜ぶには早いのですが……優勝できたとすれば共に戦ったみなさんのおかげです」

真宮寺「ククク……その慎み深さは王族ゆえの持って生まれた素養なのかな。とても好ましいヨ……」

田中「この瘴気……何奴!!!」

田中「浮世の祭典に招かれて来てみれば……貴様のような古の魔装を纏いし邪悪なる者がまろび出ているとはな!この覇王の前で名を名乗ってみるがいい!」

ソニア「まあ、田中さん!お疲れ様です。サッカー、とても素敵でしたわ」

田中「む……その………ありがとう……」

真宮寺「……で?僕は彼に自己紹介をすればいいのかな?」

ソニア「あっ、そうですね。きっと田中さんは真宮寺さんの服に興味があるのではないかと思うのです。お二人は何か通じるものがありそうですわ!」

真宮寺「姉さんが真心こめて作ってくれた制服を個性主張のためのものと同一視されるのは心外なんだけどなァ……」

田中「貴様……俺様の不可侵結界を個性主張だと……?面白い、面白いぞ人間ッ!!その漆黒の戒めは言霊封じのためと見た!」

左右田「あっ!ソニアさーん!一緒に閉会式まで行きましょうよ!!」

左右田「ってうおお!ソニアさんがなんかデカくて黒いのに挟まれてるッ!!ソニアさん!俺と一緒に逃げましょう!!」

ソニア「破廉恥な言い方はよしてください!左右田さん!」

左右田「え?あのー……、俺今破廉恥でしたか?」

田中「フン……興が削がれた。今回は見逃してやろう……漆黒の言霊遣いよ」

真宮寺「言葉で武装しているのは君の方だと思うけどネ……彼はいつもこんな感じなの?」

左右田「そうだけどよ……オメーら気が合うかと思ったらそうでもないのな。ていうか真宮寺って意外とフツーの感性持ってんだな」

真宮寺「意外とは余計だヨ。まァ、そういう風に見られがちな外見なのは重々自覚しているけどネ」

ソニア「ええーい!控えおろう!なんだかみなさん雰囲気が重いですよ!ほら、掲示されている得点を見に行きましょう!」

左右田「ソニアさんがいるのに雰囲気が悪くなったりするわけないですよ!さ、俺らクラスの優勝を祝う準備をしておきましょうか!」

田中「クク……勝利の美酒に酔うのもまた覇王のさだめか……」
121 : ◆zbEoJ4JN/. [saga]:2017/04/20(木) 21:33:28.77 ID:aW++M9xWO
……得点掲示板……

☆優勝☆ 2組 90点
 二位  1組 70点
 三位  3組 65点

ウサミ「みなさん、おちゅかれさまでちた!優勝した2組のみなさんはおめでとうございまちゅ。それ以外のみなさんも、落ち込まないでくだちゃいね!」

ウサミ「さ、今日の体育祭はこれでおしまいでちゅ!今日はみなさんゆっくり体を休めて、明日からも勉学に励むんでちゅよー」

真宮寺「まァ予想通りの結果だったネ。残念だけど仕方ないヨ」

ソニア「真宮寺さんのクラスはバスケットボールで大活躍でしたのに……、残念ですわね」

左右田「ソニアさん!俺もバスケに出てたんですけど!?あのー!?」

真宮寺「君達には素直におめでとうと言っておくヨ。直接的な運動系の才能は少ないのに……正直意外だったヨ」

田中「フハハハハ!潔く負けを認めるか!それもまた良し!」

左右田「まァウチで運動すげーのは終里とか辺古山とかだけどよ、花村や弐大もサポートしてくれっしな!そして何より、ソニアさんがついてますからね!!」

ソニア「こういう学校行事に参加するのははじめてでしたから、とても楽しかったですわ!少し終わるのが寂しいくらいです」

結果は残念だったが、様々な人とふれあい、絆を深めた!

ソニアのともだちポイントがぐーんと上がった!
左右田・田中と仲良くなった!

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