【ボトムズ??ガルパン】キリコ『ボトムズと戦車と』

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102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/12/09(日) 17:09:29.87 ID:9nKZnCwK0
イプシロン『ふん。まあ良いだろう。
きこえたな?キリコ!基地に戻ったらたっぷりと尋問してやる!』

キリコ『・・・』

イプシロンに二度目の敗北、更には捕虜になり連行され尋問。
だがそんなコトはどうでも良かった。
もしかしたらフィアナに会えるかもしれない。
それだけを俺は考えていた。
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/12/09(日) 17:11:33.47 ID:9nKZnCwK0
しずか『捜索をしないとは一体どういう事か説明して頂きたい!?』

しずかは怒りを露わにしていた。
もう基地は完全に制圧し後続の部隊も到着し次の作戦の準備に取り掛かっている時に。

戦闘は完全に終わっていた。
だがキリコは帰って来なかった。 しずかはキリコの捜索を志願した。しかしその願いは聞き入れてもらえなかった。

カン ユー『何度も言ってるだろうが!今は明日の決戦に向けての準備が最優先!戻って来ないやつなど知ったことか!』

しずか『なんと非道な!』
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/12/09(日) 17:16:58.30 ID:9nKZnCwK0
カンユー『大体、キリコがブルーATを仕留めれば良いだけの話だったのだ!負けたキリコが悪いとは思わんか?』

ポタリア『それはどうですかね?隊長殿?』

カンユー『な、なんだ!何か文句でもあるのか?!』

ポタリア『いや只の意見ですがね?
聞く所によると しずかさん達が我らの援護にこれたのはキリコが単独でブルーATを抑えていたからなんですよ。
つまりは間接的に助けられたという事です。』

カンユー『な・・・!』
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/12/09(日) 17:18:53.92 ID:9nKZnCwK0
ポタリア『そんな恩人をみすみす相手の捕虜になどしたく無いんですよ。
俺1人だけでも良い。行かせてくれませんか?』

カンユー『ぐ、駄目だ!』

ポタリア『・・・』

カンユー『この話はコレで終わりだ!
良いか!無断で何かすれば只では済まんぞ!肝に命じておけよ!』

と言い、カンユーは指令室に去っていった。

しずか『何故だ!キリコ殿がいたから我らは皆無事に済んだというのに!』

鈴『そうだよ!こんなのあんまりだよ!探しに行こうよ!』

ポタリア『いや、駄目だ。』

鈴『そんな!?ポタリアさんもキリコさんがどうなっても良いんですか!?』

しずか『落ち着け、鈴。』
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/12/09(日) 17:20:24.54 ID:9nKZnCwK0
鈴『だ、だって』

ポタリア『鈴さん、俺も探しに行きたい気持ちは同じさ。

だがあれから、だいぶ時間が立ってしまった。もう近くにはいないだろう。

それにカンユーに逆らうととんでも無いことになる。

たとえキリコを見つけてきても俺らの居場所は無くなっているだろうな。』

鈴『な、なら私たちはどうしたら?』

シャッコ『待つしか無いな。』

鈴『シャッコさん・・・』

シャッコ『あいつは必ず戻ってくる。』

鈴『・・・はい!』

しずか『キリコ殿、我等は信じています。貴方が我等の元に戻りそして一緒に闘えると。』
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