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【ボトムズ??ガルパン】キリコ『ボトムズと戦車と』
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1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/04/16(日) 14:35:55.57 ID:V0gQ0AWM0
前回書いた
http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1469354806
の続編です。
相変わらず未熟な作品ですが読んでもらえたら幸いです。
ボトムズと戦車では戦力差がありすぎみたいに思われますが
そこはスパロボマジック感覚でお願い致します。
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1492320955
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/04/16(日) 14:38:50.12 ID:V0gQ0AWM0
『いけ!そこだ!』
『まだだ!まだやれる!』
男が訪れたその場所では、彼方此方から激しい声援ともヤジとも言える声が飛び交っていた。
その場所は戦車道連盟公認の練習場。
しかし唯の戦車道の試合では無いのは直ぐに分かった。
戦車はまだしもATが参戦し観客は試合会場内にギャラリーがいる。
これでは下手したら流れ弾が当たる可能性もある。
そんな訳も分からない状況を漠然と見ていた時1人の少女が声をかけてきた。
『もしもし?そこのお兄さん!耐圧服着てるってコトはボトムズ乗りだね!』
どうやらこの場所で出店のイタリア料理を出しているらしい少女は語る。
『ああ、そうだ。』
そう答えるこの青い髪、冷たい瞳、
赤い耐圧服に身を包んだ男の名はキリコ・キュービー。
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/04/16(日) 15:12:06.48 ID:V0gQ0AWM0
『だと思ったっスよ〜!
でもその様子だと何も知らないみたいだから色々教えてあげるっスよ!』
『こら〜!ペパロニ!無駄口叩いてないで働け〜!』
ペパロニ『すいません〜アンチョビ姐さん!
今、このお兄さんにここの説明しようと思いましてね?』
と、料理服に身を包んだツインテールの少女に言う。
アンチョビ『は〜なるほどね!おたく、タンカスロンは初めてみたいだね?
教えてあげても良いがここは料理ヤだよ?』
キリコ『そうだな。ちょうど腹が減ったところだ。
何か有り合わせで頼む。』
ペパロニ『あ、有り合わせでって言われても困るっスけどね〜
よし!なら私の自信作を御馳走するっスよ!』
と言うとペパロニは手際よく自信作である鉄板ナポリタンを調理した。
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/04/16(日) 15:15:20.93 ID:V0gQ0AWM0
ペパロニ『はいよ!お待ちどう!お代は三百万リラね!』
キリコ『・・・三百円で良いのか?』
アンチョビ『ペパロニ、あんましお客さんを困らすな?』
ペパロニ『あははは〜すいません、
まあそれはさて置き食べてみてよ!お兄さん!』
キリコ『そうさせてもらおうか。』
そのナポリタンは今まで食べてきた料理で一番と言っても過言では無い味だった。
キリコは無言ですぐにナポリタンを完食した。
ペパロニ『ははは!良い食べっぷりっスね!
お兄さん!作った甲斐があったスよ!』
キリコ『美味しかったよ。所で・・・』
食事の感想を言うと少し真剣な顔になり
キリコ『そろそろ説明して貰えると助かるんだが。』
アンチョビ『ああ、勿論だ!
こんなに美味しそうに食べてもらったしな!なんでも教えよう!』
キリコ『助かる。』
アンチョビ『先ずはこの試合場で起きているタンカスロンについて説明しようか。』
キリコ『あれは戦車道ではないのか?』
アンチョビ『ああ、似て非なるものだな。
あっちは公式試合でタンカスロンは戦車乗りが独自に行う野良試合なのさ。』
キリコ『野良試合?ルールは無いのか?』
アンチョビ『いや、只の一つだけある"10トン以下の戦車である事"だけだ。』
ペパロニ『しかも主催者も居ないから観客も全員自己責任で試合会場内で観戦可能なんスよ!』
なるほどな、だからこの試合会場では観客が中に入るのか?
これではやってる事がバトリングと大差無いな、
とキリコは半分呆れながら思った。
キリコ『しかしだ』
一つの疑問をぶつけた。
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/04/16(日) 19:52:00.62 ID:V0gQ0AWM0
キリコ『何故、ATも参加しているんだ?』
アンチョビ『まあ当然気になるか?
お兄さん、ついこの前に戦車道の大洗女子学園と
ATのホワイトディンゴの試合があったの知ってるかい?』
キリコ『ああ、知ってる。』
アンチョビ『あの試合の後、戦車とATが戦うのが急激に増えてきたんだよ。
しかしお堅い公式試合にはまだまだ大企業のチームしか参戦出来ない。
で、ならばこのなんでもアリのタンカスロンでやろうって話さ!』
キリコ『ではあのATに乗っている連中はフリーのボトムズ乗りなのか?』
アンチョビ『大半はそうだろうね。
傭兵まがいの金稼ぎだよ。
たまに企業の専属AT乗りとかも来るけどね。』
キリコ『しかし、ではあのAT乗りの機体は安全性はない訳だな?』
アンチョビ『勿論だ。
新素材の装甲強化型は一部の大企業のATにしかまだ使われてないからね。
あの薄いカーボン装甲ってわけ。』
キリコ『そうか、ありがとう大体話はわかったよ。』
といいつつタンカスロンの試合を見ながら思ったのは、
確かにこの戦場はボトムズにはお似合いだという事だ。
アンチョビ『それは良かった。』
キリコ『それとは別に最後に一つ聞きたい。』
アンチョビ『まだ、なんかあるのか?』
キリコ『最近、この辺りで凄腕のATがいると聞く。
それについての情報を持って無いか?
おれはそいつに会いにここまできたんだ。』
キリコの顔付きの真剣具合をアンチョビも理解した。
アンチョビ『なるほどねぇ、情報は無い事は無いよ。でも少し高いよ?』
と言うと店に並んであるワインを指差した。
キリコ『・・・一番のを頼む。』
アンチョビ『シー?』
アンチョビは1番上の棚にある豪勢なラベルのワインを開けキリコのワイングラスに注ぎながら喋り始めた。
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/16(日) 20:06:02.98 ID:8lupuFARo
キリコは酒飲めないよ
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