仮面ライダーゴースト「するがモンキー?」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/15(土) 00:34:22.59 ID:uFuiQKeX0
仮面ライダー×化物語

前回のSS

まよいマイマイ

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1489073555/


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1492184062
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/15(土) 00:36:20.35 ID:uFuiQKeX0
俺は天空寺タケル!

18歳の誕生日に襲ってきた眼魔に倒され、紆余曲折あって生き返る事ができた

それでも、俺の周りで不可思議現象がなくなることはない

この間も真宵ちゃんという少女を不可思議現象から解き放った

そして今回は・・・
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/15(土) 00:39:04.28 ID:uFuiQKeX0
ある夜、俺はピンチを迎えていた

仮面ライダーゴースト(オレ魂)「ハァ・・・ハァ・・・」

雨ガッパの怪人「・・・・・」

突然謎の雨ガッパの怪人に襲われたのだ

どうしてこんな事になったのかはわからないが、もしかしたらあの時の事が関係してるのかもしれない
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/15(土) 00:43:57.74 ID:uFuiQKeX0
あれは夕方の事、俺は学校帰りだった、その時

真宵「おや、また会いましたね」

タケル「あ、真宵ちゃん、元気?」

真宵「おかげ様で、てんきゅうじさんもお変わりなく」

タケル「・・・・・」

真宵「失礼、噛みました」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/15(土) 07:30:52.14 ID:uFuiQKeX0
真宵「これからお帰りですか?」

タケル「うん、まぁテストも近いしこの後勉強会するんだけど」

真宵「ほう、お相手はもしやあの理系女子大生さんですか?」

タケル「いや、アカリは今忙しくてさ・・・ってなんでアカリの事知ってるの!?」

真宵「伊達にこの辺うろついてませんからね、大抵の事は知ってますよ」

タケル「そうなんだ・・・」

彼女は見た目よりしっかりしてるのかもしれない
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/15(土) 10:09:35.74 ID:uFuiQKeX0
真宵「となると・・・あの時一緒にいた女の人・・・戦場ヶ原さんでしたっけ?」

タケル「まーね」

真宵「年頃の男女が部屋で2人っきり・・・そんなの勉強どころじゃないんじゃないですか?」

タケル「そうかな・・・彼女的にはこの間のお礼も兼ねてって言ってたし、それ以上はないんじゃない?」

真宵「おや、天空寺さんはそっち方面には興味なしですか、純粋ですね」

タケル「え?」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/15(土) 12:18:23.85 ID:IWhEgRwwO
おお、待ってた
支援
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/15(土) 12:22:56.63 ID:uFuiQKeX0
タケル「そもそも、戦場ヶ原さんには他に付き合ってる人がいてね・・・」

真宵「ほう、天空寺さんに助けてもらっておきながら他の男になびきますか、あの人意外と薄情ですね」

タケル「俺は別に構わないんだけど・・・それに戦場ヶ原さんの異変に気付いたのは向こうが先で、直す方法を模索している最中に俺が先に解決した、それだけだよ」

真宵「そうだったんですか、中々複雑ですね」

タケル「その人も俺には感謝してるみたいだし、いつか会ってみたいな」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/15(土) 13:04:36.13 ID:uFuiQKeX0
そんな話をしていると、背後から足音が聞こえてきた

タタタ・・・

タケル「まさか・・・」

その気配に、俺は心当たりがあった

キキーッ!






駿河「おお、天空寺先輩ではないか、偶然だな」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/15(土) 15:04:34.44 ID:uFuiQKeX0
彼女は神原駿河、ウチの学校のバスケ部に所属している後輩だ

その左腕には、包帯がグルグル巻きになっていた

タケル「偶然って・・・もう3日目なんだけど?」

駿河「おや?そうだったか?」

そう、俺は何故かこの頃彼女につきまとわれていた
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/15(土) 15:11:49.24 ID:IWhEgRwwO
さて、今回のゲストライダーは誰かな
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/15(土) 15:59:11.21 ID:uFuiQKeX0
タケル「えーと・・・神原さん?」

駿河「おっと、私は後輩だ、そんなにかしこまらなくていい」

タケル「じゃあ・・・駿河ちゃんで」

駿河「!?」ビクン

タケル「どうしたの?」

駿河「い、いや・・・まさかちゃん付けでよばれるとは思ってなかったのでな・・・つい興奮してしまった」

タケル「何で!?」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/15(土) 17:37:18.81 ID:uFuiQKeX0
駿河「やっぱり神原さんで構わないぞ」

タケル「あっそう・・・」

駿河「それで、天空寺先輩はこれからご帰宅かな」

タケル「まぁ・・・この後勉強会なんだけどね」

駿河「ほう、すると戦場ヶ原先輩も一緒なのか?」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/15(土) 18:20:14.55 ID:uFuiQKeX0
タケル「そうだけど・・・何でわかったの?」

駿河「天空寺のクラスで成績優秀といったら戦場ヶ原先輩だからな」

タケル「そうなんだ・・・」

タケル(あれ、羽川さんは?)

駿河「それじゃ邪魔しちゃ悪いな、それでは、私はこれで」

タタタ・・・

そう言って、彼女は立ち去っていった

タケル「何なんだ一体・・・」
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/15(土) 19:10:43.69 ID:uFuiQKeX0
真宵「本当に何なんですかあの人?」ヒョコ

タケル「真宵ちゃん・・・いつの間に」

タケル「後輩だよ、最近妙につきまとわれててさ」

真宵「ほう、もしかして天空寺さんに気があるんじゃないですか?」

タケル「まさかそんな・・・」

タケル「あるわけない・・・よね?」
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/15(土) 19:25:52.49 ID:uFuiQKeX0
そして、真宵ちゃんと別れた俺は、戦場ヶ原さんの家で勉強をしていた、その中で

ひたぎ「神原?どうして天空寺君がそんな事聞くの?」

タケル「え、えっと・・・ついさっき会ってさ」

戦場ヶ原さんに、神原さんについて聞いていた
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/15(土) 19:38:11.84 ID:uFuiQKeX0
ひたぎ「そうね・・・あの子とは中学時代からの付き合いなのよ」

タケル「そうだったんだ・・・」

ひたぎ「2人合わせてヴァルハラコンビ、何て大それた異名で呼ばれていたわ」

タケル「ヴァルハラ・・・北欧神話に出てくるオーディンが住む宮殿だね」

ひたぎ「流石偉人マニア、聡いわね」
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/15(土) 19:49:08.21 ID:uFuiQKeX0
ひたぎ「ま、最近はまるっきり会う事もなくなったのだけれど」

タケル「何で?」

ひたぎ「・・・わかるでしょ?」

タケル「そうか・・・蟹か」

ひたぎ「そういう事よ」
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/15(土) 20:00:01.47 ID:uFuiQKeX0
ひたぎ「彼女はあなたや彼より私の異変に気付いてね、何とかするって言いだしたのよ」

タケル「それで?」

ひたぎ「生憎当時の私は荒れに荒れていてね、彼女に手痛い仕打ちをしてしまったのよ」

タケル「それって・・・ホチキス?」

ひたぎ「まぁそんな所ね」
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/15(土) 20:10:44.72 ID:uFuiQKeX0
ひたぎ「もしかしたら、それで実際に解決したあなたに興味を持った、って感じじゃないかしら」

タケル「そんなもんかな」

ひたぎ「ま、私も今更あの子に会わせる顔なんてないし、確かめようはないけど」

タケル「そうなんだ・・・」

ひたぎ「無駄話がすぎたわね、勉強に戻りましょう」

タケル「う、うん・・・」
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/15(土) 20:18:58.19 ID:uFuiQKeX0
そして夜も更け、俺は帰路についていた

タケル「ヴァルハラコンビか・・・」

タケル「もう仲直りすることはできないのかな・・・」

そしてふと前を見ると

雨ガッパの怪人「・・・・・」

タケル「え?」

雨ガッパを着た謎の人物が立っていた
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/15(土) 20:24:39.21 ID:uFuiQKeX0
タケル「君は一体・・・」

そう言った刹那だった

バキィッ!!!

タケル「ぐわああああああ!!!」ドサッ

俺は有無を言わさず殴り飛ばされた
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/15(土) 20:36:55.27 ID:uFuiQKeX0
タケル「くっ・・・」ヨロッ

雨ガッパ「・・・・・」ジリッ

雨ガッパはまたも近寄ってくる、その左手は人間のそれではない

タケル(袖から見える包帯は・・・いやそれよりも)

タケル「このままじゃ・・・やられる」スッ

俺は懐から眼魂を取り出した
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/15(土) 20:42:18.19 ID:uFuiQKeX0
そしてそれを腰に巻いたゴーストドライバーにセットする

アーイ!バッチリミナー!バッチリミナー!

雨ガッパ「・・・!?」

そして力強く叫ぶ

タケル「変身!!!」ガコン

カイガン!オレ! レッツゴー!覚悟!ゴ・ゴ・ゴ・ゴースト!!!

仮面ライダーゴースト(オレ魂)「命、燃やすぜ!!!」
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/15(土) 20:49:57.99 ID:uFuiQKeX0
ゴースト「行くぞ!」シャキン

俺はガンガンセイバーを構え、雨ガッパに立ち向かった

雨ガッパ「・・・!!!」ダッ

ガキィン!

ゴースト「ぐぐ・・・」ギリギリ

雨ガッパ「・・・・・」ズズッ
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/15(土) 21:15:30.82 ID:uFuiQKeX0
ゴースト「くっ!」バッ

雨ガッパ「!」ダッ

再び距離をとるも、雨ガッパはすぐさま向かってきた

ゴースト「速いな・・・なら!」スッ

俺は別の眼魂をセットした

カイガン!ニュートン!リンゴが落下!引き寄せまっか!!!
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/15(土) 21:22:08.23 ID:uFuiQKeX0
ゴースト(ニュートン魂)「ハァッ!」ブオッ

雨ガッパ「!?」

俺は手から斥力を発し、雨ガッパを吹き飛ばした

ドカッ

雨ガッパ「・・・・・」

ゴースト「よし、そのまま大人しく・・・」

バキュン!

ゴースト「!?」

突然銃声が鳴り響いた
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/15(土) 21:30:12.93 ID:uFuiQKeX0
ゴースト「誰だ!」

??「面白くなってるじゃねーか、俺も混ぜろよ」

ゴースト「あ、あれは・・・」

俺達の前に現れたのは、銃を構えた寸胴の仮面ライダーだった

ゴースト「あれは・・・エクゼイドと同じ・・・」
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/15(土) 21:41:27.76 ID:uFuiQKeX0
??「お前、確かゴーストっていったか」

ゴースト「あ、はい、あなたは・・・」

??「スナイプだ、それより」

雨ガッパ「・・・・・」

仮面ライダースナイプ「レイニーデビル・・・どうやらコイツで間違いないな」

スナイプ「第2戦術」ガコン

レベルアップ!

ババンバン!バンババン!バンバンシューティング!
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/15(土) 22:04:32.79 ID:uFuiQKeX0
スナイプ(シューティングゲーマーレベル2)「ミッション、開始!」ダッ

ゴースト「おお・・・確かにパックマンの事件でいたライダーだ・・・」

そう感心していると

ショッカー戦闘員「イー!」

バグスターウイルス「イー!」

ゴースト「うおっ!」

スナイプ「チッ、ゾロゾロと・・・」

沢山の敵が湧いてきた
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/15(土) 22:06:21.90 ID:b9h9Ou11O
妖怪ガシャット寄越せだった頃のの大我さんか
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/15(土) 22:28:55.06 ID:uFuiQKeX0
スナイプ「まずはこいつらから片付けるか」バキュン!

ゴースト「せい!」バキッ

ショッカー戦闘員「ぐわっ!」

バグスターウイルス「ギャッ!」

ゾロゾロ・・・

スナイプ「しつけえなぁ・・・第3戦術!」ガシャン

ゴースト「だったら!」ガコン

レベルアップ!

アガッチャ! ジェット!ジェット!イン・ザ・スカイ!ジェット!ジェット!ジェットコンバット!!!

カイガン! ベンケイ!

アニキ!ムキムキ!仁王立ち!!!
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/15(土) 22:51:08.58 ID:uFuiQKeX0
スナイプ(コンバットシューティングゲーマーレベル3)「一気に決めるぞ」

ゴースト「おう!」

ガシャット!キメワザ!

ダイカイガン!

ジェット!クリティカルストライク!!!

オメガボンバー!!!

スナイプ「ハアアアアアアアア・・・」

ゴースト「せいやあああああああ!!!」

ズガガガガガガ!!!ドカアアアアアアアン!!!!!

ショッカー戦闘員・バグスターウイルス「ギャアアアアアアアアアア!!!」

ガトリングとミサイルの嵐、ガンガンセイバー(ハンマーモード)から放つ衝撃波で、敵は全滅した

34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/15(土) 23:06:52.70 ID:uFuiQKeX0
ゴースト「ふぅ・・・」

スナイプ「終わったか、さて奴は・・・」

シーン・・・

ゴースト「いない・・・」オヤスミー

スナイプ「逃げたか・・・」ガシャン

俺達は変身を解いた、すると俺の前に白髪で白衣の男が現れた
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/15(土) 23:28:43.99 ID:uFuiQKeX0
タケル「やっぱり・・・あの時はアラン達がお世話になったようで・・・」ペコリ

大我「そんな大した事はしてねーよ」

タケル「ところで・・・あの雨ガッパは一体・・・」

大我「レイニーデビル、デーモンズタワーっていう悪魔に取りつかれた殺人鬼から逃げて洋館から脱出するホラーゲームのキャラクターだ」

タケル「ゲームのキャラ・・・って事は」

大我「またゲンムから新型のガシャットが盗まれたって知らせが来たが、一筋縄じゃいかねぇようだな」
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/16(日) 00:25:10.11 ID:SK7AO1CV0
タケル「何で俺の所に?」

大我「さぁな、それよりこれからは夜道に気を付けることだな」

そう言って、男は立ち去って行った

タケル「待てよ、あの包帯・・・まさか」

俺には思い当たる節があった
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/16(日) 00:45:46.99 ID:SK7AO1CV0
所変わって、ここは町のどこかにあるショッカーのアジト

そこで、白い服の老人と黒い逆立った髪を持つ仮面ライダーが話をしていた

仮面ライダーゲンム「ご協力、感謝しますよ」

死神博士「何、逃げ出した実験体でよければいくらでも使うがいい」
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/16(日) 07:28:17.16 ID:SK7AO1CV0
死神博士「それに、そちらのガシャットとやらの技術にも興味があるしな」

ゲンム「いえいえ、他生物同士を融合させるそちらの技術には適いませんよ」

死神博士「若造が・・・言ってくれるな」

ゲンム「事実を言ったまでです、それでは私はこれで」

そう言って、ゲンムは立ち去っていった


死神博士「フン・・・」バサッ

イカデビル「せいぜい自分の作ったゲームとやらで遊んでるがいいでゲソ!」
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/16(日) 07:59:12.62 ID:MLVAvZzPo
なぜイカちゃん?
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/16(日) 10:17:57.07 ID:SK7AO1CV0
ゲンム「ショッカー・・・所詮は前時代の組織、今は利用するだけ利用させてもらうぞ・・・」

ゲンム「そう、全ては・・・」

ゲンム「この私の計画、仮面ライダークロニクルのためになぁ!!!」

ゲンム「フフフフ・・・ハーハハハハハハハハハハ!!!!!」
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/16(日) 14:17:43.87 ID:SK7AO1CV0
翌日、教室へ来てみると、戦場ヶ原さんの姿はなかった

タケル「あれ?羽川さん、戦場ヶ原さんは?

翼「ああ、戦場ヶ原さんなら病院に行ったわよ」

タケル「風邪か何か?」

翼「ううん、彼氏さんが大怪我して病院に運ばれたって・・・」

タケル「何だって!?」
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/16(日) 15:06:15.93 ID:SK7AO1CV0
それを聞いて俺は嫌な予感がした

タケル「その病院ってどこだかわかる?」

翼「えっと・・・確か聖都大学付属病院だったかな」

タケル「宝生先生のいる病院か・・・ちょっと行ってくる!」ダッ

俺はすぐに教室を飛び出した

翼「あ!ちょっと授業は!?」
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/16(日) 16:07:08.51 ID:SK7AO1CV0
俺はすぐに病院に行った、しかし

飛彩「患者は今意識不明だ、話はできないぞ」

タケル「そんな・・・」

飛彩「お前はゴースト・・・あのスぺクターとかいう仮面ライダーの仲間だな」

タケル「マコト兄ちゃん?ええまぁそうですけど・・・」
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/16(日) 19:06:36.06 ID:SK7AO1CV0
飛彩「ロビーに患者の彼女がいる、話ならそいつから聞くといい」

タケル「わかりました、それと・・・」

飛彩「安心しろ、命に別状はない」

タケル「そうですか・・・」

飛彩「悪いがこれから糖分接種の時間だ、失礼する」

そう言って、彼は立ち去っていった
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/16(日) 21:07:12.57 ID:SK7AO1CV0
言われるままにロビーに行ってみると、椅子に座っている戦場ヶ原さんがいた

ひたぎ「あら、天空寺君、来てたの?」

タケル「うん、ちょっと心配になって・・・」

ひたぎ「授業までサボって・・・いけない人ね」

タケル「ハハハ・・・」
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/16(日) 22:32:55.34 ID:SK7AO1CV0
タケル「大丈夫?」

ひたぎ「ええ、彼は打撲と骨折が酷いみたいだけど、何とか助かるそうよ」

タケル「そっか、良かった」

ひたぎ「でも、原因はわかってないそうよ」

ひたぎ「まるで誰かに襲われたみたいだって先生は言ってたけど・・・」

タケル「・・・・・」

タケル(まさか・・・)
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/16(日) 23:30:57.71 ID:SK7AO1CV0
??「あれ?タケル君じゃないか」

ある一人のお医者さんが俺に話しかけてきた

タケル「あ、宝生先生・・・」

彼は宝生絵夢、仮面ライダーエグゼイドに変身するゲームの天才でもある

絵夢「パックマンの事件以来だね、元気そうで何よりだよ」

タケル「ええ、先生のお陰です」
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/17(月) 00:26:48.03 ID:Di1RZoMVO
CRはバグスター専門じゃなかったのか
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/17(月) 00:45:45.73 ID:BYM0k8Nx0
ひたぎ「宝生先生・・・」

絵夢「あれ、ひたぎちゃん、2人は知り合いだったのか」

タケル「はい、クラスメイトなんです」

絵夢「そうだったのか、ひたぎちゃんの謎の病君が直したんだって?凄いじゃないか」

タケル「いえそんな・・・」
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/17(月) 01:17:34.93 ID:T3qC7+gWO
>>48
CRに所属していても医者としての通常業務はやってる筈
本編永夢も小児科研修と外科研修してたし飛彩も手術してただろ?
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/17(月) 06:25:55.66 ID:BYM0k8Nx0
タケル「あ、そうだ先生ちょっと話が・・・」

絵夢「え?」

タケル「ちょっとこっちに来てもらえますか?」

絵夢「う、うん・・・」

ひたぎ「どうしたの?」

タケル「戦場ヶ原さんゴメン、ここで待ってて!」

俺は宝生先生を連れ、人気のない場所まで行った
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/17(月) 08:54:05.97 ID:Fn2EfPQ1O
時系列は社長がまだ生きてる頃かな
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/17(月) 12:05:26.80 ID:Fn2EfPQ1O
上の方で社長出てたか
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/17(月) 17:30:13.44 ID:TIAWrg460
絵夢じゃなくて永夢ね
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/17(月) 19:11:00.95 ID:BYM0k8Nx0
そして俺は昨夜の事を話した

永夢「そっか・・・君も襲われたのか」

タケル「はい、何とか助かりましたけど」

永夢「それに大我さんまで動いてるなんて・・・やっぱり盗まれたガシャットと関係が・・・」

タケル「それで・・・襲ってきた奴なんですけど・・・」

永夢「心当たりがあるのかい?」
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/17(月) 20:13:04.70 ID:BYM0k8Nx0
タケル「ええ・・・だからこの件は俺に任せてくれませんか?」

永夢「1人で?」

タケル「いえ、何かあったらすぐ連絡しますので・・・お願いします」

永夢「何かわけありみたいだね・・・わかった、でも無茶はしないでね」

タケル「ありがとうございます」
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/17(月) 20:27:31.08 ID:BYM0k8Nx0
そして俺達はロビーに戻ってきた

ひたぎ「いったい何を話していたの?」

永夢「ああ、いやちょっとね・・・」

タケル「さて、俺はもう帰らなきゃ・・・学校飛び出してきちゃったし」

ひたぎ「そう・・・」

タケル「戦場ヶ原さんはまだいるの?」

ひたぎ「ええ」

タケル「そっか、じゃあね」

永夢「うん、まぁ頑張ってね・・・」

ひたぎ「?」
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/17(月) 21:08:52.94 ID:BYM0k8Nx0
そして病院から出た俺の前に、予想通りの人物が現れた

タケル「・・・・・」

駿河「・・・・・」

タケル「やっぱり来たね」

駿河「天空寺先輩・・・」

タケル「ん?」

駿河「放課後・・・ウチに来てくれないか?」
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/17(月) 21:27:40.44 ID:BYM0k8Nx0
放課後、俺は彼女の自宅を訪ねた

駿河「ここが私の部屋だ」ガララ

タケル「え・・・」

駿河「まぁ少し散らかっているが、許してくれ」

彼女の部屋は本で埋め尽くされていた」

タケル「・・・まずは片付けだな」
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/17(月) 21:56:59.83 ID:BYM0k8Nx0
そして、片付けが終わった

駿河「さて、何から話すべきか・・・」

タケル「・・・・・」

駿河「やはり、あの事から話すべきだな」

タケル「?」

駿河「天空寺先輩、実は・・・」
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/17(月) 22:14:50.71 ID:BYM0k8Nx0



駿河「私はレズなのだ」

62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/17(月) 22:29:49.69 ID:BYM0k8Nx0
タケル「・・・・・はい?」

一度死んだ俺でも、さすがにこの発言は面食らってしまった

駿河「大丈夫か先輩?」

タケル「あ、ああ・・・それでレズっていうのは・・・」

駿河「ああ意味がわからなかったのか、つまり私は女の子が好きで・・・」

タケル「いやそこじゃなくて・・・」
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/17(月) 22:39:28.58 ID:BYM0k8Nx0
駿河「そうか、それとこの一件との関連性の話だな」

タケル「まぁそういう事だけど・・・」

駿河「まぁ先輩の事だから気づいてるとは思うが・・・」

タケル「やっぱり昨夜のあれは・・・君だったんだね」

駿河「そのことについては謝罪しよう、すまなかった」ペコ

そう言って彼女は頭を下げた
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/17(月) 22:43:54.09 ID:BYM0k8Nx0
タケル「俺は大丈夫だよ、その言葉はもう1人の被害者・・・彼氏さんに言ってあげてくれ」

駿河「そうだな・・・」

タケル「それに、自分の意志でやったわけじゃないんだろ?」

駿河「・・・まぁそういう事に・・・なるのかな?」

タケル「やっぱり戦場ヶ原さん?」

駿河「察しがいいな、その通りだ」
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/17(月) 22:47:35.21 ID:BYM0k8Nx0
駿河「私と戦場ヶ原先輩は中学からの付き合い・・・ってゆうのは聞いてるな?」

タケル「うん」

駿河「そんな中で私は・・・彼女に対して尊敬以上の感情を抱いてしまった」

タケル「そっか・・・」

駿河「そして、先輩に異変が起きた、なんとかしなきゃって思うだろう?」

タケル「そうだね・・・」
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/17(月) 22:51:55.07 ID:BYM0k8Nx0
駿河「でも私には何もできなかった、させてもらえなかった、でも・・・」

タケル「彼氏さんや俺が、解決に動いてしまった・・・」

駿河「そうだ、私にできなかったことを、易々とやってみせた、それが悔しくて・・・憎くて・・・」

タケル「・・・・・」

駿河「それでも、私はその気持ちを押し殺してきた、でも・・・」

タケル「でも?」

駿河「ある日、私は連れ去られた」
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/17(月) 22:56:09.84 ID:BYM0k8Nx0
タケル「連れ去られたって・・・」

駿河「全身黒タイツの集団に無理矢理・・・」

タケル(ショッカー・・・)

駿河「目が覚めたら、私は手術台に乗せられていた、そして・・・」

駿河「ここから先は、おぞましい物を見ることになる、覚悟はあるか?」

タケル「ああ、そんなのはもう慣れっこだよ」

駿河「さすが「仮面ライダー」だな」
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/17(月) 22:59:00.09 ID:BYM0k8Nx0
駿河「では・・・いくぞ」シュル

彼女は左腕の包帯を解いた、すると・・・

タケル「!」

駿河「・・・・・」

彼女の左腕は、毛むくじゃらの・・・猿のような腕となっていた

昨夜見た、雨ガッパと同じ腕を
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/17(月) 23:07:06.15 ID:BYM0k8Nx0
駿河「・・・あんまりジロジロ見ないでくれるか」

タケル「あ、ゴメン・・・」

駿河「見られると興奮してしまうのでな」

タケル「そっち!?」

やはり彼女は変わっている
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/17(月) 23:12:10.44 ID:BYM0k8Nx0
タケル「それで・・・その後は?」

駿河「科学者らしき男が次は脳改造だと言って迫ってきてな・・・」

タケル(お馴染みだな・・・)

駿河「でもその前に黒い仮面ライダーが来て助けてくれたんだ」

タケル(黒い仮面ライダー・・・まさか)
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/17(月) 23:18:25.35 ID:BYM0k8Nx0
駿河「それでな・・・」

〜回想〜

駿河「た、助けてくれてありがとう・・・しかしこの腕では・・・」

黒い仮面ライダー「大丈夫だ、むしろ喜んでいい」

駿河「どうしてだ?」

黒ライダー「君は力を手に入れたのだからな、大切な人を守れる力を」

駿河「守る・・・力」
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/17(月) 23:22:34.64 ID:BYM0k8Nx0
黒ライダー「そうだ、これを君にあげよう」スッ

駿河「これは・・・」

黒ライダー「そのガシャットがあれば、君は力を手にできる、もう何も失わなくて済む」

駿河「本当か!?」

黒ライダー「もちろんだ、それじゃ元気でな」バッ

駿河「・・・・・」ギュッ







黒ライダー(ゲンム)「フフフ・・・」
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/17(月) 23:24:13.34 ID:TIAWrg460
社長何やってんだww
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/17(月) 23:26:23.56 ID:WNbq+IG40
安定の社長ww
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/17(月) 23:26:58.94 ID:BYM0k8Nx0
〜回想終了〜

駿河「それがこれだ」

彼女はガシャットを差し出した、そこには確かに「デーモンズタワー」と書かれていた

タケル「これが・・・」

駿河「それのスイッチを押した途端、力がみなぎってくると同時に、意識が朦朧として・・・」

駿河「気づいたら、朝になっていた」

タケル「あの夜の事は記憶にない・・・か」
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/17(月) 23:30:05.66 ID:BYM0k8Nx0
タケル「まぁ大体話はわかった、それじゃ行こうか」

駿河「どこにだ?」

タケル「病院だよ」

駿河「病院!?そんな風邪感覚で治るもんなのか、これは」

タケル「その腕はどうかわからないけど・・・少なくとも意識の方はどうにかなると思うよ」
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/18(火) 00:20:30.03 ID:d+o3fJPl0
そして俺達は再び病院へ向かっていった

駿河「夜の病院・・・それだけでエッチな気分になるのは何故だろう・・・」

タケル「・・・・・」

さっきから彼女はこの調子である

駿河「私からすれば、天空寺先輩もエッチだと思う」

タケル「何で!?」
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/18(火) 00:43:47.82 ID:d+o3fJPl0
駿河「天空人先輩はパーカーを着て変身するのだろう?」

タケル「そうだけど・・・」

駿河「つまり、着る直前のあののっぺらぼうみたいな姿は・・・」

駿河「全裸だということだ!!!」

タケル「な、なんだってー!!?」
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/18(火) 06:26:45.15 ID:d+o3fJPl0
タケル「そんな・・・俺は今まで全裸で戦ってたのか・・・」ガクッ

駿河「いや、パーカーは来てるから裸パーカーだな」

タケル「なお恥ずかしいわ!ああ・・・そう考えると余計恥ずかしく・・・」

駿河「気を落とさないでくれ、たぶん世の中にはパンツ一丁や褌一丁で戦ってるライダーもきっといる!」

タケル「そうかな・・・」
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/18(火) 09:40:04.52 ID:aNzEagHA0
毒されてる毒されてる…
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/18(火) 12:20:37.76 ID:sxiF2ZowO
変身すると服が燃えて戦闘後全裸になるライダーもいるからな
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/18(火) 13:52:00.82 ID:pvvX2egA0
なんだかんだ肉体変化なら裸の奴も少なくない
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