【ハイパーダンガンロンパ】安価でキャラ作るR【コロシアイ天体観測】

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/15(土) 20:06:13.19 ID:+rVgtwFx0
4
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/15(土) 20:06:31.80 ID:6TjqG5NGo
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/15(土) 20:07:21.16 ID:HkT9Z3lA0
205 : ◆EN4Brd.ncA [saga]:2017/04/15(土) 20:17:08.99 ID:IxhbQXVi0


【廊下】

六文院「……あ」

綴「……メイドさん?」

部屋から出た私はまず、メイド服を着た女性と出会った。
メイド喫茶のとは素材からして違うような、高級感溢れるメイド服。放たれるオーラもどこか上品さを感じさせる。

六文院「どうも。ここの施設の職員でしょうか?」

綴「あ、違います。というか……そっちは違うんですか?」

てっきりここの給仕係みたいな感じだと思ったのだけど……。

六文院「いえ……実は、さっきあの個室の中で目を覚ましたんですけど……」

六文院「それまでの間の記憶が曖昧で。職員の人だったらここがどういう場所なのか知ってるのかと思ったんです」

……部屋で目を覚まして記憶が曖昧?

綴「ちょっと待ってください。実は私もなんです」

綴「希望ヶ峰学園に入学することになって、そこまでの記憶は覚えているんですけど……」

六文院「希望ヶ峰学園?」

六文院「待ってください。私も同じく超高校級として入学する予定だったんです」

この人も?

綴「ってことは、貴女も何か肩書きが?」

六文院「はい。……すいません、自己紹介がまだでしたね」


六文院「六文院奉。『超高校級のメイド』です。以後お見知りおきを」
206 : ◆EN4Brd.ncA [saga]:2017/04/15(土) 20:22:18.61 ID:IxhbQXVio
               ゝ-ァ \-_-_-_-_-_-ミ
          r‐==  __—- _ \-_-_-_-_ミ
          ';        ``〜、、<-_-_-_-ミ
             ∧            \ \_-_>''"〕iト _
               \           \ \:////////〕h、
          _    \    __      \ \ /////////\
           /(  γ:. :. :.  ̄:. :. :. :.~"''〜.、 \ \ /////////\
        乂\_{__:/:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :.`` \ \ /////////\
        γ:. "´:. :. :/:. :. :. :. :. -‐ :. :. :.''":. :. :. :. :..\ ∨ 、////////ヽ     『超高校級のメイド』
        j{:. /:. :. :. /:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :∧∨/\///////          六文院 奉
      八ハ:. :./:. :. :. :. :. :.-—:. :. :.—:. :. ‐-‐:.: :. :.∧∨//\////
        j/:. :. _;;.、丶´:. :.; -—:''":. :., :. :. -:. :. :. :.:∧∨〕h、\/
         {:. :.:/:. :._,;:、丶´:. :. :.):. :. :.:(:. :. :. :. :;. -‐ 、 \// \/
          乂j{:. :/:. :. :. _,;:、丶´:. /:. :):. :. :. :(ィチ�、ヽ \// \
         八/:. :. :. /:. _;;.、丶´:. :/:. :. :. :. :}乂ツヾ    \/// ,      _
            ',: :. /:. :./:. :.: :. :.:/{:. :., -‐…'      , -:':. /\//\_,..>'" _}
.             乂( 乂:. {:. :. :. :.:/| 从/             {ツ :. :',  >rー-<"ヽ / ),__ /Y
               `ヾ、:. :./: |       、     〉:. :. :.`、   ∧ _) / / /  )j l
                    )/ヽ/    、     乂_:> `:.{:. :. :._:ノ     }  Υ://  /`| |
              r—— - ,,_     \     /:. :八:乂_    八    乂/    ..;'
              {ニニニニ>-   /_  ー‐ ⌒¨   ⌒     ∧  {     /
              ∨ニニ/   \):〕h、_,,,...,, -‐ァ- 、        ∧  乂   イ
                   ∨ /      ∨∪ー…''" __ /_        \___彡'" :|``〜、、
                  {/          ∨ ̄ ̄``〜、、 / _/        /( {    乂    \
                /             ∨     γ⌒>⌒ヽ     /  `、     }    `、
207 : ◆EN4Brd.ncA [saga]:2017/04/15(土) 20:30:51.91 ID:IxhbQXVi0


超高校級のメイド。それは下調べの段階である程度の情報は集まっている。

代々、その家系に生まれた女性はメイドとしての人生を歩むことを義務付けられている六文院家の娘で。その驚くほどの手際と技量で既に六文院家のメイドとしては学びきっているとか。

名門の家に仕えるのがメイドとしての基本的な仕事であり、当然六文院さんも例外じゃなかったんだけど……今は諸事情により特定の誰かに仕えてはおらず、フリーのメイドとして活動しているらしい。

綴「メイドさんね……本物を見るのは久しぶりかもしれません」

六文院「むしろ、普通の人生を歩んでいたら本物のメイドなんてあまり見る機会はないと思いますけど……」

六文院「でも、それは希望ヶ峰学園に入学する生徒には関係ない話かもしれませんね。皆必ず何かしらの才能を認められて入学することになっているのですから」

綴「抽選枠と言われている『超高校級の幸運』を除いて、ですけど」

綴「……っと。そんなことより、こっちの自己紹介がまだでしたね。私は綴文佳。『超高校級の記者』です」


綴「よろしくお願いします」
208 : ◆EN4Brd.ncA [saga]:2017/04/15(土) 20:33:07.03 ID:IxhbQXVio

                 _.ィ: ´: : :'; < _
             >´:¨: : : : : : : : :、 : : `:<
            /:/: : : : : : : : : : : :ヽ: : : : :∨
           ': : : : : : : : : : : : :、: : : : :゙、: : : : :V
          , ′: : : : : : : : :l: : :l : : : : : : ': : : : : ∨
        /:/:i: : : :ハ: : : : :===i 、: :、: : : :i: : l:i : : ∨
       /´i/: :i: :i:/ V : : : i : / \:ヽ: : : : :レ: : : :ミ゙     『超高校級の記者』
          !: : i V 、__ ∨:-=!:/__ -‐゙ー、 ィニヽ; : \`          綴 文佳
          !: : i: :i ィ示ミ、: ソ   ィ示ミ i;;Y;Y;ji: :≧=-
         /: : ハ i、 込ソ V从ヽ、 込ソ /;!;;();;i: :ハ:i
       -=彡 イ:i i:ハ 〃  、    〃 /イ  ̄: : :V
          /イ !: :∧         ⌒ノ: : : :レ゙ヽ!
           j : : 込  - ー、   _ イ: : : :/:ト、
           i: : {⌒ ̄¨' ー-‐'" /: : : /i/___!
           V : i_           !: : :/ /  i
         γー{\ i \__/^\_ -‐ .l: :/    人__
        / /==>ミ  l \/l   .i:/_>"== __ `ヽ
        ,' //..............`>、       _>".........i........`i l   ゙,
       ' ヽV...i................i/`ヽ--‐イ.....................l.,'..__ノ/   i
      V  ゚i i...Yー‐-、/       !...____....i...‖。   /
     V==ヽ\.゚...__イ、   ,′__ -i、.....。....._i.,'...‖。  イ
      !  r--\ヽ.../ヽミ 、/ィ'´  /....>.<...,'.....ヾ   .,'::i
      L==(ニニヽY\\. .Y. . . . .!.........i..i......,′....j i   ,'::::i
     !  ir==ヽ:i:i:i!/ハ. .!. .イ-‐⌒ヽ:i:i:ヽ′....‖  ,':::::::!
      !   ‖.....Y:i:i:i:i:!/イ-/二ヽ   V:i,′./  イ!::::::::!
      {  ‖ー- ニニ二==  ̄ ヽi   !.....</   ./:il:::::::::i
      { ⌒ヽ─" ̄        il   i.....//  /:::::ii:::::::::!
209 : ◆EN4Brd.ncA [saga]:2017/04/15(土) 20:40:09.35 ID:IxhbQXVi0
六文院「記者さんでしたか。道理で博識そうな人だと思いました」

なんとなくだけど、お世辞だと思うわ……。

六文院「あ、同じ学生同士敬語は無しにしましょう?」

綴「……わかった。でも、それなら六文院さんこそ」

六文院「私は敬語が常ですから。癖、みたいなものです」

六文院「敬語を忘れるようなメイドなんて見たことないでしょう?」

綴「そういうものなのかしら……」

とはいえ本人にそう言われたら納得するしかないかな。

六文院「それにしても、同じ希望ヶ峰学園の新入生が二人ですか……」

綴「偶然なのか、必然なのか。まだ判断材料に欠けるわ」

もっと言うならまずは今私達がいるこの場所がどういうところなのか調べる必要がある。その最中に他の生徒が見つかれば……。


↓2
1 確か今はフリーのメイドだったと思うけど、何か原因が?
2 部屋で目を覚ましたって言っていたけど、窓の外は確認した?
3 自由安価
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/15(土) 20:40:42.81 ID:6TjqG5NGo
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/15(土) 20:41:11.79 ID:e25IZEEDO
212 : ◆EN4Brd.ncA [saga]:2017/04/15(土) 20:52:34.99 ID:IxhbQXVi0


綴「部屋で目を覚ましたって言っていたけど、窓の外は確認した?」

六文院「ええ、もちろんです。不自然なくらい固定された窓も気になりますが……」

六文院「それよりも、ここがどこかの山奥であることが一番気がかりです」

綴「確かに……何かのサプライズだとしたら、まだ安心だけど……」

だとしても私達の記憶に関しては説明が付かない。

六文院「でも、天井が吹き抜けになって空が見えるような造りになっていることを考えると……」

六文院「天文台かそれに属する施設かもしれませんね」

綴「あれ……そんな造りになってたっけ」

というか言われてみれば部屋の天井は確認していなかった。
そうなると、六文院さんの言う通りかもしれない。

六文院「とりあえず、適当に施設を散策してみましょうか。よければご一緒しても?」

綴「もちろん構わないわ。よろしく」

そうして六文院さんと一緒に散策をすることにした私は個室が並んでいるこの場所から離れることにした。


【info】
・六文院奉との関係が【知人】になりました
・六文院奉との絆のカケラを一つ入手しました
・総入手数【1個】
213 : ◆EN4Brd.ncA [saga]:2017/04/15(土) 20:54:50.12 ID:IxhbQXVi0
※少し離脱します。21時30分くらいに戻ってきます
 施設内で何か出すべき場所があればお願いします。どんな場所があるのか決めてなかった
214 : ◆EN4Brd.ncA [saga]:2017/04/15(土) 21:37:12.35 ID:IxhbQXVi0
散策開始

↓2
1 売店
2 休憩所
3 倉庫
4 図書室
5 食堂
6 ロビー
7 観測所
215 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/15(土) 21:40:53.23 ID:a0zrM9FkO
216 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/15(土) 21:43:04.17 ID:RNdllALBO
7
217 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/15(土) 21:43:18.55 ID:6TKNWO+PO
6
218 : ◆EN4Brd.ncA [saga]:2017/04/15(土) 21:52:58.11 ID:IxhbQXVi0


【観測所】

綴「ここは……」

六文院「望遠鏡が壁の穴に食い込んでいますね……」

六文院「やっぱりここは天体観測をする場所と考えて間違いないと思います」

綴「みたいね」

望遠鏡が数台あり、棚にも本がいくつか入っている。
確かに六文院さんの言う通りこの施設は天文台と考えて間違いないだろう。そしてここは天体観測をする部屋、といったところだろうか。

六文院「でも、天体観測って普通外でやるものじゃ?」

綴「雨天時とかのために室内にもあるってところじゃないかな……」

そんな観測所に見知らぬ人が二人。


阿倍野「ほほう。星を見上げるための施設か……」

阿倍野「幻想的で美しいところだが……我の嗜好にはあまり合わないかもしれんな」

和服に身を包んだ、背が高めの男性と。


夢見「おっ! 凄い、結構遠いところまで見える!」

夢見「けど……まだちょっと星は見えないのかぁ。残念」

望遠鏡を覗き込んではしゃいでいる女の子。


あの二人ももしかしたら……という可能性もあるのか。


↓2
1 和服の男
2 望遠鏡を覗き込んでいる少女
219 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/15(土) 21:54:34.29 ID:a0zrM9FkO
220 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/15(土) 21:54:49.07 ID:6TjqG5NGo
221 : ◆EN4Brd.ncA [saga]:2017/04/15(土) 22:04:12.68 ID:IxhbQXVi0


綴「あの……ちょっといいかしら」

阿倍野「ん? なんだ、我に何か用事か?」

阿倍野「いいだろう。なら速やかに言え! 時の流れは何にも変えられないからな!」

……うるさい人ね。

六文院「中二病というヤツですかね」

綴「ああ、そういう……」

とはいえおそらく同じ超高校級の生徒だと考えると、高校生であることは間違いないだろうし。
……結構重症な人なのだろうか。

阿倍野「おい! 質問があるのなら早く言え!」

綴「ご、ごめんなさい。えっと、名前を尋ねたいんだけど……」

六文院「それとこの施設について何か知っていたら、是非教えてください」

阿倍野「そういうことか。全く、我の名を知らないとは不埒な輩だ」


阿倍野「我は阿倍野清明! 『超高校級の陰陽師』である!」


阿倍野「これも何かの縁だ。よろしく頼むぞ」
222 : ◆EN4Brd.ncA [saga]:2017/04/15(土) 22:07:10.50 ID:IxhbQXVio
               ...........
            . : .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::....
          . ::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.::.:::.:.:.:.:.:.::..
        . ::.:.:.::.:.|:.:.:.: . : ヘ: : ヽ: : \: : : : : :..
       ./::.:.:.:|: : |: : : : : : :ヘ: /.\: : \::.:∨: :.
      /::.:.:.:.:ヘ : : \::. : : : ノ;:;:;:;:;\: :|:| :.:{: : ::.
      .:.:.: /::: |:.ヘ: ト: \ イ:;:;:;:;:;:;:;:;/_: :|: :|::.. : :.
      |:.:.:.|:|: 乂:ハ ,イ; /:;:;:>< T:;:;:;:;:;|:|: :|:.:.:.: : :.     『超高校級の陰陽師』
      }:ト:—<:ヽ; ; /; ;/´�ソ`ノ:;:;:;:;:;:|: :.:|::.:.:.: : :.         阿倍野 清明
      |::|:\;_;_;/}|:;:/:;./=-´=<:;:;:;:;:;:ハ: :|:.:.:.:.:|: : :.
      |:ハ‐({ 叨/;:;|/;:;:;:;:;:;:;;;:;:;:;:;:;:;:;/: ::/:.:.:.:.:.:|: |: l
      |: ::ヘ`ー./:;:;;:|:;:;:;:>'' ̄⌒ヽ//: /:.:.:.:.:.:|:|./:.:|
      ハ: ::ヘ; ;/:;:;:;:;:レ゚`゙   斗イ`  :|: |:|:.:.:.:.: |:|/:.:.|
       ヽ:.:∨:;:;/  , _イ<´   〃:|:|:.:|:.:.:.:|: | ヾ
        ∨.イ:.\  ¨´r‐:'    .〃  |/ /|:.:.:.:.乂
         ´ヘ:.:.:.:.:).。      イ   ィ.ノ:;:;∨:.:.:.:.ト
           `:∧:.:.:.` 、 ィ _ イ/:;:;:;:;:;:;∨: :リ
              ):.:.:.:.:.:.\ | l´  ./:;:;:;:;;:;:;:;:;:;\___
              \:.八:ヘ | | / ./:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:{ 厂-ミx.、
                 :}∧i! /:;:;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:人弋—‐┴—<___
               >┬l;:;L j;:;—:;:;:;:;:;イ:;:;:;:;:;:;:;:≧—乂´メィ 弋__ \` .、
             / /:;:;:;:}:;:;:;:;:;:-—<:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:⌒ト 、 〕———<  }
223 : ◆EN4Brd.ncA [saga]:2017/04/15(土) 22:16:31.00 ID:IxhbQXVi0


綴「『超高校級の陰陽師』……」

彼については調べようとしてもあまり情報が集まらなかったんだっけ。意図的に隠しているのか、それとも別の原因なのかはわからないけど。

六文院「結構珍しい才能をお持ちなんですね」

阿倍野「ふん……才能にメジャーもマイナーもないだろう」

阿倍野「ただ我にたまたまそういう才能があっただけのこと。そしてそれを誰よりも極めているというのも事実というわけだ!」

……なんというか、うるさいを通り越してクセのある人みたいだわ。
これも超高校級の生徒だからこそと言われればそれまでだけど……。

綴「それよりも、この施設については何か知らない?」

阿倍野「知っていたらすぐに言っている!」

六文院「どうしてこんなにも堂々としているんですかね、この人」

綴「わからないわ……」

もしかしたらあまり関わるべき人間じゃないのかもしれない……。


↓2
1 それならこんなところで何をしているの?
2 その言葉遣いどうにかならない?
3 自由安価
224 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/15(土) 22:17:37.28 ID:6TjqG5NGo
225 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/15(土) 22:18:35.09 ID:a0zrM9FkO
226 : ◆EN4Brd.ncA [saga]:2017/04/15(土) 22:30:12.03 ID:IxhbQXVi0


綴「それならこんなところで何をしているの?」

六文院「施設について何も知らないなら一通り見て回るべきなのでは?」

阿倍野「……別にそこまで動じる必要もないだろう。我らは希望ヶ峰学園に入学する予定であった」

阿倍野「それなら、学園側のサプライズだと思うのがまともな考えだ」

確かに言っていることは正論だろうけど……。

綴「なら、ここまでの記憶はあるの?」

阿倍野「無い!」

阿倍野「……が、そんなものは気絶した際のショックだろう。時が経てばすぐに元通りになる」

六文院「物凄い自信ですね」

阿倍野「神が告げているからな……」

……神?

綴「ま、まあそういうことなら……」

綴「あ、私は綴文佳。『超高校級の記者』なの」

六文院「六文院奉。『超高校級のメイド』です」

阿倍野「うむ、心得た!」

……よくわからない人だ、本当。


【info】
・阿倍野清明との関係が【知人】になりました
・阿倍野清明との絆のカケラを一つ入手しました
・絆のカケラ総入手数【2個】
227 : ◆EN4Brd.ncA [saga]:2017/04/15(土) 22:41:50.74 ID:IxhbQXVi0


あっちの女の子にも話しかけておこう。阿倍野くんに比べたら幾分まともそうだ。比べるのも失礼な話だけど。

綴「ねぇ、ちょっといい?」

夢見「うえっ!?」

望遠鏡で外を眺めていた女の子はそうして素っ頓狂な声を出す。

夢見「あ、えっと……どうかしましたか?」

六文院「驚かせてすいません。少し話をしたくて」

綴「もしかして、だけど。貴女って希望ヶ峰学園に入学予定だった高校生……だったりしないかしら?」

夢見「そ、そうですけど……どうしてそれを?」

やっぱり……。

綴「実は私達もそうなの」

夢見「えっ!? っていうことは本物の超高校級の生徒!?」

六文院「本物の、とはまた妙な言い回しをしますね」

夢見「あ……あたしはただ偶然入学することになっただけなので」

ってことは……。

綴「もしかして、貴女が抽選枠の一般人なの?」

夢見「結構はっきり言いますね……まあそうなんですけど」


夢見「夢見藍花! 『超高校級の幸運』ってことで入学する予定でした! よろしくお願いします!」
228 : ◆EN4Brd.ncA [saga]:2017/04/15(土) 22:44:20.86 ID:IxhbQXVio
                /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :`ヽ、
                  / : : :, : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \
                 ,:': : : : :/ : : : :/. : : : : : :j : : : : : .:i : : : : :ヽ
             ∧: : :.:rく : : : / : : : : : ;.r}:.:/ : : : :j! : : : : : :ヘ
              ': :ヽ: :,:{ ヾ: :7 : : : : :/'゚ l: {: : : : : l1: :. : : : : 1
           ∧: : :rー┘ 1:j: : ,ィ: :/  j.:i1 : : : :7 { : j、: : : .:l
           j:ヘ: : : >、   i;! :/j-/ー-.!j'1 : : : :' 1 :l V:. : :.:|
           1、:ヽ :j: : `^:''T/ /シ   |j .{ : : :/ 'ーLj_ l: : : : }
             V:、: .:{: : : : : :| '´    l! !: .:/   .|ノ `}ー:i : l
            ヾ: :.:ハ: : : : ;.:1r==ェx.    1:/    '   i: /: :j     『超高校級の幸運』
              jヘ: :{ !: : : : }.:!    `    '゚  ,.、,_  .l:リ : :′        夢見 藍花
           ./ iヘヽ: : : .:|V! ´´´     、  `゙ヾミ j:ノ: :.'
           j  j  ^i:、: : :! ヽ          ´´´ /:.: ..:7
           l  l   V{: : l    {` 丶 、     イ: : :j:7
            {__ l.    い: :lヽ.  ヽ、   ノ     ノ': : :イ:′
            └-'   _,..ヽV:! 丶、     ,.. '^ /: :/'/
           _,..-::‐:'^::.:::ノ `'   `7 -‐ '´    /:シ゚ /
.       ,.r<:ヽヾ::.::.::.:::.::.:ヘ      ./;::丶、_    ,ヅ
        /  \ ヾk,ヽ:::.:::.::.::.::、      l:::.:::.:::ヽ、
       .゙    ヽ. ヽヘヾ::.:::.::.::ヘ、,_  _,. j:::.::.:::.::::/7:、
      j゙       ヽ ヾ::.\:::.:::.::V'´ ゙̄Y::.::.::.::.//:.∧
      {      ヘ  ト、:xヾ::.:::.::Y' ̄^ト、::: ://:// .i
      l        1 l. ヾ::>ヽ::::ヘ O/::ヽ::/r'ノ/  1
      j、        } j    \::、ヽ:∨:,rノ:シ'^ r'  1
      {        Y   _ヽ..-v'V:ィ゙_  |    ト
     j_,... ... ...,_  1 r..'^.........`..'Y^.V........\j.    '、
     {=-====ェ-ミ:::い........ ............j-く.............../     ヽ
229 : ◆EN4Brd.ncA [saga]:2017/04/15(土) 22:56:01.98 ID:IxhbQXVi0


そうして笑う彼女――夢見さんはすぐに表情を明るいものに変え、話を続けた。

夢見「それで、そっちの名前と肩書きってなんなんですか!?」

綴「す、すごい食いつくわね……」

夢見「あ、すいません。えっと……実は希望ヶ峰学園に入学するのが楽しみだったんです」

夢見「ほら、あたし以外の人は皆すごい才能があってそれで入学することになったんですよね? だから……」

六文院「すっかり有名人扱いですね。まあ、悪い気はしないですけど」

六文院「申し遅れました。私は六文院奉。『超高校級のメイド』です」

綴「綴文佳。『超高校級の記者』よ」

夢見「綴さんに六文院さんですね! わかりました!」

ああ……阿倍野くんが凄い印象的な人だったから、夢見さんを見ると落ち着く……。


↓2
1 その望遠鏡から何か見えた?
2 才能とかで別にかしこまる必要はないからね
3 自由安価

※本日最後
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/15(土) 23:00:14.30 ID:HkT9Z3lA0
ksk↑
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/15(土) 23:01:32.61 ID:6TKNWO+PO
2
232 : ◆EN4Brd.ncA [saga]:2017/04/15(土) 23:07:22.01 ID:IxhbQXVi0
終わりです。次回は未定ですが月曜か火曜になるかと。

見取り図ってエクセルで作れましたかね。次回の更新までには作っておきます。

では何かあればどうぞ。弧消スレと合わせて答えられるものには答えていきます。

※コナンとゆゆゆの映画見てきました。面白かったです。
233 : ◆EN4Brd.ncA [saga]:2017/04/16(日) 01:19:47.63 ID:YXyHeUqwo
見取り図
http://i.imgur.com/bbLAY3R.jpg
http://i.imgur.com/hSTav2u.jpg

AAは
綴→シノン(ソードアートオンライン)
六文院→ノワール(ペルソナ5)
阿倍野→クロウ(ペルソナ5)
夢見→結城友奈(結城友奈は勇者である)

です。
234 : ◆EN4Brd.ncA [saga]:2017/04/16(日) 11:56:02.69 ID:4/hyt46UO
今日の20時頃に始めます、よろしくお願いします
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/16(日) 12:31:40.60 ID:DHsICCvwO
了解
236 : ◆EN4Brd.ncA [saga]:2017/04/16(日) 20:31:52.19 ID:4/hyt46UO
寝てました、すいません
22時頃改めて再開予定です。今日は短くなりそう
237 : ◆EN4Brd.ncA [saga]:2017/04/16(日) 22:11:57.55 ID:8jxpD0MM0


綴「才能とかで別にかしこまる必要はないからね?」

綴「同じ学園の新入生同士、気兼ねなく話してくれると嬉しいわ」

今の状況はともかくとして、だけど。

六文院「私には敬語は不要ですので、お願いします」

夢見「あ、はい――じゃなくって、わかったよ」

夢見「でも、それなら六文院さんも敬語じゃなくていいよ?」

綴「六文院さんはメイドだから、敬語がデフォルトみたい」

六文院「そういうことです。敬語を疎かにするようなメイドはありえませんから」

夢見「へー……そういうものなんだ」

綴「まあ、そういうわけだから……」

綴「私達は適当に施設内を回ってるけど、夢見さんはどうする?」

同じ女子同士、行動を共にするのも悪くないと思ってそう提案したけど……彼女は首を縦には振らなかった。

夢見「んー……ごめん。あたしはまだ少しここを調べておくね」

夢見「この望遠鏡使えば外の景色とかも見えるし、何か場所の手がかりとかあれば御の字かなって」

綴「そっか。わかった」

六文院「では失礼します」

クセの無いいい人みたいだし、仲良くなれそうね……。


【info】
・夢見藍花との関係が【知人】になりました
・夢見藍花との絆のカケラを一つ入手しました
・総入手数【3個】


↓2
1 売店
2 休憩所
3 倉庫
4 図書室
5 食堂
6 ロビー
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/16(日) 22:13:16.69 ID:Dm01LcI2o
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/16(日) 22:14:25.90 ID:5+1iuIrDO
240 : ◆EN4Brd.ncA [saga]:2017/04/16(日) 22:28:43.07 ID:8jxpD0MM0


【図書室】

次に私と六文院さんが来たのは図書室だった。

綴「大きい図書室ね……」

六文院「こういう場所にある図書室は結構小さい印象があったんですが……ちょっと意外です」

まだ予測の域を出てはいないけど、この場所が天文台だとすれば六文院さんの言うとおり規模の大きい図書室だ。

綴「へぇ……面白そうな本がたくさんある」

六文院「記者としてはこういう書物には興味があるのですか?」

綴「まあ、一応ね。小説とかよりは自伝とかそういうのが好きだけど……小説とかも嫌いじゃないかな」

そんな大きい図書室にも先客が二人いた。


加賀美「へぇ……たくさんの本がありますね。実に興味深い……」

加賀美「これだけの本を用意するなんて、生半可の努力がないとできないはずだ」

背が高めの男の子。本棚を興味深そうに見ているけど、こういうのが好きな人なのだろうか。


叫本「うわぁ〜……凄い場所です。読書はあまり好きじゃないですけど、こういう場所を見ると興奮するのはどうしてですかね……」

叫本「漫画とかは無いんでしょうか……」

少し離れた場所にいるのは長髪の女の子。彼女は忙しなく視線をあちらこちらに動かし、中を歩き回っている。
……っていうか、あの人ってもしかして……。


↓2
1 本棚に並ぶ本を眺める男
2 図書室内を歩き回る女の子
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/16(日) 22:29:32.81 ID:0HttXYrL0
1
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/16(日) 22:31:22.45 ID:oQcR1DgN0
2
243 : ◆EN4Brd.ncA [saga]:2017/04/16(日) 22:43:18.66 ID:8jxpD0MM0


綴「あの人……叫本溶子よね……」

彼女は現役高校生の歌手として注目を浴びている、芸能界はもちろん世間の人達からも注目されている人のはずだ。
その歌唱力は素晴らしいもので、聴く者の全てを魅了するらしい。既に発売されているCDの販売数も凄まじい量だとか。

六文院「叫本、溶子……?」

……当然例外はあるわけで。どれだけ有名な人でもその人のことを知らないという人は存在するんだけど。

綴「あの、ちょっと――」

叫本「はい、どうかしましたか?」

私の声に気付いた叫本さんが振り向き、笑顔を向けてくる。
……うん。やっぱり間違いない。歌手の叫本溶子だわ。

綴「叫本溶子さん……よね? もしかして『超高校級の歌手』って言われて希望ヶ峰学園に入学予定だったりは……」

叫本「ど、どうしてそれを!? まさかストーカーの類いでしょうか!?」

綴「違うわ!?」

芸能人だからそういうのには敏感なのかしら……。

六文院「彼女は記者ですから。有名人の貴女のことは知っていて当然ですよ」

叫本「記者さんでしたか……すいませんでした、失礼なことを言って」

綴「あ、いいや。こっちこそいきなり話しかけてごめんなさい」

すると叫本さんは姿勢を正し、私達に改めて向き直る。


叫本「叫本溶子! 『超高校級の歌手』って言われています! よろしくお願いします!」
244 : ◆EN4Brd.ncA [saga]:2017/04/16(日) 22:47:14.64 ID:8jxpD0MMo
              
                    / .//
                   \{ |         /i
                    ,> , ∨/二ヽ、   ∨ /,
                  / /  / ∨ \ \. ‖//、
            /      /.  ∨   \ `l .//.∨
           ,.'/ /           ヘ ∧{./  ∨
             // / / ‖i   ト、 、   ヘ∧.}、   ∨
             //l '  i_ 斗.┤  ├- }.    `′、 .∨
            ,',' .l l .从/  ∨  .八 乂} .リ| : 、  、  ヽ
.         l  l !  l 斧沁 \/ M芹|/ / .∧ 、 、  .i     『超高校級の歌手』
.         l .ト `、 { 弋ツ    弋ツ }/  .l. ヤ 、 、 .l         叫本 溶子
.             | l `  `'、     '      リ   | .| ヤ 、 、 .l
              l y  |::.、   i ̄;   丿|  .| .| .ヤ 、 .、l
.            l .∧ .|::: `:.. ` ´ .ィ.:´:::::|  |   | ∧ 、 l
.            /./.∧ |::::/:}   .{:\:::| . /  .!  i .、 .l
          /  , ∧t ´: :(      ): :`| ./_   ヽ i  、 l
           /  / 、ヽ ': : : :、    , : : |/: /`ヽ ヽ .i  .、l
.         /./ .i  丶ヽ: : : : v ⌒ y: : : :.//  l ヽ.i  .l
.          //,' l    .Yヽ、: : :∨∨: :,:/'Yノ   l  ヽ|  /
        ///  l  ヽ .i ヽ、 ` ‐-‐ ´ ノ i   .l   | /
         i,'./   l   .ヽi    ̄ハハ ̄  .i/  l   |/   
        l./  .l   \   / ||. ∧  /    l   'ヽ
.       l/   .l , -‐‐-ヽ, {  i   } i-‐ ⌒ヽ .l     ヽ
.         /   ,´: : : : : : :!  ! 八  !./: : : : : : :ヽ,     ヽ
.        /    ! : .ヤ´ ̄ヤ  .! i  i !.<厂 `,ヽ./     ヽ
.       /.    !-∧   ∨. ∨_∨ /  ./-‐′     ヽ
.      /         ∧   ∨ .,' .∧ /  ./          ヽ
245 : ◆EN4Brd.ncA [saga]:2017/04/16(日) 22:57:49.48 ID:8jxpD0MM0


綴「綴文佳。『超高校級の記者』よ」

六文院「六文院奉。『超高校級のメイド』です」

叫本「綴さんと六文院さんですか……」

叫本「まさかメイドさんにまで知られているなんて、わたしもそこまで有名になってましたかぁ」

そうやって本当に嬉しそうに笑う叫本さん。
……さっきの六文院さんの反応は言わない方が吉みたいね……。

叫本「ところで、ここはどこなんですか? わたし、個室みたいなところで目を覚ましたんですけど」

綴「それが……私達も知らないの。同じように個室の中で目を覚まして、この中を調べてるところなんだけど」

六文院「ですが、叫本さんも同じ体験をしてましたか……」

六文院「これはもう、ここには希望ヶ峰学園の新入生が集められていると考えるのが妥当では?」

そうかもしれない。いいや、そう断言してもいいだろう。

叫本「へ?」

まだ現状を把握しきれていない叫本さんが不思議そうに首を傾げる。
不必要なことを言って混乱させるのもアレだから、今は言わない方がいいかもしれないわね……。


↓2
1 ここを調べていて気になる点はあった?
2 目を覚ましてから誰かに会ったりはした?
3 自由安価
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/16(日) 22:59:36.00 ID:Dm01LcI2o
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/16(日) 22:59:56.88 ID:5+1iuIrDO
248 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/04/16(日) 23:00:47.77 ID:wOttZiqP0
249 : ◆EN4Brd.ncA [saga]:2017/04/16(日) 23:11:50.29 ID:8jxpD0MM0


綴「ここを調べていて気になる点はあった?」

叫本「気になるところ……ですか」

叫本「難しい本が多いです! 漫画が無いのがちょっと残念ですね!」

そこなんだ……。

叫本「それと、変な本もあって……」

叫本「これなんですけど」

綴「何かしらこれ……」

六文院「降霊術が書かれている本ですね。確かにこんな本があるのは妙というか……」

綴「資料室、じゃなくて図書室だから……っていうわけにもいかないか」

そもそも降霊術の本がどうしてこんなところに……。

叫本「どうしてこんな物があるんでしょうか……」

綴「それはここの責任者に聞かないとわからないけど……」

降霊術の本か。さすがにこういうのは専門外っていうか、詳しくないし……何とも言えないかな。


【info】
・叫本溶子との関係が【知人】になりました
・叫本溶子との絆のカケラを一つ入手しました
・そう入手数【4個】
250 : ◆EN4Brd.ncA [saga]:2017/04/16(日) 23:28:28.64 ID:8jxpD0MM0


次はあっちの男の子に話しかけてみよう。

綴「ねぇ、ちょっといい?」

加賀美「俺ですか? はい、どうしました?」

本棚を眺めていたその人は視線をこちらに移し、対応をしてくれる。
童顔……とまではいかないけど幼い顔立ちをしている。もう少し小柄だったら年下だと間違えていたかもしれない。

綴「ここの施設を調べながら私達意外の人にも話を聞いてるんだけど……」

綴「貴方も希望ヶ峰学園の新入生だったりする?」

加賀美「そうですけど……」

加賀美「でも、ここに希望ヶ峰学園の生徒が集まっているのはおかしなことでもないでしょう? この施設、どうやら希望ヶ峰学園の管理下にあるみたいですから」

六文院「そうなんですか?」

加賀美「はい。ここにある本の中に希望ヶ峰学園の歴史、というのがあったので」

綴「そんな本が……」

加賀美「まあ、無関係の施設にその本だけを紛れ込ませればいいだけなので鵜呑みにはできないですけどね」

加賀美「それよりも、自己紹介をお望みですよね?」

六文院「話が早いですね」

加賀美「あっちの彼女と話をしているのを見ていましたから」


加賀美「加賀美文吾。『超高校級の翻訳家』です」
251 : ◆EN4Brd.ncA [saga]:2017/04/16(日) 23:33:00.98 ID:8jxpD0MMo
       /: : : : : : : : : : : : : : : : :/: : :/ !: : : : : :∧: : : }: : :}: : }: : : : : : : : :.
        /: : : : : : : : : : : : : /: : :/: : :/ |: : : : : ;  }\ }: : :|\} : : : : : : : : :.
      ′ : : : : : : : : : : : : : : : ′: :{ │: : : |/  |   ヾ:..:|  丶: }: : : : : : ::.
     , : : : : : : : |: : : : : : |: : : | ∨:|   ゚。: :..:|  ‘。   }:| ___,∨: : : : :|: : i
     i: : : : : : : j|: : : : : : |_:_:_:|,,..�-− ト:.:.ハ    \斗f}´   リ\: :..:|: : ト、
     |: : : : : : : j|: :|: : : :..|八ノ  リ    \}     〃 .斗=ミ  }: : :|: : }
     |: |: : : : :.i:i|: :|i: : j|:.| ,.ィ干干う≧=ミ      /斤//う 》 {:i:i:i:i!:i:i:′
     |: | |: : :|:.i:jト :|i: : j|rヘ〃{/{/ソノ::ノ           込z少′ /:i:i:i:i,ji:i/     『超高校級の翻訳家』
     �vi: :i:|:i:/⌒ヽ:i:i|ハ,   ゞこ少=               ;i:i:イ:./f/          加賀美 文吾
.       i| ∨:i:i:i{   〉\:ト                    /|Y |/
       乂八:i:iト 、__ゝ                ′     ′
         `ヾー\                        /
             リ`¨¨i 、        、_______ ,     /
                ヾi| \
               _jリ   丶             /
                  /ニハ___    `   .,      /
              /ニニ∧::い      `  −-- ′
                /ニニニニヾ:::}           /
            /ニニニニニ二\        ハ
           /{ニニニニニニニニニ\      {ニム
252 : ◆EN4Brd.ncA [saga]:2017/04/16(日) 23:41:06.32 ID:8jxpD0MM0


加賀美「よろしくお願いします。綴文佳さんに六文院奉さん」

綴「どうして名前を……」

加賀美「同じ希望ヶ峰学園に通う才能の高い人間を調べるのは当然のことです。それは記者である綴さんでなくても当てはまることですから」

加賀美「もっとも、さすがに全員を詳しく調べてはいないので……そこは記者である綴さんには負けるかもしれません」

そうして笑顔を浮かべる加賀美くんは、なんていうか……嫌な感じであった。

六文院「ですが、既にこちらのことを知っているのは助かります。おかげで自己紹介の手間が省けましたから」

加賀美「まあ、そうですけどね。とはいえ現状についての情報はほぼ皆無……俺がさっき言った希望ヶ峰学園に関係がある施設であるかもしれない、ということだけ」

加賀美「鍵が閉められていて入れない場所もあったから、そこについても気になるところではあります」

綴「そんな場所が?」

加賀美「廊下を進んで右に曲がったロビーの先に一つと、個室が並んでいた場所に一つ」

加賀美「どうして封鎖されているのかは知る由もないことですけど」

六文院「なるほど……」


↓2
1 随分と手際がいいわね
2 もしかして調べ始めて結構時間が建っているのかしら?
3 自由安価
253 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/16(日) 23:42:53.38 ID:y+Wayf9T0
2
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/16(日) 23:46:36.66 ID:5+1iuIrDO
255 : ◆EN4Brd.ncA [saga]:2017/04/16(日) 23:56:23.26 ID:8jxpD0MM0


綴「もしかして調べ始めて結構時間が経っているのかしら?」

加賀美「一時間くらい前、ですかね。一応ある程度は調べているはずですよ」

加賀美「既に俺以外の人間も何人かは見つけましたしね」

六文院「もしかしてその人達も……」

加賀美「ご察しのとおり、同じ希望ヶ峰学園の新入生でした」

やっぱり……。

綴「そうだったのね。貴方はきちんと現状を調べようとしているみたいで何よりだわ」

綴「さっき観測所で会った人達はちょっと特殊だったから……」

夢見さんはともかくとして、阿倍野くんが……。

加賀美「誰のことを言っているのかは知らないですが……」

加賀美「別にそういう人が居てもおかしい話ではないでしょう。まだ学園側の催しという可能性も残っていますからね」

加賀美「もっとも……悪く言えば拉致監禁されている可能性も捨てきれないですが」

六文院「…………」

加賀美「おっと。証拠も無いのに変なことを言ってしまいましたね。すいません」

拉致監禁……そうよね。そういう見方もある……加賀美くんの言っていることは正しいことよ。
誰が学園側の人間が居れば、助かるんだけど……。


【info】
・加賀美文吾との関係が【知人】になりました
・加賀美文吾との絆のカケラを一つ入手しました
・総入手数【5個】


↓2
1 売店
2 休憩所
3 倉庫
4 食堂
5 ロビー
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/16(日) 23:59:08.53 ID:0HttXYrL0
3
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/17(月) 00:03:45.65 ID:QFGtsrAH0
2
258 : ◆EN4Brd.ncA [saga]:2017/04/17(月) 00:15:16.14 ID:p361ftfH0


【休憩所】

綴「ここは……普通の休憩所?」

六文院「みたいですね。こういうところがあるのは利用者としても嬉しいことです」

椅子とテーブルが数個あり、自動販売機も何台かあることからくつろぐだけなら十分そうだけど……。

六文院「とりあえず飲み物を買ってきますね。適当に座って待っていてください」

綴「あ、ありがとう」

……買うって、お金はどうするつもりなんだろう……?

言われるがまま、適当な椅子に座り六文院さんを待つ。
すると別の席に座っている他の人間を二人見つけた。


須崎「あーあ……クソッ、だるいぜ……」

須崎「つーかここどこだよ本当! どうしてこんな場所にオレが居るんだ……!?」

黒髪の、ガラが悪そうな男の子。苛立ち混じりに頭を掻いていることからかなり怒っているのが見て分かる。


安良木「…………」

安良木「…………」

もう一人は男の子の席から少し離れた場所に座っていた。
机に突っ伏しているけど……具合が悪い、とか?


↓2
1 不良のようなガラの悪い男
2 机に突っ伏している女の子
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/17(月) 00:15:33.99 ID:DlTwMHPj0
2
260 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/17(月) 00:16:04.13 ID:QFGtsrAH0
2
261 : ◆EN4Brd.ncA [saga]:2017/04/17(月) 00:21:34.67 ID:p361ftfH0
というわけで今回ここまでです。お疲れ様でした。
次回は17日、今日の18時頃でお願いします。

では何かあればお気軽にどうぞ。
イベントアイテムとかも考え中……。
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/17(月) 00:23:14.16 ID:4Aua5fDA0
乙ー
263 : ◆EN4Brd.ncA [saga]:2017/04/17(月) 17:22:42.55 ID:1YKwQUISO
AA
叫本溶子→倉科明日香(蒼の彼方のフォーリズム)
加賀美文吾→能美征二(アクセル・ワールド)

ちょっとズレて19時30分〜20時頃更新予定
よろしくお願いします
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/17(月) 18:05:26.80 ID:Cih7XtlDO
はい
265 : ◆EN4Brd.ncA [saga]:2017/04/17(月) 20:10:11.81 ID:PDGWW19P0


あの子、どうしたんだろう? 具合が悪いんだったら見て見ぬふりもできないし……。

綴「ねぇ、大丈夫? 具合が悪いんだったら……」

安良木「ぐー……ぐー……」

……寝てる?

綴「あのー……もしかして寝てる? いや、もしかしなくても寝てる?」

肩を揺らして呼びかけること数度。ようやくその女の子は目を覚ましてくれた。

安良木「ん、んん……? あれ!? もしかして寝ちゃってた!?」

綴「うん……気持ちよさそうにグッスリとね」

安良木「って、誰ですか!? はっ! もしかしてここの職員さんですか!?」

綴「ちょ、落ち着いて! 私はここの職員じゃないから!」

安良木「あ、本当ですか? す、すいません。早とちりでしたね」

本当にね……。

安良木「うーん……でも、そうなると職員さん見当たらないんだよね。気づいたらこんな施設の中で寝ちゃってたし……」

綴「待って。それじゃあ貴女も希望ヶ峰学園の……?」

安良木「そ、そうだけど……え? それじゃあ貴女も?」

綴「うん。『超高校級の記者』の綴文佳。希望ヶ峰学園の新入生だったんだけど……気づいたら個室みたいなところで寝てたの。それで今はこの施設の中を調べている最中」

安良木「そ、そうだったんだ……」

すると彼女は少しだけ暗い顔をして、すぐに元の表情に戻る。


安良木「あたしは安良木優希! 『超高校級のナース』ってことで入学予定だったの! よろしくね!」
266 : ◆EN4Brd.ncA [saga]:2017/04/17(月) 20:14:10.74 ID:1YKwQUISO
        /   /          、       ヽ
       /    /        r  /\\       ヽ
       ,'    /        /  /  \ヽ    、   ヽ
      ,'     /       /  /    ヽ',   ヽ   ',
      l     l /      /  /      ヽフ  ヽ
      |    リ     / /           }フ  |  |
      | -=彡     /<       __ ヽ    l  |
      |   ノ  _/    ヽ    /     ヽ  乂 ノ
      ∨ ─=彡 /テ示 ヾ     ィ テ示 ミヾメ廴_>
.       |  /⌒ | イ {:::(リ:::}      {::::(リ::} ノ lヘヽ l     『超高校級のナース』
.       |  | 〔 |   ゞこ ノ       ゝ:こノ  /)ノ  l          安良木 優希
       l │ \∧                 //  ノ
       l │            !       /イ   /
.      ,' |    ゝ      、_ _ ,     / /  ∧
         |     ヽ              .l /  / ∧
     .ノ  ', ∧   ヽ >        ィ  ノノ  /  ∧
..   / ̄ ̄ ( ',    ヽ 八 >  <ノ  }/   リ ̄ ̄ ̄\
.   /     ヽ  ',    ヽ.  \  /   /   ,'       ヽ
  /    r--  \      ヽ  /! fヽ   /    /        ヽ
      r'⌒ヽノ  \     ヽ⌒∩⌒ヽ /   / .r─ッ⌒ヽ    |
  |    /   '⌒ヽ  \     !/|ノ\ У   /r—⌒    \   l
  |  /  /   ⌒ヽ     | / |  /    / f   \ \  ヽ  |
  |       ./  / )    │/ | |    { { ヽ
267 : ◆EN4Brd.ncA [saga]:2017/04/17(月) 20:24:22.64 ID:PDGWW19P0


そうやって自己紹介をしてくれる安良木さんは元気ハツラツといった言葉が似合うほどに明るい笑顔を向けてくれた。

綴「……具合悪いのかなって思ったんだけど、いらない心配だったみたいね。それにしてもナース……」

安良木「あ! もしかして信用してない!?」

綴「いやいや、そういうことじゃなくって!」

安良木「本当に……?」

どうしてそこでいらない疑いを向けてくるのか……!

安良木「まあいいけど。それにしても記者さんかぁ……あっ! もしかして芸能人とかにも面識があったり?」

綴「取材先によっては確かに会ったりもするけど、職業柄芸能人は記者を嫌う人もいるんじゃないかな」

綴「私の書く記事が万人に受け入れられるとは思ってないし……ゴシップ記事とかになれば書かれた記事の本人は少なくともその記事を書いた人間を嫌うでしょう」

安良木「あー……そういうことね」

綴「まあ、出会ったことのない芸能人も居るには居るけど」

実際、さっき出会った叫本さんは初対面であった。
彼女には変な噂もないし、記者としての興味が向けられなかったんだろう。


↓2
1 そういう安良木さんも芸能人と出会ったりはしないの?
2 ちなみにあっちに居る人も同じ『超高校級』の生徒なんだけど
3 自由安価
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/17(月) 20:31:28.92 ID:1HNLXpdi0
2
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/17(月) 20:32:30.62 ID:p7/NieVxo
270 : ◆EN4Brd.ncA [saga]:2017/04/17(月) 20:44:18.80 ID:PDGWW19P0


綴「ちなみにあっちに居る人も同じ『超高校級』の生徒なんだけど」

安良木「あっちって――メイドさん!?」

安良木「つ、つまり……『超高校級のメイド』とかそういうの?」

綴「六文院奉さん。肩書きは『超高校級のメイド』らしいわ」


安良木『自動販売機……そういえばお金が無いと買えないですね』

安良木『今の手持ちのお金は……あら、財布はどこに……?』

やっぱりお金持ってないのか――って、あれ?


綴「そういえば、荷物とかってどこにいったのかしら……」

安良木「あ、そういえばあたしの携帯が無いの思い出した!」

安良木「携帯無くすのキツイんだけどなぁ……」

綴「確かに私の携帯もどこかに消えてるし……」

教師に没収された? いや、希望ヶ峰学園は携帯の持ち込みは禁止ではなかったはずだし……。

安良木「もー! 早く先生出てきてよねー!」

綴「…………」

学園側の仕業なら手荷物の没収はしないだろうし、そうなるとこれは……。


【info】
・安良木優希との関係が【知人】になりました
・安良木優希との絆のカケラを一つ入手しました
・総入手数【6個】
271 : ◆EN4Brd.ncA [saga]:2017/04/17(月) 20:51:58.88 ID:PDGWW19P0


須崎「おい」

不意に、もう一人の男の子の方が話しかけてきた。

綴「何?」

須崎「ちょっと聞きたいんだけど。お前らも『超高校級』の生徒なんだよな? あっちのメイドも含めて」

安良木「そうだけど? っていうか、そもそも誰よ?」

須崎「…………」

あ、何かイラっとしてそう……。

綴「私達が希望ヶ峰学園の生徒だって知ってるってことは、こっちの話を盗み聞きしてたってことよね?」

綴「なら、先に自己紹介してくれる?」

須崎「別に盗み聞きしたつもりはないっつーか、むしろそっちの声が大きくて聞こえただけっつーか……」

ため息混じりに彼はそう言って自己紹介をしてくれた。


須崎「須崎弦次。『超高校級の番長』だ」
272 : ◆EN4Brd.ncA [saga]:2017/04/17(月) 20:55:44.10 ID:1YKwQUISO
:::从:::::::::!:::i::/::::::///ト、::::/!:!:://:::!|::∨::i::!:::!::::i!:K:::::::::
/::://::::::|:::r::::::://:/:::::::X::i!:|//:::::レ::::};:::|::}::|::::i!:::::ト:::::::
//:::://Ni:::/:::テイ:;イ::::::|!イ::::://:::ソ !ノ//:::::|!:::::|::\
:ノ!::::;シ::::::X:::::/メ<レ !::;イ|::::レ;イ::::||....}//|:|::::}::::::|:::トミ
. ,クイ:::/ヘ/====|:{::|:/|:N::iメ:/::;イム彡kyi:::/::::::|:::|
 ∧:::::::::/:/ヾ天竺入|{ :}:/::k/,イ天竺テア:レ:::/!:/):{、
 |/ノ{:|}/:/|~¨戈乂   "|/_ノ .|!.戈狂彳::::::/ノ!:!/ヾ、     『超高校級の番長』
.,イ  k!X:i/!               彡:::/イ! };            須崎 弦次
   |{ Y::ヘ       |!       ./:::::}
      V、ヘ             .,.イ/|:|X!
       ヾ::ヘ    ____   ./::/{!
        .|{〉:\       /.:.:::::|k、
     ,。<  !:.:.:.>。  ,. <:.:::::。イ  !
  ,ヘ " \ /}:.:.:.:.:.:.:.:¨:.:.:.:.::|:、 \   i、
--"  \  .\:ノj:.:..:.:..:..:..:...:...:..i:.:.\ \  ゙ト.、
===三≧、 :/:.:!.........:...:...:..:..::i!:.:.:.:/\ 、 i ヾ:、
//三/ |ニ∨:!:.:.!........:..:r−−}:.:.:/三/ 〉..\! }≧。
 :|三十 i/\!`  .....:|   :i/三/ /| \|  ニ三
273 : ◆EN4Brd.ncA [saga]:2017/04/17(月) 21:04:26.37 ID:PDGWW19P0


綴「須崎くんね。こっちの名前は……名乗る必要はない?」

須崎「ああ。それよりも聞きたいことがあるからな」

須崎「お前らも入学式に参加しようとしたら気絶して、気づいたらここで寝ていたんだよな?」

綴「そうだけど」

須崎「……で、手荷物全てを没収されていると」

安良木「ええ、そうよ?」

須崎「……オレ達、何かの事件に巻き込まれている可能性はないか?」

前髪の間から見える彼の瞳は鋭く、真剣なものだった。

安良木「じ、事件って。そんなことあるわけ」

須崎「学園側がしたことなら手荷物の没収はする必要ないはずだ。いいや、そもそも入学式からここで目覚めるまでの記憶が曖昧なのもおかしい」

須崎「そもそももし学園が原因なら先公の一人や二人出てきてもいいだろ。もっと言うなら……この施設、オレ達以外の人間が見当たらない」

安良木「か、考えすぎでしょ……」

安良木「綴さんもそう思うよね?」

突然の言葉に戸惑うように安良木さんが言う。


↓2
1 可能性はゼロじゃないかもしれない
2 さすがに須崎くんの考えすぎよ
3 自由安価
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/17(月) 21:05:53.09 ID:p7/NieVxo
275 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/17(月) 21:06:02.96 ID:Cih7XtlDO
276 : ◆EN4Brd.ncA [saga]:2017/04/17(月) 21:14:41.53 ID:PDGWW19P0


綴「……可能性はゼロじゃないかもしれない」

綴「確かに私達以外の人間と出会わないのはおかしいし……荷物の没収もやり過ぎだわ」

安良木「そ、そんな……」

須崎「へぇ。てっきりアンタも否定派だと思ってたんだけどな」

綴「記者やってると色々な可能性を考慮しないといけないから」

綴「それよりも、わざわざそんなことを言って何が目的なの? 無駄に怯えさせるなんて感心しないけど?」

須崎「アホ。もしそういう状況だったらお前らは変なことするなって話だ」

須崎「オレらを拉致した犯人が凶暴だったら、女は危ないだろ」

……ああ、そういうこと。

綴「つまり守ってくれるってこと? それはありがたいけど……別に頼んでもないわよ」

安良木「っていうか、そういうことならそう言えばいいのに。無駄に警戒して損しちゃったわ」

須崎「おい。無駄に警戒ってどういうことだよ」

安良木「だって須崎君ってヤンキーっぽいし」

綴「結果はそのヤンキーをまとめる番長だったんだけどね」

六文院「綴さん、お待たせしました」

そこに六文院さんがジュースを一本持って帰ってきた。

綴「あれ? お金、あったの?」

六文院「いえ、そうじゃなくって……」

六文院「適当に叩いたら出てきました」

……随分とワイルドなメイドもいたものね……。


【info】
・須崎弦次との関係が【知人】になりました
・須崎弦次との絆のカケラを一つ入手しました
・総入手数【7個】


↓2
1 売店
2 休憩所
3 倉庫
4 食堂
5 ロビー
277 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/04/17(月) 21:15:45.98 ID:zInu7Rki0
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/17(月) 21:18:07.50 ID:p7/NieVxo
279 : ◆EN4Brd.ncA [saga]:2017/04/17(月) 21:30:22.50 ID:PDGWW19P0


【売店】

休憩所の隣にある売店に訪れた私達。
私の手にはさっき六文院さんからもらったジュースの缶が。

綴「別にお金が無いんだったらそれでもよかったのに」

六文院「それはダメです。メイトとして一度言ったことは遂行するべきだと思っていますので」

綴「だからってお金も払わずっていうのはどうかと思うけど?」

六文院「……先生と会ったらお支払いするつもりですから」

そんなことを話しながら売店の中を見渡す。
やっぱりここにも先に二人の生徒が来ていた。


藍原「へぇ……結構品揃え豊富やね」

藍原「あ! 化粧品とかもあるやん! こっちは……何やこれ、どっかの鍵?」

コンビニのような内装の売店。その奥の方の棚を見ながら呟く女の人。


炉歩田「これは違う……」

炉歩田「……これも違う……」

もう一人は何か小さくパックされた物を手当たり次第に触っているようだった。
……一瞬男か女か迷ったけど、スカート履いてるし女の子……よね?


↓2
1 京都弁を話す女の子
2 一心不乱に物色している女の子
280 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/17(月) 21:33:15.42 ID:uYW7/PnuO
2
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/17(月) 21:33:26.49 ID:p7/NieVxo
282 : ◆EN4Brd.ncA [saga]:2017/04/17(月) 21:50:36.85 ID:PDGWW19P0


綴「ねぇ、ちょっといいかしら」

藍原「あら、誰かと思えば……」

藍原「何か用事ですかぁ?」

綴「今、この施設の中を調べながら他の人が居たら話を聞いて回ってるんだけど……」

藍原「ああ、そういうことですか」

六文院「『超高校級のメイド』六文院奉です。こちらの方は『超高校級の記者』の綴文佳さん」

綴「希望ヶ峰学園の新入生の予定だったんだけど……気づいたらこの中で寝ちゃってたみたいで」

藍原「ならウチと同じやね。ウチも全く同じやわ」

ってことは……彼女も同じ『超高校級』の生徒ってことね。

藍原「おっと。まずは自己紹介せえへんといかんね」


藍原「藍原舞。『超高校級の舞妓』で一応知られてるわ。よろしゅう頼むで」
283 : ◆EN4Brd.ncA [saga]:2017/04/17(月) 21:54:56.87 ID:1YKwQUISO
                            -—‐-  <⌒\/⌒〉
                       /⌒〉   ´      -=  =`丶〈_xく
                〈⌒\/  /: : : /                 \ハ
               \__人_/: : : /: : . . .              刈
                 /⌒Yミー: :/: : : : :/: : : : . . . . . . . . . . . : : :ハ
                   /: : : :|: : : : |: : : : /: : : : : :|: : : : : : :ハ: : : : : : :.
                ′: : :.|\: : |: : : : |: |: : : :/|: :.|: : : : : |:_/: : |:.:i
                 |: : : : :|: : : : |: : : : |: |: : :\_ : |: : : : : |: :.| : : j: :|
                 |: : : : :|: : : : |: : : : |:.:|: : : :| L..ハ__jLリ-┬く:|
                 |: : : : :|: : : : |: : : : |: 厂 ̄___      7戒^|: : :|i
                 |i : : : :|: : : : |: : : : |/<广7戒⌒    弋ツ |: : 八     『超高校級の舞妓』
               八: : : :|: :.:/^|: : : : |   弋ツ      , 、、〈: : |\〉          藍原 舞
                  厶イ: : : :|: 八い : : : |   、、、           |: :.|
                  |.: : : :|: : : Ν : : 八             仏 |
                    И: : :∨: : : |: : : : 〈丶       <_) /|: :.:/リ
                     |/\:.〉: : 八: : : : ∨ }〕iト    _,. イ|: :从/
                     )ト:.〈\\: : :.|//\    八丿|/
                          /⌒¨¨⌒`V///>く//∧-='⌒\
                        /         \//⌒\/〉    ハ
                   /          〈/|⌒トミ>    | ',
                _/        /     〔八 ∨〕    ∨  \
                   〈         | /   ___) 'ヘ V(___/∨  .〉
                 ∨ヽ      У /::::::::::::::::≫--≪:::::::::::::::∨ イ
                   </)〉⌒ _,ノ|/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∨ |
                / 〔/  √  ∨::::::::::::::::::::::::::::::::::(/):::::::::::::::::: |_ ,
                /    |   ∨:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::た. ′
                /   _,, イ     ∨::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::√   ',
                 〈   ⌒^\    }::::::::::::::::::::::::::::::::(/)::::::::::::: √`   〉
                    \     ≫- 」:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|  /
284 : ◆EN4Brd.ncA [saga]:2017/04/17(月) 22:05:35.33 ID:PDGWW19P0


藍原舞。それは京都では知らない人はいないと言われているくらいの有名人だ。

幼い頃から舞妓としての道を進み、その舞妓としての成果は他の人よりも何倍も凄く……高校生ながら彼女の元で舞妓としての勉強をしたいという人間が多く居るとのこと。

老若男女問わず多くのファンが居て、京都に観光しに訪れた人は彼女が目当てという人も多いらしい。実際に彼女との写真を載せている一般人のブログもたくさん見てきた。

綴「……てっきりいつも着物を着てるかと思ってたんだけど」

藍原「そんなのただの偏見やわ。確かにウチは舞妓やし、舞妓としての自分は嫌いじゃないけど……プライベートくらいは普通の服着るで?」

藍原「仕事着は仕事着。普段着は普段着ってことや。もっとも、そっちのメイドはんは例外みたいやけど」

六文院「ええ。私は常にメイドで居たいと思っていますので」

藍原「そんで、なんやったっけ。この施設がどういう場所なのかって話やったっけ?」

綴「ええ、そんなところ」

藍原「って言われても、ウチもようわからへんわ。一応ある程度はウチも調べてるけど、これだって手がかりはまだ見つかってへん」

藍原「この売店だって目新しい物は無かったしな。……変な鍵は見つかったけど」


↓2
1 変な鍵って?
2 地元で有名になるのってどういう気分なの?
3 自由安価
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/17(月) 22:06:42.13 ID:p7/NieVxo
286 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/04/17(月) 22:17:40.03 ID:CaasuqwSO

 ギャハッハッ
  ズレてる!ズレてる!

∧_∧      ミ
   o/⌒(;´∀`)つ
   と_)_つノ ☆
       バンバン

∧_∧
   o/⌒(゚Д゚ )つ
   と_)_つノ


∧_∧
   o/⌒( ゚д゚ )つ
   と_)_つノ
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/17(月) 22:18:40.82 ID:Cih7XtlDO
288 : ◆EN4Brd.ncA [saga]:2017/04/17(月) 22:20:24.16 ID:PDGWW19P0
※安価把握。少し離脱します。23時頃に少しだけ再開予定
289 : ◆EN4Brd.ncA [saga]:2017/04/17(月) 23:15:12.39 ID:8Sxv94pJ0


綴「変な鍵って?」

藍原「これや。愛の鍵とかいう名前みたいやけど、勝手に持ち出されないようにケースに入れられて固定されてる」

六文院「随分と大げさな保管の仕方ですね。まるで展示物のようです」

綴「実際に展示物なだけとかは――なさそうか。下に値札があるし」

……って、これ値札というには単位がちょっとおかしいけど……。

綴「絆のカケラって何?」

藍原「知らへんわ」

六文院「私も聞き覚えがありません」

藍原「それよりも、この鍵がどこの扉のものか気になるわ。ロビーの奥の方と個室棟の方に開かない扉があったから、そのどっちかやと思うんやけど……」

綴「そうなの?」

藍原「適当に歩いてたら見つけたんや。それと、ここで見取り図も見つけたで」

そうやって藍原さんに渡された見取り図にはまだ見ていない場所もあるようだった。
行っていないのは食堂にロビーに講堂に倉庫に……。

藍原「この講堂が入れんかった場所や。個室棟の方は……見取り図を見た感じじゃどういう場所かもわからへん」

藍原「なにせハテナとしか書かれてへんのや。おかしな見取り図やで」

綴「うーん……」

藍原「まあそういうわけやから、ウチはもう少しここ調べとるわ。何かわかったら教えてーな」

六文院「ええで」

綴「どうして六文院さんまで関西弁に……」

六文院「関西の方出身みたいなので、こちらも関西弁の方がよろしいかなと」

藍原「別にそこに気を遣わんでもええんやけど……」


【info】
・藍原舞との関係が【知人】になりました
・藍原舞との絆のカケラを一つ入手しました
・総入手数【8個】
290 : ◆EN4Brd.ncA [saga]:2017/04/17(月) 23:32:44.73 ID:8Sxv94pJ0


次はあっちの子に話しかけてみよう。
……まだ何か物色をしているみたいだけど、急に話しかけて大丈夫かな?

六文院「ちょっとよろしいですか?」

炉歩田「ふぉあ!?」ガラガラガッシャーン!

綴「ちょっと!?」

後ろから六文院さんが話しかけたのがよほど驚いたのか、彼女はそんな声を出して商品と思わしき物を床にぶちまける。

六文院「し、失礼しました」

炉歩田「あ、ごめんなさい! こちらこそ、驚き過ぎちゃって」

綴「大丈夫だから。こっちこそごめんなさい」

そうして床に散らばった商品を回収していく……。


…………。


綴「これで全部ね」

六文院「それで、貴女はこんなところで何を?」

炉歩田「ちょ、ちょっと珍しいおもちゃがあったのでつい……」

綴「おもちゃ? でもここにあるのってお菓子とかそういうのじゃ」

適当に一つ手に取ると、そこには『ランダムで玩具が一つ付属しています』という煽り文句が。

綴「そういうことか」

炉歩田「こういうおもちゃって結構しっかりと作られている物もあって。そういうのを探すのも楽しいんですよ」

六文院「これをお菓子ではなくおもちゃと認識しているんですね」

綴「そんなこと言わないでよ。……ええっと、ところで貴女は……」

すると彼女は私が何を言いたいのか理解したらしく、慌てて口を開く。


炉歩田「炉歩田願九です。世間では『超高校級のおもちゃ屋』なんて言われてます」
291 : ◆EN4Brd.ncA [saga]:2017/04/17(月) 23:36:04.50 ID:1YKwQUISO
                   ,.. '^         `丶、
               /                   \
               ,r'゚       ,r                 ヽ
           /       /1     .j!     、  ヽ ゙、
              /     j / |     {1      1   1 '、
.            / /    r{j   ! |    l Vl、   l    ! 1
         .' /' ./  /'{|   1lL_  、l. ヾV、 、.l   .|  .!
    |    .j /.! !  .j1__!  ヾ `^'ヽ'  _,.`ヽj'}   j  ,ト- 、
     /1    .l7 1 .{j/  _,.^ニk、    '二。.、_  j   l  .j゙^ヽ/
   ,ノ ヽ   {j | ` | ./゙j_;人1    ´/_人.:゙ト, !   .l゚ヽノ} 〈     『超高校級のおもちゃ屋』
‐=く   >=—|  !∧ヽヾヽr'フ      ヽヘ,r'フ .' / j'^ /.}__ ノ           炉歩田 願九
    ヽ ./      {  1 .ト、 `"   、      ̄ //  .レ7 ハ/
     ∨     1  ヽN ´´´        ´´` /イ  .l/ r|
     |        1   ! '、     、 ノ      , j  | / j
.             i,  1 //ヽ、_       .ィ'7 {    し! |
            ヽ、 V/i   .j^rv、.‐'^ _l,j {   / .! 1
                  `Y^.}   7 リ..7ーl'^.. ../  ヽィ'}  1 1
                ./_,ノ   jイ ノ o.ハ.. .7   /-L  {  l
              ,r '^ { /   ./└'>rrj<ヘ,.{   .l /^ ̄`ヾ:
            /.. l.. ..V _.ノ':r':´../...V..\V  ,/リ.. .. ../ . ヘ
             /.. ..l.. .. >Oリニ.ヽイ/.o.jl'ト、ノ.`く}L,_ノ.. .j. /.. .. ..!
            .'.. .. .{..,r'゚/.. .. ..//. ..‖l!.. .. .. ..ヘノ^V././.. .. .. 1
           ノ.. .. .ノ ,r'.. .. . ../‖...‖..{! . .. .. . .l1.`ヾ/.. .. .. .. ハ
         /.. .. ./ ./... .. .. /'.jl..o.jj'.. .|1.. .. .. .. l}   1.. .. .. .. .i^1
         r'゙.. .. ./ ‖.. .. . ‖ !!.. ..l}.. . {1.. .. .. .‖  }.. .. .. .. .. ..ヽ、
       ヽ.. .. ..{   {.\.. . {j.. ||.. ..||.. .. l,j.. ,..'7/   /.. .. .._;.rァ .. ノ
       入..r、ヽ  V..ヽ .. .. .!|.. ..!}.. .. ../.. .. ./  人.. /.. ヽ../ '、
       //j..丶、..\ヽ,...ヽ_.._.j1.. .!|.. .. .j.. ..,ノ   _,ノ V.. .. .. .. 1  ヽ
      .// 7.. .. .. .. j rヘT    ̄ ̄`¨¨^/rヘ ´ ̄l   1.. .. .. .. 1ヽ. ヽ
292 : ◆EN4Brd.ncA [saga]:2017/04/17(月) 23:43:38.57 ID:Iu9kLeUa0


綴「私は綴文佳。『超高校級の記者』って言われてる」

六文院「『超高校級のメイド』の六文院奉です。炉歩田さん、以後お見知りおきを」

実際に目の前に立ってすぐにさっきの考えを取り払うことになった。
ああ、間違いなく女の子だ。なんて失礼なことを考えていたのか……。

炉歩田「あれ? っていうことはお二人も希望ヶ峰学園に?」

綴「そのはずだったんだけどね……」

六文院「気付けばこんな場所に居たというわけです。炉歩田さんもですか?」

炉歩田「はい……」

綴「ここには私達みたいな人が集められているみたい。まだ確信を持っては言えないけど、今のところ出会った人達は全員が『超高校級』だったから」

炉歩田「ということは、新入生が集められている?」

綴「そう考えられるってこと」

そこにどういった意図があるかはわからないけど……。

炉歩田「そうだったんですか……」

綴「まあ、あまり悲観的に考える必要はないかもね。一応希望ヶ峰学園の関係施設かもしれないって証拠もあるから」

六文院「どちらにせよ、今の状況を正確には把握しきれていないということです」


↓2
1 女の子でこういうおもちゃが好きって珍しいよね
2 ここに来るまでに他の人とは会った?
3 自由安価
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/17(月) 23:47:42.39 ID:p7/NieVxo
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/17(月) 23:48:01.05 ID:SoQ5DeBho
3 人におもちゃにされたい派、人をおもちゃにしたい派?
295 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/17(月) 23:48:46.31 ID:4Aua5fDA0
296 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/17(月) 23:48:55.19 ID:Cih7XtlDO
297 : ◆EN4Brd.ncA [saga]:2017/04/17(月) 23:58:25.15 ID:5CjQ1J0u0
本日ここまでです。
次回は未定ですがどうせ近いうちにやる。

AAは
安良木優希→桐山唯(ココロコネクト)
須崎弦次→里見蓮太郎(ブラック・ブレット)
藍原舞→飯島ゆん(NEWGAME!!)
炉歩田願九→乃木園子(結城友奈は勇者である 〜鷲尾須美の章〜)

それでは何かあればお気軽にどうぞ。
質問意見感想支援絵その他もろもろ大還元です。
お疲れ様でした。


※ディバゲで狛枝出ない 
298 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/18(火) 00:17:03.34 ID:Y8DfgOaA0
乙ー
299 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/18(火) 22:55:05.76 ID:hxXCjROq0
オリロンパwiki
http://seesaawiki.jp/orironpa/

掲示板
http://jbbs.shitaraba.net/otaku/17143/
300 : ◆EN4Brd.ncA [saga]:2017/04/19(水) 19:31:50.44 ID:tybnyP0lO
21時頃に再開予定です。よろしくお願いします。
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/19(水) 19:32:46.23 ID:Wbce1b+jo
はい
164.04 KB Speed:0.1   VIP Service SS速報VIP 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 続きを読む
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)