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【ハイパーダンガンロンパ】安価でキャラ作るR【コロシアイ天体観測】
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161 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/04/14(金) 21:35:43.39 ID:CaxlBYfX0
>>160
チェスを含め全てのことを即決するが、チェス以外ではその即決のためにドジを踏むという意味です
長文な上ややこしくすみません
162 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/04/14(金) 21:46:22.27 ID:WD2u5KfZ0
長すぎなければ少しくらいはいいと思うけれどね
163 :
◆EN4Brd.ncA
[saga]:2017/04/14(金) 21:46:58.32 ID:BPmIyJJ40
【超高校級のチェスプレイヤー】女 兵働 織枝(ひょうどう おりえ) 9・1
キーワード
クール→冷静で動じにくい性格をしている。
傾国→誰もが羨むほどの美人。
ドジ→要所要所でドジをしやすいがそれは故意か偶然か。
再開します。
次は【超高校級の歌手】女 6・7 の名前判定。
↓3まででコンマ一番高いものを採用。
164 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/14(金) 21:47:07.46 ID:CIA7GRCuO
死神 悪夢(しにがみ ないとめあ)
165 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/14(金) 21:47:22.33 ID:QKV9S4thO
神田 悠奈(かんだ ゆうな)
166 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/04/14(金) 21:47:30.82 ID:rHy+J6nvO
叫本 溶子きょうもとようこ
167 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/04/14(金) 21:47:34.60 ID:WD2u5KfZ0
朝霞 桃子(あさか ももこ)
168 :
◆EN4Brd.ncA
[saga]:2017/04/14(金) 21:49:18.15 ID:BPmIyJJ40
【超高校級の歌手】女 叫本 溶子(きょうもと ようこ) 6・7
キーワード指定。
↓5までで一つずつ、コンマ上位3つを採用。
169 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/14(金) 21:49:22.45 ID:X1ItRAfOo
引っ込み思案
170 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/14(金) 21:49:22.57 ID:CIA7GRCuO
元アイドル志望
171 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/14(金) 21:49:24.56 ID:jNQoF6NDO
純情
172 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/14(金) 21:49:26.79 ID:MQPfvb8A0
天使
173 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/14(金) 21:49:27.03 ID:XLqsvZPf0
前向き
174 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/14(金) 21:49:27.60 ID:qP8hljAsO
ヤンデレ
175 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/04/14(金) 21:49:29.72 ID:WD2u5KfZ0
ガサツ
176 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/14(金) 21:49:36.99 ID:LzsK3Zo1O
癒し系
177 :
◆EN4Brd.ncA
[saga]:2017/04/14(金) 21:55:59.46 ID:BPmIyJJ40
【超高校級の歌手】女 叫本 溶子(きょうもと ようこ) 6・7
キーワード
天使→芸能活動で培った明るく優しい性格。
純情→純粋な心の持ち主。ピュア。
元アイドル志望→本来は歌手ではなくアイドル志望であったがその経緯は……。
【超高校級のメイド】女 5・3 の名前判定。
↓3まででコンマ一番高いものを採用。
178 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/04/14(金) 21:56:04.05 ID:CaxlBYfX0
キャンデロロ愛宮美(キャンデロロ<苗字>・めぐみ<名前>)
179 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/14(金) 21:56:04.52 ID:YdgG1iBYO
呪堂 恨実(じゅどう うらみ)
180 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/14(金) 21:56:08.79 ID:/Pd5wErh0
六文院 奉(ろくもんいん まつり)
181 :
◆EN4Brd.ncA
[saga]:2017/04/14(金) 21:59:46.54 ID:BPmIyJJ40
【超高校級のメイド】女 六文院 奉(ろくもんいん まつり) 5・3
キーワード指定。
↓5までで一つずつ、コンマ上位3つを採用。
これで最後となります
182 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/14(金) 21:59:50.61 ID:T1plXWnc0
トラウマ持ち
183 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/14(金) 21:59:51.76 ID:MQPfvb8A0
献身一途
184 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/04/14(金) 21:59:52.89 ID:CaxlBYfX0
笑顔を絶やさない
185 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/14(金) 21:59:53.46 ID:YdgG1iBYO
絶望厨
186 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/14(金) 21:59:55.09 ID:X1ItRAfOo
気弱
187 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/14(金) 21:59:56.13 ID:jNQoF6NDO
小動物
188 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/14(金) 21:59:57.35 ID:qP8hljAsO
KYムードブレイカー
189 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/14(金) 22:00:00.49 ID:XLqsvZPf0
完璧主義
190 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/14(金) 22:00:06.50 ID:U0oV4Wh7O
偽装聖人
191 :
◆EN4Brd.ncA
[saga]:2017/04/14(金) 22:12:22.30 ID:BPmIyJJ40
【超高校級のメイド】女 六文院 奉(ろくもんいん まつり) 5・3
キーワード
絶えない笑顔→いつも笑顔であるがその意味は……。
献身一途→その献身は揺るがない。
トラウマ持ち→心の傷がトラウマとなっている。
これで全員。
超高校級の○○を含めて全員分まとめ作ったら貼ります。
プロローグは明日の同じ時間にでも。
192 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/14(金) 22:34:00.20 ID:rHy+J6nvO
乙
新規組は一見クセ少なめに見えるが果たして
193 :
◆EN4Brd.ncA
[saga]:2017/04/14(金) 23:37:05.63 ID:BPmIyJJ40
【超高校級の記者】綴 文佳(つづりふみか)女
交友力 5 集中力8
キーワード
超高校級の記者→嘘を利用してでも真実を確かめる。
心優しい→仲間を気遣う心を忘れない。
思い切り→危険を顧みず行動することができる。
猪突猛進→周りのことを考えず突き進むこともある。
【超高校級の幸運】夢見 藍花(ゆめみ あいか)女
交友力6 集中力9
キーワード
超高校級の幸運→他人より少し運が良い程度。夢見の関わるコンマ判定に補正。
フレンドリー→誰にでも平等に接する。
小動物系女子→小柄な体も手伝って小動物を思わせる雰囲気を放つ。
前向き→どんなことにあってもくじけない、前向きな精神を持つ
【超高校級の木彫り職人】弓乃 桃子 (ゆみのももこ) 女
交友力0 集中力5
キーワード
超高校級の木彫り職人→常人よりも手先が器用で、細かい作業も容易くこなせる。
氷の乙女→感情の起伏が乏しく滅多に笑わない。関係が友人になるまで親密度が上がりにくい。
寡黙→自分から話しかけることはほとんどしない
こだわり→職人として譲れないこだわりがあるようだが……?
【超高校級の舞妓】藍原 舞(あいはら まい)女
交友力2 集中力5
キーワード
超高校級の舞妓→舞妓としての立ち振る舞いを意識すると人が変わるように。
秘密主義→自分のことは決して話そうとしない
妖艶→大人の色気が漂う
甘え上手→色気を武器に甘えたりもする
【超高校級のナース】安良木 優希(やすらぎ ゆうき)女
交友力3 集中力6
キーワード
超高校級のナース→医学に関しての知識を持つ。
委員長気質→場を仕切りたがる。リーダー的立ち位置になりやすい。
アホの子→医学以外の知識は足りない。勉学が偏っている。
涙もろい→ふとした拍子に泣きやすい。
【超高校級のチェスプレイヤー】兵働 織枝(ひょうどう おりえ)女
交友力9 集中力1
キーワード
超高校級のチェスプレイヤー→その実力から頭脳に関してはずば抜けている。
クール→冷静で動じにくい性格をしている。
傾国→誰もが羨むほどの美人。
ドジ→要所要所でドジをしやすいがそれは故意か偶然か。
【超高校級の歌手】叫本 溶子(きょうもと ようこ)女
交友力6 集中力7
キーワード
超高校級の歌手→音楽に関しての知識に優れている。その他声や音に敏感。
天使→芸能活動で培った明るく優しい性格。
純情→純粋な心の持ち主。ピュア。
元アイドル志望→本来は歌手ではなくアイドル志望であったがその経緯は……。
【超高校級のメイド】六文院 奉(ろくもんいん まつり)女
交友力5 集中力3
キーワード
超高校級のメイド→料理や掃除などの家事全てを完璧にこなせれる。
絶えない笑顔→いつも笑顔であるがその意味は……。
献身一途→その献身は揺るがない。
トラウマ持ち→心の傷がトラウマとなっている。
194 :
◆EN4Brd.ncA
[saga]:2017/04/14(金) 23:39:30.75 ID:BPmIyJJ40
【超高校級のゲーム作家】小鳥遊 遊戯(たかなし ゆうぎ)男
交友力6 集中力8
キーワード
超高校級のゲーム作家→物語を考える職業から頭の回転は早い
自由奔放→型に捕らわれない。その姿勢から場を乱すことも出てくるかも
オタク気質→職業柄か、アニメやゲーム知識は豊富。普段の会話にもネタを仕込むことも
機械好き→機械を扱う行動に長けている
【超高校級の翻訳家】加賀美文吾(かがみ ぶんご) 男
交友力5 集中力0
キーワード
超高校級の翻訳家→様々な言語を扱える。資料の閲覧をしやすい。
内向的→あまり自分から誰かに接したりしようとしない
高速思考→頭を働かせると思考が高速で動く。捜査・裁判パートで活躍することも
暗所恐怖症→暗いところが苦手。展開次第で行動変化
【超高校級の番長】須崎 弦次(すざき げんじ) 男
交友力6 集中力5
キーワード
超高校級の番長→集団の上に立つことが多いのでリーダーシップに優れている。
統率力→集団を纏める力に優れている
実はヘタレ?→普段は堂々としているが、その内側は意外と脆いのかもしれない
男気→男気に溢れ、一度決めたことは限界まで貫き通す
【超高校級のフィギュアスケーター】氷河 翼(ひょうが つばさ) 男
交友力7 集中力2
キーワード
超高校級のフィギュアスケーター→運動系の才能なので運動神経が高い。
かわいい物好き→男だけどかわいい物が好き
自信家→自分の才能に自信を持っている
さわやか→スポーツを行う人間特有の爽やかさ。
【超高校級のハッカー】淀 結城(よどみ ゆいき)男
交友力3 集中力3
キーワード
超高校級のハッカー→パソコンを使用した際に活躍する。その派生で電子機器の扱いにも長けている。
謙虚→自分の技術を鼻にかけることなく、常に一歩引いている。
軽率→他者に対しての発言が配慮に欠けている。
天然王子→パソコン関連以外ではやや言動がズレている
【超高校級の陰陽師】阿倍野 清明(あべの きよあき)男
交友力0 集中力3
キーワード
超高校級の陰陽師→陰陽師としての技術の他、儀式やその他の術にも精通している。
中二病→発言にややクセがある。難解なことを言いたがり。
元気→声が大きめ。明るい性格。
カリスマ→人を引き寄せる魅力がある。リーダー的立ち位置になりやすい。
【超高校級のタレント】福田 真古都(ふくだ まこと)男
交友力2 集中力2
キーワード
超高校級のタレント→一般の世界と芸能界の二つに精通している。
オープンスケベ→女子生徒に対してちょっと特殊な接し方をする。
ツッコミ関西人→芸人ではないけれどツッコミどころがあれば話にツッコミを入れたがる。
起死回生→ピンチの場面を切り抜けやすい。
【超高校級のおもちゃ屋】炉歩田 願九(ろぼた がんく)男
交友力5 集中力3
キーワード
超高校級のおもちゃ屋→おもちゃの歴史と用途に詳しく、コレクターとしての一面もある。
男の娘→背丈も顔立ちも言動も女の子っぽい
ブラコン→兄弟にひどく強い憧れを抱く
爽やか→クセがなく誰からも好かれやすい性格
195 :
◆EN4Brd.ncA
[saga]:2017/04/14(金) 23:46:20.14 ID:BPmIyJJ40
まとめました。本編は明日の17時頃にやれたらやります。無理なら20時頃に。
改めて書いておきますがこれからの進行は弧消chapter1→綴chapter1→弧消chapter2……という感じになります。
ではお疲れ様でした。
弧消スレと合わせて何かあればよろしくお願いします
※明日はコナンとゆゆゆの映画見てきますよっと
196 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/14(金) 23:59:52.28 ID:mQzXk9fBO
乙、楽しんでくだせー
197 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/15(土) 06:28:47.26 ID:HkT9Z3lA0
乙ー
198 :
◆EN4Brd.ncA
[saga]:2017/04/15(土) 20:02:34.86 ID:IxhbQXVi0
世界は我の物だと言わんばかりに大きく、そして壮大に。
その学園は私の目の前に建っていた。
綴「ここが希望ヶ峰学園……」
『希望ヶ峰学園』。それは知らない人間はいないと思われるくらいに有名な学園の名前だ。
その学園は様々な分野で特に秀でた才能の持ち主を集め、育成することを目的とした学園。卒業した生徒はその後の人生の成功を約束されるとまで言われているくらいだ。
そんな学園に私――綴文佳は『超高校級の記者』として入学することになっている。
綴「…………」
既に学園の下調べと同じ新入生の情報集めは済ませているので、今更ここまで来て驚くなんてことにはならないけど……どうにもこの学園への入学には乗り気になれなかった。
そもそも私はしたいことをしていたら知らない間に記者の道を進んでいて、知らない間に『超高校級の記者』とまで呼ばれるようになっていただけ。そんな私が他にも名だたる『超高校級』候補を蹴散らしいち早くこの学園に入学することに疑問を抱かないわけでもない。
綴「まあ、これこそいつまで言ってるんだって話か」
私個人の感情はどうあれ、記者の道がより強固なものになるのだとしたらそれを受け入れても損はない。
それに、どうせ入学するなら――在学中に学園全ての謎を暴くくらいの気持ちでいた方が色々と自分のためにもなるだろう。
199 :
◆EN4Brd.ncA
[saga]:2017/04/15(土) 20:04:10.92 ID:IxhbQXVi0
綴「よしっ……」
そうして私は学園の敷地に足を踏み入れ――
綴「え……?」
――視界が揺らいでいった。
綴「何これ……!?」
思わず膝を折り、地面に倒れてしまう。
グラグラと視界が揺れ、やがて目の前にそびえ立つ校舎も曖昧になっていく。
今私の目の前にある校舎は真実か、嘘か。
それすらも曖昧になるくらいの視界で、私の意識は落ちていった。
200 :
◆EN4Brd.ncA
[saga]:2017/04/15(土) 20:05:04.52 ID:IxhbQXVi0
プロローグ 空を見上げれば輝く絶望が
綴「ん……?」
長いような、短いような。
そんな時間が経った頃、私は不意に目を覚ました。
綴「……どこ、ここ」
気づけば私はベッドに寝ているようだった。
どこかのホテルのような内装の部屋。とはいえテレビは無く、クローゼットや机のような最低限の物だけがあるみたいだけど……。
綴「希望ヶ峰学園に入学することになって、それで……」
……どうなったんだっけ?
学園の敷地に足を踏み入れて気絶したところまでは覚えている。
でも、そこから今のこの状況までの間の記憶がすっぽり抜け落ちているようだった。
綴「とりあえず、カーテンを開けてみないと」
そう思って私はカーテンを開け、窓から外を確認する。
201 :
◆EN4Brd.ncA
[saga]:2017/04/15(土) 20:05:57.90 ID:IxhbQXVi0
綴「えっ? 森……ううん、山の中?」
窓の外に広がる光景は、一言で表すなら山の中であった。
私は思わず窓を開けてもっと詳しく見ようとするが、そこで鍵が掛かっていることに気付く。
……いや、特殊な工具で固定されているのか全く開く気配がなかった。
綴「開かない……」
元々、腕力に関してはあまり自信がないのでこれ以上私が何をやっても意味はないかもしれない。
……仕方ない。このままこの部屋にいてもアレだし……適当に中を歩いてみよう。
現状を認識するには足を動かさないと……。
そう思い私は部屋の扉を開け、外へ出る。
↓2
最初に出会った生徒一人を指名。
1 爽やかな顔立ちの男子生徒
2 小柄な男子生徒
3 元気で明るそうな女子生徒
4 メイド服を着た女子生徒
202 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/15(土) 20:06:13.19 ID:+rVgtwFx0
4
203 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/15(土) 20:06:31.80 ID:6TjqG5NGo
4
204 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/15(土) 20:07:21.16 ID:HkT9Z3lA0
4
205 :
◆EN4Brd.ncA
[saga]:2017/04/15(土) 20:17:08.99 ID:IxhbQXVi0
【廊下】
六文院「……あ」
綴「……メイドさん?」
部屋から出た私はまず、メイド服を着た女性と出会った。
メイド喫茶のとは素材からして違うような、高級感溢れるメイド服。放たれるオーラもどこか上品さを感じさせる。
六文院「どうも。ここの施設の職員でしょうか?」
綴「あ、違います。というか……そっちは違うんですか?」
てっきりここの給仕係みたいな感じだと思ったのだけど……。
六文院「いえ……実は、さっきあの個室の中で目を覚ましたんですけど……」
六文院「それまでの間の記憶が曖昧で。職員の人だったらここがどういう場所なのか知ってるのかと思ったんです」
……部屋で目を覚まして記憶が曖昧?
綴「ちょっと待ってください。実は私もなんです」
綴「希望ヶ峰学園に入学することになって、そこまでの記憶は覚えているんですけど……」
六文院「希望ヶ峰学園?」
六文院「待ってください。私も同じく超高校級として入学する予定だったんです」
この人も?
綴「ってことは、貴女も何か肩書きが?」
六文院「はい。……すいません、自己紹介がまだでしたね」
六文院「六文院奉。『超高校級のメイド』です。以後お見知りおきを」
206 :
◆EN4Brd.ncA
[saga]:2017/04/15(土) 20:22:18.61 ID:IxhbQXVio
ゝ-ァ \-_-_-_-_-_-ミ
r‐== __—- _ \-_-_-_-_ミ
'; ``〜、、<-_-_-_-ミ
∧ \ \_-_>''"〕iト _
\ \ \:////////〕h、
_ \ __ \ \ /////////\
/( γ:. :. :.  ̄:. :. :. :.~"''〜.、 \ \ /////////\
乂\_{__:/:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :.`` \ \ /////////\
γ:. "´:. :. :/:. :. :. :. :. -‐ :. :. :.''":. :. :. :. :..\ ∨ 、////////ヽ 『超高校級のメイド』
j{:. /:. :. :. /:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :∧∨/\/////// 六文院 奉
八ハ:. :./:. :. :. :. :. :.-—:. :. :.—:. :. ‐-‐:.: :. :.∧∨//\////
j/:. :. _;;.、丶´:. :.; -—:''":. :., :. :. -:. :. :. :.:∧∨〕h、\/
{:. :.:/:. :._,;:、丶´:. :. :.):. :. :.:(:. :. :. :. :;. -‐ 、 \// \/
乂j{:. :/:. :. :. _,;:、丶´:. /:. :):. :. :. :(ィチ�、ヽ \// \
八/:. :. :. /:. _;;.、丶´:. :/:. :. :. :. :}乂ツヾ \/// , _
',: :. /:. :./:. :.: :. :.:/{:. :., -‐…' , -:':. /\//\_,..>'" _}
. 乂( 乂:. {:. :. :. :.:/| 从/ {ツ :. :', >rー-<"ヽ / ),__ /Y
`ヾ、:. :./: | 、 〉:. :. :.`、 ∧ _) / / / )j l
)/ヽ/ 、 乂_:> `:.{:. :. :._:ノ } Υ:// /`| |
r—— - ,,_ \ /:. :八:乂_ 八 乂/ ..;'
{ニニニニ>- /_ ー‐ ⌒¨ ⌒ ∧ { /
∨ニニ/ \):〕h、_,,,...,, -‐ァ- 、 ∧ 乂 イ
∨ / ∨∪ー…''" __ /_ \___彡'" :|``〜、、
{/ ∨ ̄ ̄``〜、、 / _/ /( { 乂 \
/ ∨ γ⌒>⌒ヽ / `、 } `、
207 :
◆EN4Brd.ncA
[saga]:2017/04/15(土) 20:30:51.91 ID:IxhbQXVi0
超高校級のメイド。それは下調べの段階である程度の情報は集まっている。
代々、その家系に生まれた女性はメイドとしての人生を歩むことを義務付けられている六文院家の娘で。その驚くほどの手際と技量で既に六文院家のメイドとしては学びきっているとか。
名門の家に仕えるのがメイドとしての基本的な仕事であり、当然六文院さんも例外じゃなかったんだけど……今は諸事情により特定の誰かに仕えてはおらず、フリーのメイドとして活動しているらしい。
綴「メイドさんね……本物を見るのは久しぶりかもしれません」
六文院「むしろ、普通の人生を歩んでいたら本物のメイドなんてあまり見る機会はないと思いますけど……」
六文院「でも、それは希望ヶ峰学園に入学する生徒には関係ない話かもしれませんね。皆必ず何かしらの才能を認められて入学することになっているのですから」
綴「抽選枠と言われている『超高校級の幸運』を除いて、ですけど」
綴「……っと。そんなことより、こっちの自己紹介がまだでしたね。私は綴文佳。『超高校級の記者』です」
綴「よろしくお願いします」
208 :
◆EN4Brd.ncA
[saga]:2017/04/15(土) 20:33:07.03 ID:IxhbQXVio
_.ィ: ´: : :'; < _
>´:¨: : : : : : : : :、 : : `:<
/:/: : : : : : : : : : : :ヽ: : : : :∨
': : : : : : : : : : : : :、: : : : :゙、: : : : :V
, ′: : : : : : : : :l: : :l : : : : : : ': : : : : ∨
/:/:i: : : :ハ: : : : :===i 、: :、: : : :i: : l:i : : ∨
/´i/: :i: :i:/ V : : : i : / \:ヽ: : : : :レ: : : :ミ゙ 『超高校級の記者』
!: : i V 、__ ∨:-=!:/__ -‐゙ー、 ィニヽ; : \` 綴 文佳
!: : i: :i ィ示ミ、: ソ ィ示ミ i;;Y;Y;ji: :≧=-
/: : ハ i、 込ソ V从ヽ、 込ソ /;!;;();;i: :ハ:i
-=彡 イ:i i:ハ 〃 、 〃 /イ  ̄: : :V
/イ !: :∧ ⌒ノ: : : :レ゙ヽ!
j : : 込 - ー、 _ イ: : : :/:ト、
i: : {⌒ ̄¨' ー-‐'" /: : : /i/___!
V : i_ !: : :/ / i
γー{\ i \__/^\_ -‐ .l: :/ 人__
/ /==>ミ l \/l .i:/_>"== __ `ヽ
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' ヽV...i................i/`ヽ--‐イ.....................l.,'..__ノ/ i
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V==ヽ\.゚...__イ、 ,′__ -i、.....。....._i.,'...‖。 イ
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L==(ニニヽY\\. .Y. . . . .!.........i..i......,′....j i ,'::::i
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! ‖.....Y:i:i:i:i:!/イ-/二ヽ V:i,′./ イ!::::::::!
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{ ⌒ヽ─" ̄ il i.....// /:::::ii:::::::::!
209 :
◆EN4Brd.ncA
[saga]:2017/04/15(土) 20:40:09.35 ID:IxhbQXVi0
六文院「記者さんでしたか。道理で博識そうな人だと思いました」
なんとなくだけど、お世辞だと思うわ……。
六文院「あ、同じ学生同士敬語は無しにしましょう?」
綴「……わかった。でも、それなら六文院さんこそ」
六文院「私は敬語が常ですから。癖、みたいなものです」
六文院「敬語を忘れるようなメイドなんて見たことないでしょう?」
綴「そういうものなのかしら……」
とはいえ本人にそう言われたら納得するしかないかな。
六文院「それにしても、同じ希望ヶ峰学園の新入生が二人ですか……」
綴「偶然なのか、必然なのか。まだ判断材料に欠けるわ」
もっと言うならまずは今私達がいるこの場所がどういうところなのか調べる必要がある。その最中に他の生徒が見つかれば……。
↓2
1 確か今はフリーのメイドだったと思うけど、何か原因が?
2 部屋で目を覚ましたって言っていたけど、窓の外は確認した?
3 自由安価
210 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/15(土) 20:40:42.81 ID:6TjqG5NGo
2
211 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/15(土) 20:41:11.79 ID:e25IZEEDO
2
212 :
◆EN4Brd.ncA
[saga]:2017/04/15(土) 20:52:34.99 ID:IxhbQXVi0
綴「部屋で目を覚ましたって言っていたけど、窓の外は確認した?」
六文院「ええ、もちろんです。不自然なくらい固定された窓も気になりますが……」
六文院「それよりも、ここがどこかの山奥であることが一番気がかりです」
綴「確かに……何かのサプライズだとしたら、まだ安心だけど……」
だとしても私達の記憶に関しては説明が付かない。
六文院「でも、天井が吹き抜けになって空が見えるような造りになっていることを考えると……」
六文院「天文台かそれに属する施設かもしれませんね」
綴「あれ……そんな造りになってたっけ」
というか言われてみれば部屋の天井は確認していなかった。
そうなると、六文院さんの言う通りかもしれない。
六文院「とりあえず、適当に施設を散策してみましょうか。よければご一緒しても?」
綴「もちろん構わないわ。よろしく」
そうして六文院さんと一緒に散策をすることにした私は個室が並んでいるこの場所から離れることにした。
【info】
・六文院奉との関係が【知人】になりました
・六文院奉との絆のカケラを一つ入手しました
・総入手数【1個】
213 :
◆EN4Brd.ncA
[saga]:2017/04/15(土) 20:54:50.12 ID:IxhbQXVi0
※少し離脱します。21時30分くらいに戻ってきます
施設内で何か出すべき場所があればお願いします。どんな場所があるのか決めてなかった
214 :
◆EN4Brd.ncA
[saga]:2017/04/15(土) 21:37:12.35 ID:IxhbQXVi0
散策開始
↓2
1 売店
2 休憩所
3 倉庫
4 図書室
5 食堂
6 ロビー
7 観測所
215 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/15(土) 21:40:53.23 ID:a0zrM9FkO
6
216 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/15(土) 21:43:04.17 ID:RNdllALBO
7
217 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/15(土) 21:43:18.55 ID:6TKNWO+PO
6
218 :
◆EN4Brd.ncA
[saga]:2017/04/15(土) 21:52:58.11 ID:IxhbQXVi0
【観測所】
綴「ここは……」
六文院「望遠鏡が壁の穴に食い込んでいますね……」
六文院「やっぱりここは天体観測をする場所と考えて間違いないと思います」
綴「みたいね」
望遠鏡が数台あり、棚にも本がいくつか入っている。
確かに六文院さんの言う通りこの施設は天文台と考えて間違いないだろう。そしてここは天体観測をする部屋、といったところだろうか。
六文院「でも、天体観測って普通外でやるものじゃ?」
綴「雨天時とかのために室内にもあるってところじゃないかな……」
そんな観測所に見知らぬ人が二人。
阿倍野「ほほう。星を見上げるための施設か……」
阿倍野「幻想的で美しいところだが……我の嗜好にはあまり合わないかもしれんな」
和服に身を包んだ、背が高めの男性と。
夢見「おっ! 凄い、結構遠いところまで見える!」
夢見「けど……まだちょっと星は見えないのかぁ。残念」
望遠鏡を覗き込んではしゃいでいる女の子。
あの二人ももしかしたら……という可能性もあるのか。
↓2
1 和服の男
2 望遠鏡を覗き込んでいる少女
219 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/15(土) 21:54:34.29 ID:a0zrM9FkO
2
220 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/15(土) 21:54:49.07 ID:6TjqG5NGo
1
221 :
◆EN4Brd.ncA
[saga]:2017/04/15(土) 22:04:12.68 ID:IxhbQXVi0
綴「あの……ちょっといいかしら」
阿倍野「ん? なんだ、我に何か用事か?」
阿倍野「いいだろう。なら速やかに言え! 時の流れは何にも変えられないからな!」
……うるさい人ね。
六文院「中二病というヤツですかね」
綴「ああ、そういう……」
とはいえおそらく同じ超高校級の生徒だと考えると、高校生であることは間違いないだろうし。
……結構重症な人なのだろうか。
阿倍野「おい! 質問があるのなら早く言え!」
綴「ご、ごめんなさい。えっと、名前を尋ねたいんだけど……」
六文院「それとこの施設について何か知っていたら、是非教えてください」
阿倍野「そういうことか。全く、我の名を知らないとは不埒な輩だ」
阿倍野「我は阿倍野清明! 『超高校級の陰陽師』である!」
阿倍野「これも何かの縁だ。よろしく頼むぞ」
222 :
◆EN4Brd.ncA
[saga]:2017/04/15(土) 22:07:10.50 ID:IxhbQXVio
...........
. : .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::....
. ::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.::.:::.:.:.:.:.:.::..
. ::.:.:.::.:.|:.:.:.: . : ヘ: : ヽ: : \: : : : : :..
./::.:.:.:|: : |: : : : : : :ヘ: /.\: : \::.:∨: :.
/::.:.:.:.:ヘ : : \::. : : : ノ;:;:;:;:;\: :|:| :.:{: : ::.
.:.:.: /::: |:.ヘ: ト: \ イ:;:;:;:;:;:;:;:;/_: :|: :|::.. : :.
|:.:.:.|:|: 乂:ハ ,イ; /:;:;:>< T:;:;:;:;:;|:|: :|:.:.:.: : :. 『超高校級の陰陽師』
}:ト:—<:ヽ; ; /; ;/´�ソ`ノ:;:;:;:;:;:|: :.:|::.:.:.: : :. 阿倍野 清明
|::|:\;_;_;/}|:;:/:;./=-´=<:;:;:;:;:;:ハ: :|:.:.:.:.:|: : :.
|:ハ‐({ 叨/;:;|/;:;:;:;:;:;:;;;:;:;:;:;:;:;:;/: ::/:.:.:.:.:.:|: |: l
|: ::ヘ`ー./:;:;;:|:;:;:;:>'' ̄⌒ヽ//: /:.:.:.:.:.:|:|./:.:|
ハ: ::ヘ; ;/:;:;:;:;:レ゚`゙ 斗イ` :|: |:|:.:.:.:.: |:|/:.:.|
ヽ:.:∨:;:;/ , _イ<´ 〃:|:|:.:|:.:.:.:|: | ヾ
∨.イ:.\ ¨´r‐:' .〃 |/ /|:.:.:.:.乂
´ヘ:.:.:.:.:).。 イ ィ.ノ:;:;∨:.:.:.:.ト
`:∧:.:.:.` 、 ィ _ イ/:;:;:;:;:;:;∨: :リ
):.:.:.:.:.:.\ | l´ ./:;:;:;:;;:;:;:;:;:;\___
\:.八:ヘ | | / ./:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:{ 厂-ミx.、
:}∧i! /:;:;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:人弋—‐┴—<___
>┬l;:;L j;:;—:;:;:;:;:;イ:;:;:;:;:;:;:;:≧—乂´メィ 弋__ \` .、
/ /:;:;:;:}:;:;:;:;:;:-—<:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:⌒ト 、 〕———< }
223 :
◆EN4Brd.ncA
[saga]:2017/04/15(土) 22:16:31.00 ID:IxhbQXVi0
綴「『超高校級の陰陽師』……」
彼については調べようとしてもあまり情報が集まらなかったんだっけ。意図的に隠しているのか、それとも別の原因なのかはわからないけど。
六文院「結構珍しい才能をお持ちなんですね」
阿倍野「ふん……才能にメジャーもマイナーもないだろう」
阿倍野「ただ我にたまたまそういう才能があっただけのこと。そしてそれを誰よりも極めているというのも事実というわけだ!」
……なんというか、うるさいを通り越してクセのある人みたいだわ。
これも超高校級の生徒だからこそと言われればそれまでだけど……。
綴「それよりも、この施設については何か知らない?」
阿倍野「知っていたらすぐに言っている!」
六文院「どうしてこんなにも堂々としているんですかね、この人」
綴「わからないわ……」
もしかしたらあまり関わるべき人間じゃないのかもしれない……。
↓2
1 それならこんなところで何をしているの?
2 その言葉遣いどうにかならない?
3 自由安価
224 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/15(土) 22:17:37.28 ID:6TjqG5NGo
1
225 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/15(土) 22:18:35.09 ID:a0zrM9FkO
1
226 :
◆EN4Brd.ncA
[saga]:2017/04/15(土) 22:30:12.03 ID:IxhbQXVi0
綴「それならこんなところで何をしているの?」
六文院「施設について何も知らないなら一通り見て回るべきなのでは?」
阿倍野「……別にそこまで動じる必要もないだろう。我らは希望ヶ峰学園に入学する予定であった」
阿倍野「それなら、学園側のサプライズだと思うのがまともな考えだ」
確かに言っていることは正論だろうけど……。
綴「なら、ここまでの記憶はあるの?」
阿倍野「無い!」
阿倍野「……が、そんなものは気絶した際のショックだろう。時が経てばすぐに元通りになる」
六文院「物凄い自信ですね」
阿倍野「神が告げているからな……」
……神?
綴「ま、まあそういうことなら……」
綴「あ、私は綴文佳。『超高校級の記者』なの」
六文院「六文院奉。『超高校級のメイド』です」
阿倍野「うむ、心得た!」
……よくわからない人だ、本当。
【info】
・阿倍野清明との関係が【知人】になりました
・阿倍野清明との絆のカケラを一つ入手しました
・絆のカケラ総入手数【2個】
227 :
◆EN4Brd.ncA
[saga]:2017/04/15(土) 22:41:50.74 ID:IxhbQXVi0
あっちの女の子にも話しかけておこう。阿倍野くんに比べたら幾分まともそうだ。比べるのも失礼な話だけど。
綴「ねぇ、ちょっといい?」
夢見「うえっ!?」
望遠鏡で外を眺めていた女の子はそうして素っ頓狂な声を出す。
夢見「あ、えっと……どうかしましたか?」
六文院「驚かせてすいません。少し話をしたくて」
綴「もしかして、だけど。貴女って希望ヶ峰学園に入学予定だった高校生……だったりしないかしら?」
夢見「そ、そうですけど……どうしてそれを?」
やっぱり……。
綴「実は私達もそうなの」
夢見「えっ!? っていうことは本物の超高校級の生徒!?」
六文院「本物の、とはまた妙な言い回しをしますね」
夢見「あ……あたしはただ偶然入学することになっただけなので」
ってことは……。
綴「もしかして、貴女が抽選枠の一般人なの?」
夢見「結構はっきり言いますね……まあそうなんですけど」
夢見「夢見藍花! 『超高校級の幸運』ってことで入学する予定でした! よろしくお願いします!」
228 :
◆EN4Brd.ncA
[saga]:2017/04/15(土) 22:44:20.86 ID:IxhbQXVio
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :`ヽ、
/ : : :, : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \
,:': : : : :/ : : : :/. : : : : : :j : : : : : .:i : : : : :ヽ
∧: : :.:rく : : : / : : : : : ;.r}:.:/ : : : :j! : : : : : :ヘ
': :ヽ: :,:{ ヾ: :7 : : : : :/'゚ l: {: : : : : l1: :. : : : : 1
∧: : :rー┘ 1:j: : ,ィ: :/ j.:i1 : : : :7 { : j、: : : .:l
j:ヘ: : : >、 i;! :/j-/ー-.!j'1 : : : :' 1 :l V:. : :.:|
1、:ヽ :j: : `^:''T/ /シ |j .{ : : :/ 'ーLj_ l: : : : }
V:、: .:{: : : : : :| '´ l! !: .:/ .|ノ `}ー:i : l
ヾ: :.:ハ: : : : ;.:1r==ェx. 1:/ ' i: /: :j 『超高校級の幸運』
jヘ: :{ !: : : : }.:! ` '゚ ,.、,_ .l:リ : :′ 夢見 藍花
./ iヘヽ: : : .:|V! ´´´ 、 `゙ヾミ j:ノ: :.'
j j ^i:、: : :! ヽ ´´´ /:.: ..:7
l l V{: : l {` 丶 、 イ: : :j:7
{__ l. い: :lヽ. ヽ、 ノ ノ': : :イ:′
└-' _,..ヽV:! 丶、 ,.. '^ /: :/'/
_,..-::‐:'^::.:::ノ `' `7 -‐ '´ /:シ゚ /
. ,.r<:ヽヾ::.::.::.:::.::.:ヘ ./;::丶、_ ,ヅ
/ \ ヾk,ヽ:::.:::.::.::.::、 l:::.:::.:::ヽ、
.゙ ヽ. ヽヘヾ::.:::.::.::ヘ、,_ _,. j:::.::.:::.::::/7:、
j゙ ヽ ヾ::.\:::.:::.::V'´ ゙̄Y::.::.::.::.//:.∧
{ ヘ ト、:xヾ::.:::.::Y' ̄^ト、::: ://:// .i
l 1 l. ヾ::>ヽ::::ヘ O/::ヽ::/r'ノ/ 1
j、 } j \::、ヽ:∨:,rノ:シ'^ r' 1
{ Y _ヽ..-v'V:ィ゙_ | ト
j_,... ... ...,_ 1 r..'^.........`..'Y^.V........\j. '、
{=-====ェ-ミ:::い........ ............j-く.............../ ヽ
229 :
◆EN4Brd.ncA
[saga]:2017/04/15(土) 22:56:01.98 ID:IxhbQXVi0
そうして笑う彼女――夢見さんはすぐに表情を明るいものに変え、話を続けた。
夢見「それで、そっちの名前と肩書きってなんなんですか!?」
綴「す、すごい食いつくわね……」
夢見「あ、すいません。えっと……実は希望ヶ峰学園に入学するのが楽しみだったんです」
夢見「ほら、あたし以外の人は皆すごい才能があってそれで入学することになったんですよね? だから……」
六文院「すっかり有名人扱いですね。まあ、悪い気はしないですけど」
六文院「申し遅れました。私は六文院奉。『超高校級のメイド』です」
綴「綴文佳。『超高校級の記者』よ」
夢見「綴さんに六文院さんですね! わかりました!」
ああ……阿倍野くんが凄い印象的な人だったから、夢見さんを見ると落ち着く……。
↓2
1 その望遠鏡から何か見えた?
2 才能とかで別にかしこまる必要はないからね
3 自由安価
※本日最後
230 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/15(土) 23:00:14.30 ID:HkT9Z3lA0
ksk↑
231 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/15(土) 23:01:32.61 ID:6TKNWO+PO
2
232 :
◆EN4Brd.ncA
[saga]:2017/04/15(土) 23:07:22.01 ID:IxhbQXVi0
終わりです。次回は未定ですが月曜か火曜になるかと。
見取り図ってエクセルで作れましたかね。次回の更新までには作っておきます。
では何かあればどうぞ。弧消スレと合わせて答えられるものには答えていきます。
※コナンとゆゆゆの映画見てきました。面白かったです。
233 :
◆EN4Brd.ncA
[saga]:2017/04/16(日) 01:19:47.63 ID:YXyHeUqwo
見取り図
http://i.imgur.com/bbLAY3R.jpg
http://i.imgur.com/hSTav2u.jpg
AAは
綴→シノン(ソードアートオンライン)
六文院→ノワール(ペルソナ5)
阿倍野→クロウ(ペルソナ5)
夢見→結城友奈(結城友奈は勇者である)
です。
234 :
◆EN4Brd.ncA
[saga]:2017/04/16(日) 11:56:02.69 ID:4/hyt46UO
今日の20時頃に始めます、よろしくお願いします
235 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/16(日) 12:31:40.60 ID:DHsICCvwO
了解
236 :
◆EN4Brd.ncA
[saga]:2017/04/16(日) 20:31:52.19 ID:4/hyt46UO
寝てました、すいません
22時頃改めて再開予定です。今日は短くなりそう
237 :
◆EN4Brd.ncA
[saga]:2017/04/16(日) 22:11:57.55 ID:8jxpD0MM0
綴「才能とかで別にかしこまる必要はないからね?」
綴「同じ学園の新入生同士、気兼ねなく話してくれると嬉しいわ」
今の状況はともかくとして、だけど。
六文院「私には敬語は不要ですので、お願いします」
夢見「あ、はい――じゃなくって、わかったよ」
夢見「でも、それなら六文院さんも敬語じゃなくていいよ?」
綴「六文院さんはメイドだから、敬語がデフォルトみたい」
六文院「そういうことです。敬語を疎かにするようなメイドはありえませんから」
夢見「へー……そういうものなんだ」
綴「まあ、そういうわけだから……」
綴「私達は適当に施設内を回ってるけど、夢見さんはどうする?」
同じ女子同士、行動を共にするのも悪くないと思ってそう提案したけど……彼女は首を縦には振らなかった。
夢見「んー……ごめん。あたしはまだ少しここを調べておくね」
夢見「この望遠鏡使えば外の景色とかも見えるし、何か場所の手がかりとかあれば御の字かなって」
綴「そっか。わかった」
六文院「では失礼します」
クセの無いいい人みたいだし、仲良くなれそうね……。
【info】
・夢見藍花との関係が【知人】になりました
・夢見藍花との絆のカケラを一つ入手しました
・総入手数【3個】
↓2
1 売店
2 休憩所
3 倉庫
4 図書室
5 食堂
6 ロビー
238 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/16(日) 22:13:16.69 ID:Dm01LcI2o
1
239 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/16(日) 22:14:25.90 ID:5+1iuIrDO
4
240 :
◆EN4Brd.ncA
[saga]:2017/04/16(日) 22:28:43.07 ID:8jxpD0MM0
【図書室】
次に私と六文院さんが来たのは図書室だった。
綴「大きい図書室ね……」
六文院「こういう場所にある図書室は結構小さい印象があったんですが……ちょっと意外です」
まだ予測の域を出てはいないけど、この場所が天文台だとすれば六文院さんの言うとおり規模の大きい図書室だ。
綴「へぇ……面白そうな本がたくさんある」
六文院「記者としてはこういう書物には興味があるのですか?」
綴「まあ、一応ね。小説とかよりは自伝とかそういうのが好きだけど……小説とかも嫌いじゃないかな」
そんな大きい図書室にも先客が二人いた。
加賀美「へぇ……たくさんの本がありますね。実に興味深い……」
加賀美「これだけの本を用意するなんて、生半可の努力がないとできないはずだ」
背が高めの男の子。本棚を興味深そうに見ているけど、こういうのが好きな人なのだろうか。
叫本「うわぁ〜……凄い場所です。読書はあまり好きじゃないですけど、こういう場所を見ると興奮するのはどうしてですかね……」
叫本「漫画とかは無いんでしょうか……」
少し離れた場所にいるのは長髪の女の子。彼女は忙しなく視線をあちらこちらに動かし、中を歩き回っている。
……っていうか、あの人ってもしかして……。
↓2
1 本棚に並ぶ本を眺める男
2 図書室内を歩き回る女の子
241 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/16(日) 22:29:32.81 ID:0HttXYrL0
1
242 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/16(日) 22:31:22.45 ID:oQcR1DgN0
2
243 :
◆EN4Brd.ncA
[saga]:2017/04/16(日) 22:43:18.66 ID:8jxpD0MM0
綴「あの人……叫本溶子よね……」
彼女は現役高校生の歌手として注目を浴びている、芸能界はもちろん世間の人達からも注目されている人のはずだ。
その歌唱力は素晴らしいもので、聴く者の全てを魅了するらしい。既に発売されているCDの販売数も凄まじい量だとか。
六文院「叫本、溶子……?」
……当然例外はあるわけで。どれだけ有名な人でもその人のことを知らないという人は存在するんだけど。
綴「あの、ちょっと――」
叫本「はい、どうかしましたか?」
私の声に気付いた叫本さんが振り向き、笑顔を向けてくる。
……うん。やっぱり間違いない。歌手の叫本溶子だわ。
綴「叫本溶子さん……よね? もしかして『超高校級の歌手』って言われて希望ヶ峰学園に入学予定だったりは……」
叫本「ど、どうしてそれを!? まさかストーカーの類いでしょうか!?」
綴「違うわ!?」
芸能人だからそういうのには敏感なのかしら……。
六文院「彼女は記者ですから。有名人の貴女のことは知っていて当然ですよ」
叫本「記者さんでしたか……すいませんでした、失礼なことを言って」
綴「あ、いいや。こっちこそいきなり話しかけてごめんなさい」
すると叫本さんは姿勢を正し、私達に改めて向き直る。
叫本「叫本溶子! 『超高校級の歌手』って言われています! よろしくお願いします!」
244 :
◆EN4Brd.ncA
[saga]:2017/04/16(日) 22:47:14.64 ID:8jxpD0MMo
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\{ | /i
,> , ∨/二ヽ、 ∨ /,
/ / / ∨ \ \. ‖//、
/ /. ∨ \ `l .//.∨
,.'/ / ヘ ∧{./ ∨
// / / ‖i ト、 、 ヘ∧.}、 ∨
//l ' i_ 斗.┤ ├- }. `′、 .∨
,',' .l l .从/ ∨ .八 乂} .リ| : 、 、 ヽ
. l l ! l 斧沁 \/ M芹|/ / .∧ 、 、 .i 『超高校級の歌手』
. l .ト `、 { 弋ツ 弋ツ }/ .l. ヤ 、 、 .l 叫本 溶子
. | l ` `'、 ' リ | .| ヤ 、 、 .l
l y |::.、 i ̄; 丿| .| .| .ヤ 、 .、l
. l .∧ .|::: `:.. ` ´ .ィ.:´:::::| | | ∧ 、 l
. /./.∧ |::::/:} .{:\:::| . / .! i .、 .l
/ , ∧t ´: :( ): :`| ./_ ヽ i 、 l
/ / 、ヽ ': : : :、 , : : |/: /`ヽ ヽ .i .、l
. /./ .i 丶ヽ: : : : v ⌒ y: : : :.// l ヽ.i .l
. //,' l .Yヽ、: : :∨∨: :,:/'Yノ l ヽ| /
/// l ヽ .i ヽ、 ` ‐-‐ ´ ノ i .l | /
i,'./ l .ヽi  ̄ハハ ̄ .i/ l |/
l./ .l \ / ||. ∧ / l 'ヽ
. l/ .l , -‐‐-ヽ, { i } i-‐ ⌒ヽ .l ヽ
. / ,´: : : : : : :! ! 八 !./: : : : : : :ヽ, ヽ
. / ! : .ヤ´ ̄ヤ .! i i !.<厂 `,ヽ./ ヽ
. /. !-∧ ∨. ∨_∨ / ./-‐′ ヽ
. / ∧ ∨ .,' .∧ / ./ ヽ
245 :
◆EN4Brd.ncA
[saga]:2017/04/16(日) 22:57:49.48 ID:8jxpD0MM0
綴「綴文佳。『超高校級の記者』よ」
六文院「六文院奉。『超高校級のメイド』です」
叫本「綴さんと六文院さんですか……」
叫本「まさかメイドさんにまで知られているなんて、わたしもそこまで有名になってましたかぁ」
そうやって本当に嬉しそうに笑う叫本さん。
……さっきの六文院さんの反応は言わない方が吉みたいね……。
叫本「ところで、ここはどこなんですか? わたし、個室みたいなところで目を覚ましたんですけど」
綴「それが……私達も知らないの。同じように個室の中で目を覚まして、この中を調べてるところなんだけど」
六文院「ですが、叫本さんも同じ体験をしてましたか……」
六文院「これはもう、ここには希望ヶ峰学園の新入生が集められていると考えるのが妥当では?」
そうかもしれない。いいや、そう断言してもいいだろう。
叫本「へ?」
まだ現状を把握しきれていない叫本さんが不思議そうに首を傾げる。
不必要なことを言って混乱させるのもアレだから、今は言わない方がいいかもしれないわね……。
↓2
1 ここを調べていて気になる点はあった?
2 目を覚ましてから誰かに会ったりはした?
3 自由安価
246 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/16(日) 22:59:36.00 ID:Dm01LcI2o
1
247 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/16(日) 22:59:56.88 ID:5+1iuIrDO
1
248 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/04/16(日) 23:00:47.77 ID:wOttZiqP0
2
249 :
◆EN4Brd.ncA
[saga]:2017/04/16(日) 23:11:50.29 ID:8jxpD0MM0
綴「ここを調べていて気になる点はあった?」
叫本「気になるところ……ですか」
叫本「難しい本が多いです! 漫画が無いのがちょっと残念ですね!」
そこなんだ……。
叫本「それと、変な本もあって……」
叫本「これなんですけど」
綴「何かしらこれ……」
六文院「降霊術が書かれている本ですね。確かにこんな本があるのは妙というか……」
綴「資料室、じゃなくて図書室だから……っていうわけにもいかないか」
そもそも降霊術の本がどうしてこんなところに……。
叫本「どうしてこんな物があるんでしょうか……」
綴「それはここの責任者に聞かないとわからないけど……」
降霊術の本か。さすがにこういうのは専門外っていうか、詳しくないし……何とも言えないかな。
【info】
・叫本溶子との関係が【知人】になりました
・叫本溶子との絆のカケラを一つ入手しました
・そう入手数【4個】
250 :
◆EN4Brd.ncA
[saga]:2017/04/16(日) 23:28:28.64 ID:8jxpD0MM0
次はあっちの男の子に話しかけてみよう。
綴「ねぇ、ちょっといい?」
加賀美「俺ですか? はい、どうしました?」
本棚を眺めていたその人は視線をこちらに移し、対応をしてくれる。
童顔……とまではいかないけど幼い顔立ちをしている。もう少し小柄だったら年下だと間違えていたかもしれない。
綴「ここの施設を調べながら私達意外の人にも話を聞いてるんだけど……」
綴「貴方も希望ヶ峰学園の新入生だったりする?」
加賀美「そうですけど……」
加賀美「でも、ここに希望ヶ峰学園の生徒が集まっているのはおかしなことでもないでしょう? この施設、どうやら希望ヶ峰学園の管理下にあるみたいですから」
六文院「そうなんですか?」
加賀美「はい。ここにある本の中に希望ヶ峰学園の歴史、というのがあったので」
綴「そんな本が……」
加賀美「まあ、無関係の施設にその本だけを紛れ込ませればいいだけなので鵜呑みにはできないですけどね」
加賀美「それよりも、自己紹介をお望みですよね?」
六文院「話が早いですね」
加賀美「あっちの彼女と話をしているのを見ていましたから」
加賀美「加賀美文吾。『超高校級の翻訳家』です」
251 :
◆EN4Brd.ncA
[saga]:2017/04/16(日) 23:33:00.98 ID:8jxpD0MMo
/: : : : : : : : : : : : : : : : :/: : :/ !: : : : : :∧: : : }: : :}: : }: : : : : : : : :.
/: : : : : : : : : : : : : /: : :/: : :/ |: : : : : ; }\ }: : :|\} : : : : : : : : :.
′ : : : : : : : : : : : : : : : ′: :{ │: : : |/ | ヾ:..:| 丶: }: : : : : : ::.
, : : : : : : : |: : : : : : |: : : | ∨:| ゚。: :..:| ‘。 }:| ___,∨: : : : :|: : i
i: : : : : : : j|: : : : : : |_:_:_:|,,..�-− ト:.:.ハ \斗f}´ リ\: :..:|: : ト、
|: : : : : : : j|: :|: : : :..|八ノ リ \} 〃 .斗=ミ }: : :|: : }
|: |: : : : :.i:i|: :|i: : j|:.| ,.ィ干干う≧=ミ /斤//う 》 {:i:i:i:i!:i:i:′
|: | |: : :|:.i:jト :|i: : j|rヘ〃{/{/ソノ::ノ 込z少′ /:i:i:i:i,ji:i/ 『超高校級の翻訳家』
�vi: :i:|:i:/⌒ヽ:i:i|ハ, ゞこ少= ;i:i:イ:./f/ 加賀美 文吾
. i| ∨:i:i:i{ 〉\:ト /|Y |/
乂八:i:iト 、__ゝ ′ ′
`ヾー\ /
リ`¨¨i 、 、_______ , /
ヾi| \
_jリ 丶 /
/ニハ___ ` ., /
/ニニ∧::い ` −-- ′
/ニニニニヾ:::} /
/ニニニニニ二\ ハ
/{ニニニニニニニニニ\ {ニム
252 :
◆EN4Brd.ncA
[saga]:2017/04/16(日) 23:41:06.32 ID:8jxpD0MM0
加賀美「よろしくお願いします。綴文佳さんに六文院奉さん」
綴「どうして名前を……」
加賀美「同じ希望ヶ峰学園に通う才能の高い人間を調べるのは当然のことです。それは記者である綴さんでなくても当てはまることですから」
加賀美「もっとも、さすがに全員を詳しく調べてはいないので……そこは記者である綴さんには負けるかもしれません」
そうして笑顔を浮かべる加賀美くんは、なんていうか……嫌な感じであった。
六文院「ですが、既にこちらのことを知っているのは助かります。おかげで自己紹介の手間が省けましたから」
加賀美「まあ、そうですけどね。とはいえ現状についての情報はほぼ皆無……俺がさっき言った希望ヶ峰学園に関係がある施設であるかもしれない、ということだけ」
加賀美「鍵が閉められていて入れない場所もあったから、そこについても気になるところではあります」
綴「そんな場所が?」
加賀美「廊下を進んで右に曲がったロビーの先に一つと、個室が並んでいた場所に一つ」
加賀美「どうして封鎖されているのかは知る由もないことですけど」
六文院「なるほど……」
↓2
1 随分と手際がいいわね
2 もしかして調べ始めて結構時間が建っているのかしら?
3 自由安価
253 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/16(日) 23:42:53.38 ID:y+Wayf9T0
2
254 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/16(日) 23:46:36.66 ID:5+1iuIrDO
2
255 :
◆EN4Brd.ncA
[saga]:2017/04/16(日) 23:56:23.26 ID:8jxpD0MM0
綴「もしかして調べ始めて結構時間が経っているのかしら?」
加賀美「一時間くらい前、ですかね。一応ある程度は調べているはずですよ」
加賀美「既に俺以外の人間も何人かは見つけましたしね」
六文院「もしかしてその人達も……」
加賀美「ご察しのとおり、同じ希望ヶ峰学園の新入生でした」
やっぱり……。
綴「そうだったのね。貴方はきちんと現状を調べようとしているみたいで何よりだわ」
綴「さっき観測所で会った人達はちょっと特殊だったから……」
夢見さんはともかくとして、阿倍野くんが……。
加賀美「誰のことを言っているのかは知らないですが……」
加賀美「別にそういう人が居てもおかしい話ではないでしょう。まだ学園側の催しという可能性も残っていますからね」
加賀美「もっとも……悪く言えば拉致監禁されている可能性も捨てきれないですが」
六文院「…………」
加賀美「おっと。証拠も無いのに変なことを言ってしまいましたね。すいません」
拉致監禁……そうよね。そういう見方もある……加賀美くんの言っていることは正しいことよ。
誰が学園側の人間が居れば、助かるんだけど……。
【info】
・加賀美文吾との関係が【知人】になりました
・加賀美文吾との絆のカケラを一つ入手しました
・総入手数【5個】
↓2
1 売店
2 休憩所
3 倉庫
4 食堂
5 ロビー
256 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/16(日) 23:59:08.53 ID:0HttXYrL0
3
257 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/17(月) 00:03:45.65 ID:QFGtsrAH0
2
258 :
◆EN4Brd.ncA
[saga]:2017/04/17(月) 00:15:16.14 ID:p361ftfH0
【休憩所】
綴「ここは……普通の休憩所?」
六文院「みたいですね。こういうところがあるのは利用者としても嬉しいことです」
椅子とテーブルが数個あり、自動販売機も何台かあることからくつろぐだけなら十分そうだけど……。
六文院「とりあえず飲み物を買ってきますね。適当に座って待っていてください」
綴「あ、ありがとう」
……買うって、お金はどうするつもりなんだろう……?
言われるがまま、適当な椅子に座り六文院さんを待つ。
すると別の席に座っている他の人間を二人見つけた。
須崎「あーあ……クソッ、だるいぜ……」
須崎「つーかここどこだよ本当! どうしてこんな場所にオレが居るんだ……!?」
黒髪の、ガラが悪そうな男の子。苛立ち混じりに頭を掻いていることからかなり怒っているのが見て分かる。
安良木「…………」
安良木「…………」
もう一人は男の子の席から少し離れた場所に座っていた。
机に突っ伏しているけど……具合が悪い、とか?
↓2
1 不良のようなガラの悪い男
2 机に突っ伏している女の子
259 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/17(月) 00:15:33.99 ID:DlTwMHPj0
2
260 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/17(月) 00:16:04.13 ID:QFGtsrAH0
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