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雪ノ下「Twitterを始めたのだけれど」
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51 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/10(月) 21:40:33.65 ID:LFqYP2EiO
荒らしはID変えまくってる頭のおかしい一人だけだから気にすんなや
楽しく読んどるで
>>46
居酒屋がまとも……?
52 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/04/10(月) 21:43:19.37 ID:tUZK7RbNO
八幡「進まないでおこう…外に出て何があるかわからないし…誰か来るまで待つか」
八幡「……?」
座って誰か来るのを待っているとプシューと何か吹き出す音が聞こえた。
八幡(なんだ…頭がクラクラする…これ…毒ガスか何かか!?)
八幡(まずい吸いすぎたか…座ってたせいで…ドアに)
倒れそうになるのをこらえなんとかドアにたどり着いたが…鍵がかかっていて開かない。
八幡「あ…ぐぁ…だ、誰か…助け」
八幡(…なんだったんだよ…これ…ぁぁ死ぬのか)
八幡「」
Bad end
53 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/04/10(月) 21:46:37.84 ID:9mo+RkVgO
とあるのクロスが見たいかなぁ…
設定としては八幡は第0位という位置付けで
一方通行すら話にならないほどの能力者で
一人で暗部組織を担っている的な?
原作開始時つまりインデックスが来たところから
ストーリーを始めて欲しいです!
54 :
カマクラ
◆2TFCMwLdkopd
[sage]:2017/04/10(月) 21:52:25.84 ID:zQyXYYkB0
ーーーー教員室ーーー
ガラガラッ
平塚「お、雪ノ下…っと、何だ今日は比企ヶ谷が鍵を返しに来たのか、珍しいな」
八幡「サービス残業はしない主義なんですがね、鍵、ここに置いときますよ」
平塚「君はそもそも主夫希望だろう?…で、何か用があって来たんだろう?」
八幡「話が早くて助かりますよ、先生、この学校の生徒名簿ってありますか?」
平塚「何だ急に、同級生の名前を早く覚えたいとでも言うつもりかね」
55 :
カマクラ
◆2TFCMwLdkopd
[sage]:2017/04/10(月) 21:53:46.47 ID:zQyXYYkB0
八幡「それじゃまるで俺が友達沢山欲しい子みたいじゃないですか、違いますよ、下級生の名簿です」
平塚「そりゃもちろんあるが…何故そんなものが必要なんだ、理由を言え理由を」
八幡「えーと、なんというか込み入った事情があってですね…1日だけ貸してもらえないですか?」
平塚「言えない様な理由なんだな…だったら尚更貸すわけにはいかんよ」
56 :
カマクラ
◆2TFCMwLdkopd
[sage]:2017/04/10(月) 21:55:03.85 ID:zQyXYYkB0
八幡「(クソ…やっぱり駄目か、ここで理由を話したら事が明るみに出ちまって、あっという間にクラスに話が広がってしまう…それだけは避けたい)」
平塚「『貸すわけには』いかんな」
八幡「…?」
平塚「これが一年生の生徒名簿だ、一生徒の君に貸して、学校の外に持ち出させる訳にはいかないが…机の上に置いてある名簿を君が読むのは別に構わんよ」
八幡「……!!先生…」
平塚「幸いな事に、今日ここ(教員室)に残ってるのは私だけだからな、口外はするなよ」
八幡「ありがとうございます、先生」
平塚「なぁに、君が自分から進んで動く時は、誰かを助けようとしてる時だからな。その代わり、1人寂しく残って仕事をする私の話相手になってもらうぞ」
八幡「…お安い御用ですよ(なんだかんだ優しいんだよな、でも1人残って仕事とか悲しすぎる…、早く誰か貰ってあげて!)」
57 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/10(月) 21:57:09.08 ID:LFqYP2EiO
さすが静さん!男、いや、漢だ!
58 :
カマクラ
◆2TFCMwLdkopd
[sage]:2017/04/10(月) 21:58:45.27 ID:zQyXYYkB0
>>50
ご指摘ありがとうございます!!
今の今まで気づかんかった…恥ずかしい…普通に予測変換してました…次から比企谷表記に直します!!
その他誤字脱字があってお見苦しいかもしれませんがどうぞお付き合いください
59 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/04/10(月) 22:13:55.37 ID:7OGwGimcO
そもそもガハマ厨は何でガハマが叩かれてるのかわかってる?
あの事故だって下手したら八幡が死んでてもおかしくないんだけどな。取り返しのつかない一歩手前の行為をやってんのがわなってる?
一年間の間何もせず、依頼は受けるが責任感はまるでなし、一見は優しい様に見えるけど自分に都合のいい時のだけ
その証拠に我が身が大事で文化祭後は八幡の事をみんなと一緒になって笑ってたんだしな
頭が悪いからという理由では済まされない事もやってるから嫌われても文句言えない
60 :
カマクラ
◆2TFCMwLdkopd
[sage]:2017/04/10(月) 22:19:10.27 ID:zQyXYYkB0
PCカタカタ…
平塚「はぁー…終わらん…疲れた…比企谷ぁ〜」
八幡「頑張って下さいよ先生、まだ10分も経ってませんよ…(この名簿の中から、葉山のアカウントと交流がある奴をリストアップしておこう。)」
平塚「もう無理ぃ〜比企谷ぁ〜」
八幡「(っていうか、意外と本名でTwitterやってる奴多いんだな…個人情報ダダ漏れじゃねぇか…ま、俺クラスともなればネット上で自分の情報を晒す様な真似はしないがな…見といて良かった攻殻機動隊、マジスタンドアローンコンプレックスだわ)」
61 :
カマクラ
◆2TFCMwLdkopd
[sage]:2017/04/10(月) 22:35:10.86 ID:zQyXYYkB0
八幡「(よし…取り敢えず本名でTwitterやってる奴は全部リストアップできた)先生、ありがとうございました、これ」
平塚「え?もう帰るのか?まだ30分も経ってないぞ?」
八幡「ええ、もう用事は済んだんで。お仕事の邪魔してすいませんでした」
平塚「本当にもう帰るのか?ほら、お菓子あるぞ比企谷!ジュース…は無いけどお茶もあるし!ゆっくりしていっていいんだぞ!?」
八幡「いえ、大丈夫です。先生もお仕事頑張って下さい(この人どんだけ寂しいんだよ、ホント心が痛むから早く誰か貰ってあげて!)」
ガラガラッ ピシャッ
平塚「比企谷…」ショボーン
平塚「はぁ…今日は帰りに一杯ひっかけて帰るか…」PCカタカタ…
ーーーTwitterーーー
ラブリーしずか「今日も残業だよ〜。゚(゚´ω`゚)゚。歳下のお気に入りの子、先帰っちゃうし〜、こんな日は飲むしかない( ´Д`)y━・~~」
62 :
カマクラ
◆2TFCMwLdkopd
[sage]:2017/04/10(月) 22:56:25.37 ID:zQyXYYkB0
ーーー雪ノ下自宅ーーー
雪ノ下「…だめだわ、このアカウント、写真付きのツイートが無いし。総武高の生徒が成りすましていると決めつけていたけれど…正直判断材料が少な過ぎるわね…」
雪ノ下「あ…比企谷くんにリプライを返すのを忘れていたわ」
ーーーTwitterーーー
ゆきねこ「@エイトマン すみません、急な用事が入っちゃって返信遅れてしまって、また今度お話ししましょうね!(>人<;)」
雪ノ下「もうこんな時間だし…おそらく返信は来ないわね…」
ーーー次の日の朝ーーー
八幡「あの後帰ってから調べてみたけど…特に収穫は無し…ま、昨日リストアップした奴等に聞き込みするしかねーな…」
戸塚「八幡!おはよう!」
八幡「おぉ…戸塚か、おはよう(朝から戸塚と会えるとか今日の俺まじツイてる!何?一緒に登校とかこれもうアレだよね?ね?)」
戸塚「なんか…眠そうだね、八幡」
八幡「あぁ、昨日ちょっとな…」
63 :
カマクラ
◆2TFCMwLdkopd
[sage]:2017/04/10(月) 22:59:59.27 ID:zQyXYYkB0
Twitter上での会話の表記の仕方、見にくくないですかね?できるだけわかりやすい様にしてるんですが…
一応 整理しときますと
雪ノ下→ゆきねこ
八幡→エイトマン
あーしさん→YUMIKO☆
材木座→モザイク☆ガール
平塚先生→ラブリーしずか
です、ちょっと書き溜めるので次レスは遅くなるかもです
64 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/10(月) 23:03:34.08 ID:LFqYP2EiO
わかるよ、大丈夫
65 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/11(火) 00:13:03.57 ID:EZ5DcdGRO
乙です
66 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/11(火) 01:00:53.14 ID:GCrmwc/wo
面白いよ
67 :
カマクラ
◆2TFCMwLdkopd
[sage]:2017/04/11(火) 01:04:49.00 ID:a7CPFq9v0
戸塚「また奉仕部の依頼?僕にも何か手伝える事あったら言ってね」
八幡「おう、今んとこ大丈夫だ(まだなんもわかってねぇんだけどな)」
八幡「あ、そうだ戸塚、お前SNSやってたりするか?」
戸塚「え?僕?一応やってるけど僕個人のアカウントじゃないんだ」
八幡「?、どういう事だ?」
戸塚「共同アカウントって言うのかな…僕とテニス部員達が使えるアカウントなんだ、練習の日程とか呟けば皆がチェックできるし、他校のアカウントに練習試合の申請する時に便利なんだ」
八幡「ほう、そんな使い方があるのか、でもそれなら別にLINEとかでもいいんじゃないか?」
戸塚「連絡事項を伝えるだけならね、他にも練習のメニューを改善した方が良いとか、部員たちの意見を呟いてもらえる様にしてあるんだ、僕に直接言いづらい事でも、共同アカウントなら誰が呟いたかわからないし、こういうやり方もいいかなって」
八幡「なるほどな、匿名性ってのが自分の意見を言いやすくしてるって訳か、でも逆に言えば誹謗中傷を書き込まれた時、誰が書いたかわからなくなるだろ」
戸塚「まぁね…でもテニス部にはそんな人居ないよ。僕がもっとしっかりしてれば部員達も意見を言いやすいんだろうけど、今はこれで精一杯かな、ハハ…」
八幡「色々頑張ってるんだな、お前も」
戸塚「えへへ…八幡も奉仕部の依頼、頑張ってね!僕も手伝える事があるなら協力するから!じゃ、ぼく朝練いくから!」
八幡「おう、頑張れよ(なにこの健気な生き物、ちょっと可愛すぎません?)」
68 :
カマクラ
◆2TFCMwLdkopd
[sage]:2017/04/11(火) 01:24:40.62 ID:a7CPFq9v0
ーーー教室ーーー
ガラガラッ
由比ヶ浜「あっ!ヒッキーやっはろー!」
八幡「お…早いな由比ヶ浜、もう来てたのか(その部族の挨拶みたいなの、昼夜問わず使えるとか中々に万能言語だな)」
由比ヶ浜「ゆきのんももう来てるよ、部室で少し集まろうって、ヒッキー待ってたの」
八幡「おおそうか…って、その雪ノ下の姿が見当たらないんだけど」
雪ノ下「ここよ比企谷くん」
八幡「うおっ、背後からいきなり出てくるなよ。今のはゴルゴ13でもビックリするレべルだぞ」
雪ノ下「?…なにを言っているのかしら、ひょっとしてまだ寝ぼけているの?顔でも洗って来たら低血圧谷くん。いえ、ダメね、洗顔なんかしたら比企谷くんの存在そのものが消えてしまうわ」
八幡「人をバイキン扱いするなよ…れっきとした人だ俺は…朝弱いのは認めるが(朝からキレキレの毒舌なんですけど、普段よりキツイですよ雪ノ下さん)」
雪ノ下「集まってもらった理由はわかるわよね?葉山君のアカウントの件で、話しておきたい事があるの」
八幡「ちょうどいい、俺もその事で話があったんだ」
69 :
カマクラ
◆2TFCMwLdkopd
[sage]:2017/04/11(火) 01:29:48.09 ID:a7CPFq9v0
今日はもう寝ます、明日朝早いので…
朝電車の中でちまちま投下すると思います
一気に読みたいという人には申し訳無いです
話の筋はもう決まってるんですが エピソードの前後や順番とか繋ぎ方を結構悩んだりしちゃうので…
暖かく見守ってもらえればと思ってます
70 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/11(火) 02:32:52.94 ID:2z0fQjCwo
乙です
71 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/11(火) 03:16:05.46 ID:rxqi4MxGo
おつん
72 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/11(火) 07:43:27.12 ID:jWHgA1RsO
乙 見てるよ
73 :
カマクラ
◆2TFCMwLdkopd
[sage]:2017/04/11(火) 07:45:54.28 ID:v635C82aO
ーーーーーーーーー
雪ノ下「ふむ…これが葉山君のアカウントと交流のあった生徒達の名前とクラスね」
由比ヶ浜「ヒッキー凄い!どうやって調べたの?」
八幡「平塚先生に頼んで生徒名簿を見せてもらった。今何が起きてるかはまだ先生には話してないから安心してくれ」
雪ノ下「そうね、事を荒立てない為にも今はその方がいいわ」
八幡「本名でTwitterをやってない奴に関しては、ニックネームから本名が推測できる奴だけをリストアップした、まぁこれは確実なものじゃないからあまりアテにならんと思うが」
雪ノ下「それで充分だわ、このリストに載っている人に関しては昼休みに聞き込みに行きましょう」
由比ヶ浜「私も昨日調べてみたんだけど、ヒッキーみたいに具体的な事はわかんなかった…ごめん…」
八幡「気にする事はねぇよ、三浦の事励ましてやってたんだろ?充分だ、そういう事は俺にはできないからな」
雪ノ下「そうよ由比ヶ浜さん、気に止む事はないわ。比企谷君に人を励ますなんて高度な事はできないもの」
八幡「由比ヶ浜を気遣うついでに俺の事サラッとディスるなよ…」
雪ノ下「とにかく、今やるべき事は決まったわ。昼休みにまた部室に集まって、聞き込みに行きましょう」
74 :
カマクラ
◆2TFCMwLdkopd
[sage]:2017/04/11(火) 08:04:25.68 ID:v635C82aO
八幡「?…雪ノ下、お前からは何か無いのか?話があるって言い出したの、お前だろ」
雪ノ下「!…ええ…そうね、その事だけれどやはり後で話すわ」
八幡「?…そうか、ならいいんだが(雪ノ下が言い淀むなんて珍しいな…)」
由比ヶ浜「あっ、アタシ今日日直だから早めに教室戻るね、また後でねゆきのん、ヒッキーも」
雪ノ下「ええ、また後で」
八幡「……おう、後でな」
雪ノ下「…………」
八幡「…………言ってみろよ」
雪ノ下「あなた…気づいてたの?」
八幡「お前が言い淀むなんて珍しいからな、話を先延ばしにするなんて何か理由があるんだろ」
雪ノ下「………」
八幡「由比ヶ浜に聞かれたくない…事か?」
雪ノ下「何故そう思うのかしら?」
八幡「そう思わない方がおかしいだろ、別に昼休みにできる話ならさっき話しても良いはずだ、情報の共有は早い方がいいからな。部外者が居るならともかく、昼休みもこの3人で集まるんだからわざわざ後で話す理由も無いだろ」
雪ノ下「………」
八幡「聞かれたら困る奴が居るって事だろ、なんだ?それとも俺に聞かれちゃまずい話なのか?」
75 :
カマクラ
◆2TFCMwLdkopd
[sage]:2017/04/11(火) 08:26:53.88 ID:v635C82aO
雪ノ下「…わかったわ、話すわ。あなたの言う通り…由比ヶ浜さんに話していいものかどうか、迷っていたのよ。この写真を見て」
八幡「なんだこれ…葉山達が写ってる、それに雪ノ下に由比ヶ浜、俺も写ってるじゃねぇか。いつの写真だこれ?」
雪ノ下「修学旅行の時の写真よ…あなたも貰ったでしょう?海老名さんが現像して皆に渡していたのだけれど…」
八幡「撮られた記憶ねぇな…(そもそも俺、写真貰ってないんですけど、海老名さん渡し忘れただけだよね?故意じゃないよね?八幡泣いちゃいそう)」
雪ノ下「この写真の葉山君を見て」
八幡「葉山?…別にいつも通りの葉山に見えるぞ(っていうかなんだよこの爽やかスマイルは、俺なんて目半開きになっちゃってるんですけど)」
雪ノ下「例のアカウントのプロフィール画像と見比べて」
八幡「……! 同じだ…!左右反転されて多少加工されてるけど間違いない…」
76 :
カマクラ
◆2TFCMwLdkopd
[sage]:2017/04/11(火) 09:25:40.61 ID:v635C82aO
雪ノ下「私の言いたい事…わかるわよね」
八幡「ああ…この写真は…」
雪ノ下「もちろんこの写真に写っている人にしか渡されていないものよ」
八幡「(だから俺は貰ってないんですけど)犯人はこの写真に写ってる誰かって事か…それで由比ヶ浜に伝えるかどうか迷ってたんだな…」
雪ノ下「ええ…仲間内にこんな事をする人が居ると知ったら由比ヶ浜さんは悲しむでしょう…?」
八幡「雪ノ下、この事は他の誰かに言ったか?」
雪ノ下「言うわけないでしょう、あなたに初めて喋ったのだから」
八幡「愚問だったな、悪い。これは俺たちだけの秘密だ…今のところはな。でも遅かれ早かれ由比ヶ浜には話す事になるぞ…」
雪ノ下「わかっているわ…それでも今は…」
八幡「…とりあえず俺も教室に戻る、また何かわかったら教えてくれ」
77 :
カマクラ
◆2TFCMwLdkopd
[sage]:2017/04/11(火) 10:22:03.88 ID:v635C82aO
ーーー教室ーーー
戸部「やっべ!提出する課題忘れたー無いわ〜。マジ朝からブルーでしょこれ〜」
葉山「ハハッ、戸部、最近サボりすぎなんじゃないのか。そんなんじゃ期末試験ヤバいぞ」
戸部「マジ痛いとこだわ〜それ、この前の試験、俺激ヤバだったっしょー」
由比ヶ浜「戸部っちよりあたしの方がヤバいかも、古典が全然ダメでさ〜、あと英語と数学もダメだったんだよね〜」
三浦「………」
八幡「(葉山達に特に変わった様子は無いな…三浦以外は、由比ヶ浜はいつも通りに振舞ってるし今のところ大丈夫そうだな)」
由比ヶ浜「…!」手フリフリ
八幡「!!…(由比ヶ浜と目が合っちまった、別に手振らなくていいのに…べっ、別にお前のこと見てた訳じゃないんだから勘違いしないでよねっ!)」
海老名「ヒキタニくん」
八幡「うおっ…なんだ、なんか用か?(また背後から声をかけられた…何?最近はアサシン系女子が流行ってるのかしらん)」
海老名「あはは、驚かせちゃったね、はろはろ〜。これ、修学旅行の時の写真。ヒキタニ君にまだ渡してなかったから」
78 :
カマクラ
◆2TFCMwLdkopd
[sage]:2017/04/11(火) 10:44:15.19 ID:v635C82aO
八幡「お、おう…さんきゅ(海老名さん、やっぱり忘れてただけなんですね故意じゃなかったんですねそうなんですよね!その優しさに八幡恋しちゃいそう!)」
八幡「あ、そういえばその…アレだ、SNSとかってやってたりするのか?」
海老名「お、ヒキタニ君から話題を振るなんて珍しいね、楽しくお喋りしちゃう?」
八幡「いやそんなんじゃなくてだな…ただ興味本位で聞いてみただけだ、すまん、忘れてくれ」
海老名「やってるよ、SNS。といっても趣味用のアカウントなんだけどね」
八幡「…!!本当か?」
79 :
カマクラ
◆2TFCMwLdkopd
[sage]:2017/04/11(火) 11:28:38.54 ID:a7CPFq9v0
帰宅しましたー
ご飯食べたらまた再開します
80 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/04/11(火) 12:19:36.08 ID:CnOyveTRO
ガハマと屑山に制裁無いなら書くのやめていいよw
81 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/11(火) 12:36:46.43 ID:h4I4zXApO
乙
続き待ってるでー
82 :
カマクラ
◆2TFCMwLdkopd
[sage]:2017/04/11(火) 12:41:16.08 ID:a7CPFq9v0
海老名「うん、SNSだと同じ趣味の人と繋がりやすいからね〜、朝、昼、晩、タイムラインを見ればそこには、組んず解れつの男子達のイラストがっ!!ぐふふ腐腐腐…///」
八幡「いや、もういい、やっぱり忘れてくれ」
ガラガラッ
平塚「授業を始めるぞー席につけー」
ーーーーーーーーー
八幡「(しかし海老名さんもSNSをやってたんだな…写真の件と例のアカウントに関して何か知ってそうならカマをかけてみるつもりだったが…あの様子だと海老名さんは白…だな、多分」
平塚「ーーであるからしてここの文はー」
八幡「(そうなると容疑者は絞られてくる…写真に写っていたのは、葉山、三浦、戸部、海老名さん、大岡、大和、俺に雪ノ下に由比ヶ浜、それと川崎…)」
83 :
カマクラ
◆2TFCMwLdkopd
[sage]:2017/04/11(火) 12:44:10.91 ID:a7CPFq9v0
平塚「それでは今日はここまで、この前出した課題を回収する、忘れた者は申し出るように」
八幡「(だめだ…検討もつかねぇ、本当にこの中に犯人が居るのか?)」
平塚「比企谷」
八幡「(今はとにかく聞き込みだな…判断材料を集めるのが先だ)」
平塚「比・企・谷」
八幡「えっ?…あぁ、何ですか先生、俺は私語はしてないし居眠りもしてないですよ」
平塚「授業はもう終わりだ…馬鹿者、今日ずっと上の空だったぞ」
八幡「教科書に載ってる偉人の言葉に想いを馳せてたんですよ」
平塚「屁理屈をこねるな…全く、罰として課題のノートを運ぶのを手伝ってくれたまえ」
八幡「へいへい…わかりやしたよ」
84 :
カマクラ
◆2TFCMwLdkopd
[sage]:2017/04/11(火) 15:17:39.57 ID:a7CPFq9v0
一色がこの後登場するんですが
いろは表記の方がわかりやすいですよね
しばしお待ちを
85 :
カマクラ
◆2TFCMwLdkopd
[sage]:2017/04/11(火) 15:54:23.58 ID:a7CPFq9v0
ーーー昼休みーーー
雪ノ下「では一年生の教室に行きましょう」
由比ヶ浜「まずは一組から順番に、だね」
八幡「おう頼んだぞ由比ヶ浜」
由比ヶ浜「あ、あたし!?ヒッキーも行こうよ!」
雪ノ下「そうね…この中だと由比ヶ浜さんが適任だと思うわ、比企谷君に話しかけられた一年生が不快な思いをしてしまうものね」
八幡「言い方は癪だが、まぁそーいう事だ。俺は後ろで見てるから、後方支援ってヤツだな」
由比ヶ浜「でも上級生に話しかけられたら、下級生は誰だって萎縮しちゃうよ…」
いろは「せんぱーい、何でここに居るんですか?ここ、一年生のクラスですよ」
八幡「お、一色、ちょうど良かった。お前ここに名前書いてある奴と面識あるか?」
いろは「何ですかコレ?…まぁ大体の人は面識ありますけどどうしたんです?」
八幡「理由は聞いてくれるな、こいつらを1人ずつ呼び出して欲しいんだ」
いろは「…むー、何で教えてくれないんですかー」
八幡「色々と事情があるんだよ…今度埋め合わせはするから、この通りだ」
いろは「何ですかその彼氏面したもの言いは、ごめんなさい頼られるのは嬉しいですけど無理です」
八幡「誰もそんなつもりで言ってねぇよ…」
いろは「…ま、せんぱいに貸しを作っとくのも悪くないかもですね〜、たっぷり利子つけて返して下さいねー♪」
八幡「(相変わらずあざと可愛いな…こいつ)」
86 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/11(火) 15:56:15.90 ID:z4jieE5gO
八幡といろはだけが名前表記
これはなにかの伏線だ!
87 :
カマクラ
◆2TFCMwLdkopd
[sage]:2017/04/11(火) 17:04:34.92 ID:a7CPFq9v0
ーーーーーーーーーーーー
自販機ピッ ガシャン
八幡「ほら一色、好きな方選べ」
いろは「何ですかコレ、どっちもMAXコーヒーじゃないですか、どうせなら私、紅茶が良かったんですけど」
八幡「ばっかお前、あったか〜いと冷た〜いの二つだぞ」
いろは「結局一緒じゃないですか…じゃあ、あったかい方で…って、甘っ!」
88 :
カマクラ
◆2TFCMwLdkopd
[sage]:2017/04/11(火) 17:06:39.58 ID:a7CPFq9v0
八幡「ところでよ、お前SNSとかやってたりするか?(こいつそういうのに敏感そうだし、あのアカウントの事ももしかしたら知ってるか…?)」
いろは「あー、あたしはそういうのやってないですねー、他の子が何してるかーとか興味ないですから、自分がどこで何してたかなんて別に皆に知って欲しいとも思わないですしね」
八幡「意外とそういう事に関してはサバサバしてるのなお前」
いろは「…なんですかもしかして私のアカウントを監視するつもりだったんですかごめんなさい流石にそれは引きます」
八幡「だからそういうつもりで言ってねぇよ、俺をストーカーかなんかかと勘違いしてねぇか?」
いろは「当たらずとも遠からずって感じですかね、せんぱい年下好きって言ってましたし」
八幡「好きとは言ってねぇよ、別に苦手じゃねぇって言っただけだ。人の発言を勝手に捻じ曲げるなよ、俺が犯罪者になっちまうだろ(冤罪ってこうやって生まれるんですね、それでも八幡はやってない!)」
由比ヶ浜「ヒッキー!、こっち終わったよー」
八幡「おー、わかったわかった今行く(声デケェよ…一年生にジロジロ見られてるんですけど…)」
八幡「じゃあな一色、助かったよ」
いろは「…せんぱい、もしかしてジュース一本で借りを返したつもりでいるんですか?」
八幡「そっ、そんな事ないぞ…この借りはまた今度返すから、そうまた今度」
いろは「あーたーしー、そんな安い女に見られてるんですかぁー?普通に傷つくんですけど」(グスッ…
八幡「…ッ、気を悪くしたんなら謝るよ、悪かった、『近いうち』に返すから、な?」
いろは「はい、『近いうちに』、ですよ?絶対ですからね?ふふっ」(ケロッ
八幡「ぐっ…(やっぱり嘘泣きかよ!あざといんだよいちいち)」
由比ヶ浜「ヒッキーはーやーくー!」
89 :
カマクラ
◆2TFCMwLdkopd
[sage]:2017/04/11(火) 18:35:38.78 ID:a7CPFq9v0
ーーーーーーーーーー
八幡「で、どうだった?何か収穫はあったか?」
由比ヶ浜「それが…」
雪ノ下「葉山君のアカウントに関して聞くと、皆表情を曇らせて、あまり話してはくれなかったの…出掛ける約束をTwitter上で交わしたという子が数人居たわ」
八幡「!?…その子、実際に会ったのか!?、葉山本人だったのか?」
雪ノ下「その子は約束をすっぽかされたそうよ、待ち合わせ場所に彼は来なかったと言っていたわ…」
八幡「…やはり成りすましだな、これで確定した。…でもなんでわざわざそんな事する必要があるんだ?女の子に誘われたならまだしも、自分から会おうなんて…どうやったって成りすましがバレちまう、何のメリットがあってこいつはこんな事してるんだ?」
雪ノ下「わからないわ…他の子も同様、当日になってドタキャン、適当な理由をつけて、会えないと言われたそうよ
由比ヶ浜「隼人くんは絶対にそんな事しないもんね…偽物の仕業だよ!」
八幡「とは言っても、犯人に迫る手がかりは得られてねぇ、次はどこに手をつける?」
ピコン
由比ヶ浜「!?…2人ともこれ見て!」
ーーーTwitterーーー
user name:HAYATO
@山根マリ 今日放課後時間があれば会わない?駅前とかどう?
user name:山根マリ
@HAYATO いいですよ!駅前ですね(^^)v
八幡「これは…」
由比ヶ浜「放課後駅前に偽物が現れるかもしれないってこと…だよね」
雪ノ下「他の子たちの話を聞いた限りだと、犯人が現れる可能性は低いけれど、行ってみるしかなさそうね」
八幡「だな…成りすまししてる奴がのこのこ出てきてくれりゃ御の字だが、もし現れなかったとしてもこの山岸って奴が何か知ってるかもしれん、どっちにせよ行った方がいい」
雪ノ下「放課後直ぐに向かいましょう、終礼が終わったら即座に駅前に向かえるようにしておいて」
由比ヶ浜「わかった!」
八幡「おう」
90 :
カマクラ
◆2TFCMwLdkopd
[sage]:2017/04/11(火) 19:34:23.95 ID:a7CPFq9v0
ーーー放課後駅前ーーー
八幡「あの子が山岸って子か…」
雪ノ下「うちの制服だし…間違いなさそうね」
由比ヶ浜「でも何時に待ち合わせとか言ってなかったよね…」
雪ノ下「おそらく具体的な時間を指定してこないのは、初めから来ないつもりだからよ」
八幡「じゃあどうすんだよ。このまま俺たちまで待ちぼうけくらうってのか…」
雪ノ下「一時間待って来なかったら山岸さんに話しかけてみましょう、それまでは様子見よ」
八幡「こんな寒い中待たされんのも大変だな…」
ピコン
八幡「!!…由比ヶ浜!」
由比ヶ浜「ちょっと待って!確認してみる!」
ーーーTwitterーーー
user name:HAYATO
これから○×モールでぶらぶらする予定!誰か一緒に遊びたい人いる?
八幡「ッ…!!」
雪ノ下「やはり最初から来ないつもりだったのね…!」
由比ヶ浜「どうしよう…あの山岸って子に伝えた方がいいのかな」
雪ノ下「待って!、由比ヶ浜さん、ここから○×モールまで、近いわよね?」
由比ヶ浜「うん、歩いて10分くらいだと思う、…ッ!!もしかして!」
雪ノ下「わざわざ自分の場所がわかるようなツイート…居るかもしれないわ、比企谷くん!」
八幡「わぁってるよ!、俺はそっちを追う!
お前らはあの山岸って子に付いててやってくれ!」ダッダッダッダッ
由比ヶ浜「ヒッキー!!…大丈夫かな…」
雪ノ下「心配はいらないわ、あぁ見えてもその辺の男より数倍もタフなのだから」
ーーーーーーーーー
91 :
カマクラ
◆2TFCMwLdkopd
[sage]:2017/04/11(火) 19:47:49.63 ID:a7CPFq9v0
八幡「ハァッ、はぁ、はぁ…!」
ダッダッダッ
八幡「(クソッ!、普段身体動かしてねぇから足がついてこねぇ!ここから○×モールまで一番近い道順は!? 考えろ、考えるんだ!)」
ダッダッダッ
八幡「ハァ、ハァ…!(モールについたら、俺がすべき事!、犯人は総武高の生徒!、ウチの制服着てる奴片っ端から捕まえるか!?いや、現実的じゃねえ、冷静に考えろ!!あの写真に載ってた奴が犯人の可能性が高いんだ!!あの中で一番怪しい奴…!!)」
ダッダッダッ
八幡「クソッ!!わかんねぇ!(…この道を左に曲がれば近い!)」
ドンッ…
ーーーーーーーーー
92 :
カマクラ
◆2TFCMwLdkopd
[sage]:2017/04/11(火) 20:01:11.50 ID:a7CPFq9v0
ヒキ……クン…
…タニ…クン…大丈夫…?
戸部「ヒキタニくん?ダイジョブ?けっこー勢いよくぶつかっちゃったヤツでしょー今の」
八幡「痛え…お前ッ…戸部か?」
戸部「なーにいってんのヒキタニくん、頭打って混乱してる系?どうみても俺でしょー同じクラスの」
大岡「いきなり走ってくるんだもんな、大丈夫か?ヒキタニくん」
大和「意識ははっきりしてるみたいだな…打撲と擦り傷はあるが…立てるか?」
八幡「大岡に大和まで…?お前らなんでこんな所に…」
戸部「それはこっちのセリフでしょーよ、ほら、ヒキタニくん肩貸すから、ここだと人通り多いし。大和、そこのコンビニで絆創膏と水、買ってきてくんね?」
大和「おっけ、りょーかい!」
ーーーーーーーーー
93 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/11(火) 20:10:48.75 ID:aJbbl7QVo
三馬鹿がいい奴らすぎる…
94 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/11(火) 20:27:24.95 ID:4ijgfgK7O
チェーンメールの時みたいにこの3人のうち誰かが犯人かと思ってたけどなんか珍しく優しいなw
95 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/11(火) 20:45:38.94 ID:vM8cLtLp0
三人とも犯人だと思ってた
96 :
カマクラ
◆2TFCMwLdkopd
[sage]:2017/04/11(火) 20:45:49.08 ID:a7CPFq9v0
八幡「ふぅ…」
戸部「ちっとは落ち着いた?ヒキタニくん」
八幡「あぁ…悪いな迷惑かけちまって」
戸部「なーにいってんの、同じクラスでしょーよ、助け合いの精神?っつーか、そういうのマジ大事でしょー」
大和「軽傷で済んで良かったよ」
大岡「あぁ、一応安静にしといた方がいいと思うけどな」
八幡「いや、大丈夫だ…お前らこそなんでこんな所に居たんだ?」
戸部「今日は部活の大会前最後のオフでさー、こいつらとパーッといこうって話してたワケよ。あっ、パーッとやるっていっても酒とかは飲まないから!そこだけは俺ちゃんとしてっから!」
八幡「サッカー部は全員放課後オフって事か…(…こいつらは関係ないのか…?)」
八幡「…!葉山は?、あいつ今日何処かへ行くとか、そんな感じの事言ってなかったか?」
戸部「えー?隼人くん?…そういえば今日は終礼終わった後直ぐ帰っちゃったんよ、一応誘ったんだけどさ」
八幡「………そうか、悪かったな時間取らせちまって、よっと…」
戸部「ちょっ、ヒキタニくん?まだ座ってた方がよくね?安全第一でしょーよ」
八幡「いや、本当に大丈夫だ、急ぎの用があるんでな、これ、絆創膏と水の金」
戸部「お、おう…」
スタスタスタ…
八幡「(クソッ…こんなんで時間食っちまった、我ながら情けねぇ、とりあえずモールに向かわねぇと…)」
ーーーーーーーーー
97 :
カマクラ
◆2TFCMwLdkopd
[sage]:2017/04/11(火) 21:05:53.03 ID:a7CPFq9v0
ーーーモール前ーーー
八幡「着いたはいいが…総武高の制服着た奴は…見当たらねぇな……ッ!!おい!、ちょっと!」
川崎「!!…なにアンタ…どしたのその傷!?大丈夫?」
八幡「色々あってな…私服だから見逃す所だったぜ…お前、なんでここに居るんだ?」
川崎「は?…いきなり何?こっちのセリフなんだけど。私は塾終わって京華を迎えに行った帰りだよ」
京華「あー!、はーちゃんだ!」
川崎「けーちゃん、トイレ終わったの?ちゃんと手洗った?」
京華「うん!…あれ?なんではーちゃんそんなにボロボロなの?」
八幡「悪の組織と戦った帰りだよ、勇者の勲章ってヤツだ」
京華「あははー!なにそれ、へんなのはーちゃん!」
川崎「こら、けーちゃん」
八幡「いやいいんだ、それより川崎、お前この辺で総武高の制服着た奴、見てないか?」
川崎「私が来たのはついさっきだし、見てないね。」
八幡「そうか…川崎お前、スマホ、持ってるか?」
川崎「さっきから何なの、持ってるけどそれがどうかしたの?」
八幡「すまん、ちょっと貸してくれ」
川崎「ああっ、ちょっと////!」
八幡「(京華と撮ったプリクラが貼ってある…)あれ、電源つかねぇぞこれ」
川崎「昨日の夜充電し忘れただけだから…いつまで人の携帯触ってんの、返してよ!!////」
八幡「そうか…(って事はさっきのツイートをする事はこいつには不可能…まぁ元々疑ってないけどな)」
八幡「すまん、悪かったな引き留めて、じゃ俺はこれで」
川崎「ちょっと、急に話しかけて来たと思ったら何なのよ、あっ、ちょっと!」
八幡「ありがとう川崎!そのコート似合ってるぞ!愛してるぜ!」
ダッダッダッ
川崎「はっ!?////ばっ、バガじゃないのアイツ!こんな人前で」
京華「さーちゃん結婚するの?」
川崎「違うから、けーちゃん…///ほら、行こ」
ーーーーーーーーー
98 :
カマクラ
◆2TFCMwLdkopd
[sage]:2017/04/11(火) 21:08:39.46 ID:a7CPFq9v0
次レスは11時ごろになると思われます、急な野暮用が出来てしまって…申し訳ないです。
できるだけ早く用事済ませますんで、しばしお待ちを
99 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/11(火) 21:14:40.70 ID:RVP2cC5SO
一瞬大岡と大和までサッカー部だと思ってしまった
運動部全体が休みなのかな
100 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/11(火) 21:25:30.78 ID:1EStDXTDO
乙
101 :
カマクラ
◆2TFCMwLdkopd
[sage]:2017/04/11(火) 22:45:46.76 ID:a7CPFq9v0
ーーーーモール前広場ーーーー
由比ヶ浜「ヒッキー!、どうしたのその怪我!?」
雪ノ下「…ッ!大丈夫なの?比企谷君!?」
八幡「あぁ、別に何ともねぇよ。お前らこそこっち向かって来てたんだな…」
由比ヶ浜「山岸さんに話聞いたんだけど…詳しい事は分からなかったの」
雪ノ下「憧れの先輩に誘われて浮かれていたみたいだったわ、彼女。」
由比ヶ浜「それと、この事は誰にも言わないでって…」
雪ノ下「憧れの先輩に誘われたからって、浮かれて誘いに乗った事をクラスの皆は知られたくないって事ね。」
八幡「言い方は悪いがその通りだろうな…、ましてやSNSで出会ってるんだから、もし知られたら周りからはそういう目で見られるだろ」
由比ヶ浜「多分他の子達も同じ気持ちだったんだと思う…だから頑なに話したがらなかったんだよ…」
八幡「心理を突いた上手いやり方だな…狙ってやってるんだとしたら相当悪質だぞ…」
八幡「(これであの写真に写ってた奴から、犯人である確率が低い海老名さん、川崎、戸部、大和、大岡を除外したとして…俺たちも当然除外、となると残るのは葉山と三浦…いやでも三浦はこの件の依頼者だ、犯人である可能性は皆無と言っていい…)」
八幡「(となると残るのは葉山…ダメだ、もう訳がわかんねぇ)俺の方は、それらしい奴は見つけられなかった、すまん」
雪ノ下「振り出しに戻ってしまったわね…」
八幡「とりあえず一旦学校に戻ろう…っ痛ぇ…」
由比ヶ浜「ヒッキーホントに大丈夫?足、腫れてるよ…!」
八幡「さっき挫いちまってたみたいだな…今になって腫れてきやがった」
雪乃「冷え込んで体温が下がったからよ、それに興奮状態だったから痛みの感覚が飛んでたのよ…」
由比ヶ浜「お店入ろうよ!、そしたら座れるし、温まるし!アタシ、薬局で湿布買ってくるよ!」
雪ノ下「頼めるかしら、由比ヶ浜さん、今の比企谷君を1人には出来ないから…」
陽乃「あれー?、雪乃ちゃんじゃなーい、比企谷君に由比ヶ浜ちゃんも、何してんのこんなトコで?…デート?」
雪ノ下「次から次へと…はぁ…」
ーーーーーーーーー
102 :
カマクラ
◆2TFCMwLdkopd
[sage]:2017/04/11(火) 22:48:34.81 ID:a7CPFq9v0
>>99
僕の書き方が悪かったですね、すみません!
大岡と大和はそれぞれラグビー部と野球部ですので、ただ大会の時期はどの部活も重なっているので、戸部のオフに2人が合わせてくれた…という感じで補完しておいてください。すいません
あまり本編の大筋に影響は無いと思いますが
拙い文章で申し訳ないです
103 :
カマクラ
◆2TFCMwLdkopd
[sage]:2017/04/11(火) 22:55:38.03 ID:a7CPFq9v0
ーーーモール内カフェにてーーー
陽乃「ふーん、成りすましねぇ…」
雪乃「姉さんは部外者なのだから、本来話す必要も無かったのだけれど…」
陽乃「カタイこと言わなーい。あーんな面白そうな現場に出くわしちゃったら、何があったか聞くまで帰れないじゃない♪」
雪乃「はぁ…これだからタチが悪いのよ…」
陽乃「まーでも、本人かどうか確証もないのに誘われてホイホイついて行くなんて、その子の自業自得だとおねーさんは思うなぁ」
八幡「…その言い分は確かに正しいかもしれないですけど、こっちも依頼されてやってるんですよ」
104 :
カマクラ
◆2TFCMwLdkopd
[sage]:2017/04/11(火) 23:22:14.31 ID:a7CPFq9v0
陽乃「奉仕部での活動…ね。今回も比企谷君『が』頑張ってるんだね、かっこいいー♪」
雪乃「……姉さん、そろそろ帰って貰えるかしら」
陽乃「なんでぇー?楽しくお喋りしてるだけじゃない」
由比ヶ浜「ひっ、ヒッキーは、いつだって頑張ってくれてますっ!」
八幡「由比ヶ浜…」
陽乃「別に人助けを否定するつもりは無いよー、でもさ、これってホントに助けが必要な事なのかな?」
由比ヶ浜「そんな…他の人に成りすますなんて、絶対ダメだと思いますっ!」
陽乃「ガバマちゃん達が躍起になる事じゃないと思うんだ、お姉さんは。そーいうのは警察に任せるか、教師に言うべきでしょ」
由比ヶ浜「それは…」
陽乃「SNSなんて、架空の人物像をいくらでも作り上げられるもの、それを鵜呑みにしちゃう方にも責任はあるって事よ。それがどんな結果を招いたとしても、信じてしまった側にも責任はあるの」
雪ノ下「…ッ!!被害にあった子の気持ちがわからないの!?」
陽乃「逆に聞くけど、雪乃ちゃんはわかるの?、現実でも人を信じた事のない雪乃ちゃんに。ネット上の文字列を純粋に信じてしまう子の気持ちは…
パリンッ…
由比ヶ浜「ゆ、ゆきのん!」
雪乃「…ッ…、帰って…姉さん…」
店員「お客様、お怪我はありませんでしたか?、すぐに破片を片付けますのでこちらの席へ…」
陽乃「…あーあ、シラけちゃった、つまんないのー…それじゃ、おねーさん、帰るね。」
八幡「…あの、」
陽乃「んー、何?比企谷くん」
八幡「雪ノ下は、奉仕部部長としてよくやってくれてる…と思います。俺たちの事も、その…頼ってくれてるし」
由比ヶ浜「…そっ、そうですよ!アタシゆきのんに助けられてばっかりで…!」
陽乃「…ふーん、それが比企谷君達の言う『信頼』、なんだ?」
八幡「………ッ」
105 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/11(火) 23:28:45.18 ID:z4jieE5gO
シリアスなシーンなはず
なのにガバマちゃんでふいた訴訟
106 :
カマクラ
◆2TFCMwLdkopd
[sage]:2017/04/11(火) 23:29:45.75 ID:a7CPFq9v0
ーその時俺の脳裏に浮かんでいたのは、前に陽乃さんが口にした言葉だったー
「あれは信頼とかじゃないの、もっとひどい何か」
そう言った時の陽乃さんの表情は深く、何処までも仄暗く、救われる事のない人を哀れむような、嘲笑うような笑みを含んでいたのを鮮明に覚えている
今俺の目の前にいるこの人は、同じ目をしている、あの時とーー
107 :
カマクラ
◆2TFCMwLdkopd
[sage]:2017/04/11(火) 23:30:34.99 ID:a7CPFq9v0
打ち間違いですね、ゴメンなさい…
108 :
カマクラ
◆2TFCMwLdkopd
[sage]:2017/04/11(火) 23:32:11.26 ID:a7CPFq9v0
ーーーモール内カフェにてーーー
陽乃「ふーん、成りすましねぇ…」
雪乃「姉さんは部外者なのだから、本来話す必要も無かったのだけれど…」
陽乃「カタイこと言わなーい。あーんな面白そうな現場に出くわしちゃったら、何があったか聞くまでかえれないじゃない♪」
雪乃「はぁ…これだからタチが悪いのよ…」
陽乃「まーでも、本人かどうか確証もないのに誘われてホイホイついて行くなんて、その子の自業自得だとおねーさんは思うなぁ」
八幡「その言い分は確かに正しいかもしれないですけど、こっちも依頼されてやってるんですよ」
陽乃「奉仕部での活動…ね。今回も比企谷君『が』頑張ってるんだね、かっこいいー♪」
雪乃「……姉さん、そろそろ帰って貰えるかしら」
陽乃「なんでぇー?楽しくお喋りしてるだけじゃない」
由比ヶ浜「ひっ、ヒッキーは、いつだって頑張ってくれてますっ!」
八幡「由比ヶ浜…」
陽乃「別に人助けを否定するつもりは無いよー、でもさ、これってホントに助けが必要な事なのかな?」
由比ヶ浜「そんな…他の人に成りすますなんて、絶対ダメだと思いますっ!」
陽乃「ガハマちゃん達が躍起になる事じゃないと思うんだ、お姉さんは。そーいうのは警察に任せるか、教師に言うべきでしょ」
由比ヶ浜「それは…」
陽乃「SNSなんて、架空の人物像をいくらでも作り上げられるもの、それを鵜呑みにしちゃう方にも責任はあるって事よ。それがどんな結果を招いたとしても、信じてしまった側にも責任はあるの」
雪ノ下「…ッ!!被害にあった子の気持ちがわからないの!?」
陽乃「逆に聞くけど、雪乃ちゃんはわかるの?、現実でも人を信じた事のない雪乃ちゃんに。ネット上の文字列を純粋に信じてしまう子の気持ちは…
パリンッ…
由比ヶ浜「ゆ、ゆきのん!」
雪乃「…ッ…、帰って…姉さん…」
店員「お客様、お怪我はありませんでしたか?、すぐに破片を片付けますのでこちらの席へ…」
陽乃「…あーあ、シラけちゃった、つまんないのー…それじゃ、おねーさん、帰るね。」
八幡「…あの、」
陽乃「んー、何?比企谷くん」
八幡「雪ノ下は、奉仕部部長としてよくやってくれてる…と思います。俺たちの事も、その…頼ってくれてるし」
由比ヶ浜「…そっ、そうですよ!アタシゆきのんに助けられてばっかりで…!」
陽乃「…ふーん、それが比企谷君達の言う『信頼』、なんだ?」
八幡「………ッ」
ーその時俺の脳裏に浮かんでいたのは、前に陽乃さんが口にした言葉だったー
「あれは信頼とかじゃないの、もっとひどい何か」
そう言った時の陽乃さんの表情は深く、何処までも仄暗く、救われる事のない人を哀れむような、嘲笑うような笑みを含んでいたのを鮮明に覚えている
今俺の目の前にいるこの人は、同じ目をしている、あの時とーー
109 :
カマクラ
◆2TFCMwLdkopd
[sage]:2017/04/11(火) 23:33:11.09 ID:a7CPFq9v0
一応訂正してあげ直しときました、重ね重ねすみません
110 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/11(火) 23:42:46.33 ID:qiwvMSXi0
山根マリなのか山岸なのか
111 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/11(火) 23:55:59.51 ID:4ijgfgK7O
個人的にだけど訂正箇所だけ訂正すればよくないかな
3人とも山岸さん呼びだから山岸さんでいいよ…
112 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/11(火) 23:58:53.11 ID:jkZj3umko
ガバマンちゃんは酷いww
113 :
カマクラ
◆2TFCMwLdkopd
[sage]:2017/04/11(火) 23:59:33.51 ID:a7CPFq9v0
ーーーーモール前に広場ーーーーー
由比ヶ浜「ゆきのん…」
雪ノ下「大丈夫よ…由比ヶ浜さん、心配しないで」
八幡「……学校、戻るか?」
雪ノ下「……いえ、今日はもう…解散にしましょう…比企谷君も怪我しているし…」
由比ヶ浜「そう…だね、あっ、ゆきのん一緒に…」
雪ノ下「ごめんなさい…由比ヶ浜さん、気持ちは有難いけれど、今日は1人で帰るわ……さよなら…」
八幡「……」
ーーーーーーーーー
由比ヶ浜「…ねぇ、ヒッキー」
八幡「ん、どーした?」
由比ヶ浜「あたし達、ちゃんと友達…だよね?ゆきのんもヒッキーもあたしも、3人とも同じ奉仕部の仲間…だよね?」
八幡「…まぁ、同じ部活で、毎日会ってるしな」
由比ヶ浜「そっ、そうだよね…ごめんね、変な事聞いて。あ、あたしここ右だから、此処まででいいよ」
八幡「おう…そうか。じゃ明日な」
由比ヶ浜「うん…バイバイ」
ーーーーーーーーー
八幡「(上部だけの言葉に意味はない…そんな事は…わかってる。仲間だとか、友達だとか、自分と他者の関係にただ心地よい名前を付けただけ…たとえ偽物であっても、それで安心できるなら…人はそれにすがってしまう)」
駅員アナウンス「一番線、各駅停車〇〇行き、この電車は××駅で、準急にーーー」
八幡「(もし、この関係を表す言葉があるのなら、それを見つけられたのなら…)」
駅員アナウンス「まもなく電車が到着します、危険ですので、白線の内側までーーーー」
八幡「(俺達は…………)」
ーーーーーーーーー
114 :
カマクラ
◆2TFCMwLdkopd
[sage]:2017/04/12(水) 00:00:55.55 ID:Au7fqXsL0
山根マリ→山岸さん でお願いします、僕打ち間違い酷いですね本当に申し訳ないです…
115 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/12(水) 00:05:08.42 ID:MWwH0KINo
電車がプラットフォームに入ってくるタイミングで物思いに耽るのはフラグ臭い…
116 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/12(水) 00:06:56.85 ID:eoA1rsaBO
運転席のガラスに頭から突っ込めばヘーキヘーキ
117 :
カマクラ
◆2TFCMwLdkopd
[sage]:2017/04/12(水) 00:07:22.25 ID:Au7fqXsL0
今日はこの辺で区切りますね、打ち間違いと誤字脱字が多くて、本当に申し訳ない限りです。
一応メモ帳に書いてそれを貼り付けているんですが、誤字、脱字、名前間違いのあるここ数レスは
直で書き込んでるのでチェックが甘かったですね…次レスからはまたメモ帳に書いてチェックしてから投下するようにします…
この後由比ヶ浜の出番がちと多くなるのですが、また変な人達が荒らしに来ても気にせず読んでくれると助かります、僕もなるべく気にしないようにするので
118 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/12(水) 00:11:16.56 ID:MWwH0KINo
乙でした
俺ガイルのまともなSSを書いてくれる人は久しぶりなので心の底から応援しています
119 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/12(水) 00:15:20.58 ID:eoA1rsaBO
変な人達っていうか一人だけだけどな荒らしは
投下速度は気にせず頑張っちくり〜
120 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/12(水) 00:22:01.45 ID:+yAr8+dyo
陽乃さんの言ってることは正論だな
そもそもこんな依頼受ける必要があったとはとても思えないし
121 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/12(水) 00:56:48.82 ID:p4v2ZWv2o
まともなssで投下速度も速いから期待してるやで
122 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/12(水) 01:56:01.79 ID:P/Icwun8O
>>120
馬鹿ヶ浜が経由で厄介事を押し付ける奴らがいるからしょうがいないだろ
本当にガハマと縁を切れば平和なのにな
123 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/12(水) 02:16:07.71 ID:Z8bfbxpvO
>>122
お前も俺ガイルと縁を切れば嫌な思いをしないですむのにわざわざSSまで逐一読んでるよな
124 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/12(水) 02:36:23.87 ID:qxuR/dvjo
警察はまだ早いか?実害ないし。
教師は被害者にも指導が飛ぶし、やはり奉仕部案件でいいんじゃないか
125 :
カマクラ
◆2TFCMwLdkopd
[sage]:2017/04/12(水) 09:33:38.35 ID:iJIriMfzO
ーーー比企谷家ーーー
ガチャッ
小町「あ、お兄ちゃんお帰り。どしたの!?その脚、怪我したの!?」
八幡「体育で転んだんだよ、気にすんな」
小町「何それ…大丈夫なの?小町もうご飯食べちゃったよ。温める?」
八幡「いや、後で食うからラップしといてくれ」
小町「……学校で何かあった?」
八幡「何でもねぇよ、お前も早く寝ろ、じゃあな」
ガチャ
小町「あぁ、ちょっと…お兄ちゃん!
…もう…、絶対何かあったじゃん…」
ーーー八幡自室ーーー
八幡「はぁ…つかれた」
ベッドに寝転がる
八幡「結局それらしい事はわからなかったな…(…陽乃さんの言葉を、雪ノ下は、由比ヶ浜はどう受け取ったのだろうか…)」
八幡「とりあえず明日、葉山本人にそれとなく探りを入れてみるか…このままじゃ手詰まりだしな…」
八幡「(…だめだ、今日は。色々あり過ぎて疲れちまってる…眠い…小町の作ってくれた飯…あとで…)」
八幡「……zzz……」
ーーーーーーー
ーーー翌日の朝ーーー
小町「おにーちゃーん!!遅刻するよー!」
ガバッ
八幡「ヤベッ…あのまま寝ちまってたのか、風呂入ってねぇし、シャワーで済ますか…」
八幡「悪い小町、今日は自転車乗せてやれねぇ、1人で行ってくれ」
小町「はいはい、ホントにだらしないなぁ、お兄ちゃんは…じゃあ行ってくるね。ちゃんと朝ごはん食べてよ……お兄ちゃん」
八幡「あぁ…悪いな。気ぃつけて行けよ」
ーーー風呂場ーーー
ザァーーーーーーーーーーー
八幡「…ッ、まだ痛むな、脚…」
八幡「…でも目は冴えてきた、今日俺がやるべき事は………(もう一度、写真に写ってた奴らに聞き込み…それと葉山へ探りを入れる事。まぁ本命はこっちだが、これで何も出てこなかったら正直お手上げだぞ…)」
八幡「…っと、遅刻しちまう」
ーーーーーーーーー
126 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/12(水) 09:49:45.34 ID:q1ud0Zyho
電池くん雑談スレに来いよ
127 :
カマクラ
◆2TFCMwLdkopd
[sage]:2017/04/12(水) 10:13:54.47 ID:1FQcr56mO
スマホのバッテリー消費抑えるため機内モードにして書いてるので、idコロコロ変わると思いますがご容赦下さい
酉付けてるんで大丈夫だと思いますが一応言っておこうと思いまして
128 :
カマクラ
◆2TFCMwLdkopd
[sage]:2017/04/12(水) 10:44:18.63 ID:1FQcr56mO
由比ヶ浜「ヒッキー!やっはろー!怪我…大丈夫だった?」
八幡「おう、由比ヶ浜。まだ少し痛むけど問題ねぇよ」
由比ヶ浜「そう…良かった。無理…しないでね?」
八幡「……そういや、三浦の方は大丈夫か?」
由比ヶ浜「えっ?優美子?…うん…相当気になってるみたい…話しかけても元気ないし…」
八幡「そうか、その辺の事、正直俺は力になれないから由比ヶ浜、三浦の事気にかけといてやってくれ」
由比ヶ浜「うん…!任せて!…今日ってその…部活…あるのかな…?」
八幡「………普通にあるんじゃねーの、放課後部室行けばわかるだろ」
由比ヶ浜「そう…だよね」
八幡「ほら、俺に合わせて歩いてると遅刻するぞ、早く行け。俺は脚痛いから、重役出勤だ」
由比ヶ浜「お、置いて行けないし!、その…一緒に…行くし…」
八幡「…お、おうそうか…」
ーーー教室ーーー
ガラガラッ
平塚「…比企谷はともかく由比ヶ浜まで遅刻とは珍しいな。早く座りたまえ」
八幡「(…皆にめちゃくちゃ見られてんな、俺と由比ヶ浜が揃って遅刻なんて初めてだし仕方ねぇけど、視線が痛い…)」
129 :
カマクラ
◆2TFCMwLdkopd
[sage]:2017/04/12(水) 12:50:47.62 ID:NQ4ddxhMO
相模「2人仲良く登校とか、怪しーい(クスクス」
八幡「(うぜぇ…)」
由比ヶ浜「いやホント、寝坊しちゃってさ〜あはは…」
八幡「(由比ヶ浜も相手にするなよ…相模みたいなのは無視が一番だ)」
平塚「こら、私語は慎むように。授業再開するぞー」
八幡「(今日の葉山は…特に変わった様子は無い…か。次の授業、体育だったな。探りを入れるならその時か…)」
ーーーーーー
体育教師「おーし、女子はテニス、男子はサッカーをやるからな。女子は先にコートへ移動しておけ。男子は2人一組になってストレッチしておくように、それと戸塚、お前テニス部だったな。悪いが、テニスボール出すの、手伝ってくれ」
戸塚「わかりました」
八幡「おうふ…(出ましたよ、究極のボッチ殺し…2人一組。戸塚居なくなったら俺どうすればいいの、1人でラジオ体操でもしてればいいのかしらん)」
材木座「はちまーん、我と一緒にストレッチするがよい…」
八幡「(しかし、この時間はチャンスだ…。女子はコートの方行ったから。葉山に話しかけている所を由比ヶ浜に見られる心配が無い。俺が葉山の取り巻き達を疑っている事はまだ由比ヶ浜に伏せとく必要があるからな…。)」
葉山「ヒキタニ君、良かったら俺とストレッチやらないか?」
八幡「…珍しいな…お前なら他にいくらでもやる奴居るだろ(そっちから出向いてくれるとは思ってなかったぜ…こいつの方から俺に近づいてくるなんてな…何か理由があると見て間違いねぇ)」
材木座「はちまーん、八幡、ねぇってば!」
葉山「戸部達は先生のボールと用具出しに付き合わされて行っちゃったからさ…いいだろ?」
八幡「ま…別にいーけど(葉山が何企んでるかはわからねぇけど、いいさ、乗ってやるよその誘い。こっちも好都合だ)」
130 :
カマクラ
◆2TFCMwLdkopd
[sage]:2017/04/12(水) 14:24:38.60 ID:NQ4ddxhMO
ーーーーーー
葉山「強く押すよ、ヒキタニ君…身体硬いんだな君」
八幡「ほっとけ…(ぐっ…痛え)」
八幡「お前さ、最近なんだ…その、変わった事ねぇか?」
葉山「急にどうしたんだ?君がそんな事聞くの、珍しいな」
八幡「別にただの世間話だよ、ほら、次は俺が押す番だ…」
葉山「よっと…特に変わった事は無いよ、いつもと同じさ…って、ヒキタニ君ちょっと力強いって」
八幡「痛いぐらいが効くんだよ、ストレッチは」
葉山「君の方こそ、また何かやってるそうじゃないか。奉仕部の活動かい?」
八幡「…まぁそんなとこだ」
131 :
カマクラ
◆2TFCMwLdkopd
[sage]:2017/04/12(水) 16:40:51.62 ID:NQ4ddxhMO
葉山「俺のこと…か?」
八幡「なんでそう思うんだ(こっちの腹がバレてる…とまではかないが、何か勘付いてるな…慎重に言葉を選んだ方がいいか…)」
葉山「別に、俺の思い違いならそれで良いんだ、ただ何となくそんな気がしてさ…この前、優美子が結衣に何か相談してるところを偶然見ちゃったんだ、それで奉仕部にも行ったんじゃないかと思ってね」
八幡「…だったらそりゃお前の思い違いだな、三浦は奉仕部には来てねーよ。三浦、何か悩んでるのか?(やはりこういう所は鋭いなこいつ…だがこの感じだと相談内容までは知らないみたいだな)」
132 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/12(水) 16:42:32.77 ID:dswPg9GlO
>>113
はまちならこういうのはちゃんと総武線にした方がいい
133 :
カマクラ
◆2TFCMwLdkopd
[sage]:2017/04/12(水) 16:42:45.03 ID:NQ4ddxhMO
次レスまでまたちょっと時間空きます、すみません!
皆さんの感想とか貰えて嬉しいです
134 :
カマクラ
◆2TFCMwLdkopd
[sage]:2017/04/12(水) 16:45:41.89 ID:NQ4ddxhMO
>>132
すみません、結構書き飛ばしちゃったりするのでそういう細かいところ気づけなくて…
自分が電車詳しくないのもあるんですが…大目に見て頂ければと…
135 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/12(水) 18:25:55.85 ID:0tFMh0Y3o
おつ!
136 :
カマクラ
◆2TFCMwLdkopd
[sage]:2017/04/12(水) 20:37:18.33 ID:Au7fqXsL0
帰宅しました!飯食ったら再開します!
137 :
カマクラ
◆2TFCMwLdkopd
[sage]:2017/04/12(水) 22:07:49.78 ID:Au7fqXsL0
葉山「心当たりはないけど…優美子が自分から言ってくれるまで待つよ、俺は。もしかしたら話したくない事なのかもしれないし、俺に相談するまでもない些細な事なのかもしれない」
八幡「信頼してるんだな…あいつの事」
葉山「優美子だけじゃないさ、俺はあのグループの皆を信頼してるし、皆だってそう思ってるはずさ」
八幡「………」
葉山「居心地が良いんだ、俺はあの場所が好きだからね。…だから比企谷、俺たちの事について詮索するつもりなら、やめてくれ」
八幡「だから違うって、自意識過剰だぞ?お前…」
葉山「ははっ…そうかもな。ほら、ストレッチは終わりだ。先にグラウンド行ってるよ……相変わらず食えない奴だな、君も」
八幡「……お互い様だろ」
俺がそう言うと、葉山は振り向く事なく、グラウンドへ走って行った
八幡「はぁ…どーしたもんかね。あ、先生、今日やっぱ足が痛むんで見学してていいすか?」
体育教師「なんだズル休みか?…っと、本当に腫れているな…こう言う事はもっと早く言え、向こうのベンチで見学してなさい。なんなら保健室で休んでてもいいぞ?」
八幡「いえ、見学しておきます。そこまでの怪我ではないので…」
138 :
カマクラ
◆2TFCMwLdkopd
[sage]:2017/04/12(水) 22:24:21.15 ID:Au7fqXsL0
ドサッ…
八幡「(ふぅ…疲れたな、つってもストレッチしただけだが)」
材木座「はーちーまーん…」
八幡「うぉっ、材木座居たのかお前。」
材木座「なーんで我と一緒にストレッチしてくれなかったのだー!いつも一緒にやってるではないか!」
八幡「今日は葉山に誘われたんだよ…ってか、何でお前も見学なんだよ」
材木座「愚問だな、八幡よ!本日の体育はサッカー、となればチーム分けの際、誰をどのチームにするか議論が交わされるだろう。我はそんな煩わしい事は御免被る、仮病で休んでやったわ、ハーッハッハ!!」
八幡「要するにチーム分けであぶれるのが嫌だったんだろ…まぁ気持ちはわからんでもないが」
材木座「べっ、別にそうは言っておらん!ただ我はその…何と言うかだな、選別される側が性に合わんと言うだけだ」
八幡「わかったから…それでいいよもう」
材木座「それはそうと八幡!!我が最近執筆中のライトノベルの設定、お前に見せてやろう、傑作になる予定だぞこれは!」
八幡「今の話の流れで何でそうなるんだよ…しかも設定かよ。で?今度は何のパクリだ? 禁○か? 俺○?
それとも今流行りの俺つえー系か? パクるならガガガ文庫から出てるラノベとかにしとけよ、多分クレーム来ないし」
139 :
カマクラ
◆2TFCMwLdkopd
[sage]:2017/04/12(水) 23:30:51.71 ID:Au7fqXsL0
あと数レスで今日のところは区切りたいと思ってます、昨日今日と投稿ペースが落ちてしまってごめんなさい!明後日までは結構予定がギッシリなので、時間があまり取れなくて…明日も今日くらいの投稿ペースになると思います。
金曜日の夜からはまた元のペースに戻ると思うので!また読みに来て下さい!
140 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/12(水) 23:41:13.88 ID:3LmIZmCcO
楽しみに待ってるからペースは気にせず最後まで書いて下さい
141 :
カマクラ
◆2TFCMwLdkopd
[sage]:2017/04/12(水) 23:51:30.13 ID:Au7fqXsL0
材木座「色々とアウトな発言はするでないぞ八幡、それよりこの設定を見てくれ、授業中にスマホに書き連ねたこの渾身の傑作を」
ピコン
八幡「そーいうのは書き上げてから言えよ。材木座、何か通知来てるぞ」
材木座「おっと失礼、我のTwitterアカウントにリプライが来たようだ。何々…今度のオフ会、モザイク☆ガールさんも参加しませんか?…だと…」
八幡「おいちょっと待て!お前、そのアカウント見せてみろ!」
材木座「ああっ、八幡、ダメーッ!」
八幡「このモザイク☆ガールっての…お前か?」
材木座「べっ、別にアレだぞ!?ネカマとかそういう事をしようと思ってたわけじゃないぞ!?ただ、おなごを装った方が、ソシャゲで他の人がアイテムくれたりするし、皆がやさしくしてくれるから、つい…」
八幡「それをネカマって言うんだろうが…はぁ、何か色々残念だわ…」
材木座「八幡?」
八幡「エイトマン…それが俺のTwitterのユーザーネームだ」
材木座「!?なんと!エイトマン氏は八幡だったのか!?これには流石の我も驚いたぞ…どうりで親近感が湧いていたわけだ、ハーッハッハ!やはり我らは強い絆で結ばれているな!八幡!」
八幡「何も面白くねぇよ(え、何、って事は俺ずっとこいつに返信してたの? 一応女の子だと思ってたから返信の文面とか気を使っちゃってた俺がバカみたいじゃねぇか…俺の純情をかえしてホント!!)」
142 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/13(木) 01:19:38.19 ID:ihyKK4/Io
おつん?
143 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/13(木) 02:29:04.75 ID:4UHEH4whO
ビッグダディ「おい皆の衆、映画見に行くぞ」
美奈子「え?いつ?」
ビッグダディ「今から」
美奈子「はぁ?」
男ナレ『突然映画を見に行くと言い出した父清志』
男ナレ『この何気ない気まぐれが一家に危機を招くことに』
144 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/13(木) 02:30:01.92 ID:4UHEH4whO
美奈子「なんで急にそんなこと言いだすのよ」
美奈子「前もって私に相談してくれたっていいじゃん」
ビッグダディ「しょうがねえだろ安価で決めたんだから」
美奈子「何よ安価安価って、全然安価じゃないじゃない」
ビッグダディ「何言ってるんだお前は、安価の意味も知らずに」
男ナレ『いくら安価とはいえ、林下家にとって家族総出の映画はかなりの出費』
男ナレ『ここは人里離れた奄美大島。映画館のある街へ行くには交通費だってかかる』
145 :
カマクラ
◆2TFCMwLdkopd
[sage]:2017/04/13(木) 09:03:29.54 ID:tOBjDrPTO
八幡「お前がオフ会なんかに行こうとしてる事にも驚きだよ…、ネット上では友達多いんだな、お前」
材木座「その言い方は少し癪だが、こう見えても我はラノベ作家志望なのだぞ?女の子の気持ちになりきれば造作もない事よ。それにネットだとお互いの顔とか見えないし…しかしそのせいか、つい冗舌になってしまうのだ」
八幡「典型的なネット弁慶じゃねぇか…側からみればキモいぞ、それ」
材木座「ぐぬっ…そっ、そんな事ないもん!なりきりアカウントとか自称公式アカウントとか言ってる奴らの方がキモいし、イタイもん!」
八幡「あーもうわかったわかった。どっちもキモいよ」
材木座「だーかーらー違うのだ…って八幡?何処に行くのだ?」
八幡「保健室だよ、足が痛むから湿布もらいに行く。(今のコイツと話すのはめんどくせぇし)」
材木座「あっ、じゃあ我も一緒に付いて行…待ってよはちまーん!」
146 :
カマクラ
◆2TFCMwLdkopd
[sage]:2017/04/13(木) 09:04:42.79 ID:tOBjDrPTO
すみません寝落ちしてました(-。-;
今日も書いていきます、よろしくお願いします
147 :
カマクラ
◆2TFCMwLdkopd
[sage]:2017/04/13(木) 12:43:14.69 ID:tOBjDrPTO
ーーー保健室ーーー
ガラガラッ
八幡「すんません、湿布もらいに来ました」
八幡「………誰も居ねぇ…その辺の棚に入ってるヤツ、勝手に使うか」
シャーッ(カーテンの開く音
雪ノ下「保健室の先生なら用事で少し席を外しているそうよ…って、比企谷君だったのね」
八幡「雪ノ下…?お前なんで保健室で寝てるんだ?具合でも悪いのか」
雪ノ下「朝から少し気分が優れなくて…私のクラスもこの時間は体育だから…」
八幡「そうか…悪いな、起こしちまったみたいで」
雪ノ下「気にしないで、横になっていただけだもの。比企谷君、まだ昨日の怪我…痛むのね。あ、湿布は右の棚よ」
八幡「サンキュー、…よいしょっと」
148 :
カマクラ
◆2TFCMwLdkopd
[sage]:2017/04/13(木) 17:07:44.67 ID:tOBjDrPTO
雪ノ下「昨日はその…ごめんなさい、色々と」
八幡「何で謝ってんだよ、俺も怪我してたし、引き上げるのがベストだっただろ…っと、サロンパスあった。これ使うか」
雪ノ下「それで…昨日聞きそびれてしまったけれど。大方の目星は付いたのかしら」
八幡「あぁ、とりあえずモール付近に居たのは、戸部、大岡、大和、それと川崎だ」
雪ノ下「川崎さんが犯人とは考えにくいのだけれど…となると戸部君、大岡君、大和君の中の誰かという事になるのかしら」
八幡「いや、そいつらは3人一緒に居たんだ、川崎に至っては塾帰りでスマホのバッテリーも切れてた」
雪ノ下「三浦さんは依頼者なのだから、犯人ではないし、私と由比ヶ浜さんを抜くと…残るのは比企谷君と葉山君という事になるわね」
八幡「何でナチュラルに俺が容疑者候補に入ってるんですかね…」
雪ノ下「ふふっ…冗談よ。となると残るのは葉山君ね…」
149 :
カマクラ
◆2TFCMwLdkopd
[sage]:2017/04/13(木) 17:19:29.22 ID:tOBjDrPTO
八幡「それなんだが、さっき葉山にそれとなく探りを入れてみたんだ…アイツ、三浦が奉仕部に来てる事、おそらく気づいてる」
雪ノ下「…!?それは本当なの!?」
八幡「断言は出来ない…葉山は三浦が由比ヶ浜に何か相談している所を見たと言っていた…相談内容までは知らない様だったけどな。でも三浦の悩みに自分が関係しているんじゃないかとは言っていた…」
雪ノ下「……彼は他に何か言っていたの?」
八幡「それが上手くはぐらかされちまった…」
150 :
カマクラ
◆2TFCMwLdkopd
[sage]:2017/04/13(木) 20:00:17.36 ID:pG9wLxhs0
帰宅しました!すみません今日更新できてなくて…
飯食ったらまた再開します!昼間投稿出来なかった分多めに投下できる様に頑張ります
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