キャプテン・ジャパリパーク/ザ・ファースト・フレンズ

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1 : ◆OkGLdYfsBBNX [saga]:2017/04/10(月) 10:58:55.58 ID:xrNMGnV2O
かばんちゃんをキャプテンアメリカに差し替えてみた。

キャラクターとしては映画基準だけど所々に無理矢理MARVELキャラをねじ込んでるから人間関係とかは映画と全然違うのであしからず

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1491789535
2 : ◆OkGLdYfsBBNX [saga]:2017/04/10(月) 11:03:20.09 ID:u+0sdYndO
第1話:さばんなちほー

???「すまない君!怪我は無いか!?」

サーバル「へーきへーき!あなた狩りごっこすっごく強いんだね!捕まえたと思ったのに気付いたら私が地面に倒れてたのびっくりしたよー!」

???「急に飛びかかって来るからてっきり僕を食べようとしているのかと…」

サーバル「食べられないよぉ!!」
3 : ◆OkGLdYfsBBNX [saga]:2017/04/10(月) 11:04:11.88 ID:u+0sdYndO
サーバル「ねぇそれより今の私を『ぐるんっ!』って投げたのどーやったの!」

???「解らない…体が勝手に……君はここの人かな?ここはいったい何処なんだ?」

サーバル「ここはジャパリパークだよ!私はサーバル!この辺は私の縄張りなの!」

???「サーバル…さん…?
その耳と尻尾はなんだい?」

サーバル「そんなに珍しい?あなたこそ尻尾と耳のないフレンズ?珍しーね!」

???「フレンズ…?」
4 : ◆OkGLdYfsBBNX [saga]:2017/04/10(月) 11:05:01.05 ID:u+0sdYndO
サーバル「何処から来たの?縄張りは?」

???「解らない…何も覚えてないんだ…気づいたらここにいて…」

サーバル「あ!昨日のサンドスターで生まれた子かな!?」

???「"サンドスター"?」

サーバル「そしてぇ、なんのフレンズか調べるには…鳥の子ならここに羽根!…は、ない…フードがあればヘビの子ー!…でもない……あーれー?」
5 : ◆OkGLdYfsBBNX [saga]:2017/04/10(月) 11:06:10.45 ID:u+0sdYndO
サーバル「うーん…あっ!その背負ってるのもしかして甲羅じゃない!?じゃあきっと亀のフレンズだよ!」

???「え?これかい?取り外せるみたいだし甲羅じゃないかな、
随分派手な模様だけどこれは…『盾』…かな?」

サーバル「たて…?たて…!たて!たて!!」

???「判りそうかい?」

サーバル「解んないや!」

???「そうか、参ったな」

サーバル「これは図書館に行かなきゃ解んないかも…」

???「図書館?」

サーバル「そう!わかんない時は図書館で教えてもらうんだ!」

???「そこに行けば僕の事が判るかな?
ありがとうサーバルさん、その図書館は何処にあるんだい?」

サーバル「途中まで案内するよ!行こ行こ!」

???「すまない助かるよ」
6 : ◆OkGLdYfsBBNX [saga]:2017/04/10(月) 11:07:44.08 ID:u+0sdYndO
サーバル「あれ?でもそれまでなんて呼べば良いのかな…『たて』ちゃんで!どう?」

???→たて「わかった僕は『たて』だ、よろしくサーバルさん」

サーバル「ガーイド♪ガーイド♪サーバンーナガーイドー♪」
7 : ◆OkGLdYfsBBNX [saga]:2017/04/10(月) 11:09:24.45 ID:u+0sdYndO


たて「…ここを降りるのかい?」

サーバル「うん!私が先に降りるから見ててね!えいっ、えいっ、えいっ…!」

とん、とん、とん、

サーバル「ほらたてちゃんも早く早くー!」

たて「はっ!」バッ!(飛び降りる)

ズシャアアァァ!!(スーパーヒーロー着地)

サーバル「すっごーいひとっ跳びー!ジャンプが得意なけものなのかな!?」

たて「そうなのかな?」

サーバル「フレンズによって得意な事違うんだけど、私とお揃いだね!」

たて「ははっ、それはちょっと嬉しいかな」
8 : ◆OkGLdYfsBBNX [saga]:2017/04/10(月) 11:10:33.02 ID:u+0sdYndO
セルリアン「ーーーーーー」

たて「ん?サーバルさん、この子もフレンズかい?」

サーバル「それはセルリアンだよ!逃げて!」

たて「…いや戦おう、自分に何ができるのか知っておきたい」

セルリアン「うそだろ。」

サーバル「危ないよぉ!!」
9 : ◆OkGLdYfsBBNX [saga]:2017/04/10(月) 11:12:10.93 ID:u+0sdYndO
セルリアン「ーー!!ーー!!」

たて「ふっ!はっ!!遅い!」

ガィン!!ガィン!!ガイィン!!

サーバル「すっごーい…セルリアンの攻撃を簡単に捌いてる…
…それよりたてちゃん!セルリアンをやっつけるには石を狙うんだよ!!」

たて「石…あったこれかっ!」

ガスン!!(シールドで石を砕く)

セルリアン「ーーーーーー!!!!」バシュゥン!(死亡)
10 : ◆OkGLdYfsBBNX [saga]:2017/04/10(月) 11:13:29.70 ID:u+0sdYndO
たてちゃん「…こんなものかな、あれくらいなら何匹いても敵じゃなさそうだ」

サーバル「ほぇー…すっごーい!本当に強いんだねたてちゃん!でももっと大きいのもいるから気をつけてね!」

たて「ああ、忠告ありがとう」

サーバル「たてちゃん得意な事いっぱいあるからなんの動物かきっとすぐに判るよ!」
11 : ◆OkGLdYfsBBNX [saga]:2017/04/10(月) 11:14:57.62 ID:u+0sdYndO
【きゃぷてん・あめりか】

キャップはですね、第二次世界大戦中アメリカの超人兵士計画によって生み出された超人兵士(スーパー・ソルジャー)でして

超人兵士血清の効果で高い知性と強靭な肉体を持っています

あとマーシャルアーツの達人でもありまして、他にも1マイルを1分以下で走れる、とも言われていますし

……防御力ぅ…ですかねぇ

ヴィブラニウムを使った合金のシールドを使いこなしているので
自分より強い相手でも1、2体まとめて余裕で、倒してくれます(信頼)
12 : ◆OkGLdYfsBBNX [saga]:2017/04/10(月) 11:16:34.73 ID:u+0sdYndO
木陰

サーバル「ここでちょっときゅーけー!暑い時間はあんまり動かない方が…って、たてちゃんは全然平気そうだね!」

たて「これくらいなら平気みたいだ、サーバルさんの体力が回復したら出発しよう」

サーバル「すごーい、くっきょー!私に合わせてくれてありがとうたてちゃん!」
13 : ◆OkGLdYfsBBNX [saga]:2017/04/10(月) 11:19:29.15 ID:u+0sdYndO
木登り

サーバル「…そうだ!木登りしてみようよ!
木登りが出来ると逃げたり隠れたりする時に便利だよ!」

たて「木登りか…」

サーバル「私がお手本にやってみせるね!
みゃぁーみゃみゃみゃみゃみゃみゃ!!……ね?簡単でしょ?」

たて「そう言われても僕は君のような爪はないから同じようには……そうだ、この盾を使って…!」
14 : ◆OkGLdYfsBBNX [saga]:2017/04/10(月) 11:20:39.73 ID:u+0sdYndO
たて「ふっ!」ブォン!!(盾を投げる)

ザクッ!!(盾が木に刺さる)

たて「たぁっ!!」バッ!!(ジャンプする)

ガィン!!(刺さった盾を踏み台にして飛び上がりつつ盾を回収する無重力アクション)

たて「はっ!!」シュタッ!(木の上のいい位置に着地する)

サーバル「……わぁー………」

たて「どうかなサーバルさん?」

サーバル「すっごく器用なジャンプー!今のどうやったのー!?私今初めてジャンプで『負けたー』って思ったかも!!」

たて「はははっ!」
15 : ◆OkGLdYfsBBNX [saga]:2017/04/10(月) 11:22:14.26 ID:u+0sdYndO
水場

サーバル「水だー!」

たて「これは美味い!」

サーバル「うん!」

ザバァッ!!

???「だーれー?」

たて「敵か!!下がるんだサーバルさん!」

サーバル「あ、カバ!だいじょーぶたてちゃん、友達だよ!」

たてちゃん「早とちりか…すまない」

???→カバ「構いませんわー
それにしても珍しいわねサーバル、ここまで遊びに来るなんて」

サーバル「今日はゲートまで行くんだ!」
16 : ◆OkGLdYfsBBNX [saga]:2017/04/10(月) 11:23:21.25 ID:u+0sdYndO
カバ「今日はセルリアンが多いからあまり出歩かない方がよろしくてよ?」

サーバル「セルリアンが出ても私がやっつけちゃうよ!」

カバ「サーバルがですの?心配ですわー」

サーバル「だいじょーぶだよさっきも余裕でやっつけたもん!たてちゃんが!」

カバ「あらそちらの方が?たて…?聞いたことない動物ですわね」

サーバル「名前はさっきつけたの!この子がなんの動物か判ったりしない?」
17 : ◆OkGLdYfsBBNX [saga]:2017/04/10(月) 11:25:40.49 ID:u+0sdYndO
カバ「んー…あなた泳げまして?」

たて「得意という程でもないけど、別に苦手ではないかな」

カバ「空は飛べまして?」

サーバル「飛んだんじゃなくてジャンプだったけど、たてちゃんさっきすっごいジャンプしてね!私『負けたー!』って思っちゃった!」

カバ「サーバルがですのッッ!?!?!?!?」
18 : ◆OkGLdYfsBBNX [saga]:2017/04/10(月) 11:27:05.18 ID:u+0sdYndO
カバ「……こほん、足は速いのかしら?」

たて「速いのかな?」

サーバル「たてちゃんすっごく速いよ!狩ごっこの時普通に走ってたら全然追いつける気しなかったもん!」

カバ「サーバルがですのっっ!!!???」

サーバル「それに全然バテないんだよ!!反則だよもー!」

たて「…だそうだ」

カバ「……あなたなんでもできるのね…」

サーバル「でしょー?たてちゃんはすっごいんだよ!」

カバ「なんでサーバルが得意げなのですの……?」
19 : ◆OkGLdYfsBBNX [saga]:2017/04/10(月) 11:27:45.53 ID:u+0sdYndO
カバ「ジャパリパークの掟は自分の力で生きる事ですけど…あなたは大丈夫そうですわね」

たて「それは心強い事を聞いた」

サーバル「じゃあ私たちもう行くね!」

カバ「あ、セルリアンと会ったら基本逃げるんですのよ?どーしても戦う時は(略」
20 : ◆OkGLdYfsBBNX [saga]:2017/04/10(月) 11:29:03.52 ID:u+0sdYndO
ゲート

サーバル「もうちょっとでさばんなちほーの出口が見えてくるよ!」

たて「地図があるね、さばんなちほーはどの辺りかな」

サーバル「なにそれ何処にあったのー!?」

たて「ここに入っていたけど…」

サーバル「えー!全然気づかなかったどーやって出したの!?」


<キャー!!


サーバル「!!」

たて「どうしたサーバルさん?」

サーバル「誰かの悲鳴!ゲートの方だよ!!」
21 : ◆OkGLdYfsBBNX [saga]:2017/04/10(月) 11:29:45.75 ID:u+0sdYndO
大セルリアン「ーーーーーー」

たて「でかいな…あれもセルリアンか?」

サーバル「さっきの悲鳴…誰か食べられちゃってるかも!助けなきゃ!!」バッ!

たて「待て!迂闊に飛び込むのは危険だサーバルさん!!」
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/10(月) 11:30:01.84 ID:GFklh9JYO
もしかしてキャップ女体化しとるんか(困惑)
筋肉モリモリマッチョマンの変態のままでもアレだが筋肉モリモリマッチョガールのフレンズというのもこう
23 : ◆OkGLdYfsBBNX [saga]:2017/04/10(月) 11:31:49.32 ID:u+0sdYndO
サーバル「!!このセルリアン石がないよ!!どこ!?」

大セルリアン「ーーーー!!!!」ブォン!!(攻撃)

サーバル「うわぁ!?」

たて「はっ!!」ガイィン!!(盾ガード)

サーバル「あ…ありがとうたてちゃん!守ってくれたんだね!」

たて「ああ、しかし守っているだけでは倒せない…!」
24 : ◆OkGLdYfsBBNX [saga]:2017/04/10(月) 11:35:40.68 ID:u+0sdYndO
サーバル「でもこのセルリアン石がないんだよ!なんでー!?どうしようたてちゃん!?」

たて「いや、あいつが君を攻撃した時に一瞬背中が見えたんだが、石はそこにあるみたいだった」

サーバル「じゃあ周りこまなきゃ倒せないって事ー!?こんなに大きいのにどうしよー!?」

たて「任せて、上手くいくか解らないけど…ふんっ!!」ブォン!!!!

サーバル「たてちゃん何処に盾投げてるのー!?セルリアンはそっちじゃないよー!!」
25 : ◆OkGLdYfsBBNX [saga]:2017/04/10(月) 11:37:47.13 ID:u+0sdYndO
ガイィン!!バゴォン!!!!

大セルリアン「ーーーーーーー!?!?!?!?」バシュウウウゥゥゥン…(消滅)

サーバル「……え?今のなに!?なにやったのたてちゃん!?」

たて「この盾をゲートの柱に跳ね返ってセルリアンの背中の石に当たるように投げたんだ、上手くいって良かったよ」

サーバル「すっごーい!!ねぇなんでそんな事出来るの!?ねぇねぇねぇ!?」

たて「さぁなんでだろう…これが僕の正体に関係があるのかもしれないな」

カバ(瞬殺……出る幕無かったですわ…あの方強過ぎません事…?ひょっとしてセルリアンハンターよりも…)
26 : ◆OkGLdYfsBBNX [saga]:2017/04/10(月) 11:39:08.51 ID:u+0sdYndO
見送り

サーバル「じゃあ気をつけてね、たてちゃんなら大事だと思うけど…じゃんぐるちほーでも『図書館に行きたい』って言えばフレンズの子が助けてくれるはずだから!」

たて「ありがとう、サーバルさんが助けてくれなかったら僕はここまでだって来れなかったよ」

サーバル「助けてもらったのは私だよ!じゃあなんの動物か判ったら教えてね!それと今度会った時は『サーバルちゃん』って呼んでね!もうお友達だから!」

たて「『サーバルちゃん』…か、ちょっと照れ臭いな、『サーバル』でもいいかい?」

サーバル「じゃあそれで!またねたてちゃん!」

たて「ああ、もう行くよ」
27 : ◆OkGLdYfsBBNX [saga]:2017/04/10(月) 11:40:13.14 ID:u+0sdYndO
じゃんぐるちほー入り口

たて「………………」

ガサッ!

たて「敵か!?」

ぐるん!ドサァッ!!

サーバル「うぎゃーっ!また投げられたー!!」どてーん!

たて「サーバルさん!?なんでここに!?やっぱり僕を食べる気で…!?」

サーバル「食べられないよぉ!!」
28 : ◆OkGLdYfsBBNX [saga]:2017/04/10(月) 11:40:58.17 ID:u+0sdYndO
たて「でも本当になんで…」

サーバル「やっぱり気になるからもうちょっと着いていこうかなーって!
それよりも約束でしょ、次会った時だから『サーバル』って呼んで?」

たて「さっき別れたばっかりだよ」

サーバル「ちゃんと一回別れたから良いの!」

たて「ははは…」

サーバル「ホラ、行こ行こ!」
29 : ◆OkGLdYfsBBNX [saga]:2017/04/10(月) 11:42:31.24 ID:u+0sdYndO


サーバル「ねぇ明日何処通って行こうか?じゃんぐるちほーって大きい川があるらしいよ!楽しみだなー!」

たて「元気だねサーバル」

サーバル「私夜行性だから!私ちょっと探検してくるね!」

たて「あまり危ない所には行っちゃダメだよ」

サーバル「大丈夫!夜行性だから!」

???《キュピーン》
30 : ◆OkGLdYfsBBNX [saga]:2017/04/10(月) 11:43:30.52 ID:u+0sdYndO
ガサガサガサッ!

たて「!!サーバル!後ろ!!」

サーバル「え……?」

???『………』

サーバル「……ボス!」

たて「……敵じゃないのか?」

サーバル「大丈夫知り合いだよ!ボス、この子なんの動物か解らないんだって!住んでる所まで一緒に案内…」

とてとてとて…

???→ボス『…………』

たて「………?」
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