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貴方「奴隷たちに救済を」【安価スレ】【2スレ目】
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811 :
◆rOVqyGu.Qw
[saga]:2018/02/14(水) 23:31:53.78 ID:WyrqQR7S0
急に仕事が入ったので、本日の更新は無理そうです。報告が遅れて申し訳ありませんでした。
812 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/15(木) 00:10:56.41 ID:TWbQqhbDO
報告乙です
813 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/03/06(火) 18:51:49.74 ID:E1kq9pII0
更新待ってます
814 :
◆rOVqyGu.Qw
[saga]:2018/03/12(月) 00:17:16.20 ID:zD0lL5Yk0
上手く予定が取れたので、本日の昼頃から更新を開始します。
それに伴い今まで安価で設定、若しくはこちらで設定していた所謂モブキャラを、募集したいと思います。
絶対に出せる、と言い切ることは出来ませんが、気軽に案を出していただけたらありがたいです。
下に書いてあるものを使っても構いません。戦闘力はそのレスのコンマで決まります。
【Name(名前)】
【Gender(性別)】
【Race(種族)】
【Age(年齢)】
【Job(職業)】
【Career(来歴)】…そのキャラクターがどういうものか、どんな経験をしてきたのか、等々自由にどうぞ。
815 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/03/12(月) 03:40:18.48 ID:vVk7HgBe0
【Name(名前)】 シンスゴ
【Gender(性別)】 女
【Race(種族)】 朝鮮人
【Age(年齢)】 59
【Job(職業)】 左翼活動家
【Career(来歴)】気違い言動多し
816 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/03/12(月) 10:37:23.92 ID:+X2Azk6k0
【Name(名前)】 ラム
【Gender(性別)】 女
【Race(種族)】 兎人
【Age(年齢)】 25
【Job(職業)】 傭兵
【Career(来歴)】 元々強い聴覚を武器にした狩人だったが、弓術の腕を買われて傭兵に雇われる
817 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2018/03/12(月) 16:02:15.07 ID:fRhvSv4KO
【Name(名前)】ミレイナ
【Gender(性別)】女
【Race(種族)】エルフ
【Age(年齢)】500(人間換算20)
【Job(職業)】狩人
【Career(来歴)】とあるエルフの集落が存在する森を外敵・侵入者から守る自警団の一員
自然を不必要に破壊するものには敵対的だが、そうでない者には基本的に友好的
ちょろい
818 :
◆rOVqyGu.Qw
[saga]:2018/03/12(月) 21:46:33.74 ID:9uNVhgLi0
気が付いたらこんな時間になっていました…。布団に入って寝てからの記憶が無い…。
とにかく、更新を再開します。時間通りに始められなくて大変申し訳ございません。
819 :
◆rOVqyGu.Qw
[saga]:2018/03/12(月) 21:47:43.17 ID:9uNVhgLi0
天界の片隅、談話室に天使たちが集う。
「で、セフィ。急に呼び出して何があった?」
「ラフィール、それを今から話すのだから。黙りなさい」
「チッ、私だって暇人じゃない。エクシアとは違うんだ」
「ハァ。僕だって忙しいのに。それよりセフィ、身体は大丈夫?」
青い翼を生やすラフィールと、機械のような翼を持つエクシアが一人の天使を見る。
「まさか。内臓を殆ど損失したんです。修復している最中ですよ」
管を背中から数本差し込んでいるセフィは、瞼を閉じたまま答える。
「しかし、あなたがそんな怪我をするなんて。悪魔相手じゃあないでしょう?流石に」
「ええ。悪魔よりも質が悪いですね。何せ、堕天使にやられましたから」
「…堕天使?報告じゃあ『断罪の焔』で焼き払ったって言ってたが…」
「…私はそれを確認していました。ですが、姿が消えたと同時に、聖罰塔と監視塔が破壊されました」
「…?それが原因でお前は負傷したのか」
セフィは首を振って肯定の意を示す。
「おそらくは。危険な存在なので急いで殺さねば、世界すらも破壊されかねません」
「分かったよ。私がそいつを仕留める。場所は…不明だろ、どうせ」
「そうみたい。僕たちも本気で取り掛からないと、セフィの二の舞になりそう」
「…今の彼女がどういう姿をしているのか分かりません。気を付けて」
「「ああ(分かった)」」
人間界へ飛び立った天使を確認し、セフィは病室に戻る。
――パンドラの箱を開けてしまったのかもしれませんね。私たちは――。
見上げた空は、非情なまでに煌いて。
二対の翼は焼け焦げ、惨たらしく千切られていた。
820 :
◆rOVqyGu.Qw
[saga]:2018/03/12(月) 21:48:39.46 ID:9uNVhgLi0
魔界の北部に聳える巨大な城。
その玉座に座しているのは、北の魔王。
「へぇ…。堕天使はレステルからギュンデームに渡ったようですね」
クイッ、と血のように紅いワインに口を付ける。
彼女の髪も炎のように紅く、また、闇のように淀んでいる。
「さてさて、どうやって摘み取りましょう。我々は人間界に出られませんからね」
異界の門を開くが、手で触れると弾かれてしまう。
「…我々は鳥のようなもの。魔界という籠に閉じ込められた、哀れな存在」
「そんな我々が籠から飛び出そうとするのが、どうしていけないのでしょうか。分かりませんね」
湛えた微笑は邪悪に染まり、瞳は妖しく光る。
「イラトゥスがテレパシーを試みたようですが、おそらくそれも失敗。となると…」
玉座に立て掛けた槍を手に、翼を広げる。
「侵略あるのみ、です。ヒトが守る扉を開き、世界を魔族の手中に収めましょう」
「…全ては、魔族の求めた自由のために」
世界の中で思惑は蠢く。
その先にあるのは希望か、絶望か。
821 :
◆rOVqyGu.Qw
[saga]:2018/03/12(月) 21:49:23.31 ID:9uNVhgLi0
突然の頭痛で意識を失った貴方は、程なくして目を覚ます。
玄関前で倒れたはずだが、今自分がいるのは個室のベッド。
不思議に思い辺りを見回す。
そこには、騎士ゼルディと少女が佇んでいた。
「ご…ごめん…なさい…。わ、私のせいで…」
「…頭痛の原因が、お嬢様にあるのですか?」
彼女の正体は分かっているが、それを知られることを本人は望んでいない。
であるならば、普通の人間という体で進めていく方がいいだろう。
「実は最近、少々忙しかったので疲れが溜まっていたのです」
「おそらく、それが原因で気絶したのでしょう。お嬢様は何かしたわけではありませんよ」
「あ…。そう…ですよね…。私は貴方様に触れてませんから…」
隠す気があるのか疑問に思うが、敢えてそこはスルーする。
「…さて、お前も起きたことだし、私は警備に戻るとしよう」
「アンジェ様のことはお前に任せる。ではな」
そんな言葉を残して、騎士は去っていった。
静かになった部屋には、少女と青年の二人きり。
「あ…その…私の名前は…」
「アンジェ様、で合っていますよね?」
「は、はい…」
少女は頷きながらも、何かに怯えた様子で周囲を見回す。
そこで、腹の虫がくぅと鳴いた。
自分は先ほど朝食を取ったのであり得ない。
とすると、音の出所は。
「うぅ…」
少女は恥ずかしそうに袖で顔を隠す。
年齢的に食べ盛りのはずだ。
何か食事を提供した方がいいだろう。
822 :
◆rOVqyGu.Qw
[saga]:2018/03/12(月) 21:52:06.11 ID:9uNVhgLi0
選択安価です。直下でお願いします。
1:給仕係に頼んで作ってもらう。
2:自分で作る。
3:町の食堂で食事を行う。
4:ひとまず町の案内をする。
823 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/03/12(月) 21:53:19.32 ID:qEgBymjG0
1
824 :
◆rOVqyGu.Qw
[saga]:2018/03/12(月) 22:09:48.87 ID:9uNVhgLi0
ここは専門の人に頼るのが無難だろう。
「今から昼食を持ってきます。アンジェ様はこちらでお待ちください」
「はい…」
彼女は何に怯えているのか。
そこまで理解することは出来ないが、不安を和らげることは出来るはずだ。
今出来ることを一つ一つしていこう。
決意を胸に調理室に向かう貴方を、何かが引き止める。
振り向いた先には、部屋で待っているように言った少女が。
「あの…一人は嫌…なので…。ついて行ってもいい…ですか…?」
服を掴んでいる指が震えている。
自分以外の全てに恐怖を持っているのだろう。
そんな彼女が、勇気を出して声を掛けたということ。
それは、孤独がそれ以上に辛いことを示していた。
「よろしいのですか?調理の風景を見ても、面白くないと思うのですが」
「だ、大丈夫です…」
そう言った少女の目は、真っ直ぐこちらを見据えていた。
「では、ご案内致します」
優しく手を取り、先を歩く。
敵意は無いと、危害を加えはしないと、伝わっていればよいのだが。
825 :
◆rOVqyGu.Qw
[saga]:2018/03/12(月) 22:32:54.39 ID:9uNVhgLi0
「こちらが調理室です。ここで食事を作り、イレーナ様に自分が食事を提供します」
連れてきた調理室は、よく言えば機能美に溢れ、悪く言えば殺風景な所だ。
そんな場所を、アンジェは興味深そうに見つめる。
少々お待ちくださいとアンジェに一言伝え、給仕係のメイドに声を掛ける。
「あ、まだ昼食時間じゃないよぉ〜。もうちょっと待ってねぇ〜」
「いえ、自分ではなくアンジェ様の食事を用意してもらいたく」
「ほほぉ。どんなのがいいかなぁ〜」
間の抜けた口調のメイドだが、腕は確かだ。
仕事以外ではのんびりとしすぎているので、心配が尽きないのだが。
「…アンジェ様は元奴隷なので、満足な食事が出来なかった可能性が高いです」
「ん〜。オートミールとかといった消化しやすい物がいいねぇ〜」
「はい。お願いします」
「オッケ〜。任せといてよ〜」
こちらまで気の抜けるような声とは裏腹に、テキパキと作業を進めていく。
そこまで大変な物を作っているわけではないが、手際の良さは見ただけで分かる。
あっという間に下準備を終え、後は煮込むだけとなった。
「もうちょい待っててねぇ〜」
準備を終えているというのに、メイドは他の料理を作っている。
アンジェの食べられる物ではないと分かった貴方は、首を傾げるのであった。
826 :
◆rOVqyGu.Qw
[saga]:2018/03/12(月) 23:06:04.12 ID:9uNVhgLi0
「お待たせぇ〜。こっちはアンジェ様ね〜」
アンジェの前に置かれた少し大きめの皿には、純白のオートミールが入っている。
「味付けはそこまで濃ゆくないから、大丈夫なはずなんだけどね〜。少しずつ食べてくださいな〜」
「あ、ありがとうございます」
目の前の皿をじーっと見つめたと思うと、今度は匂いを嗅いでビクッと体を震わせた。
「い、いただきます」
そう言っておそるおそる口に含むアンジェ。
目が輝いて見えるのだが気のせいだろうか。
「あぁ。これは貴方の分だよ〜。しっかり食べて大きくなろうね〜」
メイドが持っている皿にはパスタが、もっと言えばカルボナーラが盛り付けられている。
それも大量に。
「…自分はもう成長しませんよ。大人ですから」
「それに、それほどの量は食べきれません」
貴方の言葉を聞いたメイドは、ニヘラと笑う。
「分かってるよぉ〜。これは私の分もあるからねぇ〜」
「アンジェ様、皆で食べるご飯は美味しいんですよ〜。試してみましょうか〜」
笑顔を浮かべるメイドの心情は、貴方には測れなかった。
しかし、その言葉に噓偽りがないこと。
それだけは理解することができた。
そして、満足そうに食べていたアンジェの目から突然、涙が溢れ出す。
827 :
◆rOVqyGu.Qw
[saga]:2018/03/12(月) 23:25:59.10 ID:9uNVhgLi0
「え、ちょ、何!?わ、私、悪いことしちゃったかなぁ〜…?」
オロオロと慌てるメイドをよそに、貴方はハンカチを差し出す。
「ごめん、なさい。でも…初めてで…。他の人と…ご飯を食べるのが…こんなにもいいことなんだって…」
「分から…ないんです…。何で私も泣いてるのか…。少しも嫌じゃないのに…何で…?」
涙を拭いながら、アンジェの言葉を聞き取る。
彼女の言葉をそのまま受け止めるなら、その涙の理由は驚いたことになるのだろうか。
彼女が生きてきた状況は分からない。
だが少なくとも、醜悪な環境にいたことだけは分かる。
他人と食卓を囲むことが無かったなど、普通ではあり得ないからだ。
「…いいんです、アンジェ様。泣きたい時は泣いても」
「あなたは自由だから。あなたの心に従って動いても、自分たちは止めませんから」
「…はい…。ありがとう…ございます…」
涙は尚も流れ続ける。
心を巣食った悲しみを洗い流すように。
涙が止まる頃には、既に食事は冷めきっていた。
828 :
◆rOVqyGu.Qw
[saga]:2018/03/12(月) 23:28:48.03 ID:9uNVhgLi0
今回の更新はこれで終了です。すみません、全然量が無くてすみません…。
次回更新も今のところ目途が立っておりませんので、追々連絡します。ありがとうございました。
☆こそこそ小話
天使と悪魔は敵対関係にあり、天使(と神々)は天界に、悪魔(を含めた多くの魔族)は魔界に駐留しています。
魔族が悪魔とか吸血鬼とかを一纏めにした呼び方です。幾らかの魔族は人間界にもいます。
鬼も厳密には魔族ですが、セフィジャッジでは悪魔以外の魔族はセーフとなっております。
そして、魔界に行く方法は特殊な旅の扉を使う以外にはありません。天使だけが、自由に世界移動を行えます。
魔界にも小さな集落があり、そこで人間が暮らしていますが、軒並み化け物です。
堕天使は天使が堕ちた状態ですが、生まれつきで堕天使の場合もあったり。魔族、天使、堕天使はそれぞれ敵対しています。
堕天使は基本、自由気ままに世界のどこかにいます。アンジェちゃんは秘密。
アンジェちゃんの戦闘力は現在1ですが、条件を満たすことで指数レベルで上昇していきます。
魔物の中で人間のように文明を持ったのが魔族です。仲良く出来る可能性はあるかもしれない。
ちなみに、前貴女時に話の中で出てきた冥界は死者の魂が集う場所です。その後、転生して別の存在に変わります。
829 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/03/12(月) 23:59:26.53 ID:qEgBymjG0
乙
悪魔も魔物と同じように人間を食べるのかどうか
830 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/03/13(火) 00:05:26.65 ID:/tSW60g70
乙でした
更新待ってた
831 :
◆rOVqyGu.Qw
[saga]:2018/03/26(月) 00:51:45.59 ID:XmkjdIaFO
>>829
、人型に近いほど嗜好も人間に近づいていきますが、普通に人間も食べられます。
28日が休日ですので、その日に再開予定です。
832 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/03/26(月) 18:33:30.01 ID:3zyPO2jx0
待ってます
833 :
◆rOVqyGu.Qw
[saga]:2018/03/28(水) 22:11:28.97 ID:voP1DvtT0
お待たせしました。今から更新を開始します。
834 :
◆rOVqyGu.Qw
[saga]:2018/03/28(水) 22:12:59.42 ID:voP1DvtT0
「あ…えと…ごめんなさい…。ご飯、冷めちゃいました…」
冷えたオートミールを温め直しているメイドを見て、アンジェは申し訳なさそうに頭を下げる。
「気にしないでいいですよ〜」
メイドの言葉を聞いて安心したのか、アンジェはホッとしたように顔を上げる。
主から面倒を見るように頼まれた貴方は一時的に、メイドにアンジェを預けた。
別に職務放棄をしたわけではなく、その間に色々と用意を済ませておきたいことがあるのだ。
お召し物や、本人が孤独に怯えていることから、何かそれを和らげることが出来るもの。
必要なものは様々だ。
屋敷から出ると、喧騒が耳に入る。
「確か今日は、猟師が集まって大規模な龍狩りを行う予定…だったか」
ある人は弓を担ぎ、ある人は槍を背負う。
またある人は太刀を背負い、ある人はレイピアを腰に差している。
835 :
◆rOVqyGu.Qw
[saga]:2018/03/28(水) 22:16:19.03 ID:voP1DvtT0
選択安価です。直下でお願いします。
1:気になるので猟師の方に向かう(???)。
2:商店に向かって必要な物を買い揃える(チャーリーとコミュニケーション)。
3:家に戻って動物たちに餌やり(動物とコミュニケーション)。
836 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/03/28(水) 22:21:22.57 ID:06dGiYkI0
3
837 :
◆rOVqyGu.Qw
[saga]:2018/03/28(水) 22:52:55.38 ID:voP1DvtT0
商店に足を運ぼうとした時にふと、今朝のことを思い出した。
「…しまったな。あの子たちのご飯を忘れていた」
貴方の言うあの子たちは、人間のことではない。
野良犬や野良猫、原生している動物たちのことである。
貴方の動物好き具合は半端なものではなく、それを動物たちも理解しているのか、貴方が危険な目に遭った時はどこからともなく、助けにやって来るほどだ。
走って家に戻ると、気配を察知したのか沢山の動物が貴方の元に駆け寄ってくる。
「朝はごめんね。急いでたから、用意する時間が無かったんだ」
そんなことは気にしていないと言わんばかりに、頭をすり寄せ、頬を舐めてくる。
「…うん。悪いことがあったわけじゃないから、大丈夫。ご飯、作ってくるね」
手で待つよう伝え、キッチンに向かう。
肉を解してミンチにし、小刻みにした野菜を混ぜていく。
それを大皿二十枚程度用意したら、庭に出て横に並べていく。
食事が用意されたのを見た動物たちは喧嘩をすることなく、順番を譲りながら全員で平等に食べる。
適切な躾を行った、貴方の努力の賜物だ。
彼がいなければ、ギュンデームの問題はまた一つ増えていただろう。
838 :
◆rOVqyGu.Qw
[saga]:2018/03/28(水) 22:54:18.15 ID:voP1DvtT0
直下コンマ、↓2コンマである判定をします。デメリットはありません。直下は7以上、↓2は8以上だと…?
839 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/03/28(水) 22:55:59.78 ID:96hKVz0Q0
あ
840 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/03/28(水) 22:56:25.60 ID:HhTwX8xDO
は
841 :
◆rOVqyGu.Qw
[saga]:2018/03/28(水) 23:00:56.92 ID:voP1DvtT0
なんということでしょう(某番組ナレーション風)。先ほどの判定は直下は『魔物も手懐けているか』、↓2は『動物たちが何かをしてきたか』でした。
直下は成功なので、直下に魔物の特徴と名称を(既存の物や本スレで出た物、おまかせ可)お願いします。
↓2は特殊判定なので、↓2、3にどんなイベントがあるかをお願いします(おまかせ可)。
842 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/03/28(水) 23:08:24.67 ID:PiwmWhxm0
魔物の名前 山村 貞子
特徴 ホラー映画の貞子そのもの白いワンピースに前のめりした長い髪
貞子の目を見ると呪殺される
843 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/03/28(水) 23:09:00.64 ID:VSb+SoF40
ビオランテのキッド
定期的に伐採しないと巨大になりすぎる
844 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/03/28(水) 23:09:17.03 ID:96hKVz0Q0
ユニコーン
845 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/03/28(水) 23:10:46.90 ID:HhTwX8xDO
貞子が元の世界に帰る
846 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/03/28(水) 23:17:42.26 ID:96hKVz0Q0
知らない動物が紛れ込んでる
847 :
◆rOVqyGu.Qw
[saga]:2018/03/29(木) 00:53:31.07 ID:w5ZcmU5f0
動物が食事に勤しんでいる中、ただ一匹?一人?だけは、ふわりふわりと宙に浮いている。
動物というよりは亡霊である彼女の名前は、貞子というらしい。
意思疎通を試した結果、筆談のみが可能だったので、名前を教えてもらった。
この付近、もっと言うならば、この大陸で用いられている名前ではないので、別の大陸の人だと判断した。
だが、本人が言うにはこの世界に存在することはあり得ない、らしい。
彼女は決まって、動物たちの食事に合わせてここに来る。
来るからといって何かしてくるわけでもないのだが、こちらから何かをしても反応しない。
本当にただ、そこにいるだけ。
何を考えているのか表情を窺おうとしても、長い髪がそれを妨げる。
何も分からない、知りようがない。
どう接すればいいのか決めかねていたのだが突然、別れが訪れた。
「…?どうした?」
いつもならこちらを眺めているはずの彼女が、顔を空に向けていた。
気になって声を掛けると、こちらに顔を一瞬向けた後にまた、同じ方向を向く。
「え…?」
そして、翳した手の先に黒い穴を作り出し、潜り込んだ。
それは有無を言わせない別れだった。
しかし、最後に見せた隠れているはずの彼女の顔は、笑っていたように見えた。
848 :
◆rOVqyGu.Qw
[saga]:2018/03/29(木) 00:56:00.48 ID:w5ZcmU5f0
直下に、紛れ込んでいた動物の特徴、名称をお願いします(条件は前回のに加え、変化した亜人、魔物、魔族も可(0ボーナス))。
849 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/03/29(木) 01:07:41.70 ID:XfkCUZF/0
額に不思議な紋様があるリスっぽい生物(カーバンクル)
850 :
◆rOVqyGu.Qw
[saga]:2018/03/29(木) 01:54:53.59 ID:w5ZcmU5f0
謎の存在が還っても、動物たちはそれを気にすることなく、食事を続ける。
空になった皿を新しい物に取り替え、鳥用の穀物を箱詰めして、離れた場所に置く。
一箇所に食事場所を纏めてしまうと、怪我をする子が出てくる可能性がある。
そのような光景を見たくないための配慮だ。
貴方の家の食料の中で動物用が占める割合は非常に多く、殆どがそれだ。
当然食費も嵩んでいるのだが、然したる問題ではない。
そして、動物の好む物も種族によって変わる。
そのため、一般的な動物全ての面倒を見ることが出来る。
のだが。
「キュゥ」
茂みから顔を出すリスは、一向に手を付けようとはしなかった。
気が付いたのはたった今だしそもそも、提供している食事にリスの好む物は無い。
「ちょっと待ってね。すぐ持ってくるから」
仲間外れは良くないと急いで木の実を用意する。
食べやすいように中身を取り出し皿に乗せると、ぴょんぴょんと動物の背中を飛び乗って目の前までやって来た。
――リス…じゃない…な――。
リスだと思っていた小動物は、よく見ると違う生き物だった。
リスよりも犬らしい大きな耳に、額に浮かんだ謎の紋様。
そして、その身体は紅い体毛に覆われている。
口いっぱいに木の実を含んでいる姿はリスそっくりだが、違う生き物なのだ。
だが可愛い。
全ての皿が空になると、満足したのか動物たちは各々の住処に帰っていった。
851 :
◆rOVqyGu.Qw
[saga]:2018/03/29(木) 01:57:52.02 ID:w5ZcmU5f0
次の行動安価です。今回も直下です。また、今回の行動が終わると強制的に屋敷に帰還します。
1:猟師のところを訪ねる(???)
2:商店で買い物(前回と同じ)
852 :
◆rOVqyGu.Qw
[saga]:2018/03/29(木) 03:27:27.26 ID:w5ZcmU5f0
夜も更けてきましたので、短いですが今回はこれで終了です。安価は下にずらします。
礼の如く次回はいつになるのか目途が立ってませんので、分かり次第連絡します。
どうすればもっと早く書けるのだろう…。お疲れ様でした。
853 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/03/29(木) 06:53:44.77 ID:SmHJkl+DO
1
854 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/09(水) 04:37:14.45 ID:XunEJv6Z0
大丈夫かな?
855 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/06/26(火) 11:59:56.76 ID:cj+IBjA10
保守
856 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/06/27(水) 14:26:24.13 ID:gnD3UV6k0
お
857 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/17(金) 13:25:06.94 ID:ClQ1//Q40
保守
858 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/04/04(木) 03:00:08.15 ID:7H2TFGKK0
もう帰ってこないのかな
859 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/12/16(月) 22:50:32.86 ID:ulbUrRJr0
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荒巻@中の人 ★
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