クウェンサー「…あれ?」ヘイヴィア「どこだここ?」ぐだ子「…誰?」 安価あり

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/20(火) 21:18:32.84 ID:UequancS0
2人の設定としてはヘビオブ3巻までので
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/21(水) 00:03:41.88 ID:cF/xkEd70
明日続き書きます
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/21(水) 09:21:51.36 ID:mjtY5QJwO
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/08/29(火) 14:32:23.42 ID:FbwFGysS0
あげ
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/07/22(土) 07:08:33.81 ID:NGxK6GXlO

マシュ「マスター!これ以上は削りきれません!」

ダヴィンチ「そうだね…致命打になるものがこのメンバーには無さそうだ…!」

ぐだ子「そんな…それじゃここでおしまいだっていうの!」

エウリュアレ「本当にムカつくわね…!」

スフィンクス「grrrrrrr……」

ヘイヴィア「弱ってるけどアレで倒せないんだな」

クウェンサー「スフィンクスって確か謎かけとかしてくるんだよな。だったらパワーで押し切ろうとするとダメなんじゃないの?」

ヘイヴィア「だったら謎かけがくるまで持ち堪えんのが正解か?人語喋ってねーからくるとは思えねーけど」

ぐだ子「なら…こっちから謎かけした方がいいかな?」

ヘイヴィア「こっから謎掛けとか斬新だな。んでどんな内容でいくんだ?」

クウェンサー「アレだろ?スフィンクスの謎かけって朝は4本、昼は2本、夜は3本の生き物はなんだで人間だーってやつだろ?それに近いの出題すれば良いんじゃないの?」

ぐだ子「なら、朝は1枚、昼は4枚、夜は再び一枚みたいな?」

ヘイヴィア「ちなみに答えは?」

ぐだ子「ダブった概念礼装」

クウェンサー「それ何にでも例えられるから問題としては無理じゃないの?」

宮本武蔵「ちょっとー!そこさっきから頭悪い会話してないで戦闘に集中してくれないかな!?」

邪ンヌ「緊迫した状況だって言うのに何で緊張感がないのよこのマスター共は!!」

ニトクリス「その通りです!このスフィンクスは謎掛けとかはしないのでその会話は無駄です!」

ヘイヴィア「だってよ、なら逃げるしかなくね?」

ぐだ子「でも黒ひげとエミヤがあの人にやられてダウンしてるから…彼らを置いていくわけにはいかないし…」

クウェンサー「いやその二人ってわざわざ近づいて勝手にダウンしただけじゃ…」

ヘイヴィア「というかサラッと見捨てる発言しやがったなコイツ…」
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2023/07/22(土) 13:08:02.26 ID:Bo3Y0eWiO
ぐだ子「2人をここで失うのは辛い…でも人理修復の為には仕方ない……よね……」

ヘイヴィア「決心しやがったコイツ」

クウェンサー「抱えて逃げる発想はないの…?」

ぐだ子「引きずって逃げればなんとかいけるよ!」

クウェンサー「無いんだ…」

マシュ「お二人の処遇はいいから指示ください!!」

ニトクリス「ええい、もう本当に面倒になりました!!スフィンクスよ、この者たちを下しファラオの威光の前の贄にしなさい!!!」

エウリュアレ「勢いが増した!?これ以上は持たないわよ!?」

宮本武蔵「いい加減倒れてほしいわね!」

マシュ「先輩達!!これ以上は盾が持ちません!ふざけてないで指示ください!」

「いいえ、貴女の盾はたとえ神獣であっても砕けることはありません」

ニトクリス「新手ですか!?」

邪ンヌ「クソ!これ以上相手するの無理なんですけど…!!」

エウリュアレ「いいえ、アレは…味方?」

「ご免ーーー!」

「アガートラム(銀の腕)」

スフィンクス「gaaaaaaaaaaaa!!」

ヘイヴィア「な、何だぁ!?」

ぐだ子「この感じは……宝具!?」

マシュ「スフィンクスの消失を確認しました…霊子復元しません…!」

ニトクリス「…へ?」

ニトクリス「ファラオ、オジマンディアス様から預かった貴い神獣が…完全に消えてしまった………」

「ですからご免と」

ニトクリス「ああ……オジマンディアス様に怒られる……」

ヘイヴィア「そんな無くしたら怒られる様な大事なもん戦闘に出すなよ」
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2023/07/22(土) 13:45:22.58 ID:Bo3Y0eWiO

クウェンサー「にしてもあの人は一体誰だ?なんかアガートラムって叫んでたけど…」

ダヴィンチ「なんとか助かったが、きみは誰だい?」

「失礼、一部始終を横から見ていてどのタイミングで出るか悩んでいましたが、流石にあの2人を置いて逃げるみたいな会話があったのでつい…」

「私はルキウス、主のいないサーヴァントです」

マシュ「ルキウス…確かローマの皇帝ですよね」

ダヴィンチ「それにその右腕、ヌァザのアガートラムかい?」

ルキウス「…それについてはお話しできません。それよりも」

ルキウス「ホルスの化身、ニトクリス殿。この方達は貴女を山の翁の手から助けた方です。一部始終を見ていた私が保証します」

ニトクリス「……」

ニトクリス「そこに転がっている不敬者は私に接吻しようとしましたが?」

ダヴィンチ「それは起こそうと思って」

ニトクリス「あとめんどくさいとかそこの3人が言ってましたが」

ぐだ子「この3人にはちゃんと言っておきます」
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/07/23(日) 07:20:10.70 ID:ugO3jCYLO

ルキウス「…とにかく、この者たちは貴女を助けた。それが事実です」

ニトクリス「…確かに、神殿に忍び込めるのは山の民くらいですし。これほど騒々しい者たちでは入れないでしょう」

クウェンサー「騒々しいって言われてるぞ」

ヘイヴィア「確かに血の気が多い連中ばっかだしな。特に女性陣」

邪ンヌ「マジで殺してやろうかしら」

ニトクリス「しかし、なら貴女たちは一体どこの民なのです?山の民ではなければ聖地の民?それかあのハリネズミの手下ですか?」

ぐだ子「ハリネズミ…?いや違うよ」

ダヴィンチ「私たちは旅の一座さ、この地には最近来たばかりでね」

ニトクリス「そうなのですか、でしたらこれは勘違いしたのと助けてもらったお礼です」

ニトクリス「風よ、しばしその任を解くがいい。ニトクリスの名において、天空の見晴らしをここに!」

マシュ「砂嵐が止みました…!」
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/07/23(日) 07:21:52.77 ID:ugO3jCYLO
エウリュアレ「はーー、ようやく砂の中から出れるわね」

ぐだ子「わーすごい青空!」

クウェンサー「すごいな、風すら操れるのか」

ヘイヴィア「でも風が止んだら止んだで日射があつ……」

ヘイヴィア「なんだあの空に浮かんでるの?太陽じゃねぇよな?」

ぐだ子「アレは光帯。どの特異点にもあるんだ」

クウェンサー「…不気味だな、あんなの空に浮かべられるヤツと今まで戦ってきたってことか」

ヘイヴィア「あんなの浮かべるってどんな化け物だよ。よく時代修正してきたな。やっぱすげーわアンタ達」

マシュ「…ありがとうございます」

ニトクリス「空に輝くのは太陽1つで十分だというのに…忌々しい」
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/07/23(日) 07:22:38.14 ID:ugO3jCYLO
邪ンヌ「ていうか、風を操れるってことは、この辺りってアンタ達の支配地域ってわけ?」

ニトクリス「えぇ、この地のファラオとして、太陽神オジマンディアス様に仕えているので、エジプト領はファラオオジマンディアス様の意のままに出来ます」

宮本武蔵「へーこの辺りってエルサレム?と思ってたけど、エジプト領なんだ」

エウリュアレ「神獣を従えてるファラオ…とんでもない魔力持ってるじゃない」

ダヴィンチ「…どうやらそのファラオに会ってこの世界の話を聞いた方が早そうだね」

マシュ「……?」キョロキョロ

ぐだ子「マシュ?」

マシュ「ルキウスさんが見当たりません…一体どこに…?」

ヘイヴィア「そういや風が止んでから姿見てねぇな。いつの間に消えたんだ?」

邪ンヌ「ったく、見た目細いのに無言で去るとかいけ好かないわね…こっちからも礼ぐらいは言わせなさいよ」

クウェンサー「また会えそうな気がするけど」

ヘイヴィア「オイ、嫌なフラグ立たせるな馬鹿」
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/07/23(日) 07:29:12.01 ID:ugO3jCYLO
ニトクリス「コホン……旅の一座よ、ここでお別れです」

ヘイヴィア「……ん?」

ニトクリス「ここ砂漠の地から2時間東に行くと良いでしょう。ここよりは幾分かマシだとお思います。では」

クウェンサー「ちょいちょい、ホルスのお姉さん。俺たちこのまま黙々と砂漠歩けっていうの?」

ヘイヴィア「助けたのに??」

ぐだ子「負傷者もいるのに?」

ニトクリス「うぐ…ですが…貴女達を光輝の大複合神殿に入れるわけには…」

ダヴィンチ「私は水が飲みたいな〜」

エウリュアレ「涼しいところで果物が食べたいわねー」

宮本武蔵「強い人と手合わせしたいわねー」

黒ひげ「せ…拙者も…何かしらのラッキースケベを…」

邪ンヌ「もう少し寝てなさい」

ゴン

黒ひげ「ぎゃふ!?」

ニトクリス「風を止めてお礼をしたばかりですよ!!不敬です不敬!」

マシュ「ですが女王、私たちもこの地には来たばかりで。いろいろと事情が聞きたいのです」

マシュ「どうか、ファラオオジマンディアス王と話をさせていただけませんか?」

クウェンサー「さっきの山の民も俺たちは何も知らずに戦ってるし、色々と情報が欲しいのは確かだ。それにさ…」

ニトクリス「それに…?」

クウェンサー「…そのオジマンディアスって人から預かったスフィンクス倒された件、減刑できる様に俺たちからもお願いするってのでどうよ?」

ニトクリス「……!」

ニトクリス「いやしかし…元はと言えば貴女達が…」

ぐだ子「駄目なの?」ウルウル

113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/07/23(日) 14:05:39.74 ID:P1a8UNQgO
ニトクリス「…ック!!」

ニトクリス「……良いでしょう、貴女達一行をファラオオジマンディアス様に会わせてあげます!」

ぐだ子(ちょろい)

クウェンサー(絶対ちょろいとか思ってそう…)

ヘイヴィア(中々腹黒だなコイツ…)
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/07/23(日) 23:35:48.87 ID:haaL/3CA0
向こうで俺が真に救うアヴァロン・ル・フェってスレ書いてる人?
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/07/24(月) 02:48:59.62 ID:lmeryq2N0
>>114
違います。
最近になって身辺整理したくて再開しました。
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/07/24(月) 13:36:33.70 ID:lmeryq2N0
ダヴィンチ「さてと、道中いろいろと聞きたこともあるから。案内お願いね」

ニトクリス「…良いでしょう、私の護衛として後に続きなさい」

クウェンサー「おーい、エミヤさん移動するってよ」ペシペシ

エミヤ「…イデデ、頬を叩いて起こすな」

ヘイヴィア「黒ひげのオッサンも起きなよ、女共が先行っちまってるぜ」

黒ひげ「邪ンヌ殿に回復後にキツイ一発食らってまともに動けるかどうか分からんでござる…」

ヘイヴィア「しゃーねー、肩貸すぜ…よいしょっと」

黒ひげ「かたじけない…感謝感謝」

ヘイヴィア「にしてもあの黒いねーちゃんがジャンヌ・ダルクなのか、伝説の聖女がまさかあんなキツイ性格とはな」

邪ンヌ「うっさいわね、英霊なんてみんなそんなもんよ。大体アンタが肩貸してるのだって伝説の大海賊だけどね」

ヘイヴィア「うっそだー!映画で見た黒ひげはもっと威圧感があったぜ」

エウリュアレ「役者が演じればそうでしょ。でも、残念だけどそれ本物のエドワード・ティーチよ」

ヘイヴィア「……マジっスか?」

黒ひげ「マジです」

ヘイヴィア「うーーーーーーわ、俺の中の厳ついイメージが崩れるんだけど!!」

黒ひげ「へへへ、なんかすんませんな」

エミヤ「…海賊というのは元から宝や物を奪う事を生業としてたからな。現代に照らし合わせれば、それは自分の好きな物を集める蒐集家みたいな物だ。他の英霊の海賊達も何かしらの癖があると考えても不思議では無い」

クウェンサー「俺たちにとってはオタク口調全振りの黒ひげさんが1番の衝撃かもしれないですけど」

ぐだ子「おーい!置いていくよー!」

エミヤ「っと、衝撃の事実は後にして行こうか」
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/07/24(月) 13:38:05.09 ID:lmeryq2N0

ニトクリス「この地の状況についてですか?旅の一座なら多聞に事欠かないのでは?」

ダヴィンチ「そうなんだけど、女王がサーヴァントであるのと、山の民や聖地についての情報が欲しいなーって」

ニトクリス「道中語ることも少ないので語りましょうか」

ニトクリス「私はファラオ・オジマンディアス様に召喚されこの地に現れました。そして、エジプトの神殿と臣下と共にこの地の一勢力を築きました。ここまでは今現在まで続いております」

ヘイヴィア「エジプトの臣下って他にも女王様みたいな格好のやべーのがいるのか?」

ニトクリス「不敬!」

ゴン

ドサ

クウェンサー「話の腰を折るなよ馬鹿…」

エミヤ「抱えてた黒ひげも一緒に倒れたぞ…」

黒ひげ「大丈夫でござるかヘイヴィア殿!今度は拙者が抱えますぞ!!」

マシュ「すみません、彼らは無視して続きをお願いします」
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/07/24(月) 13:42:25.83 ID:lmeryq2N0
undefined
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/07/24(月) 14:00:38.96 ID:lmeryq2N0
あれ失敗?


ニトクリス「…えー、我がエジプトと対抗する勢力は三つあります。一つが山の翁率いる山の民、彼らは我らエジプトと敵対する異教の信徒でもあり、この地において古く存在する既存の集団でしょう」

ぐだ子「それが女王を攫った勢力なんだ」

マシュ「第2の勢力は、今は無き聖都に拠点を置く我が太陽王に仇なす獅子王と名乗る王が治める騎士団」

マシュ「!!」

ダヴィンチ「…ふむ、つまりエルサレムは今は無いという事だね」

ニトクリス「旅の一座ならば一度は目にするでしょう?砂漠を哨戒する騎士達を」

ダヴィンチ「ごめんね、私たちはまだ目にしてなくてね、その獅子王の話も半信半疑だったのさ」

ニトクリス「ふむ。この地に旅の途中で寄ったのであればそれも不思議ではないのでしょうね。とにかく、聖都は既にありません」
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/07/24(月) 14:03:22.95 ID:lmeryq2N0
ぐだ子(これって…)

ダヴィンチ(…思ったよりも悪いことが起きてそうだね。歴史と違うことが一気に起きてる…というよりも、もはや手遅れっぽいかなこれ)

マシュ「そんな…!」

ニトクリス「どうしました?」

クウェンサー「いや、なんでもないから続けて」

ニトクリス「はぁ…で、我が太陽王ファラオ・オジマンディアス様は、我らエジプトの王としてこの地に君臨し、獅子王一派、ハリネズミ、山の民と対立しています」

ダヴィンチ「…ん?そういえばずっと気になっていたけど、そのハリネズミっていうのは何なんだい?」

ニトクリス「山の様に大きい、針をたくさん持つ怪物です。オジマンディアス様がこの地に現れた際に最初に戦った女の声を放つ魔獣であり、現在では獅子王一派の聖都の近くで連日襲撃を仕掛けている理外の化け物…としか言いようがない存在です」

ダヴィンチ「なんだろう…山の様に大きくて鉄の怪物か…うーん、興味がそそられる!!」
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/07/24(月) 14:24:13.87 ID:lmeryq2N0

ニトクリス「ハリのような体毛からの光線でどの勢力も手が出せない、まさに怪物」

ニトクリス「…思い出すだけでゾッとします。あの怪物はあの獅子王の配下の騎士達すら笑いながら全て蹴散らす…我らがファラオ・オジマンディアス様でさえ、拮抗して互いに譲らなかった」

マシュ「何かの伝説の怪物…?もしかしてそれが魔術王が聖杯を渡した相手なのでしょうか…?」

ぐだ子「…要警戒、だね」



クウェンサー「山のように大きなね…」

エミヤ「心当たりでもあるのか?」

クウェンサー「いやぁ、何となくなんだけど、すっごい嫌な予感がするなと」

邪ンヌ「聞いてる限りだと、とんでもない怪物にしか聞こえないけど。敵なら倒すだけよ」

黒ひげ「イヤでもハリネズミの化け物って神話の怪物っぽいし、エウリュアレたん何か知ってる?」

エウリュアレ「話しかけないでちょうだい。あと知らないわよそんなの、蛇とかなら分かるけど、ハリネズミなんて聞いたことないわ」

宮本武蔵「巨大だと格好の良い的になりそうなのにね。どれだけ硬いのか」

クウェンサー「流石にアレじゃないよな…?」
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/07/24(月) 14:25:10.23 ID:lmeryq2N0

ニトクリス「見えました、あそこに見えますが我らがファラオ・オジマンディアス様が在わす光輝の神殿です」

マシュ「あれが光輝の複合大神殿…とてつもないスケールの神殿ですです…!」

クウェンサー「へー、エジプトってピラミッドのイメージがあるから茶色いイメージがあったけど、こっからでも本当に輝いて見えるな」

エミヤ「ふむ…ここからでも感じる威圧感……なるほど、女王を従える太陽王はどうやら只者ではないようだ」

邪ンヌ「そういうの良いから早く行くわよ、流石に暑すぎるわ」

宮本武蔵「そのマントでも一旦外した方が良いんじゃない?」

邪ンヌ「これ外して持ち歩いても暑いわよ」

エウリュアレ「貴女の場合その甲冑だけでも見ているだけで暑苦しいわよ」

邪ンヌ「熱々の金具を女神の肌に焼き付けるわよ?」

エウリュアレ「あら?なら貴女の心臓を射抜いてあげるわよ?」

宮本武蔵「2人とも暑さで頭に血が昇ってるのならそれ以上はやめなさい、マスターと女王が見ているわ」

黒ひげ「……」

ヘイヴィア「いてて…どうかしたんすか黒ひげさん?」

黒ひげ「うーん、薄い本ならいけるなと思って、百合もいけるかもと」

ヘイヴィア「守備範囲広いな伝説の海賊…!」

エウリュアレ「アイツにやると良いわ」

邪ンヌ「良いタイミングで矛先変えたわね。まぁいいか」

チョマッテカナグッテソレヤリジャン
チョットマテヨ?? オレカンケイネージャン??
グワー ??????
ドサ

エミヤ「おいまた2人が倒れたぞ」

クウェンサー「槍で殴られてヘイヴィア諸共倒されてる…」

ぐだ子「カルデアに帰ったらエウ×邪ンヌの同人誌出来そうだなぁ…」

マシュ「先輩、特異点を解決していって心が荒んでるんですか?それか熱中症ならすぐに水分をとりましょう。潤いならエジプトで摂れますから」

ダヴィンチ「いつもこんな感じだと思うよ?」
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/07/24(月) 14:26:31.50 ID:lmeryq2N0
ニトクリス「…オジマンディアス様に会う前というのにこの喧しさ、やはり謁見はやめさせるべきでしたか…?」

エミヤ「私が言うのもなんだが。女王、君はもう少し人を見る目を持つべきだと思うぞ。それに、太陽王と言葉を交わらせなければ、君のスフィンクスの件も有耶無耶には出来なくなる。まぁ…要するに諦めて案内してくれたまえ」

ニトクリス「…貴方の不敬はまだ許していませんが?」

エミヤ「…その件はそこで彼女らを見て妄想を膨らませてる主犯に怒りを向けてほしい。私は被害者だ」

ニトクリス「…ファラオの裁きがそれを証明しますでしょう。さて、では行きましょうか」
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/07/24(月) 14:30:06.57 ID:lmeryq2N0




ぐだ子「今なんか変な感じしたけど…?」

ニトクリス「この地を覆う結界です。風がエジプトの姿を惑わし、結界が敵の侵入を阻む。もっとも、それを掻い潜れる者もいるのが腹立たしいのですが」

マシュ「結界を潜れるということは女王のお墨付きという事ですね。そして、ここがファラオ・オジマンディアスの座すエジプトですか……!」

クウェンサー「すごいな、観光地のエジプトなんか比じゃないくらい建造物がしっかりしてる。エジプトって紀元前からあるから風化するから仕方ないだろうけど…ここが本当のエジプトなのか!」

邪ンヌ「ふぅ、オアシスがあるからか、幾分か熱気が和らいだわね」

エウリュアレ「ホント、さっきまでの砂漠よりも温度が低く感じるわ!」

エミヤ「確かにここは避暑地だな。熱気はあるが、先ほどよりも苦ではない」

宮本武蔵「ねーこの子下ろして良い?」

エミヤ「そうだな、この2人はそこの岩場に寝かせて置いていこう」

マシュ「置いていくんですか?」

エミヤ「安心したまえ、ちゃんと日陰に入れておくさ」

マシュ「いえ、それを聞いたわけではないのですが……」



125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/07/24(月) 14:33:39.58 ID:lmeryq2N0



ニトクリス「では旅の者達よ!今ここで護衛の任を解きます、ここから先に在わす複合大神殿に座す我らが太陽王との謁見を許します」!」

ニトクリス「私は先に行って謁見の事情を説明しますので、貴方達は神殿の奥へと向かいなさい。では!」

シュバ

クウェンサー「行ったな…」

ぐだ子「だね」

マシュ「では、ニトクリスさんの言う通り神殿を…」

クウェンサー「今さっき説明するって行ったんだし多少時間が空いても良いんじゃないか?」

エウリュアレ「同感ね、軽く休憩したいわ」

マシュ「ですが……」

ぐだ子「なら謁見前に >>128 しようか!」

安価
謁見前に何をするか
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/07/24(月) 20:17:18.71 ID:ZOT0H+Mpo
買い物
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/07/25(火) 00:24:28.95 ID:r+2FOPlXO
ksk
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/07/31(月) 22:06:16.15 ID:ogSL5mZb0
食事する
78.06 KB Speed:0   VIP Service SS速報VIP 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 新着レスを表示
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)