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クウェンサー「…あれ?」ヘイヴィア「どこだここ?」ぐだ子「…誰?」 安価あり
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1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/26(日) 16:47:15.05 ID:t3ssC1qa0
スレ建て
もう少し書いてからレスします
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1490514434
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/26(日) 17:11:38.40 ID:t3ssC1qa0
ぐだ子「聖晶石が溜まったから回そうっと!」
ダヴィンチ「溜まったのではなく課金ry」
ぐだ子「そこ!口を慎んで!これは正当な手段で手に入れた石なんだから良いの!」
ダヴィンチ「はいはい、それじゃ召喚装置に石をセットしてねー」
ぐだ子「はーい!」
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/26(日) 17:12:21.52 ID:t3ssC1qa0
ぐだ子「とは言ったものの、この石を無駄にはしたくない」
ぐだ子「…そうだ!」
ぐだ子「この石になんか触媒のようなものでも貼ってみようかな」
ぐだ子「そうすればなんか強い英霊引けるかも!」
ぐだ子「…えーと、確かポケットにあるのは」
ぐだ子「ジークフリートからなぜか貰った竜の鱗と、マシュのドスケベ礼装だけ…」
ぐだ子「…全部混ぜてみよう!」
ダヴィンチ「おーい、こっちの準備は整ったから早く石をセットしてくれたまえー」
ぐだ子「さぁ始めるよ!」
マシュ「了解しましたマスター」
ウィィィィィン……
ぐだ子(レア鯖来いレア鯖来いレア鯖来いレア鯖来いレア鯖来いレア鯖来いレア鯖来いレア鯖来いレア鯖来いレア鯖来いレア鯖来い)
マシュ(先輩ってばあんなに執念深く…人理を救うためなら強い仲間が欲しい、その心意気です先輩)
ダヴィンチ(これが課金の重みか…)
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/26(日) 17:13:34.20 ID:t3ssC1qa0
シュゥゥゥゥ!!
ぐだ子「え!?マジで金鯖!? しかも…このクラスは……」
マシュ「アヴェンジャーですよ先輩!!」
ぐだ子「マジで!?ピックアップでもないのに!? 」
マシュ「英霊現界します!」
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/26(日) 17:14:23.32 ID:t3ssC1qa0
>>1
急いでたから説明し忘れましたが、ヘヴィーオブジェクトとfgo のクロスssです
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/26(日) 19:59:50.72 ID:bi1tZDraO
期待
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/26(日) 22:57:14.58 ID:89GsDrFy0
マシュ「先輩、英霊召喚成功おめでとうございます!」
ぐだ子「やったー!さーて誰が来たのかな?」
クウェンサー「イテテテ…何だよ急に」
ヘイヴィア「…おい言いたいことはあるが王子さま、良い加減俺の上から退いてくれよ」
クウェンサー「あぁ悪い、って言うか何なのこれ?」
ヘイヴィア「知るか、声に呼び掛けられたと思ったら急に引っ張られたんだから俺も知りてぇよ」
クウェンサー「と言うか、なんか戦場で汚れていた服が新しくなってるような」
ヘイヴィア「て言うか…あんたら誰?」
ぐだ子「えぇと、私はぐだ子。ここカルデアで人理修復の旅をしている人類最後のマスターだよ」
マシュ「私はその人類最後のマスターである先輩のサーヴァントもやってるマシュ・キリエライトです」
クウェンサー「……うん?」
クウェンサー「人類最後のマスター?人理修復?サーヴァント?」
ヘイヴィア「一体なんだそりゃ?」
ぐだ子「へ?」
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/26(日) 22:58:02.02 ID:89GsDrFy0
マシュ「サーヴァントなのに魔術的用語を知らない?」
クウェンサー「勘弁してくれよ、そんなオカルト信じられるかよ」
マシュ「…聖杯戦争はご存知ですか?」
ヘイヴィア「んだよその2000年代の映画タイトルで流行ってそうな単語」
ぐだ子「……マシュ」
マシュ「先輩、この2人は一体…」
ヘイヴィア「て言うかここ本当にどこだよ!?」
クウェンサー「俺たちは今度は何に巻き込まれたんだよ!?」
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/26(日) 22:58:43.78 ID:89GsDrFy0
クウェンサー「…オーケー、話を整理すると」
クウェンサー「ここは2016年のカルデアって場所で、カルデアスという地球の…過去や未来が分かるモンで世界が焼失してるのを確認したのでタイムマシンで過去の歴史の変化、特異点とやらを修復する」
ぐだ子「大体そんな感じ」
クウェンサー「んで人類の未来を取り戻すためにぐだ子さんはマスターになって、サーヴァントという強力な使い魔と何人も契約して、魔人柱や敵サーヴァントを倒す…」
クウェンサー「こんな感じで良いですか?」
マシュ「はい、大体は合ってます」
ヘイヴィア「……信じられねー」
ヘイヴィア「魔術とか時間旅行が普通にある世界なんて俺たちは聞いたことないぞ」
クウェンサー「確かに、21世紀にそんな物があるならオブジェクト以上の物も作れるしね」
クウェンサー「しかも俺たちがそのサーヴァントとして呼ばれるとか…」
ヘイヴィア「こりゃアレか、オブジェクト破壊が英雄として及第点だったって事か」
ヘイヴィア「そんで、敵なんてオブジェクトすら軽々と超える以上の相手ときた」
クウェンサー「人類焼却事件とか、オブジェクトとは違った脅威だしね。俺でも未だに実感湧かないな」
マシュ(オブジェクト?)
ぐだ子「あのー、それで貴方達は一体誰なの?」
クウェンサー「あぁ紹介が遅れた。俺の名はクウェンサー、クウェンサー=バーボタージュ、ただの戦地派遣留学の学生さ」
ヘイヴィア「俺はヘイヴィア=ウィンチェル、正統王国軍の上等兵だ」
クウェンサー「詳しい事情はまだよく分かんないけど、人類の危機とあっては俺達も黙ってるわけにはいかない」
ヘイヴィア「まぁ呼ばれた以上は必要だって事だろうし、それ相応の働きをするぜ」
ぐだ子「うん、まだよく分からないけどよろしくね!」
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/26(日) 23:04:01.01 ID:89GsDrFy0
安価
ヘイヴィアとクウェンサーのステータス
筋力
>>12
耐久
>>13
敏捷
>>14
魔翌力
>>15
幸運
>>16
宝具
>>17
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/26(日) 23:15:54.94 ID:TJpRGyO5O
流石に能力値なら安価よりコンマ判定のほうがよさそうな気がするが…
安価ならC+
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/26(日) 23:21:49.83 ID:r4HbA0GN0
D+
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/26(日) 23:23:43.62 ID:REAMhDDhO
D
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/26(日) 23:24:27.08 ID:hsOkL/snO
B+
15 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/26(日) 23:41:31.57 ID:OTHXYRz4O
E
16 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/27(月) 00:00:50.19 ID:EmS7WNhG0
A++
17 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/27(月) 00:01:28.29 ID:yCyXrt0cO
A+
18 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/27(月) 00:07:06.70 ID:k0grTiDgO
すごい妥当な感じだな
19 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/27(月) 00:23:55.48 ID:vp+0d7dY0
ヘイヴィア&クウェンサー
クラス:アヴェンジャー
筋力 D+
耐久 D
敏捷 B+
魔翌力 E
幸運A++
宝具A+
保有スキルはのち安価
20 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/27(月) 00:25:34.22 ID:vp+0d7dY0
ヘイヴィア「へー、カルデアって結構綺麗だな」
クウェンサー「まぁ21世紀の最先端っぽいしね…っと、ここが俺達の部屋っぽいな」
ヘイヴィア「うわ…テメェと相部屋かよ」
クウェンサー「うるさいなぁ……ってここもう既に2人先住者がいるな」
ヘイヴィア「なんて名前のやつよ?」
クウェンサー「えーと…エミヤとエルキドゥって人」
ヘイヴィア「聞いた事ない名前だな、英雄ってモンだからてっきり歴史書に載ってる有名人がいると思ったのに、さっきのダヴィンチちゃんってのとかさ」
ヘイヴィア「っていうかなんでモナリザなの?」
クウェンサー「…英雄って性別まで変わるらしいよ」
ヘイヴィア「サーヴァントってもうわけワカンねぇな」
21 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/27(月) 00:27:12.33 ID:vp+0d7dY0
コンコン
クウェンサー「えーと、失礼しまーす」
クウェンサー「今日からこのカルデアに配属…召喚されたクウェンサー=バーボタージュです」
ヘイヴィア「同じく、ヘイヴィア=ウィンチェルだ」
クウェンサー「よろしくお願いし…」
エルキドゥ「あぁよろしく、僕はエルキドゥ。狭い部屋だけど仲良くやろうね」
クウェンサー「あ、あぁよろしく…」
クウェンサー(やばい、まさか女性と相部屋だとは…)
ヘイヴィア(いやよく見りゃ僕って言ってたぞ、こう見えて実は男とかってオチだろ!)
クウェンサー(いやでもあの長髪と整った顔立ちはどう見ても女だって)
ヘイヴィア(オイオイ、お前がそう言う時は必ず地雷だろうが)
エルキドゥ「?なんだかよくわからないけど、共に戦う仲間として歓迎するよ」
22 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/27(月) 00:28:09.54 ID:vp+0d7dY0
ガチャ
エミヤ「失礼エルキドゥ、この部屋に英霊なのかわからない者が来ると言う話をマスターから」
エミヤ「なんだ、もう来ていたのか」
クウェンサー「あ、どうも」
ヘイヴィア「あんたは…」
エミヤ「エルキドゥと同じくこの相部屋に住んでるエミヤだ」
クウェンサー「俺はクウェンサー=バーボタージュだ、よろしく」
ヘイヴィア「俺は相棒のヘイヴィア=ウィンチェル 」
エミヤ「クウェンサー? ヘイヴィア?…ふむ、聞いたことのない英名だ」
ヘイヴィア(エミヤって名前も聞いたことないけどな…)
エミヤ「まぁいい、無銘の私と違って英雄には違いないしさしたる問題ではない」
エルキドゥ「そういえば二人のクラスはなんだい?」
クウェンサー「く、クラス?」
エルキドゥ「所属部隊の階級の事か?」
エミヤ「何を言っている、サーヴァントとして召喚に応じたのならその力に見合う座があるはずだ」
クウェンサー「って言われても…俺たちなんでここに来たのか分からないし」
エルキドゥ「サーヴァントとして現界したのに?」
ヘイヴィア「気づいたらここに来てたんだよ」
エミヤ「ふむ…おかしな話だ」
23 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/27(月) 00:40:25.20 ID:vp+0d7dY0
エルキドゥ「まぁ別にそんなのは後ででいいかな、っと、僕はそろそろギルと会話してくるからこれで」
エミヤ「英雄王ならカルデアのロビーで子供達と遊んでいるぞ」
エルキドゥ「ナーサリーとジャックかな?アメリカの特異点で召喚されてからいつもあんな感じだね」
エミヤ「ふん、あの英雄王が子供相手に遊ぶ姿もまた新鮮で良いものだと私は思うが」
エルキドゥ「僕とギルの方が仲がいいから、それじゃ僕はギルに会いに行くよ」
エミヤ「あぁ」
エルキドゥ「それじゃね新人さん」
クウェンサー「あ、はい」
ヘイヴィア「おう」
24 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/27(月) 00:46:10.64 ID:vp+0d7dY0
明日書きます
25 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/27(月) 00:49:06.61 ID:EmS7WNhG0
乙
26 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/27(月) 08:29:50.21 ID:vp+0d7dY0
エミヤ「さて、話を戻すが…」
エミヤ「クラスが分からない君たちはおそらくデミ・サーヴァントかもしれない」
クウェンサー「デミ・サーヴァント?」
エミヤ「あぁ、デミサーヴァントと言うのは英霊が人間に憑依して現界する事だ。君たちに英霊としての素質が無くても、何処かの英雄が君たちを見込んで憑依し、サーヴァントとしてこのカルデアに召喚されたと言う事だ」
クウェンサー「へー、そんな事があるんだー」
ヘイヴィア「ヤベェ、頭痛くなってきたな…」
ヘイヴィア「そんじゃ俺たちはその英雄に目をつけられてここに呼ばれたってことかい!」
エミヤ「そうなる」
ヘイヴィア「何で俺たちなんて選んだんだよちくしょー!」
クウェンサー「まぁまぁ落ち着きなよヘイヴィア、よく考えてみろよ」
クウェンサー「今の俺たちは強いってことだぜ」
ヘイヴィア「はぁ!? 」
クウェンサー「いやさ、これって要は強いヒーローを呼び出すってことだろう? ってことは俺たちは今スッゲェ強いってことじゃん」
ヘイヴィア「…まぁ、確かにそうだが…そんなに変わったようには思えねーぞ」
クウェンサー「人類の危機だし、いざとなったら秘められた力が解放されるオチ…」
ヘイヴィア「…その前に消されちまうんじゃねーか?」
クウェンサー「うん、人理とか滅ぼす敵の前で絶対何かヘマやらかしそう…」
ヘイヴィア「もうそれ定番になってるよな」
エミヤ(ふむ…この2人のクラス気になるな)
27 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/27(月) 08:30:56.25 ID:vp+0d7dY0
エミヤ「よし、では少しテストしよう」
クウェンサー「テスト?」
エミヤ「あぁ、実戦の前にまずは自身の力を確かめるんだ。そうすれば君たちのクラスもわかるだろう」
ヘイヴィア「へーテストか、何やるんだ?」
エミヤ「なに、少し骨と鬼ごっこを」
ヘイヴィア&クウェンサー「骨?」
28 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/27(月) 08:31:25.25 ID:vp+0d7dY0
カルデア仮想訓練所
ヘイヴィア「おいクウェンサー!大丈夫か!」
クウェンサー「へ、ヘイヴィアこそ傷は大丈夫か!?」
ヘイヴィア「いや、傷もそうだが何だか体が気だるくてよ…」
クウェンサー「わぁぁぁ!ヘイヴィア少し消えかかってるよ!?」
ヘイヴィア「は?何バカ言って……」
ヘイヴィア「うおぉぉぉぉ!?俺の肩から金粉みたいなのが舞い上がっていく!!!」
クウェンサー「わぁぁぁぁぁぁぁ俺も消えかかってる!?」
ガチャ
クウェンサー「あ」
ヘイヴィア「げ」
剣骨「」
弓骨「」
ヘイヴィア「ちょ」
クウェンサー「ま」
ザシュ
29 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/27(月) 09:12:29.36 ID:vp+0d7dY0
エミヤ「…ふむ、テストの結果を見ると信じられないが君たちは『アヴェンジャー』のクラスのようだな」
エミヤ「それにしても…」
クウェンサー「おい」
ヘイヴィア「何だあの骨の兵士は」
エミヤ「そのままの意味で骨の兵士だが」
クウェンサー「ちげーよ!!そんな事わかってんだよ!!」
ヘイヴィア「あんなもん相手に勝てるかと言ってんだよ!!」
エミヤ「アヴェンジャーのクラスなのに一体も倒せずに霊基消滅とは…最弱英霊よりも弱いのか君たちは」
「呼んだか?」
クウェンサー「銃が効かないとは思わないよ!」
ヘイヴィア「だいたい骨なんてどうやって倒すんだよ!!」
エミヤ「普通に倒せるが…まぁいい、テストは散々だったが調子の方はどうだ?」
クウェンサー「消滅するとき巨乳のお姉さんを抱きたいと思った」
ヘイヴィア「あ、俺も」
エミヤ「そんなのは聞いてないから、戦った時に感じた事を私は聞いてるんだ」
クウェンサー「えーと、少しだけなんだけど…なんか時間が経つにつれて少しずつ力が溜まっていく感じが…本当に少しだけした」
ヘイヴィア「俺も…なんかすげぇ溜まったら何か出せそうな感じはした」
30 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/27(月) 09:13:29.22 ID:vp+0d7dY0
エミヤ「そう、それだ」
エミヤ「恐らく君たちが感じたのは『宝具』発動の魔翌力だ」
クウェンサー「宝具?」
ヘイヴィア「んだよそれ」
エミヤ「宝具とは英霊一人一人が持つ生前の象徴が具現化したものだ。英霊一人の伝説が武器ととなったと言えば分かりやすいか」
ヘイヴィア「それを使うとどうなるんだ?」
エミヤ「宝具は場合によっては形勢を逆転させる奇跡を起こすことが出来る。サーヴァントそれぞれだが様々な窮地を脱する宝具を持っている」
ヘイヴィア「だったらそれで人理焼却の黒幕倒せるんじゃねーの?」
エミヤ「それが出来ないからマスター達は旅をしている」
ヘイヴィア「…ま、そうだよな」
ヘイヴィア「でも、今のような仮想の敵もその宝具で蹴散らせるってことだろ?
エミヤ「その通りだ、敵によって相性があるが…君たちの場合はその心配はなさそうだな、アヴェンジャーの天敵は今の所は『バーサーカ』と思っていた方がいい」
クウェンサー「バーサーカー…嫌な予感がするんだけど…」
エミヤ「しかし、宝具に頼り過ぎてはいけない。いまのように魔翌力が溜まるまでに倒されるかもしれないからだ」
クウェンサー「…つまり、一発逆転の博打みたいなものか?」
エミヤ「使うのは君たち次第だが、タイミングと場面に気をつけることだ。マスターがもしも敵に殺されればそこで人類の終わりは確定される」
クウェンサー「俺たちは今のような敵と戦いながらあの娘を守るってことか」
ヘイヴィア「まー、ナイト様ならそれぐらい楽勝だろ。今まで何人もの女の子助けたか俺でも分かんねーし」
クウェンサー「は?俺は別にフローレイティアさんやお姫様のためにやってきただけだし」
ヘイヴィア「は、どうだかね」
クウェンサー「…なんだよその含みのある言い方」
ヘイヴィア「別に、ただテメェがあの娘のために頑張るってんなら俺も頑張らないといけないなって思っただけだよ」
31 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/27(月) 09:13:54.85 ID:vp+0d7dY0
エミヤ「…さて、宝具についてだが」
エミヤ「これを持ってもう一度仮想訓練を受けてみたまえ」
ヘイヴィア「なんだこの紙切れ?」
クウェンサー「なんかおっさんが写って…」
エミヤ「それは概念礼装、カルデアの召喚装置から時折出てくる魔術師や英雄の持つ概念を抽出したものだ」
エミヤ「最上位礼装カレイドスコープ、それを持つだけで魔翌力がグンっと上がるはずだ」
クウェンサー「本当かよ」
ヘイヴィア「えぇ、ってか俺はまだ魔法とか全然分かんねーんだけど。まだレーダー分析とかオブジェクトとかの方が分んだけど」
エミヤ「つべこべ言わずに、さっさと行け」
エミヤ「では装置の方頼む」
p「はい…」
p「再テスト…スタートします」
クウェンサー「おぉ!なんかすっげえ力が湧く感じがする!」
ヘイヴィア「おぉ、俺もだ…!」
クウェンサー「へー、これが概念礼装の力ってやつかー」
ヘイヴィア「これさえあれば今度は余裕だな!」
32 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/27(月) 09:15:37.76 ID:vp+0d7dY0
ヘイヴィア「クソクソクソクソ!!!」
ダダダダダダダダダダッ!!!
クウェンサー「おいヘイヴィア! いくらアサルトライフルの銃弾が尽きないからって撃ちすぎ!!これだけで魔翌力消耗してるって絶対!!」
ヘイヴィア「テメェこそさっきから爆弾を起爆させる度に魔翌力がごっそり減ってる気がするぞ!!」
クウェンサー「それでも骨ども倒してるのは俺だろ!」
ヘイヴィア「さっきから果敢に弾をぶっ放して骨ども倒してる俺に決まってんだろ!」
クウェンサー「なにを!!」
ヘイヴィア「やるってのか!!」
骨剣「」ブン
ヘイヴィア「おっと!!」
クウェンサー「うわっ!」
ヘイヴィア「と、とりあえず一旦退くぞ!」
クウェンサー「同じく!!」
クウェンサー「…そろそろじゃないか」
ヘイヴィア「そうだな、もう力が溢れ出してしょうがねぇっ!」
クウェンサー「それじゃやるぞ!」
ヘイヴィア「おう!」
骨剣「?」
骨弓「?」
クウェンサー「喰らえ!」
ヘイヴィア「俺たちの宝具!!」
骨弓「…」
骨剣「…」
クウェンサー「……」
ヘイヴィア「……」
骨剣「…?」
骨弓「??」
クウェンサー「…俺たちの宝具って…」
ヘイヴィア「…どう出せばいいんだよ…」
骨剣「」ブン
骨弓「」ビュン
ザク
33 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/27(月) 09:16:14.53 ID:vp+0d7dY0
エミヤ「…まぁそのなんだ」
エミヤ「実戦になったらマスターを守るために自然と宝具が出るかもしれない、レイシフトするまでの間このカルデアで他の英霊達と仲を縮めることをお勧めするよ」
クウェンサー「…ご忠告どうも」
ヘイヴィア「…そうさせてもらうわ」
34 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/27(月) 09:23:40.53 ID:vp+0d7dY0
午後から続きと安価投げます
35 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/27(月) 10:05:02.25 ID:aFdnphQ4O
一旦乙
36 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/27(月) 11:54:18.19 ID:7YZ+TkTBO
クウェンサー「まぁ宝具が使えなかったのは少し残念だったけど、この体は結構スペック高いぞ」
ヘイヴィア「あぁ、さっきも弾の心配せずに撃ちまくれたしな!…全然効いてなかったけど」
クウェンサー「少しだけ足も速くなってるし、力も少し…」
ヘイヴィア「…なんかいつもと同じじゃね?」
クウェンサー「他の人よりもスペックは低いらしいし、さっきの敵を倒せないのも俺たちが初めてだってさ」
ヘイヴィア「気が滅入るどころかこれからの苦労が目に見える…」
クウェンサー「まぁ、何とかなるでしょ。あのマスターの女の子の采配も確からしいし、今まで多くの大戦を切り抜けてきたって聞いたし」
ヘイヴィア「さっさと終わらせて正統王国に戻りたいぜ」
クウェンサー「お姫様の事もあるし」
ヘイヴィア「ははは、今頃お姫様もナイトがいなくて寂しがってるだろうよ」
クウェンサー「それもあるけど、俺はオブジェクト技師として出世コースを完遂したいの」
ヘイヴィア「へいへい」
クウェンサー「何だよその顔」
ヘイヴィア「さぁね、自分の胸にでも聞いてろよ」
「…胸?」
クウェンサー「おいヘイヴィアそれはどういう」
アルテラ「おいそこのお前達、胸について話していたようだが私の悪口ではないだろうな」
37 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/27(月) 11:55:21.41 ID:7YZ+TkTBO
クウェンサー(背後から急に話しかけてきた女性の声!)
ヘイヴィア(しかも露骨に胸で怒ってる!!)
クウェンサー(言葉に波はないけど、なぜか含みのある言い方だし!)
ヘイヴィア&クウェンサー(…謝っておくか)
クウェンサー「いやいや違うよ!まさか貧乳の人がいるとは思っても…」
ヘイヴィア「おっと胸で怒ってるのならそいつは違うぜ姉ちゃん、俺たちは胸の話はしてない…」
クウェンサー「……」
ヘイヴィア「……」
アルテラ「どうしたお前達、それに見ない顔だがここの職員とやらか?」
クウェンサー「…えーと、そこのお姉さん」
ヘイヴィア「その格好は何でしょう?」
アルテラ「何って…ただの服だが?」
クウェンサー「いやー…」
ヘイヴィア「確かに胸元は無いから色気はないけど…なんていうか破廉恥じゃね?」
アルテラ「破廉恥?知らない言葉だが確かにこの格好で歩くとお前達のような顔をする者が幾人もいる」
クウェンサー「まぁなんだ、あんたもサーヴァントってヤツなら少しはその格好気をつけなよ」
クウェンサー「それで体調を崩したらマスターの為にもならないんだし」
アルテラ「ふむ、サーヴァント…破壊の化身たる私が体調を崩すことはないがそうか、確かにそう言われるとそう思う」
アルテラ「お前の忠告、聞いといてやる」
クウェンサー「そうしてもらえると助かる」
アルテラ「それでは私はお前の忠告通り少しだけ文明を受け入れてくる」
クウェンサー「あぁじゃーなー!」
ヘイヴィア「…何とかラッキースケは回避したか」
クウェンサー「あんな格好日頃からして、誰かあの子に注意とかしないのか?」
ヘイヴィア「ここの連中に常識が通じるとは思えないけどな…つーかあの姉ちゃん『破壊の化身』とか言ってなかったか?」
クウェンサー「そういったキャラを作ってるんだろ、英雄は全員人間だし」
ヘイヴィア「その定義合ってんのかよ…」
クウェンサー「名前聞き忘れたけど…また会えると思うしいいか」
ヘイヴィア「そうだな」
38 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/27(月) 11:56:14.98 ID:7YZ+TkTBO
このあと二人が出会うサーヴァント
安価
>>40
※キャメロットに出てくるサーヴァント以外で
39 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/27(月) 12:20:57.96 ID:aFdnphQ4O
ロビンフッド
40 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/27(月) 12:21:01.26 ID:O7EKuMlDO
エジソンとテスラ
41 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/27(月) 12:21:33.86 ID:2UrtHg8MO
上
42 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/27(月) 14:01:36.78 ID:7YZ+TkTBO
エジソン「直流こそ人々に光を与えるものだこの分からず屋め!」
テスラ「馬鹿者!交流こそ画期的なシステムだ!」
エジソン「なんだと!!」
テスラ「やるか!!」
クウェンサー「道の真ん中で…に、二足歩行のライオンと高身長のイケメンが取っ組み合って喧嘩してる…」
ヘイヴィア「おい、あれに関わるのはやめようぜ…」
ヘイヴィア「片方は人間だけど…片方はライオンだぜ」
クウェンサー「あ、あぁそうしよう…あんな英雄がいるなんて話も聞いたことないしな…」
ヘイヴィア「あっちから回り道して…」
エジソン「うぉぉぉお!!このバカ私の毛を掴むな毟れてしまう!!」
テスラ「そっちこそ私の体に体毛を付けるな汚らしい!!」
エジソン「言ったなテスラァ!このヘッポコが!」
テスラ「うるさいお調子者のエジソン!」
ヘイヴィア「うーわー、あのライオンまさか…」
ヘイヴィア「あれ?クウェンサーどこ行くんだおいそっち行くなバカ!」
43 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/27(月) 14:19:22.24 ID:7YZ+TkTBO
クウェンサー「あ、あのー」
テスラ「む?」
エジソン「誰だね君は?」
クウェンサー「お二人はもしかして…トーマス、エジソンさんとニコラ・テスラさんでしょうか?」
テスラ「如何にも、私が近代の雷神ニコラ・テスラだ」
エジソン「世紀の大発明をしたエジソンとは私のことだ」
クウェンサー「うわまじかよ! まさか天才発明家の2人に出会えるなんて!!」
クウェンサー「俺クウェンサー=バーボタージュって言います!お二人の逸話は小さい頃から聞いてます!」
テスラ「ふむ、私のファンか」
エジソン「え、私のファンの違いだろ?」
クウェンサー「どっちもファンです!」
エジソン「でも1番は私のはずだ」
テスラ「自惚れるなよ凡才、私の方が凄い」
エジソン「私だ」
テスラ「私の方が凄い」
エジソン「やるか!」
テスラ「叩きのめしてやる!」
クウェンサー「うわーまさか世紀の発明家が英霊でここに来てるなんて…夢のようだ」
ヘイヴィア(…俺は関わらないでおこう)
44 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/27(月) 16:30:44.49 ID:7YZ+TkTBO
テスラ「交流」
ドカ
エジソン「直流が一番」
バキ
クウェンサー「ちょっと二人ともやめて下さい!」
エジソン「しょ、少年よ止めるな!これは私の偉業を理解できない分からず屋に理解させているのだ」
テスラ「奇遇だなエジソン!とても不愉快だが私も同じ考えをしている!」
エジソン「何だと!!直流!」
ドカ
テスラ「ぐはっ…!交流!!」
バコ
ヘイヴィア「あー、また殴り合い始まったな…」
クウェンサー「どちらも当時の発明では画期的で優劣つけ難いんだけどな…」
ヘイヴィア「つーかなんでエジソンはライオンなの?」
クウェンサー「…聞いてみる?」
ヘイヴィア「いやさすがにあの喧嘩に入り込んで聞きたくねぇ…」
クウェンサー「まぁ、入ったら巻き添えの1発で倒されそうだし……」
45 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/27(月) 16:46:57.73 ID:7YZ+TkTBO
次出会う人
>>47
46 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/27(月) 16:48:33.84 ID:hcD0AFBOO
ksk
47 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/27(月) 16:49:25.22 ID:EmS7WNhG0
アン・ボニー&メアリー・リード(水着)
48 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/27(月) 17:45:44.75 ID:7YZ+TkTBO
クウェンサー「あの二人はあんなに仲悪かったんだなー」
ヘイヴィア「よく知らねーけど、生前の因縁であそこまで殴り合いができるとか、本質は似てるんじゃねーか?」
クウェンサー「そうかもねー、もう少しお話ししたかったんだけどな俺」
ヘイヴィア「まぁ機会はあるしいつでも会話できるだろ」
アン(水着)「あら?あなた達新人さん?」
メアリー(水着)「さっきマスターが言ってたカルデア初のアヴェンジャーだったけ?」
クウェンサー「あー、どうも…」
クウェンサー(目の前から水着の女の子が歩いて来た…)
ヘイヴィア「あー……挨拶もしたいんだけど、その格好は何?」
メアリー「何って水着だけど?」
クウェンサー(ダメだ!!このカルデアには痴女しかいないっぽい!!)
ヘイヴィア(ここで常識ある女はぐだ子とマシュしかいないんじゃねーか!?)
49 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/27(月) 17:46:38.14 ID:7YZ+TkTBO
アン「うふふ、もしかして私たちに見惚れちゃいましたか?」
ヘイヴィア「いや見惚れるだろ、こんな美人の姉ちゃんが水着着て施設を歩いてたら」
クウェンサー「右に同じく」
アン「あらあら、マスター以外の視線も奪っちゃうんですね」
アン「メアリーは」
クウェンサー「…ん?」
ヘイヴィア「いや俺はストンよりはボインの方…」
バン
ヘイヴィア「」
アン「もう新人さんったら!それがメアリーの良いところでしょうが!」
クウェンサー(…俺は今振り返ることができない)
クウェンサー(なぜならデカい方がマスケット銃でヘイヴィアの頭を撃ち抜いたからだ)
クウェンサー(ヘイヴィアの安否を確かめたいけど…)
アン「さて、あなたもメアリーの方が良いでしょう?」
クウェンサー(し、視線を逸らしたら殺られる!!)
クウェンサー「はい!可憐でセクシーだと思います!!」
アン「うふふ、よろしいわ!」
アン「さてメアリー、もうすぐ先発メンバーが発表される頃だと思うから行きましょ」
メアリー「あ、うんわかった」
メアリー「…そこの新人、そこに転がってる死体ならダヴィンチの元に持っていけば直してもらえるよう」
クウェンサー「え、これ治んの!?」
メアリー「僕らは英霊だからね、マスターと契約を結べば、消滅しても霊基が残ってあればカルデアで復活はできる」
メアリー「それじゃ、また後でね」
クウェンサー「あ、あぁありがとう!」
クウェンサー「…でもダヴィンチがいる場所ってどこ?」
ヘイヴィア「」
50 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/27(月) 17:53:16.03 ID:7YZ+TkTBO
クウェンサー「これ放置しようかな?」
ヘイヴィア「…う、うぅ…」
クウェンサー「!?あれ生き返った!?」
ヘイヴィア「な、なんか今、川と花畑が見えたんだが……」
ヘイヴィア「ってあれ? 俺なんで床に倒れてんだ?」
ヘイヴィア「確かボインとストンと言って…」
ヘイヴィア「…俺もしかして殺された?」
クウェンサー「…殺されたな」
ヘイヴィア「え、じゃあなんで生き返れたの!?」
クウェンサー「俺が聞きたいわ!!」
クラススキル
自己回復
51 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/27(月) 18:09:49.77 ID:7YZ+TkTBO
深夜書きます
52 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/27(月) 18:13:02.76 ID:EmS7WNhG0
一旦乙
53 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/28(火) 14:40:41.31 ID:U86NyGl1O
クウェンサー「よかったな生き返れて」
ヘイヴィア「いや、喜んで良いのか分からねえんだけど…」
ヘイヴィア「なんで生き返れたのかすっげぇ疑問だけど…とりあえずは保留しとくか」
クウェンサー「そうだな」
ヘイヴィア「にしてもあの女どもなんだよ…水着でしかも躊躇なく頭撃ち抜くとか」
クウェンサー「危険なのは大きい方だと思うけど…小さい方も日常的な言い方してたからどっちも気をつけたほうが良いかな」
ヘイヴィア「今更思うが、マスターってのはあんなの従えてるのか?」
クウェンサー「まぁ時代が違う英雄ってやつだし、時代錯誤的な意味もあるんだろ。こっちだって人命よりもオブジェクトを優先したりする連中がたくさんいるんだし」
ヘイヴィア「はっ、時代は違えど命の重さが軽いのは同じってか」
クウェンサー「俺たちだってこう見えて人殺してるし」
ヘイヴィア「戦争で敵に情けを見せたら俺たちがやられちまうからな」
クウェンサー「…ん?ならオブジェクトで戦果を出しているエリートの連中が英雄で呼ばれたりするんじゃないか?」
ヘイヴィア「おいバカ!そんなこと言うと何十万トンのオブジェクトがこのカルデアに来ちまうだろ!!」
クウェンサー「ご、ごめんごめん!そんな定義ならと思ってさ」
ヘイヴィア「ったく…」
54 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/28(火) 15:52:06.54 ID:U86NyGl1O
クウェンサー「ここは…食堂か?」
ヘイヴィア「そうみたいだね」
食堂にいる英霊
※キャメロット以外
安価
>>56
55 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/28(火) 16:55:37.82 ID:X+gB65+XO
ブーディカ
56 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/28(火) 16:56:42.07 ID:b534i9mnO
上
57 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/28(火) 17:20:12.63 ID:hCoRkM8SO
クウェンサーの最強武器は白き女王をも寝むらせた麻酔銃
ライダークラスのお姫様はまだですか?
58 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/28(火) 19:14:03.22 ID:kCvG5xQYo
そら麻酔銃は塾長や地上最強にすら有効やしね……
お姫様はでるなら何処ぞの捻くれた公式コラボとは違って身一つでご登場願いたい
59 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/04/12(水) 16:10:40.04 ID:ZmXWYY6v0
クウェンサー「へー、食堂なのに結構綺麗だね」
ヘイヴィア「軍隊と違って清潔感あるな」
ブーディカ「お!夕食前なのにもう人が来てるね」
ブーディカ「ってあれ?カルデアの職員じゃないね君たち、もしかして新しいサーヴァント?」
ヘイヴィア(厨房から美人の姉ちゃんが顔出してきた)
クウェンサー「あぁ俺たちさっき来たばかりで少し施設内を探検しているんだ」
ブーディカ「そーなんだ!新人の英霊さんなら歓迎しないといけないね!」
クウェンサー「いやいやそこまでしなくても」
ブーディカ「良いって良いって!もうすぐご飯できるから少し味見してってよ!」
ヘイヴィア「あんたもサーヴァントなのか?」
ブーディカ「あーそうだけど名前は…あー焦げちゃうから席に座って待ってて!」
ヘイヴィア「お、おう」
ヘイヴィア(この姉ちゃんはさっきのとは違ってまともだな…)
クウェンサー(よかった、女性の英雄は全員変人で痴女なんだとばかり思ってた…)
クウェンサー「美人で料理もできる…ちょっと良いな」
ヘイヴィア「俺たちの周りにいる女は全員家庭的じゃねーから変に眩しく感じちまう」
ブーディカ「お待たせ!トマトをふんだんに使ったパスタだよ!」
ヘイヴィア「…」
クウェンサー「…」
ブーディカ「どーしたの?」再臨前
クウェンサー「…その、下は?」
ヘイヴィア「ズボンとかスカートとか履かないの?」
ブーディカ「あ、これ?」
ブーディカ「サーヴァントで呼ばれた時の姿のまんまなんだけど…私ずっとカルデアでバックアップ要員だったから『もうこれで良いかなー』って思って」
ブーディカ「もちろん動きやすさ重視だよ!サーヴァントで呼ばれたから料理の際に出来る大抵の怪我や火傷なんかは魔翌力で回復できるし、服が汚れずに済むからね!」
クウェンサー「…なるほど、効率重視なんですか」
ヘイヴィア「確かにサーヴァントなら傷治るもんな…」
ブーディカ「ほらほらそんなのより料理に集中!冷めないうちに召し上がれ!」
クウェンサー「それじゃお言葉に甘えて、いただきます」
60 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/17(水) 22:55:58.15 ID:QXQ+fPX+0
保守
61 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/16(金) 07:13:39.59 ID:8YAl19ySO
もうこないのか
62 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/16(金) 07:47:24.83 ID:wxT11skA0
書きたいんだけどどうすれば良いか
63 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/16(金) 12:43:40.61 ID:ZZUvQwZnO
オブジェクトが出てくる特異点とか?
とりあえずクウェンサー達のスキル・宝具を設定するとかすればストーリーが見えてきたりするかも。
64 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/19(月) 15:20:06.53 ID:K2+SyQrK0
クウェンサー「…美味かった…」
ヘイヴィア「あぁ、とんでもなく美味かった…」
クウェンサー「しかもアイルランドの英雄、ブーディカとか」
ヘイヴィア「本で何回か見たことあるガチモンの英雄でビビったわ、まさかアレでバックアップ要員とか、前衛にいる英雄はどんな奴らなんだよ」
クウェンサー「まぁ俺たちみたいなのは後衛だろうし、前衛になんかあった時に前に出されるんだろ」
ヘイヴィア「強い英霊が全滅して戦線に出される場面とか絶対に来てほしくはないな」
クウェンサー「まぁね、でも5個も特異点ってのを修正してんだし、そんな事態は殆どないんじゃないかな?」
65 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/19(月) 15:21:02.63 ID:K2+SyQrK0
クウェンサー「とりあえず一通り見たし一旦戻るか」
ヘイヴィア「他にも見るもんもあるだろうけどそうだな」
エミヤ「あぁ、やっと見つけた」
クウェンサー「あ、エミヤさん」
ヘイヴィア「俺たちのこと探してたんすか?」
エミヤ「マスターからの命令でな。君たちを呼ぶように言われて探していたのさ」
ヘイヴィア「あの子が俺たちを?」
クウェンサー「一体何のようで俺たちを?」
エミヤ「つい先ほど第六特異点が見つかり、マスターがレイシフトする前準備を整えている」
クウェンサー「特異点…」
ヘイヴィア「人理ってやつの乱れか…でも、それだとしたらどうして俺らを呼ぶんだ?レイシフトで一度に行けるサーヴァントって6騎までだって話だろ。出発式でもやるのか?」
エミヤ「何を言う、今回のレイシフト同行に君たちが選ばれたということだ」
クウェンサー「……はい?」
エミヤ「私としてはまだ力の使い方がなっていない君たちを行かせるのは納得しないが、あのマスターの言うことだから何か考えがあって言っているのかもしれない…」
ヘイヴィア「いやそりゃそうだろ!!俺たちまだ自分の宝具すら使えないんだぞ!?」
クウェンサー「まずい!!早く直談判しなくちゃ俺たち前線に送られる!!」
ヘイヴィア「マスターのところに早く行かねーと!!」
エミヤ「そうだな、では私に着いてきたまえ」
ぐだ子「エルサレムかーどんな所なんだろう」
マシュ「先輩、もうすぐ出発ですよ」
ぐだ子「はーい、それじゃみんな集まってるかな?」
66 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/19(月) 15:25:47.27 ID:K2+SyQrK0
同行する5騎
お話に必要なのでマシュとダヴィンチちゃんは数えないものとします
≫67 〜 ≫71
67 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/19(月) 15:30:25.08 ID:r1go7ymp0
BBちゃん
68 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/19(月) 15:40:42.29 ID:EpZbC6lkO
BB加入はどうあがいても一部完結後だから、エルサレム(キャメロット)攻略時じゃBB連れてくの無理じゃね?
安価は黒髭
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