引きこもり提督と遊びに行こう【艦隊これくしょん・安価】

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1 : ◆yJGN1SPTmzFo [sage saga]:2017/03/16(木) 23:30:13.48 ID:zqti7U170
提督
女性。22歳。
引きこもってゲーム(つまり仕事)ばかりしている。
あまり人間と話すのが得意ではない。
えうー。

大淀
艦娘。
提督のことを心配している。

吹雪
かわいい

初月
かわいい

不知火
かわいい

皐月
かわいい

叢雲
かわいい

親潮
かわいい

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1489674602
2 : ◆yJGN1SPTmzFo [sage saga]:2017/03/16(木) 23:31:16.38 ID:zqti7U170
−真っ暗な部屋

提督「ふひひ……きょうも仕事……あしたも仕事……仕事、好き……楽しい……」カタカタカタカタッターン

提督「外にでなくても……できる仕事って聞いて、提督になったけど……。ほんとだった……」タカタカタカタカッカーン

提督「えっと……次は、この編成で……出撃して……っと」カチカチッカチカチ

コツコツコツコツ

提督「……ん……?」

ガラッ

提督「うわーっ、光、光がーっ」

大淀「提督」

提督「光、光……外のひかりぃーっ」

大淀「提督、しっかりしてください。……もう、ほら、外に出ますよ」ガシッ ズルズル

提督「や、やめよ、おおよど。れいじゅをもってめいずる」

大淀「なにわけのわからないことを言ってるんですか。ほら、自室に引きこもってないで執務室へ行きましょう」ズルズル

提督「うー、やだー……」
3 : ◆yJGN1SPTmzFo [sage saga]:2017/03/16(木) 23:31:48.20 ID:zqti7U170
−執務室

大淀「さて、提督」

提督「…………」

大淀「提督がこの鎮守府に着任して、もう3ヶ月ほど経ちますが」

提督「…………」

大淀「その間、ずーっと自室にひきこもって、モニターと向かい合っているのはどうかと思います」

提督「…………」

大淀「もちろん、鎮守府運営システムを使った仕事ぶりに問題があるわけではないのですが」

提督「じゃあいいよね、わたし仕事するから」サッ

大淀「ですが」グイッ トサッ

提督「えうー」
4 : ◆yJGN1SPTmzFo [sage saga]:2017/03/16(木) 23:32:23.73 ID:zqti7U170
大淀「こうしてずっとひきこもっている、というのは肉体・精神両面の健康上も、艦娘たちとのコミュニケーションにも問題があります」

提督「…………」

大淀「なので、今日は外出をしていただきます」

提督「や、やだ……そと嫌い……」

大淀「だめです」

提督「わたし、提督だから……だめをだめにする……」

大淀「私には提督健康管理システムと、鎮守府保全システム、そして艦娘風紀管理システムが組み込まれています。三システムは全会一致で提督の外出を支持しました。この決定は本部の許可を得て、先ほど実行命令も発令されました」

提督「……つまり……?」

大淀「提督には強制的に外出していただきます」

提督「ひいー。しんだ。わたししんだ」
5 : ◆yJGN1SPTmzFo [sage saga]:2017/03/16(木) 23:33:55.40 ID:zqti7U170
大淀「落ち着いてください。なにも提督一人で外へ放り出そうというわけではありません」

提督「……というと……?」

大淀「艦娘が同行します。希望者が何人かいますので……」

提督「ひいー」

大淀「なんでですか」

提督「……わたし、知らない人と話すの……にがてだから……」

大淀「この鎮守府の艦娘じゃないですか。いつも編成したり出撃の命令を下したりしているでしょう」

提督「……それはモニターごしだから……なまで、あったらしぬ……」

大淀「大げさですね。そもそも、私とは話せてるなら平気ですよ」

提督「……あとでしぬ……」

大淀「死にません」

提督「人は誰でも死ぬもん」

大淀「それでも今はまだ死にません。では、こちらが候補者のリストです」ズラッ
6 : ◆yJGN1SPTmzFo [sage saga]:2017/03/16(木) 23:34:51.24 ID:zqti7U170
提督「……うう……。このこは……ひとだ……。このこも……ひと……。このこだって、ひと……」

大淀「みんな人です。さあ、選んでください」


誰とでかけましょうか↓

1吹雪

2初月

3不知火

4皐月

5叢雲

6親潮

7大淀

7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/16(木) 23:34:58.10 ID:qsM/GfPuO
引きこもり作者は惨めだからわざわざ自己投影SSを書かなくてもいいよ
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/16(木) 23:35:11.16 ID:zJtPh0JiO
9 : ◆yJGN1SPTmzFo [sage saga]:2017/03/16(木) 23:38:48.44 ID:zqti7U170
提督「この子……不知火ちゃんにおねがいする……」

大淀「不知火さんですね。わかりました。では、呼んできます」

提督「まって」

大淀「なんですか」

提督「こころの準備が……いるから……あと一週間まって」

大淀「待ちません。メールしますね。はい、今しました」ピッ

提督「えうー」
10 : ◆yJGN1SPTmzFo [sage saga]:2017/03/16(木) 23:52:00.51 ID:zqti7U170
不知火「お呼びにあずかりました、不知火です。おひさしぶりです、司令」

提督「……ひとだ……」

不知火「人です」

大淀「提督?」

提督「あっ、そのっ、えっと、えーと、えーとえーとえーと、提督です」

不知火「知っています」

提督「うぉはっ」

不知火「うぉは?」

大淀「お二人とも、とても打ち解けてきたようですね。それでは私はこれで失礼します」

提督「まって」ガシッ

大淀「待ちません」グイ

提督「ひとりにしないで」

不知火「二人ですが」

提督「ひゃふ」

不知火「ひゃふ……?」

大淀「では、お二人とも楽しんできてくださいね」バタン

提督「えうー」

不知火「えう……」
11 : ◆yJGN1SPTmzFo [sage saga]:2017/03/16(木) 23:54:24.98 ID:zqti7U170
提督「…………」

不知火「…………」

提督「……えっ……とお……」

不知火「司令」

提督「はいっ」

不知火「質問があります」

提督「ッ……しつもん……だと……」

不知火「質問です」

提督「……す、すりーさいずは……」

不知火「違います」

提督「……………………」
12 : ◆yJGN1SPTmzFo [sage saga]:2017/03/16(木) 23:58:49.15 ID:zqti7U170
不知火「この不知火以外にも、候補者はいた、と聞いています。司令は、なぜ不知火をお選びになったのですか」

提督「……き、きくかー……それきくかー……」


なぜ不知火を選んだのでしょうか↓

1かわいかったから

2頼れそうだから

3興味があった

4なんとなく

5特に理由はない

6実は大淀が選んだとは言いづらい

7大淀が作ったあみだくじで選んだなんて言えない
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/16(木) 23:59:43.35 ID:1hTwhDS+0
7
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/16(木) 23:59:47.04 ID:RC4t3ECAo
7
15 : ◆yJGN1SPTmzFo [sage saga]:2017/03/17(金) 00:07:19.07 ID:5PU3aZnb0
−回想シーン

提督「わ、わたしにはえらべない……みんなひとだから……」

大淀「どうやら重症ですね」

提督「……へやで療養する……」

大淀「だめです」

提督「えうぅ」

大淀「では、こうしましょう」カキカキ シャッシャッシャッ

提督「……な、なに……これ……まさ……か……」

大淀「あみだくじです」

提督「……わたし、ようじをおもいだした」ガタッ

大淀「さあ提督、選んでくださいね」グイ

提督「……や、やめ、うでが折れる……」グググ

大淀「どこからスタートしますか? はずれはありませんよ」

提督「わたしにはえらべないから……」

大淀「ではここにしましょう。さ、なぞっていきましょう。てーてー、てててて、てーてーてててて」グイグイ

提督「ひいーびーじーえむつき」

大淀「てーてーてててて、てててててん。はい、不知火さんですね」

提督「不知火……たしか、ひとの……」

大淀「そこしか覚えてないんですか? とにかく、決まりました。いいですね、提督」

提督「はい……。この子……不知火ちゃんにおねがいする……」
16 : ◆yJGN1SPTmzFo [sage saga]:2017/03/17(金) 00:12:47.43 ID:5PU3aZnb0
提督「も、も、も、も、もち、もちろ、もちろん、重大なりゆうがあります……」

不知火「……どういった理由でしょうか」

提督「それは……まだいえません」

不知火「なるほど」

提督「わかっていただけましたか」

不知火「はい。軍には機密が付き物です」

提督「そうです」

不知火「わかりました。この件についてはもう聞きません」

提督「はい」

不知火「では、もうひとつ質問をよろしいでしょうか」

提督「ど、どうぞ」

不知火「この机の上のあみだくじはなんですか。不知火の名前もここにありますね」ヒラッ

提督「ぎゅわっ」

不知火「質問は終わりです。ありがとうございました」
17 : ◆yJGN1SPTmzFo [sage saga]:2017/03/17(金) 00:17:45.90 ID:5PU3aZnb0
提督「……う、うう……ごめんなさい……」

不知火「なにをですか」

提督「……すべてです……わたしのすべてをごめんなさい……」

不知火「気にしていません。むしろ、幸運でした」

提督「……? な、なんで……」

不知火「不知火には理由があるからです」

提督「……???……あ……そ、そういえば……」
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/17(金) 00:17:50.52 ID:2N5vKz5C0
安価先書いてないけど、これは直下ってことでいいのかな
19 : ◆yJGN1SPTmzFo [sage saga]:2017/03/17(金) 00:22:49.98 ID:5PU3aZnb0
(大淀『艦娘が同行します。希望者が何人かいますので……』)

提督「……希望者……?……ど、どうして……?」

不知火「聞きたいのですね」

提督「は、はい……」


不知火が提督と同行したい理由とはなんなのでしょうか↓←これが安価の印です ↓は直下 ↓↓は二つ下です 関係なさそうなものは飛ばします

1提督と個人的に話してみたかったから

2提督の謎を暴きたかったから

3提督に胸を大きくする方法を聞きたかったから

4単純に外出したかったから

5行きたいお店があるから

6提督と同行すると大淀が間宮でごちそうしてくれるから

7引きこもりを外に連れ出すのが趣味だから
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/17(金) 00:33:55.23 ID:GGmmPqZCo
1
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/03/17(金) 00:55:53.34 ID:5PU3aZnb0
不知火「司令に話があるからです」

提督「は、はなし?」

不知火「話をしてみたかったから、といったほうが正しいですね」

提督「……どういうこと?……」

不知火「司令は、ご自分が鎮守府内でどのように噂をされているかご存知ですか」

提督「えっ、ちょっ、うわ、うわさ、って……」

不知火「一切艦娘達の前に姿を見せず、秘書艦・大淀を通して冷徹にして合理的、そして精密な指揮を行う謎の指揮官……というのがおおむねの評判です」

提督「れ、れいてっ?」

不知火「レイテではありません。冷徹です」

提督「……え、それ……わたしのはなし……じゃないよねそれ……ちがうよねそれ……」

不知火「あなたの話ですよ」

提督「……えー……」
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/17(金) 01:17:42.93 ID:5PU3aZnb0
不知火「そういった評判でしたので、実際に直接話をしてみたいという艦娘は多かったのです」

提督「しぬ」

不知火「大淀さんにそうした要望を伝える艦娘の数も次第に多くなり……その結果、こうした機会をいただけたというわけです」

提督「おー、ごっど」

不知火「……では、そういうわけですので」

提督「……わけ?」

不知火「さっそく外出をしましょう」

提督「ぎゃーそうだった……」

不知火「どこか希望はありますか、司令」

提督「わたしのへや」

不知火「では、不知火の希望の場所に行きましょう」

提督「えうー」


不知火の行きたい場所はどこでしょうか(その1)↓

1お店

2映画館

3遊園地

4公園

5海

6ホテル

7ダンジョン
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/17(金) 01:23:35.90 ID:8KSiZ7cBo
5
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/17(金) 01:37:39.79 ID:5PU3aZnb0
不知火「海へ行きましょう」

提督「……海……ッ……!……?……」

不知火「不知火たちの職場だと思うのですが」

提督「……わたしの職場はへやだから……でも、うみって……いまから?」

不知火「はい。ぜひ、今の季節に」



今の季節はどれでしょうか↓

1春

2夏

3秋

4冬

5梅雨

6実は一年中暖かい地方

7深海棲艦によって四季は破壊されてしまい予測不能の天候・気温
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/17(金) 01:40:37.82 ID:fvXGcZJ+0
2
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/17(金) 02:00:24.48 ID:5PU3aZnb0
−季節はまさに夏ッ! 燦々と輝く太陽ッ! それに照らされ煌く海ッ! そして、足裏から感じる砂浜の熱ッ!

提督「完全にしぬ」

不知火「統計上、海に行くために外に出ただけで死ぬ人間はごく少数です。問題ありません」

提督「ぎゃくに不安になるいいかたぁー……」

不知火「では、海に行きましょう」

提督「う、うみっていってもいろいろあるから一週間かけてきめたい」

不知火「不知火はもう決めてあります」


海のどのあたりに行きましょうか↓

1鎮守府の窓からでも海は見える

2海沿いの街を歩く

3水着でビーチサイドへGO

4釣り船に乗り込み今夜のおかずをつかまえる

5ヨットで沖のほうに出る

6艤装を付けて深海棲艦の領域に突入してみる

7ネットでサーフィンする
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/17(金) 02:33:11.63 ID:cgdqpDNTO
3
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/17(金) 07:07:21.66 ID:9FhHd+Rzo
よいぞ
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/17(金) 07:20:52.69 ID:McL4zQVkO
選択肢に皐月が入ってるし期待
30 : ◆yJGN1SPTmzFo [saga]:2017/03/17(金) 12:19:20.27 ID:5PU3aZnb0
提督「……どこへいくつもりなの……」

不知火「もちろん、砂浜です。夏ですから」

提督「ほひゃ」

不知火「ほひゃ?」

提督「……そういうところに……いくなら……宇宙服をよういしないと……」

不知火「何を言っているのですか。砂浜では水着を着るものなのですよ。ちゃんと酸素もありますから」

提督「し、しってるけどぉー」

不知火「では問題ありませんね」

提督「不知火ちゃん、水着なんか別にいらないって言ってなかったっけ」

不知火「そう思っていたころもありましたが、せっかくの司令との外出ですので」

提督「ぐっ、なんなのプレッシャー……。あ、でもわたし、水着なんかもってないから」

不知火「事前に大淀さんに用意していただきました」

提督「いたれりつくせりで殺しにきた」

ガラッ

大淀「そういったわけでして、こちら、お二人のために用意した水着となります」

提督「大淀もタイミングはかってたし……」



大淀が用意した水着とはどんなものでしょうか 『番号』と『色』でお答えください 提督のもの↓ 不知火のもの↓↓

1ワンピース水着

2ビキニ水着

3モノキニ水着

4マイクロビキニ水着

5学校用水着

6スリングショット水着

7パワードスーツみたいな深海作業服
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/17(金) 12:22:32.44 ID:7p1pjur5o
2黒
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/17(金) 12:29:25.21 ID:9zF1RPoF0
1で白
33 : ◆yJGN1SPTmzFo [saga]:2017/03/17(金) 13:03:45.21 ID:5PU3aZnb0
提督「ひいー……びきに……しかもくろ」

不知火「不知火のものはシンプルですね」

大淀「気に入っていただけたようでなによりです。では、わたしはこれで」ガラッ スタスタ

提督「あのこ強引にはなしをすすめすぎじゃない」

不知火「司令のためでしょう。ずっと付き合っていると何も終わらないと仰っていました」

提督「ぐさっときた」

不知火「それでは水着も用意できましたし、砂浜へ行きましょう」

提督「……砂浜……こわい……」

不知火「それはまんじゅうこわいというものですね」

提督「ちゃう」


どんな砂浜にいきましょうか↓

1ちょっと遠くの砂浜 のんびりしていて、ひと気はあまりない

2遠くの砂浜 観光客がたくさん

3結構遠くの砂浜 誰かのプライベートビーチで全然人がいない

4海外の砂浜その1 マジ暑い

5海外の砂浜その2 超寒い

6実は鎮守府は南の海の小さな島にある

7南国ビーチ風娯楽施設
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/17(金) 13:25:13.31 ID:1W3urZns0
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/17(金) 14:06:36.15 ID:hPPdS7om0
面白いぬい
36 : ◆yJGN1SPTmzFo [saga]:2017/03/17(金) 14:45:46.71 ID:5PU3aZnb0
不知火「我々が向かうべき砂浜はこちらです」カタカタカタ カチッ

提督「……あ、ひとが少なそう……よかった……」

不知火「そういった場所を選びました」

提督「やさしさをかんじた」

不知火「いえいえ」

提督「えーとお……ここ、どうやっていくの」

不知火「歩いても行ける場所ではありますね」

提督「あるく? あるくってなに」

不知火「この二本の足を交互に動作させて進行する移動方法です」

提督「そんな行為はじんるいにはふかのう」

不知火「では不知火がおぶっていきましょうか」

提督「そ、それはもっとむり……」


ここからは外出パートです
提督疲労度:10 体を動かしたり、人目にさらされると減ります これを0にするのが健康管理システムとしての大淀の目的です
予算度:10 お金を使ったり物を壊したり戦闘したりすると減ります あまったら次回の外出(あれば)に持ち越すこともできます
どちらかがゼロ以下になったら帰宅します


どうやって砂浜まで行きましょうか↓

1歩く 疲労度−3 予算0

2電車 疲労度ー1 予算ー2

3バス 疲労度−2 予算ー1

4車 疲労度0 予算ー3

5不知火がおぶっていく 疲労度−5 予算+1

6艤装で提督を乗せたボートを牽引 疲労度ー2 予算−2

7ネットで写真を見て行った気になる 疲労度+3 予算0
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/17(金) 14:47:32.39 ID:Pk/bzlQno
お前らの優しさが安価に現れてるな
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/17(金) 14:51:52.94 ID:od12ITAqO
1
39 : ◆yJGN1SPTmzFo [sage saga]:2017/03/17(金) 15:46:12.11 ID:5PU3aZnb0
不知火「では、やはり歩いていきましょう」

提督「ええええーええええーむちゃだよー」

不知火「一応、司令も軍人のはずですが」

提督「なんか試験とかいろいろ受けたらいい成績だったから、提督になれただけで……」

不知火「では、これから体力をつけることにしましょう。体力はあっても邪魔になりません」

提督「えうー」

ツカツカ バタン

大淀「はい、こちらタイマーつきの水筒と帽子、そして涼しいワンピースと歩きやすい靴です。日差しも気温も危険ですからね。タイマーが鳴ったら水分を補給してください」

提督「盗聴器でも付けてるわけ」

大淀「秘書艦ですから」

不知火「さすがです」

提督「さすがじゃないし」

大淀「さ、着替えてください。嫌なら無理やり脱がして着せます」

提督「い、いいからもう。観念したから……」パチパチ バサッ

不知火「司令は胸が大きいですね」

提督「な、なぬ、なにいってんの。みてないででていきたまえよ」

大淀「女性同士なのですからかまわないと思うのですけど」

提督「かんむすにはデリカシーがたりない……女の子同士で集団生活してるから……」

大淀「貴女も同じ建物で生活しているんですよ。ひきこもってばかりいるから変に恥ずかしいんです」

提督「わたしがわるいの? ……いえ、そうです、すべてわたしがわるいんです、からすが黒いのもポストが赤いのも……」シュルッ トサッ
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/17(金) 15:48:16.95 ID:/I0RItv+0
●REC
41 : ◆yJGN1SPTmzFo [sage saga]:2017/03/17(金) 16:22:57.16 ID:5PU3aZnb0
提督「はい、きがえました。これでよろしいですか」

大淀「結構です」

不知火「よくお似合いです」

提督「みゅっ……り、りがと」

不知火「……そうだ、不知火も着替えておけばよかったですね。失念していました」

提督「え、あ、あ、そっか、制服だ」

不知火「はい。では、急いで着替えてきます。少々お待ちください」バタン

提督「………………」

大淀「………………」

提督「き、きいた?」

大淀「何をですか?」

提督「と、とぼけるなよよど、わかるでしょ。よくおにあいです、だってーだってさーだってばよー」バンバンバンバン

大淀「いたっ、すごく肩叩いてきますね。うれしかったんですか」

提督「よ、よくわからぬ。はずかしいなーもういわせるな」バシッバシッ

大淀「何を言わせてしまったのか私もよくわからないんですが、おそらく喜んでいただけたようで何よりです」

提督「どうどう、大淀はどう?」クルクル

大淀「はい、サイズぴったりですね」

提督「ちょっとーそういうんじゃなくてさー」

大淀「少しカジュアル寄りなものですからね。私はもう少しフォーマルな服が好みです」

提督「え、大淀が用意したんでしょ」

大淀「何着か用意したものを、希望者に選んでもらっておいたんですよ」

提督「えっ、ということは」

ガチャッ

不知火「お待たせしました」
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/17(金) 16:41:30.81 ID:hPPdS7om0
ヒュー
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/17(金) 16:44:13.34 ID:1qhqfTsc0
期待してるぬい
44 : ◆yJGN1SPTmzFo [saga]:2017/03/17(金) 17:05:30.94 ID:5PU3aZnb0
不知火の服はどんなものでしょうか↓

1Tシャツとスカート

2シャツとジーパン

3ワンピース

4ネクタイとホットパンツ

5カットソーにブリーツスカート

6材質が違うだけでいつもと同じ

7レザーアーマーとロングソード
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/17(金) 17:07:08.03 ID:QwV2Z+2Y0
7
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/17(金) 17:14:32.57 ID:hPPdS7om0
ワロタ
47 : ◆yJGN1SPTmzFo [saga]:2017/03/17(金) 17:35:25.40 ID:5PU3aZnb0
提督「えっ、なにそれ……コスプレ?」

不知火「道中や海で、何が起きるかわかりませんから」

提督「なにがおきることを想定しているの」

大淀「提督もきちんと装備を整えたほうがいいですね」

提督「どういうこと……」

大淀「はい、これをどうぞ。治癒の杖です。道具として使うと傷を回復できます」

提督「ちょっ、どうぐとしてつかうって何」

大淀「ただし、戦闘中は使えないので気をつけてください。ほかにも色々なアイテムを取り揃えてあります」


大淀がアイテムを用意してくれました。どれか二つを持っていくことができます。二つ目で予算度が0以下になる組み合わせは飛ばします ひとつめ↓ ふたつめ↓↓

1ポーション 提督疲労度が半分以下になったとき、『コンマ一桁÷3(切り上げ)』回復する 予算−2

2万能薬 これを買っておくと状態異常が効かなくなる 予算−5

3離脱の宝珠 ダンジョン、海の底、森、新宿駅などから一瞬で脱出できる 予算−3

4ドラゴンソード ドラゴンが現れて助けてくれるロングソード 予算−6 ロングソードを下取りして−4に

5ウイングシールド 翼の加護のある盾 予算−5

6金属探知機 埋まっている戦車とかバス停とかを見つけるのに使う 予算−1

7EXIT またのご利用をお待ちしております
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/17(金) 17:36:52.16 ID:hMTGmjJro
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/17(金) 17:37:46.55 ID:QwV2Z+2Y0
4
50 : ◆yJGN1SPTmzFo [sage saga]:2017/03/17(金) 17:48:20.05 ID:5PU3aZnb0
ドラゴンソード二本だと−4−6=−10になってしまうのでもうひとつ↓です
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/17(金) 17:57:01.38 ID:RNVPHOFUo
52 : ◆yJGN1SPTmzFo [sage saga]:2017/03/17(金) 18:04:55.08 ID:5PU3aZnb0
−不知火はドラゴンソードをてにいれた
予算度10−4=6

大淀「またのご利用をお待ちしております」

不知火「これはいいものですね」チャキ

提督「よくわかんないけどすごそう」

不知火「この刀身にはめこまれた3つの宝石を見てください。これを代償にして、ドラゴンを呼び出すことができます」

提督「ドラゴンなんているの」

不知火「います。人々の心の中に」

提督「え、きゅうにあやふや……」

−こうして剣士不知火とひきこもり提督は旅立った……


つづく
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/17(金) 18:17:05.65 ID:1qhqfTsc0
>>45で何かが狂った
どうしてこうなった・・・
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/17(金) 19:18:31.68 ID:hPPdS7om0
近い海やら人気のない海やら歩いて行くやら何やら決めてからのこの反れっぷりは嫌いじゃない
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/18(土) 06:36:40.36 ID:5W3zB8B2O
天龍が呼び出されそう
56 : ◆yJGN1SPTmzFo [sage saga]:2017/03/18(土) 06:52:03.24 ID:xgypsI760
−海沿いの道

提督「うー、ほんとにあるくんだここ……みちのりはてしなすぎ」

不知火「数キロ程度ですが」

提督「夏だし……杖がじゃまいし……わたしだし……」

不知火「がんばりましょう」ギュ

提督「ぎゃふっ。なななななぜててててをにぎぎぎるのののですすか」

不知火「途中で逃げられると困りますので」

提督「おぅ……信用……」

不知火「暑苦しいなら離しますが」

提督「あー、いや、まあ、いいけど?」

不知火「そうですか」

提督「……っていうか……不知火ちゃんのほうが暑くないの……その鎧」

不知火「お気遣いいただきありがとうございます。特に問題ありません」

提督「そうなの……。そういえば汗とかかいてないね」

不知火「艦娘ですから」
57 : ◆yJGN1SPTmzFo [saga]:2017/03/18(土) 07:05:47.45 ID:xgypsI760
不知火「そういえば、お聞きしたかったのですが」

提督「なに……?」

不知火「司令はなぜ、鎮守府に勤めることにしたのですか」

提督「え、えーと。じんるいのためとかそういうやつ」

不知火「そうですか」

提督「あとそとにでなくていいって聞いたから。嘘だったけど……」

不知火「実際、これまで外に出ていなかったので嘘ではなかったと思います。ただ限度があっただけで」

提督「むむむ。正論の国からやってきた不知火ちゃんはなんで艦娘なの」

不知火「そうですね……」


不知火が艦娘であるわけとはなんでしょうか↓

1志願し、適正があったので艦娘になった おおよそ全体の50%

2志願し、適正がなかったので艦娘化改造を受けた 10%

3元々艦娘として作られた機械 20%

4元々艦娘として作られた機械だったが、適正がなかったので改造を受けた 10%

5海で拾われた 8%

6違法艦娘が軍に所属した 2%

7神の声を聞いた とてもレア
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/18(土) 07:07:48.81 ID:Yv/uY/zd0
5ぬい
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/18(土) 23:20:02.16 ID:GY8e0zbR0
漂流しらいぬ
60 : ◆yJGN1SPTmzFo [sage saga]:2017/03/19(日) 20:49:02.94 ID:QBPmeFov0
不知火「不知火は海で拾われたのです」

提督「うみ」

不知火「海です」

提督「……んんんんんー……。資料でよんだことある……どろっぷってやつ?」

不知火「そうですね。深海棲艦との戦闘後に、海に浮いている艦娘が見つかるという現象です」

提督「ほえー、そうだったんだー」

不知火「なので、海には特別な思い入れがあります」

提督「だからわたしを海につれていって、ひからびさせようとしたわけ」

不知火「干からびはさせませんが、そうですね。せっかくなので、思い入れがある場所を使いました」

提督「なるほどねえ」

不知火「……ところで司令」

提督「ん、なに」

不知火「そろそろエンカウントスイッチが入るかもしれません」

提督「急にどうした」
61 : ◆yJGN1SPTmzFo [saga]:2017/03/19(日) 20:59:51.83 ID:QBPmeFov0
不知火「不知火にもよくわかりませんが、そう呼ばれる現象が起こると報告されています」

提督「え、どういうこと」

不知火「歩いていると、地上型深海棲艦が現れる現象です。なんとなく今日はそんなことが起こる気がしていました」

提督「え、どういうこと」

不知火「不知火にもよくわかりませんが、そういうことが起こるのです。司令はご存知なかったのですね」

提督「どういうことだ……最近、ちゃんとつうたつじこうとかチェックしてなかった……」

不知火「軍事組織の不備というものです」

提督「その、地上型深海棲艦ってのがでてくるからそういうよろいとかなの?」

不知火「そうです。新型艤装の一種と説明されました。艤装でもなんでもありませんが」

提督「ぜんぜんよくわからないけどやばい」


エンカウント率はどのようなものでしょうか 安価のコンマでエンカウントが決定します↓

1コンマ0〜8でエンカウント(レベル上げ用設定)

2コンマ0〜6でエンカウント(ラストダンジョン的なエンカウント率)

3コンマ0〜4でエンカウント(割とイライラするエンカウント率)

4コンマ0〜2でエンカウント(通常レベルのエンカウント率)

5コンマ0でエンカウント(低エンカウント率)

6ランダムエンカウントとか古い シンボルエンカウント(安価で選ぶとエンカウント)

7やっぱり今日はエンカウントしない日だった
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/19(日) 21:03:28.95 ID:ER07lhm4o
4
63 : ◆yJGN1SPTmzFo [sage]:2017/03/19(日) 21:08:50.00 ID:QBPmeFov0
エンカウントはしませんでした

不知火「……」

提督「……」

不知火「出ませんね」

提督「よかったー」

不知火「ですが、油断はできません。できるだけ離れないようにしてください」グッ

提督「おおう」

不知火「……そろそろ水分補給もしてください」

提督「はーい」ゴクゴク

不知火「休憩はしなくても大丈夫ですか」

提督「だいじょうぶっぽい……おもったより歩けてる。不知火ちゃん、なんかおねえさんぽいね」

不知火「そうでしょう。一応、次女のあたりの存在ですから」

提督「よろしくおねがいします、不知火お姉さん」

不知火「はい」
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