他の閲覧方法【
専用ブラウザ
ガラケー版リーダー
スマホ版リーダー
BBS2ch
DAT
】
↓
VIP Service
SS速報VIP
更新
検索
全部
最新50
フレンズは繁栄しました【人退×けもフレ】
Check
Tweet
20 :
◆Wv.nqe0Jy.
[saga]:2017/03/16(木) 00:56:33.16 ID:mBfbfeoZ0
続いて、救助のための道具を準備します。ここでの妥協は一切許されません。安全かる信頼できる装備を用意し、万全の体制を整えなければえらい目を見るのは自分なのですから。
「まずは島に渡るための船を調達したいのですが……」
「すでに漁師さんから一隻お借りしました!」
さすが助手さん、名前に恥じぬ仕事ぶりです。さっそく船が止めてある波止場に向かいました。
向かったんですが。
「…………」
「姐さん?」
「助手さん、この波止場、船が見当たらないんですが……」
「あれですよ、姐さん」
助手さんが指さした先には、廃材の塊が浮かんでいました。
「わたしの目が確かなら、あれは流れ着いた粗大ごみでは?」
「漁師さん曰く船みたいです」
「……イカダの間違いでしょう」
いえ、イカダの名称すらそれには不釣り合いだと思えるようなものでした。こんなもんに乗ったら最後、二次遭難確実です。むしろ我々の方が危ないです。
「これしかなかったんですか?」
ひきつる笑顔を浮かべて助手さんいといますと、彼も申し訳なさそうに目を伏せます。
「ありませんでした」
残酷な返答。しかしこれは助手さんが悪いのではありません。わたしはポシェットに目をやります。
「あまり目立つことをしたくはなかったんですが……」
自分が遭難するよりましです。ポシェットの中から日持ちのするバタークッキーと丸いカラフルな球体を取り出しました。
「妖精さーん」
「「「「はいー」」」」
現在の地球の支配者と認識されている、我々の魔法の源流、妖精さんがぽぽぽぽんという破裂音とともに登場しました。
218.16 KB
Speed:0.1
[ Aramaki★
クオリティの高いサービスを貴方に
VIPService!]
↑
VIP Service
SS速報VIP
更新
専用ブラウザ
検索
全部
前100
次100
最新50
続きを読む
名前:
E-mail
(省略可)
:
書き込み後にスレをトップに移動しません
特殊変換を無効
本文を赤くします
本文を蒼くします
本文をピンクにします
本文を緑にします
本文を紫にします
256ビットSSL暗号化送信っぽいです
最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!
(http://fsmから始まる
ひらめアップローダ
からの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)
スポンサードリンク
Check
Tweet
荒巻@中の人 ★
VIP(Powered By VIP Service)
read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By
http://www.toshinari.net/
@Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)