【二次創作】有山「天空ロンパ!」九条「4スレ目だよ」【安価とコンマ】

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293 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/04/20(木) 20:16:49.63 ID:38h8/62so
温泉の中はこの前と一緒…

じゃあない。物凄い湯気が充満している

それこそ、目の前も見えないくらいに

椎名「なんだこれは」

歌川「コホッ…湯気だ湯気…」

愛野「ドア開けっ放しにしとくよ!」

有山「換気扇は?ボイラー室とかに無かったっけ?」

愛野「能口さん呼んできた方が早くない?」

有山「あ、そうだね、そっちのほうが絶対に良い!」

愛野「僕行ってくるよ!!」

取りあえず湯気が凄いから外に出た
何があるか分からないし、危険な感じもするし。

能口さんが来るまでは外で待ってる事にし解いた

椎名「…何だったんだあれは」

歌川「湯気だな」

椎名「それくらいは分かるんだが…」

有山「湯気の量が…おかしくない…?」
294 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/04/20(木) 20:21:57.08 ID:38h8/62so
能口「どうしたの?湯気が凄いって?」

愛野「うん、そうなんだ。とりあえず換気扇をつけてもらえないかなって」

能口「お安い御用だけど…」

j能口さんは湯気をものともせずに中に入って行った。
あの湯気の中で視界が確保できてるの?

それとも、全部配置を覚えてるとか…


――――ゴォォォォォォォォォ

愛野「あ、湯気が引いてきたよ」

能口「誰だい、お湯の温度120度に設定したバカは」

能口「そりゃあ湯気まみれにもなるよ」

歌川「超加湿だな…。」

椎名「おい」

能口「暫くはお湯冷やすからお風呂使うの禁止だよ」

椎名「おい!!!」

歌川「何だ、急に大声出して」

―――――――――――――――――
――――――――――――――
――――――――――
295 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/04/20(木) 20:22:27.13 ID:38h8/62so












『ピンポンパンポーン!死体が発見されました!一定の自由時間のあと、"学級裁判"を開きます!』
296 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/04/20(木) 20:27:48.64 ID:38h8/62so
能口「……」

椎名「…」

愛野「え…何で…何で?」

歌川「ああ、なんでアイツが」

霧が晴れた視界の奥。
広がる大きな浴槽の中に服を着た状態で腰を下ろしていたのは、さっきまで一緒に居た大護君だ

傍らには金属バットが一本転がっている

セル「何事ですか…!?」

九条「…っ!何故彼が」

藤木「おいおいおい…嘘だろぅ」

セル「彼を殺すなんて、一体どんな人物なんですか…」

九条「そんな事よりまず遺体を運ばないと…」

歌川「俺手伝うぞ、だけど流石に二人は…」

能口「私も行くよ。他の子よりは力あると思うしね」


まだこれが現実だって受け止めれない…
だって…だって大護君とはさっき一緒に…
297 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/04/20(木) 20:28:44.00 ID:38h8/62so











【CHAPTER4】

儚い生徒たちの祝宴 非日常編
298 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/04/20(木) 20:29:36.79 ID:38h8/62so
事件発生したのでキリがよく今日はここまでです

はい。今回は難易度高めに設定しております
毎回四章は鬼門だからね

ということで、皆様お付き合いありがとうございました
299 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/20(木) 20:32:40.55 ID:qmxvvGSYo
乙ー
自由会話の残りあったから油断してたわ…
300 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/20(木) 20:34:35.93 ID:2GE2A9EG0

まだ証拠がないからメタ的に推理するとフラグ立ってた愛野と九条はミスリード枠でクロじゃなさそう
むしろ能口とか椎名とかえっ?いきなりって人が怪しいそうだな
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/20(木) 20:34:37.10 ID:xWui4DLko
302 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/22(土) 23:14:34.63 ID:Xyj9rG770
セルと藤木は死ぬ気がしない
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/23(日) 04:30:14.71 ID:m8GcgPMO0
新設 オリロンパ掲示板

http://jbbs.shitaraba.net/otaku/17784/
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/18(木) 23:07:56.36 ID:Z9cmi0CH0
もうそろそろ一カ月……
続き待ってます
305 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/05/28(日) 18:20:15.11 ID:qMcEevhNo
腹部を患い普通に入院してました
音沙汰無くて申し訳ないです、エタリませんよ!心配なく。

それでは早速今日の夜頃から更新始めます、是非お参加ください
306 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/28(日) 18:25:13.84 ID:cgtsxx5DO
了解しました
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/28(日) 19:32:16.90 ID:sh/GT0g/o
期待
308 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/05/28(日) 19:38:32.86 ID:qMcEevhNo
更新10分前予告
309 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/05/28(日) 19:50:11.63 ID:qMcEevhNo
愕然とする私たちの前にモノクマが現れて、当たり前のようにファイルを渡して去っていった
誰も何も言わなかったのは、驚いているからかな、それとももう慣れちゃったのかな

愛野「…殺されたんだね」

能口「静かになっちまったね」

脱衣所で皆が口を開いた。
けど誰も誰かの言葉に返そうとはしなかった

歌川「しんみりしている暇はない、捜査だ」

セル「ええ、犯人は私たちの中に居るのは確実ですからね」

九条「もう慣れた事だよ、ほら、皆」

藤木「アヒャッ、んじゃ、私はひと足先に」

愛野「………」

椎名「だな、何だか毎度の事のように気が乗らないんだが」

有山「…みんなそうだよ」

大護君は私たちの中でもひときわ明るくて、楽しかった。
その大護君が殺された、まるでそれはおっきな電球が切れたみたいに私たちを暗くした

けどこれが本来普通なのかもしれない
人が死んだら、こうなるのが普通なんだ。

私もちゃんと捜査して、犯人見つけないと

【捜査パートナー選択】
下2
310 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/28(日) 19:52:54.21 ID:sh/GT0g/o
九条
311 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/28(日) 19:52:57.14 ID:CvgYE+jJO
歌川
312 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/05/28(日) 19:57:27.10 ID:qMcEevhNo
歌川「マオちゃん、行こう」

有山「あ、うん」

しばらく考え込んでいた私に声をかけてきてくれたのは歌川君だった
顔はとっても心配そうで、けど声はそれを隠していて

有山「どこから調べる?」

だから私もちゃんと隠した。
ちゃんとわからない様に。

有山「怪しいのは、うーん…やっぱりここ?」

有山「あ、けど、他の場所も見ておかないとね」

歌川「…大丈夫だ」

有山「…なにが?」

歌川「なんでも…だな」

有山「変なの。けど、ありがとう」

精一杯気を使わせちゃったのかな…
けど、大丈夫。ちゃんとここから出るまでは帰れない
お兄ちゃんにちゃんと合わないと

【選択】
1脱衣所を調べる
2浴槽を調べる
3自由

下2
313 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/28(日) 19:59:18.11 ID:sh/GT0g/o
314 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/28(日) 19:59:33.05 ID:cgtsxx5DO
315 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/05/28(日) 20:06:25.08 ID:qMcEevhNo
有山「おかしなところは無いね…」

歌川「…いや、おかしくないか?」

有山「え?」

歌川「マオちゃんがここに来た時は湯気で前が見えなかったんだよな?」

有山「そうだけど…なんで?」

歌川「湯気が立つ時間も逆算して、犯人はそこまで偽装工作は出来なかったってことになる」

有山「そうだけど」

でも変な所は見つからない
何が引っかかってるんだろう?


歌川「必ず証拠はあるはずなんだ…」

歌川「例えばこの床、どうして水滴が一つも落ちてない?」

有山「え?」

歌川「お湯の中、というより浴槽で殺したなら犯人の足は濡れているはず…」

有山「あ!」

有山「犯人はずっと中に居たとか?で、私達に合流して…。けどどこも湿気てる人居なかったし…」

歌川「もう少し詳しく調べてみる必要がありそうだな」

コトダマ 【綺麗な床】 を入手しました
温泉フロアにも脱衣所フロアにも血痕も水滴も一つも落ちていなかった

【安価】
1ロッカーを調べる
2掃除用具入れを調べる
3目の届かないようなところを調べる
4自由

下2
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/28(日) 20:07:26.51 ID:sh/GT0g/o
317 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/28(日) 20:07:55.97 ID:MYhA/miQo
318 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/05/28(日) 20:13:16.62 ID:qMcEevhNo
取りあえず物が隠せそうな場所って言ったらここだよね
安直かもしれないけど…

有山「何かあるかな…」

そこまで期待しないで掃除用具入れを開けてみると、動かぬ証拠があった。
モップやデッキブラシに紛れておいてある金属の棒

歌川「…またどうしてこんな分かりやすい場所に…」

有山「金属バット…」

しかもそのバットには血がべっとりついている
これ以外に凶器って…考えられないよね?

歌川「…犯人はバカなのか?」

有山「もしかすると、誘導してる可能性も…」

歌川「それもあるが…」

とりあえず私たちはそのバットと掃除用具入れを隅々まで調べてみたけど、他に変な所は無かった。
いや、血の付いたバットがある時点で変なのには変わりないんだけど…
それでもやっぱりそれ以外は何も見つからない

きっと武器庫から持ち出されたんだと思う

歌川「他を探そうか、マオちゃん」

有山「だね。」

コトダマ 【隠されていたバット】 を入手しました
掃除用具入れから血の付いたバットが発見された

【安価】
1ロッカーを調べる
2目の届かないようなところを調べる
3自由

下2
319 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/28(日) 20:14:26.55 ID:sh/GT0g/o
320 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/28(日) 20:14:33.78 ID:cgtsxx5DO
321 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/05/28(日) 20:32:17.00 ID:qMcEevhNo
暫くすると歌川君はロッカーの後ろや扉の裏を調べ始めた
…何してるのかな?

有山「そんな所に何かあるの?」

歌川「あるかもしれないから調べてるんだ」

有山「…そっか」

とにかく私も同じように調べてみるけど、けどやっぱり変な所は見つからない
…こんな所に証拠なんてあるのかな

有山「あ…」

歌川「マオちゃん、何か見つけたのか?」

有山「ううん。ただの埃」

コンセントの近くに大きな綿ぼこりが一つだけ落ちていた
…ゴミ…だね

歌川「…この埃何処から?」

有山「…」

そう言われてみればコンセントの近くには埃の溜まりそうな場所は無いし…
それに空調とかも作動してない筈だから飛んでくるはずもない…

有山「もしかして証拠?」

歌川「その可能性は大きいな」

コトダマ 【不自然なほこり】 を入手しました
コンセントの近くにほこりの塊が落ちていた

【安価】
1ロッカーを調べる
2セルに話を聞く
3能口に話を聞く
4自由

下2
322 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/28(日) 20:35:59.97 ID:5wjzBSRcO
3
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/28(日) 20:36:48.56 ID:I9b845+B0
324 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/05/28(日) 20:44:57.38 ID:qMcEevhNo
能口「あ、居た居た。ちょっといいかい?」

有山「なに?何か見つけた?」

能口「いや、掃除当番の話なんだけどさ、今日は大護が掃除当番だったんだよ」

有山「だから大護君が?」

歌川「その話をしたとき周りに誰かいたか?」

能口「食堂で話したからね、誰が居たかまでは…」

有山「けど、わざわざ何で大護君を…」

普通私だったら他の人を選ぶと思うんだけど…
大護君は強そうだし…

歌川「つまり犯人はここに大護が来ることを知っていた人物…か」

有山「度胸あるね」

能口「大護を狙うなんてね」

歌川「犯人はよっぽど自信があったんだろうな」

有山「…でもそんな事できる人…どこかに居るのかな」

能口「…」

歌川「それを探すのが俺達だ。マオちゃん」

コトダマ 【掃除当番】 を入手しました
その日、能口は大護に温泉の掃除を頼んでいたらしい
325 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/05/28(日) 20:45:50.38 ID:qMcEevhNo
すいません、体調が優れないので今日はここまでで
少ない交信で申し訳ないです

お付き合いありがとうございました
326 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/28(日) 20:47:36.45 ID:I9b845+B0
身体大事に、養生しなさいな、乙
327 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/28(日) 20:56:19.44 ID:5wjzBSRcO
乙乙
お大事に
328 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/28(日) 21:10:13.30 ID:sh/GT0g/o
乙でした
329 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/29(月) 11:17:00.42 ID:HscbJhQ00
乙乙
本当体には気を付けて…
330 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/06/04(日) 12:11:04.90 ID:0//+8DHAo
今日の夕方くらいから更新再開しますね

現状の報告としては何とか体調が夏頃の調子まで回復してきたので、更新ペースを夏頃の様に戻せそうです
ご心配かけた皆様、お待ちになっていた皆様、申し訳ありませんでした。
331 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/04(日) 13:18:24.72 ID:rmcUFcDu0
快復に向かっているようで何よりですよ。
この時期は暑気に体力を削られるから無理はせずに
マイペースで進めて下さいな。
332 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/06/04(日) 17:55:09.03 ID:0//+8DHAo
18時半くらいに再開しますね
捜査パートパパッと終わらせちゃいましょ!
333 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/04(日) 17:57:55.69 ID:pkHNPLR1o
了解しました
334 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/06/04(日) 18:32:36.87 ID:0//+8DHAo
【安価】
1ロッカーを調べる
2セルに話を聞く
3武器庫に行く
4自由

下2
335 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/04(日) 18:32:49.07 ID:pkHNPLR1o
336 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/04(日) 18:36:58.94 ID:rmcUFcDu0
337 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/06/04(日) 18:49:06.58 ID:0//+8DHAo
歌川「どうだ?捜査の進捗は」

セル「……」

歌川「セル?おい。何をボーっとしている」

セル君は何かを考えているらしくて、ボーっとしている
歌川君の声なんて聞こえてないみたい

有山「蹴る?」

歌川「どうしてその発想が出てきたんだマオちゃん、蹴っちゃ駄目だ」

セル「…って、どうしましたか?」

有山「捜査の具合聞こうと思って、どうしたのボーっとして、調子でも悪いの?」

セル「いえ、少し考え事を。物凄く不思議な物が無くなっていたので」

歌川「何が無くなっていたんだ?」

セル「……塩です、先ほど一階のフロアを事細かに調べていたんですが、キッチンから大量の塩が無くなっていて…、確か昨日まではあったはずなのですが」


椎名「大・岩・塩。塩撒いたわwww」


有山「大量ってどれくらい?」

セル「7袋くらいですね、一日で無くなる量ではないので少し不思議で」

歌川「おいなんだ今の」

セル「今の所それくらいしか進展は無いですね」

有山「そっか、ありがと」

歌川「おい、さっきのはなんだ。ここぞとばかりに割って入って来て、凄い勢いで去って行ったけど、あれは何だ」


コトダマ【塩のストック】を入手しました
先日まで食堂に置いてあった塩のストックが残りわずかしかないらしい

【安価】
1ロッカーを調べる
2ボイラー室に行く
3武器庫に行く
4自由

下2
338 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/04(日) 18:56:48.17 ID:hCSO89eDO
339 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/04(日) 18:59:59.03 ID:hrYqI9iKO
1
340 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/06/04(日) 19:10:04.45 ID:0//+8DHAo
有山「……」

歌川「うん、そうだな。あの二つが気になるな」

衣服入れのロッカーの上。そこには飲みかけの水のペットボトルと一つの紙コップ
あとは…スノードームが置いてある

有山「何で見落としてたんだろう、あんまりにも堂々と置いてあるからかな」

歌川「紙コップと水はまだ分かるとして、何でスノードームが…」

有山「しかもこれ割れてるよ?」

綺麗な球状のガラスのてっぺんの部分が故意に割られたスノードーム。
一体何のためにこれが……

――――まさか

有山「ダイニングメッセージ!?」

歌川「それだとキッチンみたいになってしまうな、ダイイングだな」

有山「でもそれだとしたら不思議だよね、ここでダイニ…ダイイングメッセージを残した大護君はどうしてお湯に?」

歌川「…犯人が運んだということは無いだろうか?」

有山「一人で運べる?」

歌川「それは分からないが…」

取りあえずなんだが尋常じゃないのでスノードームは証拠として取っておこう
あとはこのペットボトルも

コトダマ【飲みかけの水】と
脱衣所フロアには飲みかけの水のペットボトルと綺麗なままの紙コップが一つ置いてあった

コトダマ【ダイイングメッセージ?】を入手しました
ロッカーの上に天井の部分が割られたスノードームが置かれていた

【安価】
1浴槽に行く
2ボイラー室に行く
3武器庫に行く
4自由

下2
341 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/04(日) 19:11:10.56 ID:+BhkLfKCO
ksk
342 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/04(日) 19:12:17.70 ID:hCSO89eDO
343 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/06/04(日) 19:21:09.02 ID:0//+8DHAo
椎名「うむ、こりゃ初見殺しだな、操作とか無理なんだが」

有山「なにやってるの?」

椎名「事件当時を再現しようと思ってパネルを弄ってるんだが、もうそれはそれは無理ゲーでな」

椎名「例えるならたけしの挑戦状を目隠しして足で操作をしてなおかつノーコンテニュー縛りくらいの難易度なんだが」

歌川「そのマイナーな例えを止めろ」

椎名「まあウチには出来たがな!」

椎名「だが、説明書が無いと何とも言えぬな」

歌川「なら読めばいいだろう」

椎名「それが説明書は能口が一番最初にここの掃除をしたときに持っていったらしくてな、借りようにも忙しそうで声がかけれないのだ」

最初の掃除…。あ、多分私も居た時だ

椎名「ということで勘で操作を試みているというわけだな」

有山「動きそう?」

椎名「鉄拳の10連コンボを3連続で決めれたウチに不覚は――――」

歌川「おい、赤いランプが点灯しているぞ、マズいんじゃないか?」

椎名「エラー…」

椎名「負けておれん!スぺランカーの名に懸けて!クリアしてみせるぞ!」

歌川「こけたらすぐに死にそうな名前だな」

椎名「甘い!段差があるだけで死ぬぞ!!」

そこ…威張る所なの?

コトダマ【複雑な操作】を入手しました
ボイラー室のパネルは複雑な作りになっていた、唯一の説明書も一番最初の掃除の際に能口が持ち出している

【安価】
1浴槽に行く
2九条に話を聞きに行く
3武器庫に行く
4自由

下2
344 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/04(日) 19:22:03.69 ID:pkHNPLR1o
345 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/04(日) 19:25:01.99 ID:zy57AG3d0
3
346 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/06/04(日) 19:32:30.52 ID:0//+8DHAo
藤木「おや、やっと来たかい」

歌川「なんだその口ぶりは、なにかあったのか?」

藤木「面白い事が分かったからねぇ」

歌川「ならば探しに来い」

藤木「動き回ってすれ違うのもやだからねぇ、来るだろうと思って待ってたのさ」

有山「それで、伝えたいことって?」

藤木「いや、ここから無くなってた武器なんだがね、たった一つだけなんだよ」

たった一つだけのなくなった武器…
それってもしかして―――

有山・藤木「「バット」」

歌川「あの隠すように置かれてたバットか?」

藤木「ああ、それ以外は何も無くなってないんだ、ほら、一番最初に来た時に何が何個あるかメモを取っておいたからねえ」

歌川「抜かりがないな」

藤木「因みに薬品庫も確かめてきたけど、あそこは異常なしさ」

有山「ってことは…犯人はバットだけで大護君を?」

藤木「真っ向勝負でぶっ殺したのさぁ。アヒャッ」

そんな時そっと歌川君が耳打ちしてきた。

歌川「藤木が嘘をついている可能性もあると言う事を忘れるな」

藤木「あぁら、疑われちゃってるのかい?アヒャッ」

歌川「そんな事ではない、少し内密な話があったのでな」

コトダマ【持ち出されていた危険物】を入手しました
4Fから持ち出された危険物は金属バットだけだったらしい

【安価】
1浴槽に行く
2九条に話を聞きに行く
3能口に話を聞きに行く
4自由

下2
347 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/04(日) 19:35:06.56 ID:pkHNPLR1o
348 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/04(日) 19:35:17.13 ID:hCSO89eDO
349 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/06/04(日) 19:46:45.75 ID:0//+8DHAo
また一階に戻ってきた。
めぼしい証拠もないから、もう一回原点に戻ろうって歌川君が言ってた

有山「あ、九条君。何か分かったことは?」

九条「いえ、それが体調を崩してしまって…部屋に薬を飲みに行ってたのですがどうも見つからなくて」

有山「え!?大丈夫なの?」

九条「この前有山さんに預けた荷物にでも紛れ込んでたんでしょうか…」

有山「あ…そうかも…」

九条「探しに行きたいので鍵を少し貸していただければ…」

有山「それはいいけど、はい。」

歌川「今回は休んでいた方がいいのではないか?」

九条「いえ、何もしてないわけではないんですよ、当たり前ですが一つ疑問があるんです」

有山「疑問?」

九条「はい、超高校級の憲兵でもある大護君を無傷で滅多打ちにできる人間が僕達の中に居るのか…」

有山「言われてみれば…」

歌川「だけど毒は持ち出されていないし、マオちゃんはまず毒を作ってまでそんな事を…」

有山「しないよ!!」

九条「ゴホッ…」

有山「あ!私たち暫くここに居るから早く薬探してきて!!」

九条「すいません」

コトダマ【持ち出されていた危険物】を入手しました
4Fから持ち出された危険物は金属バットだけだったらしい

【安価】
1浴槽に行く
2能口に話を聞きに行く
3自由

下2
350 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/04(日) 19:48:15.18 ID:pkHNPLR1o
351 :全知全能の神未来を知る金髪王子様の須賀京太郎様 :2017/06/04(日) 19:54:24.95 ID:Sl9TSX2D0
自[ピーーー]る
352 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/04(日) 19:55:12.27 ID:hCSO89eDO
353 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/06/04(日) 19:59:29.04 ID:0//+8DHAo
少し離席
お風呂だけなのですぐに帰ってきます
354 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/06/04(日) 20:36:21.60 ID:0//+8DHAo
有山「能口さーん!」

能口「あ、丁度いい所に来たね、良い忘れてたことがあったから今から言いに行こうと思ってたのさ」

歌川「言い忘れていたこと?」

能口「そ、湯気が凄かった時、私が一人でボイラー室に行っただろ?その時どうしても、脱衣所の換気扇が付かなくてね」

能口「で、ブレーカーを見てたらいくつかのブレーカーが落ちてたんだよ」

有山「どこのか分かる?」

能口「ごめん、そこまで見てなかったよ、こっちも湯気をどうにかしようと必死だったから」

能口「ただ一つ言えるのは、脱衣所の電気は完全に落ちてただろうね、換気扇が付かなかったんだから」

有山「脱衣所が停電?」

湯気と外の明かりで分からなかったけど、あの時脱衣所は停電してたんだ…
けどなんで?

能口「ね?不思議だろ?」

有山「うん、証拠になりそう」

歌川「何者かが故意に電源を落としたって可能性が高いな」

有山「でもなんでだろう…」

歌川「闇討ちとか」

有山「…かなぁ?」

コトダマ【能口の証言】を入手しました
ボイラー室に行った際に一部のブレーカーが落ちていたらしい

【安価】
1浴槽に行く
2温泉フロアに武器になりそうな物がないか探す
3自由

下2
355 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/04(日) 20:37:08.31 ID:jG3BtLVLo
356 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/04(日) 20:37:36.39 ID:pkHNPLR1o
357 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/06/04(日) 20:56:01.92 ID:0//+8DHAo
歌川「流石にバットだけで大護を撲殺するのは…」

有山「けど武器になりそうなものないよ?」

さっきから探してるけど、めぼしいものは無い
ドライヤーに剃刀に風呂桶に延長コードに掃除用具
どれも武器になりそうにない、それに大護君を殺そうとするなら尚更だ

歌川「とりあえず見つけた物だけメモを取っておこう」

有山「骨折り損のくたびれ儲けだね」

歌川「いや、調べると言うことが大切なんだ」

有山「そう…なの?」

歌川「ああ、そうだよ」

けど無駄に疲れただけだったよ…
やっぱり武器はバットだけか…

もしかして滅茶苦茶強い人がこの中に紛れ込んでて、それを隠してたとか?
…テロリストの桜庭さんみたいに

けどそんなの居たとしてもわかりっこないよ

歌川「もう時間も結構経ったし他を急ぎ足で調べよう」

有山「だね!証拠ザックザックみつけないと!!」

コトダマ【凶器になりそうな物】を入手しました
温泉フロアで武器になりそうな物はドライヤー・剃刀・風呂桶・延長コード・掃除用具だけだった

【安価】
1浴槽に行く
2自由

下2
358 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/04(日) 20:57:07.70 ID:pkHNPLR1o
359 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/04(日) 21:01:09.76 ID:zy57AG3d0
1
360 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/06/04(日) 21:08:12.46 ID:0//+8DHAo
浴槽には大護君の遺体…だけ
特に怪しい所は無いと思うんだけど

椎名「最後だ、有山と歌川。お前はこの浴槽のお湯の張り方を知ってるか?」

有山「知らないけど…なんで?」

椎名「いや、それがな、夜時間直前に能口がいつもお湯を抜いてるって言ってるんだが…」

有山「でもお湯は張ってあったよ?」

椎名「だから聞いて回ってるんだ、能口も入れた覚えは無いって言ってるしな」

歌川「そもそもどうして犯人がお湯を浴槽に足したか…だ」

椎名「死体をあっためるためだろ」

有山「なんで?」

椎名「推理ゲームでよくある奴だ、死体の死亡時間がなんとかかんとかで」

歌川「肝心なところが抜けてるぞ、要は死体の温度を急激に冷やしたり温めたりすることで死亡時刻を誤魔化せるんだ」

有山「えっと、けど…」

ダメだ、頭の中こんがらがってきた…

歌川「そもそも大護を殺してからお湯の中に運ぶだけでも一苦労だぞ」

椎名「うむむむむむむ…」

コトダマ【温泉の謎】を入手しました
毎晩最後に能口は温泉のお湯を抜いているらしく、この日もまだお湯を張っていなかったらしい

【安価】
1浴槽の中を調べる
2遺体を調べる
3浴槽の周りを調べる
4自由

下2
361 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/04(日) 21:10:10.25 ID:pkHNPLR1o
362 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/04(日) 21:15:55.42 ID:zy57AG3d0
1
363 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/06/04(日) 21:21:41.90 ID:0//+8DHAo
有山「あ、なんか落ちてる」

まだちょっと熱いお湯の中に手を突っ込んでみる。
ごわごわとした手触り…これってたわし?

歌川「…たわし?」

有山「大護君が持ってたのかな?」

歌川「たわしで中を磨いてる最中に後ろから襲われたのか…」

有山「後ろから襲う…経験上無理だと思うけど…」

歌川「一発ならず何発も連撃を入れているとなれば違ってくるのか?」

有山「でもなんでたわしなんか落ちてるんだろ」

やっぱり歌川君の言っているのが最有力だよね…
それ以外にたわしの使い道なんてないし

有山「不可解だしとりあえずメモしちゃおう」

歌川「でもたわしがあるなら浴槽洗剤とかが近くにあってもいいと思うのだが…」

有山「犯人が片づけちゃったとか?」

歌川「ならたわしはなんで…」

有山「お湯の中に落ちちゃったから?熱すぎて取れなかったとか…」

歌川「なるほど」

コトダマ【遺体の傍のたわし】を入手しました
遺体の傍にはたわしが沈んでいた

【安価】
1遺体を調べる
2浴槽の周りを調べる
3自由

下2
364 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/04(日) 21:23:16.05 ID:hCSO89eDO
365 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/04(日) 21:23:21.87 ID:pkHNPLR1o
366 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/06/04(日) 21:30:00.79 ID:0//+8DHAo
有山「…」

やっぱり傷は頭頂部の方に集中してる…
凄い一杯殴られたんだろうな…

歌川「…変わるぞ」

有山「ううん、大丈夫、きにしないで」

歌川君が気を使ってくれているけど、そんなのダメ。
ちゃんと自分で出来る事はしないと

有山「…あれ?」

歌川「どうかしたか?」

有山「これ?傷だよね?」

頭頂部ばっかりに目が行ってたけど、違う。
後頭部にも小さな傷がついてる

歌川「頭頂部とはまた違った傷だな」

有山「小さすぎて見逃しちゃうところだったよ…」

やっぱり大護君は不意打ちを受けて?
…でもそれにしては傷が小さすぎるような気がする……

有山「どうやったら付くんだろう、こんな傷」

コトダマ【遺体に残ったもう一つの傷】を入手しました
遺体の後頭部に一つだけ小さな打撲痕が残っていた

【安価】
1浴槽の周りを調べる
2自由

下2
367 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/04(日) 21:30:28.27 ID:pkHNPLR1o
368 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/04(日) 21:30:37.50 ID:WJOTbqgmO
1
369 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/06/04(日) 21:36:20.35 ID:0//+8DHAo
浴槽の周りに変な物は落ちてないね…

有山「歌川君!変な物は落ちてなかったよー!」

歌川「そうか…収穫はたわしだけか」

歌川「…ん?」

がっくりと肩を落とした歌川君が浴槽にもたれかかる
その時何かに気付いたような表情を浮かべた

歌川「欠けてる?」

有山「何が?」

歌川「いや、大護がもたれかかってるせいでよく分からないが、大護の後ろの淵、わずかに欠けてる様に見えるんだ」

有山「言われてみれば…」

気になったから大護君の後ろに手を入れてさぐってみる
確かに欠けている、丁度大護君の頭がある位置がちょっとだけ

有山「欠けてる…」

歌川「…でもなんでだ、犯人が襲い掛かったとしてどうして大護の後ろが…」

有山「振り回してたときに欠けたとか?」

歌川「あそこだけがか?」

有山「…確かに変かも…」

コトダマ【欠けた大理石】を入手しました
大護が腰かけていた浴槽の淵の大理石が僅かに欠けていた
370 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/06/04(日) 21:37:08.20 ID:0//+8DHAo
それでは捜査パート終了
頭のいい人が多いから犯人ばれてそうで怖い…
それでは明日から裁判マッハで書き上げるのでしばしお待ちをー

今日もお付き合いありがとうございました!
ではまた!
371 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/06/04(日) 21:38:15.95 ID:0//+8DHAo
【コトダマ一覧】
【モノクマファイル5】 
被害者は大護霊人、死亡時刻は不明、1Fの温泉フロアにてショック死、頭頂部こには複数の打撲痕があった

【隠されていたバット】
掃除用具入れから血の付いたバットが発見された

【遺体の傍のたわし】
遺体の傍にはたわしが沈んでいた

【能口の証言】
ボイラー室に行った際に一部のブレーカーが落ちていたらしい

【不自然なほこり】
コンセントの近くにほこりの塊が落ちていた

【塩のストック】
先日まで食堂に置いてあった塩のストックが残りわずかしかないらしい

【掃除当番】
その日、能口は大護に温泉の掃除を頼んでいたらしい

【遺体に残ったもう一つの傷】
遺体の後頭部に一つだけ小さな打撲痕が残っていた

【複雑な操作】
ボイラー室のパネルは複雑な作りになっていた、唯一の説明書も一番最初の掃除の際に能口が持ち出している

【九条の疑問】
超高校級の憲兵である被害者を無傷で滅多打ちできる人物はこの中に居るのかと、九条は言っていた。

【温泉の謎】
毎晩最後に能口は温泉のお湯を抜いているらしく、この日もまだお湯を張っていなかったらしい

【綺麗な床】
温泉フロアにも脱衣所フロアにも血痕も水滴も一つも落ちていなかった

【欠けた大理石】
大護が腰かけていた浴槽の淵の大理石が僅かに欠けていた

【持ち出されていた危険物】
4Fから持ち出された危険物は金属バットだけだったらしい

【飲みかけの水】
脱衣所フロアには飲みかけの水のペットボトルと綺麗なままの紙コップが一つ置いてあった

【ダイイングメッセージ?】
ロッカーの上に天井の部分が割られたスノードームが置かれていた

【持ち出されていた危険物】
4Fから持ち出された危険物は金属バットだけだったらしい
372 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/04(日) 22:33:37.19 ID:18AJDhYyo
おいおい一番大事そうなのが抜けてるぞ
【凶器になりそうなもの】

ショック死、ブレーカー、延長コードから感電死で見てるけど
怪しいのは能口か
373 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/05(月) 00:50:52.37 ID:T8gHuzhtO
でも能口犯人だとしたら自分に不利なこと喋りすぎてないか?
374 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/06/05(月) 22:40:44.03 ID:kdow1w5ao
【コトダマ一覧】
【モノクマファイル5】 
被害者は大護霊人、死亡時刻は不明、1Fの温泉フロアにてショック死、頭頂部こには複数の打撲痕があった

【隠されていたバット】
掃除用具入れから血の付いたバットが発見された

【遺体の傍のたわし】
遺体の傍にはたわしが沈んでいた

【能口の証言】
ボイラー室に行った際に一部のブレーカーが落ちていたらしい

【不自然なほこり】
コンセントの近くにほこりの塊が落ちていた

【塩のストック】
先日まで食堂に置いてあった塩のストックが残りわずかしかないらしい

【掃除当番】
その日、能口は大護に温泉の掃除を頼んでいたらしい

【遺体に残ったもう一つの傷】
遺体の後頭部に一つだけ小さな打撲痕が残っていた

【複雑な操作】
ボイラー室のパネルは複雑な作りになっていた、唯一の説明書も一番最初の掃除の際に能口が持ち出している

【九条の疑問】
超高校級の憲兵である被害者を無傷で滅多打ちできる人物はこの中に居るのかと、九条は言っていた。

【温泉の謎】
毎晩最後に能口は温泉のお湯を抜いているらしく、この日もまだお湯を張っていなかったらしい

【綺麗な床】
温泉フロアにも脱衣所フロアにも血痕も水滴も一つも落ちていなかった

【欠けた大理石】
大護が腰かけていた浴槽の淵の大理石が僅かに欠けていた

【持ち出されていた危険物】
4Fから持ち出された危険物は金属バットだけだったらしい

【飲みかけの水】
脱衣所フロアには飲みかけの水のペットボトルと綺麗なままの紙コップが一つ置いてあった

【ダイイングメッセージ?】
ロッカーの上に天井の部分が割られたスノードームが置かれていた

【凶器になりそうな物】
温泉フロアで武器になりそうな物はドライヤー・剃刀・風呂桶・延長コード・掃除用具だけだった


訂正版です。
重複しててごめんなさい

裁判は地道に書き上げてます、更新ペース戻すぞー
375 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/06/06(火) 15:54:01.44 ID:kC4sPD9qo
今日中に裁判パート書きあがりそうなので夜には投下できるかもです
やったね!

けど長らく執筆していなかったためなんかちょっと短くね?と思うかもしれませんが、大丈夫。いつも通りです
リハビリは3分の2ほど住んでおります故
376 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/06(火) 16:18:14.68 ID:TgHL61VVo
了解
無理なさらずに
377 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/06/06(火) 20:36:26.27 ID:kC4sPD9qo
22時くらいに投下します!!
378 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/06(火) 21:51:54.79 ID:CwRVx0fVO
早すぎぃ!!
379 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/06(火) 22:00:58.14 ID:LdL1/8Edo
まだかなー
380 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/06/06(火) 22:02:47.01 ID:kC4sPD9qo
更新10分前を告知いたしますー
381 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/06/06(火) 22:22:47.78 ID:kC4sPD9qo
捜査終了のアナウンスが鳴って、私たちは今裁判場へ向かっている。
一回目みたいな重苦しい雰囲気はもうなくて、それが普通なんだって思っちゃう自分が嫌

椎名「つまりこれがあーなってだな」

能口「違うんじゃないの?これはこうでしょ、まずセルの考えが間違ってる可能性だってあるからね」

藤木「アヒャッ。だねぇ、犯人が故意に嘘を流してるかもしれないねぇ」

愛野「けど、あからさまな嘘だと浮いちゃうから…その…何て言えばいいんだろう。地味な嘘?」

九条「地味な嘘だとしてもそれがどう影響してくるか…だよね」

もう4回目となると皆が裁判場に向かう前に情報交換をしている。
慣れちゃう、それは心強い事でもあるけど、哀しい事だと思う

椎名「―――な感じな訳だが、何か意見はあるか?」

有山「ふぇっ?!」

椎名「…いい加減慣れた方が良いぞ、うむ」

愛野「仕方ないよ。有山さんは優しいんだから、それに反応としてはこれが普通なんだよ」

急に話しかけられて答えれなかった私を愛野君が庇ってくれた
なんだかみんな強くなってるのに、私は一体…
382 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/06/06(火) 22:23:25.98 ID:kC4sPD9qo
椎名「ま、いいだろう。主人公はそう言う物だからな」

能口「はいはい、何でもゲームにしない、命かかってるんだから」

藤木「ま、全部まともに考えてりゃ、それこそ大変だけどねぇ」

セル「エレベーター、来ましたよ」

どんよりとした私といつもと変わらない様子でエレベーターに乗っていく皆。
こんな時お兄ちゃんはどんな気持ちだったんだろう。

私もお兄ちゃんみたいに強くならないとな…

歌川「マオちゃん?」

有山「あ!ごめんね!今行く!!」

気持ちを切り替えて、しゃきっとしないと。
強くなれ!頑張れ!私!!
383 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/06/06(火) 22:23:52.00 ID:kC4sPD9qo















学級裁判 開廷】
384 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/06/06(火) 22:24:19.56 ID:kC4sPD9qo
モノクマ「まずは、学級裁判の簡単な説明から始めましょう!」

モノクマ「学級裁判の結果はオマエラの投票により決定されます」

モノクマ「正しいクロを指摘できれば、クロだけがおしおき」

モノクマ「逆に間違った人物をクロと指摘した場合は、クロを除く全員がおしおきとなり……」

モノクマ「みんなを欺いたクロだけが晴れて卒業となります!」

椎名「さすがにいきなりすぎないか」

モノクマ「いや、オマエラも早く裁判始めたいかなーって」

能口「まだ自分の席にすら行ってないんだよ、ちょっとは落ち着く暇くれてもいいんじゃないの」

セル「何を悠長なことを」

藤木「んじゃ、恒例の説明も終わったことだし、始めるかい」

九条「だね、えっと何から話し合おうか」

愛野「とりあえず皆疑問に思うことから話し合おうよ」
385 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/06/06(火) 22:25:14.78 ID:kC4sPD9qo
コトダマ>>374
【複雑な操作】
【九条の疑問】
【能口の証言】
【温泉の謎】
【持ち出されていた危険物】

能口「疑問に思う事…ねえ、『疑問だらけなんだけど』それは毎回の事か」

椎名「まず事件が起こったのは…【それ自体分からないわけだが】何故だ?」

セル「高温のお湯に【長時間浸されていたからでしょう】見つけた時は死んでいたのにもかかわらず血色が良かったですからね」

愛野「『大護君に変な所も無かったし』【ほんとにいきなりの事件だったから…】」

藤木「つまり大護は【偶然温泉に現れて】そこにいたクロに【ボッコボコに撲殺された】ってことだねぇ」

能口「通り魔的犯行だね、ついカッとなったのか…それとも計画的か…」

椎名「むしゃむしゃしてやった反芻はしていないということだな」

歌川「牛か。というのは置いておいて『大護とまともにやり合って勝てる奴がこの中に居るのか?』」

椎名「運が良かったとかじゃないか?ステに運全振りしてたとか」

セル「貴方はもう少し知能にポイントを振り分ける方がいいのではありませんか?」

【】の中身を論破か『』の中身に同意しろ!
下2
386 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/06(火) 22:30:14.75 ID:UbqQzXp5O
『大護とまともにやり合って勝てる奴がこの中に居るのか?』←【九条の疑問】
387 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/06(火) 22:31:06.71 ID:TgHL61VVo
『大護とまともにやり合って勝てる奴がこの中に居るのか?』に【九条の疑問】で同意
388 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/06(火) 22:32:17.82 ID:LdL1/8Edo
389 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/06/06(火) 22:32:27.81 ID:kC4sPD9qo
正解!!

有山「そうだと思うよ!」

有山「大護君にまともに襲い掛かって勝てる人なんて居ないよ…」

椎名「運が良かったのだ、きっとそうだ」

有山「だとしても、無傷でって言うのはおかしいよ!絶対に反撃はしたはずだよ」

椎名「たしかに。今から殺されますってんだ、反抗しない奴がどこにいるってんだ」

椎名「実は滅茶苦茶死にたがりだったとかではないのか?」

セル「無いですね、彼は能天気の中でも能天気だったので、そこまで思いつめるようなところが見当たりません」

九条「それに、動機的にも追い詰められると言うよりは犯行を誘発させようと言う形のものだったしね」

歌川「九条の言う通り動機に踊らされた犯人に襲われたと言う線が濃厚だろうな」

藤木「アヒャッ。大護より強い奴なんて一人しか思い浮かばないけどそれも死んでしまってるしねぇ」

能口「森近の事だね、けどその森近はもうとうの昔に…」

セル「では今回の犯行は私達には不可能ということになりますよ?」

椎名「じつはもう一人隠れたメンバーが居て…そいつが…」

有山「そうなの?モノクマ?」

モノクマ「んなわけないじゃーん、クマに誓ってこの生活はこの中に居るメンバーで行われてるよ」

歌川「神に誓え、神に」
390 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/06/06(火) 22:33:03.91 ID:kC4sPD9qo
愛野「あ…けど一つだけ方法はあるかもしれないよ」

藤木「ん?」

愛野「ほら!毒!毒を使って麻痺とかさせたのかも!」

能口「確かに、4Fには薬品保管庫があったけど」

愛野「きっと犯人は毒を使って、動けなくなった大護君に襲い掛かったんじゃないかな」

九条「なるほど、毒を使えば犯行は容易になるかもしれないね」

セル「となると毒を仕込めそうな人物を絞り出さないといけなくなるわけですが」

椎名「朝ごはんを作る奴とかは簡単そうだな」

能口「って!それ私を疑ってるのかい!?」」

歌川「落ち着け、可能性の話だ可能性の」

藤木「アヒャッ」

有山「ちょ…ちょっと待って!それは無理だよ!」

コトダマ>>374から正しいコトダマを選択しろ!!
下2
391 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/06(火) 22:37:29.85 ID:UbqQzXp5O
【持ち出されていた危険物】
392 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/06(火) 22:40:06.75 ID:y3sGiXnd0
【持ち出されていた危険物】
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