【二次創作】有山「天空ロンパ!」九条「4スレ目だよ」【安価とコンマ】

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174 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/03/24(金) 15:53:01.17 ID:+qmP+jSpo
【1F 食堂】

九条「この表現なんだけど「深い茂みを掻きわけ、その奥底の泉に猛は行きついた、泉からはまるで猛を誘うように蜜が溢れ」っていう」

歌川「…ああ」

九条「もっと官能的な表現は無いかな」

九条「こう、遠回しな表現なのは想像力が掻き立てられてそそるんだけど、やっぱりおかしいと思うんだ」

歌川「…ああ」

九条「泉から蜜は溢れないよね」

何だか難しい話をしてる?
かんのう…ってなんだったっけ?

九条「泉から溢れるのは水だよね、けど蜜を水に帰れば表現が綺麗にまとまり過ぎるし…」

歌川「そうだな」

九条「かと言ってほかを変えるのは違うと思うし…」

有山「何の話?」

歌川「いや!あ!いや…なんでもない」

九条「ああ、有山さん。有山さんもきょうりょ――――」

歌川「しなくていい!!!」

九条君が持ってるのは小説?
なにか小説で問題があったのかな?


【安価】
1九条君の小説を読ませてもらう
2忠告に従い二人の会話を聞くだけにする
3自由

下2
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/24(金) 15:54:14.20 ID:vKjVC9Zy0
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/24(金) 15:57:45.85 ID:zK4uPVD+0
2
177 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/03/24(金) 16:08:44.10 ID:+qmP+jSpo
歌川君の言う通り、本は見ないでおこう

九条「この「車内は二人の吐息で白く染まる、外界から隔離された白い霧の中で、二人はお互いを求める様にむさぼり合った」って言うのは気に入っているんだけど」

有山「え!?人が人を食べるの!?」

九条「ああ、これはカーセ―――」

歌川「貸せ!!!お前の思う通りに校閲してやるからその話を今ここでするんじゃない!!」

九条「やった!ありがとう!!」

有山「……?」

何だか難しい本を読んでるんだな。
九条君ってエロ本の他にも読むんだなー

九条「他にもこの――」

歌川「まだあるのか!?!?」

有山「肉の林?蜜肢の女?」

歌川「うわあああ!!もう全部貸せ!!」

九条「助かるよ!これで僕も安心して本が読めるよ」

有山「面白いの?その本」

九条「面白いよ!こう、なんていうか。背徳感があって」

歌川「凄い量の校閲になりそうだな…」

数十冊もあるのを書き換えるのか…大変そうだなぁ

【安価】
1そうだ、今ここで校閲を手伝ってあげよう
2難しそうだから歌川君に任せて、私はお茶でも入れてあげよう
3自由

下2
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/24(金) 16:08:58.24 ID:vKjVC9Zy0
179 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/24(金) 16:12:29.77 ID:hBa1CrZDO
180 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/03/24(金) 16:22:06.44 ID:+qmP+jSpo
有山「お茶、淹れてくるね。えっと、九条君はミルクティーだよね?」

九条「あ、ごめんね。ありがとう!」

歌川「俺は緑茶で構わない」

――――――――――――
――――――――
―――――

有山「淹れてきたよ!」

九条「これがミルクティー…緑茶…あれ?これは?」

歌川「どうしてコップから触手の様な物が?!」

有山「ああ、これ。サンブラ茶」

九条「…サンブラとは?」

有山「あ、うん。万能のお茶だよ!」

有山「美容にも万病にも何だっていいんだー」

歌川「普通の烏龍茶とかにしてくれないか、マオちゃん」

有山「なんで?美味しいよ?飲む?」

歌川「…遠慮しておく」

九条「万病に効くなら…僕も…」

歌川「!!!飲むなァァァl!!」

【歌川の好感度が3上がりました】
【九条の好感度が3上がりました】

【自由時間開始!!】:残り回数2

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

↓2
181 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/24(金) 16:22:15.88 ID:t5cj299ZO
大護 セル
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/24(金) 16:22:17.10 ID:vKjVC9Zy0
九条
183 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/03/24(金) 16:38:11.98 ID:+qmP+jSpo
【1F 九条の部屋】

有山「凄いね、いろんな本と…ドクロ?」

九条「ああ、これは古代の遺跡で見つかった貴重な化石の一部でね」

あの後私は九条君の部屋の掃除を手伝うことになった
歌川君はまだ校閲している。

有山「けどこんなにたくさん、散らばってるね」

九条「掃除が苦手でね、病院暮らしが長かったから。」

有山「掃除は任せて!こう見えても部屋は綺麗なんだよ」

九条「じゃあ、お願いしようかな。頼もしいよ」

有山「まずはいらない物を捨てて行こう!」

九条「いらない物なんてないよ、ここにはすべて歴史を刻んだ証人しかいないんだから」

有山「ええ…、けどそれだと片付かないよ…」

九条「そうなんだよね、やっぱり捨てるしかないのかな」

有山「捨てたくないんだよね…」

九条「できれば…ね」

どうしよう、けどこの量の本となんか色んな石とかどう考えても収納できないよ
…いい方法…いい方法

【安価】
1思い切って捨てる
2一部を自分の部屋に保管してあげる
3自由

下2
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/24(金) 16:38:43.09 ID:dCn/2FsCo
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/24(金) 16:39:15.47 ID:vKjVC9Zy0
186 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/03/24(金) 16:44:48.67 ID:+qmP+jSpo
有山「じゃあ一部を私の部屋に保管してあげるよ!」

九条「え…でも、そんな事してしまったら有山さんの部屋が汚くならないかな?」

有山「大丈夫!私の部屋草ばっかだから!」

九条「…なら大丈夫?かな?」

草なんてベッドの下にでも押し込めば何とかなるし
それに私の部屋、そこまで物ないし

有山「よし!早速移動だね!」

九条「けど何を移動させるんだい?」

有山「その化石っぽいのとか、本とか」

というより九条君の部屋。それしかないし
…うん!決まったら早速移動だね

有山「これはいる?」

九条「それはあまり読まないから…」

九条「あ、けど読むかもしれないな」

あ、九条君物捨てれないタイプの人だ…
絶対自分の部屋とか汚いタイプの人た…

有山「バッと決めてサッと終わらせよ!」

【安価】
1とりあえず片っ端から移動
2九条と熟考する
3自由

下2
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/24(金) 16:46:00.10 ID:fazHH2Q9o
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/24(金) 16:46:14.73 ID:hBa1CrZDO
189 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/03/24(金) 16:50:18.84 ID:+qmP+jSpo
有山「よし!じゃあ一緒に考えよう!」

――――――――――――
―――――――――
―――――

九条「じゃあこれと、これ。あとこれをお願いするよ」

有山「え…三つだけ?」

九条「やっぱり僕には必要だからね、これは」

受け取ったのは水晶のドクロ、よく分かんない石板二枚
結局部屋は片付かなかった…

九条「ふう、すっきりしたよ。ありがとうね」

有山「すっきり…したの?」

九条「ああ、とってもね!」

有山「片付いたの?これ」

九条「とっても片付いたじゃないか、ほら。ここに片足が置けるスペースが出来たんだよ」

有山「う…うん」

何だか納得いかないけど、九条君が納得してくれるなら…それでいいかな?
…けどやっぱり腑に落ちない…

九条「またお願いしてもいいかな?」

有山「うん!その時はいつでも呼んで!」

【九条の好感度が5上がりました】
190 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/03/24(金) 16:51:06.58 ID:+qmP+jSpo
短いですが今日はここまで!
ではお付き合いありがとうございました

そしてもうすぐ動機発表であることをお知らせします
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/24(金) 16:59:26.89 ID:fazHH2Q9o
乙でした
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/24(金) 17:05:04.57 ID:BEAd3ZFe0
乙です!
193 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/03/31(金) 15:30:35.02 ID:vWZ8hrAco
更新してもよろしいですか?
194 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/31(金) 15:36:48.17 ID:HNmNMXFAo
はい
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/31(金) 15:42:25.41 ID:fTlb+prDO
いいですよ
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/31(金) 23:59:23.63 ID:HNmNMXFAo
結局来なかった
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/01(土) 00:16:28.29 ID:ZehjSSEAo
更新とは一体…うごご
198 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/04/07(金) 16:56:29.29 ID:5f6Pt4oto
はい、寝落ちしてまして。本当にごめんなさい
おしおき受けてきます。はい

取りあえず明日のお昼12〜15時ころに更新再開します
長らくお待たせしました
199 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/07(金) 17:11:25.53 ID:SPMPNUKDO
了解
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/07(金) 18:36:13.64 ID:j6JIZlANo
分かりました
201 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/04/08(土) 15:28:17.69 ID:zjtUpMH2o
更新良いですか??
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/08(土) 15:31:58.22 ID:Vd0N7MwZo
はい
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/08(土) 15:33:45.81 ID:7PgS3+W80
はい
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/08(土) 15:37:12.69 ID:Tzgi1So4o
はーい
205 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/04/08(土) 15:41:32.72 ID:zjtUpMH2o
【自由時間開始!!】:残り回数1

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

↓2
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/08(土) 15:42:10.59 ID:7PgS3+W80
大護 セル
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/08(土) 15:46:05.11 ID:vPf5vbEDO
208 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/04/08(土) 15:55:09.08 ID:zjtUpMH2o
【1F 酒場】

セル「もうそろそろですね。何が来るのやら」

大護「何が来るって、そりゃあまたいやらしい奴だろ」

セル「この前なんて、薬を使うという強硬手段に打って出てきましたからね」

酒場から聞こえてくる二人の声は動機の話をしている
…そっか、もうそんな時期か

セル「入り口で見てるだけなら中に入ればいいのでは?」

有山「え…?」

大護「気づいてんぞ、嬢ちゃん」

有山「えへへ…立ち聞きするつもりなんて無かったんだけど」

何だか最近人の話を盗み聞きする子だと思われてるような気がする
ううん!全部たまたまだもん!


有山「じゃあ、お邪魔しまーす」

有山「動機の話…だよね?」

セル「それ以外に何の話だと思うんですか?」

大護「んま、そう言うことだわな、こればっかは避けらんねえしな」

よし!ここは一発凄い案を出して二人をぎゃふんと言わせて見せよう

【安価】
1殺し合いを止めれるであろう凄い案を提案
2まず二人の意見を聞く
3自由

下2
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/08(土) 15:56:10.52 ID:7PgS3+W80
2
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/08(土) 15:58:22.98 ID:Vd0N7MwZo
211 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/04/08(土) 16:06:58.56 ID:zjtUpMH2o
有山「二人はどう思ってるの?」

セル「私は動機提示は防げないのでその後のアクションを見て、危ない人を見極めようかと」

大護「俺は…あれだな!コロシアイしないでおこうっつう強い呼びかけだわな」

セル「まあ、それが出来てれば大分生き残っているのですがね」

大護「だわな!ガハハハハ!!」

セル「真面目に考えていますか?」

あ、どうしよう。私も大護君と同じこと考えてたよ…
けど、そっか、動機提示を防ぐ方法なんてないんだよね

セル「まあ私の方法は協力者が多い程、より確実になります」

大護「けど俺人を見る目なんてねーぞ!」

セル「憲兵が何を言っているのですか、能ある鷹は爪を隠すということですか?」

有山「…なにそれ」

セル「まあ言葉の意味は置いておいて、どうですか?」

有山「それ、でも失敗したら元も子もないよね」

セル「変に動いて目をつけられるよりかはマシです」

有山「…そうだけど」

大護「まあまあ!そんな深く考えんな!気楽に行こうぜ!」

【安価】
1セルの発案に乗る
2もうちょっと考える
3自由
下2
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/08(土) 16:11:19.21 ID:7PgS3+W80
1
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/08(土) 16:14:52.67 ID:B4t7W68DO
214 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/04/08(土) 16:18:07.93 ID:zjtUpMH2o
有山「もっといい方法がないか考えよう」

セル「…ほう」

大護「んで?そのもっといい方法ってのは?」

有山「思いつかない…けど」

大護「だよなー」

セル「ちょっとは黙って考えてください」

そうは言ったものの、良い考えが全然浮かばない
やっぱり素直に乗っておくべきだったかな

大護「つーか、監視なんかしててバレた時の方がヤバくねえ?」

有山「うん…」

セル「ではどうするのですか?」

大護「今まで通り過ごす!」

セル「それではコロシアイは発生しますが?」

有山「もう起こらないって信じる!」

セル「……」

セル「完全に思考停止していますね、まあいいでしょう。また後日話し合いましょう」

うん!もう殺し合いなんて起きない!
そう!起きないんだよ!!

【大護の好感度が3上がりました】
【セルの好感度が3上がりました】
215 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/04/08(土) 16:24:41.06 ID:zjtUpMH2o
【19日目】

朝食堂に行くと、見慣れない試着室みたいなものが人数分置かれていた
…あ、これ。動機発表だ

けど、そう気づいても止める事は出来なくて

モノクマ「はい!ということで有山さんも来た事だし、このボックスの説明をするねー」

モノクマ「これはテレフォーンボックスっていってね、外の人と電話が出来るんだよ!」

モノクマ「もちろん!電話番号を知っている人達にしかかけれないけどね!」

モノクマ「あ、けど安心して!オマエラの周りの人にはコロシアイに巻き込まれてるって説明してるから!みんな心配してくれるよ!」

椎名「…外部と連絡させたらヤバいと思うんだが」

セル「助けを呼ばれると言う可能性は考えていないのですか?」

モノクマ「だってここは空の上だよ?警察に電話して助けに来てくれると思う?」

大護「つう事は軍だわな」

モノクマ「ここに入り口なんてないよ?強行突破なんてすると中の気圧と外の気圧で…」

歌川「つまり最初から助けを呼んでも無駄ということか」

モノクマ「そーいうこと。うぷぷぷぷ」

モノクマ「素直に話したい人に安否を伝えた方がいいんじゃない?」

歌川「…っ!」

けど…けど、どうしよう。私は誰に電話をかけよう
助けを呼んでみる?それともお兄ちゃん…

【安価】
1警察に電話する
2兄に電話する
3自由
下2
216 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/08(土) 16:25:24.61 ID:Vd0N7MwZo
217 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/08(土) 16:25:27.17 ID:B4t7W68DO
218 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/04/08(土) 16:30:10.87 ID:zjtUpMH2o
一番最初に電話ボックスに入った私。
電話をかける先はもちろん…もちろんお兄ちゃんだ。

お兄ちゃんの電話番号は…


――――――――――――――――
―――――――――――――

最後の番号を押す前に、電話機が音を立てた

―――プルルルルルルル

電話がかかってきた?

…誰だろう。けど…電話に出てみよう


有山「…はい」

???「おかけになった電話番号は。現在使われておりませーん」

???「応答してんじゃない!使われてんのよ!焼くわよ!」

???「…おい、喧嘩をするな、切られたら終わりなんだぞ」

???「ボブ様、受話器の使い方を間違っています。頭の上に乗せる物ではありません」

???「……マオちゃん?」

???「おい!マオ!!お前本当にマオなんだな!!」

受話器の向こうから聞こえてくる色んな声。
その中には物凄く懐かしい声、お兄ちゃんの声もあった。

有山「おにいちゃん!?」

ライアン「…マオ!?お前はマオなんだよな?!」
219 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/04/08(土) 16:35:41.43 ID:zjtUpMH2o
???「確かめるためにこの本を読みましょー」

???「まあ、絵本を使うのは許すわ、で?何て言う本なの?」

???「どぐら?まぐら…ですか」

???「忌々しいわね!!!発狂するわ!!!」

???「落ち着け、温度差が凄い」

ライアン「モネさん!今電話を取ってるのはマオなんですよね!?」

モネ「ええ…姿は…姿はちょっと古いけど、マオちゃんだわ」

有山「え?なに?お兄ちゃん!周りの人達って誰?」

ライアン「周りに居るのは―――ボブ「ボブでーす」

???「ちょっと黙ってなさいよ!!!」

声を聴くたびに思い出してきた。
これはボブさん、あれは空ちゃん、麻生さんに、辻斬さんに…

…モネって誰?

ボブ「ジェシカは死んでしまったけれど、ボブのこの死者蘇生の書があれば」

愛野「ああもう!!喋るな!!」

麻生「はい、半田ゴテです。」

辻斬「おい、ガムテープとかにしておけ、それは口に押し当てる物ではない」

モネ「えっと、時間!!時間を見てください!!用件だけ伝えないと!!」

ライアン「…っ、だな」
220 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/04/08(土) 16:43:44.46 ID:zjtUpMH2o
ライアン「あー…えっと、要件。要件って…」

愛野「何忘れてんのよ!!ああもういいわ!私が話す!!麻生!ボブの口にセメダイン塗っといて!!」

ボブ「んーーーー!!」

愛野「ああもう無視よ!無視!!!とりあえず話を続けるわね、マオ。」

愛野「まずアンタはマオじゃない!マオはもう死んでるの!!けどあなたはマオだし…」

麻生「感情的になり過ぎです、つまり要約すると、有山様。貴方はこの世に存在していないんです。辛い事だとは思いますが受け止めてください」

麻生「そのうえで話を続けます、今有山様が共同生活を続けている15人は私たちの一期下の後輩、勿論有山様もその中に居ました」

麻生「ですが、超高校級が起こした絶望によって、その15人は絶望の生徒として上山様達に捕えられました」

麻生「その最中、上山様達に協力していた有山様は…。」

麻生「遺体の回収も済んでいます。こちらの手元には有山様の遺体があるのです」

???「麻生さん…言ってたのこれだよね?」

麻生「アリス様、そうです。これです!!」

アリス「…マオちゃん、マオちゃんは魔女なんかじゃないんだよ、マオちゃんの才能は―――」

モネ「時間!!とりあえず早くそれを転送しましょう!!」

愛野「どいて!!私が転送するから!!!」

ボブ「これも一緒にあげまーす!!」

愛野「あ!嘘…え…エラー!?」
221 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/04/08(土) 16:47:20.84 ID:zjtUpMH2o
―――――――――――――
―――――――――

ライアン「頼む!戻って――――」


―――ブチッ

受話器からは何の音も聞こえなくなった。
…そして電話機の上には

『16人の小さな生徒たち』

という可愛い絵本が置かれている

有山「お…お兄ちゃん?」

何回ボタンを押してももう電話機はうんともすんとも言わない…
手元に残ったのは絵本だけ

有山「……」

もう一度かかってくることを祈って電話機の中で待ち続けたけど。
何もかかってくることは無い…

そうだ、この絵本…何が書いてあるんだろ


【安価】
1読む
2読まない

下2
222 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/08(土) 16:48:37.43 ID:7PgS3+W80
1
223 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/08(土) 16:49:38.45 ID:Z4enhdv+0
とりあえず1
224 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/08(土) 16:49:40.90 ID:Vd0N7MwZo
225 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/04/08(土) 17:00:44.32 ID:zjtUpMH2o
――――――――――――――――

16人の小さな生徒たち、仲良くしようとパーティーをした
食いしん坊とちびっ子が失敗をして、14人になった

14人の小さな生徒たち、運動しようとプールに行った
勉強好きと料理好きが溺れて、12人になった

12人の小さな生徒たち、薬にはまった
学者と綺麗好きとお姉さんが騙されて、9人になった

9人の小さな生徒たち、内輪もめをした
親友とお喋りは戻ってこなくて、7人になった

7人の小さな生徒たち、8人目が居た
しっかり者が全てに気付いて、7人に戻った

7人の小さな生徒たち、真実に気付いた
うっかり者が負けて、6人に戻った

6人の小さな生徒たち、6人で旅に出た
そこで15人の大きな生徒と出会い、21人になった

――――――――――――――――――――

国木田君が師走門さんを焼き殺して、静寂さんが舘君をなぐり殺して、九条君が善知鳥さんと羽田木君を毒殺して
田中君が花菱君を巻き込んで…桜庭さんが桜庭君に…

桜庭君は…

あれ、私…何で全部知ってるの?
226 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/04/08(土) 17:03:59.56 ID:zjtUpMH2o
有山「入学式はとっくに過ぎてる」

有山「お兄ちゃんたちがコロシアイに巻き込まれて」

有山「その後…私は―――私は――――」

絵本の最後のページからハラリと一枚のメモが落ちてきた。

…メモ?


――――――――――――――――――
【転送リスト】
思い出しコラボ絵本
16人の才能リスト
事件のまとめ

「ジェシカと仲良くしてくれてありがとございまーす。マオちゃんはボブと同じ思いをライアソにさせちゃ駄目でーす」
――――――――――――――――――

けど…けど…ここには絵本しか…
もしかして他の場所に行っちゃった?

…と…とりあえず絵本を隠して外に出ないと…
227 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/04/08(土) 17:07:28.44 ID:zjtUpMH2o
外に出るともうみんなが居た…
けど様子が皆おかしい、とっても暗い顔をしてる

九条「兄が…言っていたよ。この中に裏切り者が居るって…」

歌川「ああ、そいつが外に俺らの映像を流しているってな」

愛野「お姉ちゃんも…けどお姉ちゃんは助けてくれるから!僕はお姉ちゃんとの約束を守るんだ!」

え?九条君のお兄ちゃんは3回目にオシオキされたんだよ
どうして電話がかかってくるの?

セル「…失礼します」

椎名「…ウチも」

藤木「アヒャッ…なんかヤバイ空気だねぇ」

みんな無言で部屋に帰っていく。
けど、死んだ人に電話が通じるなんておかしい…

きっと…きっと何か裏があるはず

けど皆に今思い出したことを言っても信じてもらえるはずがない。
皆はまだ1年生なんだから。

どうにかしないと…

どうにかしてみんなに思い出させないと…
228 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/04/08(土) 17:08:06.91 ID:zjtUpMH2o
動機提示が終わった所で今日はここまでです
前作のキャラとマオちゃん、不思議な関係ですね

それでは皆さんお付き合いありがとうございました
229 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/08(土) 17:10:13.56 ID:7PgS3+W80
乙です
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/08(土) 17:10:48.75 ID:UPR/SjcVO
ライアソくん…いったい何者なんだ…
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/08(土) 17:17:21.17 ID:Vd0N7MwZo
乙でした
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/08(土) 21:04:37.86 ID:3sBDVQcJ0
更新乙です
ボブ……
233 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/04/09(日) 17:08:20.03 ID:WOvF5U7jo
今から更新してもいいですか??
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/09(日) 17:09:21.40 ID:9/GYhXSJo
大丈夫です
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/09(日) 17:11:43.66 ID:ysxvSfaDO
はい
236 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/04/09(日) 17:12:05.30 ID:WOvF5U7jo
【自由時間開始!!】:残り回数3

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

↓2
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/09(日) 17:13:04.69 ID:ysxvSfaDO
愛野 九条
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/09(日) 17:13:10.03 ID:9/GYhXSJo
愛野
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/09(日) 17:13:17.61 ID:k+1Bs+SG0
能口
240 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/04/09(日) 17:19:11.96 ID:WOvF5U7jo
【1F 広場】

広場で一人、能口さんが居る。
能口さんは皆と違っていつも通りな感じでちょっと安心

有山「能口ちゃん…じゃなかった、能口さん!」

能口「ああマオちゃん、って。意外だね」

有山「意外って?」

能口「いや、皆みたいになってるのかと」

あ。そっか、私も今元気すぎるんだ。
怪しいと言えば怪しいかも

能口「どうせお兄さんに連絡したんだろ?」

有山「え?まあ…うん」

能口「マオちゃんは兄貴絡むと滅法弱いからね、ちょっと覚悟してたんだよ」

有山「…てへへ」

今の私はもう私じゃない。
全部思い出した、あの事件の事を全部

有山「大丈夫だよ、生まれ変わったんだ」

能口「生まれ変わった?ふぅん」

【安価】
1能口さんは何で平気なのか聞く
2誰が危ないか聞く
3自由

下2
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/09(日) 17:21:44.27 ID:9/GYhXSJo
↓2なら>>238です
安価は1
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/09(日) 17:22:14.18 ID:83gBPt1d0
1
243 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/09(日) 17:22:22.25 ID:/UYeT3DVO
1
244 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/04/09(日) 17:32:30.50 ID:WOvF5U7jo
有山「なんで能口さんはそんなに平気なの?」

能口「平気なもんは平気だよ」

能口「だって私は皆の事をずっと見てきたんだよ?怪しい動きの奴なんて誰も居なかった」

能口「それは誰が何と言おうと確定だよ」

そっか、能口さんは自分の才能に対して絶対的な自信があるんだ…
だからあの動機も全く効かなかったんだね

能口「他の皆はかなりガタガタだけどね」

有山「セル君とか大護君とかは…」

能口「さあ、ああなっちゃ誰か何思ってるかは分かんないよ」

能口「今後観察していく必要がありそうだね」

有山「…そっか」

有山「私で良かったら手伝うよ!」

能口「嘘ついているようにも見えないしね…うん。じゃあ頼むよ、今無事なのは私とマオちゃんだけだ」

能口「それにマオちゃんだったら誰とでも話せるしね」

有山「うん!任せて!怪しい人が居たら報告するよ」

能口「でもあの電話、どうやってつながったんだろうね」


【安価】
1適当な原理を打ち立てる
2真実を話す
3自由

下2

『思いっきり寝ぼけてましたごめんなさい』
245 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/09(日) 17:34:24.36 ID:9/GYhXSJo
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/09(日) 17:36:24.89 ID:IirkJvuJO
2
247 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/04/09(日) 17:43:23.17 ID:WOvF5U7jo
有山「能口さん、よく聞いてね、私…」

有山「私全部覚えてるんだ」

能口「…覚えてる?」

―――――――――――――――
――――――――――――
――――――――

能口「つまり外ではその超絶望的な事件とやらが起こって、私らは避難してたってことだね」

有山「うん…それより後は思い出せないんだけど…」

有山「って、信じてくれるの?」

能口「嘘をついてる様子には見えないしね、んま、信じるしかないでしょ」

有山「ありがと」

能口さんに全部話した。
思い出したこと全部、お兄ちゃんたちから電話がかかってきたことも

能口「…つまりは避難していて、誰かに拉致されて、私たちは記憶喪失ってこと?」

有山「そうだね」

でも嘘をついた、私が死んでるらしいこと。皆が事件を起こしたこと
お兄ちゃんたちから聞いただけで、私はそこら辺思い出せてないけど、黙って置いた

能口「…ふぅん」


【能口の好感度が5上がりました】

【自由時間開始!!】:残り回数2

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

↓2
248 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/09(日) 17:44:06.07 ID:dOOgTPlgO
大護 藤木
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/09(日) 17:44:06.27 ID:mzhUwyCQ0
それじゃあ次は消費なしで愛野?
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/09(日) 17:44:36.75 ID:mzhUwyCQ0
あっ安価とってたそんことないなら愛野で
251 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/04/09(日) 17:54:24.15 ID:WOvF5U7jo
【2F 広場】

愛野「あ!有山さん!!」

あれ?愛野君もいつも通り?
けどさっきはそうじゃなかったよね

有山「あ、愛野君。どうしたの?」

愛野「ふふふ、なんでもないよ」

明らかに何かある、そんな能口さんじゃなくても分かるよ…
けど一体どうしちゃったの?

有山「なんでそんなに楽しそうなの?」

愛野「楽しそうじゃないけど、決意に燃えてるんだ!」

有山「決意…」

愛野「裏切り者探しだよ!僕が見つけるんだ!お姉ちゃんにもいい所見せないと!」

有山「裏切り者か…居るの?」

愛野「居るよ!お姉ちゃんがそう言ってるから!」

有山「…」

何度か昔の私を見てるみたいだ…
思い出す前は私もきっとこんな感じだったんだろうな…

【安価】
1裏切り者は居ないと言う
2他に姉に何を言われたのか聞く
3自由

下2
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/09(日) 17:54:46.88 ID:83gBPt1d0
2
253 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/09(日) 17:55:41.21 ID:dOOgTPlgO
1
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/09(日) 17:56:01.24 ID:ysxvSfaDO
255 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/04/09(日) 18:04:09.88 ID:WOvF5U7jo
有山「裏切り者なんて居ないよ」

愛野「ううん。居るよ」

その時の愛野君ははっきりとした視線で私にそう言った
いつものオドオドした感じなんか一切なかった

愛野「裏切り者は居るんだよ」

有山「…居るの?」

つい私も聞き返してしまった。
一体どうしてそこまでの自信が湧いてくるのだろう

愛野「お姉ちゃんはそう言ったから、僕は信じる」

有山「…そっか」

愛野「有山さんはお兄ちゃんに何言われたの?」

有山「え…あ、うん、同じような事」

愛野「だったら僕と一緒に探そうよ!」

咄嗟に嘘をついてしまった
けど、愛野君はもっと目を輝かせる

有山「そう…だね…」

何だかちょっとまずい事になっちゃったかも

けど愛野君を止めるチャンスでもあるよね

【安価】
1誰が怪しいと思ってるか聞く
2とりあえず手は組まないと言う
3自由

下2
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/09(日) 18:05:00.05 ID:9/GYhXSJo
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/09(日) 18:05:04.38 ID:ysxvSfaDO
258 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/09(日) 18:05:08.06 ID:JFW6pcbrO
259 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/04/09(日) 18:09:56.89 ID:WOvF5U7jo
夕飯のため少し離席
20時か21時には帰ってきます
260 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/04/09(日) 21:01:44.24 ID:WOvF5U7jo
有山「愛野君は誰が怪しいと思うの?」

まずこの質問だ。
この質問さえしておけば愛野君が誰に危害を加えそうか分かる

愛野「有山さんと僕以外の皆だよ」

愛野「だから僕頑張って裏切り者を見つけるんだぁ」

どうして私が裏切り者から除外されたの?
愛野君が自分自身を除外するのは分かってたけど

有山「どうして私は怪しくないと思うの?」

愛野「お姉ちゃんが言ってたんだ、マオちゃんを守れって」

愛野「だったらそう言うことでしょ?」

私を守れ?
どうしてそんな事を言ったんだろう

きっとそれを仕組んだのはモノクマなのは分かってるけど、意図が分からないよ

愛野「それに僕と有山さんは友達だからね」

有山「九条君もじゃないの?」

愛野「うん!けど九条君は賢いし、一人でもなんとかなるよ」

有山「そっか…」

何だか愛野君の様子がおかしい…
これは後で能口さんに言っておかないと

【愛野の好感度が5上がりました】

【自由時間開始!!】:残り回数1

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

↓2
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/09(日) 21:02:50.56 ID:IirkJvuJO
大護 歌川
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/09(日) 21:02:51.91 ID:mzhUwyCQ0
九条
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/09(日) 21:02:55.49 ID:1jrhxYVXO
愛野、九条
264 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/04/09(日) 21:14:58.99 ID:WOvF5U7jo
【4F 武器庫前】

有山「…何してるの?」

四階に行ってみるとちょうど九条君が武器庫から出てくるところだった
嫌な予感がする

九条「ああ、裏切り者が居ると聞いてね、用心のためにこれを」

有山「…拳銃?」

九条「テーザー銃って言うんだ、人を殺さない銃」

有山「…なにそれ?」

九条「射出式のスタンガンみたいなものだよ」

見た目が完全に拳銃だから信用できない
けど、九条君はいつも通りだし…

九条「ほら、襲われた時のためにね、これだと殺してしまわずに済むし」

九条「それにこれで気絶した裏切り者を拘束することもできるからね」

そっか、九条君もお兄さんと電話をしたんだ…
お兄さんはもう…死んじゃってるけど…

有山「危険じゃないかな?」

九条「アメリカではよく使われてるみたいだしそこまで危険じゃないと思うよ」

【安価】
1銃を持ち出さないように言う
2お兄さんの事を話す
3自由

下2
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/09(日) 21:17:58.50 ID:9/GYhXSJo
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/09(日) 21:18:13.36 ID:k6eeCyHHO
2
267 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/04/09(日) 21:25:06.80 ID:WOvF5U7jo
有山「あのね、お兄さんの事なんだけど」

――――――――――――――――
―――――――――――――
――――――――

私は覚えている限りの事をすべて話した
信じてもらえるかは分からないけど

九条「そっか」

けど反応はあっさりしてた、ビックリするほどに

有山「案外あっさりしてるんだね」

九条「証拠がないからね、何とも言えないよ」

九条「それに有山さんが裏切り者で、嘘をついているかもしれない」

有山「…え?」

九条「何にしても今人の言葉を信じるのは早計だよ」

九条「ここにいる人たちのね」

九条君は信用してくれなかった。
それもそうだよね、いきなりすぎるし

有山「信じてないんだ…」

九条「信じれないよ、有山さんもそうだろう?」

有山「…」

【安価】
1一か八かで思い出し絵本を見せる
2黙ってうなずく
3自由

下2
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/09(日) 21:26:07.53 ID:IirkJvuJO
1
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/09(日) 21:26:54.60 ID:9/GYhXSJo
270 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/04/09(日) 21:34:10.50 ID:WOvF5U7jo
そうだ、思い出させればいいんだ。
九条君にこの絵本を渡して…

九条「読むよ?なにかな、これは…」

有山「…」

九条君が本を読み始める。
おねがい、思い出して!!


九条「……」

九条「世界遺産爆撃事件…」

九条「あれ…でもあの遺跡はまだあったはず、けどなんで…」


――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――
――――――――――――――――

九条「…ありがとう有山さん、全部思い出せたよ」

有山「ほんと!?」

九条「ああ、全部ね。」

九条「じゃあもうこれはいらないね、君にあげるよ」

そう言ってテーザー銃を九条君は私に渡してくれた
…やった!これでなんとかなる!!

九条「それじゃあ、また明日ね」

【九条の好感度は上がりませんでした】
271 : ◆G6Mkk5eKUeb0 [saga]:2017/04/09(日) 21:35:18.36 ID:WOvF5U7jo
それでは今日はここまで
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/09(日) 21:39:09.91 ID:k6eeCyHHO
乙乙
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/09(日) 22:04:58.98 ID:2XeVAHBVo
[ピーーー]気スイッチ入ったみたいですね……
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