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【ダンガンロンパ】辺古山「猫のいる生活」
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85 :
◆AZbDPlV/MM
[sage]:2025/01/27(月) 15:04:57.63 ID:k7s/KvFh0
https://imgur.com/a/XIKp0te
貼れてない?
86 :
◆AZbDPlV/MM
[saga]:2025/01/29(水) 13:18:36.99 ID:LV5rMU5a0
「よしっ! 爪研ぎと、トイレの準備は終えた」
私はリュウを振り向き、爪研ぎとトイレを指しながら声をかける。
「お前のトイレはここだからな。爪はコレで研ぐのだ」
さすがに、爪研ぎやトイレの意味までは解らないかもしれないが、何度か言って聴かせれば、リュウならその内覚えてくれるに違いない! なんといっても、リュウは賢いからな! 親バカだという自覚はある。しかし実際、リュウは間違いなく賢い! そして可愛い!
リュウ 「にゃー」
うむっ! いい返事だ! さすがはリュウだ!
「それから……遊ぶかも、気に入ってくれるのかも不安だが、オモチャを買ってきたのだ……どうだっ!?」
猫の定番オモチャの猫じゃらし、ネズミのぬいぐるみ、抱き枕にできる形のぬいぐるみに、ボール。ソレらをリュウの前に並べた。本当はもっと購入したかったが、私ひとりでは持ちきれなさそうだったため、泣く泣く諦めた。しかし今、ネット通販で、キャットタワーの購入は検討している。
猫 「にゃー」
猫は右前脚でボールをコロコロと控えめに転がしはじめた。すかさずカメラを構え、連写する。角度を変え、また連写する。他の画も欲しくなった私は、猫じゃらしを手にする。
「お前は猫じゃらしに戯れてくれる猫か?」
まず、リュウの眼前で猫じゃらしを左右に振ってみせた。すると、リュウの顔が猫じゃらしの動きに合わせて顔を左右に振って追っている。
「コレは……っ!! 動画の方がいいなっ!!」
そう考えた私は、動画モードに切り替え、撮影を開始した。次に猫じゃらしを上下に動かしたり、反復横跳びさせてみたりすると、猫じゃらしを掴もうと、両の前脚がワタワタと動いている。ああ……息苦しさを覚え、胸が痛いくらにいキュンと締め付けられてしまっては、天に召されてしまいそうだ……っ!!
しばらくして、猫じゃらしに飽きたのか、ネズミのぬいぐるみを咥え、ソファに飛び乗り、ぬいぐるみを置き、また降りたかと思えば、抱き枕形のぬいぐるみも咥えてソファに運ぶと、ソレを抱き抱えて目を瞑った。突如、心臓が絞りあげられるような痛みに襲われ、胸を押さえ、荒くなる呼吸を落ち着けようと深呼吸をする。
「くっぅぅっ!! 天使……っ! 天使がいるっ!!」
私は眠りに就こうとしているリュウをカメラに収めた。
校則を破ってしまっているが、リュウを連れて来て良かった。至高の幸福感が、心どころか、全身に至るまで包まれてしまっているのだ。見つかってなんらかの罰が下るとしても、今をリュウと過ごせるならば、何だって受け容れよう。
満足するまでシャッターを切り終え、カメラを置く。ぬいぐるみを抱きながら健やかに眠るリュウの近くに頭を置き、天使の寝顔を眺めつつ、私も仮眠を摂ることにした。
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