【艦これ】新・うーちゃん探偵団!!(驚愕!?卵焼きの自生する島編)

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133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/11(土) 23:18:53.39 ID:v7I3YU4Wo
>>132
俺もずっと待ってるんでよなぁそれ
134 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2017/11/26(日) 19:19:16.48 ID:SNKp8rm70
ミラクル☆瑞鳳「とにもかくにも…タマゴ提督さん♪ この娘たちの面倒は任せるわね☆」

タマゴ提督「はっ、かしこまりました! 瑞鳳様!!」タマゴポーズ


ミラクル☆瑞鳳「それじゃ私はこの磯風ちゃんにすこーし用があるから…先に施設に戻っていますね。」

龍田に背負われた磯風「」白目


ミラクル☆瑞鳳「では…引き続き修行に取り組みなさい。みなさんに『黄金卵体験-ターマゴ・エクスペリエンス-』のあらんことを☆」


信者たち「タマーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーゴ・アミーーーーーーーーーーーーゴ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

タマゴ提督「タマーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーゴ・アミーーーーーーーーーーーーゴ!!!!!!!!!!!!!!!!!」


卯月・時雨「タマーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーゴ・アミーーーーーーーーーーーーゴ!!!!!!!!!!!!!!!!! うひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(ヤケクソ)」


………………
135 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2017/11/26(日) 19:33:25.17 ID:SNKp8rm70
数分後


タマゴ提督「というわけで、今日からキミたちの教育係を任された…通称タマゴ提督だ。よろし……」


時雨「この大馬鹿野郎!! 正義の時雨ぱんち!!!!!!!!!!!」ドゴォ

タマゴ提督「ゴホォォォォォォォッ!!!!!!!!????????????????」ぶっ飛び






タマゴ提督「フゴッ……エグッ……コヒュー…コヒュー…………」虫の息


時雨「あれ、おかしいなぁ。うちの提督はこの程度ならすぐに起き上ってくるのに…」はてなアホ毛

卯月「うちの司令官がタフ過ぎるだけな気がするぴょん。」ピョン


タマゴ提督「い、いきなり…なにをするん……だ…ヒュー…コホッ……」

時雨「まさかこんなに早くお目当ての人物に会えるとはね。まぁ…大分面倒なことになってるみたいだけど!」


卯月「u-chanたちはyouを連れ戻しに来ちゃったんだぴょん♪ そう…youのwife、hoshoさんの頼みでわざわざやってきたのさ!!ぴょん!!」

タマゴ提督「なぜ急にルー語に……」
136 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2017/11/26(日) 19:49:41.47 ID:SNKp8rm70
時雨「この島へは、僕たちの???(個人名)提督と一緒に来たんだけどね。色々あって空気を読めないアホ2名とバカ一名とははぐれちゃってさ。」

タマゴ提督「???提督……あぁ! そうかそうか。随分と久しいなぁ! 最後に会ったのは去年の忘年会だったかな…元気にしてるかい?」


卯月「元気すぎて困るほどだぴょん!!」

タマゴ提督「まぁ、そうだろうねぇ……相変わらず奥さんとも円満なんだろうなぁ……はぁ…」


卯月「そういうyouはhoshoさんとは仲良しじゃないぴょん?」


タマゴ提督「え……あぁ……まぁ。確かに妻のことは愛しているけれども……うん。大人には色々とあってね……」遠い目


時雨「それで逃げ出してきたんだね。事情はあえて聞かないけどさ。全く…女々しいったらありゃしないねっ。」

タマゴ提督「…………面目ない。」
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/26(日) 20:04:52.82 ID:DLlTkXCAo
タマ鎮のお艦は怖いから仕方ないね
138 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2017/11/26(日) 20:20:45.69 ID:SNKp8rm70
かくかくしかじか……


タマゴ提督「そうか…そんな大変な目にあって、本当にすまなかったね……」

時雨「ほんと大変だったんだからね!! オンボロ漁船に乗らされて…危うくヒロイン存続のピンチになるほど口から虹を描いちゃったし。」

卯月「でも、大変だったのはほんとにそれくらいなのはここだけの話だぴょん!!」


時雨「まぁ、今本当に大変な目にあってるのはていとくとぬいぬいだろうけどね。」

時雨「まったくさぁ…あの時空気を読んでちょっとでも信者になったフリでもしとけばよかったのに。」

時雨「おかげでこうもあっさりと潜入できたんだから…やっぱり僕って天才だね! ふふふ!!」ドヤ時雨


卯月「えっ…あれって演技だったぴょん!? 時雨はタマーーーーーーーゴ・アミーーーーーーゴじゃなかったぴょん!?」ポテチパリポリ


時雨「…………うーちゃんが真正のバカでよかった。」
139 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2017/11/26(日) 20:36:26.42 ID:SNKp8rm70
時雨「とゆーわけで! ほら、さっさと帰るよ!! こんなキ○ガイ染みた島からは一秒でも早くおさらばして……」


タマゴ提督「すまん……わざわざ来てもらったところ申し訳ないんだが、私は今のままじゃ帰ることなんて到底できそうにない……」

卯月「どうしてぴょん? 鳳翔さん……すっごく心配してたよ…」


タマゴ提督「鳳翔……サン…ごめん。私は、本当はわかっているんだ……鳳翔…サン…が不器用なりに私のことを愛してくれていることは……」

タマゴ提督「昔から臆病でヘタレだった弱い私をここまで立派に支えてくれたことに感謝が尽きることはない…それでも私は!!」


タマゴ提督「……本当に弱い人間なんだ。こうして何かに縋り付いていないと生きていけないほどに……」


タマゴ提督「申し訳ないっ…本当に……申し訳ないっ……!!」涙ポロポロ


卯月・時雨「………………」
140 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2017/11/26(日) 20:54:30.95 ID:SNKp8rm70
時雨「……やれやれ。こいつはとんだタマナシヘナチン野郎だね!! 次のセリフからキミの名はタマナシ提督だよっ!!」

タマナシ提督「えぇっ…そんなぁっ!? ってうわぁっもうなってるぅぅぅ!!????」驚愕


サングラス卯月「おうおうタマナシ司令官よぉぉ〜いくらyouがHETAREのKIWAMI☆とはいっても、大事なYour sweet wifeを悲しませる理由にはならねぇなぁぁぁぴょん?」

タマナシ提督「いつの間にサングラスをっ!? 何そのキャラっ!? 卯月ちゃんさっきからキャラブレブレじゃないか!?」

サングラス卯月「質問を質問で返すなぁぁぁぁぁッ!!!!!! ぴょん!!!!!!! うーちゃん実は結構怒ってるぴょん!! ぷっぷくぷぅ!!」うーちゃん怒りのポーズ

タマナシ提督「ひぃぃぃぃぃ!!!!!??????? ごめんなさいぃぃぃぃぃぃぃぃ!!??????」プルプル


時雨「ダメだこりゃ☆ うーちゃん如きにビビってちゃ男としてはおしまいだね。はふはふ。」憐みのわたあめ
141 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2017/11/26(日) 21:18:36.48 ID:SNKp8rm70
タマナシ提督「キミたちの言うことは最もだ……私は夫としても、提督としても最低なことをしてしまった。」

タマナシ提督「全てを投げ出して逃げてきたわけだからね……こんな私のことでさえも慕ってくれている彼女らを裏切るような真似を……」

タマナシ提督「でもしかしだ。一度この島に来て『タマーゴ・タベリュゥ教』の洗礼を受けてしまった以上、もう棄教することはできない……」


時雨「なんでさ」

タマナシ提督「決まっているさ。瑞鳳様の霊能力によって、裏切者には天罰が下るんだ……ヒェェ…」

タマナシ提督「裏切者には死が……そしてその関係各者にも同じく不幸がふりかかるんだ……だから私は、もう……」


時雨「この大馬鹿野郎!! 時雨でこぴん!!」

タマナシ提督「うげぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!???????」ぶっ飛び


時雨「霊能力ぅぅ? そんなのあるわけないじゃないか!!」

時雨「んな下らないことを考える余裕があるなら、ちょっとは艦娘たちが自分を慕ってくれている理由を考えろこのスカタンっ!!」ぷっぷく


タマナシ提督「コヒュー……もう…やめて……ヒュー」ボロッ


卯月「はいはいでたでた前回の流れと一緒だぴょん(笑) あと、もうやめてあげてあぴょん…うーちゃんたちがいじめてるみたいになってきたぴょん……」
142 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2017/11/26(日) 21:46:42.36 ID:SNKp8rm70
………………

タマナシ提督の走馬t……回想


一か月前 沖縄某所


タマナシ提督「はぁ……結局、何も言わずにこんなところまで逃げてきてしまった……いや、いくらなんでも逃げすぎかな、ははは…」

タマナシ提督「鳳翔…サン……みんな、すまない。私は弱い人間だ……色々ともう、限界なんだ。」


タマナシ提督「これまでなんとかかんとか…提督として最低レベルのことをこなしてきて、それなりに信頼もされるようになって…おまけに最高の嫁さんももらって……」

タマナシ提督「それでも最近は、その信頼が逆にプレッシャーとなって失敗続き…胃腸も悪くして、おまけに腰痛も……いや、腰痛は夜戦(意味深)のせいか……」

タマナシ提督「クソッ……周りのせいにするなんて…本当に私は最低な野郎だ……こんなとき、アイツならどうするだろうか……はぁ、そういえば長らく会ってないなぁ……元気にしてるかなぁ……」



タマナシ提督「自信が…いや、力が欲しい!! 有り体にいってしまえば、異世界転生チートものの主人公のような力が欲しい!! 賢○の孫に私はなりたい!!」

タマナシ提督「みんなを守れるような…強い提督に私はなりたいっ!! I need… more POWER!!!!!!!!!!!!!!!!!」髪掻き揚げ



全く意味を為さない???「だったら…瑞鳳のタマゴ焼き、たべりゅ?」


タマナシ提督「はっ、その声はっ…そしてその匂いは、私の大好物の…タマゴや……」


タマゴ焼き「」ペカーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(洗脳光線)


タマナシ提督「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!???????????」



???「うふふふふ☆ これで、私の野望がまた一歩……うふふふふふふふ、あははははははははは♪」



………………

143 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2017/11/26(日) 22:12:10.25 ID:SNKp8rm70
タマナシ提督「…………」目パチッ


卯月「良かった…てっきり死んじゃったかと思ったぴょん!! うひゃひゃひゃひゃひゃ!!」

時雨「うわーうーちゃんってば鬼っ畜ぅぅぅ!!」←本物の鬼畜


タマナシ提督「そうだ、思い出したぞ…私は、謎の霊能力光線を受けて意識を失って……」

時雨「はぁ? 霊能力光線なんかあるわけないでしょ? 誰しも急に強い光が視界に入ったらほんの一瞬意識を失うような状態になるものさ。」

時雨「きっと、その一瞬のうちに背後から薬物を嗅がされて意識を失い、そのまま拉致って感じだったんじゃないかな。ただの予想だけど。」


時雨「霊能力なんてものはまやかし。大方何かしらのトリックを用いた騙しの手品に過ぎないのさ!!」

時雨「※ただし、うーちゃん七つ道具や死刃怖村の芋パワー等の謎技術や超自然によるものは除く。」

卯月「念能力もだぴょん!! ちなみに『聖卯月領域-うーちゃんワールド-』は超能力じゃなくてあくまでも拳法の一種だぴょん!!」


タマナシ提督「アイツがいたらこう言うんだろうなぁ…『お前たちは何を言ってるんだ…』って。」
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/26(日) 22:51:03.81 ID:p7CMJP9K0
へたれ提督なのにバージルの真似する勇気は有るのか(動揺)
145 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2017/11/27(月) 00:54:35.15 ID:aB2negtN0
タマナシ提督「だが、しかしだ! 私は確かに瑞鳳様の起こす奇跡を何度もこの目で……」

時雨「それってさ、アレだよね。生卵からタマゴ焼きが出てきたり、物を自在に出し入れするヤツ。」

時雨「僕もさ。初見では驚いたけど…なんてことはない、あんなのは手品の常套手段さ。」

時雨「生タマゴ焼きはともかく、物の出し入れなんかは簡単なトリックでどうとでもなる。例えば…」


時雨「ここに、フェニックス響から拝借した消しゴムがあるでしょ? これをタマナシ提督の手のひらに乗せて、僕もその上に手のひらを重ねる。」

タマナシ提督「一体何が……」

時雨「いいからいいから。そして、僕が念じると……はらりれはらるれらりるれろ……」



時雨「くわっぱ!!!!!!!!!!!」手のひらパァン

タマナシ提督・卯月「!?」ビクゥ


時雨「ほら。手のひら見てみてよ。」


タマナシ提督「なっ、そんな!? 消しゴムが消えた!?」

卯月「あっちょんぶりけっ!?」

時雨「ふふん♪」
146 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2017/11/27(月) 01:17:51.11 ID:aB2negtN0
時雨「当然ながら…僕の手の中にも、袖の内側を探したって消しゴムはどこにもないよ。調べてみる?」

卯月「だったら全裸になるぴょん!!」

時雨「えぇ……それはちょっと……いや、ほんとに何処にも隠しもってないから!! それは勘弁して欲しいなぁ……」

タマナシ提督「いや、確かに…ほんの一瞬で消しゴムは消えた。なぜなら、直前まで確かに私の手のひらの上に消しゴムはあったんだ!! それは間違いない……」

卯月「あ、あわわ……フェニックス響の消しゴムが消えちゃったぴょん……このままじゃ消しゴムの輪廻が崩壊してしまうぴょん…!!」

時雨「安心しなよ。消しゴムならきちんとあるよ……うーちゃんのスカートの、ポケットの中にね!!」


卯月「ぴょん!? そんなはず……あったぁぁぁぁぴょん!!!????????」つ名前入り消しゴム

タマナシ提督「こ、これは…いつの間に、ど、どういうことだ!!!???」

時雨「ネタばらしするけどさ……怒らないでね。聞いたらメチャクチャズルいと思うから。」
147 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2017/11/27(月) 01:34:23.66 ID:aB2negtN0
時雨「実はさ。うーちゃんのポケットにいれたの、この手品やるずっと前なんだよねぇ……」

卯月「え、それじゃぁタマナシ司令官の手のひらに置いたやつは……」

時雨「あれ? あぁ、あれは僕がさらにその前にフェニックス響から借りパクした別の消しゴムだよ。手品に使うためにそっくりそのままの大きさまで削ったんだ!!」


卯月「フェニックス響……」

時雨「消えたのは簡単だよ。パンって叩いた瞬間に手のひらの窪みに消しゴムを挟むだけ。そして手をどけちゃえばタマナシ提督の手の上には何も残らないって寸法さ。」

時雨「そして…まず100%。手品を仕掛けられた側が注目するのは元々置いてあったタマナシ提督の手のひらの上だからね。さらに少し大袈裟に音を出して手のひらを叩けばどうしても視線は音が出て、残された手の方に向く。」

時雨「その一瞬の隙に…僕は手のひらの内側の消しゴムを後方にぽいっと投げる!! えーと。あったね。あれだよ。」ヒョイッ

タマナシ提督「他人のものをどうどうと…なんという図々しさ……」

時雨「小物でかつ弾力性のあるゴムだから落ちたときの音もしないし、消しゴムはこの手品における格好の道具なんだよね。」
148 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2017/11/27(月) 01:47:21.20 ID:aB2negtN0
時雨「投げたらあとはもうわかるよね? 僕はあえて隠し持ってるんじゃないかっていうことをにおわせておいて、落ちてる消しゴムから注意を反らす。僕はその、時点では本当にもってないしね。」

時雨「そして〆に事前にうーちゃんのポケットに仕掛けておいた消しゴムを指摘すれば…消しゴムの瞬間移動マジックの完成だよ!! どう? 意外としょーもないでしょ?」

卯月「……もしもうーちゃんが事前にポケットを探ってたらどうするつもりだったぴょん?」

時雨「それはないよ。だって、うーちゃんはスカートの左のポッケ普段から絶対使わないでしょ。そのくらいの癖ならとっくのとーに把握済みさ!! いつか手品のネタに使えるかなぁってずっと思ってたんだよねぇ。うひひ!」

卯月「時雨……流石はうーちゃんの助手だぴょん! 洞察力ではうーちゃんに並ぶかもしれない実力…侮れんぴょん……っ!!」

タマナシ提督「はぁぁなるほど。よく観てるもんなんだなぁぁ……」
149 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2017/11/27(月) 02:10:24.53 ID:aB2negtN0
時雨「通称こういう消失マジックのテクニックを『バニッシュ』っていったりするんだけど、大抵は消えてるように見せかけてるだけだからね。巧みに手の内側や相手の視線外に物を隠し持てばそりゃ相手からしたら消えたように見えるのは当然さ。」

時雨「それと…こっちは某バヌケ漫画でかなり有名になったけど、『ミス・ディレクション』、つまりは視線・心理誘導のテクニックも合わせればほとんどの物は『その場から消せる』んだよ。その逆もしかりだね。」

卯月「はえぇぇ…すっごいぴょん(小並感)」

タマナシ提督「驚いた……こんな単純なトリックに引っ掛かるなんて……」

時雨「単純だけど、これが案外難しいんだよ……僕はよく単純な夕立を実験台にして手品の練習するんだけど…それでもバレるときはバレるし。なにより一度使ったネタは基本もう使えないからね。」


時雨「おっと、少し脱線しちゃったかな? 僕が言いたいことは、よーするにさ。あのミラクル☆瑞鳳とかいうフザケた女もどうせこういう下らない手品やトリックを使ってみんなを騙くらかしてるに過ぎないってことさ!! わかったかい? このタマナシヘナチン野郎!!」

タマナシヘナチン提督「徐々に私の扱いひどくなってないかい? そろそろ泣いていいですか…?」

卯月「そろそろ流石に泣いてもいいと思うぴょん。」
150 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2017/11/27(月) 02:36:19.88 ID:aB2negtN0
時雨「それにしても…ほんと酷いよね! インチキ霊能力で人を騙して、こんな辺鄙な島に閉じ込めてさ……おまけに全くもって意味不明過ぎる修行(笑)を強要されてさ……」外チラッ



信者たち「タマーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーゴ・タベリュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」つ生卵

タマナシ提督「………………」←さっきまで一緒にやってた人


時雨「まぁ、よーく考えたらさ。確かにこのままキミを連れてただ逃げ出すってのは何の解決にもなってないよね。だからさ……」

卯月「ここはうーちゃん探偵団に任せるぴょん!! あのお菓子をくれた優しいお姉さんを倒して、事件を解決してみせるぴょん!! ぷっぷくぷぅ!!(気合い)」


タマナシ提督「キミたち……そうか。キミたちがアイツが言っていたあの……」


回想の提督『うちにはな…うーちゃん探偵団っていうクソガキ三人組がいてな……これがまた本当にとんでもない奴らなんだ……いや、ほんとマジでクソガキなんだよ……クソっ…クソっ……(酔い)』


タマナシ提督(ようやく意味がわかったよ……大変なんだなぁ…そっちもそっちで……)


卯月「誉めても何もでないぴょん! えへへ//」

タマナシ提督「いや、まだ何も言ってませんが……」
151 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2017/11/27(月) 03:30:58.18 ID:aB2negtN0
タマナシ提督「……わかった。それならば私も腹を括ろう……確かに、いつまでも現実から目を背けてちゃいけない。今ならまだ、私もやり直せるかもしれない……」

時雨「そうさ。こんな閉鎖的なところにいつまでいたってなんともならない。結局は自分自身が変わらないといけないのさ!」

卯月「そうだぴょん!!(便乗)」

タマナシ提督「そう、だね……あぁ、その通りだ。気付かせてくれてありがとう。」

タマナシ提督「こうなったら勝負だ。私自身が安心するためにも、あの霊能力の正体を暴く手伝いを私にもさせてもらおうか!」

時雨「いいね。ようやく提督らしい面構えになってきたよ。次の台詞からはヘナチン提督に昇格だよ!!」

ヘナチン提督「いや…それって一体何が昇格したのでしょうか…?」

卯月「タマが生えただけマシだと思えぴょん!!」

ヘナチン提督「えぇ……(困惑)」


時雨「そうと決まれば早速行動開始だよ!!」

卯月「うーちゃん探偵団(一人抜き、+ヘナチン野郎)出動ぴょん!!」


ヘナチン提督「……こんなのがもう一人いるのかぁ。色々と壊れるなぁ……」ため息


………………
152 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2017/11/27(月) 03:51:15.78 ID:aB2negtN0
バイオ1でウェ○カーがタイ○ントにブスリ♂される部屋みたいなところ


無機質な台に拘束された磯風「くっ……殺せ!! 慰みものにだけはなりたくない!!」


ミラクル☆瑞鳳「うふふふ♪ そーんなことしないわ! ただ、ちょーっとだけ素直になってもらおうかなって思って☆」つ謎の注射器


磯風「くっ……このまま性欲にまみれた醜い雄豚共の慰みものにされるくらいならいっそ死んだ方がマシだ!! いいからさっさと殺せ!!」

磯風「だがな…この先例えどんな性的拷問を受けたとしても、私は騎士としての誇りだけは決して捨てん!! なぜなら私は、『約束の王、アーサーペンドラゴン』の生まれ変わりで……」

ミラクル☆瑞鳳「ブスリ♪」


磯風「あぁっ!? くっ…これは、なんだ……身体が熱くなって……まるで感度が3000倍になったかのような……う、うぅ…あぁっ//」身体クネクネ

ミラクル☆瑞鳳「そんな効果はありませんよ。」

磯風「なん……だと……?」ピタッ
153 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2017/11/27(月) 04:30:16.21 ID:aB2negtN0
磯風「貴様…私の身体に一体何をした!? まさか…人体改造なのか!? 鬼畜な人体改造で二目と見られないような醜い肉の塊に改造を……」ガクブル


ミラクル☆瑞鳳「あなたの身体に『タマーゴ・エキス』を打ち込みました☆」

磯風「は? なんなんだそれは?」


ミラクル☆瑞鳳「うふふ…なら教えましょう……」

ミラクル☆瑞鳳「タマーゴ・エキスが身体を侵蝕し、『血中タマーゴ濃度』がある一定を越えた時、あなたはタマーゴ無しでは生きられない身体になるんですぅ♪ うふふふふ☆」

磯風「嘘……だろう……? 嫌だ……そんなの絶対に嫌だぞ!! タマゴなんかに屈してたまるか!!」

ミラクル☆瑞鳳「ターマゴッゴッゴッゴッゴ☆ あなたのような少し(?)ズレた感性の方には、こうしてタマーゴの良さを身体でわからせた方が早いんです♪」

磯風「くっ、私は……な、なんだ……急にタマゴ焼きが恋しくなってきたぞ……た、タマゴ、タマゴ焼きが無性に食べたい……!!」

ミラクル☆瑞鳳「もう効果が出てきましたね☆ いいですよ、その調子です♪」

磯風「くっ、ぐあぁっ……うわぁぁっ!? 負けるものか……タマゴ焼きの誘惑に屈したりはしない!!」



磯風「絶対に!!!!!!!!!!!!」キリッ
















磯風「タマゴ焼きの誘惑には勝てなかったよ……」タマゴ焼きパクパク

ミラクル☆瑞鳳「うふふ☆ これで一人…堕ちましたね♪」
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/27(月) 07:44:39.77 ID:3NeErsPBo
乙?
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/27(月) 13:50:43.99 ID:GV5mlegA0
イモ、タマゴといい食い物系艦娘は弾けてる奴しかいないのか
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/27(月) 15:16:02.18 ID:cafrNY2Q0
おつです
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/29(水) 00:40:38.25 ID:9qQ9i0yf0
otu
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/11/30(木) 00:18:07.92 ID:YV2oHtxA0
いったん乙です
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/30(木) 00:20:44.08 ID:YV2oHtxA0
すいません
あげてしまいました
160 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2017/12/16(土) 15:03:44.67 ID:WgvbiF4sO
磯風「びゃ"ぁ"ぁ"ぁ"^〜う"ま"い"ぃ"ぃ"ぃ"^〜」パクパク パクパク


ミラクル☆瑞鳳「うふふ☆ 自分のキャラも見失うほどに見事にハマっちゃいましたね♪」


ミラクル☆瑞鳳「さて、そろそろキメラエッグたちからの連絡が……」つタマゴ型スマホ

トゥルルルルルルル


ミラクル☆瑞鳳「もしもーし☆ どうやらあのタマゴアレルゲン共は無事に始末……」


モブキメラエッグ「ず、瑞鳳様!! 大変です!! こいつら、強すぎです!! 我々の手には負えませ……ぐはぁっ!!!???????」グチャァッ

ミラクル☆瑞鳳「!!!!????????」


スッ

???「もう少しでそちらにたどり着きますから、待っていてくださいね……徹底的に追い詰めて、じわじわとなぶり○してやります……うふふふふふ……」


ブツッ ツーツーツーー……


ミラクル☆瑞鳳「……………………」


ミラクル☆瑞鳳「ちっ。使えない失敗作共が。これは改善が必要みたいですね……」

ミラクル☆瑞鳳「しかたありません♪ こうなったら『例のアレ』を起動させることにしましょう☆」


ミラクル☆瑞鳳「さぁ、出番ですよ☆ 私が生み出した最高傑作にして、最強のタマーゴ艦娘……」






ミラクル☆瑞鳳「『タマーゴ・MUSASHI』さん…?」スイッチぽちー


培養液の中の???「………………」瞳ピカリーン☆



磯風「なんという美味さ……これこそタマゴ界の『全て遠き理想郷-アヴァロン-』だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!(意味不明)」パクパク モグモグ

磯風「あ、ご飯のおかわりをくれ。」( ・`д・´)つ

ミラクル☆瑞鳳「ちょっと黙っててください☆ ぶち○しますよ♪」ニッコリ

磯風「ひっ」


………………………
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/16(土) 16:07:50.91 ID:D1gszApDO
これは早すぎて腐ってやがるパターン
162 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2017/12/16(土) 16:29:59.77 ID:WgvbiF4sO
珠御夜樹島 中枢部


提督「おらっしゃっぁぁぁ!! 提督ぱんち…提督きっく!! 三沢光晴のエルボー!!!!」ドドドドド

不知火「沈めっ 沈めっ…!!」パァン パァン



キメラエッグたち「あびゃあああぁぁぁぁぁぁあああああああぁぁぁ…………」消滅



提督「こいつら…キリがねぇっ!!」

不知火「ですが、これだけの猛攻です。教団施設はもう目の前のはず……」



タマーゴ・タベリュゥ教本部「やぁ。」



不知火「見つけました…意外と普通の建物ですね。」

提督「あそこにタマゴ提督と磯風が……それと、俺たちを裏切ったクソガキ2人も(怒)」

不知火「…………あの2人があの程度の誘惑に簡単に屈するなんてことありえません…きっと何か考えが。」

提督「むしろあの2人だからだよ!! あいつらその場のノリとかライブ性みたいなクソみたいな要素を無駄に重視するとこあるからな……」呆れ

不知火「えぇ…確かに。一理あります。」

提督「とにもかくにも突入するぞ。不知火、残弾は?」

不知火「もう残り僅かです。これが初代バイオハザードなら、絶望して思わずデータリセットしちゃうほどしか残っていません。」チャキッ スッ スッ(リロード)

提督「十分だ。ナイフと格闘さえあれば最近のバイオは余裕で戦えるからな。7は除く。」

不知火「ならやりますか。さっさと任務を遂行して、この狂ったタマゴ地獄から一刻も早く脱出しましょう。」拳銃チャキッ

提督「あぁ、行くぞ!! 不知火!!」ダッ

不知火「えぇっ!!」ダッ



ミラクル☆瑞鳳「うふふ☆ 残念ながらあなたたちの冒険はここでおしまいです♪」


提督・不知火「!?」


ミラクル☆瑞鳳「さっきぶりですね♪ どうやら私のキメラエッグたちを可愛がってくれたようで……本当に面倒なタマゴアレルゲンですぅ☆」

163 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2017/12/16(土) 16:49:00.79 ID:WgvbiF4sO
提督「でたな! 今作のラスボス!!」

不知火「わざわざ貴女の方から始末されにやってくるとは…手間が省けて楽ですね。覚悟しなさい!!」チャキッ


ミラクル☆瑞鳳「うふふ☆ 何か勘違いしているようだけど、わざわざ私がここに来たのはあなたたちに最後の警告をするためですよ♪」

提督「なんだと?」


ミラクル☆瑞鳳「命が惜しければ、大人しく私たち『タマーゴ・タベリュゥ教』に帰依しなさい。そうすれば、あなた方の魂はタマーゴの加護によってこれから先…永遠にハッピータマーゴな存在に昇華することが……」

不知火「くどい! 何度も言わせないで。不知火たちにそんなものは必要ありません。」

提督「そうだな、その通りだ! いや、そもそも意味不明過ぎてついていけん……さっきから『タマゴ』がゲシュタルト崩壊しかけてるからな。『タマゴ』ってなんだっけ状態だからな!?」

ミラクル☆瑞鳳「やれやれ♪ これだから真性のタマゴアレルゲンは……警告はしましたからね☆」


提督「何か様子がおかしい…気を付けろ不知火!」

不知火「こういう場面でのその台詞はフラグです。司令。」


ミラクル☆瑞鳳「さぁ、おいで♪ 私の作り出した最強のキメラエッグ……『タマーゴ・MUSASHI』!!」





ドドドドドドドドドドドドドドド…………




ボコッ……ボコボコッ……ドドドドーーーーン(謎地面隆起)





タマーゴ・MUSASHI「TAMAGO!!!!!!!!!!!!!!!!!!」ドンッ☆


提督「なんか地面から生えたぁぁぁぁぁぁぁ!??」絶叫

不知火「なんですかこれは(困惑)」
164 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2017/12/16(土) 17:08:38.97 ID:qeaw9lN80
タマーゴ・MUSASHI「Oh,yeah. are you tamago?」


提督「……って、こいつどうみてもただの筋肉ダルマな外人のオッサンじゃねぇか!? 俺、グラップラー刃牙で見たぞこんな奴!!!! あと髪型だけ武蔵なのキモッ!?」

不知火「むしろ武蔵要素そこだけですね。」


ミラクル☆瑞鳳「彼女は私が生み出したキメラエッグ中でも特別な存在なんですぅ♪ 人とタマーゴ、そして特殊な生体菌『ムサシノマッスル』を配合して作り出された最強の艦娘…それが彼女なんです☆」

不知火「まさか…あの『ムサシノマッスル』を!? バカな…一体どうやって……」戦慄

ミラクル☆瑞鳳「企業秘密です♪ うふふ☆」


提督「いや、ムサシノマッスルって何だよ!? なに、ウィルスかなんかなの!? つーかお前らいい加減全国の武蔵ファンに謝れ!! 今すぐに!!」


タマーゴ・MUSASHI「No tamago? oh,my……fuck!! kill you!!」ゴゴゴゴゴゴ

提督「ひえっ、なんかメッチャ怒ってるぅぅ…」


ミラクル☆瑞鳳「さぁ、思う存分暴れなさい…私の可愛い最高傑作ちゃん♪ あなたの仲間の仇をとりなさい☆」


MUSASHI「Ubashaaaaaaaaaaaaaaaa!!」シュンッ


提督「早いっ!?」
165 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2017/12/16(土) 17:28:17.70 ID:qeaw9lN80
MUSASHI「die!!」不知火にダッシュ

不知火「くっ…… 強……! 速……! 避……無理…!」



否……死!





提督「うおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!! 不知火ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!!」庇い防御

不知火「司令!?」


MUSASHI「」ニヤッ



ドゴォォォォォォォォォ!!!!!!!!!



提督「うぐっ……うがぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!????????」超ぶっ飛ばされ


不知火「司令!? そんな!!!!!」



ミラクル☆瑞鳳「うふふ☆ 甘く見ましたね? これでも威力は艤装を装着した戦艦級。例え防御しても生身の人間には耐えられるはずもありません♪」


提督「がっ…ゴホッ……ゴボボボッ(吐血)…うぐ、こりゃマジ、、やべぇな……ゴフッ…」

不知火「司令…よかった……い、生きてる…」←泣きそう

提督「しらぬ、い……俺の心配してる暇…あったら、はやく、、にげ、ろ……」

不知火「で、でも……不知火のせいでっ…司令がっ(泣)」

提督「こいつは、マジに……やべぇ、、ゴフッ…いくらおまえでも……勝ち目は……う……ゴボッ…(吐血)」

不知火「う、うう……ひっぐ…(泣)」

166 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2017/12/16(土) 18:12:52.23 ID:qeaw9lN80
ミラクル☆瑞鳳「おやおや、まだ生きていましたか♪ なかなかに鍛えているようですね、素晴らしいですぅ☆」

MUSASHI「No tama〜〜go!! no human!! uh〜huh?」筋肉極限隆起

ミラクル☆瑞鳳「でも、どちらにせよこれでトドメです♪ さようなら、これで現状この島に存在するタマゴアレルゲンは根滅です☆」ニッコリ


提督「に、げ…ろ、、しらぬ、い……」

不知火「い、いや……あ、あぁ……司令……司令!!」









不知火「」土下座

ミラクル☆瑞鳳「おや?」ニタァ

167 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2017/12/16(土) 18:33:25.36 ID:qeaw9lN80
拳銃ぽいっ 





不知火「ごめんなさい。全部悪いのは不知火でした。どうか許してください。」

提督「お、おい……不知火……おまえ、なにいって……」


不知火「見ての通り、こちらに戦う意志はもうありません。完全に降伏します。」



ミラクル☆瑞鳳「ふぅぅん……それで許すとでも思って?」

不知火「不知火のことは煮るなり焼くなり好きにしてもらって構いません。ですが…どうか、司令だけは……」


不知火「これ以上は司令が死んじゃいます……どうかお願いします。司令だけは……許してあげてください。」


不知火「この、通りっ……ですからっ…ひっぐ…どうか……グスン……よろしくお願いいたします……」土下座

提督「不知火……」



ミラクル☆瑞鳳「うふふ☆ そうですか♪ あはは☆ この後に及んで命乞いとは…随分と情けないですねぇ♪ ターマゴッゴッゴッゴッゴ!!(嘲笑)」

ミラクル☆瑞鳳「MUSASHIさん? はい、タマーゴヤーキです。先に研究室に戻っていなさい。」

MUSASHI「oh,tamago!! thanks!! very very thanks!!」


ドドドドド(地面に再び潜るMUSASHI)


提督「…………」ボロボロ

不知火「司令……しれい……(泣)」ダキッ


ミラクル☆瑞鳳「あなた方の処分は追って伝えますね☆ よかったですね、私がとっても優しい教祖様で♪ 普通ならこのまま○してましたよ? うふふ♪」

ミラクル☆瑞鳳「天龍さん、龍田さん? この2人を地下の部屋に閉じ込めておきなさい☆」

天龍田「タマーーーーーーゴ!!!!!!(了解の意)」



提督(くっ…そ……このままじゃ、俺たちは……うっ…意識が……もう、げんか、い、、)


………………………………
168 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2017/12/16(土) 18:39:18.79 ID:qeaw9lN80
ちょっと休憩です
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/16(土) 22:47:04.47 ID:v/SkArQn0
170 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2017/12/16(土) 23:26:37.11 ID:qeaw9lN80
……………………

地下牢獄



提督(………………ここは…俺はっ、生きて……)目パチッ


不知火「!? 司令!! よかった……目を覚ましたんですね!?」

不知火「うっ…グスン……よかったぁ……本当に良かったです…………(泣)」ぎゅぅぅ


提督「俺たちは……どうやら捕まってしまったみたいだな……」

不知火「えぇ。あの状況では、ああするしか方法はありませんでした。でなければ今頃司令は……」

提督「…………そうだな。確かに、あの状況ではああするしかなかった。今思えば…あの化け物を相手に鬼ごっこを挑むなんてのも無謀だったな…」

提督「ありがとう、不知火。お前の的確な状況判断のおかげで、最悪の状況は免れたよ。」

不知火「……いえ、これは完全に不知火の落ち度です。あの瞬間、不知火が油断していなければそもそも司令がこんな目に遭うことも……」フルフル

提督「アホ……こういう時は素直に喜んでおけ。過ぎたことは仕方ない。お前は十分に頑張ったよ……不知火。」ナデナデ

不知火「っ// あ、ありがとうございます///」ぎゅぅぅぅ
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/16(土) 23:34:52.48 ID:/IeYn4fA0
前作の教祖吹雪と組めば最高のとろろ飯が食えそうだな
172 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2017/12/16(土) 23:40:37.66 ID:qeaw9lN80
提督「くそっ…とにかく早くここから脱出して……って、いだだだだだだ!!!?????」


不知火「司令! 無理に身体を動かさないで!! 今の司令は身体の外も内側も…あらゆる場所がズタズタなんですから……正直生きてるのが不思議なくらいです……」

提督「…………これくらいどうってこたぁない……たかが骨の4〜5本、内臓の2〜3箇所が傷ついたくらいじゃ……俺、は……」スクッ


フラッ……バタリ!!



不知火「だから言ったじゃないですか!! 動いちゃダメだって!!」

提督「は、ははは……こりゃ本格的にキッツいぞ。参ったな……うぐっ…」


不知火「司令……今は安静にしていてください。まともに応急処置も出来てない現状で無理に動いたら…今度こそ本当に……(泣)」(;ω;`)

提督「わかった、わかったよ……大人しくする。だから泣くな。」

不知火「…………(泣)」
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/16(土) 23:53:13.36 ID:D1gszApDO
肝心な時に泣き虫とは情けないネー
プリティーダイアモンドガールならこんな事には…
174 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2017/12/16(土) 23:59:59.59 ID:qeaw9lN80
提督「とりあえず今は寝よう。チャンスはきっと来る。その時のために……今は待つ。そうだろ…?」

不知火「はい。そうしましょう。きっとうーちゃんや時雨も、不知火たちの現状について既にある程度把握しているはず。それならば何かしら手を打ってくれるかもしれませんし……」

提督「そうだといいんだけどなぁ……(白目)」



不知火「さ、司令。早く寝ましょう。」抱きつき

提督「…………いや、別に抱きつく必要は……」

不知火「こんな無機質な地下牢の床で寝ればいくら沖縄であろうと寒くて風邪を引いてしまいます。だから、これは仕方ないことなんです。」ぎゅぅぅぅ

提督「いや、あの……抱きつかれるとちょっと身体が痛むっていうか……」

不知火「Zzzz……」ぎゅぅぅぅぅ

提督「寝るの早っ!?」



提督「…………まったく、お前ってヤツは。本当に、変な艦娘だよ……」ぎゅ


不知火「えへへぇ// しれい、だいしゅきですぅぅ///」Zzz……

提督「寝てればほんとに可愛い気があるんだけどなぁ。」ナデナデ


不知火「あっ// そこはっ/// しれい……んっ// ダメですぅぅ// 妊娠確実ぅぅぅぅぅ//////」だいしゅきホールド

提督「寝るか」突き飛ばし

不知火「はうぅ//」Zzz……



……………………
175 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2017/12/17(日) 00:34:31.33 ID:uaYr9sv60
同時刻、その頃の卯月たちは……






卯月「この卵焼き、最高だぴょん♪」モグモグ

時雨「なかなかやるね。はふはふ。誉めてつかわすよ!! はふはふ!!」モグモグ


ヘナチン提督「………………」モグモグ



ミラクル☆瑞鳳「さぁみなさん、たーんとお食べ♪ タマーゴ料理はまだまだありますからね☆」


信者1「うめぇうめぇ!!(涙)」

信者2「やっぱ修行のあとのタマーゴ料理は最高だな!! これだけで救われた気持ちになれる!!」

信者3「3食タマゴ料理で昼寝付き。ここはまさに桃源郷だな!! いやぁ…『タマーゴ・タベリュゥ教』に入信して本当に良かったぜ!!」



ミラクル☆瑞鳳「うふふ☆ そうです。日頃のタマーゴへの感謝の気持ちを忘れずに、これからも精一杯修行に励むのです♪ そうすればきっとあなた方にもいつか『ターマゴ・エクスペリエンス』の加護が舞い降りるはずですよ☆」


信者たち「イエスっ! タマーーーーーーゴ!!!!!!!(了解の意)」

卯月・時雨「タマーーーーーーゴ・アミーーーーーゴ!!!!!!!!!! ひゃっはぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!」モグモグ モグモグ


時雨「今晩は朝までたまーご・ぱーりないっ、だよ!! ふふふ!!」謎どや時雨

卯月「オラァぴょん。そこの下っぱ信者!! 早くうーちゃんの分のおかわりを持ってくるぴょん!!」つお皿

信者たち「こいつら一体何様なんだ……(困惑)」



ヘナチン提督(昼の行動開始宣言とはなんだったのか……すごく不安だ……)




その頃の卯月たちは……普通に夕食を満喫していたのだった。
176 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2017/12/17(日) 00:50:47.52 ID:uaYr9sv60
ミラクル☆瑞鳳「そういえば、2人にお伝えすることがあります♪」

卯月・時雨「ん…?」モグモグ


ミラクル☆瑞鳳「先程、あなたたちのお仲間2人を無事に捕らえましたよ☆ いやぁ、苦労しました♪ あそこまで抵抗されるとは思ってもみなかったので☆」

卯月・時雨「!?」

ヘナチン提督(!? それってまさか……)


ミラクル☆瑞鳳「ごめんなさいねぇ……その内の一人、あなた方の提督には結構痛い目をみてもらっちゃいましたぁ♪ 今頃は地下牢で痛みと苦しさのあまり、のたうちまわっているでしょうねぇ☆ うふふふふふ♪」


時雨「…………」ギリッ

卯月「時雨…落ち着くぴょん……(小声)」

時雨「………………」


ヘナチン提督「あいつ……無茶しやがって……」



ミラクル☆瑞鳳「うふふふふふ♪」ニヤァ
177 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2017/12/17(日) 02:37:00.07 ID:uaYr9sv60
ミラクル☆瑞鳳「ふふっ…無理しなくてもいいんですよ☆ ほんとは悔しくて悔しくて仕方ないのでしょう? 今すぐにでも、大好きな提督の元に駆けつけたいのでしょう?」

卯月・時雨「…………」

ミラクル☆瑞鳳「あなた方がまだ、心の内側では私に対して反抗心を持ってることなんてとっくの昔にお見通しですぅ♪ 信じられないのでしょう? 私の持つ霊能力…『ターマゴ・エクスペリエンス』の力をね☆」



ミラクル☆瑞鳳「だったら、見せてあげましょう☆ あなた方に本物の『ターマゴ・エクスペリエンス』を……今ここで!!」

時雨「うん、是非とも見せてほしいね!! こうなったら最早隠す必要もない……僕が暴いてみせるよ。 そのインチキトリックの正体をね!!」

卯月「いきなり始まったぴょん……!! この勝負…うーちゃんには見届ける義務があるぴょん!!」モグモグ

ヘナチン提督「キミはいい加減食べるのやめなさい……」
178 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2017/12/17(日) 02:44:31.48 ID:uaYr9sv60
ざわ… ざわざわ…… ざわ……


信者1「おいおい、久しぶりに見られるぞ……」

信者2「瑞鳳様の生『ターマゴ・エクスペリエンス』!! 奇跡の瞬間を拝むことができるんだぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!! うひょおおおおお!!!!」

信者3「あのクソガキ…やっぱりまだ完全に信じきっていなかったのか……しかし、それも時間の問題だな。あれさえ見ちまえばそんな余裕は一瞬で消し飛ぶぜ!!」



ミラクル☆瑞鳳「うふふ♪ 準備はいいかしら? 時雨くん?」

時雨「だーかーらーーー……生やすなっていってるでしょ!!ボケ!! さっさと始めなよ……このスカタンっ!!」


ミラクル☆瑞鳳「……ちっ、生意気なガキ…目にものをみせてあげます☆」
179 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2017/12/17(日) 02:54:40.69 ID:uaYr9sv60
………………


ミラクル☆瑞鳳「さぁ、とりあえず…タマゴ提督さん? ちょっと協力してくださいね♪」

ヘナチン提督「え? 私ですか?? まぁ、わかりました……」


ミラクル☆瑞鳳「ここに…スーパーとかで売っている普通の6個入りの卵のパックがあります。はい、よーく確かめてみてください♪」つパック


タマゴ提督「ふむ……確かに、見た目自体は何の変哲もない、普通の卵パック……これを一体…?」

ミラクル☆瑞鳳「では、そのパックを開けて…そのうち好きな一つを選んで私に渡してください♪」


タマゴ提督「…………これにします。」つ卵

時雨「………………」じとー


ミラクル☆瑞鳳「はい☆ ありがとうございます♪ それでは次に、卯月ちゃん。残りの卵を全部割ってみてください。」

卯月「わかったぴょん。えいっ!! えいっ!! えいっ……………」


卯月「全部割れたぴょん。どれもこれも中味は普通の生卵だったぴょん。」

ミラクル☆瑞鳳「はい♪ ありがとー☆」


ミラクル☆瑞鳳「これでわかったはずです。この卵パックが本物の生卵入りパックであるということが☆」

時雨「………………」
180 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2017/12/17(日) 03:12:28.06 ID:uaYr9sv60
ミラクル☆瑞鳳「そして当然、私の手の中にあるこの卵も……生卵のはずです♪ けれど……私の『ターマゴ・エクスペリエンス』の能力ならば、この卵を使ってとある奇跡を起こすことが可能なんですぅ☆」


卯月「どーせまた卵焼きがでてくるとかそんな感じのことぴょん?」

ミラクル☆瑞鳳「いえいえ♪ そんな簡単なことはしません。もっと凄い奇跡ですよ♪」



ミラクル☆瑞鳳「ここに…もう一つ。とあるものがあります。うふふ♪」つ???


卯月・時雨「そ、それは!?」


つ提督のつけてた結婚指輪


卯月「ぴょん!?」

時雨「ぐ、ぐぐぐ……」


ミラクル☆瑞鳳「安心して♪ 別に左手薬指を切り取ったりなんてことはしてませんから☆ ただ、少しばかり拝借してきただけですぅ♪ いいですよねぇ、結婚指輪!! 彼の奥さんはさぞかし幸せなんでしょうねぇ☆」

ミラクル☆瑞鳳「あなたたちも見慣れているでしょう? そう、これはこの世にたった一つだけしか存在しない本物です♪」




ミラクル☆瑞鳳「これを今からあなた方の目の前で消してご覧にいれましょう♪ うふふふふ☆」

181 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2017/12/17(日) 03:35:31.55 ID:uaYr9sv60
時雨「やれるものならやってみなよ!! 扶桑に怒られても僕は知らないぞ!!」


ミラクル☆瑞鳳「そんな人知りませ〜ん☆ はい、それじゃ早速消しちゃいますね♪」



ミラクル☆瑞鳳「さぁ、みなさん。タマーゴに祈りを捧げるのです♪ これから起こる奇跡を刮目してみてください!!」


信者たち「タマーーーーーゴ!!(了解のry)」



信者たち「タマーーーーーゴ・タベリュゥ……タマーーーーーゴ・タベリュゥ……タマーーーーーゴ・タベリュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!!!!!!!!!!」変なポーズ


ミラクル☆瑞鳳「もっと…もっとですぅ♪」


信者たち「タマーーーーーゴ・タマーーーーーゴ・タマーーーーーゴ・タマーーーーーゴぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ミラクル☆瑞鳳「瑞鳳の卵焼き、たべりゅ?」あどけない表情



信者たち「たべりゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(白目トリップ状態)」


卯月・時雨・ヘナチン提督「」唖然




ミラクル☆瑞鳳「さぁいきますよ!! 『ターマゴ・エクスペリエンス』!! その奇跡の力を顕現させよ!!!!!!!!!!! はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
182 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2018/01/14(日) 20:50:04.19 ID:sOLNQV/S0
ミラクル☆瑞鳳「タマーーーーーーーーゴ!!」クワッ



炎ボッ


卯月・時雨・ヘナチン「うわっ!?」

信者たち「おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」


シュゥゥゥゥ……

ミラクル☆瑞鳳「うふふ☆ みてください。指輪はほら、この通り跡形もなく消えちゃいました♪」手カラッポ


卯月・ヘナチン「うぴょぉぉぉぉぉぉぉぉ!??」


時雨「ズルいよ! 炎で目眩ましなんて!! そんなの奇跡でもなんでもないじゃないか……」

ミラクル☆瑞鳳「シャーラップ☆ 黙らっしゃい!! 本当の奇跡はここからです♪」


ミラクル☆瑞鳳「さぁ、時雨さん? 目の前にある残った一つのタマーゴを割ってみてください。どうぞ☆」

時雨「ま、まさか……そんなはず!」つ卵
183 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2018/01/14(日) 20:57:55.18 ID:sOLNQV/S0
コンコンッ……パカッ!



割れた卵「」つ黄身+結婚指輪



時雨「!!!?????????????」



信者たち「おぉぉぉぉぉぉぉ!! イッツ ア ワンダフォー、ターマゴエクスペリエンス!!!!!!!!!!!!」


ミラクル☆瑞鳳「うふふ♪ わかったでしょう? これこそが私の持つ霊能力……『黄金卵体験-ターマゴ・エクスペリエンス-』が起こす奇跡なのですよ☆」


卯月「時雨……何かわかったぴょん…?」

時雨「ばんな……そかな……っ! こんなのありえないよっ!!」
184 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2018/01/14(日) 21:14:53.33 ID:sOLNQV/S0
ヘナチン提督「ひっ……やっぱり霊能力はあったんだぁぁぁ〜……」ヘナヘナ


時雨「この指輪は本物だよ……さっき消えたのも確かに本物だった。」

時雨「炎が出てきたトリックと指輪が消えたトリックはやろうと思えばいくらでも証明できる……けど、『割れてない生卵の中に指輪を入れる』なんてことはまず不可能だよ……」

時雨「きっと何かトリックがあるはずなんだ……きっと……何か……こいつは……」ブツブツ


ミラクル☆瑞鳳「ターマゴッゴッゴッゴッゴ☆ いくら考えたって無駄ですよ♪ 何故ならこれは種も仕掛けもない、紛れもない奇跡なのですから☆」

ミラクル☆瑞鳳「大人しく認めなさい。『ターマゴ・エクスペリエンス』は本物です♪ そして受け入れるのです。タマーゴの加護を……彼女のようにね☆」



磯風「ふむ。この卵焼きもうまいぞ!! 間宮が作った料理の100倍はうまい!! うますぎるぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」パクパク

龍田「あらぁ…とっても素敵な食べっぷりねぇ〜〜私もどんどん食べなきゃ〜」バクバクバクバクバク ムキムキムキムキっ!!!!!!


卯月・時雨「……………………」


時雨「なにしてんのさ、エクスカリバー磯風……」

磯風「すまん…卵焼きの魔力には勝てなかったよ……」パクパクパクパク

時雨「このクソ雑魚磯風! 君には失望したよ。」

卯月「こいつなんのために来たんだぴょん……(困惑)」
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/14(日) 21:21:47.27 ID:7OdgPUGN0
いつのまにか復活してた
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/14(日) 21:34:38.34 ID:ryQgkScI0
待ってたぜ〜この瞬間をよ〜
187 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2018/01/14(日) 21:36:00.28 ID:sOLNQV/S0
磯風→タマーゴ・磯風「この度、新しくタマーゴ・タベリュゥ教に入信することになった『タマーゴ・磯風』だ。よろしく頼む。」

信者たち「」パチパチパチパチ(拍手)


タマーゴ・磯風「タマーゴ、アミーーーーーゴ♪」

信者たち「新たな友に祝福を!!」



タマーーーーーーーーーーーーーーーーゴ・アミーーーーーゴ!!!!!!!!!!!!!



時雨「完全に洗脳されてる(白目)」

卯月「こりゃダメかもわからんぴょん。」


ミラクル☆瑞鳳「さぁ、今度はあなたたちの番です。高らかにタマーゴ宣言しなさい♪ タマーゴを信じるのです☆ そうすれば捕らえたお仲間も解放してあげましょう♪」

時雨「……………………」
188 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2018/01/14(日) 21:46:00.83 ID:sOLNQV/S0
卯月「ほ、本当に解放してくれるぴょん? タマーゴ宣言をすれば……」

時雨「ちょ、ちょっと! うーちゃん!?」

ミラクル☆瑞鳳「うふふ☆ えぇ、約束しましょう。ついでにあなたたちの安全も保証します。どうですか?」

時雨「ダメだようーちゃん! こいつはインチキだよ、騙されちゃ……」

卯月「お菓子もくれるぴょん? 一生分用意してくれるぴょん?」

ミラクル☆瑞鳳「えぇ……いいでしょう。なんならあなたを終身栄誉信者としてこのタマーゴ聖書に記録してあげましょう♪ 素晴らしいでしょう? さぁ、認めるのです!!!!!!! タマーゴの奇跡を!!!!!!!!!!!!!!!」


信者たち「ターマゴッゴッゴッゴッゴ!!!!!!!!!!!!!!」


時雨「うーーーーーちゃん!!!!!!!」

卯月「………………………」
189 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2018/01/14(日) 22:00:53.97 ID:sOLNQV/S0





卯月「だが断る」ピョン

卯月「タマーゴ宣言なんて……うっそぴょぉぉぉぉんwwwwwwwキャハハハハハハハハwwwwwwwwww」




ミラクル☆瑞鳳・信者「!!!???????」


時雨「うーちゃん!」パァァ



卯月「このうーちゃんの最も好きなことの一つは、自分で強いと思っているヤツに、『うっそぴょぉん』と言って煽ってやることだぴょんwwwwwwwwwww」


ミラクル☆瑞鳳「なっ!?」


時雨「ざんねんだったねwwwざまぁみろだよwwwwこのイカれタマゴ怪人wwwwwww」


ミラクル☆瑞鳳「くっ、このクソガキども!!」ブチッ


ミラクル☆瑞鳳「この2人を捕らえなさい!! こいつらも地下牢行きです!!」


時雨「やれるもんならやってみろ、このスカタンっ!!」わたあめはふりんちょ

卯月「おしりぺーんぺーんwwwぴょんwwwww」

ヘナチン提督(なんでこのタイミングで煽った!!????)


ミラクル☆瑞鳳「ムカつくぅぅ☆ さぁ、行きなさい……タマーゴ・タベリュゥ教の怖さを思い知らしめてやるのよ!!」

信者たち・天龍田・磯風「タマーゴ!!!!!(了解の意)」


時雨「来るよ、うーちゃん!?」

卯月「こんな奴ら……瞬殺ぴょん!!」

ヘナチン提督(結局ごり押し!!!??????)


………………………………
190 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2018/01/14(日) 22:16:11.26 ID:sOLNQV/S0
……………………

数時間後 地下牢



提督「……………………なるほどな、そんなことが…」



提督「で……一つ聞くけどさ。お前ら、バカなの?」



縄で縛られた卯月・時雨「………………」ボコボコ

不知火「んんぅ// 司令……いくら吸っても母乳はまだ出ませんぅぅ// うぅ……Zzz…………」



卯月「油断したぴょん♪」

時雨「てへぺろ☆ ごめんちゃい☆」

提督「俺たち、詰んだな☆ あはははは♪」






提督「新・うーちゃん探偵団。完(笑)」

卯月「この世界線はなかったことにするぴょん!」

時雨「次回作に乞うご期待だよ!!」








提督「いやだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!! 誰か助けてくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!扶桑に会いたいよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!」ガチ泣き

卯月・時雨「うわぁ」
191 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2018/01/14(日) 22:35:06.07 ID:sOLNQV/S0
不知火「んんっ……あれっ、確か不知火は司令とイチャラブ本気セッ○スをしていたはずでは……むにゃ…」←無理矢理起こされた


時雨「僕たち、とりあえずの所はボロ負けだね…」


時雨「せっかく上手く潜入できたのに企みはバレるし、うーちゃんが煽ったせいでこうして捕まっちゃうし……磯風はいつの間にか洗脳されてるし……ていとくは謎の怪物のせいで重症一歩手前くらいまでボロボロだし……どうしてこうなった。」

卯月「時雨だってアイツの霊能力を見破れなかったぴょん……ぷっぷくぷー!」

時雨「仕方ないでしょ! あんなの物理的に不可能だよ!! アイツはインチキなはずなんだ……霊能力なんかあるはずない。」

提督「…………言い合ってる場合じゃないぞ。とりあえず現状わかったことを整理しよう。」

卯月・時雨・不知火「うん」
192 : ◆fv0Hu3TKLg [sage saga]:2018/01/14(日) 22:48:28.53 ID:sOLNQV/S0
ちょっと間空きます
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/15(月) 00:42:22.98 ID:bVcdgENq0
194 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/16(火) 04:54:46.21 ID:PfhxJro90
そういや時雨はカットインは凄いけど火力は貧弱やったな
そら捕まりますわ
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/16(火) 23:24:17.56 ID:6j+WEsWs0
うーちゃんはうーちゃんで相変わらず駆逐艦No.1だし
やっぱり捕まるよね
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/14(木) 15:23:50.56 ID:ZKhbirgV0
まだ待ってます
197 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2018/11/09(金) 20:25:13.03 ID:LDRGWCjyO
卯月「メイド・イン・うーちゃん!! 時は加速するぴょん!!」
198 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2018/11/09(金) 20:33:42.76 ID:LDRGWCjyO
※ここからはダイジェストでお送りいたします。


ヘナチン提督「うおおおおお!! 私だってやるときはやるんだあああああああ!!!!!」へなちょこ提督拳法

信者たち「ぎゃああああああっす!!!!」ぶっ飛び


卯月「捕まってたけどなんか助かったぴょん!」

時雨「よくやった。お前の称号はヘナチンから馬の骨に昇格だよ!!」上から目線は基本

不知火「さて、早速あのミラクル☆瑞鳳とかいう女にリベンジしましょう!」

提督「いくぞお前ら!!」
199 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/09(金) 20:38:58.05 ID:dgSkjlrj0
待ってた
200 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2018/11/09(金) 20:42:43.48 ID:LDRGWCjyO
提督「おかしいな……あれだけ騒いでた信者たちが誰もいないぞ。」

時雨「天龍と龍田の偽者もいないよ。」


エクカリバー磯風「あぁ、彼らならこの私が丹精込めて作ったこの卵焼きを食べたら、急に全員動かなくなってしまった……一体何がいけなかったのだろう……」

つ卵焼きという名の焦げた秋刀魚

提督「うっわ! その秋刀魚クッサ!!!!!!」

不知火「こんなの食べたら死にますね(直球)」

時雨「へぇ。やるじゃん。見直したよ。」

卯月「なんだかよくわからんけど、でかしたぴょん!!」

エクカリバー磯風「わたしは! しょうきに! もどった!」

馬の骨提督「それでいいんですか…………(困惑)」
201 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2018/11/09(金) 20:55:34.29 ID:LDRGWCjyO
キメラエッグ親衛隊「我らキメラエッグ親衛隊! 王たるミラクル☆瑞鳳様を守るため、貴様らには死んでもら……」


提督・時雨「うるせぇ!! 提督/時雨ぱんち!!」ドゴォ

キメラエッグ親衛隊「ぐあああああああああ!!」死亡


ミラクル☆瑞鳳「フフフ、待ってましたよ☆ さぁ、最強のタマーゴ艦娘、MUSASHI! そいつらをやっちゃいなさい♪」

MUSASHI「ぐおおおおおおお!!」ぎゅいんぎゅいん

提督・卯月・時雨・不知火「つよい(小並感)」


提督「このままじゃ勝てない……と思ったら、おや…不知火のようすが……?」

ミラクル☆瑞鳳「BBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBB!!!!!!!!!!!!!!!!」

不知火改二「おめでとうございます。不知火は、司令への愛情☆パワーで不知火改二に進化しました!!」

ミラクル☆瑞鳳「おのれ……けど、それがどうしたっていうの……」

不知火改二「ぬいぬいビーム!!」ビビビビビ

MUSASHI「GUaaaaaaaaaaaaaaaaaaa!?」ぶっ飛び

ミラクル☆瑞鳳「そんなっ……私が産み出した最強の艦娘、MUSASHIが瞬殺!?」

不知火「これが愛の力です// 不知火の愛は永遠に……//」

提督「おっ、そうだな(鼻ホジ)」
202 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2018/11/09(金) 21:09:44.58 ID:LDRGWCjyO
ミラクル☆瑞鳳「……私はかつて、『万能タマーゴ細胞』の研究をしていた一人の科学者だった…」

時雨「追い詰められた犯人特有の唐突な過去語りきたね。」わたあめはふはふ

ミラクル☆瑞鳳「『タマーゴ細胞はありまぁぁっす!!!!!!!!』そういっても、世間の人たちはそれを信じることなく、私を嘘つき呼ばわりしました……」

卯月「わかるってばぴょん……」

馬の骨提督「絶対わかってないですよね……」


ミラクル☆瑞鳳「だから私は全ての人類に復讐することを誓いました! この『万能タマーゴ細胞』の力で!! 全人類をこの珠御夜樹島の養分にしてやります!! ターマッゴッゴッゴッゴッゴッゴ♪」

時雨「そういう目的だったのか! とんでもない野郎だね。呪いなんてやっぱりインチキだったんだな!!」

ミラクル☆瑞鳳「数々の奇跡は、全て私の念能力でした。」

卯月「念能力なら仕方ないぴょん。」

不知火「念能力なら仕方ないですね。」

エクカリバー磯風「なに!? 念能力だったのか!! それならば致し方あるまい……」

時雨「惜しい……あのトリックは念能力だったんだね。もうすこしで僕にも解明できてたところだったんだけどね。」

提督「これは別に、作者がトリックの種明かしができなくなったからではない。いいね?」

馬の骨提督「アッハイ」
203 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2018/11/09(金) 21:22:40.40 ID:LDRGWCjyO
ミラクル☆瑞鳳「この珠御夜樹島は実は、超巨大タマゴ型移動要塞☆ このまま日本本島に突撃し、総攻撃を仕掛けます!」

珠御夜樹島「」ゴゴゴゴゴゴゴゴ!!


時雨「まずい…このままじゃ沖縄及び日本本島が珠御夜樹島に吸収されて、大変なことになっちゃうよ! そうなったらもう誰もミラクル☆瑞鳳を止められる者はいない……僕は知能が高いから分かる。」


ミラクル☆瑞鳳「おほほほほほほ!! このまま全速☆前進よっ♪」


提督「おい、卯月。お前の秘密兵器でなんとかならねぇのか!! お前『うーちゃん七つ兵器』とかいうチートアイテムとか持ってただろ!!」

卯月「しれーかん……うーちゃんがそんな便利なものを都合よく持ってると思ったら大間違いだぴょん!!」ドヤぁ

エクカリバー磯風「そうだそうだ! 恥を知れ!!」

不知火「うーちゃんにも都合があるんです。空気を読んでください、司令。」

時雨「ていとくのばーかばーか!(特に意味のない罵倒)」

提督「俺、一応怪我だらけの重症人なんだよ? みんな……ちょっとはいたわってよ……うぅっ(泣)」

馬の骨提督(やっぱり理不尽……)
204 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2018/11/09(金) 21:33:33.22 ID:LDRGWCjyO
時雨「こうして世界は卵焼きに包まれたよ……はい、おしまい! うーちゃん探偵団、完(笑)」


提督「ふざけたこと抜かしてんじゃねぇ! ほんとにどうすんだこれ!?」

不知火「艤装もないので戦えませんね。詰みです。」

エクカリバー磯風「くっ、こんな時に私の魔力が尽きてさえいなければ……エクカリバーでこんな島を叩き斬れるというのに……」


馬の骨提督「あはは……やっぱりここまでですか……あぁ……鳳翔さん、ごめんなさい……最後にもう一度キミの顔を……(泣)」

???「んなとこでへばってんじゃねぇぞ。バカ野郎!!」ブィィィィィィィン

全員「!!!!????!?????」
205 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2018/11/09(金) 21:39:05.68 ID:LDRGWCjyO
謎の機影「」ブィィィィィィィン


提督「あの機影は!?」

エクカリバー磯風「鳥か? 飛行機か?」

時雨「いや、違うね」

不知火「あの機影はまさか!!!!!」




戦闘機乗った鳳翔「バカ亭主!! てめぇを助けに来たぞこの野郎!!!!!!!!!」ブィィィィィィィン


馬の骨提督「あああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 俺の嫁きちゃったあああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!(白目)」失神

卯月「気絶するほど嬉しいぴょんね♪ よかったよかった♪」


???「私の愛しい旦那様をいじめたのはそこの平坦な胸の女ね……」ブィィィィィィィン

全員「!!!!!??????」
206 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2018/11/09(金) 21:46:40.83 ID:LDRGWCjyO
謎の瑞雲「」ブィィィィィィィン


時雨「あの機影は!?」

エクカリバー磯風「鳥か? 飛行機か?」

不知火「いや、違いますね……あれは……」


瑞雲に乗った扶桑「あの女…殺してやるわ……待っててね、あなた♪ はぁん♪ あなた…愛してるわ♪(漆黒の瞳)」ブィィィィィィィン


提督「アイエエエエエエエエエエ!? 扶桑ナンデ!? そしてヤンデレナンデ!!!?????(白目)」失神

卯月「しれーかん、扶桑さんが来て失神するほど嬉しかったぴょんね♪ 仲がいいのはいいことぴょん♪」


時雨「ダメだ、この既婚男性共……はやくなんとかしないと……これだから軟弱な男は嫌いなんだよ。はふはふ。」

不知火「勝ちましたね。風呂入ってきます。」
207 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2018/11/09(金) 21:56:50.21 ID:LDRGWCjyO
鳳翔「ひゃっはーーーー!! 『鬼龍飛』とかなんとか呼ばれてた空軍パイロット時代の頃を思い出すぜーーーーっ!! このクソ野郎!! あたしの愛するヘナチン亭主をいじめてくれたお礼参りじゃボケぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」機関砲一斉射

扶桑「許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない…………」ブツブツブツブツ

瑞雲「」超爆撃☆ドドドドーン




ミラクル☆瑞鳳「ぎにゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!???????????????????????????????」ぶっ飛び



珠御夜樹島もとい超巨大タマゴ型移動要塞「」轟沈☆



うーちゃん探偵団「やったぜ☆」

208 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2018/11/09(金) 22:04:15.42 ID:LDRGWCjyO
時雨「はっ、大変だ! 島が沈んだら僕たちも死ぬ!! 起きろていとく!!」時雨びんた

提督「はぐっ!? なんだ、もう終わったのか!? 三行で状況を説明しろ。」


不知火「珠御夜樹島轟沈
このままじゃ不知火たちも
巻き込まれて轟沈☆」


提督「この始末☆」

卯月「ははは、笑えよベジぴょん。」

起きた馬の骨「なんてことをしてくれたんだ、ははは……(乾いた笑い)」
209 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2018/11/09(金) 22:04:43.48 ID:LDRGWCjyO
一旦きります
210 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2018/11/19(月) 13:40:09.46 ID:xy+0SZE1O
ミラクル☆瑞鳳「くっ、もう何もかもおしまいです! せめてあなたたちだけでも道連れにっ…!!」

暴走MUSASHI「Guoooooooooooooooo!!」

タマーゴ☆フュージョン!!


マキシマム☆ミラクル☆瑞鳳「タマーゴッゴッゴ!!!!!!!!!!!!!!!」ムキムキ


時雨「ひえぇ!? こいつらタイラントみたいに暴走復活したぁぁぁっ!!」

提督「身体だけムキムキマッチョなのキモッ!?」

不知火「このシリーズ、こんなのばっかですね。」

卯月「筋肉は偉大だぴょん」
211 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2018/11/19(月) 13:48:49.76 ID:xy+0SZE1O
鳳翔「ギャハハハハハハハハ!! 沈みやがれ、筋肉ダルマ!!」ズダダダダダダ

扶桑「しぶといわね……木っ端微塵に消し飛ばしてやるわ!!」ドドーーーーーン


マキシマム☆ミラクル☆瑞鳳「墜ちろ☆」つ巨大タマゴ岩石×2 

ぽいーっ(投擲)



鳳翔・扶桑「ぎゃああああああああああああ!?」墜落


提督・馬の骨「俺の嫁ぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


エクスカリバー磯風「ヤツめ…まだこんな力を隠し持っていたか!?」驚愕

時雨「あーあ、もうグダグダだよー」

卯月「展開がBLEACHみたいになってきたぴょん。」
212 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2018/11/19(月) 14:06:29.09 ID:xy+0SZE1O
マキシマム☆ミラクル☆瑞鳳「HAHAHAHAHAHA♪ You're human,after all!! We'll dominate the whole world!! YES、EGG IS GOD!!!!!! Tamagoggoggoggoggoggo!!!!!!!!」


ボロボロ鳳翔「チクショウ……幸せな結婚生活で感覚が鈍っちまったってのか……情けねぇ……」

ボロボロ扶桑「ごめんなさい、あなた……うぅっ(泣)」



馬の骨「も、もう打つ手なしじゃないか。こちらは既に全員ボロボロ……相手は100%中の100%的な外見戸愚呂弟……おまけにこの島も沈みかけている……何もかもおしまいなんだぁ……(絶望)」

ボロボロ提督「…………くっ。」

時雨・不知火・エクスカリバー磯風「………………」







卯月「諦めるなぴょん!!」ドン

全員「!?」
213 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2018/11/19(月) 14:31:03.33 ID:xy+0SZE1O
卯月「お前の口からまだ聞いてねェ。 生きたいと言えェぴょん!!!!!!」ドン



馬の骨「えっ、あの……その……(困惑)」

卯月「生きたいと、言えェ!!!!!!」ドドン










馬の骨「生き"たいっ!!!(ヤケクソ)」




卯月「にしし。そうこなくっちゃぴょん!!」




不知火「流石はうーちゃん……感動しました!!」ウルウル

エクスカリバー磯風「お前たち……大好きだ!!」


時雨「なにこの茶番(しろめ)」

提督「知らん(白目)」
214 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2018/11/19(月) 14:54:48.05 ID:xy+0SZE1O
マキシマム☆ミラクル☆瑞鳳「今さらどうあがいても無駄☆無駄☆無駄ぁぁぁぁ♪」




迎えに来たよ…………




マキシマム☆ミラクル☆瑞鳳「はっ……な、なんです? この謎の声は!? 直接脳内にっ!?」


みんなを……助けるんだ!



提督「こ、この声は……まさか……!!!!!」





剛院具・摩梨威丸「」ドン


卯月・不知火・エクスカリバー磯風「摩梨威ぃぃ!」


時雨「ばんなそかなっ!? 摩梨威丸は既にほぼ航海不能だったはず!!」

馬の骨「航海不能の船が……き、奇跡だ!!」



提督「どっかで見たんだよなぁ、これ()」
215 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2018/11/19(月) 15:27:53.13 ID:xy+0SZE1O
卯月「丁度よかったぴょん。こんなこともあろうかと……摩梨威丸はうーちゃんが修理したときに、戦闘用軍艦に改造を施しといたんだぴょん!」ドヤ


提督「おいお前ぇぇぇぇ!! 人から借りた船に勝手に何してやがんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」




卯月「(無視)ありったけの〜〜〜ゆぅぅぅめを〜〜〜かきあ〜つ〜め〜〜♪」

摩梨威丸「うーちゃん七つ兵器、『超滅砲・プルトン』発射準備完了…………」エネルギー収束

不知火・エクスカリバー磯風「さがしもの〜さーがしーにゆーくーのさー♪」


卯月・不知火・エクスカリバー磯風「○NE PIECE!!!!!!!!!!!!!」スイッチぽちー


摩梨威丸「発射!!!!!!!!!!!」ビビビビビビビビビーーーーーーーー






マキシマム☆ミラクル☆瑞鳳「あぁ……この光……あたたかいタマゴ焼きに包まれているよう……nice EGG……」シュゥゥゥゥゥゥゥ(消滅)



卯月「艦娘王にうーちゃんはなるっ」ドン





提督・時雨「」唖然
216 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2018/11/19(月) 16:08:32.79 ID:xy+0SZE1O
移動のため一時中断 今日中に終わらせます
217 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/19(月) 16:37:43.15 ID:yasIpqun0
楽しみにしてます
218 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2018/11/19(月) 16:42:56.06 ID:xy+0SZE1O
時雨「艦これと○NE PIECEの謎の親和性」

提督「すっげー雑にラスボス倒しちゃったぜ。ははっ(苦笑)」


みんな……かえろう。おじいさんが待ってるよ。


卯月「よっし。みんな、摩梨威丸に乗り込むぴょん!!」

不知火・エクスカリバー磯風「おーーー!!」



馬の骨「大丈夫、ですか? 鳳翔さん……」

鳳翔「……カッコ悪いとこ、見せちまったなぁ……」うつむき

馬の骨「鳳翔さん……いいんだ。こんな俺のために、命懸けで助けに来てくれてありがとう……」


馬の骨「愛してるよ、鳳翔」おんぶ

鳳翔「…っ// ちょ、ちょうしのんなっ// この……ダメ亭主//(はーと)」


ボロボロ提督「仲直りできたみたいでよかったな!」

ボロボロ扶桑「えぇ…そうね。やっぱり夫婦は仲良しが一番ね!」

ボロボロ提督「あぁ……そうだな!」ギュッ

ボロボロ扶桑「んっ…//(あなた……愛してるわ//)」ギュッ



鳳翔「てめぇが二度と離れられないよう、帰ったら確実に孕むまでヤるからな// 覚悟しとけよ、ヘナチン!!」

馬の骨「ははっ……(渇いた笑) ど、どうかお手柔らかに……お願い致します……」


提督「……………………」

扶桑「フフっ…………」ギュゥゥゥ


時雨「ていとく、がんばっ(他人事)」
219 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2018/11/19(月) 16:56:01.71 ID:xy+0SZE1O
エンディング

ミラクル☆瑞鳳と、愉快なタマゴキチ○イどもの野望を見事ウィーアーし、海賊じじいの待つ沖縄へオンザクルーズしたうーちゃん探偵団一行……しかし、そんな彼女らにに悲しい現実が突きつけられる!(某ナレーション風)



卯月・時雨・不知火・エクスカリバー磯風「えぇーーーーっ!? 摩梨威丸を今すぐ解体!!!???」

おじいさん「そうじゃ……悲しいがのう……もうコイツは限界をとうに越えておるのじゃ……」


卯月「そ、そんな……摩梨威丸……せっかくうーちゃんたちとお友だちになったばかりなのに……(´・ω・`)」



提督「この展開も知ってた」
220 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2018/11/19(月) 17:07:55.74 ID:xy+0SZE1O
おじいさん「漫画のように焼却処分は……法律的ななんたらかんたらがうんたらかんたらで厄介じゃからのう……コイツは解体処分して、使える部分のみ引き取ってもらうことになったんじゃ。」

摩梨威丸「………………」

卯月「摩梨威……(´・ω・`)」

おじいさん「それにしても……よく戻ってこられたのう……今や摩梨威は、ただの漂うだけの鉄の塊といっても過言ではないほどにボロボロじゃのに……」


提督「…………きっと摩梨威丸は、最後の力を振り絞って……どんなに…ボロボロになってでも、あなたのもとへ帰りたかったんだと思います……」

おじいさん「ま、摩梨威ぃぃ……よく頑張った! たいしたもんじゃ、お前はっ……うぅっ(泣)」


馬の骨「船に宿った魂……時代が違えばもしかしたら彼女も、私たちの部下として……また別の形で会っていたのかもしれない……」
221 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2018/11/19(月) 19:38:24.14 ID:s4VF+X3o0
おじいさん「長い間、わしを乗せてくれてありがとう……」




パラパラ パラパラ


扶桑「あら……これは、雪?」

エクスカリバー磯風「こんな時期に雪…だと……また念能力なのか!?」

提督「バカな!? ここは沖縄だぞ!! しかも、設定的にはこのssは春だったはず!?」

馬の骨「こ、これは……摩梨威丸の涙……」



時雨「あーー!? 僕の懐のわたあめが風でとんじゃったぁぁぁぁぁ!!」わたわた


提督「紛らわしいことすんなバカ」

時雨「うえぇ……僕のわたあめ……(´・ω・`)」
222 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2018/11/19(月) 19:55:53.30 ID:s4VF+X3o0
おじいさんの回想


若い頃のじじい「これが俺の…俺だけの漁船……剛院具・摩梨威丸だっ!!」ドン

摩梨威丸「………………」ピカピカ

若い頃のじじい「今日から俺とお前は一心同体! よろしくなっ、摩梨威丸!!」

摩梨威丸「………………」


………………………………

若い頃のじじい「摩梨威丸! 調子はどうだ!?」

摩梨威丸「…………」

若い頃のじじい「今日はおまえのおかげで大漁だ!! 漁師王になる日も近いな ハッハッハ!!」

摩梨威丸「…………………」エンジンブゥンブゥン

若い頃のじじい「そうかそうか、お前も嬉しいか! よぉし、今日はこのまま『偉大なる航路(グランドライン)』を突っ走るぞ!!」

摩梨威丸「」ブゥンブゥン


………………………………

じじいの子供「わぁーすごい! これが父ちゃんの漁船なんだね。」

ちょっと年取ったじじい「すごいだろー? いつかは二人でコイツに乗って、『一繋ぎの大秘宝』を探しにいこうな!」

じじいの子供「うん!! よろしくね、摩梨威丸!!」

摩梨威丸「………………」

……………………………………

中年のじじい「結局アイツは俺の跡は継がなかった……けど、いいんだ。自分のやりたいことを見つけ、それで幸せにいきられるのなら……かつての俺が自ら漁師の道を選んだのと同じように……」

摩梨威丸「…………………」

中年のじじい「摩梨威……お前のおかげだよ……お前が頑張ってくれてるから俺は……俺たち家族は幸せに生きていられる……本当にありがとう…! これからもよろしくな!」

摩梨威丸「………………」
223 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2018/11/19(月) 20:03:03.74 ID:s4VF+X3o0
………………………

じじいになったじじい「摩梨威……最近調子が悪いのう……今度またメンテナンスしてもらおうか…」

年季の入った摩梨威丸「……………………」

じじい「……わしも中々身体を動かすのが億劫な時があるのがなぁ……お互い歳をとったなぁ……なぁ、摩梨威。」

摩梨威丸「……………………」

じじい「じゃが、お前が頑張れる限り……わしは漁師をやめんぞ!! 『一繋ぎの大秘宝』だってまだ見つけてないんじゃよ。お前だって同じ考えじゃろ?」

摩梨威丸「…………………」

じじい「よし。出航じゃ。今日も一日がんばるぞい!!」

摩梨威丸「」エンジンブゥンブゥン!!

……………………………


じじい「うぅっ……摩梨威丸……摩梨威丸……(泣)」





摩梨威丸「…………………………」
224 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2018/11/19(月) 20:06:36.68 ID:s4VF+X3o0



ごめんね……



おじいさん「摩梨威?」



もっとおじいさんやみんなを遠くまで運んであげたかった……

ごめんね……ずっと一緒に冒険したかった……



扶桑「う、うぅっ……(泣)」

不知火「ま、摩梨威ぃぃ!!(泣)」

225 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2018/11/19(月) 20:13:46.60 ID:s4VF+X3o0


だけどぼくは……


卯月「ごめんっつーなら、うーちゃんたちの方だぴょん…摩梨威ぃぃぃ!!」号泣

卯月「しれーかん……舵下手だから……摩梨威を島にぶつけたりぴょぉぉん……」

卯月「ぬいぬいが計器壊したりもしたし……」

卯月「時雨もエクスカリバー磯風もアホだから……酔ってそこら中にゲ○ぶちまけるしぴょぉぉん……」

卯月「その度にしれーかんが舵を取り直すけど……やっぱりヘタクソでぴょぉぉぉん……ぐずっ(鼻水)」

提督(お前もゲロりまくってたろうが……)


226 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2018/11/19(月) 20:26:27.75 ID:s4VF+X3o0
卯月「ごめんっつーなら…!」


だけどぼくは幸せだった……ぼくを大切にしてくれて。


どうもありがとう…………ぼくは、幸せだった……




もの言わなくなった摩梨威丸「………………………」ボロッ






おじいさん・卯月「摩梨威ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」号泣





提督「……………………行こう。あとはじじいと摩梨威の二人きりにさせてやろう。」

時雨「…………うん、そうだね。帰るよ、うーちゃん。」



ルフィ顔のおじいさん・卯月「摩梨威ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」号泣



不知火「摩梨威……あなたのことは忘れません。」

エクスカリバー磯風「せめて安らかに眠れ。歴戦の古強者よ…………」

提督「はやくしろ卯月(怒)」ぐいっ

卯月「ぴょぉぉぉん(号泣)」ズルズル

扶桑「山城へのお土産、何にしようかしら……」

時雨「扶桑、切り替えはやっ」





おじいさん「ありがとう……摩梨威の友達になってくれて……奇跡の子供……艦娘たちと、船に愛されし提督よ。お前たちの航海に幸あれ…………」

たたずむ摩梨威丸「…………………………」
227 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2018/11/19(月) 21:19:21.67 ID:s4VF+X3o0
undefined
228 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2018/11/19(月) 21:31:45.27 ID:s4VF+X3o0

こうして、うーちゃん探偵団の冒険はひとまず幕を閉じた……鎮守府に帰ったうーちゃん探偵団は、いつも通りの平穏な日常を送っていたのだった……


不知火「やはり、近海の主程度に腕を喰われたシャンクスはクソ雑魚なのでは?」

時雨「異議あり! シャンクスはきっとルフィに海の怖さを教えるため、あえて自らの腕を犠牲にしたんだよ、ってマジレスしてみる。」

エクスカリバー磯風「流石に腕を食わすのはキツいだろう。なら他にも方法はあったはずだ。ここはむしろ、『近海の主最強説』をこそ私は推していこうと思う。」


提督「お前らもういい加減シャンクス許してやれよ……」


扶桑「提督! 鳳翔さんと馬の骨提督から手紙が届いてるわよ!」

提督「おっ、どれどれ?」

229 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2018/11/19(月) 21:41:26.92 ID:s4VF+X3o0
鳳翔さん『お元気ですか。この度は本当にありがとうございました。あなたたちに依頼してよかったわ♪ 今度みなさんでうちに遊びに来てくださいね。おいしい卵焼きを用意して待ってます! PS:赤ちゃんできました// 私たち、最高に幸せです//』

扶桑「あら……鳳翔さん、よかったわね♪」


提督「どれ、アイツのは、っと。」


馬の骨提督『拝啓 提督さん

早くに報告できなくてすみませんでした。

役たたずで臆病だった私ですが、今はなんとか自信を取り戻し、提督業に専念しています。

苦労することも多いですが、提督としてベストを尽くせるように今は精一杯やれるべきことに取り組んでいます。

大変なことがあったらいつでも相談に乗ります。

すぐに駆けつけます。今回、君がわざわざ私のために沖縄まで駆けつけてくれたように。今度は私の番です。

怪我の調子はどうですか? いくら人より丈夫だからといって、無理だけはしないように。早くよくなるといいですね。

手紙の返事待ってます。これからは頻繁にやり取りしましょう。では。

あなたの親友、馬の骨提督より』

230 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2018/11/19(月) 21:45:42.03 ID:s4VF+X3o0
提督「そっかぁ……元気にやってるなら何よりだな! それにしてもアイツが父親かぁ……なんか感慨深いなぁ! うんうん。」

扶桑「あなた…// 今日も、お願い//」

提督「お、おう…いいけど……最近、結構積極的ですね……扶桑さん……」

扶桑「だって……ウフフフフフフフフフフフ……//」

提督「…………………………」




時雨「うーん………………………………」つ馬の骨提督の手紙


時雨「あっ…………………………………………」





時雨「……………………………………………………。」



231 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2018/11/19(月) 22:05:15.19 ID:s4VF+X3o0
提督「そういえば卯月はどうしたんだ?」


不知火「『一繋ぎの大秘宝』を探しに、さっき艤装持って海に出ましたよ。」

提督「あのアホっ…勝手に艤装持ち出しやがって!! すぐに連れ戻して……!!(怒)」

時雨「まって、ていとく! 今回は許してあげてよ。うーちゃんは……」

提督「…………?」


………………………………

海上の卯月「………………………………」


つ摩梨威丸の一部


232 : ◆fv0Hu3TKLg [saga]:2018/11/19(月) 22:21:56.57 ID:s4VF+X3o0
卯月「摩梨威丸…………うーちゃんね、こんなに遠くまで来られるんだよ。」

摩梨威丸の一部「……………………」

卯月「だからね。これからはうーちゃんが摩梨威丸の代わりに『一繋ぎの大秘宝』を探すことにするぴょん!! 摩梨威丸が見つけられなかったもの……うーちゃんならきっと……」

摩梨威丸の一部「………………………」


卯月「摩梨威丸……ありがとぴょん…………きっと、生まれ変わったらまたいつか、会おうね。」






卯月「さよならぴょん…………摩梨威丸…………(泣)」



摩梨威丸「………………………………」ニコッ



その瞬間、卯月には摩梨威丸の笑った顔が見えたような気がした……

船はいずれ朽ち果てる……しかし、その内に込められた想いが滅びることは決してない。

そして、その想いが力となり、形をなしたもの……それが艦娘である。

そんな彼女たちの冒険は果てしなく続くのである…………続くったら続くのである!!(迫真)



うーちゃん探偵団…………完!!
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