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日向「神蝕……?」
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6 :
ヒヤコ
◆XksB4AwhxU
:2017/03/07(火) 21:36:46.19 ID:IvyvkjHz0
学園長 「書けたかな。そうしたら次は、その漢字を声に出して読むんだ」
腐川 「えっと…語(かたり)?」
霧切 「……索(さく)」
澪田 「音(おと)ー!」
左右田 「きっ、機(き)!」
辺古山 「刀(かたな)」
十神 「皇(すめらぎ)」
日向 (えっと……これは、"かわる"か?それとも"へん"?)
日向 「変(へん)……!」
日向 「いてっ…!」バチィンッ
日向 (文字を読み上げた瞬間、紙が粉々に弾けた。火傷のような痛みに、思わず声が出る。
痛みの走った手を恐る恐る確認すると…)
日向 「なんだこれ……さっきの文字、なんだよな?」
日向 (そこには、甲骨文字のような書体で"変"の一文字が浮かび上がっていた。
こすっても、つねっても消えない。まるで刺青のようだ。
隣を見ると、左右田がうなじに手を当てて"なんだ!?"と叫んでいる。
周りの生徒たちも、体に刻まれた文字を見て目を丸くしている)
学園長 「よし、無事に"儀式"は完了したみたいだね……ではそろそろ、試練の時間だ。
ここにいるうち一人でも多くが"生き残る"ことを、願っているよ」
ズズズズ…
日向 「なっ、なんだ、次は何が……」
日向 (空間に、次々と黒い円が現れた。床、天井、壁に出た円の中から出てきたのは)
生徒A 「きゃああああっ!!」
生徒B 「なんだ、なんだよこの化け物…!」
日向 (四本の足に、三つの目玉。鋭い牙の覗く口からは、よだれをダラダラと垂らしている。
恐竜のような化け物たちの牙はまっすぐに、俺たちを狙っていた)
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