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【ガルパン】ダージリン「オンライン戦車ゲームをするわよ」
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1 :
◆H6qJwYs1Ws
[saga]:2017/03/03(金) 23:02:36.70 ID:sdqxMifD0
ダージリン達がW○Tっぽい何かをする話
【注意事項】
・怒涛の聖グロ推し
・キャラ崩壊があり
・一部独自設定あり
・時系列ごっちゃ(たぶん大学選抜戦以降)
紅茶を軽くキメてご覧ください。
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1488549756
2 :
◆H6qJwYs1Ws
[saga]:2017/03/03(金) 23:03:00.69 ID:sdqxMifD0
〜聖グロリアーナ女学院紅茶の園〜
ダージリン「ねぇ、ペコ。こんな格言を知ってる?『愉快なことを理解できない人間に、世の中の深刻な事柄がわかるはずがない。」
オレンジペコ「ウィンストン・チャーチルですね。」
ダージリン「その通り。真面目一辺倒に物事を追及することが本当に正しいこととは限らないのよ。」
オレンジペコ「はぁ。」
ダージリン「私たちも戦車道を追及するためには、一度道を外れて愉快なことを理解してみることが必要なのよ。」
オレンジペコ「それで、その愉快なことと言うのは…?」
ダージリン「私たちは伝統と誇りある聖グロリアーナの戦車道チーム、そんな私たちがするにふさわしい愉快なこと…それは。」
オレンジペコ「それは……?」
ダージリン「戦車ゲームよ!!」
オレンジペコ「戦車ゲーム…ですか…」
3 :
◆H6qJwYs1Ws
[saga]:2017/03/03(金) 23:03:33.65 ID:sdqxMifD0
ダージリン「アッサム!説明して頂戴。」
アッサム「はい。それではこちらの画面をご覧ください。」
オレンジペコ「『World ○f Tanks』ですか?」
ダージリン「そう、オンラインPC戦車ゲームとしてはおそらく世界一の人数を誇るゲームよ。最近ではテレビCMなんてものも行われているわね」
オレンジペコ「そういえばテレビで見たことがあります。確かに戦車道をしてる私たちにはぴったりのゲームですね。」
ダージリン「その通り。私も名前は聞いたことがあったのだけど実際にやったことがなかったのよね。」
オレンジペコ「確かに面白そうですね。でも、私たちの寮にはパソコンは共同用しかありませんよ。さすがに寮のパソコンを占有するのは…」
アッサム「心配しなくていいわペコ、その点もダージリン様は解決済みよ。」
ダージリン「ペコ。今日の朝から寮の前においてある怪しげな段ボールの箱を覚えているかしら?」
オレンジペコ「朝出かけるときに見かけましたけど…もしかして。」
4 :
◆H6qJwYs1Ws
[saga]:2017/03/03(金) 23:04:07.43 ID:sdqxMifD0
ダージリン「その通り。すでにゲームに必要なパソコンの類は運び込ませたわ。ゲーム専用の部屋に時間割も整備済みよ。」
オレンジペコ「時間割までもですか…」
ダージリン「OG会の方々に頼み込んで戦車道の時間の一部をゲームをするための時間に変えていただいたわ。」
アッサム「これが新しい時間割です。よく読んでおいてください。」
オレンジペコ「参加するメンバーって、私たちのほかには誰がいるんでしょう?」
アッサム「私たちの三人だけよ。諸般の都合(予算)があってね…」
ダージリン「では、さっそく部屋に移動するわよ!」
5 :
◆H6qJwYs1Ws
[saga]:2017/03/03(金) 23:04:34.99 ID:sdqxMifD0
〜聖グロリアーナ女学園多目的室特設パソコン部屋〜
ダージリン「ここが今日から私たちのお部屋となる多目的室よ。」
アッサム「ダージリン様を退屈させないためにわざわざ英国から輸入した家具にティーセット。目の肥えたダージリン様にも満足していただけるかと。」
オレンジペコ「ついこの間までただの会議室だったのに…」
ダージリン「完璧ね。ここなら安心してゲームに興じることができるわ。」
アッサム「肝心のゲームをするためのパソコンもOG会の方に依頼して最高級のものをそろえました。ドス○ラのOGの方からCore i7-6950XでGeForce GTX TITAN X 3WAY-SLIにディスプレイは(ry」
ダージリン「パーフェクトよアッサム。これで安心してゲームができるわね。」
オレンジペコ「この部屋のために一体いくらかけたんですか…」
ダージリン「ペコ。値段よりも大切なものが世の中にはいっぱいあるのよ。ところでアッサム。」
アッサム「なんでしょうダージリン様。」
6 :
◆H6qJwYs1Ws
[saga]:2017/03/03(金) 23:05:02.02 ID:sdqxMifD0
ダージリン「パソコンの電源って、どこだったかしら…?」
アッサム「………」
ダージリン「冗談よ。少々戯れが過ぎたわね。さっそくはじめましょ。」
オレンジペコ「では、私はこの一番奥のパソコンを。」
アッサム「それでは、私は手前で。」
ダージリン「となると、私はこの真ん中のになるわね。」
アッサム「すでに初期のインストールは済ませてあります。そして、ダージリン様、ペコこれを。」
オレンジペコ「ヘッドフォンでしょうか…これはなんですか?アッサム様。」
アッサム「これはわが聖グロリアーナのMI6が開発した双方向通信高性能ヘッドフォン。ゲームの音声はこれを使って聞いていただきます。そして、このヘッドフォンのメインの機能は、ヘッドフォン間でのフリーハンド通信です。これにより、ゲームの音声を堪能しつつチーム間での通信もお手軽にできるのです。」
7 :
◆H6qJwYs1Ws
[saga]:2017/03/03(金) 23:05:34.24 ID:sdqxMifD0
ダージリン「なるほどそれは便利ね。さて、いい加減ゲームを始めようかしら。」
オレンジペコ「そうですね。そろそろはじめましょうか。」
ダージリン「それでは試合開始ですわね。」
8 :
◆H6qJwYs1Ws
[saga]:2017/03/03(金) 23:06:07.25 ID:sdqxMifD0
〜WoT仮想ガレージ内〜
ダージリン「あー、あー、聞こえるかしら?」
アッサム「問題ありません。」
オレンジペコ「よく聞こえていますよダージリン様。」
アッサム「ここからは、ある程度下調べをさせていただいたわたしから説明させていただきます。画面上部の『戦闘開始』と書いてある箇所の右のボタンの中に戦闘訓練というものがあります。それをクリックしてください。」
ダージリン「これですわね。」
オレンジペコ「戦闘のチュートリアルのようですね。」
アッサム「それでは、開始というボタンを押してください。」
9 :
◆H6qJwYs1Ws
[saga]:2017/03/03(金) 23:06:37.54 ID:sdqxMifD0
蝶野「戦車訓練へようこそ。ここではこのゲームの基本的なことについて説明していくわ!」
ダージリン「あら、この方は…」
オレンジペコ「確か大洗でコーチをされている蝶野さんですね。」
アッサム「蝶野さんはこのゲームのチュートリアルの音声を担当なさっています。」
蝶野「視点変更はマウスのカーソルを動かして行います。戦車の移動はキーボードのWASDキーで動きます。それではあの位置まで移動してみましょう。」
オレンジペコ「かなり簡単な操作みたいですね。本物の戦車とは大違いです。」
ダージリン「あそこまで移動すればいいのね。」
蝶野「その調子!じゃあ次はあっちのサークルまで移動してみましょう。建物や車両を壊さないようにね。」
オレンジペコ「かなり小回りが利く戦車ですね。」
アッサム「まぁ、そこはゲームですから…」
10 :
◆H6qJwYs1Ws
[saga]:2017/03/03(金) 23:07:08.47 ID:sdqxMifD0
ダージリン「ところでアッサム。建物や車両を壊したらどうなるのかしら?」
アッサム「すみません。試したことがないもので…ですが、触れずに移動していただければ問題ありません。」
オレンジペコ「ダージリン様チュートリアルですよ…」
蝶野「グッジョブベリーナイスよ。じゃあ次は敵戦車の撃破についてよ。目の前にV号がいるでしょ、発砲するにはマウスの左クリックよ。」
オレンジペコ「思ってたより簡単な操作なんですね。」
アッサム「そうですね。良くも悪くもそこはゲームといったところでしょうか。」
ダージリン「さっきから思うのだけど、なぜここまでドイツの戦車ばかり出てくるのかしら?なぜチャーチルが自車両でないのかしら…」
オレンジペコ「ダージリン様。チャーチルは素晴らしい戦車ですが癖の強い戦車でもありますから。」
ダージリン「やっぱり、戦車の中の戦車はチャーチルね。このゲームにもあるようだし。自車両はチャーチルできまりね。」
蝶野「自動照準やスナイパーモード、視認範囲などはやってれば覚えられるわ。ががっとやってしまえば完璧よ。それじゃあ、これでチュートリアルは終わるわね。グッドラック!」
11 :
◆H6qJwYs1Ws
[saga]:2017/03/03(金) 23:07:40.24 ID:sdqxMifD0
オレンジペコ「最後のほうがかなり適当な作りになってましたね…」
ダージリン「さすがは大洗のコーチ。常識にとらわれないみほさんにぴったりな方だわ。」
アッサム「これでチュートリアルは終わりです。ここからは車両のコースを選択していただきます。」
オレンジペコ「コース…ですか?」
アッサム「このゲームでは初期にある戦車を操作して経験値を獲得し、それで技術の研究を進め次の戦車を開発していくという方式です。ですから、初期にある程度ほしい戦車のコースを数本決めておくのがいいのです。」
ダージリン「なるほどね。まぁ、コースは最初から決まっているわよねペコ。」
オレンジペコ「はい。もちろんです。」
ダージリン・オレンジペコ「ほしい戦車はもちろん…『チャーチルに決まってますわ!』『マウスですかね』」
ダージリン「………」
オレンジペコ「………」
12 :
◆H6qJwYs1Ws
[saga]:2017/03/03(金) 23:08:08.13 ID:sdqxMifD0
アッサム「…そ、それじゃあコースも決まったところでさっそく試合を…」
ダージリン「ペコ。今なんて言ったのかしら?ヘッドフォンの不調で聞こえなかったのだけど。」
オレンジペコ「マウスです。」
ダージリン「ペコ。わが聖グロリアーナのフラッグ車は何?」
オレンジペコ「チャーチルですね。」
ダージリン「ならやっぱりここの生徒として使うべきはチャーチルよね?」
オレンジペコ「いやですよ。チャーチルなんて。」
ダージリン「ペコ。今聞き捨てならないことが聞こえたのだけど。『チャーチルなんて』ですって…?」
オレンジペコ「確かに、チャーチルはいい戦車ですよ。でも、私、この学校では乗れない戦車に乗ってみたいんです。」
ダージリン「でもねペコ。あなたは聖グロリアーナのフラッグ車の乗員にして紅茶の名前を授かったものそこは美しき英国戦車に乗るべきではなくって?」
13 :
◆H6qJwYs1Ws
[saga]:2017/03/03(金) 23:08:40.45 ID:sdqxMifD0
オレンジペコ「ですがダージリン様…」
アッサム「ダージリン様そしてペコ。これはあくまでゲームで私たちはただのプレイヤー。自分がやりたい道に進むのが一番です。」
ダージリン「そうね…ペコごめんなさい。少し言い過ぎたわ…」
オレンジペコ「こちらこそ言い過ぎましたダージリン様。」
アッサム「それでは、どのコースにしますか?」
ダージリン「まずは、やっぱりチャーチルのあるイギリス重戦車ルートね。」
オレンジペコ「私は、ドイツのE-100ルートですね。」
アッサム「では、私はソ連のIS重戦車ルートで。」
ダージリン「あら、アッサムがソ連のルートとは意外ね。」
アッサム「昔からソ連の戦車にあこがれていたんですよ。(ソ連重戦車ルートは最強というデータが出ているし、間違いないでしょう)」
14 :
◆H6qJwYs1Ws
[saga]:2017/03/03(金) 23:09:13.67 ID:sdqxMifD0
オレンジペコ「私の乗りたいE-100はTier10ですからかなり遠い道のりですね。」
アッサム「私の乗ってみたいKV-1はTier5ですね。」
ダージリン「私のチャーチルは…あら、前期型と後期型でTierが分かれているのね。となると、私もTier5かしらね。」
アッサム「ペコは当面のところ、IV号戦車を目指してみるのがいいかもしれませんね。」
ダージリン「IV号。私たちにも思い出深い戦車ね。」
オレンジペコ「大洗のみほさんたちの車両ですからね。」
アッサム「三人ともコースが完全にわかれましたね。私の最初の戦車はMS-1ですね。」
オレンジペコ「私はL.Tr.ですね。」
ダージリン「私の戦車はMedium Tね。さて、長々とチュートリアルで時間をとってしまったけれど、さっそくはじめましょうか。」
15 :
◆H6qJwYs1Ws
[saga]:2017/03/03(金) 23:09:42.20 ID:sdqxMifD0
アッサム「でしたらダージリン様。私が小隊の申請を送りますので了承してください。」
オレンジペコ「アッサム様小隊っていったいなんなんですか?」
アッサム「小隊とは簡単に言うと一つのグループのようなものです。これがあると三人とも同じ戦場にいけるようになります。今は関係ないですけど後々プレイをしていく中で出てくる小隊ミッションで有利に働いていきます。」
ダージリン「それじゃあ、さっそくはじめましょうか。」
オレンジペコ「そうですね。」
アッサム「では、出撃します。」
16 :
◆H6qJwYs1Ws
[saga]:2017/03/03(金) 23:10:14.91 ID:sdqxMifD0
〜MITTENGARD通常戦Tier1only〜
ダージリン「ここが私たちの初陣のマップね…」
アッサム「MITTENGARDマップですね。低Tier戦ではよく使われるマップですね。両チームとも両端の崖からのスタートです。町に突入しての遭遇戦か町を迂回しての撃ち合いの二つが大きな戦略ですね。」
オレンジペコ「ダージリン様どちらのコースをとりますか?」
ダージリン「私たちの戦車はあまり速度も出ないし砲も小口径。街中での遭遇戦が一番確実な戦法ね…アッサム。今回この小隊の指揮はあなたにゆだねるわ。」
アッサム「私が…ですか?わかりました。では、各車街中に突入し中央の街道を警戒。待ち伏せによる撃破を狙います。」
オレンジペコ「私たちの車両の中で一番砲の威力が高いのは私のライヒトトラクトーアですね。」
ダージリン「耐久力が高いのは私の戦車ね。私が前方で警戒するわね。」
アッサム「私の戦車はある程度の視界と装甲圧があるので偵察と着弾観測を行います。私の車両が敵を視認したと同時に砲撃してください。」
ダージリン「了解。小隊長。」
オレンジペコ「ダージリン様…」
17 :
◆H6qJwYs1Ws
[saga]:2017/03/03(金) 23:10:53.41 ID:sdqxMifD0
アッサム「敵戦車視認!T1軽戦車2両他十字路に接近中。砲撃開始!」
オレンジペコ「了解。砲撃開始!。」
ダージリン「敵戦車砲撃全遠弾。こんな雑多な旧世代戦車で行進間射撃なんてあたるわけないでしょうに…」
オレンジペコ「敵T1軽戦車一両撃破!」
アッサム「敵戦車撤退中。私が後方から強襲します。ダージリン様とペコは縦列陣形で路地に突入。各個砲撃!」
ダージリン「了解。縦列陣形。ペコついてきて。」
オレンジペコ「了解です。」
アッサム「敵戦車残存2両。ほかの車両は左右に散っているから増援はないでしょう。」
ダージリン「こちらダージリン間もなく十字路を抜けるわ。」
アッサム「十字路を抜けたと同時に左旋回して砲撃。私の車両と挟撃します。」
18 :
◆H6qJwYs1Ws
[saga]:2017/03/03(金) 23:11:24.85 ID:sdqxMifD0
ダージリン「主砲旋回終了。敵車両視認。その後方にアッサム車も確認。」
アッサム「砲撃!」
オレンジペコ「敵戦車に砲弾命中一両撃破、一両履帯破壊に成功しました。」
ダージリン「敵戦車の砲撃命中。車体中後部に被弾したものの戦闘に支障なし。砲撃を続行するわ。」
オレンジペコ「敵戦車停止。装填完了まで0.8秒。」
アッサム「砲撃!」
ダージリン「敵戦車沈黙。こちらの損害軽微ねパーフェクトゲームだったわねアッサム。」
アッサム「えぇ、しかしまだ試合は終わってません。これより左方の膠着中の戦線に突入します。全車左旋回。」
ダージリン「了解。左旋回。ペコついてきてね。」
オレンジペコ「はい。ダージリン様の戦車の耐久値が下がっていますし、前後を交代しましょうか?」
ダージリン「問題ないわペコ。このままいくわよ。」
19 :
◆H6qJwYs1Ws
[saga]:2017/03/03(金) 23:11:55.14 ID:sdqxMifD0
アッサム「敵戦車撃破!残存車両に畳み掛けます。」
オレンジペコ「敵チームの残存車両は前方の2両だけです。」
アッサム「停止後即砲撃。敵とは一定の距離を保ち続けます。」
20 :
◆H6qJwYs1Ws
[saga]:2017/03/03(金) 23:12:22.26 ID:sdqxMifD0
蝶野「敵チーム残存車両0あなたたちの勝利です!」
21 :
◆H6qJwYs1Ws
[saga]:2017/03/03(金) 23:12:55.43 ID:sdqxMifD0
〜Result MITTENGARD通常戦Tier1〜
ダージリン「よくやったわアッサム。初陣でこれだけやれば大成功よ。」
アッサム「ありがとうございます。ダージリン様。ところで、どうして私に指揮を?」
ダージリン「あぁ、それならあなたがこのゲームに一番詳しそうだったからっていうのが一番ね。まぁ、あとはあなたの車長の能力を見てみたかったっていうのもあるわね。ペコも初めての車長だったけどよかったわ。」
オレンジペコ「車長って言っても操縦も砲撃も自分でやりましたけどね。でも、やっぱりいつもの戦車以外でやってみるのは楽しいですね。アッサム様の挟撃も、いつもの試合ではなかなかできませんからね。」
アッサム「うちにも軽戦車はいるのだけれどね…」
ダージリン「でも、あれが彼女のいいところでもあるのよ。」
22 :
◆H6qJwYs1Ws
[saga]:2017/03/03(金) 23:13:28.21 ID:sdqxMifD0
オレンジペコ「いつの間にかいい時間ですね。」
ダージリン「あら、もう日が暮れていたのね。やっぱりゲームは楽しいわね。あなたたちとやるととくにね。」
アッサム・オレンジペコ「ダージリン様。」
ダージリン「オレンジペコ。」
オレンジペコ「はい。」
ダージリン「私の紅茶を入れてくださる?今日はオレンジペコがいいわね…」
オレンジペコ「はい。ダージリン様。」
ダージリン「アッサムも今日はありがとう。おかげで楽しい時間を過ごせたわ。次の時間が楽しみね…」
アッサム「私もです。ダージリン様。そういえば、今回の試合によって得た経験値とクレジットで、次の戦車にランクアップできるみたいですよ。」
ダージリン「あら、ほんとね。私の次の戦車は…Medium U中戦車ね。」
アッサム「私のほうは、T-26ですね。次も軽戦車です。」
オレンジペコ「ダージリン様。紅茶ができましたよ…あれ、戦車を変えられたんですか?」
23 :
◆H6qJwYs1Ws
[saga]:2017/03/03(金) 23:13:58.78 ID:sdqxMifD0
ダージリン「えぇ、あなたも今回の試合の経験値を使えば次の戦車に移れるはずよ。」
オレンジペコ「そうみたいですね。えっと、次の私の戦車は…U号軽戦車ですね。」
ダージリン「有名なドイツの軽戦車ね。大戦初期には主力としてポーランド軍やフランス軍とも戦闘をしていたわね。」
アッサム「私たちの中では一番有名な戦車ですね。」
ダージリン「そろそろ夕食の時間よアッサム、ペコ。食堂に行きましょうか。」
アッサム・オレンジペコ「はい!」
ダージリン「じゃあ、また明日ね。戦車小隊…」
〜第一章「始まりの試合」〜
24 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/03(金) 23:24:23.15 ID:hJY1Xx5Ao
伏せ字が伏せ字じゃない箇所があるんですが…
25 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/04(土) 02:26:50.22 ID:yaGSFbWBo
期待
26 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/04(土) 10:10:02.25 ID:5LWjxrOYO
全員HT√か
27 :
◆H6qJwYs1Ws
[saga sage]:2017/03/05(日) 20:53:44.92 ID:HuuXlKZj0
確かに、携帯で見たらOの字が小さくなってましたね。まぁ、伏字なんてあってもなくても変わらな(ry
28 :
◆H6qJwYs1Ws
[saga]:2017/03/05(日) 20:57:16.18 ID:HuuXlKZj0
〜聖グロリアーナ女学園多目的室特設パソコン部屋〜
ダージリン「さて、昨日は新しい戦車を開発したところで終わってしまったのだけど…今日はどこから始めようかしら?」
オレンジペコ「では、今日はその戦車の性能から見ていきましょう。」
アッサム「昨日の戦闘で開発できた戦車はすべてTier2の戦車で『Medium U』『T-26』『Pz.Kpfw. II』の三つです。まず、私のT-26ですがご存じのとおりソ連製の軽戦車です。この車両はもともと、イギリスがのヴィッカース・アームストロング社が輸出用に開発した『6t戦車』をソ連国内向けに改修した戦車で、前の戦車である『MS-1』の高火力低装甲低機動力という特徴をほぼそのまま引き継いでいる戦車です。」
29 :
◆H6qJwYs1Ws
[saga]:2017/03/05(日) 20:57:42.99 ID:HuuXlKZj0
ダージリン「大戦前の戦車だったけど対ドイツ戦で多く使われた戦車ね。」
オレンジペコ「ですが、さすがに大戦中期のドイツ戦車には手も足も出せず大損害を出した戦車ですね。」
アッサム「このことから前戦車と同じような運用をするのが望ましいというデータになっています。」
オレンジペコ「では次は私の戦車ですね。私のは『Pz.Kpfw. II』日本ではU号戦車として知られている有名な戦車です。大戦前期から中期にかけてのドイツ軍を支えた戦車で、ポーランド侵攻やバルバロッサ作戦などドイツの多くの重要な作戦を支えてきた戦車ですね。同Tierの中では分厚い30mmという前面装甲、最高時速40kmという高速を誇る同Tier屈指の軽戦車です。」
ダージリン「奇しくも大戦中期のライバル戦車がそろった形になったわね。」
アッサム「性能の面ではドイツの戦車に大きく差をあけられますけどね。」
30 :
◆H6qJwYs1Ws
[saga]:2017/03/05(日) 20:58:11.02 ID:HuuXlKZj0
ダージリン「最後に私の戦車、戦車発祥の国イギリスが生んだ大戦直前の傑作イギリス中戦車『Medium U』ね。前戦車の『Medium T』に改良を加えた戦車で二次大戦直前の1939年まで使われ続けていたわ。配備された1925年から14年も配備され続けてきたのはこの戦車の設計がそれほど優秀だったことを示しているわね。装甲はないに等しいのだけど、この時代としては破格の6-pdr砲を備えているために攻撃力は十分。その見た目とは裏腹に、優秀な速度性能を持っていてその最高速度はU号戦車と同じ40kmにもなる優秀な中戦車よ。」
オレンジペコ「こう見てみると案外バランスが取れた小隊なのかもしれませんね。」
ダージリン「そうね、作戦も今まで通りアッサムが偵察、ペコが遊撃、私が打撃といった感じかしらね。」
アッサム「ダージリン様。その小隊の件なんですがやはりダージリン様に隊長になっていただきたいのですが…」
ダージリン「あら、私はアッサムの指揮も気に入っているわよ。小隊長。」
オレンジペコ「ダージリン様。お戯れが過ぎますよ…」
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