ドワォチャージプリキュア! 〜戦慄のぴかりが丘〜

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68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/18(土) 21:28:47.14 ID:qnJmlqEYO

ホッシーワ「グ、グオオ まさかキュアプリンセスにこれほどのパワーが」

ホッシーワ「はあ、はあ す、少し油断したみたいね。でも、その程度でこのわたくしが」

ざっ

プリンセス「……」

ホッシーワ「あ、あら、こんにちは」

プリンセス「言ったよねえ、あんたは私がぶち殺すって」

ホッシーワ「て、鉄男!! わたくしを助けなさい!」

ーー

将造「ぐぐ……」

鉄男「グルル」


鉄男! わたくしを助けなさい!


鉄男「グワオ!?」

将造「……へっ、ひめのやつ、派手にやっとるようじゃのう!」

鉄男「グワアアアア〜!!」シュザッ

将造「あ、こら待たんかい!」


69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/18(土) 21:40:46.95 ID:qnJmlqEYO


プリンセス「鉄男さん」

鉄男「ウウ、クスリ……」

ホッシーワ「そう、クスリよ! クスリが欲しければキュアプリンセスを殺せ!」

鉄男「グワオオオオ〜〜!!」

プリンセス「鉄男さん、お願い! 正気に戻って!」

鉄男「シャアアアッッ!!」

ズバッ!!

プリンセス「あうっ!!」

ホッシーワ「はは、幾らプリキュアでも、一般人を攻撃はできないみたいね〜!? ほら、攻撃しないと殺されちゃうわよ?」


ドガッ! バキッ!!


プリンセス「がふっ!! う、うう」

ホッシーワ「下らない情に流される者の末路なんてこんなものよ! さあ、内臓を引きずり出せ!」

鉄男「ギャオオオ!!」グワア








将造「プリキュア! 伐折羅昇竜打〜!!!!」ズオオ!!




70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/18(土) 21:53:10.26 ID:qnJmlqEYO


バゴンッッッ!!!


鉄男「ゴワオオオ!?」

ホッシーワ「何!?」

プリンセス「しょ、将造……」

将造「鉄ちゃん……いい加減にせぇよ」

鉄男「ググ」

将造「幾らシャブ漬けになったろーとのう……女子供に手をあげるなんざ……」

将造「極道の風上にも置けるかあ〜〜〜!!」グワオオオオオ!!!

ホッシーワ「ああ、早く! 早くキュア極道を殺せ!」

鉄男「ウウ、ウ クスリ……グズリヲグレ……」

ホッシーワ「なあっ!? もう禁断症状が まさか、常習性が強すぎて効き目が弱く……?」

鉄男「ダノム、クズリヲ……クスリヲクレェエエエ」

ホッシーワ「こ、これが最後の一本よ! これで……!」


バキュン!!


ホッシーワ「いだっ!? ……!?」


プリンセス「はあ、はあ……も、もうそれ以上、その人を苦しめさせない……!!」

ホッシーワ「キュ、キュアプリンセス〜〜〜〜!!!!」

リボン「注射器が空に打ち上げられましたわ!!」


鉄男「――――グズリッッッ!!!」

鉄男「グワオオオオオ!!!」ババッ!!



ジャキン!!



鉄男「!?」

将造「鉄ちゃん」



71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/18(土) 22:07:09.20 ID:qnJmlqEYO


――――わしらに逆らうことは許さん!!

わしは四号棟の岩鬼将造じゃ!
二号棟の岡村鉄男……覚えとけ!!

わしら二人の前には怖いもんなしじゃ!!


ーー


鉄男「将、ぞう」

将造「……」


ーー

鉄ちゃん何しとるんじゃ? 
ポンはやめぇや! 命取りになるでぇー!

心配すな、量さえ間違わにゃポンは……いい薬じゃ。
頭もスッキリするし、力も出てくる!

わしは体質にあっとるんじゃ!
わしはシャブ極道じゃ、わはは……!

ーー



――――ズガガガガガガガガガガ!!!!!



ーー

将造、わしらどっちかが天下取りの足場が固まったらよ、迎えに行くんじゃ!

わしが……迎えに行くから、いつでも用意しとけよ!

バカこけ! わしの方が先行くぜ!

どっちでもいいわい……わしは天下が欲しいんじゃ!


『二人で力を合わせりゃ、宇宙全部取れるわ!!』


ーー





将造「……二人で……力合わせりゃよー……」



プリンセス「……将、造……」
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/18(土) 22:17:15.82 ID:qnJmlqEYO


パァアアア


プリンセス「!!」

リボン「新しいプリカードですわ……」

プリンセス「鉄男さんの、プリカード……」


ホッシーワ「あ、あの役立たず! せっかく強化してやったのに!」

プリンセス「あいつ……」

ホッシーワ「まあいいわ! 死にかけのプリキュアに精根つきかけた極道一匹! すぐに片付けて……」

プリンセス「リボン」

リボン「ええ……久しぶりにキレちまいましたわ」

プリンセス「人の心と体を弄ぶ幻影帝国!! ……絶対に許さない!!」







プリンセス「プリキュア! くるりんミラーチェンジ〜〜〜〜!!」グオオ


カワルンルン♪





プリンセス「サタンシティズ・ファイタ〜〜〜〜!!!!」ドワーーーーーーーーーーーーッッッッ!!!!








73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/18(土) 22:23:54.21 ID:qnJmlqEYO


リボン「新たなフォーム……! 荒廃した戦闘舞台(バトルステージ)を踊る勇敢なる舞踏家(ファイター)!!」

プリンセス「今だからこそわかる……! この体を駆け巡る熱き闘志! 正義の気が!!」

プリンセス「鉄男さんの苦しみ……! そして将造の無念、全てをこの拳に乗せる〜〜〜〜!!!」グオオオ!!!

ホッシーワ「ああ、何!!? 何が起ころうとしてるの!?」

リボン「ウオオ こ、これは〜〜!!!」

74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/18(土) 22:35:09.20 ID:qnJmlqEYO

※ひめです(ツインテール的な)


プリンセス「喰らえ これが鉄男さんの、将造の! そして私の怒りの拳だ〜〜〜〜!!!」ズオ

ひめの拳が音速を超えた……その時 全てのものは爆烈!!!




プリンセス「プリンセス爆裂拳〜〜〜〜!!!!!」ドワォ!!!!





ホッシーワ「ギエエーーーーーーッッッッ!?」

リボン「プリンセス! とどめを!」

プリンセス「そして……幻影帝国に苦しめられた人々の魂の叫びを聞けーーーーーーーーッッッッ!!!!」





プリンセス「プリキュア! パワーゲイザ〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッッ!!!!!」




ドワーーーーーーーーーーーーッッッッ!!!



ホッシーワ「ぎゃんっ!!?」
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/18(土) 22:39:15.00 ID:qnJmlqEYO


超必殺技を頭から叩き込んだ……その場合相手はどうなる?
即ち


ホッシーワ「あ、ああ」

ピシ
ピシピシッッッッ

全身の骨が粉々になって死ぬ!!


ドシャアア……


プリンセス「もう一度あの世から出直してこい」

76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/18(土) 22:50:34.67 ID:qnJmlqEYO


ーー


将造「……」

ひめ「将造……」

将造「こうなることはわかっとった。鉄ちゃんがシャブに手を染めた時点でこうなることは」

将造「だが、ありがとうよひめ、お前のおかげで、鉄ちゃんは最後の最後で正気を取り戻せたんじゃ」

ひめ「……そんなことないっ。私……助けられなかった……鉄男さんを……!」

将造「……泣くな! 泣いても何も変わらん! ……だが、確かに今回はわしも相当頭にきおったわ……!」

将造「チマチマサイアークを返り討ちにしていても埒があかん! こうなったらやることは一つじゃ!」

リボン「ま、まさか、将造!」

将造「そのまさかじゃ! ブルーに伝えとけ、わしらはブルースカイ王国……幻影帝国の本拠地に殴り込みをかける!!」

ひめ「え、ええ! ブルースカイ王国に!?」

将造「これは戦争じゃ!! こうなったら徹底的に叩き潰す! 奴等にわしをコケにしおったことを後悔させたるわい!!」



――――悪いけど、そんなバカな真似はさせないわ



将造「ああ!? 誰じゃ貴様!」

ひめ「あ……」

77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/18(土) 22:56:31.48 ID:qnJmlqEYO


いおな「私は氷川いおな……またの名をキュアフォーチュン」

ゆうこ「どうもこんにちは♪ 私は大森ゆうこ……キュアハニーです!」

めぐみ「そして、私が愛乃めぐみことキュアフォーチュンラブリー! ドワォチャージプリキュアのみなさん、よろしくね!」

リボン「こ、この方たちは……!」

ブルー「ぴかりが丘を守るもう一組のプリキュアチームだよ」

ひめ「神様……それじゃ、この人たちが」

ブルー「そう、ハピネスチャージプリキュアさ!!」

将造「ハピネスチャージプリキュアだと!!」



次回 核ミサイル発射!日本壊滅の危機!!

78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/18(土) 22:57:14.48 ID:qnJmlqEYO
今日はここまで
やっぱりプリキュアは最強なんだね!
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/18(土) 22:58:41.63 ID:qnJmlqEYO
※訂正


いおな「私は氷川いおな……またの名をキュアフォーチュン」

ゆうこ「どうもこんにちは♪ 私は大森ゆうこ……キュアハニーです!」

めぐみ「そして、私が愛乃めぐみことキュアラブリー! ドワォチャージプリキュアのみなさん、よろしくね!」

リボン「こ、この方たちは……!」

ブルー「ぴかりが丘を守るもう一組のプリキュアチームだよ」

ひめ「神様……それじゃ、この人たちが」

ブルー「そう、ハピネスチャージプリキュアさ!!」

将造「ハピネスチャージプリキュアだと!!」
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/19(日) 01:26:24.69 ID:KVMXY+I1o
深夜に見るんじゃなかったwwwwww

は、腹いてえ

けど最高!
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/19(日) 02:41:04.09 ID:aiID1MhQO
ひめの本来あるべき仲間達がなんか異世界の存在みたいに
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/19(日) 18:02:20.45 ID:CxLgano4O
> 鉄男「オ、オオオオ!!! ハピネスッッッ注、入!! 幸せチャージッッッッ!!!」ガクガクガクガク

これは笑うわww
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/17(水) 17:46:44.48 ID:i1nSB6pIO
ドワォチャージプリキュア!(ド W O W !! )


核ミサイル発射! 日本壊滅の危機!


ひめ「ハピネスチャージプリキュア……」

ひめ(どうしよう、カワイイ子ばっかじゃん。……プリキュアって普通はこうだよね)

ひめ(それにひきかえこっちは)クルリ


将造「バカな真似はやめろとはどういうことだ!?」ギラギラ


ひめ(こうだもんねー……。やっぱ普通じゃないよねー……)
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/17(水) 17:52:23.33 ID:i1nSB6pIO
???「正確には勝手な真似は慎んで貰いたいと言ったところか」

将造「ああ!?」

ひめ「だ、だれ!?」


「私の名は、赤尾虎彦! 内閣特務捜査官!」


赤尾「人は私の事をレッド・タイガーと呼ぶ!!」

将造「レッド・タイガー?」

赤尾「これから、お前たちに地獄を見せる男だ!!」

85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/17(水) 18:00:33.01 ID:klMa3+2A0
おお、戻ってきてくれたか!!
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/17(水) 18:09:21.33 ID:i1nSB6pIO
ひめ「な、なに? なんなの? 内閣特務……え?」プシュー

リボン「ああ、神様! ひめの頭から煙が!!」

ブルー「すまないね、ひめ。彼はこの日本国の秘密警察……というのは少し物騒な呼び方だけど、国内外の重大な事件を秘密裏に解決する役職にある人だよ」

ひめ「そんな偉い人がなんで私たちプリキュアに用があるの!?」

いおな「別に、正確にはあなたになんて用はないわ。レッド・タイガーが用があるのは最近活躍している二組のプリキュアチームの戦力よ」

ひめ「あ……」ビクッ

いおな「私は反対したんだけどね」

ゆうこ「もう、いおなちゃん、そんな言い方じゃダメだよ」

めぐみ「そうだよ! プリキュア同士仲良くしなきゃ!」

将造「そんな事はどうでもいい! その内閣特務捜査官がいったいこの岩鬼将造になんの用じゃ!?」

赤尾「……いいだろう、時間があまりないので簡単に説明するぞ」



赤尾「このぴかりが丘は、いや、日本は今消滅の危機に瀕している!」





ひめ「……は?」
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/17(水) 18:23:30.41 ID:i1nSB6pIO
ブルースカイ王国大使館



ひめ「かかかか核ミサイル!? ブルースカイ王国が核ミサイル保有国にって……マジで?」

赤尾「そうだ、幻影帝国がついに核開発に成功し、ミサイルの照準を日本に合わせたという情報を我々は掴んだのだ」

ひめ「人んちでなにやってんのあいつら!?」

赤尾「わかると思うがやつらは核による政治交渉など全く考えていない。一触即発の事態と言っても過言ではない」

赤尾「こちらから行動を起こそうものならやつらは直ぐにでもミサイルのスイッチを押すだろう」

赤尾「……だが、それを未然に防げる戦力があったとしたら?」

ひめ「それってもしかして」

赤尾「そうだ! お前たち二組のプリキュアチームに核ミサイルの無力化をしてもらう!」

ひめ「」

リボン「神様! ひめが息してないですわ!」
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/17(水) 18:35:19.21 ID:i1nSB6pIO
将造「……なるほどのう、おまえの考えがわかったぞ。ようはわしらを鉄砲玉にしようってか?」

赤尾「そうだ、ただしその鉄砲玉はミサイルを破壊するがな!!」

将造「ふん、核ミサイルVS極道プリキュアってわけか。……なかなか面白いじゃねーか!!」

ひめ「将造!? まさか本気じゃ」

将造「どのみち奴等には落とし前をつけさせよーとおもっとったんじゃ! 手間が省けるってことだ!」



将造「こいつはでかい戦争が始まるぜ〜〜〜〜!!!」ぐわ



89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/17(水) 18:47:41.26 ID:i1nSB6pIO
ブルースカイ王国


ファントム「クイーンミラージュ様、準備が整いました」

ミラージュ「うむ……始めよ!!」


ファントム「幻影忍法、魔界転生!!」ズオ


サイアーク「さ、さいっっ!? サイアー……」ボコボコッ


サイアーク「ぎゃん!?」パァン

ホッシーワ「ぐああ〜!!」ズオオオ


ナマケルダ「いつ見てもおぞましい光景ですねー」

ホッシーワ「はぁ、はぁ」

ミラージュ「ホッシーワ、蘇った気分はどう?」

ホッシーワ「さ、最高です、クイーンミラージュ様。このホッシーワに再び肉体を与えてくださりまことに感謝していますわ」

ミラージュ「あなたにはまだまだ働いてもらわないとね。……でも、次はないわよ」

ホッシーワ「はっ!!」

ナマケルダ「ところで、オレスキーの姿が見えませんが……?」

ファントム「奴は作戦行動中だ。もっとも、今は自分の鏡を見ているだろうがな」
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/17(水) 18:56:05.07 ID:i1nSB6pIO

オレスキー「俺様は文字通り 最 強 の存在となった! この体がその証なのだ!」

オレスキー「もはやプリキュアなどおそるるに足らず! この核の力で世界を絶望に染めてやるわ!!」


ーー


ひめ(まさかこんな形で実家に帰るなんて思ってもみなかったよ……)

ひめ(でも、あのこたちと一緒に戦うのかー……。仲良くできるかな?)

ひめ(特にあのいおなって子)

ひめ(やっぱり怒ってるよね。うう、やだなー、きまずいなー……)

91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/17(水) 19:05:51.35 ID:i1nSB6pIO
将造「こんなところでなにやってんだ?」

ひめ「わあっ!? ……な、なんだ、将造かー」

将造「明日は一番で乗り込むんじゃ! さっさと寝て休んどけ」

ひめ「う、うん。わかってるけどさー。……なんか色々ありすぎて眠れないや」

将造「ああん?」

ひめ「日本国の偉い人とか、核ミサイルとか、だんだん話のスケールが大きくなってるような気がして」

ひめ「なんだか取り返しのつかないことになるんじゃないかなって」

将造「安心しろ、ひめ」

ひめ「将造……」

将造「わしは取り返しのつかない事は大好きなんじゃ!」

ひめ「一瞬でも安心した私がバカだったよちくしょー!!」グワ
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/17(水) 19:23:19.27 ID:i1nSB6pIO
別室

いおな「私は反対です。急造のチームで連携がとれるとは思えません。却って作戦に支障がでます」

めぐみ「いおなちゃん、まだそんなこと……」

赤尾「大丈夫だ、連携はとらなくていい。極道組はただ大暴れしてくれればそれでいい」

赤尾「その混乱に乗じて我々がミサイルを無力化する。ハピネス組はミサイル捜索を手伝ってくれ」

赤尾「問題はこの男……核ミサイルのスイッチを握っている幻影帝国幹部……」


赤尾「人間核野郎オレスキーをどうするかだ!」


93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/18(木) 07:07:38.05 ID:0A8FUtxiO
ブルー「そのための極道チャージプリキュアさ。将造はプリキュアのパワーだけじゃなく重火器の扱いもお手の物だ。奇襲も心得ているし機転も効く」

ブルー「ひめもやれば出来る子だし、なにより将造のパートナーとしてやってけるのはあの子位だと僕は思うよ」

グラさん「それを聞いて安心したぜ。なんせブルースカイ王国じゃプリキュアのパワーは本来の10分の1しか発揮できないからな」

めぐみ「戦わない潜入がメインなら忍者フォームがあるから安心だね!」

ブルー「それに僕の力ならプリキュアをブルースカイ王国の大抵の場所にワープさせる事が出来る。充分有利な条件で行動できるよ」

いおな「……」

ゆうこ「いおなちゃんどうしたの? 急に静かになっちゃったけど」

いおな「あ……な、なんでもない。明日は頑張らなきゃって思ってつい」

ゆうこ「そう? キャンディなめる?」

いおな「……もらっとくわ」




いおな(私が戦闘で期待されていない……? あのヒメルダでさえ前線で戦うのに)
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/18(木) 07:26:27.80 ID:0A8FUtxiO
廊下

いおな(どうにも心配ね。逃げ足しか取り柄のないダメプリキュアのヒメルダにこんな大切な役目を背負わせていいの?)

いおな(最近はちょっとましになったみたいだけど、もし万が一失敗なんてされたら今度こそお姉ちゃんを救う事は)ブツブツ

ひめ「あ!!」

いおな「!!」

ひめ(……や、やーばい。よりによって一番苦手な子と会っちゃったよ)

いおな「……なにかしら?」

ひめ「へぇあっ!? あ、あの、そのああああしたはっ!! 一緒にがんばろうねー……なんて……?」

いおな「あなたに言われなくても頑張るわよ」

ひめ「そ、そうですよねー……はは」

いおな「他人の事より自分の事を心配したら? 言っておくけど、また逃げたりなんかしたら……」

いおな「今度こそゆるさないから」ギラリ

ひめ「ぴぃ!?」

いおな「それだけ。じゃあね、おやすみなさい」

ひめ(や、やべー……やっぱ怒ってるよぉ……い、胃が痛くなってきた……)クスン
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/18(木) 08:11:26.95 ID:0A8FUtxiO
赤尾「私に話とはなにかな?」

将造「一応言っておきたくてな。わしは手加減はしない! 徹底的に叩くつもりだ!」

将造「だから当然周りの被害なんざ知ったこっちゃない。人が封印された鏡があってもな」

赤尾「それについては心配要らない。あの鏡の強度はこちらで既に検証済みだ。例え戦車の攻撃でも傷ひとつつかなかった」

将造「それを聞いて安心したぜ……」ニター

赤尾「何を考えている?」

将造「これから要求する物を揃えられるか?」

赤尾「お望みなら拳銃から戦闘機まで用意できるぞ」

将造「流石じゃのう。だったら……」
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/19(金) 19:51:34.85 ID:f33pNOO3o
これはBPOクレーム待ったなしのにちあさですわ

いやすげえおもしれえけど
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/21(日) 14:31:10.18 ID:70Sca5+gO
ブルースカイ王国


ブスッ

オレスキー「……ふぅ〜……」

ナマケルダ「あまり無理をしない方がいいですよ?」

ナマケルダ「興奮しすぎると誤作動してしまわないとも限りませんからねー」

オレスキー「心配するな!」

オレスキー「この国の運命を俺様の体が握っていると思うと、ゾクゾクするぞ!」

オレスキー「俺様が死ねばこの国も、日本も壊滅する! 誰も手出しはできな」



ド ワ ォ !!!!


オレスキー「むお!?」

ナマケルダ「な、なんですか一体!?」



「わはは、こいつはすげぇ威力じゃ!!」

「ああ〜! 私のお城が〜!」
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/21(日) 14:35:35.93 ID:70Sca5+gO
オレスキー「戦車だと!? ばかな、どこから現れたのだ!?」

ナマケルダ「まさか迷わずぶちこんだと言うのですか?」


将造「こら〜あ! ひめ! とっとと次弾を装填せんかい!!」ガスガス

ひめ「痛い痛い!! あたま蹴らないで!?」ガチャガチャ

ひめ「装填!」

将造「ファイヤー!!」


ドワォ!! ドォ!!

99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/21(日) 14:41:46.03 ID:70Sca5+gO
ナマケルダ「こら、チンピラ! 一体なにやっとるんですか!?」

将造「!!」

将造「あいつはこの前の……今度こそ逃がさんでー!! ひめ、左じゃ左に回れ!!」ガスッ

ひめ「だからなんでいちいち頭蹴るの!?」

将造「これが正しいやり方なんじゃボケ!! 今度こそぶっ殺してやるわ〜!」

ナマケルダ「ちょ、あなたたち正気ですか!?」

将造「うるせえ!! わしは最初から正気じゃ!!」カチッ


ド ワ ォ !!!!
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/21(日) 14:51:12.77 ID:70Sca5+gO
ひめ「将造〜! 私たちはあくまで陽動だって言われたじゃん! オレスキーが怒って核を爆発させたらどうすんの!?」

将造「わはは、退かねぇと轢き殺すぞ!!」ズドドドド

ひめ「ああ〜 ダメだぁ! やっぱり来るんじゃなかった〜!」

リボン「誰かこの人を止めてですわ〜!」



ーー


いおな「タイガー、大丈夫ですか? あの人本気でやってますよ」

赤尾「やらせとけばいい、どうせ極道とプリキュアが勝手に暴れてるだけだ」

赤尾「オレスキーがもし体内に埋め込んでいるのが起爆装置なら、核ミサイルは別の場所にあるはずだ!!」

赤尾「騒ぎが大きくなればそれだけこっちは動きやすい!」

拓三「ならいいすけど……若は一筋縄ではいきませんよ」

めぐみ「あのひめって子、だいじょうぶかなあ」

101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/21(日) 15:04:17.95 ID:70Sca5+gO
将造「どけどけ〜!」

将造「!! 止まれ!!」ガスッ

ひめ「わあっ!?」

ギャアアア……ドワワ

将造「きさまがオレスキーか!!」

オレスキー「お前ら止まった所を見ると、俺様を殺せばどうなるか知っているな!?」

ひめ「あ、あれが人間核ミサイル」

将造「そこを退いた方がいいぜ、また動き出すかもしれんぞ」

オレスキー「やってみろプリキュア! きさまにそれほどの度胸があるか?」

将造「」ぴくっ

ひめ「あ」

オレスキー「日本を吹き飛ばすだけの根性などきさまにはない!!」

将造「ひめ……」

ひめ「将造!? だ、だめだよ!!」

オレスキー「最初から人間は持っている器が違う! きさまらクズのプリキュアどもは俺様にひれ伏すしかないのだ!!」

リボン「あ、あの男! それ以上将造を刺激したら……」

オレスキー「俺様の前にひざまずけ! 今のきさまに出来ることはそれだけだ!!」

将造「ひめ、どけ〜!」

ひめ「将造、ダメだよ!! ここは一旦引こう!?」

将造「どれ程の器か見せてもらおうかい!?」

ひめ「あかん、みんなふっとんじまう!?」
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/21(日) 15:08:31.48 ID:70Sca5+gO
ひめ「将造〜、やめて〜!!」ぐぐぐ

将造「うお〜! ぶっ殺してやる!!」

ガガガガガガ

ひめ「あいつは人間爆弾だ!! あいつを殺しちゃったら日本が吹っ飛ぶ〜!!」ぐぐぐ

将造「ウオオ!!」





将造「核が怖くて、プリキュアがやってけるかぁ〜!!」





103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/21(日) 15:14:09.91 ID:70Sca5+gO
グワァア!!


ひめ「ああ〜!核爆発だ〜!!」

ドギャァアア!! グシャ!!

ひめ「」

リボン「」ぶくぶく

将造「……」

ひめ「あ、あれ? 将造!?」

将造「騒ぐな!!」

将造「なめたまねしくさりおって!!……見ろ!」

ひめ「あ……」

将造「人形じゃ!!」

ひめ「ロボット……!?」
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/21(日) 15:19:15.17 ID:70Sca5+gO
ひめ「将造はあいつがロボットだって気づいてたの!?」

将造「当たり前じゃ!! 奴の目は死んどったわい!!」

リボン「さ、流石将造ですわ……」

将造「あんなもんでビビって、安く見られてたまるか!!」カタカタ

ひめ「……ん?」

将造「」カタカタカタカタ

ひめ「将造!! あんた本当にあいつがロボットだって知ってたの!? ただ意地を張っただけじゃないの!?」

将造「バ、バカタレ!!」

リボン「こ、こんな所にいたら命が幾つあっても足りないですわ……」ガタガタ
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/21(日) 15:32:41.64 ID:70Sca5+gO
『いい度胸だなプリキュア! 誉めてやるぞ!』

ひめ「な、なに!?」

将造「騒ぐな! ただの放送じゃ!!」

『だがもうここまでだ、大人しく降服しろ!』

将造「へへへ、お前こそ俺の前に出てこいや、チンポ舐めさせてやるぜ!!」

『それ以上やれば取り返しのつかんことになるぞ!』

将造「ひめにも言ったがなー、俺は取り返しのつかない事は大好きなんだ!!」

『バカめ! お前らの命は既に、俺様の手の内にあるのがわからんのか?』

将造「カッコつけてねえで、やってみろ〜〜〜!!」


カチッ




 ド ワ ォ ! ! ! ! ! 




106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/21(日) 15:37:15.01 ID:70Sca5+gO
将造「ムオ」

ひめ「ぎゃああ 床が崩れる〜!!」

リボン「ああ〜!?」


ゴゴゴゴゴゴゴ!!!!

ドドド!! バキバキ

ズズゥン……


チョイアーク1「チョイ、チョイ!! (三階下で止まった! 非常口から回れ!)」

チョイアーク2「チョイ?(死んだかな?)」

チョイアーク3「チョチョイ(生きてたらバケモンだ)」


107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/21(日) 15:54:31.76 ID:70Sca5+gO
グワッ!!

チョイアーク「!?」

将造「殺るんならとっとと殺らんかい!!」ドワ

プリンセス「ウオオ こうなったらもうヤケだぁ〜!!」ドワワ

リボン「わはは、もうめちゃくちゃですわ〜!!」ズオ


ズギャ!! ドォ!!


チョイアーク「ぎゃん!!」

将造「おら〜! 行くぞ〜!!」ズドドドド


将造「極道マシンガン!!」ドワ
プリンセス「プリンセスガチンコツインマグナム!!」ドワワ

ドワォ!!!

チョイアーク「ああ」
チョイアーク「ぎえ〜!」
チョイアーク「ぎゃん!!?」


プリンセス「もう!! やっぱりパワーが低くなってる!」

リボン「プリンセス〜! これを使うですわ〜!!」つロケラン

プリンセス「リボン!? そんなものいつのまに」

リボン「将造が持ってけって言ってたですわ」

プリンセス「そ、そんなこと言っても使い方が」

将造「んなもん適当に引き金引きゃ勝手に出るわ!! 早くしろ〜! 殺されるど!!」ズワオ

プリンセス「ああ、もうどうにでもなれ〜!!」グワォ


カチッ


ドワーーーーーーーーーーッッッ!!!


チョイアーク「「「「ぎ ゃ ん ! ? 」」」」
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/21(日) 16:03:46.04 ID:70Sca5+gO
将造「わしらを誰やと思うとる!!」

将造「極道プリキュアやど〜〜〜!!!!」



ズガガガガガガガガガガガガガ!!!!!



ひめ「ウオオ〜〜〜〜〜!!!! 将造、上だ〜〜!!」ドガガガガガガガ


将造「」ジャキン


将造「プリキュアニーミサイル!!!!」ドワーーーーーーーーーーッッッ!!!



ドン!!
ドワワ
ズワ
アギャー
ドオオッ!!
アア
ギャンッ


…………
………………………


109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/21(日) 16:11:17.47 ID:70Sca5+gO
ゆうこ「さ、さっきから凄い音だね」

三太郎「ありゃーたぶん下からだぜ、もしかしたら戦車が落っこちちまったのかもな」

いおな「……!!」

めぐみ「だ、大丈夫なんですか? その、将造さんとひめは」

拓三「ああ、若ならたぶん平気だろ。お嬢ちゃんは……どうかねー?」

三太郎「もしかしたら死んだかもな」

いおな「……」

いおな「……!!」きっ

いおな「すいません! 私、行ってきます!!」

めぐみ「へ? いおなちゃん!? ちょっと……」

いおな「すぐにもどるから!!」ダダッ

ゆうこ「いおなちゃん!!」

赤尾「放っておけ、もう間に合わん! 我々はこのままミサイルを探す!」

赤尾「……しかし、あの子が一番冷静だと見たが、意外に熱いんだな」
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/21(日) 16:19:38.52 ID:70Sca5+gO
ファントム「そろそろ奴等が来るぞ」

オレスキー「……」

ファントム「オレスキー、お前は奥の部屋に引っ込め」

オレスキー「バカな! この俺様に退けと言うのか!? そんなことをしたらわざわざ人間核爆弾になった意味が無くなる!」

ファントム「やつらは特別だ。あれは普通のプリキュアではない」

ファントム「完全にくるっている」

オレスキー「そんな筈はない。核の前には全ての人間は無力だ〜〜〜〜!!!!」



ズワォ!!!!



111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/21(日) 16:25:45.70 ID:70Sca5+gO
赤尾「うっ!?」

めぐみ「こ、これは……?」


ズズン


ゆうこ「こ、これが全部核ミサイルなんですか!?」

めぐみ「これだけの数のミサイルが爆発したら」


赤尾「奴が死ねば、日本全土が吹っ飛ぶ!!」


ーー


将造「待たせたな、約束通りチンポ舐めさせてやるぜ!!」

オレスキー「よくぞここまで来た! 面白いものを見せてやる!!」ジャキン

プリンセス「爪が!?」

将造「面白ぇオモチャ持ってるじゃねぇか!」

オレスキー「ムッ!!」ズシュ

将造「!?」

プリンセス「自分を傷つけた……!?」
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/21(日) 16:31:36.14 ID:70Sca5+gO
ゴゴゴゴゴゴゴ……


めぐみ「ミ、ミサイルが動き出した!?」

赤尾「いかん、将造に、奴との戦いを止めさせるんだ!」

拓三「んなこと言っても向こうに行ったのは紫の髪の嬢ちゃんだけだぞ!?」

ゆうこ「い、いおなちゃん……」

ーー

いおな(は、早く……! なんだか猛烈に嫌な予感がする……!!)ダダダダダ

ーー


将造「貴様、なんのつもりじゃ!?」

オレスキー「俺様の体に傷をつけたらどうなるか……よく見ろ!!」


ドドドドドド!!!


リボン「ま、まさかぁ〜!!」

プリンセス「ミサイルが発射されたのかぁ〜〜!!!?」


113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/21(日) 16:45:09.91 ID:70Sca5+gO
いおな「ああ、か、核ミサイルが発射される!!」


オレスキー「日本壊滅の時を見ろ!!」

オレスキー「きさまらのような無能な人間が俺様に逆らえばどうなるか、その目を見開いてよく見ろ!!」


プリンセス「ミサイルがぁ〜!! ……ってあれ?」

プリンセス「なんで、なんで町の方に」




――――――― ド ワ ォ ! ! ! ! ! 





将造「……」

リボン「あ……ああ、町が……町が……」

プリンセス「」



ーー




赤尾「核ミサイルではない……?」

赤尾「これは全てただのミサイルか!!」

めぐみ「で、でも、町が……ブルースカイ王国の町が一瞬で……」

ゆうこ「ひどい……」
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/21(日) 16:51:37.41 ID:70Sca5+gO
オレスキー「ふ……ふは、ふははははははは!!」

オレスキー「どうした? 核ミサイルでなくてガッカリしたか? だがなー、もしあれが核だったら今頃ここも蒸発してしまったぞ!」

将造「……」

プリンセス「……」

オレスキー「だが、これで分かっただろう!? きさまら低脳のクズどもが幾ら俺様に向かっても、俺様を倒せはしない!!」

オレスキー「この俺様には誰も手出しはできない! 例え神であろうと、仏であろうとな!!」

115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/21(日) 16:56:34.27 ID:70Sca5+gO
オレスキー「さぁ〜! ひざまずけ!! 土下座して俺様に許しを乞え〜!」



「「クソガキが……」」



オレスキー「……ん?」

オレスキー「今……なんと言った?」




将造「……」
プリンセス「……」



ジャキン!!



オレスキー「!!??」
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/21(日) 16:58:43.33 ID:70Sca5+gO






将造&プリンセス「 ク ソ ガ キ ャ ア !!!!! 」






117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/21(日) 17:08:20.65 ID:70Sca5+gO

ズガガガガガガガガガガガガガ!!!!!
ドガガガガガガガガガガガガガ!!!!!


将造&プリンセス「ウオリャアア〜!!」グワッ

オレスキー「うお!」

バスッ!!

オレスキー「ギャアアア!? 手が〜!?」


ーー


ゆうこ「タイガー! またミサイルが〜!」

赤尾「まだか!?」

拓三「もう少し……!!」


ーー


ドガガガガガガガガガガガガガ!!!!!
ズギャ!! ドオオッ!!


オレスキー「あ、ああ」

オレスキー「プ、プリキュア……俺様が傷つけばミサイルで町は吹っ飛び、俺様が死ねば核が爆発するんだぞ!?」


将造「まだ言うか、おのれは〜!!」グワッ
プリンセス「もう、爆発してんだろ〜がぁ〜!!!」グワォ


リボン「ひ、ひめがブチキレたですわ……」



「「吹っ飛ばせるなら、吹っ飛ばしてみろ〜!!!!」」ドガガガガガガガ!!!


リボン「ひめ〜!」


118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/21(日) 17:20:20.38 ID:70Sca5+gO


将造「わしは 核 爆 発 見たかったんじゃ! だのに、あないな線香花火でごまかしおって!!」オメメグルグル

ひめ「きさまのような外道はもう一度あの世から出直してこいやぁ〜!!!!!」オメメグルグル


オレスキー「あ、ああ」


将造「はったりばかりかませおって!!」
プリンセス「やるんならさっさとやれやぁ〜!!」

オレスキー「くるっている……」

将造「きさまのような肝の小さい男は自分では死ねん!!」グワッ

プリンセス「私たちがぶっ殺してやるわぁ〜!!」グオオ


オレスキー「あいつらは く る っ て い る !!!!!」



―――― ド ワ ォ ! ! ! ! ! 



119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/21(日) 17:24:26.10 ID:70Sca5+gO
つづく

もっと取り返しのつかないことを書きたい(オメメグルグル
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/21(日) 19:03:34.41 ID:4za4/cj60
面白いな
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/21(日) 19:18:37.79 ID:3aq3gqEOo
これ以上取り返しがつかない話とは一体…
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/22(月) 01:37:45.03 ID:3hpyWw77O
よくも…よくもこんな面白いもんを書いてくれたの〜〜!!!
乙じゃ!!
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/22(月) 08:18:24.33 ID:HaUNIgudO
>>121
すばらしいことだよ

拓三「終了!!」

めぐみ「早く爆破を!!」

ピッ


 ド ゴ ォ ー !!!


ゆうこ「やった! うまくダルマ落としになりました!」

赤尾「ふう、流石は爆破のプロ」

グラさん「この城は使いもんにならねーな」

赤尾「しかしここに核ミサイルはなかった……それどころかこの城全てがまるで兵器工場のように改造されていた」

三太郎「そういや封印された人間が一人もいなかったな」

赤尾「まさか……」

赤尾「クイーンミラージュと側近のファントムは何処に行った?」

124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/22(月) 08:28:12.72 ID:HaUNIgudO
オレスキー「く、来るなぁ〜! これを見ろ!」バッ

オレスキー「核ミサイルの起爆装置だぞ! 起爆装置はミサイルとリンクしていて俺様が死ねば、爆発する!」

将造「軍隊にいたとき、お前みたいな人間を、よう見たよ」

オレスキー「!?」

将造「よほど欲求が満たされないんじゃろう、そいつらは……銃を持たせると、急に強気になりよる」

プリンセス「……」

将造「その銃がでかけりゃでかいほど、人が変わったように相手に突っかかっていき! 自分を誇示したがりよる!」

将造「しかし、相手が自分以上の器だと、もうだめじゃ! ガタガタ震え、怯え……鳴きよる。 鳴いたら終いじゃ」

オレスキー「ふざけるな、きさまは起爆装置以上の器だとでも言うのか!?」
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/22(月) 08:37:13.56 ID:HaUNIgudO
将造「ほうじゃ! わしゃ極道やど! 極道にチャカも核もプリキュアも関係ねえ!」

将造「死んでなんぼの人生じゃ!!」

オレスキー「あ、ああ……」

プリンセス(この人は、どこまで計算して動いてるんだろう……)

プリンセス(ただ暴れるだけじゃなくて、根っこにしっかりした信念を持って戦ってる。だから自分が死ぬことなんて全然たいしたことじゃないんだ)

プリンセス(もし将造に会わなかったら、私もオレスキーのように自分を大きく見せるだけの戦いをしていたかも)

プリンセス「オレスキー、あんたに核ミサイルを発射する度胸はないよ」

プリンセス「ミサイルの場所を言って。そうすれば核ミサイルの重圧から解放されるよ」

将造「遊びの時間は終わった! 起爆装置を解除する方法は!?」

オレスキー「か、解除は……」



ドドド……


将造「……!」はっ


将造「ふせろ!!」バッ

プリンセス「え!?」



ドワーーーーーーーーーーッッッ!!!!
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/22(月) 08:47:41.34 ID:HaUNIgudO
ミサイルサイアーク「サイッアーク!!」

ズドドドド!!!

将造「なんだ!?」

リボン「サイアークですわ!!」

プリンセス「こ、こんなタイミングで!?」


愚かな裏切り者、オレスキーよ……


オレスキー「お、お前は〜!!」

いおな「あいつ……!」


幻影衆総帥 ファントム!!!


いおな「お姉ちゃんの仇……!」

オレスキー「ファ、ファントム……」

ファントム「オレスキー、きさまは我々にこう大口を叩いたな? 核の力で世界を絶望に染めると」

ファントム「クイーンミラージュはお怒りだ……。きさまのていたらくには失望した。よってきさまには最後の任務を与えると仰った」

オレスキー「な、なにを……? うっ!?」

将造「なんだ、変な光が奴を包んだぞ!?」

リボン「あれは転移魔法!? いけないですわ! 早く止めないと……」

オレスキー「ウオオ〜!」

シュンッ!!

プリンセス「ああ」

リボン「ま、間に合わなかった」
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/22(月) 08:51:33.88 ID:HaUNIgudO
将造「おい、クソガキ! あのゴミを連れていってどうするつもりじゃ!?」

ファントム「起爆装置に相応しいステージに移動しただけだ。後はその役目を果たすのみ」

プリンセス「ま、まさか……」

ファントム「そう、核ミサイル発射場、即ち我ら幻影帝国本拠地、蛇牙城(ベガゾーン)に移動したのだ!!」


プリンセス「蛇牙城(ベガゾーン!?)」


128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/22(月) 08:56:26.57 ID:HaUNIgudO
蛇牙城


ミラージュ「オレスキー、あなた私に大口を叩いた癖に情けないのね」

オレスキー「むお〜! ぐおおー!?」

ミラージュ「自分の発言には責任を持ちなさいな。早く核ミサイルにオレスキーを取り付けよ!!」


ミラージュ「これが本当の人間核ミサイルだ〜!!」グワッ


129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/22(月) 09:03:38.70 ID:HaUNIgudO
プリンセス「そ、それじゃ私のお城は……」

ファントム「ただの兵器工場に改造したのだ。おかしいとは思わなかったか? なぜ封印された城の人間が一人もいなかったのか」

将造「そのベガゾーンってところかぁ〜!!」

ファントム「お前たちの言う通り、遊びの時間は終わった! これより幻影帝国は日本に向けて核ミサイルによる攻撃を行う!」

将造「……させねぇ! きさまらの思うようにはさせねぇぜ!!」

プリンセス「そ、そうだよ! 日本を壊されてたまるもんか!!」

ファントム「今さら何をしようが間に合わん! 日本壊滅の時を歯噛みしながら待つが良い」


いおな「させるかぁ〜〜!!」バッ


ファントム「!?」

プリンセス「氷川さん!?」
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/22(月) 09:07:52.84 ID:HaUNIgudO
いおな「ファントム!! お姉ちゃんの仇!!」つベレッタ


ドギュ ドギュ!!
バスッ!!


ファントム「ぐわぁ!? め、目がぁ〜!!?」グオオ

プリンセス「け、拳銃って……」

将造「ほう! なかなか良い腕じゃねーか」

いおな「くっ! あの程度じゃあいつは」

ファントム「うぎゃあ! 殺せ〜!! やつらを皆殺しにしろ〜!!」

サイアーク「グワァアアア!!」


将造「いくぞ、ひめ〜!!」

プリンセス「おう!!」

131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/22(月) 09:25:01.70 ID:HaUNIgudO
サイアーク「サイッアーク〜!!」

ズガガガガガガガガガガガガガ!!


将造「ミサイルマシンガンか、上等じゃあ!!」

将造「アームチェンジ!!」ズオ


将造「極道ファイヤーアーム!!」シャキィイン

将造「こいつで残らず焼き払ってやるわぁ〜!!」ゴォオオオオオオ!!

プリンセス「こっちもいくよ! プリンセス……トルネェェエド!!!」ゴァアアアアアアア!!!

ズゴォオオオオオオオオ!!


将造「くそったれ! やっぱりパワーが落ちとる!」ぐぐぐ

プリンセス「こ、このままじゃ押し負ける〜!!」ぐぐぐ


「フォーチュンスターバースト!!」ドワーーーーーーーーーーッッッ



プリンセス「!? あなた……」

フォーチュン「プリンセス! しっかりしなさい!!」

フォーチュン「ここで負けたら日本が吹っ飛ぶ!! 絶対に負けられないのよ!!」

プリンセス「キュアフォーチュン……。う、うん! そうだよ! 負けちゃダメだよ!」

将造「ほうじゃ! わしらが負けてたまるか!! 行くぞお前ら、もう一押しじゃあああああああ!!!」グワォ


「「「吹き飛べぇえええええええええええええ!!!!」」」







――――ドワーーーーーーーーーーッッッ!!!!

132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/22(月) 09:31:35.08 ID:HaUNIgudO
ブルー「また一人……」

ブルー「また一人、プリキュアの力が進化しようとしている」

ブルー「人類の進化とは……プリキュアとは……」


ーー


サイアーク「さ、サイアーク……」グラ


フォーチュン「やつの体勢が崩れた!!」グワォ

将造「いまだ 畳み掛けろぉ〜〜!!」ズオ

プリンセス「ウオオ くたばりやがれ〜〜〜〜!!!」ドワォ



「プリキュア! ニーミサイル!!!」ドワーーーーーーーーーーッッッ

「プリキュア! ブルーハッピーシュート!!」ドワーーーーーーーーーーッッッ

「プリキュア! スターダストシュート!!」ドワーーーーーーーーーーッッッ




サイアーク「あ、ああ〜」


ズギャゴォオオオオオオ!!!


サイアーク「ぎゃん!!!」



 
 ド ワ ォ ! ! ! 




133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/22(月) 09:40:34.57 ID:zi8DcScZO
プリンセス「はぁ、はぁ、す、すごい、今の力は普段の数十倍は出てたよ」

フォーチュン「こ、こんな底力が私にあったなんて」

将造「ボケッとしとる場合か! 早くベガゾーンに行くぞ!!」

プリンセス「で、でも、何処にあるのかわかんないよ!」


『ベガゾーンの場所なら人工衛星で特定した!』ザザッ

フォーチュン「タイガー!?」

将造「無線か!」

『その地点から北西十キロに巨大建造物を確認した!! ミサイル発射場らしき施設もある!!』

将造「十キロだと」

フォーチュン「い、今からじゃとても間に合わない」

プリンセス「諦めちゃだめ!!」

プリンセス「まだ、何か手はあるよ! 最後まで考えようよ!」

フォーチュン「プリンセス……」

将造「よう言ったひめ!! それでこそ岩鬼組の一員じゃ!!」
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/22(月) 09:45:29.51 ID:zi8DcScZO
フォーチュン(これがあの最弱のキュアプリンセス? この前とはまるで別人……一体なにが)

リボン「そうですわ! この新たなプリカードで……!」

プリンセス「貸して! ……お願い! プリキュアの力が本当に人の意思で強くなるなら……!」


プリンセス「あたしに力を貸して〜〜〜〜!!!」ドワ


カワルンルン♪




プリンセス「サイクロン・アニマルアーミー!!!!」ドワーーーーーーーーーーッッッ!!!




135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/22(月) 09:48:03.62 ID:zi8DcScZO
ズギャ
ゴゴゴゴゴゴゴ!!!


将造「な、なんじゃ!!」

フォーチュン「こ、この揺れはぁ〜!!?」



ボォーーーーーーーーーーーーーッッッッッ!!!!




将造「汽笛!?」

フォーチュン「あ、あれは」

リボン「ああ〜!」


136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/22(月) 09:54:00.79 ID:zi8DcScZO



将造「ウオオ なんだこれは!?」

フォーチュン「蒸気機関車……いや、戦車!?」

リボン「もうわけがわかりませんですわ〜!!」


プリンセス「みんなー!! 早く乗って〜!」


将造「ひめ〜! なんじゃそのでかいおもちゃは〜!!?」

プリンセス「何でもいいから早く乗って〜! これ私だけじゃ動かせないよ〜!」

将造「わかった!! すぐに乗り込むぞ! ほら、お前らもさっさとついてこんかい!」ぐいぐい

フォーチュン「わあっ!?」

リボン「なんだかものすごく嫌な予感がするですわ」
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/22(月) 09:59:57.51 ID:zi8DcScZO


ズギャギャギャギャギャ!!


将造「わはは、こいつはええのう!! これならあっという間に目的地じゃ!!」

将造「むっ?」

ズズズズズ……

将造「こらーあ!! スピードが落ちとるぞ!! かま焚きはしっかり働かんかぁ〜!!」

リボン「ヒイヒイ!!」ガシュッガシュッ

フォーチュン「な、なんで今時蒸気機関なのよ」ガシュッガシュッ

プリンセス「ああ〜! 顔中煤だらけになる〜!」


待って〜!


将造「ああん!?」


ラブリー「置いてかないでー!」
ハニー「私たちも一緒にいきまーす!」


将造「雑用が増えたのう……」ニヤー


138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/22(月) 10:02:29.97 ID:zi8DcScZO
休憩します
実はまだ中盤なんです
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/22(月) 15:32:36.69 ID:eyxxcNkXO
拓三「タイガー、若と嬢ちゃんたちだけでほんとに大丈夫すかね?」

赤尾「信じるしかあるまい。この先は彼らの力を信じるしか……」

赤尾「頼んだぞプリキュア!!」


ーー


ベガゾーン


ファントム「グワァ! おのれプリキュア〜!! よくも俺の目を……」

ナマケルダ「あらら、なんだかめんどくさそうな事になりましたねえ」

ホッシーワ「普段は偉そうな割りに人並みにいたがったりするのねぇ」

ファントム「きさまら〜……!!」


『下らない争いはそこまでにしなさい』


「「「ディープミラー様!!」」」


『既にプリキュアどもはこのベガゾーンに向けて進撃を開始しました。今はちょうど市街地跡を走っている筈です。なんとしてでも核ミサイル発射までには始末しなさい!』

ミラージュ「そういうこと、全部隊を率いてプリキュアたちを迎え撃ちなさい」


ナマケルダ「承知しました」

ホッシーワ「今度こそやつらを」

ファントム「地獄に叩き落として見せましょう!!」
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/22(月) 15:45:39.04 ID:eyxxcNkXO
市街地跡

フォーチュン「こ、これは……!」

将造「ICBMクラスのミサイルが直撃したんじゃ、ここら一帯は瓦礫の山だ!!」

ラブリー「ひどい、ひどすぎる……!?」

プリンセス「あ、あれって」

ハニー「見ちゃだめ!!」

将造「やめとけ、いつか直視しなきゃならんのじゃ、だったら早い内に見とったほうがええ」


死屍累々……凄惨な光景がひめの両目に直撃した!!

あるものは上半身と下半身が泣き別れ、あるものは四肢がバラバラに吹き飛んでいた!

まさに地獄……地獄の再現である!!



プリンセス「ウヴォエエエエエエ……!!」


リボン「ひめ〜!!」

将造「どあほ!! 中で吐くんじゃねえ!!」

ハニー「そんな、無茶言わないでくださいよ……」サスサス

ラブリー「ひめ、ちょっと向こうで休もうね」


プリンセス「ぶぷっ……!? えろろろろろろろ」


フォーチュン「おのれ幻影帝国……!! 絶対に許さない!!」

将造「目についた死体は拾っとけ」

フォーチュン「え?」

将造「野ざらしはさすがにかわいそうじゃからのう」

ラブリー「そうですね、せめて戦いが終わったらちゃんと弔ってあげなきゃ」


141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/22(月) 15:54:06.22 ID:eyxxcNkXO

ファントム「来たぞ! 身の程知らずどもが!」

ホッシーワ「今日こそは八つ裂きにしてやるわ〜!」

ナマケルダ「陸戦サイアーク軍団、前進ですぞ!!」



『サイアアアアクウウウウウウウウウウ!!!!』



将造「きおったぞ雑魚どもが!! 雁首揃えやがって! まとめてぶち殺しちゃる!!」

リボン「だいじょうぶ?」

プリンセス「だ、だいじょうぶ……戦えるよ」

フォーチュン「ここを乗りきればベガゾーンよ!!」

ハニー「絶対に負けられない!!」

ラブリー「いくよ、みんな!!」

将造「二連装砲用意じゃ!! 外すなよ〜!!」

グラさん「任せろ! ターゲットは敵軍団の中央」


プリンセス「よし、ぶちかませ〜!!」グワァ



ドワーーーーーーーーーーッッッ!!!



142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/22(月) 15:59:30.16 ID:eyxxcNkXO
ファントム「あれもプリキュアの力なのか?」

ナマケルダ「なんとも不細工な造形ですな」

ホッシーワ「あの形状は小回りがきかないはず! 回り込んで押し潰せ!!」


グオオオオオオオオ!!!


ハニー「左右に回り込まれました!!」

フォーチュン「まず正しい選択ね、でも……」

将造「きさまらプリキュアの力をなめるな!! ひめ〜!!」

プリンセス「がってん!! ラブリー! そっちのレバーを!!」

ラブリー「了解!!」


「「チェンジプリキュアアアアアアアアア!!」」ドワ!!




143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/22(月) 16:07:02.91 ID:eyxxcNkXO



ファントム「な、なんだと!!?」

ナマケルダ「変形した〜!!?」

ホッシーワ「あれは巨大ロボットだったのかぁ〜!!」


将造「さあやれプリキュアロボ!! サイアークを皆殺しにしろ〜!!」



ブオーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!



プリンセス「ウオオ いつもよりかま焚きが必要だ〜!!」ガシュッガシュッ

フォーチュン「な、なんで巨大ロボットが蒸気機関で動くのよ」ガシュッガシュッ

ラブリー「しゃべってる暇がないよ〜!!」ガシュッガシュッ

ハニー「九時の方向からミサイル攻撃!!」

将造「任せろ!! ミサイルごとぶっとばしてやるわ〜!!」グオオオオオオオオ


ドギャ!!

ズワオ!! ドオオ!!

ぎゃん!?

ドワォ!!


144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/22(月) 16:17:16.70 ID:eyxxcNkXO

ナマケルダ「右の隊列が崩壊しましたぞ!!」

ファントム「ばかな、なんて威力だ」

ホッシーワ「まさに鉄の巨神!!」

ディープミラー『怯むな!! 絶えず攻撃し続けるのです!!』

ミサイルサイアーク「グワォ!!」

ガトリングサイアーク「グワッ!!」

戦闘ヘリサイアーク「アギャ〜!!」


ズドドドドドドド!!


ラブリー「ハニー!! プリンセス!!」

ハニー「任せて!! いくよプリンセス!!」

プリンセス「おっけい!! プリンセスバリアー!!」ドワ

ハニー「ハニーバリアー!!」ズワ


ズオオオオオ!!


ファントム「バリアーだと!? こざかしい真似を」


将造「持ちこたえろ! その間に敵のどてっぱらに風穴を空ける!!」


将造「プリキュアドリル!!」ズオ


将造「極道ドリルハリケーン!!!」ズギャギャギャギャギャ!!!



アギャ
ギャン!?
ヒエ〜

145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/22(月) 16:21:57.94 ID:eyxxcNkXO
ラブリー「中央に突破口が開いたよ!!」

フォーチュン「左右に散開したのが仇になったみたいね」

将造「そのまま全速前進じゃ!! プリキュアミサイル全方位発射〜!!!」グオオオオオオオオ



ドワ
ズワオオオオオオオオ!!!
ドギャ!!!


ナマケルダ「ああ〜 崩壊する!!」

ファントム「第一陣がこうも容易く突破されるとは」

ディープミラー『だが敵の手の内は読めました!! 第二陣で止めをさしてやりなさい!!』

146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/22(月) 16:31:23.97 ID:eyxxcNkXO
リボン「次の戦列が見えましたわ〜!!」

グラさん「ベガゾーンまであと少しだ!! なんとしてでも突破するんだ!!」

キャノンサイアーク「グオオ!!」
キャノンサイアーク2「グワッ!!」


ズド
ドギャ!!
ズワォ!!


将造「ムオ!?」

フォーチュン「やつら遠距離攻撃に切り替えた!?」

将造「こっちも砲撃じゃ!! 撃って撃って撃ちまくれ〜!!」


ドワ
ドワォ!!
ドワーーーーーーーーーーッッッ!!!


147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/22(月) 16:42:16.33 ID:eyxxcNkXO
ズワォ!!
ドギャ!!


グラさん「うぐぐ 敵の攻撃が激しすぎる!!」


ドワォ!!

リボン「ああ〜 蒸気管が!!」

プリンセス「タオル貸して!!」

リボン「プリンセス!? 近づいたら大火傷しますわよ!?」

プリンセス「わたしは不死身だ〜!!」がしっ


しゅおおおおおおおおおお!!


ラブリー「素手で蒸気管の噴出を止めた」

ハニー「ひめちゃんも充分ぶっとんでるよね」

将造「いいぞひめ! 後もう少しだ〜!!」


将造「戦争は怯んだら敗けじゃ!! 攻撃は先手必勝! 撃ちまくれば、いつかはくたばる!!」


フォーチュン「全弾ありったけをくらえ〜!!」ガシュッ


ドワーーーーーーーーーーッッッ!!!!





148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/22(月) 16:45:25.79 ID:eyxxcNkXO
ファントム「なぜだ、なぜやつらはとまらんのだ〜!!」グオオ

ホッシーワ「あれだけの砲撃を受けてまだ動けるなんて」

ナマケルダ「恐るべしプリキュア! まさに化け物」

ディープミラー『いや、あのばく進もそう長くは続かないでしょう』

ファントム「どういうことですか?」

ディープミラー『その答えは次の攻撃で明らかになります!!』



ドワォ!!!


149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/22(月) 16:50:13.42 ID:eyxxcNkXO
プリンセス「な、何!? この衝撃は」

将造「これは……しまった、やられた!!」

ラブリー「な、なにがですか」

将造「下からの衝撃……つまり地雷じゃ!!」

フォーチュン「地雷原!!」

ハニー「まさか そこまでやるなんて」

リボン「い、今の攻撃で動きが止まりましたわ!!」

将造「まだ致命傷じゃない!! すぐに体勢を整えるんじゃ!!」

グラさん「たいへんだ!! 今の爆発で燃料庫が吹っ飛んだ〜!!」

将造「ぬあに!?」

ハニー「そんな」

ラブリー「あと一息なのに!?」


150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/22(月) 16:54:26.13 ID:EYt38FfR0
もうなんでもありというかすごいな
いや面白いからいいんだけど
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/22(月) 16:54:48.59 ID:eyxxcNkXO
ディープミラー『どうやらうまくいったようですね』

ファントム「さすがディープミラー様、あのロボットの形状から燃料庫の場所を想定するとは」

ホッシーワ「燃料がなければやつはただのガラクタだ! プリキュアを皆殺しにしろ〜!!」



サイアーク軍団『グワオオオオオオオオ!!!!』



「な……んだ……ぶ」


サイアーク軍団『!?』
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/22(月) 17:02:09.24 ID:eyxxcNkXO
ホッシーワ「なんだこれは」

ファントム「音楽、音楽が聞こえるぞ」


『南無ァ……陀仏……ナンマイダー!』
『ナン……妙ホウ……ゲーキョー』
『ハンニャーハラ……ミー……心経〜!』
『ぎゃーてーぎゃーてーハラぎゃーてー』


ナマケルダ「ロボットから不気味な音楽……いや、これは」


お経!?



ブオーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!



ファントム「なに!?」

ホッシーワ「あ、ああ〜」

ディープミラー『再起動した!? ばかな、燃料が無くなったのになぜだ!?』
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/22(月) 17:13:02.95 ID:eyxxcNkXO


ドワォ!!
ズワォ!!!
ドワーーーーーーーーーーッッッ!!!


ファントム「な、なんだ〜!? なにがおこったんだ〜!?」

ホッシーワ「まさかこれもプリキュアの力だとでも」

ナマケルダ「ばかな、こんなことが〜!?」


ーー


ボォ!!
ボボボ!ボボボ!!

ラブリー「も、もうかんべんして〜!」

ハニー「ひい!!」

将造「わはは、いいぞ! ジャンジャン燃やせ! 死体は火力が強いからよく燃えるぞ!!」

リボン「南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏……ナンマイダー! ひいい〜!!」

プリンセス「ぎゃーてーぎゃーてーハラぎゃーてー!! うわーん!!」

グラさん「南無妙ほうれんげーきょー」

将造「わしの言う通り積んどいてよかっただろう!!」

プリンセス「ああ〜!! 死んだらぜったい地獄行きだ〜!!」

将造「死体は腐るほどあるんじゃ!! ちょうど火葬になって一石二鳥とはこの事じゃあ!!」

フォーチュン「将造〜!!」

将造「ああん? なんだ?」

154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/22(月) 17:21:40.14 ID:eyxxcNkXO
フォーチュン「あんた鬼か!? ブルースカイ王国の人たちをなんだと思ってるの!!?」

将造「どあほ!!!」

フォーチュン「ひっ」

将造「メソメソしとる暇があったら目の前の敵を潰せ〜!!」グオオ

プリンセス「しょ、将造〜!!」

将造「いいか、ここで死んだらわしら全員犬死にじゃ。核ミサイルは発射され日本は消滅、そして今度は全世界がターゲットにされる!!」

将造「どんな手を使ってでも絶対に勝たなきゃならん!! それがプリキュアの戦いじゃあああああああ!!!」グワァ!!!

ラブリー「将造さん……そ、そうだよ!! ブルースカイ王国の人たちの仇をとらなきゃ!!」オメメグルグル

ハニー「残念だけど、これが戦争なのよね」オメメグルグル

プリンセス「ここまでやったんだ!! ならもう後には退けないよね!!」オメメグルグル



フォーチュン「……うがぁ〜〜〜〜!!!! こうなったら徹底的にやってやるわ〜〜〜〜!!!!」グワオオオオオオオオ


将造「行くぞお前ら〜!!!」


皆殺しだァアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!




155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/22(月) 17:27:37.99 ID:2SDiXoq0O
死体を燃料にロボット動かすなんて…どこからどう見てもプリキュアじゃないか!!

空間支配マダー?
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/22(月) 17:30:21.37 ID:eyxxcNkXO

ドワーーーーーーーーーーッッッ!!!


ナマケルダ「最終防衛ラインが突破されましたぞ〜!!」

ファントム「ばかな、こんな、こんなことが〜!!」

ホッシーワ「ああ〜!! ベガゾーンに衝突する」

ディープミラー『核ミサイルはまだか!? まだ発射しないのか〜!?』



将造「ぶちかませぇええええええええ!!!!!」
グワッ


フォーチュン「ウオオ くらえ!!」


フォーチュン「姉の!!」


フォーチュン「戦友(とも)の!!!」


フォーチュン「そしてブルースカイ王国の人々の怨みのこもった!!!!」




フォーチュン「プリキュア! 怨念パーンチ!!!!!」




ドギャオオオオオオ
ズギャギャギャギャギャ!!!!


ファントム「ああ〜!!」





―――― ド ワ ォ !!!!!!!!





157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/22(月) 17:31:28.49 ID:eyxxcNkXO
ちょっと休憩します
いやあ最近のプリキュアは怖いですね
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/23(火) 10:56:06.38 ID:Dt8dw8lO0
怖いよ。おつ。
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/23(火) 13:30:34.30 ID:r7L+4AJw0
時々入る本家のカワルンルン!とかはそのままで草生える
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/27(土) 14:39:29.22 ID:oEgEH+4wO
続きを書きます
そろそろ話は後編に移る感じです
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/27(土) 14:43:57.00 ID:oEgEH+4wO
蛇牙城 中腹


ホッシーワ「巨大ロボットの腕が外壁にぶち当たった〜!?」

ファントム「おのれプリキュア! クイーンミラージュ様の御城に傷をつけるとは!!」

ファントム「絶対に許さぬ! サイアークを送り込みプリキュアを皆殺しにしろ〜!!」グワッ

ナマケルダ「ロ、ロボットの腕が変型していますぞ!?」

ファントム「!?」

162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/27(土) 14:48:35.13 ID:oEgEH+4wO
キュイイイイイン……


チョイアーク「チョイ?(なんだ)」

チョイアーク「チョイチョイ(掌が開くぞ)」


グワッ!!


『ウオオオオオオオオ!!』


チョイアーク「!?!?」

チョイアーク「チョイ〜!!?(プリキュアだ〜!!?)」


将造「ウオオ 早速お出迎えか!!」グオ

プリンセス「邪魔だ そこをどけ〜!!」グワッ

163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/27(土) 14:55:34.21 ID:oEgEH+4wO
チョイアーク「チョチョイ!!(怯むな、全弾発射で食い止めろ〜!!)」


ズガガガガガガガガ!!!


将造「突撃じゃあ!! 邪魔するやつは一人残らずぶち殺せ〜!!」

ラブリー「ウオオ ラブリービーム!!」ドワ!!

フォーチュン「フォーチュンスターバースト〜!!」ズワォ!!


ドワーーーーーーーーーーッッッ!!


チョイアーク「ぎゃん!?」

チョイアーク「チョイ!?(なんでやつらに弾が当たらないんだ!?)」


将造「弾なんぞ当たると思うから当たるんじゃあ〜!! ウワオオ わしが睨めば地雷の方から逃げ出すわ〜!!」グワ

将造「極道マシンガン!! 一斉掃射じゃあ!!」ズワ


ドガがガガガガがガガガガ!!!!


あぎゃ!!
ぐえ〜!!
ああ〜
ぎゃん!!



164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/27(土) 15:03:13.79 ID:oEgEH+4wO
ハニー「ミサイル 核ミサイルはどこに!?」ドワ

ラブリー「はぁ、はぁ。い、いくらなんでも広すぎるよ」ズワォ!!

将造「こういう場合は大体敵の攻撃が激しい所ほど怪しいもんじゃ!!」ズガガガガ!!

フォーチュン「どこも激しすぎると思うけど!!」ドワーーーーッッ!!

プリンセス「早くしないと……!? な、なに? ここ……」




ゴポポポ……



ラブリー「プ、プリキュア……?」

ハニー「こ、この部屋は〜!?」

フォーチュン「プリキュアが捕らえられているのかあ〜!?」


165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/27(土) 15:12:46.23 ID:oEgEH+4wO
ファントム「よくも暴れてくれたな! プリキュア!!」

プリンセス「お、お前は!!」

フォーチュン「……ファントム!!」

将造「また出おったなガキ!!」

ファントム「きさまらの快進撃もここまでだ。この幻影衆総帥ファントムが塵にしてくれるわ!」

将造「ほざけ やれるもんならやってみろやぁ〜!!!」

プリンセス「将造、待って!!」

将造「なんじゃ!?」

プリンセス「ここは私に任せてみんなは先に行って!!」

フォーチュン「!?」

ラブリー「プリンセス!? 無茶言わないで!? あなた一人だけじゃ勝てないよ! みんなで戦えば……」

プリンセス「もう、時間が足りないんだぁ〜!!」グワッ!!

ラブリー「うっ!?」

プリンセス「誰かがこいつを食い止めなきゃ、ミサイルは発射されちゃう! そうなったら全部終わりなんだよ!?」

将造「……わかった!! ここは任せるぞ」

ハニー「将造さん!?」

将造「ひめ〜!! そのクソガキの相手はお前に任せた!! 派手にぶち殺せ!!」




プリンセス「将造、……ありがとう!!」




フォーチュン「……」
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/27(土) 15:26:30.98 ID:oEgEH+4wO
将造「行くぞ、お前ら」

ラブリー「将造さん! プリンセスを……ひめを置いて行くんですか!?」

将造「聞いとらんかったのかきさまはぁ〜!! ひめが覚悟決めて行け言うたんじゃ!! だったらドンと任せるのが筋じゃろうが!!」

将造「残りたきゃ勝手に残れ!! ここから先はわし一人で充分じゃあ!!」

ファントム「ばかめ!! そう易々と通すと思うかぁ〜!!」


フォーチュン「フォーチュンスターバースト!!」ドワーーーーーーーーーーッッッ!!


ファントム「グオオ!? なんだと!?」

将造「助かるぜ!! ウオオーーーーッッ!!」

ファントム「しまった!!」


プリンセス「フォーチュン……」

フォーチュン「私も残るわ」

ラブリー「え……」

フォーチュン「それなら心配いらないでしょ? だから、ラブリーとハニーは先に行って」

ラブリー「いおなちゃん」

フォーチュン「これでもぴかりが丘最強のプリキュアって呼ばれてるもの、任せて」

ラブリー「……だったら私も!!」

ハニー「ラブリー、あなたは将造さんの後を追って」

ラブリー「そんな、ハニーまで?」

ハニー「ファントムを相手にヒーリングなしじゃきついし、将造さん一人で無理をさせちゃダメだよ」

ラブリー「……」

プリンセス「行って!! ラブリー!! 核ミサイルを止めて!!」


ラブリー「……みんな、死なないでね。……頼んだよ!!」


167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/27(土) 15:31:43.99 ID:oEgEH+4wO
ファントム「ぐぐ、おのれプリキュア……一度ならず二度までも」

プリンセス「プリンセスカッター!!」

ハニー「ハニースタンプ!!」

フォーチュン「フォーチュンスターバースト!!」


ドワーーーーーーーーーーッッッ!!


ファントム「グオオ!? きさまらーーーーッッ!!」


プリンセス「あんたの相手は私たちよ!!」

フォーチュン「ファントム!! 今度こそお姉ちゃんの仇を取らせてもらうわ!」

ハニー「悪いけどおとなしくしてね♪」


ファントム「嘗めるなプリキュア!! こうなればきさまらから八つ裂きにしてくれるわ〜〜〜〜!!」グワッ


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