ドワォチャージプリキュア! 〜戦慄のぴかりが丘〜

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21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/28(火) 00:10:13.71 ID:+OX2JgosO


オオ
鏡に、鏡に人の顔が〜〜〜!


ミラージュ「ブルー! 地球神ブルー!!」

ミラージュ「貴様よくもおめおめと私の前に姿を現せたな〜〜〜〜!!」ぐわっ

ブルー「久しぶりだね、ミラージュ……悪いが君の計画は止めさせてもらうよ」

ミラージュ「なんだと」

ブルー「君は自分のことを優秀だと思い、何でも思い通りにいくと思っているかも知れないがそうはいかない。僕がながい時をかけて集めたプリキュア軍団が君たちを阻止する……」



ブルー「僕は全霊をかけて君の野望を叩き潰す!!!!」

ミラージュ「できるかブルー、地球神ブルー!!!」



今ここに、地球プリキュア軍団と幻影帝国との地上を賭けた戦いの火蓋が切って落とされた!!

22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/28(火) 00:17:51.17 ID:+OX2JgosO
その頃
日本国 ぴかりが丘



リボン「あの将造という方、まさかプリキュアになれるなんてびっくりですわ!」

ひめ「私も驚いてるよ……てゆーかおとこの人でもプリキュアになれるんだね……」

リボン「確かに私も男性のプリキュアは初めて見ましたわ」

ひめ「キュア極道ってなによ……全然プリティでキュアキュアじゃないじゃん……」

ひめ「今朝だって……」


ーー

ブルースカイ王国大使館


パンパンッッッ!!

チョイアーク「ぎゃん!!」
チョイアーク「ああ〜!」

将造「ほー? バケモノでも恐怖っちゅうのは存在するみたいじゃのう〜〜〜!?」

三太郎「アニキ〜! またもってきましたぜ!!」

将造「吊るせ!!」



ひめ「なんであんたたちここに居着いてんのよ!」


23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/28(火) 00:24:25.23 ID:+OX2JgosO


将造「なーに、同じプリキュア同士、仲良くしようじゃねーか!」

ひめ「だからここは私の家だって言ってるでしょ!」

将造「ワシはここが気に入った! 暫くのあいだ拠点として使わせてもらうぞ!!」

ひめ「勝手に……!」


パンッ!!
チョイアーク「ぎゃん!!」

ひめ「ひいっ!? あ、あなたそれ、拳銃……」

将造「チョイアークってのもい〜い声で悲鳴をあげるじゃね〜か。やっぱり人殺しはたまらんのう〜〜〜!」ニヤアア

ひめ「や、やめなさいよ! いくらチョイアークでもかわいそうでしょ!」

将造「やめられんのう〜〜?」

将造「人が死ぬ時の悲鳴がわしの耳から身体中を駆け巡るんじゃ……」ニヤアア

ひめ(く、くるってやがる……!!!)
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/28(火) 00:31:06.59 ID:+OX2JgosO


ブルー「まあまあひめ、元はといえばひめが投げた愛の結晶が彼に当たったのが原因なんだ。今さら文句を言ってもしょうがないよ」

ひめ「神様〜! あなたどっちの味方なのよ〜!」

将造「流石神ってのは話がわかるのう! はっはっは!!」

ブルー「それに、彼の愛は紛れもなく本物……充分にプリキュアになる資格があるということさ」

ひめ「プリキュアの資格って何!? 女の子限定じゃないの?」

ブルー「違うよ」


ブルー「プリキュアになれるのは優秀な女の子か、バカだけさ」


ひめ「やってられるかーーーーーっっ!!」ダダッ


リボン「ああ! ひめ〜! どこに!」



25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/28(火) 00:35:23.95 ID:+OX2JgosO


ひめ「勢いで出ちゃったけど、ほんとこれからどーしよ……せっかく友達を作ろうと思ったのに」

ひめ「……そういえばここどこ? 結構遠くまで来ちゃったけど」


ガヤガヤ


リボン「なんだかさわがしいですわ!」

ひめ「ほんとだ! なになに? 帝辺大学学園祭……? 面白そうじゃん! ちょっと寄ってこーっと!!」

リボン「ああ!? ひめ、まってですわ〜!」

26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/28(火) 00:43:15.16 ID:+OX2JgosO


ひめ「へー! ちょっとしたお祭りじゃん! 出店がいーっぱいあるよ!」

「お嬢ちゃんお嬢ちゃん、僕達帝辺大学写真部なんだけど、今なら無料で一枚撮ってあげるよ?」

ひめ「おお! マジで!? それじゃ一枚撮ってもらおっかな〜!」

「はい、一名様ご案内! それではこちらの部屋にどーぞ!」

ひめ「へへ〜、タダなんてついてるな〜! やっぱりタダは一番だよね! こりゃ日本の将来は明るいな〜!」

ガラッ




「ワハハ、どうだオレの腰使いは〜〜〜!」カクカク

「ああ、イヤ〜〜〜!!」カクカク

「ああ、やめてくれ〜〜〜!!」

「ワハハ、目の前で彼女を(ピー)される気分はどうだあ〜〜〜!」



ひめ「」




27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/28(火) 00:49:37.72 ID:+OX2JgosO
「タダで撮ってやるんだからハメ撮りくらい当然だろ」ぎらり
「お嬢ちゃんかわいいからいい作品がとれそうだぜ」ぎらり


ひめ「ああ〜! に、日本の将来はおしまいだ〜!」ガタガタ


「ぐへへへへ〜〜〜! オレのモノを食らえば二度と他の男じゃ満足できねーぜ! いっておくがオレは十日間風呂に入っていない!」

ひめ「ぎゃああああああ!!? 近寄るな変態〜〜〜!!」

「ぐははロリータ外人モノの華々しいデビューを飾って」


パァン!!


「ぎゃん!!」
「な、なんだ〜!!?」
「うおお頭がふっとんだ〜!」


ひめ「あ、ああ〜! あんたは!」



28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/28(火) 00:53:09.40 ID:+OX2JgosO


将造「こら〜〜あ!! 貴様らワシのツレが随分と世話になったみたいじゃのう!!」

ひめ「将造〜〜〜〜!!」

将造「こいつは駄賃がわりじゃ! 遠慮せずにくらえ〜〜〜!!」


パンッパンパン!!


「あぎゃ!」
「ああ〜」
「ぎゃん!!」



ひめ「」ガタガタガタ
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/28(火) 01:03:42.42 ID:+OX2JgosO


ーー

将造「まったく……ワシが来なかったら今ごろえらい目にあっとったぞ!」

ひめ「しょ、将造……なんで来たの?」

将造「あん? 一応宿を貸してもらってる身分じゃ、これくらいの事をするのが仁義ってもんじゃ!」

ひめ「仁義って……」

将造「心配しなくてもワシの組を乗っ取ったやつらをぶち殺したらさっさと出てくわ!」

ひめ「く、組……。やっぱり将造ってヤクザなの?」

将造「ああ、日本でも有数のヤクザ、岩鬼組の跡取り……は昔の話だけどよ、親父に勘当されて外人部隊で働いとったんじゃ!」

将造「最近岩鬼組が乗っ取られたと聞いてのお! ワシのシマを荒らすなんざふざけたやつらだぜ!」

ひめ「……そっか、将造も自分の国を取り戻すために戦ってるんだね」

将造「ああん?」

ひめ(わたしにはむりかなー。こんな連戦連敗の最弱プリキュアじゃ、王国を取り戻すなんて……)

30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/28(火) 01:18:27.40 ID:+OX2JgosO

ワー!
サイアークダー


将造「むお」

ひめ「サイアーク!? こんな時に……」

将造「どうやら現れたみたいじゃのう……」ニヤアア

将造「ワシのシマを荒らす奴はゆるさん!! いくぞひめ〜!」

ひめ「ああ、ちょっと待ってよ!」


ーー


サイアーク「サイ、アーク!!」

ファントム「ふはは! 人類よ! 幻影帝国の前にひれ伏すがいい!」

ファントム「すべての人類を不幸にしろ〜!」


させるかあ〜〜〜〜!!


ファントム「誰だ!?」


ひめ「そこまでよ! サイアーク!」

将造「調子に乗るのもそこまでじゃあ〜!」


『プリキュア!くるりんミラーチェンジ!』
カワルンルン♪


プリンセス「天空に舞う蒼き風! キュアプリンセス!」キュアアアン

将造「世界を牛耳るビッグな愛! キュア極道〜〜〜〜!!」ドワーーーーーー!!


ファントム「出たなプリキュア〜〜!!」

31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/28(火) 01:22:47.99 ID:+OX2JgosO


ファントム「さあ、やれ! サイアーク!」

サイアーク「サイアークーーーーーーーーッッッッ!!」

プリンセス「なにあれ!? ゴルフドライバー?」

将造「なんだろうと関係あるか! 一気にぶち殺す〜〜〜〜!!」クルクル


将造「プリキュア! 極道マシンガン〜〜〜!!!」


将造「ウオオ くやばりやがれええええええ!!!!」



ズガガガガガガガガガガガ!!!


将造「どうじゃあ!!」

32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/28(火) 01:40:27.88 ID:+OX2JgosO


サイアーク「サイアーク〜〜!!」


将造「何!? 無傷だと〜〜!!」

プリンセス「プリキュアの攻撃が効かない!?」

ファントム「このファントムが産み出したサイアークを普通と思うな!」

ファントム「貴様ら地獄に叩き落としてくれるわ〜〜〜〜!!!」ぐわ

将造「何が地獄じゃあ〜! だったらこっちは無限地獄を見せてやるわ!!」ぐわあ!

将造「ウオオ 極道マシンガン乱射〜!!」

ズガガガガガガガガガガガ!!!



プリンセス「わ、私も攻撃しなきゃ!……でも」

プリンセス「私が出てっても足手まといにしかならないんじゃ……」

プリンセス「……」

リボン「プ、プリンセス!? ボーッとしてる場合じゃありませんわよ!?」

『放っておきなさい』

リボン「か、神様!?」

『これは彼女に与えられた試練だ。この壁は彼女自信が乗り越えなければならない』

『それに……この程度でつぶれるくらいなら今つぶれてしまったほうが親切だよ』


サイアーク「サイアーッッック」ビーム!!


将造「ぐおお! このやろ〜!」


プリンセス「将造!!」

プリンセス(そんな、将造に勝てない相手にわたしなんかが勝てるわけ……)

将造「ふふふやるじゃねぇーか!! そう来なくちゃ面白くないのお!!」

ファントム「バカめ〜! すでに勝てぬということがまだ理解できんのか!!」

将造「うるせえ!! 勝つか負けるかは最後までやってわかるんじゃ! もっとも勝つのはワシだがなあ〜!」

プリンセス(最後まで……私は最後まで戦ったことあったっけ)

プリンセス(いっつも逃げてばっかりで……そもそも幻影帝国が復活したのも私の責任だし)

『シマを荒らす奴はどんなヤツだろうとぶち殺す!!』
『それがシマを預かる首領のつとめじゃあ!!』

33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/28(火) 01:50:08.09 ID:+OX2JgosO


プリンセス(そうだよ……私だって王国を……お母さまとお父さまを助けるためにプリキュアになったのよ、自分の国は……自分のシマは自分で守らなきゃ!)

ひめ(もう、逃げ続けるのはやめよう。今こそ戦うとき……今がその時だ!!)


プリンセス「プリンセス!!」クルクル

将造「!!」

リボン「プリンセス! やっと……」


プリンセス「弾丸マシンガン〜〜〜〜!!!」ぐわっ


ズガガガガガガガガガガガ!!!


プリンセス「目を開いて! 相手をしっかり見る!!」


ズガガガガガガガガガガガ!!


将造「ほう! 前よりよくなったじゃねーか!! こりゃ負けてられんのお!!」

将造「ウオオ こっからが本番じゃあ!! 地獄に落ちやがれえ〜〜〜〜!!」



ズガガガガガガガガガガガ!!!!!
ズガガガガガガガガガガガ!!!!


ファントム「ウオオ この衝撃」

リボン「これが これがプリキュアの力ですわあ〜!」


「「もういっぺんあの世から出直して来やがれ〜!」」



サイアーク「あ、ああ〜」
ズガガガガガガガガガガガ!!!!!



サイアーク「ぎゃん!!」



ド ワ ォ !!!!!!


34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/28(火) 01:59:52.88 ID:+OX2JgosO


プリンセス「はあ、はあ、や、やった! 勝った!」

ファントム「ふん! これで終わりと思ったか!!」

プリンセス「ええっ!!?」


ファントム「これが本当の狙い!! デスドロップマフィアより奪い取った戦闘ヘリのサイアークよ!!」


バババババババババ………


サイアーク「サイアークーーーーーーーーッッッッ!!」


プリンセス「そ、そんな……もう戦う力も残ってないのに」

将造「諦めるなあ!!」

プリンセス「将造」

将造「マフィアだと〜! 上等じゃねーか。外人野郎なんぞにこの国を好きにさせてたまるかあ〜!!!」

リボン「将造! これを使うですわ!」

将造「なんじゃあ!? カードなんかでどうしろってんだ!?」

リボン「これは新しいプリカードですわ! これを使ってフォームチェンジするですわ!」

将造「なに フォームチェンジだと〜!!?」

プリンセス「将造! 早く!!」

将造「ウオオ チェンジプリキュア〜〜〜〜!!!」
ドワ


カワルンルン♪


35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/28(火) 02:06:13.63 ID:+OX2JgosO


チェンジプリキュア!!


将造「ヤオヨロズ・ゴルファー!!!」ジャキィイイン


プリンセス「ゴルファー!? ダンス関係ないじゃん!?」

将造「ひめ、ドライバーじゃあ!!」

プリンセス「ええ!? あ、は、はい!!」

将造「バケモノをぶっとばすならやっぱドライバーじゃのう!! 地獄までぶっとばしてやるわあ〜〜〜〜!!」ぐおお


バチバチバチ!!


ファントム「ウオオ なんだこの衝撃は!!」

リボン「将造の周りを大自然のパワーが駆け巡っているのですわ!」

プリンセス「こ、これが……! 恐るべし大自然!」


36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/28(火) 02:14:17.71 ID:+OX2JgosO


将造「風はアゲンスト三メートル!! アドレスよし!!方向よし!!」


将造「プリキュア!伐折羅降臨!!!」ズギャ!!


プリンセス「ああ〜将造の背後に!!」

将造「マフィアがなんぼのもんじゃあ!! 日本には八百万の神々がついとるんじゃあああああ!! 今日は総出動の日じゃあああああああ!!!」グオオオオオ

リボン「ウオオあれが八百万の神々かあ〜〜〜〜!!」


37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/28(火) 02:17:15.89 ID:+OX2JgosO



将造「プリキュア! 伐折羅昇竜打〜〜〜〜!!!!」
ドワーーーーーーーーッッッッ!!!



ファントム「ウオオ これがプリキュアの プリキュアの力なのかあ〜〜〜〜!!!」



サイアーク「ぎゃんっっっ!!!」




ド ワ ォ ! ! !




38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/28(火) 02:21:56.08 ID:+OX2JgosO


ファントム「おのれキュア極道!! いずれ貴様をこの手で消滅させてくれるわあ〜〜〜〜!!」


シュン


将造「けっ! 逃げおったか!!」

プリンセス「将造! 大丈夫?」

将造「おう、ひめ〜! お前なかなかやるようになったのう!! 助かったぜ!!」

プリンセス「え!? そ、そうかな……?」

将造「お前と組めば百人力じゃ!! この調子で幻影帝国の奴等を皆殺しじゃあ!!」



次回 戦慄の餓狼プリンセス!!


39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/28(火) 02:23:42.86 ID:+OX2JgosO
ここまで
勢いは大切
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/28(火) 07:39:27.48 ID:R6+1CLecO
もう最高だわww
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/28(火) 08:38:07.44 ID:UHARub53O
ハピネスって結構色んな身内キャラが悪堕ちしてた気がするんですけど大丈夫なんですかね
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/28(火) 20:37:51.06 ID:g5utQ+Yso
まさかの超ゴルフ伝ネタで草ww
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/04(土) 07:03:45.43 ID:Scf+5U300
プリキュアも虚無る時代か。胸が熱いな
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/16(木) 08:50:58.75 ID:yloh6Fm40
BPOに目をつけられましたねこれは・・・
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/18(土) 16:41:24.67 ID:qnJmlqEYO
>>44
BPOが怖くてssが書けるか〜〜〜〜!!(グオオオ


続き書きます



46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/18(土) 16:55:57.31 ID:tZoLF4sNO
日曜の朝にやっていい内容じゃない
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/18(土) 16:59:47.15 ID:qnJmlqEYO
※訂正 キントレスキーじゃなくてオレスキーさん
    三太郎達の将造に対する呼び方は「若」


ドワォチャージプリキュア!(ド W O W !!)

戦慄の餓狼プリンセス!


ーー


ドワォオオーーーーーーーーッッッッ!!!
ズドドドド!!

島田「あ、ああ〜!!」

ひめ「ひ、ひいい〜……」

将造「島田、偉くなったもんじゃのう? え〜!?」

島田「しょ、将造! 待ってくれ!」

将造「昔はシャブ島って言われて、鼻つまみじゃったよの!!」

島田「将造……いや、ショーちゃん! 話を聞いてくれ! 親父さんを殺しよったんはワシじゃない!」

将造「ゴルフなんぞ行ったりして、うまいもんなんじゃろ?」

将造「調度いいのう、ワシもゴルフは好きじゃ! おまえにもワシの腕を見せちゃるけんのお!!」

島田「はっ!?」

将造「プリキュア! くるりんミラーチェンジ〜〜!!」グオオオ!!

カワルンルン♪


将造「ヤオヨロズ・ゴルファ〜〜〜〜!!!」

島田「あ、ああ〜!?」



48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/18(土) 17:15:03.99 ID:qnJmlqEYO


拝啓、ブルースカイ王国のお母さま
お元気ですか? と言っても、今は幻影帝国に封印されてしまってますね。
私は一プリキュアとして日々戦ってます。
はじめは負けっぱなしでぜんぜんうまくいかなかったけど


将造「このホールはパーいくつじゃ?」

島田「はっ!?」

将造「ふん!!」ブォン!!

ベギャ!!

島田「グワァアアアア!!」

拓三「ナイスショット!!」


力強い仲間に恵まれ、なんとか頑張れそうです。
今ちょうど、その新しくできたプリキュア仲間のお家を取り戻す手伝いに来たんだけど……


島田「しょ、ショーちゃん、おやっさんを殺ったのは倉脇じゃが、その倉脇もデスドロップマフィアごと幻影帝国に吸収されちまったんじゃ! ワシはやつらに命令されてサラ金で資金源を稼いでるにすぎん!」

将造「ほお、そいつは好都合じゃの? なら幻影帝国のイヌに成り下がったアホウは早々に始末しなきゃの〜? プリキュアとしてな〜!」グオオオ!!

グシャ!!

島田「ぎええ〜〜〜〜!!!」

ひめ「こんなの聞いてない」

将造「おお、ひめ! よーく見とけ! これから最後のショットを打つところじゃ、いい音だすぜ」

島田「ヒイヒイ」
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/18(土) 17:25:01.39 ID:qnJmlqEYO


ひめ「あ、あの〜、もうそれくらいで許してあげたら?」

将造「この際だから教えとくがな、ワシは裏切りは絶対に許さんのじゃ! 裏切り者はたとえ地球の果てまで逃げても追いつめ、ぶち殺す!!」

島田「あ、ああ〜」

将造「これが裏切り者の最期じゃあ〜〜〜〜!!!」ズオ!!

グシャ

島田「ぎゃん!!」

ひめ「ひいい!!」

将造「それが極道のケジメってもんじゃ」ニタ〜

三太郎「若〜! 警察が来ましたぜ!」


『君たちは完全に包囲されている! おとなしく出てきなさい!!』


将造「うるせえ!!」つバズーカ


ド ワ ォ !!!!


『ぎゃん!!』


ひめ「あ、ああ〜!! ついに警察まで……」


50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/18(土) 17:46:09.50 ID:qnJmlqEYO


拓三「若、早く乗ってください! ずらかりますよ!」

将造「おう! ……しかし、まさか岩鬼組壊滅に幻影帝国が一枚咬んどったとはのう……」

将造「ふざけやがって! 必ず皆殺しにしちゃる!」

ひめ「ま、待って! 置いてかないで〜!」

将造「早く乗らんか!」

そう、極道は裏切り者をけっして許さない
たとえそれが友だちであっても……


ーー

西日本 F市

「鉄男! おのれ何を考えとんじゃ!」

バキッ! バキッ!

「そのツラをシマウチに見せたらぶち殺すと言ったはずじゃど!!」

鉄男「殺せ〜、殺せやぁ〜! 今わしを殺さんと貴様ら後悔するぞゥ!!」

「ボケ!! おどれみたいなシャブ中のゴキブリを殺って、臭い飯喰らってたまるかい!!」

ゴシャ!!

「岡村、てめーいつまで極道張っとるつもりでおるんじゃ!?」

「てめーの組はとっくに潰れ、生き残りはてめー一匹。今じゃてめーのシマは大王組のもんじゃ!」

鉄男「きたねぇ真似しやがって!!」

「極道にきれいも汚いもあるかい、殺った殺られたはこの世界の飯の種じゃ!!」

鉄男「じゃったらわしが殺っちゃるけぇ!! 首洗ってまっとけや〜〜〜〜!!!!」

「このシャブ中のクサレ外道がぁ〜!!」


ゴシャ!!


51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/18(土) 17:56:32.12 ID:qnJmlqEYO

バカが! 自分から勝手にシャブに溺れて、組潰しやがった癖によ!

今ごろノコノコ舞い戻って着やがって、シャブで頭がイカれたか!

今度シマウチで見つけたらぶっ殺してやる!

ほっとけ、なにもできやしねぇよ……


……鉄ちゃん

鉄ちゃん、鉄ちゃん!!

――――アン!? その声は将造かあ!?


どうしたん? 鉄ちゃんらしくないのう

――――おお、将造久しぶりじゃのう。どうしてこんなところに?

なに言っとるんじゃ兄弟。約束したじゃろう、二人で天下取るって!

――――ああ、そうじゃったなー……。けど、わし……

これからじゃ、鉄ちゃん!

将造……将造……

将造!


鉄男「将造!!」ガバッ!!

鉄男「夢か……」

「あら、目を覚ましたみたいね」

鉄男「!! 誰じゃ!!」
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/18(土) 18:07:34.04 ID:qnJmlqEYO


ホッシーワ「はー、せっかく助けてあげたのに睨まなくたっていいでしょ?」

鉄男「女……」

鉄男「助けてくれたんは例を言うぜ、だがな……」

ホッシーワ「ちょっと、どこいくのよ?」

鉄男「あいつらをぶっ殺しちゃる!!」

ホッシーワ「なに言ってるの? そんな体で何ができるのよ」

鉄男「このままナメられてたまるか! わしは約束したんじゃ! 天下を取るってな!!」

ホッシーワ「体はいいとしても、クスリがきれかかってるわよ?」

鉄男「えっ!?」

ホッシーワ「顔、見ればわかるわよ? わたくしもやってるからね……とっても甘いお菓子をね……」

ホッシーワ「いいお菓子があるんだけど〜? やってみる?」

鉄男「お前は……」ブルブル

ホッシーワ「デスドロップマフィアが作ったのを……幻影帝国がさらに強力にしたやつよ!」


ホッシーワ「あっという間に……天国まで急上昇!!」




53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/18(土) 18:20:51.78 ID:qnJmlqEYO


ブルースカイ王国大使館


『エジプトのキュアナイルが敗北し……』


ひめ「プリキュアハンター……ここ最近はぴかりが丘に姿を見せないけど……」

リボン「世界中のプリキュアを捕まえてるプリキュアハンター……一体どんな目的があるんですかね?」

ブルー「良くないことは間違いない……既に数多くのプリキュアが敗れ、捕らえられている」

将造「けっ! 誘拐とはみみっちいヤツじゃのう。そんなボケは見つけ次第蜂の巣にしちゃるけえ!」

ひめ「さすがに将造を拐うのは無理っぽいよね」

リボン「そうですわね」

『続いてのニュースです。○県F市でバラバラの死体が発見され……』

ひめ「うわ、こわーい! バラバラ殺人だって!」

リボン「物騒な世の中ですわー」

将造「……」

ブルー「将造、どうしたんだい?」


将造(F市……あそこは確か鉄ちゃんの……)






54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/18(土) 18:37:59.29 ID:qnJmlqEYO

10年前
大友少年刑務所



脱走だ!! 西堀から飛び降りおったぞ!!
両足と頭を打っとります!

バカが! あそこは十メートルの高さじゃ、自殺するつもりか?

四号棟の岩鬼将造です!
またあの猛犬か! いっそのこと死にゃー世話なかったのによお!

うがあ!!

どうした!?
あのガキ、耳を食い千切りよった!

こんガキャ、ぶち殺しちゃる!!
てめーのような極道がひとり死んでも、喜ぶやつはいても泣くやつはおらん!

将造「おお、殺せやあ!! 殺せるもんなら殺してみいや!!」

おお、ぶっ殺したるわ!!

バキッ! 
ベギャ! ゴギャ! 
ベギャ! ゴスッ!


「もうそのくらいで許してやってくれませんか?」


なんだ、きさまー!?

鉄男「2号棟の岡村鉄男いいます。それ以上やったら本当に死んでしまいますよ」

何!?
おまえには関係ない引っ込んでろ!

鉄男「同じ釜の飯を食った仲間を……これ以上痛めつけるのは……」

鉄男「許さねえ!!」


ーー


将造「鉄ちゃん……」

ひめ「?」

将造「拓三!!」

拓三「なんですか若!」

将造「ちょっと気になることができた!! すぐに調べてもらうぞ!!」
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/18(土) 18:49:52.59 ID:qnJmlqEYO


ーー

三太郎「若、岡村の親分はやはり行方がわかりませんぜ」

拓三「天取組は解散……。若の探してる鉄男さんは、シャブでボロボロという話らしいです」

ひめ「シャブ? ねーリボン、シャブって何かわかる?」

リボン「さあ……? 聞いたことありませんわ」

拓三「おっかねえクスリだよ。ヘタに手を出したら人生おわっちまうぜ」

拓三「そのシャブも大王組のやつらが流したって話だ。もしかしたら罠にハマったんじゃないですかね?」

ひめ「その鉄男って人は誰? 将造の友だち?」

将造「……そんな生易しいもんじゃねー。あいつは、岡村鉄男はワシの命の恩人じゃ!」

ひめ「命の恩人……」


ウオオ
ギャアー
ゲンエイテイコクダー


『臨時ニュースです! ぴかりが丘にサイアークが現れました!』

ひめ「幻影帝国……! 将造!」

将造「わかっとるわ!!」

将造(鉄ちゃん……どこでなにしとるんじゃ……)




56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/18(土) 19:04:34.53 ID:qnJmlqEYO


ひめ「着いた……確か、ここら辺にサイアークが……!?」

ひめ「ぶえっ!? ごほっ!! な、なに、この……甘ったるい臭い……」

将造「ひっでえ臭いじゃのう! まるでアメリカの安い駄菓子みたいな臭いじゃ!!」


あら、わたくしのお菓子たちに文句があるのかしらぁ?


ひめ「誰!?」


ホッシーワ「幻影帝国攻撃部隊隊長、ホッシーワ推参!」


将造「なんだぁ!? この女も幻影帝国なのか!?」

リボン「あいつはホッシーワ! 幻影帝国の幹部ですわ!!」

ホッシーワ「ふふ、女とみて甘く考えたら痛い目に遭うわよ?」

将造「ほざけ!! その薄ら笑いを横に引き裂いちゃるけぇのお!! いくぞひめ!!」

ひめ「うん!!」



プリキュア! くるりんミラーチェンジ!!

カワルンルン♪



プリンセス「天空に舞う蒼き風! キュアプリンセス!!」キュアアン♪

将造「世界を牛耳るビッグな愛! キュア極道〜〜〜〜!!!」ドワーーーーー!!


ホッシーワ「でたわね、ドワォチャージプリキュア」

プリンセス「な、何よそれ!? ドワォって何!?」

ホッシーワ「ぴかりが丘に存在する二組のプリキュア。一つはハピネスチャージプリキュア、そしてもう一つが最狂のプリキュアチームと謳われるドワォチャージプリキュア!!」

プリンセス「あたしたちいつの間にそんな風に呼ばれてたの!? ぜんぜんかわいくない!!」

将造「誰がドワォチャージプリキュアじゃ! ふざけおって!」

プリンセス「将造……!」

将造「わしらは新生・岩鬼組じゃ!! そないなへんてこな名前を勝手につけるんじゃねえ!!」

プリンセス「ちがう、そうじゃない〜!」



57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/18(土) 19:19:57.16 ID:qnJmlqEYO


ホッシーワ「チョイアーク! やつらをやっちゃって〜!!」


わらわら


将造「きおったなザコどもが〜! そんなに死にたきゃ望み通りぶち殺しちゃる!!」

将造「ウオオ プリキュア極道マシンガン!!」ズオ!!


ドガガガガガガガガ!!!


ぎゃん!!
ぎええ〜!
ああ


プリンセス「やっぱりいつ見ても将造はすごい……! でも、私も負けてられない!」

プリンセス「喰らえ新技!! プリンセス……!!」クルクル

プリンセス「トルネェエエエエド!!」ドワーーーーーッッ!!!

リボン「オオ あれがプリンセスの新技! プリキュアの力で反重力のストームを産み出す!」

チョイアーク「ぎゃああ……!!」
チョイアーク「ぐわ!!」
ぎゃん!!

将造「へっ! やるじゃねーかひめ! だったらワシも新技じゃあ!!」

プリンセス「将造の新技!?」

将造「ウオオ 喰らえ プリキュア……ニーミサイル〜〜〜〜!!」ズオ!!

リボン「ああ〜これは!」

プリンセス「膝から小型のミサイルが〜!?」


ド ワ ォ !!!!


   「「「「「「「「ぎゃん!!!!」」」」」」」」


プリンセス「ウオオ あっという間に全滅した〜!!」



58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/18(土) 19:25:38.10 ID:qnJmlqEYO

ホッシーワ「ふーん? やっぱり普通のチョイアークじゃ相手にもならないみたいね?」

将造「当たり前じゃ!! もっと骨のあるやつを持ってこんかい!!」

ホッシーワ「なら、お望み通り骨のあるやつを呼んであげるわ!」ズオ!!

ホッシーワ「鏡に映る未来を最悪に変えちゃって〜! いらっしゃーい! サイアーク!!」

プリンセス「いよいよサイアークが来るよ!」

将造「……!!」

プリンセス「将造! 必殺技で一気に決めるよ! ……将造?」

将造「バカな……」


将造「鉄ちゃん!!!!」





鉄男「ウググ……」





59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/18(土) 19:39:10.06 ID:qnJmlqEYO


リボン「に、人間のサイアーク……? あんなのはじめて見ましたわ。それに」

プリンセス「鉄ちゃんって……も、もしかしてあの人が将造の命の恩人って言う……」

将造「間違いない……岡村鉄男……」

ーー

ドサッ!!


将造「ううう……」

鉄男「だいじょうぶか?」

将造「なんとか生きとるわい!」

鉄男「これだけやりゃ……教官どもも気がすんだろう……」

将造「なぜ助けた……」

鉄男「なぜって……わからん」

鉄男「この少年院から脱走するやつの顔が見たくて走っていったら……いつの間にか外に出とったわい」

将造「バカか、おまえは……」

鉄男「お前ほどじゃないがな……」

鉄男「岡村鉄男じゃ!」

将造「岩鬼将造じゃ……」


ーー


将造(あの日わしらは二人で天下を取ると誓いあった……だのに……)

鉄男「うう、うぐおお……」

プリンセス「ね、ねえ鉄男、なんかあの人様子がおかしいよ……」

リボン「明らかに目がおかしいですわ……」

将造「鉄ちゃん!!」

鉄男「」びく

60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/18(土) 19:48:13.48 ID:qnJmlqEYO

将造「久しぶりじゃのう! ちょうど10年ぶりじゃったか」

鉄男「将……」

将造「わし、今度新しい組を興すんじゃ! 鉄ちゃん、力になってくれいや!」

鉄男「ああ……」

将造「あの日、二人で誓ったじゃろ? 二人で天下を取るっちゅうてよう!!」

鉄男「天下……そうじゃ、わしは」

将造「だが、その女はいかん! そいつは今世界中を荒らし回っとる幻影帝国の回しもんじゃ!」

将造「その女は世界中を不幸で包もうとしちょる! この日本もメチャメチャにするつもりじゃ!」

将造「そんなやつらにこの日本を好きにさせたらイカン!! この国はわしらのもんじゃ! そうじゃろ、鉄ちゃん!!」

プリンセス「将造……」

プリンセス(こんな将造はじめてみたいな。この鉄男って人、そこまで将造にとって大切な人なんだ……)


61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/18(土) 19:54:16.87 ID:qnJmlqEYO

鉄男「わしは……わしは……」

ホッシーワ「あら、どこへ行くのかしら?」

鉄男「うっ」

ホッシーワ「あなた、わたくしに言ったわよねえ。なんでもするからクスリをくれって……」

将造「鉄ちゃん! その女から離れろ!!」

将造「その女はわしがぶち殺しちゃる!!」

ホッシーワ「わたくしが死んだら二度とクスリは手に入らないわよ? それでもいいのかしら、あの天国を永遠に味わえなくなっても……」

鉄男「う、うおお」ガクガク

ホッシーワ「さあ、行きなさい! 天国を感じながらプリキュアを八つ裂きにするのよ!」

ブスッ!!


鉄男「!!!!!!」ガクッ!



62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/18(土) 20:01:20.97 ID:qnJmlqEYO


将造「て、鉄ちゃん……」

プリンセス「ちゅ、注射器? 一体何を打ったの?」

鉄男「……ぐ、ぎふ、ぐぐひひひひひ……」

将造「!?」

鉄男「て、天国じゃ……まるで夢の国……お菓子の国に放り込まれたみたいじゃ……」

将造「鉄ちゃん! しっかりしろ!」

鉄男「将造……プリキュアになったんじゃな……実はな……わしもプリキュアになったんじゃ」

鉄男「そうじゃ……わしはシャブプリキュアじゃ……わしと二人で……プリキュアになって、天下を、て、てててて天下をっをっをっを!!!」ガクガクガクガク

ホッシーワ「まだ理性が残ってるなんてね! それじゃこれはどうかしら」

将造「や、やめ」

「今までの十倍の量よ!!」

ブスブスッ!!


63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/18(土) 20:21:48.88 ID:qnJmlqEYO


鉄男「オ、オオオオ!!! ハピネスッッッ注、入!! 幸せチャージッッッッ!!!」ガクガクガクガク

ビキビキビキイッッッ!!!ガクッガクン!!

プリンセス「ひいい!?」

将造「鉄ちゃん」


鉄男「じ……ジンジンッッッ!! アメイジンッッッッ!!!」ビグンッッ

鉄男「ジンジン ジンジンッッ アメイジンッッッッ!!!」ビグンッッビグンッッ

鉄男「ああ〜 し、幸せじゃあああっっっ!! 幸せのバイブレーションじゃあっっっっっ!!!!」

将造「……貴様鉄ちゃんに何を打った〜〜〜!!!」

ホッシーワ「ホホホホ……。デスドロップマフィアが作ったハイパワードラッグを更に改造した、幻影帝国特製メガパワードラッグよ!!」

ホッシーワ「数滴だけでも人間の理性を完全に破壊する!! そしてパワー、スピード、防御力を超強化! もはや人間を越えたバケモノに作り替える!!」

ホッシーワ「本来はファントムが拐ったプリキュアどもに投与し、完全無敵のプリキュア軍団を作るのが目的!!」

プリンセス「そ、そんな危険なクスリを打ったら幾らプリキュアでも頭が壊れちゃうよ!」

ホッシーワ「そう、でもプリキュアどもは逆らえない! クスリ欲しさに全世界に襲いかかる最悪の軍団になるのよ! ホホホホ……!!」

ホッシーワ「だけどね、まだまだ実験段階……! 通常のドラッグに耐性のある人間をターゲットにしようと思ってた矢先……なんとプリキュアのお友だちを見つけちゃったのよ!」

プリンセス「そ、それじゃあなたはわざとこの人を」

ホッシーワ「栄光ある実験台にしてやったの! 感謝してほしいわね? たとえ数時間でも人間を越えたパワーを得られたのだから!」

プリンセス「ゆ、ゆるせない……! そんなことの為に、将造の友だちを……!」

ホッシーワ「所詮ゴミのような極道、幾ら使い潰そうが泣く人はいなくても喜ぶ人は沢山いるわよ?」



プリンセス「あ、あんただけは……絶対に許さない!!!」


64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/18(土) 20:28:52.87 ID:qnJmlqEYO


ホッシーワ「許さなかったらどうするってのよ?」

プリンセス「あんたは……私がぶち殺す〜〜〜〜!!」

ホッシーワ「生意気言うんじゃないわ小娘が〜!! 鉄男、キュアプリンセスを殺せ〜!!」

鉄男「グワオオ!!」

がしっ!!

鉄男「!!!!」

将造「鉄ちゃん……お前の相手はわしがしちゃるけえ……」

将造「ひめ〜! その女はお前にくれてやる! 思いきりぶち殺したれ!!」

プリンセス「ウオオ まかせろ将造〜!!」

65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/18(土) 20:37:22.33 ID:qnJmlqEYO


鉄男「グ、グオオ」

将造「鉄ちゃん、それ以上暴れるのは許さんで!」

鉄男「グワオオオ!!」グワ

将造「ウオオ 少しおとなしくなってもらうで〜!!」

ドガガガガガガガガ!!!

鉄男「!!」

シュン!!

将造「消えた!!……ぐおおっ」バキィッ

鉄男「オオ……」

将造(鉄ちゃんには銃弾が見えているのか!)

ホッシーワ「ワハハ、無駄よ! 鉄男はもう誰にも止められない! 潜在能力は全て剥き出し、クスリが切れるまで暴れ狂う凶戦士」

プリンセス「よそ見、すんなコラァ!! 弾丸マシンガン〜〜〜〜!!!」

ズガガガガガガガガガガ!!!!

ホッシーワ「ふっ、当たらないわよそんなもの」

プリンセス「くっ」

ホッシーワ「幻影帝国の幹部を甘く見ないでよね!!」

バキッ!!

プリンセス「ウワアアアッッ!!」


66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/18(土) 21:09:01.77 ID:qnJmlqEYO


鉄男「グワオオオ!!!」
ギュンギュン

リボン「ああ〜 動きが速すぎですわ!」

将造「照準が定まらん! これじゃ無力化しようにもできんぞ……!」

鉄男「ぐわあ!!」

ザシュッ

将造「ぐふっ」

リボン「将造! 大丈夫?」

将造「これくらい平気じゃ! しかし、どうする……」


ーー


プリンセス「ううっ!!」ドサッ

ホッシーワ「ホホホホ、所詮最弱のキュアプリンセス! わたくしに勝とうなど10年早いわよ!」

プリンセス「ち、ちくしょう……負けて、たまるか……」フラ

プリンセス(こいつは……こいつだけには負けられない! 負けたくない……!!)

ホッシーワ「あなたもバカな子ねえ、あんな極道が一人死んだところでどうってことないじゃない。それなのに命がけでわたくしに戦いを挑むなんてね」

プリンセス「……! 将造はあの鉄男って人のことを心から心配してた! 友だちだって……命の恩人だって言ってた! それをめちゃくちゃにしたあんたに何がわかるってのよ!」

ホッシーワ「下らない。友情だの愛情だの、そんなものでお腹は膨れないわよ? それに」



ホッシーワ「薄汚いヤクザの友情なんて犬も食わないわよ」







プリンセス「」ブチッッッ
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/18(土) 21:18:50.86 ID:qnJmlqEYO

プリンセス「グ、ウ、オオオオオオアアアアアアアアアアアア!!!!!」グオオオオ



――――そうだ、ひめ もっと感情を昂らせるんだ

――――プリキュアの力とは意思の力 意思の力がこの宇宙を取り巻く超エネルギーと化し、無限のパワーを与え、プリキュアを、人間を進化させる。


――――君はもう最弱のプリキュアなんかじゃない。この瞬間、君は誰よりも強いプリキュアに「進化」する――――!!!!



ホッシーワ「こ、この力は」

プリンセス「勇気の光を聖なる力へ!」



プリンセス「プリキュア! ブルーハッピーシュート〜〜〜〜!!!!」ドワーーーーーーーーーーーー!!!!!

ホッシーワ「ぎゃああ!!?」




リボン「オオ こ、この力は〜!?」

リボン「キュアプリンセスの……人間の力が進化したのかあ〜!!」







プリンセス「勇気よ……!天に帰れ〜〜〜〜!!!!」グワオ!!






ド ワ ォ  !!!!!







68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/18(土) 21:28:47.14 ID:qnJmlqEYO

ホッシーワ「グ、グオオ まさかキュアプリンセスにこれほどのパワーが」

ホッシーワ「はあ、はあ す、少し油断したみたいね。でも、その程度でこのわたくしが」

ざっ

プリンセス「……」

ホッシーワ「あ、あら、こんにちは」

プリンセス「言ったよねえ、あんたは私がぶち殺すって」

ホッシーワ「て、鉄男!! わたくしを助けなさい!」

ーー

将造「ぐぐ……」

鉄男「グルル」


鉄男! わたくしを助けなさい!


鉄男「グワオ!?」

将造「……へっ、ひめのやつ、派手にやっとるようじゃのう!」

鉄男「グワアアアア〜!!」シュザッ

将造「あ、こら待たんかい!」


69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/18(土) 21:40:46.95 ID:qnJmlqEYO


プリンセス「鉄男さん」

鉄男「ウウ、クスリ……」

ホッシーワ「そう、クスリよ! クスリが欲しければキュアプリンセスを殺せ!」

鉄男「グワオオオオ〜〜!!」

プリンセス「鉄男さん、お願い! 正気に戻って!」

鉄男「シャアアアッッ!!」

ズバッ!!

プリンセス「あうっ!!」

ホッシーワ「はは、幾らプリキュアでも、一般人を攻撃はできないみたいね〜!? ほら、攻撃しないと殺されちゃうわよ?」


ドガッ! バキッ!!


プリンセス「がふっ!! う、うう」

ホッシーワ「下らない情に流される者の末路なんてこんなものよ! さあ、内臓を引きずり出せ!」

鉄男「ギャオオオ!!」グワア








将造「プリキュア! 伐折羅昇竜打〜!!!!」ズオオ!!




70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/18(土) 21:53:10.26 ID:qnJmlqEYO


バゴンッッッ!!!


鉄男「ゴワオオオ!?」

ホッシーワ「何!?」

プリンセス「しょ、将造……」

将造「鉄ちゃん……いい加減にせぇよ」

鉄男「ググ」

将造「幾らシャブ漬けになったろーとのう……女子供に手をあげるなんざ……」

将造「極道の風上にも置けるかあ〜〜〜!!」グワオオオオオ!!!

ホッシーワ「ああ、早く! 早くキュア極道を殺せ!」

鉄男「ウウ、ウ クスリ……グズリヲグレ……」

ホッシーワ「なあっ!? もう禁断症状が まさか、常習性が強すぎて効き目が弱く……?」

鉄男「ダノム、クズリヲ……クスリヲクレェエエエ」

ホッシーワ「こ、これが最後の一本よ! これで……!」


バキュン!!


ホッシーワ「いだっ!? ……!?」


プリンセス「はあ、はあ……も、もうそれ以上、その人を苦しめさせない……!!」

ホッシーワ「キュ、キュアプリンセス〜〜〜〜!!!!」

リボン「注射器が空に打ち上げられましたわ!!」


鉄男「――――グズリッッッ!!!」

鉄男「グワオオオオオ!!!」ババッ!!



ジャキン!!



鉄男「!?」

将造「鉄ちゃん」



71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/18(土) 22:07:09.20 ID:qnJmlqEYO


――――わしらに逆らうことは許さん!!

わしは四号棟の岩鬼将造じゃ!
二号棟の岡村鉄男……覚えとけ!!

わしら二人の前には怖いもんなしじゃ!!


ーー


鉄男「将、ぞう」

将造「……」


ーー

鉄ちゃん何しとるんじゃ? 
ポンはやめぇや! 命取りになるでぇー!

心配すな、量さえ間違わにゃポンは……いい薬じゃ。
頭もスッキリするし、力も出てくる!

わしは体質にあっとるんじゃ!
わしはシャブ極道じゃ、わはは……!

ーー



――――ズガガガガガガガガガガ!!!!!



ーー

将造、わしらどっちかが天下取りの足場が固まったらよ、迎えに行くんじゃ!

わしが……迎えに行くから、いつでも用意しとけよ!

バカこけ! わしの方が先行くぜ!

どっちでもいいわい……わしは天下が欲しいんじゃ!


『二人で力を合わせりゃ、宇宙全部取れるわ!!』


ーー





将造「……二人で……力合わせりゃよー……」



プリンセス「……将、造……」
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/18(土) 22:17:15.82 ID:qnJmlqEYO


パァアアア


プリンセス「!!」

リボン「新しいプリカードですわ……」

プリンセス「鉄男さんの、プリカード……」


ホッシーワ「あ、あの役立たず! せっかく強化してやったのに!」

プリンセス「あいつ……」

ホッシーワ「まあいいわ! 死にかけのプリキュアに精根つきかけた極道一匹! すぐに片付けて……」

プリンセス「リボン」

リボン「ええ……久しぶりにキレちまいましたわ」

プリンセス「人の心と体を弄ぶ幻影帝国!! ……絶対に許さない!!」







プリンセス「プリキュア! くるりんミラーチェンジ〜〜〜〜!!」グオオ


カワルンルン♪





プリンセス「サタンシティズ・ファイタ〜〜〜〜!!!!」ドワーーーーーーーーーーーーッッッッ!!!!








73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/18(土) 22:23:54.21 ID:qnJmlqEYO


リボン「新たなフォーム……! 荒廃した戦闘舞台(バトルステージ)を踊る勇敢なる舞踏家(ファイター)!!」

プリンセス「今だからこそわかる……! この体を駆け巡る熱き闘志! 正義の気が!!」

プリンセス「鉄男さんの苦しみ……! そして将造の無念、全てをこの拳に乗せる〜〜〜〜!!!」グオオオ!!!

ホッシーワ「ああ、何!!? 何が起ころうとしてるの!?」

リボン「ウオオ こ、これは〜〜!!!」

74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/18(土) 22:35:09.20 ID:qnJmlqEYO

※ひめです(ツインテール的な)


プリンセス「喰らえ これが鉄男さんの、将造の! そして私の怒りの拳だ〜〜〜〜!!!」ズオ

ひめの拳が音速を超えた……その時 全てのものは爆烈!!!




プリンセス「プリンセス爆裂拳〜〜〜〜!!!!!」ドワォ!!!!





ホッシーワ「ギエエーーーーーーッッッッ!?」

リボン「プリンセス! とどめを!」

プリンセス「そして……幻影帝国に苦しめられた人々の魂の叫びを聞けーーーーーーーーッッッッ!!!!」





プリンセス「プリキュア! パワーゲイザ〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッッ!!!!!」




ドワーーーーーーーーーーーーッッッッ!!!



ホッシーワ「ぎゃんっ!!?」
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/18(土) 22:39:15.00 ID:qnJmlqEYO


超必殺技を頭から叩き込んだ……その場合相手はどうなる?
即ち


ホッシーワ「あ、ああ」

ピシ
ピシピシッッッッ

全身の骨が粉々になって死ぬ!!


ドシャアア……


プリンセス「もう一度あの世から出直してこい」

76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/18(土) 22:50:34.67 ID:qnJmlqEYO


ーー


将造「……」

ひめ「将造……」

将造「こうなることはわかっとった。鉄ちゃんがシャブに手を染めた時点でこうなることは」

将造「だが、ありがとうよひめ、お前のおかげで、鉄ちゃんは最後の最後で正気を取り戻せたんじゃ」

ひめ「……そんなことないっ。私……助けられなかった……鉄男さんを……!」

将造「……泣くな! 泣いても何も変わらん! ……だが、確かに今回はわしも相当頭にきおったわ……!」

将造「チマチマサイアークを返り討ちにしていても埒があかん! こうなったらやることは一つじゃ!」

リボン「ま、まさか、将造!」

将造「そのまさかじゃ! ブルーに伝えとけ、わしらはブルースカイ王国……幻影帝国の本拠地に殴り込みをかける!!」

ひめ「え、ええ! ブルースカイ王国に!?」

将造「これは戦争じゃ!! こうなったら徹底的に叩き潰す! 奴等にわしをコケにしおったことを後悔させたるわい!!」



――――悪いけど、そんなバカな真似はさせないわ



将造「ああ!? 誰じゃ貴様!」

ひめ「あ……」

77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/18(土) 22:56:31.48 ID:qnJmlqEYO


いおな「私は氷川いおな……またの名をキュアフォーチュン」

ゆうこ「どうもこんにちは♪ 私は大森ゆうこ……キュアハニーです!」

めぐみ「そして、私が愛乃めぐみことキュアフォーチュンラブリー! ドワォチャージプリキュアのみなさん、よろしくね!」

リボン「こ、この方たちは……!」

ブルー「ぴかりが丘を守るもう一組のプリキュアチームだよ」

ひめ「神様……それじゃ、この人たちが」

ブルー「そう、ハピネスチャージプリキュアさ!!」

将造「ハピネスチャージプリキュアだと!!」



次回 核ミサイル発射!日本壊滅の危機!!

78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/18(土) 22:57:14.48 ID:qnJmlqEYO
今日はここまで
やっぱりプリキュアは最強なんだね!
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/18(土) 22:58:41.63 ID:qnJmlqEYO
※訂正


いおな「私は氷川いおな……またの名をキュアフォーチュン」

ゆうこ「どうもこんにちは♪ 私は大森ゆうこ……キュアハニーです!」

めぐみ「そして、私が愛乃めぐみことキュアラブリー! ドワォチャージプリキュアのみなさん、よろしくね!」

リボン「こ、この方たちは……!」

ブルー「ぴかりが丘を守るもう一組のプリキュアチームだよ」

ひめ「神様……それじゃ、この人たちが」

ブルー「そう、ハピネスチャージプリキュアさ!!」

将造「ハピネスチャージプリキュアだと!!」
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/19(日) 01:26:24.69 ID:KVMXY+I1o
深夜に見るんじゃなかったwwwwww

は、腹いてえ

けど最高!
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/19(日) 02:41:04.09 ID:aiID1MhQO
ひめの本来あるべき仲間達がなんか異世界の存在みたいに
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/19(日) 18:02:20.45 ID:CxLgano4O
> 鉄男「オ、オオオオ!!! ハピネスッッッ注、入!! 幸せチャージッッッッ!!!」ガクガクガクガク

これは笑うわww
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/17(水) 17:46:44.48 ID:i1nSB6pIO
ドワォチャージプリキュア!(ド W O W !! )


核ミサイル発射! 日本壊滅の危機!


ひめ「ハピネスチャージプリキュア……」

ひめ(どうしよう、カワイイ子ばっかじゃん。……プリキュアって普通はこうだよね)

ひめ(それにひきかえこっちは)クルリ


将造「バカな真似はやめろとはどういうことだ!?」ギラギラ


ひめ(こうだもんねー……。やっぱ普通じゃないよねー……)
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/17(水) 17:52:23.33 ID:i1nSB6pIO
???「正確には勝手な真似は慎んで貰いたいと言ったところか」

将造「ああ!?」

ひめ「だ、だれ!?」


「私の名は、赤尾虎彦! 内閣特務捜査官!」


赤尾「人は私の事をレッド・タイガーと呼ぶ!!」

将造「レッド・タイガー?」

赤尾「これから、お前たちに地獄を見せる男だ!!」

85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/17(水) 18:00:33.01 ID:klMa3+2A0
おお、戻ってきてくれたか!!
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/17(水) 18:09:21.33 ID:i1nSB6pIO
ひめ「な、なに? なんなの? 内閣特務……え?」プシュー

リボン「ああ、神様! ひめの頭から煙が!!」

ブルー「すまないね、ひめ。彼はこの日本国の秘密警察……というのは少し物騒な呼び方だけど、国内外の重大な事件を秘密裏に解決する役職にある人だよ」

ひめ「そんな偉い人がなんで私たちプリキュアに用があるの!?」

いおな「別に、正確にはあなたになんて用はないわ。レッド・タイガーが用があるのは最近活躍している二組のプリキュアチームの戦力よ」

ひめ「あ……」ビクッ

いおな「私は反対したんだけどね」

ゆうこ「もう、いおなちゃん、そんな言い方じゃダメだよ」

めぐみ「そうだよ! プリキュア同士仲良くしなきゃ!」

将造「そんな事はどうでもいい! その内閣特務捜査官がいったいこの岩鬼将造になんの用じゃ!?」

赤尾「……いいだろう、時間があまりないので簡単に説明するぞ」



赤尾「このぴかりが丘は、いや、日本は今消滅の危機に瀕している!」





ひめ「……は?」
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/17(水) 18:23:30.41 ID:i1nSB6pIO
ブルースカイ王国大使館



ひめ「かかかか核ミサイル!? ブルースカイ王国が核ミサイル保有国にって……マジで?」

赤尾「そうだ、幻影帝国がついに核開発に成功し、ミサイルの照準を日本に合わせたという情報を我々は掴んだのだ」

ひめ「人んちでなにやってんのあいつら!?」

赤尾「わかると思うがやつらは核による政治交渉など全く考えていない。一触即発の事態と言っても過言ではない」

赤尾「こちらから行動を起こそうものならやつらは直ぐにでもミサイルのスイッチを押すだろう」

赤尾「……だが、それを未然に防げる戦力があったとしたら?」

ひめ「それってもしかして」

赤尾「そうだ! お前たち二組のプリキュアチームに核ミサイルの無力化をしてもらう!」

ひめ「」

リボン「神様! ひめが息してないですわ!」
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/17(水) 18:35:19.21 ID:i1nSB6pIO
将造「……なるほどのう、おまえの考えがわかったぞ。ようはわしらを鉄砲玉にしようってか?」

赤尾「そうだ、ただしその鉄砲玉はミサイルを破壊するがな!!」

将造「ふん、核ミサイルVS極道プリキュアってわけか。……なかなか面白いじゃねーか!!」

ひめ「将造!? まさか本気じゃ」

将造「どのみち奴等には落とし前をつけさせよーとおもっとったんじゃ! 手間が省けるってことだ!」



将造「こいつはでかい戦争が始まるぜ〜〜〜〜!!!」ぐわ



89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/17(水) 18:47:41.26 ID:i1nSB6pIO
ブルースカイ王国


ファントム「クイーンミラージュ様、準備が整いました」

ミラージュ「うむ……始めよ!!」


ファントム「幻影忍法、魔界転生!!」ズオ


サイアーク「さ、さいっっ!? サイアー……」ボコボコッ


サイアーク「ぎゃん!?」パァン

ホッシーワ「ぐああ〜!!」ズオオオ


ナマケルダ「いつ見てもおぞましい光景ですねー」

ホッシーワ「はぁ、はぁ」

ミラージュ「ホッシーワ、蘇った気分はどう?」

ホッシーワ「さ、最高です、クイーンミラージュ様。このホッシーワに再び肉体を与えてくださりまことに感謝していますわ」

ミラージュ「あなたにはまだまだ働いてもらわないとね。……でも、次はないわよ」

ホッシーワ「はっ!!」

ナマケルダ「ところで、オレスキーの姿が見えませんが……?」

ファントム「奴は作戦行動中だ。もっとも、今は自分の鏡を見ているだろうがな」
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/17(水) 18:56:05.07 ID:i1nSB6pIO

オレスキー「俺様は文字通り 最 強 の存在となった! この体がその証なのだ!」

オレスキー「もはやプリキュアなどおそるるに足らず! この核の力で世界を絶望に染めてやるわ!!」


ーー


ひめ(まさかこんな形で実家に帰るなんて思ってもみなかったよ……)

ひめ(でも、あのこたちと一緒に戦うのかー……。仲良くできるかな?)

ひめ(特にあのいおなって子)

ひめ(やっぱり怒ってるよね。うう、やだなー、きまずいなー……)

91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/17(水) 19:05:51.35 ID:i1nSB6pIO
将造「こんなところでなにやってんだ?」

ひめ「わあっ!? ……な、なんだ、将造かー」

将造「明日は一番で乗り込むんじゃ! さっさと寝て休んどけ」

ひめ「う、うん。わかってるけどさー。……なんか色々ありすぎて眠れないや」

将造「ああん?」

ひめ「日本国の偉い人とか、核ミサイルとか、だんだん話のスケールが大きくなってるような気がして」

ひめ「なんだか取り返しのつかないことになるんじゃないかなって」

将造「安心しろ、ひめ」

ひめ「将造……」

将造「わしは取り返しのつかない事は大好きなんじゃ!」

ひめ「一瞬でも安心した私がバカだったよちくしょー!!」グワ
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/17(水) 19:23:19.27 ID:i1nSB6pIO
別室

いおな「私は反対です。急造のチームで連携がとれるとは思えません。却って作戦に支障がでます」

めぐみ「いおなちゃん、まだそんなこと……」

赤尾「大丈夫だ、連携はとらなくていい。極道組はただ大暴れしてくれればそれでいい」

赤尾「その混乱に乗じて我々がミサイルを無力化する。ハピネス組はミサイル捜索を手伝ってくれ」

赤尾「問題はこの男……核ミサイルのスイッチを握っている幻影帝国幹部……」


赤尾「人間核野郎オレスキーをどうするかだ!」


93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/18(木) 07:07:38.05 ID:0A8FUtxiO
ブルー「そのための極道チャージプリキュアさ。将造はプリキュアのパワーだけじゃなく重火器の扱いもお手の物だ。奇襲も心得ているし機転も効く」

ブルー「ひめもやれば出来る子だし、なにより将造のパートナーとしてやってけるのはあの子位だと僕は思うよ」

グラさん「それを聞いて安心したぜ。なんせブルースカイ王国じゃプリキュアのパワーは本来の10分の1しか発揮できないからな」

めぐみ「戦わない潜入がメインなら忍者フォームがあるから安心だね!」

ブルー「それに僕の力ならプリキュアをブルースカイ王国の大抵の場所にワープさせる事が出来る。充分有利な条件で行動できるよ」

いおな「……」

ゆうこ「いおなちゃんどうしたの? 急に静かになっちゃったけど」

いおな「あ……な、なんでもない。明日は頑張らなきゃって思ってつい」

ゆうこ「そう? キャンディなめる?」

いおな「……もらっとくわ」




いおな(私が戦闘で期待されていない……? あのヒメルダでさえ前線で戦うのに)
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/18(木) 07:26:27.80 ID:0A8FUtxiO
廊下

いおな(どうにも心配ね。逃げ足しか取り柄のないダメプリキュアのヒメルダにこんな大切な役目を背負わせていいの?)

いおな(最近はちょっとましになったみたいだけど、もし万が一失敗なんてされたら今度こそお姉ちゃんを救う事は)ブツブツ

ひめ「あ!!」

いおな「!!」

ひめ(……や、やーばい。よりによって一番苦手な子と会っちゃったよ)

いおな「……なにかしら?」

ひめ「へぇあっ!? あ、あの、そのああああしたはっ!! 一緒にがんばろうねー……なんて……?」

いおな「あなたに言われなくても頑張るわよ」

ひめ「そ、そうですよねー……はは」

いおな「他人の事より自分の事を心配したら? 言っておくけど、また逃げたりなんかしたら……」

いおな「今度こそゆるさないから」ギラリ

ひめ「ぴぃ!?」

いおな「それだけ。じゃあね、おやすみなさい」

ひめ(や、やべー……やっぱ怒ってるよぉ……い、胃が痛くなってきた……)クスン
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/18(木) 08:11:26.95 ID:0A8FUtxiO
赤尾「私に話とはなにかな?」

将造「一応言っておきたくてな。わしは手加減はしない! 徹底的に叩くつもりだ!」

将造「だから当然周りの被害なんざ知ったこっちゃない。人が封印された鏡があってもな」

赤尾「それについては心配要らない。あの鏡の強度はこちらで既に検証済みだ。例え戦車の攻撃でも傷ひとつつかなかった」

将造「それを聞いて安心したぜ……」ニター

赤尾「何を考えている?」

将造「これから要求する物を揃えられるか?」

赤尾「お望みなら拳銃から戦闘機まで用意できるぞ」

将造「流石じゃのう。だったら……」
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/19(金) 19:51:34.85 ID:f33pNOO3o
これはBPOクレーム待ったなしのにちあさですわ

いやすげえおもしれえけど
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/21(日) 14:31:10.18 ID:70Sca5+gO
ブルースカイ王国


ブスッ

オレスキー「……ふぅ〜……」

ナマケルダ「あまり無理をしない方がいいですよ?」

ナマケルダ「興奮しすぎると誤作動してしまわないとも限りませんからねー」

オレスキー「心配するな!」

オレスキー「この国の運命を俺様の体が握っていると思うと、ゾクゾクするぞ!」

オレスキー「俺様が死ねばこの国も、日本も壊滅する! 誰も手出しはできな」



ド ワ ォ !!!!


オレスキー「むお!?」

ナマケルダ「な、なんですか一体!?」



「わはは、こいつはすげぇ威力じゃ!!」

「ああ〜! 私のお城が〜!」
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/21(日) 14:35:35.93 ID:70Sca5+gO
オレスキー「戦車だと!? ばかな、どこから現れたのだ!?」

ナマケルダ「まさか迷わずぶちこんだと言うのですか?」


将造「こら〜あ! ひめ! とっとと次弾を装填せんかい!!」ガスガス

ひめ「痛い痛い!! あたま蹴らないで!?」ガチャガチャ

ひめ「装填!」

将造「ファイヤー!!」


ドワォ!! ドォ!!

99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/21(日) 14:41:46.03 ID:70Sca5+gO
ナマケルダ「こら、チンピラ! 一体なにやっとるんですか!?」

将造「!!」

将造「あいつはこの前の……今度こそ逃がさんでー!! ひめ、左じゃ左に回れ!!」ガスッ

ひめ「だからなんでいちいち頭蹴るの!?」

将造「これが正しいやり方なんじゃボケ!! 今度こそぶっ殺してやるわ〜!」

ナマケルダ「ちょ、あなたたち正気ですか!?」

将造「うるせえ!! わしは最初から正気じゃ!!」カチッ


ド ワ ォ !!!!
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/21(日) 14:51:12.77 ID:70Sca5+gO
ひめ「将造〜! 私たちはあくまで陽動だって言われたじゃん! オレスキーが怒って核を爆発させたらどうすんの!?」

将造「わはは、退かねぇと轢き殺すぞ!!」ズドドドド

ひめ「ああ〜 ダメだぁ! やっぱり来るんじゃなかった〜!」

リボン「誰かこの人を止めてですわ〜!」



ーー


いおな「タイガー、大丈夫ですか? あの人本気でやってますよ」

赤尾「やらせとけばいい、どうせ極道とプリキュアが勝手に暴れてるだけだ」

赤尾「オレスキーがもし体内に埋め込んでいるのが起爆装置なら、核ミサイルは別の場所にあるはずだ!!」

赤尾「騒ぎが大きくなればそれだけこっちは動きやすい!」

拓三「ならいいすけど……若は一筋縄ではいきませんよ」

めぐみ「あのひめって子、だいじょうぶかなあ」

101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/21(日) 15:04:17.95 ID:70Sca5+gO
将造「どけどけ〜!」

将造「!! 止まれ!!」ガスッ

ひめ「わあっ!?」

ギャアアア……ドワワ

将造「きさまがオレスキーか!!」

オレスキー「お前ら止まった所を見ると、俺様を殺せばどうなるか知っているな!?」

ひめ「あ、あれが人間核ミサイル」

将造「そこを退いた方がいいぜ、また動き出すかもしれんぞ」

オレスキー「やってみろプリキュア! きさまにそれほどの度胸があるか?」

将造「」ぴくっ

ひめ「あ」

オレスキー「日本を吹き飛ばすだけの根性などきさまにはない!!」

将造「ひめ……」

ひめ「将造!? だ、だめだよ!!」

オレスキー「最初から人間は持っている器が違う! きさまらクズのプリキュアどもは俺様にひれ伏すしかないのだ!!」

リボン「あ、あの男! それ以上将造を刺激したら……」

オレスキー「俺様の前にひざまずけ! 今のきさまに出来ることはそれだけだ!!」

将造「ひめ、どけ〜!」

ひめ「将造、ダメだよ!! ここは一旦引こう!?」

将造「どれ程の器か見せてもらおうかい!?」

ひめ「あかん、みんなふっとんじまう!?」
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/21(日) 15:08:31.48 ID:70Sca5+gO
ひめ「将造〜、やめて〜!!」ぐぐぐ

将造「うお〜! ぶっ殺してやる!!」

ガガガガガガ

ひめ「あいつは人間爆弾だ!! あいつを殺しちゃったら日本が吹っ飛ぶ〜!!」ぐぐぐ

将造「ウオオ!!」





将造「核が怖くて、プリキュアがやってけるかぁ〜!!」





103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/21(日) 15:14:09.91 ID:70Sca5+gO
グワァア!!


ひめ「ああ〜!核爆発だ〜!!」

ドギャァアア!! グシャ!!

ひめ「」

リボン「」ぶくぶく

将造「……」

ひめ「あ、あれ? 将造!?」

将造「騒ぐな!!」

将造「なめたまねしくさりおって!!……見ろ!」

ひめ「あ……」

将造「人形じゃ!!」

ひめ「ロボット……!?」
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/21(日) 15:19:15.17 ID:70Sca5+gO
ひめ「将造はあいつがロボットだって気づいてたの!?」

将造「当たり前じゃ!! 奴の目は死んどったわい!!」

リボン「さ、流石将造ですわ……」

将造「あんなもんでビビって、安く見られてたまるか!!」カタカタ

ひめ「……ん?」

将造「」カタカタカタカタ

ひめ「将造!! あんた本当にあいつがロボットだって知ってたの!? ただ意地を張っただけじゃないの!?」

将造「バ、バカタレ!!」

リボン「こ、こんな所にいたら命が幾つあっても足りないですわ……」ガタガタ
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/21(日) 15:32:41.64 ID:70Sca5+gO
『いい度胸だなプリキュア! 誉めてやるぞ!』

ひめ「な、なに!?」

将造「騒ぐな! ただの放送じゃ!!」

『だがもうここまでだ、大人しく降服しろ!』

将造「へへへ、お前こそ俺の前に出てこいや、チンポ舐めさせてやるぜ!!」

『それ以上やれば取り返しのつかんことになるぞ!』

将造「ひめにも言ったがなー、俺は取り返しのつかない事は大好きなんだ!!」

『バカめ! お前らの命は既に、俺様の手の内にあるのがわからんのか?』

将造「カッコつけてねえで、やってみろ〜〜〜!!」


カチッ




 ド ワ ォ ! ! ! ! ! 




106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/21(日) 15:37:15.01 ID:70Sca5+gO
将造「ムオ」

ひめ「ぎゃああ 床が崩れる〜!!」

リボン「ああ〜!?」


ゴゴゴゴゴゴゴ!!!!

ドドド!! バキバキ

ズズゥン……


チョイアーク1「チョイ、チョイ!! (三階下で止まった! 非常口から回れ!)」

チョイアーク2「チョイ?(死んだかな?)」

チョイアーク3「チョチョイ(生きてたらバケモンだ)」


107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/21(日) 15:54:31.76 ID:70Sca5+gO
グワッ!!

チョイアーク「!?」

将造「殺るんならとっとと殺らんかい!!」ドワ

プリンセス「ウオオ こうなったらもうヤケだぁ〜!!」ドワワ

リボン「わはは、もうめちゃくちゃですわ〜!!」ズオ


ズギャ!! ドォ!!


チョイアーク「ぎゃん!!」

将造「おら〜! 行くぞ〜!!」ズドドドド


将造「極道マシンガン!!」ドワ
プリンセス「プリンセスガチンコツインマグナム!!」ドワワ

ドワォ!!!

チョイアーク「ああ」
チョイアーク「ぎえ〜!」
チョイアーク「ぎゃん!!?」


プリンセス「もう!! やっぱりパワーが低くなってる!」

リボン「プリンセス〜! これを使うですわ〜!!」つロケラン

プリンセス「リボン!? そんなものいつのまに」

リボン「将造が持ってけって言ってたですわ」

プリンセス「そ、そんなこと言っても使い方が」

将造「んなもん適当に引き金引きゃ勝手に出るわ!! 早くしろ〜! 殺されるど!!」ズワオ

プリンセス「ああ、もうどうにでもなれ〜!!」グワォ


カチッ


ドワーーーーーーーーーーッッッ!!!


チョイアーク「「「「ぎ ゃ ん ! ? 」」」」
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/21(日) 16:03:46.04 ID:70Sca5+gO
将造「わしらを誰やと思うとる!!」

将造「極道プリキュアやど〜〜〜!!!!」



ズガガガガガガガガガガガガガ!!!!!



ひめ「ウオオ〜〜〜〜〜!!!! 将造、上だ〜〜!!」ドガガガガガガガ


将造「」ジャキン


将造「プリキュアニーミサイル!!!!」ドワーーーーーーーーーーッッッ!!!



ドン!!
ドワワ
ズワ
アギャー
ドオオッ!!
アア
ギャンッ


…………
………………………


109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/21(日) 16:11:17.47 ID:70Sca5+gO
ゆうこ「さ、さっきから凄い音だね」

三太郎「ありゃーたぶん下からだぜ、もしかしたら戦車が落っこちちまったのかもな」

いおな「……!!」

めぐみ「だ、大丈夫なんですか? その、将造さんとひめは」

拓三「ああ、若ならたぶん平気だろ。お嬢ちゃんは……どうかねー?」

三太郎「もしかしたら死んだかもな」

いおな「……」

いおな「……!!」きっ

いおな「すいません! 私、行ってきます!!」

めぐみ「へ? いおなちゃん!? ちょっと……」

いおな「すぐにもどるから!!」ダダッ

ゆうこ「いおなちゃん!!」

赤尾「放っておけ、もう間に合わん! 我々はこのままミサイルを探す!」

赤尾「……しかし、あの子が一番冷静だと見たが、意外に熱いんだな」
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/21(日) 16:19:38.52 ID:70Sca5+gO
ファントム「そろそろ奴等が来るぞ」

オレスキー「……」

ファントム「オレスキー、お前は奥の部屋に引っ込め」

オレスキー「バカな! この俺様に退けと言うのか!? そんなことをしたらわざわざ人間核爆弾になった意味が無くなる!」

ファントム「やつらは特別だ。あれは普通のプリキュアではない」

ファントム「完全にくるっている」

オレスキー「そんな筈はない。核の前には全ての人間は無力だ〜〜〜〜!!!!」



ズワォ!!!!



111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/21(日) 16:25:45.70 ID:70Sca5+gO
赤尾「うっ!?」

めぐみ「こ、これは……?」


ズズン


ゆうこ「こ、これが全部核ミサイルなんですか!?」

めぐみ「これだけの数のミサイルが爆発したら」


赤尾「奴が死ねば、日本全土が吹っ飛ぶ!!」


ーー


将造「待たせたな、約束通りチンポ舐めさせてやるぜ!!」

オレスキー「よくぞここまで来た! 面白いものを見せてやる!!」ジャキン

プリンセス「爪が!?」

将造「面白ぇオモチャ持ってるじゃねぇか!」

オレスキー「ムッ!!」ズシュ

将造「!?」

プリンセス「自分を傷つけた……!?」
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/21(日) 16:31:36.14 ID:70Sca5+gO
ゴゴゴゴゴゴゴ……


めぐみ「ミ、ミサイルが動き出した!?」

赤尾「いかん、将造に、奴との戦いを止めさせるんだ!」

拓三「んなこと言っても向こうに行ったのは紫の髪の嬢ちゃんだけだぞ!?」

ゆうこ「い、いおなちゃん……」

ーー

いおな(は、早く……! なんだか猛烈に嫌な予感がする……!!)ダダダダダ

ーー


将造「貴様、なんのつもりじゃ!?」

オレスキー「俺様の体に傷をつけたらどうなるか……よく見ろ!!」


ドドドドドド!!!


リボン「ま、まさかぁ〜!!」

プリンセス「ミサイルが発射されたのかぁ〜〜!!!?」


113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/21(日) 16:45:09.91 ID:70Sca5+gO
いおな「ああ、か、核ミサイルが発射される!!」


オレスキー「日本壊滅の時を見ろ!!」

オレスキー「きさまらのような無能な人間が俺様に逆らえばどうなるか、その目を見開いてよく見ろ!!」


プリンセス「ミサイルがぁ〜!! ……ってあれ?」

プリンセス「なんで、なんで町の方に」




――――――― ド ワ ォ ! ! ! ! ! 





将造「……」

リボン「あ……ああ、町が……町が……」

プリンセス「」



ーー




赤尾「核ミサイルではない……?」

赤尾「これは全てただのミサイルか!!」

めぐみ「で、でも、町が……ブルースカイ王国の町が一瞬で……」

ゆうこ「ひどい……」
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/21(日) 16:51:37.41 ID:70Sca5+gO
オレスキー「ふ……ふは、ふははははははは!!」

オレスキー「どうした? 核ミサイルでなくてガッカリしたか? だがなー、もしあれが核だったら今頃ここも蒸発してしまったぞ!」

将造「……」

プリンセス「……」

オレスキー「だが、これで分かっただろう!? きさまら低脳のクズどもが幾ら俺様に向かっても、俺様を倒せはしない!!」

オレスキー「この俺様には誰も手出しはできない! 例え神であろうと、仏であろうとな!!」

115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/21(日) 16:56:34.27 ID:70Sca5+gO
オレスキー「さぁ〜! ひざまずけ!! 土下座して俺様に許しを乞え〜!」



「「クソガキが……」」



オレスキー「……ん?」

オレスキー「今……なんと言った?」




将造「……」
プリンセス「……」



ジャキン!!



オレスキー「!!??」
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/21(日) 16:58:43.33 ID:70Sca5+gO






将造&プリンセス「 ク ソ ガ キ ャ ア !!!!! 」






117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/21(日) 17:08:20.65 ID:70Sca5+gO

ズガガガガガガガガガガガガガ!!!!!
ドガガガガガガガガガガガガガ!!!!!


将造&プリンセス「ウオリャアア〜!!」グワッ

オレスキー「うお!」

バスッ!!

オレスキー「ギャアアア!? 手が〜!?」


ーー


ゆうこ「タイガー! またミサイルが〜!」

赤尾「まだか!?」

拓三「もう少し……!!」


ーー


ドガガガガガガガガガガガガガ!!!!!
ズギャ!! ドオオッ!!


オレスキー「あ、ああ」

オレスキー「プ、プリキュア……俺様が傷つけばミサイルで町は吹っ飛び、俺様が死ねば核が爆発するんだぞ!?」


将造「まだ言うか、おのれは〜!!」グワッ
プリンセス「もう、爆発してんだろ〜がぁ〜!!!」グワォ


リボン「ひ、ひめがブチキレたですわ……」



「「吹っ飛ばせるなら、吹っ飛ばしてみろ〜!!!!」」ドガガガガガガガ!!!


リボン「ひめ〜!」


118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/21(日) 17:20:20.38 ID:70Sca5+gO


将造「わしは 核 爆 発 見たかったんじゃ! だのに、あないな線香花火でごまかしおって!!」オメメグルグル

ひめ「きさまのような外道はもう一度あの世から出直してこいやぁ〜!!!!!」オメメグルグル


オレスキー「あ、ああ」


将造「はったりばかりかませおって!!」
プリンセス「やるんならさっさとやれやぁ〜!!」

オレスキー「くるっている……」

将造「きさまのような肝の小さい男は自分では死ねん!!」グワッ

プリンセス「私たちがぶっ殺してやるわぁ〜!!」グオオ


オレスキー「あいつらは く る っ て い る !!!!!」



―――― ド ワ ォ ! ! ! ! ! 



119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/21(日) 17:24:26.10 ID:70Sca5+gO
つづく

もっと取り返しのつかないことを書きたい(オメメグルグル
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/21(日) 19:03:34.41 ID:4za4/cj60
面白いな
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