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【安価】世莉架「安価でタクを楽しませちゃうよ」【CHAOS;CHILD】
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33 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/02/19(日) 20:40:29.53 ID:x+qXQiD+0
世莉架「タクをシャワーにっ?! 参ったなあ////」
世莉架「安価は絶対・・・・・・安価は絶対・・・・・・////」
世莉架「――よし、おっけい。ここは全年齢板だからそこを承知でならできるかぎりがんばろうかな」グッ
世莉架「た、タク〜?」ソロー
拓留「なんだ尾上、もう上がっていたのk――って! 待て待て待てなんで服着てないんだよ!!」ブハアッ
世莉架「う? だってまだシャワー浴びてる途中なんだもん」
拓留「だ、だったら出てくるなよ!! 何考えてるんだ!!」
世莉架「そ、その・・・・・・タクも一緒にどう?//」
拓留「なん・・・・・・だと・・・・・・」
世莉架「いや、タクの意思なんて関係ないね♪ 安価は絶対♪」クワッ
拓留「ちょ、尾上? あの、尾上さん? なんか目が怖いんですけど・・・・・・」
世莉架「覚悟ー!」ヨイデハナイカー
拓留「覚悟って!」
世莉架「よいではないか〜生娘じゃああるまいし」
拓留「そりゃ僕は男だから生娘じゃないぞ!」
世莉架「大丈夫だよタク! 痛いのは最初だけだから! すぐに気持ちくなるよ!」
拓留「きゃーっ!」
世莉架「あは、タクも太すぎず細すぎず、いい体してるねぇ」
拓留「きゃーっ! きゃーっ! ぎゃーっ!」
世莉架「ちょっ、暴れすぎだよタク! パンツが脱がせにくいでしょ!」
拓留「ぎゃあああああああああああああっ!」
拓留(僕は。これから、いついかなるテンションのときに尾上を襲おうと思っても、決して劣情に負けてはならないと、そう誓った――)
世莉架がシャワー中のとき
拓留「いくぞ尾上! やるぞ尾上! もう戻れないぞ尾上ーっ!」←イメトレ中
34 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/02/19(日) 21:25:44.85 ID:x+qXQiD+0
世莉架「えっへへ、そのあと何があったかは皆さんの想像にお任せするね♪」
世莉架「でも間違いなくタクは喜んでた! これは
>>32
さん正解だよっ」
世莉架「さあてと! 気を取り直して次いってみよーっ」
場所
>>35
メンバー
>>36
する内容
>>37
35 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/19(日) 21:36:41.49 ID:f+Tw49hu0
秋葉原
36 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/19(日) 21:36:49.64 ID:gC0XQDkCO
有村雛絵
香月華
37 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/19(日) 21:58:53.09 ID:T8yQkBhFO
食堂の男について調べる
38 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/02/19(日) 23:54:58.36 ID:x+qXQiD+0
世莉架「『食堂の男』、か・・・・・・しらべてみよっと」スマホポチー
世莉架「ぷっ、なんだか面白そう♪」
世莉架「新聞部の記事のネタとしてタクに提供してあげればよろこぶかも!」
世莉架「よーし、やるぞっ」
〜新聞部部室〜
拓留「『食堂の男』、だと?」
世莉架「うん、こんどの記事のネタにいいかなって。秋葉原とかいって実在するか否かを調査するの」
拓留(食堂の男・・・・・・情報強者かつリア充の僕はその概要についてもちろん知ってはいるが・・・・・・実在するかどうかなんていままで気にしたこともなかったな)
拓留(久々にいいものがかけるかもしれないぞ)
拓留「いい! いいよ尾上! それでいこう!」
世莉架「おっけい♪ そうと決まれば明日早速現地で調査だね」
伊藤「あ、悪ぃ、明日俺ちっとばかり用事があるんだ」
拓留「な、なんだよ、士気が下がるな」
伊藤「この通りだって、な?」
拓留「わかったよ。何も無理やり連れて行こうっていうんじゃないからさ」
伊藤「すまねえ、恩に着るぜ! この埋め合わせは必ずする」
拓留「頼んだぞ」
拓留「さて、一人欠員がでてしまったな。来栖は青葉寮の家事や買い物で忙しいから来れないにしても・・・・・・さすがに二人じゃ効率が悪い」
拓留「仕方ない、香月! お前にもお願いするよ、明日の調査」
香月「んっ」グッ
世莉架「華ちゃんも参加だね♪」
拓留「できればもう一人くらいいるといいんだが・・・・・・そうも都合よく人材なんて――」
有村「チャオっす! 新聞部の皆さん方〜って、なんですかこのシリアスな感じ! らしくないっすよ〜」
拓留「――いるんだな」
伊藤「有村か。どうしたんだ? こんなとこにきて」
有村「いや〜いつもここにくると結構な確率で面白いことが起こるので♪ 暇なときはこうして来ることにしたんですよ」
拓留「おい、それは聞き捨てならないな。そんな暇つぶし感覚でこの新聞部の部室に足を踏み入れるのh・・・・・・」
世莉架「あ、ケーキあるんだ〜食べる?」
有村「あっ、せり! 気が利くのぉ〜ではいただきますかねぇ」
拓留「話を聞けっ!!」
世莉架「まあまあ、タク、そう怒んないでよお」
拓留「そうは言ってもだな・・・・・・!」
世莉架「あ、そうだ。明日の調査、雛ちゃんにも手伝ってもらおうよ!」
有村「調査? なんですかそれ面白そう!」
拓留「おいおい、おふざけ気分で参加されては困る。明日の調査は今度の記事の大事なネタになるんだ。そう簡単に・・・・・・」
世莉架「場所は秋葉原だよ」
有村「秋葉原ッ!?」ガタッ
拓留「だから話を聞けッ!!」ズコッ
有村「先輩! 私気になる本がっ!! い〜っぱいあるんですけど、ひなちゃんはご覧の通り美少女なので一人で秋葉原に行くと視姦されてキモいんです!」
有村「せっかくの機会なんで一緒に行かせてください!」ズイッ
有村「お願いします!!」クワッ
拓留「あ、はい、あの、わかりました、はい、すいません」
39 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/02/20(月) 00:09:36.62 ID:VZeMz7D30
ヤッター ヨカッタネェヒナチャン
拓留(強引に同行を決められてしまった・・・・・・)
拓留(まあ、有村なら害はないか)
〜翌日――秋葉原〜
世莉架「わあ、ここが秋葉原かあ。なんだか渋谷とはちがう複雑さだね」
有村「こ、ここがオタクの聖地・・・・・・」
拓留「あくまでも今日ここに来たのは調査のためだ。遊んでいるようではだめだからな」
香月「ん」
有村「わかってますって〜そう心配しなさんな先輩」
世莉架「心配しなさんな〜」
拓留「そういうところが心配なんだが」
拓留「ま、まあいい。早速調査をはじめよう」
拓留「二人一組で行動し、二手に分かれるのが、この場合ベストだろう」
拓留「僕は香月とペアになる。尾上は有村とペアになって調査にあたってくれ」
拓留(香月は無口だ・・・・・・だから余計な道にそれずに調査できる安心感がある)
有村「わっかりました〜了解ですぜ兄貴っ!」
世莉架「おっけい」
世莉架(またタクとペアになれないのか〜残念)
世莉架(あたし、もしかして避けられてるのかなあ)
世莉架(いや、でもこのまえはあんなこともあったし///)
世莉架(ま、これくらいでふてくされても仕方ないね)
拓留「事前にネットなどの口コミや@ちゃんでの情報はこの紙にまとめてあるから、これも参考にしてくれ」つファイル
拓留「それでは、調査開始だ」
十分後
拓留(しかし、事前調査にしてはやけに詳しい内容があるな、この紙)
拓留(これを作成したのは香月だけど・・・・・・情報強者の僕が遅れをとるなんて)
香月(あの紙・・・・・・エンスー2のナイトハルトにいろいろ聞いて書いた・・・・・・)
香月(スーパーハカーとか言う人がアキバにいて、その人の友達がどうもその食堂の男かもしれないという噂)
香月(この情報は尾上先輩たちのファイルには入っていない、拓留先輩が持ってる紙にだけ書いたこと)
香月(一緒のペアでよかった・・・・・・)
香月(先輩、よろこんでくれるかな)
香月「喜んでくれたら嬉しい、かも」ボソッ
拓留「か、香月がしゃべった?!」
香月「んー?」
拓留「そ、そんなわけないよな」
拓留(香月のまとめてくれた資料によると、秋葉原駅から少し歩いたところにある古い店『ブラウン管工房』のあたりで出現するという噂があるらしい)
拓留(いってみるか)
40 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/02/20(月) 00:24:30.22 ID:VZeMz7D30
〜ブラウン管工房前〜
大檜山ビル
拓留「とはいえ来たはいいものの・・・・・・」
拓留「張り込む、しかないんだろうな。こればかりは」
拓留「まあまだ時間はあるし、やってみるか」
拓留「香月はそれでいいか?」
香月「んっ!」グッ
拓留「そうか、ありがとう」ハハッ
拓留「張り込みが長くなることも想定して、コンビニで食べ物を買っておくか・・・・・・」
拓留「香月もロリポップやするめばかりじゃなくて、ちゃんとしたものを食えよ?」
香月「ん」
〜ロンソー秋葉原店〜
拓留「大方、こんなもんだな」
拓留「レジにならぶか・・・・・・」
???「わあっ♪ ジューシーから揚げナンバーワン・・・・・・」
???「まゆしぃはお腹がぺこぺこなのです」
???「そうだ、オカリンと紅莉栖ちゃんの分も買っていってあげよーっと」
拓留「あ、あの・・・・・・」
???「えっ?」
拓留「す、すみません、あ、あの、レジに、並びたい、ん、です、けど・・・・・・」
???「ああっ、ご、ごめんなさい! お腹が減ってつい」エッヘヘー
???「すぐ退くから、ごめんねぇ」サササ
拓留「あ、行った」
拓留(かわいらしい人だったな)
拓留(胸も大きかった)
香月「んー!」ゲシッ
拓留「ぐあっ!! や、やめてくれ香月! 僕の背中は壁じゃない!」イテテ
香月「ん〜」
香月「拓留先輩が他の子に鼻の下伸ばしてるの、なんだか面白くない、かも」ボソッ
〜再びブラウン管工房前〜
拓留「さて、気を取り直して張り込み開始だ」
拓留「長くなるかもしれないし、気合入れないとな」
拓留「んっ? 大檜山ビルに誰か向かっていっているような・・・・・・」
そこで現れた人物(シュタゲ関連限定)は
>>41
41 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/20(月) 00:29:06.86 ID:/R3FLIG9O
久野里無理なら助手
42 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/02/20(月) 01:01:40.25 ID:VZeMz7D30
紅莉栖「〜〜♪」
拓留「長髪の女性が鼻歌を歌いながら歩いている・・・・・・」
拓留「ん? 待てよ、あの人どこかで――」
拓留「――っ! ま、まさか牧瀬紅莉栖?!」
拓留「若くしてNature誌に論文が載ったことで話題になったよな・・・・・・」
拓留「そんな天才がなんでまたこんな古いビルなんかに・・・・・・」
拓留「香月、お前も今の見てたよな」
香月「zzzzzz」ウツロウツロ
拓留「って寝てるし!」
拓留「ま、まあ、いい。別に僕たちは牧瀬紅莉栖を見にここへきたわけじゃないしな」
紅莉栖「まったく、岡部ってやつは、いつまでガラクタつくりつづけてるんだか」
紅莉栖「きっと一人じゃダメになっていくタイプよね・・・・・・きっとそうだわ」
紅莉栖「そしてそれを支えるのは・・・・・・牧瀬紅莉栖こと、私」
紅莉栖「って! いわせんな恥ずかしい///」
拓留(なんだあの人、独り言がすごいぞ)
拓留(天才となんとかは紙一重っていうしな)
拓留(あまりかかわらないほうがいい人物なのかもしれない)
拓留(そして牧瀬紅莉栖は大檜山ビルの2階へと続く階段に消えていった)
拓留(うーん、今のところたいした手がかりはつかめていないよな)
フーッハッハッハ
拓留(なんだこの変な笑い声は)
岡部「俺だ。新たな野望の一歩となるキーがついに完成した。ああ、そうだ。未来ガジェットと名づけたあれのことさ」
岡部「フッ、これで我々のプロジェクトもまた一歩、完成へとコマを進めたことになる」
岡部「完成が楽しみだ」
岡部「おおっと! もっとも俺は機関に追われる身だ。慎重にならなければならないな。ああ、お前の言うとおりだ」
岡部「それではまた、今度は機関を闇へ葬ったあとでうまい酒でも飲もう」
岡部「健闘を祈る。エル・プサイ・コングルゥ」ポチッ
拓留(この口調は、まさか)
拓留(あの人が・・・・・・食堂の男?)
拓留(確かに事前調査の内容とかなりかぶる点がある)
拓留(最後の決め台詞が「ラ・ヨダソウ・スティアーナ」でないのはひっかかるが)
拓留(これは調査対象にしたほうがいいに違いない)
岡部「むっ! 貴様は――」
そこで岡部の前に現れたのは
>>43
43 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/20(月) 01:07:37.91 ID:kFrgB0oj0
澤田きゅんとダル
44 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/02/20(月) 01:23:09.76 ID:VZeMz7D30
岡部「おお、ダルではないか! その隣にいるのは一体何者だ?」
ダル「ああ、こちらは澤田きゅんだお」
岡部「ほぅ・・・・・・貴様、只者ではないな? この鳳凰院凶真に洗いざらい吐けい!!」
ダル「ちょwwww オカリン初対面の人に厨二病前回とかwwww というか澤田きゅんはネットで知り合っただけの友達だお」
ダル「さっきまでオフ会してたもんで」
澤田(なんだこの男、するどいな)
拓留「なんか変なのが次から次へと・・・・・・埒が明かないな」
拓留「やはり食堂の男は実在していたのかもしれない」
拓留「そ、そうだ! 写真だ! 写真を撮ろう!」
拓留 パチャッパシャッ
岡部「む?」
拓留(ま、まずい! 勘付かれたか!)
岡部「ダァールよ、ちょいとばかし席をはずしてはくれまいか」
ダル「道路のど真ん中ではずす席もクソもないわけだが」
岡部「う、うるさい!! とにかく!! 機関の差し金らしき存在を俺は今垣間見た」
岡部「ここから先はプロの仕事だ。お前を巻き込みたくはない」
岡部「お前の腕は、必ずやこの世界を変えるだろう」
ダル「厨二病乙。まあメンドそうだし先にいってるわ」
岡部「ああ、無事を祈ってくれ。エル・プサイ・コングルゥ」
岡部「さて・・・・・・」
拓留(これは、まずいんじゃないのか?!)
拓留(得体の知れない男に捕まるのはごめんだぞ)
拓留(よし、ここは
>>45
するしかない!!)
45 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/20(月) 01:27:14.56 ID:/R3FLIG9O
厨二病で対抗
46 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/20(月) 11:27:34.78 ID:07yw4qIaO
せりか可愛いなぁ
支援
47 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/02/20(月) 21:33:54.62 ID:VZeMz7D30
拓留(厨二病で対抗・・・・・・)
拓留(フッ・・・・・・情弱に合わせてやらなきゃいけないのが真のリア充の辛いところか)
拓留「ええい、ままよ!」ダッ
香月「zzzzzz・・・・・・?」
拓留「どうやら気づかれてしまったようだな! いつか来ると思っていた対峙のときがこんなにも早いとは!!」
岡部「ッ!! 貴様やはり機関の差し金かあッ!!?」
拓留「いかにも・・・・・・お前は首を突っ込みすぎたのさ!!」
岡部「俺としたことが・・・・・・機関の気配に気づくことが出来なかっただと」
岡部「・・・・・・フフ」
岡部「くく・・・・・・」
岡部「フゥーハッハッハッハッハ!!!!」
拓留「!?」
岡部「俺は、鳳凰院凶真だッ!!」
岡部「散るときは、華麗に散るのみッ!!」
岡部「いざ、尋常に勝負だッ!!」
拓留「のぞむところさ!」
ウォーー
ヒ、ヒダリウデガアアア
有村「ね、ねえ、せり」
世莉架「う?」
有村「なんかいい年こいて戦いごっこやってる男の人たちがいるけど・・・・・・」
世莉架「秋葉原だから、そういうこともあるんじゃない?」
有村「そ、そうかな・・・・・・」
有村(なんか一人は宮代先輩に見える気がするけど)
有村(関わっちゃいけない気がするし、ここは離れたほうがいいかも)
有村「あ〜! お腹すいちゃった!」
有村「ご飯食べにいこ! せり」
世莉架「そうしよっか。私ね、行きたいところあるんだ〜」
有村「そうなの?」
世莉架「うん!」つスマホ<サンボ
有村「」
48 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/02/20(月) 21:41:24.34 ID:VZeMz7D30
岡部「はあっ、はあっ、ぐっ・・・・・・」
拓留「はあっ、はあっ・・・・・・」
岡部「や、やるな」
拓留「あんただって」
岡部「この俺に匹敵するやつを見たのは久しぶりだ。そう、あれは6年前の――」
天王寺「おい」
岡部「!?!?」
天王寺「店のまえでじゃれあっていられちゃあじゃまなんだよ」
天王寺「まったく、お前ってやつは迷惑ばっかりかけるなあ」
天王寺「さっさとすっこめ!! 家賃三倍にすっぞ!」
岡部「す、すみませんでしたッ!」ドゲザ
天王寺「そこの兄ちゃんも、このバカと一緒にこれ以上バカやるようなら、ただじゃおかないぜ?」ギロッ
拓留「ひ、ひっ」
拓留(こ、この殺気は只者じゃない!?)
拓留(逆らえば・・・・・・死ぬ)
拓留「す、すいませんでした・・・・・・」
岡部「お、おい、そこの・・・・・・名を何といったか」
拓留「あ、宮代です」
岡部「そ、そうか宮代か。ひとまず我々のラボに来い。ここは休戦だ」
拓留「はい」
拓留(休戦って・・・・・・続ける気じゃないだろうな)
拓留「連れがいるんで先に上がっていてください」
岡部「うむ。待っているぞ」
拓留「おい、香月」
香月「ん〜?」
拓留「潜入だ。気合いれてけ」
香月「!」
香月「ん〜!!」
拓留「あんまりテンション上げすぎないようにな」
49 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/02/20(月) 21:52:58.35 ID:VZeMz7D30
〜未来ガジェット研究所〜
岡部「お、来たな」
拓留「お邪魔・・・・・・します」
香月「んっ」ペコッ
紅莉栖「ちょっ、岡部・・・・・・!? どうしたのよ。お客さん?」
岡部「いかにも! 激しい格闘の末築いた絆の上に成り立つ、真の好敵手だ!」
紅莉栖「はいはい、厨二病乙、と」
紅莉栖「ごめんなさいね〜こんなのに絡まれちゃって、迷惑だったでしょ?」
岡部「むっ、なんだなんだその言い草は。気に入らんな!」
紅莉栖「あんたがいつもそうやって厨二病全開だからいろんな人巻き込むんでしょうが!」
岡部「世界を混沌へと導く存在だ、当然だろう」
紅莉栖「はあ、もう話が通じないわ」
岡部「貴様こそ、だれもいないラボですることといったら@ちゃんを見ることくらいだろうに」
紅莉栖「はあ!? 私は見てないわよそんな掲示板!」
岡部「@ちゃんが掲示板だとなぜ知っている」
紅莉栖「えっ! そ、それは、その・・・・・・って、@ちゃんが掲示板だってことは常識じゃないのよ! そうよ常識よ!」
岡部「ずいぶんと焦っているようだな」
紅莉栖「き、気のせいよ」
岡部「ぬるぽ」
紅莉栖「ガッ」
岡部「ダルが真剣にダイエットを計画して2日で頓挫したらしいぞ」
紅莉栖「草」
岡部「確定だな」
紅莉栖「ねえ〜ちょっと待って! やりなおし! やりなおしを要求するわ!」
岡部「無駄だクリスティーナよ!! いやねらーよ!!」
紅莉栖「ティーナでもねらーでもねーから!!」
拓留(なんだこの人たちは・・・・・・ずいぶん仲がいいようだがぜんぜん話にはいっていけないな)
香月「ふふっ」
拓留「どうしたんだ? 香月」
香月「この人たちの会話・・・・・・」
香月「草」
香月「・・・・・・かも」
拓留「お前もか・・・・・・」
拓留「っていうかしゃべった?!」
香月「ん」
拓留「そんなわけないよな」ハァ
紅莉栖「はっ! そうだわ。お客さんが来ていると言うのにお茶の一つも出していなかった」
岡部「まったく、客をもてなす態度がなっていないぞ、助手よ」
紅莉栖「あんたが招いたんでしょうが!! ていうか助手じゃないわよ!」
50 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/02/20(月) 21:55:22.73 ID:VZeMz7D30
拓留「あ、いえ、お構いなく」
紅莉栖「遠慮しなくていいのよ」
岡部「そうだ。ゆっくりしていくといい」
紅莉栖「あんたも手伝いなさいよ!」
拓留(さて・・・・・・)
拓留(いよいよ調査対象の潜伏場所らしきところへと足を踏み入れてしまったわけだが)
拓留(どうやって切り込んでいけばいいんだろう)
拓留(よし、
>>51
でいこう)
51 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/20(月) 22:57:51.94 ID:3sS3hloUO
とりあえずお互いに自己紹介する
52 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/02/20(月) 23:23:33.39 ID:VZeMz7D30
拓留(そうだな。まずはちゃんと自己紹介しよう)
拓留「あ、あの!」
岡部「む? どうした」
拓留「そ、その・・・・・・ぼ、僕は、み、宮代拓留といいます」
拓留「それで、こ、こっちが後輩の香月華」
香月「ん」ペコリ
岡部「そういえば自己紹介がまだだったか。フフッ、いいだろう! 我が名は鳳凰院凶m――」
紅莉栖「こいつは岡部倫太郎。厨二病のどうしようもないやつよ」
岡部「ど、どうしようもないやつとはなんだ! 第一その名は――」
紅莉栖「もういいから! 天王寺さんに相談するわよ!」
岡部「岡部倫太郎です。趣味は機械いじりです」
拓留「ど、どうも」
拓留(やはりあのガチムチは危険人物みたいだな)
紅莉栖「その・・・・・・あなたたちは秋葉原には何の用で来たの? オタカップルのデート的な?」
拓留「かっ! カップル!?」
香月「んっ!?」
拓留「ち、違いますよ! 僕たちは学校関係のことでここに来ただけで! カップルなんかじゃないですから!」
香月「ん・・・・・・」シュン
紅莉栖「ふうん」ニヤニヤ
紅莉栖「まあいいわ、それで、学校関係のことって一体?」
拓留「ぼ、僕たちは・・・・・・その、新聞部という部活に所属しているのですが」
拓留「記事を、書いていて」
拓留「次のネタは『食堂の男』が実在するか否か、という点を調査するというもので」
拓留「この秋葉原でそれらしき男が出没すると聞いて来たんです」
香月「んっ」
紅莉栖「食堂の男、か」
紅莉栖「そいつの特徴って一体どんなものなのかしら?」
拓留「えーっと、確か・・・・・・」
拓留「カノッサ機関? とりあえず機関という大きな存在を匂わせるような壮大なことを言っていて」
拓留「世界の選択がどうのこうのって」
拓留「周囲の人物を不安にさせるようなことを吹聴しているらしいです」
拓留「最後に決め台詞(?)的な感じで『ラ・ヨダソウ・スティアーナ』といって話を終わらせるみたいですね」
紅莉栖「」
紅莉栖(それって・・・・・・まるっきりこいつのことじゃない)
紅莉栖(さすがにここまで言われれば岡部も気づいて――)
岡部「ふむ、なるほど、俺以外にも機関に追われる日々を過ごすものがいるのか。興味深いな」フッハッハ
紅莉栖(――ないし)ハァ
紅莉栖(どうしたものかしら)
紅莉栖「岡部、ちょっとドクペ買ってきてくれないかしら」
岡部「なっ!! 助手の分際でこの俺をこきつかうとは、一度俺の恐ろしさを味わせたほうが――」
紅莉栖「それじゃあこっちは天王寺さんの恐ろしさで対抗するわね」
岡部「ひ、ひきょうだぞう」
紅莉栖「行くの? いかないの?」
53 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/02/20(月) 23:32:22.74 ID:VZeMz7D30
岡部「くっ・・・・・・おぼえていろよぉ!」バッ
紅莉栖「行っちゃったわね」
拓留(一番弱いやつが言う捨て台詞を堂々と・・・・・・)
紅莉栖「さて、それじゃあ本題に入ろうかしら」
紅莉栖「あなたたちは食堂の男に関してスクープが欲しいのよね?」
拓留「そ、そうです」
紅莉栖「その食堂の男、たぶん岡部のことだわ」
拓留「そうなんですか?!」ガタッ
紅莉栖「あなたが言った特徴、あいつにぴったりあてはまるもの」
紅莉栖「最後の台詞が『ラ・ヨダソウ・スティアーナ』っていうのがひっかかるけど」
紅莉栖(別の世界線が関係あるのかしら)
紅莉栖「岡部はいつも『エル・プサイ・コングルゥ』って言ってるけど、正直覚えてる人なんてほとんどいないわ」
紅莉栖「きっと誰かが聞き間違えたかなにかよ」
紅莉栖(そうしておこう)
拓留「なるほど」
拓留「それで・・・・・・僕たちはあの人、岡部さんを記事にしてよいのでしょうか」
紅莉栖「う〜ん、肖像権とかの問題からすれば危ないけど、あなたたちは別に新聞社とかではないみたいだし」
紅莉栖「プライバシーに配慮すればいいんじゃないかしら」
紅莉栖「あとはあいつの許可をとることね」
拓留「そ、それが一番、その、難しそうなんですけど」
紅莉栖「簡単よ」
紅莉栖「『世界にお前の名を轟かせたくはないか』とでも言って調子に乗らせればいいのよ」
紅莉栖「調子に乗ったあいつは判断力にかけるわ」
拓留「なんだか罪悪感がありますよ」
紅莉栖「いいのよ、減るもんじゃないし」
紅莉栖「実在した旨を伝えるだけなら特に問題はないと思うわよ」
拓留「そうですね」
拓留(こうして、食堂の男は実在したという記事を書くことになった)
拓留(帰ってきた岡部さんはよろこんで取材に応じてくれた)
拓留(はは、久々に新聞部の活動に精がでるぞ)
54 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/02/20(月) 23:35:45.39 ID:VZeMz7D30
しばらくして
拓留「そういえばこのネタを発案してくれたのは尾上だったな」
世莉架「えへへ〜そうだよ」
拓留「尾上のおかげでいい記事になりそうだ」
拓留「ありがとうな」
世莉架「そ、そんなお礼なんていいよ/// タクのためだもん」
世莉架「楽しかった?」
拓留「もちろんだ」
世莉架「良かった///」
世莉架(大成功みたいだよ! ありがとう
>>35
さん!
>>36
さん!
>>37
さん!)
世莉架(よーしまだまだがんばるぞ〜!)
世莉架(次は
>>55
だ!)
55 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/20(月) 23:52:08.64 ID:kZtGtdYbo
スケート場で滑る
56 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/02/21(火) 18:25:41.93 ID:JKBz9ywP0
世莉架「なるほどね〜スケートリンクか。てかそこってデートスポットなんじゃ///)
世莉架「どうしよう・・・・・・二人きりのほうがいいのかな。でもタクはタクでうぶだし。タクはどっちが喜ぶんだろう」
世莉架「よし!
>>57
でいこう!」
安価
>>57
→拓留と二人きり OR だれかを連れて行ってグループで
後者の場合は呼ぶ人もおなしゃす
57 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/21(火) 18:30:36.37 ID:GrX5rbMVO
有村
58 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/02/21(火) 18:49:24.55 ID:JKBz9ywP0
世莉架「うん、ここは念のためひなちゃんを連れて行こう! そうすれば気まずくはならないよね」
〜後日、スケートリンク〜
拓留「さ、寒いな・・・・・・」
世莉架「う? そりゃスケートリンクだもん。寒いに決まってるじゃん」
有村「宮代先輩、なさけないっすねえ」ケラケラ
拓留「う、うるさい! リア充たるもの全力で楽しむさ!」
世莉架「はいはい」
有村「すごいっすねえ」
拓留(くそっ、こいつらバカにして・・・・・・みてろよ!)
拓留(僕はスケートが・・・・・・!)
安価で選択肢
>>59
ポジティブ OR ネガティブ
前者はスケート上手
後者はド下手
59 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/21(火) 19:10:01.00 ID:09OCHvEeo
ポジ
60 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/02/22(水) 19:04:13.22 ID:TjoAzL4h0
拓留「僕はスケートが・・・・・・上手いッ」スイー
拓留 スイー
拓留 スイィ
拓留 クルクル
世莉架「わあっ! タク上手上手! すごいねえ」
有村「え〜なんかつまんないの〜」
世莉架「タク! 私にも教えて!」
拓留「フッ、しょうがないな、尾上は。ほら、こっちこいよ」
世莉架「うん!//」
有村「私は空気ですか・・・・・・」
ワッ コロンジャッタァ
ホ、ホラ・・・・・・タテルカ?
ウ、ウン///
有村「はああ・・・・・・あんなの見せ付けられるなら来るんじゃなかったっすよ」
有村「やることないなあ」
拓留「うまくなってきたじゃないか、尾上」
世莉架「うんっ、タクの教え方が上手だから」
世莉架「あたしバカだけどできるようになったもん」
拓留「はは」
拓留(そう、これだよこれ!)
拓留(リア充たる者こうでなければ)
世莉架「ちょっとスピード出して滑って見ようかな?」スイー
拓留「おい、あんまり調子に乗ってると・・・・・・」
世莉架「大丈夫だっt・・・・・・わわっ?!」フラフラ
拓留「あ、あぶない」ザッ
世莉架「た、タク・・・・・・」
世莉架「――ありがとね、助けてくれて」エヘヘ
拓留「もう、あぶなっかしいやつだな」
世莉架「えっへへえ、ごめんね?」
拓留(うっ、可愛い)
拓留(これは、いい雰囲気なんじゃないか?)
拓留(今ならある程度のことは・・・・・・)
拓留(日ごろからクールキャットプレスを読んでいるんだ! 僕なら最適な答えを導き出せる!)
拓留(よし! 尾上に
>>61
するぞ)
61 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/22(水) 19:18:33.15 ID:n9fj5SM9O
壁ドン
62 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/02/22(水) 22:10:08.60 ID:TjoAzL4h0
拓留(男は黙って壁ドンだ)
拓留「尾上・・・・・・」ドンッ
世莉架「た、タクっ?!」ドキッ
世莉架(タクに壁ドンされちゃった・・・・・・)
世莉架(えへへ、もう逃げられないや//)
拓留「ぼ、僕は・・・・・・」
世莉架(か、顔が近いよぉ///)
拓留(決めろ宮代拓留!)
拓留「尾上のことが・・・・・・、あっ」ツルッ
世莉架「!」
世莉架(顔避けられないっ)
世莉架「」チュ
世莉架「」
世莉架「」
世莉架「」
拓留「」
有村「」
世莉架「は、はぁぅっ・・・・・・///」
世莉架(き、キスしちゃった///)
世莉架「た、タク? 大丈夫?」
拓留「」
世莉架「し、死んでる・・・・・・」
有村「いや、気失ってるだけっしょ」
63 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/02/22(水) 22:15:05.32 ID:TjoAzL4h0
数分後
拓留「はっ! 僕は・・・・・・」
世莉架「う?」
拓留「お、尾上・・・・・・」
世莉架「起きたんだね、タク」
世莉架「そ、その、あのことは・・・・・・、ね? その、うん////」モジモジ
拓留「そう、だな」テレテレ
世莉架「うんっ」
有村「あ〜あっついなあ、スケートリンクなのに。氷溶けちまえよ」ケッ
――ブチンッ
64 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/02/22(水) 22:17:09.22 ID:TjoAzL4h0
〜その夜、世莉架の家〜
世莉架「〜〜〜〜〜〜〜〜!」バタバタバタバタ
世莉架(キス! 偶発的とはいえあれは紛れもないキスだよね!!)
世莉架(ついにしちゃったああああ////)バタバタバタ
世莉架「・・・・・・」
世莉架「はぅぅ」
世莉架(タクったら、途中から妄想と現実の区別がつかなくなってたよ)
世莉架(壁ドンより後は、現実だからね♪)
世莉架(今回は妄想じゃなくてよかったな! 夢オチならぬ現実オチだね!)
世莉架(明日はなにしようかな)
世莉架(
>>65
にしよう)
65 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/22(水) 22:23:25.77 ID:kc5e26rH0
吉祥寺に行く
66 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/02/22(水) 23:12:41.08 ID:TjoAzL4h0
世莉架「吉祥寺かあ・・・・・・二人きりならデートだよね///」
世莉架「今回はどうしようかな」
安価選択肢
>>67
@二人きり
A三人以上(連れて行く人も明記)
67 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/22(水) 23:27:37.82 ID:2Z90xTrSo
うき 結衣 結人
68 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/23(木) 00:54:49.79 ID:SjLD+H5c0
結衣・・・
69 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/23(木) 03:50:06.19 ID:EJGRYIdjo
ついに来たな
70 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/23(木) 08:14:59.63 ID:DSZJ7hkjO
結衣……タイムリー過ぎるなこれほ
71 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/02/24(金) 00:44:49.64 ID:TzJRCa/00
世莉架「今回はうきちゃん、結衣ちゃん、結人くんのカオスチャイルズも連れて行こう♪」
世莉架「二人きりのお出かけは、またいつか・・・・・・ね」
〜吉祥寺〜
世莉架「というわけで吉祥寺にやってまいりました〜」パチパチ
拓留「今日はやけにテンションが高いな」
世莉架「だって楽しみだったし♪」
うき「あ、あの・・・・・・、今日は何をするんでしょうか・・・・・・」
結衣「うきちゃん、目的のないお出かけだってあるんだよ」
うき「そうなの・・・・・・?」キョトン
結衣「うん! 私たちは中学二年生の女の子――つまりJCなんだよ」
結衣「だからとりあえず街に出たらいろんなお店を見て回って――お腹が空いたらちょっとおしゃれなレストランに入ったりして」
結衣「退屈してきたらカラオケなんか行ったりするの!」
うき「ふふ、いいね結衣ちゃん」
結人(僕空気だ・・・・・・がんばろう)
うき「結人くん、今日は楽しもうね」
結人「ふええっ!!? あ、うん! そうだね」
結衣「結人ったらどうしたの? そんなに顔真っ赤にして驚いて。あ、もしかして・・・・・・」
結衣「うきちゃんに惚れてたり? 結人もそんな年になったのね〜」
結人「もう、やめてよ・・・・・・」
うき「ゆ、結人くん? あの、・・・・・・ごめんね?」
結人「! あ、謝らなくていい、から。別に嫌とかじゃないから」
うき「うん」
世莉架「なんだか楽しそうだねえ」
拓留「はは、まったくほほえましい光景だな」
世莉架「そうだ! タク、あたし行きたいとこできたよ!」
拓留「ん? どこだ?」
世莉架「井の頭公園!」
拓留「ああ、あそこか」
拓留(デートスポットではあるが、ここで『井の頭公園でデートをすると別れる』という噂を真に受けて行くのをやめたら情弱だ)
拓留(二人でボートにのるということは吊り橋効果が働く――つまり!)
拓留(ドキドキから恋に落ちることだってあるというわけだ)
拓留(デート=彼氏彼女という認識は情弱そのものだし)
拓留(単なる都市伝説を心理学的根拠より優先するほど僕は愚かじゃない)
拓留「よし、行こうか」
72 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/02/24(金) 00:55:58.31 ID:TzJRCa/00
〜井の頭公園〜
拓留(正式名称は井の頭恩賜公園だ)フッ
拓留「たまにはこういう・・・・・・自然の中を散歩するのもいいかもしれないな」
世莉架「だね〜」
世莉架(それがタクと一緒だったらなおさらだよ)
結衣「あ! 拓留兄ぃ、ボートだ! ボートがあるよ!」
拓留「あ、そうだな」
結衣「『あ、そうだな』じゃないでしょう? 早く世莉架さん誘って行ってきなよ!」ヒソヒソ
拓留「! よ、余計なお世話だよ」ヒソヒソ
結衣「世莉架さんは絶対それ待ちだって! わかるもん!」ヒソヒソ
拓留「わ、わかったから! 結衣たちもボートで遊んでこいよ」
結衣「もう、しっかりしてよね」
結衣「うきちゃん! 一緒にボート乗ろ!」
うき「うん!」
結人「ぼ、僕は・・・・・・」
結衣「あら結人、女の園に入りたいの?」ケラケラ
結人「う、うるさい。いいよ、僕は」
結衣「そんなこと行ってないでくればいいのに」
結人「女の園とか恥ずかしくないのかな。乃々姉ちゃんならともかく結衣姉ちゃんなんて絶壁の癖に――」ボソッ
結衣「ナニカイッタカシラ?」ゴゴゴゴ
結人「わわっ!! なんでもないです!」
ダレガゼッペキダコラー!
タスケテー
世莉架「相変わらず仲がいいんだねえ♪」
拓留「まったくだ」フッ
拓留「それはそうと、尾上・・・・・・」
拓留「い、いい、一緒に、ぼぼぼ、ボートに、乗らないk――」
世莉架「いいよ!」
拓留「そ、即答・・・・・・」
世莉架「う?///」
73 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/02/24(金) 01:00:56.25 ID:TzJRCa/00
ボートに乗りました♪
拓留「・・・・・・」
世莉架「・・・・・・」
拓留(乗ったはいいが無言が続いていて辛い――)
拓留(周りの景色にも飽きてきたし)
拓留(尾上でも見てるか・・・・・・)ジーッ
世莉架(タクが私のことじっと見てる)
世莉架(うう・・・・・・はずかしい//)
拓留(よく見ると、いや、よく見なくてもかわいいな)
拓留(胸も、来栖ほどじゃないにしても大きい・・・・・・)
拓留(なんだか、変な気分になってきてしまったな)
拓留(うむ)
トリガー発生
>>74
ポジティブ OR ネガティブ
74 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/24(金) 01:06:03.12 ID:sTYSYOhcO
ネガティブ
75 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/02/24(金) 01:42:22.27 ID:TzJRCa/00
トリガー ネガティブ
/////////TRIGGER ON///////////
拓留(そういえば尾上は幼馴染とはいえかなり距離が近い存在だよな)
拓留(これを期に距離をさらに縮めるのもありなんじゃないのか?)
拓留(胸、揉んでみるか)
拓留(僕なら許される、きっと)
拓留「なあ、尾上」
世莉架「う?」
拓留「えい」モミッ
世莉架「きゃっ」
拓留 モミモミモミ
世莉架「・・・・・・」
拓留 モミッモミッ
拓留(ああ、なんていい感触なんだ)
拓留(僕は君(胸)に出会うために生まれてきたのかもしれない)
世莉架「ねえ、タク」
拓留「なんだ?」
世莉架「この手はどういうことかな?」ガシッ
拓留「!」
拓留「え、えーっと、これは・・・・・・あのですね」
世莉架「おっぱい揉めて、満足?」
拓留「え?」
世莉架「だ・か・ら、おっぱい揉めて満足?」
拓留「ま、まあ」
世莉架「そっか〜」
世莉架「じゃあもうなにもいらないよね」
拓留「えっ」
世莉架「何もいらない人間は生きてても仕方ないよね」
世莉架「だったら――」
世莉架「バイバイだねっ!」エイッ
拓留「ちょっ! そんなに押したらボートから落ちて・・・・・・」
拓留(あれ)
拓留(だめだこれ)
拓留(川に――)
ドボオォン!
拓留 ゴボゴボ
世莉架「あっはははは!! ざまあないね!! タク!!」
世莉架「お魚さんと、仲良くね?」
――ブチンッ
76 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/02/24(金) 01:44:14.55 ID:TzJRCa/00
拓留(だめだだめだ! 劣情に動かされるな!)
拓留(そんなのはリア充のやることじゃない)
拓留(僕はあくまで、真のリア充としてクールに振舞わねばな)
世莉架(またいつもみたいに妄想で周りが見えなくなってるのかなあ)
世莉架(さすがにお互いだんまりはきついよお)
世莉架(よーし、タクに
>>77
しちゃえ)
77 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/24(金) 01:46:13.26 ID:uBscM3POo
耳に息を吹きかける
78 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/02/24(金) 02:03:13.64 ID:TzJRCa/00
世莉架(タクったらまだぼーっとしてる)
世莉架(耳に息吹きかけておどろかせちゃえ!)フゥゥッ
拓留「は、はあんっ!」
世莉架「ぷぷっ、なにその声・・・・・・ってきゃっ?!」
拓留「ボートが!」グラグラ
世莉架「ふわああっ、ごめんなさい!」
拓留「ば、バランスを取るんだ!」
グラ・・・・・・グラ・・・・・・
拓留「収まったか・・・・・・」
世莉架「ご、ごめんね?」
拓留「いいよ。別に」
拓留「あ」
拓留(ボートのバランスが取れて落ち着いたら尾上を押し倒す形になってしまった)
世莉架(タクが私のうえに跨ってる!?)
世莉架(も、もしかしてタクは・・・・・・そういう気分になっちゃってたのかな?!)
世莉架(だからさっきも妙に静かで)
世莉架(タクに襲われちゃうならしょうがない、よね//)
世莉架(私のはじめてはボートの上かあ)
拓留「ご、ごめん! 悪気はなくて・・・・・・」パッ
世莉架「」
世莉架「ハァ」シュン
拓留「お、尾上?」
世莉架 プイ
拓留「どうしたんだよ、さっきから」
世莉架(それはこっちの台詞だもん・・・・・・バカ)
世莉架「そろそろ戻りたい」ボソッ
拓留「そ、そうか・・・・・・戻ろうな」
世莉架「ふんだ」
一方その頃
結衣「自然がいっぱいだあ」
うき「そうだね」
結衣「静かで、こういうのもたまにはいいよね」
うき「うん。渋谷は騒がしいから」
結人「はあっ・・・・・・はあっ・・・・・・」
結人(ちょっとくらい漕いでくれても・・・・・・)ギィコギィコ
79 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/02/24(金) 02:13:24.01 ID:TzJRCa/00
世莉架 ブチッブチッ←草むしり
拓留「・・・・・・」
結衣「拓留兄ぃ? 世莉架さんどうしちゃったの? まさか喧嘩でもしたとか・・・・・・」
拓留「いや、そうじゃないんだけど」
拓留(なんて説明したらいいのかわからないな)
結衣「はあ、しょうがないなあ、拓留兄ぃは」
結衣「私世莉架さんのとこに言ってくるから、うきちゃんとお喋りでもしてて?」タタタ
拓留「お、おい・・・・・・」
結衣「世莉架さん♪」
世莉架 ブチッブチッ ア、タンポポヌイチャッタ
結衣(ひたすら草むしりしてる・・・・・・これは重症だね)
結衣(公園の植物をこれ以上傷つけないためにも、私が話を聞いてあげよう!)
結衣「世莉架さん、もしかして拓留兄ぃが――」
世莉架 ピクッ
世莉架「結衣ちゃああん!!!」ダキッ
結衣「ちょっ! 苦しいってば」
結衣「なにかあったの?」
世莉架「それがねっ、タクが――」
拓留「おーい、二人とも、そろそろ昼食にしないか?」
結衣「拓留兄ぃ・・・・・・」ジトー
世莉架 ブツブツ
結衣「このヘタレ!」ゲシッ
拓留「痛ッ! 脛はやめてくれ!」
結衣「世莉架さんも大変だね・・・・・・」
結衣「結人は拓留兄ぃを見習っちゃダメだからね?」
結人「(よくわからないけど)うん」
拓留「なあ、ごめんって、尾上」
世莉架 ブツブツ
拓留「尾上・・・・・・?」
世莉架「・・・・・・不能めっ」ボソッ
拓留「」
80 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/02/24(金) 02:18:11.07 ID:TzJRCa/00
昼食後
世莉架「おいしかった〜♪」
結衣「世莉架さんって結構食べてるのにスタイルいいのは何で?」
世莉架「えっへへぇ、照れちゃうなあ/// でも特になにもしてないよ?」
結衣(ずるい)
拓留(尾上の機嫌が戻ったようでよかった)
うき「あ、あの・・・・・・」
拓留「? どうした?」
うき「その・・・・・・なんていうか、その」
うき「た、楽しいですねっ」
拓留「?」
うき「あうぅ」
拓留「ははっ、そうだな」
うき「!」
うき「//」
世莉架「そうだ! 次はカラオケに行こうよ!」
結衣「行きたい行きたーい!」
世莉架「そうと決まれば善は急げだね!」
結衣「ほら、うきちゃんと拓留兄ぃ、結人も行くよ!」
拓留「お、おう」
81 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/02/24(金) 02:19:59.95 ID:TzJRCa/00
〜カラオケ〜
世莉架「さーて、順番は私からでいいかな?」
拓留「いいんじゃないか?」
結衣「じゃんじゃん歌っちゃって!」
うき オロオロ
結人(歌える歌あんまりないなあ)
世莉架「よーし、そしたら
>>82
歌っちゃうよ!」
82 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/24(金) 02:28:27.92 ID:c9sGj0xgO
見上げてごらん夜の星を
83 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/02/24(金) 22:49:13.39 ID:TzJRCa/00
「見上げてごらん夜の星を」
作詞:永六輔
作曲:いずみたく
〜♪
世莉架「み〜あ〜げて〜ごらん〜♪」
世莉架「よるの〜ほ〜しを〜♪」
世莉架「ちいさ〜なほ〜し〜の〜♪」
拓留(おお・・・・・・これは
>>84
)
世莉架は歌が――上手 OR 下手
>>84
84 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/24(金) 22:52:46.68 ID:c3se0CayO
上手い
85 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/24(金) 22:55:34.56 ID:Elbgdyce0
中の人がカバーしてなかったっけ?
86 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/24(金) 23:41:16.59 ID:QlZG3XVqO
だから上手いのか……納得
87 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/02/24(金) 23:47:36.65 ID:TzJRCa/00
>>85
アイマスのアナスタシアで歌ってるみたいっすね。調べて知りました
88 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/02/24(金) 23:54:21.22 ID:TzJRCa/00
拓留(う、うまいな・・・・・・)
拓留(プロも目指せるんじゃないか?)
拓留(北海道の情景が目に浮かんだのは気のせいだな。うん)
世莉架「はあっ! がんばって歌っちゃった!」
拓留「すごいな・・・・・・聞き入ったよ。本当に。上手いと思う」
世莉架「そんなに褒められると照れちゃうなー//」
結衣「世莉架さんすごいもん!」
うき「私も、あれくらい上手になりたい」
結人(落ち着いた曲でよかった)
世莉架「さあ! 次はタクの番だよ!」
拓留「えっ!? いいよ僕は」
世莉架「だーめですっ! 私はタクの歌聴きたいもんっ」
拓留「そんなこと言ってもなあ」
世莉架「結衣ちゃんたちだって聞きたいよね?」
拓留(こいつらを味方にするのは卑怯だろ)
結衣「聴きたーい! もちろん歌うよね? 拓留兄ぃ?」
拓留「うっ・・・・・・わかったよ」
拓留「それじゃ、
>>89
を歌うぞ」
89 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/25(土) 00:22:37.11 ID:93WOZZLEO
恋(星野源)
90 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/25(土) 00:38:56.59 ID:U+JGFK/lo
流行りに乗っかる情強
91 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/25(土) 01:24:12.10 ID:/49pxeGc0
中の人ネタならКатюшаでも良かったな
92 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/25(土) 09:13:37.27 ID:5B4r3gTvO
一人カラオケの練習成果が出るのか
93 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/02/25(土) 11:23:11.33 ID:cYntcpFX0
「恋」
作詞・作曲:星野源
〜(イントロ)♪
拓留(流行の歌は完璧だ。なんたって僕は情強だからな)
拓留(リア充でもある)
拓留(け、決して一人カラオケで練習したとかじゃないからな・・・・・・)
世莉架「おおっ、いいねえタク♪」
拓留「い〜となみの♪」
拓留「街がくれたら〜い〜ろめき〜♪」
拓留「風たちは、は〜こぶわ〜 カラスと人々の群れ♪」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
拓留「この世にい〜る、だ〜れ〜も〜ふ〜た〜り〜から〜♪」
世莉架「踊っちゃうよ!」
拓留「胸の中〜にある〜も〜の〜♪」
世莉架 チャッチャッ
拓留「いつか見え〜なくな〜る〜も〜の〜♪」
世莉架 フリフリ
拓留「それはそば〜にいる〜こ〜と〜♪」
拓留「い〜つ〜も〜おも〜いだして〜♪」
世莉架 クイクイ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
間奏
結衣「私マイク持っててあげるから二人で歌いなよ!」
拓留「え、いいよ。僕は」
結衣「いいからいいから♪」パッ
拓留「あっ、マイク」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
最後
拓留・世莉架「夫婦を越えてゆけ〜♪」v(・ω・)パッv(・ω・)パッ
拓留・世莉架「二人を越えてゆけ〜♪」(・ω)vv(ω・″)
拓留・世莉架「一人を越えてゆけ♪」d(・ω・)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
パチパチパチパチ
拓留「はあっ・・・・・・はあっ・・・・・・(つ、疲れた・・・・・・)」
世莉架(えっへへ、夫婦だって///)
結衣「二人ともすご〜い! お似合いだね!」
うき「す、素敵です」
結人「かっこいいなあ」
世莉架「タク、大丈夫?」
拓留「あ、ああ、問題ないよ・・・・・・」ハアハア
94 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/02/25(土) 11:25:45.20 ID:cYntcpFX0
世莉架「た、楽しかったら嬉しいなあ・・・・・・」ボソッ
拓留「え? ああ、まあ楽しかったよ」
世莉架「本当っ?」パァァァ
世莉架「やったー!」ピョン
結衣(世莉架さん可愛いっ)
結衣「さて、次は私たちの番だね!」
結衣「うきちゃん! 一緒に歌お!」
うき「わ、私は・・・・・・知ってる曲、ないし・・・・・・」
結衣「大丈夫だって! なんとかなるよ!」
うき「う、うんっ」
結人(僕は巻き込まれないように飲み物でも取ってこよう・・・・・・)
結衣「結人も歌うのよ?」
結人「うっ・・・・・・はい」
世莉架「仲がいいねえ♪」
結衣「よし、この曲(
>>95
)に決めた!」
95 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/25(土) 11:35:08.44 ID:U+JGFK/lo
L・O・B・M
96 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/02/26(日) 00:32:55.63 ID:gW56HLnM0
「L・O・B・M」
作詞:mft
作曲:高田龍一
〜♪
結衣「アッとね〜言わせてみたい♪」
結衣「いっぱい〜愛があふれる♪」
うき「う、うっとり〜・・・・・・」
結衣・うき「するような〜世界創ろう♪」
結衣 ニコッ
うき ホッ
結衣「ガッカリ〜するのまだだよ♪」
うき「きっとね〜チャンスくるから・・・・・・♪」
結衣「グッドタイミング絶対〜ある〜♪」
結衣・うき「かけてみようよ♪」
結人「サンッ、ニィッ、イチッ!」
うき ビクッ
拓留「」
結人「アイコ〜ンタ〜クト〜をしよ〜よ〜♪」
結人「それで〜伝〜わる〜こ〜と〜が〜あ〜るはず〜さ〜♪」
結衣「手〜をつ〜ない〜で行こう〜よ〜♪」
結衣「それで〜まい〜ごに〜なら〜ず〜に〜♪」
結人・結衣「進める〜ハズだ〜か〜ら〜♪」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
結人「ゼイ・・・・・・ゼイ」
うき(ちょ、ちょっと怖いかも)
結衣「結人、やるじゃない! いつの間に練習してたの?」
結人「そ、そんな練習なんてしてないよ!」
結衣「ほんとかな〜」
世莉架「三人とも可愛かったよ!」
拓留「楽しそうでなによりじゃないか」
世莉架「タクも楽しんでくれてるしね!」
拓留「ああ」ニコッ
世莉架(さて、まだ続ける? それともカラオケから出る?)→安価選択肢
>>97
97 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/26(日) 00:37:10.04 ID:2IS8Ltp0O
出る
98 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/02/26(日) 09:31:12.79 ID:gW56HLnM0
世莉架「そろそろ出よっか」
拓留「そうだな」
結衣「もうちょっと歌いたかったな〜」
外
拓留「出てきたはいいもののどこに行くかなんて考えてなくないか?」
世莉架「う?」
拓留「いや、う?、じゃないだろ」
世莉架「どうしよっか」
世莉架(今は午後4時……微妙だなあ)
世莉架(ここは安価に頼ろう!)
安価
>>99
帰る OR どこかに寄る(どこかも)
99 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/26(日) 11:02:49.62 ID:t+hr/+z0O
ウッドベリーズ
100 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/26(日) 11:03:58.56 ID:MD6E65cYo
ショッピングモールで時間を潰してからどこかの店で皆で夕食
101 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/02/27(月) 01:09:11.69 ID:TAJ+tY2/0
世莉架「ウッドベリーズに行きたい」
拓留「なんだ? それは」
世莉架「おっ、タクでも知らないことがあるんだね〜。私が一席ぶっちゃおうか?」
拓留「なッ!? (しまった……)」
拓留(僕としたことが……)ガックシ
世莉架「う?」
結衣「ねえ世莉架さん。それってどんなお店なの?」
世莉架「この辺にあるスイーツのお店だよ〜。フローズンヨーグルトの!」
結衣「なにそれ行ってみたい! ね、行こうようきちゃん!」
うき「うん!」
結人(つ、ついていけない)
拓留(右に同じく)
102 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/02/27(月) 01:15:47.80 ID:TAJ+tY2/0
〜ウッドベリーズ〜
結衣「これが生フローズンヨーグルトかあ」キラキラ
世莉架「味はどれにする?」
結衣「私はサンふじ――りんごにする!」
うき「わ、私は桃で……」
世莉架「じゃあ私はいちごにしようかな!」
世莉架「タクたちはどうするの?」キョトン
拓留「そ、そうだな……僕はギリシャヨーグルトにしよう」
結人「(面倒くさいから)僕も」
世莉架「お願いしまーす」
世莉架「ん〜〜〜〜!」
世莉架「おいしい!」
拓留「第一声がそれかよ。もう少し気の利いたコメントをだな……」
世莉架「う?」
拓留「いや、なんでもない」
結衣「リンゴの新鮮なシャリシャリ感がもう〜〜〜」
結衣「シャーベットみたいな食感とすごくあう!」
うき「桃もおいしいですよっ」
結人「うまいね」キリッ
拓留「ああ、まったくだ」キリッ
世莉架「タクだって気の利いたコメントでてないじゃん」プッ
世莉架「それだけおいしかったのかな?」
世莉架(それならうれしいけどねっ)
世莉架「さて、もう遅いしかえろっか〜」
拓留「ああ、そうだな」
世莉架(今日はすっごく楽しかった!)
103 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/02/27(月) 01:20:22.74 ID:TAJ+tY2/0
〜世莉架の家〜
世莉架「ただいま〜(誰もいないけど)」
世莉架「おおっ、ベッド発見!」
世莉架「とりゃっ」ボスッ
世莉架「〜〜〜〜///!」ゴロゴロ
世莉架「すっごく疲れたけどその分楽しかったなあ」
世莉架「タク……」
世莉架(ヘタレちゃったのは悲しいけど、でも一緒に過ごせたな……)
世莉架(明日はどうしよう)
世莉架(久々に計画練ってみようかな!)
世莉架(というわけで安価です!)
どこで
>>104
だれと
>>105
なにをするか
>>106
科学シリーズからゲスト出演するキャラ(5名まで)
>>107
104 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/27(月) 01:44:50.15 ID:MZI1tOsRo
久野里さんのアパート
105 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/27(月) 01:52:26.49 ID:Hqm/olMj0
有村
香月
106 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/27(月) 02:16:19.85 ID:nZp4TyWBO
生渋谷にうずを聴きながらパーティ
107 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/27(月) 02:20:12.57 ID:44uFflUuO
助手 セナしゃん
108 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/27(月) 02:34:52.63 ID:piJBnV7wO
尊敬する先輩に猫被りまくってる現場を見られ、ドヤ顔で担いでた物干し竿をオリジナルの持ち主に見られ…羞恥プレイかな?
109 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/27(月) 18:32:44.29 ID:/pqd1f8u0
久野里さん・・・
まあこんな格好してるぐらいだし平気か
http://i.imgur.com/vTBpDN5.jpg
110 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/02/28(火) 20:08:58.01 ID:Zo0vNhD50
世莉架「ねえタクっ」
拓留「ん? どうした尾上」
世莉架「渋谷にうずってあるでしょ?」
世莉架「あの声やってるケイさんの正体、私知ってるよ!」
拓留「なにっ?!」
拓留(いや、情強であるこの僕が知らない情報を尾上が知っているだと……)ガクッ
世莉架「知りたい? ねえねえ知りたい?」ニヤニヤ
拓留「ぐっ……!」
世莉架「私は別に教えなくてもいいんだけどね? まあタクは知りたいかなーって」
世莉架「あ、そっか! タクは情強()だからもう知ってるんだよね!」
拓留「ぐぬぬぬぬ」
拓留「――さい」
世莉架「う?」
拓留「教えてください……」
世莉架「素直でよろしいっ」ナデナデ
拓留(なんという屈辱だ……)
世莉架「なんとね〜あのケイさんの中の人――正体はずばり久野里澪さんなのでしたー!」
拓留「な、なんだってー!」
拓留「……ともかく、それは聞き捨てならんな」
世莉架「でねでね、私考えたんだけど」
世莉架「もうこの際だから久野里さんちに押しかけて生渋谷にうず付きのパーティーでもどうかなって」
拓留「僕たちはともかく久野差とさんが怒るだろう」
世莉架「大丈夫だってー」
拓留「その自信はどこからくるんだよ……」
世莉架(そのうちわかるよ♪)
世莉架「とにかく、雛ちゃんと華ちゃんに声かけてあるし、決定事項だからね!」
拓留「わかったよ」
世莉架「えへへ」
111 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/02/28(火) 20:46:22.70 ID:Zo0vNhD50
〜久野里家(ボロアパート)〜
久野里「はあ……」
久野里「一人、だな」
久野里「……」
久野里 グスン
コンコン
久野里「!」
紅莉栖「ハロー。来たわよー開けてちょうだい」
久野里「Chris!?!」ガバッ
久野里「Welcome to my……」ガチャ
紅莉栖「ああ、英語はいいわよ。日本人同士なんだし、日本語で仲良くやりましょ」
久野里「あ、はい」
久野里「とりあえず……あがって、どうぞ」
紅莉栖「†悔い改めて†」
久野里「!!」
紅莉栖「あ、いやこれは違うのよ! まったく日本語っていうのは難しいわねー!」アセアセ
久野里「でもなんでまたこんなとこに」
紅莉栖「今日本に来ていてね、5年前に秋葉原でいろいろあったんだけど、そのときの連中のところに顔出してるのよ」
紅莉栖「あなたのことも向こうでは聞いていたから、一度ちゃんとお話してみたいと思っていたの」
久野里「私と、ですか」
紅莉栖「だってあなたほど優秀な人が借り出される事件があるだなんて、こういってはなんだけど、私としては興味深いの」
久野里「あなたに比べれば私の知能なんて劣るなんてものじゃないですよ」
久野里「私は秀才かもしれませんが、あなたは天才ですし」
久野里「憧れでも、ありますから」
紅莉栖「ふふっ、嬉しいこと言ってくれるじゃない」
112 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/02/28(火) 20:52:12.77 ID:Zo0vNhD50
〜アパート付近〜
世莉架「あっ、見えてきた。あそこが久野里さんの住まいだよ」
拓留「お、おお……」
有村「これは……」
香月「ん……」
有村「まれに見るボロアパートっすね」
拓留「オブラートに包めよ」
世莉架「あはは、確かに女の子が住むところじゃないかもしれないね」
拓留「お前もなあ」
香月「んっ」
???「なんだお前たちは、アパートの前に立ちふさがれては迷惑だ」
世莉架「あっ、ごめんなさい」
有村(感じ悪ぅ)
世莉架「私たち、その――久野里澪さんの家に用があって」
???「なんだと?」
有村「あのーいきなりなんですけど、誰ですか?」
???「ああ、私は――」
113 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/28(火) 20:56:05.59 ID:8NVA+lEVo
このクリミオはチルコラ世界線と別かな?
114 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/02/28(火) 21:03:23.27 ID:Zo0vNhD50
セナ「蒼井セナだ」
セナ「私もここに用があるんでな」
世莉架「あっ、そうだったんですか〜」
世莉架(なんちゃって。牧瀬紅莉栖と蒼井セナがココに来るよう仕向けたのは私なのでした)
世莉架(思考誘導って便利だなあ)
世莉架(楽しいパーティーにしなくちゃね)
世莉架「せっかくだから一緒に入りませんか?」
セナ「まあ、それもそうだな」
有村(話が通じるぶん久野里さんよりマシか)
拓留(さっきから僕が全然しゃべれてないのは僕がコミュ障だからじゃないぞ……)
世莉架「とりあえずドアノックしてみようかな」
コン、コンコン、コン
拓留(だからそのリズムやめろよ!)
世莉架「すみませーん、久野里さーん」ガチャッ
有村「挨拶しながら容赦なくあけるとか……」
セナ(なんなんだこいつらは)
久野里「お、お前ッ、せっかくいいところだったのにいきなり入ってくるやつがあるか!」キィッ
世莉架「わわっ、ごめんなさい」
有村「いいところ?」
久野里「なんでもないっ!」
紅莉栖「あ、この前取材に来てた――」
拓留「あっ」
紅莉栖「もしかしてあなたもパーティーに呼ばれていたのかしら?」
久野里「パーティー? なんですそれは」
紅莉栖「? 私はあなたの家でパーティーがあるって言うから来たのよ。言うまでもないと思っていたけど」
久野里「??」
世莉架「とりあえず、お邪魔します?」
久野里「お邪魔するな! 本当に邪魔だ!」
セナ「そういう態度はないんじゃないのか?」
久野里「! あなたは、」
セナ「とりあえずあげてくれてもいいだろう」
久野里「くっ……もう勝手にしろ!」
世莉架「えへへ、お邪魔します♪」
ゾロゾロ
久野里(なんでこんな狭いところに7人もいるんだ!)
115 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/02/28(火) 21:05:54.29 ID:Zo0vNhD50
久野里「渋谷にうずを聞きながらパーティー……」
紅莉栖「楽しみねえ」
セナ「ふっ、同じレベルの話が出来る人間がいて今日は楽しくなりそうだ」
紅莉栖「にしてもあなたネットラジオなんてやっていたのね。意外だわ」
久野里「忘れてください……」
セナ「そうだ、そういえば
>>116
」
116 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/28(火) 21:57:23.02 ID:X8GhhdiCO
お前、見えるのか?
117 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/28(火) 23:02:15.86 ID:YQUs+eBD0
まあCC症候群者だしね
確認しちゃうよね
118 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/28(火) 23:04:04.25 ID:0UFCYRhXO
またガッツポーズしてるよこの人は…(一般人視点)
119 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/01(水) 00:02:42.54 ID:/zYVEQaco
紅莉栖さんが岡部と同じ人種かという目でセナしゃんを見るのか……セナしゃんの心が折れなければいいけど
120 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/01(水) 16:06:10.11 ID:wNJ8WudF0
心は既に壊れてるからセーフ
121 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/03/01(水) 22:07:22.58 ID:29NaYfSk0
セナ「そうだ、そういえばお前――見えるのか?」
久野里「見える、とは――」
久野里(ま、まさかこれのことか!?)
セナ(アレは私のディソードに良く似ている……どういうことだ?)
久野里「これは、単なる物干し竿だ。もともとは開発途中のデバイスだったが、今となっては価値がない」
セナ「そんなことが……」
セナ(人工の――ディソード?)
セナ「エラーを自ら作り出そうというのか」
紅莉栖(さっきから聞いてるとこの人も岡部よりの人間なんじゃないかしらって思えてくるわね)
紅莉栖(違うのは学力くらいか)
紅莉栖(そう思うと少し可愛いかも)
紅莉栖(って! それだと私があのバカを可愛いと思ってるみたいじゃない! 今のは撤回よ!)
久野里「はあ……(今日はすごく疲れる日だ)」
世莉架「やったー! 私が大富豪だねっ! 雛ちゃん大貧民〜」
有村「やられたー! くっ、いつかあなたをこの地獄に引き摺り下ろしてあげるわよ、せり」
香月「んっ」
拓留(僕たちは安定の平民だ)
拓留(なに、僕に限って楽しんでいるなんて事はない。尾上に合わせてあげているだけだ)
拓留(うん、そうだ)
世莉架「やーい、ざまー、べろべろー」
拓留「子供か!!」
久野里「うるさいぞお前たち!」
ギャー ギャー
紅莉栖「まったくどっちがうるさいんだかわからないわね」フフフ
セナ(この光景を見ていると、私が高校生だった頃を思い出すな)
セナ(拓巳――元気にしているか)
セナ(私は、元気だ)
122 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/03/01(水) 22:08:43.22 ID:29NaYfSk0
紅莉栖「そろそろ退屈してきたわね」
紅莉栖「
>>123
でもしましょ」
紅莉栖「あっ――安価使えるのはねらーだからとかじゃないからな!」
123 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/01(水) 22:13:03.77 ID:PLUEL4xVO
エンスー2
124 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/01(水) 22:14:33.38 ID:OrpUcl7co
生放送に使うPC占拠するとかなんという暴挙ww
125 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/03/02(木) 21:57:48.49 ID:iszYFEnp0
紅莉栖「エンスー2でもしましょ」
香月「ん!!」フリフリ
紅莉栖「あら、どうしたのあなた」
拓留「そいつはエンスー2プレイヤーなんですよ。学園の部室でもやるくらいの筋金入りのプレイヤーです」
紅莉栖「そうなのね」
香月「んっ」グッ
世莉架「PCはそれでいいんじゃない?」
久野里「おいお前たち!! 人の家のものを勝手にいじるな。第一そのパソコンがないと放送ができないんだぞ」
紅莉栖「いいじゃない、放送の5分前にはやめるわ、ね? いいでしょ?」ウワメヅカイ
久野里(うっ……)
久野里「か、勝手にしてください!!」フンッ
紅莉栖「それじゃあ勝手にしましょうか♪ ありがとね」
紅莉栖「えっと、あなたの名前は……」
香月「んっ」クイクイ
紅莉栖「えっ? 耳打ち?」スッ
香月「私の名前は、香月華――かも」ボソッ
紅莉栖「? 華、でいいのかしら?」
香月 コクコク
紅莉栖「OK.それじゃあはじめましょうか」
香月 ニコッ
セナ(はあ、私は
>>126
でもしてるか)
126 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/02(木) 22:02:15.41 ID:CVrkGJtFo
買ってきたガリガリくんを食べながら物干し竿にツッコむ
127 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/02(木) 23:03:15.51 ID:soOrXVGS0
ガリガリ君じゃなくてガルガリ君じゃなかったっけ?
128 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/03/03(金) 14:38:00.32 ID:d/Hz59zY0
セナ(買ってきたガルガリ君でも食べながらあのディソードらしきものについて追求してみるか)
セナ「久野里、澪――といったか」
久野里「? そうだが」
セナ(口の利き方がなっていないな……まあ気にしないでおこう)
セナ「さっきから気になっていたんだが、お前の持っている物干し竿に興味がある」
久野里「!」
セナ「とても見覚えがあるんだ」
セナ「いや、その言い方は正しくない――か」
セナ「ディソードを知っているか?」
久野里「……知っていたらどうする」
セナ「どうもしない。質問に答えろ」
久野里「知って……
>>129
」
安価選択肢
>>129
@知っている
A知らない
Bそんなことより表で出ろ
129 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/03(金) 15:04:06.59 ID:yV8sScWcO
3
この二人が喧嘩しても久野里さんが勝ってる姿しか想像できないのは何故だろう
130 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/03(金) 16:45:22.71 ID:yy+KjQic0
だってすぐチャンバラごっこするんだもん
131 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/03/04(土) 18:27:44.64 ID:uOxUEUJS0
久野里「知って……いや、それ以上はなす必要はない」
セナ「何?」
久野里「表へ出ろ」
セナ「……そうか」
セナ「わかった」
〜アパート前〜
セナ「お前が私のことをどう思おうと勝手だが、外に呼び出して何をする気だ?」
久野里「――お前にはカオスチャイルド症候群者が見る剣が見えるのか?」
セナ「ああ。私はギガロマニアックスだ」
セナ「だがカオスチャイルド症候群者と私――厳密に言えば私たちの間には違いがある」
セナ「症候群者の場合にはその能力――つまりエラーを生み出す能力が中途半端な形で現れるが」
セナ「私や他の本物のギガロマニアックスは完全な形で妄想を具現化できる」
セナ「人一人を生み出すことさえもな」
久野里「くっ……委員会が真に狙っているのはこれか!」
セナ「私一人をどうしたところで情強はさして変わらないと思うぞ」
セナ「委員会、と言ったな。それは300人委員会のことか?」
久野里「!」
セナ「そのようだな」
セナ「西條拓巳を知っているか」
久野里「6年前の渋谷でニュージェネの犯人に仕立て上げられた男だな」
セナ「そうだ」
セナ「あいつは今委員会に近い立場にある。かつて最強のギガロマニアックスだった男だ」
久野里「なに!」
セナ「私とあいつにはつながりがある。私がお前の思うところについて知っていることは多くはないが少なくもない」
セナ「碧朋学園。あれは学校などではないだろう」
久野里「ああ――あそこは収容施設だ」
セナ「エラーに迷える羊か」
セナ「あそこには委員会の人間がいる。それも低くない序列の人間が」
久野里「それは誰だ!! 教えろ!!」
セナ「教える義理はない」
久野里「貴様ァッ!!」ダッ
セナ つディソード
久野里「」ガクッ
セナ「お前は今聞いた話を忘れる」
セナ「生きるのに知ってはならない情報だからな」
セナ「数分後には目が覚めてきれいさっぱり忘れているだろう」
セナ「……」
セナ「さて、こいつを抱えて戻るか」
132 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/03/04(土) 18:32:36.33 ID:uOxUEUJS0
1時間後
久野里「ぅぅ……」ムク
セナ「よほど疲れていたのか。眠ってしまっていたぞ」
久野里「? そうか――すまない」
紅莉栖「あ。あと10分くらいで日付変更ね」
久野里「! 放送の準備があるからゲームは――」
紅莉栖「5分前まであと5分だから! ね?」
久野里「――ぐっ。わかりました」
香月「ん! ん!!」
紅莉栖「け、ケツァルコアトルス!? きたわね」
久野里「はぁ」
世莉架「zzz」
有村「zzz」
久野里「勝手に押しかけてこいつらは寝るのか……くそ、なんて自由なやつらだ」
拓留「す、すみません」
久野里「ふん」
久野里(仕方ない、今日の放送の内容でも考えるか)
久野里(今日の放送は
>>133
をメインにしよう)
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