【安価】世莉架「安価でタクを楽しませちゃうよ」【CHAOS;CHILD】

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/18(土) 22:22:10.64 ID:poAD1mfH0
世莉架「タクこと宮代拓留にやりたいことを与える、それが私の使命」

世莉架「私は彼に楽しんでもらいたい・・・・・・」

世莉架「でも残念ながら、あたしはあまり頭が良くないんだあ」シュン

世莉架「というわけで皆さん! タクを楽しませる手助けをお願いしますっ」

世莉架「まずは>>2でタクに楽しんでもらおっと」

CHAOS;CHILD(カオスチャイルド)の安価ssです。全年齢対象なのでそこのとこよろです。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1487424130
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/18(土) 23:02:17.33 ID:+KjwOkKhO
マッサージ
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/18(土) 23:37:04.73 ID:poAD1mfH0
世莉架「いい案だねぇ♪ それじゃあ早速・・・・・・」

〜拓留のキャンピングカー〜

世莉架「タ〜クっ」ガチャッ

拓留「お、尾上!! どうしたんだこんな時間に! ていうかノックとか連絡とかしろよな・・・・・・」

世莉架「えへへ、ごめんね? タク」

拓留「まったく・・・・・・それで、どうしたんだ?」

世莉架「実はね〜いつもがんばってるタクにマッサージしてあげようと思って!」

拓留「尾上・・・・・・」

拓留「ありがとうな」

世莉架「ううん。いいの。タクのためだもん」

世莉架「じゃあ早速そこに横になってね♪」

拓留「ま、マッサージって全身マッサージかよ」

世莉架「部分的に解消するよりは一気に直しちゃったほうが良くない?」

拓留「まあ、それもそうか・・・・・・?」

世莉架「ほれほれ! はやく横にならんか〜」

拓留「はいはい」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/18(土) 23:46:27.00 ID:poAD1mfH0
世莉架「おっけい。それじゃあはじめてくねっ」

拓留「頼む」

世莉架「んしょっ、んっしょっと」グイグイ

拓留(なんだ、これ。結構気持ちいいぞ)

世莉架「お客様凝ってますねえ」グイグイ

拓留「僕も忙しいからな」

世莉架「特にこの首の付け根とか」グググ

拓留「ぐっ!!」

世莉架「肩甲骨の下とか」グー

拓留「お゛お゛っ」

世莉架「肩もね♪」シアツー

拓留「あsdfghjkl;」

世莉架(本当に凝ってるなあ)

世莉架「タクは姿勢を良くしないと背中に響くよ?」グイグイ

拓留「ぜ、善処するよ・・・・・・」


三十分後

世莉架「よし! マッサージ終わり! お疲れ様〜タク」

拓留「ふぅ・・・・・・かなり痛かったぞ」

拓留(あれ?)

拓留(体が・・・・・・軽い! なんだこれ! まるでとり憑かれていたものから解放されたような)

拓留(これも、尾上のおかげか)

拓留「本当に、ありがとう尾上」

世莉架「え? あ、いいよお礼なんて。あたしがしたくてしたんだし」

拓留「まあまあ、感謝するよ。尾上がいてくれて、僕は幸せだ」

世莉架「た、タク・・・・・・////」カァァァ

拓留「い、いや! その、なんだ。これで明日からの新聞部の活動にも精力的に望むことが出来るよ」

世莉架「うんっ! 一緒にがんばろうね、タク」

拓留「ああ」

世莉架(こうしてタクにマッサージをした)

世莉架(タク喜んでくれたなあ・・・・・・嬉しい)

世莉架(ありがとうね>>2さん!)
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/18(土) 23:47:37.12 ID:poAD1mfH0
〜また別の日〜

世莉架「さてさて〜あたしの活動はこんなもんじゃ終わらないよ〜」

世莉架「なんたって存在理由だからね! まだまだ頑張らなくっちゃ」

世莉架「次はタクに>>6してあげよっと」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2017/02/18(土) 23:48:43.45 ID:2GKd/OH70
テレビゲームでバイオハザードをやろう
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/19(日) 00:43:39.26 ID:x+qXQiD+0
世莉架「バイオハザードかあ。タク楽しんでくれるかな♪」

世莉架「そういえばテレビはどうしよう・・・・・・あたしの家には諸事情で呼べないし」

世莉架「こんなときは華ちゃんに相談だっ」


世莉架「はーなちゃん♪」

香月「ん」

世莉架「バイオハザードやりたいんだけど、テレビがないんだあ」

世莉架「エンスー2終わってからでいいから、パソコン貸してほしいんだけど」

香月「んっ」グッ

世莉架「ありがとう華ちゃん! やっぱりもつべきは可愛い後輩だねえ」ナデナデ

香月「んー///」

伊藤「おっ、なんだこれは百合展開か?」ガタッ

拓留「馬鹿なこと言ってないで伊藤も記事のネタさがしてくれよ」ハァ

世莉架「もーまたタクはそうやって頑張ろうとする」

拓留「がんばってなにが悪いんだよ」

世莉架「あたしが心配するもん」

拓留「尾上・・・・・・」

伊藤「おーあちいあちい。なんだこれは百合展開以上に鳥肌もんだぜ」

香月「んっ!!」カベナグリッ

世莉架「あ、香月ちゃんエンスー2終わったんだね!!」

世莉架「ねえタク、記事のネタ探しもいいけど、ちょっと休憩でゲームしようよ!」

拓留「ま、まあ、尾上がそこまでいうんじゃしかたないな」ヤレヤレ

拓留「なんのゲームなんだ?」

世莉架「じゃーん。バイオハザードっ」

伊藤「おお! 面白そうじゃねえか!! 俺にもやらせ――」

世莉架「真ちゃんはあとでどうぞ?」ニッコリ

伊藤「」

香月「伊藤先輩・・・・・・お気持ちは察した、かも」ボソッ

伊藤「おい香月、いま俺のこと慰めたのか?! っていうかしゃべった?!」

香月「んっ」

伊藤「んなわけねえか」

拓留「まあ、ストレス発散という意味じゃいいチョイスかもな」

世莉架「じゃあさっそくやろやろー♪」

世莉架(こうしてタクとバイオハザードで遊んだ)


 二時間後

拓留「ふああ、とりあえずこの辺で今日は終わりにしておくか」

拓留「って、げっ、もうこんな時間なのか!! 今日はほとんど活動してないな・・・・・・」

世莉架「た、タク? つまらなかったかな?」アセアセ

拓留「いや、そんなことはなかったけど。まあ、世莉架とバイオハザード・・・・・・楽しかったよ」

世莉架「ほんとう? やったー!」

拓留「そんなことでよろこぶなんて尾上はおもしろいやつだな」ハハハ

伊藤「くそぅ爆発しろお前らーーー!」

香月「伊藤先輩、かわいそう、かも」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/19(日) 00:44:38.16 ID:x+qXQiD+0
世莉架「バイオハザードかあ。タク楽しんでくれるかな♪」

世莉架「そういえばテレビはどうしよう・・・・・・あたしの家には諸事情で呼べないし」

世莉架「こんなときは華ちゃんに相談だっ」


世莉架「はーなちゃん♪」

香月「ん」

世莉架「バイオハザードやりたいんだけど、テレビがないんだあ」

世莉架「エンスー2終わってからでいいから、パソコン貸してほしいんだけど」

香月「んっ」グッ

世莉架「ありがとう華ちゃん! やっぱりもつべきは可愛い後輩だねえ」ナデナデ

香月「んー///」

伊藤「おっ、なんだこれは百合展開か?」ガタッ

拓留「馬鹿なこと言ってないで伊藤も記事のネタさがしてくれよ」ハァ

世莉架「もーまたタクはそうやって頑張ろうとする」

拓留「がんばってなにが悪いんだよ」

世莉架「あたしが心配するもん」

拓留「尾上・・・・・・」

伊藤「おーあちいあちい。なんだこれは百合展開以上に鳥肌もんだぜ」

香月「んっ!!」カベナグリッ

世莉架「あ、香月ちゃんエンスー2終わったんだね!!」

世莉架「ねえタク、記事のネタ探しもいいけど、ちょっと休憩でゲームしようよ!」

拓留「ま、まあ、尾上がそこまでいうんじゃしかたないな」ヤレヤレ

拓留「なんのゲームなんだ?」

世莉架「じゃーん。バイオハザードっ」

伊藤「おお! 面白そうじゃねえか!! 俺にもやらせ――」

世莉架「真ちゃんはあとでどうぞ?」ニッコリ

伊藤「」

香月「伊藤先輩・・・・・・お気持ちは察した、かも」ボソッ

伊藤「おい香月、いま俺のこと慰めたのか?! っていうかしゃべった?!」

香月「んっ」

伊藤「んなわけねえか」

拓留「まあ、ストレス発散という意味じゃいいチョイスかもな」

世莉架「じゃあさっそくやろやろー♪」

世莉架(こうしてタクとバイオハザードで遊んだ)


 二時間後

拓留「ふああ、とりあえずこの辺で今日は終わりにしておくか」

拓留「って、げっ、もうこんな時間なのか!! 今日はほとんど活動してないな・・・・・・」

世莉架「た、タク? つまらなかったかな?」アセアセ

拓留「いや、そんなことはなかったけど。まあ、世莉架とバイオハザード・・・・・・楽しかったよ」

世莉架「ほんとう? やったー!」

拓留「そんなことでよろこぶなんて尾上はおもしろいやつだな」ハハハ

伊藤「くそぅ爆発しろお前らーーー!」

香月「伊藤先輩、かわいそう、かも」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/19(日) 00:46:27.78 ID:x+qXQiD+0
世莉架「またタクに楽しんでもらえた♪ よかったあ」

世莉架「>>6さんありがとう!」

世莉架「こんどはせっかくだし、複数人でタクを楽しませてあげようかな♪」

世莉架「じゃあ>>10と一緒に>>11しよう!」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/19(日) 00:52:56.65 ID:qiif+k/xO
乃々姉で!
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/19(日) 01:55:31.35 ID:ILOhV+iFO
お風呂入る
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/19(日) 04:16:05.64 ID:IX1nm5Rc0
カオチャのスレ珍しい(´・ω・`)
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/19(日) 11:33:36.30 ID:x+qXQiD+0
世莉架「の、のんちゃんとお風呂・・・・・・って! 女の子同士ならともかくタクも一緒じゃん!」

世莉架「で、でも安価は絶対だもんね! しょうがないよね///」

世莉架「がんばって全年齢版を維持する方向でやってみるよ!」ガンバルゾー


〜青葉寮〜

乃々「はあ・・・・・・拓留、帰ってきてくれないのかしら」

乃々「・・・・・・寂しい」

世莉架「の〜んちゃん!」バッ

乃々「せ、世莉架! どうしてここに?」

世莉架「あのね、のんちゃん。今日はいいニュースがあるんだよ」

乃々「いいニュース? なにかしら、それは」

世莉架「なんと! タクがこの青葉寮に帰ってくるのでーす!!」

乃々「えっ! 拓留が!? 本当なの!?」ガバッ

世莉架(あはは、やっぱり食いついたね♪)

世莉架(タクには悪いけど、あの人の思考誘導で青葉寮に一時帰宅してもらうことにしたんだ)

世莉架(さて、本題はここからだね・・・・・・)

世莉架「それでね? のんちゃん」

乃々「」ボー

世莉架「のんちゃん?」ズイ

乃々「はっ! ごめなんさい、私としたことが。ぼーっとしていたわ」

乃々「それで、何かしら」

世莉架「うん、それでね、せっかくタクがここに帰ってくるんだし、どうせならもうずっと住んでもらいたいでしょ?」

乃々「そうね、私たちは家族だもの」

世莉架(家族、か)

世莉架「でね? タクをここに居つかせるためにはどうすればいいかってあたし考えたんだけど」

乃々 フムフム

世莉架「タクも男の子だしさ、その、ちょっとお色気というか・・・・・・」

乃々「?」

世莉架「だからね! 家族なら一緒にお風呂に入っても変じゃないじゃん?」

乃々「そうね、私たちは家族だもn――って! もう私たち高校生よ!? そんな一緒にお風呂だなんて///」

世莉架「でも、裸の付き合いって、心を開く上じゃ大事なんじゃないかなあ」

乃々「それは・・・・・・一理あるといえなくもないのかもしれないけど」

乃々「あなたはいいの? タクに・・・・・・その、裸を見られても」

世莉架「うん!」

乃々「そ、そうなのね」

乃々(世莉架は抵抗ないのね。――たしかに言われてみればこの子のいうとおりかもしれないわ)

乃々(ひねくれた弟は、お姉さんがきっちり教育するんだから)

乃々(それに・・・・・・世莉架に拓留を取られたみたいで嫌――)

乃々(――って! 私はあくまでも姉じゃない! どうするかは拓留の自由だわ)

乃々(それでも、少しでも私を見てくれたら、嬉しいかもしれないわね)

乃々「わかったわ世莉架。そうしましょう」

世莉架「ありがとうのんちゃん!」ダキッ

乃々「まったく、この子は」ウフフ
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/19(日) 11:50:58.71 ID:x+qXQiD+0
拓留「ただいま」ガチャッ

拓留(なんとなく帰ってきてしまった、ここに)

拓留「でも、合わせる顔がないよな・・・・・・」

世莉架「タ〜クっ♪」ピョコッ

拓留「お、尾上!? どうしてここに?」

世莉架「まあまあ、細かいことは気にすんなー! モテないぞ〜」

拓留「よ、余計なお世話だよ。というか、僕はリア充なんだから、そんなこと気にする必要はないんだよ」

世莉架「はいはいすごいね〜」

拓留「ぐっ・・・・・・」

世莉架(タクがモテたら、か)

世莉架(いやだなあ)

拓留「はあ、なんだか今日は疲れたな・・・・・・まるで誰かに考えを操られたような。とにかく頭が疲れた気分だよ」

世莉架(さすがタク。するどいね)

世莉架「タクはいつもがんばってるもん。疲れちゃうのも仕方ないよ」

世莉架「疲れたときはさ、心の洗濯! すなわちお風呂だよタク!」

拓留「もう、湯は張ってあるのか?」

世莉架「うん♪ だからどうぞ〜」

拓留(ひさしく風呂に浸かってなかったな。いつもシャワーだし)

拓留「じゃあ、お言葉に甘えることにするよ」

世莉架「うん♪」


世莉架「さて、タクがお風呂に来る前にスタンバっとかなきゃ!」タタタ


拓留「ふう・・・・・・さて、風呂に入るかな」ガラッ

拓留「――ッ!?」

世莉架「いらっしゃ〜い、タク♪」

乃々「お、遅かったわね、た、拓留///」ボッ

拓留(あ、ありのまま今起きたことを話すぞ)

拓留(一人風呂場に行こうと思いドアを開けたら、全裸の姉(義理)と幼馴染が出迎えてくれた)

拓留(何を言っているのかわからないかもしれないが、僕にも何が起こっているのかわからなかった)

拓留(頭がどうにかなりそうだ)

世莉架「う? どうしたのタク。そんなところで突っ立っちゃってさ」

乃々(拓留の裸が目の前に!! なんかもういろいろ成長してる!!)キャー

拓留「ハッ!? ――って、なにしてるんだよ来栖!尾上!」

乃々(苗字呼びは直らないのね)ガッカリ

世莉架「なにって、お風呂だよ?」

拓留「い、いやそんなことはわかってるけど。僕が言いたいのはなんで一緒に入るんだってことだよ!」

世莉架「もう、こうやって女の子が疲れを癒してあげようっていうのに、ヘタレなタクはそれを無碍にことわろうっていうのかな?」

拓留「そ、そんなことは、な、な、ないぞ」

世莉架(焦っちゃって、可愛いなあ)

乃々(拓留はまだピュアね。良かったわ)ホッ

世莉架「とりあえず洗ってあげるから座ってね」

拓留「は、はい・・・・・・」

世莉架 ♪
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/19(日) 12:02:38.13 ID:x+qXQiD+0
世莉架「二人いるから効率よく分担していこー♪」

乃々「そ、そうね」

拓留(もう好きなようにやらせておこう)

世莉架「あたしは髪を洗おうかな!」

乃々「そ、それじゃあ、私は、か、か、体を・・・・・・////」

世莉架「タクの髪はやわらかいねえ」ワシャワシャ

乃々「お、大きくなったのね、背中がとても広いわ・・・・・・」ゴシゴシ

世莉架「えっへへ〜みてみて、タク! アトム〜!」

拓留「か、髪であそぶなよ!」

世莉架「あはは」

乃々(楽しそうね)

乃々(わ、私もなにかアクションを・・・・・・)

乃々(そうだわ!)

乃々「拓留、あなた、ここくすぐり弱かったわよね」コチョコチョ

拓留「く! 来栖!? や、やめてくれ、ははははは」バタバタ

乃々「乃々って読んでくれるまでやめません♪」

拓留「わ、わかったって! ははは! ひーっ! のっ! 乃々! やめてwwww」ジタバタ

乃々「もう、しょうがないんだから」

世莉架(タク楽しそう・・・・・・これはやってみて正解だったかな♪)


〜風呂あがり〜

拓留「はあ、なんだか騒がしい風呂だったな」ハハハ

拓留「家族、か」

拓留「人の温かみも、悪くないのかもな」


世莉架(よかったね、タク)
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/19(日) 12:05:52.23 ID:x+qXQiD+0
世莉架「タクも満足してくれたみたい! ありがとね>>10さん♪ >>11さん♪」

世莉架「さっ、次はなにしようかな〜」

世莉架「じゃあ>>17>>18>>19してタクを楽しませよう!」

場所 >>17

一緒に楽しませるメンバー(複数可) >>18

行う内容 >>19
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/19(日) 12:35:33.92 ID:kIIcJL/VO
部室
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/19(日) 12:35:44.01 ID:f+Tw49hu0
有村雛絵
香月華
南沢泉里
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/19(日) 13:16:31.54 ID:YLOjiWHF0
ブラチュー
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/19(日) 13:17:43.64 ID:YLOjiWHF0
>>19ミス
雷ネットだったわ
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/19(日) 14:13:52.38 ID:x+qXQiD+0
世莉架「雷ネットかあ、社会現象にもなってすごかったよねえ」

世莉架「場所は部室でいいよね」

世莉架「呼ぶのは、タクはもちろんだけど――雛絵ちゃんと華ちゃん、それと千里さんにしよう!」

世莉架「・・・・・・う? 千里さん? のんちゃん? まあ、細かいことはいいか!」

世莉架「おっけい! じゃあさっそくやってみよ〜♪」


〜新聞部部室〜

拓留「雷ネット?」

世莉架「そうそう! たまにはこういう遊びもいいでしょ?」

拓留「遊びって・・・・・・ここは遊ぶところじゃないんだぞ?」

世莉架「えぇ、だって華ちゃんはいっつもあそんでるじゃん!」プンプン

拓留「あいつは、まあなんていうか」

世莉架「華ちゃんは良くてあたしはだめなの?」ウルウル

拓留「うっ、・・・・・・わかった! わかったって。やるか、雷ネット」

世莉架「タクはやさしいねぇ♪」

世莉架「あ、そうそう。他の人にも参加してもらうんだ〜」

拓留「他の人? 雷ネットは1対1でやるもんなんじゃないのか?」

世莉架「まあ、それもそうなんだけど、二人一組のチームでやってもいいかなって」

拓留「つまり参加人数は4人か」

世莉架「そういうこと」

世莉架(タクと一緒にプレイできる。やったね)


数分後

世莉架(どうしてこうなった)

チームA 千里&世莉架
チームB 拓留&華

世莉架(なんでくじ引きにしちゃったのタクぅ)ガッカリ

世莉架(でも、タクが楽しんでもらえるのが、・・・・・・第一だよね!)キリッ

拓留「それじゃあはじめるか」

世莉架「チーム内での相談はあり、ということでやってくよ〜。つまり一人二役ならぬ二人一役ってわけだね!」

千里「ふふっ、楽しそうね」

香月「んっ」


ゲーム開始から数分後

拓留「ぐっ、・・・・・・僕としたことが、押されているだと」

千里「あなたは甘いのよ、拓留」フフフ

世莉架「さすが千里さん! あったまいいねぇ」アハハ

拓留「屈辱だ・・・・・・」

香月 ツンツン

拓留「どうしたんだ、香月。今僕は忙しくて――」

香月「ん」

拓留「なんだよ、自分のこと指差して」

香月「ん〜っ」

拓留「・・・・・・そうか。僕はワンマンプレイで自分の考えに固執しているから二人にかなわないのか」

拓留「ごめん、香月。お前のこと信じてやればよかったな」
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/19(日) 14:23:49.60 ID:PEXDLoD7O
泉理ちゃんやで
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/19(日) 14:27:29.62 ID:x+qXQiD+0
香月「先輩、ゲームはまだ終わっていない、かも」ミミウチ

拓留「お前っ、今しゃべった!?」

香月「しーっ、かも」シーッ

香月「私の友達・・・・・・といってもネットのだけど、雷ネット強い人、いる、かも」

香月「この『チェシャ猫の微笑』って言う人にアドバイスもらったから――」

香月「――この通りにやってみてほしい、かも」

拓留「ありがとう、香月」

拓留「僕は絶対に、勝つ!!」


ゲーム終了

拓留「」チーン

香月「あ、死んでる、かも」ボソッ

千里「勝ったわね! 世莉架」

世莉架「うん! 圧勝だったねぇ」

拓留「ナゼダナゼマケタンダナゼナゼ」

香月(たぶん、単純なアドバイスだけでは及ばないような何かがこの『チェシャ猫の微笑』さんにはあったの、かも)

香月(先輩ごめんなさい)シュン

香月(でも、先輩と遊べて、ちょっと楽しかった、かも//)

世莉架「はっ!!」

千里「どうしたの? 世莉架」

世莉架「タクっ!」

拓留「? なんだよ、尾上」

世莉架「その・・・・・・楽しかった?」

世莉架(ついあたしが楽しくなっちゃって忘れてたけど)

世莉架(肝心のタクがつまらなかったら意味ないじゃん!)

世莉架(これはピンチ)

拓留「まあ、どちらかといえば、楽しかったかな」

世莉架「そ、そっかあ。よかった」ホッ

拓留「なんだ? 相変わらず尾上は変わってるな」

世莉架「た、タクほどじゃないよ!」

拓留「香月のおかげでな。ありがとう」ニコッ

香月(先輩、やさしい、かも)ニコッ

世莉架「・・・・・・」

世莉架(な、なんだろう。目的は達成してるのにすっきりしない)

世莉架(やきもち、なのかなあ)

世莉架(でもやきもちばっかり焼いてたら重い女だって思われちゃうかもしれないし・・・・・・)

世莉架(はあ)

拓留「尾上?」

世莉架「なっ、なにかなっ?」アセアセ

拓留「ここ最近僕のこと気遣ってこういう遊びをやってくれているんだろう?」

世莉架「う、うん。まあね」

拓留「ありがとうな」ナデナデ

世莉架「はうう//」
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/19(日) 14:42:30.01 ID:x+qXQiD+0
すみません

千里×
泉里○

です
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/19(日) 14:43:13.80 ID:x+qXQiD+0
>>22

ご指摘ありがとうございます。すみません間に合いませんでした。今後でてきたら気をつけます
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/19(日) 15:28:39.98 ID:x+qXQiD+0
〜その夜〜

世莉架「一時はどうなることかと思ったけど、楽しんでもらえたみたい♪ ありがと、>>17さん>>18>>さん19さん」

世莉架「まだまだいっくよ〜」

世莉架「今度は>>27だよっ」
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/19(日) 16:02:11.64 ID:KmpP89Nfo
トレーラーハウスに食事持っていって夕飯からお泊まりのコンボ
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/19(日) 17:38:58.50 ID:x+qXQiD+0
世莉架「お食事とお泊り///// 安価は絶対だもんね! しかたない! しかたないなあ!!///」

世莉架「まったくもう、タクはあたしの世話がなきゃだめだもんね///」

世莉架「それにしてもお食事ってなに持っていってあげればいいんだろう」

世莉架「タクのことだから、いつもはきっとコンビに弁当とか食べてるんだろうなあ」

世莉架「せっかくだしあたしが作っていってあげようかな? 出前『おっけいさん』なんちゃって〜」

世莉架「あっ・・・・・・でもあたし料理とかしたことないや」ショボン

世莉架「そうだ! のんちゃんなら料理もうまいし、きっとタクの好みだってばっちり把握してるはず!」

世莉架「そうと決まればさっそくのんちゃんのとこにれっつごー」


乃々「え? 料理を教えて欲しい?」

世莉架「うんっ、タクってあのトレーラーハウスでいっつも過ごしてるけど、不摂生な生活なんだろうなあって思って」

世莉架「だから作ってあげることにしたの!」

乃々「そ、そう・・・・・・(それ私の仕事じゃ・・・・・・)」

乃々(でも、かといってダメともいえないし)

乃々(ま、まあ、拓留を気遣ってくれる女の子がいるなんて幼馴染とはいえ幸せなことじゃない! これを断るいわれはないわね)フフフ

乃々「わかったわ、それならビシバシ鍛えていくから、覚悟なさい」ウフフ

世莉架「が、がんばるよっ」


〜青葉寮〜

キルトキハネコノテナノヨ ニャー
イタッ チョットダイジョウブ?! マッテナサイイマバンソウコウモッテクルカラ
フムフムタクハソウイウアジガコノミナノカー カクシアジハコレヨッ

結人「乃々姉ちゃんたち楽しそうだね」

結衣「そうだね。見ていて微笑ましいなあ」


それから何回も練習を重ね

世莉架「よ、ようやく一人で料理できるまでになったよ・・・・・・長かったなあ」トホホ

世莉架「でもこれでタクに振舞ってあげられるよっ」

世莉架「さーてと、ウチで作って持っていってあげよ♪」


〜拓留のトレーラーハウス〜

拓留「さて、今日もコンビニに買いに行くとするか・・・・・・」

コン、コンコン、コン(例のリズム)

拓留「ひいっ!!!」

拓留「ま、まさか・・・・・・いい、い、一体なんだって言うんだよ!!!」

世莉架(ドアの外)「あっれ〜? タクぅ?」

拓留「え?」

世莉架(ドアの外)「おっかしいなあ、この時間ならいつもはいるんだけど」

拓留「って、尾上かよ。びっくりさせんな」ガチャッ

世莉架「うわっ――ってタク居るじゃん! もう〜びっくりさせないでよ」

拓留「びっくりしたのはこっちのほうだよ。そのリズムは心臓に悪いんだ」

世莉架「う? ごめんね?」

拓留「ま、まあ、いいけど」

世莉架「そんなことよりね! あたしタクのためにご飯作ってきたんだ〜一緒に食べよ?」

拓留「尾上が料理? お前料理なんてするのか?」

世莉架「ひっどいなあ、タク。あたしだって女の子だし料理くらいできるよ〜(ちょっと嘘)」
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/19(日) 18:08:53.92 ID:x+qXQiD+0
拓留「まあ、なんだ、その・・・・・・ありがとう」

世莉架「どういたしまして♪」

拓留「悪いな、ここ狭いんだ」

拓留「ちょっと置けるように片付けるよ」


世莉架「よしっ、じゃあ食べよっか」

拓留「ああ、そうだな」

世莉架「えっへへ〜じゃ〜ん!」

拓留「おお、思った以上にすごいな」

拓留(うまそう)ゴクリ

拓留(尾上にこんな料理が作れるなんて・・・・・・知らなかった)グゥゥゥゥ

拓留「あ」

世莉架「もう食べていいよ♪ タク」

拓留「はは、そうするよ」

二人「いただきます」

オッウマイナンダコレメチャウマイ ホントォ?ウレシイ///
アタシハネェトクニコレヲガンバッタンダヨ ゼンブオイシイヨ、オノエ

世莉架(こうして二人で夕飯を食べた)

世莉架(手料理、喜んでもらえてよかったあ///)

世莉架(のんちゃんありがと!)

拓留(手料理って暖かいな・・・・・・)グスッ

拓留(それに味付けがどことなく来栖のに似ている・・・・・・まあそれは気のせいか)

拓留(とにかくうまかった)

二人「ごちそうさまでした」

世莉架「ふぅ〜食った食ったぁ」

拓留「まったく」ヤレヤレ

世莉架「う?」

拓留「なんでもないよ」

世莉架「あ、あのね? タク」

拓留「?」

世莉架「今日、ここに泊まっていっちゃダメかな?」

拓留「なっ!!! お、尾上っ? どどど、どうして泊まるなんて・・・・・・」

世莉架「あはは、ダメ、かな?」

拓留(おおおおおお落ち着け僕!! 尾上はただの幼馴染じゃないか!! でも幼馴染とはいえ女子・・・・・・)ゴクリ

拓留(一人暮らしをしているとことに泊める――のは)

拓留(・・・・・・リア充なら当然のことだ)フッ

拓留「泊まっていけよ」イケボ

世莉架「う、うんっ、そうするね!」

拓留(引き返せない引き返せないぞ宮代拓留僕はやるんだ大人になるんだそうだそうだろう)

世莉架「?」
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/19(日) 18:15:41.65 ID:KmpP89Nfo
いくぞ尾上やるぞ尾上もう戻れないぞ尾上の精神ですね分かります
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/19(日) 18:17:58.57 ID:x+qXQiD+0
数十分後

シャァァァァァ(シャワー音)

世莉架(キャンピングカーのシャワーってせまいなあ)

世莉架(タクはいつもここで体洗ったりしてるんだね)

世莉架(・・・・・・)

世莉架(今このままタクのところに飛び出して行ったらタクおどろくかな)

世莉架(よろこんじゃったりして)

世莉架(よし、>>31しよう!)
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/19(日) 19:28:29.00 ID:LGaFiL0WO
拓留をシャワールームへ引きずり込む
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/19(日) 20:40:29.53 ID:x+qXQiD+0
世莉架「タクをシャワーにっ?! 参ったなあ////」

世莉架「安価は絶対・・・・・・安価は絶対・・・・・・////」

世莉架「――よし、おっけい。ここは全年齢板だからそこを承知でならできるかぎりがんばろうかな」グッ


世莉架「た、タク〜?」ソロー

拓留「なんだ尾上、もう上がっていたのk――って! 待て待て待てなんで服着てないんだよ!!」ブハアッ

世莉架「う? だってまだシャワー浴びてる途中なんだもん」

拓留「だ、だったら出てくるなよ!! 何考えてるんだ!!」

世莉架「そ、その・・・・・・タクも一緒にどう?//」

拓留「なん・・・・・・だと・・・・・・」

世莉架「いや、タクの意思なんて関係ないね♪ 安価は絶対♪」クワッ

拓留「ちょ、尾上? あの、尾上さん? なんか目が怖いんですけど・・・・・・」

世莉架「覚悟ー!」ヨイデハナイカー

拓留「覚悟って!」

世莉架「よいではないか〜生娘じゃああるまいし」

拓留「そりゃ僕は男だから生娘じゃないぞ!」

世莉架「大丈夫だよタク! 痛いのは最初だけだから! すぐに気持ちくなるよ!」

拓留「きゃーっ!」

世莉架「あは、タクも太すぎず細すぎず、いい体してるねぇ」

拓留「きゃーっ! きゃーっ! ぎゃーっ!」

世莉架「ちょっ、暴れすぎだよタク! パンツが脱がせにくいでしょ!」

拓留「ぎゃあああああああああああああっ!」

拓留(僕は。これから、いついかなるテンションのときに尾上を襲おうと思っても、決して劣情に負けてはならないと、そう誓った――)


世莉架がシャワー中のとき

拓留「いくぞ尾上! やるぞ尾上! もう戻れないぞ尾上ーっ!」←イメトレ中
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/19(日) 21:25:44.85 ID:x+qXQiD+0
世莉架「えっへへ、そのあと何があったかは皆さんの想像にお任せするね♪」

世莉架「でも間違いなくタクは喜んでた! これは>>32さん正解だよっ」

世莉架「さあてと! 気を取り直して次いってみよーっ」

場所 >>35

メンバー >>36

する内容 >>37
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/19(日) 21:36:41.49 ID:f+Tw49hu0
秋葉原
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/19(日) 21:36:49.64 ID:gC0XQDkCO
有村雛絵
香月華
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/19(日) 21:58:53.09 ID:T8yQkBhFO
食堂の男について調べる
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/19(日) 23:54:58.36 ID:x+qXQiD+0
世莉架「『食堂の男』、か・・・・・・しらべてみよっと」スマホポチー

世莉架「ぷっ、なんだか面白そう♪」

世莉架「新聞部の記事のネタとしてタクに提供してあげればよろこぶかも!」

世莉架「よーし、やるぞっ」


〜新聞部部室〜

拓留「『食堂の男』、だと?」

世莉架「うん、こんどの記事のネタにいいかなって。秋葉原とかいって実在するか否かを調査するの」

拓留(食堂の男・・・・・・情報強者かつリア充の僕はその概要についてもちろん知ってはいるが・・・・・・実在するかどうかなんていままで気にしたこともなかったな)

拓留(久々にいいものがかけるかもしれないぞ)

拓留「いい! いいよ尾上! それでいこう!」

世莉架「おっけい♪ そうと決まれば明日早速現地で調査だね」

伊藤「あ、悪ぃ、明日俺ちっとばかり用事があるんだ」

拓留「な、なんだよ、士気が下がるな」

伊藤「この通りだって、な?」

拓留「わかったよ。何も無理やり連れて行こうっていうんじゃないからさ」

伊藤「すまねえ、恩に着るぜ! この埋め合わせは必ずする」

拓留「頼んだぞ」

拓留「さて、一人欠員がでてしまったな。来栖は青葉寮の家事や買い物で忙しいから来れないにしても・・・・・・さすがに二人じゃ効率が悪い」

拓留「仕方ない、香月! お前にもお願いするよ、明日の調査」

香月「んっ」グッ

世莉架「華ちゃんも参加だね♪」

拓留「できればもう一人くらいいるといいんだが・・・・・・そうも都合よく人材なんて――」

有村「チャオっす! 新聞部の皆さん方〜って、なんですかこのシリアスな感じ! らしくないっすよ〜」

拓留「――いるんだな」

伊藤「有村か。どうしたんだ? こんなとこにきて」

有村「いや〜いつもここにくると結構な確率で面白いことが起こるので♪ 暇なときはこうして来ることにしたんですよ」

拓留「おい、それは聞き捨てならないな。そんな暇つぶし感覚でこの新聞部の部室に足を踏み入れるのh・・・・・・」

世莉架「あ、ケーキあるんだ〜食べる?」

有村「あっ、せり! 気が利くのぉ〜ではいただきますかねぇ」

拓留「話を聞けっ!!」

世莉架「まあまあ、タク、そう怒んないでよお」

拓留「そうは言ってもだな・・・・・・!」

世莉架「あ、そうだ。明日の調査、雛ちゃんにも手伝ってもらおうよ!」

有村「調査? なんですかそれ面白そう!」

拓留「おいおい、おふざけ気分で参加されては困る。明日の調査は今度の記事の大事なネタになるんだ。そう簡単に・・・・・・」

世莉架「場所は秋葉原だよ」

有村「秋葉原ッ!?」ガタッ

拓留「だから話を聞けッ!!」ズコッ

有村「先輩! 私気になる本がっ!! い〜っぱいあるんですけど、ひなちゃんはご覧の通り美少女なので一人で秋葉原に行くと視姦されてキモいんです!」

有村「せっかくの機会なんで一緒に行かせてください!」ズイッ

有村「お願いします!!」クワッ

拓留「あ、はい、あの、わかりました、はい、すいません」
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/20(月) 00:09:36.62 ID:VZeMz7D30
ヤッター ヨカッタネェヒナチャン

拓留(強引に同行を決められてしまった・・・・・・)

拓留(まあ、有村なら害はないか)

〜翌日――秋葉原〜

世莉架「わあ、ここが秋葉原かあ。なんだか渋谷とはちがう複雑さだね」

有村「こ、ここがオタクの聖地・・・・・・」

拓留「あくまでも今日ここに来たのは調査のためだ。遊んでいるようではだめだからな」

香月「ん」

有村「わかってますって〜そう心配しなさんな先輩」

世莉架「心配しなさんな〜」

拓留「そういうところが心配なんだが」

拓留「ま、まあいい。早速調査をはじめよう」

拓留「二人一組で行動し、二手に分かれるのが、この場合ベストだろう」

拓留「僕は香月とペアになる。尾上は有村とペアになって調査にあたってくれ」

拓留(香月は無口だ・・・・・・だから余計な道にそれずに調査できる安心感がある)

有村「わっかりました〜了解ですぜ兄貴っ!」

世莉架「おっけい」

世莉架(またタクとペアになれないのか〜残念)

世莉架(あたし、もしかして避けられてるのかなあ)

世莉架(いや、でもこのまえはあんなこともあったし///)

世莉架(ま、これくらいでふてくされても仕方ないね)

拓留「事前にネットなどの口コミや@ちゃんでの情報はこの紙にまとめてあるから、これも参考にしてくれ」つファイル

拓留「それでは、調査開始だ」


十分後

拓留(しかし、事前調査にしてはやけに詳しい内容があるな、この紙)

拓留(これを作成したのは香月だけど・・・・・・情報強者の僕が遅れをとるなんて)

香月(あの紙・・・・・・エンスー2のナイトハルトにいろいろ聞いて書いた・・・・・・)

香月(スーパーハカーとか言う人がアキバにいて、その人の友達がどうもその食堂の男かもしれないという噂)

香月(この情報は尾上先輩たちのファイルには入っていない、拓留先輩が持ってる紙にだけ書いたこと)

香月(一緒のペアでよかった・・・・・・)

香月(先輩、よろこんでくれるかな)

香月「喜んでくれたら嬉しい、かも」ボソッ

拓留「か、香月がしゃべった?!」

香月「んー?」

拓留「そ、そんなわけないよな」

拓留(香月のまとめてくれた資料によると、秋葉原駅から少し歩いたところにある古い店『ブラウン管工房』のあたりで出現するという噂があるらしい)

拓留(いってみるか)
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/20(月) 00:24:30.22 ID:VZeMz7D30
〜ブラウン管工房前〜

大檜山ビル

拓留「とはいえ来たはいいものの・・・・・・」

拓留「張り込む、しかないんだろうな。こればかりは」

拓留「まあまだ時間はあるし、やってみるか」

拓留「香月はそれでいいか?」

香月「んっ!」グッ

拓留「そうか、ありがとう」ハハッ

拓留「張り込みが長くなることも想定して、コンビニで食べ物を買っておくか・・・・・・」

拓留「香月もロリポップやするめばかりじゃなくて、ちゃんとしたものを食えよ?」

香月「ん」


〜ロンソー秋葉原店〜

拓留「大方、こんなもんだな」

拓留「レジにならぶか・・・・・・」

???「わあっ♪ ジューシーから揚げナンバーワン・・・・・・」

???「まゆしぃはお腹がぺこぺこなのです」

???「そうだ、オカリンと紅莉栖ちゃんの分も買っていってあげよーっと」

拓留「あ、あの・・・・・・」

???「えっ?」

拓留「す、すみません、あ、あの、レジに、並びたい、ん、です、けど・・・・・・」

???「ああっ、ご、ごめんなさい! お腹が減ってつい」エッヘヘー

???「すぐ退くから、ごめんねぇ」サササ

拓留「あ、行った」

拓留(かわいらしい人だったな)

拓留(胸も大きかった)

香月「んー!」ゲシッ

拓留「ぐあっ!! や、やめてくれ香月! 僕の背中は壁じゃない!」イテテ

香月「ん〜」

香月「拓留先輩が他の子に鼻の下伸ばしてるの、なんだか面白くない、かも」ボソッ


〜再びブラウン管工房前〜

拓留「さて、気を取り直して張り込み開始だ」

拓留「長くなるかもしれないし、気合入れないとな」

拓留「んっ? 大檜山ビルに誰か向かっていっているような・・・・・・」

そこで現れた人物(シュタゲ関連限定)は>>41
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/20(月) 00:29:06.86 ID:/R3FLIG9O
久野里無理なら助手
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/20(月) 01:01:40.25 ID:VZeMz7D30
紅莉栖「〜〜♪」

拓留「長髪の女性が鼻歌を歌いながら歩いている・・・・・・」

拓留「ん? 待てよ、あの人どこかで――」

拓留「――っ! ま、まさか牧瀬紅莉栖?!」

拓留「若くしてNature誌に論文が載ったことで話題になったよな・・・・・・」

拓留「そんな天才がなんでまたこんな古いビルなんかに・・・・・・」

拓留「香月、お前も今の見てたよな」

香月「zzzzzz」ウツロウツロ

拓留「って寝てるし!」

拓留「ま、まあ、いい。別に僕たちは牧瀬紅莉栖を見にここへきたわけじゃないしな」

紅莉栖「まったく、岡部ってやつは、いつまでガラクタつくりつづけてるんだか」

紅莉栖「きっと一人じゃダメになっていくタイプよね・・・・・・きっとそうだわ」

紅莉栖「そしてそれを支えるのは・・・・・・牧瀬紅莉栖こと、私」

紅莉栖「って! いわせんな恥ずかしい///」

拓留(なんだあの人、独り言がすごいぞ)

拓留(天才となんとかは紙一重っていうしな)

拓留(あまりかかわらないほうがいい人物なのかもしれない)

拓留(そして牧瀬紅莉栖は大檜山ビルの2階へと続く階段に消えていった)

拓留(うーん、今のところたいした手がかりはつかめていないよな)

フーッハッハッハ

拓留(なんだこの変な笑い声は)

岡部「俺だ。新たな野望の一歩となるキーがついに完成した。ああ、そうだ。未来ガジェットと名づけたあれのことさ」

岡部「フッ、これで我々のプロジェクトもまた一歩、完成へとコマを進めたことになる」

岡部「完成が楽しみだ」

岡部「おおっと! もっとも俺は機関に追われる身だ。慎重にならなければならないな。ああ、お前の言うとおりだ」

岡部「それではまた、今度は機関を闇へ葬ったあとでうまい酒でも飲もう」

岡部「健闘を祈る。エル・プサイ・コングルゥ」ポチッ

拓留(この口調は、まさか)

拓留(あの人が・・・・・・食堂の男?)

拓留(確かに事前調査の内容とかなりかぶる点がある)

拓留(最後の決め台詞が「ラ・ヨダソウ・スティアーナ」でないのはひっかかるが)

拓留(これは調査対象にしたほうがいいに違いない)

岡部「むっ! 貴様は――」

そこで岡部の前に現れたのは>>43
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/20(月) 01:07:37.91 ID:kFrgB0oj0
澤田きゅんとダル
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/20(月) 01:23:09.76 ID:VZeMz7D30
岡部「おお、ダルではないか! その隣にいるのは一体何者だ?」

ダル「ああ、こちらは澤田きゅんだお」

岡部「ほぅ・・・・・・貴様、只者ではないな? この鳳凰院凶真に洗いざらい吐けい!!」

ダル「ちょwwww オカリン初対面の人に厨二病前回とかwwww というか澤田きゅんはネットで知り合っただけの友達だお」

ダル「さっきまでオフ会してたもんで」

澤田(なんだこの男、するどいな)

拓留「なんか変なのが次から次へと・・・・・・埒が明かないな」

拓留「やはり食堂の男は実在していたのかもしれない」

拓留「そ、そうだ! 写真だ! 写真を撮ろう!」

拓留 パチャッパシャッ

岡部「む?」

拓留(ま、まずい! 勘付かれたか!)

岡部「ダァールよ、ちょいとばかし席をはずしてはくれまいか」

ダル「道路のど真ん中ではずす席もクソもないわけだが」

岡部「う、うるさい!! とにかく!! 機関の差し金らしき存在を俺は今垣間見た」

岡部「ここから先はプロの仕事だ。お前を巻き込みたくはない」

岡部「お前の腕は、必ずやこの世界を変えるだろう」

ダル「厨二病乙。まあメンドそうだし先にいってるわ」

岡部「ああ、無事を祈ってくれ。エル・プサイ・コングルゥ」

岡部「さて・・・・・・」

拓留(これは、まずいんじゃないのか?!)

拓留(得体の知れない男に捕まるのはごめんだぞ)

拓留(よし、ここは>>45するしかない!!)
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/20(月) 01:27:14.56 ID:/R3FLIG9O
厨二病で対抗
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/20(月) 11:27:34.78 ID:07yw4qIaO
せりか可愛いなぁ
支援
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/20(月) 21:33:54.62 ID:VZeMz7D30
拓留(厨二病で対抗・・・・・・)

拓留(フッ・・・・・・情弱に合わせてやらなきゃいけないのが真のリア充の辛いところか)

拓留「ええい、ままよ!」ダッ

香月「zzzzzz・・・・・・?」

拓留「どうやら気づかれてしまったようだな! いつか来ると思っていた対峙のときがこんなにも早いとは!!」

岡部「ッ!! 貴様やはり機関の差し金かあッ!!?」

拓留「いかにも・・・・・・お前は首を突っ込みすぎたのさ!!」

岡部「俺としたことが・・・・・・機関の気配に気づくことが出来なかっただと」

岡部「・・・・・・フフ」

岡部「くく・・・・・・」

岡部「フゥーハッハッハッハッハ!!!!」

拓留「!?」

岡部「俺は、鳳凰院凶真だッ!!」

岡部「散るときは、華麗に散るのみッ!!」

岡部「いざ、尋常に勝負だッ!!」

拓留「のぞむところさ!」

ウォーー
ヒ、ヒダリウデガアアア

有村「ね、ねえ、せり」

世莉架「う?」

有村「なんかいい年こいて戦いごっこやってる男の人たちがいるけど・・・・・・」

世莉架「秋葉原だから、そういうこともあるんじゃない?」

有村「そ、そうかな・・・・・・」

有村(なんか一人は宮代先輩に見える気がするけど)

有村(関わっちゃいけない気がするし、ここは離れたほうがいいかも)

有村「あ〜! お腹すいちゃった!」

有村「ご飯食べにいこ! せり」

世莉架「そうしよっか。私ね、行きたいところあるんだ〜」

有村「そうなの?」

世莉架「うん!」つスマホ<サンボ

有村「」
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/20(月) 21:41:24.34 ID:VZeMz7D30
岡部「はあっ、はあっ、ぐっ・・・・・・」

拓留「はあっ、はあっ・・・・・・」

岡部「や、やるな」

拓留「あんただって」

岡部「この俺に匹敵するやつを見たのは久しぶりだ。そう、あれは6年前の――」

天王寺「おい」

岡部「!?!?」

天王寺「店のまえでじゃれあっていられちゃあじゃまなんだよ」

天王寺「まったく、お前ってやつは迷惑ばっかりかけるなあ」

天王寺「さっさとすっこめ!! 家賃三倍にすっぞ!」

岡部「す、すみませんでしたッ!」ドゲザ

天王寺「そこの兄ちゃんも、このバカと一緒にこれ以上バカやるようなら、ただじゃおかないぜ?」ギロッ

拓留「ひ、ひっ」

拓留(こ、この殺気は只者じゃない!?)

拓留(逆らえば・・・・・・死ぬ)

拓留「す、すいませんでした・・・・・・」

岡部「お、おい、そこの・・・・・・名を何といったか」

拓留「あ、宮代です」

岡部「そ、そうか宮代か。ひとまず我々のラボに来い。ここは休戦だ」

拓留「はい」

拓留(休戦って・・・・・・続ける気じゃないだろうな)

拓留「連れがいるんで先に上がっていてください」

岡部「うむ。待っているぞ」


拓留「おい、香月」

香月「ん〜?」

拓留「潜入だ。気合いれてけ」

香月「!」

香月「ん〜!!」

拓留「あんまりテンション上げすぎないようにな」
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/20(月) 21:52:58.35 ID:VZeMz7D30
〜未来ガジェット研究所〜

岡部「お、来たな」

拓留「お邪魔・・・・・・します」

香月「んっ」ペコッ

紅莉栖「ちょっ、岡部・・・・・・!? どうしたのよ。お客さん?」

岡部「いかにも! 激しい格闘の末築いた絆の上に成り立つ、真の好敵手だ!」

紅莉栖「はいはい、厨二病乙、と」

紅莉栖「ごめんなさいね〜こんなのに絡まれちゃって、迷惑だったでしょ?」

岡部「むっ、なんだなんだその言い草は。気に入らんな!」

紅莉栖「あんたがいつもそうやって厨二病全開だからいろんな人巻き込むんでしょうが!」

岡部「世界を混沌へと導く存在だ、当然だろう」

紅莉栖「はあ、もう話が通じないわ」

岡部「貴様こそ、だれもいないラボですることといったら@ちゃんを見ることくらいだろうに」

紅莉栖「はあ!? 私は見てないわよそんな掲示板!」

岡部「@ちゃんが掲示板だとなぜ知っている」

紅莉栖「えっ! そ、それは、その・・・・・・って、@ちゃんが掲示板だってことは常識じゃないのよ! そうよ常識よ!」

岡部「ずいぶんと焦っているようだな」

紅莉栖「き、気のせいよ」

岡部「ぬるぽ」

紅莉栖「ガッ」

岡部「ダルが真剣にダイエットを計画して2日で頓挫したらしいぞ」

紅莉栖「草」

岡部「確定だな」

紅莉栖「ねえ〜ちょっと待って! やりなおし! やりなおしを要求するわ!」

岡部「無駄だクリスティーナよ!! いやねらーよ!!」

紅莉栖「ティーナでもねらーでもねーから!!」

拓留(なんだこの人たちは・・・・・・ずいぶん仲がいいようだがぜんぜん話にはいっていけないな)

香月「ふふっ」

拓留「どうしたんだ? 香月」

香月「この人たちの会話・・・・・・」

香月「草」

香月「・・・・・・かも」

拓留「お前もか・・・・・・」

拓留「っていうかしゃべった?!」

香月「ん」

拓留「そんなわけないよな」ハァ

紅莉栖「はっ! そうだわ。お客さんが来ていると言うのにお茶の一つも出していなかった」

岡部「まったく、客をもてなす態度がなっていないぞ、助手よ」

紅莉栖「あんたが招いたんでしょうが!! ていうか助手じゃないわよ!」
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/20(月) 21:55:22.73 ID:VZeMz7D30
拓留「あ、いえ、お構いなく」

紅莉栖「遠慮しなくていいのよ」

岡部「そうだ。ゆっくりしていくといい」

紅莉栖「あんたも手伝いなさいよ!」

拓留(さて・・・・・・)

拓留(いよいよ調査対象の潜伏場所らしきところへと足を踏み入れてしまったわけだが)

拓留(どうやって切り込んでいけばいいんだろう)

拓留(よし、>>51でいこう)
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/20(月) 22:57:51.94 ID:3sS3hloUO
とりあえずお互いに自己紹介する
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/20(月) 23:23:33.39 ID:VZeMz7D30
拓留(そうだな。まずはちゃんと自己紹介しよう)

拓留「あ、あの!」

岡部「む? どうした」

拓留「そ、その・・・・・・ぼ、僕は、み、宮代拓留といいます」

拓留「それで、こ、こっちが後輩の香月華」

香月「ん」ペコリ

岡部「そういえば自己紹介がまだだったか。フフッ、いいだろう! 我が名は鳳凰院凶m――」

紅莉栖「こいつは岡部倫太郎。厨二病のどうしようもないやつよ」

岡部「ど、どうしようもないやつとはなんだ! 第一その名は――」

紅莉栖「もういいから! 天王寺さんに相談するわよ!」

岡部「岡部倫太郎です。趣味は機械いじりです」

拓留「ど、どうも」

拓留(やはりあのガチムチは危険人物みたいだな)

紅莉栖「その・・・・・・あなたたちは秋葉原には何の用で来たの? オタカップルのデート的な?」

拓留「かっ! カップル!?」

香月「んっ!?」

拓留「ち、違いますよ! 僕たちは学校関係のことでここに来ただけで! カップルなんかじゃないですから!」

香月「ん・・・・・・」シュン

紅莉栖「ふうん」ニヤニヤ

紅莉栖「まあいいわ、それで、学校関係のことって一体?」

拓留「ぼ、僕たちは・・・・・・その、新聞部という部活に所属しているのですが」

拓留「記事を、書いていて」

拓留「次のネタは『食堂の男』が実在するか否か、という点を調査するというもので」

拓留「この秋葉原でそれらしき男が出没すると聞いて来たんです」

香月「んっ」

紅莉栖「食堂の男、か」

紅莉栖「そいつの特徴って一体どんなものなのかしら?」

拓留「えーっと、確か・・・・・・」

拓留「カノッサ機関? とりあえず機関という大きな存在を匂わせるような壮大なことを言っていて」

拓留「世界の選択がどうのこうのって」

拓留「周囲の人物を不安にさせるようなことを吹聴しているらしいです」

拓留「最後に決め台詞(?)的な感じで『ラ・ヨダソウ・スティアーナ』といって話を終わらせるみたいですね」

紅莉栖「」

紅莉栖(それって・・・・・・まるっきりこいつのことじゃない)

紅莉栖(さすがにここまで言われれば岡部も気づいて――)

岡部「ふむ、なるほど、俺以外にも機関に追われる日々を過ごすものがいるのか。興味深いな」フッハッハ

紅莉栖(――ないし)ハァ

紅莉栖(どうしたものかしら)

紅莉栖「岡部、ちょっとドクペ買ってきてくれないかしら」

岡部「なっ!! 助手の分際でこの俺をこきつかうとは、一度俺の恐ろしさを味わせたほうが――」

紅莉栖「それじゃあこっちは天王寺さんの恐ろしさで対抗するわね」

岡部「ひ、ひきょうだぞう」

紅莉栖「行くの? いかないの?」
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/20(月) 23:32:22.74 ID:VZeMz7D30
岡部「くっ・・・・・・おぼえていろよぉ!」バッ

紅莉栖「行っちゃったわね」

拓留(一番弱いやつが言う捨て台詞を堂々と・・・・・・)

紅莉栖「さて、それじゃあ本題に入ろうかしら」

紅莉栖「あなたたちは食堂の男に関してスクープが欲しいのよね?」

拓留「そ、そうです」

紅莉栖「その食堂の男、たぶん岡部のことだわ」

拓留「そうなんですか?!」ガタッ

紅莉栖「あなたが言った特徴、あいつにぴったりあてはまるもの」

紅莉栖「最後の台詞が『ラ・ヨダソウ・スティアーナ』っていうのがひっかかるけど」

紅莉栖(別の世界線が関係あるのかしら)

紅莉栖「岡部はいつも『エル・プサイ・コングルゥ』って言ってるけど、正直覚えてる人なんてほとんどいないわ」

紅莉栖「きっと誰かが聞き間違えたかなにかよ」

紅莉栖(そうしておこう)

拓留「なるほど」

拓留「それで・・・・・・僕たちはあの人、岡部さんを記事にしてよいのでしょうか」

紅莉栖「う〜ん、肖像権とかの問題からすれば危ないけど、あなたたちは別に新聞社とかではないみたいだし」

紅莉栖「プライバシーに配慮すればいいんじゃないかしら」

紅莉栖「あとはあいつの許可をとることね」

拓留「そ、それが一番、その、難しそうなんですけど」

紅莉栖「簡単よ」

紅莉栖「『世界にお前の名を轟かせたくはないか』とでも言って調子に乗らせればいいのよ」

紅莉栖「調子に乗ったあいつは判断力にかけるわ」

拓留「なんだか罪悪感がありますよ」

紅莉栖「いいのよ、減るもんじゃないし」

紅莉栖「実在した旨を伝えるだけなら特に問題はないと思うわよ」

拓留「そうですね」


拓留(こうして、食堂の男は実在したという記事を書くことになった)

拓留(帰ってきた岡部さんはよろこんで取材に応じてくれた)

拓留(はは、久々に新聞部の活動に精がでるぞ)
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/20(月) 23:35:45.39 ID:VZeMz7D30
しばらくして


拓留「そういえばこのネタを発案してくれたのは尾上だったな」

世莉架「えへへ〜そうだよ」

拓留「尾上のおかげでいい記事になりそうだ」

拓留「ありがとうな」

世莉架「そ、そんなお礼なんていいよ/// タクのためだもん」

世莉架「楽しかった?」

拓留「もちろんだ」

世莉架「良かった///」



世莉架(大成功みたいだよ! ありがとう>>35さん!>>36さん!>>37さん!)


世莉架(よーしまだまだがんばるぞ〜!)

世莉架(次は>>55だ!)
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/20(月) 23:52:08.64 ID:kZtGtdYbo
スケート場で滑る
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/21(火) 18:25:41.93 ID:JKBz9ywP0
世莉架「なるほどね〜スケートリンクか。てかそこってデートスポットなんじゃ///)

世莉架「どうしよう・・・・・・二人きりのほうがいいのかな。でもタクはタクでうぶだし。タクはどっちが喜ぶんだろう」

世莉架「よし! >>57でいこう!」

安価>>57
→拓留と二人きり OR だれかを連れて行ってグループで

後者の場合は呼ぶ人もおなしゃす
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/21(火) 18:30:36.37 ID:GrX5rbMVO
有村
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