にこ「いい加減に帰りなさい!」のぞえり「やだ!」

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427 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/27(土) 02:58:21.01 ID:86fGlPuu0
真姫「あんたが速すぎるのよ……それより降ってきたわね」

凛「急ごうか。濡れちゃう」

真姫「待ちなさい。アテはあるの?」

凛「うん、まぁ」

真姫「そこに希がいる保証は?」

凛「ないけど、自信はあるよ」
428 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/27(土) 02:59:30.53 ID:86fGlPuu0
真姫「…OK。分かったわ、信用するわよ」スッ

凛「何するの?」

真姫「車を呼ぶわ。そっちの方が早いでしょ?」
429 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/27(土) 03:00:38.74 ID:86fGlPuu0
「到着しました」

真姫「ありがと。急に呼び出して悪かったわね」

凛「行こ、真姫ちゃん」

真姫「ちょっと!勝手に入ったら」

凛「後でことりちゃんに言っとけばいいよ!」

真姫「もう!待ちなさいってば!」
430 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/27(土) 03:02:11.49 ID:86fGlPuu0
タンタンタンタン


凛「はぁっ、はぁっ、はぁっ……」


ガチャ

凛「はぁっ…………」

凛「……いた」



希「……凛ちゃん」




ガチャ


真姫「もう、速いってば……」



希「真姫ちゃん……」



真姫「……驚いた。ホントにいたわ」
431 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/27(土) 03:10:10.84 ID:86fGlPuu0
凛「希ちゃんならここにいるかなって思って」

希「ありゃ、ウチの行動読まれてるやん」

真姫「一体何があったのよ」

希「……何も」

真姫「この期に及んで何も無いとか言ったら引っぱたくわよ」

希「おお、怖い怖い」

真姫「希!」
432 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/27(土) 03:13:44.40 ID:86fGlPuu0
ごめんなさい、飛びました
>>430の後から


凛「凛たちは音ノ木坂の生徒じゃないから入っちゃダメなんだよ?」

希「お互い様やん?」

真姫「屋上で何してるのよ」

希「日なたぼっこ」

真姫「雨降ってるけど」
433 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/27(土) 03:14:34.67 ID:86fGlPuu0
希「……よくここにいるって分かったね」

凛「うん、まぁ何となく」

希「何となくって……」

凛「希ちゃんならここにいるかなって思って」

希「ありゃ、ウチの行動読まれてるやん」
434 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/27(土) 03:15:46.90 ID:86fGlPuu0
真姫「一体何があったのよ」

希「……何も」

真姫「この期に及んで何も無いとか言ったら引っぱたくわよ」

希「おお、怖い怖い」

真姫「希!」

凛「希ちゃん」

希「!」
435 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/27(土) 03:16:34.14 ID:86fGlPuu0
凛「ちゃんと話して」

希「……」



凛「引っぱたくよ?」



希「……」



真姫「……希」



436 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/27(土) 03:17:43.75 ID:86fGlPuu0


希「……えりちが」


凛「絵里ちゃんが?」



希「えりちが……にこっちに、告白したんや……」



凛「……え」

真姫「それって……」

437 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/27(土) 03:20:07.16 ID:86fGlPuu0


希「そういうことよ。えりちはにこっちのことが好きなんよ」


凛「そう……なん、だ……」



真姫「…それで、2人はどうなったの?」


希「にこっちが何か言う前にえりちがどっか行ってしまったから、どうにも」



真姫「なるほど、そういうこと……」
438 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/27(土) 03:22:19.98 ID:86fGlPuu0


希「……」


凛「希ちゃん……?」



希「……分からないんよ」


真姫「……希」



希「ウチ、どうしたらいいんか分からない……」ポロッ


希「それが、情けなくて……!」ポロポロ



凛「情けない……?」


真姫「どういうこと?」




希「だって……ウチ……」


439 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/27(土) 03:26:14.25 ID:86fGlPuu0


希「知ってたから……ずっと」


凛「……!」

真姫「知ってたって……貴女」






希「知ってたの……えりちがにこっちのこと好きだって……ずっと前から……」





・16 終わり

440 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/27(土) 03:27:10.60 ID:86fGlPuu0
一旦ここまで
明日はできるか微妙だけど頑張ってみる
441 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/27(土) 12:37:51.01 ID:uAgKoExuo
がんばれ!
442 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/27(土) 21:07:19.38 ID:iDWWYuJ3O
希辛かったな
443 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/27(土) 23:40:06.79 ID:IS8ConrhO
すまん、今日はできないので明日更新します
444 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/28(日) 02:03:01.87 ID:aE3iPwX60
明日だぞ
445 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/29(月) 01:16:11.08 ID:y3iU3VOZ0
ごめんなさい、ちょっとドタバタしたので書き溜められてません
なんとか水曜までまでには……
446 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/29(月) 03:22:25.05 ID:5tb0I2MdO
待ってる
447 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/29(月) 09:54:40.85 ID:TTJjl/7dO
無理せずマイペースで
448 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/31(水) 11:09:49.78 ID:f8FY1qxSO
続けて
449 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/01(木) 03:15:09.83 ID:egjBbrmm0
・17

ピンポーン

亜里沙「はい……あ、皆さん」

穂乃果「久しぶりだね、亜里沙ちゃん」

海未「絵里はいますか?」

亜里沙「います、けど……出てくるかは」
450 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/01(木) 03:15:50.63 ID:egjBbrmm0
花陽「ごめんね、お邪魔します」

亜里沙「え、花陽さん?」

花陽「絵里ちゃんと話してくるね」

海未「あ、花陽!」

穂乃果「花陽ちゃん……?」
451 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/01(木) 03:16:33.94 ID:egjBbrmm0
トントン

絵里「……」

トントン

絵里「……亜里沙?」

ガチャ

花陽「おはよう、絵里ちゃん」

絵里「花陽?どうしてここに……」

花陽「お話に来たんだ」

絵里「話すことなんて……」

花陽「ない、なんてことはないでしょ?」

絵里「……」
452 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/01(木) 03:17:08.25 ID:egjBbrmm0
花陽「私じゃ、ダメかな?」

絵里「花陽……」

花陽「……絵里ちゃん」
453 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/01(木) 03:18:30.95 ID:egjBbrmm0
絵里「にこに」


花陽「……」


絵里「……告白、したの」


花陽「!……そう、なんだ……」
454 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/01(木) 03:19:27.91 ID:egjBbrmm0
絵里「……私ね、花陽。卒業したらロシアに帰るの」


花陽「え?」


絵里「向こうで就職するのよ。来年には日本を発つ」


花陽「そんな……」


絵里「中々言い出せなくて……特ににこと希には。でも」

絵里「ことりの留学の話や穂乃果の修行の話を聞いて、凄く焦ったの」


花陽「……」
455 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/01(木) 03:19:57.87 ID:egjBbrmm0


絵里「私達3人は……穂乃果達のように幼馴染みじゃない。元々は1人ぼっちだった」


絵里「もし離れ離れになったら……もう会えないんじゃないかって。私のことを忘れてしまうんじゃないかって、不安で不安でしょうがなくなったの」


絵里「バカよね……自分で決めといて。でも、そう考え出したら止まらなくなって……」
456 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/01(木) 03:21:15.82 ID:egjBbrmm0


絵里「そしたら、ずっと秘めていた、言うつもりのなかったにこへの想いが抑えきれなくなって……!」


絵里「気がついたら……口に出していたの……!」



花陽「絵里、ちゃん……」




絵里「最低よ、私……もう、2人に会えないわ」



花陽「どうして?」




絵里「こうなることは分かってたから……この気持ちを告げたら、私達は今まで通りの関係には戻れない……」


絵里「3人……バラバラになってしまうって……それなのに、私は……」


花陽「……絵里ちゃん」
457 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/01(木) 03:22:48.27 ID:egjBbrmm0
ギュッ


絵里「!はなよ……」



花陽「……絵里ちゃん。一つ聞いてもいいかな?」


絵里「なに……?」



花陽「2人のこと、どう思ってるの?」




絵里「それは今話して……」
458 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/01(木) 03:23:20.45 ID:egjBbrmm0
花陽「にこちゃんのことだけじゃなくて、にこちゃんと希ちゃん、2人のことだよ」


絵里「……2人のこと……」


花陽「そう。2人のこと」



『絵里ー、これ片付けて』

『えりち、今日何食べる?』



絵里「……にこ、と希は」


絵里「……掛け替えのない、大切な人達……」
459 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/01(木) 03:24:17.11 ID:egjBbrmm0

花陽「でしょ?じゃあ……」



花陽「もっと2人を信じてあげないと」


絵里「信じる……?私は」




花陽「逃げちゃダメだよ絵里ちゃん」



絵里「……!」
460 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/01(木) 03:25:10.55 ID:egjBbrmm0

花陽「ちゃんと2人と向き合わなきゃダメ。逃げて、自分から関係を終わらせるなんてことは一番やっちゃいけない事だよ」


絵里「花陽……」


花陽「それに……まだ言えてないことがあるんじゃないかな?」


絵里「!」


花陽「それが何なのか私には分からないけど……でも、大切なことならちゃんと言わないと。言わなきゃ、伝わらないし3人とも辛い思いをして終わるだけだよ」


絵里「……」
461 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/01(木) 03:25:50.21 ID:egjBbrmm0
花陽「大丈夫だよ。絵里ちゃん達なら絶対」

花陽「もしかしたら……今までとは違う関係になるかもしれない。けど……」


スクッ


花陽「!」


絵里「……分かったわ、花陽」


花陽「絵里ちゃん!」


絵里「にこと希と話してくるわ」


花陽「……うん!」
462 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/01(木) 03:26:26.27 ID:egjBbrmm0
穂乃果「絵里ちゃん」

絵里「!穂乃果……」

海未「すみません、全部聞かせてもらいました」

ことり「私たちのせい、でもあるのかな?」

絵里「……いいえ、これは紛れもなく私のせいよ」
463 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/01(木) 03:27:00.41 ID:egjBbrmm0
穂乃果「……絵里ちゃん、携帯」

絵里「え?」

穂乃果「にこちゃんに連絡してあげて。私が連絡するまでずっと探し回ってたから」

絵里「分かったわ。希は?」

穂乃果「ちょっと待ってね」
464 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/01(木) 03:27:39.20 ID:egjBbrmm0
絵里「……花陽」


花陽「はいっ」



絵里「ありがとう。行ってくるわ」



花陽「うん!」
465 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/01(木) 03:28:22.36 ID:egjBbrmm0
ーーー


ザァァァ


希「……うぅ……ひぐっ……」



凛「……希ちゃん……」


希「……私、ね…………もしかしたら……」


希「2人にとって……邪魔なんじゃ、ないかって……ずっと……」


凛「そんなことあるわけないでしょ!!」


真姫「そうよ!にこちゃんと絵里がそんな思いで貴女と一緒にいたと思ってるの!?」
466 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/01(木) 03:28:56.29 ID:egjBbrmm0
希「でも……だって!!そう思うのも仕方ないでしょ!」

凛「希ちゃん!」

希「!」

凛「希ちゃんは2人のこと信じてないの!?」


希「なっ……」


凛「どうなの?」
467 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/01(木) 03:29:48.72 ID:egjBbrmm0
希「……してる!してるに決まってるやん!」


真姫「だったら直接話してきなさい。逃げてんじゃないわよ」


希「でも……」


真姫「逃げても何も始まらないわ。むしろこのまま終わっちゃうわよ。それでもいいの?」


希「……嫌だ」


凛「じゃあ……行かないと、希ちゃん」
468 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/01(木) 03:32:30.43 ID:egjBbrmm0
希「……」


凛「……凛も」


希「!」


凛「このまま3人が、バラバラになるなんて嫌だよ」


希「凛ちゃん……」


真姫「私も嫌よ。勘弁してちょうだい」


希「真姫ちゃん……うん」
469 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/01(木) 03:32:56.78 ID:egjBbrmm0
〜♪

真姫「もしもし……ああ、穂乃果」

真姫「ええ……ええ、分かったわ」

真姫「うん、じゃあ」

ピッ

真姫「希、2人に連絡を取りなさい」

希「……分かった」

凛「言いたい事、ちゃんと言ってくるんだよ?」
470 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/01(木) 03:33:32.67 ID:egjBbrmm0
希「うん。ありがとう、2人とも」

タタッ

パタン




凛「……」

真姫「……中、入るわよ」

凛「……うん」
471 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/01(木) 03:34:21.86 ID:egjBbrmm0
ーー

にこ「……」


タタッ


にこ「!」


絵里「……にこ」


にこ「絵里」




希「……えりち、にこっち」



絵里「……希……」



にこ「……どこ行ってたのよ、バカ2人」


・17 終わり
472 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/01(木) 03:34:43.63 ID:EKRp5IYCO
乙です
473 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/01(木) 03:35:01.92 ID:egjBbrmm0
今日はここまで
遅くなってすみません
474 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/01(木) 05:38:37.64 ID:zibQsbNZo
初期の恋愛要素ない時期の方が面白かった
475 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/01(木) 05:56:04.67 ID:Pg6LxeRSO
>>474
それはお前だけ
476 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/01(木) 07:08:17.15 ID:O7wuTJ/Yo

俺も恋愛要素はあんまりって感じ
477 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/01(木) 08:14:49.99 ID:clZpm/y9O
作者の好きに書かせてやれよ…
478 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/01(木) 12:04:30.02 ID:NMMIwXhoO
>>477
ほんとこれ
嫌なら見んなよって感じ
479 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/01(木) 21:32:05.93 ID:JTKdcKN0o
乙乙
そういう度を越えた感想レス(って言うかやっかみ)は人気あるSSには付くものだから気にしないのが一番だにゃ
480 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/02(金) 01:46:55.20 ID:GEYYM+HOO
自分の好きなように書いておくれ
481 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/02(金) 03:47:35.72 ID:cNqjcjNn0

・18

絵里「……えっと、その」


希「……あのね、2人とも」


にこ「待って」


のぞえり「!」


にこ「話をする前に、あんた達私に言うことあるんじゃないの?」


絵里「言うこと?」

希「えっと……この前こっそりプリン食べたのバレてた?」


にこ「初めて聞いたんだけど……いやそうじゃなくて!」


にこ「私昨日眠れなかったんだけど?」

482 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/02(金) 03:48:20.15 ID:cNqjcjNn0
絵里「……急にいなくなってごめんなさい」

希「心配かけてごめん……」


にこ「ん、よろしい」


絵里「……」

希「……」

483 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/02(金) 03:48:55.38 ID:cNqjcjNn0

にこ「……それ、で」


絵里「……あのね、希。私……」


希「知ってるよ」


絵里「!聞いてたの……?」



希「聞いてたよ。だけど」

にこ「だけど?」


希「ウチ、ずっと前から知ってた。えりちがにこっちのこと好きやったの」


絵里「……!」

にこ「知ってたって、あんた……」


希「なぁ、えりち」

絵里「なに?」



希「隣同士で住もうって提案した理由はなに?」


絵里「!」


にこ「……!」
484 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/02(金) 03:49:29.12 ID:cNqjcjNn0


希「……3人で、並んで住まなくても良かったんやない?だって……」


希「えりちは、にこっちが好きなんやから」

にこ「希!あんた」

希「だってそうやん!ウチなんておったら邪魔で」



絵里「違うの!」



希「……何か違うの?」


絵里「違うの……そうじゃないの」


希「だから何が……」

485 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/02(金) 03:50:06.06 ID:cNqjcjNn0

絵里「……捨てきれなかったから」


絵里「確かに……私は、にこのことが好きよ」


にこ「……っ」


絵里「高校を卒業したとき……にこに告白しようと思ったわ」


希「……」


絵里「にこと出会ってから秘めていた想いを告げることに……私は感じたことのない高翌揚感を覚えていたわ。もし、ダメでもそれはそれでいい思い出に変わるって思ってた」



絵里「高校生活のケジメをつけるつもりでいたんだけど……気づいたのよ」


にこ「……何に?」


486 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/02(金) 03:50:38.88 ID:cNqjcjNn0



絵里「自分の中に、にこへの想いより大きな感情があることに」



希「恋心より?」


絵里「ええ……私は」




絵里「にこ、希。貴女達3人と一緒にいる時間が一番楽しいの」




希「……!」



にこ「絵里……」

487 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/02(金) 03:51:19.53 ID:cNqjcjNn0

絵里「それに気づいたら…………告白なんてする気が失せたわ」



希「……でも」


絵里「!」


希「でもそれなら…………一緒に住んだりすれば良かったんじゃ」



絵里「……怖かったの」


希「怖かった……?」

488 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/02(金) 03:52:13.89 ID:cNqjcjNn0

絵里「ええ……にこへの想いが消えたわけじゃないから……一つ屋根の下に一緒に住んだら、もしかしら我慢出来なくなってしまうかもしれない」



絵里「そうなった時……この、3人の関係が崩れるかもしれない」


絵里「でも、2人の近くにいたかったから……隣同士で住もうって言ったの」


にこ「……そういうこと……」


絵里「……この、隣同士に住むっていうのは……私が、自分の想いを捨てきれず……欲張った中途半端な距離…………」


絵里「自分の部屋を確保したのは、もし何かあった時に逃げ帰る場所を確保するため……」

489 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/02(金) 03:52:46.27 ID:cNqjcjNn0


絵里「……最低、よね。こんな、こんな自分勝手な理由で、2人を、巻き込んで……」ポロッ


絵里「挙句……勝手に焦って、自分から関係を崩して……もう、本当にどうしようもないわ………」ポロポロ


絵里「私はバカよ……救いようのない……!」


にこ「絵里……」

490 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/02(金) 03:53:59.92 ID:cNqjcjNn0

希「……にそれ」


絵里「希……?」




希「なにそれ!!」



にこえり「!!!」ビクッ




希「なにそれ!!バッカみたい!!!」



にこ「の、希?」


491 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/02(金) 03:54:30.83 ID:cNqjcjNn0

希「私も大概だと思ってたけど、えりちも相当自分勝手じゃん!!」


絵里「ごめんなさい、私、」


希「もういい!もう謝らんで!!聞きたくない!」


絵里「希……」


492 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/02(金) 03:55:46.93 ID:cNqjcjNn0
希「……私も」


希「私もにこっちとえりちといるのが楽しくて楽しくてたまらないに決まってるでしょ!!」


絵里「……!」

にこ「……」



希「ずっと邪魔だと思ってた……誘ってくれたのは情けだと思ってた!」ポロポロ


希「でもそれでも!にこっちとえりちと馬鹿みたいに騒ぐのが楽しくて……いつか離れようと思ってたけど結局離れられなくて……どうしたらいいか分かんなくなってた」


希「就活し始めて……これを機に離れようかなって思ってたら」


希「えりちロシアに帰るっていうし」


絵里「それは……」


希「しかもにこっちに告白するし」


絵里「……」


希「もう、ホントわけわからんよ……」


絵里「ごめんなさい……」


希「謝らんでって……」


にこ「……」

493 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/02(金) 03:56:34.91 ID:cNqjcjNn0
希「…………ウチ」


希「ウチ、邪魔じゃ…………無かったんよね?」


絵里「……!」


希「一緒にいて……良かったんだよね?」


絵里「…言うまでもないわ……!貴女がいたから、こんなにも楽しい日々が遅れたのよ……!」


希「よかった……ホントに……!ずっと……心配だったの…………!」


絵里「ごめんなさい……!貴女に、そんな思いをさせて」

494 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/02(金) 03:57:13.82 ID:cNqjcjNn0
パンパン



にこ「ちょっと、二人で盛り上がらないでよ」



希「にこっち……」


絵里「……にこ、貴女にも」


にこ「あーもーいいわよ。今散々聞いたから」


絵里「にこ……」


にこ「……一回しか言わいないからよく聞きなさい」


絵里「!……」




にこ「私も、あんた達と一緒にいるのが一番楽しいわ」



絵里「……!」


希「にこっち……」
495 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/02(金) 03:57:40.44 ID:cNqjcjNn0
にこ「絵里、希。どっちかが、どっちもいないなんて考えられないくらい」


にこ「あんた達といるのが、一緒に騒ぐのが本当に楽しいわ」


絵里「に……こ」

496 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/02(金) 03:58:10.59 ID:cNqjcjNn0


にこ「絵里」


絵里「!」


にこ「希」


希「ん?」



にこ「私と、友達でいてくれてありがとう」



絵里「……!」ポロッ


希「うん……」ポロポロ


497 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/02(金) 03:58:52.10 ID:cNqjcjNn0
にこ「それと……絵里」スッ


絵里「これは……?」


にこ「ローゼンタの花のアクセサリーよ」


絵里「……そういうこと、ね」


にこ「……ええ。この花の言葉を、告白の返事にさせてもらうわ」




絵里「……『終わりなき友情』」




にこ「悪いけど……あんたの気持ちには答えられない……けど」




にこ「私と……ずっと友達でいてくれる?」




絵里「ええ……もちろんよ」


にこ「ごめん……フッといて勝手なこと言って」


絵里「いいの。勝手なことをしたのは私のほうだから……」

498 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/02(金) 03:59:28.53 ID:cNqjcjNn0
にこ「希」

希「!」


にこ「あんたにも、はい」


希「……ありがとう」



にこ「……私たち、ずっと親友よ?」


絵里「もちろんよ」


希「うん!」


499 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/02(金) 03:59:58.90 ID:cNqjcjNn0
にこ「……」ポロッ


絵里「!にこ」


希「にこっち……」



にこ「……黙って、遠くにいかないでよ」ポロポロ


にこ「わたしを……一人にしないでよぉ……!」ポロポロ


絵里「にこ……」


にこ「わたじ…………どうじたらいいか…………」ポロポロ

500 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/02(金) 04:00:51.09 ID:cNqjcjNn0
ギュッ



にこ「!」


希「大丈夫、にこっち。離れても」


にこ「のぞみ……」


希「ウチらは……絶対にバラバラにならないから」




絵里「……必ず」


にこ「!……」


絵里「必ず、帰ってくるから!また2人の元へ!」


にこ「えり……」



希「ウチも。約束する!」


にこ「……ぜったいよ?」


絵里「ええ!」


にこ「破ったら許さないわよ?」


希「うん!」

501 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/02(金) 04:01:31.09 ID:cNqjcjNn0
にこ「……分かった。夕飯作って待ってるから」


絵里「それは絶対帰ってこないといけないわね」


希「にこっちのご飯はどんな料理よりも美味しいからね」


にこ「……じゃあ、帰るわよ」


のぞにこ「はーい!」






にこ「ところであんた達」

希「ん?」

絵里「なに?」
502 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/02(金) 04:01:56.52 ID:cNqjcjNn0
にこ「風呂入ってないでしょ。臭うわよ」

のぞえり「えっ」

にこ「帰ったら速攻シャワー浴びなさい。それまでうちに入るんじゃないわよ」

希「えー……」

絵里「そんなっ」

にこ「文句あんの?」

のぞえり「ないです」
503 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/02(金) 04:02:38.19 ID:cNqjcjNn0
一旦ここまで
何とか週末でケリつけたいけどちょっと難しいかも
504 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/02(金) 04:21:49.06 ID:cNqjcjNn0
>>497
ローゼンタじゃなくてローダンセですごめんなさい
505 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/02(金) 06:32:04.76 ID:KtH4y6dSO
汗臭いのぞえりの匂い嗅ぎたい
506 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/02(金) 20:38:07.53 ID:vaLFjoHOo
三年組の絆いいぞ
507 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/05(月) 01:53:00.37 ID:UAhGYog60
・18

穂乃果「ほぇー……」

凛「はぇー……」

にこ「間抜けな顔になってるわよ」

穂乃果「いやー飛行機ってホントに飛ぶんだなぁって」

凛「何であんなのが飛べるんだろうねー」

絵里「いや乗ったことあるでしょう?今更何言ってるのよ」

凛「今はそんな話してしないよ」

絵里「えぇ……?」
508 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/05(月) 01:53:47.30 ID:UAhGYog60
花陽「でも実際どうやって飛んでるんだろうね」

希「スピリチュアルパワーよ、スピリチュアル」

海未「何でもスピリチュアルで済まそうとしないてください」

ことり「そうだよ〜希ちゃん。マカロンパワーかもしれないよ?」

希「それは美味しそうやねぇ」

穂乃果「マカロン?どこどこ?」

凛「食べたい食べたい!」
509 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/05(月) 01:55:21.54 ID:UAhGYog60
にこ「さっきお昼ご飯食べたばっかでしょうが」

穂乃果「甘いものは別腹だよ」

凛「豚バラだよ」

希「豚バラにはビールやね。生一つ!」

ほのりん「はい喜んでー!」

絵里「ね、ね、ビール買ってきていい?」

海未「ダメに決まってるでしょう」

真姫「うるさいし恥ずかしいからいい加減黙ってくれる?全員」
510 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/05(月) 01:55:49.53 ID:UAhGYog60

『国際線、14時30分発〇〇行きーー』

海未「ことり、そろそろ……」

ことり「うん」

凛「ことりちゃん、ホントに行っちゃうのー?」

ことり「うふっ、一緒に行く?凛ちゃん」

凛「行く!」

真姫「何いってんのよバカ」ビシッ

凛「あてっ」
511 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/05(月) 01:57:33.85 ID:UAhGYog60
花陽「……」

ことり「はーなよちゃん♪」ギュッ

花陽「わっ」

ことり「ちゃんとLINEするね」

花陽「うん……」

ことり「向こうの美味しい食べ物、送るからね」

花陽「うん」

ことり「日本に帰ってきたらまた一緒にご飯食べようね」

花陽「うんっ」

ことり「花陽ちゃんもこっちに遊びに来てね?」

花陽「うん!」
512 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/05(月) 01:58:02.02 ID:UAhGYog60
ことり「また会えるから……だから泣かないで」

花陽「……うんっ」ポロポロ

ことり「うふふ、もう花陽ちゃんったら」

花陽「だってぇ……だって、勝手に……!」ポロポロ

ことり「……ありがとう、花陽ちゃん」ナデナデ

花陽「……ことり、ちゃん……!」ギュッ
513 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/05(月) 01:59:34.12 ID:UAhGYog60
真姫「ほら、花陽。ことりが行けないでしょ」

ことり「真姫ちゃんも元気でね」

真姫「ふん、私より自分の心配しなさいよ」

ことり「うふふっ。真姫ちゃんならすぐにこっちに来れるんじゃない?」

真姫「まあね。気が向いたら行くわ…………3人で」

ことり「うんっ!」
514 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/05(月) 02:00:10.16 ID:UAhGYog60
絵里「ことり」

ことり「絵里ちゃん」

絵里「ごめんなさい。貴女の送別会を台無しにして……」

ことり「ううん。私は3人がちゃんと本音を言い合えてホントに良かった思ってるから」

希「でも、ウチらのせいで迷惑かけたのには違いないし、何かお詫びさせてくれる?」

ことり「え〜、別にいいのにぃ」

にこ「私らの気が済まないのよ」

ことり「うーん……」

希「あ、にこっちを巨乳にするとか不可能なことはちょっと勘弁な?」

にこ「はっ倒すわよ!!」
515 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/05(月) 02:00:38.30 ID:UAhGYog60
ことり「えっとねぇ……じゃあ」




ことり「これからも変わりなく3人一緒にいることっ!」




絵里「ことり……」

希「……ふふ」
516 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/05(月) 02:01:41.72 ID:UAhGYog60
にこ「なにクサイこと言ってんのよ。もっと違うものにしなさい。ほら、ヴィトンのバッグが欲しいとか」

ことり「そんながめつくないよ、私」

絵里「でも、本当にそんなのでいいの?ことり」

ことり「そんなのじゃないよ。大事なことだよ絵里ちゃん」

絵里「……そうね、とても大事なことだわ」
517 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/05(月) 02:02:30.98 ID:UAhGYog60
希「あははっ、ことりちゃんらしいというか何というか」

にこ「はぁ〜全く…………あんたには敵わないわ」

ことり「うふふ、ちゃんと守ってね?」

絵里「ええ、言われなくとも」

希「ウチらは仲良しこよしやからね〜」

にこ「肩組むな恥ずかしい!ほら、ことり」

ことり「ん?」

にこ「あの二人のところに早く行ってあげなさい」

ことり「……うん。にこちゃん」

にこ「なに?」

ことり「ネックレス、ありがとう。大切にするね」

にこ「ええ、無くしたら許さないわよ」

ことり「うんっ」

にこ「ほら、早く行きなさいよ」

ことり「うん!」タタッ
518 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/05(月) 02:03:04.24 ID:UAhGYog60
海未「ことり」



穂乃果「ことりちゃん」



ことり「海未ちゃん、穂乃果ちゃん……」



穂乃果「……あは、何言えばいいのかわからないや」



海未「……私もです。色々考えていたのですが……」



ことり「……」
519 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/05(月) 02:03:36.02 ID:UAhGYog60



ガバッ



穂乃果「!」


海未「ことり……」


ことり「……すこしだけ、ままで……」


穂乃果「……」ギュッ


海未「……はい」ギュッ




520 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/05(月) 02:04:14.68 ID:UAhGYog60
希「にこっちって意外と乙女やね〜」

にこ「意外って何よ意外って」

絵里「……『固い絆』、だったかしら。朝顔の花言葉の一つ」

にこ「ええ」

希「あの3人にぴったりやね。デザインも綺麗やし」

にこ「ま、この私が選んだんだから当たり前でしょ?」

希「はいはいすごいすごい」

にこ「はぁ?」

絵里「喧嘩しないの」
521 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/05(月) 02:04:41.94 ID:UAhGYog60
にこ「ふん……行くわよ」

希「あら、最後まで見届けんの?」

にこ「3人だけにしてやりなさい。私たちがいたら邪魔になるでしょ」

絵里「……そうね」

希「ふふっ、それもそうやね」

にこ「凛、真姫、花陽。行くわよ」
522 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/05(月) 02:05:13.87 ID:UAhGYog60
凛「はぁい。いこ、かよちん」

花陽「うん」

真姫「……ねぇ、ご飯食べて帰らない?」

凛「え、どうしたの?珍しい」

真姫「な、何となくよ。いいじゃない別に」

凛「ふ〜ん」ニヤニヤ

真姫「何よその顔!」

凛「べっつにー?」

真姫「凛!」

花陽「2人ともしーっ……」
523 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/05(月) 02:08:12.40 ID:UAhGYog60
希「……ウチらもたまには飲んで帰る?」

絵里「いいわねー」

にこ「たまにはじゃないわよ、いつもでしょうが」

希「何がいい?ウチ焼肉」

絵里「私焼き鳥がいいわ」

にこ「串カツ」

にこのぞえり「……」
524 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/05(月) 02:09:10.72 ID:UAhGYog60
希「……じゃーんけん」

にこのぞえり「ぽん!」

にこ「希!後出しよ!」

希「してへんよ!っていうかえりちの手何なんそれ!?」

絵里「虎の印よ!火遁の術で全てを焼き払う究極の手よ!」

にこ「ジャンケンで火遁術使ってどうするのよ!!」
525 :修正 :2017/06/05(月) 02:10:13.42 ID:UAhGYog60
>>507

ーーー

穂乃果「ほぇー……」

凛「はぇー……」

にこ「間抜けな顔になってるわよ」

穂乃果「いやー飛行機ってホントに飛ぶんだなぁって」

凛「何であんなのが飛べるんだろうねー」

絵里「いや乗ったことあるでしょう?今更何言ってるのよ」

凛「今はそんな話してしないよ」

絵里「えぇ……?」
526 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/05(月) 02:11:00.10 ID:UAhGYog60
一旦ここまで
今週中には完結させます
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