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にこ「いい加減に帰りなさい!」のぞえり「やだ!」
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249 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/15(月) 00:46:43.25 ID:JVLkH/Zp0
絵里「ん〜美味しい♡」
にこ「久々に食べたわね」
希「にこっちピザ作れるん?」
にこ「作ったことないわね。今度挑戦してみようかしら」
絵里「味見役は任せて」
希「ピザにはちょっとうるさいよ」
にこ「何様よ。あ、ちょっとチーズ取りすぎよ」
250 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/15(月) 00:47:25.82 ID:JVLkH/Zp0
希「いいやん、そっちパプリカいっぱい乗ってるし」
にこ「比率おかしいでしょうが」
絵里「にこ、私のパプリカもあげるわ」
にこ「いらん」
251 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/15(月) 00:49:48.40 ID:JVLkH/Zp0
希「何でピザって美味しいんかなぁ」
絵里「ピザだからよ」
にこ「何言ってんの?」
希「毎日でも食べれるわぁ」
にこ「毎日は飽きるわよ」
絵里「たまにはチキンナゲット食べたいわよね」
にこ「いや胃もたれなるわ」
252 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/15(月) 00:50:28.48 ID:JVLkH/Zp0
希「アメリカ人は毎日食べるらしいよ」
にこ「さすがに毎日は食べてないんじゃない?」
絵里「ロシアでは毎日ボルシチ食べてるわよ」
希「ホント?」
絵里「嘘」
希「......」
絵里「......ぶふっ」
希「何笑ってるんや」
253 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/15(月) 00:51:12.09 ID:JVLkH/Zp0
にこ「......あ、ラスト1枚」
にこのぞえり「「......」」
にこ「じゃーんけーん」
にこのぞえり「「ポン!」」
にこ「だから後出しだってば希!」
希「してないって!えりち今度はなんの手やそれ!」
絵里「グワシよ!これ出せば勝てるって凛が言ってた!」
にこ「なんで信じるのよ!バカか!」
254 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/15(月) 00:51:38.63 ID:JVLkH/Zp0
希「いただきっ!」バクッ
にこ「あっ!コラ吐き出しなさい!」
希「むぐぐー!」
絵里「抜けがけなんてずるいわよ!」
希「むぐむぐ」タタタッ
にこ「どこ行くのよ希ぃぃぃいい!!」
絵里「待ちなさぁぁぁあい!!」
・10 終わり
255 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/15(月) 01:26:37.21 ID:MpBbJBAjO
ドタバタ劇場感ええなぁ
256 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/15(月) 17:18:26.40 ID:gqrXaegEO
・11
ピンポーン
海未「はい......ああ、ことり」
ことり「来たよ〜海未ちゃん」
海未「いらっしゃい、入ってください」
ことり「おじゃましまぁす」
257 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/15(月) 17:19:00.50 ID:gqrXaegEO
海未「お茶で良かったですか?」
ことり「うん、ありがとー」
海未「ことりがうちに来るのも久しぶりですね」
ことり「そうだねぇ......大学生になってから来る機会減ったからね。3人でご飯食べる時はだいたい外だし」
海未「また今度行きましょうか」
ことり「うんっ」
258 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/15(月) 17:19:31.21 ID:gqrXaegEO
海未「それで、今日は何の用で?このタイミングで来たということは......」
ことり「うん、正式に決まったから報告に来たんだ」
海未「そうですか......穂乃果には?」
ことり「この後行こうと思って。ちょっと用事で近くにいたから先に海未ちゃん家に来たの」
海未「あなた自身が決めたことなので口出しはしませんが、やはり寂しくなりますね」
ことり「やぁん、海未ちゃんの寂しんぼ〜♡可愛い〜♡」
海未「前言撤回です」
ことり「うそうそ、ごめーん」
259 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/15(月) 17:20:37.62 ID:gqrXaegEO
海未「...ちょっと待っててください。支度してきます」
ことり「何の?」
海未「私も一緒に穂乃果の家に行きます」
260 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/15(月) 17:22:05.65 ID:gqrXaegEO
ーーー
穂乃果「いらっしゃいませー!...おー海未ちゃんことりちゃん!」
ことり「こんにちは穂乃果ちゃん」
海未「店番お疲れ様です」
261 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/15(月) 17:23:17.27 ID:gqrXaegEO
穂乃果「どしたの?お買い物?」
ことり「ううん、話したいことがあってね。少し時間作れないかな?」
穂乃果「...オッケー、ちょっと待っててね。雪穂ー!」
雪穂「なぁに?まだ交代の時間じゃ......あれ、海未さんにことりさん」
ことり「久しぶり、雪穂ちゃん」
海未「お元気でしたか?」
262 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/15(月) 17:24:07.58 ID:gqrXaegEO
雪穂「ええ......お買い物ですか?」
ことり「ごめんね、違うんだ。少し穂乃果ちゃん借りてもいい?」
雪穂「構いませんけど......」
海未「すみません、なるべくすぐ終わらせますので」
雪穂「いえ、ごゆっくり」
穂乃果「ごめんね、雪穂。少しの間よろしく」
雪穂「うん、分かった」
263 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/15(月) 17:24:34.15 ID:gqrXaegEO
ーー
穂乃果「ーーそっか、決めたんだね」
ことり「うん。メールしようかと思ったけど、やっぱり直接言わなくちゃって思って」
海未「出発はいつですか?」
ことり「3ヶ月後だよ」
穂乃果「どのくらい行くの?」
ことり「一応1年間の予定。でも、大学卒業したら向こうで就職するつもりなの」
264 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/15(月) 17:25:13.26 ID:gqrXaegEO
穂乃果「行っちゃうんだね、海外に」
ことり「うん、ごめんね」
海未「何を謝ることがあるのですか。ことりの人生です、貴女がやりたいことをやるべきです」
ことり「ふふ、ありがとう。そう言ってくれると嬉しいな」
265 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/15(月) 17:25:55.04 ID:gqrXaegEO
穂乃果「......」
海未「?どうしたのです穂乃果」
穂乃果「んーと......この際だから私も言っちゃおうかな」
ことり「へ?」
海未「何をです?」
266 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/15(月) 17:26:37.06 ID:gqrXaegEO
一旦ここまで
できたら今夜中に投下できたら
267 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/15(月) 19:33:20.76 ID:cgktjB8SO
ほのかわいい
268 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/15(月) 21:33:36.19 ID:xfesL86yO
どの学年も三人組は良いな
269 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/16(火) 00:54:58.75 ID:LIRJVgo00
凛ちゃんはどこでグワシを覚えてきたんだろ
270 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/16(火) 01:35:43.47 ID:LSp7qftA0
穂乃果「実はね、修行に出ることになったんだ」
海未「修行って......和菓子のですか?」
穂乃果「うん。お父さんの知り合いの和菓子職人の人のところにね」
ことり「いつから行くの?」
穂乃果「大学卒業してからの話だからまだ先だよ」
271 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/16(火) 01:36:25.08 ID:LSp7qftA0
海未「そうですか......それはそれは」
穂乃果「お父さんが一からしっかり学んでこいって」
ことり「おじさんに教えてもらうんじゃダメなの?」
穂乃果「甘やかしちゃうから私の為にならないって」
海未「ふふ、おじ様は優しいですからね」
272 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/16(火) 01:37:19.64 ID:LSp7qftA0
ことり「海未ちゃんはこれからどうするの?」
海未「私は地元に残って家を継ぎます」
穂乃果「やっぱりそうなんだ......三人ともバラバラになっちゃうね」
海未「仲違いしたわけではないですし、喜ばしい別れですよ」
ことり「うん。二人のこと応援してるからね」
273 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/16(火) 01:39:53.42 ID:LSp7qftA0
穂乃果「私も私も!」
海未「私もです」
ことり「......ふふっ」
穂乃果「あははっ」
海未「ふふふ......」
274 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/16(火) 01:42:36.26 ID:LSp7qftA0
ーー
海未「今日はアパートに帰らないのですか?」
穂乃果「うん、今日は家に泊まっていくよ。久しぶりにお母さんのご飯食べたいし」
ことり「一人暮らしは順調?」
穂乃果「親のありがたみが身に染みてわかったよ......」
海未「実家だからって怠けてはいけませんよ?ちゃんとおば様の手伝いを......」
穂乃果「分かってるよ〜お説教は勘弁してー」
海未「穂乃果?」
ことり「まぁまぁ、海未ちゃん」
275 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/16(火) 01:43:04.59 ID:LSp7qftA0
海未「全く......」
穂乃果「じゃあね、2人とも。また今度飲みに行こう!」
ことり「うん!」
海未「ええ。では、また」
276 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/16(火) 01:43:31.95 ID:LSp7qftA0
ことり「そっかぁ......穂乃果ちゃん修行にでるんだぁ」
海未「体には気をつけるんですよ?何かあったらすぐに連絡するように」
ことり「心配しすぎだよ〜海未ちゃん。それに気が早いよ」
海未「ですが......」
ことり「だいじょーぶっ。言われなくても何かあったら海未ちゃんと穂乃果ちゃんには一番に報告するから」
海未「...約束ですよ?」
ことり「うん!」
277 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/16(火) 01:44:12.13 ID:LSp7qftA0
海未「ならいいのです。あなた達は一人で抱え込むことがありますから」
ことり「海未ちゃんに言われたくないなぁ」
海未「もう、茶化さないでください......」
ことり「ふふっ」
278 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/16(火) 01:46:13.65 ID:LSp7qftA0
ことり「じゃあね、海未ちゃん」
海未「ええ、また」
ことり「今度はうちにきてよ。お母さん会いたがってるよ」
海未「分かりました。近いうちに顔を出すと言っておいてください」
ことり「うんっ、またね〜」
279 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/16(火) 01:46:39.27 ID:LSp7qftA0
海未「......」
海未「...ふう」
〜♪
海未「電話......絵里ですか」
海未「はい、もしもし」
絵里『あ、海未?今どこにいる?』
280 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/16(火) 01:47:26.69 ID:LSp7qftA0
海未「出先から帰っているところです。もうすぐ帰りつきますが......どうしました?」
絵里『丁度今海未の家の近くにいるのよ。良かったら少し顔だそうかと思って』
海未「分かりました。すぐに帰りますので少し待っていてください」
ピッ
海未「ふむ......」
・11 終わり
281 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/16(火) 01:48:48.69 ID:LSp7qftA0
一旦ここまで
282 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/16(火) 19:50:22.64 ID:cBZZ7B/0O
おつおつ
二年生組は離ればなれになってもいつかみんな戻ってきそうだなぁ
283 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/17(水) 00:17:24.63 ID:7BTU8x8C0
仕方ない事だけど寂しい
284 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/19(金) 23:03:14.34 ID:Npq62HOlO
・12
絵里「はぁい、海未」
海未「こんばんは、絵里。この前ぶりですね」
絵里「どこか行ってたの?」
海未「穂乃果の実家に」
絵里「あらそうなの。お買い物?」
海未「いえ、そういうわけでは......立ち話もなんですから入ってください」
絵里「ええ、お邪魔します」
285 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/19(金) 23:05:09.93 ID:Npq62HOlO
絵里「海未の家ってほとんど入ったことないから新鮮だわ」
海未「......」
絵里「どうしたの?」
海未「いえ、何でも」
絵里「?......で、何で穂乃果の家に?」
海未「ええと......」
286 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/19(金) 23:07:21.74 ID:Npq62HOlO
絵里「ーーことりと穂乃果が?」
海未「はい」
絵里「そう......なの」
海未「どう思います?」
絵里「どうって?」
海未「ことりと穂乃果の新たな門出について、です」
287 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/19(金) 23:08:23.01 ID:Npq62HOlO
絵里「遠くに行っちゃうだなぁ......って。ことりは特に」
海未「貴女何だか年々頭のネジが緩んできてません?」
絵里「そ、そんなことないわよ!」
海未「顔も心なしか呆けてるような......」
絵里「......」キリッ
海未「そういうところを言っているのです
288 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/19(金) 23:09:04.24 ID:Npq62HOlO
絵里「...まぁ、海未の言う通りの顔になってるかもしれないのも無理ないわね。だって今が楽しすぎるから」
海未「貴女たち3人は本当に仲がいいですね。大学生になってからは特に」
絵里「そうね。にこと希といるのは本当に楽しいわ」
海未「そうですか......それは結構なことです」
289 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/19(金) 23:09:52.94 ID:Npq62HOlO
絵里「ねぇ、海未」
海未「何でしょう」
絵里「寂しくないの?」
海未「ことりと穂乃果が旅立ってしまうことが、ですか?」
絵里「ええ、そうよ」
海未「寂しいに決まってますよ。幼馴染みが遠くに離れてしまうんですから」
290 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/19(金) 23:10:23.35 ID:Npq62HOlO
絵里「不安や心配は無いの?」
海未「あるに決まっています。できれば、ここに残ってほしい」
絵里「...だったら」
海未「止めませんよ」
絵里「!」
291 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/19(金) 23:10:59.47 ID:Npq62HOlO
海未「2人は自分のやりたいことに向かって大きく羽ばたこうとしているのです。2人の親友として、私がやるべき事は全力で応援すること」
海未「それに.....離れたからと言って関係が終わる訳ではありませんから。笑って見送るつもりです」
絵里「そう......貴女は強いわね」
海未「そんなことないですよ。当たり前のことです」
絵里「当たり前......ね」
292 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/19(金) 23:12:19.55 ID:Npq62HOlO
海未「...絵里」
絵里「ん?」
海未「私、貴女に一つ聞きたいことがあるんです」
絵里「私に聞きたいこと?」
海未「ええ」
絵里「何かしら」
海未「答えにくければ答えなくても構いません」
293 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/19(金) 23:13:33.63 ID:Npq62HOlO
絵里「一体何よ?」
海未「.....何故」
海未「何故、3人隣同士で住もうと思ったのですか?」
絵里「......この前凛に似たような質問されたわね」
海未「ええ、その話は凛から聞きました」
294 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/19(金) 23:15:33.33 ID:Npq62HOlO
絵里「だったら私がなんて答えたか知ってるんじゃないの?」
海未「ええ」
絵里「凛に答えた通りよ。私達は......」
海未「それだけですか?」
絵里「......何が言いたいの?」
海未「他に理由があるんじゃないんですか?」
絵里「......!」
295 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/19(金) 23:17:44.76 ID:Npq62HOlO
海未「嘘、とは言いませんがまだ他にも理由があるような気がして」
海未「以前から気になっていたのです。貴女達3人が隣同士で住んでいる理由を」
海未「一緒に住むわけでもなく......まさに付かず離れずの距離。貴女達らしいと言えばそうなんですが」
絵里「どうして他に理由があると思うの?」
海未「貴女らしくないと思って」
絵里「?意味がわからないわ。さっき貴女達らしいって言ったじゃない」
296 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/19(金) 23:18:35.51 ID:Npq62HOlO
海未「"貴女達"らしいとは思いますが、"貴女"らしくはないと思って」
絵里「......言いたいことがちょっと分からないわね」
海未「そうですか。だったら無理して答えなくてもいいです」
絵里「海未......」
海未「お茶のお代わりを持ってきますね」スクッ
パタン
絵里「......」
297 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/19(金) 23:19:49.06 ID:Npq62HOlO
ーーー
ガチャ
絵里「ただいまー」
にこ「なーにがただいまよ。私の家だって何回言わすの」
絵里「お酒買ってきたわ。飲みましょ」
にこ「あんたは飲むことしか頭にないの?」
絵里「そんなことないわよ。ちゃんとにこのお胸についても考えてるわ」
にこ「歯を食いしばりなさい」
絵里「ビンタは勘弁して下さい」
298 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/19(金) 23:20:45.21 ID:Npq62HOlO
にこ「希は?」
絵里「飲み会よ」
にこ「あ、そう......ちょっと待ってて、おつまみ持ってくる」
絵里「ツナ缶食べたい」
にこ「ないからシーチキンで我慢しなさい」
絵里「はーい......」
にこ「あからさまにがっかりしてんじゃないわよ」スクッ
トテトテトテ...
299 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/19(金) 23:22:52.46 ID:Npq62HOlO
絵里「......」
『何故、3人隣同士で住もうと思ったのですか?』
絵里「......何故、ね」プシュッ
300 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/19(金) 23:25:37.15 ID:Npq62HOlO
にこ「お待たせ......って何先に飲んでるのよ」
絵里「我慢出来なくて」
にこ「子供かあんたは」
絵里「永遠の18歳よ」
にこ「だったら酒は飲めないわね」
絵里「うそうそ、ごめんなさい飲ませて」
にこ「ったく......」
301 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/19(金) 23:26:06.97 ID:Npq62HOlO
絵里「......」
にこ「?なによ」
絵里「......いや、なにも」
にこ「はぁ?何よそれ」
絵里「気にしないで。ほら」スッ
にこ「......ふん」
にこえり「かんぱーい!」カチン
302 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/19(金) 23:29:07.72 ID:Npq62HOlO
・12 終わり
303 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/19(金) 23:30:21.80 ID:Npq62HOlO
一旦ここまで
304 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/19(金) 23:58:07.93 ID:/tk2XXs/o
おつ シリアスな雰囲気もいいね
305 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/20(土) 01:01:32.11 ID:2T/4ZYfKO
絵里ちゃんの真意が気になる
306 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/20(土) 13:04:26.49 ID:AWR5tQuTO
気になるぞ
307 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/21(日) 16:24:31.91 ID:VGz3xgn50
・13
希「およっ」
花陽「あれ、希ちゃん」
凛「おーーー!」
真姫「奇遇ね」
希「どうしたん、三人揃って」
花陽「ご飯食べに行ってたんだ」
凛「希ちゃんは?」
希「大学の飲み仲間と飲み会」
308 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/21(日) 16:24:59.55 ID:VGz3xgn50
真姫「相変わらずね。飲み過ぎじゃないのあなた」
希「そんなことないよ〜」
真姫「どうだか」
希「この間はごめんなぁ、真姫ちゃん」
真姫「いいわよ別に......まさか海未があんなにお酒弱いなんて思わなかったわ」
希「うふふ、面白かったなぁ」
309 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/21(日) 16:25:31.81 ID:VGz3xgn50
花陽「お酒......」
希「花陽ちゃんも中々の酒癖やったねぇ」
花陽「あうぅ......あの時のことは覚えてないんです......」
希「今度また一緒に飲もうか」
花陽「勘弁してください......しばらくお酒は懲り懲りです......」
希「ありゃりゃ、残念やねぇ」
真姫「っていうか花陽はまだ未成年よ」
凛「凛も飲みたーい」
希「お、飲もうか」
真姫「あんたもでしょうが」ピシッ
凛「あてっ」
310 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/21(日) 16:26:12.50 ID:VGz3xgn50
希「もう帰るん?」
花陽「うん、そのつもりだけど......」
希「ちょっと待っててな」タタッ
凛「あれ、どこ行くのー?」
311 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/21(日) 16:26:45.74 ID:VGz3xgn50
希「ほいっ、コーヒーで良かった?」
花陽「え、いいの?」
希「うん、ウチの奢り」
凛「ありがとー希ちゃん」
希「あ、真姫ちゃんは缶コーヒー飲んだことある?開け方はね......」
真姫「頭捌かれたいの?」
希「おお、怖い怖い。冗談やん」
真姫「ふん......」プシュッ
希「真姫ちゃん何だかにこっちに似てきたんやない?」
真姫「やめてよ。あんな風になるなら裸で町を一周した方がマシだわ」
希「じゃあ裸に」
真姫「ならないわよ」
312 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/21(日) 16:27:16.03 ID:VGz3xgn50
希「どう?3人とも最近は」
真姫「別に。特に何も無いわ」
凛「ベツニ。トクニナニモナイワ」カミノケクルクル
真姫「......」ビシッ
凛「あてっ」
希「花陽ちゃんは?」
花陽「うーん......まぁ、充実してるかな。それなりに大学生活楽しんでるよ」
313 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/21(日) 16:29:16.50 ID:VGz3xgn50
希「ほうほう、なるほど」プニッ
花陽「ぴゃあ!?」
希「確かに、これは充実してますなぁ」プニプニ
花陽「やめてお腹摘まないでぇ!」
真姫「だから食べ過ぎだって言ったのに」
314 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/21(日) 16:30:03.40 ID:VGz3xgn50
凛「希ちゃんは?」
希「そろそろドラゴンボールが七つ集まるかな......」
凛「おぉ〜オラワクワクすっぞ!」
希「カカロットぉぉおお!!」
花陽「ふ、2人とも静かに......」
315 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/21(日) 16:31:58.05 ID:VGz3xgn50
真姫「就活はどうなの?」
希「急に現実を突きつける真姫ちゃん嫌いじゃないよ」
真姫「茶化さないの」
希「んー......まぁボチボチかな」
凛「どこに就職するの?」
希「ナメック星」
真姫「希?」
希「そんな顔しないで真姫ちゃん」
316 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/21(日) 16:34:00.22 ID:VGz3xgn50
一旦ここまで
できたら夜に
317 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/22(月) 00:58:11.41 ID:jSe5LGY30
おつ
端々に感じる切なさが
318 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/22(月) 01:08:08.76 ID:2MESAdsZO
就活か…
卒業意識しだすと寂しくなるな
319 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/22(月) 01:09:37.15 ID:HAPOwHbO0
凛「東京から離れるの?」
希「うーん......そうやねぇ。県外の企業も受けてるよ」
真姫「ハッキリしない言い方ね」
希「だってまだ決めてないんよ」
真姫「ホントに?」
希「どうしたん?やけに突っかかってくるね」
320 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/22(月) 01:10:09.82 ID:HAPOwHbO0
真姫「あなたは大事なことははぐらかすからね。信用ならないのよ」
希「そんなぁ。またまた人を嘘つきみたいな言い方して〜」
真姫「間違ってないでしょ?」
花陽「ま、真姫ちゃん」
凛「凛も聞きたいことある!」
希「お、なになに?」
321 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/22(月) 01:12:36.87 ID:HAPOwHbO0
真姫「ちょっと、まだ私の話は......」
凛「何で3人隣同士で住もうと思ったの?」
希「!」
凛「この前絵里ちゃんにも聞いたんだけど、よく分からなくて」
希「......えりちは何て?」
凛「えっとね......」
『一緒に住むほどベッタリじゃなくて、でも一番近いところにいる......私たち三人の関係みたいでしょ?』
『多分、私達は一緒に住むとダメなのよ。上手くいかない』
『踏み込みすぎると今の関係は崩れちゃうわ、きっと』
凛「ーーって」
花陽「分かるような分からないような......」
真姫「煮え切らない答えね」
322 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/22(月) 01:13:04.03 ID:HAPOwHbO0
凛「絵里ちゃんが言った通りなの?」
希「そうやね」
凛「ホントに?」
希「ホントやって。嘘なんかついてどうするん」
凛「なんか他にも理由があるんじゃないの?」
希「うーん......別にないなぁ。3人でいると楽しいから、とかしか」
凛「ふーん......」
323 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/22(月) 01:13:49.62 ID:HAPOwHbO0
希「というかまぁ、隣同士で住もうって言い出したのえりちやし」
凛「え、そうなの?」
希「うん」
花陽「絵里ちゃんが......」
真姫「でもなんで隣同士なのよ。どうせなら一緒に住めばいいのに」
324 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/22(月) 01:16:39.25 ID:HAPOwHbO0
希「うん、そう言ったんやけどね。えりちがどうしても隣同士かいいって」
真姫「何でよ。家賃とか余計にかかるじゃない」
希「えりちが言うにはプライベートの確保も大事だって。凛ちゃんの質問の答えと同じ理由で」
花陽「それだったらシェアハウスっていう手もあったんじゃない?家賃もそっちの方が安いし」
希「それも却下されてね。隣同士で部屋借りるって頑なやったんよ」
真姫「意味がわからないわ。ホントにそれ絵里が言ったの?」
希「ホントよ。にこっちにも聞いて見ればいいやん」
325 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/22(月) 01:17:26.79 ID:HAPOwHbO0
凛「...何で絵里ちゃんはそんなことを」
希「さあねぇ...ウチにも分からんよ」
真姫「本当は知ってるんじゃない?」
希「ふふっ、言うと思った。けど本当に知らんよ」
真姫「......」
希「ま、この話はもうここで終わり。ウチは帰るね〜」
凛「あ、希ちゃん」
希「バイバーイ。また今度飲もうね〜」フリフリ
凛「行っちゃった......」
花陽「何だかモヤモヤするね......」
真姫「......」
326 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/22(月) 01:18:00.66 ID:HAPOwHbO0
ーー
にこ「」スースー
絵里「ふふ、寝ちゃったわ」
にこ「」スースー
絵里「......」
『何でお隣同士で住もうと思ったの?』
『何故3人隣同士で住もうと思ったのですか?』
絵里「......」
327 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/22(月) 01:18:47.66 ID:HAPOwHbO0
にこ「」スースー
絵里「......にこ」
絵里「私は......」
ガチャ
絵里「!」
328 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/22(月) 01:19:13.02 ID:HAPOwHbO0
希「ただいま〜」
絵里「あら、希。おかえり」
希「おかえりって、ここにこっちの家やん」
絵里「希もただいまって言ったじゃない」
希「およ、にこっち寝ちゃってるん?」
絵里「ええ」
329 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/22(月) 01:19:46.87 ID:HAPOwHbO0
希「ふふ、寝顔は可愛いなぁ」プニプニ
絵里「起きちゃうわよ」
希「ほっぺ柔らか〜」プニプニ
にこ「...ぅうん......」
希「おっとと」
絵里「ほら、ほどほどにしなさい」スクッ
希「どこ行くん?」
絵里「トイレよ」
希「いっトイレ〜」
トトト......
希「......」
330 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/22(月) 01:20:45.99 ID:HAPOwHbO0
にこ「」スースー
希「......えりち、にこっち」
希「ウチは......どうすればいいんやろ」
希「分からんよ......」
希「......」
・13 終わり
331 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/22(月) 01:21:40.37 ID:HAPOwHbO0
一旦ここまで
明日はできるか分からないけど頑張ってみる
332 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/22(月) 01:53:24.52 ID:HSJm1SerO
待ってる
333 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/22(月) 19:46:49.96 ID:KlekRhWSO
>>326
寝かしつけたみたいにみえる
334 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/22(月) 21:13:04.96 ID:VM2gjjtQO
毎回気になる終わりかたされてツラいです
335 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/23(火) 00:18:24.19 ID:9ybMWKdU0
・14
カラコロンカラコロン♪
イラッシャイマセー
穂乃果「にこちゃーん、こっちこっちー!」
にこ「ごめん、遅くなったわ。待った?」
穂乃果「うん、待った!」
にこ「あ、そう......」
336 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/23(火) 00:20:39.04 ID:9ybMWKdU0
海未「嘘をつかないでください。今来たところです」
穂乃果「待ったよ〜5分!」
にこ「アイスココア1つ」
穂乃果「無視しないでよ!」
にこ「で、どんな感じなの?」
海未「この間メールした通り、場所はうちの家にしようと思います。母も快諾してくれました」
337 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/23(火) 00:21:38.38 ID:9ybMWKdU0
穂乃果「海未ちゃん家広いからねー」
海未「そんなことありません。普通の一般家庭の家の広さです」
穂乃果「昔から思ってたけど海未ちゃんの普通ってズレてるよね」
海未「何ですって?」
にこ「言えてる」
海未「にこまでそんなこと言うのですか」
338 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/23(火) 00:22:08.26 ID:9ybMWKdU0
にこ「ま、そんなことは置いといて」
海未「置いとかないでください」
穂乃果「置いといて」
海未「...穂乃果?」
穂乃果「なんで私にだけ!」
339 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/23(火) 00:23:10.61 ID:9ybMWKdU0
にこ「うるさいわよ。それで、結局チーズケーキでいいの?」
海未「ええ、いいと思います」
穂乃果「私ショートケーキが食べたいなぁ」
にこ「ことりの送別会なのにあんたの好きなもの作ってどうするのよ」
穂乃果「ほら、私とことりちゃんって幼なじみでしょ?」
にこ「だから何よ」
穂乃果「ね、海未ちゃん」
海未「意味がわかりません」
にこ「ショートケーキはまた今度ね」
穂乃果「ええ〜〜」
340 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/23(火) 00:24:18.57 ID:9ybMWKdU0
にこ「やかましい。あんたの送別会の時に作ってあげるから我慢しなさい」
穂乃果「ホント?」
にこ「ええ」
穂乃果「嘘ついたら針千本刺すよ?」
にこ「無邪気な顔で怖いこと言ってんじゃないわよ。約束するから」
穂乃果「やったー!」
にこ「ふん......」
海未「良かったですね、穂乃果」
穂乃果「うん!」
341 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/23(火) 00:24:48.28 ID:9ybMWKdU0
にこ「......」
穂乃果「ん?どったのにこちゃん」
にこ「いや......」
穂乃果「変な顔になってるよ」
にこ「誰が変な顔ですって?」ツネッ
穂乃果「いたたた!」
海未「落ち着きなさい、2人とも。公衆の面前ですよ」
342 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/23(火) 00:26:32.09 ID:9ybMWKdU0
にこ「ったく」パッ
海未「それで、どうしたのです?何か言いたいことでも?」
にこ「いや別に」
穂乃果「気になるよ〜にこちゃん」
343 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/23(火) 00:27:16.60 ID:9ybMWKdU0
にこ「や、まぁ......なんか拍子抜けして」
海未「もっと寂しがったり心配してると思いましたか?」
にこ「うん、まぁ」
穂乃果「そりゃ寂しいよ。心配もしてる」
海未「でも、それらの感情よりことりが新たな1歩を踏み出す方喜びの方が大きいのです」
にこ「......!」
穂乃果「ここで引き止めちゃったら、私は一生後悔する。だから笑って見送るんだ」
にこ「......そう」
海未「貴女の時もですよ、穂乃果」
穂乃果「うん、分かってる」
344 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/23(火) 00:28:22.09 ID:9ybMWKdU0
にこ「強いわね、あんた達は」
海未「いえ......2人を信用してるだけです」
穂乃果「なんたって親友だからね!」
にこ「...ふふ、いらないお世話だったみたいね」
海未「いえ、その気持ちはとても嬉しいです。ありがたく受け取っておきます」
穂乃果「ありがとにこちゃん!」
にこ「高くつくわよ?」
穂乃果「売れ残ったほむまんでいい?」
にこ「どういう意味よ!」
海未「売れ残りでもほむまんは美味しいですよ」
にこ「そういうことじゃないわよ!」
345 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/23(火) 00:29:02.72 ID:9ybMWKdU0
ーー
ガチャ
にこ「ただいまっと......疲れた」
にこ「夕飯の準備しないと......」
にこ「......今日あいつら来るのかしら」
346 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/23(火) 00:29:31.57 ID:9ybMWKdU0
にこ「......」
『2人のことを信用してるだけです』
『なんたって親友だからね!』
にこ「親友、ね......」
347 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/23(火) 00:30:26.44 ID:9ybMWKdU0
ー☆ー☆ー
『にこ、希。隣同士で部屋借りない?』
『ううん、ルームシェアじゃなくて......そう、お隣同士』
『プライベートの確保は大事でしょ?』
ー☆ー☆ー
にこ「......あんたの考えてることが未だに分からないわ」
にこ「希は分かってるのかしら」
にこ「......はぁ」
348 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/23(火) 00:30:57.43 ID:9ybMWKdU0
・14 もう少し続きます
一旦ここまで
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