【ガルパン】アンチョビ「2人暮らし」

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1 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2017/02/13(月) 01:39:30.66 ID:L0YuDTIA0
ジリリリリリリリリリ

アンチョビ「zzz....」

ジリリリリリリリリリ

アンチョビ「....ぅ」

アンチョビ「んむぅ....」ノソノソ

アンチョビ「....うるさい」カチッ

アンチョビ「zzz....」

アンチョビ「....」

アンチョビ「っ!?」チラ

アンチョビ「9、9時ぃ〜!?」

アンチョビ「マズいマズいぞ〜!?もう講義始まってるじゃないか!!!」

アンチョビ「早く用意しないと....」チラ

アンチョビ「....」

アンチョビ「そ、そうだった....」

アンチョビ「前期はもう終わったんだった....」ヘナヘナ

アンチョビ「これじゃ驚き損だ....」

私はアンチョビ、今年の3月に高校を卒業し大学に入学したばかりの女子大生だ。
高校時代はドゥーチェ・アンチョビとして日本中に名を轟かせた私も今はただの大学1年生。
しかしそれが嫌だとかつまらないとかそういうことは全くなく、むしろ自由気ままな1人暮らしを楽しんでいる。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1486917570
2 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2017/02/13(月) 01:40:11.99 ID:L0YuDTIA0
アンチョビ「誰だ休みなのに目覚ましなんてかけたやつは!!!」プンスカ

アンチョビ「私だぁ〜....」

アンチョビ「『夏休み初日からだらけるわけにはいかない!!!』って思ったんだけどなあ....」

高校時代と比べれば大学の講義開始は遅い、そして時間割も自由だ。
結果、講義のある日でもかなりゆとりのある朝を過ごしている。過ごしているのだが、

アンチョビ「いざ起きてみるとなんというかその....」

アンチョビ「もったいない気分....」

アンチョビ「でももう完全に目、覚めちゃったなぁ....」

アンチョビ「....」

アンチョビ「しばらく布団でグダグダして

ピンポーン

アンチョビ「....」
3 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2017/02/13(月) 01:40:48.90 ID:L0YuDTIA0
アンチョビ「宅配便なんて頼んだ覚えはないしそれ以外の訪問者なんてあるはずはない」

アンチョビ「つまりこのチャイムはセールスかなにか

ピンポーンピンポーン

アンチョビ「....正解だから鳴ったってわけじゃないよな?」

アンチョビ「....」

ピンポーンピンポーンピンポーン

アンチョビ「....」

アンチョビ「....わかったわかった出る、出ればいいんだろ!」

アンチョビ「ったく、せっかく無為な時間を過ごそうと思ったのに....」

アンチョビ「はいはいどなたですか〜」ガチャリ

???「うげっ!?」バタン

アンチョビ「ん?」

???「ちょっと何するんスか姐さん!!いきなり開けないでくださいよ!!!」

アンチョビ「いやそれは朝っぱらからチャイムを連打された私のセリフだ!」

???「朝っぱらって....、太陽の位置見てくださいよ」ユビサシ

アンチョビ「おぉ〜高いなぁ〜」

アンチョビ「それはさておき、なんでお前がここにいるんだ?」

アンチョビ「ペパロニ」ジロ

ペパロニ「お久しぶりッス!」ビシッ
4 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2017/02/13(月) 01:42:46.42 ID:L0YuDTIA0
アンチョビ「あのなぁ....」

アンチョビ「ろくに連絡もしてこないのになんでいきなり....」

ペパロニ「いやぁ〜まあまあ込み入った話は上がってからにしましょう!ささ、入って入って!」テクテク

アンチョビ「家主は私だ!!!っていうか勝手に入るんじゃない!!!」

ペパロニ「姐さんの部屋なんて半分、いや8割方私の部屋みたいなもんじゃないッスか〜」

アンチョビ「どういう理屈でそうなるんだ!」

アンチョビ「....」

アンチョビ「(まあ見られて困るものなんてないしかまわないか....)」

アンチョビ「それにしてもうちに来るなら連絡くらいしてくれ、そしたら私も準備してだな

ペパロニ「お、これ私たちの写真じゃないッスかぁ〜!!」

アンチョビ「ばっ!?お前、それは違うからっ!?」バシィ

ペパロニ「何スか姐さ〜ん、もしかして1人暮らし寂しいんスかぁ〜?」ニヤニヤ

アンチョビ「違う!!!これは、この写真はだな....」

アンチョビ「ま、毎日お前らを呪うために使ってたんだ!!!!」

ペパロニ「へ〜....」

ペパロニ「その割にはずいぶん綺麗に飾ってありますね〜」ニヤニヤ

ペパロニ「最近の呪いは小洒落たコルクボードに写真を貼るんスねぇ〜、やっぱ女子大生は違うな〜うん!」ニヤニヤ

アンチョビ「っ....///」
5 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2017/02/13(月) 01:43:52.65 ID:L0YuDTIA0
アンチョビ「もういい!!お前帰れ!!!!」ペシペシ

ペパロニ「そんな〜困るッスよ〜」

ペパロニ「この荷物見てくださいよこ・れ!」クルリ

アンチョビ「なんで遊びに来るだけなのにこんな大荷物なんだ....」

ペパロニ「それがですねぇ」

アンチョビ「お前のことだからどうせ余計なものばっかり持ってきたんだろ?」

ペパロニ「酷いな〜姐さんは、この中には必要なものしか入ってないんスよ?」

ペパロニ「着替え、パジャマ、歯ブラシ、タオル、お財布....」

アンチョビ「....」

アンチョビ「ん?」

ペパロニ「どうかしました?」

アンチョビ「いや、気のせいならいいんだが....」

アンチョビ「な、なんだか旅行みたいな荷物のような

ペパロニ「そりゃそうッスよ」

アンチョビ「は?」

ペパロニ「私しばらくここに泊まるんで、よろしくお願いしま〜す!」ペコリ

アンチョビ「....」

アンチョビ「はああああああああああああああああああああ!?!?!?!??!?!?」
6 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2017/02/13(月) 01:47:01.17 ID:L0YuDTIA0
・ガルパンSSです
・アンチョビとペパロニがこんな調子で日常を過ごすだけです
・特に事件や問題が発生することはありません

よろしければお付き合い下さい
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/13(月) 02:51:27.49 ID:9Ruq+o72o
ぺパロニ本命だがまほもあり得るな、誰だろうと思ったがやはりか!
期待
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