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姫神「はい。はっぴー。ばれんたいん。」上条「カカオ100%超苦ェエ!!」
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561 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/28(金) 00:31:28.34 ID:G+T7tA7W0
姫神「というか。ずるい。上条くんだけ。そんないい写真を待ち受けにして。ずるい。」ポコポコ
上条「えー?じゃあもう一回撮る?」デレデレ
姫神「…」ピタ
姫神「…撮るぅ。///」ギュ
上条「はいはい」ギュ
562 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/28(金) 00:35:42.93 ID:G+T7tA7W0
食蜂「よぉぉし☆こうなったら私の能力で前髪パッツンにいきなり白目剥いてハナクソほじりながら鼻毛をブチブチ抜き出したりゲップとオナラを同時に出させた上で脱糞とかさせちゃうゾ☆」
蜜蟻「エグすぎない?!」
食蜂「そぉね。でもね、」
食蜂「私の本当に一番大事な思い出がある場所で、彼が自分以外の女の子とこれ以上いちゃつくなんて絶対無理。」
蜜蟻「…」
食蜂「何がなんでも阻止するわぁ」
蜜蟻「…そうね」
食蜂「百年の恋も冷めるわよぉ…?」ゲッゲッゲッ
蜜蟻「…でも…、やっぱりちょっと可哀s」チラッ
姫神「やぁ。だめ…//私。喉の辺りは。触られると。…弱い…。んっ//」
上条「えー?本当に?ちょっと確かめさせてください!」モフモフモフモフ
姫神「ふゃあっ。///だめ。そこ。は。だめ。///」ペシペシ
上条「…」レロ
姫神「あっ…。///今。舐めた!だめ。それは。まだだめ。///恥ずかしい。///」ペシペシ
上条「…時々姫神さんの『それは恥ずかしい』の基準がわかりませんのことよ」
蜜蟻「よぉおおおし!!やっちゃいなさい!!!!」コクン
食蜂「はぁーいぃ!!みさきちゃんぱぅあーGOぉおおお!!!」ピッ☆
563 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/28(金) 00:40:36.78 ID:G+T7tA7W0
姫神「…」
上条「ふー堪能したー」
姫神「…//」ジトー!
上条「ごめんごめん。そう睨むなよ」
姫神「もう。…撮るよ?」
上条「おう」
食蜂「…あら?」
蜜蟻「あら?」
上条「はい、チー…」
上条「ズ」チュー
姫神「やぁ…だめ…。///それは。唇にちゅーされる写真が残るのは。恥ずかしぃ…///」
上条「えーこれも?いいだろ別にー今更キスの写真くらいさぁ」キャッキャッ
姫神「だめ。///残るのは。恥ずかしぃよ…。///」キャッキャッ
上条「じゃあどこまでならいいんでせうか」
姫神「…同じ。同じのがいい。おでこがいい。///」
上条「はいはい…」
食蜂「…ならないわねぇ?」
蜜蟻「…ならないわねえ?」
564 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/28(金) 00:43:44.02 ID:G+T7tA7W0
食蜂「…」
蜜蟻「…」
蜜蟻「…ちょっと?なんで発動しないのよ」
食蜂「んんー…」ジー
上条「んっ。これでいいか?」ナデ
姫神「うん。///」
食蜂「…彼の右手が前髪パッツンの頭に触れててキャンセルされてるわねぇ」
蜜蟻「…」
食蜂「…」
蜜蟻「…」チラッ
食蜂「…」コクッ
食蜂蜜蟻「「直接ぶん殴るしかないわね☆」」ボキボキ☆
565 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/28(金) 00:55:39.16 ID:G+T7tA7W0
食蜂「どうせ私のことなんてヒトカケラも記憶してくれないんでしょ?だったらどれだけ悪印象持たれてもチャラよねぇ?」
蜜蟻「どうせ私の時は来てくれなかったし、あの時だって私の事忘れてたし?少しくらい八つ当たりしてもどうせまた私の事なんてすぐ忘れちゃうわよねえ?」
食蜂「よぉし…いいぃ?作戦はこうよ。3、2、1で『ちょっとぉ〜私達ぃ、今からここで天体観測するんですけどぉ!イチャつかないでほしいんですけどぉ!』と言ってキレながら絡んで、」
食蜂「私が彼の腕をとって『あぁん☆でもよく見たらカッコイイ男の子連れてるじゃん☆お兄さん私達と遊ばなぁい?☆』」
食蜂「と、彼の気を引く。で、」チラッ
蜜蟻「そうねえ…じゃあ彼が前髪パッツンから少し離れたら…すぐさま前髪パッツンを私の能力で操って帰らせる!」
食蜂「よし。後で彼女から情報を聞き出して彼とはもう会わない感じで操っておきましょう」
蜜蟻「了解」
566 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/28(金) 00:58:33.65 ID:G+T7tA7W0
上条「…そういえばさ、」
姫神「?」
食蜂「3…」
上条「ほら、さっき言ってたやつ。」
姫神「ここに来た時の話?」
食蜂「2…」
上条「そうそう。あのさ、その時の話。」
姫神「…うん。聞かせてほしい。」
食蜂「1…!」
蜜蟻「…」グッ…!
上条「俺さ、」
・・・・・・
上条「2人の女の子を助けたんだ」
食蜂「ゼ、………………………………………えっ?」
蜜蟻「…」
567 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/28(金) 01:31:12.86 ID:G+T7tA7W0
姫神「そう。その女の子達のために奔走してたんだね。」プク
上条「ああ…まあな」
蜜蟻「…」チラッ
食蜂「…」
上条「でもさ、不思議な事があって。俺はその子達とは会った事すらないはずなんだ」
食蜂「…」
蜜蟻「…」
上条「その2人と会った時も何も思い出せなかったし、事が終わった後でも結局ほとんど話しなかったし」
上条「…けどさ、」
上条「俺、あの時満身創痍でロクに動けなかったのに、他の腕っぷしが強い奴に助けに行ってもらう事だってできたはずなのに」
上条「話を聞いた瞬間に体が勝手に動いてた。」
上条「何故か『あいつらだけは絶対俺が助けに行かなきゃいけない』って思ったんだ」
姫神「…そう。」
食蜂「…」
蜜蟻「…」
姫神「じゃあ。きっと。上条くんが忘れてるだけで。昔。…会った事があるんじゃないかな。」
姫神「きっと。とても…大事な。出会いだったんだと。思う。」
上条「…ああ、そう思う。」
姫神「いつか。絶対思い出してあげてね。」
上条「が、頑張ります…」
食蜂「…」
蜜蟻「…」
568 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/28(金) 02:03:38.17 ID:G+T7tA7W0
・・・・。
上条「━━━━━━で、蜂型ロボットと女の子を倒したんだ。」
姫神「…さっき。2人の女の子を助けたって。言ってたけど。」
姫神「殴り倒すのは。助けたって言うの?」
上条「うぐ、いや、その、…上手く言えないんだけど」
上条「その子の暴走を俺が止めてあげる事がある意味でその子を救うことになった…って」
上条「…その時居たもう1人の子に教えてもらった……と、思う。」
姫神「…上条くん。もう少し物覚えを。良くしよう?」ナマアタタカイメ
上条「うう…はい…」
姫神「ん?」
太陽「チス」
姫神「…もう朝日出始めた。帰り始めないと。」
上条「…そうだな」
569 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/28(金) 02:04:09.88 ID:G+T7tA7W0
上条「…」
上条(あーあ…しまったなー…途中まで良かったのに。あんなこと言い出さなきゃ良かったよなー…やっちまったなー…)
姫神「上条くん。」
上条「ん?」
姫神「話してくれて。ありがとう。」ニコッ
上条「! おう!」
食蜂「…」
蜜蟻「…」
570 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/28(金) 02:05:34.24 ID:G+T7tA7W0
〜駅〜
上条「さて、始発乗りますか」
姫神「うん。」
食蜂「ねぇ」
上条「ん?」
姫神「?」
571 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/28(金) 02:06:41.26 ID:G+T7tA7W0
食蜂「…」
上条「えー…と、俺達に何か用?」
姫神「上条くん。知り合い?」
上条「いや知らな…知らない、はず、なんだけど」
食蜂「…」
上条「…あのさ、俺達どこかで 食蜂「会ってないわぁ」
上条「あっそう?」
食蜂「そんな事より聞きたい事があるんだけどいいかしらぁ?」
姫神「…どうぞ。」
572 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/28(金) 02:07:52.89 ID:G+T7tA7W0
食蜂「あなた達、…その、」
上条「…」
食蜂「………付き合ってる、の?」
上条「ん?ああ。昨日から//」テレ
姫神「うん。昨日から//」テレ
食蜂「…そう。」
573 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/28(金) 02:18:36.23 ID:G+T7tA7W0
食蜂「ねぇあなた」
姫神「?」
食蜂「彼、忘れっぽいでしょう?」
姫神「…うん。かなり。」
食蜂「そうよねぇ。大事な事も何回言っても説明しても忘れちゃうんだもの」
姫神「…」
上条「えっ?えっ?」
食蜂「ほんとっ…何回言っても…!ヒトカケラしか、覚えてないんだから…!」ポロポロ
姫神「…」
食蜂「っ…」グシグシ
食蜂「…だから、あなたに言うわぁ☆」
食蜂「交際、おめでとう☆」ニコッ…!
・・・・。
574 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/28(金) 02:32:27.41 ID:G+T7tA7W0
蜜蟻「…良かったの?」
食蜂「あなたこそ。一緒に行かなくて良かったの?」
蜜蟻「…私は覚えられちゃってるもの。敵として、ね」
食蜂「…」
蜜蟻「…いい子そうで良かったわね。前髪パッツン」
食蜂「…そうねぇ」
蜜蟻「…」
食蜂「…」
蜜蟻「…人の心は不変じゃないわあ。彼らだって別れるかもしれないし、私達だっていい人ができるかもしれないじゃない」
食蜂「…そうねぇ」
蜜蟻「ご飯でも食べに行く?」
食蜂「…そうねぇ」
蜜蟻「何か希望はあるかしらあ?」
食蜂「食べたいのは特にないけどぉ、逆にコレは嫌、気分じゃないってのはあるわぁ」
蜜蟻「ふうん?何かしら?」
食蜂「ハンバーガー。特に、”あの交差点”が見えるハンバーガーショップだけは絶対イヤ」
575 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/28(金) 02:35:51.99 ID:G+T7tA7W0
・・・・。
ガタンゴトン…ガタンゴトン…
上条「ふー、間に合ったな…座れないけど。」
姫神「…うん。」
上条「そういえばさっき誰かと…会った、よな?あれ何て言ってたっけ?」
姫神「…」
姫神「おめでとう。って。」
上条「そうだっけ?」
姫神「うん。」
上条「…つーかついさっきの事も忘れるって…アレ?これ上条さん若年性アルツハイマーじゃね?アレ?大丈夫か?大丈夫かコレ」
姫神「…うん。仮にそうだとしても。私が代わりに憶えておく。安心してボケていいよ?」ニコッ
上条「やめてその優しさがかえって上条さんを傷つけるっ…!」
576 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/28(金) 02:47:39.49 ID:G+T7tA7W0
「ったくよォ、帰りの車ぐらい用意しとけっつゥの」「悪いな」「暗部時代が懐かしいですね」「ちょっと押さないでくれる?」
上条「おとと…」
「いやー超楽しかったですねカラオケ」「はい。マイク美味しかったです」「オイ!もう次から私はコイツの面倒見ないからな!?」『そうですね、次回以降は”私”を増やして対応しましょう』「楽しかったね」「ああ…俺の車が壊されなきゃなぁ…」「悪かったわね。あんたの車の原子崩しちゃって。でもあの程度の車なら何十台でも弁償してあげるから安心しな」「にゃあ、大体ブルジョワー」
姫神「…混んできたね。」
上条「なー」
577 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/28(金) 02:48:06.18 ID:G+T7tA7W0
ゾロゾロゾロゾロ…
上条「…っしょっと」ググッ
姫神「…あ。」
姫神(上条くんが。壁に手をついて。人混みから私のスペースを確保してくれてる。)
姫神「…ありがとう。」ニコッ
上条「いいって」ニコッ
578 :
◆3rfPz4lVbmKs
:2017/07/28(金) 02:49:16.83 ID:G+T7tA7W0
今回はここまでなんだよ
とうまセカンドバースデーおめでとうなんだよ
579 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/28(金) 11:27:25.80 ID:UgOeGdM8o
乙カレーなんだよ
580 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/28(金) 12:34:16.54 ID:q3XoRlp5O
あ、そうだった!今日はセカンド上条さんの誕生日だ!
おめでとー!
581 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/28(金) 22:38:59.85 ID:yWAPR9Tm0
来てたのか
乙でございます
582 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/14(月) 08:18:37.87 ID:DzsNBRYao
保守
583 :
◆3rfPz4lVbmKs
:2017/08/18(金) 01:58:47.83 ID:JqtPDQZH0
ガタンゴトン…ガタンゴトン…
上条「…っと、」
上条(また混み始めたな…)
「むゃー!なんだよぅ!電車ちゃんこみこみ過ぎでしょ!せーまーいーっ!!」「Soyez patient」
「おい誰ださっきから俺のケツ揉ンでンのはァ!?」「オレじゃない」「えっ、やだ気持ち悪っ」「女性と間違えられてるのでは?」
上条(なんか妙にうるさい…ん?今聞き覚えがあるような声がしたような?)
584 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/18(金) 02:03:26.80 ID:JqtPDQZH0
上条(おわっ、)グググ
上条(また狭くなったな…)フゥ
姫神「…//」フイッ
上条(あ、今はずかしそうに顔を背けた)
姫神「…//」
上条(なんか可愛いなー)
上条(あーもう!好き!なんか!!もう!!愛おしい!!)
上条(…このまま愛おしさに任せてキスしたらダメかな)ジー
585 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/18(金) 02:09:20.64 ID:JqtPDQZH0
ぐぐぐ。
上条(ぐお、更に周りに押されて、姫神さんのお顔が更に近い…///)
姫神「…//」
上条「やっぱ綺麗な顔してるよなー…」ポソッ
姫神「っ。///」
上条(あー!なんだ!なんだよ!なんなんですか!いい加減慣れろよ俺!)
上条(散々イチャついて、キスだってして!抱きついたりしてんのに!)
上条「…/////」
姫神「…////」
上条(なんで未だに顔が近づくだけでドキドキしてんだ俺!!!////)
姫神「…//」
姫神「体勢。つらいの?///」クビカシゲ
上条(ああああ!!甘みを帯びた声で心配してくれやがって!!もうキスしちゃダメかなぁ!!!?)ムグゥゥ!!
姫神「?//」
586 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/18(金) 02:18:07.51 ID:JqtPDQZH0
「おい誰だ俺のズボンの中に手ェ突っ込ンできてるバカは!」「落ち着け。別に減るものじゃないだろ」「ぷぷぷ。後でアンチスキルに突き出せば?」「クソが!オマエら助ける気ゼロか!」「「「ハイ」」」
「滝壺!滝壺ハァハァ!」マサグリマサグリ「?」「うーわキモッ…浜面は超どうしたんですか?」「にゃあ、大体、誰かのズボンに手突っ込んでる」「…滝壺さんではなく?」「うん」
上条「…//」チラッ
姫神「…//」チラッ
上条「……//」
上条(…やっぱ姫神って綺麗な顔してるよなぁ…///って、何度目だよコレ!!)
上条(ああ…でもこんな綺麗な子が上条さんの彼女なんだよな…)チラッ
姫神「…?///」
上条「///」ジー
上条(ああ…もう壁に押し付けてキスしたい!!///)くぅう!!
上条(やっていいかな!やっていいかなコレ!やっていいよねコレ!ね!!だって上条さんもうだいぶ我慢したもん!!)
上条(ああ!電車でキスしてる恋人を前に見たことあるけどさ!その時は『うーわ、良くやるよ…つーか家とかでやれよなーこんな公共の場所でやるなよなー』って思ってたけど!!!)
上条(ああ!もう言わない!言いません!わかるわ!!その立場になったらわかるわ!愛おしいわ!!)
上条(だってホラ、)
姫神「…そんなに見つめられると。恥ずかしい。///」フイッ
姫神「…あんまり。見ないで。//」
姫神「恥ずかしいと。私。顔を背けちゃうから。君の顔が。見れないし。…私も君の顔。見てたいのに。///」
上条(こんなカワイイ事言う彼女が至近距離だぞッッッ!!!!ふざけんな!!!)
587 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/18(金) 02:20:54.27 ID:JqtPDQZH0
姫神(うう。…見つめ合うの。まだ慣れない。//)
姫神(上条くんの顔。もっと見ていたいと思う反面。)
姫神(自分の何か恥ずかしい面とか。見られたくない部分を覗かれそうで。)
ぐぐぐ。
姫神「…っ?」
姫神(せま。上条くんが密着して。…また混んできたのかな?)
姫神(あんまり無理して守ってくれなくても。)チラッ
上条「…ひめが、み…」スッ…
姫神「なぁに?」
姫神「───むぐ。///」
上条「んっ…///」
588 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/18(金) 02:22:08.10 ID:JqtPDQZH0
「オマエかァアア!!!今俺のチ●コ揉みやがったのはァアアア!?」「違っ、スミマセン!!違うんです!人違い!!人違いだったんです!!」「ひどいよはまづら。私のカラダとこの人のと間違えるなんて」「wwwww」
上条「んっ…む、」
姫神「…っふ。ん…///」
ガタンゴトン…ガタンゴトン…
「にゃあ?あれ?大体、あの人達何してるのかな?」「…だめだよ、フレメア。」「にゃあ?やめれー!目隠しウザイ!」
「…フレメアには少し早いから。」
上条「ふっ…は、あは…んっ、」
姫神「ん。…ふ。ぁ…////」
589 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/18(金) 02:22:43.26 ID:JqtPDQZH0
ガタンゴトン…ガタンゴト…
・・・・・・・。
590 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/18(金) 02:24:38.62 ID:JqtPDQZH0
〜次の日、とある高校〜
吹寄「〜♪」
姫神「あ。そのヘアピン。可愛いね。」
吹寄「ありがと。昨日買ったんだけどどう?」クルリラ
姫神「うん。よく似合ってる。」
591 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/18(金) 02:25:46.37 ID:JqtPDQZH0
吹寄「んー…」ジー
姫神「どうしたの。」
吹寄「ねぇ、良かったら姫神さんもたまには髪型変えてみない?」
姫神「え?」
吹寄「実は新しいのが『似合わない』って言われたら変えようと思ってさ、幾つかヘアピン持ってきたのよね」ペロ
姫神「用意周到。だね」
吹寄「まぁね。ほれほれーどれがいい?」ジャラ
姫神「ん…。じゃあ。コレとか。」
吹寄「ほほう、お目が高い」
・・・・・。
592 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/18(金) 02:26:50.36 ID:JqtPDQZH0
上条「excite♪excite♪たーかーなーるー♪」フンフフーン
吹寄「あっ、上条上条」チョイチョイ
上条「ん?」
吹寄「いいもの見たくない?」
上条「え?何だよ」
吹寄「いいからいいから」
593 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/18(金) 02:34:58.83 ID:JqtPDQZH0
・・・。
姫神「…」カクシ
吹寄「今…今は姫神さん頭を隠してるからわかんないと思うけど、今ね、姫神さんの髪型ちょっと弄ってたのよ。」
上条「ほう」
吹寄「予想以上に可愛くなったからお裾分け。興味あるでしょ?」
上条「そりゃまあ」
上条(とは言ったけど、ぶっちゃけあんまり?だって姫神元から可愛いし。何着ても何アクセ付けても可愛いし)
吹寄「ほら、姫神さんも隠すのやめて。」グイッ
姫神「やぁん。」
吹寄「良し!ほれ!見なさいよ!!姫神さんすっごく可愛くない!?」
上条「んー?」チラッ
吹寄「───前髪を斜めに流しておでこの右端を三角に出してー」
吹寄「髪の1部を三つ編みにしてみたのよ」
姫神(おされ)「///」
上条「」
594 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/18(金) 02:37:17.61 ID:JqtPDQZH0
姫神「…」ドキドキ
吹寄「ほら、どう?」
上条「…」
姫神「…」ドキドキ
上条「えっと、」
姫神「…」ドキド…
姫神(えっ。)
姫神(え…どうして。何も言ってくれないの?)
姫神(もしかして。…似合って。なかったかな。)シュン
姫神(それとも。上条くんの趣味じゃなかったとか。)
吹寄「…ちょっと、貴様何か言いなさいよ」
上条「あ、ああ…えっと、」
姫神「…上条くん。どう…?」ドキドキドキドキ
上条「───めちゃくちゃかわいいっッッッ!!!」b
姫神「」ビクッ
595 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/18(金) 02:39:38.69 ID:JqtPDQZH0
上条「その、…ちょっとなんか照れちゃって」
上条「…その、可愛すぎだろ、姫神…//」ボソッ
姫神「///」ホッ
吹寄「よね?」
上条「…めちゃくちゃ似合ってる。スゲェ可愛い」
姫神「…ありがとう。///」ニコッ
吹寄(…アレ?)
吹寄(え?何よその雰囲気…え?貴様ら…そんなに仲良かったかしら?)
596 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/18(金) 02:40:10.92 ID:JqtPDQZH0
〜次の日、とある高校〜
土御門「っつーワケなんだぜぃ」
上条「あはは!マジかよ!」
青髪「ブフー…あら?」
上条「どした?」
青髪「んー?あんな、カミやん袖んとこ破けとるで?」
上条「え?…げ、ホントだボタンまでとれかかってやがる!」
土御門「ドンマイにゃー」
上条「くっそう…不幸だー!」
姫神「…」
597 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/18(金) 02:41:32.23 ID:JqtPDQZH0
土御門「それじゃ、オレ達は昼飯ランチルーム行くから」
上条「おー」
青髪「あれ?カミやんまたボク達とこーへんの」
上条「え?ああ…ちょっと金が無くてさ」
青髪「そーなん?何に使うとるんかは知らんけどあんま浪費したらアカンでー」
上条「おー」フリフリ
上条「…」
上条(すまん、上条さんは可愛い彼女と彼女に作って貰った弁当を食うんだ…)
姫神「上条くん。行こ?」トコトコ
上条「おう。」ニコッ
・・・・。
598 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/18(金) 02:43:19.55 ID:JqtPDQZH0
〜件の空き教室〜
上条「ん〜今日も俺の彼女の弁当は絶品です」モッモッ
姫神「そう。良かった。」モキュモキュ。
姫神「あ。そういえば。」
上条「んー?」カッカッカッ
姫神「上条くん。」
上条「ん?」
姫神「上着。脱いで。」
上条「えっ!?///」
599 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/18(金) 02:45:54.23 ID:JqtPDQZH0
上条(ヤダー!!ここで致そうって!!?姫神さんったらだいたーん!!!)
上条(あーでもそうだよなー俺たちもうそろそろ致しちゃってもおかしくない…よな?たぶん。)
上条(世の恋人が付き合ってからどのくらいで致しちゃうか知らないけど。)
上条(よし…ここは男らしく!!)
上条「は、ハイ…///」ハラリ…
姫神「…何を考えてるかは。何となく分かったけど。違う。」
600 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/18(金) 02:48:28.48 ID:JqtPDQZH0
上条「えっ!?ここで上条さんの純潔を奪うんじゃないの!?」
姫神「違う。上条くんの純潔は然るべき時。然るべき場所で貰うけど。違う。」
上条(あっ、貰われるのは確定なんだ?)
姫神「私。ソーイングセットいつも持ってるから。」
姫神「袖口の。ほつれてるとこ。縫ってあげる。だから上着貸して?」
上条「お、おお…ありがとうございます」つ
・・・・・。
姫神「〜♪」ヌイヌイ
上条「へー…器用だな」
姫神「ううん。練習しただけ。」
上条「…でも、上手いよ」
姫神「そう?ありがとう。」
上条「…」ジー
姫神「? どうしたの?」ヌイヌイ
上条「え?いや…なんかさ、」
姫神「うん。」
上条「そうやって姫神が俺の服をさ、縫ってくれてるの見てると…なんか嬉しくてさ」
姫神「そう」ニコ
上条「…見ててもいいか?」
姫神「うん。いいよ。」
601 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/18(金) 02:49:16.75 ID:JqtPDQZH0
上条「…」ニコニコ
姫神「ふふ。」チクチク
ちくちく。縫い縫い…
602 :
◆3rfPz4lVbmKs
:2017/08/18(金) 02:49:56.70 ID:JqtPDQZH0
今回はここまで。あともうちょい。
603 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/18(金) 02:55:42.63 ID:ysR2Dibwo
乙
平和的でとてもよい
604 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/18(金) 09:16:18.02 ID:yoVgxNTT0
電車内で男のケツや股間揉みまくる浜面とチ○コ揉まれるアクセラとか、マニアな腐女子しか喜ばん地獄絵図だな
605 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/18(金) 21:44:25.40 ID:VTOsxtH30
サロニャンとサンドリヨンが居て歓喜
後はまづら、死刑確定じゃい。次回では久しぶりに3ヒーローなのに最低!
606 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/19(土) 18:04:13.67 ID:A7yfqU68O
平和な姫神さんすきだけどみさきちは泣いた
いいアクセントになってるけどみさきちにも幸せになってもらいたい
607 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/20(日) 01:09:30.22 ID:Jzz6aTjao
浜面のおかげでバカップル爆発しろとはならないのがいいなー(棒)
乙ー
608 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/29(火) 11:40:05.65 ID:i9u4MJdW0
良いね
609 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/09/04(月) 22:05:58.22 ID:shOLd5a30
姫神さん報われてくれ
610 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/04(月) 23:24:57.82 ID:A0q+8oEN0
ID:shOLd5a30は何処に言ってもsageないな
611 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/05(火) 03:34:34.81 ID:U3wWrYU70
すまぬ
何故か消えてた
612 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/11(月) 09:55:36.61 ID:pVigtPji0
待つぜ
613 :
◆3rfPz4lVbmKs
:2017/09/19(火) 23:58:26.14 ID:w54zt1PW0
1ヶ月ってあっという間なのな。光陰矢の如しな。クロックアップなのな。
投下。
614 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/09/20(水) 00:00:43.92 ID:xluOAIxT0
〜雲川が潜伏する秘密の教室〜
『姫神器用だよなー』
『ううん。普通だと思うよ。練習しただけ。』
雲川「……」
615 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/09/20(水) 00:05:40.01 ID:xluOAIxT0
雲川「クックックッ…」
雲川「何が『普通だと思うよ』だ。何が『練習しただけ』だ」
雲川「下手くそめ。私のが上手いのだけど?」
雲川「くくくくくく…くはっ。アハハハハハハハハハ!!!」
雲川「まぁその腕前ももうあいつの前で披露する事もなくなるのだけど」
雲川「…さぁ、もう充分楽しんだだろう?姫神秋沙」
雲川(オルタ)「そろそろ────”交代”の時間だ。」ニヤァ
616 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/09/20(水) 00:06:49.47 ID:xluOAIxT0
雲川「…」スゥッ
雲川「…」ピッ
雲川「お前ら、準備はいいか?」
スパ-クシグナル
”迎電部隊”残党『はい』
ハウンドドック
”猟犬部隊”残党『yes.mam』
”新入生”残党『ああ…』
”デッドロック”残党『問題ない…』
雲川「運良く生き延びたお前らを『死んだ』事にしてやった恩、返してもらうぞ」
雲川「そして…これからを生きる権利を存続させたいならな」
『『『『『了解』』』』』
617 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/09/20(水) 00:08:29.75 ID:xluOAIxT0
〜とある高校、雲川が潜伏する秘密の教室への廊下〜
カツカツカツカツ。
土御門「…」スタスタ
土御門「…」ピッ
618 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/09/20(水) 00:09:59.55 ID:xluOAIxT0
土御門「───オレだ」
土御門「…ああ、…ああ。」
土御門「そうだ。そのポイントで最後だ。気取られるなよ」スタスタ
海原『ご心配なく。自分の変装が看破されると思います?』
土御門「そうだったな。じゃあ後でな。お前が仕留めた後は結標が直ぐにお前を拾ってこっちに座標移動する」
海原『承知しました』
土御門「…」ピッ
619 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/09/20(水) 00:13:03.57 ID:xluOAIxT0
〜雲川が潜伏する秘密の教室〜
雲川「ああ、手筈通り、シナリオ通りだけど。姫神秋沙の運搬には空間移動能力者。上条当麻には麻酔銃で眠らせた後に運び出せ」
雲川「どうやって空間移動能力者の協力を取り付けたか?丁度報酬に釣られたヤツが立候補してくれた。それだけなのだけど?」
620 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/09/20(水) 00:14:11.05 ID:xluOAIxT0
〜とある高校、雲川が潜伏する秘密の教室への廊下〜
土御門「結標、守備は?」ピッ
モラウモノ
結標『上々。上手く騙せてるわ。…報酬のショタ動画も貰ったし…そろそろ私も作戦開始するわ』
土御門「ああ。終わったら海原と一方通行を拾って現地集合してくれ」
結標『了解。』
土御門「…」ピ
621 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/09/20(水) 00:14:52.91 ID:xluOAIxT0
〜雲川が潜伏する秘密の教室〜
雲川「ああ、ブツの操作はオートになっているけど」
雲川「イレギュラー?問題ないのだけど。私のシナリオに不都合な因子があった場合は”窓のないビル”でも政治運用で使われてるAIが…」
雲川「…簡単に言えば?簡単に言えばオートメーションで事を運ぶと問題がある場合、機械が勝手にいい塩梅にやってくれる、という事なのだけど」
622 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/09/20(水) 00:16:29.65 ID:xluOAIxT0
〜とある高校、雲川が潜伏する秘密の教室の前の廊下〜
土御門「───よし、ブツとやらを『壊せ』、一方通行」
一方『おーけェ…派手にブチ穿ってやる…!』ニタァ
『ヒャッハァァァアア!!!!ズガシャァァアアアアアアンン!!!!』
土御門「───ッヅっ!?」
土御門「…あの野郎…通信切ってから壊せよな」ピッ
623 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/09/20(水) 00:19:28.29 ID:xluOAIxT0
〜とある高校、雲川が潜伏する秘密の教室の前〜
トゥルルル。トゥルルル。
土御門「…」
土御門「ハイ、もしもし?」
『おー俺俺。なんかさ、俺のターゲットが最後にあんたに話したい事があんだってよ』
土御門「最後に?誰だ」
『「さ、最後じゃない!殺さないでくれ!」うるせぇな…あー、なんだっけ?デッドロックのヤツ。』
土御門「…繋げ」
『あいよ』
土御門「…」
『な、なぁ!助けてくれ!!あんた、コイツの雇い主なんだろ!』
土御門「…そうだな」
土御門(雷神の野郎…オレの存在を話すなよな…プロ失格だ)
土御門(やっぱり臨時のバイトは仕事にプライドとか経験が無いからダメだな)
624 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/09/20(水) 00:21:33.64 ID:xluOAIxT0
土御門「…用件は?命乞いならオレと取引できるだけの材料はあるんだろうな?」
『へ、へへっ!ある!あるぜ!お前ら多分俺らの頭とか、ブツの在処を知りたいだろ!?』
土御門「…」
『助けてくれたら教えてやるぜ!…おい!頼むから俺の頭に銃口つきつけるのはやめろよな!』
土御門「…トール」
『「は?あっ、ちょっ、」貸せ。…貸せって!はいはい?』
土御門「そいつの頭に銃弾を捩じ込んでくれ。既に知ってる上にもう終わった古い情報だった」
トール『そーかい。そりゃ残念だったな…ああ、2重の意味で』
土御門「ああ。至極残念だ。じゃあ後は手筈通り依頼通りに。」
トール『りょーかい。』
土御門「…ああ、待った。最後にそいつに一言だけ。」
トール『はいよ。…そら、お前がこの世で聞く最後の言葉だぜ「ひぃっ」』
土御門「…」
ガラッ。
625 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/09/20(水) 00:22:40.29 ID:xluOAIxT0
〜雲川が潜伏する秘密の教室〜
雲川「さぁ、作戦開始だ!突g」
ガラッ。
雲川「!?」
『一体何を───ッ』
626 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[ saga]:2017/09/20(水) 00:23:54.25 ID:xluOAIxT0
土御門「───あばよ。地獄の閻魔によろしくな」カチャリ
『バァン!!』
バァン!!!
雲川「がっ!?」
カラカラカラカラ……
土御門「…」ピッ。
627 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/09/20(水) 00:28:52.95 ID:xluOAIxT0
雲川「っづぅー…携帯が弾き飛ばされ、…っ、土御門、お前…!」
土御門「…」カシャン!
土御門「…」シマイシマイ
雲川「ぐ、うう…!」
雲川「…ッ!」ダッ!
雲川「…っ」バッ
雲川「っ」ガシッ、ピッ
雲川(よし、私の携帯はまだ動く!!)
雲川(せめて…!作戦開始の合図だけは!)
雲川「お前達!!突撃しろ!!」
628 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/09/20(水) 00:31:05.32 ID:xluOAIxT0
『あァ?何処にだよ?雲川ちゃンの所にかァ?』
雲川「あ…?」ピクッ
土御門「…」ニヤリ
『お待たせ。行くわよ、一方通行。シュンッ!』
雲川「な──?どういう、」
シュンッ。シュンッシュンッシュンッ。
結標「ふぅ。到着っと」
海原「ありがとうございます」
一方「…」
雲川「!?」バッ
土御門「…よぉ」
土御門「ちょっと見ない間に随分と悪党になっちまったな雲川」カチャリ
雲川「…土御門…!お前、お前ぇ!」ギリッ
629 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/09/20(水) 00:32:22.60 ID:xluOAIxT0
結標「やだココ臭いわ」
海原「そうですか?」
一方「ハッ、アイツがここで一段落後でも想像してオナってたンじゃねェの?」ヘケケ
雲川「…何しに来た?」
土御門「わざわざ言う必要があるのか?」
630 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/09/20(水) 00:35:44.97 ID:xluOAIxT0
雲川「ああ。生憎と読心能力は持ち合わせてないのだけど」
土御門「茶番だな…人の心の専門家のお前の事だ、全部察してるクセに。」
雲川「…」
土御門「…お前を止めに来てやったんだよ、雲川」
雲川「はぁ。止めに?私は今からちょっと友人に電話をして趣味の話で盛り上がる予定だったんだけど…それをか?」
土御門「隠す気がない嘘はやめろ。」
土御門「お前、汚い手を使って姫神の立場と入れ替わる気だったんだろ?」
雲川「…」
631 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[ saga]:2017/09/20(水) 00:38:07.68 ID:xluOAIxT0
土御門「『上条当麻にアプローチし、告白し、交際し始めたのは雲川芹亜』…」
土御門「上条当麻の記憶をそう改変し、姫神秋沙の記憶も適当に改竄して、」
土御門「そうやって労せず上条当麻の彼女になる気だった…そうだろ」
雲川「違う。私にそんな記憶改竄するような精神干渉系能力や魔術は使えないしツテもない」
雲川「それに仮に使えても上条当麻に異能の類は効かない、なんてのはお前もよく知ってるハズだけど?」
土御門「ああ。確かに上条当麻に能力や魔術などの異能の類は殆ど効果は見込めない…だが、」
土御門「…『脳に直接情報を書き込む物理的措置』ならば。」
雲川「…」
632 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[ saga]:2017/09/20(水) 00:43:07.53 ID:xluOAIxT0
テスタメント
土御門「お前、あいつらにあの2人を誘拐させて”学習装置”を使う気だっただろ」
雲川「…」
土御門「記憶の1部改竄、人物認識を姫神からお前に変える程度なら後々バレるリスクも殆どないだろうな」
土御門「けどな」
土御門「悪いがお前が第二学区の個人倉庫に隠していた”学習装置”は既にオレ達が粉砕した。」
雲川「…」チッ
土御門「更にお前の手駒はたった今オレ達が全員潰してきた。」
ハウンドドック スパ-クシグナル
土御門「”猟犬部隊”、”迎電部隊”、”新入生”、”デッドロック”…他にも壊滅した組織の残党がいたが」
土御門「よくもまぁ死に損ないをここまで集めたもんだ。…だが、」
土御門「そいつらも今度こそ全滅だ」
雲川「…」ダッ
土御門「ああ、そこに隠してある簡易AIMジャマーとかその辺に設置されてるブービートラップを起動しても無駄だ」
雲川「!?」
土御門「トラップも射出される軌道がわかっていれば食らわない。この部屋もお前のシナリオも全て調査済みだ」
雲川「…何故、」
土御門「ああ、普段のお前が相手だったらきっとオレじゃ調べきれない。止められなかっただろうな」
633 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/09/20(水) 00:45:46.20 ID:xluOAIxT0
土御門「…オレがお前を止められるとするなら、」
土御門「たまたま忍者の生き残りと知り合っていたとか、」
土御門「今のお前のように。お前が最も血迷ってポンコツになる上条当麻絡みの時だけだろう」
雲川「…」
土御門「まぁ諦めろ雲川芹亜。チェックメイトだ。」
土御門「今すぐ止めるなら一方通行もお前を人肉シェイクにはしない」
一方「…フン」
一方「まァ…ちょっと両腕の骨を折るくらいで済ましてやる」
雲川「…」
634 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/09/20(水) 00:46:46.12 ID:xluOAIxT0
雲川「…く」
土御門「…」
雲川「く、は、…」
雲川「くはははははははははは!!!あははははははは!!」
雲川「甘い!甘い甘い甘すぎる!」
土御門「…」
雲川「そんな事で私を止められるとでも思ってるのか?!」
土御門「…」
雲川「手駒がアレだけのわけないのだけど!?もっと使えるコマなど
手段などいくらでもある!」
雲川「それに!それにだ!そもそも!そもそもだ!!」
635 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/20(水) 00:49:11.00 ID:xluOAIxT0
雲川「確かに私はお前の言う通り上条達をさらって記憶を改竄しようとした!」
雲川「ただな、それで誰が困る?!」
雲川「上条の彼女が私になるだけだ!!!」
雲川「姫神秋沙の勇気はなかった事になるだけだ!」
雲川「ただ元に戻るだけだ!!!」
雲川「あるべき状態にな!いやむしろ私の頭脳をもってすれば姫神秋沙よりもアイツを幸せにしてやれるのだけど?!!」
雲川「金だって幾らでも稼ぐ手段を教えてやる!進級だってさせてやる!進学もだ!スタイルだって私の方がいい!満足させてやる!性の悩みも解決してやれる!!」
雲川「大体な、姫神にはなんの取得も無いじゃないか!使い所のない能力を持ってるだけの!普通の人間なのだけど!!」
土御門「…」
雲川「あんな女に…いや、上条当麻は誰にも渡さないのだけど?!」
土御門「…」フゥ
636 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/09/20(水) 00:52:21.70 ID:xluOAIxT0
土御門「…ああ、」
土御門「もし。もしオレが上条当麻なら。もしここに立っていたのが上条当麻だったなら」
土御門「きっと熱くお前に語ったんだろうな」
土御門「『勇気を出すのはとんでもなく難しい。ましてやそれが告白なら。それをお前が奪っていいわけないだろ!』とか」
土御門「『客観的な”幸せ”と主観的な”幸せ”は違う。あんたの思う”幸せ”と俺の感じる、欲しい”幸せ”は違う!!』とか、」
土御門「『少なくとも姫神はお前みたいに人のモノを盗ったりしないし優しいぞ』とかな」
雲川「…」ギリッ
土御門「…ああそれと。一つ伝え忘れていたが」
雲川「はぁん!?」
土御門「おい」クイッ
海原「…」スゥッ
雲川「なんだ、携帯なん、て、…?」
上条『…先輩何しようとしてるんですか』ドンビキ
雲川「」
土御門「────実はテレビ通話で現場と繋がっていました、だ。」ニタリ。
雲川「!!!?!?!?!?!」
637 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/09/20(水) 00:54:55.59 ID:xluOAIxT0
土御門「良かったなぁ雲川。」
土御門「アレだけ熱烈な愛の告白だったんだ。告白する、アプローチする勇気がなかったお前じゃ普通には言えなかっただろ?」
・・・・・・・
土御門「全部伝わったぞ。上条当麻にお前の腹黒さが最初から最後までな」
雲川「う、あ、あ…!あ…!////」プルプル
上条『先輩』
雲川「う、」
上条『最低ですね』
雲川「あ、あ…!」
雲川「ウソウソ♪今のぜーんぶウソ♪」リュミ-ン♪
土御門「…」ピピッ
雲川「これはだな…」チラッ
土御門「フン、滑稽だな」キリッ
雲川「オイ見てたぞ今録画しただろクソサングラス」ガシッ
638 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/09/20(水) 00:57:06.60 ID:xluOAIxT0
土御門「ぷぷっ、オイ見ろよ面白いぞ」
つ携帯『ウソウソ♪イマノゼーンブウソ♪』
一方「うわァマジキメェ(笑)」
結標「あなたホント悪趣味ね」
海原「あ、それ自分にも貰えませんか?LINEのスタンプ代わりにしたいので」
一方「…俺にもくれ」
土御門「おう」ピッピッ
結標「あ、私も私も」
雲川「消せぇええ!!!何を和気藹々と人の映像共有してるんだお前らァアアアア!!!」
639 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/09/20(水) 01:02:49.96 ID:xluOAIxT0
雲川「このっ、消せ!」
土御門「まぁ待て。…じゃあな上条。また後で。」ピッ
土御門「…さてと。取引だ。」
雲川「はぁ!?この期に及んで何を」
土御門「何とかしてやろうか?」
雲川「え?」
土御門「オレなら上条当麻のさっきから今までの記憶を無かった事にできる、と言ってるんだ」
土御門「むしろお前のイメージ回復とアップもな」
雲川「…」
雲川「…ほ、ほんとか?」
土御門「ああ」ニタァ
雲川「た、頼む!!!アイツに嫌われたく無いのだけど!!!!」ガシッ
土御門「だろうな。なぁに簡単な事だ」
640 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[ saga]:2017/09/20(水) 01:07:41.89 ID:xluOAIxT0
「じゃあまず金だ。とりあえず各方面、警備員や上条当麻の友人、その他ネット等々に書き込まないなどの口止め料として…」
「くそっ!足元見やがって!」
「因果応報だ。墓穴を掘ったのもお前だしな」
結標「…土御門ってホント性格悪いわよね」
一方「あァ、クソ野郎だな」
海原「はい。下衆ですね」
海原「にしても…」チラッ
「何!?慰謝料プラス出れなかった授業の代金の補填だと!?このシスコンハイエナ!」
「黙れ悪党」ゲシッ
海原「…さっきお見せしたのはテレビ通話の画面ではなく、」
海原「予め用意していた病院から勝手に頂いた治療用の上条当麻の予備皮膚を使って変身した自分の録画映像だった…」
海原「彼女はそれにいつ気づくと思います?」
結標「さあ?興味ないわ」
一方「…アイツ詐欺師でも食っていけるだろォな」
641 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/09/20(水) 01:12:52.85 ID:xluOAIxT0
土御門「ああそれと。今後オレ達の活動に必要な物資の調達や要人とのコネクション、裏社会業者へのホットラインを用意してもらおうか」
雲川「なんだと!?」
土御門「パトロンになれと言ってるだけだ」
雲川「おまっ、お前な!お前が今何をやってるかはある程度耳にしているが、」
土御門「それをするなら ”上条当麻の親友”のオレが お前のイメージ回復を手伝ってやるが?」
雲川「……」
雲川「…ちっ!お前!絶対ロクな死に方しないのだけど!!」プイッ
土御門「そうだな。きっとオレはいつか酷く惨たらしく死んで、地獄の最下層に落ちるんだろうよ」クククク
642 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/09/20(水) 01:17:10.21 ID:xluOAIxT0
〜その頃上条さんたちがいる空き教室〜
シャカシャカ♪
姫神「〜♪」
上条(今俺たちは一つのイヤホンの片方づつを使って、2人で一緒に同じ曲を聴いてる。)
上条(姫神のスマホから聴こえてる歌は流行りに疎い俺でも知ってる曲で、よく聴くんだけど)チラッ
姫神「?」ニコッ
上条(同じ音楽でも状況が変われば)
姫神「ペガーサスー…♪遠いー宇宙ー…♪」フンフフーン…♪
上条(こんなにも違って聴こえるもんなんだなー)
姫神「ん…。」ピト
上条「…」
姫神「…」
上条「…」ナデナデ
姫神「…♪」
643 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/09/20(水) 01:17:47.06 ID:xluOAIxT0
姫神「…てい。」ジー
上条「…」
姫神「…」ジジーッ
姫神「てい。」ジー
上条「…」
姫神「えい。」ジジーッ
上条「…姫神さんや?そんなに俺のパーカーの前のファスナー上げたり下げたりすんの楽しい?」
姫神「うん。ちょっと楽しい。」フフ
上条「そっかー」
上条(ああ…なんか平和だなー…!)ホノボノ
644 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/09/20(水) 01:19:32.04 ID:xluOAIxT0
上条(にしても。)
上条(たった数日だけど、こんなにも世界の危機とか大事件とか、悲劇に関わらないで平和に過ごしたのって何気に初めてじゃないか?)
上条(…姫神と付き合い始めてから、だよな?)
上条「…」チラッ
姫神「?」ニコッ
上条「…」デレー
上条(不幸とか巻き込まれ体質な俺を姫神が守ってくれてるのかな)ニヨニヨ
645 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/09/20(水) 01:21:06.41 ID:xluOAIxT0
姫神「頬。緩みすぎだよ。」クスクス
上条「そりゃあ俺にとっての幸運の女神っつーか、可愛い彼女と居たらこうなりますって」
姫神「ふふ…。えい。」ズボ
上条「…今度は何してんの?」
姫神「別に。ただなんとなく。上条くんのパーカーの前ポケットに私の両手を突っ込んでみた。」
上条「そっか」フフッ
姫神「ん…。」スポー、スポー
上条「…」
姫神「うん。飽きた。」ポスッ
姫神「…とりゃー。」ばふ。
上条「おとと。…いらっしゃい。上条さんの胸元にようこそ」ニコッ
姫神「ん。お邪魔します。」ニコッ
姫神「〜♪」スリスリ
上条「よしよし」ナデナデ
646 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/09/20(水) 01:21:55.18 ID:xluOAIxT0
〜次の日。とある高校、上条さん達の教室〜
吹寄「あら?」
姫神「…」ペラッ
647 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/09/20(水) 01:23:34.82 ID:xluOAIxT0
吹寄「おはよう姫神さん」
姫神「うん。おはよう。」
吹寄「珍しいわね。学校に持ってきてまで姫神さんが雑誌読むなんて。」
姫神「ん。朝の通学途中で気になったから。買ってきた」
吹寄「へぇー?ますます珍しいわね。何の雑誌読んでるの?」
姫神「ん。ゼクシィ。」
吹寄「へー…ゼク、」
吹寄「」
姫神「…」ペラッ
648 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/09/20(水) 01:24:48.36 ID:xluOAIxT0
吹寄「…えっ?それは、その…憧れ的な?そーいう?」
姫神「ええと。…ある意味では。そう。かな?」
吹寄「よねー!あーもう!!ちょっと焦っちゃったじゃない!」
姫神「でも。わりと直近で。その内使うかもしれない。」
吹寄「へぇー?え?何?もう相手の候補いるの?」クスクス
姫神「うん。今の彼氏。」
吹寄「へー…彼s」
吹寄「」
姫神「…」ペラッ
649 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/09/20(水) 01:27:23.44 ID:xluOAIxT0
吹寄「…ま、マジ?」ヒ、ヒクッ
姫神「うむ。えらく。マジです。」ペラッ
650 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/09/20(水) 01:29:05.06 ID:xluOAIxT0
吹寄「ちょっ、ちょっと!?どういう事!?居たの?!姫神さん彼氏居たの!?相手は誰よ!?」ガックンガックン!
姫神「あう。あうあう。恥ずかしいから。まだないしょ。」ガクガク
吹寄「ダメよ姫神さん自分を安売りしたら!『16歳の母』なんて世間様からしたら冷たい目で見られるのよ!?」
姫神「待って。いや。まだ。そこまで行く気は流石に無い。」ガクガク
吹寄「どこの馬の骨よーッ!?姫神さんを誑かしたのはどこのロリコンおっさんなのよ!!」
姫神「違う。というか何故相手が」
吹寄「ダメよ姫神さん!身長2m越えの緑髪のオールバックとかに騙されたりとかしてない?!」
姫神「いやに。具体的。違うけど。」
吹寄「甲斐性は!そいつ甲斐性はあるんでしょうね!?」
姫神「甲斐性…は。私達。まだ学生だから。」
吹寄「チャラいのは許さないから!!」
姫神「何故吹寄さんが…とりあえず。チャラくは。ないと思う。」
651 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/09/20(水) 01:32:02.13 ID:xluOAIxT0
吹寄「待って!わかったわ!もうこれだけ!これだけは聞かせて…!」フーッフーッ
姫神「うん。あと。そろそろ落ち着いて。」
吹寄「…いい人?」
姫神「…」
652 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/09/20(水) 01:35:53.11 ID:xluOAIxT0
姫神「うん。///」コクッ
姫神「いい人。だよ。」
姫神「優しくて。かっこよくて。私の事すごく好きでいてくれて…」
姫神「私の人生を。変えてくれたの。」
姫神「……とっても。いい人…だよ?///」ニコッ…!
吹寄「…」
吹寄「そう。」ニッコリ
吹寄(何今のすっごくカワイイ)
653 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/09/20(水) 01:39:34.99 ID:xluOAIxT0
〜次の日。姫神さん宅〜
上条「お邪魔しまーす」
姫神「うん。どうぞ。」
上条(学校帰りに彼女の家に行って遊ぶって男子高校生の夢だよなー)
上条(…ああ、やっぱりこの部屋いい匂いする。なんか姫神の匂いする)クンクン
上条(かいどこ。今のうちに堪能しよ)クンクンクンクンクンクン
姫神「?」
654 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/09/20(水) 01:42:45.12 ID:xluOAIxT0
姫神「それじゃ。私。私服に着替えるから。」
上条「あっハイ」
姫神「こっち。来ちゃダメだよ?」
上条「はーい」
姫神「覗くのも。だめ。」
上条「わかってるって」
姫神「ん。じゃあちょっと待っててね。」
上条「はーい」
上条「…」
上条(まさか…ひょっとして、今のは誘われてる…とか、か!?)
655 :
◆3rfPz4lVbmKs
:2017/09/20(水) 01:43:26.02 ID:xluOAIxT0
オワラナカッタ…
今回はここまで。
656 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/20(水) 02:29:28.01 ID:EJrZrHfeo
もう一つになれや!乙!
657 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/20(水) 09:11:54.54 ID:bE0n6rT50
ホント色んな意味で滑稽だな雲川ェ…
658 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/23(土) 12:32:13.00 ID:5ZKrD6mYo
乙ー
いつか絶対雲川先輩メインでSS書くんだ……くそぅ、くそぅ
659 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/30(土) 10:07:05.92 ID:S7dqUTYMo
これは逆に覗かないと怒られるパターンや
660 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/01(日) 07:56:20.14 ID:ls7MlKw50
乙です!!
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