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【ペルソナ5】9股かけたけどやっぱりたった一人を決めていく・後編【安価SS】
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163 :
◆86inwKqtElvs
[saga]:2017/02/09(木) 21:54:34.54 ID:lU3n1otw0
千早「春さん。あなたは……」
千早「言葉では無意味だとわかっています。私には視えますから」
千早「あなたの決意と覚悟はわかっています。ですがそれでもお願いします」
千早「彼から、離れてください」
春「そこまでわかっているなら、返答は必要ありませんよね?」
千早「…………」
千早「今朝、起きた時」
千早「ここに来なければならないと、強く感じました」
千早「……刺し違える覚悟を持ってでも」
千早「私は、私を変えてくれた人を守りたいんです」
千早「運命は変えられるって教えてくれた人の運命を、守りたい」
千早「お願いします。……もう彼と関わらないでください」
千早「あなたの決意と覚悟は、あなた自身だけでなく、周囲を、何より彼も巻き込んで破滅します」
千早「視えるんです。……彼の運命が」
千早「愚者の逆位置が」
千早「『可能性を見失う』」
春「…………」
春「止まるつもりはありません」
千早「…………」
千早「やっぱり、こうなるんですね」
(千早の様子がおかしい)
(千早がバッグに手を入れた)
千早「ここに来なければならないと感じた時、もう一つ感じたことがあります」
千早「『武器を持ちなさい』と」
春「……!」
千早「もう一度、お願いします」
千早「彼から、離れてください」
春「…………」
春「嫌です」
春「むしろ、私は」
春「あなたの武器を、覚悟の方を見てみたいですね。御船さん」
春「私は受け止めてみせます」
千早「――――」
――刺し違える覚悟と千早は言った……!
1、いい加減にしろ、春
2、千早、止めてくれ
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