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まほ「大洗女子学園、西住まほ。短期転校手続きは済ませてきた」
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16 :
◆t8EBwAYVrY
[saga]:2017/01/01(日) 00:19:52.43 ID:ulcoxRmw0
みほ「おねえちゃーん!」タタタ
まほ「みほ」
みほ「いらっしゃい!」ギュー
まほ「いてて」
華「感動の再会ですね〜」ホロリ
麻子「この前一緒に聖グロに行っていただろ」
みほ「もう大洗に来てくれないのかと思ってた。ありがとうお姉ちゃん」
まほ「みほに戦車道を好きにさせてくれた友人達はどんな人達なのか知りたいからな。少しの間だが、世話になるよ」
みほ「うん!」
澤「に、西住隊長のお姉さん!この機会に是非私達に色々ご教授してください!」
カエサル「うむ。天下の黒森峰、西住流後継者のあなたには学ぶべきことがたくさんあるからな」
典子「まほさんがバレー部に入ってくれたら復活どころかインターハイ優勝間違いなし!」
そど子「風紀委員として一緒に学園艦の平和を守りましょう」キリッ
ねこにゃー「そのネームバリューがあればネトゲ界隈でもすごい人気者に・・・」フフフ
ナカジマ「ハマグリと金目鯛どっちが好きです?」
ワイワイガヤガヤ ワイワイガヤガヤ
優花里「姉住殿はほんとに人気者ですね〜」ニコニコ
まほ「・・・手に負えるのだろうか」
17 :
sage
:2017/01/01(日) 01:15:08.41 ID:wQFklP8R0
このあと劇場版もやるんですよね(ニッコリ)
18 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/01/01(日) 17:16:36.32 ID:VK0F03Wmo
きた!!!
19 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/01/01(日) 19:55:09.79 ID:/hGFIm4do
ほかはともかくナカジマは急に何言い出すんだ
20 :
◆t8EBwAYVrY
[saga]:2017/01/03(火) 23:30:11.04 ID:0KdlZ4xc0
桃「えぇー、今回は西住まほからの提案で、大洗戦車道チームをよく知りたいとのことだ。そこで、各チームに順繰りで混ざり、大洗女子を身を持って知ってもらおうと思う」
あや「それってうさぎさんチームやあんこうチームにまほさんが混ざるということですかー?」
桃「うむ。ローテーションで全チームには回ることになっているが、どのチームに入るかは会長にクジで決めてもらう。では会長」ザッ
杏「んーと」ガサゴソ・・・
典子「そーれっ、アーヒール!ぁそれっ、アーヒール!」ヤイヤイ
あゆみ「うーさーぎっ!うーさーぎっ!」ヤイヤイ
エルヴィン「カバでカバでカバでカバで!」ヤイヤイ
杏「こんなんでましたけどー」ズボ
柚子「アヒルさんチームに決定ー」パチパチ
典子「っしゃあああああ!!!バレー部にまほさんが来たァァァ!!!」グッグッ
忍「バレー部復活待ったなし!」 妙子「イケるイケるー!」 あけび「今日はお赤飯でお祝いだ〜ぃ!」
まほ「なんかこわい」ガクガク
みほ「大丈夫だよお姉ちゃん。別にとって食おうって訳じゃないんだから」
典子「このまま一気にまほさんを取りこんで黒森峰もバレー部に吸収合併するぞー!」
忍&妙子&あけび『おおーっ!』
まほ「やっぱりこわい」ガクガク
みほ「うーん・・・」
21 :
◆t8EBwAYVrY
[saga]:2017/01/04(水) 00:01:26.86 ID:VuUHldir0
典子「まほさんッ!ようこそ大洗へッ!今日からアナタもバレー部だッ!」ザン
まほ「アヒルさんチームではないのか」
典子「私達は日々バレー部復活のためにあれやこれやとがんばっているんです!まほさんが加わってくれれば大洗バレー部は復活間違いなしですッ!」
妙子「一緒にバレーやりましょう。楽しいですよ!」
まほ「球技はあまり得意ではないのだが」
忍「大丈夫!私達が手取り足取り指導します」
まほ「むう」
あけび「とりあえず、まずはやってみましょう。ボールをフワってパスするのでトスしてくださーい。そーれっ」ポーン
まほ「あう」ボン
忍「頭でトスしちゃダメですよまほさん」
典子「いいや違う!今のはヘディングだッ!まほさんはバレーでサッカーの技を披露するくらい余裕があるんだッ!スゴイッ!」
忍「なるほど!さすが西住隊長のお姉さんですね!」
あけび「よーし!もう一本いきますよー。そーれっ」ポーン
まほ「んだ」バン
妙子「今度は触れずに、床にバウンドしたボールを顔面で受けちゃった。大丈夫ですか?」
典子「違ぁう!こんなボール程度、顔面で食らってもへっちゃらだというパフォーマンスだッ!スゴイッ!」
妙子「たしかに!さすが西住まほさん!かっこいい!」
まほ「鼻いたい」ヒリヒリ
22 :
◆t8EBwAYVrY
[saga]:2017/01/04(水) 00:18:58.32 ID:VuUHldir0
今回はここまでで
以前私が書いたSSの『しほ「時には昔の話を」』のイラストを描いていただきました。大変うれしゅうございますのでここに貼らせてください。よきイラストでございましょう
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1113529.jpg_o0p0C97ulxd5g49xcbkf/www.dotup.org1113529.jpg
しほ「時には昔の話を」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1477649163/
23 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/01/04(水) 00:22:51.77 ID:/3LZxIG0O
乙です。
この絵も良いですねぇ。
24 :
◆t8EBwAYVrY
[saga]:2017/01/05(木) 21:59:45.64 ID:GREW4S/m0
典子「何をやらせても超一流ゥ!運動勉学ドンと来い!生まれた時からエースで四番!それが西住まほさんなんだッ!さすが西住隊長の偉大なるお姉さんだなッ!」
妙子「私達とは天と地ほどの差があるんですね」
忍「噂では海外へ行く際には海を割ってゆくとか・・・」
あけび「そのお力でぜひバレー部を救ってほしいです〜」
まほ「・・・」
典子「まほお姉さんッ!どうかあなたの偉大なるパワーで私達のバレー部を復活させてくれませんか!?あなたならなんだってできるんでしょう!?」
妙子「大洗でオリンピック開催させてください!」 あけび「経済の回復を!」 忍「世界に光を!」
まほ「勘違いするな。私は神ではない」
典子「!?ッ!?ッ!?ッ・・・ち、違うんですか!?」
まほ「なんだと思っていたんだ」
忍「だ、だって西住隊長がいつもお姉ちゃんはすごいって・・・中学の時にスデに戦車道世界大会で優勝したって・・・天才なんですよね」
まほ「私がなにもせずに試合で勝てたと思うのか?」
忍「あっ・・・」
まほ「才能なんて負け犬の言葉だ。種を植えても水をやらなければ育つことはない」
典子「えっ?でもその辺の花って雨とかでフツーに育ってますよね?」
まほ「・・・気付いていないかもしれないが、私は今すごく怒っている」
典子「ええっ!?ど、どうして・・・」
25 :
◆t8EBwAYVrY
[saga]:2017/01/05(木) 22:21:43.40 ID:GREW4S/m0
典子「まほお姉さんって天才だからなんでもできるし戦車道も無敵でバレーだっておちゃのこさいさいでしょ!?私達なんかメじゃないくらいスゴイ才能の人じゃないですか!」
まほ「私の戦績を才能だとかセンスだとかで評価されるとすごく気分が悪くなる。確かに生まれ持った才というものはあるのかもしれない。だがそれだけでやっていけるほど甘い世界ではない」
まほ「君達はバレーの試合で負けた時、相手が天才だったからと自分に言い聞かせて納得するのか?だとしたらバレー部を復活させる意味など無い。持てる武器を全て用いて戦うのが勝負の世界だろう」
まほ「天賦の才に勝つための武器は君達も持っているはずだ。戦車道全国大会の決勝で私達もそれを思い知った・・・」
妙子「武器?・・・それって・・・」
まほ「努力と根性だ」
あけび「!」
典子「・・・フン!」バッシィ!
妙子「キャプテン!?自分で自分をビンタなんて・・・」
典子「すみませんまほさんッ!私達、自分を見失っていましたッ!あなたのことをガワでしか見ず、本当のまほさんを見ようともしていませんでしたッ!すみませんでしたァーッ!」バッ
忍&妙子&あけび『すみませんでしたッ!』バッ
典子「今後は西住流後継者、黒森峰戦車道隊長としてではなく、一人の女子高生、西住まほさんとして接しさせていただいてよろしいでしょうかッ!?」
まほ「ああ。その方がいい。私は妹の友人達と・・・共に戦った戦友達と交流するために来たのだから」
典子&忍&妙子&あけび『ありがとうございますッ!』バッ
まほ「フッ・・・大洗という家を支える八本の柱はどれもクセがありそうだとは思ったが・・・一本目から個性的だったな」
典子「え?・・・柱?・・・八本だけじゃ家なんか支えられませんよね?どういう意味です?」
まほ「・・・」
26 :
◆t8EBwAYVrY
[saga]:2017/01/05(木) 22:41:26.20 ID:GREW4S/m0
あけび「いきますよー、そーれっ」ポーン
まほ「む・・・とうっ」バーン
妙子「おお〜っ!上手ですよまほさん!じゃ、返しますよ〜。そーれっ」ポーン
忍「高く打ち上げられたボール!まほさん!アタックチャンスですよ!」コダマー
典子「フハハハ!来るがいいですよまほさん!あなたのアタックをブロックしてみせます!」カモーン!
まほ「ゆくぞっ」グッ
典子「佐々木ィ!ディフェンスだッ!」
あけび「フンフンフンフンフンフン!」ババババババ
まほ(遮蔽物に隠れた戦車を撃ち抜く時と同じ感覚で・・・コートに叩きつける!)
まほ「アタックナンバーワンッ!」バッシィ! ギュオ!
あけび「ぬ、抜かれた!」
忍「すごい!最初はボールを上手く返せなかったのにもうこんなに上手くなるなんて!」
まほ「ふう・・・やはり身体を動かすのは楽しいな」
典子「フッフッフ!そうでしょう!バレーって楽しいでしょう!それがわかってもらえただけでも私達はうれしいです!だがまほさん!バレーの練習はここまでです!今から奉仕活動に行きますよ!」
まほ「ほうし?」
忍「大洗各地でボランティア活動して、バレー部復活のための支持を集めるんです。私達が良いことして回ってれば、きっと会長もバレー部復活を承認してくれるはずですから」
典子「まずは大洗に他校のスパイがいないか校内を捜索するぞッ!人の庭に忍びこむイタチ野郎を炙りだして一匹残らず駆逐するんだーッ!」
まほ「えっ」
忍&妙子&あけび『おおー!』
27 :
◆t8EBwAYVrY
[saga]:2017/01/05(木) 22:51:15.14 ID:GREW4S/m0
典子「よーし!まずはランニングしながら校内に異常がないか見回るぞーっ!」
ザッザッザッザッザッ
典子「バレー部ぜったい復活だー♪」
忍&妙子&あけび『バレー部ぜったい復活だー♪』
典子「ファミコンウォーズがでーるーぞっ♪」
忍&妙子&あけび『ファミコンウォーズがでーるーぞっ♪』
典子「オレンジレンジをしってるかーい♪」
忍&妙子&あけび『オレンジレンジをしってるかーい♪』
典子「ム!とまれーッ!」ピピーッ ザッ
典子「ぜんたーい伏せッ!」ピピーッ ザザッ
典子「じー・・・」ソウガンキョウ スチャ
まほ「どうしたんだ?草むらに隠れて」ガサガサ
典子「・・・あそこに見慣れぬ生徒がいます。どう思います?まほさん」ソウガンキョウ スッ
まほ「どれ・・・」ソウガンキョウ スチャ
ミカ「風よ〜吹けよ〜嵐〜♪」ポロロン
まほ「・・・」
28 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/01/05(木) 23:04:35.12 ID:3qB2Jf7B0
こいつどこでもいやがんなぁ
29 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/01/05(木) 23:13:55.88 ID:cBKOt5W/O
そりゃあ、ミカはんは流浪の盗賊ですからね。
30 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/01/05(木) 23:20:07.69 ID:Yq596LyIo
そいつは駆逐していい(確信)
31 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/01/06(金) 05:19:24.15 ID:6Doaaa3f0
飼育小屋が…危ない
32 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/01/06(金) 09:59:06.26 ID:4x+fxRXK0
とりあえずバレーボールで狙撃しよう
33 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/01/06(金) 13:15:58.22 ID:IkSzFNd4O
なにやってんだミカ…
34 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/01/06(金) 13:35:15.65 ID:uHCXaeWRo
こんなの泥棒じゃないわ、まぽりんのストーカーよ!
35 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/01/06(金) 13:50:37.73 ID:Yb9AqNzW0
>>34
だったら轢けばいいだろ!
36 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/01/06(金) 19:27:15.71 ID:L13Lzpxu0
サイコマンの台詞じゃねーかww
37 :
◆t8EBwAYVrY
[saga]:2017/01/07(土) 22:24:33.17 ID:W+Nu0Cmf0
典子「うーむ、動きがないなー」ジー
妙子「どこかで見た顔ではあるし、大洗の制服を着てるところからして、やっぱりここの生徒なんじゃないですかね?校舎内で知らない内に出会ってたとか」
ミカ「中川に浮かぶ夕陽をめがけてー♪」ポロロン
忍「琵琶を弾きながら歌を歌ってますね・・・スパイならあんなにリラックスはできないでしょう」
あけび「あっ!なにか取り出しましたよ!」
ミカ「小石を蹴ったらー、靴まで飛んでー♪」パリパリ・・・
あけび「レタスです!裸のレタスをマヨネーズも何も無しにパリパリ食べてますよ!」
典子「うーむ、健康的だ」
まほ「・・・」
桂利奈「あれー?うさぎの餌入れた袋どこやっちゃったかなー?」キョロキョロ
あゆみ「どっかに置き忘れてたんじゃない?」
38 :
◆t8EBwAYVrY
[saga]:2017/01/07(土) 23:32:58.26 ID:W+Nu0Cmf0
典子「この晴れた空の下で緑黄色野菜を食べるような人がスパイな訳がないッ!よしッ!あの人の疑惑は晴れたッ!次いくぞ次イィー!」
まほ「待った。私に任せてくれ。だれか、何か食べ物を持っていないか?」
あけび「カロリーメイトのチーズ味なら」スッ
まほ「後で買って返すから貸してくれ。これを少しずつちぎって・・・」モスッ
まほ「先ほどのバレーで身につけたコントロール術で」ポーイ
ポテンッ
ミカ「おや?」
カロリーメイト<・・・
ミカ「こんな所に食べ物が落ちてるなんて、人生には不思議な出来事があるんだね」スッ ヒョイ
妙子「あ、拾った」
まほ「第二射」ポーイ
ポテンッ
ミカ「おやおや?」
ミカ「また落ちているなんて、今日は星座占いを聞き逃していたけど一位だったようだね」スッ ヒョイ
まほ「こうして少しずつこちらの近くに誘導して・・・」ポーイ ポーイ ポーイ
ミカ「おやおや♪どうやらドジな食いしんぼうさんがいたようだね」ヒョイヒョイヒョイ
まほ「確保」
典子&妙子&忍&あけび『確保ォォォ!』ガバッ
ミカ「しまった」
39 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/01/07(土) 23:42:51.69 ID:j2puhu2mO
最早ルンペンとさえ言えないぐらいダメ過ぎる…
40 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/01/08(日) 01:14:03.17 ID:hgq51FVpo
ミカ・ダメヤネン
41 :
◆t8EBwAYVrY
[saga]:2017/01/10(火) 19:20:54.26 ID:YSwfCUga0
まほ「こんなところで何をしている」
ミカ「旅に出るのに理由がなくてもいいんじゃないかな」ポロン♪
典子「知り合いですか?」
まほ「継続高校の隊長だ。覚えてないか?」
あけび「ああっ!そういえば大学選抜戦の時に来てくれたお助けマンの一人!」
忍「そのセツはありがとうございました!」ペコ
典子「しつれいしましたぁーッ!釈放ォーッ!」シュルシュル
ミカ「くるしゅうないよ」
妙子「どうして大洗に来られたんですか?言ってくれれば歓迎したのに〜」
ミカ「いやぁ、プラウダに行った帰りに私達が乗った船がエンストしてね。風に吹かれて流れ着いたのさ」
まほ「わたし、たち?」
ミカ「おや、口がすべっちゃった」
ミッコ「お〜〜〜いミカァ〜〜〜!いっぱい持ってきたぞぉ〜〜〜!」ブンブン
アキ「食べ物たーっくさん手に入ったからしばらくは安泰だからね!」
あけび「あ、あの二人もたしか継続の」
アキ「あれ?大洗の人と一緒じゃない。私達が大洗にいることがバレたら面倒だから身分を隠して隠密行動しようって言ったのはミカなのに」
ミッコ「プラウダから色々かっぱらった後だからウチに戻るまで身バレしないようにしてたのに、もういいの?」
ミカ「二人とも、しーっ」イッチャダメ
まほ「聞かせてもらったぞ」
42 :
◆t8EBwAYVrY
[saga]:2017/01/10(火) 20:23:18.64 ID:YSwfCUga0
ミカ「だが待ってほしい」
まほ「言い訳は法廷で聞く」
ミカ「アキ、ミッコ、二人からもなんとか言っておくれ」
アキ「私達、ヒマな時にプラウダに行って戦車の備品とか食糧とかを少し分けてもらってるんですよ。ミカが言うには、プラウダの責任者とは話がついてるから何も言わずに持ってっていいって」
ミッコ「今日もプラウダから戦車パーツとか色々もらってきたんだー」
まほ「話がついてるならプラウダに聞いてみるとしよう」
ミカ「ちょっと待ってくれないか」
まほ「プラウダと同じように大洗からも何か盗むつもりじゃないだろうな」
ミカ「言いがかりはやめてくれないか。私達は泥棒なんかじゃない。私達が無断で物を持って行くのはプラウダからだけだ。決してプラウダ以外から盗んだりはしない。それが私達の誇りだ」
ミカ「腐っても鯛でいたいんだよ、私達は」キリッ
まほ「そんな堂々と言われても・・・」
43 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/01/11(水) 01:13:35.12 ID:t3DPRnhH0
ミカのイメージが鼠小僧になってゆく
44 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/01/11(水) 09:12:59.90 ID:fwsHAREI0
乙
いったいプラウダとはなにがあった・・・
45 :
◆t8EBwAYVrY
[saga]:2017/01/11(水) 22:48:28.78 ID://UX6FoO0
アキ「・・・ちょっと待ってよミカ。盗むってなに?プラウダは無償で物資を援助してくれてるんだよね?だから私達、遠慮なくかっぱらったんだよ?」
ミッコ「でもそのことがバレたらマズイからコッソリヒッソリやって、身バレしないようにしてるって言ってたけど、その理由はまだ教えてもらってないな〜」
典子「どういうことですかミカさんッ!まさか二人を騙してドロボウのカタボウをカツガセてたんですかッ!」
忍「ちゃんとした説明を要求します!」
まほ「答え次第では裁判も辞さない」
ミカ「ま、待っておくれ。誤解だよ。継続高校とプラウダは前々から仲が悪くて溝があったんだけど、友好的関係を築こうとなってね。その証としてプラウダは物資の援助を申し出てくれたんだよ」
ミカ「でも文科省にそのことがバレればまずい。他校から援助してもらわないとやってけないような学校は廃校にされてしまうんだよ。文科省役人のメガネの人にバレたら継続は廃校なんだ」
ミカ「でもプラウダのご厚意を断るとせっかく友好的関係を築こうという話は水の泡。だから誰にもバレないようにコッソリと物資をもらっていってるんだよ。プラウダは了承してくれてるよ」
ミッコ(よくもまあこれだけウソをまくしたてられるなあ)
アキ「もーミカ!またそうやってごまかして!ホントは――」
典子「そうだったんですかァ!まさか継続さんがそこまで危機的状況に陥っていたなんてッ!しかもまたあのメガネが悪いなんてッ!」
あけび「プラウダと継続の友情を疑ってしまうなんて・・・すみませんでした!」
まほ「ちょっと泣いた」
ミカ「フッ・・・」ポロン♪
ミッコ「いや、得意げな顔してるけど騙されるほうがおかしいんだからな」
46 :
◆t8EBwAYVrY
[saga]:2017/01/11(水) 23:04:33.17 ID://UX6FoO0
典子「よぉし!こうなったら私達であのメガネの役人さんの所に直談判に行こう!」
ミカ「おや?」
妙子「そうですね!プラウダと継続がせっかく仲良くなろうとしているのを邪魔するなんて・・・黙ってられませんね!」
まほ「名案だ」
ミカ「い、いや・・・ちょっと待ってくれないか。そんなことしたら君達にまで迷惑がかかるよ」
忍「構いません!継続さんは大洗を助けてくれたんですから、今度は私達の番です!」
ミカ「で、でも・・・」
あけび「救うために傷つくのが友情だから!」
ミカ「う・・・」
ミッコ「あらら、どーするのミカ」
ミカ「・・・」
典子「やるぞー!努力と根性で継続さんを守るんだー!」 あけび「正義の鉄槌を!」 忍「友情のために!」 妙子「こんじょだこんじょ!」 まほ「ちょっとティーガー持ってくる」
アキ「ミカ」
ミカ「・・・ごめんなさい。うそをつきました」ポリョン・・・
47 :
◆t8EBwAYVrY
[saga]:2017/01/11(水) 23:20:39.45 ID://UX6FoO0
典子「ミカさん、ウソをつくのはよくないです」
ミカ「うん・・・」
典子「本当は悪い人じゃないのに嘘をついてしまうのは、一時の気の迷いだと思います」
ミカ「うん・・・」
典子「というわけでッ!そんな迷いをふっ切るために、健康的に身体を動かしましょうッ!バレーでッ!」
ミカ「どうしてこうなったんだろう」
アキ「もーミカのせいで私達まで巻き込まれちゃってるし!」
忍「いきますよー、そーれっ」ポーン
ミカ「ふぎゃ」ボン
ミッコ「あっははー!ミカったら脳天にボールくらってるー!」ケタケタ
あけび「目をつむらずにボールをちゃんと見ないとダメですよー」
ミカ「だっておっかないんだよ」
あけび「ボールはともだち!こわくないですよ!
典子「第二弾いくぞーっ!そーれっ!」ポーン
アキ「わ、こっちきた!あ、あわわ・・・」アタフタ
アキ「ちぇい!」バン
ミカ「べ」ベン
ミッコ「ハハハハハ!アキがアタックかましたボールが横に飛んでミカにー!」ケタケタケター
ミカ「トホホ・・・もうウソはこりごりだよ」ポロロン♪
まほ「・・・」
48 :
◆t8EBwAYVrY
[saga]:2017/01/11(水) 23:40:35.41 ID://UX6FoO0
桂利奈「紗希ちゃんがウサギの餌もってたんだー。あれ?なんか減ってるね。誰かにあげたの?」
丸山「・・・」コクリ
あゆみ「あ、あれ見て。バレー部だよー」
宇津木「またバレーやってる〜」
あや「なんか継続の人が混じってるけど」
澤「!・・・その様子を冷めた目で見つめてるあの人は・・・西住隊長のお姉さんだ!」
澤「に、西住隊長のお姉さん!」タタタ
まほ「む、君達はうさぎさんチームの・・・」
あや「なにしてるんですかー?」
まほ「継続高校のメンツがバレー部にしごかれているのを眺めている。どうやら当分終わりそうにない」
澤「あ、あの、私達これからウサギに餌やりに行くんですけど、よかったらどうですか?」
桂利奈「ウサギかわいいですよ〜」
まほ「ああ、そうするよ。アヒルさんチームの次はウサギさんチームに混ざるとしよう」
桂利奈「わーい!」
澤「よしっ」グッ
丸山「・・・」
49 :
◆t8EBwAYVrY
[saga]:2017/01/12(木) 00:12:00.68 ID:BaTsUU1G0
あゆみ「ついたよー」
まほ「わ・・・ウサギがいっぱい」
ウサギ「(・×・)))」 ウサギ「(((・×・)」 ウサギ「(((・×・)))」ブブブ・・・
宇津木「かわいいですよねぇ〜」ニヘラー
あゆみ「えさだよー」スッ
ウサギ「(・×・)))」ガジガジガジ・・・
宇津木「かんわいぃ〜」ニヘェー
あや「お姉さんもやってみます?はい、ニンジン」
まほ「ああ、ありがとう」ソッ
ウサギ「(`・×・´)))」ガジガジガジ・・・
まほ「わ・・・食べてる。ニンジンが小刻みに振動しているぞ」
澤「なんか面白いですよねウサギに餌やるの」
桂利奈「ロジャーは食いしんぼうですからたくさんやってくださいね」
まほ「ロジャー?この子の名前か」
桂利奈「はい。こっちのがバッグスで、あっちのがジャビット、そっちのがイナバ、その子が関根」
まほ「ああ・・・ラビット」
50 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/01/12(木) 00:28:37.64 ID:ZBQBvZF1O
下手に反応すると世代がバレる位にネタが古い…
51 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/01/12(木) 05:42:49.57 ID:AHNJWBsfo
何故、澤、宇津木、丸山は苗字なんだ…
52 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/01/12(木) 09:27:04.69 ID:EFBJFWwrO
他作品のキャラと名前が被るからではないか、配慮だろう
53 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/01/12(木) 10:21:20.54 ID:45YrfILt0
そんなに古くないと思ってたんだが…
54 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/01/12(木) 18:37:45.23 ID:JYgVgicco
関根勤がラビット関根だったのは82年まで
34〜5年前だな!きみも立派なガルパンおじさんだ!
55 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/01/12(木) 18:59:39.94 ID:rnC9TD7Ko
古すぎィ‼‼
ゆとりさんそんなん知らんで
56 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/01/12(木) 22:36:23.46 ID:6w1a+GBTo
平成っ子のおじさんにはわからないわ
57 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/01/13(金) 00:13:01.21 ID:46fFq1Loo
ごれじゃー かな?
58 :
◆t8EBwAYVrY
[saga]:2017/01/13(金) 19:57:31.39 ID:qIPp0F6i0
イメージを壊すようですみませんが平成ッ子でもジャビット関根は知ってるんじゃ・・・お笑い好きなんじゃ・・・
59 :
◆t8EBwAYVrY
[saga]:2017/01/13(金) 20:26:41.30 ID:qIPp0F6i0
まほ「うさぎは飼ったことがないが、かわいいな。いつまででも抱えていられる。お母様に言って飼わせてもらおうかな」
澤「ふふ・・・」
まほ「?・・・なんだ?」
澤「あ、いえ!す、すみません・・・西住隊長のお姉さんも、笑顔になるんだなって思って・・・」
まほ「フ・・・人をロボットのように言うんじゃない。私だってうれしいことや楽しいことがあれば笑うさ」
あゆみ「西住流を継ぐ黒森峰の鬼隊長だって聞いてけど、思ったよりいい人ですよねお姉さんって」
澤「ちょ、ちょっとあゆみ!」
まほ「ハハハ、かまわない。ただでさえマスコミには感情の無い機械のように取り扱われていたんだ。人間らしく感じてくれるだけでうれしいよ」
あゆみ「ですよねー☆」アハハ
桂利奈「ほ〜ら関根〜、たくさんおたべ〜」ガジガジ
あや「見てくださいまほさん。うさぎの赤ちゃんですよー」フワフワ
まほ「わ・・・小さくてかわいいな。触ってもいいのか?」
あや「どうぞー。マリを可愛がってやってください」
まほ「割と普通の名前だな」
あや「この子のパパは関根なんです」
宇津木「それでぇ〜、こっちの子がママですよぉ〜。ね〜小堺〜」ン〜?
まほ「君達一体いくつなんだ」
60 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/01/13(金) 21:36:59.89 ID:2l3lo8bgo
元年生まれですが知りません
61 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/01/14(土) 00:24:13.02 ID:9doHMAsS0
わかってしまった・・・わかってしまったんだ・・・!
62 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/01/14(土) 00:38:35.47 ID:unbBRJ9Xo
関根と小堺の子供なら
マリちゃんは、黒っぽい灰色なのかな?
63 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/01/14(土) 08:00:25.47 ID:fiuZeTeNo
乙
64 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/01/14(土) 18:09:19.60 ID:ff9L7rrRO
国際結婚しそうな赤ちゃんやな
65 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/01/15(日) 05:06:53.65 ID:SVJ0dv8G0
>>まほ「フ・・・人をロボットのように言うんじゃない。私だってうれしいことや楽しいことがあれば笑うさ」
まぽりん四代目武装戦線だったん?
66 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/01/15(日) 05:13:09.58 ID:AIM6A/Lpo
まあ確かに3〜40年前の曲を知ってる小学生とか珍しくもないし、ラビット関根知ってる=おっさんとはならないな
ただしそれは「昔の曲」として知ってる、ということだ
要するに
>>53
きみはアウトだ
67 :
◆t8EBwAYVrY
[saga]:2017/01/17(火) 20:49:35.07 ID:g/4/+rui0
>>51
特に他意はないけれど、単純に自分にとって字面だけでキャラを把握しやすい呼び名で書いてます。
>>52
で言われてるように梓とかだと他のキャラのイメージが強いので個人的に
>>65
さすがに気付く人いるとは思わなかった
68 :
◆t8EBwAYVrY
[saga]:2017/01/17(火) 21:02:23.74 ID:g/4/+rui0
宇津木「西住隊長のお姉ちゃんさんって〜、カレシとかいるんですかぁ〜?」
あや「戦車道やってたらモテるって言うし、お姉ちゃんさんくらい有名人なら彼氏の一人や二人くらいいますよね!」
あゆみ「私達もお姉ちゃんさんくらい有名になったら男の子から言い寄られたりするのかな〜」
澤「ちょ、ちょっとみんな・・・!」
まほ「期待を裏切るようで悪いが、男子とそういう類の案件は無いな。女子から手紙をもらったりはするが」
あや「えーっ、女の子同士なのに」
宇津木「でもわかるぅ〜。お姉ちゃんさんってカッコイイもんね〜」
澤「うんうん」コクコク
あゆみ「西住隊長も普段はゆったりしてるけど、戦車道の時はビシっとしててかっこいいよね。お姉ちゃんさんと似てないようで似てるというか」
桂利奈「でもなんで男子からはモテないのかな〜。私が男子だったら間違いなくお姉ちゃんさんに告白するのにな〜」
澤「うんうん」コクコク
あや「あ、私聞いたことあるよ。西住まほに近づく男はみーんな痛い目に遭うって。前、ファンの男性が西住まほさんに思いの丈をぶつけようとしてたら、記憶が無いボロボロの状態で見つかったって」
まほ「えっ」
あや「本人はなにがあったのか何も覚えてないんだけど、うわごとで『ワニが襲ってくる〜』って何度もうなされていたんだって」
宇津木「こわ〜い」
あゆみ「おっかなーい」
69 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/01/17(火) 21:26:20.58 ID:qlP07Zc60
逸見…
70 :
◆t8EBwAYVrY
[saga]:2017/01/17(火) 21:27:42.55 ID:g/4/+rui0
桂利奈「お姉ちゃんさんっていつでもビシーっとしてるから男子は近づきづらいんじゃないの?」
宇津木「私もそう思ってたけど、こうやって一緒にいると全然そんなことないよねぇ〜」
澤「うんうん、隊長もいいけどお姉さんもすごくいいよね」
あゆみ「私も西住流に入ったらビシっとかっこよくなるかなー」
あや「その前にウェストをビシっとしなきゃねー」
あゆみ「ひどーい!」
まほ「フフ・・・」
あゆみ「んー!お姉ちゃんさんまで笑うなんてー!」
まほ「いや、すまん。そうじゃない。なんだか・・・女子高生らしい会話だと思ってな。戦車道漬けの私からすれば未知の世界で・・・少しだけ憧れていたんだ。普通の女の子というものに」
桂利奈「それじゃー放課後にカラオケでもいきましょーよー!それからアイス食べたりクレープ食べたり!」
澤「!・・・それは名案!」
あや「いいねー!お姉ちゃんさんに女子高生らしさを堪能してもらおー!」
宇津木「おぉ〜♪」
まほ「それは楽しみだ」フフフ
あゆみ「あぁーっ!」
あや「どしたのあゆみ。クレープ食べたらまた太るーって泣き叫んでるの?」
あゆみ「うさぎが逃げてる!!!」
関根「(・×・)=」ピャー
あや「アラホントー!」
71 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/01/17(火) 22:13:11.45 ID:s83xkbWe0
ワニー
72 :
◆t8EBwAYVrY
[saga]:2017/01/18(水) 00:13:39.24 ID:6Rf7LWJm0
澤「どうしよう!また逃げ出しちゃった!」
まほ「また?」
あや「桂利奈ちゃん!走ってとっつかまえてー!」
桂利奈「あいー!」ダッ!
関根「(`・×・´)===」ダット!
あゆみ「脱兎の如し!」
桂利奈「あいあいー!」ダーッ
宇津木「うさぎを普通に捕まえようとしても時間かかるだけだよ〜」
桂利奈「はぁはぁ・・・くっ!なんてスピードなんだっ!・・・速さが足りない!」グギギ
あや「またアニメのマネかな?」
まほ「落ち着いて知恵を絞るんだ。戦車道でも同じこと。無闇に相手を追いかけるだけでなく、相手をこちらにとって優位な位置におびき寄せることが大事だ」
澤「なるほど!さっすがお姉さん!」
あや「じゃあニンジンを誘導するように置いてー」ポテポテ
あや「ここにカゴを設置して、うさぎをとっ捕まえよう!」
桂利奈「おおーっ!古いアニメによくあるワナだー!」
澤「しっ、静かに。さっそくニンジンに釣られてきたよ」
西「おおっ、こんなにたくさん人参が落ちているじゃないか。農家の人の荷車から落ちたのだろうか。貴重な農作物を・・・」ヒョイヒョイ
まほ「・・・」
73 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/01/18(水) 01:28:52.95 ID:kiv0UhKFO
最早大洗女子学園が変人ホイホイと化しておる…
74 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/01/18(水) 02:07:48.21 ID:cQLOxA1tO
>>69
逸見の仕業に見せかけた妹の仕業かもしれない…
75 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/01/18(水) 09:56:08.87 ID:k5LMdD1+0
妹の仕業に違いないワニ!
76 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/01/18(水) 10:22:47.99 ID:HjJJayfPo
尻尾でてんぞ催眠アリゲータハンバーグ
77 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/01/18(水) 10:56:41.22 ID:ddjHvew6o
速報に常駐してる逸見ほんとすき
78 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/01/18(水) 17:04:48.97 ID:0mkyIlqL0
ギュスターブ逸見
79 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/01/18(水) 21:20:19.87 ID:XufPdB330
西隊長!それはカンテレさんの領分であります!
80 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/01/18(水) 22:38:48.57 ID:3T3z+P5XO
船なのに みんな気軽に登場しすぎ!(西さん大好き‼ )
81 :
◆t8EBwAYVrY
[saga]:2017/01/19(木) 22:05:29.18 ID:L3Lkm5w80
まほ「なにをしているんだ絹代」
西「おおっ!これはこれはまほさん!このような場で出くわすとは奇遇ですね!ご覧ください!こんなにたくさん農作物が・・・」
まほ「脱走した兎をおびき寄せるために設置した人参トラップだったんだが・・・」
西「なんと!そうだったのでありますか!拾い集めて落とした農家さんを探そうと思っていたのですが、いらぬお世話でしたか!」アッハハハ
あや「なにこの人めちゃくちゃいい人・・・」
西「おおっ、そちらは大洗兎部隊の皆さんではありませんか!こんな所で一体何をしておいでですかな?」
あゆみ「いやここがホームタウン〜」
澤「西さんは大洗でなにをなさってるんですか?」
西「実のところ、我ら知波単学園戦車部隊一同で大洗女子学園に来艦し、観光させてもらっているのです」
まほ「えっ」
\ドドドドドドドド!/
玉田「そっちに行ったぞ!逃がすなぁ!」ドヤドヤ
関根「===(`・×・)」ピャー
「追え追えー!突撃ー!」 「ちょこざいな!我々から逃げおおせると思うなー!」 「とらいでか!」
「知波単学園の名にかけて捕らえてみせる!」 「おん!おん!」 「兎追いしかの山ー!」
「鍋にして食らうてやろうかー!」 「はじめちょろちょろなかぱっぱ!」 「いっしょういっしょにいてくれや!」
\ドドドドドドドド!/
あゆみ「知波単の人達が総出でうさぎ追っかけてる」
まほ「・・・」
82 :
◆t8EBwAYVrY
[saga]:2017/01/19(木) 22:17:11.34 ID:L3Lkm5w80
玉田「ご覧ください西殿!脱兎を捕縛しました!」ビシッ
関根「(((`×´)))」ジタバタジタバタ
西「おおっ!でかしたぞ皆!」
福田「あっ!むほ殿がいらっしゃいます!こんにちはであります!」
\こんにちはであります!/ビシッ
まほ「こんにちは」ビシッ
桂利奈「むほ?」 あゆみ「名前間違えてるのかな?」 あや「スマホで調べてみたけどヘンなのしかヒットしない」
玉田「ほれ、兎を返そう」スッ
澤「あ、ありがとうございます。すみません」
玉田「構わん。兎もたまにはいい運動になったろう。また脱走した時は私達が捕まえてやるからな」
澤「は、はい!」
宇津木「梓、先輩キャラによわ〜い」
あゆみ「ああっ!?ちょっとみんな!兎小屋が・・・」
兎小屋<カラッピッピ!
ウサギ「(・×・)=」ピャー うさぎ「(((`・×・)」ピャー 小堺「(・×・)===」ピュー
あゆみ「うさぎが逃げまくってる!」
西「これは一大事!総員、突撃ー!」
\おおーーー!!!/
あや「私達も負けてられないよ!」
桂利奈「あいー!」
ドタバタ \ニガスナー!/ \ソッチニイッタゾー!/ \ブッツカマエロー!/ \オン!オン!/ \マッテェ〜/ \アイアイー!/ ドタバタ
83 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/01/19(木) 22:40:01.36 ID:otAg0Ywm0
チハタンズの安定感
84 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/01/20(金) 06:41:15.82 ID:N/MCLIm70
あいかわらず玉田さんの頼れる先輩感よ
85 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/01/22(日) 11:00:44.64 ID:tFwCuJCc0
コサキンリスナーなんてまだ生存してるのか
86 :
◆t8EBwAYVrY
[saga]:2017/01/26(木) 17:15:19.05 ID:GwaNSnn20
西「よーし!脱兎を捕縛したなー!では全て捕らえたか確認をする!せいれーつ!」
知波単ズ \ザッ!/
西「やすめー!」
知波単ズ \ダラ〜/
西「きをーつけ!」
知波単ズ \ザッ!/
西「番号ー!」
\\\いぃちっ!///
西「一緒にいうんじゃない。一緒に言うんじゃないよ。それぞれ別の番号じゃないと数えられないからな。では番号ー!」
\\\いさなうんぉぃーん!///
西「一緒に言うんじゃない。ごっちゃになってわかんないから。一人ずつだぞ一人ずつ。順番だ順番。やりなおしな。番号ー!」
玉田「いぃち!」
池田「にぃ!」
福田「さん!はい!」
\\\エンヤ〜コ〜ラヤット〜♪ドッコイジャンジャンコ〜ラヤ♪///スッテレテッテンテレッテレッテ♪
澤「・・・あの〜、ウサギを捕まえてくれたのはありがたいんですけど、このコントいつ終わるんですかね?」
まほ「すまん、知波単は色々と昭和イズム全開でな・・・今止めさせる。絹代、絹代」
西「はぁ〜♪ドリフ見〜たさぁ〜に〜♪」スッテレテッテ♪
まほ「絹代」
西「はい?如何いたしましたか?」
まほ「そんな何か問題があるのかと言いたげな顔でキョトンとされるとは予想外だ」
87 :
◆t8EBwAYVrY
[saga]:2017/01/26(木) 19:27:03.56 ID:GwaNSnn20
まほ「知波単の皆さん、兎を抱えたまま動かないで。数えるので」
あゆみ「ひーふーみー・・・」エート
細見「・・・」ウズウズ 浜田「・・・」ウズウズ 寺本「・・・」ウズウズ
宇津木「常に動いていないと落ち着かないのかなぁ〜」
あゆみ「あれ?一匹多い・・・11匹いる!」
あや「ちょっ、怖いこと言わないでよ」
まほ「・・・」ギュ
桂利奈「?・・・お姉ちゃんさんどうして私の裾掴むんですか?」
澤「あ、待って皆。福田さんが抱えてるそのウサギ・・・赤ちゃんだよ。きっと今日生まれたばっかりなんだよ。だから一匹多いんだ」
西「なんと!それはめでたい!今日はお赤飯だな!」
玉田「でかしたぞ福田ァ!福田よくやった福田ァ!」
\流石知波単女子!/ \快挙であります!大戦果であります!/ \鼻毛の枝毛!/
\かんわいぃ〜/ \おん!おん!/ \駅前留学ぅ!/
\ひよこのひよこっこはひよこのこ♪/ \うどんは日清!/ \アイアイー!/
福田「はっ!きょーしゅくでございまする!」ビシッ
まほ「いや、取り上げた訳じゃないだろう」
88 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/01/26(木) 21:24:41.88 ID:m9q0BtPxo
さらっと混ざるクレープス
89 :
◆t8EBwAYVrY
[saga]:2017/01/26(木) 21:47:53.75 ID:GwaNSnn20
\トンテンカン!/
西「ふー!よし!兎小屋の補強は完了だ!とたんやべにや板で固めたのだから、これなら易々と脱走できまい!」
玉田「我ら知波単の突貫工事力を見よ!」
宇津木「ああ、とっかん好きですもんねぇ〜」
澤「ありがとうございます。ウサギを捕まえてもらって、小屋まで直してもらって・・・なにかお礼をしないといけませんね」
玉田「気にすることはない。見返りを求めてやったわけではないからな。年下が困っているのだから、年上として手を貸して当然だ!」
澤「トゥンク」
あや「あの〜・・・どうしてそこまで助けてくれるんですか?今日のもそうだけど、大学選抜の時だって助立ちに来てくれたり・・・そっちに得なことなんてひとつもないのに」
西「なにを言うのですか。我々知波単学園と大洗女子学園は先のエキシビションマッチで戦線を共にした盟友。故に大洗が危地に立たされた時に駆けつけるのは道理でしょう」
あや「・・・そういうものなんですか?」
西「我々は大洗の皆さんを義兄弟だと思っています。もし大洗に敵が迫り、窮地にあるというのであれば、たとえ世界の果てにいようとも、我々は必ず駆けつけます」
西「たとえ敵が一千万の軍勢であろうと、億千万の軍勢だろうと、我が知波単学園は誰一人臆することなく大洗の盟友達と肩を並べて戦う覚悟であります!そうだな皆ー!」
\\\おおおーーー!!!///
まほ「・・・」フッ・・・
澤「トゥトゥンク」
90 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/01/26(木) 22:01:34.82 ID:DuuSAzH6o
澤はドリブルがうまい
91 :
◆t8EBwAYVrY
[saga]:2017/01/26(木) 23:43:45.82 ID:GwaNSnn20
細見「西隊長、この者達は大洗の一年生故、敬語で話す必要はありませんよ」
西「あややっ、そうだったな。ついいつもの癖で」ハハハ
あや「やっぱりめっちゃ良い人」
西「まあ何はともあれ、我々はいつでも大洗の味方だということです・・・味方でありま・・・味方だからな!」フンス
玉田「学び舎は違えど、困ったことがあれば直ぐに電報してくれ。韋駄天の如く駆けつけるからな」ポン
澤「トゥトゥトゥーンク」
宇津木「梓、ほんと先輩キャラによわ〜い」
まほ(知波単学園の者達の気構え、強い意志や勇気はうさぎチームにとっていい見本になるな・・・)フ・・・
紗希「・・・」ポテポテ
あや「あ、紗希ちゃん。今までどこに・・・って、その抱えてるの・・・うさぎの赤ちゃん!?」
あゆみ「それも三匹も!」
西「ややや!ケッタイな!先ほど捕まえた筈なのに」
紗希「兎は・・・いっぱいうむ」
ウサギ「=(`・×・)」ピャー うさぎ「(・×・)))」トテテー 兎「(・×・´)=」ピュー
細見「なんと!我々が捕らえたので全てではなかったのか!まだあんなにもたくさん!これは学園艦中に散開しているやも・・・」
西「ようしこうなれば初志貫徹だ!全ての脱兎を捕らえるぞ!やるならやらねば!皆、つづけー!」
\応!/ \おぉー!/ \おん!/
澤「私達もいくよー!」
\おおー!/ \アイアイー!/ \ぶっ捕まえてやるー!/
まほ「・・・うさぎチームの将来が心配になってきた」
92 :
◆t8EBwAYVrY
[saga]:2017/01/26(木) 23:46:14.67 ID:GwaNSnn20
今回はここまでで。これまでのシリーズでは100レス越えたら話をたたみにかかるのを目安にしてたけど今回はめちゃんこ長くなりそうですごめんなさい
93 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/01/27(金) 05:03:51.39 ID:ijDY6ypJ0
乙
好きなだけ長く書いてくれていいんだぜ
94 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/01/27(金) 08:17:07.19 ID:ZzbrHQkCO
乙
面白いSSは長くても面白いです。2スレ位跨いでも良かですたい。
95 :
◆t8EBwAYVrY
[saga]:2017/01/27(金) 22:11:25.55 ID:ryaxLAVA0
車<ブロロ〜 キキィーッ
ナカジマ「あれっ?西住お姉さ〜ん、何してるんです〜?」オーイ
まほ「あっ、自動車部。車を運転してるのか・・・」
ツチヤ「校長のフェラーリとレースしてきた帰りなんスよー。もちろん勝ちましたよ」ニッコォ〜
スズキ「そーいえば各チームを周ってるんでしたよね。どうせだしこのままウチ来ます?」
まほ「そうだな・・・ウサギチームは兎を追ってどこかへ行ってしまったし」
スズキ「ウサギチームじゃないですよ。ウサギさんチームですよ」
まほ「細かいな」
スズキ「そのほうがかわいいでしょ」フフーン
ホシノ「まっ、そういうことなら乗ってきなよ。これから自動車部の部室に帰るからさ」
まほ「えっ、でも5人も乗れるのか?」
ホシノ「ふっふっふ、ポチっとな」ボタン ポチッ
ウィーーーン・・・ ガコン
ホシノ「サイドカーだっ」バーン
まほ「わ・・・すごい」
ナカジマ「車にサイドカーってカッコイイでしょ。違法改造なんですよコレ」
まほ「えっ」
96 :
◆t8EBwAYVrY
[saga]:2017/01/27(金) 22:40:08.60 ID:ryaxLAVA0
車<ブロロォ〜 キキィーッ
スズキ「着きましたよ」
まほ「部室と言っていたが、普通の車庫なんだな」
ホシノ「ふっふっふ、舐めてもらっちゃ困るよ。ここはただの車庫じゃないんだ」
スズキ「車庫に停めてある車のボンネットを開くと・・・」ガパ
まほ「わ・・・すごい。地下に続く階段が」
ツチヤ「この下に大洗自動車部秘密基地があるんですよ」ニッカァ〜
ホシノ「地上の車庫はカモフラージュなのさ!地下に通ずるのはこのボンネットだけじゃない!ポチっとな」ボタン ポチッ
ウィーン・・・ ゴンゴンゴン・・・
まほ「わ・・・すごい。車庫の床が開いてエレベーターのように下へ・・・」
ホシノ「車に乗ったまま地下へ行くことも可能なのさ!サンダーバードみたいに!」
スズキ「私達は基本的に地下で車のレストアとかカスタマイズをしてるんですよ」フフーン
まほ「しかし何故わざわざ地下に秘密基地を作ったんだ」
ホシノ「それは・・・カッコイイからだ!」バーン
まほ「なるほど」
97 :
◆t8EBwAYVrY
[saga]:2017/01/28(土) 00:11:53.32 ID:2n+Cofyb0
まほ「しかし・・・たくさん車があるな」キョロキョロ
スズキ「いいでしょ〜。そっちからカマロ、メルセデス、ベントレー、サンビーム、映画で使われたののレプリカのグラン・トリノ、ハイテク武装ブラック・ビューティー。なんと透明になります」
黒美<スゥー・・・
まほ「消えた。すごい」
スズキ「さらに車輪からノコギリカッターが出ます」ポチ
黒美<パカッ ウィーン ギュルルル
まほ「すごい。ベン・ハーみたいだ」
スズキ「他にもカリオストロの城のスーパーチャージャー搭載フィアットやバットマンの4作目のバットモービルもありますよ。さらにさらにV8エンジンのインターセプター、ゼロゼロマシーン・・・」
まほ「前から噂になっているが大洗自動車部って色々とおかしくないか」
98 :
◆t8EBwAYVrY
[saga]:2017/01/28(土) 00:22:11.94 ID:2n+Cofyb0
ごめん俺車詳しくないから知ってる車書いてるだけなんでむちゃくちゃかもしれん
99 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/01/28(土) 07:31:18.26 ID:Bxw62ZESO
カッコイイならしかたない
100 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/01/29(日) 12:33:53.31 ID:FSBWcZx8O
クルマが入り口ってW3の秘密基地かよww
ビルドタイガーとマッドマックスは分かった
101 :
◆t8EBwAYVrY
[saga]:2017/01/29(日) 22:27:34.17 ID:H2/CRD0T0
ナカジマ「まあ趣味ですからね〜」
まほ「答えになってない」
ツチヤ「西住さんはカスタマイズしたりしないんですか?車」
まほ「戦車ならまだしも車は持っていない」
ホシノ「へー、意外。名家のお嬢様なんだからベンツとか持ってるんだと思ってたよ」
まほ「そもそも自動車免許を持ってないからな」
ナカジマ&スズキ&ホシノ&ツチヤ『めんきょ?』
まほ「えっ」
ナカジマ&スズキ&ホシノ&ツチヤ『え?』
まほ「・・・まさか、君達自動車免許は・・・」
ナカジマ&スズキ&ホシノ&ツチヤ『・・・』
まほ「・・・」
スズキ「・・・が、学園艦は私有地だから・・・」セフセフ
まほ「いやいやいや」
102 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/01/29(日) 22:35:28.38 ID:5RtEJz6I0
大洗絶対廃校させるマン「ほう・・・」
103 :
◆t8EBwAYVrY
[saga]:2017/01/29(日) 22:39:31.66 ID:H2/CRD0T0
ホシノ「で、でも自転車だって免許無しで乗っていいじゃないか!法律上は車両扱いなのに!」
まほ「言い訳にもならないぞ」
ナカジマ「ど、どうしよう・・・免許無かったら自動車運転できないのかな・・・」アセアセ
スズキ「運転できないならどうやって運転すればいいの?」アセアセ
ツチヤ「自動車部解散かぁ・・・」ガクガク
まほ「私にいい考えがある」
ホシノ「!偽造!」
まほ「違う。勉強して試験に挑み、免許を取ればいい」
ツチヤ「おおー!その手があったか!」
ナカジマ「よーし、そうと決まればみんなで試験勉強だ。自動車部なんだから簡単だって」
ホシノ「スズキ、ネットで試験の問題検索してみて、何か問題だしてみて」
スズキ「んーと、じゃあいくよー。『救急車が近づいてきたら、道を譲るためでも車線を越えてはいけない』○か×か」
ホシノ「まる」
スズキ「ばーつっ」
ホシノ「!?」
まほ「これは紗希が思いやられるな・・・」
104 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/01/29(日) 22:45:26.02 ID:wX62vnGDO
紗希とばっちり
105 :
◆t8EBwAYVrY
[saga]:2017/01/29(日) 22:51:21.94 ID:H2/CRD0T0
スズキ「じゃ、次の問題いくよ。『いついかなる状況であろうと、制限速度を越えて走行してはならない』○か×か」
ホシノ「フン、こんなのは簡単だ。まる・・・・・・いや、待てよ」
ホシノ「たとえば私の愛するチームの仲間がケガをしてしまい、命に関わる状況だったとする。一分一秒でも早く病院に向かわなければならないのに、制限速度など守っている場合があるか?」
ホシノ「いやない!仲間の命がかかっているんだからそれくらい大丈夫に決まってる!きっと法律も勘弁してくれるさ!ということで答えは×だ!」
スズキ「はい不合格ー」
ホシノ「・・・」プルプル
ナカジマ「こりゃ大洗一速い女の異名も返上だねぇ」
ホシノ「これは問題が悪いんだよ!どんな理由があろうと人命救助を優先しちゃいけないなんておかしいだろ!ていうか普通に制限速度越えてるヤツらバンバンいるし!」
ツチヤ「まあまあ落ち着いて。2時間後に試験なんだから少しでも時間は無駄にできないスよ。実技の方は皆完璧だし、筆記さえなんとかなれば楽勝ッスよ」
まほ「私も受けるから一緒に頑張ろう」
ホシノ「・・・うん、がんばる」
ナカジマ「偶然にも大洗で運転免許試験があるなんてラッキーだよね」
スズキ「んじゃ次の問題。『一般道路でニトロエンジンを吹かしてレースをするのはとてもいいことだ』」
ホシノ「まるっ!」
スズキ「ばーつっ」
ホシノ「うおおお〜〜〜!ふざけんなぁ〜〜〜!」ドンガラガッシャ〜ン!
106 :
◆t8EBwAYVrY
[saga]:2017/01/29(日) 22:57:17.65 ID:H2/CRD0T0
―運転免許試験会場
ザワザワザワ・・・
スズキ「けっこう人いるね」
ナカジマ「各学園艦で順番に出張試験が開かれてるらしいから、他の学園艦からも試験を受けに来てるんだよ。もし私達が今回落ちたら他の学園艦にまた試験に行かなくちゃだね」
ホシノ「平気さ、受かるにきまってる」
ツチヤ「その自信はどこから」
まほ「まあ全員知識と経験があるのだから何とかなるだろう。では散開して指定された席に向かおう。諸君らの健闘に期待する」ビシッ
ナカジマ「はっ!了解であります!」ビシッ
まほ「さて、私の席は〜・・・」キョロキョロ
カチューシャ「今日こそ合格してみせるわ・・・もうノンナにもクラーラにも子供扱いなんてさせない・・・偉大なるカチューシャは車の運転なんてへっちゃらちゃらなんだから!」メラメラ
まほ「・・・」
107 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/01/29(日) 23:15:14.71 ID:WlCaJJ+40
次スレは、オープンキャンパスに参加かな?
108 :
◆t8EBwAYVrY
[saga]:2017/01/29(日) 23:17:09.71 ID:H2/CRD0T0
まほ「カチューシャ」
カチューシャ「!?ま、マホーシャ!?どうしてここにいるーシャ!?」
まほ「それはこちらの台詞だ。なぜお前が大洗にいるーしゃ」
カチューシャ「な、何故ってそんなの決まってるじゃない!免許よ免許!車の運転免許を手に入れるためよーシャ!」
まほ「−シャで遊ぶのやめていいか?」
カチューシャ「仕方ないわね。あなたも試験受けるの?」
まほ「ああ、まさかカチューシャの後ろの席だとは思いもしなかったが・・・とりあえず、お互いに頑張ろう」
カチューシャ「ふふん!そうね、まあこの偉大なるカチューシャなら楽勝だけど。この私が認めたマホーシャなら合格して当然よね?カチューシャを失望させないように!」
まほ「フッ・・・がんばるよ。自分で言うのもなんだが、かなり勉強したからな。自信しかないよ」
ガラッ
蝶野「は〜いみなさーん席に座ってー。試験官の蝶野でーっす。これから試験をはじるからケータイの電源は切ってねー」
まほ「カチューシャ、えんぴつ貸して」
カチューシャ「はぁ!?持ってきてないの!?もうっ、ほんとにおっちょこちょいなんだから・・・」スッ
蝶野「それではー、試験開始!」
バッ! カキカキカキ・・・
カチューシャ(いくわよカチューシャ!16回目の挑戦よ!今度こそ合格してみせる!私はカチューシャよ!いつだってカチューシャなんだから!)カキカキカキ
まほ(・・・)
まほ(ぜんぜんわからん)
109 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/01/29(日) 23:34:14.42 ID:71NSws9po
16回とか心折れるやろ…
110 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/01/30(月) 05:05:58.93 ID:mQMmKhFbO
夢だけで飯が食えるか!
111 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/01/30(月) 09:05:26.77 ID:LogLVqySO
お姉ちゃんガッデム
112 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/01/31(火) 21:20:53.08 ID:gTElVFJs0
ホシノはブルみたいな感じだね
113 :
◆t8EBwAYVrY
[saga]:2017/02/01(水) 21:22:31.15 ID:PvD1ozfZ0
カチューシャ「・・・」カキカキカキ・・・
まほ《・・・・・・カチューシャ》ボソボソ
カチューシャ「・・・」カキカキカキ・・・
まほ《カチューシャ》ツンツン
カチューシャ《ッ!・・・なによ。試験中よ》ボソボソ
まほ《こたえおしえてくれ》ボソボソ
カチューシャ《はぁ!?なに言ってるのよ!そんなのダメに決まってるじゃない!》ボソボソ
まほ《だってわからないんだ》ボソボソ
カチューシャ《自信しかないとかドヤってたクセになによソレ!ちゃんと勉強してこなかったから悪いんでしょ!》ボソボソ
蝶野「そこ、テスト中は私語を慎みなさい」
まほ「今この子にそう言っていたところです」
カチューシャ「!?」
114 :
◆t8EBwAYVrY
[saga]:2017/02/01(水) 23:47:09.86 ID:PvD1ozfZ0
蝶野「あんまり喋ってると失格にしますからね」
まほ「はーい」
カチューシャ「っ〜・・・」ムスッ
まほ「・・・」
カチューシャ「・・・」カキカキ
まほ《・・・カチューシャ、カチューシャ》ツンツン
カチューシャ「・・・」カキカキ
まほ《カチューシャ》チクッ
カチューシャ《痛ゥッ!?・・・いいかげんにしてよ!私が貸してあげたエンピツでブッ刺さないでよ!》ボソボソ
まほ《こたえおしえてってば》ボソボソ
カチューシャ《勉強不足で合格しても危ないだけじゃない!ちゃんと勉強して次の試験でがんばりなさい!》ボソボソ
まほ《西住流に敗北などあってはならない。あるのは勝利のみ》ボソボソ
カチューシャ《西住の名を地に叩きつけて引きずりまわしてるわよアナタ!》ボソボソ
蝶野「そこ!私語は慎みなさいと言ったでしょう!」
まほ「おこられちった」
カチューシャ「〜〜〜っ!・・・」グヌヌ
115 :
◆t8EBwAYVrY
[saga]:2017/02/02(木) 00:05:27.70 ID:jjCsDjY00
クラーラ「クピポ(※ロシア語)」
ノンナ「はい」
クラーラ「スッポコペッポコポコポコピー(※ロシア語)」
ノンナ「そうですね」
クラーラ「ピーパッパッパラッポ パッパッパラッポ(ロシア語)」
ノンナ「フフ・・・クラーラ、冗談はよしこさんですよ」
クラーラ「パーティイカナアカンネン(※ロシア語)」
ノンナ「フフフッ・・・それは・・・フフフッ、的を射ていますね」
ガララッ ワイワイガヤガヤ・・・
ノンナ「さて、どうやら試験が終わったようですね。カチューシャは今度こそ合格しているでしょうか・・・」
クラーラ「プクク・・・(※ロシア語)」
カチューシャ「・・・」ズンズン
ノンナ「同志カチューシャ。それにまほさんも。どうでしたか?試験の結果は」
カチューシャ「落ちたわよ!」バァン!
まほ「惜しかったな」
カチューシャ「マホーシャのせいで失格になったんじゃないの!ぜんぶマホーシャのせいなんだからね!」
まほ「そうだな。全て私のせいだ。すまん。私が悪かったんだ。私が・・・」
カチューシャ「いやそういう言い方だとカチューシャが悪者みたいになっちゃうからやめなさい!」
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