春香千早響「「「かんぱーい!」」」

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130 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/01(水) 23:21:03.01 ID:t1sN+X5t0
……

千早「それで、高垣さんがこう言うのよ。素敵なステッキです、って」ケラケラ

響「千早はホントに沸点低いなぁ……お酒が入るとなおさらだけど」

千早「そんなこと無いわよ! 私は笑いには厳しい方なんだから」エヘン

響「どこからそんな自信が出てくるんだよ……」
131 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/01(水) 23:21:58.46 ID:t1sN+X5t0
千早「そう言えば、高垣さんと同じ346プロに赤西さんって子がいるんだけど、最近その子の寮によくお邪魔するのよ」

響「へぇ。昔の人付き合いが苦手な千早からは想像できないなぁ」シミジミ

千早「もう……私だって大人になったんだから////で、赤西さんも私と同じで笑いにとても造詣が深いのよ!」
132 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/01(水) 23:22:37.23 ID:t1sN+X5t0
響「千早と同じでってことは……」

春香「おまたせー」

響「お、ありがと!」

千早「何を作ってくれたの?」

春香「材料がちょっと偏ってたからねー。餅ピザとなんちゃってラザニア作ってみたよ。千早ちゃん、台所にあった食材ちょっと貰っちゃったけど良いかな?」
133 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/01(水) 23:23:11.89 ID:t1sN+X5t0
千早「ええ、勿論構わないわ」

響「うわー、良い匂いだなぁ!」

春香「冷めない内に食べよっか」

響「いっただきまーす!」
134 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/01(水) 23:24:28.10 ID:t1sN+X5t0
千早「んっ。熱々で美味しいわね……お餅とチーズってこんなに合うなんて知らなかったわ」ハフハフ

響「このラザニアっぽい奴も美味しいぞ! 中はこれ、お餅で代用してるのか?」モグモグ

春香「うん。後はミートソース缶とか使ってそれっぽくしてみたんだ! ところで、さっき何の話してたの?」
135 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/01(水) 23:24:57.06 ID:t1sN+X5t0
千早「ほら、346プロの赤西さんっているじゃない? あの子について話していたところよ」

春香「あー……瑛梨華ちゃんかぁ。あの笑いのセンスが残念な子ね」

千早「なっ!?」
136 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/01(水) 23:40:48.31 ID:t1sN+X5t0
響「あ、やっぱりそうなのか」

春香「スタイル良くてすっごく可愛いんだけど、あのスベり芸キャラはねぇ……」

千早「わ、私は面白いと思うのだけれど……」ショボーン

春香「まああれがクセになるって男の人も多いみたいだけどね」
137 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/01(水) 23:41:38.59 ID:t1sN+X5t0
響「自分、最近のテレビは元765の皆が出てるのくらいしか観ないからあんまし詳しくないけどさ。何か個性強い子が増えたよな?」

春香「そーなんだよねぇ……お陰でこっちは大変なんだよ」ハァ……

千早「私はバラエティにあまり出演しないから、あまり競争は激しくないわね」
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/02(木) 05:11:19.29 ID:DRqznuRWO
これ聞くのは地雷臭するしパンドラの箱を開けるようなもんなんだけど…
今の響のハム蔵さんは何代目なんだ
139 : ◆.xKc9zwqNY [sage]:2017/02/02(木) 23:18:35.65 ID:5rsWxMwf0
>>138
ハム蔵「ジュジュイジュジュジュイジュイジュイジュイジュイ(多分、私は三人目だと思うから)」
140 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/02(木) 23:20:50.65 ID:5rsWxMwf0
春香「お菓子作りが趣味って子だけで2,3人はいるし……これじゃ私の個性が目立たないよ」シュン

千早「春香の……個性?」

響「誰にでも『リボンどうですか?』って勧めまくるキャラなんてどうだ?」

春香「それもういるから。眼鏡だけど」
141 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/02(木) 23:21:30.45 ID:5rsWxMwf0
千早「あっ! 春香にはアレがあるじゃない。すぐに転けるっていう個性が!」

春香「それも今や私以外にもいるんだよねぇ……その上その子はドジって個性以外にもキャラが立ってるし」
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/03(金) 00:58:28.07 ID:o93ZF+mhO
春香には誰にも真似できない個性があるだろ!
リボンを外せば存在を隠せるし一般人と入れ替われる個性が!
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/03(金) 09:34:05.79 ID:FJZDXcfz0
春香さんの個性は落ち込んでも分身して自己解決する最強メンタルだから
144 : ◆.xKc9zwqNY [sage]:2017/02/04(土) 01:27:58.58 ID:HThMyTcF0
>>143
ですね
145 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/04(土) 01:28:31.72 ID:HThMyTcF0
響「春香……」

春香「でも、私は春香の出ている番組好きよ」

春香「勿論自分もだぞ!」

春香「二人とも……」
146 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/04(土) 01:29:09.49 ID:HThMyTcF0
春香「例えどんなに個性的な人が出てきても、どんな若い子が入ってきても、天海春香は一人しかいないじゃない」

春香「なんくるないさー! 春香には、自分という熱烈なファンもいるんだからね! くじけたりしたら、折角の春香の良さが霞んじゃうぞ!」

響「……」

千早「……」

春香「……」

春香「はやくつっこんでくれない?」
147 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/04(土) 01:29:48.43 ID:HThMyTcF0
響「え、これつっこんで良いやつなのか?」

春香「飲み会でこんな暗い話する春香さんじゃないですよ!」エッヘン

千早「……」
148 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/04(土) 01:30:35.11 ID:HThMyTcF0
春香「あはは。二人とも、私が何年アイドルやってると思ってるの? このくらいの山や谷くらい、へっちゃらなんだから! 経験を積んでる分、まだまだ若い子には負けないよ!」

響「春香……」

千早「……春香、飲みましょう!」ギュッ

春香「わわっ!? 千早ちゃんったら今日は何だかダイダンだね!」

響「ほらほら春香! コップが空っぽだぞ!」トクトクトク
149 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/04(土) 01:31:24.96 ID:HThMyTcF0
春香「おっとっと……もー、二人ともどうしたの?」

千早「春香、いつもお疲れさま」ナデナデ

響「自分達がいなくなってからも、ずっと夢を追い続けて……でも、こういう時くらい、言いたいこと言って良いと思うぞ!」
150 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/04(土) 01:32:25.18 ID:HThMyTcF0
春香「や、やだな……だからさっきのはジョークですよ、ジョーク!」

千早「人生経験もそうだけど、こうやってお酒を飲んで語り合えるのも、若い人にはできないことよね」

響「千早は程々にしなきゃダメだぞ!」

千早「んあっ!?」

春香「あはは……あ、あれ?」ウルッ
151 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/04(土) 01:33:12.45 ID:HThMyTcF0
響「よーし、もう一回乾杯しようよ。飲み直すさー!」

千早「そうね。ほら春香、グラスを持って」

春香「グスッ……うん!」

がなはるちは「「「かんぱーい!」」」



おわり
152 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/04(土) 01:35:18.30 ID:HThMyTcF0
いったんおわります。


蛇足をもうちょっとだけ書いた後、依頼を出してきます。
153 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/04(土) 01:49:26.01 ID:HThMyTcF0
>>145の前に↓が抜けてました


響「ほ、ホントに何でもありだな……」

春香「はぁ〜……後から若くて個性的な子がドンドン出てくるし、昔みたいに若さと元気だけじゃ乗り切れないし……私、これから先やってけるのかなぁ」ハァ……
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/04(土) 03:27:00.77 ID:ev80Y4EqO
ところで春香のどこにナニをつっこめばいいの?(ゲス顔)
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/04(土) 08:07:20.05 ID:6KOf8RuWo

3人とも可愛い
156 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/05(日) 14:33:25.96 ID:nG9wdAQO0
おまけ

響「zzzzzz」

春香「ん〜zzzzzzz……」

千早「zzzzzzz」
157 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/05(日) 14:33:52.07 ID:nG9wdAQO0
春香「んっ……う〜、頭痛いよぉ」ムニャムニャ

春香「あれ、私いつの間に寝て……」チラッ

時計「AM11:00」

のワの「」
158 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/05(日) 14:34:31.67 ID:nG9wdAQO0
のワの「ふ、二人とも! 起きて起きて!」

響「んー、うるさいぞハム蔵……」

のワの「ハム蔵じゃないよ! 皆のアイドル春香さんだよ!」

千早「あふ……どうしたの春香……って、どうしたのよその顔」

春香「おっとごめん。そんなことよりほら! もうこんな時間だよ!」
159 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/05(日) 14:35:06.10 ID:nG9wdAQO0
響「ん〜……えっ!? うぎゃー! 年越しジャンプに続いて初日の出まで見逃しちゃったぞ!」

千早「我那覇さんは毎年新年を楽しんでるのね」

春香「いやぁ、すっかり寝過ごしちゃったね」
160 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/05(日) 14:36:53.51 ID:nG9wdAQO0
響「どうする? 初詣いくか?」

千早「行きたいのは山々なんだけど……少し頭が痛いわね」

春香「あー、私も。響ちゃーん、お水取ってー」グデー

響「はいはい」テクテク
161 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/05(日) 14:37:43.39 ID:nG9wdAQO0
千早「うーん、こうなるのは分かっているのに、ついつい飲み過ぎてしまうわね」

春香「まあ千早ちゃんの場合、飲み始めるとそんな理性何処にもないけどね」

響「ほい、お水」

千早「ありがとう、我那覇さん。んっ……ふぅ、やっぱり翌朝のお水は美味しいわね」

春香「甘露ですよ、甘露! っぃたたた……」ズキズキ
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/05(日) 15:51:15.78 ID:VI5vPkgvO
はるちははともかく響は普通に良妻になるな
163 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/05(日) 18:37:01.82 ID:nG9wdAQO0
>>162
春香「お、おつまみ作ったし(震え声)」
164 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/05(日) 18:37:44.56 ID:nG9wdAQO0
響「自分ちょっと買い物行ってくるぞ。朝食の材料無いだろうし」

千早「ごめんなさいね。調味料なんかは、台所にあるものを使って良いから」

響「あいあーい。んじゃ、行ってくるさー」バタンッ
165 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/05(日) 18:38:15.95 ID:nG9wdAQO0
春香「響ちゃん相変わらずお酒強いよねー」

千早「私、我那覇さんが酩酊しているところを見たことないわ。二日酔いも」

春香「うちなーんちゅのちからってスゲー」
166 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/05(日) 18:38:58.68 ID:nG9wdAQO0
千早「酔っぱらった我那覇さん……」モンモン

春香「あー、確かに可愛いだろうね!」

千早「『ちはやぁー、自分のねぇねになってよー』とか言ってくれたり」ドキドキハァハァ
167 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/05(日) 18:39:27.65 ID:nG9wdAQO0
春香「プッ! 千早ちゃん、今の物真似もう一回やって!」ケラケラ

千早「な////で、でも言いそうじゃない?」

春香「んー、まあそんなイメージはあるね」
168 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/05(日) 18:39:59.18 ID:nG9wdAQO0
千早「今度の飲み会では、我那覇さんを酔わせてみたいわね!」

春香「多分、っていうか絶対に私達の方が先に潰されるけどね。でも今は、お酒の瓶も見たくないよ……」ウゲー

千早「ああ、酔いどれ我那覇さん……どんな可愛い我那覇さんなのかしら。死ぬまでに一度は見てみたいわ!」キラキラ
169 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/05(日) 18:41:10.80 ID:nG9wdAQO0
春香「イメージ的には寝ぼけてる時みたいな感じかなぁ……ん? メールだ」スッ

貴音『無論、私は見たことがあります(ドヤァ』

千早「誰から?」

春香「いやぁ……やっぱ貴音さんはただ者じゃないね。色んな意味で」

千早「??」
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/05(日) 19:31:39.66 ID:VktPPwdLO
>>163
響は家が小さいけど民宿やからレベルがちゃうと思う
171 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/05(日) 23:44:24.59 ID:nG9wdAQO0
……

響「ただいまー!」ガチャッ

春香「あ゛ー……響ちゃん、おがえり゛ー」

千早「zzzzzz」
172 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/05(日) 23:45:12.18 ID:nG9wdAQO0
響「うわぁ……春香、テレビに出られない顔してるぞ」

春香「だーいじょーぶだいじょーぶ。仕事の時は切り替えてるから」

響「んで、千早はまた寝てるし」

春香「まー日頃の疲れもあるからねー。こないだも海外ツアーあったし」グデー

響「春香も寝てて良いぞ。その間にちゃちゃっと朝ご飯作っておくから」

春香「んー、ありがとー」バタッ
173 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/05(日) 23:46:22.81 ID:nG9wdAQO0
……

響「おーい、二人ともー!」

春香「ん〜……」

千早「おはよう、二人とも」ポケー

響「ほら、朝ご飯……と言ってももうお昼近いけど、とにかくご飯にしよ! 顔洗ってきなよ」

はるちは「「はーい」」
174 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/06(月) 01:20:31.78 ID:nO5APvYTo
おかんがいる…
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/06(月) 05:57:36.68 ID:Go3R9qUFo
お姫ちんの牽制メールワロタw
はるちはひびたか この四人の相性は最高に良さみが尊い
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/07(火) 01:08:50.00 ID:JisZpnvYO
響母さん…ありだな
177 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/08(水) 00:45:59.66 ID:0fGRVyhC0


春香「……はー、やっぱり二日酔いにはしじみのお味噌汁だよね!」プハーッ

千早「あまり食欲がないと思ったけれど、これを飲むと何だか元気が出てくるわね」ズズー
178 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/08(水) 00:46:33.65 ID:0fGRVyhC0
響「食べ終わったらどうする?」

千早「そうね……やっぱり、日本人としては初詣には行っておきたいわね」パクパク

春香「今日を逃すと忙しくなるしねー」モグモグ
179 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/08(水) 00:47:31.45 ID:0fGRVyhC0
響「自分も明日飛行機だしな。んじゃ、初詣行こっか!」

春香「がっつり変装しなくちゃね」

千早「元日の神社でばれたりしたら大事だものね」
180 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/08(水) 00:48:04.43 ID:0fGRVyhC0
〜神社〜

春香「神社ですよ、神社!」

千早「春香、うるさいわよ」

響「ばれたらどーすんだよ……それなりに人いるんだぞ」
181 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/08(水) 00:49:39.28 ID:0fGRVyhC0
春香「えへへ、ごめんごめん。さてと、何お願いしようかなー」

千早「本来お願いをするものではないはずじゃなかったかしら?」

響「え、そうなのか!?」
182 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/08(水) 00:50:18.83 ID:0fGRVyhC0
千早「神様にご挨拶をして、今年一年の目標を宣誓するのが本来の姿……って聞いたことがある気がするわ」

春香「へぇ、そうなんだ」

響「うーん、目標かぁ」

春香「はい! トップアイd」モガモガ

響「だからバレちゃうってば!」
183 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/08(水) 00:50:50.04 ID:0fGRVyhC0
千早「ほら、私達の番よ」

響「あ、しまった! 五円玉ないや」

春香「えへへ、私はこの時のために五円玉たっぷり持ってきたんだ! ほら、二人とも使って使って」

千早「ありがとう。それじゃ、二拝二拍手一拝っと」パンッ!パンッ!
184 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/08(水) 00:51:20.68 ID:0fGRVyhC0
……

春香「それにしても、結構屋台出てるねー」

響「さっきご飯食べたばっかだけど、何だかお腹が空いてくるさー」キュー

千早「ふふっ、何か買っていく?」
185 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/08(水) 00:52:10.64 ID:0fGRVyhC0
春香「よーし、私は綿菓子を……っとっとっと」ドンッ

春香「あ、ごめんなさい」

伊織「こちらこそすみませ……ん? その声は」
186 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/08(水) 00:52:36.33 ID:0fGRVyhC0
亜美「いおりーん、どったの?」

がなはるちは「「「あ」」」

竜宮「「「あ」」」

6人「あーー!!」
187 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/08(水) 00:53:36.25 ID:0fGRVyhC0

ザワザワ
「何だ何だ?」 「あれ? あの人って……」
「如月千早だ!」 「亜美ちゃんもいる!」 「はるるーん! 俺だー! 結婚してくれー!」 「あずささん! 運命の人はここですよー!!」
ザワザワ
188 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/08(水) 00:54:44.39 ID:0fGRVyhC0
春香「げっ」

伊織「話は後よ。いったん離れましょ!」

亜美「がってん承知だー!」

あずさ「あ、亜美ちゃん引っ張らないで〜!」
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/08(水) 01:27:08.95 ID:aDzRlfx2O
名前を呼ばれない響はオレがもらっていきますぬ
190 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/10(金) 00:25:49.44 ID:nWKdBDbJ0
……

春香「はぁ……はぁ……うぇー、吐きそう」

千早「ふ、甘いわね。私はもう吐いてきたわよ」

響「いや、いばるなよ」

千早「冗談よ」
191 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/10(金) 00:27:43.70 ID:nWKdBDbJ0
春香「ところでさっきの聞いた? 結婚してくれーだってさ」ニヤニヤ

あずさ「私も、この歳になってまだああいう風に言ってくれる人がいて嬉しいわ〜」アラアラウフフ

千早「あずささん、充分お若いじゃないですか」
192 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/10(金) 00:28:22.15 ID:nWKdBDbJ0
伊織「んで、何でアンタ達がいるのよ!」

亜美「いおりん、そりゃ初詣に決まってんじゃん」

あずさ「私達もそうだしね〜」
193 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/10(金) 00:29:08.34 ID:nWKdBDbJ0
伊織「そもそも、こんな真っ昼間に歌手とアイドルが出歩いてるんじゃないわよ!」

響「いや、その台詞は女優とアイドル連れてるそっちにそのまま帰ってくるぞ」

あずさ「三人とも、お久しぶりね〜」
194 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/10(金) 00:34:51.92 ID:nWKdBDbJ0
春香「あずささん、こないだのドラマぶりですね! あの時はお酒ありがとうございました!」

あずさ「良いのよ。私ももらい物で飲みきれなくて困ってたし」

亜美「そうだ、千早お姉ちゃん! 何で私んとこに紅白押しつけるのさー! お陰で竜宮会、私だけ途中参加だよ!」
195 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/10(金) 00:35:21.97 ID:nWKdBDbJ0
響「へー、竜宮会なんてしてるんだ。楽しそうだな!」

春香「どうでも良いけど竜宮会って何か竜平会みたいだよね。ほら、ダチョウ倶楽部さんの」

伊織「ホントにどうでも良いわね……」
196 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/10(金) 00:35:54.50 ID:nWKdBDbJ0
千早「その話しぶりからすると、三人も集まってたんですね」

あずさ「そうなのよ。皆忙しいけど、毎年最低一回は集まろうって約束してるの」ウフフ

響「何か良いな、そういうの」
197 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/10(金) 00:36:26.54 ID:nWKdBDbJ0
亜美「うちのシャチョーも出たがってたんだけどねー。今回は年末年始の仕事で忙しくて。ほら、うちはまだまだ小さいし」

伊織「そう思うなら手伝ってやんなさいよ……」

亜美「律っちゃんは下手に気を遣われる方がいやがるからねー」
198 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/10(金) 14:24:17.27 ID:UpZoXm0Wo
亜美の一人称が私になってる
いいですね
199 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/11(土) 00:18:26.52 ID:Az2gGQeE0
響「そういや自分、最後に律子と会ったのっていつだったかなぁ」

春香「私は仕事でそれなりに会うけど、芸能界を出たメンバーはあんまし会わないよね」

伊織「私は仕事の関係で偶に会ったりするわね。と言っても、大抵仕事の話だけで終わっちゃうんだけど」
200 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/11(土) 00:18:58.67 ID:Az2gGQeE0
響「伊織の会社はどんな調子なんだ? 結構CMは観るけど」

伊織「ぼちぼちね。まだまだ自転車操業みたいなもんよ。アイドル時代のコネに支えられてギリギリやってけてるってとこね」

春香「伊織のとこの化粧品、いくつか使わせてもらってるよ」

伊織「ありがと。また感想聞かせてもらえるかしら?」
201 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/19(日) 23:46:23.87 ID:QotnKPyf0
春香「良いよ! 何だったら、テレビやSNSでバンバンアピールしちゃうよ!」

亜美「ステマって言われて炎上する様子が浮かびますなぁ」

伊織「絶対要らんことするんじゃないわよ!」

春香「ヒドい言われようだよ」
202 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/19(日) 23:47:26.01 ID:QotnKPyf0
千早「あまり否定できないところが辛いわね」

春香「がーん」

響「いや、口で言うなよ」
203 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/19(日) 23:48:08.89 ID:QotnKPyf0
亜美「しかし、こうして見るとひびきんも大人っぽくなりましたなぁ」ナデナデ

響「え? えへへ、そうか? 自分ではまだまだかなーとか思ってるけど……ん?」

亜美「ん?」ニヤニヤ
204 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/19(日) 23:48:44.20 ID:QotnKPyf0
響「って、自分の方が年上だぞ! その台詞は自分が亜美に言うもんさー!」

亜美「んふふ、ひびきんは相変わらずイジりがいがあるから楽しいね!」ニマー

伊織「良い顔しちゃってからに」
205 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/19(日) 23:50:19.88 ID:QotnKPyf0
あずさ「でも、響ちゃんも顔つきが大人っぽくなったわね。何て言うか、キャリアウーマンって感じかしら?」

響「流石あずささんは分かってるぞ! 亜美もあずささんを見習って、違いの判る大人のレディーにならなきゃダメだぞ!」

亜美「実際どーなん?」ヒソヒソ

春香「いやー、相変わらず結構甘えん坊だね。おっちょこちょいだし」ヒソヒソ

千早「そこが我那覇さんの良いところよ」ウンウン
206 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/21(火) 00:17:40.43 ID:MxmXEcxf0
響「そこ、聞こえてるぞ! 後、春香にだけは言われたくないぞ!」ウガー

伊織「ほらほら、響イジりもほどほどにしなさい」

響「伊織ぃ、皆がいじめるぞ〜」グスン
207 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/21(火) 00:18:09.40 ID:MxmXEcxf0
伊織「と思ったけど、もう少しなら良いかもね」ニヒヒ

響「ええっ!?」ガーン

伊織「冗談よ、冗談」
208 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/21(火) 00:18:38.77 ID:MxmXEcxf0
響「全く、失礼しちゃうぞ」

春香「実際、響ちゃんにはお世話になってるんだけどね」

千早「飲み会でご飯作ってもらったり、介抱してもらったり。風邪をひいた時は、看病しに来てくれたこともあったわね」

伊織「めちゃくちゃ世話になってるじゃない」
209 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/21(火) 00:19:05.66 ID:MxmXEcxf0
春香「響ちゃん家庭的だからねー」

響「なっ、急にそんな褒められると照れちゃうぞ////」

春香「後、響ちゃん編み物も上手だしね。このマフラー響ちゃん作なんだよ」

伊織「もうアンタ達結婚しちゃいなさいよ……」

響「なっ////!?」
210 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/21(火) 00:19:46.97 ID:MxmXEcxf0
春香「良いねそれ!」

千早「ちょっと春香!?」

春香「ふふふ。ごめんごめん、やっぱりはるちはは裏切れないよね!」

千早「我那覇さんはあなただけのものじゃないのよ!」

春香「そっち!?」
211 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/21(火) 00:20:56.86 ID:MxmXEcxf0
亜美「おー、泥沼の三角関係になってきたね」

あずさ「ドキドキしてきたわね〜」

響「ストップストップ! こんなとこで騒いでたら、またさっきみたいになっちゃうぞ!」

伊織「一番騒がしいのは響だけどね」

響「誰のせいだよ……」

伊織「私だけじゃないわよ?」
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/21(火) 02:35:42.01 ID:iiapUrB1o
高2トリオは最高だぜ…!
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/21(火) 04:36:03.17 ID:Zfa7c4GUO
まあこのSSでは成人してるから高2じゃないがね
214 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/21(火) 23:24:27.17 ID:MxmXEcxf0
亜美「でも、確かにこのまま道ばたでってわけにもいかないよね」

あずさ「何処か良い場所ないかしらね?」

伊織「そうね……あ、そう言えばこのあたりだと、やよいの家が近いわね」

ひびちは「「それだ!!」」

伊織「あ、やっぱり却下で」
215 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/21(火) 23:24:56.03 ID:MxmXEcxf0
千早「何でよ! 素晴らしいアイディアじゃない」

響「そうだそうだ! 昔の仲間に会うことの何が悪いんさー!」

伊織「ひとえにアンタらがいるからよ」
216 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/22(水) 03:33:41.15 ID:RZTlW8BPo
更新乙

やよいを酔わせてお楽しみする事もできるわけか
成人しても淑女たちの業は深い
217 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/22(水) 04:23:26.51 ID:syM6HimMO
でも三銃士の中で一番まともなのは響だと思う
いおちはみたくそこまでガッツリってほどでもなさそうだし
やよいのことになれば一番マシな気がする
218 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/22(水) 22:13:33.76 ID:VXsyBjFV0
亜美「良いじゃんいおりん。私、やよいっちの家行ったらその後帰ろうと思うし」

伊織「あ、もうそんな時間なのね」

春香「どうしたの?」
219 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/22(水) 22:14:07.63 ID:VXsyBjFV0
亜美「この後姉夫婦のところに顔出す約束してるんだ」

響「真美とプロデューサーのところか……」

亜美「両親もあっちに顔出してるし、仕事がないなら来なさいって言われててね」
220 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/22(水) 22:14:40.61 ID:VXsyBjFV0
伊織「仕方ないわね……変態二人以外は着いてきなさい。やよいの家に案内するわ」

千早「ちょっと、私達二人を置いていくなんて酷いじゃない」

響「横暴だぞ!」

伊織「自覚があんならおとなしくしてなさいよホントに……」
221 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/22(水) 22:15:40.08 ID:VXsyBjFV0
……

響「駆け出しの頃にやよいんちに遊びに来たことを思い出すなぁ」

伊織「そんなこともあったわね。ま、私はあれからもしょっちゅうやよいの家に遊びに来てるんだけどね」ニヒヒ

千早「我那覇さん、何だかこのあたり眩しくない?」イラッ

伊織「誰のデコが初日の出よ!」

あずさ「伊織ちゃん、誰もそこまでは言ってないわよ〜」
222 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/23(木) 00:27:02.24 ID:VCX0a16xO
Pは真美と結婚したのか
223 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/23(木) 02:22:21.03 ID:1MpNTcmuo
真美は合法だからちかたないね
224 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/23(木) 23:39:55.44 ID:vyQBYPNo0
春香「良いなぁ、そのネタ。新年の特番でやったらお茶の間ドッカンドッカン言わせられるよ」

亜美「私達もデコ出してみる?」

伊織「アンタ達は自分の職種についてもう一度考え直した方が良いんじゃない? 良いから行くわよ」ピンポーン
225 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/23(木) 23:40:32.75 ID:vyQBYPNo0
『はーい』

伊織「その声、長助ね? 私よ、水瀬伊織」

『い、伊織さん!? 明けましておめでとうございます!』

伊織「明けましておめでとう。ところで、やよいいる?」
226 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/23(木) 23:41:10.31 ID:vyQBYPNo0
『あー、いるにはいるんですけど……あ、ちょっと姉ちゃん!』

やよい「うっうー! あけましておめれとー!」ダルーン

長助「姉ちゃん、そんな状態で歩き回ったら危ないってば!」
227 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/23(木) 23:41:43.24 ID:vyQBYPNo0
あずさ「あらあら〜、すっかりできあがってるわね〜」

長助「あははは……まあ姉は今お屠蘇でこんな感じでして」

やよい「うわー、何だか皆さんお久しぶりれすねぇ」トローン
228 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/23(木) 23:42:22.97 ID:vyQBYPNo0
響「よ、酔いどれやよい可愛いぞ」ダラー

千早「我那覇さん、鼻血出てるわよ」ダラー

伊織「そう言うアンタもね」ダラー
229 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/02/23(木) 23:43:05.43 ID:vyQBYPNo0
春香「何この出血量。鷲巣麻雀よりペース早いんじゃない?」

亜美「この三人、ここでやよいっちが脱いだりしたら死んじゃうかもね」

あずさ「ほら、三人ともティッシュをどうぞ」
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