春香千早響「「「かんぱーい!」」」

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1 : ◆.xKc9zwqNY [sage saga]:2016/12/29(木) 03:48:58.26 ID:e3lEMNAK0
キャラ崩壊注意

過去作
亜美「誕生日ねぇ……」
千早(19)「……」
千早(23)「……」
千早「我那覇さん、そのみかんとって」

の世界観を踏襲していますが、別に読んでいなくても問題ありません

更新は遅くなるかもしれません

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1482950937
2 : ◆.xKc9zwqNY [sage saga]:2016/12/29(木) 03:49:48.51 ID:e3lEMNAK0
響「はいさーい! うー、さむさむ」

春香「おっ、響ちゃんはいさーい。こたつあったまってるよ!」

千早「はいさーい!」

響「おー、二人ともやってるなぁ」モソモソ

春香「ふふー、お先に頂いてまーす」
3 : ◆.xKc9zwqNY [sage saga]:2016/12/29(木) 03:50:39.65 ID:e3lEMNAK0
千早「我那覇さんも飲みましょ! 私の家で素面でいるなんて許されないわよ!」

響「千早はすっかりできあがってるなぁ……」

春香「これでもだいぶ落ち着いた方だよ。千早ちゃん強くないクセにたくさん飲むんだから……」
4 : ◆.xKc9zwqNY [sage saga]:2016/12/29(木) 03:51:26.79 ID:e3lEMNAK0
千早「私はまだ酔ってなーい!」ジタバタ

響「かわいい」

春香「でしょー。あげないよ?」

響「ケチー。さて、自分も頂こうかな」

春香「何が良い? ビールと梅酒ならいくらでもあるよ? こないだあずささんがくれたから」
5 : ◆.xKc9zwqNY [sage saga]:2016/12/29(木) 03:51:56.15 ID:e3lEMNAK0
響「いや、自分でもいくらか持ってきたから」ゴトッ

春香「古酒、泡盛、焼酎、ウイスキー、ブランデー……相変わらず響ちゃん強いねぇ」

響「成人してから地元帰る度にさんざん飲まされるからねー。春香達もどうぞ」ゴクゴク
6 : ◆.xKc9zwqNY [sage saga]:2016/12/29(木) 03:52:26.16 ID:e3lEMNAK0
春香「こんな度数高いお酒飲めないよ」

響「ジュースとかで割っても美味しいぞ」

春香「あー、なるほど。その手があったか」トクトクトク

春香「……くぅ〜、効くぅ!」

響「あはは、おやじくさー」

春香「うるさいやい!」
7 : ◆.xKc9zwqNY [sage saga]:2016/12/29(木) 03:53:01.10 ID:e3lEMNAK0
千早「ちーちゃんも飲むー!」グデー

春香「はいはい。千早ちゃんにはこのオレンジジュースをあげようねー」

千早「わーい!」クピクピ

響「飼いたい」

春香「飼いたいね」
8 : ◆.xKc9zwqNY [sage saga]:2016/12/29(木) 03:53:33.82 ID:e3lEMNAK0
千早「んー……」

響「お、どうした千早」

春香「これは……」タッ

響「っ!? もうか!」バッ

千早「○×△※〜」

春香「はい千早ちゃん! ビニール袋!」



9 : ◆.xKc9zwqNY [sage saga]:2016/12/29(木) 03:54:13.18 ID:e3lEMNAK0
……

千早「た、助かったわ春香」

響「はい、お水」

千早「ありがとう我那覇さん……って我那覇さんいつの間に!?」

響「やっぱり記憶なくなってる」
10 : ◆.xKc9zwqNY [sage saga]:2016/12/29(木) 03:55:02.16 ID:e3lEMNAK0
千早「忍者!? 我那覇さん忍者!?」

響「ドーモ」

千早「アイエエエ!」

春香「はいはい千早ちゃん落ち着こうねー」

千早「ついでにお酒も増えてる!」

響「自分からおみやげ!」

千早「でかした我那覇さん!」
11 : ◆.xKc9zwqNY [sage saga]:2016/12/29(木) 03:55:34.11 ID:e3lEMNAK0
春香「千早ちゃんはもう辞めといた方が……」

千早「何言ってるの! やっと我那覇さんが来て三人揃ったんだから!」

響「気持ちは嬉しいけど……」

千早「それに私、この日のために年始までお休みをとったんだから」

春香「よく取れたね」

千早「代役に亜美を紹介しといたから」
12 : ◆.xKc9zwqNY [sage saga]:2016/12/29(木) 03:56:09.45 ID:e3lEMNAK0
響「人身御供か……」

千早「亜美ったら、『鬼! 悪魔! 千早!』なんて大喜びだったわ」

春香「まぁそれなら良い、のかなぁ……」

響「良かないだろ」
13 : ◆.xKc9zwqNY [sage saga]:2016/12/29(木) 03:56:49.12 ID:e3lEMNAK0
春香「まあ亜美は年末休んでもどうせ姉夫婦に絡まれるだけでしょ」

響「それは言えてるぞ」

千早「せっかく三人揃ったんだし、乾杯しましょう乾杯!」

春香「はいはい。千早ちゃん何にする?」

千早「じゃあ、ウイスキーを水割りで」

響「んじゃ、自分もウイスキーにしよっかな。千早、氷ある?」

千早「我那覇さんの為に丸氷買ってあるわよ」

響「ありがと!」
14 : ◆.xKc9zwqNY [sage saga]:2016/12/29(木) 03:57:46.73 ID:e3lEMNAK0
春香「ついでに冷蔵庫からアボカドサラダ取ってきてー」

千早「私はチーズをお願い」

響「ここぞとばかりに……」

春香「ふふふ、最初に立つのが悪いのだよ」

千早「さけるチーズよ。横にあるブルーチーズは持ってこないでよ」

春香「ブルーチーズ美味しいじゃん」

響「だよなー」ゴソゴソ
15 : ◆.xKc9zwqNY [sage saga]:2016/12/29(木) 03:58:24.20 ID:e3lEMNAK0
千早「どうせ私はお子様舌よ」

響「拗ねない拗ねない。はい、ご注文の品でーす」

千早「ありがとう我那覇さん……ん?」

春香「響ちゃん、これ何?」

響「チャーシューと味たま。ツマミになるかと思って持ってきたんだ」
16 : ◆.xKc9zwqNY [sage saga]:2016/12/29(木) 03:58:59.98 ID:e3lEMNAK0
春香「どれどれ……ん、美味しい!」

響「良かったー」

千早「え、これってもしかして我那覇さんの手作り!?」

響「うん。割と簡単だぞ。チャーシュー作っちゃえば後は漬け汁使い回せるし」

春香「チャーシューって家で作れるんだね」

響「調理法考えると、焼豚ってか煮豚だけどな。貴音が作れってうるさいから」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/29(木) 06:26:09.25 ID:duXO79mP0
春香と響は順調に大きくなったけど、ちーちゃんはいつまでも変わらない君でいてくれたSSの人か
期待
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/29(木) 14:02:33.44 ID:Xqk4nVOVo
おお、期待
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/29(木) 18:19:41.12 ID:Vox++PkDO
つまり72とな
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/29(木) 19:01:39.46 ID:B+xLoUtOo
>>1

過去作も併せて読んできた、面白かったよ
21 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2016/12/30(金) 01:28:59.14 ID:m1A7aUdM0
千早「四条さんがうらやましいわね。こんな女子力高い同居人がいるなんて」

春香「あれぇ、千早ちゃんは私じゃ不満?」

千早「そ、そんなわけないじゃない!」

響「はいはいソコいちゃつかない!」
22 : ◆.xKc9zwqNY [saga sage]:2016/12/30(金) 01:29:56.66 ID:m1A7aUdM0
春香「それじゃ、乾杯しよっか」

響「何に乾杯する?」

千早「んー、じゃあ我那覇さんのバストが縮むことを祈って」

響「ちょっ、待っ「「かんぱーい!!」」もう、乾杯!」カチン
23 : ◆.xKc9zwqNY [saga sage]:2016/12/30(金) 01:30:49.23 ID:m1A7aUdM0
春香「ま、実際はすくすくと成長してきたわけだけどね」ゴクゴク

千早「憎々しいわね……」ゴクゴク

響「んっ……ぷはっ! 成人式の時も思ったけど、逆恨みも甚だしいぞ」

春香「あー、懐かしいね。千早ちゃんが『こんな私を大人にしてくれない式なんてぶっつぶす!』とか言い出して」

千早「お恥ずかしい限りだわ。若気の至りね」
24 : ◆.xKc9zwqNY [saga sage]:2016/12/30(金) 01:31:31.58 ID:m1A7aUdM0
響「三人でス○パラ行ったこともあったね」

春香「あったあった! 千早ちゃんが部分ダイエットでバストアップしようとした時にね」

響「あの時しばらく体重増えて大変だったんだからね!」

春香「私もだよ。そのくせ肝心の千早ちゃんは体重変わらないし」

千早「あれには我ながらびっくりしたわ」
25 : ◆.xKc9zwqNY [saga sage]:2016/12/30(金) 01:32:04.93 ID:m1A7aUdM0
春香「でも、最近あんましバストネタに反応しなくなったよね。春香さん寂しい」

千早「この歳にもなれば慣れるわよ」モミモミ

春香「そう言いながら無表情で人の胸もぎに来るのやめようよ! それ結構痛いんだよ!」

響「春香もその地雷をみたら踏まずにはいられない性格直せばいいんじゃないか?」
26 : ◆.xKc9zwqNY [saga sage]:2016/12/30(金) 01:32:48.75 ID:m1A7aUdM0
響「そういやさ、千早は年始まで休みって事は、今年は紅白出ないのか?」

千早「それも亜美を紹介しといたわ」

春香「そもそも亜美って今は律子さんとこの事務所でしょ? よく律子さん了承したね」

響「いや、律子ならむしろ喜びそうだぞ」

春香「あー、確かに」
27 : ◆.xKc9zwqNY [saga sage]:2016/12/30(金) 01:33:43.51 ID:m1A7aUdM0
千早「私、年末年始の番組ってあまり好きになれないのよね。あのとりあえず大御所揃えとこうみたいなやつ」

春香「あー、分かるかも」

響「とか言う春香は色んな年末特番出てたけどな」

春香「歌手の千早ちゃんと違ってこちとらバラエティが生命線だからね。年末特番は断るわけにはいかないんだな。まあ、私も年始の収録はもう終えてるけどね」
28 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2016/12/31(土) 00:39:40.95 ID:/Op8eH7m0
千早「あっ、ウイスキーなくなったわ」

響「えっ!? 自分まだあんまり飲んでないのに!」

春香「いや、飲んでるからね。私見てるからね。千早ちゃん、次どうする?」
29 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2016/12/31(土) 00:40:33.60 ID:/Op8eH7m0
千早「エンジンかかってきたし、次はこの古酒にしてみるわ」

響「あ、それ自分の地元から送ってもらったヤツなんだ」

千早「どれどれ……」トクトクトク
30 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2016/12/31(土) 00:41:05.98 ID:/Op8eH7m0
千早「……ん、美味しいわ」クピクピ

春香「私もちょっといただこうかな」

響「どうぞどうぞ」トクトクトク

春香「……へぇ、意外とまろやかだね」
31 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2016/12/31(土) 00:41:40.88 ID:/Op8eH7m0
響「普通の焼酎より飲みやすいと思うんだよね。ま、その辺は人によるけど」ゴクゴク

千早「……ふぅ、もう一杯」

春香「うーん、嫌な予感しかしない」

千早「大丈夫よ。今日は調子良いみたいだから」
32 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2016/12/31(土) 00:42:41.69 ID:/Op8eH7m0
響「実際のトコどうなの?」

春香「響ちゃんが来るまでに、いつものパターンをキッチリ押さえてるよ」

響「ダメじゃん」

千早「大丈夫。大丈夫よ……」ブツブツ

春香「キマってきたね……ところで、響ちゃんはお正月どうするの?」
33 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2016/12/31(土) 00:47:15.78 ID:/Op8eH7m0
響「んー、自分はギリギリまで働いたお陰で年始の7日から仕事だから、それまで地元に帰ろっかなって」

春香「いーなー沖縄。私も連れてってよー」

響「芸能人はおとなしくハワイ行っとけよ」

春香「もう飽きた」

響「ひっぱたいて良いか?」
34 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2016/12/31(土) 00:48:18.94 ID:/Op8eH7m0
春香「自分だってアイドルの頃は行きまくってたじゃん!?」

響「今は一般人だもんね」

春香「勿体ないなぁ……響ちゃんなら今でも絶対売れっ子なのに」
35 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2016/12/31(土) 00:49:30.26 ID:/Op8eH7m0
響「良いんだよ。自分はアイドルでやりたかった事はやりつくしたから。それに、今の仕事だって楽しいぞ!」

春香「まぁ獣医さんって響ちゃんにはぴったりだと思うけどね」

響「まぁまだまだ勉強中だけどね。それより……」

千早「見て見て! 茶柱!」ゲラゲラ
36 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2016/12/31(土) 00:50:02.80 ID:/Op8eH7m0
響「千早は古酒の中に何を見てるんだ?」

春香「千早ちゃーん、帰っておいでー!」

千早「何よ二人ともぉ、ノリが悪いわよ!」

春香「千早ちゃんは酒癖が悪いね」
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/31(土) 01:18:57.52 ID:VHqd7W40O
茶柱で笑った
38 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2016/12/31(土) 18:07:36.40 ID:/Op8eH7m0
千早「分かったわ! そんな真っ暗くらいくらいな二人を私のハッピーなギャグで笑わせてあげるわ!」

春香「期待しないで見てるよ」

千早「よいしょっと」ゴロン
39 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2016/12/31(土) 18:08:18.96 ID:/Op8eH7m0
千早「まな板(真顔)」

がなはる「「ブフーッ!!」」

千早「何笑ってるのよ!」

春香「何で私達怒られてんだろ……」

響「年末にして今年一番の不条理を見たぞ」
40 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2016/12/31(土) 18:18:57.31 ID:/Op8eH7m0
千早「生きてるんだもの。不条理なこともあるわ。それが大人って物よ、我那覇さん」ナデナデ

響「自分もう大人だぞ!」

春香「……っ!」ハッ

響「春香もそう言えばって顔するなよ! だいたいコレ、元765プロ同い年の集まりだろ」
41 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2016/12/31(土) 18:19:42.22 ID:/Op8eH7m0
春香「それを聞いて思ったんだけど、私達って結構長くこうやって三人で集まってるよね」

響「そういえばそうだなぁ……」

千早「ちくわ大明神」

響「おい今の誰だ?」
42 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2016/12/31(土) 18:20:08.09 ID:/Op8eH7m0
春香「はーい千早ちゃーん。お茶の時間ですよー」

千早「わーいお茶だー。千早お茶大好きー」クピクピ

響「雪歩みたいな事言うなぁ」

春香「いや、雪歩はこんなこと言わないから」
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/01(日) 08:21:42.83 ID:Vew6jO67o
昔春香と千早が一緒の家に住んでるss書いてた人?
44 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/01/02(月) 01:12:33.31 ID:z5vZ4OBY0
>>43
多分違う人です
45 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/01/02(月) 01:13:51.40 ID:z5vZ4OBY0
響「じゃあ真みたい」

春香「いや、真はこんなこと……あー、言うかも」
46 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/01/02(月) 01:14:32.45 ID:z5vZ4OBY0
春香「ところでさ、そろそろお蕎麦食べたくない?」

響「おー、年越し蕎麦か! 良いなそれ」

千早「うぅぅ……私はしばらく横になってるわ。世界が回ってる上に、私の胸が平らに見えるの」

春香「まだ大丈夫そうだね」

響「んじゃ、自分作るの手伝うぞ!」
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/02(月) 05:48:07.39 ID:6cNLOj4WO
自分でネタやっといて平たく見えるって面倒くさ可愛いちーちゃんだなww
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/03(火) 06:48:31.29 ID:HB6wvLl/0
ちーちゃん……酔ってなくても平らにしか見えないよね?
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/03(火) 13:59:10.93 ID:atMdUEq6O
筋肉でバッキバキだし……
50 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/01/04(水) 00:42:04.52 ID:Of95ULRc0
……

響「……」

春香「……」

千早「zzzzz」
51 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/01/04(水) 00:43:14.59 ID:Of95ULRc0
春香「綺麗な顔してるだろ? 寝てるんだぜ、これ」

響「え、これそういうノリなのか?」

春香「でも実際、千早ちゃん綺麗な寝顔だなぁ」

響「千早って美容とかあんまり気を遣ってなさそうだけど、肌すっごく綺麗だよね」
52 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/01/04(水) 00:43:45.32 ID:Of95ULRc0
春香「ねー。こっちは色々苦労しながらお手入れしててこれなのに……何だかだんだんイライラしてきたよ!」プンプン

響(春香も充分綺麗だと思うけどなぁ)

春香「ふんだっ、千早ちゃんなんてこうしてやる!」ムニュムニュ

響「ぷっ、あははは! 千早の顔が変形してるぞ」
53 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/01/04(水) 00:44:35.96 ID:Of95ULRc0
春香「うわっ、すっべすべだ。見てこれ。千早ちゃんの顔すっべすべ」スリスリ

響「どれどれ……うわ、ホントだ。すっべすべだぞ」

千早「……ひょっほ、あはははひ?」

春香「あ、起きた」ツンツン

響「おはよう千早」ツンツン
54 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/01/04(水) 00:45:21.76 ID:Of95ULRc0
千早「はひやっへふほよ!」

響「いやぁ、千早の肌がすっべすべだなーって」

春香「今のよく解ったね」

千早「全く、人が寝ている時に……」

春香「まぁまぁ千早ちゃん。ほら、お蕎麦できたよ」
55 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/01/04(水) 00:45:54.22 ID:Of95ULRc0
千早「そんなもので誤魔化される私じゃ……あら、良い匂いね」

響「ふふーん、何たって自分と春香が作ったからな」

春香「千早ちゃん、気分はどう? 食べられそうかな?」

千早「ええ、もう大丈夫よ。頂くわね」
56 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/01/04(水) 00:46:33.23 ID:Of95ULRc0
響「ふぅ。お酒とお蕎麦って何でこんなに相性良いんだろうな」ズズー

春香「私はそういうイメージはないけどなぁ……あ、でも飲んだ後にうどんやラーメンはよく食べるよ」チュルチュル

響「貴音が蕎麦屋でよく飲んでるんだよなぁ。んで、時々自分もそれに付き合ってるんだ!」

千早「お蕎麦屋で一杯……なんだか四条さんらしいわね」
57 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/01/04(水) 00:47:26.35 ID:Of95ULRc0
響「蕎麦屋ならではのおつまみとかあって、なかなか面白いぞ。自分は鴨抜きが好きだなぁ」

春香「鴨抜き?」

響「鴨南蛮から蕎麦を抜いたのが鴨抜きだぞ」エヘン
58 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/01/04(水) 00:48:32.36 ID:Of95ULRc0
千早「……でも、それだと鴨抜きと言うより蕎麦抜きじゃないかしら?」

響「えっ!? えーっと……でも天抜きとかもあるから紛らわしいし……うぎゃー! 分かんないぞ!」

千早「我那覇さんにわかわいいわね……」ウットリ

春香「やめたげなよ……」
59 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/01/04(水) 22:49:41.05 ID:Of95ULRc0
……

響「ふぅ〜、美味しかったな」

春香「これからどうする?」

千早「あまり飲んでばかりというのも……年頃の女性らしくないわね」

響「じょ、女子力が問われてるのか……」
60 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/01/04(水) 22:50:56.77 ID:Of95ULRc0
春香「普段ならダラダラ映画みたりゲームしたりするとこだけど……ここは年の瀬らしい遊びをしてみよっか!」

響「年の瀬らしい遊びって何だ?」

春香「うーん、カルタとか福笑いとか?」

千早「それお正月よね?」

春香「一日くらい誤差だよ」
61 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/01/04(水) 22:51:23.19 ID:Of95ULRc0
千早「でも、この家にカルタや福笑いなんて無いわよ?」

春香「えらい人は言いました。なければ作れば良いと!」

響「いや、無理だろ」

春香「まかせて、私に良い考えがある!」

千早「その台詞本当に信憑性が無いわね」
62 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/01/04(水) 22:51:48.71 ID:Of95ULRc0
……

春香「じゃーん! 高木会長福笑いの完成ですよ、完成!」

響「真っ黒だぞ……」

千早「一応、パーツも作ってあるのね。でも、何処に置いても一緒のような気がするけど」
63 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/01/04(水) 22:52:20.77 ID:Of95ULRc0
春香「こないだバーに連れて行ってもらったんだけど、相変わらず色黒だったよ」

響「へぇ、高木会長どんな感じだった?」

春香「元気そうだったよ。黒井会長と小鳥さんも」

千早「あら、あのお二人も一緒だったのね」
64 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/01/04(水) 22:53:07.34 ID:Of95ULRc0
響「黒井社長……今は会長だったっけ? あの人はどんな感じなんだ?」

千早「それが、今じゃすっかり優しいおじいちゃんといった感じなのよ」

春香「若い子を見るとすぐお小遣いくれる人気者ですよ、人気者!」
65 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/01/04(水) 22:53:33.03 ID:Of95ULRc0
千早「でも、私達みたいなあの頃の765プロメンバーを見ると、おきまりの口調に戻るのよね」フフッ

春香「『このへっぽこアイドルめ!』ってね。でも、何だかんだ優しいよ。バーでも奢ってくれるし」

響「そっか……黒井社長、根は良い人だもんな」
66 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/01/04(水) 22:54:33.50 ID:Of95ULRc0
千早「我那覇さん達は黒井会長にお世話になっていたものね」

響「喧嘩別れみたいになっちゃったけど、今の自分があるのはやっぱり黒井社長のお陰だからな」

春香「響ちゃんも今度会長達と飲みに行く?」
67 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/01/04(水) 22:55:16.76 ID:Of95ULRc0
響「そうだな。いっぺんきちんと挨拶しときたいし」

千早「その時は私もご一緒させて貰って良いかしら?」

春香「うん! 会長や小鳥さんも喜ぶよ!」
68 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/01/04(水) 22:56:16.47 ID:Of95ULRc0
響「ピヨ子と言えば……」

千早「そうね。まさかあんなことになるなんて……」

春香「……」

がなはるちは「「「……」」」

春香「いや、結婚しただけだよね?」
69 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/01/04(水) 22:56:48.57 ID:Of95ULRc0
響「散々色々とネタにされてきたけど、無事結婚できて本当に良かったぞ」

千早「でも、私達もそろそろあの頃の音無さんの年齢に近づいてきてるわよね」

春香「そ、それは言わない約束だよ……」
70 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/01/04(水) 23:26:52.26 ID:Of95ULRc0
響「そろそろ年齢にこれをつけなきゃダメかなぁ」つ×

千早「え、それって付けたりはずしたりできるものなの?」

響(2×)「ほら、こんな感じで」
71 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/01/04(水) 23:27:52.67 ID:Of95ULRc0
春香「どうやってるのそれ?」

響(2×)「ピヨ子の結婚式で習ったんだ」

春香「でもそれはそれで何かに負けてる気がするなぁ」
72 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/01/04(水) 23:28:42.36 ID:Of95ULRc0
響「そもそもだぞ!」ドンッ

千早「あ、取れたわ」つ×

響「2×歳って普通に若くないか?」

春香「だよねー。あの頃の私達にせよ、小鳥さんにせよ、何をそんなに騒いでたのか分かんないよね」

千早(どうやってつけるのかしら?)つ×
73 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/01/04(水) 23:29:30.37 ID:Of95ULRc0
響「子供の頃って、20代がえらく大人に見えるもんだよなぁ」

春香「そうそう。今思うと悪いことしちゃったなーって思うね」

響「亜美真美のイジリ方に比べれば可愛いもんだけどな」
74 : ◆.xKc9zwqNY [saga]:2017/01/04(水) 23:30:01.06 ID:Of95ULRc0
春香「あー、亜美も罰が当たったって嘆いてたよ」

千早(2×)「あ、できたわ」

響「千早、会話に入らないと思ったら何やってんだよ」
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/07(土) 07:55:13.08 ID:A+73h5dU0
アイマス世界は25を超えたらBBA扱いされる修羅のちまた
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/07(土) 20:59:43.41 ID:K6aU8YmdO
気づいたら小鳥さんの年齢すら越えてるからな、俺達
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