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八幡「神樹ヶ峰女学園?」
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587 :
◆JZBU1pVAAI
[saga]:2018/01/20(土) 18:37:53.58 ID:KDJ0X6YH0
本編6-27
理事長室で全員分のファイルを見てから、俺は職員室での短時間の打ち合わせを終え、朝のHRを行うために教室へ急いだ。
一般クラスは朝の喧騒に包まれているものの、このクラスは静寂に満ちている。なんだか、中には誰もいないんじゃないかと思えてしまう。
八幡「うす」
ドアを開けると、すでにほぼ全員が座っていた。が、誰も言葉を発しない。皆一様に表情を暗くしたまま目を伏せている。
蓮華「あら、先生〜みんな〜。おはよう〜」
最後の1人、芹沢さんがチャイムと同時に入ってきた。だが、その芹沢さんもかなり無理しているのはわかる。これまで楠さんや粒咲さんがやっていた仕事を1人で肩代わりしているのだ。それに加えクラスの雰囲気を明るくしようと余計にテンションを高くして活動している。無理が出てきて当然だ。
八幡「日直、号令を」
うらら「…………」
八幡「蓮見、今日はお前が日直だろ」
うらら「え、ああ、そうね、うららだったわね」
マズイ。いつもは元気が良すぎる蓮見までこのありさまだ。相当心にダメージが来ているなこれ。
うらら「起立……。礼……。着席……」
蓮見の弱々しい声に合わせるかのように、力のない挨拶が終わる。出席確認も終え、連絡事項の伝達に移る。
八幡「お知らせだ。今日、楠さんが退院する」
今の星守クラス内で唯一と言っていい明るい話題だ。これによって、多少教室の雰囲気は柔らかくなった。
ゆり「ならば明日はみんなで明日葉先輩の復帰をお祝いしなければいけないな」
楓「ええ。千導院家総出で準備させますわ」
サドネ「させます、わ」
遥香「……でも、あんこ先輩はどうなるんでしょうか?」
成海の発言により、再び教室内は重苦しい雰囲気に包まれる。まあ、こうなってしまうのは仕方ないか。
八幡「必ず、明日までにはここに連れてくるつもりだ」
ここでHRの終わりを告げるチャイムが鳴った。本来ならここで俺は教壇を降り、自分の席につくことになっている。
ひなた「なんで先生席に着かないの?1時間目始まっちゃうよ?」
八幡「いいんだ。今日は俺がこのまま国語の授業をやる」
ミシェル「先生が〜!?」
八幡「ああ。担当の先生の許可は今朝もらった。どうしても今日、みんなにやってほしいことがあるんだ」
樹「比企谷くん、協力してほしい事って何かしら?」
風蘭「今朝いきなりメール来てびっくりしたぞ」
八幡「わざわざすみません。八雲先生、御剣先生。空いている席に座ってください」
俺は持ってきていたプリントを1人ずつ配っていく。星守たちと2人の先生はそのプリントを訝し気に眺める。
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