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P「人形の檻」
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446 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/02/22(水) 01:09:56.74 ID:Pdu/6Szo0
真美「よし! あの開かなかった引き出しを開けちゃおう」
真美「丁度書斎側にいるから、箪笥を壊すための道具を武器庫から取っていこう」
真美「やっぱり斧がいいかな?」
―広間
真美「ん、まだ兄ちゃんいるっぽいね」
真美「やっぱり取引が条件なのかな?」
真美「ま、今は引き出しだよね!」
―物置
真美「やっ! はっ!!」ガッバキッ
真美「ふぅ、これで中を引き出せるかな?」
真美「なんだか壊すのは悪い気がするけど、キンキュー事態だからしょうがないよね!」
真美「よいしょっ……これは、赤い……生地?」
真美「やっぱりただの布が入ってるだけっぽいよ」
真美「この布で着せ替え人形の服を作ってたのかな?」
447 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/02/22(水) 01:21:02.55 ID:Pdu/6Szo0
真美「大きさは……真美の上着と同じくらい、かな?」スッ
カラン……
真美「わっ、何か落ちてきた!?」
真美「これは……なんだろ」スッ
真美「えっと……なんだっけ……これ、すごく見たことある」
真美「ああ! 思い出した! これはアレだよ!!」
真美「ぜんまい時計とか回す時に使うやつだ!!」
真美「ちゃんとした名前は真美知らないけど」
真美「穴に差し込んで、キリッキリッて回すやつだよね」
真美「ん? でもここに時計はなかったよね?」
真美「じゃあ、これは何に使うんだろう」
真美「……あ、人形?」
真美「そっか! からくり人形だ!!」
真美「この回すやつは人形に使えばいいんだね!」
448 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/02/22(水) 01:29:27.96 ID:Pdu/6Szo0
真美「あ、ちょっと待って……一番下の開かなかった箪笥の引き出しにこれが入ってたなら」
真美「上の引き出しはどうなんだろう」
真美「せっかくだから確認しとこうかな」
真美「えいっ!!」バキッ
真美「よし、これで取り出せるね」
真美「えっと、こっちは……青い布だ」
真美「その中に……あった!」
真美「こっちにも同じぜんまい回しがあったよ」
真美「あ、でもこっちの方が赤い布から出てきたやつより少しだけ大きい、かな?」
真美「んっふっふ〜、これは重要そうなアイテムをゲットしましたな〜」
真美「問題はどの人形にこれが使えるかってことだよね?」
真美「さて、どうしようかな?」
行動安価
>>450
449 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/22(水) 02:16:43.04 ID:TG9bUMFwo
ぜんまいってどこで使えたっけ?
安価下
450 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/22(水) 06:38:45.71 ID:EQ756+pso
とりあえず鍵とか紙とか数字とか全部集める(判明してる範囲で)
451 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/02/22(水) 14:14:52.53 ID:Pdu/6Szo0
真美「とりあえず、今ある情報を一回全部集めちゃおうかな」
真美「えっと、パスコードはあと人形の持ってるやつだけだよね?」
真美「鍵は……あ、この部屋の隣の怯えた人形が持ってる鍵だけまだ取ってなかったっけ」
真美「ん〜、人形のは後回しにしたほうがいい気がするから……」
真美「よし、まずは鍵を回収して、まだ取ってない紙を取りに行こうかな!」
真美「そうと決まれば、隣の部屋にいくぞー!」
―
真美「えっとこの部屋って鍵のかかった部屋で、部屋の中からベニヤ板で封鎖されてるんだよね」
ガチャ……ガッ
真美「うん、で……斧で……やっ!!」ガッバキ
真美「開いた!」
真美「わぁ……やっぱり荒れてるなぁ」
真美「奥に……いた、怯えた人形」
真美「この人形の手に……あった、へんてこの形の鍵」
真美「この鍵で、あの鬼の頭の入った箱を開けるんだよね」
真美「でも開ける意味あるのかなぁ……ま、いっか」
真美「とにかく、これで鍵は全部手に入ったかな?」
452 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/22(水) 14:15:08.15 ID:WYkuwQr0o
このぜんまいってPにつかうんじゃね?
ぜんまい侍的な
453 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/22(水) 14:18:01.59 ID:SvQMv5two
でもぜんまいふたつあったからなぁ
それにからくり人形に使うようなってことはPは人形だし
この世界で人形にいい思い出がない…
454 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/02/22(水) 14:56:58.83 ID:Pdu/6Szo0
真美「次は紙だね!」
真美「とりあえず、こっち側のを全部集めよう」ガチャ
真美「こっち側は、あと鏡の間と鳥の絵がある部屋にあったよね」
―鏡の間
真美「わ〜、目がチカチカする……」
真美「確か、部屋の隅に……あった!」
『しくじった…… 俺はもう帰れない あいつをここにさえ…… ああ、ちくしょう』
真美「このあいつってホントに兄ちゃんなのかな?」
―
真美「わっ、実際に見てみると、すごく大きな鳥」
真美「何の鳥かは分かんないけど、空を飛んでる最中の絵っぽいね」
真美「飛んでる鳥を上から描いてる絵かな?」
真美「あ、腕だけの人形……よっ」
『上……見ろ……』
真美「上は……何もないよね? う〜ん……」
真美「あ! うん、やっぱ穴なんてないよね」
真美「流石に腕だけの人形にはからくりなんてないよね」
455 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/02/22(水) 15:42:41.48 ID:Pdu/6Szo0
真美「こっち側の紙はもうないかな?」
真美「次は書斎側のを取りに行こう」
―広間
真美「まだ燭台は全部ついてるね」
真美「兄ちゃんもちゃんといる」
真美「えっと、二階と地下には紙はなかったよね」
真美「だから、書斎側の紙を取ったら全部かな」
―
真美「まずは、武器庫の取り忘れてた紙を回収!!」
『無理だ……勝てない……何をやっても……倒せない』
真美「ひびきん……ううん、今は考えないでおこう」
真美「武器庫の前の部屋は何もなかったよね?」ガチャ
真美「うん、なにもないね」
真美「ホントに何もないのかなぁ?」
真美「ん〜……何のための部屋なんだろ??」
456 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/02/22(水) 15:57:24.68 ID:Pdu/6Szo0
真美「鬼の頭のある部屋は鬼の頭しかなかったよね」
真美「じゃあ書斎かな」
―書斎
真美「ここは絵本や、手記があって、天井に鳥の模型が飛ぶように揺れてる」
真美「で、その鳥の銜えてる紙を取れば、とりあえず全部回収できたかな?」スッ
真美「よっと!」パシッ
『マエダケミルト ナニモミエナイ』
真美「うー! だったらどこから見たらいいのさ!!」
真美「まあいいや!」
真美「とにかく一応全部揃ったかな?」
真美「小さな鍵を持った着せ替え人形の部屋のは持ってるし」
真美「うん、多分これで全部っぽい」
457 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/02/22(水) 16:04:08.07 ID:Pdu/6Szo0
真美「あ! もしかして」
真美「この部屋の机にいる人形……」
真美「どこかに穴は……ない」
真美「この人形も違うんだね」
真美「でも二階や地下の人形は多分からくりじゃないよね」
真美「全部調べるなんて時間的に無理だろうし」
真美「ならあと可能性があるのは、物置とちいさな鍵を持ってた着せ替え人形か」
真美「調べる価値は二十分にあるね」
真美「でもまずは情報の整理をしよう!」
真美「いろいろ書かれた紙を見て、ちょっと真美、思った事があるんだよねぇ」スッ
458 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/02/22(水) 16:24:56.43 ID:Pdu/6Szo0
真美「んしょ……うん」
真美「この紙って大きく三つのグループに分けられんだよね」
真美「まずカタカナで書かれた紙」
『ココハユメ ハヤクサメナキャ キミモニンギョウ』
『ダイジナ ダイジナ イノチ ナクストオワリ オニンギョウ』
『マエダケミルト ナニモミエナイ』
真美「あと、ひびきんの読んでた絵本の最期のページの」
『ワタシノダイジナモノ アナタノダイジナモノ
タイセツニ タイセツニ カザッテル』
真美「それと平仮名だけの紙」
『なまえ しられちゃいけない なまえ しられると かm……』
『きらい きらい かがみは だいきらい』
459 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/02/22(水) 16:37:48.53 ID:Pdu/6Szo0
真美「それから普通の文? のやつ」
『しくじった…… 俺はもう帰れない あいつをここにさえ…… ああ、ちくしょう』
『気をつけろ……首だけの人形は……信じるな』
『上……見ろ……』
『無理だ……勝てない……何をやっても……倒せない』
真美「多分、この普通の文の紙は、真美たちのようにこの悪夢に迷い込んだ人たちが残してくれたんだと思う」
真美「で、カタカナと平仮名の紙は、注意してる物が違うんだと思う」
真美「ハッキリと確信は持てないけど、この二つが同じものを指してるとは思えないんだよね」
真美「それとも重要度を指してるのかなぁ?」
真美「カタカナのが重要で、平仮名はそうでもない感じ?」
真美「ん〜、とにかくこの紙は三つの人物(?)が混ざってるんだ」
真美「だからって何が分かるわけでもないんだけど……」
460 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/02/22(水) 16:55:34.97 ID:Pdu/6Szo0
真美「パスコードは」
物置『42』
二階『2833』
書斎側『740』
真美「あとは人形と取引で手に入る……はず」
真美「……数字の書かれた紙って四つなのかな?」
真美「あ!! よく考えてみると、数字の書かれた紙って」
真美「鏡の間の方を便宜上右側とすると、上(二階)、下(地下)、右(鏡の間)、左(書斎側)の四方向で手に入ってるじゃん!」
真美「広間を中心にしてるなら、多分間違いないっしょ!?」
真美「後は、人形の言ってた真実」
”パスコードは四桁の数字 ”
真美「これが真美の時どうなのか分かんないから、やっぱり取引してみるべきだよね」
真美「そういえば人形ばっかの建物なのに、なんで鳥がいるんだろう……ん〜」
真美「ま、いいか! 今は次に何をするか、だよね!」
461 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/02/22(水) 16:59:51.09 ID:Pdu/6Szo0
真美「着せ替え人形にこのからくりねじを差し込める穴があるか調べてもいいし」
真美「取引しちゃって最後のパスコードと真実を聞いてもいいし」
真美「先に天井裏に行ってもいいし」
真美「兄ちゃんのことについて考えてもいいし」
真美「ん〜、まだ出来ること、やれることはまだまだありそうだね」
真美「どうしようかな?」
行動安価
>>464
462 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/22(水) 20:33:45.08 ID:4NKHrlu50
今足りないのは情報なので首だけの人形のところへ行って
根掘り葉掘り聞き出す(契約はしない)
463 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/22(水) 20:58:33.03 ID:drL7y7Vqo
>>462
で
464 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/22(水) 21:07:25.13 ID:zTc+uoVz0
安価上
465 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/23(木) 01:55:24.96 ID:P0/ngzlko
首だけの人形って契約しないかぎり取りつく島もない感じじゃなかったか
466 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/23(木) 17:42:26.71 ID:OuxI2G450
現在判明しているマップとヒントを書き出してみました
ヒントは自分が必要そうだと思ったものを書いているので不要なものがあったり本当は必要なものが無かったりするかもしれません
一部一つの画像にまとめるには長すぎるヒントがあったのでそれだけ分けています
1F
http://i.imgur.com/oZPhIIt.png
2F
http://i.imgur.com/1QRdBlv.png
BF1
http://i.imgur.com/JhJSLZe.png
1Fの※10にある文書
http://i.imgur.com/2UMtOoq.png
467 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/23(木) 23:00:59.13 ID:daH0Ev6h0
>>465
そうだな
でも貴音の質問に結構答えてたから向こうも必死なのかもしれん
468 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/06(月) 13:01:16.96 ID:hkzMzyjZ0
真美「まだまだ分かんない事が多いから、首だけの人形にいろいろ聞いちゃおっか!」
―広間
真美「兄ちゃんは……いたいた!」
真美(やっぱり兄ちゃんは取引することでいなくなるのかな?)
真美「あ! 燭台の火が一つ消えてる……」
真美「う〜ん、時計が無いから分かんないけど、真美的な感覚では一時間くらい経ってるから」
真美「一時間で一つ消えちゃうって感じかな?」
真美(ってことは、あと三時間、取引を成功させた時を考えたら四時間あるってことだよね)
真美「何にせよ、もたもたはしてらんないね!」
真美「さて、やっぱり近くで見れば見るほど兄ちゃんですなぁ」
真美「うえ〜、にやけた仮面をつけてずっとこっち見てる……ちょっときもいよ兄ちゃん!」
真美「……やっぱ反応ないっぽいよ」
真美「う〜ん、まあ今は兄ちゃんよりこっちだよね」チラ
人形「……」
469 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/06(月) 13:15:27.30 ID:hkzMzyjZ0
真美「お〜い」
人形「……」
真美「あれ? 聞こえてないのかな?」
人形「んん? もしかして俺に言ってんのかい?」
真美「そうだよ」
人形「こいつは驚きだ! あんた、何で俺が話せるって知ってるんだい?」
真美「あっ……」
真美(そういえば今までは向こうから声をかけてきてたっけ)
真美(これって正直に話しても大丈夫なのかな?)
真美(でも余計なことでリスクは負いたくないよね)
人形「お〜い」
真美「えっと、ゲームでは基本中の基本っしょ?」
人形「げーむ?」
真美「うん!」
470 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/06(月) 13:35:01.88 ID:hkzMzyjZ0
真美「気が付いたらよく分かんないところで目が覚めたんだよね」
真美「で、ココハユメ〜って紙が手元にあって」
真美「いろいろこの建物内を探索したところ、脱出ゲーな感じがしたから」
真美「とにかく情報が欲しくて、手当たりしだい声をかけたりしてたんだよ!」
人形「ほ〜、よく分からんが、肝っ玉の座った嬢ちゃんだね」
真美「えっへん!」
人形「そんなあんたにいい話があるんだが、聞いてくれないかい?」
真美「いい話?」
人形「ああ、俺と取引をしよう」
真美「取引……」
人形「おっと、そんなに難しく考えないでくれ」
人形「要はこの館のどこかにある俺の身体を探してほしいんだ、それが出来たらあんたにとって大事な真実を一つ教えてやる」
真美(みんなの時と一緒だね)
人形「情報が欲しいあんたにとって、悪い話じゃないだろう?」
471 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/06(月) 14:03:34.91 ID:hkzMzyjZ0
真美「う〜ん、取引するかどうかは置いといていろいろ聞いてもいい?」
人形「ああ、別に構わないぜ?」
真美「えっと、じゃあ……ここって一体何なの?」
人形「さてねぇ、きっとあんたの言うように、ユメの中なんだろうさ」
真美「む〜、ちゃんと教えてよ!」
人形「はは、少なくとも俺は与えられた役割をこなすだけさ」
真美「役割?」
人形「ああ、憐れで可哀想なあんたの手助けさ」
真美「取引ってこと?」
人形「ああ、それだけじゃないけどな」
真美「?」
人形「ま、それも取引をすれば分かる事さ」
真美「……」
472 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/06(月) 14:19:09.48 ID:hkzMzyjZ0
真美(取引だけじゃないってどういう事だろう)
真美(でも取引をすれば分かるってことは、多分兄ちゃんの事だよね)
真美(やっぱり、この人形と取引することが兄ちゃんがいなくなるきっかけで間違いないっぽいよ)
真美「あ、建物を回ってこういう紙をいくつか見つけたんだけど、何か知らない?」
真美「平仮名だけで書かれてたり、片仮名で書かれてたりするんだけど」
人形「う〜ん、知らないねぇ」
真美「え〜、じゃあ、この文とかは真美がここに来る前の人たちが残してくれたモノっぽいんだけど」
真美「その人たちの事は分かる?」
人形「ああ、ここには数え切らないほどの憐れなヒトが迷い込んでるからなぁ」
人形「いちいち顔なんて覚えちゃいないが、きっとあんたも……」
真美「ま、真美は人形になんかにならないよ!!」
人形「はは、そうかい」
人形「ああ、そうならないように頑張れよ」
仮面「……」
473 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/06(月) 14:34:20.28 ID:hkzMzyjZ0
人形「質問は終わりかい?」
真美「あ、この数字は? 全部意味があるものなの?」
人形「どうだろうねぇ、俺が言えることは何もないなぁ」
真美「うぬぬ、このぜんまいは何に使うの?」
人形「俺には使えないぜ」
真美「何に使うか聞いてるの!」
人形「知らないな」
真美「……じゃあ二階のロフトの上に更に奥に上がる天井口があったけど」
真美「あれは?」
人形「ああ、それは俺のご主人様の部屋だな」
人形「気軽に入ることはお勧めしないな」
真美「これは教えてくれるんだ」
人形「俺が分かることなら、教えてやるさ」
真美「そっか」
474 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/06(月) 14:44:20.36 ID:hkzMzyjZ0
真美「じゃあ、分かる範囲でこの建物について教えて」
人形「そうだなぁ……あんたがもう見たかどうかは知らないが、地下には鬼がいるんだ」
真美「鬼……」
人形「ああ、まあ俺が首を取っちまったから、首の無い鬼なんだがな」
人形「アレが動くことがあれば、逃げた方がいいぜ」
真美「勝てないの?」
人形「どうだろうねぇ……俺が見てきた限りでは、助かった者はいないな」
真美「……あ!」
人形「ん? どうしたんだい?」
真美「えっと……これ!!」ゴソゴソ
人形「それは?」
真美「手鏡!」
真美「どう? 鏡が嫌いなんでしょ?」
人形「別に何ともないぜ」
真美「あり……?」
475 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/06(月) 14:57:46.62 ID:hkzMzyjZ0
真美「じゃあ鬼が鏡を嫌がるの?」
人形「さぁね、首が無いのに分かるだろうか」
真美「あ、そっか……」
人形「何にせよ、歯向かうのはよした方がいいってことさ」
真美「うん、わかった」
真美「ちなみに、どうやったらここから出られるの?」
人形「ああ、それはそこの機械に正しいパスコードを入力すればいい」
真美「あ、やっぱりそうなんだ」
真美「じゃあ正しいパスコードはなに?」
人形「さてねぇ、それは分からないなぁ」
真美「む〜、けちんぼ!」
真美「そういえば、鳥の絵とか模型があったりしたけど、何か知ってる?」
人形「鳥か……よくは知らないが、確かゴシュジンサマの部屋にもあった気がするなぁ」
真美「そうなの?」
476 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/06(月) 15:07:40.23 ID:hkzMzyjZ0
人形「ああ、まあ少なくとも無関係ではないだろう」
真美「だね!」
真美(う〜ん、聞きたいことは大体聞けたかな?)
真美(はぐらかされたりもしたけど、今回の質問は大きな収穫もあったかな?)
真美(正しいパスコードを入力すれば帰れるってことと、鏡は人形には意味ないってこと)
真美(ぜんまいとか、鳥とかまだ分からない事もあるけど前進した感じはあるよね!)
人形「満足したかい? 満足したなら取引しないかい?」
人形「悪いようにはしないぜ」
真美「う〜ん、もう少し考えさせて」
人形「そうかい」
真美(さて、どうしようかな?)
行動安価
>>478
477 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/06(月) 17:11:23.13 ID:kO3VCegjO
兄ちゃんが動かないなら背面やめにつきにくいところにねじを指すところがないか探す
478 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/06(月) 17:24:04.12 ID:SmhsXFNFo
(ある程度動いても無理そうなら取りあえず鬼の首を鏡の間に置いてみたいところ)
安価は上で
479 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/07(火) 06:19:20.75 ID:cn0Q22UV0
真美「一応兄ちゃんに穴が無いか見てみよっか」
真美(お姫ちんもひびきんも兄ちゃんの事調べてたけど)
真美(特に収穫はなかったんだよね〜)
仮面「……」
真美「ちょっとごめんよ兄ちゃん」ヨジヨジ
真美「ん〜、うなじの方には何もないなぁ」
真美「よっ、背中も普通だし……う〜ん、何もなさ気っぽいよ」
真美「あ、もしかして服の下にあるのかも!」
真美「兄ちゃん、これはキンキュー事態だかんね」ワキワキ
真美「覚悟っ……! ってあれ? 脱がせられない」
真美「仮面は分かるんだけど、服も無理なんだ……」
真美「ホント、変な事に巻き込まれちゃったね、兄ちゃん」
480 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/07(火) 06:32:46.03 ID:cn0Q22UV0
真美「よくよく考えたらぜんまいは二つあるから兄ちゃんじゃないんじゃないかな?」
真美「う〜ん、考えつく限りではあとは着せ替え人形しかないんだよね」
真美「でももしかしたらトラップかもしんないから、しんちょーにやっていかなきゃダメだよね」
真美「それにどのタイミングで取引するかも考えなきゃいけないよね」
真美「もし鬼が動き出してから取引を成功させたら、どうなっちゃうんだろう?」
真美「ん〜、でもあんまり危なそうなことはしたくないよね」
真美「次はどうしよっか」
真美「燭台の火はあと三つ……か」
真美「あんまりうかうかはしてらんないね!」
行動安価
>>482
481 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/08(水) 00:50:10.72 ID:E2DsznoO0
前の周回含めてまだ行っていない場所を探索してみる
482 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/09(木) 04:24:18.32 ID:qT/4ohVY0
↑
483 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/11(土) 13:13:50.37 ID:G8Sp2xgW0
真美「んむむ、まだ気になることはあるけど」
真美「先にマップ埋めをしちゃおっかな」
真美「えっとまだ行ってないとこは……」
真美「鬼の頭のある部屋と地下、それからロフトの上……天井裏だね」
真美「まずは鬼の頭の部屋に行こう」
―
真美「やっ!!」バキッ
真美「ふう……ちかれた」ギィ
真美「うん、部屋の真ん中にぎょーぎょーしい箱があるだけだね」
真美「中身はミミックよろしく大トラップだ〜!!」
ウゥー
真美「んっふっふ〜、残念ながらちみを解放するわけにはいかないのだ!」
真美「ま、もしかしたら話くらいは聞きにくるかもしんないから」
真美「期待しないで待っててね」
484 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/11(土) 13:31:07.58 ID:G8Sp2xgW0
―地下
真美「うへ〜、やっぱり不気味だよ」
真美「檻の中はびっちり人形の首」
真美「見るのが三回目じゃなかったら耐えられなかったかも」
真美「そもそももっと大事に扱うべきだと思うんだよね」
真美「この人形たちもこうなりたくてなったわけじゃないだろうし」
真美「っていっても仕方ないんだけどね」テクテク
真美「奥の檻に、人形の身体と鬼の身体」
真美「他に何かあるかなぁ……ん?」
真美「隅っこに何かありそう!」カチャ
真美「動かないよね……うん、大丈夫なはず!」キィィィ
真美「これは……」
『おって おって あそこまで
にげて にげて あそこまで』
真美「平仮名の紙……ひびきんたちの時はなかったのかな?」
真美「いやあの時は鬼がいつ動くか分かんなかったし」
真美「こんなにゆっくりは見れなかったよね」
真美「一応閉めとこ」カチャン
485 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/11(土) 13:40:53.45 ID:G8Sp2xgW0
真美「予想外の収穫があったね」
真美「あそこってどこだろう?」
真美「う〜ん……あとで考えよっ」
真美「他にはないよね?」
真美「……なさげっぽいね」
真美「じゃあ後は二階かな」
―ロフト
真美「さて……」
真美「ついに来ちゃった」
真美「ひびきんもお姫ちんも入ってないし」
真美「正直ここに入るのは真美が初めてだよね」ギッギ
真美(うぅ……やっぱり嫌な感じがびしびしいってるよ)
真美「でも、入らなきゃなんも分かんないもんね」
真美(初見殺しはありませんように……!)スッ
真美「なむさん!!!」
486 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/14(火) 23:55:40.86 ID:eDv96etmo
どうだ!?
487 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/24(金) 15:47:16.16 ID:tCVv87GE0
フッ
真美「えっ!? 明かりが、暗く……!!」
キィィィ
真美「うあ……天井口が勝手に開いてく……」
真美(……)
真美(入れってことだよね?)
真美「慎重に行こう……」ギッギッギ
真美「んしょっ」
真美「ここは……今までの無機質な部屋と違って、女の子〜って感じの部屋だね」
真美「多分、燭台の火が一つ消えたんだと思うんだけど」
真美「少し薄暗くなって、可愛らしい部屋なのに不気味に感じちゃうよ……って」
真美「あっ!!!」タタタ
真美「ゆきぴょん!! お姫ちん!!」
488 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/24(金) 16:04:35.18 ID:tCVv87GE0
真美(ゆきぴょんとお姫ちんがショーケースの中に並んで飾られてる)
真美「これ……本物だよね? あの二人だよね?」
真美「随分小さくなっちゃってるけど……人形にされちゃった二人だよね」
真美「あれ? ひびきんは……?」キョロキョロ
真美「……ない」
真美「この部屋に飾られてる人形はゆきぴょん達とその隣のショーケースに入ってる」
真美「フランス人形……かな? これだけっぽい」
真美(でも二人がいるなら、どこかにひびきんもいる可能性があるよね!)
真美「これって開けられるのかな?」
真美「ん〜、見た限り鍵はなさそうだけど……ん? 土台に二つ穴がある」
真美「なんだろ……ぜんまいを入れる穴ではなさそうだけど」
真美「何かをはめれそうな丸い小さな穴が二つあるね」
真美「……」
489 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/24(金) 16:17:12.95 ID:tCVv87GE0
真美「これが鍵なのかな?」
真美「でもこれに入れるような丸いものって真美持ってないしなぁ」
真美「う〜ん、やっぱり持っていけないかなぁ」スッ
真美「わっ!? 硝子の部分が簡単にずれる……ってことは」
真美「よっ……は、外せた」
真美「あっ!」
真美(あっぶね〜、ここに入る時暗くなったのに、部屋に仕掛けが無いわけがないよね)
真美「ゆきぴょん達を見つけて焦っちゃってた」
真美「とにかくショーケースからゆきぴょん達を取り出すことは出来るってことは分かったけど」
真美「土台にある謎の二つの穴はまだなんなのか分からない」
真美「同じ構造っぽいから隣のフランス人形も取り出そうと思えば取り出せるかな?」
真美「……」
真美(この子が絵本に出てきた初めての友だちなのかな?)
490 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/24(金) 17:11:34.50 ID:tCVv87GE0
真美(……う〜ん)
真美(ここまで来たものの、どうしたらいいのかな?)
真美「この部屋は薄ピンクの壁で小さな花がちらほら描かれてるね」
真美「窓が無いから変な感じがするけど」
真美「入ってきた天井口から見て、奥側の壁際に子供用のベッドかな? それがあって」
真美「右側にショーケース、左側には背の低い机と……その上に模型?」
真美「あ、この部屋を模した模型だね」
真美「それと紙……」スッ
『ヨクバリハ ミヲ ホロボス』
真美「欲張りは身を滅ぼす……?」
真美「ゆきぴょん達の事かな?」
真美「……う〜ん、状況的にはそうだよね」
真美「持っていける人形は一つだぞ〜ってことっぽいよね」
491 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/24(金) 17:22:33.14 ID:tCVv87GE0
真美「机の側には箱がある」
真美「何の箱かな……? 大きさはあの鬼の首が入ってる箱より二回りくらい大きいけど」
真美「ん? これ……鳥の絵?」
真美「今気付いたけど、絨毯に鳥の絵が描かれてる」
真美「あの壁にあったように空を飛んでる鳥の絵……」
真美「屋根裏部屋にいるからかもだけど、なんだかこの建物を上から見下ろしてる感じがするね」
真美「あ、小さな本棚もある……真美が入ってきた天井口の後ろ側だったからわかんなかったよ」
真美「部屋にあるものはこのくらいかな?」
真美(どうしよかな?)
真美「もし燭台の火が消えてるとしたらあと二つ」
真美「人形との取引を成功させたとしてもあと三つだから」
真美「あんまりゆーちょーなことは出来ないっぽいね」
真美「それにゆきぴょん達もいたし、どうにかしてあげたいよ」
真美「ひびきんはまだどこにいるか分かんないけど……」
492 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/24(金) 17:27:17.57 ID:eWvsYw0LO
響…あいつはいいやつだった
493 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/24(金) 17:28:47.53 ID:tCVv87GE0
真美「そういえば兄ちゃんの事もまだ何も分かってないよね」
真美「うあうあ〜!! やることが多すぎっしょ!!」
真美「まだ正解のパスコードも分かってないのに〜」
真美「この部屋はなんだか罠があるっぽいし」
真美「慎重に行動しなきゃ、だね!」
行動安価
>>494
494 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/24(金) 17:45:56.79 ID:4B/1NQelo
本棚に何かないか探してみる
495 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/24(金) 18:45:44.98 ID:tCVv87GE0
真美「本棚に何かないかな?」
真美「これは……本じゃなくてノートだね」ペラ
真美「うわっ、びっしり書かかれてる」
真美「でも全部片仮名で読みにくいなぁ」
真美「え〜っと……なになに?」
真美「初めてのお客さんは髪の長い女の子」
真美「部屋から出ずにずっと泣いていた」
真美「大丈夫、これからは泣かなくてもいいんだよ」ペラ
真美「今日は背の高い男の子」
真美「頑張ってたけど時間切れ」
真美「仲良くしましょうね……」
真美「これって……」パラパラ
496 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/24(金) 18:59:23.75 ID:tCVv87GE0
真美「後ろの方に……」
真美「おどおどした女の子が来た」
真美「鬼にやられなくて良かった」
真美「この子は今のお気に入り……」
真美「これってゆきぴょんの事じゃん」
真美「背の高い髪の白い女の子」
真美「前の女の子と知り合いみたい」
真美「せっかくだから一緒に飾ってあげる」
真美「お姫ちん……」
真美「元気な黒髪の女の子」
真美「この子も前の二人と知り合いみたい」
真美「こんな偶然あるんだね」
真美「とっても頑張ってたけど残念だった」
真美「一緒に飾ってあげたかったな」
真美「ひびきんのまで……」
497 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/24(金) 19:11:38.84 ID:XDblj2KSO
兄ちゃんにも穴はあるんだよな…
498 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/24(金) 19:12:00.42 ID:tCVv87GE0
真美「あ、じゃあ兄ちゃんのは!?」
真美「どこかにあるんじゃないかな?」ペラペラ
真美「多分後ろの方だよね」
真美「ん?」
真美「スーツの男の人」
真美「せっかくここから出れたのに」
真美「操り人形に取られちゃった」
真美「もしかして……これ?」
真美「これより前に操り人形になったのは……」ペラペラ
真美「女の人だ」
真美「兄ちゃんはこの人を助けようとしたのかな?」パラパラ
真美「……ん、最後のページに何か」
499 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/24(金) 19:30:55.03 ID:tCVv87GE0
『コノヘヤマデヤッテキタ サイドテールノオンナノコ
ドウヤラマエノコタチト シリアイミタイ
コレハモウキットグウゼンジャナイ』
真美「!」ゾクッ
『アナタハ ドウナッチャウノカシラ』
真美「ま、真美は……みんなとここを出るよ!!」
真美「思い通りになんてなってやるもんか!!」
真美「はぁはぁ……うぅ……」ジワ
真美「今更だけどとんでもないとこに真美はいるんだよね」グス
真美「みんな……うん、真美が頑張らないと」
真美「他に目星い物は……」パラパラ
真美「うん、なさそうだね」
真美「次はどうしよっか」
行動安価
>>501
500 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/24(金) 20:36:02.73 ID:XDblj2KSO
>>500
Get
501 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/24(金) 21:18:19.27 ID:A/vQru+qO
深呼吸
502 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/25(土) 03:21:33.24 ID:Xed63LEFo
ノートは全部カタカナってことは今までのカタカナのメモ書いた人と同じなのかな
503 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/25(土) 23:49:57.70 ID:t43x9mbm0
真美「冷静に動くために深呼吸しよう」
真美「す〜っは〜……」スーハー
真美「ん、なんだかスッキリした!」
真美(ここでは何が起こるか分かんないから)
真美(大きな箱も確認したいけど、まずはショーケースの土台にある穴にはまるものを探したいな)
真美(あ、それがこの大きな箱の中にあるかもしんないのか)
真美「う〜んぜんまいも気になるし……」
真美「一度下に戻るのもアリかな?」
真美「もちろん天井口は開けたまんまにしとくけど」
真美「ん〜、よし、決めた!」
行動安価
>>505
504 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/26(日) 09:37:15.30 ID:tztZcKT/O
鳥の件が気になるな〜
後もう少しヒントが欲しい…
505 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/26(日) 12:36:39.36 ID:7rLcwQO2O
とりあえず箱を調べてみる
506 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/31(金) 16:04:48.74 ID:8RmxgTWf0
真美「この机の側の大きな箱を開けてみようかな」
真美「鍵とかはないよね? うん、蓋を開けるタイプだからそのまま取るだけっぽい」
真美「……開けたとたん暗くなるとかないよね?」
真美「だからって、開けないわけにもいかないもんね」
真美「うし! 開けるよ!」スッ
真美「これは……おもちゃ箱?」
真美「おもちゃのティーセットに、小さなイス」
真美「このシートは芝生を模した小さなカーペットかな?」ガサ
真美「あ、お料理セットもある……」
真美「とにかくこれで人形とおままごとしてたっぽい」
真美「ん〜、他は何もなさそうかな」
真美(暗くはならなかったけど、ヒントになりそうなのもなかったよ)
行動安価
>>508
507 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/31(金) 22:19:39.66 ID:qkR8og4wO
後何が出来るのかがわからない…
508 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/31(金) 22:24:33.63 ID:7T0+Lt/iO
一か八か
鬼の頭を鏡の間に持っていく
509 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/01(土) 03:51:14.58 ID:Sxlk0P0W0
これは話が動く予感
510 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/01(土) 09:03:16.81 ID:eYDKFFN+O
土台の穴にはまる物も手掛かりないしな〜
良くも悪くも進展があることを願う
511 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/05(水) 01:03:18.93 ID:r+XW8XYwO
まだ回収されてないヒント(紙)の謎って
鳥の絵があった部屋の「上…見ろ」と
鏡の間の「ここにあいつさえ…」と
毎回変わるパスワード
他にあったっけ?
512 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/06(木) 02:29:23.55 ID:txQ1k4FUO
後は鏡が嫌い的なやつくらいだと思われ
513 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/04/13(木) 18:52:21.08 ID:E0AkSmsO0
真美「ん〜、ゆきぴょん達や土台の穴も気になるけど」
真美「あの鬼の首を鏡の間に持っていって反応を見てみよっかな」
真美「これで鏡が苦手なのが誰かはっきりするしね!」
真美「あ、天井口は開けっぱで行くよん!!」
―広間
真美「あ、やっぱり燭台の火が二つになっちゃってる……兄ちゃんも……まだいるね」
真美「っと、鬼が来ちゃう前に動かないと……っ!」タタ
―
真美「えっと、このぎょーぎょーしい箱をこのへんてこな鍵で開けてっと……」ジャララ
真美(う〜ん、時間が惜しいから話聞かずにバビュンって持って行っちゃおっか)
真美「よし、そうと決まれば……」スッ
鬼「……ほうワシを見ても驚かんとは」
真美「ちょっとごめんね!」ガシ
鬼「ぬっ」
真美「わっ、思ってたよりずっと軽い!!」
514 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/04/13(木) 19:01:22.33 ID:E0AkSmsO0
鬼「おい、気安く触るでない!」
真美「だからごめんって言ってるっしょ?」
鬼「どこへ行くのだ」
真美「んっふっふ〜、い・い・と・こ・ろ!」
鬼「待て」
真美「待たない」
鬼「どうせワシを運ぶなら取引をしろ」
真美「やだよ〜」
鬼「ワシと取引をすればお前にっとってたった一つの真実を教えてやろう」
真美「知らなくていいもんね」
鬼「……後悔するぞ」
真美「ふん! 脅したって無駄だぞ」
真美「それに後悔するのはお前の方っしょ!!」
鬼「何のことだ」
515 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/04/13(木) 19:08:45.58 ID:E0AkSmsO0
―鏡の間
真美「到着」
真美「ここに入ってもとぼけていられるかな?」キィイ
鬼「……」
真美「う〜、やっぱりチカチカするよ」
真美「それに真美と鬼の頭がいっぱいで変な感じ」
真美「あ、そうだ」チラ
真美「どうだ! まいったか!!」
鬼「……何のつもりだ?」
真美「あれ!? 何ともないの?」
鬼「貴様は何がしたいのだ」
真美「鏡が嫌いなんじゃないの?」
鬼「何とも思わぬ」
真美「そんな〜!!」
516 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/04/13(木) 19:14:05.50 ID:E0AkSmsO0
真美「あ! もしかして真美がここにいるからダメなのかも!」バタン
真美「……」
真美「……」
真美「……もういいかな?」キィ
鬼「……」
真美「うあうあ〜! 変わらずいるよ!!」
鬼「下らぬ遊びは済んだか?」
真美「こっちは遊んでなんかないよ!!」
真美(でもあの人形も鬼も鏡が大丈夫ってことは)
真美(やっぱり兄ちゃんが鏡が嫌いってことだよね)
真美「……」
真美(他に思い当たるのもないし)
鬼「おい、貴様、ワシと取引しろ」
真美「しないって言ってるっしょ」
517 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/04/13(木) 19:19:03.92 ID:E0AkSmsO0
真美(でもそうなったら兄ちゃんが何所にいるかってことなんだけど)
真美(まず兄ちゃんが動くために首だけの人形と取引しないといけないんだよね)
真美(う〜ん、どうしよう)
真美(あ、ぜんまいの謎も残ってるんだよね)
真美(それにゆきぴょん達……)
真美(次はどう動くべきかな?)
鬼「……」
真美(あ、この鬼はこのままでもいいのかな??)
行動安価
>>519
※鬼との取引不可
518 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/13(木) 19:28:56.51 ID:J4aQZRZ6O
kskst
519 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/13(木) 20:44:53.35 ID:WHrPzgf80
とりあえず鬼じゃない方と取引して兄ちゃん移動させて兄ちゃんの移動先考える
520 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/13(木) 21:02:24.62 ID:dKjMz/fdo
じゃないともう時間がないしね
521 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/13(木) 21:59:52.87 ID:LtHKf/VhO
つまり平仮名で書かれたヒントがPのということか
522 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/04/14(金) 12:38:07.93 ID:rmcqMNwe0
真美「うん、やっぱり首だけの人形と取引しよう!」
真美「多分兄ちゃんが動くのは人形と取引してからだと思うし」
真美「燭台の火もあと二つしかないかんね」
真美「それに最後のパスコードも手に入れなきゃだもんね」
―広間
真美(鬼を鏡の間に置いてきちゃったけどよかったのかな……?)
真美(出ていく時何か言ってたけど……ま、いっか!)
真美「おーい! 取引しに来たよ〜!!」
人形「おお、そうかい」
人形「うれしいねぇ」
真美「うん! でもまだ君の身体は見つかってないから一緒に探してもいい?」
人形「ああ、かまわないぜ」
真美「じゃ、れっつらごー!!」
523 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/04/14(金) 13:02:02.40 ID:rmcqMNwe0
真美「……」
真美「とは言ったものの、どこに行ったらいいのかな?」
仮面「……」
真美「少なくとも兄ちゃんは真美がここにいたら動く気はなさそうっぽいし」
真美「他の三人もどこかに移動した後に兄ちゃんはいなくなってたよね」
真美「えっと確かゆきぴょんが最初に目覚めた部屋に」
真美「お姫ちんは二階に、ひびきんは地下に行ってたよね」
真美「なら真美は書斎の方に行ってみよっかな!!」
真美「そうと決まればいざゆかん!」
仮面「……」
524 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/04/14(金) 13:09:16.75 ID:rmcqMNwe0
―書斎
真美「ってなんとなくここに来たけど」
真美「もうここには調べるものってないよね」
人形「おいおいそんなんで大丈夫かい」
真美「大丈夫っしょ」
真美「えっと、ここの人形にはぜんまい入れる穴はなかったよね」
真美「それにしても兄ちゃんはどこに行ってるんだろう……」
真美「あ、てかもういないのかな?」
真美「ちょっと見てみよう」
―広間
真美「いなくなってる……」
真美「やっぱり取引して広間からいったん離れることが兄ちゃんがいなくなるきっかけなんだね」
真美「じゃあ、兄ちゃんはどこに行ったのか……」
525 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/04/14(金) 13:47:08.95 ID:rmcqMNwe0
真美「う〜ん……みんなが取引した後、兄ちゃんがいなくなってからまだ行ってない場所に兄ちゃんが行ったって考えるのがセロリ―だよね」
真美「えっと……ひびきんが色んなところ行ってたから、結構絞られてるよね」
真美「思い出せ……二階にも地下にも行ってたから、多分この階のどこかにいるはず」
真美「えっと……鏡の間には誰も行ってないよね……それから真美たちが最初にいた部屋はゆきぴょんが行ってたけど」
真美「兄ちゃんがいなくなってからは行ってなかったかな? う〜ん微妙な所だけど、一応候補に入れとこう」
真美「それから、物置とその隣の部屋はひびきんが行ってたから除外して」
真美「あ、書斎と武器庫、その隣の鍵を持った着せ替え人形の部屋もいなかったよね」
真美「鬼の首のあった部屋も行ってたから」
真美「あと残ってるのは何もなかった部屋と鳥の絵が壁にあった部屋かな」
真美「鏡の間、最初に真美たちがいた部屋、その隣の鳥の絵の部屋、そして何もなかった部屋」
真美「うん、この四つの部屋は兄ちゃんがいなくなってからまだ行ってない部屋のはずだよ!」
真美「つまり、兄ちゃんはこの部屋のどこかにいるはず!!」
真美「でも兄ちゃんが鏡を嫌ってるとしたら鏡の間にはいないはずだから」
真美「実質三つだよ!!」
真美「どこから探そうかな」
行動安価
>>527
526 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/14(金) 14:24:56.37 ID:X+p/E4X6O
何もない部屋が怪しいかな?
527 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/14(金) 15:22:16.81 ID:mCep79j8O
じゃあ何も無かった部屋に移動
528 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/07(日) 22:54:06.90 ID:M7L7xb5Mo
はよ
529 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/10(水) 17:37:27.98 ID:nQgb3WBXO
はよう
530 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/15(月) 21:17:14.97 ID:QDnpkjGT0
真美「やっぱり何もなかった部屋が怪しいよね」
真美「ってことで何もなかった部屋に行こっ!」
―
真美「とーちゃく!」
真美「さあ、兄ちゃん! ついに追い詰めたぞ!!」スッ
真美「……」ガチャ
真美「あれ? 鍵が掛ってる……?」ガチャガチャ
真美「なんで?」
「だ、誰かいるのか!?」
真美「わっ」ビクッ
真美(扉の向こうから声が……)
「おーい……」
真美(この声……兄ちゃんだ)
531 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/15(月) 21:40:22.53 ID:QDnpkjGT0
真美「に、兄ちゃん?」
「! この声は……ってすまない、君が誰だか分からない」
「気が付いたらここにいて……側に気味の悪い仮面もあるし」
「でもよかった……話せる人がいて」
「鍵もかかってて、少し不安になってたんだ」
真美「え、ここの鍵は兄ちゃんが閉めたんじゃないの?」
真美「それに仮面が側にあるって、兄ちゃんは今何も被ってないの?」
「兄ちゃんって俺のことかい……? えっと何も被ってないよ? この仮面、つけた方がいいのかな?」
真美「だ、だめ!」
「それと多分、俺が鍵を閉めたわけじゃないと思うんだけど……」
「その口ぶりじゃ君が閉めたんじゃないだろうし……う〜む」
真美「……」
真美(ええ〜!? これどうしたらいいの!!?)
532 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/15(月) 21:54:37.73 ID:QDnpkjGT0
真美(なんか兄ちゃん仮面外れてるっぽいし……この部屋いつの間にか鍵が掛ってるし)
真美(この部屋の鍵なんてなかったよね? もしかしてこのぜんまいが関係してるのかな?)
真美(それにしても、兄ちゃんが無事でよかった)
「あの、いいかい?」
真美「な、なに?」
「いきなりで悪いんだけど、ここの鍵を探してくれないか?」
真美「鍵……」
「厚かましいとは思うんだが、頼れる人が他にいないから……」
真美「……」
真美(ううむ、どの道兄ちゃんをなんとかしなきゃって思ってたし)
真美(探さないとね!)
真美「うん、分かった!! 探してくるよ」
「ありがとう」
533 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/15(月) 22:04:49.84 ID:QDnpkjGT0
真美「すぐ戻ってくるから、待っててね!」
「あ! ちょっと待ってくれ」
真美「?」
真美「どうしたの?」
「いや、また誰か来た時に君である確証が欲しくてね」
「君の名前を教えてくれないか?」
真美「!!」ドキッ
真美(これって……)
「ん……そういえば君の声どこかで」
真美「……」カサッ
『なまえ しられちゃいけない なまえ しられると かm……』
「間違ってたら悪いんだけど……君の名前って」
「ユキホだったりしないかい?」
534 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/15(月) 22:18:44.47 ID:QDnpkjGT0
真美「っ!」ゾクッ
真美「ぇ、な、なんでゆきぴょんの名前……」ボソ
真美(冷や汗が止まらない……)
「違ってたか?」
真美「……」ドッドッ
真美(真美は広間で人形と話すとき……って)
「ん〜と……じゃあ」
真美(自分の事を―――じゃ――聞か―――)
「マミか?」
真美「ぁ、っ!!!」ズッ
真美(か、身体が動かない……!?)
真美(声も……っ!!!)
535 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/15(月) 22:30:34.82 ID:QDnpkjGT0
ガチャ……ギィィイイイ
仮面「……」
真美「!」ガタガタ
真美(仮面……つけたまま)
真美(近づいてくる……いやっ、誰か……!!)
真美(亜美……にいちゃ……っ!!)
仮面「……」スタスタ
人形「はは、大ピンチだな!」
不測の事態
>>537
コンマ30以下回避
536 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/15(月) 23:14:58.77 ID:O/HbNb3+o
加速
537 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/15(月) 23:39:52.00 ID:BdKbSEDho
はいはい全滅全滅
538 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/15(月) 23:59:28.76 ID:O/HbNb3+o
どうなる…
539 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/16(火) 01:29:19.90 ID:e7QOx0bRo
コンマ強すぎワロタ
540 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/16(火) 02:16:44.34 ID:nr8nnkgjo
回避おめ
541 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/16(火) 02:59:27.62 ID:Msn4g1rJO
00はヤバいなw
さて、これで解決に一歩近づけるか
542 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/16(火) 04:55:03.13 ID:Msn4g1rJO
スゲェ…
543 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/17(水) 19:22:06.57 ID:7km03cda0
ゴトッ
仮面「!!」バッ
仮面「……っ」タタタッ
真美「っはっ、はーっ、はーっ」ゼーゼー
真美「な、なに? 真美助かったの……?」ペタン
真美「あ……これ、手鏡」
真美(偶然手鏡が落ちて、それに気付いた兄ちゃんは逃げた……ってことだよね?)
真美「……この為だったんだ」
人形「あんた、運がいいな」
真美「……知ってたの?」
人形「さてね」
人形「そんなことより、早く俺を元に戻してくれよ」
真美「そんなことって、さっきちょーヤバかったっしょ!!?」
人形「はは」
544 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/17(水) 19:46:08.12 ID:7km03cda0
真美「まったく」
真美「……」
真美(手鏡、少しひびが入ってる……これ、まだ兄ちゃんに効くのかなぁ)
真美「あ! 兄ちゃん逃げちゃったけど、何処に行っちゃったんだろ」
真美「さっきの感じだとどこかに隠れてまた真美を狙ってくるかも」
真美「対策は鏡って分かったけど、不意をつかれたら真美は……」ゴクリ
真美「扉を開ける時は慎重にならなきゃ、だね」
真美(そういえば兄ちゃんが出てきた何もなかった部屋って、今も何もないのかな?)
真美(あ、でも時間もあまりないし、先に人形との取引を終わらすべきかな?)
真美(ぜんまいもまだ分かってないし、屋根裏部屋のショーケースの台座の穴も……)
真美「うあうあ〜、まだやることがいっぱいあるじゃん!! どうしよう!!」
真美「兄ちゃんにも気をつけなきゃいけなくなったし、むしろマイナスっぽいよ!」
真美「ん〜、とにかく行動しなきゃダメだよね!」
行動安価
>>546
545 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/18(木) 02:21:23.74 ID:+o+17efoO
Pは敵なのか?
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