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京太郎「おいでませ!」宥「松実館」玄「GX!」
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420 :
◆Bc4KZX4MNU
[saga]:2017/04/22(土) 02:36:29.39 ID:xVgFEzXN0
宥「……あ、ごめんね!」バッ
京太郎「いや別に」
宥「ひゃわっ!」ツルッ
京太郎「宥さんっ!?」バッ
京太郎(振り返ってしまった……振り返るんじゃなかった、いや振り返ったからいいもの見れた)
宥「あぅっ……」
京太郎(ぬ、濡れ濡れのすけすけ……)
宥「あっ……」カァッ
京太郎(む、胸もすけて……てかどっか引っ張ってるのかボタンがはじけ飛びそ、あれ、先……)
宥「ひゃっ」バッ
京太郎「あ、え、えと、その……」
宥「……うぅ」マッカ
京太郎(ああどうしよう、京ちゃん元気!)
宥「あっ」
京太郎(バレタ)
421 :
◆Bc4KZX4MNU
:2017/04/22(土) 02:54:47.26 ID:xVgFEzXN0
宥「わ、わわっ……」
宥(こ、これがっ……)
京太郎(どうしよう……隠す?)
宥(で、でもあの……服の上からでも、あの悪魔みたいな人が……ひどいこと、した)
京太郎(と、とりあえず隠すか……いや、あえてこれが通常状態だよみたいなことにすれば……興奮してない的な風に)
宥「あ、あの人が……触れた……」
京太郎(でも興奮してないみたいにすると、こう……良くない。良くない気がする)
宥「……」ソッ
京太郎「え?」
宥「……きょ、京太郎くん」
京太郎「は、はい、とりあえず指先で触れるのを」
宥「わ、私が上書き、してあげるからっ」ギュッ
京太郎「ファッ!?」
京太郎(なんの話ぃ!?)
宥「……だ、だから、京太郎くんっ」
京太郎「な、なんでしょう!」
宥「が、がんばるね……っ!」ハムッ
京太郎「」
422 :
◆Bc4KZX4MNU
[saga]:2017/04/22(土) 03:01:16.81 ID:xVgFEzXN0
__{ヾゞ´ _{ヾ´`ヾ/} `'`ヽ彡、
.{ ヾ 彡 ヽ
.乂 〈 〉 <
.{ヽ 、 〉 〈 ミ
.> ヾ∧===z、゙ 乂ミ` どうしてこうなった……
〈彡、 〉::ミh=イ〈从ミノヾ ∨
ノヾ从ノ´´ヾ::::::::::::::∥:}::::::{ :∨ ヽ
./\ イ|二:}三ヽ__/ヾ¨」二L {∨ :}
{ :/ {」::::::゙¨´:::::::ヽ/::::::::::::::::}: {_,」
「¨/ ::{::::::::::::::::::::::ノ {::::::::::::::::ノ
ヽ」 ミh、::::。o≦  ̄ ̄ ´}
〉---------------}
ヾ---.r--{}ー---{}ヾ´ヽ
|:::::::::| }::::::}
|:::::::::|----- ¨¨´:i}::::::}
いやまぁ、なんかエロハプニング入れようと思ったんだけどやりすぎた……
これどうしよう……まぁ宮守の時もこんな感じだったか
そんじゃ次回こそは二日目
423 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/22(土) 03:05:26.60 ID:drmCX1gAo
何が問題です?
424 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/22(土) 03:08:44.16 ID:ZxnMFvEwo
乙
腐コチャーこそSUZUさんにレイプされるべきだと思います(荒療治)
425 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/22(土) 07:49:15.85 ID:eszgKf9vo
ローカルルールに抵触するのが問題ですな
426 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/22(土) 08:56:22.81 ID:OcKXPpI/o
乙です
427 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/22(土) 10:53:51.43 ID:ZESr1dAh0
京ちゃんの京太郎が金的されても正常に反応するかどうかを検査する行為できっと医療行為の一種になるからKENZEZだろ?
428 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/22(土) 11:00:05.00 ID:COg/WyzNO
乙です
京ちゃんの京太郎がタヒんだ、この人でなし!
それと、腐コチャーは自重しなよw
429 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/22(土) 14:58:03.59 ID:bG6aFO73O
擬音だけなのでセーフ
430 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/22(土) 15:36:21.28 ID:k0Zi7mEf0
耳たぶ甘噛しただけでしょ(すっとぼけ)
431 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/22(土) 17:49:18.01 ID:7Vb2PYiT0
宥っぱいで京ちゃんの京太郎を包んであげるだけの簡単な治療ですね(棒)
432 :
◆Bc4KZX4MNU
[saga]:2017/04/25(火) 00:51:23.12 ID:St/UCQ9Z0
よっしゃ再開、宥ねぇがなにかをパクッとしたあと!
|\ Λ /|
| \| \/ V/ !
_| L _
_> /
\ √ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ \
> Λ/ ィゆ゙~ } \<_
乂_ { /\ ^'ー'^/V}―┘ <_
X | . γ{ { 弋フ 弋フ }\ <_
> |イ弋{ { ___ -} ̄ <__
> |ノ从 ^}! } <
> \ / =ニつ 心 < (改めて、なんでこうなった……)
>、 <ミi ≧s。 ノ イ <
X> >ニニニニニ> <‘,
. // へV vVヘニニニニニ > ト、「 ‘,
. /7L/ニニニニニニニニニニニハV vV vV ‘,
// /ニニニニニニニニニニニニニニニニ\ / ‘,
/ /ニニニニ{ ̄ ̄¨¨¨¨¨¨¨¨¨ ̄ ̄マニ{二二ニ\ ‘,
__/ニニニニニ{ マ{ニニニニ\ /
. /ニニニニニ{ マニニニニニ\/!
/二二ニニニ{ L ____________ L 寸ニニニニニ} |
ニニニニニニ{ {ニニニニニ{_|
二ニニニニニ\ /ニニニニニニ厂
.、ニニニニニニ\ __/二二二二ニニ/
\ニニニニニニ\ {ニニニニニニ/ 、
 ̄¨ \ニニ/ ̄\イ / ̄ ̄\、-===- \
ニ二二\/ヘ \ / /二二二二\ }
二二二二二} } / /ニニニニニニニ} }
433 :
◆Bc4KZX4MNU
[saga]:2017/04/25(火) 01:13:31.32 ID:St/UCQ9Z0
京太郎「ぐ、おお……」
宥「んむっ……」スッ
京太郎「あ、えっと宥さん……大丈夫ですか?」
宥「んむぅ?」
京太郎「あ〜えっと、吐き出して良いですよ?」
宥「……」フルフル
京太郎「?」
宥「んむっ……んくっ」ゴクッ
京太郎「へ……?」
宥「ぷはっ……えへへっ」ニコッ
京太郎「ゆ、宥さん……」
宥「ちょっと、喉に残る、かなぁ?」カァッ
京太郎「えろかわいすぎぃ!」ギュゥッ
宥「ふぇっ!?」
京太郎「ああもう、どうしよ……宥さんのせいですよ?」
宥「あ、あのっ、その……いまみたいの、すき?」
京太郎「……はい」コクリ
宥「なら、良かったぁ」エヘヘ
京太郎「でも、無理してあんなことする必要」
宥「無理、じゃないよ……してあげたかった、もっと……いつでも、どこでも、京太郎くんの、ためなら……」
京太郎「ゆ、宥さん……」
宥「ダメ、かな?」
京太郎「ダメ、じゃないけど……」
宥「じゃあ」スッ
京太郎「うおっ」
宥「まだまだ、元気、だよ……?」
京太郎「うっ」カァッ
宥「もっと……して、あげるね?」エヘヘッ
京太郎(あれ、これ……宥さん、俺のこと好き? 好きだよね?)
434 :
◆Bc4KZX4MNU
[saga]:2017/04/25(火) 01:26:18.68 ID:St/UCQ9Z0
―――翌朝【ホテル・部屋】
京太郎「ハッ!」バッ
京太郎(俺の部屋、俺のベッド……そして隣には)
宥「んぅ……」スゥスゥ
京太郎(……だが、本番はしていない。できなかった……宥さんが寝たし)
宥「んっ……あ、京太郎くん、おはよぉ」ニコッ
京太郎「お、おはようございます」カァッ
宥「……う、うんっ」カァッ
京太郎(ぐおぉ、顔が見られねぇ……!)
宥「ううっ、ご、ごめんね、その先に……き、気を」
京太郎「あ、いや、悪いのはその……宥さん、だけじゃ」
宥「そ、そうだよっ……京太郎くんの、鬼畜」ジト
京太郎「す、すみません……」
宥「……あんな、恥ずかしいことっ」
京太郎「お、お互いさまでしょうに」
宥「……う、うん」コクリ
京太郎「その……こ、今度は」
宥「うん、それにその……じゅ、準備とかも、なかったもん、ね」フイッ
京太郎「で、ですね」
京太郎(これはつまり、しっかり準備すれば……良いと? いや、今更だな、これはいける……俺は宥さんと……)
宥(こ、これってきっとそうだよね、きっと私、京太郎くんと……)
京宥(恋人になれる!)
435 :
◆Bc4KZX4MNU
[saga]:2017/04/25(火) 01:36:32.38 ID:St/UCQ9Z0
―――【ホテル:女子部屋】
京太郎「さて、二日目か」
宥「緊張してる?」
京太郎「そりゃそうでしょ」アハハ
憧「あんたら、普通に話してるけどさぁ」
京太郎「ん?」
憧「……二人してなんでこっち来たの?」
宥「え、だ、ダメだったかなぁ?」
憧「そうじゃなくてね」
灼「憧が聞きたいのは、なんで平然と二人一緒に京太郎の部屋からこっちに来たかってことだよ……ほら、最近耐性ついてきたハルちゃんが」
晴絵「」シロメ
灼「この人殺し!」
京太郎「なぜに!」
宥「あうっ、そういえば……凄い、恥ずかしいかもっ」
玄「お義兄ちゃんとえっちなことしたの!?」
宥「ふぇっ!? そそそ、そんなっ……ことっ……うぅっ」マッカ
京太郎「違う! まだ俺は童貞だ!」
憧「エロイことはしたと、童貞だとしても」
京太郎「なっ!?」
穏乃「語るに落ちるとはこのことだね」
京太郎「くっ……」
憧「……」
京太郎「ああ、そうだよ、したよ……したさ!」
憧「こ、こいつ……!」
灼「開き直った……!?」
宥「い、言っちゃだめだよ京太郎くんっ」マッカ
京太郎「あ〜かわいい」
宥「も、もうっ!」
灼「こっちがダメージ」
憧「あ〜死ぬ、糖尿病で」
436 :
◆Bc4KZX4MNU
[saga]:2017/04/25(火) 01:57:00.20 ID:St/UCQ9Z0
―――【会場】
京太郎「ということで……午後か」
晴絵「なんで説明口調?」
宥「が、頑張ってね京太郎くん!」
京太郎「はい!」
智葉「応援してるぞ」ニコッ
京太郎「な、なんで智葉さんがここに?」
智葉「それはもちろん、友達の応援をしにきたに……決まってるだろう?」
京太郎「ああ、それはもう、ありがとうございます……にしても今日も勝ちましたね」
智葉「京太郎が応援してくれているからなっ」ニコッ
京太郎(なんだ、このプレッシャーは……)
宥(えっと、友達、なんだよね……?)
やえ「王者も応援してるぞ!」
京太郎「あ、今日はその……あれですね」
初瀬「スガァ! それ以上言うな!」
京太郎「え、なんでまた?」
初瀬「そりゃ今日、辻垣内智葉に負けて落ち込んでるからに決まってるダルォ!?」
京太郎「は、はい」
初瀬「あのあと号泣しながら『京太郎が応援してくれてたのにぃ〜』って言ってたやえさんの可愛さがお前にわかるかぁっ!」
京太郎「それは確かに可愛い……あとお前イっちゃってんな」
初瀬「どういう意味で!」
京太郎「レズ的な意味で」
初瀬「誰がレズだ!」グググッ
京太郎「く、首が締まるっ!」
憧「初瀬との付き合い、考えようかなぁ……同性はない」
穏乃「そんな、そんなの憧じゃない!」
憧「だまりなさいYAOI!」
437 :
◆Bc4KZX4MNU
[saga]:2017/04/25(火) 02:24:52.24 ID:St/UCQ9Z0
京太郎「にしても、みんな応援にきてくれてありがとうな」
智葉「友として同然だ!」エッヘン タユン
京太郎(おっぱい)
智葉(京太郎、胸がすきなのか……)フム
宥「……」ムッ
初瀬「いや、あんたの応援なんて来てないから」
京太郎「え!?」
初瀬「やえさんに着いてきただけだし」ハッ
京太郎「そ、そうか……」
やえ「初瀬、しっかり応援するぞ!」
初瀬「はい! 頑張れ京太郎!」
京太郎「こ、この女……!」
憧「初瀬、あんたは遠い所に行ってしまったのね……そんなすぐに男と仲良くなるような尻軽だったなんて」
穏乃「憧も大概だったでしょ」
憧「そんなわけないでしょ! にしても仲良いわよね、初瀬と京太郎」
初瀬「はぁっ!? んなわけないでしょ、こんな顔と気遣いと優しいってだけの男!」
憧「わりと褒めてる……」
京太郎「わりと褒められてる……」
初瀬「別に褒めてないし」シレッ
宥「……んっ」ギュゥッ
京太郎(これは、宥っぱい! 腕に宥っぱい!)
玄「凄い独占欲……さすがお姉ちゃん!」
灼「褒めてるのそれ?」
438 :
◆Bc4KZX4MNU
[saga]:2017/04/25(火) 02:34:08.68 ID:St/UCQ9Z0
―――【会場:対局室】
京太郎「さて……」
男子α(なんだ、この感覚……)
男子β(やはり、そういうことか……)
男子γ(予想通り、ドラを持っていると……手も足もでない!)
『なるほどねぃ……牌譜を見た時に思ったけど、そーいうことか、知らんけど』
『いや、知ってる口ぶりでしたよね?』
『……阿知賀にドラゴンロードがいるのは言ったよね』
『あ、ええ……ドラを集めるでしたか』
『そうそう、でもあそこの須賀君はおもしろいもんでさ』
『ドラは普通に来ますよね、敵にも自分にも』
『だけど、見て見なよ……相手を』
『……これは、まさか?』
『そう、厄介かつ、凶悪だねぃ……』
京太郎「……ふぅ」タンッ
男子α(くそっ、和了れない!)タンッ
男子β(こっちの力も、かっ!)タンッ
男子γ(ならば……捨てれば!)タンッ
京太郎「……そいつだ、ロン!」ニッ
男子γ「なっ……こいつを、狙ってたか!」
京太郎「そういうこと、そろそろ解明されると思ってな」フッ
439 :
◆Bc4KZX4MNU
[saga]:2017/04/25(火) 02:45:48.83 ID:St/UCQ9Z0
京太郎「白中三暗刻ホンイツ小三元ドラ2……」
男子γ「なっ……」
男子α「三倍満っ!?」
京太郎「……36000!」
『対策なしだとやっかいなんじゃねー知らんけど』
『しかし、あれは……つまりドラを持っている相手を完全に縛る?』
『ってことだねぃ、なかなかどうして化け物みたいなのがいるもんだねぃ、今の男子にゃ』
『……ドラ、殺し』
『そ、つまりあれは……』
―――阿知賀のドラゴンスレイヤー!
. _,.. -- 、__, 、___
.⌒>.::::::::::::::::::::::::::::::.ヽ、
. _,....::::´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.ヽ
 ̄7::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.
/イ.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.{
_/_:::::::::::::::::::::::::::::O:::::::::::::::::::|!
.  ̄´ {∧ . :::::O:::::::::::::::::::::::::::::::ト\
{从.ハ::::::::::::::::::::::::::::::::ミ`
' ;.v ァ::::::::::::マ_
ヽ;:::::::::::::::::::::::::
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:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
.ノ.::::::::::::::::::○::::::::::::::::::::::::::ィ-、::::::::::::.ヘ
|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/. ヽ::::::::::::::::..
440 :
◆Bc4KZX4MNU
[saga]:2017/04/25(火) 03:08:42.48 ID:St/UCQ9Z0
―――夕方【会場:ホール】
京太郎「ふぇ〜なんとか終わったぁ……」ホッ
宥「なんだか、疲れてる?」
京太郎「ま、2、3度直撃食らったからかなぁ」
憧「なんで……疲れるの?」
灼「気を張ってたからでしょ、そう言って」
京太郎「さすがに、拳銃はやばかった」フッ
灼(脇腹押さえてる……麻雀って)チラッ
晴絵「知ら管」
灼「だよね」ホッ
智葉「大丈夫か京太郎っ、く! 拳銃とは無粋な、私がいれば刀で弾丸ぐらい!」
やえ「でも、京太郎……こわい」
玄「うん、能力使ってる時、ちょっと怖いよね……そこも素敵だけどっ」エヘヘ
京太郎「……あ、はい」
憧「ダメ、私の常識からは逸してるわ」
灼「私も」
穏乃「でも決勝でデュエルしてたでしょ、憧」
憧「デュエルって?」
晴絵「ああ!」
441 :
◆Bc4KZX4MNU
[saga]:2017/04/25(火) 03:20:56.97 ID:St/UCQ9Z0
―――【ホテル:女子部屋】
京太郎「まさか決勝まで行けるなんてなぁ」
憧「さすが」
晴絵「阿知賀のドラゴンスレイヤー」
京太郎「やめろぉっ! なんかやめてぇっ!」
玄「でもカッコいいよ、ドラゴンスレイヤー!」
灼「玄が言うんだ……相性悪そうなのに」
玄「うん、お義兄ちゃんと麻雀するのは……ちょっと相性良くない、よね」ハァ
京太郎「ドラ切っちゃったあととかなら、数ゲームする間はお互い能力不干渉じゃないか?」
玄「あ、そうだね!」パァッ
宥「でも、赤牌はドラだけど……京太郎くんに、殺されないよね」
灼(京太郎に殺されるって……ヤバめ)
京太郎「そういや殺れないですよね、赤……」
宥「……なんだか、不公平」ムスッ
憧(え、殺されたがりなの? アブノーマルとかいうレベルじゃないけど)
京太郎「でも、さすがに……明日は上手くやれるかどうか」チッ
晴絵「それはあるかもね、後半……あまり活用できてなかったみたいだし」
京太郎「はい、赤牌が有効範囲外だってこともバレてたし」ハァッ
宥「……だい、じょうぶ?」
京太郎「さて、どう……かなぁ」ハァ
442 :
◆Bc4KZX4MNU
[saga]:2017/04/25(火) 03:25:49.87 ID:St/UCQ9Z0
京太郎(とりあえずそろそろ寝るかなぁ……)スクッ
晴絵「ん、もう寝るの?」
憧「ま、明日は最終日だしね……気合入れなさい」
京太郎「わかってるよ」
宥「今日も、一緒に寝る?」
京太郎「あ、ああ〜」メソラシ
晴絵「」
灼「せめてハルちゃんのいないところでやりなよ!」ブワッ
穏乃「灼さんは今泣いてるんだぞ!」
憧「あんたらさ、ちょっとはその……隠しなさいよ」ハァ
京太郎「へっ、あ、そ、そうだよ!」
宥「……私は一緒に、寝たい、かな」
京太郎「さ、寝ましょう。今噂の添い寝フレンド」キリッ
憧「嘘つきなさい、絶対やらしいことしてるわよ」
京太郎「し、してねぇよ!」
憧「ボロが出たわね」
玄(お、お義兄ちゃんと一緒に……い、良いなぁ)
宥「……」
443 :
◆Bc4KZX4MNU
[saga]:2017/04/25(火) 03:35:30.97 ID:St/UCQ9Z0
―――【ホテル:自室】
京太郎「とりあえず、寝るか……」
宥「だねぇ」ニコニコ
京太郎(風呂は一緒に入っちゃいないが……なぜここに?)
宥「寝ないの?」ポスッ
京太郎(べ、ベッドの上に寝てる宥さんからそんな言葉……さ、誘われてるのか!? いやしかし、もっと問題は)
玄「ん、どうしたのお義兄ちゃん?」ニコッ
京太郎(なぜ、玄も……なぜ、こんなことに……)
京太郎「お、おう」グッ
玄「えへへ、それじゃお義兄ちゃんっ!」
宥「……ね?」ニコッ
京太郎(俺は、生き残ることができるか……おっぱいなんかに絶対に負けない!)
444 :
◆Bc4KZX4MNU
[saga]:2017/04/25(火) 03:36:28.63 ID:St/UCQ9Z0
やりたい放題やないか……!
まぁなんやかんやある。大丈夫大丈夫、ナニもしてないしナニもしない
とりあえず決勝、そのあとなんやかんや
そんじゃまたー
445 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage ]:2017/04/25(火) 05:15:04.32 ID:t8wxZcTf0
乙!
次も楽しみにしてる
446 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/25(火) 06:21:54.79 ID:1MjDgXZ1o
乙〜
447 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/25(火) 08:59:37.43 ID:dUZ/efOTo
乙です
もう皆いっしょに寝ればいいのに
448 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/25(火) 15:34:26.89 ID:l5UfOny+0
乙
阿知賀、ドラゴンスレイヤー…うっ頭が
にしても松実姉妹は当然だけど初瀬いいな
449 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/25(火) 18:41:15.12 ID:sHpAXG1ho
私のドラも食べて?
450 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/25(火) 19:25:15.99 ID:3bZ33VkzO
乙
こんなの決勝取り消しのうえ学校に強制送還だろ
451 :
◆Bc4KZX4MNU
[saga]:2017/04/26(水) 00:42:53.75 ID:Bo6lz+WB0
阿知賀のドラゴンスレイヤーさんが大事なインハイ中にやらしいことするわけないだろ!
,.イ-‐…ァ
/|/ 二ニ=-
-─‐‐{ >
> `ヽ
⌒/ /´ ̄ ̄レ、 ト、 、 弋
7_ /∨∨∠(ァ. ` | ヽ⌒
´/ | ≧=-xーxr=≦..│ ハi
/‐':| {ーゞ'´:. `ゞ'ー'} :!) |ヽ
_t‐‐` ̄|,八. ∨ ,: ∨ ノ:|/^⌒>__
__> 圦 } _ ー''_, { ,八{ <_ もう考えるのはやめた
ア ∧マ、  ̄ レf .:: \
> ∨トミs。__,.。s(‐ィ.: 〈
ーォ ノ////////r' ミ、
⌒ヽ ナー=≠=‐‐そ r‐'⌒
> r'‐-ミ:::::,-‐≦ >'´`ヽ、
。o<::::⌒ヽ 〉//////////, ,x<::::::::::::_≧s。
∠-‐‐‐‐‐//ミh。 ///////////ハ,.ィ升//\'´:::::::::::::::::::\
/:::::::::::::::///{/////刀{ー───── {/////{///\。o< ̄ ̄',
/ー‐‐‐‐‐ァ´ /、/,{///////_:r:_:_:_:_:_:_:_:_:_r:_:∨///,}/>'"{^ヽ::::::::::::::::::゚。
.../:::::::::::::::::/ /-=ミレ'´ ̄ ̄::::∪::::::::::::::::::::∪:::::: ̄¨7'´ ,.。s| \/ ̄ ̄
 ̄ ̄ ヽ/ />--'-=ミ:::::::::::::::::::::::::::::::::::__:::::::::::/'´>''/ /
{ /二二二 _二><フミs< ̄ `ヽ、/'´,.ィチ. /
{─=7フ刀刀//////////////ム_,.。sァ7フ刀刀刀ミs。..,,,/
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弋:_:_:_:_:_:_:_:_:n_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:n_:_:_:_:_:_:_:_:_:_ノ
j{///ム::::::::::∪::::::::::::::::::::::::∪::::::::ム////i{
. j{////ム:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ム/////i{
j{/////ム::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ム/////,'i{
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452 :
◆Bc4KZX4MNU
[saga]:2017/04/26(水) 01:03:46.31 ID:Bo6lz+WB0
京太郎(……寝られない)
宥「んぅ」スゥスゥ
玄「えへへぇ、おにぃちゃん……」スゥスゥ
京太郎(あー宥さんに関しては抱き着いてるしなぁ、玄もほぼ密着状態だからやらかいし……でも手は自由か)
京太郎「んっ」ノビー
パシッ
京太郎「携帯、取れた……てかメールか、ああ智葉さんから10件……10件?」
京太郎(ま、まぁ良いか……)
京太郎「ふむ、しかしまぁ……トシさんからのメール、また意味の分からんことばかりを、文章で見ると改めて意味わからん」
京太郎(だけどまぁ、この人が言うことって結構、的を射てたりするからなぁ)
プルルルッ
京太郎「っ!」ビクッ
宥「んぅ……」モゾモゾ
京太郎「っと」ピッ
スッ
京太郎「もしもし、私だ」ヒクイコエ
エイスリン『エッ』
京太郎「なに、私を世界二位だと言う奴がいる?」
エイスリン『マ、マチガエマシタ』
京太郎「いや、間違えてないです」ハハッ
エイスリン『……モウ!』
京太郎「あははっ」
エイスリン『イジワル……』
京太郎「すみません、にしてもこんな時間にどうしたんです?」
453 :
◆Bc4KZX4MNU
[saga]:2017/04/26(水) 01:26:45.42 ID:Bo6lz+WB0
エイスリン『応援、行けなかったから』
京太郎「ああ、別に良いのに……」
エイスリン『デモ、セッカク……ドラゴンスレイヤーッテ』
京太郎「ああ〜知れ渡ってますね」アハハ…
エイスリン『カッコイイネ!』
京太郎「そりゃ、ありがとうございます」フッ
エイスリン『チョット、コワイケド』
京太郎「怖いんだ」
エイスリン『デモ、スキダヨッ♪』
京太郎(告白したい、そして振られたい)
京太郎「そりゃ、ありがたいけど……明日、優勝できるか不安なんですよね」ハハッ
エイスリン『ダイジョウブ! キョータロナラ!』
京太郎「そう、ですかね?」
エイスリン『ウン!』
京太郎「……ありがとうございます」フッ
エイスリン『コンナ、ジカンニ、ゴメンネ』
京太郎「いえ、むしろありがとうございます」フッ
エイスリン『……ウン、マタネ!』
京太郎「はい、また」
ピッ
京太郎「……可愛い」
宥玄「へぇ」
京太郎「!?」ビクッ
454 :
◆Bc4KZX4MNU
[saga]:2017/04/26(水) 01:46:04.50 ID:Bo6lz+WB0
京太郎「ね、寝てたんじゃねーの!?」
宥「さすがに、起きちゃうかなぁ……」
玄「うん」ムスッ
京太郎「……寝るか」
宥「あの宮守の子でしょ?」
京太郎「ま、まぁ……」
玄「むぅ、お義兄ちゃん、浮気は妹として見過ごせないよっ!」
京太郎「義妹が一緒に寝るのか……」
玄「きょ、兄妹なら普通だよっ、義理とは言えお姉ちゃんの旦那さんになる京太郎くんなら」
宥「は、話が勝手に進んでるっ」カァッ
京太郎「いや、冷静に考えてこれ不倫だよ」
玄「ふ、ふふふ、ふりんっ!?」カァッ
京太郎「なんで赤くなった? お前憧のムッツリという大事なキャラ取るなよ」
玄「だ、だってそ、それって……お、お義兄ちゃんと私が……」マッカ
京太郎「と、言ってますがどう思います宥さん?」
宥「わ、私京太郎くんが、結婚……じゃ、なくてっ、よ、良くない……」
京太郎「ですよね」
宥「ことも、ない、かなぁ?」
京太郎「ファッ!?」
455 :
◆Bc4KZX4MNU
[saga]:2017/04/26(水) 02:04:36.70 ID:Bo6lz+WB0
玄「お、お姉ちゃん公認!? どどど、どうしようお義兄ちゃん!?」
京太郎「やめてまだ学生! 結婚もしてないしできない! よって不倫なんて存在しない!」
宥「そ、そもそも、わ、私と京太郎くん……つ、付き合ってるわけじゃ、ないもんねっ」
京太郎「そ、そうですよね、う、浮気もない……」
玄「……それじゃあ、私がお義兄ちゃんと付き合っても、浮気じゃないんだ?」
京太郎「へっ?」
玄「私が、お義兄ちゃんと……恋人になっても、良いんでしょ?」
京太郎「待て、お義兄ちゃんの概念が崩れる……!」
玄「……お義兄ちゃん」
京太郎「そうなればもう、お義兄ちゃんじゃあないっ……!」
玄「いいよ、それでも……いいよ、ね? お義兄ちゃん、好き、でしょ?」ギュゥッ ムニュ
京太郎(お、おっぱい……とは口が裂けても言えない)
宥「だ、だめっ……!」
玄「……なんで?」
宥「だ、だってそれはっ」
京太郎(あれ、これ修羅場?)
456 :
◆Bc4KZX4MNU
[saga]:2017/04/26(水) 02:24:08.93 ID:Bo6lz+WB0
玄「お姉ちゃん、いいの?」
宥「そ、それはっ……」
玄「お義兄ちゃん、盗っちゃうよ?」
宥「だ、だめっ……!」
京太郎(俺の左右で行われるこの修羅場、俺はどうしろと……そして二人からの密着をうけて俺の京ちゃんが……)
宥「だ、だめ……っ」
玄「……うん、やっぱり一番はお姉ちゃんだよ」アハハ
宥「えっ?」
玄「……二番目は私だけど」
京太郎(え、どういう展開?)
宥「玄ちゃん……」
玄「お姉ちゃん、私がお義兄ちゃんと仲良くしてても……怒らない、でしょ?」
宥「うん……あ、あんまり仲良くしてると、その……や、妬いちゃう、けど」
京太郎(え、宥さんかわいすぎなんだけど、好きなの? 告白して結婚したい)
玄「えへへ、だってお義兄ちゃんっ」ギュゥッ ムニュムニュ
京太郎「ふぉあっ!?」
宥「むぅっ」ギュゥッ
京太郎「結婚したい」
宥「えっ……そ、その……も、もうちょっと、待ってね?」カァッ
京太郎(……結婚したい)
玄「そしたらずっと一緒にいられるね! お姉ちゃんも私も!」
京太郎「どういう関係っすか」
宥「え、えっと……二人の、京太郎くん?」
京太郎「……え、なにその爛れた関係」
玄「た、爛れてないよ素敵な関係だよ!」
京太郎「いや爛れてるね、お父さんに俺が殴られる」
宥「その心配はなさそうだなぁ」
457 :
◆Bc4KZX4MNU
[saga]:2017/04/26(水) 02:35:03.50 ID:Bo6lz+WB0
―――朝【ホテル:女子部屋】
京太郎「少しのズレも許せない、せこい人間になってたよ……」
憧「は? B'z、なんで?」
京太郎「なんつーか、僕は君だけを傷つけないっていうかさ」
灼「玄、なにかあった?」
玄「えっと……お義兄ちゃんがお義兄ちゃんになる確率が、上がった?」
穏乃「今まで確率が高くなかったの?」
玄「なんていうか……う〜ん、お姉ちゃんがお義兄ちゃんのこと大好きだってことかな!」
宥「ちょ、ちょっと玄ちゃんっ!」カァッ
京太郎「幸せだなぁ」ホッコリ
灼「殴りたい」
京太郎「なぜに!?」
晴絵「」
灼「ハルちゃんが死んでる……」
玄「そして私もお義兄ちゃんが大好きなんだよっ!」ニコッ
京太郎「ぶふぉっ!」
宥「お、大声でそんなことっ」
憧「な、なにぃ〜!!?」
灼「こ、これは修羅場なんかじゃあない……姉妹まとめて!」
穏乃「最低だね」ジト
京太郎「ち、違うんだ!」
玄「えへへ、私もまとめて愛してくれるんだよねっ!」
京太郎「そ、そうだとしてもだ!」
憧「うわぁ〜」
穏乃「もうなんていうか……そこまでいくと尊敬するよ」
灼「落ち着いて」
458 :
◆Bc4KZX4MNU
[saga]:2017/04/26(水) 02:46:44.68 ID:Bo6lz+WB0
―――午後【会場:メインホール】
京太郎「くそっ、どうしてこうなった!」
憧「大体自分のせいでしょうに」
京太郎「そうだけどさぁ!」
やえ「……そ、その、沢山の女の子に手を出すのは、良くないと思う」ジト
京太郎「はい、すみません、だからその眼やめてください、心が折れます」
智葉「友人として、理解してやりたいぞ?」
京太郎「できないってのはわかりました」
エイスリン「が、ガンバ!」
京太郎「うっす……」
初瀬「最低」
京太郎「うるせぇ!」
初瀬「ちょっとあたしの場合当たり強いのなんなのよ!?」
京太郎「なんでお前に優しくするんだよ! だったら憧を甘やかすね!」
初瀬「このクソホモ!」
京太郎「誰がホモだテメェ!?」
初瀬「憧から聞いた!」
京太郎「憧ぉ!」
憧「ひっ、お、落ち着きなさい!」
京太郎「こうしてくれる!」デコピン
憧「痛ぁっ! デコピン痛ぁっ!!?」
京太郎「くっそぉ、最終日なのになんだこのテンションは!」
須賀母「すっかりクズになったわね、京ちゃん」
須賀父「さ、さすが俺の息子だ」ボロッ
京太郎「なんだこいつら応援に来たんじゃないのか!?」
須賀母「そのつもりだったんだけど……」
須賀父「き、気を付けろ……た、沢山の女に手を出すのは身を滅ぼす……」
京太郎「だろうな」
459 :
◆Bc4KZX4MNU
[saga]:2017/04/26(水) 03:01:59.38 ID:Bo6lz+WB0
玄「え、えっと……」
須賀母「あら、宥ちゃんに玄ちゃん、ありがとうねぇうちのバカ息子を」
宥「きょ、京太郎くんはその……とっても、頼りになります」ニコッ
須賀母「……大事にするのよ京ちゃん」ホロリ
京太郎「わかってるわ!」
宥「わ、わかってるんだ……」カァッ
玄「おお、さすがお義兄ちゃん! 私も大事にしてねっ!」ギュッ
京太郎「当然だわ!」
須賀父「俺のできなかったことを平然と、そこに痺れる憧れ」
須賀母「ん、憧れるって?」
須賀父「ち、違う、違うぞぉ!」
京太郎「……放っておいて行ってくるか、戦場に!」バッ
玄「頑張ってねお義兄ちゃん!」
宥「待ってるねっ」ニコッ
京太郎「はい!」
男子N「きたかドラゴンスレイヤー! この大会、バリアンが制す!」
男子D「この白き盾の名に恥じぬ力で貴様を倒す!」
男子M「ドラゴンスレイヤー、絶対に許さん!」
京太郎「……ぐはっ!」
玄「お義兄ちゃん!?」
晴絵「せ、精神攻撃だ、かつて“とある病”にかかった者だけが……ぐはぁっ!」
灼「ハルちゃぁん!」
初瀬「ぐはぁっ!」
憧「初瀬、あんたもなのね……」
460 :
◆Bc4KZX4MNU
[saga]:2017/04/26(水) 03:03:08.98 ID:Bo6lz+WB0
今回はここまで
この世界の人間はノリだけで生きてるので基本的にネジが飛んでるよ!
こわい世界線だね
そんじゃまたー
461 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/26(水) 03:29:30.00 ID:QX7Fh+I/o
乙
これは……SUZUさんにSATSUGAIしてもらわないとな
462 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/26(水) 05:47:04.16 ID:TnzZhPn9o
乙です
レジェンドはあと何度このルートで[
ピーーー
]ばいいんだ
早く幸せなルートに行ってあげて!
463 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/26(水) 06:23:38.45 ID:jP+jt9z+o
乙〜
ハルちゃんは理由こじつけて一夜限りの関係持ちそう
464 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/26(水) 09:35:09.64 ID:BPrV5CNJo
乙です
465 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/26(水) 15:26:03.63 ID:SGSPOeXu0
乙
甘い…平和だ
てかなんでバリアンがww
466 :
◆Bc4KZX4MNU
[saga]:2017/04/27(木) 01:26:02.85 ID:bsQmhxXL0
人は彼を、ドラゴンスレイヤーと呼んだ ※呼ばないであげてください
こんな時間から再開!
,イi /}! /|
/ }!/ しィ'´ 廴____
|\ j{ /
\ >′ ≧s。
》。 二ア
__s≦jI斗¬'¨¨ ̄ ̄¨¨''¬‐-ュ_ \
 ̄7j{ ,>s_ィ 込 、 \
/ j{ ,イ{ ミュ j{ \-‐ ̄
厶,j{ 込ミx彡′ j{ \
'´ /| /≧s。____。s≦\ j{ マ´
/ :| |゙下┓:::::::¬ィエ丘メ::::|: j{イミxュ,_\
,ィ勹 ,ィ勺 ッ。 )\//イ |::::::::::::::::}::::::::::::::::::::::::::i| j{'´ /ハ  ̄
. / ,イ/ イ /. /__≧=‐升 ゙\,,j} |/  ̄/  ̄ \_;j{ j{i〉/ト、_}!
. 〈 〈 i{ j{ { j{| | \,俐 `Y 丶 - Y´ ̄ j{シ \,ィ'|i
i, 圦 从j }! } }iィ | | j{ i|\| 圦/|
. 斤| ¨ j{ ∨| ッェ==ニタ | / ∧| |-┐> ちょっとだけよーん?
} _| | 心ィ  ̄| ̄ _|/リV /
. {才 | j{会ュ上_s≦¨___爿 イ彡_
\ }! Y三三三三三ニ} /
\ :}! 勹三三三三三ム て
. \ /会s。 j{二三三三二ニ圦 __Σ
/ }≧=-‐ j{ _ュ久_ 刈三三三三三掛x、 __>
/ j{ 》升三会ュ ___,,ィ劣三三三三三三≧_ __┓,,_
_五___j{ j{三三三升三∧ Z三三三三三三三三}¬!三≧s。_ `¨<_
. / 冖j{: j{三三三三三ニ∧ Y三三三三三三三Y }!三三三┓。 |\
/ j{ j{三三三三三才¬¨¨''¬・・・──--≡ニ二} }!三三三三三,ト、\
. / j{ j{心寸三三三j{  ̄¨¨爿三三三三会iム ヽ、
467 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/27(木) 01:33:55.97 ID:QxvHOZRW0
舞ってた
468 :
◆Bc4KZX4MNU
[saga]:2017/04/27(木) 01:59:41.47 ID:bsQmhxXL0
―――【会場:対局室】
京太郎(さてと、しかしまぁ……抵抗するわな)
男子V「やるじゃぁん?」
京太郎(しかしまぁ、ドラゴンスレイヤーっても警戒されてるとな……でもまぁ、ドラを引かれさえしなきゃ俺の能力は不干渉)
京太郎「でもまぁ、ドラを増やせばな……カン!」
男子D「姑息手を……」クッ
京太郎(ま、これも運次第ってとこだな)
男子M「カン!」
京太郎(なっ、自らドラを増やした!?)
男子M「私はカンしたことでドラをこの手に呼び寄せることができる……!」
京太郎(ドラを引いた、だと? まさか俺のドラゴンスレイヤーを倒す能力を……!?)
男子M「そしてそれによって私はロンでき……なにっ!?」
京太郎(あ、通用してた)ホッ
男子M「こ、これほどの屈辱は初めてだ……!」
京太郎(それはお前のミスじゃ)
男子V「あ〜らら、いけてないんじゃな〜い?」
469 :
◆Bc4KZX4MNU
[saga]:2017/04/27(木) 02:15:42.14 ID:bsQmhxXL0
京太郎(ドラを増やしてがんじがらめにする!)
京太郎「カン!」
男子D「そのカン成立せず!」
京太郎「なにっ!」
男子D「今までの私と同じと思うな! これが……セプスロ!」ドンッ☆
京太郎(い、意味がわからんが恐ろしく強いということだけはわかる……!!)グハッ
―――【観客席】
玄「お義兄ちゃんっ」
宥「きょ、京太郎くん……!」
晴絵「せ、セプスロ……なんだか恐ろしい気配がする」ゾクッ
智葉「なんだ、あの攻撃は……」
初瀬「精神が焼き切れちゃう! 死なないで京太郎、ここを乗り越えればバリアンを倒せるんだから!」
憧「次回、京太郎死す」
灼「京ちゃんが死んだ!」
晴絵「この人でなし!」
470 :
◆Bc4KZX4MNU
[saga]:2017/04/27(木) 02:31:16.12 ID:bsQmhxXL0
穏乃「ところで、バリアンってなに?」
玄「あの三人のことだよ!」
穏乃「チームバリアン、ハートランド学園に通う男子団体戦優勝チーム……」ゴクリ
灼「……なに県?」
憧「シッ、聞いちゃダメよ!」
灼「えっ……でも」
初瀬「知らない方が良いこともありますよ」
やえ「……私も気になる」
初瀬「えっとですね!」
灼「レズめ」
初瀬「レズじゃない! 尊敬が加速してるだけだって!」
憧「初瀬ぇ、あんたはそんな子じゃなかったはず……ちょっと過激な少女マンガとか好きだった普通の子なのに」
初瀬「それ言う必要あった!?」
やえ「初瀬……」
初瀬「ああ、そんな哀れむような目で見ないで!」
智葉「良いから京太郎の試合を見ろ!」
471 :
◆Bc4KZX4MNU
[saga]:2017/04/27(木) 02:54:33.84 ID:bsQmhxXL0
男子D「うわぁぁぁぁー!」ヒュー
男子V「京太郎巡査、ご苦労さん!」ビシッ
男子M「わたしの美しいタキオン……」バタッ
京太郎「ど、どうにか勝てた」
―――その後【廊下】
京太郎「ぐっ……」ガクッ
宥「きょ、京太郎くんっ!」タッタッタッ
京太郎「ゆ、宥さんか……ありがとう」
玄「お義兄ちゃん、大丈夫?」スッ
京太郎「玄も……お、恐ろしい力だった、バリアン……」
晴絵「でも優勝チームを倒すなんて、やっぱスゴイよ京太郎は」フッ
京太郎「だけど、最後はなんとか逃げ切ったみたいなもんですよ……後半は赤牌でドラを」グッ
智葉「やはりドラゴンスレイヤー、ドラを使われるのもプライドが許さないか」フッ
初瀬「ぐはぁっ!」
やえ「ど、どうした初瀬!」
初瀬「ふ、古傷が……」
憧(一時好きだったよね、初瀬……二つ名とか)
宥「きょ、京太郎くん」
京太郎「っ……次の、試合が」
玄「お義兄ちゃん、無理しないで?」
京太郎「……いや、ここまで来たんだ。死んでも……勝つ!」
灼「麻雀って死ぬの?」
智葉「死ぬかはわからんがダメージはあるだろう?」
灼「え」
エイスリン「イタイ」
灼「麻雀って……」シロメ
472 :
◆Bc4KZX4MNU
[saga]:2017/04/27(木) 03:16:12.42 ID:bsQmhxXL0
京太郎「……次、か」スッ
宥「きょ、京太郎くんっ……無理、しないでっ」グスッ
京太郎「大丈夫です。ちゃんと殺します」ニコッ
灼晴憧(こ、こええぇぇぇぇっ!!?)ナミダメ
玄「絶対、だよ?」
京太郎「はい、もちろん」フッ
初瀬「……やえさん、良いんですか?」
やえ「へっ!? な、なにが!?」
初瀬「いや、自覚無いなら良いんですけど……」
エイスリン「ガンバ!」グッ
智葉「京太郎、応援してるぞ」フッ
京太郎「はい……行ってきます!」
晴絵「え、なに、最終決戦?」
灼「違うけど……確かチームバリアンのエースが出てくるはず」
晴絵「エースって言うと……確か」
「出た、マジックコンボだ!」
晴絵「あ〜なんか呼び名が3、4あってわけわかんない」
灼「とりあえず札付きの悪らしいよ」
憧「出場停止になれば京太郎の勝ちね」
宥「京太郎くんは、それじゃ喜ばないんだよね、きっと」クスッ
憧「確かに」ハハッ
宥「……京太郎くんっ」
玄「大丈夫……きっと、お義兄ちゃんなら」
473 :
◆Bc4KZX4MNU
[saga]:2017/04/27(木) 03:30:15.37 ID:bsQmhxXL0
京太郎(……ドラを増やすか? いや、ここでカンしたら手の内が)
男子S「チッ、イラッとするぜ!」
京太郎(ドラを持ってるのは確かか)
男子K「ふん」タンッ
男子S「ドラを捨てた……ミスか?」
男子K「俺がミスだと、とんだロマンチストだな!」
男子S「なにっ!」
京太郎(うるせぇ)
男子Y「おいおい、仲良く麻雀しようぜ」
男子S「誰が!」
男子K「ふん」
京太郎(うるせぇ……)
男子Y「ほいっと」
京太郎「そいつだ、ロン」
男子Y「おお、やるなぁ! さすがだぜっ!」ニッ
京太郎「……楽しそうだな」ハハッ
男子Y「せっかくの決闘なんだ、楽しまなきゃ損だろ!」
京太郎(決闘? 麻雀で? でもまぁ……)
京太郎「楽しまなきゃ損ってのは同感だ」フッ
男子Y「だろ!」
男子S「おい、どういうことだ!」
男子K「知るか」
京太郎「仲悪いな」
男子Y「そんなことないって! 本当は仲良いんだぜ!」ハハハッ
京太郎(まぁなにはともあれ……ここで楽しむ、けどまぁ……あわよくば新しい力とか、目覚めないもんかね)
―――【観客席】
トシ「ないね」
エイスリン「?」
トシ「いや……でもまぁ、自分自身じゃ無理でもあるいは」チラッ
エイスリン「?」キョトン
智葉「む?」
玄「へけ?」
宥「ん?」
トシ「……まぁなにはともあれ、確定かね」
晴絵「なにがですか?」
トシ「京ちゃんがあんたルートはいかないことが」
晴絵「」
灼「なんでそんなこと言った!」
474 :
◆Bc4KZX4MNU
[saga]:2017/04/27(木) 03:40:03.12 ID:bsQmhxXL0
京太郎(なんだ、アイツ……ドラを持ってる気がする!)
男子K「……ツモ」
京太郎「ッ」
男子K「三暗刻自風……ドラ2」
京太郎(また赤牌っ!?)
男子K「6000・3000だ!」
京太郎「……はい」
男子Y「おお〜親じゃなくて良かったぁ」
男子K「赤牌は殺せないか?」
京太郎「くっ」
男子S「俺の時もそうだったな」
京太郎(バレてなかったってのもびっくりだけどな……いやこいつらたぶんちゃんとテキストとか読まないタイプだ……ん、テキストってなんだ?)
男子Y「おおーでもなんでだ?」
男子S「そうだな、ドラゴンスレイヤーなのに」
男子K「これからお前の相手はこういう手が多くなるだろうな」
京太郎「でしょう、ね」
男子K「だから、俺で慣れておけ」フッ
京太郎「え?」
男子K「それか、しっかり赤牌もドラゴンだとして倒すんだな」
京太郎(ドラゴン……赤牌は、ドラ……)チリッ
男子S「にしても、ダメージ結構食らっちまってるな」
男子Y「へへっ、俺のライフも結構ヤバくなっちまった!」
京太郎(点だろ……って、前のダメージも残ってるか)チッ
京太郎「でも……勝つ」フッ
475 :
◆Bc4KZX4MNU
[saga]:2017/04/27(木) 03:53:12.58 ID:bsQmhxXL0
京太郎「っ……ツモ、三色トイトイ白ドラ3!」ダンッ
男子Y「うわぁあー!」
男子K「ぐわぁっ!」
ト _,, -‐ ア
r‐l \~ ィ´
イ l ヽ 〈
ト 、,,____/___, ' l、ヽ
‐- k-‐<ヲ,,,,,__、-、 _〉z_ ,`ニニ= __,, -- ^~
`_;;ェ='フ 〉{ °Y´°}K‐-_,,─---─ イ
´ _, イ.6ll  ̄ /ミ≡イD^~\ ∠k
<_^~_ !、 リ、 /7 /リ _____ヾ、,,,,,_____ ヽ
(⌒) イ~^ ==\〈ヾ、凵ィ ノ _,,=ヲ^^~~ ̄` ` ´
r‐ 、_j~~ \__ ィ つ \、〈〉,'/,//
し'、ノヾ _/、~==、 `Y´,r"/
r-‐j _-´}. \ ヽラl、 ql llf7
j y7__)__,;´ィ y' 》-‐‐l、 `! l、 .ll ll'|
'" t_ノ~\__∠ィ ' ヽ、 ll .ll ll | , 、 y 、
_〉 .ll l」 ll l__ l j | /
.//|_ll__.ll_〉コ_ -‐d」_二ニd」
_,, -‐ ^~^ ‐- ..,,__ |ー| ! o〔 凶 〕卜 _ゝ==  ̄ ⌒ヽ、
男子S「くっそぉ!」
|\ /| j }::::::::::::::::::::/_, -‐:::7
|:::::\ /└∧∧/  ̄`ヽ::::::::::::::|::::::::::::::/
. |::::::::::\/ ̄ ^~^x≦=== |::::::::::::l::::::::::::/.|
. |::::::::::::::/ '二,_ ' // ̄o フ7|::::::::::::i:::::::::/.:::i
|:::::::::::/}Y__゚_|!、` ゙\ニ二/ .|::::::::::::i::::::::{::::::l
|::::::::// 三 ___ 三三 |::::::::::::|:::::::l:::::::| ト、
;::::::/.:| / -¬ヽ .|::::::::::::|::::::::!::::::!. |:::ヽ
/.:::::::::::| |ゞ ____ハ |::::::::::::|::::::::l::::::| |ヽ |:::::::}
/ /.:::::::::::∧ |, / ハ |::::::::::::|::::::::ゝ::」 |:::ヽ /.:::::::!. ,|
. /.:| /.:::::::::::/::∧ {r二二二ノ |:::::::::::::\::::::::::::/.::::::V.:::::::/ ノ:}
/.::::| //.:::::::::::/.::::::∧  ̄三 ̄´ ./|::::::::::::::::::\_/.::::::::::}:::::://.::/
. {::::::::\∠.::::'.:::::::::::/.:::::::::::∧ / .\:::::::::::::::::::::::::::::::::::/.:::/:::::::::/
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 ̄ \/
476 :
◆Bc4KZX4MNU
[saga]:2017/04/27(木) 03:59:20.70 ID:bsQmhxXL0
京太郎「8000オール!」
男子Y「へっ、すげぇかっとビングだぜ!」
京太郎(勝った、次っ……あと一回!)
男子Y「ん? おい、どうした……二人共、麻雀でのダメージが!」
京太郎(玄、宥さん……待ってろ……今戻る!)フラッ
男子Y「くっそぉ! 絶対に許さねぇぞドン・サウザンドぉ!!」
男子(うるせぇ……)
477 :
◆Bc4KZX4MNU
[saga]:2017/04/27(木) 04:07:57.71 ID:bsQmhxXL0
―――【???】
京太郎「あれ、ここ……旅館、か?」
???「まーじゃんやりたい!」
??「良いわよ、おいで京太郎くん」クスッ
???「うん!」
京太郎(あれ、小さい頃の俺と……親父とお袋と……)
須賀父「まったく、露子さんに甘えすぎるなよ」
須賀母「ごめんね」クスッ
露子「ううん、二人の子供だもの」クスッ
須賀父「あれ、露子さんとアイツ……えっと、姉妹だっけ?」
露子「ええ」ニコッ
京太郎(子)「つゆこさんのそれ、カッコいいね!」
露子「あら、そう?」クスッ ナデナデ
京太郎(子)「う、うんっ!」カァッ
須賀父「やはり俺に似たか」
須賀母「巨乳好きなところ?」
須賀父「お前それ自分のこと巨乳って言ってるからな?」
京太郎(なんだこれ……てかこれ、露子さんって宥さんに似てるし、きっと……てか後ろに……赤い、龍?)
露子「京太郎くんも頑張ればきっと強くなれるわよ」フフッ
京太郎(子)「そしたら、つゆこさんと結婚する!」
露子「私はもうしてるから」アハハ
須賀父「NTRか!」
須賀母「親友のお嫁さんを息子が?」
須賀父「……なんてニッチでコアなんだ、さすが京太郎」
須賀母「もう死んじゃうとか?」
須賀父「つめてぇ……ホントに死んだらどうする!」
須賀母「保険金掛けるまで待っててね」ニコッ
京太郎(子)「つゆこさん、どんなおとこが好き!?」
京太郎(恥ずかしいことを、てかなんだこれ……なに見てんだ俺)
露子「う〜ん、私より強い人、かな」クスッ
須賀父「いや、アイツ全然麻雀強くないじゃん」
須賀母「黙ってなさい、ね?」ニコニコ
須賀父「あ、はい」
478 :
◆Bc4KZX4MNU
[saga]:2017/04/27(木) 04:22:03.96 ID:bsQmhxXL0
京太郎(子)「それじゃあつよくなる、ぜったい!」
露子「ふふっ、それじゃあ期待してるわね?」
京太郎(子)「うん! ぜったいその龍、たおすからな!」
露子「ええ」ニコッ
京太郎「あ〜なるほどね。俺が昔麻雀チラッとやってた理由も、なとなくわかった。にしても会ってなかったのか、宥さんとか玄とは」
??「まぁこれも因子のちょっとした変化って奴さね」
京太郎「へ?」
??「いやまぁ……あんたはあんたでいつもどこでも妙な因縁抱えてるねぇ」
京太郎「聞き覚えがある声……?」
??「ま、気にしないで良いよ……ほら」
京太郎「え……あれ?」
露子「……京太郎くん、すっかり大きくなって、身長も抜かされちゃった?」
京太郎「ど、どういう……ゆ、夢?」
露子「どっちでも良いじゃない。それよりどう? 私は、負けちゃうかな?」
京太郎「……ええ、あなたを倒すためにたぶん、俺はこれを」
露子「……でも、まだ足りない?」
京太郎「はい……赤龍は、殺せない」
露子「なら、どうするの?」
京太郎「だったら……」
479 :
◆Bc4KZX4MNU
[saga]:2017/04/27(木) 04:26:34.87 ID:bsQmhxXL0
―――【廊下】
京太郎「ッ!」バッ
京太郎(ここは……廊下、俺壁によりかかってそのまま、寝てたか? じ、時間は)スッ
京太郎「ま、まだ試合終わって五分」ホッ
京太郎(にしても……)
京太郎「なんだったんだ、今の」
/ ' | ', :}∧∨',ヽ, / V | | ' /: : :ヾv v
' :| ', , } ! V / :| V | |{ ,: : / } ヽ v
' / ! :{ハ ハ ∧ } V| /{ V |_, v! | } ヽ
' :, ' , ' ∨∧ ' ,}イ' _j{≫!7:f心刈 V / {l 、|斗 ―――
/ ,∧ ∧ー=ミ{__ ヽ ', j{⌒'| 7/j' j'うゝ:ア | ' ' ' :{l ヽ! `ヽ
,' / ∧ ∧:、 {`~^ ー-- /: : j ^ ≫'’ V' _ノ {l | V
/ ,' / j{∧ ∧ヽ{ ,ィァ=v云| ': : : i| ~´ ' 「:\ } {l ,ヽ
,' ./:| / v∧ {ヾ八{ ヽぅ! /: : : U し :!: : : V:V , \
! ./ | / ヾ∧ ,、\: `: : : :|/: : : :、 }: : : : : ' ,
|/ :| ' )ヽ , \ヽ: : : :': : : : ノ! 八: : : :' ,
' } / / ヽ 丶: :.} !: : : `: .、 _ ': : : : : ' ,
j/ , \し: : : : : : :. _,. '" /: : : : : ' ,
, ヽ.,: : : : : :冖、 _ ,イ{: : : : :/ !
、 > .,: : : : : : ( /: U : : :./ |
| ヽ / :≧s。.,:ヽ _ ./\: : : : {「 \ |
宥「あ、京太郎くん!」
京太郎「あ、ああ宥さん」
宥「そ、そんなところに座ってどうしたの!?」
京太郎(ちょっと意識飛ばしてましたとは言えないな)
京太郎「ちょっと疲れただけです」フッ
宥「そっかぁ、良かったぁ」ニコッ
京太郎(似てる、なぁ……やっぱ)
玄「あ、お義兄ちゃん!」
京太郎(てかホント、子の二人の母親って感じだわ)ジー
玄「ど、どうしたの? そんな、じっと見られると恥ずかしい、よ?」カァッ
京太郎「あ、ああ、悪りぃ」
宥「立てる?」
京太郎「ん」スクッ
宥「手、かそうか」スッ
京太郎「助かる。ありがとう」フッ
宥「えへへ、どういたしまして」ニコッ
京太郎(あ〜ちくしょう、すっげぇ意識する)カァッ
宥「?」
京太郎「なんでも、ないっす……」
玄「えへへ、それじゃ私は反対側から支えるね!」スッ
京太郎「だ……ダブルおっぱい」
宥玄「……っ」カァッ
初瀬「ぶれないなぁアイツ」
憧「まったく」
穏乃「ぶれたら怖いまである」
灼「それ」
480 :
◆Bc4KZX4MNU
[saga]:2017/04/27(木) 04:27:28.63 ID:bsQmhxXL0
眠い、寝る
まぁほとんどノリで書いてるからたまに後悔する
話の大筋とかは決まってんだけどどうにも細かいとことかね
そんじゃまたー
481 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/27(木) 05:14:57.33 ID:6JvcSWt3o
乙〜
482 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/27(木) 08:45:30.98 ID:ZrjL3rn40
おつー
483 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/27(木) 09:06:02.91 ID:yUJX8NPXo
乙です
484 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/27(木) 14:46:02.42 ID:7NCMpb4R0
乙
結構好きな展開
にしてもどうなってんだこのインハイ…やっぱドン千最悪だな
485 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/27(木) 16:56:39.79 ID:SGs+LT9QO
ドン千川?(難聴)
486 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/28(金) 00:34:04.54 ID:xneg+/kPO
男子Y先生の連続シャイニングツモが発動していたらちょっとヤバいかったな
487 :
◆Bc4KZX4MNU
[saga]:2017/04/29(土) 02:55:47.75 ID:P7moy7lx0
よし、こんな時間からだけど再開するおー
_)\/|/(_
_)` <_
ノ <
フ _______ 孑
__z-√`''厶_| ィ@フ | そて‐-z__
_> {_| 〔トェv‐vェイ |从{ <_
. 〉 |__] _|: Y_/ 〈
∠_ ミx:::心_二_イリ{ ,ゝ まさかこんな時間から再開とは思うまい……
イ _孑////////j{ィ ≧
Ζ___ ミx//////////彡x _ミx
イ::}イム\リ\{─────‐弋=从i个リト、
. j{::::j{ ∧=ニコリ::::::::::::::::::::::::::::::::::/三)}i::}i
j{__;j{∨ ∧=ニコs≦ ̄¨"'''- ュ,,≦_弋¨ム:::}!
j{::::j{ ∨ _》////≧¨¬<_ }//∧ム:::}!
|___| ∨イ//////}_,s>・''`;<j{/////}:::|
|:::::| j}守三二才゙::::::::::::::::::::::::::゙≦三/::::|
|___| ,マ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::├─┘
|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
|:::::::::::::::::::Hl────lH:::::::::::|
[二ニニ≡|::::::::::::::::::::::::::::|ニ二]
}//////├l────l┤///{
488 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/29(土) 02:58:42.77 ID:E6f317ep0
きたか
489 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/04/29(土) 02:59:53.42 ID:gapVu49BO
ブームなるほどなるほど
490 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/29(土) 03:09:05.42 ID:AOAXFC/ao
連休って素晴らしい
491 :
◆Bc4KZX4MNU
[saga]:2017/04/29(土) 03:14:25.14 ID:P7moy7lx0
―――【休憩所】
京太郎「ふぅっ……」ドサッ
晴絵「疲れてるね」ハハッ
京太郎「まぁ、そりゃ……優勝チームと、ですからね」ハァッ
晴絵「男子Yと男子Kが優勝チームに入らなかった理由は強い仲間が揃わなかったとかいう話があるぐらいだからね」
京太郎「そんな……でも、三人がやりあってくれたおかげで漁夫の利を得られた、か……」
初瀬「自信もてば? あんたは十分強いでしょ」
京太郎「お、おう、ありがとな」
初瀬「……」フイッ
智葉「だが、奴らが個人戦で負けた理由はいくつかある……」
京太郎「え?」
やえ「ああ、牌の創生、役の創生も禁止されてしまったからな」
灼「え、牌を作るの? 役も?」
智葉「既存では無い牌を創生して既存にはない役を完成させて和了るんだ」
憧「ゆ、許されるの?」
灼「みたいだね」シロメ
憧「」シロメ
穏乃「阿知賀の山に帰りたいなー」
京太郎「くっ、本気だったらどうなってたかわからない、か……」
宥「でも、京太郎くんは、勝ったんだよ?」
京太郎「っ」
玄「うん、それが禁止されても勝つのなんて難しい、けど勝ったんだよ。だから良いんだよ……それにその人たちのために」
京太郎「ああ、そうか……俺が、勝つ。次の……決勝も」グッ
宥「うん、それでこそ京太郎くんだよっ」ニコッ
京太郎「だが、俺のドラゴンスレイヤーも……」
492 :
◆Bc4KZX4MNU
[saga]:2017/04/29(土) 03:27:47.52 ID:P7moy7lx0
宥「ううん、京太郎くんはもう……やれるはずだよ」ギュッ
京太郎「え?」
憧(なんでナチュラルに恋人繋ぎしてんのあの二人)
穏乃(山行って熊を一体伏せてターンエンドしようかな)
灼(ハルちゃん……)チラッ
晴絵「」
灼「ハルちゃぁん!」
京太郎「やれる?」
宥「うん、殺せないなら殺せるぐらいになるまで……自分のレベルを上げれば良い」
京太郎「自分を……」
宥「うん、京太郎くんならもう超えられるはずだよ。壁も……お母さんも」ニコッ
玄「え、お母さん?」
宥「あ、え……なんで、今、私お母さんなんて」
京太郎(殺す、ドラゴンを……)
京太郎「……ドラゴンスレイヤーと、して」ギンッ
493 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/29(土) 03:34:07.20 ID:Nf2C89XyO
ランクアップで翻が上がったり捨て牌呼び出して役が付いたりするのだろうか
494 :
◆Bc4KZX4MNU
[saga]:2017/04/29(土) 03:41:01.19 ID:P7moy7lx0
京太郎(必ず……)フラッ
宥「あ、と、突然立ち上がったら!」
京太郎「いえ、平気です。こんなところで倒れててもしょうがない」ハッ
晴絵「……決勝は、長いよ」
灼(は、ハルちゃん……わざわざ京太郎を心配して地獄から舞い戻るなんて、スゴイ!)
憧(やっぱすごいわね、ハルエは)
晴絵「団体戦然り、前半後半で別れてる……京太郎の精神が持つ保証はない」
京太郎「持たせます。あの人たちに勝ったんだ。じゃなきゃ……会わせる、顔がない」フッ
晴絵「……そ」フッ
京太郎「だから、行ってきます……」
宥「京太郎くんっ」
京太郎「……」フッ ナデナデ
宥「あっ……」
京太郎「待っててください……玄も」ナデナデ
玄「うんっ、お義兄ちゃんを待ってるよ……!」ニコッ
495 :
◆Bc4KZX4MNU
[saga]:2017/04/29(土) 03:55:20.72 ID:P7moy7lx0
―――【対局室】
京太郎(とは言ったものの……どうすっかな)テクテク
男子X「きたな」
男子Y「ドランスレイヤー、ね」
男子Z「よっしゃ、おもしろくなてきたぜ!」
京太郎(殺せるのか俺に……いや、殺す。刃向うなら赤龍だろうが他の龍だろうが関係ねぇ、ドラゴンは鏖だ!)ゴウッ
男子X「くっ」
男子Y「おもしろい」フッ
男子Z「優勝にふさわしい相手だぜ!」
京太郎(全員まとめて……殺すッ!!)ギンッ
496 :
◆Bc4KZX4MNU
[saga]:2017/04/29(土) 04:02:08.47 ID:P7moy7lx0
―――【観客席】
宥「京太郎くん、大丈夫、かなっ……」ギュゥッ
玄「大丈夫だよ、きっとお義兄ちゃんならっ……」
智葉(しかし、あの疲労……精神が焼き切れかねない。ともなれば……危険だ)
『開始ぃ!』
『ちょ、テンション高すぎでしょ恒子ちゃん!』
晴絵「京太郎、耐えて……優勝なんて良いから、生きて戻ってくれれば……」
憧(麻雀って……)
灼(麻雀で死ぬわけな)
穏乃「……でも、京太郎の能力だって負けちゃいないはず。ドラゴンスレイヤーは火力を削れる。ともなれば並な威力の一発ぐらいなら……」
初瀬(あ、あんたもそっち行くんだ……)白目
やえ「京太郎ぉ……がんばれっ」グッ
497 :
◆Bc4KZX4MNU
[saga]:2017/04/29(土) 04:41:48.59 ID:P7moy7lx0
―――【対局室】
京太郎(やればできるもんだなぁ……)ハッ
男子Y(これは、隠していた……いや、できるようになったのか、今日!)ゾクッ
男子Z(おお、センコーが言ってたんと話が違う。赤牌まで範囲内かよ!)
男子X(なるほど、三つだが赤牌が使えなくなると……厄介だな)チッ
京太郎「殺して、やるよっ」フラッ
『それでも、もっと……』
京太郎「ッ!」ハッ
京太郎(跳びかけてた……)
男子Y(もう、限界という表情だ。バリアンやらとやりあったとなればそうなるか)
男子Z(へっ、いくら消耗してるからって容赦してやらないぜ!)
男子Z「ツモ!」
京太郎「くっ」
男子Z「よっしゃぁ!」
京太郎(殺すことはできた……けど、もっと、本質は違う……)
男子Y(なにか、あるか……?)
男児X(なにする気だ?)
京太郎(だがそれを掴めるか? 今、この戦場で……っ!)
498 :
◆Bc4KZX4MNU
[saga]:2017/04/29(土) 04:51:54.45 ID:P7moy7lx0
『前半戦終了! 一位は〜〜〜!』
『結構荒れたね、3位の須賀君は能力が攻略済み……後半が楽しみだ』
『それは私の台詞だゾ☆』
『なぜ瑞原プロがここに! (スタジオから)逃げ出したのか? 自力で脱出を!?』
『京ちゃんが負けるのははやりん的に不本意だよ!』
『そういうことあんたが言っちゃダメでしょうがぁ!』
京太郎「無理、だったかっ……」
男子Z「おもしろいな! でもまだなにか隠してるんだろ?」
京太郎「んなわけ」
男子Z「隠すなよ!」
京太郎「……」
男子Y「ですね、なにか……あるんだろう?」
京太郎(それが見つからないから困ってるんだけどな)
男子X「ま、このまま勝たせてくれたらありがたいんだけどな」
スタスタスタ
京太郎「勝手ばっか言いやがって、どいつもこいつ……もっ」ググッ
京太郎(足、重いなぁ……でも一回戻らないと、心配するよなぁ)
499 :
◆Bc4KZX4MNU
[saga]:2017/04/29(土) 05:08:04.09 ID:P7moy7lx0
―――【廊下】
京太郎「っべぇ……きつ」ズルズル
京太郎(とりあえず壁に寄りかかっとくか……)
宥「京太郎くん……」
京太郎「あ、宥さん」
宥「もう」スッ
ポスッ
京太郎「へ?」
宥「膝枕……好き、でしょ?」カァッ
京太郎「……おう」ハハッ
宥「無理しないでなんてここまで来て言わないけど……心配はするんだってばぁ」
京太郎「悪い」フッ
宥「もう……言っても、聞かないんだろうけど」ジト
京太郎「ま、そりゃそうでしょ……優勝したいし」
宥「……なんで、そこまで」
京太郎「まぁ色々、男の子としてのプライドとか、みんなが優勝したのに俺だけ、とか」
宥「そんなの、どうだっていいよっ……」
京太郎「ああ、あと一つ」
宥「?」
京太郎「……宥さんからのご褒美が、楽しみなんで」ハハッ
宥「……もぉ」クスッ
京太郎「ってことで、戦います。俺は……戦わなきゃ、逃げるぐらいなら死んだ方がましだ。戦わなきゃ生き残れない」
宥「……極端だね、生きづらくない?」
京太郎「宥さんに生きづらいなんて言われたらおしまいだなぁ」
宥「あっ、ひどいよぉ」
京太郎「あははっ」
宥「もう……ほら、寝てて良いよ……始まる前に起こすから」
京太郎「……はい」フッ
宥(綺麗な顔……)トク
宥「……好き、だよ」
500 :
◆Bc4KZX4MNU
[saga]:2017/04/29(土) 05:09:45.12 ID:P7moy7lx0
―――【観客席】
晴絵「……」スッ
灼「ん、どうしたの? 京太郎のこと見に言って来たんじゃないの?」
晴絵「ま、良いんじゃないどうでも」
憧「どうしたの、あんたがそんな態度」
晴絵「ま、大人のおねーさんとしてここはどうするべきかって話よ」
憧「……処女のくせに」
晴絵「しょしょしょ、処女ちゃうわ!」
穏乃(処女だ)
智葉(処女だな)
灼「なっ、ハルちゃんが処女じゃな……誰っ!?」クワッ
晴絵「こわっ!」
玄(お義兄ちゃん、頑張って……!)ギュッ
501 :
◆Bc4KZX4MNU
:2017/04/29(土) 05:10:25.43 ID:P7moy7lx0
ここまで、眠い
おかしいもっとギャグ調にする予定が……
502 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/29(土) 06:10:16.07 ID:l9OC52VYo
乙〜
503 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/29(土) 15:13:26.24 ID:sR0ycKun0
乙ー
504 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/29(土) 23:32:19.93 ID:eEuolSJK0
乙
誰か壁殴り代行を呼んでこい
505 :
◆Bc4KZX4MNU
[saga]:2017/04/30(日) 00:49:46.16 ID:nJ5VURYB0
おっし、再開してくよーん
|\ .∧イ /|jしl /| ,ィ
___ | \/ `´ |/ ///
`ヽ、`¨´ /しィ_
<_ /
_。s≦゛ ≧s。
\ <__
_> _。s=====s。__ _/
¬‐-ッ r-‐´ ,,s=sィ彡 ¨¬‐t \
/ {! 〃 歹ミx j}: \
/ ,ィ {! rュ_ 込s。_ノ jI斗 j} 戈¬¨
/// / {! | `><___>≦__ | j}__ }i
__/イ: ,イ{i |:下ユェヾ、 '",ィエユ彡j} j} ム 圦:|彡′
≧s  ̄| ハ{ {i {!  ̄ ;}  ̄ j} j}'¨7 }i ヾ≧s。_
. z-√ ̄ リ 刈 入/ ' \/ /_/入| <
_> |圦 `Y / /_イ | ミx
\ |∧》, | ^ ^ | / ∧| て
彡 リ人,_! '¨こ ¬ |_才|人| <_ そろそろ終わるよ!
_> |刈\ |! / :|/ そ
_) / {≧s≧‐-‐≦-─¬} (
_≧ ,炸三三三三三三三{! ミx
ミx 厶三三三三三三三三} ≦´
_≧ ミ守三三三三三三三l7,イ てs。
ィ升> ≧沁三三三三三三三三致,イ ィ彡会ュ。_
506 :
◆Bc4KZX4MNU
[saga]:2017/04/30(日) 01:07:09.91 ID:nJ5VURYB0
京太郎「んっ……」
宥「起きて、そろそろ時間だよ?」
京太郎「あ……うっす」フッ
宥「どう、したの?」
京太郎「いや……気持ちよく寝れました。ありがとうございます……」
宥「なら、良かった」クスッ
京太郎「やらかくて、好きです」ハハッ
宥「そ、そっか……」カァッ
京太郎「さて」スクッ
宥「……大丈夫?」
京太郎「ええ、視えました。自分が良く……」
宥「え?」
京太郎「こんなんだから……俺ってバカなんっすよ」
宥「ど、どうしたの? つ、疲れた?」
京太郎「頭のネジ飛んでるわけじゃないっすよ。ただ色々と視えただけですって」
宥「……大丈夫、なの?」
京太郎「はい、信用してください」ナデナデ
宥「……信頼はしてるよ? 信用は、できないよ……無茶、するでしょ?」ジト
京太郎「うっ」メソラシ
宥「……待ってるからね?」
京太郎「……はい」フッ
507 :
◆Bc4KZX4MNU
[saga]:2017/04/30(日) 01:21:05.98 ID:nJ5VURYB0
―――【対局室】
バッ
京太郎「さて……」ビリビリ
京太郎(このプレッシャー……他の三人も負けれないって気持ちは同じか)
男子X「はっ、顔色良くなってやがる」
男子Z「それでこそだぜ!」
男子Y(厄介ではあるけどな……)
京太郎「俺の力は、殺すことだけで完結してるわけじゃあない……」
男子Y「なに……?」
京太郎「見せてやるよ。ドラゴンスレイヤーの真髄……俺が欲しかった力。俺が勝ちたいがために手に入れた能力」
京太郎(初恋のせいで芽生えた能力とか……ハッ、ちゃんちゃらおかしい)
京太郎「でも……」
京太郎(『ありがとう』それしか言う言葉が見つからない……!)
508 :
◆Bc4KZX4MNU
[saga]:2017/04/30(日) 01:33:21.61 ID:nJ5VURYB0
京太郎「……ロン、そいつだ」
男子X「これは……ドラゴンスレイヤーか、懲りずにまた!」
男子Y(だがなにか違うぞ……なんだ、この妙な感覚は)
男子Z「おお、すっげぇ!」
京太郎「白發、ドラ7……24000だ」
男子X「お゛、おぉっ!?」
男子Y(跳びはしなかったが……戦意を殺すには十分すぎる一撃、しかしまぁ……)
男子Z「ドラ、多くないか?」
京太郎「そりゃそうだ……俺が殺したドラゴンだ。使ってやらなきゃなぁ、殺したからには……」ハッ
男子Z「……なっ!」ハッ
男子Y(そういうことか、一定条件下で『松実玄』と似たような能力を……殺したドラゴンを使うのか、こいつ!)
男子X「く、くそっ」
京太郎(勝つ……この力で)
509 :
◆Bc4KZX4MNU
[saga]:2017/04/30(日) 01:51:28.24 ID:nJ5VURYB0
京太郎(いや、玄さんのとも違う……こいつは)ゴゴゴッ
男子Z(へへっ、おもしろいけど……こりゃ、ヤバいな)
男子Y(このままじゃ二位抜けも難しい、親の局ならここでなんとかする!)
男子X(なんとか点数を稼ぐ……が、ここは流すか!)
京太郎(赤龍……赤牌だって、俺の手の中で……)
京太郎「っ」クラッ
京太郎(くそ、ダメージが……こいつらの直撃も受けてる。このまま続けてたら体が持たないっ)
男子Y(あいつ、ふらついてる……不戦勝みたいになるが、アイツを『倒せば』こっちも楽になる、か?)
男子X(ちっ、捨てるか)
男子Z(今回は流して次だな!)
京太郎「逃がさねぇよ」ハッ
男子Z「え?」
男子X「なに?」
男子Y「っ」ゾクッ
京太郎「ハッ……最後だ」スッ
男子Z「おい、まさか!」
男子X「や、やめろっ!」
京太郎「海底ツモ……サンショク、中、ドラ……8」
男子Y「なぁっ!?」
男子X「う、そだろ……」
京太郎「16000・8000……ッ!!」
男子Z「か、数え役満!!?」
京太郎「俺の、勝ちだ……!」
. _,.. -- 、__, 、___
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/イ.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.{
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{从.ハ::::::::::::::::::::::::::::::::ミ`
' ;.v ァ::::::::::::マ_
ヽ;:::::::::::::::::::::::::
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510 :
◆Bc4KZX4MNU
[saga]:2017/04/30(日) 02:06:03.76 ID:nJ5VURYB0
『ききき、決まったぁぁぁっ! 優勝は女子団体戦の阿知賀学院の須賀京太郎ぉぉ!』
『落ち着きなよ恒子ちゃん! でもまぁ、スゴイね……まさにドラマチック。最後に数え役満とは』
『すっごい、興奮したぁっ!』
『そ、そりゃなにより……』
京太郎(うるせぇ、声が頭に響くんだよなぁ)ググッ
男子X「おい、ふらついてるけど大丈夫かよ!」
京太郎「大丈夫、だ……ありがとな」
男子X「……次は勝つ」
京太郎「……楽しみにしてる」フッ
男子Z「凄かったぜお前、また麻雀しような!」
男子Y「ふん、次はしっかりと解析した上で倒す」
京太郎「そりゃ、楽しみだよ」フッ フラフラ
京太郎(よっし、とりあえずインタビューより前に、行く場所が……)
男子Z「おい、インタビューが」
京太郎「代わりに頼んだ」
男子X「はぁっ!?」
京太郎「10分もしたら戻る」
男子Y「……やれやれ」
京太郎(これで良い、あとは……)
宥「!」
京太郎(ああ、そこまで来てたのか……とりあえず、近くのベンチで膝枕でもしてもらお)
511 :
◆Bc4KZX4MNU
[saga]:2017/04/30(日) 02:18:21.34 ID:nJ5VURYB0
―――【???】
京太郎「んぁ?」
京太郎(あれ、宥さん……じゃ、ない)
??「良かったわね」クスッ
京太郎「え、ああ……なるほど」
??「うん、おめでとう」
京太郎「……俺の能力」
??「ん?」
京太郎「そういう邪な欲望が、あったんですかね、殺してから使役とか」
??「……そうかもしれないわね」クスッ
京太郎「すみません……人妻相手に」
??「良いの、思うだけは自由だから」
京太郎「そうですか」フッ
??「宥ちゃんのこと、大事?」
京太郎「はい」
??「玄ちゃんのことも、大事にしてあげてね?」
京太郎「え、それってどういう」
??「あ、そろそろ起きなきゃね」
京太郎「え、ちょ……ちょっと待っ!」バッ
京太郎(もう少しで掴める、その手を……!)
ムニュッ
京太郎「へ?」パチッ
宥「あぅっ……」カァッ
京太郎(あれ、目の前に山……でもやらかい、これは……)ムニムニ
宥「んぁっ、だ、だめだよぉこんなところでぇ……」
京太郎「あ、す、すまぬ」
512 :
◆Bc4KZX4MNU
[saga]:2017/04/30(日) 02:29:54.23 ID:nJ5VURYB0
―――【休憩所】
京太郎「え、えっと、起きます」スクッ
宥「う、うんっ……」カァッ
京太郎「……何分、経ちました?」
宥「あ、でもまだ5分ぐらいかな?」
京太郎(十分回復したな……まぁ麻雀やったらまたぶり返しかねないけど)
宥「大丈夫?」
京太郎「ええ、まかせっきりですしインタビュー受けなきゃみたいだし、戻ります」
宥「私も、一緒に行こうか?」
京太郎「いや、別に」
宥「……ううん、やっぱり一緒に行く」
京太郎「え、なんでまた」
宥「……ダメ?」
京太郎「いや、ダメじゃないですけど」
宥「やった……!」グッ
京太郎(小さくガッツポーズとかなにそれ可愛い)
宥「それじゃあ、行こっか」ニコッ
京太郎「ですね」フッ
513 :
◆Bc4KZX4MNU
[saga]:2017/04/30(日) 02:44:37.67 ID:nJ5VURYB0
―――【対局室】
京太郎「ただいまーっと」
男子Z「おお戻った! 早くしろって……」
男子X「女連れかよ……」
京太郎「ああいや、ダメージでふらつくかもしれないから心配って言って」
宥「うん、支えなきゃだから、ね?」ギュッ
京太郎「あ、はい」
京太郎(おっぱい)
男子Y(女連れには変わりない気が)
恒子「お、きたきた須賀君!」
京太郎「おお、福与アナだ!」
恒子「そー! みんなのアイドル恒子ちゃん!」
???『アイドルを取るってのはどういうことなのかナ☆』
恒子「ギャー! イヤモニから死神の声が!?」
京太郎「え?」
恒子「あ、何でもない! ほれすこやん優勝者来たから!」
健夜「もう、うるさいよ」
恒子「え〜」
京太郎「こ、小鍛治プロだ!」
宥「す、スゴイねっ」
京太郎(おっぱい)
健夜(くっ、目の前でいちゃついてからに!)
514 :
◆Bc4KZX4MNU
[saga]:2017/04/30(日) 02:46:59.30 ID:nJ5VURYB0
ここまでー
次回は軽くすこやんとお話し
そのあとはいちゃついて……奈良に帰ろうか
ハルちゃん、幸せにしてぇ……
515 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/30(日) 02:51:53.19 ID:docCXD5A0
乙
ハルちゃんだけじゃ飽きたらずすこやんにもダメージを与えるのか…
516 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/30(日) 05:09:12.38 ID:Ms0jahSCo
お疲れさま
ルール教えてください・・・
517 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage ]:2017/04/30(日) 09:21:12.08 ID:A3LDf49Q0
乙ー
そろそろ終わっちゃうのかー、残念
もっと長く読みたい
518 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/30(日) 10:55:53.97 ID:+tb7/IdDo
乙です
519 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/30(日) 11:18:08.56 ID:RToCf24z0
読み直したら宥の三点リーダー使ったセリフとかがケツピン語録っぽく脳内再生されて泣きたい
494.57 KB
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