【涼宮ハルヒの憂鬱】神様サンドイッチ

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54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/11/27(日) 01:37:27.66 ID:4O1Z8B+7O
つまんな
才能ねぇやつが書くなよせっかくのハルヒvrで期待したらこれとか胸糞悪い
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/27(日) 04:50:11.49 ID:Tnsi/dc+0
世界改変を楽しみに待ってるあたりキョンも毒されてるな
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/27(日) 06:57:58.28 ID:XM7cTtW40

素晴らしい
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/27(日) 10:27:29.58 ID:utMzGNEDO
>>53
つ、突っ込んでなんてあげないんだからねっ///
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/27(日) 13:47:19.71 ID:MQJyVXubo
おつ
59 : ◆sYdOm45WYI [sage]:2016/12/02(金) 21:12:25.97 ID:pawCZ12Z0
今週も土曜日夕方投下になります。
次回で一旦ラストです。
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/03(土) 00:10:24.02 ID:R5pldHbmo
期待
61 : ◆sYdOm45WYI [sage]:2016/12/04(日) 17:51:08.23 ID:OHbVgrBD0
すみません、忙しく投下しそしびれました
今から投下します
62 : ◆sYdOm45WYI [sage]:2016/12/04(日) 17:52:07.14 ID:OHbVgrBD0
神様サンドイッチ 〜新入団員〜

転校生からの席替えのコンボにより、
ボルテージの上がった教室は昼休みに入ってもその勢いを維持していた。

佐々木は女子たちに質問攻めにあい、
俺は谷口含む一部男子から女子転校生を掻っ攫った妬みの対象として、
実に心地よくない眼差しを浴びている。

そんな中、国木田の爆弾発言が尚更俺へのヘイトを集めることとなる。

「キョン、よかったじゃないか。
これが元サヤって奴なのかな?」

その瞬間にクラス中の視線は俺と佐々木に集まる。
おいおい国木田、ハルヒがいる前でそんな不用意な発言は頼むから控えてださいお願いします。

心の中で念仏を唱えながら俺はハルヒの様子を伺おうとするー

「キョン!佐々木ちゃん!ちょっと来なさい!!」

あぁ、クラス中の視線が痛い。
頼む、俺の平和な高校生活よ、戻って来てくれ…
なんてことを考えながら、俺と佐々木、およびに国木田はハルヒに引きずられるように部室へと連れていかれた。
63 : ◆sYdOm45WYI [sage]:2016/12/04(日) 17:53:15.01 ID:OHbVgrBD0
「ふぅ、ここなら安心ね。
全く、人の恋路を面白半分で好奇の的にするなんてクラスの連中はロクな趣味じゃないったらありゃしない。

佐々木ちゃん、大丈夫?」

「ありがとう、涼宮さん。
私もあのまま好奇の目に晒され続けるのはちょっと耐えられそうになかったから」

まぁ、そりゃ俺との昔話なんざが広まるのは佐々木にとったら大迷惑だろうな…

「それに国木田!あんたもあんたよ!
あたしに情報提供してくれたことには感謝してるけど、あんな馬鹿どもにひょいひょい格好の餌を与えてどうするのよ!」

聞きづてならないハルヒの発言に、俺と佐々木の視線が国木田に集まる。
国木田よ、お前は俺を怒らせたぞ…

「いや、ついうっかりしてたんだ。
僕も谷口に毒されちゃったかな?」

「国木田、君にはある程度の常識が備わっていると思っていたのだが、それは僕の勘違いだったようだね。
実に残念だよ、同じ中学で勉学に勤しんだ者にここまで失望することになるとは。

ところで、僕も君の秘め事のうち最も重要と思われることを知っている訳だがね、
今回の件はそれの公開で手打ちにする形にしようと思う、いかがかな?」

あぁ…佐々木がここまで怒っているのを見るのは初めてだが、なんというか…俺はこいつをハルヒと同じくらい怒らせたくないなと思ったと同時に、国木田に対しての一人称は"僕"のままということに多少の引っ掛かりを感じていた。

「ちょっ!佐々木さん、ごめんってば!
本当にそれは勘弁してくれ…すみません、勘弁してくれませんか…」

「くつくつ、僕も加虐趣味があるわけじゃないからね。
ひとまずは缶ジュース3本で手を打ってあげるよ」

「今すぐ買って来まーす!!」
そういうと国木田は部室から飛び出していく。
俺も何かいってやろうと思っていたが、
あの国木田があそこまで狼狽えるのを見ることなんて稀だ、今回は溜飲を下げてやるとしよう。
64 : ◆sYdOm45WYI [sage]:2016/12/04(日) 17:53:41.95 ID:OHbVgrBD0
「やれやれ、私にも羞恥心はあるというのに。
困ったものだよね、キョン」

一人称が私になっていることに少しの恐怖のような感情を抱いてしまったのは気のせいにしようかね。

「まぁ、あいつも悪気があったわけじゃないだろうし、
もし次があれば俺にも考えがあるからな、
今回は目をつぶってやろう」

「くつくつ、キョンがそういうなら私としてはもう言うことはないよ」

「あらあら、お熱いこと!
あたしがいるの忘れてない?佐々木ちゃん」

こいつが佐々木をちゃん付けで呼ぶのも正直アレなところがあるが、敢えてツッコむような真似はしないぞ、絶対にな。

「涼宮さん、からかうのはよして欲しいかな…」

「ま、積もる話は後でするとして、
ようこそ!北高へ!」

ほぼ強制的に呼び寄せた人間の言い草じゃないよなぁ…なんてことは口が裂けても言えん。
というか色々とツッコミどころがありすぎてちょっと目眩がするくらいだ。

「ありがとう、涼宮さん。
これからよろしくね」

「えぇ、負けないわよ!」
ーなんて話しを聞いているうちに昼休みも終わりそうだ。
何の勝負をしているのかは知らんがな。


そんなこんなで俺たちが教室に戻ると、
やはり好奇の眼差しが向けられるのだが、
ハルヒの超絶不機嫌フェイスから繰り出された

「何よ?なんか文句でもあんの?」

という脅迫に等しい追求の前では、
クラス連中に立ち向かおうなんて気概は生まれないらしい。

余談だが、午後の授業が始まってから5分後、慌てた顔でコーラを抱えながら教室に飛び込んで来た国木田が、クラス中の視線を集めたのには笑えたね。
65 : ◆sYdOm45WYI [sage]:2016/12/04(日) 17:58:03.29 ID:OHbVgrBD0
放課後、俺と佐々木はまたしてもハルヒに引きずられながら部室へと連れていかれる。

「おい、ハルヒ、まさか佐々木をSOS団に入れるとか言わないよな?」

「あら、キョンのくせに冴えてるじゃない、
そのまさかよ!」

あぁ、こうなったハルヒが止まらないことを俺はよく知っている。
佐々木よ、申し訳ないがここは諦める以外に選択肢は無いし、
俺からは援護のしようがない、すまんな。

「涼宮さん、私が入ってもいいの?」

「あったりまえよ!頭脳明晰、容姿端麗!
SOS団に入る資格は十分にあるわ!
それにクラスの連中と同じ部活になんて入ったらまーた格好の餌食だろうしね!」

SOS団に入ることで奇異の眼差しを向けられる可能性が高まるなんてことを考えないあたり、やはり団長様は流石である。
佐々木が乗り気なことが唯一の救い…なのか?

そんな流れで佐々木のSOS団入りは規定事項となり、
現メンバーとの顔合わせを経て、
SOS団新入部員歓迎ミーティングなるものが始まった訳である。

「さて!記念すべき新入部員が入ったことだし、今後の活動方針を決めるためにもミーティングを始めたいと思います!

で、早速あたしからなんだけど、
平日のうち火曜日と木曜日は受験対策の時間にするわよ!
あと毎週土曜日の不思議探索は隔週に変更!代わりに勉強会を開催することにしたわ!」

…古泉、あいつ自身には改変の影響って出てないんだよな?

…えぇ、そう長門さんから聞いていますが。

…あいつ、どうしたんだ一体?

…僕にも分かりかねるところです。
まぁ、悪いことではないのでしょうけど。
66 : ◆sYdOm45WYI [sage]:2016/12/04(日) 17:59:36.74 ID:OHbVgrBD0
「そこ!ちゃんと話しを聞く!
いい!?天下のSOS団員たるもの、
この学校の歴史に残るような大学へ進学する義務があるのよ!

で、進学先なんだけれど、
みくるちゃんは大学いかないのよね?」

「はぃい…働きながら一人暮らしをしたいと思っていて…駄目ですかぁ?」

「いいえ、それも立派だと思うわ。
だけど卒業してからも団活には顔を出して頂戴ね!」

朝比奈さんは学年がひとつ上のため、
流石に大学までは一緒に入れないみたいだ…
だが、一人暮らしっていう設定にしておけば完全に疎遠になるってことはないし、
ある程度の距離ならハルヒの通う大学近辺に住むことも可能だろうし、妥協点ってところなのか?

「で、あたしたちなんだけど、
もう目指す大学は決めてあるの!」

さて、どんな難関校が飛び出してくるのか…

「スバリ、京都大学よ!
ここなら間違いなく北高生徒、教師、木っ端もろとも度肝を抜いてやれるわよ!」

おいおい…
その大学は俺でも聞いたことがあるレベルの超絶難関校じゃないか…
ハルヒよ、俺の頭はそこまで優秀ではないぞ。

「涼宮さん、それ、本気?」

佐々木が不安そうに声を上げる。
恐らく心配してるのは俺の頭だろう。

「本気も本気、超本気よ!!
ちなみにみんなに拒否権はないからね!

大丈夫、最っっ高のプランを考えてあるわ!」

「ハルヒよ、流石の俺もこればっかりはキツいと思うぞ。
お前や佐々木、長門は問題ないとして、
古泉…は多分頑張ればなんとかなるだろう、
問題は俺だ、申し訳ないがこれっぽっちも自信がない」

「ふふん、でしょうね。
あんたみたいな万年赤点区域警備員がどれだけ自分で勉強したって、
残りの寿命を費やしても不可能に近いことくらい私でもわかるわ。

けど、今日新団員が入部したこと、すっかり忘れてない?」

「おいおい…流石にそれは傷つくぞ、ハルヒよ。
それに新団員が入部したのはわかっているが、まさかお前、佐々木に家庭教師でもやらせる気じゃないだろうな?」

「察しがいいじゃない、キョン!
そうよ、佐々木さんにキョンをビシバシ鍛えて貰うわ!
勿論、佐々木さんだけじゃなくてあたしも特別に手を貸してあげるけどね!

で、古泉くんは有希とマンツーマンで猛特訓!
この布陣なら1年と少しもあれば十分に合格を目指せるわよ!」
67 : ◆sYdOm45WYI [sage]:2016/12/04(日) 18:00:25.64 ID:OHbVgrBD0
こいつの思いつきは大概とんでもないが、
今回は群を抜いてとんでもないことになってきたぞ…

「涼宮さん、確かにその布陣であれば合格できる可能性は大いにあると言えますが、
肝心の佐々木さんの意見は聞いてあげるべきなのでは?

入団早々、京大を目指して活動するというのは少々酷なお話かと」

おお、古泉、俺は久しぶりにお前が頼りになると思ったぞ。
このままいくと俺の青春は勉強に埋め尽くされちまうところだったからな。
まぁ、元より春なんてのはないに等しいんだが。

「古泉さん、僕は別に構わないよ。
元より京大は第一志望校であったし、
それに人に教えるということは無駄なことでもないんだ。
人に教えることで理解が深まるということも確かにあるからね。

涼宮さん、というわけで私は賛成よ。
一度しかない人生だもの、
高い志を持つことは大切だわ」

佐々木さんよ…お前はいつからそんなにアグレッシブになっちまったんだ…

「それじゃあ、決まりね!!
早速だけど、私と佐々木さんで参考書選びに行ってくるから、今日は解散ね!

じゃ!あとよろしく〜」


そういうとハルヒは佐々木を引っ張って部室から飛び出していく。
やっぱりあいつは1年前から変わってない…
しかし、今日は4人になってからが本題だ、
飛び出して行ったことは僥倖とも言えなくはない。
68 : ◆sYdOm45WYI [sage]:2016/12/04(日) 18:01:36.58 ID:OHbVgrBD0

「さて、もうみなさんわかっているとは存じますが、
長門さん、今回の改変に関する説明をいただけますか?」

「わかった。もうすでに説明してあることも含め、改めて説明する」


古泉の一声から始まった長門の説明を要約すると以下の通りだ。

・佐々木が北高に転校するよう世界は改変された

・ハルヒは現在、能力を行使出来ない

・外部要因が働かない限り、ハルヒが自己の能力を認識する可能性はほぼ0となった

・これはハルヒが無意識に設けたプロテクトによるもの

・なお、ハルヒ本人や俺たちが危機に瀕したときのみ、プロテクトは一時的に解除される


「だが、なんでハルヒの奴はこんな改変を行ったんだ?
佐々木を北高に転校させるなんて、俺はちょっと信じられないな」

言い終わるやいなや、3人から絶対零度の視線を浴びる。

「あなたは本当にどうしようもない人ですね、まったく。
ここまでやられてもまだ気づかないなんて、
是非一度あなたの頭の中を覗いてみたいものです」

なんて古泉は言っている。
おいおい、俺がなにに気ついてないって言うんだ?


「キョン君、こればかりは流石に古泉くんに同意します。
キョン君は乙女心が分からなすぎです!」

「同意。あなたは流石にどうかしているレベル」


朝比奈さん、長門までそんなことを言いはじめる始末だ。
ううむ、正直な話全く分からんのだが、
俺はそんなに異常なのかね?

なんてことを考えていると、
3人から今日はもう帰ってくれとの三行半と、
ちゃんと涼宮さんと佐々木さんの気持ちを考えてくるようにという宿題をだされ、
俺は部室から締め出されてしまった。

学校に居てもやることはないし、
しょうがない、帰るとするか…
69 : ◆sYdOm45WYI [sage]:2016/12/04(日) 18:03:01.26 ID:OHbVgrBD0
「まったく、キョン君は本当に思春期なんでしょうか?
わたしは彼が仙人かなにかの生まれ変わりなんじゃないかって不安になりますよ!」

朝比奈さんが珍しく口調を荒げる。
最も、僕もその意見には賛同するところだが。

「まぁ、彼は今までもことごとく涼宮さんのアプローチを無に帰してきましたからね。
これくらいはやるでしょうけれど、
今回ばかりは正直呆れを通り越して驚愕を禁じ得ません」

「同意。彼の鈍さは異常。
彼の脳内における電気信号伝達パターンの解析申請を出しているものの許可がおりないことが悔やまれる」

「本当、今回の改変なんて涼宮さんの乙女心の表れ以外の何物でもないっていうのに…」


乙女心、いや、これを乙女心と呼ぶのだろうか。

彼女は、恋敵である佐々木さんにチャンスを与えた挙句、
無意識ではあるが自らがもつ願望実現能力の大半を制御することで、
対等の立場で彼女と張り合おうとしているのだ。

自己の能力を認識していない状況でここまで繊細な改変を行ってしまえるあたり、
彼女が神であるという事実を改めて実感する。
それと同時に、1人のありふれた思春期真っ盛りの女の子であるということも。

その精神は"見事"以外に表現できる言葉はなく、賞賛をおくらずにはいられないほどだ。
だからこそ、そんな彼女の気持ちに毛ほども気づかない彼に我々は頭を抱えているのだろう。
70 : ◆sYdOm45WYI [sage]:2016/12/04(日) 18:03:48.50 ID:OHbVgrBD0
「ですが、僕は気になりますね。
彼が涼宮さんと佐々木さん、どちらを選ぶのか」

「それはわたしもです!
一緒にいる時間が長い分、涼宮さんを応援しちゃいそうですけど…」

「それは推奨できない。
彼女が対等を望んでいる以上、
私たちに出来ることは彼女が用意した舞台を守ること」

その通りだ。
この舞台はなんとしても守りきらなくてはならない。
涼宮さんの力が制限されている今、
妙な動きをする輩が出てくることは想像に容易い。

「ですね。
微力ながら僕も全霊をもってこの舞台を守り通してみせます」


「そうですね!
緊急時の対策を残しているのも涼宮さんらしいしけれど、
わたしは出来ればもう涼宮さんが力を使うことなく、
普通の女の子として暮らしていければ、なんて考えちゃって…

だから、私たち3人はあの子たちを陰から守ってあげなくちゃ、って思うんです」

「全面的に同意。わたしも最善を尽くす」

「えぇ、なんとしても、なんとしても守りぬきましょう、僕たちでー」

気づかぬ者、そして神たる資格を持つ少女達、それを守ろうと決意する者達。
歯車は確かに、回り始めているー
71 : ◆sYdOm45WYI [sage]:2016/12/04(日) 18:05:11.48 ID:OHbVgrBD0
遅れてしまいすみませんでした。
ひとまず第一部が終わります。

年末年始の忙しさに煽られ筆を取る時間がなかなかとれないので
第2部は年明けしばらくしてからの投下になる予定です。

お付き合いありがとうございました。
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/04(日) 19:00:19.15 ID:kI/548Kv0
最終話とか言ってて残念がってたら2部があるのか!
ありがたや
そっちも期待して待ってます

おつ
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/04(日) 19:01:56.38 ID:HAhAbC/Xo
おつでした
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/04(日) 20:07:23.98 ID:76sOuNde0
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/12/05(月) 17:02:38.53 ID:CF+knmwmO
まだハルヒSSあることにびっくりだわ乙
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/05(月) 17:29:39.60 ID:WLQU3EXmo
>>75
うるせぇsageろks
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/06(火) 03:41:49.32 ID:qqRYc4+so
おつ
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/04(水) 20:09:24.90 ID:tprEVnZGO
年開けたぞ
まってる
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/04(土) 23:34:33.92 ID:ZIMohq9go
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/03(金) 07:27:21.29 ID:bIIKewdcO
佐々木の女口調って青山剛昌作品みたいで気持ち悪いな
あと交互に長文を語り合う会話って不自然すぎて読んでられない
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/03(金) 10:32:56.46 ID:SeY/Gyhno
>>80
じゃあ黙って消えろよいちいち文句言うなよ
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/09(火) 11:06:54.92 ID:OuqqY0ITo
まだか
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/10(土) 17:21:57.26 ID:CDkBZBc5o
84 :ゴンベッサこと先原直樹の悲惨な末路 [sage]:2017/06/18(日) 16:22:20.25 ID:0I61cBQW0
http://i.imgur.com/zqI2Qlo.jpg
先原直樹・ゴンベッサ

都道府県SSの痛いコピペ「で、無視...と。」の作者。

2013年、人気ss「涼宮ハルヒの微笑」の作者を詐称し、
売名を目論むも炎上。そのあまりに身勝手なナルシズムに
パー速、2chにヲチを立てられるにいたる。

以来、ヲチに逆恨みを起こし、2017年現在に至るまでヲチスレを毎日監視。
バレバレの自演に明け暮れ、それが原因で騒動の鎮火を遅らせる。

しかし、自分はヲチスレで自演などしていない、別人の仕業だ、
などと、3年以上にわたって稚拙な芝居でスレに降臨し続けてきたが、
とうとう先日ヲチに顔写真を押さえられ、言い訳ができなくなった。

2011年に女子大生を手錠で監禁する事件を起こし、
警察に逮捕されていたことが判明している。

先原直樹・ゴンベッサ まとめwiki
http://www64.atwiki.jp/ranzers/
85 : ◆sYdOm45WYI [sage]:2017/07/11(火) 01:21:07.28 ID:rFXHPLbR0
異動、出張などなどが重なりなかなかスレを開く機会もなく、
おまたせしていることは承知の上で放置しており、大変申し訳なかったです。


まさかスレが生きているとは思っておりませんで、
書きだめもない状況です。

書きだめが用意出来次第投下していこうと思います。
遅筆なものでおまたせしてしまうとは思いますが、
お待ち頂けますと幸いです。
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/11(火) 01:35:53.06 ID:vpRues6Io
待ってるで
87 : ◆sYdOm45WYI [sage]:2017/07/11(火) 02:04:40.23 ID:rFXHPLbR0
ありがとうございます

自分が書いていたハルヒ、佐々木を思い出す意味も兼ねて
近いうちにまずは幕間を投下しようとおもいます。

どうぞよろしくおねがいいたします。
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/11(火) 15:19:08.02 ID:IBTF/X4P0
お、まさかの復活
うれしい
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/12(水) 15:45:45.24 ID:ku372YHD0
90 : ◆sYdOm45WYI [sage]:2017/07/13(木) 09:07:01.04 ID:TWlyM9rM0
拙いながら投下していきます
91 : ◆sYdOm45WYI [sage]:2017/07/13(木) 09:07:52.10 ID:TWlyM9rM0

幕間 ー大きな溜息ー


やれやれ…唐突にとんでもないことを持ちかけられたが、よく私もあそこでOKしたものて ね。
まぁ、涼宮さんが「特別に手を貸す」と彼に告げた以上、あそこで私だけが引くわけにも行かなかった手前、勢いに身を任せたのはあながち間違いでなかったのは確かでしょうけれど…

「佐々木ちゃーん!!なにぼーっとしてるの!!さっさといくわよ!!!」

件の彼女は相変わらず元気溌剌という言葉がぴったりな勢いで商店街を駆けていく。

「周りの人の迷惑になるからもう少し落ち着いて"歩か"ないと」

「んもぉ!相変わらず堅いのは変わらないのね!!」

恋敵ー
私と彼女は恋敵、それは紛れもない事実だ。
ただ今は彼の恋愛感が答えを出せない3歳児、いや最早恋愛など知らない、産まれて間もないに等しい赤ん坊並みである以上、イーブンな立場で彼と向き合うチャンスをくれたことは素直に感謝すべきことに違いない。

「…ありがとう」

「唐突になによ?」

少し空気が冷める。
92 : ◆sYdOm45WYI [sage]:2017/07/13(木) 09:09:09.27 ID:TWlyM9rM0
「キョンの家庭教師の件よ。まだ何曜日を私で何曜日が涼宮さんかは決めていないけれど、そこも考えてあるのでしょう?」

感謝しつつ釘を刺すのは私の悪いところだけど、ここは譲れない。

「あったりまえじゃない!!!あんな恋心の"こ"の字も知らない朴念仁なんて、家庭教師に美女がきたりなんかしたら勢いですーぐ鼻の下を伸ばすんだから!!」

「それは涼宮さんの言う通りだけど…まぁ彼のことだから鼻の下を伸ばすだけになるかもしれないわよ?」

「それはそれよ!!でもそんなチャンスをあんな気持ちをぶつけてきたアンタを出し抜いて独り占めするなんて一生の恥よ、恥!!!」

曜日の件は敢えてスルーよ…
ひとまず日曜日を自習にさせて月・水・金と火・木・土に分けて、時間の取れる土曜日をいただ…

「それを言われちゃうと恥ずかしいわね…ところで繰り言になるけどキョンの家庭教師の担当曜日はどうするの?」

ぐっ…キョンのことだとグイグイくるわね…
下手な策は通じないでしょうし、ここはイーブンにしておくべきだわ…

「もっちろん!ちゃんと決めてあるわよ!!!月・水を佐々木ちゃん、火・木が私で金曜は自習、土曜日を2人で見ることにすれば完璧じゃないかしら?
日曜日は自習やキョンの息抜きに使わせないとアイツは倒れちゃうだろうし、どう?」


「うん、それなら完璧じゃないかしら」

攻めた甲斐があったか、かなりイーブンな状況で早々に決着がついた
93 : ◆sYdOm45WYI [sage]:2017/07/13(木) 09:10:14.34 ID:TWlyM9rM0

「さて…目的地に到着よ!!参考書を買う費用は先生に無理言ってぶん取ってきたし、団員それぞれに合いそうなものを選んで買っていきましょ!」

「そうね、特にキョンは国語が致命的に駄目だから、なるべく問題文がわかりやすいものを選ぶ必要があると思うわ」

「国語…感想を述べよとか確かにアイツには無理そうね!!」

「枕草子がテスト範囲に入っていた時は悲惨どころの騒ぎじゃなかったのを言ってて思い出したわ…」

「あー」

なんて遠い目をして漏らした涼宮さんと私は
ひとつ大きな溜息をついてから、参考書コーナーを物色しにいきましたとさ。
94 : ◆sYdOm45WYI [sage]:2017/07/13(木) 09:11:46.43 ID:TWlyM9rM0
以上です。
久しぶりな事もありかなり短いですがご容赦ください。

次回分の書きだめがまだ仕上がってませんで、
お待たせすることになることも合わせてご容赦願います。
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/14(金) 02:25:30.11 ID:100bOCQPO
きてたきてた
次も楽しみにしてます
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/16(日) 15:19:38.40 ID:DeF19lpCo
 
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/25(水) 01:03:57.05 ID:kWDieaOUo
まだ来ないのか もう来ないのか
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