【ガルパン】カチューシャ「私の同士は手強いわよ!」

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

56 : ◆K2KFq6ZPmE [saga]:2016/11/25(金) 14:39:04.69 ID:zs5AR5om0
〜〜〜〜〜


カチューシャ「直接チャーチルを狙うわよ!指揮官を倒せば敵は動揺する。その隙をついて残りを掃討する」

優花里「うまくいくでしょうか?」

カチューシャ「普通だったらやらないわね、下手をすれば挟み撃ちになる。」

沙織「だったらどうして?」

カチューシャ「だ か ら こ そ や る!」ドン!

カチューシャ「戦術も練度も向こうが上。まともにやり合ったらとてもじゃないけどかなわない」

カチューシャ「それにね奇策って言うのは相手が予想してないから意味があるのよ!」

カチューシャ「わき道で敵をまいて大通りに戻るわよ」

典子「こっちも準備オーケーです!」

カチューシャ「頼むわね」
57 : ◆K2KFq6ZPmE [saga]:2016/11/25(金) 14:40:13.92 ID:zs5AR5om0
〜〜〜〜〜〜


ブロロロ!

オレンジペコ「こっちに向かって来ます!」

カチューシャ「不意をついて攻撃すれば当然相手がとる行動は」

ダージリン「っ!砲撃!」

ドオン! シュポ

ダージリン「撃破……えっ!」

「大洗女子学園、89式走行不能!」

カチューシャ(同じように敵をまいて待機させてた89式に盾になってもらう)

オレンジペコ「横道から出てきた89式が盾に……」

カチューシャ「確実に撃破するわよ!横を通り抜けて背後から砲撃!」

キキッ! キコキコ

華「砲塔の旋回が……」アセアセ

カチューシャ「し、しまった……」(作戦がうまくいって油断した!砲塔旋回の指示を出し忘れるなんて……)

※ドリフト旋回はしてません、横から追い越しただけ。操縦の教本にはドリフトは載ってなかったから知らなかった。

ドオン! シュポ

「大洗女子学園、全車両走行不能!よって、聖グロリアーナ女学院の勝利!」

カチューシャ(実戦経験の無さが出ちゃったわね……)
58 : ◆K2KFq6ZPmE [saga]:2016/11/25(金) 14:40:48.59 ID:zs5AR5om0



ダージリン「面白い試合だったわ」

桃「ほ、本当か!」

ダージリン「特に市街戦での思い切った奇策、そちらの練度がしっかりしていていたら危なかったわ……」

杏「強豪校にそういってもらえるとうれしいね〜」

ダージリン「それではごきげんよ……あら?もしかしてあなた」

カチューシャ「ん?あ、あなたは……」
59 : ◆K2KFq6ZPmE [saga]:2016/11/25(金) 14:41:29.44 ID:zs5AR5om0



ダージリン「まさか大洗に転校していたとはね」

カチューシャ「い、いろいろあったのよ……」

コソコソ

優花里「まさか2人が知り合いだったとわ……」

沙織「カッちゃんって実はすごかったり?」

ダージリン「大洗を強くしたいのなら、経験者であるあなたが隊長としてみんなを引っ張っていきなさい」

桃「なっ隊長は私だぞ!」

杏「まあまあ」

カチューシャ「え、で……でも」

ダージリン「カチューシャには荷が重かったかしら?」

カチューシャ「な!そんなわけ無いでしょ!カチューシャにできないことなんて無いんだから!あっという間に最強のチームを作り上げて今度こそあなたたちをコテンパンにしてあげるんだから、覚悟しなさい!」

ダージリン「ふふっ楽しみにしてるわ」
60 : ◆K2KFq6ZPmE [saga]:2016/11/25(金) 14:46:13.15 ID:zs5AR5om0


杏「あ、そうそう。負けたから皆であんこう踊りね」

「げぇー!」
61 : ◆K2KFq6ZPmE [saga]:2016/11/25(金) 14:51:31.48 ID:zs5AR5om0
ここまで
とりあえず一区切りついた戦闘描写難しい……
他の人のSSみたいにうまく省略してまとめ用と思ったのにずいぶん説明くさくなってしまった
62 : ◆K2KFq6ZPmE [saga]:2016/11/25(金) 15:05:37.52 ID:zs5AR5om0
ちなみに紅茶はあげてません
こっちのダー様は厳しいのです
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/25(金) 16:13:38.78 ID:OkAidGhTO
乙乙
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/25(金) 22:02:00.63 ID:eIIygPZ3O

句読点を使った方がいいよ
65 : ◆K2KFq6ZPmE [saga]:2016/12/02(金) 11:00:44.31 ID:3WeHGVSe0


-音楽室

左衛門佐「カチューシャ先輩じゃないか」

カチューシャ「な、何であんたがここにいるのよ?」

左衛門佐「いや、誰もいないはずの音楽室から歌声が聞こえたものでな。武部さんたちからカチューシャ先輩がいつもここで歌っていると聞いたのを思い出したんだ」

おりょう「もんざ、ここにいたぜよ」

エルヴィン「おや?カチューシャ先輩も一緒か」

カエサル「早く食堂に行こう。はらぺこだ」

カチューシャ「ほら、みんな待ってるみたいだし行ってきなさい」

エルヴィン「カチューシャ先輩もお昼はまだだろう。一緒にどうだ?せっかくだしロシアの歴史について語り合おう」

カチューシャ「しょーがないわねー。付き合ってあげてもいいわよ?」
66 : ◆K2KFq6ZPmE [saga]:2016/12/02(金) 11:02:19.90 ID:3WeHGVSe0

杏「え〜と、練習の前に一つ伝えとくね〜」

桃「……」

杏「今日から隊長はカチューシャちゃんでいくからよろしく〜」

カチューシャ「ええっ!」

桃「この中で戦車道経験のあるカチューシャを隊長にしようという会長のお考えだ!」

〜〜〜〜〜


ダージリン「あなたが隊長として皆を引っ張っていきなさい」


〜〜〜〜〜

カチューシャ「わかったわ。ただし、厳しくいくから覚悟しなさい!」

「おー!!」

67 : ◆K2KFq6ZPmE [saga]:2016/12/02(金) 11:03:17.81 ID:3WeHGVSe0
-練習終了後


ぐったり……


優花里「まさかここまでハードだとは思いませんでした〜」

沙織「カッちゃんスパルタすぎ……」

華「お腹がすきました」

麻子「し、死ぬ……」

杏「皆頑張ったね〜、んじゃ解散!」

柚子「会長はもっと頑張ってください!」

カチューシャ「明日からもっときつくいくから覚悟しなさいよ!」

「げぇー!!」

典子「燃えてきたー!根性ー!」

あや「バレー部の人たちはさすがです」

カチューシャ「わかってると思うけど、私たちが試合に勝つにはとにかく練習するしかないのよ!」

カエサル「確かにそうだが……」

カチューシャ「私が隊長なんだから文句は聞かないわよ!」

桃「いいんですか会長?」

杏「推薦したのは私たちだしねえ〜しばらく様子を見よう」

柚子「何も起こらなければいいんだけど……」
68 : ◆K2KFq6ZPmE [saga]:2016/12/02(金) 11:05:07.16 ID:3WeHGVSe0
-1週間後


典子「いやー今日もいい汗かいたな!」

「はいっ、キャプテン!」

梓「相変わらずバレー部の人たちはすごいなあ、私たちもしっかりしないと……」

沙織「もうやだ!」

優花里「武部殿?」

沙織「こんなの全然楽しくない!こんなきつい練習ばっかりやって、これじゃただの軍隊だよ!」

カチューシャ「何言ってるの?遊びじゃないんだから当たり前でしょ?」

華「沙織さんおちついて……」

沙織「カッちゃんだって目の下にクマができてるじゃない!」

カチューシャ「強くなるためにはこれ位なんてことないわ」

沙織「何よ!心配してるのに!」

カチューシャ「そんな暇あったら地図の見方のひとつでも覚えなさい」

杏「あ〜まあとりあえず今日の練習は終了ってことでね、?かいさ〜ん」
69 : ◆K2KFq6ZPmE [saga]:2016/12/02(金) 11:06:06.06 ID:3WeHGVSe0

沙織「何で会長たちも何も言わないのよ!」

優花里「カチューシャ殿を隊長に推薦したのは会長たちですから言いにくいのでしょう」

あや「皆で抗議しよう!」

カエサル「う〜ん……たしかにあの訓練はきつい気はするが」

あけび「そうですか?私たちにとっては普通ですけど?」

あゆみ「体育会系にはそうかもしれないけど……」

華「上達するためには苦労はつきものだと思いますが」

沙織「華まで?」

麻子「そんなに気になるなら直接言いに行ってみるか?」
70 : ◆K2KFq6ZPmE [saga]:2016/12/02(金) 11:08:26.28 ID:3WeHGVSe0
-夜の学校

沙織(バレー部と用事のある人を除いて来たのだけど……)

※バレー部はバレーの練習中、華は華道の稽古

沙織「何で学校に来るの?」

麻子「そういえば何でカチューシャさんがここに転校してきたか知ってるか?」

エルヴィン「そういえばこの間一緒に食事したときに話してたな。たしか……」
71 : ◆K2KFq6ZPmE [saga]:2016/12/02(金) 11:09:22.07 ID:3WeHGVSe0




優花里「そのような事が……」

麻子「それが今、乗りたかった戦車にやっと乗れた、高校最後の年にやっと戦車道が始められたんだ」

麻子「プラウダにいたときから腐らずにずっと努力し続けていたんぞ。勝つことに対する執念は私たちの比ではない、無茶をしてでも勝ちたいと思うのも当然だろ」

沙織「うう……そうかもしれないけど」

麻子「最初はただ遅刻の帳消しができればいいと軽い気持ちでやってたが、あそこまで無茶をするカチューシャさんはさすがにほっとけない」

麻子「せっかくだから学年トップの力を活用しようと思ってな、行けるところまで付き合ってやるさ」

梓「カチューシャ隊長、苦労してたんだ」

麻子「じゃあ私は行くからな」

沙織「え、行くってどこに?」

優季「いっちゃった」
72 : ◆K2KFq6ZPmE [saga]:2016/12/02(金) 11:09:52.64 ID:3WeHGVSe0


ブロロロ

沙織「ん?あれってV突じゃない」

梓「練習場の方に行ってますね」
73 : ◆K2KFq6ZPmE [saga]:2016/12/02(金) 11:11:21.79 ID:3WeHGVSe0
-練習場


ドオン! ドオン!

優花里「戦車が皆集まってます!でもだれが?」

ガチャ

カチューシャ「M3の砲撃マニュアルに必要な情報は集まったわ」

ガチャ

杏「こっちもできたよ〜」

カチューシャ「それじゃあ次の戦車をやるから移動させるわよ」

麻子「よし」

柚子「はい」

ブロロロ バタバタ

カチューシャ「次は38tと89式よ!」

ドオン! ドオン!

杏「うーん、ここはこうしたほうがいいかな?」カキカキ

カチューシャ「気づいたことはどんどんメモしていって、砲撃が終わったら次は操縦いくわよ!」

ブロロロ

麻子「ここはこうすればもう少し早く曲がれるな」カキカキ

※ちなみに砲撃と装填はカチューシャと杏がそれぞれやってます。砲撃は静止射撃でカチューシャは台に乗ってやってますチビって大変
74 : ◆K2KFq6ZPmE [saga]:2016/12/02(金) 11:12:30.76 ID:3WeHGVSe0

桃「時間です会長、皆、小休止だ!」

カチューシャ「皆お疲れ、後でまとめるからノートはそこに置いといて」ハアハア

麻子「カチューシャさん、あまり無理はするなよ。疲れてるだろ」

杏「私たちも推薦した手前強くいえないけど無理は駄目だよ〜」

カチューシャ「何の実績も無い私が隊長として皆に認めてもらうためにも試合に負けるわけにはいかないの」

カチューシャ「私に出来ることなんて限られてる、戦術の組み立てとせいぜい皆の練習用のマニュアルを作るぐらい……」

カチューシャ「なら、全力でやるだけよ!最高のチームを作って勝って勝って勝ちまくってやる!」

カチューシャ「カチューシャに出来ないことなんてないんだから!」ハアハア

ドタ

桃「カチューシャ!おい、しっかりしろ!」

カチューシャ「………」グッタリ

麻子「やれやれ、またか……」

柚子「保健室連れてきますね」

杏「今日はもう無理そうだね〜」

麻子「いや、私たちだけでも出来るところまでやっておこう。カチューシャさんの負担を出来るだけ減らしておきたい」
75 : ◆K2KFq6ZPmE [saga]:2016/12/02(金) 11:13:26.98 ID:3WeHGVSe0

「………」

優花里「カチューシャ殿は隊長として私たちを引っ張るために自分に出来ることを必死にやっていたのですね……」

左衛門佐「義を見てせざるは勇無きなり。カチューシャ先輩の頑張りを知った今、私たちは応えなければならない」

エルヴィン「確かに」

梓「私たちがしっかりしないと……」

沙織「なによ、カッちゃんてば!内緒で自分ばっかり苦労してさ」グスッ

沙織(結局何も言わずに私たちは帰りました)
76 : ◆K2KFq6ZPmE [saga]:2016/12/02(金) 11:14:16.14 ID:3WeHGVSe0
-次の日

華「私の知らない間にそんなことが……」

沙織「麻子はいつ知ったの?夜の練習一緒にやってたし」

麻子「練習じゃなくてマニュアル作成な。夜の散歩中に倒れてたから拾った」

優花里「拾ったって猫じゃないんですから……」

沙織「まあいいわ、こうなったらとことん付き合ってやろうじゃないの!友情に熱い女子はもてるんだから!」

華「もてたことありましたっけ?」

麻子「そういう事にしといてやるか」

優花里「あははは」

沙織「な、なによう!」
77 : ◆K2KFq6ZPmE [saga]:2016/12/02(金) 11:14:51.00 ID:3WeHGVSe0
-朝


典子「根性で朝練だー!」

「はいっ、キャプテン!」

沙織「私たちも負けないよ!いくよ、みんな!」

「おー!」

麻子「zzzzz」

優花里「冷泉殿、起きてください〜!」
78 : ◆K2KFq6ZPmE [saga]:2016/12/02(金) 11:16:42.47 ID:3WeHGVSe0
-帰り道


カチューシャ「5両だと包囲戦術は難しいわね、1から作り直さないと……ん?」

カチューシャ「こ、これってグランゾートじゃない!何これ、リファインされてたなんて知らなかった……」ビトッ!

※子供のころ再放送でグランゾートを見て兵器に興味を持ち、それがきっかけで戦車道を始めています

梓「隊長ってこういうのが好きなんですか?」

優季「子供みたーい」

カチューシャ「そ、そんなわけ無いじゃない!カチューシャは子供じゃないわよって言うかいつからいたのよ!」

あや「私たちも帰り道こっちだし……」

挂利奈「あ、これのDVDってたしか家にあるやつだ」

カチューシャ「」

優季「そうなんだ〜」

あゆみ「ほんといろんなアニメ持ってるね挂利奈は」

挂利奈「これってOVAも出てるんだよ」

カチューシャ「うそっ!ほんとに?……あ」

「……」ジー

挂利奈「先輩、今度家に遊びに来ます?」

カチューシャ「……ミンナニハヒミツニシテクダサイ」
79 : ◆K2KFq6ZPmE [saga]:2016/12/02(金) 11:17:16.24 ID:3WeHGVSe0

杏「生徒会の仕事と戦車道、さすがに両立は大変だね〜」モグモグ

桃「まさか、カチューシャがあそこまでスパルタだったとは。やっぱり廃校の件は伝えないほうが良かったのでは?」

杏「いや、おかげでみんなの士気も高まってるし、結果オーライだよ」

柚子「負ける訳にはいかないですからね」

杏「時間だ。戦車道始めるよ〜」
80 : ◆K2KFq6ZPmE [saga]:2016/12/02(金) 11:19:59.38 ID:3WeHGVSe0
ここまで
カッちゃんは私の中では努力家になってます
大洗に天才はいない、しかし決して弱くはない……じゃなくて強いんだ
81 : ◆K2KFq6ZPmE [saga]:2016/12/02(金) 11:21:52.99 ID:3WeHGVSe0
ちなみに私はグランゾートよりワタルが好きです
お気に入りは戦神丸
来年プラモが出るよヤッタね!
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/02(金) 12:36:48.50 ID:7RotpLuoO
乙乙
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/02(金) 22:18:00.46 ID:iaKQdbMqO
ワタルにグランゾートにアイアンリーガーにムサシロードにてやんでえ等々
あの頃はデフォルメ系の良いデザインが多かったなあ
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/02(金) 22:26:52.20 ID:QeAd/3IKo
あの頃SD系の全盛期だっけ
リアルサイズはエルドラン、勇者シリーズ、ガンダムの時代か
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2016/12/02(金) 22:53:25.22 ID:H/tuxprU0
乙です

カッちゃん、頑張るなぁ
ただ身体が小さい分、どうしても体力面が劣っているのがねぇ…
隊長にもなって張り切るのはわかるけど無理しすぎで身体壊さなきゃいいけど

ワタルは好きだったなぁ
特にシバラク先生は大のお気に入りで戦神丸を電話で呼ぶのがよかったw
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/02(金) 23:02:59.00 ID:QeAd/3IKo
シバラク先生と言えば2の闇落ちとその後の本気の策略が怖かった
戦神丸で黒龍角を撃破してるし、本気出したら滅茶苦茶強いんだよな…2で先生居なくなると雰囲気が悪かったし
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2016/12/02(金) 23:38:31.02 ID:H/tuxprU0
シバラク先生は普段ドジなところがあるけれど、本気を出すと凄いというのは何かみほと通じるところがあるなぁ
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/20(火) 18:26:40.49 ID:oooHUTrV0
保守
89 :◇K2KFq6ZPmE :2016/12/29(木) 00:12:28.66 ID:23mAbMfp0
ちょっといろいろ構想ねってたら時間空いてしまいました
戦神丸人気あってよかった
続き行きます
90 :◇K2KFq6ZPmE :2016/12/29(木) 00:17:09.35 ID:23mAbMfp0
名前が何か違う、黒くなってない
どうすればいいんだっけ?
初心者でスマヌちょっと調べる
91 : ◆UYlhnKrxEE :2016/12/29(木) 00:22:33.70 ID:23mAbMfp0
コレでうまくいくかな?
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/29(木) 00:23:35.80 ID:CpUqS94SO
ただコピーしてもダメ
ちゃんと#から始まる文字列で入れないと
93 : ◆UYlhnKrxEE :2016/12/29(木) 00:26:31.23 ID:23mAbMfp0
#入れたら黒くなったけど
何か文字が違ってる?
一応これは本人扱いにはなってるのかな?
94 : ◆UYlhnKrxEE :2016/12/29(木) 00:27:08.97 ID:23mAbMfp0
とりあえず続き行ってみます
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/29(木) 00:27:50.86 ID:CpUqS94SO
最初にトリ付けたときに入れた文字覚えてる?
それを入力する
96 : ◆UYlhnKrxEE :2016/12/29(木) 00:27:57.84 ID:23mAbMfp0

全国大会抽選会場


「大洗女子学園、8番」

優花里「サンダースですか……強豪ですね」

桃「確か優勝候補の一角だったとか……」

カチューシャ「どうせ私たちは優勝するんだから出会うのが早いか遅いかの違いでしかないわ」



「あの人は……」
97 : ◆ooARXnQO0E :2016/12/29(木) 00:29:18.04 ID:23mAbMfp0

-戦車喫茶

沙織「おいしいね!」

華麻子「もぐもぐ」

優花里「初戦から厳しいですね……」

カチューシャ「何言ってるのよ、ここで勝って勢いをつけるのよ!」

98 : ◆ooARXnQO0E :2016/12/29(木) 00:31:41.95 ID:23mAbMfp0
同じ文字列入れたけどなぜか違う文字になってる
ええ〜と……とりあえずいいや!
99 : ◆ooARXnQO0E :2016/12/29(木) 00:32:27.58 ID:23mAbMfp0



ノンナ「カチューシャ。やはりあなたでしたか……」

カチューシャ「ノンナ!!」

ノンナ「大洗に転校していたのですね」

カチューシャ「な、何よ。カチューシャを笑いにでも来たの」

ノンナ「戦車道、辞めてなかったんですね」

カチューシャ「あなたには関係ないじゃない……」

ノンナ「……では、失礼します」ペコ
100 : ◆ooARXnQO0E :2016/12/29(木) 00:34:01.49 ID:23mAbMfp0

華「今のは?」

カチューシャ「私と同期のノンナよ。2年のときすでにエースだったわ」

沙織「背が高くてかっこよかったね」

優花里「月間戦車道で見ました。確かプラウダの新隊長ブリザードのノンナです!」

優花里「砲手としての腕前も優秀で、狙った獲物は決して逃がさないと言われています!」

優花里「高校戦車道において最強砲手との呼び声も……」

カチューシャ「だったらなんだって言うのよ!」バン!

沙織「ちょっ、カッちゃん!急にどうしたの?」

カチューシャ「才能が無ければ戦車道をやっちゃいけないっていうの?……」

優花里「そんなことは……」

沙織「ほ、ほらケーキ食べて落ち着こう!ね!」

カチューシャ「ああやって上から私のことを見下ろして馬鹿にしてるのよっ……ブリザードのノンナ、絶対にあいつだけには負けるものか……」
101 : ◆ooARXnQO0E :2016/12/29(木) 00:36:31.38 ID:23mAbMfp0




カチューシャ「優花里の情報で敵の編成がわかったわね」

カエサル「M4シャーマンを主力にファイアフライか」

梓「でも、フラッグ車に護衛は無いんですよね」

カチューシャ「そう、完全に攻撃重視の布陣よ」

典子「ってことは、敵本体を引き付けてフラッグ車を狙えば……」

カチューシャ「もちろん向こうもそれくらいは予想してる」

典子「うぅ……」

カチューシャ「長期戦になれば経験の多い向こうが有利、早い段階で敵の数を減らし動揺してるうちにフラッグ車を探し出すって感じかしら」

桃「そうなると連携とスピードが重要になってくるな」

カチューシャ「作戦にあわせた練習メニューを作らないとね」

梓「がんばりましょう!」

杏「こういうのはカチューシャちゃんに任せるね〜」
102 : ◆ooARXnQO0E :2016/12/29(木) 00:38:01.96 ID:23mAbMfp0

-挂利奈宅

カチューシャ(う〜ん、練度はともかく数の差だけはどうしようもないわね。何かいい方法は……)

挂利奈「あ!隊長また試合のこと考えてるでしょう?今日は練習休みなんだから余計なことは考えないでパーッと楽しみましょう!」

カチューシャ「わ、わかってるわよ!」

挂利奈「隊長はこれのどこがすきなんですか?」

カチューシャ「おっきいところに決まってるじゃない!肩車して欲しい……」

ホワンホワン

グランゾート「カチューシャ、魔動力だ!」

カチューシャ「カチューシャに命令しないでよ!私が命令するの、グランゾート、肩車!」

ドシーンドシーン!

ホワンホワン

カチューシャ「うふふふふ……」

挂利奈「隊長〜、戻ってきてくださ〜い!」
103 : ◆ooARXnQO0E :2016/12/29(木) 00:39:34.56 ID:23mAbMfp0

カチューシャ「へ、チーム名?」

梓「は、はい。だめでしょうか?」

カチューシャ「まあ、いいんじゃないそれくらい?で、どんな名前をつけるつもりなの?」

梓「私たちはウサギさんチームにしようかと」

カチューシャ「うさぎさん?あはは!なによその名前。やるきあるの?」

桃「そうだぞ遊びじゃないんだぞ!まじめにやらんか!」

梓「やっぱりだめですか?」

カチューシャ「……ん!、まあいいんじゃない?別に。特に問題があるわけでもないし、それで士気が上がるならもうけもんよ」

桃「へっ?」

104 : ◆UYlhnKrxEE :2016/12/29(木) 00:40:45.18 ID:23mAbMfp0

試合当日


ケイ「オットボール三等軍曹じゃない」

優花里「あははは……」

アリサ「で、誰が隊長なの?」

カチューシャ「私よ」

アリサ「は?弱小校だとは思ったけど子供が隊長なんてやってるの?」

カチューシャ「なっ!」

アリサ「あはははは!こりゃあ楽勝ね!」

ケイ「ちょっとアリサっ!」

杏「かーしま」

桃「はい」ヒョイ

カチューシャ「うわっ!」

桃「どうだ隊長、上から見下ろす気分は?」

カチューシャ「!さいっこーの気分ね!カチューシャを馬鹿にした罪は重いわよ。覚悟しなさい!」ジロ

アリサ「ぐぬぬぬ……」
105 : ◆UYlhnKrxEE :2016/12/29(木) 00:43:01.40 ID:23mAbMfp0

「それではこれより大洗女子学園対、サンダース大付属高校の試合を始める!」

大洗チーム

W号(グランゾート)
38t(カメさん)フラッグ車
V突(草薙)
89式(アヒルさん)
M3リー(うさぎさん)

沙織「う〜ん」

優花里「どうしましたか?」

沙織「なんか統一感の無いチーム名だと思って。って言うかグランゾートって何?」

カチューシャ「ロ、ロシアの偉大な戦士の名前よ!」

うさぎさんチーム「……」←知ってる

優花里「……」←知ってる

沙織「おかげでV突チームが対抗心燃やしてカバさんから草薙に変えちゃうし……」

左衛門佐「草薙の剣は伝説の宝剣だ!」

おりょう「験担ぎぜよ!」

カチューシャ「こっちのデータが無いから向こうは序盤は様子見をするはず……」

カチューシャ「いい?作戦どおりチームワークが鍵になるわ、相手に主導権を握らせずいっきに決めるわよ!」

カチューシャ「パンツァーフォー!」
106 : ◆UYlhnKrxEE :2016/12/29(木) 00:45:51.98 ID:23mAbMfp0
とりあえずここまで、この後は頑張って
他の人達が考えなかった展開になります
名前変わっちゃってるけど本人ですスミマセン
このまま続けちゃって大丈夫かちょっと気になります…
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/29(木) 00:54:54.67 ID:CpUqS94SO
まー名前は別にいいんじゃない?
乙乙
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/29(木) 01:24:45.62 ID:Xqk4nVOVo

このまま続行しても良いと思うよ
109 : ◆UYlhnKrxEE :2016/12/29(木) 08:34:26.17 ID:23mAbMfp0
パスワードは適当にうってたので覚えてません
なので、このまま行くことにします
残業関係で出勤までの間に登校します
……変換があほなのでめんどいですね。なんだよ登校って…
投稿だよ!
110 : ◆UYlhnKrxEE :2016/12/29(木) 08:36:05.43 ID:23mAbMfp0

梓「こちらうさぎさんチーム。C24地点、シャーマン3両発見!」

沙織「了解しました。私たちが行くまで待機してください!」

アリサ「ふふん、全部筒抜けなのよ。敵はC24にいます」
111 : ◆UYlhnKrxEE :2016/12/29(木) 08:37:06.45 ID:23mAbMfp0




ケイ「また逃げられたわ……」

アリサ「くっ、ちょこまかと。って言うかなんでじっとしてないのよ」

アリサ「どうせ廃校になるんだからさっさとやられなさいよ!」

エルヴィン「草薙だB16に到着した」

アリサ「今度はB16に向かってく……」

カチューシャ「草薙を基点にグレートキャノン用意!」

アリサ「ださ……へ?何それ?」

カチューシャ(草薙チームを囮にして側面から狙い撃つ!)

ドオン!

「伏兵ですやられました!」

アリサ「え?え?何、どういうこと?」
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/29(木) 08:38:57.68 ID:CdVfY7eU0
>>1
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/12/29(木) 08:40:20.21 ID:CdVfY7eU0
>>1
ナイス
114 : ◆UYlhnKrxEE :2016/12/29(木) 08:42:04.85 ID:23mAbMfp0
〜〜〜〜〜〜〜
-試合開始前



カチューシャ「向こうはきっと私たちをなめてるからね、あまり警戒はしていないはずよ。だからそこを突く」

カチューシャ「まず序盤はわざとこっちの場所を相手に教えるわ、相手にわざと見つかるの。ただし、そのチームはすぐに別のポイントに隠れること。」

カチューシャ「どうせ私たちが初心者だと思ってるはずだから周辺をうろついてると思ってその場を警戒するはずよ」

沙織「そうなの?」

カチューシャ「人のことを見下してるやつって言うのは大抵、馬鹿がとる行動は自分の予想の範囲内って決め付けるものだから」

カチューシャ「クラスにいるでしょ、私のいったとおりにしないからって言う人上から目線の人とか」ムカムカ

梓「隊長怖い……」

カチューシャ「とにかく、これを繰り返せば敵の居場所をある程度コントロールできるわ。そして、ここからが本番」

カチューシャ「新カチューシャ戦術を使う」

優花里「おおっ!」

カチューシャ「数で負けてる分こっちはスピードで勝負をするわ。どういうのかちゃんと覚えてるわね?」

エルヴィン「ああ、問題ない」

梓「あらかじめ誰がどう動くか決めておいた作戦名を用意しておくんですよね。」

カチューシャ「そう。これならいちいち各車両に指示を出さなくてすむから、すばやく行動ができる」

カチューシャ「今までの相手とは違うと思わせることに意味があるのよ。私達で敵をかく乱している間にアヒルチームがフラッグ車を索敵、いいわね」

典子「分かりました!」

沙織「何かいけそうな気がする!」

カチューシャ「せっかく侮ってくれてるんだからしっかり利用させてもらうわないとね。覚悟しなさい」
115 : ◆UYlhnKrxEE :2016/12/29(木) 08:43:10.35 ID:23mAbMfp0
〜〜〜〜〜




ドオン! ドオン!

「サンダース、シャーマン走行不能!」

「すみません、やられました!」

アリサ「な、何がどうなってるの?」

ガサガサ

典子「あ、こちらアヒルチームフラッグ車見つけました!」

アリサ「な、今度は89式!」

アリサ「ふ……ふざっけんじゃないわよぉぉぉぉ!」

典子「なんかめちゃくちゃ怒ってる!逃げろー!」

アリサ「撃てっ撃てっ撃てぇぇぇぇ!」

ドオン ドオン

アリサ「私の作戦に誤りなどないわ!なのに、なのに、何なのよあんたたちはー!」

アリサ「こいつらといいタカシといい、なんで私の思い通りにいかないのよー!」ワアアン

バシュー

アリサ「今度は煙幕!くっ、見えない!〜〜〜〜〜〜〜!!うざったいのよぉぉぉぉぉ!」

ザー……ビージュウロ…ン…ザー

アリサ「このお!ちょこまかとおぉぉぉぉ!」

装填手「煙幕はれます!」

W号戦車

アリサ「」
116 : ◆UYlhnKrxEE :2016/12/29(木) 08:44:43.39 ID:23mAbMfp0
〜〜〜〜〜


沙織「先手をうってるけど結構厳しいよ、こっちも鼻の長いのにうさぎさんがやられちゃった」

カチューシャ「ファイアフライね、射程距離の長さが厄介だからまともにやりあおうとしないで。たぶん勝負にならないわ」

典子「あ、こちらアヒルチーム、フラッグ車見つけました!」

沙織「了解しました。」

沙織「カッちゃん!フラッグ車見つかったって」

カチューシャ「よし!ディザルブスパイア、B16地点でいくわよ!」
117 : ◆UYlhnKrxEE :2016/12/29(木) 08:46:04.60 ID:23mAbMfp0
〜〜〜〜〜


アリサ「て、停止!」

ドオン! ボシュ!

アリサ「はっ!はぁっはぁっ……」

カチューシャ「捕まえたわよ」ニヤ

ケイ『ちょっとアリサ次どうするの?』

アリサ「それどころじゃありません!敵に見つかりました!おそらく無線傍受したのがばれたのかと……」

ケイ『なっ!バッカモーン!とにかくそっちに向かうから時間を稼ぎなさい!』

アリサ「ひぃっ、すみません!」

アリサ「ふ、ふん。どうやらW号と89式だけみたいね。その程度だったら逃げ切って見せるわ!」



カチューシャ「解ってないわね。私は『捕 ま え た』って言ったのよ!」ドン!




V突 ガササ

38t ブロロ

アリサ「」

カチューシャ「私の得意とする包囲戦術よ。相手が1両だけならこの数でも十分よね……」

アリサ「あ……あ……うわぁぁぁー!」

カチューシャ「撃てぇぇーー!」




「サンダース、フラッグ車走行不能!よって、大洗女子学園の勝利!」

118 : ◆UYlhnKrxEE :2016/12/29(木) 08:47:51.42 ID:23mAbMfp0


沙織「やったー!勝ったー!」

優花里「あの優勝候補の一角に……」

カエサル「さすが隊長の作戦だな」

梓「ファイアフライにやられたときはもうだめかと思いました」

ケイ「ヘイ!カチューシャ!」

杏「お、おケイじゃん」

ケイ「まいったわ、完敗よ」

カチューシャ「ま、私の実力にかかればこのくらい当然よ!」

アリサ「ぐぬぬぬ……」

ケイ「ごめんね、うちのアリサが無線傍受なんてつまんない真似しちゃって……」

カチューシャ「へ、何それ?」

桃「無線傍受、どういうことだ?」

アリサ「え?」
119 : ◆UYlhnKrxEE :2016/12/29(木) 08:50:03.50 ID:23mAbMfp0

ダージリン「無線傍受をものともしない素早い戦術、サンダースは対応が間に合わなかったみたいね」

オレンジペコ「まさか大洗が勝利するとは思いませんでした」

ダージリン「ふふっ、これから面白くなりそうね」

120 : ◆UYlhnKrxEE :2016/12/29(木) 08:59:49.70 ID:23mAbMfp0
タイムリミット、ここまで
これから23時まで仕事だよ……大晦日までこのシフトだよ
サンダース戦ですが、いかにして無線傍受を逆手に取るかというスタイルが多かったので
あえてジョナサン・ジョースターのように真正面から打ち破ってみようと思いました
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/29(木) 12:42:39.14 ID:HoasYELEO
乙乙
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/29(木) 21:41:22.51 ID:5N56UGt5o


他のとこと差別化しようとするの好きよ
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/30(金) 13:09:46.64 ID:u3FhM+w4O
カッちゃんの戦車前進のかけごえはドイツ語でなく、ロシア語にして欲しいの
124 : ◆UYlhnKrxEE :2017/01/13(金) 09:45:23.54 ID:s4anzDQJ0
Танки вперед! ですね
ゆかりんに頼まれたってのもあるしカッちゃんはロシア語話せないから……
う〜んやっぱりパンツァーフォーのほうがしっくりくるなあ……
125 : ◆UYlhnKrxEE :2017/01/13(金) 09:46:15.99 ID:s4anzDQJ0

麻子「おばぁが倒れた」フラフラ

沙織「ええっ!」

優花里「ですがもう今日の船の便はすべて終了してます」

麻子「泳いでいく」

沙織「ちょっと、無茶だよ!」

カチューシャ「溺れちゃうわよ!」

ワーワー ギャーギャー

まほ「そんな所で何をしているんだ?危ないぞ」

みほ「皆さん落ち着いてください」
126 : ◆UYlhnKrxEE :2017/01/13(金) 09:47:02.20 ID:s4anzDQJ0


まほ「私がヘリの操縦をするからみほは残れ」

みほ「うん。さあ急いで」

麻子「おばぁ、おばぁ」オロオロ

沙織「待って私も一緒に行く!」

127 : ◆UYlhnKrxEE :2017/01/13(金) 09:47:36.90 ID:s4anzDQJ0
-喫茶店

優花里「黒森峰のそれも西住姉妹に会えるなんて感激です〜!」

華「そんなにすごいのですか?」

優花里「もちろんです!西住流といえば日本で最古であり最大の流派です!」

優花里「撃てば必中 守りは固く 進む姿は乱れ無し 鉄の掟 鋼の心 それが西住流!」

優花里「西住殿はその後継者なのです!」

みほ「わ、私は別にそんなにすごくは……」

優花里「何を言ってるんですか!西住姉妹は高校戦車道最強コンビとして恐れられているんですよ!」

華「優花里さん少し落ち着いて下さい」

カチューシャ「全国大会10連覇、今回の優勝最有力候補だものね」

みほ「大洗の戦い方すごく面白かったです。とても勉強になりました」

カチューシャ「そ、そうでしょ、よく解ってるじゃない!」

優花里「続きは注文をしてからにしましょう」

華「ケーキが食べたいです」

みほ「じゃあ私はパフェを」

カチューシャ「なら私はジャンボパフェにするわ!」
128 : ◆UYlhnKrxEE :2017/01/13(金) 09:48:38.45 ID:s4anzDQJ0

まほ「行くぞ、みほ」

みほ「うん。じゃあ皆さんさようなら」

優花里「はいっ。二人ともお気をつけて!」

華「さようなら」

カチューシャ「私たちが倒してあげるから覚悟しておきなさい」ウプッ

沙織「あんな大きいの頼むから……」

まほ「いいだろう。西住流はいかなる挑戦も受けてたつ」


バラバラバラ

優花里「行ってしまいましたね……」

華「黒森峰と戦うのは決勝ですね」

カチューシャ「……」
129 : ◆UYlhnKrxEE :2017/01/13(金) 09:49:10.55 ID:s4anzDQJ0
-生徒会室


杏「何とか初戦突破か」

桃「このまま勝ち続けるぞ!」

柚子「でも、戦車が5両しかないのはきついですね。89式は火力不足だから実質4両しかいないようなものだし」

杏「新しく買うお金も無いし、また捜索しないとね〜」
130 : ◆UYlhnKrxEE :2017/01/13(金) 09:50:03.48 ID:s4anzDQJ0

-カチューシャ宅


カチューシャ「私の戦術は戦車道で通用する」

カチューシャ「私は負けてない……」

カチューシャ「廃校になんて絶対させるものですか……」

131 : ◆UYlhnKrxEE :2017/01/13(金) 09:53:37.10 ID:s4anzDQJ0
とりあえずここまで、次の話ちょっと強引過ぎるところが多いので見直してから
投稿します
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/13(金) 16:17:16.08 ID:d5c80BsTO
乙‼
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/13(金) 20:13:43.55 ID:/v8wXENxO
乙乙
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/13(金) 21:13:23.09 ID:F0sWOidfO
乙です。

みほも幸せな生活を送ってそうで何より。
かわりにエリなんとかさんは影が消えているようで(苦笑)
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/01/13(金) 21:16:43.67 ID:BAikL3aHO

超期待してる
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/14(土) 00:12:32.32 ID:NAfusO/Eo

みほが黒森峰にいて歪んでないのは珍しい
川に落ちた不幸なレッドスターさんはいなかったんですね
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/14(土) 14:19:33.03 ID:f9ndPtJj0
事故につながる戦術を執る人がいなかったからな
この後カッちゃんとノンナは仲良くなれるのだろうか
あとクラーラはこの場合どちらに転校してくるのか
138 : ◆UYlhnKrxEE :2017/01/16(月) 09:05:32.23 ID:NR8Uf0SD0
ノンナとカチューシャのストーリーを考えてたから
どこぞの水没戦車のことはマジで忘れてました
落ちて無かったってことでお願いします
しかし、このみぽりんは致命的な弱点があります
では、開始します!
139 : ◆UYlhnKrxEE :2017/01/16(月) 09:06:43.61 ID:NR8Uf0SD0
-朝

典子「皆ラスト5週いくよ!」

「はいっキャプテン!」

ドドドドド


カチューシャ「毎朝見かけるけどいつも何時に登校してるの?」

あけび「いつも5時半には来てますね」

妙子「準備運動した後軽く流してます」

カチューシャ「授業が終わった後も、確かバレーの練習してたわよね」

忍「学校がしまるギリギリまで練習してます!」

カチューシャ「よく体力持つわね」

典子「そこは根性です!」

あけび「どんなに技術があっても体力が無ければ肝心なところで踏ん張れません」

あけび「だから練習でも基礎に一番力を入れてます、どんな戦術を組もうと最終的にものを言うのは基礎能力ですからね」

妙子「スポーツに限らず戦車道でも同じことが言えるんじゃないでしょうか?」

典子「ちょっとだけ頭使って、後は根性!」

カチューシャ(基本が大事……ね、たしかに強くならなきゃいけないけど、足元を疎かにしちゃいけないわね)ウンウン
140 : ◆UYlhnKrxEE :2017/01/16(月) 09:07:45.97 ID:NR8Uf0SD0


桃「第2回戦はアンツィオ高校だ」

優花里「そしてこれが今回の相手の情報です!」

カエサル「どうやらP40が新戦力らしいな」

梓「後はCV33とセモヴェンテ自走砲ですね」

典子「何か今回はいけそうですね!」

カチューシャ「本当にそう思う?」

梓「え、だって敵主力のCV33は豆戦車だし、サンダースより戦いやすいんじゃあ……」

優花里「アンツィオの隊長アンチョビ殿は廃れてしまった戦車道を立て直し2回戦まで進んできました!」

カチューシャ「要するに私たちと同じ、少ない戦力を戦術と腕で勝ち上がってきたのよ。こういうチームは予想のつかない戦い方をしてくる可能性があるから要注意よ!」

カチューシャ「いい?戦力の差が勝敗の決定的な差にはならない。現に私たちがやった事じゃない」

梓「あ……!」

カチューシャ「どんなに強くても100%勝てる戦術なんて存在しない。たとえ99%勝ってても……」


カチューシャ「1 % 負 け る の よ」


カチューシャ「サンダースに勝ったからって慢心しては駄目。いいわね!」

杏「勝って兜の緒を締めよってね」

典子「根性入れてけって事ですね!」

柚子「ちょっと違う気が……」
141 : ◆UYlhnKrxEE :2017/01/16(月) 09:08:16.44 ID:NR8Uf0SD0

典子「根性ー!」

ルグルグル

梓「あわわわわ!」

カチューシャ「無理しないでちゃんと静止して撃ちなさい!」

エルヴィン「う、撃てっ!」

ドン!

カチューシャ「もっとよく狙いなさい全然当たってないわよ!」
142 : ◆UYlhnKrxEE :2017/01/16(月) 09:09:13.70 ID:NR8Uf0SD0

ドオン! ドオン!

典子「根性でかわせー!」

カチューシャ「うーん、アヒルチームってずいぶん動きがいいわね。89式なのに」

華「撃とうとするともうそこに居ないのでとってもやりずらいです」

麻子「操作技術なら負けてないと思うんだが……」

優花里「運動部ならではの勘だったりするのでしょうか?」

忍「どんな攻撃だってかわして見せますよ!」

カチューシャ「よしっ。今からアヒルチームをCV33に見立てて射撃訓練よ全車両砲撃翌用意!」

アヒル「ひぇ〜!」
143 : ◆UYlhnKrxEE :2017/01/16(月) 09:10:01.76 ID:NR8Uf0SD0
-帰り道

※疲れたカチューシャを優花里がおんぶして送ってます

優花里「アヒルさんチームの上達がすごかったですね」

カチューシャ「そうね、あれだけ実力があるからできれば他の火力のある戦車に乗って欲しいんだけど、89式に愛着がわいちゃったみたいなのよね」

優花里「それに89式はアヒルチーム以外には使いこなせないかと」

カチューシャ「他のチームがあれに乗ったら戦力にならない……か。実質的に戦力が減るくらいならこのままのほうがいい……わね」フア

カチューシャ「やれることはやった……後は……勝つ…らけ」

優花里「カチューシャ殿?」

カチューシャ「zzzzzzzz」

優花里「……お疲れ様ですカチューシャ殿、ゆっくりお休みください」
144 : ◆UYlhnKrxEE :2017/01/16(月) 09:11:43.84 ID:NR8Uf0SD0

試合当日


「それではこれより大洗女子学園対、アンツィオ高校の試合を開始する!」

大洗チーム

W号(グランゾート)
38t(カメさん)フラッグ車
V突(草薙)
89式(アヒルさん)
M3リー(うさぎさん)


カチューシャ(ふふふ……実はひそかにロシア語を勉強してきたのよね)ドキドキ

カチューシャ「いくわよ!Танки вперед!(戦車前進!)」

シーン

「………」

カチューシャ(あれっ?)

沙織「カッちゃん何いってんの、いつもの掛け声は?」

カチューシャ「……パンツァーフォー!」

「おーー!!」

カチューシャ(………)
145 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/01/16(月) 09:13:36.61 ID:NR8Uf0SD0


アンチョビ「マカロニ作戦開始だ!」

ペパロニ「よっしゃあ、行くぞ!マカロニ用意!」

アンチョビ(ふふふ……あいつらのおっちょこちょいな性格も考慮してマカロニの数はぴったりにしておいた。これで見破られる心配も無い)
146 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/01/16(月) 09:14:19.08 ID:NR8Uf0SD0

梓「こちらうさぎさんチーム敵車両発見!CV33が5両」

典子「こっちも4両います!」

カチューシャ「うそでしょ?いくらなんでも早すぎる!」

優花里「どうします?」

カチューシャ「そのまま偵察を続けて!」

カチューシャ「なかなかやるじゃない、でも勝つのはカチューシャなんだから」
147 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/01/16(月) 09:15:05.02 ID:NR8Uf0SD0

ペパロニ「へへっ、マカロニ大成功っ!」

「あいつら慌ててるでしょうね、後は今のうちに反対から包囲すれば……」

ペパロニ「やっぱりドゥーチェはすごいっす!」

ハハハハハ!

ペパロニ「ははは……ハーックショイ!」

パタン…

ペパロニ「あ……」

梓「あ!」
148 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/01/16(月) 09:16:41.65 ID:NR8Uf0SD0

アンチョビ「ふふふ今頃やつらは身動き取れなくなってるはずだ」

アンチョビ「状況はどうなってる?」

P40通信手「はいっ、どんどん蹴散らしてます!」

アンチョビ「はははそうだろう、そうだろう!」

P40通信手「大洗の連中が……」

アンチョビ「何でー!?」
149 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/01/16(月) 09:20:28.72 ID:NR8Uf0SD0




ペパロニ「くそっ、どうなってるんだ?CV33はすばしっこくて狙いがつけにくいはずなのに、あいつら普通に当ててくるぞ」

梓「よし、特訓の成果が出てる。この調子で……」

〜〜〜〜〜


典子「えーとですね。バレーと一緒で、見てから反応しても遅いんです」

典子「だからバーっと動くのにあわせてガーっとやれば……」

「??????」

あけび「大変ですキャプテン、通じてません!」

典子「え、とだからバレーだとボールを拾った後バッていって」

典子「んですばやくバーっていくんだけど」

典子「相手もドバッてするから」

忍(通じてないんじゃ……)

典子「そこをシュパッてすれば……」

「??????」

麻子「要するに経験則だな」

沙織「分かるんだ……」

麻子「相手がこう動くからこう動けばいい、こうするだろうからこうしよう、これらの予測は皆経験によって培われる」

麻子「こういうのは地道な練習の積み重ねることによって身につくものなんだ。だが、その経験値が圧倒的に不足してる私たちは相手の行動が分からない、予測が組み立てられない」

梓「そうだったんだ……」

麻子「普段からバレーをやっているアヒルチームは相手の行動を予測する能力に長けているんだ」

エルヴィン「なるほど、だが、どうする?経験値を稼ぐには主に試合しかないのだろう?」

あや「要は動きを予測できるようになればいいんですよね?」

典子「皆でバレーをやりましょう!」

優花里「戦車の映画を見るのはどうでしょう?」

カチューシャ「皆で鬼ごっこ!」ハーイ!

杏「……いろいろやってみようか?」

150 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/01/16(月) 09:22:14.43 ID:NR8Uf0SD0

アンチョビ「ぐぬぬぬ……」

カチューシャ「追い詰めたわよ、ここまでね」

カチューシャ(CV33は全て撃破、護衛の戦車たちはいない。決まったわね)

杏「まだまだ完璧ではないけど、単純な動きならそれなりに読めるようになったからね〜」

アンチョビ「アンツィオは単純ではなーい!」ウガー

桃「くらえ、ファイヤー!」

ドオン!

柚子「桃ちゃん、ここではずす?」

アンチョビ「く、くるなー!」

ドオン! スカッ

カチューシャ「きちんと狙わないと当たらないわよ!さ、終わりにするわよ」

アンチョビ(ここまでか……)

アンチョビ(アンツィオの強さを証明するために、おやつの回数まで減らしてP40を手に入れたのに……)

アンチョビ(今年こそはいけると思ったんだが、すまない……みんな)

ゴゴゴゴゴ ガササ!

ペパロニ「姐さーん!」

カチューシャ「えっ!」

優花里「崖の上から!」

アンチョビ「お、おいスピード出しすぎだぞ。まさか?」

ドンッ!

沙織「崖から飛び降りたー!」

ペパロニ「私のドゥーチェに手を出すなぁぁぁ!」
151 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/01/16(月) 09:23:45.43 ID:NR8Uf0SD0


「私が隊長のアンチョビだ、よろしくな!」

「ペパロニ、ひな。二人を福隊長に任命する!一緒にアンツィオを盛り上げていくぞ!」

※OVAでも試合後にカルパッチョって名乗ってたんで

「念願のP40 を手に入れたぞー!これで全国大会優勝だ」

ペパロニ「やっとここまで来たんだ」

「アンツィオは弱くない……じゃ無かった強い!」

ペパロニ「アンツィオは弱くない」

「勢いに乗ってるときの我々に敵など無い!」

ペパロニ「アンツィオにノリと勢いが合わさればどんな敵だって負けやしない。そうでしょ、姐さん!」

アンチョビ「いくらカーボンコーティングしてるからって無茶だ!」

ペパロニ「CV33の全身砲弾、このまま突っ込めー!」

152 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/01/16(月) 09:25:21.42 ID:NR8Uf0SD0

カチューシャ「ち、ちょっと何よあれ、ウソでしょ!か、回避!」

麻子「む、無理だ間に合わん……」

ドガア! シュポ

「大洗女子W号、走行不能!アンツィオ高校CV33、走行不能!」

アンチョビ(ペパロニ……何を弱気になっていたんだ私は)

アンチョビ(しっかりしろアンチョビ。お前はアンツィオの隊長だろ!)

アンチョ「ペパロニの頑張りが私の闘志に火をつけた!私たちも続くぞ!」

ブロロロ

梓「相手のチーム、まだあきらめてない!」

アンチョビ「なあお前ら、この状況で逆転したら見てるやつらはどう思う?」

P40装填手「アンツィオはスゲーって思うっす!」

アンチョビ「だよな、アンツィオのすごさを全国の連中に見せ付けるぞ!」

「おー!」

ブロロロロ

杏「ありっ?倒したはずのCV33がこっちに来てるぞ。どういう事?」

カチューシャ「……そうか!CV33は車体が軽いからダメージが分散されるんだ!」

沙織「つまりどういう事?」

優花里「ウィークポイントをつかないと走行不能にならないんです!」

麻子「皆に伝えないと……」

沙織「駄目っ、走行不能になっちゃったから通信が繋がらない!」

153 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/01/16(月) 09:25:51.58 ID:NR8Uf0SD0


ブロロロロ

エルヴィン「我々も加勢に急ぐぞ!」

ひな「あの剣のマークはタカちゃん!」

ドオン!

ひな「ここから先へは行かせない!」

カエサル「くっセモベンテか」

154 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/01/16(月) 09:40:18.30 ID:NR8Uf0SD0
ここまで、ペパロニまさかの大暴走

まさかの事態に困惑する大洗チーム、そして>>1

本当はさっさと敗退するはずだったのにいったいどうなる?

………どうしよう

バンブーブレードCを読みながら考えることにしよう

意識したつもりは無いのにこのカッちゃんとスズハルってにてるなあ……
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/16(月) 15:15:48.98 ID:JZqwn6v2O
乙乙
あっけなく終わるかと思ったらまさかのアンチョビ見せ場か
213.78 KB Speed:0.1   VIP Service SS速報VIP 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 続きを読む
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)