桐生「アイドルの……プロデューサー?」 社長「うむ」

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303 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/30(水) 12:59:30.50 ID:CIfJAbrj0
>>291
龍が如くは全作品プレイ済みよ

しかしお試し版楽しいんだけど、ダッシュ強化できなくて
桐生ちゃんがおじいちゃん並の体力しかないように見えて笑うわwwwwww
304 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/11/30(水) 13:06:31.70 ID:b/uuUTAZo
>>303
0も割りとそんな感じやで
とうとう桐生ちゃんも老いて弱くなり始めたようだな……
305 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/30(水) 16:00:49.76 ID:5Xwr2FSTO
終わる頃には前作より強くなるからへーきへーき
306 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/30(水) 16:35:24.75 ID:3mY9JgO7O
>>303
いや若い頃から痴呆入ってるでしょ毎回覚えた技から何からすっからかんに忘れて体力面落ちまくりで老化も早い
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/30(水) 18:56:22.13 ID:i6sNQ8ISo
毎回前線離れてる期間1,2年あるし...(震え声)
308 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/30(水) 20:46:14.53 ID:anInuGx8O
シリーズ毎の戦いが終わる度に日常に戻ろうと一生懸命に忘れてるんだよ
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/01(木) 01:13:33.10 ID:kxQjB5x10
あと桐生ちゃんの成長システムがいままでと全然違ってたのに謎の既視感を
覚えたんだがバッティングセンターに行った時にその既視感の正体に気づいた


まんまパワ○ロじゃねえか!!!
310 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/01(木) 06:18:34.41 ID:DVSC4AND0
0含めて現状6回以上100km軽く走り回る人生送ってる筈なのに老化の異常な早さは不思議だよなあ…
311 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/01(木) 13:29:08.69 ID:VJCUG2D+o
ガチャ

桐生
「おはようございます」

小鳥ちひろ
「おはようごさいます!」

社長
「やぁおはよう、桐生くん!」

桐生
「はい。今日は……?」

社長
「うむ! 今日は、みんなに歌を歌ってもらおうと思っていてね」

桐生
「歌ですか?」

社長
「アイドルにとって、歌というのは特に大事なものだ。ただ上手いだけじゃダメなのは分かるだろう? その歌の魅力を引き出す歌い方というものがあるからね」

桐生
「なるほど……」フッ

社長
「君は歌にもそれなりに自信があるみたいだね。うむ、それでは着いてきたまえ」
312 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/01(木) 13:29:41.97 ID:VJCUG2D+o
ガチャ

社長
「やぁ諸君! おはよう!」

アイドル達
「おはようございます!」

社長
「うむうむ……懐かしいねぇ、この感じ。今日は伝えていた通り、君たちに一人ずつ歌ってもらうつもりなんだが、準備は良いかね?」

李衣菜
「はい! 準備はバッチリです!」

時子
「面倒だけれど、たまには豚の懇願を受け入れてあげるわ」

社長
「うむ! やる気は十分のようだね! それじゃあまずは輿水くん! やってくれるかね!」

幸子
「任せてください!」

………………

…………

……

桐生
「(全員の歌を聞き終えたが……心に響くものは無かったな……)」

社長
「うーむ……。確かに悪くはないんだが、やはりまだまだ原石と言ったところだ。だが、君たちはこんなところで終わるような子たちではないぞ!」
313 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/01(木) 13:30:11.36 ID:VJCUG2D+o
幸子
「難しいですね……」


「感情を歌に乗せる……言葉にするだけだと簡単そうなんですけど……」

社長
「ははは、最初はそんなものだよ。桐生くん、大体皆の実力は分かったかね?」

桐生
「はい。基礎は、輿水、財前、多田……それと高垣。四人は大丈夫なようですね。向井は歌い方を知らないみたいだな」

拓海
「歌なんて、中学ん時にちょっと歌ったくらいだしな……」

桐生
「大丈夫だ、お前は良い声をしている。それに、でかい声を出すのは得意だろ? 練習さえすれば、聞く人間の魂を揺さぶる……そんな歌い方が出来るようになるだろうな」

拓海
「……へっ」

桐生
「鷺沢は、歌に照れが混じってるぜ。そういう歌なら良いかも知れねぇが、お前の歌ったこの9:02pmって歌はそういう気持ちの入る歌じゃねぇ。自分の声量に合わせた歌を選んだのは良いことだから、恥じらいを捨てるところから始めよう」

文香
「は、はい……ごめんなさい……」

桐生
「最後に佐久間……。お前はなんというか……歌に俺への感情をぶつけてくんじゃねぇ。目が逢いすぎるんだよ、お前は……」

まゆ
「うふふふふ……ごめんなさい、プロデューサーさん」

桐生
「(こんなところだな……。ふっ、我ながら良いアドバイスができたと思う)」
314 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/01(木) 13:30:47.63 ID:VJCUG2D+o
李衣菜
「うーん…難しいなぁ………あ、桐生さん! 桐生さんも歌って、お手本見せてくださいよ!」

桐生
「なに?」

時子
「そうね……偉そうなことをブヒブヒと言っている豚なら、それくらいのことができるのよねぇ……?」

桐生
「…………」

社長
「桐生くん、どうだね?」

桐生
「分かりました。古い歌ですけど、良いでしょうか?」

社長
「うむ! さぁ、君の実力を見せてくれたまえ!」

ピッ

【ばかみたい】

〜♪ 〜♪ 〜♪

<がんばってー!(空耳)
315 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/01(木) 13:31:14.67 ID:VJCUG2D+o
桐生
「馬鹿みたい……子供なのね……」

桐生
「夢を……追って傷ついて……」

<ステキ……(空耳)


「(甘い声……聞き惚れちゃいそうですね……)」

桐生
「嘘が……下手なくせに。笑えない……笑顔、見せた……」

<切ない歌だね……(空耳)

まゆ
「(歌の世界に引き込まれそう……桐生さんの声、魅力的です……うふ……)」

桐生
「I love youも、ろくに言わない……口下手で、ほんまに不器用……」

<心に歌が染み込んでくるよ……(空耳)

李衣菜
「(う……ロックな歌じゃないのに、なんで泣きそうになってるんだろう、私……!)」
316 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/01(木) 13:31:43.11 ID:VJCUG2D+o
桐生
「なのに……なのに、どうして……」

<ステキ……(空耳)

時子
「(豚のくせに……。私の心を……こんなに揺さぶる歌を歌うなんて……生意気ね……)」

桐生
「サヨナラは……言えたの……」

社長
「(こ、これは!!?)」

(暗転。場面転換)

桐生
「だめだね……だめよ、だめなのよ……」

<ひゅー!(空耳)

拓海
「(な、なんだこれ!? どこだここ!?)」
317 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/01(木) 13:32:23.02 ID:VJCUG2D+o
桐生
「あんたが、好きで……好きすぎて……」

文香
「(あの写真には……何が写ってるんでしょう……?)」グスッ

桐生
「どれだけ……強いお酒でも……」

<ひゅー!(空耳)

幸子
「(こんな……こんなことが起こるんですか、現実的に考えて……どれだけの……どれだけの表現力があれば……!?)」グスッ

桐生
「歪まない……思い出が……」

桐生
「馬鹿みたい……」

<切ない歌だね……(空耳)

(暗転。場面転換)

200 200 200 200 190

990

デデデッデデデテン
318 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/01(木) 13:33:05.47 ID:VJCUG2D+o
桐生
「ふっ……どうだった?」

幸子
「…………完敗です……。こんなものを見せつけられたら……負けを認めるしかないじゃないですか……!」グスッ


「……今度、一緒にお酒を飲みましょうね……」グスン

拓海
「く、くそ……歌聞いて泣くなんて……」グスッ

桐生
「(ふっ……心に響く歌を歌えたようだな……)」

社長
「君には、驚かされてばかりだ。まさか、歌の表現力で聞くものにイメージを想像させて、幻覚を見せるまでに至るとは……。君がもう少し若ければ、と言わざるを得んよ……」

桐生
「ふっ……いずれは、ここにいる全員に出来るようになってもらいますよ」

李衣菜
「桐生さん……私……。きっと、ロックなアイドルになりますからぁ……握手してください……!!」ギュッ

まゆ
「うふ……うふふ……うふふふふふ……」

桐生
「(レッスンは大成功のようだ。上手く歌えて良かったな)」

社長
「今日は歌のレッスンを午後まですることにしよう。今日でなにか、コツのようなものを掴めるように頑張ってくれたまえ! 桐生くん、頼んだよ!」

桐生
「はい、分かりました」

………………

…………

……
319 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/01(木) 13:33:31.74 ID:VJCUG2D+o
桐生
「こんなところだな。皆、初めよりも大分上手くなったぞ。だが、毎日続けることでより成長できる。怠らないようにな」

アイドルたち
「はい!」

桐生
「(さてと……このあとはどうするか……)」

小鳥
「桐生さん……あのぉ……お客さんが来たんですが……」

桐生
「え? ……客? ……分かりました」

桐生
「(俺に客……誰だ……?)」

小鳥
「多分、ヤクザです……気を付けてください……」ヒソヒソ

桐生
「……分かりました」ヒソヒソ

タッタッ

ガチャ

桐生
「(…………三人か……)」

ヤクザ
「…………」
320 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/01(木) 13:33:58.75 ID:VJCUG2D+o
桐生
「なんだテメェらは」

真島組構成員
「桐生さん、いきなりすいません。真島組の者です」

桐生
「なに?」

真島組構成員
「急で悪いのですが……桐生さん、親父が呼んでいるので、ついて来てもらえませんか?」

桐生
「なに、真島の兄さんが……?」

真島組構成員
「はい。お願いします」

桐生
「分かった。……少し待ってくれ」

ピッ

桐生
「……もしもし」

社長
『桐生くん、大丈夫かね!?』
321 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/01(木) 13:34:25.66 ID:VJCUG2D+o
桐生
「はい……すいません、少し出てきても良いでしょうか?」

社長
『……む? 平気……なのかね?』

桐生
「はい。昔からの……知り合いです」

社長
『分かった。……くれぐれも、無茶をしないでくれよ、桐生くん』

桐生
「ありがとうございます」

ピッ

桐生
「待たせたな。案内してくれ」

真島組構成員
「ありがとうございます。どうぞ、乗ってください」

バタン

ブロロロロロ……

………………

…………

……
322 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/01(木) 13:35:06.14 ID:VJCUG2D+o
コンコン

ガチャ

真島組構成員
「失礼します。親父、桐生さんをお連れしました」

桐生
「……真島の兄さん」

真島
「おー桐生ちゃん! まっとったでぇ……」

デンデンッ!

東城会直系真島組組長
   真 島 吾 朗

待ってくれ
「ほれ、はよ座りや」

桐生
「あぁ」

真島組構成員
「それでは、何かあったらお呼びください」

バタン

真島
「桐生ちゃん、今まで何しとったねん。ずぅっと探しとったのにどこにもおらへんから、沈められたんか思うて夜も寝られへんかったんやでぇ?」

桐生
「心配かけちまったみたいだな……それに、遥のことも、世話になった」
323 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/01(木) 13:35:32.05 ID:VJCUG2D+o
真島
「やめぇや。俺は約束は破らんちゅうだけや。で、桐生ちゃん……そないな眼鏡と帽子なんぞ被って変装して……何やっとんねん?」

桐生
「…………アイドルの、プロデューサーだ」

真島
「はぁー? なに寝惚けたこといってんねや桐生ちゃん!?」

桐生
「本当だ」

真島
「何か面倒な理由がありそうやのぉ……よっしゃ、ワシに聞かせてくれや桐生ちゃん」

桐生
「……あぁ。真島の兄さんなら、安心できる」

…………

真島
「ほー……なるほどのぅ。まぁだ、遥ちゃんは安心できへん言うことかいな。見苦しいのぉ、芸能界のお偉方っちゅうんは」

桐生
「そういう訳で、俺は今765プロでプロデューサーをやりながら、遥を追う奴らの手掛かりを見つけようとしてる、ということだ」
324 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/01(木) 13:35:58.10 ID:VJCUG2D+o
真島
「なるほど、話は分かった。……安心したわ、桐生ちゃんを殺さんで済んで」

ぶんっ(ドスを投げる)

がちゃ

桐生
「……どういうことだ?」

真島
「……765プロに出入りしとるっちゅう情報はつかんどったんや。せやけど、桐生ちゃんがそうしてる理由が分からん。遥ちゃんもどこにもおるかも分からんし、桐生ちゃんは動こうとせん。分からんことだらけや……ほんなら、真意確かめなしょうがないやろ」

桐生
「兄さん……」

真島
「ま、俺は初めからなぁんも心配しとらんかったけどな。……もし、桐生ちゃんが遥ちゃんを捨てて逃げるつもりなら……ちゅう訳や。ま、話が分かって一息ついたで」

桐生
「真島の兄さん。俺は……もう何からも逃げねぇ。今まで、ずっと色んな重たい物から逃げて生きてきた。俺ぁ……周りの奴らが思ってるような人間じゃねぇ。どうしようもねぇ半端者だ」

真島
「…………」

桐生
「だがな……それでも……俺の大切な家族だけは、何があっても見捨てやしねぇ。あいつらの為なら俺の命、いくらでも捨てる覚悟は出来てる」
325 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/01(木) 13:36:25.29 ID:VJCUG2D+o
真島
「……それでこそ、俺が見込んだ男や」

桐生
「気にかけてくれてありがとう、真島の兄さん」

真島
「気にすんなや。俺の楽しみでもあるからなぁ」

桐生
「……兄さん。もし、また俺が何かから逃げようとしたり、諦めようとしたら……その時は、ぶん殴ってでも、俺を止めてくれ。あんたにしか頼めねぇ」

真島
「ふん、言われんでも当たり前じゃボケェ。そない情けないこと言うなや桐生ちゃん」

桐生
「……ふっ。すまない」

真島
「何か困ったことがあったらいつでも言えや。出来ることはしたるで」

桐生
「助かる。……早速ひとつ、頼んでも良いか?」
326 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/01(木) 13:36:57.17 ID:VJCUG2D+o
真島
「おう、なんでも言えや。なんや、俺をスカウトするんか?」

桐生
「いや、流石に歳が……」

真島
「なんやとぉ!? ワシの華麗なダンス見てもそないなこと言えんのか!」

立ち上がり、華麗なステップを踏む真島……

桐生
「いや、確かに目を見張るものはあるが……アイドルには中々難しいな……」

真島
「そか……」(´・ω・)

桐生
「俺たちも、歳を取っちまったってことだな……」(´・ω・)

真島
「…………」

桐生
「…………」

桐生
「それで、頼みなんだが……藤井組のアジトを探してほしい」

真島
「お、おう。……って藤井組ぃ? なんやそれ、チンピラ集団になんの用やねん」
327 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/01(木) 13:37:24.04 ID:VJCUG2D+o
桐生
「藤井組は、親から頼まれて765プロに脅しかけてた奴らだ。もしかしたら、どこかからの依頼かもしれねぇ、そこから足が掴めるかも知れないんだ」

真島
「そういうことかいな。分かったでぇ、そう時間もかからん。見つけたら全員半殺しにして桐生ちゃんの前に晒せばええか?」

桐生
「いや待て。場所を見つけてくれるだけで良いんだ。そこからは俺が何とかする」

真島
「なんやねんつまらんのぅ!」

桐生
「あまり大勢で動くと、警戒が強くなるかもしれねぇ。一分でも一秒でも早く遥に安心して外を歩かせてやりてぇんだ、頼む」

真島
「……分かったわ……。そん代わり、派手な喧嘩になったら呼べや桐生ちゃん! 約束やで!」

桐生
「ふっ……あんたもかわんねぇな……」

真島
「ヒヒ……」

………………

…………

……
328 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/01(木) 13:37:50.16 ID:VJCUG2D+o
桐生
「(真島の兄さんの協力が得られたのは助かったな。連絡が来るのを待とう)」

ピリリ、ピリリ

メール:カメヤ
桐生さん! 港区でクールビューティな女の人を見つけました!
なにかイライラしている様子でしたが、それでも十分魅力のある人だと思います!
たまに見かけるので、スカウトしてみてはいかがでしょうか?

送付写真

桐生
「(港区か……時間があるときに、行ってみることにしよう。写真で見てもかなりのティンと来るぜ……)」
329 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/01(木) 13:38:17.36 ID:VJCUG2D+o
ここまでで

もうやりたいこと全部終わりましたやったー歌いたかったんや
330 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/01(木) 13:43:20.93 ID:bidMK6T0O
乙です。
歌って踊れて戦える、日本の科学力で量産可能なら一家に一台欲しいな桐生ロボ。
331 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/12/01(木) 13:55:09.52 ID:JhaQSQVs0
乙です
桐生さんだけでもライブバトル勝てるな…
サイドMのアイドルやっても大丈夫な気がする
332 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/01(木) 15:37:10.57 ID:aKMiXGxNo

イライラしてる感じのクールビューティー…誰だ、わくわくさんか?
333 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/01(木) 18:46:41.13 ID:IUrPfhYkO
そういえば兄さんダンス上手いんだっけ
ダンストレーナーに呼ぼう(錯乱)
桐生ちゃんの奪い合いでまゆゆとバトル勃発する可能性あるが
334 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/02(金) 00:55:34.75 ID:/JRS+Dt60
ばかみたいは公式がばかみたいなんて言われてたくらい
ぶっとんだ演出だったけど黙って聴くと本当ええ歌なんだよなぁ・・・
335 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/02(金) 01:05:28.26 ID:Bk7yLs0zo
真島の兄さんの声が聞こえる……!
336 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/02(金) 01:14:00.72 ID:NYv00pZJo
真島の名前が待ってくれ、になってて一人で吹き出した夜
誰も指摘しない優しさに泣きそう
337 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/02(金) 01:55:42.00 ID:ImHzQM6N0
おい待てよ、なぜ桐生さんが歌うのはマシンガンキスじゃねぇんだよ
カラオケに入ってるんだぞ(ガチ)
338 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/02(金) 02:05:23.58 ID:90aefuGSO
>>337
マシンガンキスは品田に取られたから
339 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/02(金) 02:20:29.06 ID:NYv00pZJo
マシンガンキスも好きやで
本当はそっちにしたかったんだけど、総合したときにこっちの方が面白くなったからこっちにしたのよ
多分ゲームだったらここでなに歌うか選択できるから許してや(意味不明
340 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/02(金) 06:04:48.78 ID:fF6AoALg0
クリアは簡単なのに1000点取得となると死ぬほど辛いカラオケとかいう
クッソ鬼畜なミニゲーム
341 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/02(金) 12:14:30.09 ID:/JRS+Dt60
>>1よ、桐生ちゃんの歌は他にもある、他の主人公も含めればさらに増える、そして歌のレッスンはアイドルにとって大切なものだ、あとは分るな?(ゲス顔
342 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/02(金) 12:29:25.26 ID:BoFwymbXo
>>341
俺は……そんな甘い人間じゃねぇ!!!
(そのうちアイドルの歌をイメージ演出付きで書くので許してください)

それはそうと、
・数を揃えて挑めば負けることなんて有り得ない
・その数に武器をプラスすれば万全過ぎる程
・人間じゃなくて獣にやらせれば良い。餓えてると尚良し
・車で轢けば人は死ぬだろ

何をしたら桐生ちゃんその他は死ぬんだ……ムービー銃も最近は避け(というか当たらない)始めたし……
343 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/02(金) 12:42:55.74 ID:j0XSBDXAO
そう考えると桐生ちゃんはシリーズ毎に強くなってるのかもしれんな
344 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/02(金) 12:51:20.44 ID:8GQ1TDRDO
遥に本気で嫌われて絶交された後なら楽に倒せるさ
345 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/02(金) 12:58:19.84 ID:vzI5JLS30
>>344
むしろ暴走状態で手がさらにつけられなくなる
346 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/02(金) 14:08:51.50 ID:BoFwymbXo
>>344
荒れてチンピラにぶつかってボコった後に伊達さんの所に行くに100ガバス
やっぱりヒロインは伊達さんだった……
347 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/02(金) 14:57:53.93 ID:EXaoULPK0
本編まだ投稿しないならageないでくれ
348 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/02(金) 16:59:07.13 ID:kIm7gqfTo
作者側の気遣いな訳でやれといってはイカンでしょ
349 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/02(金) 17:17:26.57 ID:uZ9xahKNo
PS4しかないんだが0→極→6とやればいい?
350 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/02(金) 21:53:03.29 ID:96ZTASQno
>>349
何がなんだか分からないと思うけどそれでもふわっと行けるはず
351 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/03(土) 11:56:18.92 ID:Fh4CPJrzO
>>349
PS4しか持ってないならそれしかないかな……
ただ全ての作品が重要な役割をもってる其がまた続編に深く絡んでくる作品なんだよね
352 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/04(日) 02:46:43.32 ID:aTlCr6KX0
このおじさんついに街の屋上から平気な顔して飛び降りて移動してる(ドン引き)
何十年も喧嘩し過ぎた影響で身体構造おかしくなってるんだろうか。某バキの武蔵みたく
353 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/04(日) 02:47:53.98 ID:iIq7P+zHo
パルクールと言い張る勇気!
354 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/04(日) 04:20:45.13 ID:zmSToULS0
>>349
あまり進めるものじゃないけど
極以降というか2〜5に関しては動画サイトとかでも結構上がってるで

ニコニコだとほとんどおしゃべりプレイ動画だから苦手だったら仕方ないが
355 :349 [sage]:2016/12/05(月) 08:49:13.19 ID:drdVgZ63o
>>350>>351>>354thx
1、2、3はプレイ済 4はうろ覚えで5やる前にPS3壊れたもんだから4からプレイ動画観てくるか
356 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/05(月) 10:07:50.00 ID:4Smsa9b2o
今日か明日には投稿します
モバマスは知ってるのにデレステは知らないのでアイマスの曲と龍が如くの曲が基本になりマス

それはそうとアニマスの真って軽く人間超越してたような気がするのは気のせいでしょうか……?
SPと互角以上に渡り合ってたよな……?
女だからと手加減してたのかなとか思ったけどあれなら桐生ちゃんと殴りあわせても戦えそうですよね。え?

>>352
い、一応なんか足くじいたような描写あったし!
まだ……まだ人間だよ!
357 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/05(月) 12:04:26.28 ID:jt2vW5KKO
>>355
プレイ動画見るだけでも全然違うからねがんばるんです!
358 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/05(月) 12:11:23.72 ID:Ah6Aw/Yto
アイドルは戦うから問題ないよ(小声)
359 :349 [sage]:2016/12/05(月) 13:37:55.96 ID:drdVgZ63o
>>357
ありがとう!

昼休憩に飯食いながら軽く観たけど、サブコンプや鍵探ししないだけでこんなに早く章が進むのか…(驚愕)
360 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/05(月) 19:50:10.03 ID:ecLZb7SsO
果たして人間を軽く超越するくらいで桐生と渡り合えるものだろうか?
361 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/05(月) 19:55:21.45 ID:tScXyiQao
バトル作品でもないのに真が強すぎて引いたから桐生と互角とかはしないで欲しいな…
362 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/05(月) 21:18:27.31 ID:DSMOWJ7a0
その辺のサジ加減は>>1を信じようぜ(重圧

桐生ちゃんが負けるとこなんてみたくないってのが本音だが
363 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/05(月) 22:02:07.39 ID:Ah6Aw/Yto
ストーリー序盤なら負けイベでも良い気がする
章始まりなら体がリセットされてるからな
364 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/05(月) 22:18:25.70 ID:x5lCxNgqo
アニマス8話をみた限り、秋山さんと同じくらいはありそうなんだよなぁ
365 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/05(月) 23:43:48.90 ID:CAxZnGCLo
重力無視できるレベルなの?
366 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/06(火) 03:14:34.82 ID:xxYujAxIo
ロープの上を飛び跳ねたりする程度に人間やめてる
367 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/07(水) 09:12:47.24 ID:Nb1AtWI1o
桐生
「(一度事務所に戻るか……)」

<待てやオラァ! 金出せ金ぇ!

<ボクちゃん金欠なんだよぉ……ナメてんじゃねぇぞコラァ!!

<す、すんません……財布、ありました……勘違いだったんですぅ……

桐生
「ん……?」

キィィィィ!!!

きゃぁぁぁ!!!

桐生
「危ない!!」
368 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/07(水) 09:13:20.02 ID:Nb1AtWI1o
タタッ!

ドンッ!

茄子
「きゃっ!?」ドサッ

桐生
「(くっ!)」

【△】

桐生
「ウォォォォォアアアアア!!!!」

ガッッッ!!!

桐生
「オンナァァ!!」

ゴロンッ!!

ドンガシャッ!!

桐生
「はぁ……はぁ…………!」

<お、おい……今車止めなかったか……?

<あのオッサン人間かよ……

ざわ……ざわ……

桐生
「…………大丈夫か?」
369 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/07(水) 09:13:46.64 ID:Nb1AtWI1o
茄子
「あ……な、なんで……」

桐生
「たまたまだ。怪我はないようだな。運転手を見てくる」

<オォーイ! 救急車ァ!! 息してねぇぞ!!

タタッ

桐生
「見せてみてくれ」

サラリーマン
「あんた医者か!?」

桐生
「いや違うが、心臓マッサージのやり方は知っている。手伝ってくれ」

サラリーマン
「お、おお! 任せとけ!」

<オンナァ!!

<オンナァァ!!

<オン……ナァァァ!!

「ゴホッ! ゴホッ!」
370 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/07(水) 09:14:25.69 ID:Nb1AtWI1o
サラリーマン
「おお! やったな兄ちゃん!」

桐生
「あぁ……」

桐生
「(子供たちに何かあったときのために、一通り勉強しておいて良かったな……)」

ピーポーピーポー……

桐生
「あとは任せるか……助かったぜ」

サラリーマン
「へへ、あんたが頑張ったからさ。さぁて、俺も仕事だから行くぜ! じゃあな兄ちゃん!」

桐生
「(さて……鷹富士は……もういねぇか。運が良いのか悪いのか分からんが、連日事故に遭いかけるなんて滅多にねぇな。それを助けたのが俺ってのも不思議な話だ)」

桐生
「(もう会うこともないだろうが、今度あったらスカウトしてみるか)」フッ

<オッサン金返せよコラァ!

<す、すいません……金なんて借りてません……

ガチャ

桐生
「戻りました」
371 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/07(水) 09:15:03.29 ID:Nb1AtWI1o
社長
「おお、大丈夫だったかね!?」

桐生
「はい。昔馴染みの人でした、遥を助けてくれた一人です」

社長
「ん、そうだったのか……もしかして、真島……?」

桐生
「向こうは俺の動きが不可解で気になってたみたいです。話したら、協力してくれることになったので……」

社長
「そうか……彼なら、心配はいらないね。それよりも……膝が擦りきれているみたいだが……」

桐生
「あぁ……ちょっと、ありまして。怪我はないので大丈夫です」

社長
「そうかね? なら良いんだが」
372 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/07(水) 09:15:29.50 ID:Nb1AtWI1o
桐生
「ところで……全員でテレビの前に張り付いて、どうかしたんですか?」

社長
「うむ……それがだね……」

テレビ
『つ・み・とー! 罰を全て受け入れぇてぇ……今……君の……さばーきーでぅ!』

<ワァァァァ!

桐生
「……なんて歌唱力だ……。場を自分の物にしてやがる」

テレビ
『楽しんでくれたかね? 以前のジュピターとは違う……新生ジュピター! ふふん……これからのジュピターに期待しておきたまえ……フッフフ』

社長
「……というわけだ。強力なライバルが復活してしまったのだよ」

桐生
「ライバル……?」
373 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/07(水) 09:16:07.45 ID:Nb1AtWI1o
北斗
『みんなー! 長い間待たせてごめんねー!』

翔太
『これからまた頑張るから、応援よろしくねー!』

冬馬
『成長した俺たちの姿、見ててくれよな!』

<キャァァァ!!!!

桐生
「……どう見ても男じゃ……?」

社長
「おや、知らないのかい? 今のアイドル界隈は男女に分け隔ててはいないのだよ。今は、アイドルというだけで人気があれば性別に関係なくファンになってくれる、正にアイドル黄金期だからね!」

桐生
「(そ、そうなのか……。知らなかったな……)」

桐生
「それにしても……確かに、強力なライバルという言葉にはぴったりですね。今のこいつらじゃ、手も足も出せません」

アイドルたち
「………………」

桐生
「(しまった……落ち込ませてしまったか)」
374 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/07(水) 09:17:07.50 ID:Nb1AtWI1o
時子
「ふん……豚。何かと争うとき、勝敗は何で決するか……分かるかしら?」

桐生
「………………それは……そのルールの中で明確に勝者と敗者が分かれた時、じゃないのか?」

時子
「そんなつまらない答えは聞いてないわ。本当の勝敗は……その人間がどう思うかで変わるものよ」

桐生
「なに?」

時子
「そのルールの中では確かに敗者でしょうね。だけど、負けを認めなければ負けたことにはならない」

幸子
「い、いやいや……いくら本人が負けを認めなくても、負けは負けですよ」

時子
「アァン?」

幸子
「う…………」
375 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/07(水) 09:17:38.05 ID:Nb1AtWI1o
桐生
「………………」

……………………

『喧嘩に負けた奴が敗者になるんじゃねぇ』

『最後まで、張り続けられなかったヤツが、負けるんだよ』

『命ある限り、何度でも這い上がってやる』

……………………

桐生
「ふっ……そう、だったな……。そうだ、実力で負けて、気持ちでも負けてたんじゃ話にならねぇ。その通りだ、財前」

時子
「こんなたかが豚が三匹揃っただけのユニットに気持ちで負ける理由は無いわ。……私は、レッスンに行ってくるわ」

拓海
「……っしゃあ……確かにちょっとビビったけど、実力差なんて、そんなもん当たり前じゃねぇか……アタシもレッスンに行くぞ!」

文香
「どこまでできるか……分からないけど、でも……やるって決めたから、出来る限り……頑張ります」

ガチャ
376 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/07(水) 09:18:31.03 ID:Nb1AtWI1o
桐生
「(いい感じに起爆剤になったみたいだな。ふっ……頼もしい奴らだぜ)」

社長
「それにしても……なぜ今さらになってジュピターが……黒井はなにを……?」

桐生
「……ん? どういうことです?」

社長
「あ、いや……」

小鳥
「ジュピターは……前にこの事務所に所属していたアイドルたちの前に立ちはだかった強敵だったんです。でも、その時にうちのアイドル達がアイドルアカデミー大賞を勝ち取って、ジュピターは解散したんですが……」

桐生
「なるほどな……ん? その、アイドルアカデミー大賞を取ったアイドルっていうのは、今どこに?」

社長
「……移籍したよ。当時のプロデューサーくんと、当時在籍していた全アイドルと一緒にね」

桐生
「…………なに?」
377 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/07(水) 09:19:05.74 ID:Nb1AtWI1o
社長
「理由は、私には分からない。だが、彼らの申し訳なさそうな顔を見れば……私には何も言えなかった。何か理由があったのだろう、それは分かる。だから移籍金を受け取って、身を引くことにしたんだ。アイドルを辞めた子もいるみたいで、残念でならないよ」

桐生
「………………」

小鳥
「………………でも、社長。また、765プロは賑わって来ていますから。皆で、頑張りましょう?」

社長
「うむ! 悲しんでばかりはいられないからね!」

桐生
「出来る限り、力になります」

社長
「ありがとう、頼むよ桐生くん」

桐生
「はい」

桐生
「(……全員がいきなり移籍……。何かしら裏がありそうな気がするな……)」

桐生
「(過去に765プロに在籍していたアイドル、か……少し、情報を集めてみるか)」
378 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/07(水) 09:20:51.98 ID:Nb1AtWI1o
ここまで
一日遅れたごめんなさい
冴島にできるなら桐生ちゃんにだって……! と書いてしまいました
さて、龍が如くっぽくなってきましたかね
379 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/07(水) 09:27:05.45 ID:3IOab5HMO
冴島は力のみで止めるけど桐生ちゃんはうまく力を吸収して止めそう
380 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/07(水) 09:32:26.11 ID:Nb1AtWI1o
>>379
本当に人間なんですか彼らは(小声
381 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/07(水) 10:57:26.04 ID:yxKVs7VHo
乙ー
そして谷村は華麗に受け流す
382 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/07(水) 11:13:47.72 ID:+mg65VfTO
乙です。
>>380 人間じゃないよスジモンっていう人間に似た生き物だよ。
383 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/07(水) 11:47:29.94 ID:bd4Dyp7CO
不幸な茄子さんて珍しいな
384 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/07(水) 12:16:32.25 ID:mCjLR+HAo
龍が如くではそれぐらい出来ないと死亡フラグ立つから...
385 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/07(水) 12:21:59.89 ID:8juZm+ysO
栄養ドリンクで全快できるもんな

・・・スタドリ飲んだらどうなるんだろ
386 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/07(水) 13:00:28.53 ID:Hlr+ZCQk0
>>385ギルティ並の金キャラ化するんじゃね?
387 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/07(水) 18:57:31.68 ID:qV/hKfY4O
乙です
388 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/07(水) 22:08:05.08 ID:6l9EhLSHO
毎回オンナで笑う
389 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/07(水) 23:44:29.05 ID:hV658nyq0
桐生ちゃんが尊敬する久瀬おじさんもバイク転倒するわ車轢かれるわな目に遭うのに
骨折もせずに意地で5回も挑むからなぁ…0で消すには惜しい人やで
390 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/07(水) 23:59:19.85 ID:MMfWNWzX0
情報を集めるならサイの花屋の出番かな?
391 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/08(木) 00:24:36.56 ID:wQPHV4a40
花屋のところに元765のアイドルの誰かがいそうだな
392 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/08(木) 05:19:52.98 ID:vmdHygOE0
>>389
演じた小沢さんがコイツやべぇって軽く引いたキャラだからな久瀬さんはww
393 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/08(木) 07:46:01.78 ID:94jR/i3ho
ピピッ!

〜〜♪ 〜♪

桐生
「……うーそーのーこーとーばーがぁ溢れ!」

桐生
「うーそーのーとーきーをーきぃざむ!!」

桐生
「まーちーはーゆーがーんーだーラァビリンス!」

桐生
「『君を見失う……アリス』」

(暗転)

桐生
「こーえーのー……届かない迷路をこーえーて!」

(神室町の人混みを掻き分けながら、何かを必死に探す桐生。その先には……大きな時計盤に張り付けられた遥)

桐生
「手を伸ばせたーらー!」

(遥に手を伸ばす桐生……)

桐生
「つ・み・とー!」

(だが、灰色の人影が桐生の行く手を塞ぐ。それは、過去に桐生が倒してきたライバルたちだった)

桐生
「罰を全て受け入れぇてぇ……」

(襲いかかってくる錦山、峯、嶋野……数えきれない敵たちと殴りあいを始める)

桐生
「今君に裁かれーよーう!」

(その奥……遥が、泣きながら何かを叫んだ。その瞬間、突風によって桐生は吹き飛ばされてしまう)
394 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/08(木) 07:46:36.35 ID:94jR/i3ho
桐生
「まーちーはーゆーがーんーだーラァビリンス……」

(崩れ去った神室町を、転がっていく桐生。なんとか勢いに乗って踏みとどまる)

桐生
「『君を見失う……ギルティ……』」

(俯き、そして呟くように……)

桐生
「こ・え・のー!」

(一区切りごとに白黒の錦山→由美→風間との楽しそうにしている場面に切り替わる)

桐生
「届かない迷路をこーえーて!」

(再度、崩れ落ちてゆく神室町を疾走する桐生。襲いかかってくる敵を振り払う)

桐生
「手を伸ばせたーら!」

(遥のいる方へ、手を伸ばす桐生。そこには今にも崩れそうな時計盤が)

桐生
「つ・み・とー!」

(一区切りごとに白黒の錦山→由美→風間の死ぬ直前の場面に切り替わる)

桐生
「罰を全て受け入れぇてぇ……」

(崩れる時計盤。遥の手を掴み、抱き寄せる桐生)

桐生
「今! 君の!」

(遥も桐生をしっかりと抱き締める)

桐生
「さばーきーで!」

(崩壊する地面。二人は落ちていく……)

(暗転。場面転換)
395 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/08(木) 07:47:41.99 ID:94jR/i3ho
きっとカラオケが出たらこんな感じ
ちょっとした小ネタでした
396 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/08(木) 19:17:05.31 ID:vmdHygOE0
細かい描写にワロタwwwwwwww
桐生ちゃんならやりかねないだろうな・・・

それより6遂に発売やで、FF15未クリアだが関係ないぜ!
397 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/08(木) 19:17:46.07 ID:thdqF44go
ぜひとも「温めよろしく」をやってほしいな
398 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/09(金) 11:58:24.65 ID:U4ycKMPyo
6発売?
ハッ……(PS4)ねぇよ……
今頃楽しんでるんだろうねぇ皆さぁ……
私は0でもやって楽しんでますよ……へへ……
399 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/09(金) 13:23:11.13 ID:UDyKvobIo
6発売?
ハッ……(PS3)ねぇよ……
今頃楽しんでるんだろうねぇ皆さぁ……
私は2でもやって楽しんでますよ……へへ……
400 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/09(金) 14:01:05.51 ID:fQZlsrsAo
(まずやる時間ないです)
401 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/09(金) 15:11:06.23 ID:yuSpN/cyO
6発売?
ハッ……(お金が)ねぇよ……
今頃楽しんでるんだろうねぇ皆さぁ……
私は3でもやって楽しんでますよ……へへ……
402 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/09(金) 15:32:02.00 ID:HZ+GOBNEo
6発売?
ハッ……(sony製品)ねぇよ……
今頃楽しんでるんだろうねぇ皆さぁ……
私はシェンムーでもやって楽しんでますよ……へへ…
403 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/09(金) 15:38:00.91 ID:JXTgpWuto
6発売?
ハッ……(据え置き機)ねぇよ……
今頃楽しんでるんだろうねぇ皆さぁ……
私はクロヒョウでもやって楽しんでますよ……へへ……
404 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/09(金) 20:23:11.74 ID:ozQM0f8Y0
0も2も3もクロヒョウも手に入れて数年経つのに将棋と麻雀弱者な僕は
未だにコンプリートが出来ません(絶望)
405 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/09(金) 21:03:33.01 ID:MncoWmIHo
6発売?
ハッ……(死んだブラウン管しか)ねぇよ……
今頃楽しんでるんだろうねぇ皆さぁ……
私はこのスレの更新でも待って楽しんでますよ……へへ……
406 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/09(金) 21:11:46.03 ID:yuSpN/cyO
【急募】龍が如く6を楽しんでいる人
407 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/09(金) 22:11:06.56 ID:B4uPdiIJo
楽しんでる人は、ここには来ないで遊んでるでしょう……

こっちよりも100倍くらい面白い続編(本物)なんやからなぁ!

明日投下します
408 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/12/10(土) 00:03:48.75 ID:gBEB9a5B0
乙です。
桐生ちゃんがアイドル達にどんな漢の生き様を見せるのか、楽しみです
409 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/10(土) 03:24:51.36 ID:6wP6S1Az0
>>406
呼ばれた気がした

まだ序盤の方ですがめっちゃ6楽しんでます。尾道の近く在住なので余計楽しい
410 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/10(土) 06:07:20.41 ID:D3lB2o2y0
とりあえずクランクリエイターのおかげでお金に困ることはないです
411 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/10(土) 08:05:09.60 ID:91dlUIBv0
しかし機種が変わる度に神室町って地形レベルで変わるなあ。
3をベースに7,8回くらい使いまわしてる部分も有るから新しくした方が
良いのかもしれないけど
412 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/10(土) 23:05:05.47 ID:1Dt1/v5K0
6発売?
ハッ……金もPS4もねぇよ……
今頃楽しんでるんだろうねぇ皆さぁ……
私は友達から借りた勢だから大人しくデレステでもやって楽しんでますよ……へへ……ジュエル割らなきゃ…
413 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/11(日) 05:27:03.03 ID:bbJpxui5o
ピリリッ、ピリリッ!

ピッ!

真島
『桐生ちゃんか? 藤井組の今の居所分かったでぇ』

桐生
「なに? もうか?」

真島
『へっ、簡単な仕事やったわ。今は【千代田区の丸谷ビル】に拠点構えてるらしい』

桐生
「助かる」

真島
『すぐいくんか?』

桐生
「あ、あぁ……。兄さん、頼むから」

真島
『しゃあないのぉ……今回は大人しくしといたる。せやけど桐生ちゃん、気ぃつけや。藤井組……最近えらい強気らしいねん。後ろになんやおるかも知れん、注意せぇ』

桐生
「分かった。ありがとう、兄さん」

真島
『ま、桐生ちゃんにはいらん世話やったかのぉ? それじゃの、桐生ちゃぁん』

ピッ

桐生
「(……少し大きな喧嘩になるかも知れねぇな。準備しておくか)」

ブルル……ブゥゥゥン
414 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/11(日) 05:27:51.54 ID:bbJpxui5o
ー千代田ー

<オッサン! ここが誰の縄張りか知らねぇのかぁ!?

<よ、よく考えたらここはうちの縄張りじゃなかったです……へへ……

桐生
「(ここが、丸谷ビルか……。よし、行くか)」

ガチャ

藤井組構成員
「あぁ……? 誰だおめぇ?」

桐生
「ここの組長に用がある。通してくれ」

藤井組構成員
「はぁ? だから誰だつってんだよ!」

桐生
「……退け。テメェら雑魚の相手してる暇はねぇ」
415 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/11(日) 05:28:26.83 ID:bbJpxui5o
藤井組構成員
「ナメてんのか……オッサン!? おう、ぶっ殺しちまえ!」

藤井組構成員
「うっす!」

<ナメてんじゃねぇぞ!
<ぶっ殺してやる!
<後悔すんなよ!

<オンナァ!
バキッ!
<そぉら!
ズドンッ!
<寝てロォ!
ドァン!

藤井組構成員
「つ、つぇぇ……!」

桐生
「おい。組長は上にいるんだな?」

藤井組構成員
「…………お、親父は今、上田組と、南野組の組長と話してる……」

桐生
「そうか」
416 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/11(日) 05:28:53.19 ID:bbJpxui5o
藤井組構成員
「う、運が無かったな……! 上には全部で200は越える兵隊がいる……親父には会えないぜ……!」

桐生
「だからなんだ?」

藤井組構成員
「聞こえなかったのかよ!? 上には200人の」
桐生
「上に行けば会える、ってことだけ分かってればそれで良い」

スタスタ

藤井組構成員
「あ、あぁ!? お、お前頭おかしいんじゃねぇのかぁ!? 親父のところに辿り着ける気でいんのかよ!?」

桐生
「……数揃えて殺せるほど……ヤワな鍛え方はしてねぇ」

スタスタ、タンタンタン

藤井組構成員
「な、なんなんだあいつ……!?」

(暗転)
417 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/11(日) 05:29:26.52 ID:bbJpxui5o
ハハハハ!

藤井
「上田、南野……今日は、飲むぞ!」

デンデンッ!

東城会直系高藤組内藤井組組長
     藤 井 幸 三

上田
「おお! ただ酒ほどうまいもんもないからなぁ」

南野
「それにしても、いきなりどうしたんですか? いつもは俺らを同時に呼ぶなんてことしないのに。それに、組員全員呼んでお祭り騒ぎなんて」

藤井
「ん、まぁ前祝いだ。これから金が入ってくるからな……へへ」

上田
「なんか裏があんだろ? 話せよー!」

藤井
「俺には、幸運の女神がついたんだよ。今の俺ぁ無敵さ……」

上田
「幸運の女神?」
418 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/11(日) 05:30:37.55 ID:bbJpxui5o
藤井
「へっへへ……そうさ。上にいるから、あとで紹介してやるよ」

南野
「え、オカルト的なもんじゃなくて、マジにいるんですか?」

バタンッ!

藤井組構成員
「お、親父ィ! カチコミです!」

藤井
「来たか……」

南野
「ど、どういうことですか!?」

藤井
「なに……ちょっとした酒だよ」

上田
「なんか怪しいと思ったら、そういうことかよ……」

南野
「組員連れてこさせたのもこの為ですか、兄貴……」

藤井
「悪いな。ま、心配すんな。負けることは絶対にあり得ねぇからよ」

上田
「おう、相手は何人だ?」

藤井組構成員
「そ、それが……たった一人で……」

上田
「あぁ!? 一人ぃ!?」
419 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/11(日) 05:31:03.41 ID:bbJpxui5o
藤井
「……ほらな? そういう風にできてんだよ。負けるかもしれねぇ戦いにお前ら無理やり引きずりだすわきゃねーだろ?」

南野
「意味が分からないんですが……どういうことなんですか、兄貴?」

藤井
「すぐに分かるさ。カチコミかけてきたアホンダラ半殺しにしてここに運ばれてくりゃあな」フッ

上田
「よくわかんねぇが、面倒は無さそうだな。おら、南野! 飲め飲め!」

南野
「はぁ……」

藤井
「……幸運の女神がいる限り……負けるわけねぇんだよ……」ボソッ

(暗転)
420 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/11(日) 05:31:30.43 ID:bbJpxui5o
桐生
「(チッ、次から次へと鬱陶しいな……さっさと親玉のところに向かおう)」

上を目指せ

<オンナァ!
<この野郎ォ!

<一人で何ができんだよ!

<オラァどうしたぁ!

<こ、この数相手に……

<ん?

<死ねやボケがぁ!

【×】

<オンナァ!
<ふざけやがって……

<勝てると思ってんのかぁ!?

<寝てロォ!

スタスタ
421 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/11(日) 05:31:56.61 ID:bbJpxui5o
桐生
「(…………ん?)」

桐生の視線の先には、窓……の外にある梯子。
向こう側の建物の梯子なのだが、2メートルは離れている。

桐生
「(あれを登れば近道が出来そうだな)」

ガララララッ……

桐生
「オオオオ!!!」

ガッ! パシッ!

カン、カン、カン……

………………

…………

……
422 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/11(日) 05:32:23.65 ID:bbJpxui5o
バリィィィン!!

<な、なんだぁ!?

<誰だお前!!

<オンナァ! 寝てロォ!

スタスタ……タンタンタン

バンッ!!

藤井
「な、な…………」

南野
「……え?」

桐生
「…………藤井ってのはどいつだ?」

上田
「おいおい……! どうなってんだぁ!? なんでここまで来れたんだよぉ!?」

桐生
「お前が藤井か?」

上田
「この野郎ォ!」

ブンッ!

パシッ! ……グググ……
423 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/11(日) 05:32:49.88 ID:bbJpxui5o
上田
「ギャァァ!!!」

藤井
「嘘だ……俺には、幸運の女神が……」

桐生
「おい。どいつが藤井か知らねぇが……正直に答えるつもりがねぇならテメェら全員、ぶん殴る」

南野
「お、俺は関係ないですよ! 藤井の兄貴が、今日組長連れて来てくれって言うから来ただけなんだ!」

藤井
「南野テメェ!!」

桐生
「お前が、藤井か……」

パッ

上田
「おぐ……ひ、ヒィィ!!」

タッタッタ

南野
「兄貴、俺は関係ないですからね! 自分で蒔いた種なら自分でなんとかしてください!」

タッタッタ

藤井
「お、お前らぁ……!!」

桐生
「さて……藤井。ちょっと付き合ってもらおうか……」

藤井
「こ、この野郎……ナメんじゃねぇぞ……!」ググ

桐生
「まずは……痛い目にあわせた方が良さそうだな」ポキッポキッ
424 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/11(日) 05:34:04.54 ID:bbJpxui5o
ここまでで

どんどん登ってく系の戦闘は文字だけだとやっぱり映えませんね
考えものです
425 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/11(日) 11:28:46.22 ID:YB6+cL6D0
オンナァ!やめろwwwwwwww昔からそう聞こえるっていわれてるけどさwwwwwwww
426 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/11(日) 18:34:48.88 ID:gocJQ5oqO
3思い出したけど序盤でビル登るくらいしか覚えてない
427 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/11(日) 21:44:00.70 ID:fxnX3ShOo
>>426
3なら最後に病院登ったりもするね
428 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/11(日) 22:10:06.30 ID:4dBc6zIK0
ミレニアムにヒルズに玉城組に東都病院に東城会本部に大阪城に登りまくって潰すもんなあ。
降りたら降りたでシャンデリア落とすわ窓ガラスとトイレしてたヤクザを場外へ
誓[ピーーー]るし
429 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/12(月) 01:50:00.15 ID:M9gTLzg00
注:龍が如くでは誓ってころしはやってません(ドスや刀やアサシンスピアでの極技から目をそらしながら)
430 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/12(月) 02:12:46.61 ID:HPpBFrgcO
そこらのチンピラがどんな技食らってボコられても、フラつくだけで逃げてくしなぁ。
そもそもムービー銃でなければ撃たれようが刺されようが牛丼や栄養ドリンクで塞がる世界だしなぁ。
431 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/12(月) 10:05:44.75 ID:IAxcFwTeo
>>429
(ドスで刺されても刀で切られても戦闘が終われば起きあがって反省するのであれは演出です、イイネ?)
432 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/12/12(月) 13:34:55.54 ID:XtWmZqi10
コメント聴いてると、桐生ちゃんと互角に対決出来るアイドルなら、桐生ちゃんのどんな攻撃受けても、大丈夫そうに思えてしまうから、不思議(極みとか)
433 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/12(月) 14:11:25.32 ID:eJSPcf6Wo
桐生ちゃんと互角に戦えるアイドルなんておらんやろ……おらんよな?
434 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/12(月) 17:31:07.03 ID:Djjwi0sko
たくみんワンチャンある気がする
...湘南の純愛ロード感あれば()
435 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/12(月) 19:38:15.36 ID:mrwtGBozo
アイドルちゃんの顔面に極みは不味いですよ!
436 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/12(月) 20:07:32.68 ID:3pCVdCsP0
アイドルのハードルどんだけ上げるねんお前らwwwwww
437 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/12(月) 21:36:01.42 ID:PaVpn6mA0
木場さんならあるいは……?
もしくはスコップ持った雪歩
438 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/13(火) 00:49:07.81 ID:SOK93VNXO
桐生ちゃんに勝ったら手込め券進呈でヤンデレ勢が強くなる
439 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/13(火) 02:40:07.68 ID:fsVUp5vYo
久瀬の兄貴好きと真島の兄さん好き過ぎて0実況始めたので投稿ペース遅くなるかも知れませんが、お礼に兄さんにボコられる権利あげるので許してください

アイドルとはいったい……うごごごご……
440 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/13(火) 05:22:53.57 ID:3H0ZwipzO
この世界では「アイドル」ではなく「亜威怒流」なんだよ…多分…
441 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/13(火) 18:35:36.36 ID:tVZq2TDR0
桐生ちゃんに勝たせたがるモバマス勢の業の深さといったら・・・荒れるからやめたほうがいいよ
442 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/13(火) 18:39:21.36 ID:6WY6aqzro
勝つ分にはいいでしょ。負けた方が問題
そもそも勝負にならないが理想
443 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/12/13(火) 22:53:41.44 ID:U/U/EMgr0
アイドルがボス戦なら桐生ちゃんの強化次第でバトルパートならいい勝負出来るし、勝利後はスカウトやムービー的敗北後ボス再戦とか物語次第で盛り上がると思う

444 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/14(水) 09:23:45.29 ID:x8/jUS8F0
>>442
ごめん、書き方が悪かったよ
アイドルが桐生ちゃんと戦って勝つって意味ね
445 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/14(水) 13:42:19.52 ID:3AQrkaBZo
あー、それは問題だね
バトル系じゃない作品のキャラがバトル系作品の主人公倒したらそりゃ荒れる
446 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/14(水) 14:23:34.04 ID:e8OXwQlE0
殴り合いなら桐生ちゃんに勝てないけど歌やダンスなら・・・あれ?勝てるビジョンが見えない・・・
447 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/14(水) 16:54:05.87 ID:gfbGv0mpo
桐生ちゃん出来ること多ない?
子供・大人の遊び、アイドル系、一般職業から技術必須の職業の技術まで...
あと極道系
448 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/14(水) 17:40:29.70 ID:84zKszVr0
多くのアイドルの趣味と合わせられるとか天職やんけ
449 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/15(木) 12:42:59.90 ID:iR8UfUmh0
龍が如く6のストーリー評判良くないみたいね・・・

自分がクリアした感想はいつもの龍が如くって感じだったがこれが最終章っていうのはちょっとなぁ・・・
450 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/16(金) 00:01:58.43 ID:t004cXT4o
シュレピッピが足りないわ
451 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/16(金) 04:30:27.95 ID:tC2kzn0B0
>>447 桐生さんお笑いとかできないと思うの(震え声)
452 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/16(金) 10:53:34.73 ID:Lri7UyIXO
お笑いは遥からツッコミを教わればいいな!
453 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/17(土) 07:43:51.25 ID:0Q2IeouD0
ストーリー基本的にうーん…?ていう内容が多くて反面ゲームのボリュームが多過ぎて
やり込みや飽きないってのが龍が如くの毎パターンな印象では有る。
それだけにどっちも高評価な0が逆に異質かも。
454 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/18(日) 13:38:59.09 ID:5A63MesWo
明日か明後日くらいに投下します
そろそろ戦闘したい

誰かPS4買ってください
455 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/18(日) 13:42:51.68 ID:5A63MesWo
友人が
「龍が如く6戦闘はつまんねーけどシナリオはまぁまぁ面白かったし自由度上がって楽しかったわ。桐生と遥の扱いは本気でムカつくけどお前も早くやれよwww」
とか言ってきました。誰か奴に究極の極みをする権利をください
456 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/18(日) 22:25:20.43 ID:IHT+WZwco
ヒートゲージが足りないのでまずは殴りましょう
457 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/18(日) 22:46:34.98 ID:h0mkqGKD0
桐生と遥の扱い以上に悪いメインキャラも多々いるんですよ!
あ、友人殴りにいくならこれどうぞ つ「タウリナー」
458 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/18(日) 23:12:17.87 ID:V2bE5dUzo
思わぬ反撃に!
つスタミナン
459 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/18(日) 23:42:48.21 ID:kqokC1Pn0
神室町のDQNらはよく桐生に喧嘩ふっかける事できるな
ヤクザやマフィアらは上から命令されてるから仕方ないが
460 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/19(月) 00:52:55.07 ID:hY0gksdn0
達成目録見る限り最低でも800人(0では兄さん含めて1600人)倒さないとコンプ出来ないの見てるとそんぐらいの被害出ても
ピンピンに挑めるギャングやヤクザの根性ぇ…
461 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/19(月) 01:06:59.64 ID:1ZXI6ABIo
>>459
あの世界のヤンキーたちは自分よりも強い人間からカツアゲることに至上の喜びを感じるタイプの向上心の塊のような奴らだから……
462 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/19(月) 07:50:28.86 ID:NnhUhJNFo
俺より強いやつに会いに行く()
463 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/19(月) 11:34:32.68 ID:8K1ls6IJo
1、カツアゲは強そうな奴から。警察とか関係ねぇ向上心
2、街中を歩き回って強そうなやつを見つけたら追いかけてでも喧嘩する根性
3、負けたらちゃんと戦利品を渡す潔さ

最近の不良も捨てたものじゃないね()
464 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/19(月) 15:34:49.25 ID:Pn6vRor4O
そもそも遥に子供がいたってのが問題
465 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/19(月) 15:40:09.91 ID:G+HaQt29o
>>464
いやいや、多分広島の飲み屋の子供だと思いますよ
さすがに子供出来てましたな展開にはしないでしょうし
466 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/19(月) 18:07:34.29 ID:/LIYiXoDO
このスレが俺の中では正史だよ…うん…
467 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/19(月) 18:53:45.14 ID:NnhUhJNFo
流石に6の話はやめよう、もしかしたらポロッと本編のネタバレ出るかもしれん
6後のストーリーなら問題ないけど、一応ここのスレは5までの時系列のはずだし
468 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/12/19(月) 23:28:16.04 ID:MyE0CEX+0
店で6の体験版序章やって面白かったから5第二部、6へ繋がる物語だと個人的に思ってる
6でアイドル達がアサガオにやってきたり、ハルトの反応見てみたいし
469 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/21(水) 13:39:49.72 ID:NdSlLvBzo
桐生
「手加減する気はねぇ……カタギに手ぇ出したんだ、覚悟はできてんだろうな?」

藤井
「うるせぇ!! 俺は……俺はビッグになんだ!! テメェみたいなやつに邪魔される訳にはいかねぇんだよぉぉ!!」

桐生
「行くぞ!」

東城会直系高藤組内藤井組組長
     藤 井 幸 三

<オンナァ!

<コノヤロォ……

<オラァ!!

ドォン!

桐生
「大したことのねぇ野郎だな……」

藤井
「ひ、ひぃぃ……」

桐生
「おい。なんで765プロに嫌がらせなんてしやがるんだ」

藤井
「…………ぅ」

桐生
「…………答えろォ!」グイッ!
470 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/21(水) 13:40:22.14 ID:NdSlLvBzo
藤井
「たたた……頼まれたんだ!」

桐生
「誰にだ?」

藤井
「……女だ……ものすげぇ大金持って、俺んところに来た……」

桐生
「女……?」

藤井
「あ、あぁ……そいつは、961……876……346……そして765プロ……その四つの事務所を潰せ、と言ってきた……」

桐生
「………………」
471 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/21(水) 13:40:49.09 ID:NdSlLvBzo
藤井
「……346と876は潰せたし、765もほとんど息のできねぇ状態にできた……。961には中々手が出せなかったけど……。奇跡的にサツの介入もなかったし、成功するたびに報酬が出たんだ……」

桐生
「誰なんだ? 何が目的なんだ、その女は?」

藤井
「し、知らねぇよ! 俺は、金のためにやってただけだ……理由なんて聞いてねぇよ……今も、上の階にいる……名前は……」

(暗転)

藤井
「うっ!!」

桐生
「どうした?」

藤井
「あ、ぐ……ぅぅ!!」

ドサッ!
472 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/21(水) 13:41:16.03 ID:NdSlLvBzo
桐生
「おい!!」

藤井
「い、息が……かは……!」

桐生
「誰なんだ、その女は……!!」

藤井
「ぁ…………てめ……ぇ!! ……ぅ…………」

桐生の後ろに視線を向けて、手を伸ばす藤井。
だが、その手は何も掴むことはなく、地面に落ちた。

桐生
「おい! おい!!」

(暗転)

桐生
「(今藤井は誰かを見ていた……藤井の言っていた女か!!)」

タタッ!

桐生
「(……く……どっちだ!? 追いようがねぇ……!)」

「うぉっ!」

桐生
「(ん、声? 向こうか!)」
473 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/21(水) 13:44:24.43 ID:NdSlLvBzo
タタッ!

上田
「いてて……な、なんだったんだ今のは!?」

桐生
「テメェはさっきの……おい! 今誰か見なかったか!?」

上田
「お? あ! お前」
桐生
「見なかったかって聞いてんだ!!」

上田
「ど、怒鳴るなよ……い、今の女か? それなら……そこの窓から飛び降りたよ……」

桐生
「なんだと……!?」

バッ

桐生
「(……いない、か……)」
474 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/21(水) 13:45:36.67 ID:NdSlLvBzo
上田
「それより、藤井はどうしたんだ? 一応兄弟分だから、様子見に来てやったんだけどよ……まさか、殺しちまったか!?」

桐生
「……救急車を呼んでやれ。急に胸を押さえて倒れた。……間に合わねぇかも知れないけどな」

上田
「マジか! だから調子に乗んなっつったのに……南野! 救急車呼べ!」

南野
「あ、は、はい……」

タッタッタ……

桐生
「……まだかろうじて息はあるみたいだな……」

上田
「そうか、よかった。……あんた、藤井になんの用だったんだ? 一人でカチコミなんてかけてきてよ」

桐生
「…………藤井組に嫌がらせされてな。話を聞きに来たんだが、この通りだ。悪いが俺は行かせてもらう。そいつに伝えとけ、次に同じことをしたら、今度は手加減しねぇ……ってな」

上田
「手加減、してたのかよ……」

(暗転)
475 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/21(水) 13:46:05.71 ID:NdSlLvBzo
桐生
「(……また振り出しに戻っちまったな……。くそ……。幸運の女神……いったい……?)」

ピリリリ! ピリリリ!

ピッ

桐生
「もしもし」

真島
『桐生ちゃん! どないやったんねん?』

桐生
「悪い。結局何も分からずじまいだ」

真島
『何があったんや?』

桐生
「藤井に話を聞こうとした瞬間、急に倒れたんだ。怪しい女がいたらしいんだが、窓から飛び降りて逃げられた」
476 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/21(水) 13:46:32.26 ID:NdSlLvBzo
真島
『窓から飛び降りた怪しい女ァ? ……ちゅうことは、ワシが見たのは桐生ちゃんが追っかけた女やったちゅうことか』

桐生
「なに? どういうことだ兄さん?」

真島
『もし藤井が逃げ出した時のために、俺も様子見てたねん。んで、窓から人が飛び降りて、おぉ! と見とったらな? なんや荷台いっぱいに花積んだ花屋のトラックがうまいタイミングでそいつの下に現れたねん』

桐生
「ということは、共犯者……?」

真島
『いや、それがそうでもなさそうなんや。運転手に何度も頭下げて、そのまま走り去ってもうた。一応その花屋捕まえて』

電話の向こう
『だ、だから、本当に僕は知らないんだってぇ!!』

真島
『……と、こういうことや』

桐生
「そうか……」
477 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/21(水) 13:47:00.23 ID:NdSlLvBzo
真島
『その落ちた奴も追っかけたんやけど、偶然渋滞にぶつかってのぅ……すまんな、桐生ちゃん』

桐生
「いや、いいんだ。兄さんがいなけりゃ、藤井のところに来るのにも時間がかかっただろうしな。助かった」

真島
『一応こっちでも探しとく、桐生ちゃんも何かあったら連絡せぇや』

桐生
「わかった。……あ、兄さん。調べてほしいことがあるんだが」

真島
『お、なんやねん』

桐生
「過去に765プロに在籍していたアイドルについて知りたいんだ。頼めるか?」

真島
『過去に在籍してたアイドルか……それだけやと情報が少なくて時間かかってまう。名前かなんか分からんか?』

桐生
「わかった。明日までに調べておく」

真島
『おう。ほなな』

ピッ

桐生
「(…今日はもう遅い……。家に戻ろう)」

タッタッタ……

(暗転)
478 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/21(水) 13:47:26.45 ID:NdSlLvBzo
短いけどここまでで
また一日遅れましたが、誓って殺しはやってません
479 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/21(水) 13:51:57.94 ID:ZBGgpYkUo
殺しはやってない(相手が死なない)
480 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/21(水) 14:00:10.79 ID:bBg81Q2FO
FF15も龍が如く6もオワコンで安くなってるんだな
遥の中の人が人だし子供いるし事故で植物状態だし内容が酷いらしいしで売る人たくさんいるみたいだな
生配信した人も警告もなしにbanされたとか
481 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/21(水) 19:15:25.34 ID:tZeBI4Tro
ただ銃奪って撃っただけでは死なないから大丈夫大丈夫
482 : ◆I53lPPif0o [saga]:2016/12/21(水) 23:42:11.27 ID:IIOXObCno
今さらだけど遥を主人公にすれば遠慮なくアイドルたちと殴りあえたかな……?
483 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/21(水) 23:44:24.03 ID:KXxb2X2oO
殴り合う必要ないだろ
遥もアイドルなんだしこの事務所でデビューしたことにして普通にのんびり空間にしておけばよかったのにね
484 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/12/22(木) 13:29:41.12 ID:q1SzoJNr0
遥が殴り合うよりライブバトルでぶつかる方があうような気がする
主人公なら桐生ちゃん視点中心に一部遥視点で進むのもありだな
485 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/22(木) 15:02:05.89 ID:Q07tZG9VO
無属性とでこちゃんが融合した姿が遥
486 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/22(木) 15:11:01.59 ID:dZvg8JMYo
お姫ちんの胃袋も追加で
487 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/22(木) 17:32:38.66 ID:Bsmz+JIDo
殴り合うをそのままに捉えてしまう人が多い龍が如くらしさよ
488 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/23(金) 05:28:50.11 ID:V8yQHqXE0
ライブバトルで殴り合うってなんなんだ(汗
489 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/23(金) 09:29:42.09 ID:kBCkPLkao
札束で
490 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/26(月) 02:39:43.60 ID:aAMFUKrd0
本体ないからCMの印象だけどたけしさん迫力すごいと思う
491 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/26(月) 07:00:43.55 ID:MXoLFRqn0
そこをどけってんだこの野郎!(バトル)→[ピーーー]気満々広瀬おじさん怖い→
艦こr…尾道の秘密ドバー!!→は素直にカッコ良かっただけに
維新みたく砲弾かいくぐって闘ったり尾道の秘密内がラストステージやったらなんて。
納期とか容量とか諸々限界が来てたのだろうか
492 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/09(月) 03:32:19.47 ID:/HDRVFdO0
保守
493 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/01/09(月) 06:33:07.44 ID:sp3X7lepo
新年早々風邪をひきまして、おめでとうございます
明後日か明明後日くらいからまた再開していきますので、今年もよろしくお願いいたします
494 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/01/10(火) 13:34:47.19 ID:1zGXNHheo
桐生
「チッ、降ってきたか……」

タタタッ

桐生
「……ん?」

寮の前、雨の降る中、壁に背をつけて座り俯く女の姿があった。
近づいてみると、顔をあげる。

桐生
「……鷹富士? なにやってるんだ、こんなところで」

茄子
「……え……あ、桐生……さん?」

桐生
「風邪ひくぞ。どうした?」

茄子
「……あ、はは……ここ、桐生さんの家なんですか……?」

桐生
「おい……顔が青いぞ?」
495 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/01/10(火) 13:35:13.98 ID:1zGXNHheo
茄子
「…………ごめんなさい、迷惑かけて……」

桐生
「とことんついてねぇやつだな……濡れたままにしておくのもなんだから、部屋に来てくれ」

茄子
「…………はい」

(暗転)

サァァァァァ……(シャワーと雨の音)

煙草をふかす桐生

パタッ……

桐生
「温まったか? 飯、出来てるぞ」

茄子
「……」

俯いて、その場から動こうとしない茄子
496 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/01/10(火) 13:36:12.00 ID:1zGXNHheo
桐生
「……何があった?」

茄子
「…………」

桐生
「話すだけ話してみたらどうだ? なにか、力になれるかもしれないだろ?」

茄子
「……いえ。これは……私の、家のことなので……」

桐生
「親と揉めたとか、そういうことか。……分かった、今夜は泊まっていけ」

茄子
「……え?」

桐生
「帰りにくいんだろ? なら、ここに居てもいい。……あぁ、安心しろ、ガキに手ぇ出す程餓えてねぇ」

茄子
「…………は、い……ありがとう、ございます」

桐生
「布団は……と、一人ぶんは揃えてもらっただけだったな……。仕方ない、買ってくるか」
497 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/01/10(火) 13:36:39.22 ID:1zGXNHheo
茄子
「そんな……大丈夫です、私はどこでも……」

桐生
「そういうわけにもな……なら、俺の布団で我慢してくれ。俺はそこのソファで十分だ」

茄子
「…………え、と」

桐生
「ふ……甘えておけば良いんだ、こういう時はな」

茄子
「ありがとう、ございます」

桐生
「それじゃあ、飯にしよう」

茄子
「…………」

(暗転)

桐生
「電気、消すぞ」

茄子
「はい」

カチッ
498 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/01/10(火) 13:37:05.44 ID:1zGXNHheo
ザァァァァァ…………

………………

………………

…………タッ……

桐生
「……………………」スー……スー……

ソファで眠る桐生

………………闇の中、それを見下ろす茄子

桐生を見るその瞳には、なんの感情も浮かんでいない

ゆっくりと、桐生に近付く

深い眠りの中にいる桐生は、茄子に気付くことはない……

茄子
「……………………ッ……!!」
499 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/01/10(火) 13:37:31.40 ID:1zGXNHheo
突然、茄子は頭を抱えて蹲った

カランッ!

何かが落ち、高い音が室内に響いた

桐生
「ん……!?」

その音で飛び起きた桐生は、すぐそこに倒れている茄子に気づいた

桐生
「鷹富士……? おい鷹富士! どうした! おい!」

茄子の身体を揺するが、特に異常を感じなかった

落ち着いた寝息をたてている茄子に、とりあえずほっ、と息をつく

桐生
「ん? これは……?」

床に落ちているナイフ

桐生
「(さっきのは、これが落ちた音か……どこにあったものだ? いや、何故これは落ちたんだ……? 見える範囲に……あったか?)」

拾ったナイフを手に取り、眠る茄子を見つめる

桐生
「(鷹富士……お前はいったい、何を……?)」

ヒュオオオン!

二章、完
500 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/01/10(火) 13:38:43.45 ID:1zGXNHheo
短いですがこれだけ
次回から新章に入っていきます
オリジナルキャラクターとかもちょっとずつ出して行く予定ですが、メインはアイドルと桐生ちゃんなのでご容赦を

それでは、また
501 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/10(火) 14:44:29.34 ID:D0VNeAOEo
おつ
この後の展開楽しみ
502 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/10(火) 16:30:10.58 ID:Fg+eoXzV0
暗闇の中でナイフを…何だか広瀬のおやっさんみたいな戦闘スタイルで戦いそうな茄子さんだな
503 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/13(金) 02:02:07.63 ID:2WRg8UHS0
おつおつ
俺はオリジナルキャラ好きだけどみんなはどうなんだろう…
オリジナル出したら荒れたスレ何度も見てるから不安や…
504 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/27(金) 11:51:54.12 ID:PlUe5smDo
マダー?
505 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/29(日) 03:00:42.74 ID:M8YlAK/v0
龍が如くは戦う敵基本一作で壊滅する事多いからオリキャラ使わざるを得ない部分有るもんなあ。
蛇華もジングォン派も名有りの大物は皆死んでる上に兄さんは敵とは言い難いし
506 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/01/29(日) 23:35:08.98 ID:sUgUqcRXo
遅くなってごめんなさいね
火曜日に一日使って更新できたらします
507 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/30(月) 22:40:05.14 ID:YRDpgHI60
帰還へぺトナス!

…そういえばいわゆる龍が如く恒例無駄に作り込んだ
アナザードラマやカツアゲ君的なのは有るのだろうか?
508 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/01/30(月) 23:30:38.51 ID:qIBUXNfvo
それ思ったんですけど、それより本編進めろって言われそうだなぁと
509 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/30(月) 23:38:46.47 ID:N/qg1GRC0
サブストーリーやミニゲームは気が向いたらときでいいよ
510 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/31(火) 01:04:04.79 ID:g1WD1bq3o
気が向いたらで良いと思うぞ
本当にそうしないと本編と同じくサブストーリーがメインになってしまう
511 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/01/31(火) 15:22:35.31 ID:7dvqKt3Zo



ヒュオオオン……

  三章

  父親



桐生
「(朝になったが……鷹富士が目を覚ます気配が無いな……)」

チラ

桐生
「(仕方がない、とりあえず書き置きだけして仕事に向かおう)」

………………

桐生
「よし……」

バタン、ガチャ

桐生
「(気になることはあるが、今は目の前のことに集中しよう)」

765プロヘ迎え

デンッ、カンッ♪

タタッ……

「このヤロォ!」

桐生
「……ん?」

桐生
「(声……向こうからか?)」
512 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/01/31(火) 15:23:03.19 ID:7dvqKt3Zo
タッタッタ

不良1
「へへ、デカイだけかぁ! オォラ!」バキィッ


「うう……」

桐生
「(ったく、どこも変わらねぇな……)」

桐生
「おい。何をしてる?」

不良2
「あー? 今取り込み中なんですけどぉ?」

桐生
「大勢で一人袋にして恥ずかしくねぇのか?」

不良1
「俺のダチにぶつかって腕の骨折った代金貰ってるだけなんだけど?」

桐生
「……ぶつかった程度で折れる腕なら、無くても困らねぇな」

不良1
「あー……? ナメてんのかテメェ?」

不良3
「あー痛い痛い……うぜぇオッサンのせいで余計痛くなってきたわぁ……」
513 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/01/31(火) 15:23:37.99 ID:7dvqKt3Zo
桐生
「ほう……見せてみろ」

不良3
「あぁ!? 触るんじゃ」

ゴキッ

不良3
「ギャァァァァ!!!」

桐生
「良かったな、折れてないみたいで」

不良1
「こ、このヤロォ!!」

<オンナァ!

<ヒィィィ

<バキギィ!!

<あぎゃぁあ!!!

桐生
「しつけのなってねぇガキが多いな……おい、大丈夫か?」


「うぅ……すいません、助かりました……ありがとうございます……」スッ

立ち上がる男
その身長は軽く2メートルはありそうだった

桐生
「そんなにいい体格をしてる癖に、ガキに良いようにされてたのか?」
514 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/01/31(火) 15:24:49.75 ID:7dvqKt3Zo

「え? あ、はぁ……ボーッとしてたのは、事実ですので……は、はは……。生まれてこのかた喧嘩などはしたことがなく……」

桐生
「そうか……」


「あ、僕……神崎 純太(かんざき じゅんた)と言います……よろしくお願いします」ペコッ

デンデンッ♪

    神 崎 純 太

桐生
「あぁ、桐生一馬だ」

神崎
「その、助けられたお礼……ええと……コーヒーでも飲みますか……? なんて、は、はは……」

桐生
「いや、いい。たまたま見つけただけだからな」

神崎
「優しいんですね、桐生さんは……」

桐生
「いや……」

暗転
515 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/01/31(火) 15:25:16.32 ID:7dvqKt3Zo
神崎
「じゃあ、僕はこれで……どうも、助かりました」ペコペコ

桐生
「(見た目のわりに、随分腰の低い奴だったな……)」

<イテェ! んだテメェ!?

<す、すいません!

桐生
「……おい!」

暗転

神崎
「何度もすいません……」

桐生
「ったく、前見てしっかり歩け。なにか悩みごとでもあるのか?」

神崎
「あ、はぁ……まぁその、そんな感じで……」

桐生
「話してみろ。解決できるとは限らないが、力になれるかもしれないしな」
516 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/01/31(火) 15:25:42.78 ID:7dvqKt3Zo
神崎
「……何から何まで、すいません……。実は……僕の娘が、アイドルになりたい、と言い出しまして……」

桐生
「アイドル?」

神崎
「は、はい……普段から、その……不思議なことをいう子だったんですが……いきなりそんなことを言われまして……しがない喫茶店のマスターでしかない僕はもう、どうしたものかと……」

桐生
「なるほどな、話はわかった。うーむ……もしかしたら、力になれるかも知れないんだが……写真を見せてもらってもいいか?」

神崎
「……それがその……写真は、えーと、なんだったかな……「我が魂を封じ込める呪具か!? 己が娘をも母様と同じように封じるつもりか!」とか、なんとか、言われてしまいまして……」

桐生
「…………悪いが、聞かなかったことにさせてくれ」

神崎
「か、可愛いんですよ!? 本当です! ただその、奇怪な言葉を使うだけで……」

桐生
「…………」

神崎
「よければ、僕の店に来てください! 蘭子はまだ家にいますので!」

桐生
「……わかった」
517 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/01/31(火) 15:26:22.90 ID:7dvqKt3Zo
桐生
「(仕方ない、社長に連絡しておこう……)」

ピッ……

桐生
「もしもし……」

高木
『もしもし、どうかしたかね?』

桐生
「すいません、アイドルの卵がいるかも知れないので、少し遅れさせてもらいます」

高木
『こんな朝早くからスカウトかね!? わかった、思う存分スカウトして来たまえ!』

桐生
「ありがとうございます。終わり次第向かいますので」

高木
『いい報告を期待しているよ!』

ピッ……

桐生
「それじゃあ、案内してくれ」

神崎
「はい」

暗転
518 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/01/31(火) 15:26:49.54 ID:7dvqKt3Zo
カランカラン……

神崎
「ただいまぁ……」

「父様よ! 太陽が地を焦がすこの時間に何故外に出ていたのだ!」

神崎
「え? え?」

「極上の糧も、今やその面影すら無い!」

神崎
「蘭子、お父さんよく分からないや……ごめんよ……」

蘭子
「元魔王であった記憶すらも忘却の彼方……魂のみの存在となった母様があまりに浮かばれない……」

デンデンッ!

    神 崎 蘭 子

蘭子
「む……客人か?」

神崎
「あ、あぁうん、桐生さん……その、まぁ色々助けてもらったから、お礼に……というのと……あれ? 桐生さん?」

桐生
「ティンと来た!」

ティンと来た……(エコー)

  ティンと来た……(エコー)

    ティンと来た……(エコー)

蘭子
「ひっ」
519 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/01/31(火) 15:27:15.96 ID:7dvqKt3Zo
桐生
「俺は765プロダクションのプロデューサーだ。お前をスカウトしに来た」

蘭子
「え? え? ……え、あれ!?」いつの間にか手に持っている桐生の名刺

桐生
「アイドルになりたいと神崎から聞いてな」

蘭子
「アイドル……! あ……! ……ほう、我を偶像として祭り上げたいと言うことか」

桐生
「よくわからないがなんでもいい。すぐに返事をしてもらう必要はない、少しでもその気があるならいつでも連絡をしてくれ」

蘭子
「……ッ! やりたいです!」

桐生
「そうか……神崎、蘭子はこう言ってるが……どうだ?」

神崎
「え? うーん、蘭子がやりたいなら……僕は止める気は無いというか、どうやってアイドルにしてやろうかと悩んでたから千載一遇というか……」
520 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/01/31(火) 15:27:42.31 ID:7dvqKt3Zo
桐生
「わかった。蘭子はこれから学校だな?」

蘭子
「は、はい」

桐生
「ならそれが終わったら765プロに来てくれ。待ってるぞ」

蘭子
「分かりました! よろしくお願いします!」

桐生
「悪いな神崎、社長に報告するからすぐに戻る。良い礼になった、感謝する」

神崎
「……桐生さん、娘をよろしくお願いします」

桐生
「任せろ。蘭子、一枚だけ写真を撮らせて貰うぞ」

蘭子
「う……はい」

暗転
521 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/01/31(火) 15:28:11.03 ID:7dvqKt3Zo
桐生
「(神崎蘭子……すぐに社長に報告をしなければ!)」

タッタッタ

ガチャ

桐生
「遅くなりました! 社長、早速ですが……逸材を発見しました!」

高木
「うむ! 待っていたよ! とりあえず向こうで話をしようか!」

バタン

小鳥
「……ふふ、あの二人、良いコンビみたいね」

ちひろ
「……みたいですね」クス

暗転

桐生
「(話はまとまった。あとは蘭子が来るのを待つだけだな。レッスンを見たりしてくるか……)」
522 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/01/31(火) 15:29:45.48 ID:7dvqKt3Zo
とりあえずここまで
熊本弁難しい……
あと蘭子にオリ設定追加したりしてますのでご注意

また起きたら来ます
523 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/31(火) 16:57:24.90 ID:rIK2Y4/4o

武内Pかと思ったらまさかの蘭子パパ
524 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/31(火) 17:41:52.39 ID:eskN+iR8o
蘭子パッパ不幸そうだなぁw
さぁ熊本弁お勉強の時間だな
...絶対サブイベ始まる
525 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/31(火) 18:05:59.50 ID:LOIxEayB0
桐生ちゃんが出来ない仕事ってあるのかな?
526 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/31(火) 18:50:22.40 ID:XIAsoslxo
>>525
…ヤクザ?
527 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/31(火) 19:15:04.81 ID:rIK2Y4/4o
性別が女性に限定されている仕事はできないんじゃないか
528 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/01/31(火) 22:41:39.68 ID:7dvqKt3Zo
>>525
桐生ちゃんは人を使うより人に使われる方が合ってる
けど桐生ちゃんを使えるレベルの人間はすぐに死ぬから、結局桐生ちゃんが上に行ってしまう
529 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/01(水) 00:08:52.98 ID:kjLWKS9k0
>>528
そもそも桐生さんが死ぬような修羅場が想像できん
530 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/01(水) 00:15:40.81 ID:HGTbecGM0
不動産の社長してた時もキャバのオーナーやってた時も、雑務あんまりせずに
街中駆け回って自分の足でビル買ったり社員雇ったりキャバスカウトばかりしてたからなぁ…
531 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/01(水) 00:36:34.31 ID:t2a8zNeHo
蘭子に目を付けるとは流石桐生ちゃん!
532 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/01(水) 07:56:22.65 ID:SjOqlxb0o
サブクエがなければヤクザ以外は外見で駄目だろwwwとか笑えたのに、サブクエのせいで全部の職業出来るような感覚がする不思議
533 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/01(水) 12:02:05.72 ID:lRReUORdO
桐生ちゃんはあれだから...支持する側でも自分しかできないことしか浮かばないから結局自分でやるのが手っ取り早いだけだから...
534 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/01(水) 16:58:55.36 ID:8ahrHg2h0
>>526
不覚にもワロタ
535 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/02/01(水) 17:08:36.76 ID:PrH607JSo
桐生ちゃんが無理そうな職業を本気で考えてみた
本気で思い付かなかった
宇宙飛行士も何だかんだこなしそうだし軍人なんて今やってることに比べたらイージーモードだし、保育士とか手慣れたもんだし電話対応も余裕でやりきりそう
警察もそういうデカはいっぱいいるだろうし、医者も話聞いてちょっと訓練したら覚えちゃいそう
何ならできないんだ……?(錯乱

少し書いてから投下始めます……桐生ちゃん……
536 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/02/01(水) 17:50:54.88 ID:PrH607JSo
<エーディバディセイ!

<オーィ!

<ハールーカ! オーィ!

桐生
「さて、少し休むか……?」

ニア はい
  いいえ

デンッ

桐生
「よし、少し休憩だ」

………………

…………

……

ガチャ……

ちひろ
「あら? あの、どちら……きゃあ!」

桐生
「千川!? どうした!」

タッタッタ!
537 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/02/01(水) 17:52:06.90 ID:PrH607JSo
桐生
「千川! 無事か!」

ちひろ
「あ、いやあの……神崎さんというかたが」

神崎
「き、桐生さん! 娘が……娘が!」

桐生
「神崎……? 落ち着け、何があった?」

神崎
「これ、これが、郵便受けに……!」

桐生
「手紙……?」

ピラッ……

桐生一馬
ガキは預かった
返してほしければ、一人で埠頭に来い

桐生
「これは……!」

神崎
「蘭子が……蘭子が!」

ちひろ
「誘拐、ですか!?」
538 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/02/01(水) 17:52:59.63 ID:PrH607JSo
桐生
「わからない……だが、どうやら狙いは俺のようだ。すまない、神崎……」

神崎
「蘭子に何かあったら……ぼ、僕は……うぅ……!」

桐生
「待っててくれ、蘭子は必ず助ける。千川、社長への説明は任せた」スッ

ちひろ
「そんな……危険です桐生さん!」

桐生
「だが、行くしかない。罠でもなんでも、蘭子を助けるためには」

パッ……

桐生
「なに?」

横から桐生の手にある手紙を取る時子
それを見て、口を歪めた

時子
「……………………へぇ……」
539 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/02/01(水) 17:53:42.02 ID:PrH607JSo
桐生
「財前?」

時子
「…………」コツ、コツ

窓の側に寄り、ブラインドを指で少しだけ開けると外をチラッと見た

時子
「見られてるようね。いつから監視されてたの、豚?」

桐生
「なんだと……?」タタッ

チラッ……

桐生
「……あいつか……!」ダッ

時子
「待ちなさい。今出て行っても捕まえられる可能性は低いわよ。それに監視が一人とは限らないわよね? 運良く一人を捕まえても、他にいれば……後は空っぽの脳みそでも理解できるわよね?」

桐生
「……! ……そうだな」

ちひろ
「警察に連絡を!」
540 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/02/01(水) 17:54:17.96 ID:PrH607JSo
時子
「相手がどの規模かは分からないけれど、少なくとも【私たちに連日嫌がらせをしても取り締まれない相手】よ? そんなことして何が解決するというのかしら」

ちひろ
「それは……」

桐生
「じゃあやっぱり俺が一人で行くしかないだろ」

時子
「豚。単細胞生物の貴方にも分かりやすく教えてあげるわ」

桐生
「な、なんだ……?」

時子
「そこの……図体ばかり大きい木偶の坊。貴方にも働いてもらうわよ」

神崎
「ふぇ……?」

暗転
541 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/02/01(水) 17:54:46.12 ID:PrH607JSo
―埠頭―

………………ザッ

桐生
「……おい!! 桐生一馬だ!! 蘭子を返してもらいに来た!!」

………………

軽く見積もっても100人……
それほどの数のヤクザ、と思われる男たちが桐生を取り囲む

桐生
「お前ら、どこの組の人間だ……?」

ヤクザ
「………………!」ダダダッ!

桐生
「問答無用ってことか……!」

  ヤ ク ザ

<オンラァ!

<寝てろぉ!

デェェェン!

桐生
「…………はぁ、はぁ……」

「流石、伝説の男じゃのぉ。ウチの若いんがこがぁ簡単にやられるたぁ……」

桐生
「……お前が、俺をここに呼び出したのか?」
542 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/02/01(水) 17:55:43.58 ID:PrH607JSo
やっぱ(方言)つれぇわ……

ちょっと駆け足気味に感じますが、多分戦闘シーンちゃんとゲームやってると考えたら良いくらいの長さになるはずなんで、脳内で遊んでください
543 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/01(水) 18:32:40.04 ID:NaXNLMgPo
蘭子パパ幼女みたいな声出したぞ!?
544 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/01(水) 18:41:37.13 ID:SjOqlxb0o
まぁ戦闘抜いたらそうなるよな
蘭子パパなら自然自然

やっぱり桐生ちゃんヤクザ向いてないんじゃないかな、義理と人情大切にしてるし()
545 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/01(水) 22:16:46.51 ID:t2a8zNeHo
>>543
テメェのせいで萌えちゃったじゃあねぇか
546 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/02(木) 15:21:04.83 ID:6qnh7bfvO
桐生ちゃんプログラマーみたいな開発系はキツイだろと思ったが
天啓のごとくカタカタカタッタ-ン!してる光景が浮かんだからダメだわ
547 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/02/03(金) 10:04:41.95 ID:hlISnboOo
何回0と極やっても錦の扱い納得行かない……誰か
「もしも錦山が堂島を殺す直前に桐生が間に合ってたら」
のIF書いてくれ……錦のこと考えると涙が止まらないぜオイィ……
548 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/03(金) 10:31:57.33 ID:GkKm4tGPO
>>547
親殺しは阻止できなかったが錦がムショに入って
逆に桐生ちゃんが組立ち上げて錦を待つ話ならあったな
549 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/02/03(金) 10:38:56.59 ID:hlISnboOo
>>548
そっちは見たことあるんだ……なんか、みんな幸せになってほしい
ヤクザが幸せになっちゃダメなのかよぉ!!(0並感)
550 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/03(金) 11:32:45.71 ID:Ii6mHVxX0
真島の兄さんのニューゲームSSは最高だった…。
真島の兄さんの登場頻度あげて
な?ええやろ?どやねん?
551 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/03(金) 16:53:08.64 ID:drOZZHzN0
真島さんは無理でも、みんなのアイドルゴローちゃんか、神室町ナンバーワンキャストのゴロ美ちゃん
ならワンチャンあるかもね
552 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/03(金) 20:21:33.19 ID:XFkiF6xt0
真島の兄さん視点もあれば、765の双子ちゃんを保護しておもりしてそうだな…
553 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/04(土) 23:36:06.82 ID:xk5etXgC0
お前ら兄さん大好きだなおいww
俺もカラオケ初っ端歌うくらい好きだけどさww
554 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/06(月) 23:34:27.76 ID:a/7XWVBA0
>>548
それ速攻でエタった奴じゃなかったっけ?もしかして完結したの?
555 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/18(土) 07:12:11.07 ID:wm1HmzoS0
皮肉だなと思うのは散々周りは桐生ちゃんや親っさん達を伝説、別格の存在として扱い錦を闇堕ちするまで
軽視し続けた結果、狂った錦により世良さんは死亡、東城会は大幅に弱体化、別格と言われた親っさんも嶋野も皆死に、桐生ちゃんも
実質上極道から足を洗わせる結果になり、柏木さんや風間組は3まで錦山組のクーデターや反発に悩まされる事になる。
こう考えると錦のポテンシャルは凄かったんやなあと。嬉しくもない評価だろうけど
556 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/02/23(木) 02:33:00.81 ID:3M1hswxVo
大分遅れてすいません
明後日一日使って進めます
557 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/23(木) 06:46:15.70 ID:Tw5+Z12UO
待ってるで1の兄貴
558 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/23(木) 10:28:10.69 ID:r7TDavKqo
待ってるでいっちちゃーん!
559 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/23(木) 20:53:55.29 ID:5JZ7K//UO
来たぁ!!
待っております。
560 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/02/23(木) 21:56:04.31 ID:9nKUsu6Po
そういえば6やりました
なんでしょうね……戦闘も爽快感が無くなってて残念でしたけど、リアルに寄せようとしたんだろうなぁと(それにしては吹っ飛びすぎ)
ガードされたらコンボ途切れるって強化したら無くなるとかにしてくれれば良かったのに……
というか桐生ちゃん小牧流はどうしたん?

それはともかく、シナリオ……素人の私でもあれはやっちゃダメって分かるレベルでちょっとなぁ、と思ってしまいましたね
矛盾だったり、んなアホな、って展開はいつもの如くなんで大丈夫なんですけど……
ネタバレになるので深くは言いませんが、いち如くファンとしてとても悲しくなりした
ヤクザは幸せになれない、にしても無理矢理不幸にする必要はないんだぞと

長々と愚痴ってしまいましたが、今作は5からのifとしていますので安心してくださいませ
途中まで面白かったんだけどなぁ……
561 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/23(木) 23:33:26.78 ID:EZH5G3Ie0
禿げ上がるほど同意
562 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/24(金) 21:45:56.22 ID:IUwc0A61O
1の兄貴…わしもそう思うぜよ。
6は本当に残念だったわ。
563 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/24(金) 23:11:39.08 ID:Y8lE9vILO
それでもたけし戦は興奮した
564 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/25(土) 09:05:02.18 ID:HlFKNhfr0
人質取って調子に乗った挙句、負けたら命乞いするラスボスとか…
それはそれとして続き待ってます
565 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/25(土) 10:30:24.05 ID:/PWGO6+J0
街遊びそのものは楽しかったんやけどなあ。街中の?缶飲み漁って腹下したり深く入れる建物探索したりと新鮮な
気持ちにはなれた。流石に5の異常過ぎるボリュームは無かったとはいえ
566 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/02/25(土) 11:50:28.05 ID:JjbHxaPko
出来ないことが出きるようになった、これは良い
ただ今まで出来てて楽しかったことを無くしてまで増やす意味があるのか?
という疑問がね……

夜更新しますのでお待ちを
567 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/25(土) 22:03:18.10 ID:/PWGO6+J0
個人的に6に足りなかったのは堅実性だと思う。2から3に機種変えた時は丁寧だったんだけどなあ…。
ミニゲーム絡みのサブストーリー負けたら2度と挑戦できないのは辛かったが。おのれデスボウラー
568 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/02/26(日) 02:29:36.13 ID:aJIPZvhHo
すまんの、わしゃぁ広島弁わからんけぇ朝まで勉強じゃあ
もうちぃと待ってつかぁさい
569 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/02/26(日) 09:47:01.76 ID:jZYrTxM9o
「おう。わしゃあ村上組の組長、村上 賢司じゃ」

デンデンッ!

陽銘連合会直径村上組組長
    村 上 賢 司

賢司
「よろしくのぅ、桐生さん」

桐生
「…………蘭子をどこにやった?」

「安心せぇ。寝かせとるだけじゃ。危害は加えとらん」

桐生
「……お前は?」

賢司
「わしの娘じゃ」

「村上 巴じゃあ。よろしく」

デンデンッ!

   村 上 巴

桐生
「まだガキじゃねぇか……。まぁ良い。それで、俺になんの用だ?」
570 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/02/26(日) 09:47:38.02 ID:jZYrTxM9o
賢司
「実はのぅ……わしゃぁな、あんたを殺すように上から命令されたんじゃ」

桐生
「……なんだと?」

賢司
「安心せぇ、わしにそん気は無い」


「そもそも、わしらは人質取るんは気に食わんけぇ。今回のも上の勝手な行動じゃ。親父が逆らえんことを良いことに好き放題しよるわ」

桐生
「なるほどな……事情は理解した」

賢司
「じゃが、わしらぁ監視されとるんじゃ。じゃけぇ桐生さんにゃあわしと殺しあいを演じてもらいたいんじゃ」チラ

桐生
「なんだと……?」チラ

数人の男が離れた位置からこちらを見ている

桐生
「なるほどな」


「その間にうちの若いもんに何とかさせる、っちゅうつもりじゃぁ」

桐生
「だが、そんなことをして大丈夫なのか?」


「あくまで親父とは無関係の人間が助けたことにすりゃあええ。それで文句を言われても知らん」

桐生
「俺たちは時間稼ぎということだな……」

賢司
「おう。ほいでも、本気でやらにゃあ意味ないけぇ……覚悟はしてつかぁさい」

そういって、賢司は懐からドスを取り出した
571 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/02/26(日) 09:48:11.62 ID:jZYrTxM9o
桐生
「……手加減はしねぇ……本当に良いんだな?」


「アホ、親父がそがぁに弱いわけないじゃろうが。堂島の龍だなんだ知らんが」

賢司
「……巴、わりゃあ下がってろ。……桐生さん、行くでぇ!!」

巴が下がったのを見届けて、構えたドスを前に突き出して桐生の腹を狙った
桐生はその手を掴んで引っ張ると、賢司に頭突きをかます
そのままお互いにらみ合いの形になった

陽銘連合会直径村上組組長
    村 上 賢 司

二人が一歩下がり、仕切り直し

<オンラァ!
<遅い!
<オオォラァ!
572 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/02/26(日) 09:48:38.10 ID:jZYrTxM9o
デンッ!

殴られた賢司が、踏ん張って倒れることを回避する

賢司
「やるのぅ……!!」

ドスを一突き、桐生は下にかわす
賢司はドスを上に放り投げて回転する
【×】
体勢を立て直そうとする桐生目掛けて、回転の勢いのまま放ったドスを掴み突き出すが、少し後退してそれを避ける
再度賢司はドスを上に放り投げて、回転しながら足払いで桐生の足を狙う
【○】
それを小さく跳んで避けたが、空中にいる無防備な桐生を、落ちてきたドスを掴んだ賢司は突く
【○】
右に避けたが、肩を少し掠めた
賢司は更にドスを上へ放り、体勢を戻そうとした桐生を蹴り飛ばそうとする
【△】
間一髪でそれを避け
【△】
蹴った勢いで回転をかけたまま後ろ手でドスを掴んで突きだしたが、またギリギリで避ける桐生
賢司はパッとドスを離すと、上体を起こそうとした桐生の目の前にドスが来た瞬間に落ちてきたドスの柄頭を殴って刺そうとした

桐生
「勝機……!」

【△連打】

落ちてきたドスを殴って弾き飛ばした桐生はそのまま倒れそうになる
だが、賢司の突きだされた腕を掴んで、倒れる勢いを利用して背後に放り投げた

ザァァァン……

桐生
「……中々やるじゃねぇか」

賢司
「ぐ……! はぁ……はぁ……こがぁに強いたぁ、噂話は役に立たん」
573 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/02/26(日) 09:49:04.18 ID:jZYrTxM9o

「お、親父!」

賢司
「桐生さんは手加減してくれたけぇ、大丈夫じゃ」

桐生
「それより、奴等は……!」キョロキョロ

コツコツ

時子
「あら、終わった?」

桐生
「財前! それに……神崎! 上手く行ったんだな!」

神崎
「え、えへへ……桐生さん、蘭子は無事です……」

桐生
「あぁ……」ウンウン

賢司
「なんじゃあ? 誰じゃ……?」

桐生
「俺の仲間だ。俺が正面で囮をやってる間に蘭子を助け出すって作戦だったんだが……」


「うちの若いのはどこいったんじゃあ?」

時子
「それなら……」
574 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/02/26(日) 09:49:35.71 ID:jZYrTxM9o
〜回想〜

ザザ…………

『じゃが、わしらぁ監視されとるんじゃ。じゃけぇ桐生さんにゃあわしと殺しあいを演じてもらいたいんじゃ』

「なるほど……聞いたわね、豚?」

「うぅ……僕に出来るでしょうか……」

「出来る出来ないなんて誰がいつ聞いたのかしら? ……娘さんの為よ」

「……蘭子……はい、頑張ります……!」

タタッ!!

ヤクザ
「あ? ……なんだぁ、おどれ?」

神崎
「蘭子!! ……うわぁぁぁ!!!」ダダダッ

ヤクザ
「えっ――へぶっ!?」

神崎がヤクザに体当たりをして、ヤクザは大きく吹っ飛んだ
10メートルは飛んで壁に激突したヤクザは、ピクリとも動かない
575 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/02/26(日) 09:50:20.16 ID:jZYrTxM9o
時子
「なんて力……死んでないわよね?」

ヤクザ
「ど、どこから来たんだこいつら!?」

時子
「ほら、躾のなってない豚がわらわらと来たわよ」

蘭子
「う……おとう、さん……?」

神崎
「蘭子……パパ頑張るからね……」

ヤクザ
「やっちまえ!!」

神崎
「うぉぉぉぉ!!!!」

<ギャァァ!!!
<ウワァァァ!!

ザザ…………

『その間にうちの若いもんに何とかさせる、っちゅうつもりじゃぁ』

時子
「………………」

村上組構成員
「な、なんじゃあ? 誰じゃあ……うぐわぁぁ!!」

神崎
「うわぁぁぁぁ!!!」

ブンブンブンッ!!

時子
「見なかったことにするわ」

〜回想終了〜
576 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/02/26(日) 09:50:54.60 ID:jZYrTxM9o
賢司
「ふっ……ハハハハハ!!」

神崎
「す、すいません! 娘を助けてくれようとしてたのに……」

賢司
「えぇ、えぇ。気にすなや。わしが同じ立場なら、われと同じことするけぇ!」

桐生
「……それで、村上。教えてくれ、お前の上はなんの目的で俺を狙い、お前は何故俺を助けてくれたんだ?」

賢司
「上の目的は分からん。何にも教えんで、ただ殺せちゅうからな、んなもん気に食わんじゃろうが」

桐生
「なるほどな……」

賢司
「それに……わりゃ、あの真島の兄さんのお気にいりじゃろ。わしゃ、真島の兄さんの大ファンなんじゃ」


「わしもじゃ!」

桐生
「ふっ……なるほどな……」

座っている賢司に手を貸す桐生
577 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/02/26(日) 09:51:21.37 ID:jZYrTxM9o
賢司
「桐生さん、困ったことがあったら言ぅてつかぁさい。そんかわり……」

桐生
「なんだ?」

賢司
「……ま、真島の兄さんに紹介してほしいんじゃ……」

桐生
「…………あ、あぁ。それくらいなら」

賢司
「言うたのぅ!? 約束じゃ! 男の約束じゃけぇ、反故は無しじゃ!」


「やったのぅ親父ィ!」

桐生
「(変わった奴らだが……悪いやつらでは無さそうだな)」

桐生
「それじゃあ、帰るか」

賢司
「後始末は任せぇ。ほいじゃ、また!」ブンブン‼

タッタッ
578 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/02/26(日) 09:51:47.44 ID:jZYrTxM9o
―765プロ―

蘭子
「…………う、んん……」

神崎
「蘭子! 大丈夫!?」

蘭子
「お父さん……? あれ、ここは……?」

桐生
「765プロだ。自分に何があったか、覚えているか?」

蘭子
「ん……えぇと……帰ってる最中に……いきなり、後ろから誰かに捕まって……車に乗せられて……」

桐生
「お前の親父さんと、財前が助けてくれたんだ」

時子
「私は倒れた豚どもを縛っていっただけよ」

蘭子
「…………。宴は終焉を迎えたのだな」

桐生
「ん?」

蘭子
「愚かにも魔王に成り代わろうとした者共は、封印されし記憶を解放した父様に滅ぼされた訳か」

神崎
「ら、蘭子?」
579 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/26(日) 09:53:06.66 ID:rdwlTwlvO
バトル解説が丁寧でワロタ
580 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/02/26(日) 09:53:43.11 ID:jZYrTxM9o
蘭子
「フハハハ! 見ているが良い父様よ! 我が世界を統べ、この世を絶望に染めし時を!」

神崎
「えっえっ……」

桐生
「よくわからないが……強い奴だな。怖くなかったのか?」

蘭子
「怖い? そんな感情は地球に降り立った堕天使によって消されたわ。それに……」チラ

神崎
「え?」

蘭子
「……お父さんが、助けてくれるって……思ってたから……」///

桐生
「ティン!」

高木
「ティン!」

桐生
「社長! すいません、少し出てて」

高木
「聞いているから大丈夫だ。君こそ元気そうで良かった。いやそれよりもだ! 君もよくよく逸材を見つけてくるものだね!! 流石私とあの人の見込んだ男だよ!」バシバシッ

桐生
「俺も、出来すぎなくらいだと思っています」
581 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/02/26(日) 09:54:09.07 ID:jZYrTxM9o
高木
「うんうん。それじゃあ、蘭子くん。来てくれるかね?」

蘭子
「契約の儀だな。了解した」

高木
「神崎さんも是非」

神崎
「あ、は、はいぃ……」

蘭子
「記憶再び封印されたか……やはり魔王はまだこの世には望まれないということだな……」

桐生
「(……蘭子が無事で良かった。一時はどうなることかと思ったが……)」

桐生
「(それに……)」

桐生
「今回は、お前に助けられた。ありがとう、財前」

時子
「ようやく私の豚になる気になったのかしら」

桐生
「いや違う。今回はお前の冷静さに助けられたと思ってな」

時子
「ふん。猪は嫌いよ」

桐生
「……ふっ、肝に命じておく」
582 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/02/26(日) 09:57:45.50 ID:jZYrTxM9o
ここまで!!
ようやく終わったのに短くて辛い
正直ここまでかかったのは広島弁と熊本弁を探り探り調べながら書いたからです
方言辛いわ……暇なときに書こう、いや、またにしよう……広島弁難しい……
って悪循環ですわね
次はすぐ来れそうです

>>579
真島の兄さんの極みリスペクトです
あれ5やたら早くなっててビックリ
戦闘描写は勝機とQTEだけはちゃんと書くつもりです
583 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/26(日) 10:49:11.93 ID:dkhqXuBro
おつ
こまかいけど巴の一人称は「うち」だよ
584 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/02/26(日) 11:51:15.33 ID:jZYrTxM9o
>>583
ふぁー
なんだろ、親しい相手の時だけうちになる感じで脳内保管しといてくだちい
585 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/26(日) 12:10:59.01 ID:6ovVU51Q0
兄さんのドス絡みのヒートアクションはタイミングとか位置とか少しでもズレたら成立しないの
多いだけによく出来るよなあの人…と毎回思わされる。
586 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/27(月) 04:08:50.51 ID:oSLKsd4Co
0の極みでドスを蹴り飛ばして敵に刺すのはさすがに爆笑した
しかも強いし
587 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/27(月) 09:12:17.92 ID:jJazn1rU0
6のシナリオに不満を抱きつつも陽銘連合会をちゃっかり取り入れる
>>1の手腕に拍手せざるをえない
588 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/15(水) 05:20:32.11 ID:xUOSW9rU0
まってるで
589 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/03/15(水) 06:38:26.64 ID:iQDFMkt8o
明日から三連休なんで、そこで更新しますのよー
590 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/25(土) 10:13:17.67 ID:0sU7mRoko
三連休とはいったい
591 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/03/25(土) 11:14:20.88 ID:W+JjWOmTo
今日! 今日書きます!
ちょっと色々あって三連休潰れたんです
また夜に!
592 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/03/25(土) 23:10:01.71 ID:6kgneyFfo
ピリリッ、ピリリッ!

ピッ!

真島
『おう桐生ちゃん、生きとるかぁ?』

桐生
「真島の兄さん」

真島
『おう。南に聞いたんやけど、また随分派手にやったみたいやないの桐生ちゃん』

桐生
「まぁな……そうだ、真島の兄さんに紹介したい奴等がいるんだが」

真島
『お? なんやねん』

………………
593 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/03/25(土) 23:11:20.09 ID:6kgneyFfo
真島
『なるほどなぁ、おもろそうな奴らやんけ。ほな、ちょっと挨拶してくるかのぅ』

桐生
「なに? 今からか?」

真島
『善は急げ言うやろぉ? ヒーヒッヒッヒ』

桐生
「兄さん……無茶はしないでくれよ」

真島
『ワシ流の挨拶したるだけや。せや桐生ちゃん、過去に765に在籍してたアイドル達の名前、分かったか?』

桐生
「すまない、そっちはまだだ。今から聞いてみる」

真島
『分かったわ。わかったらメールしてや。ほな』

ピッ

ガチャ

神崎
「それでは、本当にうちの蘭子を……どうかよろしくお願いします」ペコペコ

高木
「色々とある業界ですが、きっと立派なアイドルにしてみせます!」

蘭子
「愚かな僕を作ることなど、造作も無いわ!」

神崎
「失礼します。あ、桐生さんも……今日はご迷惑おかけしました……」ペコペコ

桐生
「あぁ……気を付けてな」
594 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/03/25(土) 23:11:51.07 ID:6kgneyFfo
バタン

高木
「ふふ……面白い親子だな、桐生くん」

桐生
「ふっ……そうですね……そうだ、社長。聞きたいことがあるんです」

高木
「ん? なんだね?」

桐生
「前に話してくれた……移籍したアイドルとプロデューサーについて、教えてもらいたいんです」

高木
「……彼女たちについて、か……。……君が聞くと言うことは、何も理由がないと言うわけでも無いんだろうね……分かったよ、着いてきてくれ」

ガチャ

高木
「…………懐かしいものだ。彼女たちとの日常が、昨日のことのように思い出せる」

桐生
「……プロフィールですか」
595 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/03/25(土) 23:12:17.95 ID:6kgneyFfo
高木
「あぁ、受け取ってくれ。まだここにいた時のものだから、古い情報なのだがね」

桐生
「いえ、ありがとうございます」

パラッ

桐生
「(…………何人か、テレビで最近見たことのある名前がいるな……。天海春香、如月千早、星井美希……こっちの三人は確か……そうだ、竜宮小町じゃないか?)」

桐生
「(高槻、我那覇、菊地、萩原、四条、双海……真美? こっちのは分からないな)」

高木
「すまないね……彼女たちについては、今知っていることはほとんど無いんだ」

桐生
「いえ……これだけでも分かれば、とりあえず何とかしてみます」

高木
「うむ。頼りにしているよ、私にできることがあったらいつでも言ってくれ」

桐生
「はい」
596 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/03/25(土) 23:12:53.92 ID:6kgneyFfo
ガチャ

桐生
「(名前は分かったな、真島の兄さんにメールをしておこう)」

桐生
「(……よし、これでいい。真島の兄さんから連絡が来るまで少し用事を済ませてから休憩でもしよう)」


桐生
「(もうやることはないか?)」

ニア はい
 いいえ

桐生
「(よし、真島の兄さんからの連絡を待とう)」
597 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/03/25(土) 23:13:28.47 ID:6kgneyFfo
やたら短いですがここまで
次回はもっと早く来たいなぁ……
おやすみなさいませ
598 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/26(日) 01:08:50.93 ID:LKNFbxaDo

ゆっくり休んで続き頑張ってくれ
599 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/26(日) 02:21:53.19 ID:pszQVKrjo
おつおつ
無理はせずにゆっくりでいいからまってんよー
600 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/03/27(月) 04:01:28.53 ID:KzrOqWKZo
ふと、桐生ちゃんいつ仕事をしているんだろう、と
まぁ、喧嘩も業務の内……?
601 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/27(月) 07:26:56.23 ID:MMdLimLio
何言ってんだ!カツアゲしてきたやつをカツアゲするのが仕事だろ!
602 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/15(土) 12:42:21.39 ID:1joqjtRFo
期待
603 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/12(金) 16:04:31.12 ID:3fY+GUKvO
604 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/06/05(月) 05:05:36.88 ID:62tvoNlQo
すいません、親父が余命何年だとかごたごたーとしてる内にこのスレを忘れて大分時間経ってました
ちょっと次いつ来れるかっていう保証はできないんですけど、もし来れたら続きやります
みなさんもタバコの吸いすぎには気を付けましょう
605 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/05(月) 18:24:21.66 ID:wqXyoD1KO
だったら落とせよks
606 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/07/11(火) 02:00:25.53 ID:i2n0iJ6do
すいません、大分お待たせしております
ようやく周りが落ち着いてきたので、明日明後日からまた再開していきます
待ってくれていた方、本当にありがとうございます

真島
「おう……今何日や。おどれ、いくら待たせた思うてんねん。ま、ええわ。言い訳なんか聞くつもりもない。……ぶち殺し確定や」ニタァ
607 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/07/11(火) 05:44:46.46 ID:VA8OAvig0
面白いSS書いてる人って、何かしら問題を抱え込む星の下にでも生まれているのかな?
デリケートな事でしょうに、大変、お疲れ様です
608 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/11(火) 15:17:08.83 ID:mwe29nr1o
待ってた
609 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/07/13(木) 16:26:55.02 ID:1qU2LI8co
ピリリ、ピリリ
ピッ

桐生
「もしもし……」

真島
『桐生ちゃん、わかったで。天海、如月、星井の三人は今、123プロに所属してるわ。竜宮小町っちゅうグループもそこや。二人のプロデューサーも一緒におったで』

桐生
「123プロ……」

真島
『他に足取り掴めたんわ高槻やよいって嬢ちゃんと、萩原、菊地や。やよいちゃんは元気にアルバイトしとったわ』

桐生
「後の二人は?」

真島
『萩原雪歩……どこかで聞いた名前や思っとったんや。東城会直系萩原組の若頭、それが萩原雪歩の今の肩書きや』

桐生
「なに?」

真島
『菊地はボディーガードの名目で萩原の側におるらしいわ。半端なく強いらしいで』

桐生
「元アイドルその後を聞いてる気分にはなれねぇな」

真島
『萩原組は一応古参やけど、目立ち始めたのはここ数年の話なんや。俺の勘やけど……123プロと繋がっとるかもしれへん』

桐生
「確かに……可能性はあるな」
610 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/07/13(木) 17:56:24.21 ID:1qU2LI8co
真島
『その他は足取り掴めずや。すまんな』

桐生
「いや、十分だ。ありがとう、真島の兄さん」

真島
『桐生ちゃん。萩原組には気ぃつけろや。最近のあいつら、どこかおかしいわ。殺気だってるちゅうか……』

桐生
「わかった、気を付ける」

真島
『何人かそっちにつけるか?』

桐生
「いや、大丈夫だ。イメージを悪くするような記事を書かれかねん」

真島
『お、なんや、プロデューサーの貫禄でてきたやんけ』

桐生
「まぁな」フッ

真島
『うっしゃ、またなんかあったら連絡するわ。今から宴会するんやけど、桐生ちゃんも来るか?』

桐生
「まだ仕事があるから遠慮しておく」

真島
『かー、真面目やのぉ。そんじゃの、桐生ちゃん』

ピッ

小鳥
「あの……桐生さん……」

暗転
611 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/07/13(木) 18:05:29.16 ID:1qU2LI8co
桐生
「ん? なんだ?」

小鳥
「桐生さんの……その……娘を名乗る方がいらっしゃったんですけど……」

桐生
「…………え?」

小鳥
「………………」

小鳥
「いや、俺に娘はいない」

タッタッタ

「お父さん?」

桐生
「お前は……」

「ごめんなさい、職場に来るなって言われてたのに……実はスマホを無くしちゃって……」

桐生
「…………茄子……?」

茄子
「え? どうしたの、お父さん?」

ヒュオオオン!

三章、完
612 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/07/13(木) 18:06:15.08 ID:1qU2LI8co
短いですがここまでです
これからは定期的に来れると思いますがとりあえず1日遅れましたごめんなさい
613 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/14(金) 18:48:18.78 ID:IxmxO25VO
乙です。
待っておりました。
614 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/17(木) 20:54:03.09 ID:on/YnXoq0
保守
615 : ◆I53lPPif0o [sage]:2017/08/26(土) 15:41:28.83 ID:a8j9ZP23o
ぎにゃーまた空いてしまった
一週間以内に投下します
616 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/26(土) 17:42:07.86 ID:Tnm+UrEto
待ってるぞ
617 : ◆I53lPPif0o [sage]:2017/09/11(月) 12:01:38.51 ID:R96nINdco


ヒュオオオン…………

  四章

  蠢く影



桐生
「お父さん……ってのは、どういうことだ?」

茄子
「……えーと? どうしたの? もしかして、怒ってる……?」

桐生
「いや、怒っている訳じゃ……」

小鳥
「あの……知り合いですか?」

桐生
「ん、あぁ……」

茄子
「だーかーら、さっきも言ったじゃないですか! 私の名前は桐生 茄子ですって!」

桐生
「何を言ってるんだ? お前の名前は鷹富士 茄子だろ?」

茄子
「たかふじ……ってなんの話? もう! 今日のお父さん、変だよ?」

桐生
「まさか……記憶喪失か……?」
618 : ◆I53lPPif0o [sage]:2017/09/11(月) 12:02:05.67 ID:R96nINdco
茄子
「記憶喪失って……もー、お父さんって一週間に一回くらいは変なこと言うよね?」

小鳥
「失礼します。えーと……茄子ちゃん? 貴女の出身地を教えてくれますか?」

茄子
「出身地、ですか? …………あ、あれ……?」

小鳥
「どこの小学校を出ました? 中学は? 高校は?」

茄子
「………………あ、あの……私……」

小鳥
「覚えてないんですね?」

茄子
「……お、お父さん……?」

桐生
「鷹富士、俺は」

パリンッ

小鳥
「きゃ!?」

シュー……

桐生
「なに!? 音無! 鷹富士を連れて会議室に逃げろ!」

小鳥
「は、はい!」ガタッ
619 : ◆I53lPPif0o [sage]:2017/09/11(月) 12:02:32.24 ID:R96nINdco
桐生
「オンラァ!」ブンッ

パリンッ

桐生
「(ぐ……! 催涙ガスか……!)」

窓の外を見ると、数人の男がこちらに気付いた様子で、慌てて走り去っていった。

桐生
「(……あいつらか!)」

窓から飛び降りようとしたが、すぐに人込みに紛れて消えてしまった。
更に外は自分の投げた催涙ガスで大騒ぎになっている。

………………

………………

………………

高木
「まったく、困ったものだな……やつらの妨害工作にも」

ちひろ
「なんですかさっきの警察の人! 「ま、悪戯でしょう」って! 悪戯で催涙ガスなんて聞いたこともありませんよ!」

桐生
「言っても無駄だ。根本的に潰すしか無い」

高木
「うむ……そうだな」

茄子
「あの……」
620 : ◆I53lPPif0o [sage]:2017/09/11(月) 12:03:50.70 ID:R96nINdco
高木
「うん? ぬぉっ…!? ティ……ティン! と来た!」ガッ

茄子
「え?」

高木
「君! アイドルになる気はないかね!? 君にはトップアイドルになる素質がある!」

茄子
「あ、いえ。私、お父さんのお世話をしなければいけないので……」

茄子はそういって、近寄ってくると俺の腕を掴む。

高木
「え? き、君の……娘さんなのかね!?」

桐生
「あ、いや……」

小鳥
「実は茄子ちゃん、記憶が無くなってしまったみたいで……何故か桐生さんの事をお父さんだと思っているらしいんです」

茄子
「…………」ギュ

高木
「なんと! そ、それは本当なのかね?」

桐生
「はい。名前は鷹富士 茄子と名乗っていたのですが、今は桐生 茄子、と」

茄子
「…………違うよ! 私は、鷹富士茄子なんて名前じゃない! お父さんの娘だもん!」ギュー!

桐生
「お、おい」
621 : ◆I53lPPif0o [sage]:2017/09/11(月) 12:05:33.41 ID:R96nINdco
高木
「うむ。そういうことなら桐生くん、彼女の面倒を見てあげたまえ。このまま放り出す訳にもいかないからね」

桐生
「いや……しかし……」

高木
「それに君は困っている人間を見捨てることなど出来ない男だと、私は思っているからね。丁度良いだろう」

桐生
「…………」

茄子
「……お父さん……」

桐生
「……分かりました。悪かったな、茄子。怖がらせちまって」ナデナデ

茄子
「あ……もう、本当に怖かったんだから……」ビシッ

コンコン……

ガチャッ

明らかにヤクザのような顔の男
「…………失礼します」

小鳥
「きゃっ!?」
622 : ◆I53lPPif0o [sage]:2017/09/11(月) 12:06:37.76 ID:R96nINdco
桐生
「またか……次から次へと良く飽きねぇもんだな」コキッコキッ

明らかにヤクザのような顔の男
「……え?」

桐生
「死にてぇなら……かかって来い!」

明らかにヤクザのような顔の男
「あ、あの……どういうことでしょうか……?」

高木
「あぁ! 違うんだ桐生くん!」

桐生
「……え?」

(暗転)

桐生
「……なに!? じゅ……十九歳、だと!?」

小鳥
「というか新しいプロデューサーですって!?」

武内
「はい……以前、就職活動をしていた時に、偶然お会いしまして……」

高木
「昨日彼から電話が来たのだよ。雇ってほしいとね」

桐生
「うーむ……。とてもまだ10代とは思えねぇな……貫禄だけならそこいらのゴロツキなんて目じゃねぇ」

高木
「本当に来てくれてありがとう。……電話で伝えた件は……」
623 : ◆I53lPPif0o [sage]:2017/09/11(月) 12:07:04.33 ID:R96nINdco
武内
「……はい、問題ありません。私は……こうですから」

高木
「……分かった。君を歓迎するよ」

桐生
「話は聞いているみたいだな。良いのか? 危険な仕事になるぞ。場合によっては身体ぁ張ってアイドルを守らなきゃならねぇ。もちろん自分もだ」

武内
「そう、ですね……私は、生まれてから今日まで一度も喧嘩をしたことがありません。もしかしたらお役に立てないかも知れませんが……でも」

桐生
「でも?」

武内
「……彼女達の……アイドルの笑顔は、素敵です」

桐生
「なに?」

武内
「……憧れです。一緒に笑顔を育んで行きたいな、と」

桐生
「……フッ、そうか」ウンウン

高木
「うむ! 頑張ってくれたまえ! 彼は桐生くんだ、君の先輩になる」

武内
「桐生先輩ですね。よろしくお願いいたします」

桐生
「あぁ、よろしく頼む」
624 : ◆I53lPPif0o [sage]:2017/09/11(月) 12:07:30.12 ID:R96nINdco
小鳥
「私は音無小鳥です! もう一人、今日はいないんですけど事務員のちひろさんもいますよ!」

高木
「では早速だが桐生くん、彼に先輩プロデューサーとして指導してあげてくれないかね?」

事務所にいる武内Pに話しかけることによって、指導・営業・レッスンを選択することができます
指導は武内Pにプロデューサーとしての心得を教え、武内Pのスカウトレベルを上げることができます
営業は武内Pと一緒に営業に行き、営業レベルを上げることができます
レッスンは武内Pと一緒にアイドルを見て、武内Pのレッスンレベルとアイドル達の能力を少しだけ上げることができます
それぞれのレベルが一定以上になると、武内Pに仕事を頼むことができるようになります
仕事は武内Pのレベルが上がると終了までの時間が短くなります

桐生
「分かりました」

武内P
「先輩、よろしくお願いします」ペコッ

桐生
「(後輩か……懐かしいな。よし、武内にプロデューサーとしての心得を教えてやるか)」

武内Pに指導しろ

デンッ、カンッ♪
625 : ◆I53lPPif0o [sage]:2017/09/11(月) 12:08:02.52 ID:R96nINdco
間がかなり空いたくせに短くて申し訳ない
今度も近いうちに来れるように努力します
626 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/11(月) 15:58:53.84 ID:tJwYi4Avo
おつ、ゆっくり更新してどうぞ
627 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/11(月) 18:55:29.36 ID:PU82Y7sNO
おつおつ
待ってるよ
628 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/01(日) 09:11:32.48 ID:kr2Dk4vWo
書き貯め無しで申し訳ないですが、今から12時くらいまでゆっくり進めていきます
書いたら順次投下してきます
629 : ◆I53lPPif0o [sage]:2017/10/01(日) 10:30:45.50 ID:kr2Dk4vWo
→指導
 営業(まだ選べないようだ)
 レッスン(まだ選べないようだ)

桐生
「それじゃあまずは……基本的な仕事について教える」

武内P
「分かりました」

…………

桐生
「とまぁ、こんなところだな。分からないことがあれば随時聞いてくれ」

武内P
「分かりました」

桐生
「……勿論今教えた基本的な仕事も大切だ。だがプロデューサーには、もっと大事なことがある」

武内P
「……それは?」

桐生
「アイドルを守ることだ。どんなときでも自分の身を呈して守らなければいけない。それは精神的なことでもだ」

武内P
「なるほど……」

桐生
「例えば目の前に暴漢が現れ、アイドルに接触をしようとした時……どうすれば良いと思う?」

武内P
「彼女達の前に出て、盾となります」

桐生
「例えばアイドルがインターネットで中傷されている時……どうする?」

武内P
「手に負える範囲のことなら話をつけます。それが無理なら……可能な限り目につかないようにし、それができなければメンタルケアを怠らないようにします」

桐生
「そうだ。俺たちプロデューサーとアイドルは二人三脚で頑張らなければいけない。決してアイドルは商品でも食い物でもねぇ。大切なパートナーだ。それを忘れず、信頼関係を築いていけ」

武内P
「……はい!」
630 : ◆I53lPPif0o [sage]:2017/10/01(日) 10:33:42.56 ID:kr2Dk4vWo
思ったんですけど、投稿するときってsage無い方が良いんですかね
631 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/01(日) 10:42:15.32 ID:heGtnmlIo
投下乙
読者目線だと更新あったの分かりやすいからageて欲しいとかあるけど
専ブラ使ってる俺からしたらどっちでも更新わかるしなぁ

ageると新規が増えやすいのもあるけど
荒らしも来やすくなるから
この辺は>1に任せる

ただ saga はいれておいた方が勝手な変換されなくていいかと
eじゃなくてaだからな
632 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/10/01(日) 10:55:48.09 ID:kr2Dk4vWo
なるほど。一応sageは消しておきます
あとsaga忘れてましたありがとう


桐生
「もちろん仕事でやっている以上は、ダメなときは叱ることも大事だ。甘やかすんじゃなく、アイドルを導いてやる……それがプロデュースだ」

武内P
「……分かりました」

桐生
「(……早速こいつにアイドルを担当させてみるのも面白いかも知れないな)」

桐生
「武内、お前恋人はいたことはあるか?」

武内P
「え……!? いえ、ありませんが……」

桐生
「そうか。それじゃあこの雑誌でお前の思う可愛いアイドルを教えてくれ」

週刊アイドル

武内P
「はあ……分かりました。………………そう、ですね……この子とか……この子も可愛いと思います」

桐生
「(一般的な感性はあるようだな)」

桐生
「よし、武内。今から一人でスカウトをしてこい」

武内P
「えっ……!? 一人で、ですか!?」

桐生
「そうだ。お前がこれだ! と思った女の子を見つけ出してくれ」

武内P
「そう言われましても……」
633 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/10/01(日) 10:56:22.03 ID:kr2Dk4vWo
桐生
「大丈夫だ。きっとお前にも才能がある。ティンと来る才能がな」

武内P
「ティン……あ、ですが僕はまだ、名刺を持っていなくて……」

桐生
「あ……そうだったな」

ガチャ

高木
「そう来るだろうと思ってね! 作っておいたよ君の名刺! まだ10枚だけだが、問題はないだろう?」

桐生
「社長!」

高木
「君は必ず我が765プロに来る……そう信じていたからね。用意しておいたのだよ、勝手に!」

武内P
「あ、ありがとうございます!」

桐生
「よし……これで大丈夫だな。武内、お前のティンと来た奴を……探してこい!」

武内P
「行ってきます……!」

スタスタ、ガチャ

高木
「……桐生くん」

桐生
「フッ……分かっています」

桐生
「(流石にいきなり一人も難しいだろう。隠れて様子を伺おう)」

武内を尾行しろ

デンッ、カンッ♪
634 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/10/01(日) 11:10:34.93 ID:kr2Dk4vWo
ガチャ

桐生
「(さて、武内を探すか。まだそう遠くには行っていないだろう……)」

タタッ

桐生
「(む……いたな)」

電柱にかくれる桐生
少し先に、道行く人を見ている武内がいる

桐生
「(人間観察をしているようだな。見つからないように着いていくか)」

タタッ

桐生
「む……」

警察に話しかけられている武内

桐生
「サツか……確かに見た目の印象はあまり良くないからな……」

ヒソヒソ……ヒソヒソ……

電柱の影に隠れる桐生を遠巻きに見ている人達がいる

桐生
「(俺もかなり怪しいか……)」

警察に解放された武内が、また歩いていく

桐生
「(よし、行こう)」

タタッ
635 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/10/01(日) 11:15:12.15 ID:kr2Dk4vWo
桐生
「む……」

武内が黒髪の女の子に声をかけている

桐生
「あれは……!(いや……あれは武内のティンだ……俺は見守ろう。もしあいつが失敗したときは俺も声をかけるがな)」

スッ、と胸ポケットから名刺を出す桐生
武内は名刺を差し出している、女の子はそれを受け取った

桐生
「……印象は悪くなさそうだな。ん?」

二人の男が武内と女の子の方に歩いて来た
片方が武内に因縁をつけて、もう片方が女の子の腕を掴もうとしたが、その間に武内が割り込んだ
そして武内が殴り飛ばされる

桐生
「チッ!」

タタッ

柄の悪い男1
「ったくよぉ、なに俺らの邪魔してくれてんの? 先に、目つけてたのはこっちなんだけど?」

柄の悪い男2
「ほんとほんと。さてと、邪魔物は消えたし……俺らと話しようぜ?」

黒髪の女
「なんなの、あんたら……! いきなり!」

柄の悪い男2
「悪いようにはしないから。君可愛いからさ、前から狙ってたんだよね? どう? 俺らん所でアイドルやらない? すぐにデビューさせてあげるからさ!」

黒髪の女
「いきなり人のこと殴るような奴のいる所になんて行くわけ無いじゃん!」
636 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/10/01(日) 11:36:03.49 ID:kr2Dk4vWo
柄の悪い男1
「俺ら普段は優しいお兄さんだよー? な、絶対損させないから!」

黒髪の女
「来ないで!」

武内P
「っ、この子に……乱暴な事はしないでください……」

柄の悪い男2
「まだ邪魔する気かぁ? オラ!」

パシッ!

武内を殴ろうとした男の腕を掴む桐生
そのまま捻り上げる

柄の悪い男2
「いででで!!」

武内P
「先輩!」

桐生
「上出来だ、武内。ただ……こういう奴らは口でなに言っても無駄だからな」

手を離す桐生

柄の悪い男2
「て、テメェ!? なにしやがる!」

桐生
「少しくらい痛い目見せた方が良いぜ。行くぞ武内」

武内P
「……はい!」

  柄 の 悪 い 男

<オンラァ!!

<行くぞ武内! <はい、先輩! <プロデューサーの極み

<寝てろォ! <オオォ!

デェェェン!

ヒィィィィ
637 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/10/01(日) 11:36:35.08 ID:kr2Dk4vWo
桐生
「大丈夫か? けっこう戦えるじゃねぇか、お前」

武内P
「その、暴力は好きではないので……」

桐生
「フッ、良いことだ。だが、これからはこういうことも増えるかも知れない。それを忘れるなよ?」

武内P
「はい」

黒髪の女
「……大丈夫?」

武内P
「あ、はい。そちらも怪我はありませんでしたか?」

黒髪の女
「……アンタが助けてくれたから、平気だよ。……そっちの人は?」

桐生
「俺はこういうものです」

いつ取り出したのか、名刺を差し出す桐生

黒髪の女
「……ああ、武内さんの上司か」

桐生
「ほら、武内」
638 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/10/01(日) 11:51:39.71 ID:kr2Dk4vWo
武内P
「は、はい。……少しゴタゴタとしましたが改めて言わせていただきます。私と……トップアイドルを目指しませんか?」

黒髪の女
「……悪くないかな。うん、良いよ。……これからよろしくね、武内プロデューサー」

武内P
「……! あ、ありがとうございます!」

渋谷
「私の名前は渋谷凛。アイドルなんて興味なかったけど……やるなら、本気でやるから」

武内P
「はい。頑張りましょう!」

桐生
「(フッ……なかなかやるな、武内。こいつに追い抜かれる日もそう遠くねぇかもな……)」ウンウン

武内P:レベル1
■■■■■■■□□□(適当です)

桐生
「じゃあ一度事務所に行こうか。渋谷を社長に会わせなきゃならないからな」

武内P
「分かりました」

ピリリ、ピリリ

桐生
「……非通知? すまない、先に帰っててくれ」

武内P
「はい、分かりました」

スタスタ
639 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/10/01(日) 11:52:08.77 ID:kr2Dk4vWo
ピッ

桐生
「もしもし」

変声機を使ったような声
『桐生一馬さん、ですね?』

桐生
「……誰だ? 何故俺のケータイの番号を知っている?」

変声機を使ったような声
『今夜10時、一人で埠頭まで来てください。詳しい場所は改めて連絡します』

桐生
「どういうことだ!」

変声機を使ったような声
『もし時間を過ぎても来ないようなら、貴方の大切な人がどうなるか……分かっていますね?』

桐生
「なんだと……? おい!」

変声機を使ったような声
『お待ちしています。それでは』

ピッ……ツーツー……

ピーピーピー!

桐生
「(……メール……地図か。……十中八九罠だ……だが、行くしかねぇな)」

桐生
「(社長に連絡して、今日は夜まで休ませてもらおう)」

カタカタ

桐生
「(よし。準備を済ませて寮に戻ろう)」

寮へ戻れ

デンッ、カンッ♪
640 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/10/01(日) 11:52:48.68 ID:kr2Dk4vWo
今日はここまでですね
二時間使ったのに全然進まなかったよ……
641 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/01(日) 12:09:31.96 ID:L+C/PElBo
たまたま見つけて一気に読んだけど面白いなwww
続き期待してますわ
642 : ◆I53lPPif0o [saga sage]:2017/10/01(日) 12:30:11.60 ID:kr2Dk4vWo
そういえば鉄拳に桐生ちゃんが来る来ないなんて話があるみたいですね
個人的な話を言えば
「来てほしい鉄拳で使いたいけど負けた姿を見たくない」
であります
643 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/10/01(日) 22:41:39.51 ID:qMP59MVUo
スタスタ

桐生
「(……やり残した事は無いか?)」

→はい
 いいえ

桐生
「(大丈夫だな。夜まで休むか)」


22時 埠頭 第4番倉庫

ガラガラッ!

スタスタ……

桐生
「…………そこにいるのは分かってる。隠れてないで出てこい」

………………スッ

月明りもほとんど入ってこない倉庫
その闇から音もなく出てきたのは、まだ幼さの残る少女だった

少女
「突然の御呼びだし、申し訳ありませんでした……桐生 一馬さん」

桐生
「お前が俺を呼んだ……? 目的はなんだ」

あやめ
「私の名はあやめ……浜口 あやめと申します。掃除屋のようなことをしている者です。……この意味、分かっていただけますね?」

桐生
「……悪いが、ガキの遊びに付き合う気は無い。家に帰れ」

スタスタ

スッ……カァン
644 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/10/01(日) 22:42:24.79 ID:qMP59MVUo
桐生が左に体を傾ける、桐生が今まで立っていた場所を手裏剣が飛んでいき、入り口の扉にぶつかる
桐生はあやめを睨む

桐生
「遊びにしてはやりすぎだな」

あやめ
「遊びのつもりはありませんので」

桐生
「なるほどな」

ゆっくりと構える桐生
あやめも小刀をスッ、と抜いた

あやめ
「本来ならば名乗りあげることもせずに死んでいただくのですが、貴方からは武人の気を感じ取りました。それ故……私が真に正しいのかどうか……天に委ねることに致しました」

桐生
「……覚悟はできてるな?」

あやめ
「元より……」

あやめの小刀が薄く入って来た月明りに照らされて、光った

あやめ
「……覚悟ッ!!」
645 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/10/01(日) 22:43:04.19 ID:qMP59MVUo
小刀を構えて走り出すあやめ、直前まで迎え撃とうとしていた桐生は、瞬きをした瞬間にあやめを見失った
タンッ、と音が聞こえ咄嗟に身を屈める桐生、その桐生の頭を横に小刀が通り過ぎた

  浜 口 あ や め

前転して即座に体勢を立て直す桐生

あやめ
「よく見切りました」

桐生
「耳はいいんでな」

<オンラァ!!

<くっ……

<オオオンラァ!

デンッ!

あやめがバク転しながら手裏剣を三つ投げたが、桐生は全て避ける

あやめ
「これは見切れますか!?」

あやめが間髪いれず駆け出す
と、瞬間移動のように桐生の視界の右、左、右と現れるあやめ
【×】
突き出された刀を右に避け、足を引っかけようとしたが飛び込み前転でそれをかわす

あやめ
「次!」

再び瞬間移動、左、右、真中左右と先程よりも高速になった
【×】
これを背中から倒れながら避けて、勢いのついたあやめの腹部に両足で蹴りつけ、勢いを殺さずにそのままあやめを浮かせ、蹴りあげて背中から地面に叩きつけた

あやめ
「…………ッ見事!」

(あやめ、赤ヒート)

<オンラァ!!

<ハァ!!

<来いよ
646 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/10/01(日) 22:44:50.12 ID:qMP59MVUo
デンッ!

下から桐生の顎を狙う刀
【△】
それを皮一枚で避け
【×】
サマーソルトキックも上体をそらして避ける
あやめの姿を見失いすぐに辺りを探したその時

あやめ
「覚悟!!」

あやめの声が上から聞こえ、すぐにそちらを見る
落ちながら手裏剣を顔面に投げ
【□】
それを避けた桐生は落ちてきたあやめを掴もうと手を伸ばした
ボンッ!! と煙が上がり、桐生の手が掴んだものが丸太になっていた

桐生
「勝機……!」

【△】

桐生
「オンラァ!!」

着地音も出さなかったあやめは桐生の腹部を突き刺そうとしたが、丸太をそのまま下に叩きつけ、そこにいたあやめの背中に直撃する

ザァァァン……

あやめ
「が、ふ……!」

桐生
「恐ろしいガキだな……素早さだけなら小牧の爺さん並だ」

あやめ
「……お見事、です。……何故、私が下にいると……?」

桐生
「音だ。さっき背後に回られた時、一瞬だが踏み込むような音が聞こえた。だが今それはなかった」

桐生
「さっきのはハッタリだな? お前の姿が見えなくなった時、相手に背後の警戒をさせるための」
647 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/10/01(日) 22:46:00.80 ID:qMP59MVUo
とりあえず今日はここまでに
また数日中に来ます

あやめちゃんPの方に、ごめんなさい
648 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/02(月) 19:46:01.72 ID:iB1Up2Qao
おつ、まぁしゃあない
ちかころ!
649 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/10/04(水) 14:31:10.30 ID:ig2EZaryo
あやめ
「ふふ……ご名答……。あんなものは所詮児戯。無警戒か初見でも無い限りは、ある程度修行した人間ならば回避することも容易です。無警戒の初見で避けられるのは、真の兵の証……流石です」

桐生
「……手加減はした、身体は動かせるな? 知ってることを話してもらおうか。誰に命令されて俺を狙った?」

あやめ
「……敗者はただ黙して去るのみ。それが忍の掟……御免!」

あやめが何かに火をつけた

桐生
「ッ!?」

あやめ
「あっ」

咄嗟に桐生はそれを奪い取り、ぶん投げて外へ放り投げてあやめを抱き締める
ドォン!! と爆音が響き窓が割れた
桐生はあやめを抱えたまま転がる

桐生
「ぐ……!」

あやめ
「な、何故……」

桐生
「……馬鹿野郎。目の前で誰かが死のうとしてたら、助けるに決まってんだろうが」

あやめ
「桐生殿……」

桐生があやめを抱き上げる
650 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/10/04(水) 14:31:37.32 ID:ig2EZaryo
桐生
「とりあえずここから出るぞ。話はそれからだ」

あやめ
「お待ちください……! 今ここを出るのは危険です……!」

桐生
「なに?」

あやめ
「……私が桐生殿の暗殺に失敗した時のため、この辺り一帯に伏兵が隠れています……本当は混乱に乗じて逃げていただくつもりでしたが……」

桐生
「……教えてくれ、浜口。お前に俺の暗殺を依頼したのは……誰だ」

あやめ
「…………。……蛇華……祭汪会……ジングォン派……」

桐生
「なに……!? 蛇華に、ジングォン派……だと!?」

あやめ
「……申し訳ありません。私は正確には依頼主を知らないのです。その三つの組織は、最近父の口から出たもの……どれも危険な組織です。桐生殿はご存知ですよね?」

桐生
「あぁ……祭汪会ってのは知らねぇが、蛇華とジングォン派は昔戦ったことがある」

暗転
651 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/10/04(水) 14:32:24.99 ID:ig2EZaryo
バッ!
窓から一斉に目が眩む程の光が入ってくる

桐生
「くっ……!」

桐生はその場に伏せる

あやめ
「桐生殿……私は、今回の暗殺任務には本当は反対でした。我々の一族は代々、世界に蔓延る悪を人知れず暗殺することを生業としてきました。ですが、最近の任務はまるで悪人とも思えぬものを対象としてきました。桐生殿もその一人です」

桐生
「…………」

あやめ
「貴方はこの世の不正を正す力を持っています。今までどんな相手が来ても必ず桐生殿は退けて来ました。……桐生殿をこんなところで死なせる訳にはいきません故、私が時間を稼ぎます。その隙に」

無言であやめを抱え直し、立ち上がる

あやめ
「き、桐生殿……?」

桐生
「ガキに守られる程弱いつもりは……ねぇな!」

桐生が割れた窓ガラスから外に出て、走り出す
何人か中華風の服を着たいて、追いかけてきた

桐生
「しっかり捕まっていろ!」

……ギュッ

暗転
652 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/10/04(水) 14:33:03.33 ID:ig2EZaryo
 走 れ !

  3

  2

  1

<マテ!

<フンッ!

タンタンッ!

あやめ
「桐生殿!」

桐生
「ぬ!?」

【△】

桐生が付せると、その頭上を銃弾が飛んでいく
そしてあやめが何かを数個投げた

【□】

積んであった段ボールを蹴った桐生
崩れた段ボールで足止めを喰らった敵は、いきなり現れた煙に包まれた

<マテ!

<ニゲルナ!

桐生
「はぁ、はぁ……ここまで来れば……」

あやめ
「……はい。追撃は止んだようです」

桐生
「怪我はないな?」

あやめ
「桐生殿のおかげで。……流石は伝説の男ですね。噂にたがわぬ豪傑振りでした」

桐生
「とりあえず着いてきてくれ。安全な場所まで逃げるぞ」

あやめ
「……はい!」

神室町へ
653 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/10/04(水) 14:35:59.59 ID:ig2EZaryo
「あの〜、ちょっと良いですか?」

桐生
「……なんだ?」

声をかけられて振り向いた桐生
そこにいたのは、谷村だった

谷村
「ってあれ? 桐生さん!?」

桐生
「谷村……久しぶりだな」

谷村
「えぇ、本当に久しぶりですね! っていうかなんでここに!?」

桐生
「あぁまぁ、ちょっと野暮用でな……お前は?」

谷村
「あーいや……ヤクザが小さい女の子つれ回してるって連絡が、ね」

桐生
「……ヤクザ、か」

あやめ
「桐生殿は怪しい人では」

桐生
「いや、大丈夫だ。こいつは知り合いなんだ」

谷村
「桐生さんで安心しましたよ。かなりヤバそうなヤクザだからって俺が呼ばれたもんでビビってました」ハハッ

桐生
「よく言うぜ」
654 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/10/04(水) 14:36:57.36 ID:ig2EZaryo
谷村
「そんなことより、伊達さんから聞いてますよ。また厄介なことに巻き込まれたって」

桐生
「お前にも迷惑をかけたな……遥はどうしてる?」

谷村
「ちゃんと安全な場所に匿ってますよ。会っていきますか?」

桐生
「いや、今はそんな場合じゃねぇんだ」

谷村
「…………また厄介事……ですか」

桐生
「あぁ、悪いな。そのうち連絡する」

谷村
「っと、ちょっと待ってください。俺も行きますよ。一人よりは一緒の方が安全でしょ」

桐生
「……だが」

谷村
「今更水くさいですよ! 殴りあった仲じゃないですか!」

桐生
「…………すまん、ありがとう谷村」

谷村
「で、どこに行くんですか?」

765プロ
655 : ◆I53lPPif0o [saga]:2017/10/04(水) 14:38:27.27 ID:ig2EZaryo
ようやく引っ越しが一段落して、ゆっくりした時間が取れ始めました
たぶん今後は一週間以上は空けないと思います

それはそうと765プロは大田で神室町は新宿ですが多分765が新宿に近付いてるということで適当に流してください
656 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/04(水) 19:33:32.07 ID:1i2jsy//o
おーたにむー絡むのか!
おつおつ
657 : ◆I53lPPif0o [saga sage]:2017/10/04(水) 23:00:13.09 ID:EXLp5n4yo
やっぱり大分時間空いたのであまり見てる人いなさそうだなー
もしかしたらそのうち別のSSサイトに引っ越すかも知れません
658 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/05(木) 00:56:16.36 ID:j8z7PfAjo
りょーかいです
まぁ定期的にできないと離れるから仕方ないね
659 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/05(木) 06:26:49.95 ID:Z9cJvcROo
ワイはみとるで!
引っ越し先は告知してくれるんか?
660 : ◆I53lPPif0o [saga sage]:2017/10/05(木) 21:33:38.88 ID:aIf+8kkRo
現在以降作業中
引っ越し先はハーメルンという場所です
661 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/05(木) 23:06:43.00 ID:5S47Ak0y0
マジか!?
662 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [age]:2024/01/07(日) 20:30:36.33 ID:xT9CJP1QO
『極道に就職します。初日』
▽龍が如く極:第1章「親56しの宿命」
(19:44〜)

https://www.twitch.tv/kato_junichi0817
663 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [age]:2024/01/12(金) 20:33:36.83 ID:k49cc59fo
『堂島の純vs堂島の錦。最終回』
「龍が如く1極」初見ハードモード

▽第11話「仁義」
▽第12話「再会」
▽最終話「戦いの果て」
(19:16〜)

ttps://www.twitch.tv/kato_junichi0817
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