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桐生「アイドルの……プロデューサー?」 社長「うむ」
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229 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/24(木) 14:48:12.24 ID:EQE9gSgCO
4
230 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/24(木) 15:22:39.98 ID:CPQ+X84oO
2
桐生ちゃんなら寸止めだけでいける
231 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/24(木) 17:56:58.84 ID:/dXj28ooO
2
拓海の時も決して手は出さなかったし。
232 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/24(木) 18:03:29.10 ID:Yc/faAvKo
2か3かな…
233 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/11/24(木) 19:19:37.45 ID:QfRFaN7nO
3が理想かな…
拓海に女だからって何もしないのかって怒られて。
あとは真島の兄さんが桐生ちゃんのスカウトに乱入してくれたらw
234 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/24(木) 19:23:11.82 ID:+4dCdRFA0
そもそも極道の娘?の巴が居る時点で4
235 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/24(木) 21:10:40.92 ID:UtTcY9eV0
まぁ無難に3?少なくともガチンコでやり合うのは一方的になるかアイドルがキャラ崩壊するかだし。
236 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/24(木) 22:45:08.07 ID:nbGTzP3Io
5だな
>>1
が好きな龍が如くを書いてくれればいいぞ
何よりのいけないことはエタることだからな
長くなりそうだし、好きにやって欲しい
237 :
◆I53lPPif0o
[saga]:2016/11/25(金) 01:14:41.64 ID:bQ6e9nbro
(もしエタッたらポケモンの圧力に屈したと思ってください。ぅゎポケモンっょぃゃょぃ)
238 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/26(土) 18:24:32.29 ID:iEMWLufU0
やめてくれ、以前龍が如くとポケモンのss書いてクライマックス直前でエタった奴があるんだからよ・・・
239 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/27(日) 01:33:51.41 ID:P1AHjZaM0
ほんまポケといい龍が如くといいやり込み系ゲームのssは地獄やでぇ(震え声)
240 :
◆I53lPPif0o
[saga]:2016/11/27(日) 14:26:36.18 ID:n7rVmEito
タタッ
桐生
「(……袋小路だ。ここなら、逃がさねぇぜ)」
桐生
「おい! そこにいるんだろ……出てきやがれ!」
…………………………
「うふ……」
桐生
「(女……?)」
桐生
「俺をつけ回して、いったいどういうつもりだ」
謎の女
「うふふ……やっぱり……」
桐生
「なに?」
まゆ?
「…………まゆと話すためにこんなところに来たんですね?」
241 :
◆I53lPPif0o
[saga]:2016/11/27(日) 14:27:02.62 ID:n7rVmEito
桐生
「……そうだ。お前は誰だ?」
まゆ
「まゆのことを知ろうとしてくれてるんです……嬉しい……」
「素人が知ろうとしてる…………ふふ」
まゆ
「まゆは、佐久間まゆ、と言います。まゆと呼んでくださいねぇ?」
桐生
「…………その佐久間が、何故俺をつけ回してたんだ?」
まゆ
「まゆ、ですよ?」
桐生
「名前なんてどうでも良い」
まゆ
「……まゆは悪さをする気はないですよ? 一馬さんと、仲良くしたいだけですから……」
桐生
「…………なんだと? 何故俺の名前を」
スッ
まゆ
「落とし物……ですよ?」
桐生
「俺の名刺……いつの間に……!?」
242 :
◆I53lPPif0o
[saga]:2016/11/27(日) 14:27:30.11 ID:n7rVmEito
まゆ
「桐生さん……運命って、信じますか?」
桐生
「……運命?」
まゆ
「はい。運命です」
桐生
「…………さぁな。俺はいつも、ただ前を向いて走り続けただけだ」
まゆ
「うふふ……。そうですか……なら……」シュッ!
桐生
「(リボンが……絡み付いてくる!?)」
桐生
「……なんの真似だ!」
243 :
◆I53lPPif0o
[saga]:2016/11/27(日) 14:28:12.04 ID:n7rVmEito
まゆ
「まゆと桐生さんとの赤い糸……これは運命ですから……うふ」
桐生
「なに……?」
まゆ
「はい。……まゆに、ティンと来てくれますよね?」
桐生
「(……意味が分からないが……そう言われてみてみれば……)」
桐生
「ティンと来た」
まゆ
「反応、薄くないですか? まゆ、一応読者モデルなんですけど……少し、残念です」
桐生
「この状況で素直にティンと来れる訳ねぇだろうが……」
桐生
「(くっ……なんだ、このリボン……硬すぎる……!)」
244 :
◆I53lPPif0o
[saga]:2016/11/27(日) 14:29:04.69 ID:n7rVmEito
まゆ
「うふ。でも、すぐにまゆしか見れないようにしてあげますから……楽しみにしててくださいね? プロデューサーさん♪」
桐生
「プロデューサー……なんだと? どういうことだ?」
まゆ
「まゆは、プロデューサーさんに見てもらえるように……765プロに所属することに決めましたから。もう電話もしてあります」
桐生
「…………………………いや……待て。お前は俺や765プロに危害を加える訳じゃなく、ただ765プロに入るってことか?」
まゆ
「はい♪」
桐生
「……なら、なんで俺をつけ回したんだ? それと何故俺を今拘束してる?」
まゆ
「最初はプロデューサーさんと運命のような出会いをしようと思ったんですけど、プロデューサーさんに隙が無かったので……でも、プロデューサーさんの方から、まゆに興味を持ってくれて、とても嬉しいんです……」
桐生
「(…………最近の子供が……分からない……)」
245 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/27(日) 14:29:10.18 ID:2MEthgC6o
しれっと混ざってる楓さんはなんなんだ…
246 :
◆I53lPPif0o
[saga]:2016/11/27(日) 14:29:30.51 ID:n7rVmEito
まゆ
「まゆは……プロデューサーさんに言われたことはなんでもやりますから。……なんでも……うふ……」
桐生
「(と、とにかく……ティンと来ることに間違いは無いんだ。こいつのことはこれから知っていけば良いだろう……)」
佐久間 まゆをスカウトした!
まゆ
「それでは……まゆは765プロに行きますねぇ? プロデューサーさんも……すぐに来てくださいね」
シュルッ
桐生
「あ、あぁ……」
タッ、タッ……
桐生
「…………これで三人か……さて、と……」
桐生
「おい、そこのお前……隠れてないで出てこい」
247 :
◆I53lPPif0o
[saga]:2016/11/27(日) 14:30:20.11 ID:n7rVmEito
…………スゥ
「バレてたんですね」
桐生
「変なこと言ってる奴がいたら、気付くだろ普通は」
「警戒の経過、良いですか? ……なんて」
桐生
「どんな反応をすれば良いか困るんだが……」
楓
「高垣 楓です。よろしくお願いします」
デンデンッ!
高 垣 楓
桐生
「しれっと自己紹介してんじゃねぇよ……まぁ良い、それで……お前はなんで俺をつけてたんだ?」
楓
「…………そうですねぇ……あなたが気になったから……が理由じゃダメですか?」
248 :
◆I53lPPif0o
[saga]:2016/11/27(日) 14:30:46.98 ID:n7rVmEito
桐生
「…………納得できねぇな」
楓
「うーん。……観察してたのは事実です。悪気は無かったんですけどね?」
桐生
「人のことつけておいて悪気は無かったってのも……いや、さっきの佐久間はそうなのか……?」
楓
「あなたに惹かれたんですよ」
桐生
「…………」
楓
「……信用してもらえないみたいですね」
桐生
「裏がある奴を信用出来ると思うか?」
楓
「悪意は無いですよ、本当に」
249 :
◆I53lPPif0o
[saga]:2016/11/27(日) 14:31:30.84 ID:n7rVmEito
桐生
「(…………嘘はついてないような気がするが……)」
桐生
「素直に出てきたってことは、何か話があるんだろ?」
楓
「ふふ……修羅場を潜り抜けてるだけはありますね。……東城会四代目、桐生 一馬さん」
桐生
「……」
楓
「あ。私はなんの肩書きもない一般人ですよ? ちょっと裏の事情に詳しいだけの一般人です。桐生さんが隠してると思って黙ってたんですけどね……」
桐生
「御託は良い。結局何が言いたい」
楓
「……私のプロデュース……してみませんか?」
桐生
「なに……?」
250 :
◆I53lPPif0o
[saga]:2016/11/27(日) 14:32:47.36 ID:n7rVmEito
楓
「だめですか?」
桐生
「いや……ちょっと待て」
楓
「桐生さんの経歴を考えれば、今ここで私を拒みたいのは分かります。信用させられる何かも、私にはありません。でも……私はあなたに、桐生さんにプロデュースされたいと思っています」
桐生
「……それなら、回りっくどいことはしないで正面から来れば良かったじゃねぇか」
楓
「ふふ……照れ屋なんです、私って。どうやって声をかけようか悩んでたんですよ。せっかく桐生さんを見つけたんだから、って。その時に、今の……まゆちゃん? が声をかけたので、私もーと」
桐生
「どういうことなんだ?」
楓
「内緒です。乙女の秘密ですから」
桐生
「…………。分かった、お前をスカウトする。ただ……」
楓
「大丈夫ですよ。私は、裏切りませんから」
桐生
「……」
桐生
「(今日のスカウトはここまでにしよう。高垣と765プロに戻ろう)」
251 :
◆I53lPPif0o
[saga]:2016/11/27(日) 14:38:58.76 ID:n7rVmEito
ここまでで
アンケートありがとうございますー
集計の結果
1 一人
2 二人
3 七人
4 五人
5 一人
の為、軽くバトル時々ガチバトル
ということにします
いつになるかは分かりませんが、あやめ、きらり、真(765)などのアイドルたちと戦う展開を構想してます
何度も言いますが当方にアイドルを貶めたり、リョナる気持ちは一切ありません
パラレルワールドとしてお楽しみくださいませ
252 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/27(日) 17:35:04.02 ID:7vYuVv0wo
こぶし(発声法)で語るのもありやで
253 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/27(日) 18:46:53.19 ID:wSmpLWIgo
乙
254 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/27(日) 18:52:20.31 ID:A1GWrvjto
乙
まゆ、何だかんだで真島の兄貴と気が合ったりぶつかり合いそう
255 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/27(日) 18:57:42.68 ID:3zPtzF2wo
乙
あー、やっぱりその辺の面子か
拓海の時みたいに男の強さを見せてやって欲しい
256 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/27(日) 20:22:59.37 ID:MW+fh/5To
ソウルヌードバトルならどんなアイドルとも殴り合えるぞ
257 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/27(日) 23:59:38.09 ID:RYoKpY+y0
>>251
ヤクザとか外道連中がアイドルに手を上げてそれをみた桐生ちゃんが
ギャラドスの如く暴れまわる展開ならいいんじゃね?
258 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/28(月) 00:58:46.55 ID:Ge+HoFYNo
龍の尻尾を踏むのは龍が如く名物だからな
259 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/28(月) 03:06:46.93 ID:We+K3JF00
まあ、4の谷村編で師匠ポジションの女性相手と戦闘は有ったからなぁ組手って形で。
地味にシリーズ初めての女性との喧嘩
260 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/28(月) 03:47:35.70 ID:Ff9GZ4kC0
きらりがどういう戦い方をするのか凄く気になる…
壊し屋で力任せに単車を持ち上げそうなイメージが浮かんでまう!!
1ちゃん…やっぱごっついわぁ。
261 :
◆I53lPPif0o
[saga]:2016/11/28(月) 06:37:16.02 ID:cCRKdU7ko
ふと思ったんですけど、だいたいサブストーリーって発展して一個辺り4〜5話くらいありますよね
そしてアイドル一人一人にサブストーリーを入れるとしたら……書く量、半端ないことになりますよね
これからアイドルもちょっとずつ増やして行くし……
トンズラする準備はできたぜ!
262 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/28(月) 06:48:07.86 ID:5E2QCcNsO
765プロが揺れている……!?
263 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/28(月) 07:23:36.92 ID:LZlytTkNo
>>1
を逃がすな!包囲しろ!
264 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/11/28(月) 11:25:17.74 ID:M8peUUvN0
亜季さん相手なら銃でもマトリックス避けで回避するんだろうな…
265 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/28(月) 11:31:14.86 ID:OS3VNAFSO
でも如くと言えば仲良くなった女とは見境なく最後はホテルでギシアンだよなぁ
期待してる
266 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/11/28(月) 12:03:07.57 ID:M8peUUvN0
ダニィ!?如くの世界は、パラガスP時空だって!?
267 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/11/28(月) 12:03:40.87 ID:M8peUUvN0
ダニィ!?如くの世界は、パラガスP時空だって!?
268 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/11/28(月) 12:05:12.12 ID:M8peUUvN0
上すみません、2回押しちゃいました
269 :
◆I53lPPif0o
[saga]:2016/11/28(月) 12:24:38.32 ID:wqxyhxfAo
悪いがエロはNGなんだ
270 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/28(月) 13:02:22.97 ID:ISRMtpq6o
本筋だけでいいよ。エタるくらいなら
楽しみにしてるから頑張って
271 :
◆I53lPPif0o
[saga]:2016/11/28(月) 13:46:40.24 ID:UqRlqW18o
ガチャ
桐生
「戻りました」
社長
「おおっ! 戻ったのかね! ……ん?」
楓
「高垣 楓です。桐生さんにスカウトされました、よろしくお願いします」
社長
「………………」
楓
「…………?」
社長
「ティン」
楓
「え?」
社長
「と…………」
社長
「来たーーー!!!」社長ドアップ
楓
「!?」
272 :
◆I53lPPif0o
[saga]:2016/11/28(月) 13:47:06.52 ID:UqRlqW18o
社長
「き、君ぃ! 君は素晴らしいよまったく! こんな子を連れてくるなんて、やはり私の目に狂いは無かったんだ! いやぁ嬉しいよ! ありがとう、桐生くん! 今日だけで四人も集めるなんて、君はまったく、何度言っても足りないがやはり君には才能がある!」
桐生
「ふっ……褒めすぎです、社長」
社長
「いいや! 君はきっと最高のプロデューサーになれる……私はそう確信したよ! さぁ、高垣くん! 私の方から説明をしよう、ついてきたまえ!」
楓
「はい」
ガチャ
桐生
「(今回のスカウトは大成功だな。社長も喜んでくれた、これからも頑張ろう)」
スカウトマンレベルG
【初めてのスカウトマン】
↓
スカウトマンレベルF
【駆け出しスカウトマン】
ロケットダッシュ を覚えた
273 :
◆I53lPPif0o
[saga]:2016/11/28(月) 13:47:33.43 ID:UqRlqW18o
音無
「お疲れ様でした! 明日までに名刺は用意しておきますね」
桐生
「あぁ、頼んだ」
小鳥
「あ、そうだ! はい、桐生さん!」
桐生
「ん……」
自室の鍵を手に入れた
アジトが使用可能になりました
桐生
「これは?」
ちひろ
「いやいや……いつまでも病院をホテル代りにする訳にはいかないじゃないですか? なので、これからは社員寮に住んでもらいます。もちろん自分の家があるならそちらでも構いませんが、桐生さんはまだ難しいですよね?」
桐生
「なるほど……」
274 :
◆I53lPPif0o
[saga]:2016/11/28(月) 13:48:09.14 ID:UqRlqW18o
ちひろ
「アイドル用の寮は二階より上、私と音無さん、桐生さんは一階です。……同じ寮ではありますが、変なことをしたら……」
桐生
「しねぇよ」
小鳥
「ふふ、信用してますよ。社寮なので【部屋の改造】は行えませんが、桐生さんはまだそんなのを気にしてる余裕はないですよね。余裕が出来てきたら、部屋を借りたりして部屋を自分好みにアレンジすると楽しいですよ!」
桐生
「なるほどな……」フッ
小鳥
「部屋に人を呼ぶこともできます。……女の子を部屋に呼ぶことは、くれぐれも控えてくださいね?」
桐生
「だからしねぇって……しつけぇなぁ」
小鳥
「分かってはいるんですけどね。それでも、アイドルのスキャンダルは怖いんですよ……」
275 :
◆I53lPPif0o
[saga]:2016/11/28(月) 13:48:37.40 ID:UqRlqW18o
桐生
「いや、怒ってる訳じゃないんだ。悪かった」
小鳥
「ふふ、いいえ! それじゃあお疲れ様でした!」
桐生
「(今日はもう遅い、帰ろう)」
ガチャ
自室へ帰れ
デンッ、カンッ♪
スタスタッ……
桐生
「(あそこか……歩いて五分、いい距離だな)」
桐生
「……ん? なっ!?」
作業員
「あ、あぶなーい!! 崩れるぞー!! 逃げろー!!」
グラッ!
276 :
◆I53lPPif0o
[saga]:2016/11/28(月) 13:49:03.83 ID:UqRlqW18o
作業員
「ひ、人が!」
桐生
「クソッ!!」
ダダダダッ!!!
桐生
「うぉぉおおおおおおお!!!!!」
ギュッ……ドザァ!!
ドガラガッシャーン!!!
きゃー!!!
桐生
「はぁっ……! はぁっ……!」
「う……」
桐生
「大丈夫か! しっかりしろ!」
「……え? あ……」
桐生
「(ぐっ……こんな時にティンとしてる場合じゃねぇ!)」
277 :
◆I53lPPif0o
[saga]:2016/11/28(月) 13:49:32.59 ID:UqRlqW18o
作業員
「だ、大丈夫ですか!?」
桐生
「おいっ! 救急車ぁ! 早くしろ!」
「あ……いえ、私は大丈夫です! それよりも、あなたの方は……」
桐生
「ん? 俺は平気だ……それよりも、本当にどこも痛くないんだな?」
「は、はい……。……なんで……」
桐生
「どうした?」
「い、いえ!」
作業員
「と、とにかく……無事で良かった……」
桐生
「良い訳ねぇだろうが!! 人が一人死ぬところだったんだ!! 気をつけろ!!」
作業員
「ひっ! す、すいません!!」
278 :
◆I53lPPif0o
[saga]:2016/11/28(月) 13:50:32.08 ID:UqRlqW18o
桐生
「ったく……今回は全員無事だったから良かったが……」
作業員
「本当に申し訳ありませんでした!!」ドゲザァ
桐生
「もう良いって。二度と無いようにしろよ」
「あの……助けてくれて、ありがとうございました。名前を……教えてもらっても、良いですか?」
桐生
「あぁ……桐生 一馬だ。お前は?」
茄子
「桐生……。…………私は……鷹富士茄子、です」
桐生
「ほう……1富士2鷹3茄子って訳か、縁起が良いな。たまたま俺がここにいて、運が良かったな」フッ
茄子
「…………そうじゃ…………」
桐生
「ん? なにか言ったか?」
茄子
「すいません、私……急いでて……ごめんなさい!」ダッ
279 :
◆I53lPPif0o
[saga]:2016/11/28(月) 13:51:06.53 ID:UqRlqW18o
桐生
「…………顔色が悪かったな、無理もないか。死にかけたんだからな。俺も帰るか」
タッタッ
桐生
「(今日は一日歩き回って疲れたな……。もう寝よう)」
………………
…………
……
280 :
◆I53lPPif0o
[saga]:2016/11/28(月) 13:51:44.46 ID:UqRlqW18o
ここまでで
281 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/28(月) 14:24:44.61 ID:irziLhgLO
帰って寝る(サブ消化後)
282 :
◆I53lPPif0o
[saga]:2016/11/28(月) 14:33:13.65 ID:zZ7x6Twho
サブ(白目)
283 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/28(月) 15:01:02.81 ID:6cNIkUcNo
(サブこなしつつコインロッカーの鍵探す序でに)アイドルをスカウト
284 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/28(月) 16:12:58.61 ID:nmuhgXDQ0
↑のついでに本筋を進める。
285 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/28(月) 18:49:12.87 ID:H9kVGinNo
途中からサフストーリーとコインロッカー探しがメインになる
スカウトはサブ追っかけてたらたまたまティン!と来る
286 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/29(火) 00:07:48.16 ID:oYFbi5ij0
全飲食店の全メニュー制覇もせねばならぬしキャバ嬢漁るし他にも誇張抜きで一杯有るし…
何でこんなに忙しいんだろうなこのおじさん。
287 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/29(火) 06:14:21.67 ID:U67MNLb8O
スカウト能力gじゃ一人もスカウトできんやろ街頭ティッシュ配りレベルやぞ
最初からsラングラーやんけ
288 :
◆I53lPPif0o
[saga]:2016/11/29(火) 07:40:23.55 ID:a9IbQ0FXo
スカウトした人数だから……(震え
289 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/29(火) 10:01:11.30 ID:IO77OQ4X0
教えてくれ
>>1
よ、俺は龍が如く6の体験版をやるべきなのかそれともさっき購入したばかりの
FF15をやるべきなのかを・・・
290 :
◆I53lPPif0o
[saga]:2016/11/29(火) 10:37:36.04 ID:a9IbQ0FXo
>>289
龍が如く6の本編をやれば良いじゃない(ドヤァ
マジレスすると龍が如く6出るまでにFFクリアしておいたほうが良いと思います龍が如くを楽しむためにも
291 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/29(火) 10:49:30.19 ID:U67MNLb8O
>>289
マジレスすると一作目からした方が良い。ストーリーがきちんとあるからね
292 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/29(火) 11:24:41.79 ID:MScpSjuYo
時系列でやるなら0からだな
293 :
◆I53lPPif0o
[saga]:2016/11/29(火) 11:31:05.54 ID:M05q/Jcbo
無印→2→3→4→5→0→極
とやってほしいファン心
294 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/29(火) 12:21:06.87 ID:ap5OaNSto
極から始めました(小声)
295 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/29(火) 12:21:26.30 ID:xqomfZNjo
体験版配信されたし、6をあらかたするまではスレに来れんな
296 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/29(火) 16:17:58.12 ID:Mvy7ZvKAo
PS4で過去作出来ねーかなぁ
でもまたあのサブ達を一からやると思うと憂鬱になるな
297 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/29(火) 17:41:10.46 ID:iKhnoCmaO
6ってすごい駄作らしいね
今までの中で最悪だって話題で持ちきりだよ
298 :
◆I53lPPif0o
[saga]:2016/11/29(火) 18:21:09.30 ID:M05q/Jcbo
>>294
無印と極を比較して楽しんでもらいたいけど無印→極とやるとだれる上に、0→極で続いてるところがあるから、間にシリーズ挟むと都合が良いって話で、別に極からやるぶんには大丈夫かと
299 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/29(火) 18:26:39.56 ID:1kdxazi0o
とりあえずデレステ走りながら龍が如くしてれば問題ないな
300 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/29(火) 18:41:17.12 ID:J+ehCs+7O
手で龍が如く、足デレステやればいいんだ!
余裕があったらFFで
301 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/30(水) 04:32:09.42 ID:Adxy2Ayl0
>>293
オブジエンドは?
302 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/11/30(水) 07:34:28.19 ID:ZMy011OG0
見参、クロヒョウ、維新もあるな。
303 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/30(水) 12:59:30.50 ID:CIfJAbrj0
>>291
龍が如くは全作品プレイ済みよ
しかしお試し版楽しいんだけど、ダッシュ強化できなくて
桐生ちゃんがおじいちゃん並の体力しかないように見えて笑うわwwwwww
304 :
◆I53lPPif0o
[saga]:2016/11/30(水) 13:06:31.70 ID:b/uuUTAZo
>>303
0も割りとそんな感じやで
とうとう桐生ちゃんも老いて弱くなり始めたようだな……
305 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/30(水) 16:00:49.76 ID:5Xwr2FSTO
終わる頃には前作より強くなるからへーきへーき
306 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/30(水) 16:35:24.75 ID:3mY9JgO7O
>>303
いや若い頃から痴呆入ってるでしょ毎回覚えた技から何からすっからかんに忘れて体力面落ちまくりで老化も早い
307 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/30(水) 18:56:22.13 ID:i6sNQ8ISo
毎回前線離れてる期間1,2年あるし...(震え声)
308 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/30(水) 20:46:14.53 ID:anInuGx8O
シリーズ毎の戦いが終わる度に日常に戻ろうと一生懸命に忘れてるんだよ
309 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/12/01(木) 01:13:33.10 ID:kxQjB5x10
あと桐生ちゃんの成長システムがいままでと全然違ってたのに謎の既視感を
覚えたんだがバッティングセンターに行った時にその既視感の正体に気づいた
まんまパワ○ロじゃねえか!!!
310 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/12/01(木) 06:18:34.41 ID:DVSC4AND0
0含めて現状6回以上100km軽く走り回る人生送ってる筈なのに老化の異常な早さは不思議だよなあ…
311 :
◆I53lPPif0o
[saga]:2016/12/01(木) 13:29:08.69 ID:VJCUG2D+o
ガチャ
桐生
「おはようございます」
小鳥ちひろ
「おはようごさいます!」
社長
「やぁおはよう、桐生くん!」
桐生
「はい。今日は……?」
社長
「うむ! 今日は、みんなに歌を歌ってもらおうと思っていてね」
桐生
「歌ですか?」
社長
「アイドルにとって、歌というのは特に大事なものだ。ただ上手いだけじゃダメなのは分かるだろう? その歌の魅力を引き出す歌い方というものがあるからね」
桐生
「なるほど……」フッ
社長
「君は歌にもそれなりに自信があるみたいだね。うむ、それでは着いてきたまえ」
312 :
◆I53lPPif0o
[saga]:2016/12/01(木) 13:29:41.97 ID:VJCUG2D+o
ガチャ
社長
「やぁ諸君! おはよう!」
アイドル達
「おはようございます!」
社長
「うむうむ……懐かしいねぇ、この感じ。今日は伝えていた通り、君たちに一人ずつ歌ってもらうつもりなんだが、準備は良いかね?」
李衣菜
「はい! 準備はバッチリです!」
時子
「面倒だけれど、たまには豚の懇願を受け入れてあげるわ」
社長
「うむ! やる気は十分のようだね! それじゃあまずは輿水くん! やってくれるかね!」
幸子
「任せてください!」
………………
…………
……
桐生
「(全員の歌を聞き終えたが……心に響くものは無かったな……)」
社長
「うーむ……。確かに悪くはないんだが、やはりまだまだ原石と言ったところだ。だが、君たちはこんなところで終わるような子たちではないぞ!」
313 :
◆I53lPPif0o
[saga]:2016/12/01(木) 13:30:11.36 ID:VJCUG2D+o
幸子
「難しいですね……」
楓
「感情を歌に乗せる……言葉にするだけだと簡単そうなんですけど……」
社長
「ははは、最初はそんなものだよ。桐生くん、大体皆の実力は分かったかね?」
桐生
「はい。基礎は、輿水、財前、多田……それと高垣。四人は大丈夫なようですね。向井は歌い方を知らないみたいだな」
拓海
「歌なんて、中学ん時にちょっと歌ったくらいだしな……」
桐生
「大丈夫だ、お前は良い声をしている。それに、でかい声を出すのは得意だろ? 練習さえすれば、聞く人間の魂を揺さぶる……そんな歌い方が出来るようになるだろうな」
拓海
「……へっ」
桐生
「鷺沢は、歌に照れが混じってるぜ。そういう歌なら良いかも知れねぇが、お前の歌ったこの9:02pmって歌はそういう気持ちの入る歌じゃねぇ。自分の声量に合わせた歌を選んだのは良いことだから、恥じらいを捨てるところから始めよう」
文香
「は、はい……ごめんなさい……」
桐生
「最後に佐久間……。お前はなんというか……歌に俺への感情をぶつけてくんじゃねぇ。目が逢いすぎるんだよ、お前は……」
まゆ
「うふふふふ……ごめんなさい、プロデューサーさん」
桐生
「(こんなところだな……。ふっ、我ながら良いアドバイスができたと思う)」
314 :
◆I53lPPif0o
[saga]:2016/12/01(木) 13:30:47.63 ID:VJCUG2D+o
李衣菜
「うーん…難しいなぁ………あ、桐生さん! 桐生さんも歌って、お手本見せてくださいよ!」
桐生
「なに?」
時子
「そうね……偉そうなことをブヒブヒと言っている豚なら、それくらいのことができるのよねぇ……?」
桐生
「…………」
社長
「桐生くん、どうだね?」
桐生
「分かりました。古い歌ですけど、良いでしょうか?」
社長
「うむ! さぁ、君の実力を見せてくれたまえ!」
ピッ
【ばかみたい】
〜♪ 〜♪ 〜♪
<がんばってー!(空耳)
315 :
◆I53lPPif0o
[saga]:2016/12/01(木) 13:31:14.67 ID:VJCUG2D+o
桐生
「馬鹿みたい……子供なのね……」
桐生
「夢を……追って傷ついて……」
<ステキ……(空耳)
楓
「(甘い声……聞き惚れちゃいそうですね……)」
桐生
「嘘が……下手なくせに。笑えない……笑顔、見せた……」
<切ない歌だね……(空耳)
まゆ
「(歌の世界に引き込まれそう……桐生さんの声、魅力的です……うふ……)」
桐生
「I love youも、ろくに言わない……口下手で、ほんまに不器用……」
<心に歌が染み込んでくるよ……(空耳)
李衣菜
「(う……ロックな歌じゃないのに、なんで泣きそうになってるんだろう、私……!)」
316 :
◆I53lPPif0o
[saga]:2016/12/01(木) 13:31:43.11 ID:VJCUG2D+o
桐生
「なのに……なのに、どうして……」
<ステキ……(空耳)
時子
「(豚のくせに……。私の心を……こんなに揺さぶる歌を歌うなんて……生意気ね……)」
桐生
「サヨナラは……言えたの……」
社長
「(こ、これは!!?)」
(暗転。場面転換)
桐生
「だめだね……だめよ、だめなのよ……」
<ひゅー!(空耳)
拓海
「(な、なんだこれ!? どこだここ!?)」
317 :
◆I53lPPif0o
[saga]:2016/12/01(木) 13:32:23.02 ID:VJCUG2D+o
桐生
「あんたが、好きで……好きすぎて……」
文香
「(あの写真には……何が写ってるんでしょう……?)」グスッ
桐生
「どれだけ……強いお酒でも……」
<ひゅー!(空耳)
幸子
「(こんな……こんなことが起こるんですか、現実的に考えて……どれだけの……どれだけの表現力があれば……!?)」グスッ
桐生
「歪まない……思い出が……」
桐生
「馬鹿みたい……」
<切ない歌だね……(空耳)
(暗転。場面転換)
200 200 200 200 190
990
デデデッデデデテン
318 :
◆I53lPPif0o
[saga]:2016/12/01(木) 13:33:05.47 ID:VJCUG2D+o
桐生
「ふっ……どうだった?」
幸子
「…………完敗です……。こんなものを見せつけられたら……負けを認めるしかないじゃないですか……!」グスッ
楓
「……今度、一緒にお酒を飲みましょうね……」グスン
拓海
「く、くそ……歌聞いて泣くなんて……」グスッ
桐生
「(ふっ……心に響く歌を歌えたようだな……)」
社長
「君には、驚かされてばかりだ。まさか、歌の表現力で聞くものにイメージを想像させて、幻覚を見せるまでに至るとは……。君がもう少し若ければ、と言わざるを得んよ……」
桐生
「ふっ……いずれは、ここにいる全員に出来るようになってもらいますよ」
李衣菜
「桐生さん……私……。きっと、ロックなアイドルになりますからぁ……握手してください……!!」ギュッ
まゆ
「うふ……うふふ……うふふふふふ……」
桐生
「(レッスンは大成功のようだ。上手く歌えて良かったな)」
社長
「今日は歌のレッスンを午後まですることにしよう。今日でなにか、コツのようなものを掴めるように頑張ってくれたまえ! 桐生くん、頼んだよ!」
桐生
「はい、分かりました」
………………
…………
……
319 :
◆I53lPPif0o
[saga]:2016/12/01(木) 13:33:31.74 ID:VJCUG2D+o
桐生
「こんなところだな。皆、初めよりも大分上手くなったぞ。だが、毎日続けることでより成長できる。怠らないようにな」
アイドルたち
「はい!」
桐生
「(さてと……このあとはどうするか……)」
小鳥
「桐生さん……あのぉ……お客さんが来たんですが……」
桐生
「え? ……客? ……分かりました」
桐生
「(俺に客……誰だ……?)」
小鳥
「多分、ヤクザです……気を付けてください……」ヒソヒソ
桐生
「……分かりました」ヒソヒソ
タッタッ
ガチャ
桐生
「(…………三人か……)」
ヤクザ
「…………」
320 :
◆I53lPPif0o
[saga]:2016/12/01(木) 13:33:58.75 ID:VJCUG2D+o
桐生
「なんだテメェらは」
真島組構成員
「桐生さん、いきなりすいません。真島組の者です」
桐生
「なに?」
真島組構成員
「急で悪いのですが……桐生さん、親父が呼んでいるので、ついて来てもらえませんか?」
桐生
「なに、真島の兄さんが……?」
真島組構成員
「はい。お願いします」
桐生
「分かった。……少し待ってくれ」
ピッ
桐生
「……もしもし」
社長
『桐生くん、大丈夫かね!?』
321 :
◆I53lPPif0o
[saga]:2016/12/01(木) 13:34:25.66 ID:VJCUG2D+o
桐生
「はい……すいません、少し出てきても良いでしょうか?」
社長
『……む? 平気……なのかね?』
桐生
「はい。昔からの……知り合いです」
社長
『分かった。……くれぐれも、無茶をしないでくれよ、桐生くん』
桐生
「ありがとうございます」
ピッ
桐生
「待たせたな。案内してくれ」
真島組構成員
「ありがとうございます。どうぞ、乗ってください」
バタン
ブロロロロロ……
………………
…………
……
322 :
◆I53lPPif0o
[saga]:2016/12/01(木) 13:35:06.14 ID:VJCUG2D+o
コンコン
ガチャ
真島組構成員
「失礼します。親父、桐生さんをお連れしました」
桐生
「……真島の兄さん」
真島
「おー桐生ちゃん! まっとったでぇ……」
デンデンッ!
東城会直系真島組組長
真 島 吾 朗
待ってくれ
「ほれ、はよ座りや」
桐生
「あぁ」
真島組構成員
「それでは、何かあったらお呼びください」
バタン
真島
「桐生ちゃん、今まで何しとったねん。ずぅっと探しとったのにどこにもおらへんから、沈められたんか思うて夜も寝られへんかったんやでぇ?」
桐生
「心配かけちまったみたいだな……それに、遥のことも、世話になった」
323 :
◆I53lPPif0o
[saga]:2016/12/01(木) 13:35:32.05 ID:VJCUG2D+o
真島
「やめぇや。俺は約束は破らんちゅうだけや。で、桐生ちゃん……そないな眼鏡と帽子なんぞ被って変装して……何やっとんねん?」
桐生
「…………アイドルの、プロデューサーだ」
真島
「はぁー? なに寝惚けたこといってんねや桐生ちゃん!?」
桐生
「本当だ」
真島
「何か面倒な理由がありそうやのぉ……よっしゃ、ワシに聞かせてくれや桐生ちゃん」
桐生
「……あぁ。真島の兄さんなら、安心できる」
…………
真島
「ほー……なるほどのぅ。まぁだ、遥ちゃんは安心できへん言うことかいな。見苦しいのぉ、芸能界のお偉方っちゅうんは」
桐生
「そういう訳で、俺は今765プロでプロデューサーをやりながら、遥を追う奴らの手掛かりを見つけようとしてる、ということだ」
324 :
◆I53lPPif0o
[saga]:2016/12/01(木) 13:35:58.10 ID:VJCUG2D+o
真島
「なるほど、話は分かった。……安心したわ、桐生ちゃんを殺さんで済んで」
ぶんっ(ドスを投げる)
がちゃ
桐生
「……どういうことだ?」
真島
「……765プロに出入りしとるっちゅう情報はつかんどったんや。せやけど、桐生ちゃんがそうしてる理由が分からん。遥ちゃんもどこにもおるかも分からんし、桐生ちゃんは動こうとせん。分からんことだらけや……ほんなら、真意確かめなしょうがないやろ」
桐生
「兄さん……」
真島
「ま、俺は初めからなぁんも心配しとらんかったけどな。……もし、桐生ちゃんが遥ちゃんを捨てて逃げるつもりなら……ちゅう訳や。ま、話が分かって一息ついたで」
桐生
「真島の兄さん。俺は……もう何からも逃げねぇ。今まで、ずっと色んな重たい物から逃げて生きてきた。俺ぁ……周りの奴らが思ってるような人間じゃねぇ。どうしようもねぇ半端者だ」
真島
「…………」
桐生
「だがな……それでも……俺の大切な家族だけは、何があっても見捨てやしねぇ。あいつらの為なら俺の命、いくらでも捨てる覚悟は出来てる」
325 :
◆I53lPPif0o
[saga]:2016/12/01(木) 13:36:25.29 ID:VJCUG2D+o
真島
「……それでこそ、俺が見込んだ男や」
桐生
「気にかけてくれてありがとう、真島の兄さん」
真島
「気にすんなや。俺の楽しみでもあるからなぁ」
桐生
「……兄さん。もし、また俺が何かから逃げようとしたり、諦めようとしたら……その時は、ぶん殴ってでも、俺を止めてくれ。あんたにしか頼めねぇ」
真島
「ふん、言われんでも当たり前じゃボケェ。そない情けないこと言うなや桐生ちゃん」
桐生
「……ふっ。すまない」
真島
「何か困ったことがあったらいつでも言えや。出来ることはしたるで」
桐生
「助かる。……早速ひとつ、頼んでも良いか?」
326 :
◆I53lPPif0o
[saga]:2016/12/01(木) 13:36:57.17 ID:VJCUG2D+o
真島
「おう、なんでも言えや。なんや、俺をスカウトするんか?」
桐生
「いや、流石に歳が……」
真島
「なんやとぉ!? ワシの華麗なダンス見てもそないなこと言えんのか!」
立ち上がり、華麗なステップを踏む真島……
桐生
「いや、確かに目を見張るものはあるが……アイドルには中々難しいな……」
真島
「そか……」(´・ω・)
桐生
「俺たちも、歳を取っちまったってことだな……」(´・ω・)
真島
「…………」
桐生
「…………」
桐生
「それで、頼みなんだが……藤井組のアジトを探してほしい」
真島
「お、おう。……って藤井組ぃ? なんやそれ、チンピラ集団になんの用やねん」
327 :
◆I53lPPif0o
[saga]:2016/12/01(木) 13:37:24.04 ID:VJCUG2D+o
桐生
「藤井組は、親から頼まれて765プロに脅しかけてた奴らだ。もしかしたら、どこかからの依頼かもしれねぇ、そこから足が掴めるかも知れないんだ」
真島
「そういうことかいな。分かったでぇ、そう時間もかからん。見つけたら全員半殺しにして桐生ちゃんの前に晒せばええか?」
桐生
「いや待て。場所を見つけてくれるだけで良いんだ。そこからは俺が何とかする」
真島
「なんやねんつまらんのぅ!」
桐生
「あまり大勢で動くと、警戒が強くなるかもしれねぇ。一分でも一秒でも早く遥に安心して外を歩かせてやりてぇんだ、頼む」
真島
「……分かったわ……。そん代わり、派手な喧嘩になったら呼べや桐生ちゃん! 約束やで!」
桐生
「ふっ……あんたもかわんねぇな……」
真島
「ヒヒ……」
………………
…………
……
328 :
◆I53lPPif0o
[saga]:2016/12/01(木) 13:37:50.16 ID:VJCUG2D+o
桐生
「(真島の兄さんの協力が得られたのは助かったな。連絡が来るのを待とう)」
ピリリ、ピリリ
メール:カメヤ
桐生さん! 港区でクールビューティな女の人を見つけました!
なにかイライラしている様子でしたが、それでも十分魅力のある人だと思います!
たまに見かけるので、スカウトしてみてはいかがでしょうか?
送付写真
桐生
「(港区か……時間があるときに、行ってみることにしよう。写真で見てもかなりのティンと来るぜ……)」
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