シン「俺がIS学園に転入・・・で、ありますか」

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

1 : ◆y210ZVlxiQHI :2016/10/16(日) 22:47:52.46 ID:nLNVILy+0
タリア「貴方にISの適性が確認された以上、それが最善なのよ。貴方だって、実験動物扱いは嫌でしょう?」

シン「・・・そりゃ、まあ・・・」

タリア「不服なのはわかるけれど了承して頂戴。・・日本で男性操縦者なんてのが見つからなければこんな事態にはならずに済んだのだけれど、経緯はともかく軍は貴方に期待しているわ。苦労するだろうけど、頑張って頂戴」

シン「・・・了解です」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1476625672
2 : ◆y210ZVlxiQHI :2016/10/16(日) 23:00:38.03 ID:nLNVILy+0
数日後

千冬「さて、クラス代表を決めたい所だったが、急遽見付かった男性操縦者がこのクラスに入る事になった。・・入れ」

シン「・・えっと、シン・アスカです。皆さんとは今日から共に勉学に励む事になりました。よろしくお願いします」

千冬「アスカはお前たちより一つ上だが、クラスメイトである以上平等だ、良いな。」

シン「了解です。」

千冬「では、改めてクラス代表を決めたいと思う。クラス代表は再来週のクラス対抗戦に出る選手にもなる。自薦他薦は問わん。自信があるものは立候補しろ」

3 : ◆y210ZVlxiQHI :2016/10/16(日) 23:16:59.37 ID:nLNVILy+0
クラスメイト「はーいっ、織斑君を推薦します!」

一夏「お、俺っ!?」

シンの隣の席となった少年が慌てた様に立ち上がった。例の世界初の男性操縦者、織斑一夏だろう。

クラスメイト「私はアスカさんを推薦しますっ!年上だし安心して任せられると思いますっ!」

シン「なっ、ちょっと!?」

先ほどの一夏と同じ様に慌てて立ち上がる。いくら軍に居たとはいえISに乗った事などないのにそんな大役を引き受けるつもりはなかったのだから。

千冬「織斑とアスカだけか。では、どちらにするかの投票をー

セシリア「待って下さい、納得いきませんわっ!」

声を張り上げて立ち上がった金髪の少女に見覚えは有った。イギリスの代表候補、と軍の情報にあったのを脳内で確認しながら彼女に票が行かないか、と期待もしてみる。
4 : ◆y210ZVlxiQHI :2016/10/16(日) 23:35:47.82 ID:nLNVILy+0
セシリア「だいたい、男性になどクラス代表が務まる筈がありませんわ!」

正論だとシンは思った。最近見付かったばかりの男性操縦者、それに代表を務める様な技量がある筈がない、と。

セシリア「この私が居ると言うのに男性にクラス代表を任せるなど、屈辱でしかありませんわ!何より、実力では遥かに私の方が上であり私がクラス代表になるのは必然、それなのに物珍しさで何処の馬の骨とも知れない男性に任せては困りますわ!私はこの様な島国に来てまでサーカスを観賞しに来たのではありませんのよ!」

何か雲行きが怪しくなってきた、というか酷い言われ様だ。

セシリア「だいたい、文化的にも後進的な国で暮らす事自体、私には苦痛でー

シン「なら帰れば良いだろ、文句があるなら。なんなんだよアンタ、皆も喧嘩したくて俺たちを推薦した訳じゃないのに。それに、イギリスだって大して自慢出来る事ないだろ!」

我慢の限界だった。
93.73 KB Speed:0   VIP Service SS速報VIP 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 続きを読む
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)