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【ガルパン】西住みほ「あの……私、戦車道、やめます……」【劇場版】
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287 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/02(水) 23:52:39.26 ID:AyIJEL0TO
乙です。
文科省が感じる不満も一理あるな…。
支援しても強豪が勝てないならば、チーム再編の大鉈を振るうしかないからな。
>>286
「ルクレール」だと史実のフランス自由軍の戦車乗りになりまっせ。
マジノ女学院の隊長は「エクレール」ですね。
288 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/02(水) 23:59:37.08 ID:Rk/Tk1sUO
ガルパン的には戦車喫茶だな>ルクレール
289 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/03(木) 00:20:36.67 ID:pzEStUrA0
>>287
「強豪しか勝てない」の間違い?
290 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/03(木) 02:49:41.35 ID:teQqkK/ko
乙です
291 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/03(木) 17:50:38.65 ID:w/gCRuVvO
>>289
強豪しか勝てないの間違いですね。
292 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/04(金) 10:35:25.29 ID:kYm/XttQ0
乙です。
文科省の言い分にも納得できるような理由付けがされてるSSは珍しいね
293 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/04(金) 22:37:54.70 ID:jSEHh19SO
よし、みほの出番だな
294 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/04(金) 23:47:35.23 ID:TJtPcdszO
>>293
いやみほが出てもどうにもならんでしょ
295 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/11/06(日) 00:08:05.91 ID:zRUwJCeY0
〜〜〜〜
――一週間後――
ダージリン「準備はいいかしら?」
まほ「問題ない」
蝶野「二人とも、グッジョブ!大舞台なんだから胸を張りなさい!」
ダージリン「それでは、行きましょうか。私たちの戦車道を守る戦いにね」
296 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/11/06(日) 00:09:14.41 ID:zRUwJCeY0
〜〜〜〜
――学園艦教育局――
辻「それでは、そちらより陳情のあった大洗女子学園の廃校撤回についての正式な回答を伝えさせていただきます」
杏「……お願いします」
辻「戦車道の専門的な話になる可能性が高いと考えられましたので、大学戦車道連盟で理事を務められております島田流家元、島田千代さんにアドバイザーとして同席いただきますが、よろしいですね?」
しほ「……ええ」
千代「お久しぶりですね。家元襲名、おめでとうございます」
しほ「ありがとうございます。それで、回答をいただけるでしょうか?」
辻「まあもうお分かりかと思いますが、陳情を容れるわけにはいきません。大洗女子学園は廃校です」
297 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/11/06(日) 00:11:01.48 ID:zRUwJCeY0
杏「理由を、聞かせてください」
辻「頂いた再建案を読ませていただきましたが、どうも数字が客観的でない。大洗女子学園にとって最大限に楽観的に見積もった数字でしかない、そう見受けられました」
杏「資料請求、学校見学の申し込み、どれも前年度に比べて圧倒的に増加していますから、それに伴って入学申し込みも増える見込みです。それは客観的な数字とは言えないんでしょうか」
辻「なるほど、大いに結構なことでしょう。……ただ、それも大会で結果を出した今年度限りとなる可能性が非常に高いわけです。この再建案は大洗が『戦車道の名門』として来年度以降も勝ち続けることが前提となっているように思えます」
しほ「大洗は曲がりなりにもプラウダやサンダースを破って決勝まで進んでいます。決して不可能なことだとは思えませんが」
辻「しかし、あれらはまぐれで勝利したようなものでは」
しほ「戦車道にまぐれなし、あるのは実力のみ!」
辻「…………っ!」
298 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/11/06(日) 00:12:20.12 ID:zRUwJCeY0
千代「あらあら。西住流の家元はお怖いですね。『戦車道にまぐれなし』。確かにそうかもしれません。ですが、『勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし』とも言うではありませんか。負けた側に油断や慢心など、より多くの理由があっての勝利だとも言えるのではないですか?」
しほ「大洗の戦車道はかなりのレベルに達しています。実際に、決勝戦では黒森峰と対等に戦ってみせました」
千代「なるほど、個々の乗員のレベルは他校に比べて遜色ないと言えるでしょう。しかしだからこそ、より優れた環境で戦車道を学ぶほうが当人たちのためと言えるのではないでしょうか」
杏「……そのために、皆を、今ある居場所を捨てろって言うんですか?」
辻「何のことでしょうか?」
杏「文科省が新設する予定だという、新しい高校の話です」
辻「さあ、何を言っているのか」
杏「ボンプル、マジノ経営陣との交渉、パーシングやセンチュリオンの買い付け計画、旧演習場の再開発……これでもまだしらを切りますか?」
299 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/11/06(日) 00:13:16.13 ID:zRUwJCeY0
辻「誤解ですよ、それらはあくまでプロリーグのための……」
千代「そう。そこまで調べていたのね。やるじゃない」
辻「家元!」
千代「いいではありませんか。どうやったのかは知りませんが、ここまで具体的に調べてきているのです。今更知らないふりをする意味はありません」
しほ「……やはり、本当だったと。島田流はそのような企みに手を貸してまで西住流を追い落としたいということでしょうか」
千代「西住流を追い落とすために企みに手を貸す?あなたは誤解なされているようですね、西住家元。私は純粋に戦車道の未来を考えてこの計画に参加しているのです」
しほ「他のチームを完全に駆逐して、国の統制下に競技を置くことで得られる未来?そんなものはありはしないわ」
300 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/11/06(日) 00:14:17.57 ID:zRUwJCeY0
千代「いいえ。そもそも今の高校戦車道はあまりにも非合理的です。『伝統』の名のもとの硬直した戦術への執着、チーム編成に入るOG会の横槍、目を覆うほどの予算不足。優秀な指揮官や乗員がそんな中にいるのは、大きな損失ではありませんか?」
杏「だから、そこから引き抜いて救済すると?」
千代「その通りよ。優れた選手に優れた環境、優れた教育を与えて、その素質を最大限に伸ばし選手として大成させてあげること。これこそが戦車道を教えるものとしての使命。そう考えるからこそ島田流はこの計画に参加しているのです」
しほ「あなたの言うことは一面では正しいのかもしれません。ですが、そこで選ばれなかった人間はどうなるのです」
千代「……実力のない人間は、どうせどこかの段階で戦車道から離れることになる。だったら、早いうちに引導を渡してあげるのも優しさではないでしょうか?」
しほ「戦車道はあくまで礼節のある、凛々しい婦女子を育成するための武芸。競技の裾野を広げ、より多くの少女たちが戦車道を学べるようにすること。それが戦車道を教えるものとしての使命です」
301 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/11/06(日) 00:15:35.43 ID:zRUwJCeY0
千代「その結果が高校戦車道の現状ですか?国の強権でチームを統制すれば、無用なしがらみから優秀な選手を解放できます。島田流の教えなら、彼女たちをより優れた選手に育成できます」
しほ「そのために多数を切り捨てるという考えには賛同できません。それだけではありません。競争なくして強いチームの育成など不可能です」
千代「二位争いを『競争』と言えるのですか?」
しほ「少なくとも、黒森峰はどのような相手の挑戦に対しても堂々と応じます。小細工を用いて相手の戦車道そのものを破壊するような行いはしていません」
千代「あなたと話していてもらちが明かないようですね。……そちらの生徒会長さんと直接交渉をさせてもらってもよろしいかしら?」
しほ「……どうぞ」
302 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/11/06(日) 00:16:33.29 ID:zRUwJCeY0
千代「ねえ、会長さん。私はあなたの有能さを高く評価しています。私たちは争うことなく、互いにもっと有益な関係を築けると思うのだけれど」
杏「……と、いうと?」
千代「残念だけど、廃校そのものを取り消すことはできないわ。でも今いる生徒のうち、そうね……半数を新設校で引き取ります。戦車道関連の生徒以外の新規募集はしないけれど、引き取った生徒には卒業までの在籍を許すわ。その代わり、あなたは戦車道チームを取りまとめて私たちに協力する。どうかしら?」
辻「島田家元、何を……」
千代「もちろん、この提案にかかる費用は島田流で責任を持ちます。私は彼女たちを救いたいのです。彼女たちには素質があって、島田流を学べばもっと強くなれる。無理やり協力させるよりも、自分の意志でこちらに付いてくれるのならばそれが最善です。……さあ、どうかしら?半数だけでも居場所を守れる。悪い話ではないでしょう?」
しほ「…………」
303 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/11/06(日) 00:17:32.29 ID:zRUwJCeY0
杏「お断りします。半分だけじゃ意味がない。みんなの居場所を、みんなで守るって決めたんです。そのためにここまで来たんです。……それに、あなたの言うことは間違っていると思います」
千代「間違っている?なぜそう思うのかしら?」
杏「確かに、どこもそれぞれの問題を抱えてると思います。でも、アンツィオも、聖グロリアーナも、知波単も、皆自分たちの戦車道に誇りを持ってるんです。自分たちの戦車道で強くなりたいんです。勝ちたいんです。だから、それぞれの戦車道を壊すようなやり方に協力するわけにはいきません」
千代「あなた一人でそれを決めてしまうのは、横暴ではなくって?」
杏「いいんです。横暴は、生徒会に許された特権ですから」
304 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/11/06(日) 00:18:20.85 ID:zRUwJCeY0
辻「お話は以上でよろしいですね?では、大洗はやはり廃校ということに……」
〜〜♪♪♪
辻「何です?」
杏「ああ、すいません。マナーモードにするのを忘れちゃってました。メールの内容、確認してもいいですか?」
辻「……好きにしたまえ」
杏「では、失礼します……そうそう。失礼ついでに、テレビを見させてもらってもいいですか?」
辻「テレビだと?君はこの場をなんだと思っているんだ」
杏「廃校にするんですよね?せめてそれくらいの無理は聞いてくれてもいいじゃないですか。それに、お二人にも関係のある番組ですよ?」
千代「私たちに?……ええ、いいでしょう。見せてもらえるかしら」
305 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/11/06(日) 00:19:36.51 ID:zRUwJCeY0
〜〜〜〜
蝶野「皆さん、本日は突然の発表にもかかわらず会見の場にお越しいただき、ありがとうございます」
記者「蝶野一尉!戦車道連盟よりの発表とは一体何なのでしょうか?」
蝶野「はい。プロリーグ創設や世界選手権の開催、そして国際的な戦車道活性化の波に乗り遅れないためにも、高校戦車道連盟はここに、高校選抜チームの結成を発表いたします」
記者「『高校選抜チーム』……チーム編成はどのようになるのですか?」
蝶野「大隊長に黒森峰・西住まほ選手、その下に副隊長としてプラウダ・カチューシャ選手、聖グロリアーナ・ダージリン選手、大洗・河嶋桃選手など、今年度の全国大会の結果を参考に編成を行っています」
306 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/11/06(日) 00:21:43.53 ID:zRUwJCeY0
記者「なるほど……では、大隊長である西住選手に質問したいと思います。この編成では、強豪校への優遇になっているのではありませんか?」
まほ「確かに、現在の編成では強豪校優遇と取られても仕方ありません。ですが我々高校選抜チームは、全国大会で思うような成績を残せなかった選手や強襲戦車競技で優れた能力を見せた選手などにも、常に門戸を開き続けます」
記者「最後に一つ。大隊長として、どのようなチームにしたいとお考えですか?」
まほ「あきらめない。どんな状況でも逃げ出さない。……そして、私たちを支える各々の戦車道を互いに尊重しあう。そういうチームにしていきたいと思います」
ダージリン「我々は呼びかけに答えてくれた学校に対してのチームの共同維持、合同訓練などを通して高校戦車道全体のレベルの向上にも貢献していきたいと考えています。また、国際試合もすでにいくつか計画中です。大学選抜にも勝るとも劣らない、素晴らしいチームの活躍をお見せできるかと思います」
307 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/11/06(日) 00:22:44.38 ID:zRUwJCeY0
〜〜〜〜
辻「……なんですか、これは」
杏「高校選抜チームの結成会見みたいですね」
辻「バカな。文科省は許可していない。高校戦車道連盟の独断専行だ」
しほ「高校戦車道のことは我々の管轄事項です。どこに問題があるのでしょうか?」
辻「認められません、こんなもの」
しほ「なぜです?」
辻「……くっ」
杏(『各々の戦車道の尊重』なんて掲げるチームが国を代表するものとして認知されれば文科省の進める計画には大きな邪魔になる。国際試合でこっちが結果を出せば、方針そのものの誤りを突き付けられることになる。そりゃ認められるはずがないよね)
308 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/11/06(日) 00:56:46.06 ID:zRUwJCeY0
しほ「それでは、失礼させてもらってもよろしいですか?高校選抜の発足に伴って、こちらも暇ではなくなってしまったので」
辻「ま、待ってください!このような……」
千代「くすくす……そう。これがそちらの策だったのですね」
しほ「さあ?我々はあくまで高校戦車道の益々の発展のため、最善と考えた行いをしているだけに過ぎませんが」
辻「高校戦車道の発展!?馬鹿な!こんなものは強豪校の横暴だ!」
しほ「これは高校戦車道連盟に認められた権限内での行動だと考えています。そちらはあくまで認める気はないと?」
辻「いえ、そういうわけでは……」
309 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/11/06(日) 00:57:46.14 ID:zRUwJCeY0
千代「正直に言えばいいではありませんか。……西住流家元は、こちらから試合を申し込んで欲しいのでしょう?」
しほ「…………」
千代「こうまで大々的に発表されてしまっては、解散させるにも首脳陣を入れ替えるのにも、世論を納得させる何らかの理由が必要になる……例えば、先ほど勝るとも劣らないと言ってのけた大学選抜に惨敗する、とか」
杏(さっすが、鋭い)
千代「大洗を廃校にして財源を確保した後に工作を行って立ち行かなくすることは可能でしょう。ですが、文科省にも時間はない。早急に高校選抜への対処を行わなくてはならないけれど、現状ではそれほどの予算はない」
しほ「そちらの事情は存じ上げません」
310 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/11/06(日) 01:03:36.39 ID:zRUwJCeY0
辻「寄せ集めの高校選抜チームとやらで、大学選抜に勝てると考えていると?」
しほ「それは、やってみなくてはわからないでしょう」
千代「いいでしょう。大学選抜は高校選抜チームに対し試合を申し込みます」
しほ「そう言われましても、高校選抜は設立したばかりでとてもそのような日程の余裕はありません」
千代「くすくす……なんて白々しい。さあ、どうします?文部科学省、学園艦教育局長さん。ここが腹の括りどころですよ」
辻「……わかりました。高校選抜が勝利すれば、大洗女子学園の廃校は撤回しましょう!それで、受けていただけるのですね?」
311 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/11/06(日) 01:36:21.53 ID:zRUwJCeY0
〜〜〜〜
――戦車道チーム・一時転校先――
沙織「みんな!会長から連絡がきたよ!……交渉、うまくいったって!」
左衛門佐「まことにござるか!?」
典子「その戦いに勝てれば、今度こそ廃校を阻止できるんだね!」
沙織「うん!……どうしたの?ゆかりん?」
優花里「大学選抜チーム……チームの隊長は島田流の後継者、島田愛裡寿殿です。乗員も精鋭揃い、戦車も強いものばかり。いくら皆さんと共に戦えるとはいえ、本当に勝てるのでしょうか」
312 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/11/06(日) 01:40:47.99 ID:zRUwJCeY0
華「……ねえ、優花里さん。一ついいですか?」
優花里「五十鈴殿?なんでありますか?」
華「優花里さんは、温室で育てられた一種類の花の花束と、野に咲く花々を集めた花束と、どちらが美しいと思いますか?」
優花里「それは……物によるのではないでしょうか。どちらもそれぞれの良さがあると思いますが……」
華「それと一緒ではないでしょうか。相手は強いのかもしれません。もしかすると、今まで戦った相手のどこよりも。ですがきっと、私たちにも勝っているところはあるはずです」
313 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/11/06(日) 01:41:21.91 ID:zRUwJCeY0
桃「五十鈴の言うとおりだ!私たちが戦ってきた皆の戦車道!そして、その中で見つけた我々の戦車道!それをぶつければ、大学選抜チームなど恐れるに足りん!またこの戦いに勝つことこそ今後の学園艦、ひいては文部科学省の強権的支配に対する我々の独立を維持するための……」
エルヴィン「長いぞ。桃ちゃん先輩」
優季「副隊長になれたからって、舞い上がっちゃってるんですかー?」
桃「う、うるさい!とにかく、次の試合が最後のチャンスなんだ!絶対に勝って、廃校を阻止するぞ!いいな!」
ナカジマ「もっちろん!」
梓「黒森峰には勝てなかったけど……今度こそ勝ちましょう!」
麻子「単位帳消しは困るからな……」
沙織「皆、頑張ろうね!」
「おー!」
314 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/06(日) 01:49:49.68 ID:P2tev5c9O
乙。
いよいよ高校+連盟と大学+文科省の意地と意地の力比べ開催か。
315 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/06(日) 01:51:17.80 ID:zRUwJCeY0
今回はここまで!
最終戦まで長くなってすみません。
あと少しイベント挟んだら大学選抜戦のつもりです
316 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/06(日) 03:52:11.38 ID:E2/YjgR3o
ついに最終決戦か
乙です
317 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/11/06(日) 08:48:38.65 ID:OcfXB+3kO
両者の言い分は納得出来る部分は多いけど、
素人目に見て、強力な戦車を揃え相手を蹂躙する戦術を得意とする、黒森峰と関係が深い西住さんが
正論ぶっても何言ってんの感が残る。
仕方がない事なんだけど
318 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2016/11/06(日) 14:39:46.71 ID:n1CKMxU50
その結果が避けない当たらない連携しない考えないの決勝戦なんだから
むしろ才能と青春の墓場まである
319 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/06(日) 15:23:02.07 ID:grBLWbazo
やっぱり恐い副隊長に代わったから実力をだしきれなかったんじゃね?しらんけど
320 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/06(日) 17:08:40.27 ID:tS7IOEeeO
・強い戦車で弱小を容赦なく踏み潰す
・生真面目に上からの命令に従う
・競争慣れしている
黒森峰は商社やメガバンク向けの人格形成の場としてはあながち間違ってはいないと思う
321 :
◆8DlJds//22
[sage]:2016/11/07(月) 02:22:18.99 ID:LkQdQc/60
黒森峰のやり方を擁護すると、恐らく「全国大会でティーガーに乗れる」ってのが受験生向けの黒森峰の大きな魅力なんだと思います
少子化の時代、どこも生き残りに必死なんですたぶん
ましてや大学までエスカレーター式のサンダース、お嬢様学校の聖グロ、農業高校っぽいプラウダと違って戦車道以外にあんま見るところが無さそうな黒森峰は勝たないと学校経営が危ないんですきっと
無意味に長いアウトバーンの整備にお金かかりそうだし
322 :
◆8DlJds//22
[sage]:2016/11/07(月) 02:33:44.32 ID:LkQdQc/60
サンダース→日大付属
聖グロ→聖心
プラウダ→農業高校
黒森峰→PL学園
あくまで
>>1
の独断と偏見ですが
知波単は学習院かな
323 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/07(月) 04:13:15.27 ID:Gx0qiq5+o
乙です
324 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/07(月) 04:48:56.83 ID:tzenG3XOo
メッチャ費用かかりそうだから当然だけど戦車道って各校の経済状況に左右され過ぎよね
その中でやりくりするのも戦車道の内なのかもしれんが
325 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/07(月) 10:04:56.85 ID:ULSQtPEko
乙でした
まぁ文科省側が何を言おうが魔改造カール持ち出したら大義無しだからなぁ……
326 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/07(月) 10:07:49.93 ID:gH+Nm9SSO
>>322
アンツィオ…
327 :
◆8DlJds//22
[sage]:2016/11/07(月) 10:17:17.26 ID:y2M6I5E3O
下手すると黒森峰は
生徒を集めなくてはならない→試合に勝たなくてはならない→強いドイツの戦車や特待生で優秀な選手を集める→維持にお金がかかる→もっと生徒を集めなくてはならない
のループになってるのでは
いつの間にか手段と目的が逆転してたパターン
328 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/07(月) 11:36:00.63 ID:amF8BGf3O
それってもはや自転車操業状態のブラック企業じゃ…
329 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/11/07(月) 13:17:56.72 ID:yacoCHM6O
黒森峰に通う生徒が全員機甲科って訳じゃないから、
いくらなんでも
330 :
◆8DlJds//22
[sage]:2016/11/07(月) 13:21:29.00 ID:y2M6I5E3O
これを国家規模でやった国が黒森峰の元ネタなんで…
アンツィオは…遠月学園?
「屋台」に小物や大道芸まで含まれているとすれば個人事業者の育成場所としては最高なのでは
331 :
◆8DlJds//22
[sage]:2016/11/07(月) 13:29:38.86 ID:y2M6I5E3O
これを国家規模でやった国が黒森峰の元ネタなんで…
野球に力を入れて入学者を増やそうとする高校と似たようなもんですたぶん
アンツィオは…遠月学園?
「屋台」に小物や大道芸まで含まれているとすれば、個人事業者の育成場所としては最高なのでは
332 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/07(月) 14:47:17.98 ID:7cOXoYpt0
乙乙
大洗は済美か?
333 :
◆8DlJds//22
[sage]:2016/11/08(火) 11:30:17.77 ID:36D/JVGAO
>>332
みほ「ウサギさんチームのお昼ご飯はカメムシです!」
華「飲み物は灯油ですね」
おりょう「澤、ちょっと逆刃刀で殴らせるぜよ」
こうですかわかりません
展開出ない…
334 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/11/09(水) 23:47:07.98 ID:TD+iJdvg0
〜〜〜〜
ドオン……シュパッ!
愛里寿「状況終了。……始まってる。よかった、録画しておいて」
メグミ「隊長?何かお約束でも?」
愛里寿「気にする必要はない」
アズミ「先ほど、家元からお電話があったそうです。……それと、こちらの二人が隊長に挨拶をしたいと」
まほ「失礼する」
ダージリン「大学選抜の皆さん、お目にかかれて光栄ですわ」
335 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/11/09(水) 23:48:02.30 ID:TD+iJdvg0
ルミ「ねえ、あれって……」
メグミ「ええ。高校選抜チームの隊長。そして西住流の後継者……西住まほと、聖グロリアーナの隊長ダージリン」
ルミ「へー。『大学選抜に勝るとも劣らない』なんて宣言しておいて、たった二人で乗り込んでくるなんていい度胸ね」
まほ「高校選抜の隊長を拝命した、西住まほです」スッ
愛里寿「大学選抜隊長、島田愛里寿」ギュッ
まほ「……!社会人チームを一蹴とは、驚きました」
336 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/11/09(水) 23:49:48.32 ID:TD+iJdvg0
愛里寿「褒められるほどのことじゃない。敵の弱いところを見極めて適切な戦力配置をして、適切なタイミングで攻撃を行っただけ」
まほ「変幻自在の忍者戦法、ですか」
愛里寿「話はそれだけ?」
まほ「ええ。ありがとうございました。いい勉強になりました」
337 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/11/09(水) 23:50:27.18 ID:TD+iJdvg0
〜〜〜〜
ダージリン「まるでお人形のような隊長さんだったわね」
まほ「あんな人形などいない。いるわけがない」
ダージリン「何か気になることでも?」
まほ「握った彼女の手だ。私の手よりも固かった」
ダージリン「あなたよりも?……それは、認識を改める必要があるかしら」
まほ「ああ。私よりも長い時間操縦席でレバーを操作し、私よりも多くの砲弾を装填し……そして恐らく、私よりも指揮の経験を積んできているのだろう。私より幼いにも関わらずな」
338 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/11/09(水) 23:51:28.42 ID:TD+iJdvg0
ダージリン「とんだロレーヌ女公というわけね……西住流対島田流になるこの試合、西住流後継者さんの勝算のほどは?」
まほ「……たった一試合見ただけだが、わかる。あれは完璧で完全なチームだ」
ダージリン「ずいぶん弱気ですこと」
まほ「完璧で完全だ。だが、けして無敵じゃない、勝ち筋はある。私たちの持ち味を活かした戦いができれば」
ダージリン「そう。大隊長がそう言うのだったら、きっとそうなんでしょうね」
まほ「私は負けない。まだ、強い姉でいなくてはならないからな。それよりもダージリン、頼んでいた件だが」
ダージリン「なんとかなったわ。参加各校との調整、滞りなく完了よ……一校だけ連絡が取れなかったけれど、伝わっていると信じたいわね」
まほ「そうか。感謝する」
339 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/11/09(水) 23:52:33.72 ID:TD+iJdvg0
ダージリン「会場は大洗。学園艦を奪われた以上、彼女たちが戦車を輸送するのは困難だもの」
まほ「ああ……公開合同訓練。急造チームで大学選抜に勝つのはほぼ不可能だ。ここでなんとか、チームとして動けるようにしなくてはならない」
ダージリン「それに加え、独自の財源確保ね。文科省からの補助金には期待できないものと考えなくてはならないから」
まほ「大規模戦の演習も兼ねたエキシビションマッチ、だな」
ダージリン「三十両どうしの大規模戦の経験があるのなんて、私たちの中ではカチューシャとケイぐらいだもの。二兎を追う者は一兎をも得ずとは言うけれど」
まほ「一石二鳥を狙わなくてはならない時もある。そういうことだろう」
340 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/11/09(水) 23:53:10.36 ID:TD+iJdvg0
〜〜〜〜
千代「ええ。徹底的に叩き潰しなさい。西住流の名が地に落ちるようにね」
辻「失礼いたします……おっと、電話中でしたか」
千代「お気になさらず。……そう。いいわ。徹底的にやりなさい」
辻「娘さんですか。島田愛里寿嬢、彼女こそ文科省の考える、理想的な戦車道選手です」
千代「お褒めに預かり光栄ね……愛里寿には必要なもの全てを与えてきた。無能な選手と一緒に戦車道をするあの子なんて、想像したくもない」
辻「その通り。有能な選手にはふさわしい場所というものがあります」
341 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/11/09(水) 23:53:50.43 ID:TD+iJdvg0
千代「それで?わざわざここまで来たということは、高校選抜との試合、詳細が決まったのかしら?」
辻「はい。形式は互いに30両を用いたフラッグ戦に」
千代「プロリーグを想定して殲滅戦にするという話ではなかったかしら?」
辻「残念ながら、向こうの無理を聞いた形となりました」
千代「フラッグ車は愛里寿のセンチュリオンでいいわね?」
辻「それには及びません。フラッグ車はこちらで用意させていただきます」
千代「愛里寿が信じられないというの?」
辻「そうではありません。この戦いで我々の威信を見せつけるのです。未だ日和見を続ける学校、そして文科省内の各校支援派に圧倒的な力を示す。うまくすれば、計画がさらに早まるでしょう」
千代「それで敗れれば、あなたはこれまで築いたもの全てを失いますよ?」
辻「ありえませんよ。先ほど申し上げたでしょう?向こうの無理を聞いたと。向こうの無理を聞いたのだから、こちらの無理を通すことが可能になったのです。……それに、他にも手は打っていますから」
342 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/11/09(水) 23:55:35.09 ID:TD+iJdvg0
短くてすみません、本日は以上です。
合同訓練編→大学選抜戦です。
343 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/10(木) 00:50:08.17 ID:Hj3aBFf8o
乙ー
344 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/10(木) 00:55:20.85 ID:R+OQF8IoO
この辻には計り知れない策謀力が有るな。
なお()
345 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/10(木) 01:34:59.46 ID:DjSQzSLWo
乙ー
これはアカン事をしましたね……
346 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/10(木) 02:10:11.51 ID:1CLaxsTjo
乙〜
許されざることをしたならこいつは眼鏡をわらねばなるまい
347 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/10(木) 06:24:29.75 ID:18Eid2O/O
いや、いっその事エロ同人みたく乱暴されるか、ロッカーに顔面ぶち当てられるかのどっちかでしょ
348 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/10(木) 08:58:26.42 ID:fYKmopHSO
千代さんから他者を無能と貶める台詞がでるのが、
いと悲し
349 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage ]:2016/11/12(土) 04:57:40.52 ID:y9NwIxP10
千代さん高校戦車道についてボロクソに言っていたように
そこで育った連中も酷いもんだと思ってるんだろうね・・・
どっちが先かわからないけどさ
試合中に飲み食いして大騒ぎやる奴とか片手封じる縛りプレイとか
スポーツでも武道でも芸事ですら普通にねーよ、だよなあ
350 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/12(土) 08:52:38.78 ID:r8f1oy4QO
戦車道は大学生や実業団からが本番と言う考えは
ありかも。
351 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/12(土) 12:55:14.67 ID:kc4goLOuo
国「戦車道まとめあげるために強豪校潰していくンゴwwwwwwww」
生徒「は?」
これってこういう事だよな?
352 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/11/13(日) 21:32:00.71 ID:Ar1lmN9T0
〜〜〜〜
――合同訓練初日・大洗――
ワイワイ ガヤガヤ
沙織「うわー、すっごい人だね……」
優花里「結成宣言があれだけ大きく取り上げられましたからね。それに初日のエキシビションは、戦車道ファンなら絶対に見逃せない組み合わせですし」
麻子「客寄せにはちょうどいい組み合わせというわけだ」
華「プラウダ・サンダースの『連合』チームとと黒森峰・アンツィオの『枢軸』チームですか……どちらが勝つのでしょうね?」
優花里「ネットでは連合有利の声が強いです。なんでも、アンツィオ分の9両はハンデとか言われているそうでありますよ」
沙織「えー!ひっどい!」
353 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/11/13(日) 21:32:42.03 ID:Ar1lmN9T0
優花里「とはいえ、アンチョビ殿の率いるアンツィオも一筋縄ではいきません。どちらが勝つかはわからないと言えるでしょう」
沙織「うんうん!きっと活躍してくれるって!あー、でもカチューシャさんとケイさんも強いし……やっぱり最後まで分かりそうにないなぁ……」
華「そうですね。大学選抜との試合も近いのですし、私たちも観戦から何かを学ばなくては……あら?」
沙織「華、どうしたの?」
華「あちらの方から、何かおいしそうな香りがします」
354 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/11/13(日) 21:34:49.76 ID:Ar1lmN9T0
沙織「あっちは……屋台が出てるみたいだね」
優花里「屋台ということは……アンツィオですか?」
沙織「うん。でも今日はアンツィオだけじゃなくってサンダースやプラウダも出店してるんだって」
華「朝から準備で何も食べられていませんし、そこでお昼にしませんか?」
優花里「賛成です!」
麻子「戦車道グッズ目当てだろう」
優花里「うっ……べ、別にいいじゃないですかぁ!」
沙織「じゃ、そうしよっか!」
355 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/11/13(日) 21:35:54.10 ID:Ar1lmN9T0
〜〜〜〜
華「ホットドッグにヴルスト、ピロシキ……どれも美味しそうで、目移りしてしまいますね」
沙織「目移りって、華は全部食べてるじゃん」
華「次に何を食べようか迷ってしまうんです」
沙織「そ、そうなんだ……あ、アンツィオの屋台だ!」
ペパロニ「さあさあお兄さんお姉さん!アンツィオ名物鉄板ナポリタンだよー!美味しくってボリューム満点だよー!」
356 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/11/13(日) 21:37:06.75 ID:Ar1lmN9T0
優花里「ペパロニ殿、お久しぶりであります!」
ペパロニ「おお!大洗のみんなじゃん!どう?鉄板ナポリタン、食べてかない?」
華「それでは、5つ頂けますか?」
ぺパロニ「はいはい、5つね!ちょっと待っててねーっと」
沙織「ちょっと華、私たち4人なんだけど」
華「はい、そうですね」
沙織「ああ、華が2つ食べるんだ……」
357 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/11/13(日) 21:37:59.67 ID:Ar1lmN9T0
ペパロニ「ナポリタンお待ち!はい、1500万リラ!」
麻子「1500円だな。安い」
優花里「相変わらずの美味しさです!」
華「ほんと、何皿でも食べられそうですね」
ペパロニ「だろー?」
沙織「ところで、試合には行かなくて大丈夫なの?」
358 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/11/13(日) 21:38:35.20 ID:Ar1lmN9T0
ペパロニ「試合?だいじょぶだいじょぶ!まだまだ時間もあるしさ!」
アンチョビ「ペ、ペパロニ!やっと見つけたぞ!」
沙織「アンチョビさん」
ペパロニ「姐さん、そんなに焦ってどうしたんすか?」
アンチョビ「どうしたもこうしたもあるかー!お前、試合が近くなったら戻って来いって言ったじゃないか!」
ペパロニ「試合って4時からっすよね?まだあと3時間もあるじゃないっすか」
アンチョビ「バカ!試合は14時からだ!」
359 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/11/13(日) 21:40:16.68 ID:Ar1lmN9T0
ペパロニ「14時ってことは、えーっと……なんだ、1時間もあれば余裕じゃないっすか」
アンチョビ「黒森峰と作戦の打ち合わせをしたり準備したりしなくちゃいけないだろ!ほら、早く行くぞ!」
ペパロニ「ちょ、ちょっと待ってください!これだけの人出で屋台を片しちゃうなんてもったいないっすよ!P40の修理費用だって1日で稼げるかもしれないっすよ!」
アンチョビ「それはもったいないけど……しょうがないだろ」
沙織「あ、あのー、私たち、手伝いましょうか?」
アンチョビ「ホントか!?」
優花里「レシピを教えてもらえれば、恐らくはなんとか……」
アンチョビ「すまん!恩に着る!ペパロニ、ほら!」
ペパロニ「これレシピっす!ソースは用意してあるんで、その通りにやれば大丈夫だから!んじゃ、アリーヴェデルチー!」
360 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/11/13(日) 21:40:57.68 ID:Ar1lmN9T0
沙織「行っちゃったね」
優花里「行っちゃいましたね」
華「で、どうします?」
沙織「やるしかないよ!華は洗い物を、麻子は会計をお願い!愛想よくね!」
麻子「なぜ私たちまで……」
361 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/11/13(日) 21:42:17.89 ID:Ar1lmN9T0
沙織「つべこべ言わない!終わったらきっとジェラートとかティラミスとかいっぱい食べさせてもらえるからさ!」
麻子「むぅ……そういうことなら……」
優花里「レシピの再現は……こんな感じでしょうか?」
「すいませーん、ナポリタン一つ!」
沙織「はい!ただいま!みんな、頑張るよ!」
362 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/11/13(日) 21:43:02.59 ID:Ar1lmN9T0
〜〜〜〜
アンチョビ「すまない!遅れた!」
エリカ「あんた達ねえ……やる気がないなら帰ってもらえるかしら?」
アンチョビ「本当にすまない!私の責任だ、許してくれ!」
エリカ「だいたい、そんな……」
まほ「エリカ、そのくらいにしておけ。すまないな。非礼を詫びさせてもらう」
363 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/11/13(日) 21:43:38.67 ID:Ar1lmN9T0
アンチョビ「いや、元はと言えばこっちが悪いんだ」
まほ「そうか。それでは早速作戦を決めるとしよう」
カルパッチョ「相手はプラウダが20両、サンダースが10両……」
エリカ「A1タイプがメインとはいっても、サンダースのシャーマンじゃ私たちと正面から戦うには力不足。いくら17ポンド砲があるといってもね」
まほ「当然、それは向こうもわかっているだろう。となると、向こうの作戦としてはプラウダがこのゴルフ場で我々と正面からの戦いを挑み、サンダースが側面を衝いてくる……といったところか」
364 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/11/13(日) 21:45:01.44 ID:Ar1lmN9T0
アンチョビ「まあ、そんなところだろうな。私たちはどうすればいいんだ?」
まほ「アンツィオには迂回してくるサンダースを食い止めてもらいたい。正面からの戦闘ならプラウダに負けることはない」
エリカ「隊長、アンツィオの戦力では力不足では?」
ペパロニ「なんだとぉ!」
エリカ「事実を言ったまでよ」
アンチョビ「確かに私たちはCVが6両、セモヴェンテが3両だしなぁ。せめてP40があれば何とかならないこともないんだろうけど」
まほ「こちらから1両援軍を出す。それで何とかしてほしい」
365 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/11/13(日) 21:46:38.62 ID:Ar1lmN9T0
アンチョビ「まあ、そんなところだろうな。私たちはどうすればいいんだ?」
まほ「アンツィオには迂回してくるサンダースを食い止めてもらいたい。正面からの戦闘ならプラウダに負けることはない」
エリカ「隊長、アンツィオの戦力では力不足では?」
ペパロニ「なんだとぉ!」
エリカ「事実を言ったまでよ」
アンチョビ「確かに私たちはCVが6両、セモヴェンテが3両だしなぁ。せめてP40があれば何とかならないこともないんだろうけど」
まほ「こちらから1両援軍を出す。それで何とかしてほしい」
366 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/11/13(日) 21:48:40.29 ID:Ar1lmN9T0
アンチョビ「おお!ティーガーか?エレファントか?それともヤークトティーガーか?確かにそれならなんとか」
まほ「いや、パンターG型だ」
アンチョビ「パンターか……そりゃ強い戦車だけど」
まほ「優秀な車長を付ける。話し合って戦術を練ってほしい。入ってくれ」
みほ「し、失礼します!」
ペパロニ「あれ?あんた、確か……」
アンチョビ「2回戦の時に大洗と一緒にいた……」
みほ「西住みほです!アンツィオの皆さん、よろしくお願いします!」
367 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/11/13(日) 21:49:37.29 ID:Ar1lmN9T0
〜〜〜〜
アンチョビ「いやー、チームに復帰できたんだな!よかったじゃないか!」
みほ「ありがとうございます。それで、作戦なんですけど……」
ペパロニ「まー、今回もいつもみたくノリと勢いでいけばどうにかなるんじゃないっすか?」
カルパッチョ「ペパロニさん、それじゃどうにもならないから黒森峰から援軍が来てるんですよ?」
アンチョビ「まったくだ!何かいい案はあるか?」
368 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/11/13(日) 21:50:42.12 ID:Ar1lmN9T0
みほ「確認ですが、2回戦で使ったあの看板……今日は持ってきてますか?」
ペパロニ「マカロニのことか?そりゃもちろん!」
カルパッチョ「CV用もセモヴェンテ用も、用意してきています」
アンチョビ「マカロニ作戦か?」
みほ「いえ。ただ看板……マカロニをまとめて配置するよりも、有効に使いましょう。サンダースの予想進路ですが、ゴルフ場西の108号線を北上、市街地を通過して回り込んでくると思います」
カルパッチョ「市街戦で足止めするんですか?」
みほ「はい。ですがそれは向こうも予想しているはずです。そこで市街地に入る前……108号線で1回攻撃をかけます」
アンチョビ「正面からサンダースと戦うのか!?」
みほ「あくまで市街戦に持ち込む前の布石です。市街地に入ったら、こちらにも手はありますから、どうかお願いします」
369 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/11/13(日) 21:51:24.01 ID:Ar1lmN9T0
〜〜〜〜
審判「試合開始!」
370 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/11/13(日) 21:53:06.50 ID:Ar1lmN9T0
〜〜〜〜
ケイ「それじゃカチューシャ、こっちは任せたわよ!」
カチューシャ「任せなさい!あんまり遅いようなら、プラウダだけで突破してやるわ!」
ケイ「それじゃ、全速力でいかないとならないわね!」
カチューシャ「稜線の手前で待ち構えなさい!不注意に越えてくる車両がいたら、一斉射撃で撃破してやるのよ!重戦車が突出してきたらいったん後退してからの包囲、分かったわね!」
ニーナ「ちびっこ隊長、ずいぶん燃えてら」
アリーナ「大会じゃ黒森峰とは戦えながったからなぁ」
カチューシャ「この戦いで勝って、本当の優勝校がどこかを知らしめてやるわよ!」
371 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/11/13(日) 21:53:53.20 ID:Ar1lmN9T0
〜〜〜〜
ペパロニ「サンダース部隊、発見!」
みほ「小隊編成はどうなってますか?」
ペパロニ「えっと……3両ひとまとまりの小隊が3つっすね。そんで一番後ろにファイアフライガ1両」
みほ「わかりました。小回りを活かして接近、ある程度挑発したらすぐに後退してください」
ペパロニ「了解!いくぜお前ら、当たるなよ!」
372 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/11/13(日) 21:54:32.22 ID:Ar1lmN9T0
「わかってますよ、ペパロニ姐さん!」
アリサ「アンツィオのCVが接近?正面から?」
ペパロニ「スパーラ!機銃をおみまいしてやれ!」
カカカカン!
ペパロニ「よーっし、逃げるぞ!」
アリサ「ああもう、うっとうしいわね!」
373 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/11/13(日) 21:56:51.65 ID:Ar1lmN9T0
ケイ「アリサ、どうするー?」
アリサ「……豆戦車がこっちをおびき寄せて、黒森峰の戦車かセモヴェンテが待ち伏せをしている可能性が高いと思われます。無視しましょう」
アンツィオ生「姐さん、追ってこないっすね」
ペパロニ「挑発が足りないのかなぁ……もう一回戻ってみるか?」
みほ「そのままで構いません。市街地まで後退してください」
ペパロニ「まあ、ああ言ってるし止めとくか!お前ら、さっさと引き上げるぞ!」
374 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/11/13(日) 21:58:02.41 ID:Ar1lmN9T0
みほ(さすがに乗ってこない、よね)
小梅「みほさん、どうしますか?」
みほ「姿を見せたあと、一発撃ったら後退してください。こちらに黒森峰が戦力を送っていることがわかれば十分です」
小梅「了解!」
みほ「アンチョビさん、指定のポイントに移動をお願いします。カルパッチョさんはマカロニの用意を」
アンチョビ「わかった!」
375 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/11/13(日) 21:59:52.99 ID:Ar1lmN9T0
ドオン!
サンダース生「砲撃!正面にパンターです!」
アリサ「やっぱり黒森峰がいたのね!伏兵に気づかれたから痺れを切らしたってわけ……いい、いいわ……今日の私、冴えてるじゃない」
ケイ「アリサの勘、当たったわね!ナオミ、狙える?」
ナオミ「はい」
376 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/11/13(日) 22:00:32.48 ID:Ar1lmN9T0
みほ「ファイアフライの攻撃、来ます。急停止の後反転!」
ドオン!
みほ(危なかった……ファイアフライであの距離から正確に狙ってくるなんて)
みほ「路地に入ってください。アンツィオと合流します。アンチョビさん、準備は大丈夫ですか」
アンチョビ「ああ!『カテナチオ作戦』、開始だ!」
377 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/11/13(日) 22:01:22.48 ID:Ar1lmN9T0
〜〜〜〜
エリカ「ラング3号車、パンター2号車撃破されました!」
まほ「やるな……突撃を受け流し、二重包囲に持ち込んでくるか」
エリカ「隊長、側面の防御に回している戦力を攻撃に回しましょう」
まほ「いや、サンダースが突破してくる懸念が無くなるまでそれはできない」
378 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/11/13(日) 22:02:23.49 ID:Ar1lmN9T0
エリカ「み……元副隊長ならこちらが突破するまでの時間を稼ぐぐらいは可能なはずです。ヤークトティーガーを回せば間に合うはずです」
まほ「いや、違う」
エリカ「ではなぜ?」
まほ「サンダースの部隊が撃破されればカチューシャの指揮にもわずかな動揺が見られるだろう、その時に勝負をかける。側面の戦力はそのための予備兵力だ」
379 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2016/11/13(日) 22:07:07.19 ID:DO6ptliW0
サンダース、30両中10両なのか
サンダースは戦車保有数NO.1なんだから半数の15両出して欲しかったかも
380 :
◆8DlJds//22
[sage]:2016/11/13(日) 22:08:02.43 ID:Ar1lmN9T0
本日は以上です。
あんこう祭りまでに終わらなかった…
381 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/13(日) 22:15:05.43 ID:CPB9atWUo
乙…
フフフ、楽しそうでなにより(涙)
382 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/14(月) 22:15:04.57 ID:Q0g23UTrO
乙乙
383 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/15(火) 02:39:32.84 ID:hA/SnDBqo
乙です。
それと
>フラッグ車はこちらで用意させていただきます
今更ながら、役人コレ原作以上に無茶な代物用意してるわぁ…
384 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/16(水) 03:01:37.73 ID:1JEa96Yzo
乙乙
385 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/11/22(火) 15:28:08.21 ID:nWe7CCth0
続き頑張って下さい。応援してます。
386 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/12/03(土) 21:49:40.99 ID:BTUuga1EO
〜〜〜〜
ペパロニ「お前ら、少しでも距離を取ったら撃たれるぞ!絶対に離れるなよ!」
アリサ「こいつら、豆洗車のくせに邪魔よ!」
ペパロニ「スパーラ!」
カカカカン!
アリサ「こいつらー!どこに黒森峰の戦車がいるかわからないってのに!」
ペパロニ「どーだ!こうして足元でまとわりついてりゃ、同士討ちが怖くて撃てないだろー!」
みほ「ペパロニさん、今どこの地点ですか?」
ペパロニ「今!?えーと、タバコ屋の前を通過したっす!」
みほ「わかりました、B25ですね。カルパッチョさん!その次のT字路、アンブッシュの準備は大丈夫ですか?」
カルパッチョ「はい、セモヴェンテ二両、準備完了しました!」
387 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/12/03(土) 21:50:44.65 ID:BTUuga1EO
ペパロニ「よーしお前ら、次の角を左!」
アンツィオ生「はいっす!」
アリサ「しめた、距離を取ったわね!撃てっ!」
ドオン! ……シュパッ!
サンダース生「やりましたね、このまま追いかけて残りも仕留めましょう!」
アリサ「こんなの待ち伏せに決まってるじゃない!そこの角を曲がったところにセモヴェンテが隠れてるはずよ。1号車は右、2号車は左を警戒しつつ前進!」
サンダース生「イエス、マム!」
ペパロニ「よし、頼んだぞカルパッチョ!」
カルパッチョ「はい!」
388 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/12/03(土) 21:53:32.65 ID:BTUuga1EO
サンダース生「セモヴェンテ発見!」
サンダース生「こっちもです!」
アリサ「両側から挟み撃ちにするつもりだったのね……先制攻撃で潰しなさい!」
ドオン! バキイッ!
サンダース生「看板!?」
カルパッチョ「今よ!」
バキイッ!
アリサ「塀の裏側にですって!?」
サンダース生「マズい、背後に……」
カルパッチョ「発射!」
ドオン! ドオン! ……シュパッ! シュパッ!
389 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/12/03(土) 21:54:56.81 ID:BTUuga1EO
アリサ「な、なんですって!後退!後退よ!」
ペパロニ「すげーや!この調子で残りも……」
カルパッチョ「ダメですよペパロニさん!」
ペパロニ「うーん……そういや深追いはするなって言われてたな……」
カルパッチョ(CVが小回りを活かして敵戦車をマンツーマンでマーク、注意力を削いでセモヴェンテの待つ『門』まで誘導する……『カテナチオ作戦』、こんなに上手くいくなんて)
390 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/12/03(土) 21:57:11.37 ID:BTUuga1EO
ケイ「アリサ!どうしたの!?」
アリサ「す、すいません!2両やられました!敵はCVとセモヴェンテ2両ずつ、現在後退中です!」
ケイ「2両やられた!?マズいわね……」
アンチョビ「撃て撃て!撃ち負けるな!アンツィオの意地を見せてやれ!」
みほ「慎重に狙ってください。A1ならパンターの装甲を抜けますから」
アリサ「た、隊長!」
ケイ「うーん……ナオミ、そっちは?」
ナオミ「フリーです。敵の姿は見えません」
ケイ「そうねぇ……一旦合流して、体勢を立て直しましょう。ナオミはチャーリー小隊と一緒に指定のポイントに移動。オーケイ?」
アリサ「イ、イエスマム!」
391 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/12/03(土) 21:58:24.23 ID:BTUuga1EO
ナオミ「イエス、マム」
アンチョビ「おお!敵が下がってくぞ!追いかけるか?」
みほ「恐らくほかの小隊と合流するつもりです。あのファイアフライならパンターにも対抗できますから」
アンチョビ「どうするんだ?正面から戦ったら私たちの戦車じゃ勝てないぞ」
みほ(……目的は足止め、一か所に集まって守りを固めてくれればそれは果たせるけど……)
392 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/12/03(土) 21:59:14.09 ID:BTUuga1EO
みほ「アンチョビさんとカルパッチョさんはそのまま正面の敵を追ってください。ただしあくまで距離を取って、慎重にお願いします。ペパロニさんはT字路を西に直進、パンターと合流を。私たちでファイアフライを抑えます」
ペパロニ「了解!」
アンチョビ「待ってくれ、パンターが消えたら反撃されるんじゃないか?」
みほ「この状況でパンターが目の前からいなくなれば、敵は罠を警戒するはずです。それは恐らくありません」
アンチョビ「そうか……わかった、頼んだぞ!」
みほ「はいっ!」
393 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/12/03(土) 22:00:02.86 ID:BTUuga1EO
〜〜〜〜
カチューシャ「まだ突破できないの!?」
ケイ「Sorry! ちょっと手こずってる。一旦部隊を集結して、戦力を立て直すわ」
カチューシャ「大丈夫なんでしょうね?」
ケイ「戦力ではこっちが勝ってる。問題ないわ!」
カチューシャ「……そう。任せたわよ」
394 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/12/03(土) 22:02:01.85 ID:BTUuga1EO
〜〜〜〜
ペパロニ「敵車両発見したっす!シャーマン3両、ファイアフライ1両!」
みほ「わかりました、そのまま後退してください。小梅さん、私たちはそこの木の陰に隠れて停止」
小梅「はい!」
みほ(敵の位置、他の小隊の後退していく方向から集結点は絞れるから……)
みほ「敵は正面の曲がり角を、シャーマンを先頭に出てくるはずです。姿を見せたら即攻撃を。残りの車両の進路を塞ぎます」
黒森峰生「了解!」
395 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/12/03(土) 22:02:58.26 ID:BTUuga1EO
キュラキュラ……
黒森峰生「来た!」
みほ「発射!」
ドオン! ……シュパッ!
小梅「やった!」
みほ「このままもう一両……撃てっ!」
ドオン! ……シュパッ!
ナオミ(先頭のシャーマン2両が一撃で……この破壊力、パンターか)
サンダース生「ふ、副隊長!?ど、どうするんですか!?」
ナオミ「……3号車、停止」
396 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/12/03(土) 22:09:05.66 ID:BTUuga1EO
小梅「さすがに後続は来ませんね……」
みほ「先制で2両倒しました。あとはファイアフライを叩けば私たちの勝利です。アンチョビさん、そちらの状況は」
アンチョビ「敵の合流を許したが、合流ポイントで反包囲に持ち込んだぞ!お互いに1両ずつ失って、なんとか互角ってとこだな」
みほ「……わかりました。そこでそのまま食い止めていてもらえますか?」
アンチョビ「ああ、任せろ!」
397 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/12/03(土) 22:13:37.14 ID:BTUuga1EO
ナオミ(くっ……どう来る、パンター)
ナオミ「3号車は後方を警戒。パンターの相手はファイアフライが……」
みほ「全速、突撃!」
ナオミ「正面から……いい度胸ね」
みほ「撃てっ!」
ドオン!
黒森峰生「す、すいません!」
398 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/12/03(土) 22:14:59.00 ID:BTUuga1EO
みほ「小梅さん、右に回避を!」
小梅「はいっ!」
キキィッ!
ナオミ「……甘い!」
ウィィィン……
みほ「読まれてた!?」
ナオミ「good bye、パンター」
ドオン!
399 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/12/03(土) 22:22:35.84 ID:BTUuga1EO
ドオン!
ペパロニ「させるかーっ!」
みほ「ペパロニさん!?」
ガアン! ……シュパッ!
ナオミ「割り込まれた!?」
ペパロニ「今だっ!」
みほ「……発射!」
ドオン! ……シュパッ!
黒森峰生「や、やりました!」
小梅「ファイアフライ撃破ですね、みほさん!」
サンダース生「ふ、副隊長が!? 逃げ……」
ドオン! ……シュパッ!
みほ「こちらパンター。敵小隊の撃破に成功しました」
400 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/12/03(土) 22:26:09.60 ID:BTUuga1EO
ケイ「what's!? ナオミ、やられちゃったの!?」
ナオミ「すみません、隊長」
ケイ「……やむを得ないわね。一か八か、敵が薄い方から突破を図るわよ!」
アリサ「でも、包囲されてますよ!?」
ケイ「無理は承知!全車、私に付いてきなさい!」
カルパッチョ「ドゥーチェ、敵が動きました!」
アンチョビ「絶対通すな、すぐにパンターが駆けつけてくれる!CVはカテナチオの態勢を取れ!」
カルパッチョ「了解!」
みほ「突破する敵に追いつきます。全速で向かってください!」
小梅「はい!」
ドオン! ドオン! ……ガアン! ドオン! シュパッ! ドオン!……
401 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/12/03(土) 22:27:26.35 ID:BTUuga1EO
〜〜〜〜
アンチョビ「や、やった……サンダースに勝ったぞ!」
みほ「皆さん、ありがとうございます!」
カルパッチョ「残ったのはCVが1両、セモヴェンテ1両……ずいぶんやられてしまいましたね」
アンチョビ「それでも勝ちは勝ちだ!」
みほ「アンチョビさん。まだいけますか?」
アンチョビ「もちろん!」
みほ「では、このまま南に進撃します。逆に私たちでプラウダの側面を付きましょう」
アンチョビ「ああ!どこまでだって付いて行くぞ!」
カルパッチョ「二人とも、武運を!」
402 :
◆8DlJds//22
[sage]:2016/12/03(土) 22:58:11.20 ID:BTUuga1EO
今回は以上です。
更新が遅くなってすみません…
403 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/12/03(土) 23:44:23.55 ID:p0+eosGaO
乙です。
404 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/12/04(日) 14:15:20.51 ID:UyJvS3SeO
乙乙
405 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/12/04(日) 14:33:46.02 ID:ujG73+eu0
乙です!
406 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/12/11(日) 23:03:50.74 ID:TvX2kYb50
〜〜〜〜
カチューシャ「はあ!? アンツィオにやられたって言うの!?」
ケイ「Sorry、カチューシャ……あのパンター、只者じゃないわ。気を付けて」
ノンナ「カチューシャ、側面の防御を考えなくては」
カチューシャ「……ノンナ、前方に移動しなさい!」
ノンナ「カチューシャ!?」
カチューシャ「同志ニーナ、聞こえてるわね!?カーベーたんも前方へ!」
ニーナ「りょ、了解ですだ!」
ノンナ「カチューシャ、まさか……」
カチューシャ「『ビーフストロガノフ作戦』!新しいカチューシャ戦術のお披露目よ!」
407 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/12/11(日) 23:04:40.01 ID:TvX2kYb50
〜〜〜〜
絹代「プラウダが動き出しましたね!」
ダージリン「あのパンターに側面を衝かれる前に、黒森峰を正面から叩く気ね」
オレンジペコ「プラウダの得意戦術は偽装退却からの包囲ですが……」
ダージリン「いいえ、あれは違うわね……IS−2とKV−2が中央に移動している。カチューシャは中央突破を仕掛ける気かしら」
408 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/12/11(日) 23:05:06.87 ID:TvX2kYb50
絹代「わかりました!突貫ですね!」
オレンジペコ「黒森峰と正面から撃ち合う気なのでしょうか?」
絹代「それでこそ戦車道でしょう!きっと黒森峰も正面から応じるはずです!」
ダージリン「さあ、どうかしら。残りの車両は偶然にも双方14両。一体どうなることやら」
409 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/12/11(日) 23:05:43.96 ID:TvX2kYb50
〜〜〜〜
みほ「隊長、セモヴェンテ一両とともにそちらの戦線に移動を開始しました」
まほ「わかった。そのまま国道を南下して、こちらの指示を待ってくれ」
みほ「了解!」
まほ「ほら、言った通りだろう?」
エリカ「はい……まさかサンダースを全滅まで追い込むなんて」
まほ「プラウダも動きを見せている。短期決戦に持ち込む気だろうが、思い切ったな」
410 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/12/11(日) 23:07:08.94 ID:TvX2kYb50
エリカ「正面から戦えば、私たちが遅れを取るはずがありません!」
まほ「その通りだ。ヤークト及びエレファント、前進。陣形『マイスタージンガー』!」
エリカ「了解!いいわね!?ここで去年の雪辱を果たすのよ!」
まほ「PANTER VOR!」
411 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/12/11(日) 23:07:48.80 ID:TvX2kYb50
〜〜〜〜
カチューシャ「ノンナ!そっちはどう?」
ノンナ「今のところ大きな抵抗はありません。同志クラーラ?」
クラーラ「Мешает тяжелый танк, вперед на фронт(前面に重戦車、前進を阻まれています)」
ノンナ「左翼の前進は重戦車に食い止められているようです」
カチューシャ「日本語で話しなさいよ!……左翼はそのままでいいわ。こっちにも重戦車、両翼を固める気ね」
412 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/12/11(日) 23:08:45.10 ID:TvX2kYb50
ノンナ「どうしますか?」
カチューシャ「変更なし!このまま作戦続行!」
ノンナ「ダー、カチューシャ」
エリカ「隊長。両翼のエレファント、ヤークトティーガーが接敵しました」
まほ「わかった。敵の戦力は?」
エリカ「右翼はT−34が3両、左翼には2両です」
まほ「中央に縦深陣を敷く気か。いいだろう、前進!中央を食い破れ!」
413 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/12/11(日) 23:09:58.77 ID:TvX2kYb50
ドオン! ドオン!
ニーナ「隊長、敵が来ますだぁ!」
ノンナ「ティーガーを先頭にした、教本通りのパンツァーカイル。ティーガーの後ろにキングティーガー……本隊を差し向けてきたようです」
カチューシャ「何としても、そのまま持たせなさい!」
ノンナ「ダー!……中央全車、先頭に狙いを集中しなさい!」
414 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/12/11(日) 23:10:52.50 ID:TvX2kYb50
ドオン!
エリカ「隊長、危険です!先頭は私に任せて隊長は後方に」
まほ「心配ない。指揮官先頭が黒森峰の戦いだ」
エリカ「ですが、丘の向こうにダックインした重戦車の砲撃が……」
まほ「エリカ、パンター2両を率いてIS−2と、その後方のT−34を駆逐、丘を奪え。残りはこのまま前進」
エリカ「了解!」
415 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/12/11(日) 23:11:57.77 ID:TvX2kYb50
ノンナ「正面からティーガーU……」
ドオン! ギイン!
エリカ「いくら122mmでも、正面装甲で受ければ!」
ノンナ「くっ……同志ニーナ、私はティーガーUを。残りを任せます」
ニーナ「そ、そんな!無理ですだぁ!」
ドオン! ドオン!
まほ「カーベーの榴弾……だが、よほど運が悪くない限りは」
416 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/12/11(日) 23:12:39.61 ID:TvX2kYb50
エリカ「私が露払いになるわ。パンターはT−34の相手をしなさい!」
ノンナ「小隊各車、迎え撃ちなさい」
まほ(IS−2の率いる小隊はエリカが抑えている。あとは後方の防衛線を突破すれば……)
エリカ「丘を奪い取るわよ!ここさえ取れれば、死命を決せるわ!」
ノンナ「ここを渡してはなりません!」
ノンナ(とは言え、KV−2だけで黒森峰の突破を防ぐのは……)
417 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/12/11(日) 23:13:56.55 ID:TvX2kYb50
ニーナ「ちゅ、中央を抜かれますだぁ!」
まほ「無理にKVの相手をするな。突破すれば追いつかれることはない。砲撃もとまりさえしなければまず当たることはない」
ドオン!
黒森峰生「後方から攻撃!」
まほ「……何?」
カチューシャ「同志諸君、待たせたわね!」
ニーナ「た、たいぢょう!」
まほ「なるほど、そう来たか」
418 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/12/11(日) 23:14:24.36 ID:TvX2kYb50
〜〜〜〜
オレンジペコ「重戦車で中央に蓋を、本隊は側面のエレファントを避けて後方に迂回……」
ダージリン「速度でT−34を上回る戦車はほとんどない。プラウダの持ち味を存分に活かしてきたわね」
絹代「うーん、これが新しい戦術なのでしょうか」
ダージリン「機動力を活かして敵の外郭防衛線を迂回突破、蓋にした重戦車部隊と協同で包囲を完成させる……プルシーロフ攻勢を参考にしたのかしら」
絹代「……なるほど!わかりました!」
ダージリン「……そう。それはよかったわ」
419 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/12/11(日) 23:14:58.00 ID:TvX2kYb50
〜〜〜〜
ドオン! シュパッ!
黒森峰生「さ、最後尾の13号車がやられました!」
黒森峰生「T−34、速い!追いつかれます!」
黒森峰生「後方に方向転換を……」
エリカ「囲まれた!?でも、ここさえ落とせれば!」
ノンナ「いいえ、させません」
エリカ「こいつ!性能はこっちのが上なのに……射撃が正確すぎる!」
420 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/12/11(日) 23:18:59.78 ID:TvX2kYb50
アンチョビ「お、おいおい!大丈夫なのか!?大変なことになってるみたいだぞ!」
みほ「はい。今までのプラウダとは違う戦術を取ってくるなんて、予想外でした」
アンチョビ「予想外でしたって、いや……」
みほ「でも、心配いりません。黒森峰の隊長はお姉ちゃん……西住まほですから。それに、どちらにしろまだ到着には時間がかかります」
アンチョビ「……わ、わかった」
421 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/12/11(日) 23:19:32.07 ID:TvX2kYb50
黒森峰生「隊長!どうすれば……」
まほ「……落ち着け、狼狽えるな!」
黒森峰生「は、はい!」
まほ「フラッグ車を仕留めれば、それで終わりだ。後方第四小隊は反転、時間を稼げ」
黒森峰生「りょ、了解っ!」
422 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/12/11(日) 23:20:13.63 ID:TvX2kYb50
カチューシャ「向こうのフラッグ車に追い付いて、ここで決めるわよ!」
プラウダ生「ウラー!」
直下「隊長のところには行かせるもんか!」
カチューシャ「パンツァーカイルの後方を切り離した!?方向転換中の車両を優先して狙いなさい!」
シュパッ!
直下「やられたー!」
カチューシャ「もうちょっとで追いつけるわ!何とかして時間を稼ぎなさい!」
423 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/12/11(日) 23:20:50.42 ID:TvX2kYb50
黒森峰生「第四小隊、やられました!」
まほ「第三小隊、反転しろ」
黒森峰生「わかりました」
ニーナ「カチューシャ隊長、先頭のティーガーが止まりませんだぁ!」
まほ「フラッグ車は……あそこだな。バンカーに立てこもっているか」
プラウダ生「隊長、ティーガーが射程範囲に!」
カチューシャ「何やってんのよ!」
まほ「一瞬だけ停止する。上部装甲を狙って一撃で仕留めろ」
ドオン! ……シュパッ!
審判『プラウダ・サンダースフラッグ車、走行不能!よって、黒森峰・アンツィオの勝利!』
424 :
◆8DlJds//22
[saga]:2016/12/11(日) 23:21:40.31 ID:TvX2kYb50
今回は以上です。
お読みいただきありがとうございます。
425 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/12/12(月) 01:02:52.95 ID:lcvjSj+3O
乙です。
プラウダも大洗に負けた事が戦術を変化させたという事ですね。
426 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/12/18(日) 03:46:00.80 ID:RVaYXx5zo
期待
427 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/01/02(月) 23:41:21.71 ID:74JYvaFm0
乙乙
面白いぞ
428 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/01/08(日) 13:45:30.12 ID:bVoaQ33M0
乙でございます
429 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/01/17(火) 10:08:05.37 ID:fVD66WKH0
続き待ってます
430 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/01/30(月) 21:29:33.41 ID:apNKlrrPo
まってる
431 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/12(日) 13:30:00.61 ID:aPeNCVQ80
2か月更新なしだと作者生存報告がほしくなる
432 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/26(日) 02:58:32.82 ID:vX2l/GLY0
作者も続きを書くのをやめちゃったのかな
433 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/13(月) 00:23:33.11 ID:bOfMNnsW0
まだかな
434 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/13(月) 00:24:29.54 ID:bOfMNnsW0
間違えてあげてしまったすいません
435 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/13(月) 09:56:03.99 ID:Yu9EM5J80
期待させんなやこのクソ野郎が(´;ω;`)
436 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/13(月) 20:11:06.60 ID:lStA4sZSO
>>435
くそ野郎はお前やで
437 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/13(月) 20:40:34.70 ID:EFp0LAxD0
>>436
クソ野郎でもどっちでもいいがアゲると作者が来たと勘違いして期待して勝手に裏切られたと思った輩が悪態つくからアゲるな
438 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/14(火) 20:26:47.27 ID:ZR5gWbc/o
何か引っかかると思ったけど分かったわ
>>306
の「門戸を開き続ける」の部分が抽象的過ぎて眉唾にしか感じ取れないんだわ
せめてオリキャラでもなんでもいいから無名校から選ぶべきだったもしくは明瞭な選抜基準(あるいは例え話による無名校からの選抜の具体例などの表現)を設けるべきだった
これだけならはっきり言って文科省の方がきちんとしたビジョンをもった計画を練ってるじゃん
439 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/14(火) 20:32:29.73 ID:IfkrMC5Co
無名校は戦車道大会に出ないのが通例で選考できる指標がないから仕方ないね
440 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/16(木) 00:47:11.13 ID:CwGpJG3SO
>>437
アゲ
441 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/16(木) 08:52:58.86 ID:hU4XhMf9o
コイツ出来る……!
442 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/25(土) 16:02:22.61 ID:yEE8igNe0
【ガルパン】西住みほ「あの……私、ss執筆、やめます……」【劇場版】
443 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/25(土) 18:00:41.19 ID:bJ9roqSLo
やめんな
444 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/25(土) 18:01:06.61 ID:bJ9roqSLo
あげちゃった
すまんこ
445 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/11(火) 09:25:07.62 ID:CKxmQChr0
ちょうど4か月たったけどもう書かないのかな
446 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/04/12(水) 07:39:10.18 ID:0x7sQnPf0
4ヶ月…
447 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/07(日) 16:57:50.15 ID:VXanaLcSo
>>439
いやだからこそ尚更事例を作っておくべきじゃない?それが多少無理矢理だとしても
じゃあ来年はどうやって選考するの?リップサービスで終わらない保証は何?って質問に答えれる要素(の描写)がなさ過ぎて文科省のやり方の方が理に適ってしまってる
448 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/06(火) 21:47:01.52 ID:zHQRQfEAO
つ、つづきを、、、
449 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/25(日) 19:28:17.51 ID:6jY2Jvn+0
続きを書いてくれ
450 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/13(木) 00:48:26.89 ID:QW0B2iEM0
続きを...
いつまでも待ってます。
451 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/30(日) 03:08:02.78 ID:nVkduDfZ0
保守
452 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/24(木) 00:13:33.64 ID:kJJ/PZcW0
もうこないのかな・・・・
453 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/24(木) 05:39:46.94 ID:Aw95VLfyo
?
454 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/24(木) 09:15:09.69 ID:r7xTKouZo
もうこないよ。 ◆8DlJds//22はお空の星に
455 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/31(木) 19:52:07.79 ID:efbOPs8HO
去年の今頃は、いろんなガルパン長編SSがたくさん活発に作られてて、にぎやかで楽しかったなぁ・・・
456 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/30(土) 11:16:45.47 ID:ksTJw/H0O
保守
457 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/01(水) 19:16:41.88 ID:7Dx6RpBP0
保守
458 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/09(土) 20:59:35.03 ID:Gi2Rn61pO
保守
459 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/28(日) 11:02:25.28 ID:Xrg60yJkO
保守
460 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/03/07(水) 19:18:45.14 ID:zpZq5BKFO
保守
461 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/05(土) 00:26:10.53 ID:spV4bLAI0
ほしゅ
462 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/27(日) 14:44:54.58 ID:fDgJTOLBO
463 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/27(日) 20:50:53.03 ID:+SBHy2uVO
こんだけアーダーコーダ言われたら、自信も情熱も無くして自分の分を悟り静かに身を引くのが当たり前だろう。
落としてやれや、、、
464 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/01/25(火) 01:23:37.26 ID:lu6TDRAao
保守するぜ
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