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【DTB×まどか☆マギカ】黒「魔法少女?」ほむら「契約者?」
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1 :
◆do4ng07cO.
[saga]:2016/10/08(土) 01:19:06.20 ID:Yhh/iwDJ0
【DAKER THAN BLACK】と【魔法少女まどか☆マギカ】のクロスSSです。
地の文はたまに入ります。
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1475857145
2 :
◆do4ng07cO.
[saga]:2016/10/08(土) 01:21:27.09 ID:Yhh/iwDJ0
10年前。
突如、見滝原近辺を襲った異変、通称『地獄門』(ヘルズ・ゲート)といわれる未知の領域が出現した。
その時からこの世界は本当の“空”を失い、夜空を覆う満天の星空は偽りの星達のものとなった。
時を同じくして、『契約者』と呼ばれる、特別な能力を身につけた者達が現れはじめた...が。
その存在は、明るみにされていなかった。
人類の発展を支えてきた彼女達―――魔法少女のように。
3 :
◆do4ng07cO.
[saga]:2016/10/08(土) 01:23:13.40 ID:Yhh/iwDJ0
――――――――――――――
___<ギュィーン・・・デーレレッテ デレレーレデレレー
/ || ̄ ̄|| ∧_∧
|.....||__|| ( ^ω^ )))
| ̄ ̄\三⊂/ ̄ ̄ ̄/
| | ( ./ /
<デーレレッテ デレレーレデレレー デーレレッテ デレーレダッダン
___ ♪ ∧__,∧.∩
/ || ̄ ̄|| r( ^ω^ )ノ
|.....||__|| └‐、 レ´`ヽ
| ̄ ̄\三 / ̄ ̄ ̄/ノ´` ♪
\ さいごのガラスをぶち破れ〜 /
\ 見慣れた景色を蹴散らして〜 /
( \/ /_∧ <./| /| /\___
ヽ/ /Д`/⌒ヽ / .| / / / //
/ /\/ ,ヘ i  ̄ > \_/ /____//
し' \_/ i />  ̄ ̄ ̄ ̄
i⌒ヽ ./  ̄>__ .|| |::
/⌒ヽ i i \( .|/ / /\ .|| |::
i | /ヽ ヽ ∠__/  ̄ .|| |::
世界が逆に回転する〜
- 、 - 、
_,, -― "⌒ヽ-、 ヽ \
-=≡ ,,-" i ヽ ヽ ヽ.ヽ
-=≡ / ,,-ヽ .i i i i ii
-=≡ ./ / / i |.i | | i ii
-=≡ / ./、Д , )./ | '⌒/⌒)(_ヽ ! ! !!
-=≡ | |/ ̄∨/ ゙ -/ /-⌒) i
-=≡, 〜⌒| | ⌒l/ / | | ヽ (ヽi
-=≡ー-ヽ | | | | / .| | し' ( i i
-=≡ ./ノ|) | | |_∧、_つ i | i
-=≡ (__| |.| .| / | ´Д`) .i i l
⌒ヽ -=≡ ! ヽ \ / / / / //
⌒ヽ -=≡ ヽ \ ヽ、 / / / / .'
'"⌒ヽ -=≡ \ ⌒ヽ⌒ン / _,,-'' ,,-"
ヽ ヽ、_-=≡ \ ,, -" _,, - '' - "
)__ノ⌒ -=≡ ゙ ー---- "
ー"
/ ) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
./ / | 日常を飛び越え〜
/ / \
/ /  ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄
./ /_Λ , -つ
/ / ´Д`) ./__ノ
/ \ / /
.| へ/ /
| レ' /、二つ
| /
/ /
/ /
/ /
/ ノ
_/ /
ノ /
⊂ -'
__
|日常|
 ̄ ̄
4 :
◆do4ng07cO.
[saga]:2016/10/08(土) 01:23:46.07 ID:Yhh/iwDJ0
. __ __ __ _ _ ___ __ __ _ _ __ __ _ _
LL)_)/A\L」くく LKく L三 L」くく 丁冂_r=L| /A\ Lト、}] //
┌──┐─‐.、 ┌──┐ / ̄ヽ ,. -─ 、─‐┬──┐ //
| || >| | , /_ 、 / | \ |l | //
| || く. | | /} 厶弌 、{ | 冫}! `´ \
| || >| |__/ |/ l | 、 | / |l ト、 \
└──┘─‐'′└──────‐┘└──┘ ー─'´ ─┴──┘ `ー─‐┘
黒 の 契 約 者
5 :
◆do4ng07cO.
[saga]:2016/10/08(土) 01:24:20.54 ID:Yhh/iwDJ0
タタタ
「はぁっ、はぁっ...」
使い魔「」フワフワ
魔女「〜〜〜!」
ガッ
「ぐっ...!」
魔女「」ガパァ
ヒュッ キュッ
魔女「?」
「死ね...!」
バチィ
6 :
◆do4ng07cO.
[saga]:2016/10/08(土) 01:24:53.83 ID:Yhh/iwDJ0
――――――――――――――
銀(イン)「......」
黄(ホァン)「どうだ」
銀「だめ。見つからない」
黄「なにやってやがるんだあいつは」
猫(マオ)「銀、あいつのアパートにもいないのか」
銀「いない」
黄「まさかあの野郎、逃げやがったんじゃ...」
ドサッ
黄・猫「「!?」」
7 :
◆do4ng07cO.
[saga]:2016/10/08(土) 01:25:27.41 ID:Yhh/iwDJ0
「はぁ...はぁ...」
猫「おい、黒(ヘイ)。そんなぼろぼろでどうした」
黒「...怪物に襲われていた」
猫「なに?契約者か?」
黒「わからない。だが、少なくとも野生動物とは思えなかった」
黄「へっ、契約者以上のバケモンがそうそういてたまるかよ」
黒「俺を疑っているのか?」
黄「勘違いするんじゃねえ。俺は契約者なんざハナッから信用してねえよ」
8 :
◆do4ng07cO.
[saga]:2016/10/08(土) 01:26:01.61 ID:Yhh/iwDJ0
猫「それで、その怪物は?」
黒「仕留めたと思ったら、これを残して消えた」
黄「なんじゃこりゃ...宝石?」
猫「ふむ...俺は見たことないな」
黒「俺もだ」
黄「俺も知らねえが...とりあえず、コイツは俺が組織に持っていく。おめえらは任務に取り掛かりな」
猫「今回の仕事はなんだ?」
黄「ターゲットはこいつだ。...ぼんやりとしか映らねえせいでツラまでは見えねえがな」ピラッ
9 :
◆do4ng07cO.
[saga]:2016/10/08(土) 01:26:40.01 ID:Yhh/iwDJ0
黒「女か。それも服装からして中学生のようだな」
猫「こんな子まで契約者ね...やれやれ、世知辛い世の中だ」
黄「おっと、早まるなよ。今回の仕事は殺しじゃねえ。こいつの目的を掴めとのお達しだ」
猫「目的だと?」
黄「つい先日のことだ。組織の息がかかった倉庫の中から大量の武器が盗まれたんだとよ」
黒「武器だと?」
猫「売って金にするには大胆すぎる。契約者とは思えない合理性の欠けた行動だな」
黄「組織もそこのところが引っかかっているらしい。それに、契約者ならもっと痕跡を残さずに盗むことくらい容易いはずだ」
猫「と、なると、もしかしたら契約者じゃないなにか...かも?」
黄「まあ、それを調べるのも狙いだろうな。場合によっちゃ実験材料か即戦力にでもするか...ってとこか」
10 :
◆do4ng07cO.
[saga]:2016/10/08(土) 01:27:06.03 ID:Yhh/iwDJ0
黒「...それで、俺たちはなにをすればいいんだ」
黄「お前らは見滝原中学ってとこの生徒を調査しな。そんでこの女の生態を探れ」
猫「調査ったって、俺はともかく黒にどうしろっていうんだ。大学ならまだしも中学校じゃロクに入ることもできないぞ」
黄「中に入れとは言ってねえよ。そこら辺を張って、怪しい奴がいればあとを追えばいい」
猫「簡単に言ってくれるぜ、まったく」
黄「今さらだろうが。オメーらは黙って仕事をこなしてりゃいいんだよ」
11 :
◆do4ng07cO.
[saga]:2016/10/08(土) 01:27:51.95 ID:Yhh/iwDJ0
―――――――――――――――――
翌日
とある書店
まどか(今日は私の好きなアニメ、薔薇のモーリスのコミカライズが発売される日)
まどか(でも、近所の書店では売り切れ続出でもうビックリ!そこで、普段は寄らないちょっとマニアックなお店に足を運んだのです)
まどか「でも、うぅ...コーナーが色々ありすぎてよくわからないよぉ」
まどか「あっ、ここ...」
『薔薇のモーリス 女性向けコーナー』
まどか(えと、これでいいのかな?でも、表紙もそれっぽいし、最後の一冊だし、多分これ...だよね)スッ
キコ(おっ、薔薇のモーリスの最新同人誌、もうラス1とは。流石に人気ありますねぇ)スッ
ピタッ
まどか「......」
キコ「......」
12 :
◆do4ng07cO.
[saga]:2016/10/08(土) 01:29:10.03 ID:Yhh/iwDJ0
まどか「あ、えと...」
キコ「あー...」
キコ(気まずい...このパターンは気まずい...)
キコ(相手がいい歳こいたOLならまだしも、こんな小さい子に食らいつくほど私も子供じゃあありませんよ)
キコ(でも、私だってこの本を買うのをずっと楽しみにしてましたからね。ここは譲れません!茅沼キコ、心を鬼にして...いざ尋常に勝負!)
キコ「いいですかぁ、お嬢さん。この本は」
まどか「ご、ごめんなさい。わたし、別の本屋さん探します」
キコ「って、アラ?」
13 :
◆do4ng07cO.
[saga]:2016/10/08(土) 01:30:32.31 ID:Yhh/iwDJ0
キコ(思ったよりも楽に引いてくれた)
キコ(いや、それはいいんですよ?けど、なんか私の方が負けたっていうかあの子の方が大人っていうか)
キコ(それに寂しそうなあの背中...あの子も結構な数をまわったと見ました。私があと少し遅かったらと思うと...そうだ!)
キコ「ちょおっと待ったぁ!」
まどか「は、はい!?」ビクッ
キコ「あなた、薔薇のモーリスのDVDは持ってますか?」
まどか「さ、最新刊までは」
キコ「ドラマCDは?」
まどか「全部持ってます」
キコ(同士認定!それに、声も可愛くてかなりイイ...決まり!)
キコ「よかったら、この本一緒に読みませんか?お金は私が出しますから」
まどか「え、でも...」
キコ「おやおや、いいんですかぁ?これを逃したら二度とお目にかかれないかもしれませんよぉ?」
まどか「うぅ...」
キコ「そんな遠慮しなくていーんですよ。タダでやってもらうつもりはありませんし」
まどか「?」
14 :
◆do4ng07cO.
[saga]:2016/10/08(土) 01:31:07.00 ID:Yhh/iwDJ0
―――――――――――――――
数時間後
キコ「〜♪」
まどか「うぅ...///」
トコトコ
猫「ん、あのピンク...後ろのちっこいピンクは友達か?」
猫(あのちっこい方の制服...いや、あいつが標的の線はなさそうだな。髪はもう少し長めだったはずだ)
猫「ここの制服を着てたからってそうそう都合よく見つかるわけがないか。あの制服の女の子なんざ腐る程いるってのに...はぁ」
ガサッ
猫「?」
エイミー「」ヒョコリ
猫「ゲッ!このパターンはまさか」
エイミー「にゃあああああ♡」
猫「やっぱりかああああ!!」ダッ
15 :
◆do4ng07cO.
[saga]:2016/10/08(土) 01:31:46.11 ID:Yhh/iwDJ0
キコ「いやー、中々イイのが録れました」ホクホク
まどか「///」カアァッ
キコ「まだ赤くなってるんですか。まあ、同人誌と商業誌を間違えるのは誰もが通る道ですよ」
まどか「だ、だって、表紙も似てたし、それにあんなにえっちぃのだったなんて...///」
キコ「でも、最後の方は結構ノリノリで録ってたじゃないですかぁ」
まどか「〜〜〜〜///」
キコ「そういう初心なところも可愛いんですけどねー。あっ、ここのタバコ屋ですよ」
16 :
◆do4ng07cO.
[saga]:2016/10/08(土) 01:32:27.44 ID:Yhh/iwDJ0
タバコ屋
銀「......」
キコ「んちゃっ」
銀「...友達?」
まどか「は、初めまして」
キコ「まどかちゃんです。今日は、私とまどかちゃんで朗読したんですよ」
銀「まどか...?」
キコ「この子もモーリスの大ファンなんですよ。その熱意はこのテープを通して聞いてみてください!」
銀「」コクリ
ガササッ スタタタタ
キコ「ムッ!」
ガララ
キコ「いない...どうやらただの通りすがりの猫のようですね。まったく、キルシーちゃんの試聴の邪魔になるところでしたよ」
銀「キコ」
キコ「はいはーい。それじゃ、セットして...スタート!」
17 :
◆do4ng07cO.
[saga]:2016/10/08(土) 01:33:10.12 ID:Yhh/iwDJ0
――――――――――――――――――――
その頃の猫
タタタタ
猫「クソッ、毎度毎度繁殖期は厄介だ」
エイミー「にゃああああああ!」
猫「追いつかれてたまるかぁぁぁぁ!」ダッ
ププー
猫「へ?」
車「」キィィィイイ
猫「はぁぁぁぁぁ!?」
猫(う、嘘だろ...こんなバカげたことで...死...)
カチリ
猫「......」
猫「......?」
猫(いたく...ない...?)キョロキョロ
ほむら「......」
エイミー「なぁ〜お」
ほむら「...今回は友達がいるのね」
18 :
◆do4ng07cO.
[saga]:2016/10/08(土) 01:33:55.59 ID:Yhh/iwDJ0
猫(なんだ、この嬢ちゃん...この子が俺たちを助けたのか?)
ほむら「エイミー、ここは危ないから公園で遊びなさい」スッ
エイミー「にゃぁ」
猫(しかし変わった服だな。コスプレってやつか?)
ほむら「あなたも。...エイミーと仲良くしてあげてね」ナデナデ
猫(ふむ。ちょいと細いが、悪くない足首...じゃない。この嬢ちゃん、どこかで見たような)
ほむら「じゃあね。車には気をつけて」シュイン
猫(服が変わった...ん?あの服...まさか)
エイミー「にゃぁお」
猫「ハッ!」
エイミー「にゃああああ♡」
猫「ま、マズイ!この距離じゃ逃げられな――――」
19 :
◆do4ng07cO.
[saga]:2016/10/08(土) 01:34:28.14 ID:Yhh/iwDJ0
――――――――――――――――――――――
同時刻
タバコ屋
ア――――ッ!
まどか「あれ?いまなにか聞こえたような...」
キコ「気のせいじゃないですかぁ?」
銀「おわった」
キコ「どうでしたか?今回も最高だったでしょ!?」
銀「うん」
キコ「でしょでしょー!もはや同人誌どころかアダルト版の公式と言っても差し支えない展開にセリフ回し!やっぱこの作者センスありますよね!」
銀「うん」
まどか「その"同人誌"の意味はよくわからないけど、すごく面白いですよね。テレビじゃ流せないっていうか...」
キコ「そう!それが同人誌の面白さなんですよ!一時創作...所謂公式の作品も確かに素晴らしいですが、公共の電波を気にしない二次創作ならではの発想に巡り合えるこの瞬間...ンーッ、たまらない!」
まどか「ですよね!この子たちの会話なんてストーリーの展開上、絶対に見られないですもんね!」
銀「私も、そう思う」
キコ(むっふっふ...その調子ですよまどかちゃん。そのままこちらに堕ちてくるのです)
この後、三人で薔薇のモーリスについて濃厚に語り合った。
20 :
◆do4ng07cO.
[saga]:2016/10/08(土) 01:35:06.54 ID:Yhh/iwDJ0
―――――――――――――――――――
翌日 公園
黄「首尾はどうだ?」
黒「いまのところ不審な奴は見ていない」
猫「俺はそれらしいのに出会ったぞ」
黄「本当か!?」
猫「ああ。車に引かれかけたところを助けられた。顔まではよく見れなかったが」
黄「おまえ、なんで跡を追わなかった」
猫「そこはツッこまないでくれ...俺は大事なモノを失いかけたんだ」
黄「契約者のクセになに言ってやがる。組織の命令とテメェの命以上に大切なモノがあるかよ」
猫「お前もこの姿になってみればわかるさ。繁殖期の恐ろしさってやつがな」
21 :
◆do4ng07cO.
[saga]:2016/10/08(土) 01:35:33.05 ID:Yhh/iwDJ0
黒「とにかく、ターゲットとは会ったんだな?」
猫「それらしいってだけだがな」
黒「奇妙なコスプレに加えて、一瞬で制服に変わる、か」
黄「ほぼクロと見て間違いねえだろう。お前らは引き続きそのガキを探しな。それと銀」
銀「......」
黄「念のために言っておくが、俺たちの指示なしに観測霊を使うのは控えとけ。この前みてえに捕まりでもしたら面倒だからな」
銀「」コクリ
22 :
◆do4ng07cO.
[saga]:2016/10/08(土) 01:36:12.00 ID:Yhh/iwDJ0
今回はここまでです
23 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/10/08(土) 01:51:55.01 ID:RhntzjLj0
DTBssは全然見ないから期待
24 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/10/08(土) 02:05:07.33 ID:+EN2p4fao
期待
25 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/10/08(土) 03:17:44.88 ID:r5b47oJ20
DTBssは俺得過ぎるから頑張ってもらいたい。合理的に応援する。
26 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/10/08(土) 03:32:17.35 ID:Y0uenbWYO
黒が魔法少女にあっさり倒されるとか、情に絆されてキュゥべえやっつけるとか下手げな寒い展開じゃなけりゃ凄く期待する
27 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/10/08(土) 11:48:31.20 ID:Gr2kXdVhO
期待
28 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/10/08(土) 13:35:57.24 ID:DYwV+ViZo
期待
29 :
◆do4ng07cO.
[saga]:2016/10/09(日) 01:59:45.19 ID:bT79J3ML0
―――――――――――――――――――
ほむら(ここ数日間、この時間軸の見滝原市を探っていて判明したことがある)
ほむら(この時間軸の最大の差異点、『地獄門』というエリア)
ほむら(なぜこんなものがあるのか。なぜここにあるのか。詳しくはわからない)
ほむら(けれど、それだけだ。それだけしか世界は違わない)
和子「はーい。それじゃあ自己紹介しましょう」
ほむら「暁美ほむらです」
ほむら(だから、こんな挨拶もいつもと変わらない)
ほむら(まどか...今度こそ、あなたを救ってみせる...!)キッ
まどか「ふぇ?」
30 :
◆do4ng07cO.
[saga]:2016/10/09(日) 02:00:25.30 ID:bT79J3ML0
昼休み
さやか「ねえ、さっきの転校生...」
仁美「ええ。まどかさんを見てましたわ」
さやか「初対面でガンつけられるって、あんたなにやらかしたのさ」
まどか「うーん、暁美さんとは初めて会うけど...」
さやか「じゃああれだ。ガンとばしてたんじゃなくて、あんたに釘着けだったんだ。まどかは可愛いからね〜」
仁美「あらあら」
まどか「まさかぁ、そんなこと...」
ほむら「鹿目まどかさん」
31 :
◆do4ng07cO.
[saga]:2016/10/09(日) 02:00:56.18 ID:bT79J3ML0
まどか「は、はい!?」ビクッ
ほむら「あなたが保健係よね」
まどか「う、うん...」
ほむら「連れてってくれる?保健室」
さやか(おやおや、いきなり御指名とは)ヒソヒソ
仁美(あながち間違いではなかったかもしれませんね)ヒソヒソ
32 :
◆do4ng07cO.
[saga]:2016/10/09(日) 02:02:20.58 ID:bT79J3ML0
廊下
コツコツ
まどか「......」
ほむら「......」
まどか「あ...あの、どうしてわたしが保健係だって...」
ほむら「早乙女先生から聞いたのよ」
まどか「あ、そうなんだ...あの、暁美さん?」
ほむら「...ほむらでいいわ」
まどか「じゃあ、ほむら、ちゃん?」
ほむら「......」
まどか「カッコイイ名前だよね。燃え上がれ〜、みたいな...あはは...」
ほむら「......」
33 :
◆do4ng07cO.
[saga]:2016/10/09(日) 02:04:55.28 ID:bT79J3ML0
スタスタ
まどか(保健室への行き方も知ってるみたいだし、ほむらちゃんの方が前に立ってるし...あんまり喋りたくないのかな。だったら、なんでわたしを...)
さやか『じゃああれだ。ガンとばしてたんじゃなくて、あんたに釘着けだったんだ。まどかは可愛いからね〜』
まどか(まさか、そういうことは...ないよね?ほむらちゃん、女の子だし)
キコ『愛に性別や種族なんて関係ない。カーッ、薔薇のモーリスのこのテーマのブレなさは最高ですよ!』
まどか(わ、わたしもモーリスのテーマは好きだけど、でも)
銀『「愛を咎める権利は誰にもない。例えそれが一目ぼれだとしても。近親だとしても。そして...異種族間だとしても」モーリスはジュールの胸板をその鼻でまさぐり―――』
まどか(な、なんでさっきからそういう言葉ばかり浮かんでくるの!?)
ほむら「鹿目まどか」
銀『モーリスは気が付いた。彼が私に囚われているのではない。私が彼に囚われているのだと』
まどか(ほ、ほむらちゃんがわたしを意識してると思っちゃうのは、わたしがほむらちゃんに惹かれてるからなの?)
まどか(あ、頭がくらくらしてきた。わたし、いったい―――?)
ほむら「鹿目まどか?」
まどか「ひゃい!?」ビクッ
ほむら「...?」
34 :
◆do4ng07cO.
[saga]:2016/10/09(日) 02:05:53.74 ID:bT79J3ML0
ほむら「...鹿目まどか。あなたは自分の人生が尊いと思う?家族や友達を大切にしてる?」
まどか「えっ、わ、わたしは...大切だよ。家族も友達も大好きで、とっても大切な人達だよ」
ほむら「本当に?」
まどか「本当だよ。嘘じゃないよ」
ほむら「そう...もしそれが本当なら、今とは違う自分になろうなんて絶対に思わないことね」
ほむら「さもなくば...全てを失うことになる」
まどか「...?」
ほむら「......」クルッ
スタスタ
35 :
◆do4ng07cO.
[saga]:2016/10/09(日) 02:07:26.87 ID:bT79J3ML0
放課後 ファーストフード店
エスカレーター「」ウィィィン
まどか「―――っていうことがあって」
仁美「不思議な雰囲気の人ですね、暁美さん」
さやか「文武両道、完璧美少女かと思えばちょっぴり電波さんとは。カーッ、キャラ立ちすぎでしょ転校生!」
まどか「うーん...でもね、ほむらちゃん、その...」
まどか「」
さやか「どうしたの?急に固まっ...て...」
黒「......」モグモグ
ザザッ
黒「...どうした」
猫『相変わらず食い意地張ってるな。そのハンバーガー、いくつ買ったんだ』
黒「35個だ」
猫『ポテトは』
黒「LLサイズ6個だ」
猫『...お前、ちゃんとターゲットを探してるんだろうな?』
黒「余計な心配をするな。契約者は非合理的な行動をしない。ここを選んだのは、見滝原中学の生徒の出入りが多く、腹を満たすこともできる場所だからだ」
猫『一石二鳥って言いたいのか?お前が言うと説得力があるんだかないんだか...まあいい。そこはお前に任せたぞ』
36 :
◆do4ng07cO.
[saga]:2016/10/09(日) 02:08:29.16 ID:bT79J3ML0
コソコソ
さやか「すっげーハンバーガーの数...」
仁美「お連れの方は...いませんよね。あれを一人で?」
さやか「いやいやまさか...って、あの人次々にハンバーガーを平らげていってるよ」
仁美「見た目は細いのにスゴイですわね」
さやか「30過ぎたら絶対に太るって、あれ。謎だらけの弱電波転校生に超大食いの細いイケメンか...なんか妙な一日だね」
まどか「......」
さやか「どうしたの?」
まどか「...あの人のハンバーガーを見てたら、なんだか胸焼けしちゃって....」
さやか「あー...そりゃしゃーないわ。あたしも胸焼けしてきたかも」
仁美「今日は飲み物だけにしておきましょうか」
37 :
◆do4ng07cO.
[saga]:2016/10/09(日) 02:09:07.82 ID:bT79J3ML0
――――――――――――――――
廃ビル付近
ほむら(...もうここも何度目になるかしら)
ほむら(まどかが使い魔に、アイツに遭遇しやすい場所...)
ほむら(...今度こそ、止めてみせる)
コツ コツ
コソッ
猫「......」
38 :
◆do4ng07cO.
[saga]:2016/10/09(日) 02:12:20.47 ID:bT79J3ML0
―――――――――――――――――
ファーストフード店
ザザッ
黒「どうした」
猫『それらしい奴を見つけた。あんな人気のない場所に一人で入るなんてめったにないからな』
黒「場所は」
猫『○○ビルの近くだ』
黒「わかった」ガタッ
39 :
◆do4ng07cO.
[saga]:2016/10/09(日) 02:13:12.35 ID:bT79J3ML0
さやか「あっ、あの人帰るみたい」
仁美「結局、全部食べてしまったのですね」
まどか「いつもあれだけ食べてるのかな。...あれだけ食べてあの身体って、羨ましいなぁ」
さやか「体重は乙女の最大の悩みだからねぇ」
仁美「けれど、我慢のしすぎのよくはないのですよ。...あら、もうこんな時間。それでは、お稽古があるので私はお先に失礼しますわ」
さやか「おー、頑張って」
まどか「またねー」
40 :
◆do4ng07cO.
[saga]:2016/10/09(日) 02:15:53.51 ID:bT79J3ML0
まどか「わたしたちもそろそろ帰ろっか」
さやか「そだね。...まだ時間はあるな。できれば仁美も一緒がよかったけど...」
さやか「ねえ、まどか。帰りにCDショップに寄りたいんだけど、いいかな」
まどか「上条くんへのお見舞い用に?」
さやか「あ、あっははは。まぁね」
41 :
◆do4ng07cO.
[saga]:2016/10/09(日) 02:19:35.97 ID:bT79J3ML0
―――――――――――――――――
廃ビル
黒「見失っただと?」
猫「...スマン。中が複雑な構造なのもあるんだが、少し目を離した隙にいなくなったんだ」
黒「気付かれたのか」
猫「わからない。ただ、見失ってからすぐにこうして入口で張ってたからこのビルからは出てないと思うんだが...」
黒「...お前はここを見張っていろ。俺が中を探してくる」
猫「了解だ」
42 :
◆do4ng07cO.
[saga]:2016/10/09(日) 02:20:06.31 ID:bT79J3ML0
チュィン チュィン
QB「はぁっ、はぁっ」タタタ
ほむら(逃がさない...!)
QB(彼女は確かに魔法少女だ。けれど、僕は契約をした記録はない。彼女はいったい...?)
QB(とにかく、いまは彼女を撒かなきゃ)
ほむら(角を曲がった...でも、逃がさない!)
バッ
ほむら(くっ、相変わらず遮蔽物が多すぎてどこにいるのか...!)
43 :
◆do4ng07cO.
[saga]:2016/10/09(日) 02:22:28.80 ID:bT79J3ML0
黒(銃声らしき音が聞こえた...だいぶ近いな)
ほむら(どこ...どこから出てくる...?)
カツン
ほむら(...?)
カツン
ほむら「ッ」
カツン
黒「......」
ほむら「......」
ほむら(物陰からゆっくりと現れた男)
ほむら(彼の出で立ちは、有体にいえば奇妙だった)
ほむら(全身黒づくめに、細い体躯。なにより目を引いたのは、その双眸を隠す仮面)
ほむら(黒い死神―――私が彼に抱いた第一印象は、まさしくそれだった)
44 :
◆do4ng07cO.
[sage]:2016/10/09(日) 02:23:01.90 ID:bT79J3ML0
今回はここまでです
45 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/10/09(日) 02:28:53.29 ID:eBpMm6Xa0
ワクワクする所で止めやがって…!
乙です、応援しています
46 :
◆do4ng07cO.
[saga]:2016/10/11(火) 02:48:31.04 ID:OQ4UlH6F0
ほむら(何者...?どう見ても不審者だけど...)
黒「...聞きたいことがある」
ほむら「......」
黒「数日前、この町にある武器が大量に盗まれた。お前が盗んだのか」
ほむら「...!」
黒「答えろ」
ほむら「...さあ、なんのことかしら。それよりも、武器なんかがこの平和な町にあることの方が驚きだわ」
黒「ならその手に持っているものはなんだ」
ほむら「......」
黒「...今は答える気がないならそれでもいい。大人しく着いてくるなら手荒な真似もしない」
ほむら「あなたのような身なりの人を信用できるわけがないでしょう」
黒「......」
コソリ
QB(彼はまさか...『組織』の『契約者』?)
QB(何故彼が彼女に迫っているかはわからないけど、好都合だ)
QB(この隙に鹿目まどかと接触しよう。いまなら邪魔も入らないはずだ)
タッ
47 :
◆do4ng07cO.
[saga]:2016/10/11(火) 02:49:01.40 ID:OQ4UlH6F0
ほむら「......」ジリ
ほむら(何者かはわからないけれど、こんな人に構っている暇はない)
ほむら(それに、どう見ても堅気の男には見えない。なら、少し乱暴だけれど...)
ほむら「忠告しておくわ。これ以上私に踏み込まないで。でないと、命の保証はできなくなる」
黒「どういう...ッ!?」
パァン。
突如、ほむらは手に持つ拳銃を天に掲げ発砲する。
撃ちぬいたのは窓ガラス。大量の破片が両者に降りかかる。
黒「チッ」
黒は素早くワイヤーを打ちつけられるポイントを探し、側の鉄骨に投擲しガラスの雨から逃れる。
この時、一瞬だけほむらから視線が外れたのだが―――
黒(消えた?馬鹿な...)
音も無く、少女は消え去っていた。
48 :
◆do4ng07cO.
[saga]:2016/10/11(火) 02:49:31.89 ID:OQ4UlH6F0
CDショップ
サイゴノガラスヲブチヤブレー
まどか「見慣れた景色を蹴りだして〜♪」
セカイガギャクニカイテンスルー
まどか「日常を跳び越え〜♪」
『助けて...』
オノレノカラダトソノスベテヲ
まどか「存在否定はさせない〜♪」
『助けて...!』
まどか「空を飛べなかった名も無いヒーローは...え?」
まどか(誰かが呼んでる...?)
『助けて、早く...!』
まどか(ど、どうしよう...とりあえずいかなきゃ!)
タタタッ
さやか「あれっ、まどか?」
さやか(どこ行くんだろう...?)
49 :
◆do4ng07cO.
[saga]:2016/10/11(火) 02:50:01.64 ID:OQ4UlH6F0
まどか「こっちでいいのかな...」
ガタン
まどか「?」
ドサリ
まどか「ひゃっ!」
QB「はぁ...はぁ...」
まどか「酷い怪我...大丈夫!?」
QB「タスケテ...」
ガシャン
まどか「ひっ!?」
ほむら「そいつから離れて」
まどか「で、でも...この子、怪我して...」
ほむら「......」
まどか「ほむらちゃん?」
50 :
◆do4ng07cO.
[saga]:2016/10/11(火) 02:50:52.04 ID:OQ4UlH6F0
さやか「まどか、こっち!」
ブシュウウウウ
ほむら「うっ!」
さやか「まどか早く!」
まどか「さ、さやかちゃん!」
ほむら「まっ...!」
51 :
◆do4ng07cO.
[saga]:2016/10/11(火) 02:51:23.98 ID:OQ4UlH6F0
タタタ
さやか「なんなのさあの転校生。コスプレして通り魔かよ!?」
さやか「あんたもあんたでなにその白いの!?」
まどか「わからない...わからないけど、助けなくちゃ...!」
モワワ~ン
さやか「あれ?なんか景色が...」
―――――――――――――
ほむら「......!」
―――――――――――――
黒「これは...」
黒(あの時と同じ...)
52 :
◆do4ng07cO.
[saga]:2016/10/11(火) 02:51:57.64 ID:OQ4UlH6F0
魔女の結界
ジャキ
まどか「え?」
ジャキ ジャキ
使い魔「」ジャキ ジャキ
まどか「ひっ!?な、なにこれ...」
さやか「バケモン!?あ、あわわわ...夢じゃ、ないんだよね」
使い魔「」ジャキ ジャキ
さやか「こっ、こっちにくる!」
まどか「いやああああああ!!」
カッ
まどか「あ、あれ?さっきの子たちが...」
さやか「消し飛んだ?」
53 :
◆do4ng07cO.
[saga]:2016/10/11(火) 02:52:24.65 ID:OQ4UlH6F0
マミ「危なかったわね。もう大丈夫よ」
まどか「あ、あなたは?」
マミ「私は巴マミ。あなた達と同じ、見滝原中学の三年生よ」
さやか「あの、さっきのはいったい...?」
マミ「説明してあげたいのだけれど...その前に」
スタッ
ほむら「......」
さやか「うっ、転校生...」
54 :
◆do4ng07cO.
[saga]:2016/10/11(火) 02:52:52.45 ID:OQ4UlH6F0
マミ「魔女なら逃げたわ。仕留めたいのなら、すぐに追いかけなさい」
ほむら「私が用があるのは...」
マミ「呑み込みが悪いのね。見逃してあげると言っているの」
ほむら「......」
マミ「お互い、余計なトラブルとは無縁でいたいと思わない?」
ほむら「......」
クルッ
55 :
◆do4ng07cO.
[saga]:2016/10/11(火) 02:53:30.69 ID:OQ4UlH6F0
マミ「行ったみたいね...ひとまずキュゥべえを治療しましょう」
パァァァ
まどか「すごい...傷が塞がってく...」
QB「ありがとうマミ。助かったよ」
マミ「お礼はこの子たちに」
QB「助かったよ、鹿目まどか。美樹さやか」
さやか「うぇぇ?あたしたちを知ってるの?」
QB「僕、君たちにお願いがあるんだ」
まどか「お願い?」
QB「僕と契約して、魔法少女になってよ!」
56 :
◆do4ng07cO.
[saga]:2016/10/11(火) 02:53:56.93 ID:OQ4UlH6F0
コソッ
黒「......」
黒(なんだあの白いやつは...契約?魔法少女?なにを言っている)
黒(そもそもあいつは契約者なのか?マオと同じ、憑依型の...?)
ザザッ
猫『黒、あの嬢ちゃんが出てきたぞ』
黒「......」
黒(いまは、奴が先か)
57 :
◆do4ng07cO.
[saga]:2016/10/11(火) 02:54:47.47 ID:OQ4UlH6F0
マミ「......」
マミ(気のせいかしら。さっき、誰かに見られていたような...念のために、場所を変えた方がいいかも)
さやか「マミさん?」
マミ「ご、ごめんなさい。...二人とも、いまは時間は空いてるかしら」
まどか「空いてます」
さやか「あたしも大丈夫ですよ」
マミ「それじゃ、私の家で説明しましょうか」
58 :
◆do4ng07cO.
[saga]:2016/10/11(火) 02:55:22.91 ID:OQ4UlH6F0
―――――――――――――――――――
夜 某所
ほむら「......」
ほむら(間に合わなかった、か...けれど、悔やんでいる暇はない。まどかを契約させないように細心の注意を払わないと)
ほむら(それに、あの仮面の男...ただの不審者とは思えない。彼が今後も姿を現し邪魔するようなら、その正体も探らないと...ッ)
カツン
黒「......」
ほむら(噂をすれば...)
59 :
◆do4ng07cO.
[saga]:2016/10/11(火) 02:56:00.09 ID:OQ4UlH6F0
ほむら「...後を追ってきたのかしら」
黒「お前には聞きたいことが山ほどある」
ほむら「答える必要はないわ。さっき言っていた武器のことなんて私は知らない」
黒「武器のことだけじゃない。さっきの金髪の女と白い動物、それに化け物が出る奇妙な空間についてもだ」
ほむら(...!この男、キュゥべえが見えているの?)
黒「もう一度言う。お前が大人しくついてくるなら、手荒な真似はしない」
ほむら「......」
信用できない。そう直感したほむらは変身しようとする。が。
ほむら「......!」
変身を終えた時には既に、目にも止まらぬ速さで距離を詰めた黒に右腕を掴まれていた。
ほむら(速い...!)
黒「...これが最後の忠告だ」
ほむら「......」
ほむら「...警告したはずよ、これ以上、私たちに関わらないで」
バッ
60 :
◆do4ng07cO.
[saga]:2016/10/11(火) 02:56:45.60 ID:OQ4UlH6F0
黒(力づくで振り払われた...!?)
技術もへったくれもない、女子中学生とは思えないほどの力で振り払われた黒に思わず驚嘆の色が浮かぶ。
その隙を突き、ほむらは盾に左手を入れ拳銃を取り出し黒に突きつける。
黒は己に向けられるその銃身に左手で射線を逸らし、右手で懐から取り出したナイフを振るう。
その身を切裂く寸前に、ほむらは身を屈め回避。
右手のナイフによる追撃を防ぐため、左手で黒の右手を払い、再び左手の銃を突きつける。
黒は宙回した勢いのままほむらの左手を蹴りあげ、左手に持ち替えたナイフを突きだす。
眼前にまで迫るそれにも怯まず回転を加えた裏拳を黒の左手に当て逸らす。
三度突きつけられる拳銃。さしもの黒も、射線を逸らす余裕はない。
黒は膝を折り曲げ、限界まで上体を逸らし銃弾を回避。そのまま腰を捻り、ほむらの胴体へと向けて回し蹴りを放つ。
ほむらはとっさに肘を挟み込みダメージを軽減。しかしその体重差を覆すことはできず、数メートル弾かれる。
黒の死神はその隙を見逃さない。
黒の目が赤く光り、契約者特有のランセルノプト放射光が身を包み、掌がほむらの顔面へと突き出され
カシャン
時が止まった。
61 :
◆do4ng07cO.
[saga]:2016/10/11(火) 02:57:16.12 ID:OQ4UlH6F0
ほむら「......」ハァハァ
ほむら(なんて身のこなし...やっぱり、ただの不審者じゃない)
ほむら(このまま逃げても、おそらくずっと追ってくる。そして無駄な消耗をすることになる。なら...)
静止した黒の身体に、銃を突きつける。
ほむら(当たり所がよければ助かるけれど、もしも悪ければ...)
ほむら(...今さらよ。迷う事なんてないわ。まどかを救うために、何人も―――それこそ、まどかさえ何度も殺してきたのだから)
引き金が引かれる。時間が動けば弾丸は彼を貫く筈。
黒の掌から距離をとるのと同時。
時は、動き出した。
62 :
◆do4ng07cO.
[saga]:2016/10/11(火) 02:57:42.54 ID:OQ4UlH6F0
黒「......!」ドサリ
ほむら「...言ったでしょう。これ以上踏み込めば命の保証はできないって」
倒れた黒に背を向け、ほむらは息を整えつつ歩き出す。
ほむら(それにしても...なぜあの男は私が武器を盗んだことを知っていたんだろう)
ほむら(今までのループ通りの道を通り、監視カメラに決して映らないように移動したはずなのに)
ほむら(この時間軸の最大の差異点、地獄門となにか関係が...?)
ヒュッ
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