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仗助「強くてニューゲームッス」
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68 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/09/29(木) 12:01:59.87 ID:qIRy1bWb0
>>67
3部の10年後、つまり四部の頃のホリィさん(3部の時点で45歳)と同年齢
69 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/09/29(木) 14:44:35.13 ID:gg3LAplAo
>>62
良平さんの息子さん……?
70 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/09/29(木) 14:54:49.80 ID:qIRy1bWbo
>>69
ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアーッ!!
素で間違えたッ!すまないッ!!
正しくは「お孫さん」だッ!!
本当にすまないッ!!
こんな重要なところで間違うとは・・・
原作を読み直す事を本気で考えたよ・・・
71 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/09/29(木) 14:56:21.12 ID:qIRy1bWbo
―――――――――――1時間前
強盗リーダー「AHYAHYAHYYYYY!怖かったよォォーッ
おまわりさァーん」
強盗下っ端「助けてくれてありがとオ〜〜〜ッ!」
パンストかぶり強盗「俺漏らしちゃったァァァ―ッ!」
警部「もう良いから早く乗れッ!お前はズボン履き替えてからだッ!!」
強盗3人組「ハイィィィーッ!」ウォォォーン
警部補「東方、噴上、良くやったぞ
お手柄だッ!」
仗助「いえいえ、大したことねーッスよ!なあ噴上ッ!」
噴上「ああ、相手がアホだったからな!」
警部補「いやいや、爆弾処理班も呼ばず爆発を止めるなんて大した奴らだお前たちはッ!」
仗助(・・・爆弾ぶっ壊したから近くの100均の目覚まし時計テキトーに原材料とくっつけた事はだまっとこ)
警部「本当に良くやってくれたな。
さすが良平さんの お孫 さんなだけある。」
仗助「・・・いやぁ、じいちゃんにはかなわねーッスよ!ハハハッ!」
警部(後は髪型とその口調を直せば完璧なのだが・・・大目に見るか)
噴上「ところで、なんで仗助は銀行にいたんだ?」
仗助「エッ!?」
警部補「そういえばそうだ、何故だ?」
仗助「あっ、いや、そのォ〜」
仗助「爺ちゃんから受け継いだ「勘」が働いた・・・ってところッスね」
警部補「なんだとこいつめッ!頼もしいことを言いやがって!」コノコノォ
噴上「なるほど!さすがだなッ!仗助!」
警部「そこまで言うなら今後も期待してるぞ〜ッ!」
仗助「ははは・・・」
仗助(サボってパチンコ行ってたら偶然見かけたってのは黙っとこっと(オレって見栄っ張りかな))
警部「そういえばお前の友人はどうしたんだ?」
仗助「ああ、あいつなら・・・」
凄腕銀行員「本当にありがとうございますゥ〜〜〜!!
命の恩人さまァァァ〜〜〜!!」
億泰「もっ、もう分かったから、いい加減離れてくれッ!!」
凄腕銀行員「そんな事言わずにッ!せめてお名前だけでも!」
億泰「だああッ!億泰だッ!虹村億泰だよッ!これでいいだろ!もう勘弁してくれッ!!」
凄腕銀行員「億泰サマ・・・」
凄腕銀行員「あなたの事を、私にお預けいただけませんかッ!」
億泰「オレの名前の「億」と金の単位の「億」を掛けてんのかッ!
そりゃー面白いデスねッ!!もう分かったからッ!」ダダッ
凄腕銀行員「あッ!最後まで話を・・・」
72 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/09/29(木) 14:57:14.02 ID:qIRy1bWbo
訂正しましたorz
深夜だったから疲れていたのかな・・・
73 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/09/29(木) 14:59:40.30 ID:qIRy1bWbo
>>64
で
祖父って書いてあるのに・・・
仗助は孫って書いてあるのに・・・
仗助が何べんもじーちゃんって呼んでるのに・・・
74 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/09/29(木) 17:07:24.34 ID:dioJZxdXo
あるあるだから気にし過ぎないようにな
頑張って完結まで書いてくれ
75 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/09/29(木) 18:18:56.77 ID:qIRy1bWbo
何時までもクヨクヨするのはやめだァーッ!!
今夜少し遅れますが、投下しに来ますッ!!
76 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/09/30(金) 01:38:51.24 ID:6l7dxE9Xo
すいません・・・説明部分はまだ書ききれてないので
次回投下します。本日は本編だけです。
ジョジョを知らない方はすいませんorz
77 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/09/30(金) 01:40:34.20 ID:6l7dxE9X0
億泰「兄貴が死んだのは償いの為だ・・・当然の事だったんだ・・・」
億泰「親父のためとはいい、いろんな人間を殺してきたからな・・・」
仗助「だが、家族思いで頼りになる、お前のたった1人の兄貴
・・・そうだろ」
億泰「・・・。」
裕也「・・・露伴先生や康一、あと早人も、明日霊園に行ってくんだとよ・・・」
仗助「・・・俺も行くぜ。鈴美さんの分もあるが、
お袋と一緒にじーちゃんの墓参りに行くんだ。
じーちゃんの大好きだった、ブランデーを持ってな・・・」
仗助「億泰、オメーの気持ちも分かるがよ、
行ってやった方が、きっと喜ぶぜ・・・
形兆の兄貴だけじゃあねえ。重ちーや鈴美さんもきっと・・・」
億泰「・・・ああ。そのつもりだ・・・」
静まり返った雰囲気の中、仗助は考えた
仗助(・・・だが、あの時俺がもっと気をつけていたら
みんなは死なずに済んだんじゃあないのか・・・?)
仗助(重ちー・・・俺があの時もっと早く気付いていれば助かったかも知れねえのに・・・)
仗助(形兆の兄貴も、彩さんも、早人の父さんも・・・クレイジー・ダイヤモンドで助けれたはずだ・・・)
仗助(そしてじいちゃんもそうだ・・・俺が目を話した隙に・・・)
仗助(・・・みんなは俺が来て、喜んでくれるのかな・・・)
78 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/09/30(金) 01:42:50.30 ID:6l7dxE9X0
ビーッ! ビーッ!
その時、突然仗助の通信機が鳴り出した
警部「おいッ!仗助!!聞こえるかッ!!」
仗助「うおッ!?」
慌ててイスを倒してしまう仗助、それに驚く2人。
仗助はすぐさま通信に出た。
仗助「こッ!こちら仗助です!!どうしたんッスか警部!?」
警部「お前さっきトニオさんの店で、噴上たちと食事をするって言ってたよなッ!!」
仗助「ハッ!ハイ!今噴上もこっちに居ます!」
警部「ならすぐ霊園の方へ向かってくれ!!
誘拐犯がそっちの方へ逃げたんだッ!!」
仗助「なッ!何ィ!?」
警部「すぐ応援を呼ぶッ!それまで時間を稼いでいてくれッ!!
いいか!?赤い軽自動車に乗っている2人組みの男たちだぞッ!!」
仗助「了解しました!!すぐ向かいます!」
裕也「なんだ!?何事だ!?」
億泰「どっ!どうしたんだ仗助!?」
仗助「誘拐犯だッ!!誘拐犯が霊園に向かってるらしいッ!!」
裕也「ナニィッ!?」
仗助「俺たちで応援が来るまで時間を稼いでくれって事だ!
赤いトラックに乗っているらしい!!」
仗助「噴上ッ!!オメーはハイウェイ・スターで、赤いトラックを探してくれ!」
裕也「よし、分かった!赤い軽だな!」
仗助「億泰ッ!協力してくれるか!」
億泰「おう!もちろんだぜッ!!」
仗助「あっ、そうだ!トニオさん、お勘定・・・」
トニオ「・・・お金ハ、いつでもいいデス」
トニオ「今は、犯人を追いかけてくだサイ。」
仗助「おッ!恩に着るぜッ!トニオさんッ!」
裕也「行くぞ仗助!!」
仗助「おうよッ!!」
79 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/09/30(金) 01:43:50.87 ID:6l7dxE9X0
――――――霊園への道
赤い軽自動車がスピード表示を無視して坂を下っていく
中には一人の女性と2人の男たちが乗っていた
女性「あんた達・・・どこへ連れてくの?」
犯人1「・・・」
犯人2「・・・」
女性「何とかいいなさいよッ!」
犯人1「だ、大丈夫だから・・・もうすぐ着くから・・・」
犯人2「・・・おい、何か追ってくるぞ?」
ミラーに移っていたのは一台のバイクだった
しかし、何かがおかしい
80 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/09/30(金) 01:44:44.29 ID:6l7dxE9X0
億泰「ウダラァーッ!止まりやがれコラァーッ!!」
なんと、バイクの上で億泰が仁王立ちしていたのだ
犯人1「なッ!?なんだあれはッ!?」
裕也「警察だ!大人しく車を止めろッ!」
裕也が追跡に成功し、追いかけてきたようだ
億泰「ところでよォーッ!警察が2人乗り許して大丈夫なのかよッ!」
裕也「今回ばかりは許可するッ!犯人逮捕が優先だッ」
女性「警察・・・ッ!警察の人達が来てるッ!」
犯人2「け、警察!?警察が追って来たぞ!!」
犯人1「ヤバイッ!とりあえずブレ・・・」
ブォォォーーッン
車は、一見忠告を聞かずにスピードを上げた
しかし、実際は焦ってブレーキとアクセルを踏み間違えただけだった
犯人1「ヤバイッ!!加速しちまった!!」
犯人2「ヒィィィッ!!」
女性「キャッ!!」
億泰「あいつらが加速したってことは
「抵抗してる」って事で良いんだなッ!」
裕也「ああッ!だが気をつけろ、オレまで削り取るなよッ!!」
億泰「あったりめーだッ!ザ・ハンド!!」
バイクは車にぶつかるギリギリまで近づき、ザ・ハンドでタイヤと扉を削り取った
犯人2「うわあああッ!なんだァァァ!?」
億泰「そーれもう一丁ッ!」
今度は空間だけ削り取り、女性を引き寄せた
億泰「大丈夫かッ!?」
女性「ありがとうッ!とっても怖かったわ!」
女性はつい億泰に抱きついてしまった
億泰(ウオッ!そうそうッ!こういうのを待ってたんだ!!ババアじゃなくってッ!)
裕也「二人ともッ!!しっかり捕まれッ!止めるぞ!!」
億泰「おうよッ!!」
億泰は言われるがままに女性を抱きかかえたまま
座席にしゃがみ込んだ
裕也がブレーキを掛けると、タイヤが勢い良く擦れ、音と火花が辺りに飛んだ
キキキィィーーーッ
その時同じく犯人たちも今度はブレーキを掛け、タイヤの擦れる音が交じり合っていた
81 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/09/30(金) 01:46:08.59 ID:6l7dxE9X0
ガチャッ
犯人1「ハア・・・ハア・・・死ぬかと思った・・・」
犯人2「ああ、ホント・・・」
ドアを開けた犯人たちは呼吸を荒くし、グッタリしてる。
裕也「おいッ!!オメーら!車からゆっくりと降りて来い!!!」
犯人たち「ヒイッ!!」
億泰「妙な動きするんじゃあねーぞッ!ダボがッ!!」
犯人2「ハッ!ハイ!!」
犯人1「わ、わかりました・・・」
そこに、遅れて仗助が駆けつけた。
仗助「おおッ!捕まえたのかッ!お前らすげーなッ!」
億泰「出る幕無かったなッ!東方巡査よォ〜」
仗助「うっ、うるせえッ!」
嫌味を言われ少し怒る仗助。
犯人たち「・・・ン?」
その時、犯人2人が仗助を見て表情を変えた
82 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/09/30(金) 01:47:45.37 ID:6l7dxE9X0
犯人2「あれ・・・ッ?あんた・・・どこかであわなかったか・・・?」
仗助「・・・?何のことだ・・・?」
犯人1「確かにオレも・・・どっかで見た顔だ・・・」
仗助「いや、人違いじゃあねえッスか?俺はあんた達のことなんて・・・
・・・ハッ!!」
犯人たち「・・・ハッ!!
思い出した!」
犯人1「よ、4年前・・・」
犯人2「俺からケータイを奪った・・・」
吉岡&美奈代の彼氏「「あのバイク男だッ!!」」
仗助「ッ!!!」
億泰「ナニィッ!?」
裕也「!!」
83 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/09/30(金) 01:50:14.40 ID:6l7dxE9X0
吉岡&美奈代の彼氏
4年前、噴上裕也は「矢」を受けてトンネルでバイク事故を起こした。
その際に、トンネルに入ってきた露伴の養分をハイウェイ・スターで吸収し、
死に掛けの状態にした。そこに助けに来た仗助は
ハイウェイ・スターに追われ、止まらずバイクで走り続けながら、裕也の居る病院を探さないといけない
状況下にいた。仗助は康一に裕也のいる病院を聞くため、
電話が必要だった。その時電話を奪われたのがこの2人。吉岡は10億円が掛かった取り引きの電話を待っていた。
美奈代の彼氏は、恋人の美奈代にプロポーズを申し出ようとしたていた真っ最中だった。
しかし2人とも仗助に電話を奪われ、失敗してしまった。
84 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/09/30(金) 01:51:49.94 ID:6l7dxE9X0
裕也(あの犯人が・・・あの時の2人だとッ!?)
裕也(あの後、仗助に話を聞いて、思い出して想像するたびに罪悪感を抱いてたが・・・
まさかこんなところで出会うとは・・・)
裕也(きっと仗助に電話を奪われて仕事と恋人を失いヤケになり・・・
金持ちのとこの娘をさらって身代金を取ろうとした・・・って所だろうか・・・)
吉岡「じゅ、巡査って事は・・・警察になったのか!?」
美奈代彼氏「あの時バイクで爆走してて、俺の電話ひったくってった、
あの時の高校生が・・・?」
仗助「!!」
その時仗助は、強いショックを受けた
仗助は、その言葉が心が突き破られそうなくらいの勢いで突き刺さったように思えた
「あの時電話をひったくった高校生が、警察になった」
85 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/09/30(金) 01:56:19.74 ID:4XsmioOt0
あの時の赤ん坊も出るかな?透明じゃない方ね
86 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/09/30(金) 02:13:37.61 ID:6l7dxE9X0
仗助自身は、祖父の後を継ぎ
立派な警察官になったつもりだった
しかし、思い返してみれば
ふさわしくない節があった。
(追い詰められていたからとはいえ)他人から携帯をひったくり、
その上人生をメチャメチャに・・・
言い換えれば泥棒。そして今回の事件の原因を作ったと言える。
また、露伴をイカサマで騙した挙句、(遠まわしとはいえ)家を焼く・・・
言い換えれば詐欺、放火だ。
普段の仗助ならば謝罪し、丸く治めることもできたはずだ。
しかし、墓参りの話の時考えていた事で心に隙ができてたこともあり・・・
裕也「ち、違うッ!あれは俺も関わってたんだッ!」
裕也「仗助一人のせいじゃないッ!」
億泰「そうだそうだッ!オメーも何か言ってやれ仗助ッ!」
仗助「・・・俺は」
億泰「そうだ、ビシッと決めてやれッ!」
仗助「・・・俺は正義って言葉を・・・利用してるだけなんじゃあねーのか・・・?」
億泰「・・・仗助?」
仗助「俺が今までやってきたことって一体なんだったんだ!?」
億泰「おいッ!どうしたんだ仗す・・・」
仗助「うわあああああああああああああああああああああああああーッ!!」
プッツーン
バタッ
仗助の心は折れてしまった。
87 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/09/30(金) 02:19:44.76 ID:6l7dxE9X0
億泰「仗助ッ!?」
裕也「おっ!おい!!どうしたんだ仗助ッ!!」
2人は必死に呼びかける、
しかし、仗助の耳には微かにしか届いていなかった。
その微かな声も聞こえなくなり、意識が薄れていく中、
仗助は考え事をしていた。
「俺は正義を・・・名乗っていていいのか?」
「俺こそ・・・アンジェロや吉良の事を言えない」
「「正義」という言葉を自分の為に使ってきた」
「最低野郎だったんじゃないのか・・・?」
答えが見つからないまま仗助の意識は途切れた
88 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/09/30(金) 02:22:40.73 ID:6l7dxE9X0
―――――――――――――――――
仗助が気がつくと、あたりは異常なほどに静まり返っていた。
しかしそんな事すら気にしないくらい仗助は自暴自棄になり、
心に穴があいたような間隔に浸っていた
「笑っちまうよな・・・今までやってきた事
ぜェーんぶ、人の事言えねえ立場だったなんて・・・」
「じいちゃんに変わってこの町を守る?笑わせんなよ・・・」
「今まで戦ってきたスタンド使いと・・・
億泰の兄貴や、音石のヤローとか、アンジェロに、
宮本輝之輔・・・もしかしたら・・・いや、もしかしなくても吉良と
比べてみても・・・
オレって最低だったんだな・・・」
「・・・俺って一体、何なんだろうな・・・どう思うよ、億泰ゥ」
仗助は億泰に問いかける。しかし、返事は返ってこない。
仗助「おいどうしたんだよ億泰ゥ〜まさかお前の兄貴引き合いにだしたから怒ってんのか?」
仗助「それとも遅れたこと指摘されて俺がムキになったのが気に食わなかったか?」
しかし、それでも億泰は黙ったままだ。
仗助は軽く肩を掴み、億泰の顔を自分のほうに向けた
仗助「おい返事しろよ億泰、悪かったっ・・・て・・・」
次の瞬間
仗助の目に、ヤケになってた頭を一瞬で冷やす光景が入り込んだ。
肩をとても冷たくし、
腹の部分を血まみれにし、
目を瞑っていた億泰だった。
89 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/09/30(金) 02:25:01.44 ID:6l7dxE9X0
仗助「・・・おい・・・億泰・・・冗談だろ・・・?」
仗助「あいつらを捕まえたから、ちょっとオレをからかってるんだろ・・・?
お前があいつ等なんかに・・・」
仗助はクレイジー・ダイヤモンドで傷口を治しながら問いかける。
ナイフか何かで付けられた様な傷のため、治すのは容易かった。
傷口は塞がり、血も止まった。完璧に治した。元の状態に戻した。
しかし、一つだけ治らない物が・・・
もう戻らない物があった。
億泰の魂だ。
もうすでに、行ってしまっていたのだった。
90 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/09/30(金) 02:27:00.43 ID:6l7dxE9X0
仗助「・・・おい、ふざけるのもいい加減にしろよ・・・」
仗助「オメー腹を抉られても・・・腕をもがれても・・・思いっきり焼かれても・・・
顔にブツブツの穴開けられても死ななかったじゃあねーか・・・なあ億泰・・・」
億泰の頬に涙が一粒落ちた、また一粒、また一粒と、大粒の涙が流れ落ちていく・・・
仗助「だってよお前・・・さっきまで元気だったじゃねーかよ・・・
一緒に爆弾ぶっ壊して・・・トニオさんとこで肩こり治して・・・
それでオレにサラダの端っこケチ臭く分けてくれて・・・
ババアに絡まれてクタクタになってたけどよォ・・・
新しい出会いを探すって・・・気合入れてたじゃねーかよ・・・」
仗助は、強がりながらも現実を受け入れられず、涙を流し続けた。
仗助「嘘がヘタクソなんだよオメーはよォーッ!
だからオメーはいつまでもバカのまんまだって言われてるんだよォ〜〜〜ッ!」
仗助「億泰・・・返事しろよ・・・そもそも・・・ザ・ハンドを持ってるハズのお前が死ぬわけねーだろ・・・」
91 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/09/30(金) 02:27:56.67 ID:6l7dxE9X0
その時、後ろから擦れるような声が聞こえてきた
「抱きかかえてた・・・女が・・・グル・・・だった・・・んだ・・・」
仗助は後ろを振り向くのが怖かった。
仗助は杉本鈴美のいた、振り返ってはいけない小道で振り向くと
得体の知れない「何か」に「どこか」へ連れてかれるという話を康一から聞いたことがあった。
しかし、仗助はそれの何倍もの恐怖を味わっていた。
何が、どうなっているか、すでに解っていた。
だからこそ振り向きたくなかった。
しかし、「運命」は非情な事に
仗助を振り向かせた。
そこには噴上裕也が、血だらけで壁に寄りかかっていた。
92 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/09/30(金) 02:35:12.67 ID:6l7dxE9X0
仗助「うおおおおおおおおおおおおおッ!!ふ、噴上ィィィーッ!!」
仗助はこの時、
億泰が死んだという現実を受け入れた。
なぜなら彼の頭の中には
「億泰のように手遅れにしたくないッ!確実に治したいッ!」
という思いがよぎったからだ。
犯人なんかもうどうでもいい、
噴上だけでも助けたい
そう思っていた。
仗助「しっかりしろォーッ!噴上ィーッ!」
裕也「あの女が・・・億泰を刺した隙に・・・ドジちまった・・・」
裕也「すま・・・ねえ・・・」
仗助「いいんだッ!気にするんじゃねえッ!」
仗助(なんでだ・・・なんでクレイジー・ダイヤモンドでも治せないんだッ!!)
全力でクレイジー・ダイヤモンドを使ったが、
噴上の様態は良くなった様には見えない。
むしろ、どんどん顔色が悪くなっている
裕也「・・・仗助・・・頼みがある・・・」
仗助「ああ、なんでも言ってくれッ!!どうしたいんだッ!!」
裕也「・・・ミキタカと・・・女たちに・・・
「ごめんな」
って・・・つた・・・え・・・」
噴上裕也はもうすでに、虫の息だったようだ
最後の力を振り絞って、
仗助に何があったかと
大切な友人へのメッセージを伝えた
強敵でもあり大事な同僚でもあった勇敢な男の最後だった。
93 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/09/30(金) 02:37:31.62 ID:6l7dxE9X0
仗助「・・・なんだよお前ら・・・」
仗助「揃いも揃って抜け駆けしやがって・・・」
仗助「俺より先にアイツらのところに行くとはよォ〜〜〜ッ!
いい度胸しているじゃあねーかァ〜〜〜ッ!!」
仗助「供え物が目当てかよォ〜〜〜ッ!食い意地張ってるなあ億泰ゥ〜〜〜ッ!!」
仗助は強がってジョークを叫んだが、
声は震えて今にも崩れそうだった。
彼なりの現実逃避をしているのだ。
もちろんこれが本心のわけが無い。
仗助の思いはただ一つだった。
「やり直したい」
一生に一度、誰でも考える事だ
ゲームで負けて考える事もあれば
テストの間違った部分の答えを
終わってから思い出し考えることもある。
東方仗助は今まで過ごして来た人生の中で一番、
生きてきた中でもっとも
「やり直したい、戻りたい」
と考えた。
この物語は
クライマックスでも
序章でも
中間地点でもない。
94 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/09/30(金) 02:44:36.18 ID:6l7dxE9X0
ジリリリリリリリリリッ
「・・・ハッ!?」
「・・・」
カチッ
「夢・・・?だったのか・・・?」
「妙に生々しくて、イヤな夢だったぜ・・・」
「・・・」
「何か・・・おかしいぞ・・・」
「この部屋、いつものボロい寮じゃない・・・」
「ここは・・・俺の・・・
高校生の頃の部屋ッ!?」
「どうしてここに・・・
・・・ハッ!?」
「こっこれはァ〜〜〜〜ッ!?」
鏡に映った高校生の仗助「高校生になってるゥーッ!?」
たった今から始まるのである。
ジョジョの奇妙な冒険
part4
ーダイヤモンドは砕けないー
95 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/09/30(金) 02:49:52.68 ID:B9a/AL6tO
つーても作中でクレイジーダイヤモンドが大きく成長した描写もないし
タイマンで勝てるのも分かってるしで
吉良邸押し掛ければ終わるんだよな
96 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/09/30(金) 03:04:18.65 ID:6l7dxE9X0
今日はここまでです。
・・・これで(プロローグは)終わったな・・・
このssにはみんなが貸していたのだよ・・・3日前から数々の人間が・・・
あらゆるもの(主にアドバイスや期待)を貸していたのだ
戻って来ねえものが・・・多すぎるな・・・(主に体力と睡眠時間)
しかし彼ら(先代ジョジョss)のおかげだ・・・
彼ら(応援してくれる人たち)のおかげで
このssは続いているんじゃ・・・
良平の息子仗助・・・
バグでデータ吹っ飛んで書き直しになった
>>86
と
>>87
の元データ・・・
早速
>>93
で打ち間違えた本来序章の部分に
入るはずだった「承句」・・・
終わったよ・・・
・・・というわけで、ながったるい2003年編ことプロローグは
(説明まとめを除けば)これで終了です。
次回からは強くてニューゲーム編がスタートします
さっそく
>>95
で指摘されている事や、実写化によるショックを
必ずや何とか乗り越えて見せます
最後まで応援よろしくお願いします。
97 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/09/30(金) 10:03:28.80 ID:7F4wGV8oO
いちいちコメントしない方がいいと思うぞ
あんまりやると寒いだの何だのと叩かれたり荒らされたりする原因になる
98 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/09/30(金) 12:10:23.80 ID:l+qPv81CO
期待
99 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/09/30(金) 13:00:33.07 ID:17Zx2sdJO
三部以降唯一仗助だけが新しい能力に目覚めてないんだよな
承太郎は時止め
ジョルノはG.E.R
六部は徐倫ではなく別の人が目覚めてトドメ刺してるし
ジョニィは絶対[
ピーーー
]マン
100 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/09/30(金) 14:37:00.83 ID:6l7dxE9Xo
お知らせ
今日はお休みです、投下は多分明日になります。
101 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/09/30(金) 21:25:09.66 ID:CNrbNasYo
仗助は最終的に「治すスピード」が上がってるっぽい
爆発でバラバラになっても死ぬ前に治せてしまったり人を貫く威力の自動追尾弾が作れたり
102 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/09/30(金) 21:37:52.76 ID:KroYPh9bO
>>101
確かにな
億安の時は「........治ったぜ」的な感じで少し間があったけど、最終的に早くなってるからな
103 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/10/01(土) 00:57:51.15 ID:cFtY+COF0
皆様の質問や感想を聞きたいです
>>1
から
>>94
まで読んで
104 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/10/01(土) 00:59:18.74 ID:cFtY+COF0
誤爆
>>1
から
>>94
まで読んでの質問、感想を聞きたいです。
105 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/10/01(土) 03:08:07.16 ID:pTz0ZdrHo
仗助ってあんまり強くなったって感じしないからなー
106 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2016/10/01(土) 05:43:16.47 ID:+LhcbpNjo
楽しみにしとるよ乙ー
107 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/10/01(土) 05:44:08.19 ID:KXU3drrbo
SS以外の部分はチラシの裏に書いてくれ
108 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/10/01(土) 10:19:25.52 ID:5fluIchkO
感想を聞くだとかコメントだとか
>>96
みたいなのとかは止めてくれ
ほんとに
109 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/10/01(土) 10:45:13.03 ID:9fpS3qiSo
で、無視…と。を思い出すからあまりこいあとがきはやめてくれ
110 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/10/01(土) 11:21:09.14 ID:cFtY+COF0
>>107
>>108
>>109
失礼いたしました、次からは気を付けます
111 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/10/01(土) 15:11:45.75 ID:6oRYqbcjo
>>110
気にしなくていいぞ
112 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/10/03(月) 00:13:49.10 ID:XT2j6AFJ0
続きはまだか
113 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/10/03(月) 05:40:05.08 ID:D/J4SOuNo
感想や質問を望んでるようだけど
下手に書くと先の展開を当ててしまいそうで書きにくいのよな
114 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/10/04(火) 07:45:05.78 ID:aD+7jEu8O
最初の勢いだけか
115 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/10/04(火) 17:23:01.84 ID:oGrWuS/Lo
今夜投下します
116 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/10/04(火) 17:24:49.18 ID:vwThlC9FO
まってる
117 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/10/04(火) 19:45:13.33 ID:SAvyb8QAO
感想を望んだり、あとがきとか書きたいならここじゃなくハーメルンとか暁とかサイトで書けばいい。
118 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/10/05(水) 00:57:59.89 ID:DhgnVN2wo
遅くなりました、投下します
119 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/10/05(水) 00:58:48.68 ID:DhgnVN2wo
仗助「・・・ま、まじかよォ〜〜〜」
仗助「ゲーム機もラジカセも当時のまんまじゃねーか・・・」
仗助「まだ夢の中なんじゃねーのか・・・?」
仗助「そういや承太郎さんが夢の中じゃあスタンドは出せないっていってたような・・・」
仗助「・・・クレイジー・ダイヤモンドッ!」
ズオン
クレイジー・ダイヤモンド「・・・」
仗助「・・・出るっつーことは・・・夢の中じゃあねーようだな」
「仗助ーッ!早く起きなさーいッ!!」
仗助「ッ!?こ、この声はッ!」
ガチャッ
「仗助遅刻するわ・・・何よ、起きてるじゃない」
仗助「おっ、お袋ッ!?」
朋子「・・・?何驚いてんのよ、早く支度しなさい」
120 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/10/05(水) 01:07:40.30 ID:DhgnVN2wo
仗助「いや、あの、何ていうか・・・
若い・・・」
朋子「・・・何お世辞言ってるのよ、あんたに言われても嬉しくないわ」
仗助「あっ、いや、そういうわけじゃ・・・
・・・ン?支度って何の支度だ?」
朋子「何って決まってるでしょ?
今日から新学期でしょ?」
仗助「え」
仗助「えーっ!?」
朋子「なっ!?何急に叫んでるのよ!」
仗助「だっ、だって!あまりに驚いたもんだからついッ!」
朋子「ビックリしたのはこっちよ!あんた、まだ寝ぼけてるんじゃないの?」
仗助「いや、だってよォ・・・今は8月のお盆・・・
・・・ン?ンン?ンンンッ!?」
朋子「どうかしたの?」
仗助「・・・いや、お袋の言う通り・・・俺寝ぼけてたみてーだ・・・」
仗助「着替えるから先リビング行っててくれ・・・」
朋子「?さっさとしなさいよ」
バタン
仗助「・・・」
ゴゴゴゴゴ
カレンダー「・・・」
仗助「お袋がおかしいんじゃなあない・・・夢の中でもない・・・」
仗助「もうここまでされたら信じるしかねーな・・・」
仗助「4月」
仗助「1999年、4月12日・・・月曜日」
仗助「・・・」
TV「先日、杜王町にて耳や目の内部が破壊された死体が発見されました
警察は、新型の病原菌による病死、もしくは事故として調査を進めています。」
仗助「俺は・・・マジに過去に来ちまったのかよ・・・」
121 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/10/05(水) 01:08:12.49 ID:DhgnVN2wo
朋子「仗助!急ぎなさいッ!」
仗助「ま、待ってくれよお袋ォ」
仗助(久しぶりの学ランだから着にくいぜェ〜〜〜)
朋子「!?プッ!アハハハハッ!ちょっ!ちょっと仗助」
仗助「どうかしたか?」
朋子「だっ、だって何リーゼントの上から帽子被ってるのよッ!!ウケる〜〜〜ッ!」
仗助「・・・ハッ!」
仗助(寮でやってた癖が出ちまってた・・・トホホ・・・恥ずかしいぜ)
学校「キーンコーンカーンコーン」
女子生徒「おはよー!」
男子生徒「久しぶりーッ!」
仗助「・・・」
仗助(なんか潜入調査か犯罪スレスレの事のどっちかやってる気分だぜ・・・)
「ここが新しい学校か・・・緊張するな・・・」
仗助「おッ!あれは」
「え?」
仗助「ようッ!康一じゃあねーかッ!」
康一「えッ!」
仗助「久しぶりだなァーッ!元気してたか?」
康一「え!?えッ!?」
仗助「由花子とは上手く言ってるか?カメユーの仕事は忙しくないか?」
康一「いえッ!わ、わかんないです!」
仗助「・・・え?な、何敬語使ってんだよ、かた苦しくなるなって!」
康一「あ、あの・・・」
仗助「?」
康一「どこかで・・・お会いしましたか?」
仗助「!!」
康一「多分人違いだと思うんですけどォ〜〜〜誰かと間違えてませんか?」
仗助「・・・」
康一「あの・・・?もしもお〜〜〜し?」
仗助(ま、まさかこれって・・・)
由花子「・・・」
仗助「ハッ!」
仗助「おい、由花子ッ!康一の奴が・・・」
由花子「・・・?あんた誰よ?」
仗助「・・・いや、すまねえ
何でもねえ・・・」
由花子「・・・?」
仗助(・・・やっぱりそうだ・・・
そうであって欲しくないと思ったんだが・・・)
仗助(みんな俺の事を忘れてる・・・
イヤ、そもそもまだ会ってないんだ・・・)
仗助(実感は沸かないが・・・少し寂しいぜ・・・)
122 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/10/05(水) 01:08:46.96 ID:DhgnVN2wo
―――――――――――入学式終了、帰り道
仗助「・・・」
カメ「♪」パチャパチャ
仗助「・・・カメか」
仗助「昔は苦手だったんだが・・・今見ると別にどうって事ないな・・・」ヒョイ
カメ「?」
仗助「確か、ここの噴水は2年後ぶっ壊れるんだったかな・・・」
仗助「近くの川にでも移しといてやるか・・・」
「よそ見しててすまなかったな・・・この町の地図を見ていたんでな」
仗助「ン!」
康一(で、でっけぇ〜〜〜〜っ190以上はあるぞ)
仗助「あれは承太郎さん・・・それに康一・・・」
仗助「たしかこの時承太郎さんが俺の事探してるんだったっけなァ〜」
仗助「テキトーな理由つけて声かけたほうが良いかなァ〜?それとも向こうから来るのを待ってるのが・・・」
「何しとんじゃッ!」
「なんのつもりだきさまッ!」
仗助「?」
ヤンキー1「お前の事だ1年坊!」
ヤンキー2「こっち向けッ!」
仗助「・・・」クルッ
康一(あッ!あの人は今朝の!)
承太郎「・・・」
仗助(確かこいつらは・・・あの時のヤンキーか・・・)
仗助「・・・俺になんか用でもあるのか?」
ヤンキー3「お前以外に誰が居るんだこのハナクソッ!!」
ヤンキー4「いいかスッタコ!中坊ん時はツッパってたのかもしんねーが・・・」
ヤンキー1「うちに来たら・・・
仗助「えーっと確か・・・こいつは・・・
ヤンキー1&仗助『わしらにアイサツがいるんじゃッ!』
・・・って言うんだっけ?」
ヤンキー1「・・・ハッ!?」
ヤンキー達「!?」
康一「え!?」
承太郎「・・・何ィ!?」
仗助(・・・おお!ピッタリ!うろ覚えだったとは言え
当たると中々キモチィーぜッ!)
仗助(ジジイに教わった技も悪くねーなッ!(イカサマみたいだったけどネ))
123 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/10/05(水) 01:10:23.95 ID:DhgnVN2wo
ヤンキー1「お、おお!そうとも!分かってるじゃねーか!」
ヤンキー2「わ、分かってるならさっさと・・・」
仗助「で、何献上すればあっち行ってくれる?
学ラン?ボンタン?それともお金?」
ヤンキー1&2「!?」
康一「ぜ、全部図星みたいだけど・・・なんで!?どうなってるの!?」
承太郎(これは・・・スタンド?
いや、それならパワーを感じるはずだ・・・)
承太郎(・・・まさかとは思うが・・・あいつ・・・)
ヤンキー3「なッ!なんなんだよお前ッ!」
ヤンキー4「ほ、本当に1年坊かッ!?」
仗助「・・・けどよォ〜〜〜」クルリ
ヤンキー2「ヒィッ!」
ヤンキー1「な、なんだ!?」
仗助「・・・こっちも面倒ごとは嫌いだからな・・・」
ゴゴゴゴゴ
ヤンキー1「え!え!?」
仗助「・・・はっきり言わせてもらうぜ
お断りだコラァッ!!金が欲しーなら自分で稼ぎやがれッ!!」
ヤンキー達「ヒィッ!!」
ヤンキー達は感じたッ!
そのすさまじい威圧を!
そして恐れたッ!
「こいつは一年坊なんかじゃあない、
もっとヤバイ奴だ」と!
ヤンキー達「うわあああああああ―――――――!!」
仗助「フーッ」
仗助(なんとかスタンドを使わず切り抜けれたぜ、
あいつ等がこれでちっとは真面目になってくれると良いんだが・・・)
124 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/10/05(水) 01:11:17.41 ID:DhgnVN2wo
今回はココまでです。短くてすいません・・・
125 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/10/05(水) 03:29:04.78 ID:5ULWZqQro
もうさっさと吉良ぶっ飛ばしてほのぼの学園物でもやろう
126 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/10/05(水) 06:56:48.59 ID:NYLWGB//O
擬似的にジョセフの十八番が使えるわけか
127 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/10/05(水) 07:16:40.70 ID:QgGg8DD8O
良かった......クレイジーダイヤモンドで顔面崩壊する先輩はいないんだね......
128 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/10/05(水) 12:04:01.17 ID:fCQqs+QAO
クレイジーダイヤモンドって成長はしてるんだろうけど、他の主人公と違って分かりやすい進化はしてないな。
応用力が高いって事だろうけど。
129 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/10/05(水) 12:54:21.31 ID:z9yXLbBHo
地味だけど治すって能力の幅が恐ろしく広いのもあって応用は増えても成長は本人だからな
実際腹の中に入った相手を腹ごとぶち抜いてビンに閉じ込めて引っ張り出し相手の怪我をなおすを
1秒弱でできるは何気にすごいので
130 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/10/05(水) 13:08:56.02 ID:jlwdQsa4o
歴代一心優しくてリーゼントがらみじゃなきゃけっこう気弱な仗助くんはもういないんだね……
あれ?不良がいないとジョジョって呼ぶやついなくなっ………なんでもない
131 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/10/05(水) 20:16:36.19 ID:fCQqs+QAO
よくジョジョって呼ばれる歴代主人公っているの?
132 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/10/05(水) 21:27:03.98 ID:hR/sUpV7O
>>131
ジョナサン
133 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/10/05(水) 22:02:54.51 ID:lSqUIVXFO
>>131
ジョセフ
134 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/10/05(水) 22:18:11.95 ID:+qDYFYSOO
>>131
ジョナサンがジョジョでジョセフがJOJOで後は最初だけ呼ばれてた
135 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2016/10/06(木) 00:24:56.15 ID:0sXHprmxo
乙ー
136 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/10/06(木) 01:59:45.82 ID:hmIJrKRxO
ジョルノは1回もないんだよなぁ…
137 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/10/06(木) 06:10:04.29 ID:XukZWOpFO
恥知らずのパープルヘイズでは呼ばれてるが本編ではないねぇ
138 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/10/06(木) 09:35:19.35 ID:KXsZkoSAO
ジョジョってレアキャラだったか
139 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/10/08(土) 07:56:24.78 ID:gAly4lHH0
強くてニューゲームでも、形兆による殺人を止められないのが悲しいところだな
140 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/10/10(月) 15:18:52.63 ID:VQd9jnaC0
今夜投下します
141 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2016/10/11(火) 00:35:39.03 ID:dJ3J1v+jO
まだ?
142 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/10/11(火) 01:33:35.68 ID:iRKuNJB7o
遅くなってすいません、バイトが長引いてしまいまして・・・
投下します
143 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/10/11(火) 01:34:35.57 ID:iRKuNJB7o
康一「な、なんだか良くわかんないけど・・・すっげぇ〜〜〜」
承太郎「・・・今の見せてもらった」
仗助(おッ!!承太郎さん!)
承太郎「もしかしたらだが・・・答えて欲しい。
お前が東方仗助か?」
康一「えッ!?」
康一(う、嘘だろォ・・・あの人が・・・東方さん?)
仗助「・・・」
仗助(よーし、ここはチョッピリ戸惑ってるフリをして・・・)
仗助「ハ、ハア・・・」
144 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/10/11(火) 01:35:29.31 ID:iRKuNJB7o
仗助(いや、ちょっと待てよ・・・?)
仗助(そういえば承太郎さんが怒るところは沢山見てきたが・・・)
仗助(承太郎さんが恥ずかしがるところとかは見たことねーな・・・)
仗助(徐倫ちゃん連れて来た時も、承太郎さんあんまりデレたりしてなかったし・・・)
仗助(それに俺・・・いっつも承太郎さんになめられて見られてたトコもあるからなァ〜〜〜)
仗助(ここはちょっとからかって見ようかな!)
145 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/10/11(火) 01:36:03.96 ID:iRKuNJB7o
承太郎「・・・1983年生まれ、母の名は朋子
母親はその時21歳、東京の大学に通っていた
生まれたときよりこの町に住んでいる・・・1987年 つまり4歳の時
原因不明の発熱により50日間生死の境をさまよった経験あり」
仗助(よし、そろそろだな・・・)
承太郎「父親の名は・・・」
仗助「ちょッ!!ちょっと待ってくださいッ!!」
承太郎「・・・どうかしたか?」
仗助「さっきからあなた何を言ってるんですか
俺はそのヒガシカタジョースケって人とはカンケーありませんよ
人違いじゃないですか?」
承太郎「・・・何?」
康一「ええッ!?(こ、こんどはこの人も人違イーッ!?
一日で2回も人違いに出くわすなんて、普通ある事かッ!?)」
仗助(ヘヘヘッ!今日の俺は最高に意地悪だぜッ!)
仗助(さあ、承太郎さんの反応はどうだッ!)
承太郎「・・・」
仗助(ム?アレッ!?あんまり反応がないぞ?)
146 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/10/11(火) 01:36:47.22 ID:iRKuNJB7o
承太郎「・・・それはすまなかったな・・・どうやら俺の勘違いだったようだ・・・」
仗助(あれェーッ!?)
承太郎「君、3番のバス停だったか?ありがとうな。」
康一「え?あ、はい・・・」
仗助「ジョッ!ジョーダン!冗談ッスよォ!」
仗助「ちっとからかっただけなんッスよォン!」
康一「しょ、初対面の人をからかってたのッ!?」
仗助「い、いやーッ
いつものクセが出ちゃってねーッ!
初対面の人でも引っ掛けやすそうな人はからかいたくなるんスよォ
(ホントは何度も会ってるから出来るってだけだけど)
ホントスンマセンッス!」
承太郎「・・・分かってたさ」
仗助「・・・え?」
承太郎「今度俺を引っ掛けるんだったら、
そのセーフクの袖にデカデカと描かれた
「仗助」の2文字を剥ぎ取ってからにするんだな・・・(次があるかはしらねーがな)」
仗助「あッ!!」
仗助(し、しまったッ!!逆にはめられたぜェーッ!俺のマヌケッ!)
147 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/10/11(火) 01:38:40.02 ID:iRKuNJB7o
承太郎(それにしても・・・親子揃ってそっくりな性格だ・・・面倒クセーってところがな・・・)
康一「・・・」
承太郎「ところで・・・先ほどのあの会話、
まるで「話すことが分かっていた」かのように進んでいたが・・・」
仗助「!!」
仗助「あ〜〜〜あれはそのォ・・・」
仗助(どうするッ!?テキトーに言ったら勘違いされちまうぞッ!それはかなり面倒くせーッ!)
仗助「い、いやァ〜〜〜生まれつき持ってたって言うんスかねェ〜?」
仗助「なんとなァ〜くですけど分かるんデスよォ〜」
仗助「なんつーか・・・自然と頭に入ってくるって言うんですかァ?」
仗助(こ、こんなんでごまかせるかなァ〜〜〜)
承太郎「・・・そうか。」
仗助(あ、あれ?納得してくれた?)
148 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/10/11(火) 01:41:29.87 ID:iRKuNJB7o
承太郎「『スタープラチナ』」ブォン
仗助「うおッ!」
仗助(ス、スタープラチナ!久しぶりに見たもんだからビックリしちまったぜ・・・)
承太郎「見えるか仗助・・・これは「スタンド」と呼ばれるものだ!」
承太郎「お前の父親・・・つまり『ジョセフ・ジョースター』も持っている・・・」
承太郎「『スタンド』は『スタンド』を使うものにしか見えない・・・」
承太郎「おそらく、会話の時自然と会話が入ってきたのは・・・」
承太郎「お前のスタンドの『能力』のせいだ
その能力はお前が4歳の時身についたものだ・・・」
仗助「・・・へ?」
149 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/10/11(火) 01:46:09.51 ID:iRKuNJB7o
承太郎「だが、こんなに珍しいケースは俺も初めて見た・・・」
承太郎「まさか親の性格からスタンドの能力が誕生するとはな・・・
本来スタンドって言うのは自分の性格が影響する物だからな、少し興味深い。
お前の父は会話の先読みが得意だったからな、
そのズル賢いトコが能力に影響したんだろうな・・・」
仗助(なっ!?なんか勘違いされてるゥ〜〜ッ!?)
承太郎「それにスタンドが全く気配を見せないところを見ると・・・
結構使い慣れているな・・・ジョセフ・ジョースターも
そういう器用な事が得意だった。」
仗助「あ、いやァ、そのォ」
承太郎「しかし、スタンドは『ビジョン』がある筈だ・・・
できれば見せてくれないか・・・?」
仗助「ハッ、ハイ・・・」
仗助(ど、どーすんだよォ〜〜〜ッ!どーすんだ俺ェ〜〜〜ッ)
150 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/10/11(火) 01:47:16.72 ID:iRKuNJB7o
今回はココまでです、短くてすいません。
次回、VSアンジェロ
151 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2016/10/11(火) 06:27:21.90 ID:RQr67UeLO
乙ー
152 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/10/11(火) 08:35:59.81 ID:7cgwX6Fl0
お、来てた
153 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/10/11(火) 10:43:00.57 ID:nl+3DgmcO
乙乙
なんか予想外の方向に進んでるなww
154 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/10/11(火) 11:05:59.80 ID:vueWBFhQo
承太郎には一目置かれたらからセーフ
155 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/10/11(火) 18:19:24.16 ID:oFX7gEcBO
乙
156 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/10/11(火) 20:06:57.05 ID:sanSrvjAO
予想外すぎるwwww
157 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/10/13(木) 17:46:05.13 ID:vIvRbQD6O
アンジェロと形兆、吉良による15年間の殺人以外は止められるのか?
158 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/10/16(日) 23:00:10.67 ID:Br7BqFtD0
明日投下しに来ます
159 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/10/16(日) 23:06:23.21 ID:nYn5WwryO
把握期待
160 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/10/18(火) 00:08:26.98 ID:2vhB3ZMn0
そろそろ丸一日たつな
舞ってる(ヒラヒラ
161 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/10/18(火) 00:30:33.32 ID:WwTcoNYQo
投下します
162 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/10/18(火) 00:31:00.77 ID:WwTcoNYQo
仗助(ど、どうすりゃいいんだァ〜〜〜)
仗助(ナンかどんどんおかしな方向へ向かってるゥ〜〜〜)
仗助(な、なんとか誤魔化せねーか・・・例えば・・・)
163 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/10/18(火) 00:32:02.62 ID:WwTcoNYQo
「クレイジー・ダイヤモンドッ!」
承太郎「それがお前のスタンドか・・・名前もあるのか」
「そうです!かっぴょイーでしょン」
「さらにッ!ドラァ!」ボコォ
バシャー
康一「あれ!?噴水が直った!!」
「これがもうひとつの能力!!なんでも直す能力ッス!」
承太郎「おお、すごいな。2つの能力を持つのか、頼もしい」
「でしょォー!」
164 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/10/18(火) 00:32:29.05 ID:WwTcoNYQo
仗助(よしッ!イケる!!完璧の作戦ッス!!)
仗助(じゃあさっそ・・・く・・・)
仗助「んなあああ!?」
康一「えッ?!」
承太郎「どうした?急に叫びだして」
仗助「あ!い、いやあ・・・あー・・・」
カメ「?」
仗助「このカメが手をくすぐってキタんでスよォ〜〜〜ハハハッ」
カメ「!?」
仗助「意外といたずらっ子ですねコイツゥ〜〜〜〜」
カメ「チガウチガウ!」
承太郎「そうか・・・それよりスタンドはまだか?見せてくれないのか?」
仗助「あッ!す、すぐに見せますよォ〜〜〜」
165 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/10/18(火) 00:34:11.81 ID:WwTcoNYQo
仗助(わ・・・わすれてたァ〜〜〜〜)
仗助(まだこの頃は噴水は壊れてねえんだった〜〜〜ッ!ヒィ〜〜〜!俺ってドジィ〜〜〜!)
仗助(な、何か他に直せそうな物・・・そこらへんの雑草でも抜いて直すかァ〜〜〜?)
仗助(・・・イヤ、仮にクレイジー・ダイヤモンドの能力を見せたとしても・・・)
仗助(俺さっき『スタンドを使い慣れてる器用な奴』って思われたまんまだもんなァ〜〜〜)
仗助(クレイジー・ダイヤモンドはブン殴らないと直せない大雑把なスタンドだぞッ!
怪しまれるに決まってるッ!!(この4年でチットは器用になったけども))
仗助(クソーッ!!どこが完璧な作戦だよォーッ!)
166 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/10/18(火) 00:35:10.61 ID:WwTcoNYQo
仗助(よし、ならば別の方法だ、3択から1つだけ選ぼう)
答え@グレートな仗助クンは突如誤魔化す方法を思いつく
答えA友人が助けに来てくれる
答えB誤魔化せない。現実は非情である
仗助(・・・)
仗助(・・・いや、さすがに誤魔化すのはもう止めよう・・・)
仗助(さっきから誤魔化せば誤魔化すほど話がおかしくなっていく・・・)
仗助(よ、よしッ!ここはもう正直に言っちまおう!!)
仗助(よ〜し言うぞッ!言うんだ仗助ッ!言ってやるんだァーッ!)
答えーB 答えB 答えB
167 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/10/18(火) 00:35:43.21 ID:WwTcoNYQo
仗助「あ、あの承太郎さん、実は・・・!?」
この時仗助は、この20年生きてきた中で
最も恐ろしい物を見たッ!
膝が笑い、汗が吹き出て、涙すら流しそうになったッ!
仗助の目に飛び込んだ光景とはッ!!
万遍の笑みを浮かべッ!
初めて遊園地に来た子供のようなッ!
期待に胸を膨らましたワクワクとした顔の承太郎だったッ!!
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