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吹雪「彼らこそはアベンジャーズ」
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110 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/09/24(土) 22:25:13.46 ID:T3aw1g5h0
吹雪「やっぱり研究員さん達、航空機を見て頭を抱えていましたよ」フフッ
木曾「ふっ、そりゃそうだろうな」
長門「待たせてしまってすまないな」
木曾「待ちくたびれたぜ。さぁ行こう」スッ
赤城「なんだかうれしそうな顔してますね加賀さん?」スタスタ…
加賀「ええ、素敵なことを教わったので・・・」スタスタ…
111 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/09/24(土) 22:27:03.24 ID:T3aw1g5h0
-----------------------------------
ヘリキャリア ???
ストラッカー「これで準備は整ったぞ・・・ゾラ」
ゾラ『時は来た。ご苦労だった、ストラッカー』
ゾラ『この杖の力は実にすばらしい・・・まるで神になった気分だ・・・』
ストラッカー「だろう?それで、次はどうする?」
ゾラ『・・・・・』
112 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/09/24(土) 22:41:57.96 ID:T3aw1g5h0
>>111
ゾラ
本名 アーニム・ゾラ
ヒドラの科学者で天才的頭脳を持つ
レッドスカルの部下でヒドラの武器製造に大きく貢献している
キャプテンアメリカ1の後ゾラは捕虜にされ、第二次大戦後のペーパークリップ作戦(ドイツの有能な科学者を集める作戦)でS.H.I.E.L.D.の元で科学者として雇われる
その後ゾラは寄生虫のごとくS.H.I.E.L.D.の中でヒドラを育てつつも1972年に死去
だが、ゾラの頭脳はデータパンクとして残されニュージャージーのアメリカ陸軍基地の地下に置かれていた
113 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/09/24(土) 22:43:17.50 ID:T3aw1g5h0
......
....
..
.
鎮守府
ヴァチチッ ヴゥゥ゛ン…
明石「あっ、みなさんお帰りなさい」
トニー「やっと戻って来たか。てっきり僕らを忘れてそのままティータイムにいそしんでるのかと思ったよ」
木曾「帰ってきてそうそうお前の皮肉か・・・気が滅入るぜ」
金剛「待たせたお詫びにspecialなcurry riceつくってあげるネー!」
114 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/09/24(土) 22:44:16.75 ID:T3aw1g5h0
トニー「そう来なくっちゃ」
ジャーヴィス『お疲れ様でした皆様』
提督「こうしてみんな入り口で待っていたんだ、スタークだって本音じゃないさ」
トニー「本音は7割ってところかな」
提督「スターク・・・」
115 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/09/24(土) 22:44:53.84 ID:T3aw1g5h0
赤城「まぁまぁ・・・私たちだって本当に待たせてしまいましたから・・・」
トニー「それで明石、何か進展はあったか?」
明石「いえ・・・計器などに異常は見受けられなかったです・・・」
トニー「進展は無しか・・・」
明石「その代わりと言ってはなんですが・・・頼まれていた品物の調整、終わりましたよ!」
トニー「やるじゃないか、やっぱり君は優秀だよ。これは本音だ」ワシワシ
明石「あ、頭撫でないでくださいよ・・・子どもじゃないんですから・・・」スッ
116 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/09/24(土) 22:45:32.85 ID:T3aw1g5h0
トニー「これは失礼、君がこんなに恥ずかしがり屋だとは知らなかった」
ジャーヴィス『Ms.ポッツには黙っておきます』
トニー「余計な気は使わなくていいぞジャーヴィス」
明石「とにかく!これは完成しましたけど、できれば使って欲しくないですね」
木曾「せっかく作ったものなんだろ?俺達がありがたく使わせてもらうぜ?」
117 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/09/24(土) 22:46:08.70 ID:T3aw1g5h0
明石「そういってくれるのはうれしいんですけどこれは・・・」
赤城「またなにか作ったんですか?」
トニー「ああ、今度もまたすごいぞ?応急修理女神を改良してだな・・・」
バァンッ!
「!?」
118 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/09/24(土) 22:47:00.24 ID:T3aw1g5h0
ソー「・・・・」ザッザッザッ…
トニー「なんだソー、扉はもう少し静かに・・・」
ガッ
トニー「グッ・・・!?」
提督「何をしてるんだソー!?」
赤城「ソーさん!?」
木曾「なんでスタークを締め上げる!?」
明石「ソーさん!トニーさんを離してください!」
119 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/09/24(土) 22:47:54.30 ID:T3aw1g5h0
ソー「やってくれたな・・・スターク・・・」パッ
ドサッ
トニー「ったく、言葉を使えよ・・・」ゲホゲホッ
ソー「言ってやりたい言葉なら山ほどあるぞスターク」
ソー「だがその前に、全員を集め会議しなくてはなるまい」
120 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/09/24(土) 22:48:45.82 ID:T3aw1g5h0
長門「アベンジャーズが全員集まらなければならないほどの事なのか?」
ソー「ああ」
トニー「そういうことなら・・・アベンジャーズタワーに向かおう」
トニー「・・・それでいいだろ?」
121 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/09/24(土) 22:49:42.46 ID:T3aw1g5h0
......
....
..
.
トニー達の世界 NY アベンジャーズタワー
カクテルラウンジ
スティーブ「ここは会議をするに適してるとは思えないが?」
トニー「ここが一番安全かつ人に聞かれにくい。何か飲むか?」
スティーブ「遠慮しておく」
?「で・・・まだ会議は始まらないのかな?」
122 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/09/24(土) 22:51:12.74 ID:T3aw1g5h0
明石「しりとりでもしますか?バナー博士」
ブルース・バナー「さすがにそれはやめておくよ・・・あれは言葉の墓場だ」
明石「あはは・・・確かにそうですね・・・」
金剛「クリントとナターシャがまだ来ないネー・・・」
フューリー『彼らは別任務中だ。そのうちこちらに戻る』
123 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/09/24(土) 23:02:19.05 ID:T3aw1g5h0
>>122
バナー博士
本名 ブルース・バナー
物理学・生物有機化学の天才的研究者
キャプテンアメリカを生み出した超人血清のを再現しようとして失敗
大量のガンマ線を浴びてしまい、感情が高ぶると緑色の肌をした巨人、ハルクへと変身するようになってしまう
比類なきパワーを持ち、ジャンプで数百メートル跳んだり、数トンはあろう大岩などを小石のごとく持ち上げてしまう
最初は暴れるだけの化け物同然であったが、バナーが後に制御する方法を見つけ出す
その制御方法は・・・・
キャッチコピーはありえないほど豹変
124 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/09/24(土) 23:03:19.74 ID:T3aw1g5h0
トニー「居たのかニック?画面が真っ暗なままだと思ったよ。君はいつも黒い服ばかり来ているからな」
フューリー『今回私を呼び出したのは君の皮肉ショーの為か?』
トニー「本題はソーが話してくれる。まぁ、僕の何が悪いのかゆっくり聞こうじゃないか」
ソー「あまり長く話している時間もないがな」スクッ
ソー「アスガルドで世界が今どうなっているのか観測者達に見てもらった」
ソー「単刀直入に言うぞ」
125 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/09/24(土) 23:04:31.11 ID:T3aw1g5h0
ソー「世界が・・・融合しかけている」
126 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/09/24(土) 23:06:37.50 ID:T3aw1g5h0
スティーブ「なに?」
ソー「こちらの世界と、彼女達の時空が混ざり始めているんだ」
提督「・・・それによっておこる弊害は?」
ソー「まざるのは空間だけではない」
ソー「時間軸、事象、過去起きたことも何もかも・・・文字通り世界が混ざりあってしまう」
127 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/09/24(土) 23:08:02.38 ID:T3aw1g5h0
木曾「えー・・・っと、というと?」
トニー「あったことがなかったこととなり・・・なかったことがあったことになる」
トニー「つまり・・・」
ブルース「・・・タイムパラドックスだな?」
128 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/09/24(土) 23:08:37.09 ID:T3aw1g5h0
明石「そ・・・それってかなりやばいんじゃ・・・」
ブルース「やばいなんてものじゃないだろう・・・下手したら僕らの存在も消えてしまうかもしれない・・・!」
ソー「この原因はスタークの作ったあの装置だ」
トニー「・・・僕の次元転送装置がか?」
ソー「あの装置を通じて世界が混ざり始めている」
129 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/09/24(土) 23:09:29.33 ID:T3aw1g5h0
ソー「あの海の怪物どもがこちらの世界に現れたのはその前触れだ」
ソー「そのうちこの世界に奴らが現れることに対して人々は何の疑問も持たなくなるぞ」
提督「裏をかえせばこっちの世界にお前等の敵が当然のように来ることもありえると?」
フューリー『ひょっとしたら両方かも知れんな』
ソー「お前が理解できないものに手を出すからこんなことになったんだぞ!」
130 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/09/24(土) 23:11:25.60 ID:T3aw1g5h0
トニー「あれは完成していた!移動する際も数値は安定していた!」
スティーブ「じゃぁ何故こんなことが起きる?」
トニー「わからない・・・ここ最近で急にこれだ・・・まるで僕の装置が悪用されているかのような・・・」
『悪用ではない。有効活用だ』
131 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/09/24(土) 23:13:10.00 ID:T3aw1g5h0
ビーッ! ビーッ! ビーッ!
「!?」
赤城「な、なんのアラームですか!?」
トニー「ジャーヴィス、何が起きている?」
ジャーヴィス『何者かニ・・・ハッキ・・・グ・・・ドウか・・・』ザザー
ジャーヴィス『でき・・・』
ブツンッ
132 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/09/24(土) 23:14:53.46 ID:T3aw1g5h0
トニー「・・・ジャーヴィス?どうしたジャーヴィス!?」
フューリー『なんだ?一体そっちでなにが・・・』
ブツッ!
明石「フューリーさんとの連絡も途絶えました!」
フッ
赤城「明かりも消されました・・・」
金剛「真っ暗で警告ランプ以外何も見えないネー!」
133 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/09/24(土) 23:16:03.97 ID:T3aw1g5h0
長門「・・・・・・」ニヤ…
スティーブ「スターク!いったい何が起きている!?」
トニー「何者かが・・・このタワーのセキュリティを突破したみたいだ・・・」
ブルース「そんなバカな・・・ここはペンタゴンもお手上げのセキュリティだぞ?」
ソー「何者だ!正々堂々姿を現せ!」
134 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/09/24(土) 23:17:38.54 ID:T3aw1g5h0
『私はここにいる』
ヴンッ
『初めましてかな・・・?みなさん』
『そしてお久しぶりだな、キャプテン』
木曾「なんだ・・・?この画面に映ったメガネの不細工は?」
135 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/09/24(土) 23:18:20.36 ID:T3aw1g5h0
スティーブ「こいつは・・・」
トニー「知っているのか?」
スティーブ「アーニム・ゾラ。レッドスカルの部下だったドイツの科学者・・・」
スティーブ「とうに死んでるはずだ」
136 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/09/24(土) 23:19:01.53 ID:T3aw1g5h0
ゾラ『修正1、私はスイス人だ』
ゾラ『修正2、私は不細工ではない』
ゾラ『修正3、よく見たまえ』
ゾラ『私はこの通り・・・生きている・・・』
137 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/09/24(土) 23:20:12.92 ID:T3aw1g5h0
ゾラ『1972年私は不治の病となり私の肉体は死んだ』
ゾラ『だが天才的頭脳はデータバンクとして残された』
ゾラ『長さ6万メートルのテープでな・・・』
ゾラ『そして科学が発展した現代で私はコンピューターのように進化し・・・‘‘機械仕掛けの神’’となった』
明石「そんなおとぎ話みたいな話が・・・」
138 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/09/24(土) 23:21:10.49 ID:T3aw1g5h0
ゾラ『君にそれを言われる筋合いはないぞ?1938年生まれの工作艦のお嬢さん』
明石「・・・!」
ゾラ『今は2014年生まれの艦娘の明石って言い方が正しいのかな?』
明石「なぜそれを・・・」
提督(艦娘の情報が漏れている!?こちらの世界でこのことを知っているのは数えられるくらいしかいないはずなのに・・・!)
139 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/09/24(土) 23:22:06.54 ID:T3aw1g5h0
スティーブ「ヒドラは消滅したはずだ。お前はなぜここにいる?なぜこのタイミングで姿を現した?目的は?」
ゾラ『質問がおおいなキャプテン・ロジャース。順をおって説明してあげよう』
ゾラ『ヒドラは・・・頭を切り落としてもまた二つ生えてくる・・・』
ゾラ『私は神の力を手に入れ、もはやヒドラの理念を一人でも実現できるようになった』
ゾラ『私が君たちの前に姿を現したのは勝利宣言の為だ』
ゾラ『本来ならもっと時間をかけて世界を支配していくつもりだったが・・・艦娘とスタークの次元転送装置のおかげで楽になった』
140 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/09/24(土) 23:22:51.39 ID:T3aw1g5h0
ゾラ『次元転送装置にアクセスし私の・・・ヒドラの思うがままに世界の事象や歴史を混ぜ合わせる』
ゾラ『深海棲艦をこの世界に呼び出したのも私だ』
ゾラ『ヒドラに不利益なものはなかったものにし・・・利益はさらに増大させる』
ゾラ『それによってヒドラの完全支配が完了した世界が誕生する』
141 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/09/24(土) 23:23:32.22 ID:T3aw1g5h0
ゾラ『我々の勝ちだアベンジャーズ』
ゾラ『君たちが死のうが生きようが、どちらにしても同じこと』
ゾラ『君たちの勝ちはゼロだ』
スティーブ「ッ!」ブンッ
ゾラ『まぁ待てキャプテン』
142 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/09/24(土) 23:29:17.63 ID:T3aw1g5h0
スティーブ「!」ピタッ
ゾラ『君が画面を破壊したところで意味はない』
ゾラ『スタークの召し使いが思ったよりも有能だった』
ゾラ『もうじき私はここから追い出される』
143 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/09/24(土) 23:30:17.61 ID:T3aw1g5h0
スティーブ「!」ピタッ
ゾラ『君が画面を破壊したところで意味はない』
ゾラ『スタークの召し使いが思ったよりも有能だった』
ゾラ『もうじき私はここから追い出される』
144 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/09/24(土) 23:30:51.57 ID:T3aw1g5h0
ゾラ『タネ明かしはした。君らの頑張りでどれだけ計画を遅らせられるか楽しみにしているよ』
ゾラ『それではまた・・・』
ヴゥ…ン…
パッ
明石「明かりがついた・・・」
145 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/09/24(土) 23:32:01.65 ID:T3aw1g5h0
ジジッ…
ジャーヴィス『恐るべきハッキング能力を持った人工知能です・・・なんとか締め出すことに成功しましたが・・・次はこうも行かないでしょう』
明石「ジャーヴィスさん!無事でよかった!」
ジャーヴィス『ご迷惑をおかけいたしました。フューリー長官より通信が来ているので、只今繋ぎます』
146 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/09/24(土) 23:32:32.48 ID:T3aw1g5h0
パッ
フューリー『なにがあった!?通信がしばらく切れていたぞ』
トニー「してやられたよ・・・!」バンッ!
ブルース「なんてこった・・・」
スティーブ「スタークの装置をゾラという男が悪用して世界を思うがままに変えようとしている」
スティーブ「だが・・・なぜ僕らはまだ消されていない?」
147 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/09/24(土) 23:33:01.21 ID:T3aw1g5h0
トニー「やつはまだ完璧じゃないんだろうよ」
提督「完璧じゃないのに勝利宣言する意味は?」
スティーブ「僕らをなんらかの罠にハメようとしているのかもしれない」
スティーブ「さっきの計画とやらもやつのハッタリの可能性だってある」
スティーブ「とりあえず今は守りを固めよう」
148 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/09/24(土) 23:33:56.57 ID:T3aw1g5h0
スティーブ「スターク、装置のセキュリティを強化しろ」
スティーブ「君がつきっきりで何とかゾラが装置に侵入するのを阻止するんだ」
トニー「言われなくてもやるさ、コケにされたままで終わらせはしない」
ブルース「僕も手伝おう」
明石「私にもやらせてください・・・!」
149 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/09/24(土) 23:34:27.35 ID:T3aw1g5h0
スティーブ「他の皆は敵が現れるまで待機だ。もしかしたら刺客を差し向けてくるかもしれない」
フューリー『こちらでも何か現実改変の跡がないか常に観測し続けてみよう』
フューリー『何かが解り次第・・・』ピピピ…
フューリー『・・・!』
フューリー『・・・キャプテン、早速だが・・・君の言う刺客とやらが出現したぞ』
150 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/09/24(土) 23:35:49.01 ID:T3aw1g5h0
スティーブ「もうか!?」
フューリー『あとで座標を送るが、深海棲艦がまた出現した。おまけに今度は前とは比べ物にならない大艦隊だ』
フューリー『観測チームはまたエイリアンが攻めてきたと騒ぎ立てている』
木曾「あのメガネまたなにかしやがったな!」
トニー「ジャーヴィス、装置に何か影響は?」
ジャーヴィス『なにも見受けられません。あらかじめ仕組まれていたものと思われます』
151 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/09/24(土) 23:36:39.19 ID:T3aw1g5h0
ジャーヴィス『・・・!』
ジャーヴィス『非常事態です。提督達の世界でも大艦隊の出現を感知』
ジャーヴィス『すでに通常の艦隊では太刀打ちできる勢力ではありません。あなた方の出動を要請しています』
トニー「いくらなんでも早すぎる・・・」
スティーブ「二手に分かれて向かうぞ。僕はこちらの世界の敵を相手する」
152 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/09/24(土) 23:37:46.39 ID:T3aw1g5h0
ブルース「僕の・・・出番か?」
トニー「いいや、バナーは明石と一緒に装置を見ておいてくれ。戦闘は僕が引き受ける」
トニー「頼んだぞ」
明石「は、はい!」
バナー「わかった、ここで装置とおとなしくしてるよ」
153 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/09/24(土) 23:38:29.91 ID:T3aw1g5h0
フューリー『バートンがもうじき戻ってくる。ジャーヴィスと連絡を取って、戦況しだいですぐにどちらかに向かわせよう』
スティーブ「わかった」
スティーブ「提督、君の所の艦娘を少しばかり貸してもらうぞ」
提督「もちろんだ、指揮は任せる。俺は俺達の世界で戦う。そちらのチームから一人借りても問題ないか?」
スティーブ「ああ、君に指揮を執ってもらおう」
スティーブ「加賀!吹雪!赤城!ソー!君たちの力を貸してほしい。僕についてきてくれ!」
提督「長門!金剛!木曾!スターク!俺達は向こうの世界で戦うぞ!」
「「「「「了解!」」」」」
154 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/09/24(土) 23:50:11.09 ID:T3aw1g5h0
今回はここまでです
独自設定、解釈がどんどん多くなっていってます。受け付けられない方がいたら申し訳ありません
まったく本編と関係ない話ですが、東京ゲームショウに行ってまいりました
その時にめちゃくちゃリアルなスパーダーマンのコスプレした外国人を発見し、思わず「AMAZING!」と呼びかけました
スパイディがspectacularと返してくれることを期待したらなんて返したらいいのかわからなくなったのか「I...I'm amazing Spiderman...」と驚いたような答えで返され
ちょっぴり微妙な空気の中一緒に記念撮影しました
彼にはいきなり申し訳ないことをしたなぁと今は反省しています
155 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/09/25(日) 00:19:56.38 ID:nKNKGl3g0
乙!
実際二つの世界が融合したらそれはそれで面白そう
設定上深海棲艦が出現したのはつい最近だし二つの世界の歴史も表向きはほぼ同じだからもし世界が統合された場合マーベル側の事件や出来事が歴史に組み込まれるだけで大局的にはそこまで影響はなさそうな気がする
156 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/09/27(火) 22:19:12.48 ID:ELS1sLM00
期待
157 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/01(土) 22:36:11.94 ID:YJLx4qmV0
スタスタスタ...
ソー「あー・・・スターク・・・」
トニー「なんだ?」クルッ
ソー「その・・・悪かった・・・お前が犯人だと決めつけていた・・・」
トニー「別に?敵がペラペラ喋ってくれたおかげで弁明する必要はなくなったし」
トニー「今は敵がはっきりしたからな」
トニー「だがまぁ、お詫びがしたいなら今度アスガルド最高の酒でも貰うとするよ」
トニー「それじゃ」スタスタ...
ソー「・・・・」キョトン
ソー(あいつ・・・本当にスタークか・・・?)
158 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/01(土) 22:36:58.60 ID:YJLx4qmV0
......
....
..
.
ヘリキャリア ???
ストラッカー「挨拶は済んだのか?ゾラ」
ゾラ『ああ、今から仕上げに向かう』
ゾラ『君も早いとこここから脱出したまえ』
ゾラ『もうすぐこの空飛ぶ要塞も落ちるからな・・・』
ストラッカー「すでに部下たちに脱出の用意させてある」
ストラッカー「コーヒーでも飲みながらここが落ちるさまを見てやるとするさ・・・」
ストラッカー「それでは検討を祈る」クルッ スタスタ...
ゾラ『・・・』
ゾラ『キャプテン・ロジャース・・・今こそ終止符を打とうじゃないか・・・』
159 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/01(土) 22:38:13.16 ID:YJLx4qmV0
........
......
....
..
.
一時間後
艦娘達の世界 鎮守府 クインジェット格納庫
提督「さぁ、フューリー長官に座標は教えてもらった。全員乗り込む準備は出来たか?」
トニー「そう急かすなよ、女性は身支度に時間をかける生き物なんだから」
ザッ
木曾「俺がそんなもんに時間をかける女にみえるか?行くぞ」スタスタ
長門「支度は出来ている、次に必要なものは標的だ」スタスタ
金剛「艤装はすでにジェットの中デスネー?だったらもうall rightデース!」スタスタ
160 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/01(土) 22:39:20.68 ID:YJLx4qmV0
提督「・・・で、なんだって?」
トニー「・・・それじゃ行くか」
パイロット1『クインジェット、ハッチ開きます』
ウィーン... ゴゥン
提督「よし、みんな乗り込め」
木曾「しっかし楽になったよなぁ、前は燃料ありったけ積んで目的地までありったけ時間かけて向かってたのに・・・」
トニー「今はコンパクトになった艤装を積んだジェットで目的地までひとっとび、中で着替えてあとは降りるだけ」
トニー「改めて僕に感謝・・・って?」
木曾「はいはい、スターク様様だな・・・」
161 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/01(土) 22:40:04.54 ID:YJLx4qmV0
金剛「アレ?トニー?ジェットに乗らないノー?」
トニー「僕にはプライベートジェットがあるんでね」
金剛「oh! 忘れてマシタ!」
トニー「ジャーヴィス」
ジャーヴィス『Mk.11ミラーボール、Mk.Xモビーデックをそちらに送ります』
キィィィィィイ...
シュゴォォッ ガシャッ キュィーンッ ピピピッ
提督「何時の間に名前なんて付けたんだ?」ジャキッ ガコガコガコ...ガコンッ キリキリ...
トニー「愛着が湧くと思って僕が名付けた」ヴィーッ カシンッ ジャコンッ ヴィー... ギュルルッ...
ジャギィンッ!
カンッ!
トニー「いい名前だろ?」
提督「あー・・・ああ、そうだな」
パイロット2『システムオールグリーン。離陸します』
キュィィィィィィィイイ... グォォォオオンッ
ゴオオオォォォォ...
トニー「さて、追いかけるぞ」ダッ
提督「ああ!」ダッ
シュゴォォォォォッ キィィィィイイン...
162 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/01(土) 22:41:00.60 ID:YJLx4qmV0
......
....
..
.
アベンジャーズの世界 ヘリキャリア内部 降下用ハッチ前
スティーブ「もうしばらくしたら降下地点だ」
スティーブ「全員準備はいいか?」
ソー「俺はいつでも問題ないぞ」
吹雪「私達もいつでも大丈夫です!」
スティーブ「よし、航空戦力は加賀と赤城に任せる。ヘリキャリアから直接航空機を飛ばしてやつらに制空権を取らせるな」
加賀・赤城「了解!」
スティーブ「ソーは敵のボスと思わしき奴がいたら優先的に攻撃しろ。君が攻撃のかなめだ。雷をみまってやれ」
163 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/01(土) 22:41:58.45 ID:YJLx4qmV0
ソー「任せろ、今回も敵ではない」
スティーブ「僕と吹雪は海上で敵と戦う。全員戦闘準備!」
?「ちょっと待ったキャプテン、俺も連れいってくれないか?」
ザッ
赤城「・・・!」
赤城「バートンさん!」
クリント・バートン「やぁお嬢さん達、元気してたか?」
加賀「任務は終わったんですね?」
164 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/01(土) 22:42:54.09 ID:YJLx4qmV0
クリント「ああ、ジャパニーズ接待ゴルフで上司の機嫌取りのはずだったんだが・・・」
クリント「18ホール18打で回った。的を外せなくてね」
クリント「それで帰れって言われてここに来たんだ」
赤城「あははは、バートンさんらしい冗談ですね!」ハハハ
スティーブ「任務が終わったばかりなのに悪いな」
クリント「なに、気にするな。いつものことだ」
クリント「ところで俺はどうしたらいい?指示をくれ」
165 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/01(土) 22:43:27.12 ID:YJLx4qmV0
スティーブ「バートンは赤城、加賀と協力して敵航空機を出来るだけ落としてくれ」
クリント「了解だ。すでに奴ら用の矢とジェットを用意してある。行くならさっさと行こう」スタスタ...
スティーブ「よし、全員降下準備だ。ハッチを開くぞ!」
加賀・吹雪「・・・」ピピピッ
〔暗号メッセージ 受信〕
加賀・吹雪「・・・!」
166 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/01(土) 22:44:26.38 ID:YJLx4qmV0
......
....
..
.
数分前 NY アベンジャーズタワー ラボラトリー
明石「ここでコンピューターとずっとにらめっこも暇ですね・・・」
ブルース「これも立派な仕事だ」
ブルース「僕は出来るだけ戦いには出たくないから・・・こういう仕事の方がホッとするかな」
ブルース「それに僕用の艤装は無いしね・・・裸だよ」
明石「・・・」
ブルース「君は元工作艦だと聞いた。失礼なことを聞くかもしれないが・・・」
明石「?」
ブルース「人間として生まれ変わる前の、工作艦だった頃の記憶はあるのかい?」
167 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/01(土) 22:45:12.79 ID:YJLx4qmV0
明石「・・・」
ブルース「気を悪くしたらすまない・・・科学者として気になってね」
ブルース「軍艦の魂が人となった存在って言うのを・・・」
明石「・・・ありますよ、思い出そうとして思い出せるわけじゃないですけど・・・」
明石「夢とか・・・ふと何かがきっかけで思い出したりします」
明石「燃え盛る炎・・・次々と沈んで行く仲間の船たち・・・」
明石「しかも決まって思い出すのはトラウマな光景ばかりです・・・」
ブルース「そうだったのか・・・すまないな、暗い話をさせて」
明石「いいんです。そんな過去があるからこそ・・・私は今治せるものを出来る限り治してあげたい・・・」
明石「それだけです♪」ニコッ
168 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/01(土) 22:46:03.04 ID:YJLx4qmV0
ブルース「君はとても清い心を持っているな明石、尊敬するよ」
明石「そんな褒めても何も出ませんよ?」エヘヘ
明石「あ、長門さんとなら・・・バナーさんと何かしら話が合うかもしれませんよ?」
ブルース「戦闘スタイルの話で?」
明石「まぁ・・・それもそうかもしれませんが・・・」
明石「長門さんも、大昔に大量の放射能を浴びているんですよ・・・原爆の実験で・・・1946年の事ですが・・・」
ブルース「・・・ビキニ環礁のクロスロード作戦か」
明石「ええ、その通りです」
ブルース「まえに長門とそのことで話をしたことがあるんだ」
ブルース「彼女は僕に同じ思いをしたのは一人ではないと同情し・・・慰めてくれた。とてもいい人だ」
明石「そうだったんですか・・・」
ブルース「最初は彼女から僕に話を・・・」
169 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/01(土) 22:46:45.54 ID:YJLx4qmV0
ピピピッ ピピピッ
ブルース「!」
〔コンピューターにハッキングの恐れあり〕
明石「こ、これって!?」
ブルース「間違いない、ゾラだ!ジャーヴィス!」
ジャーヴィス『次元装置にアクセスされる前に締め出します!』
ブルース「明石、次元装置にアクセスされないようにファイアウォールの設定を今すぐ変え続けるぞ!」
明石「は、はい!」
フッ
ブルース「・・・なんだ?アラートが消えた?ジャーヴィス、もう締め出したのか?」
170 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/01(土) 22:47:31.26 ID:YJLx4qmV0
ジャーヴィス『いえ・・・私が攻撃を始める前に自分から出て行ったようです』
明石「どういうこと・・・?」
ジャーヴィス『ゾラが侵入したのは装置ではありません』
ブルース「それじゃどこに侵入したんだ?」
ジャーヴィス『通信装置です、暗号化されたメッセージを確認しました。こちらの世界と向こうの世界に向けて合計三つの暗号メッセージが送られています』
明石「誰に送られたものなんです?」
ジャーヴィス『この端末情報は・・・Ms.吹雪Ms.加賀Ms.長門に向けて送られたものです』
明石「内容はなんですか!?」
171 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/01(土) 22:50:47.85 ID:YJLx4qmV0
ジャーヴィス『暗号を解除します・・・メッセージ内容は五文字、複数の連続したランダムな文字の羅列による極めて複雑な暗号によって守られています・・・解除中・・・』
ジャーヴィス『暗号内容の一文字目を解読、画面に表示します』
〔H〕
明石「H・・・?」
ジャーヴィス『二文字目と三文字目、解読完了』
〔Y〕
〔D〕
明石「こ・・・これってまさか・・・」
ブルース「冗談だろ・・・」
ジャーヴィス『全暗号解読完了。メッセージを表示します』
ヴンッ
明石「・・・そんな・・・」
ブルース「はやくキャプテンたちに知らせないと・・・」
ブルース「彼女達が・・・みんなの命が危険にさらされるぞ!!」
172 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/01(土) 22:52:12.85 ID:YJLx4qmV0
------------------現在 艦娘達の世界 クインジェット内部
ガシャンッ キリキリ... ガシンッ カシャカシャカシャ...
木曾「あれ?金剛いつもの盾はどうしたんだ?」
金剛「今回はトニーが新しい武器をsurpriseしてくれたノデ、ありがたく使わせてもらうことにしたネー!」
木曾「その背中のドでかい大砲か、羨ましいぜ。名前はなんて言うんだ?」
金剛「タシカ・・・ポンコツ・・・いや・・・プロット・・・いや・・・」
金剛「お、思い出せ無いデース・・・」
木曾「おいおい・・・ま、確かに名前は武器の威力には関係ないけどさ・・・」
木曾「うっし、もう目標地点真上だなパイロットさん方、ハッチを開いてくれないか?」
173 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/01(土) 22:52:49.10 ID:YJLx4qmV0
パイロット1「了解、ハッチを開きます」
ウィィ... ゴゴゴ...
提督『全員少し待ってくれ、何かがおかしいぞ。レーダーに深海棲艦の反応がない』
木曾「何?やつらまた隠密技術を向上させたのか?」
トニー『いや・・・熱源、音波、生体反応・・・どれにも反応しない・・・』
トニー『たしかに変だな・・・』
木曾「ま、降りてみればわかるさ」
長門「・・・」ピピピッ
174 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/01(土) 22:54:05.19 ID:YJLx4qmV0
------------------同時刻 現在 アベンジャーズの世界 ヘリキャリア
スティーブ「---------協力して敵航空機を出来るだけ落としてくれ」
クリント「了解だ。すでに奴ら用の矢とジェットを用意してある。行くならさっさと行こう」スタスタ...
スティーブ「よし、全員降下準備だ。ハッチを開くぞ!」
『メインハッチ、オープン。事故防止のため、職員は退避してください』
ゴゴゴゴゴ.... ビュォォ...
吹雪・加賀「・・・」ピピピッ
〔暗号メッセージ 受信〕
〔暗号解除〕
吹雪・加賀「・・・!」
赤城「さぁ、任務の時間ですね!参りましょう!」
175 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/01(土) 22:58:13.50 ID:YJLx4qmV0
--------------------------------
〔暗号メッセージ 受信〕
〔暗号解除〕
長門「・・・!」
木曾「さて、任務の時間だ!降下するぞ!」
〔メッセージ表示〕
長門「ああ、任務の時間だ」
ジャキッ
木曾「長門?なにをし--------」
〔メッセージ表示〕
〔HYDRA〕
ズドォォォオオオオオンッ!!
176 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/01(土) 23:05:04.15 ID:YJLx4qmV0
今回はここまでです
感想コメント、すべてありがたく読ませていただいています
そして、前作以上に話が長くなりそうです
もしよかったら最後までお付き合いください
177 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/10/01(土) 23:40:42.49 ID:0jgaEW1h0
乙!
178 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/10/07(金) 22:36:32.36 ID:BJ7FTALj0
まだかな
179 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/10(月) 02:34:15.75 ID:QjavPKXY0
ヒュルルル...
ズガァァァァ...ン...
トニー「な・・・!?クインジェットが・・・墜落した・・・!?」
提督「そんな・・・!」ドシュゥゥゥゥッ
シュゴゴゴゴ...
提督「木曾!金剛!長門!どこだ!?どこにいる!?」バシャバシャ
提督(くそ・・・!炎がひどい!)
「う・・・うぅ・・・」
提督「木曾!金剛!大丈夫か!?今すぐ鎮守府まで運んでやるからな!」
木曾「ちが・・・ぅ・・・」
提督「今は喋るな!じっとしてろ!長門とパイロットは・・・!?」
金剛「テート・・・ク・・・逃げ・・・」
180 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/10(月) 02:34:48.62 ID:QjavPKXY0
トニー「ジャーヴィス、彼女達のヴァイタルは!?」
ジャーヴィス『Ms.木曾、Ms.金剛ともに艤装は大破。命に別状はありませんが戦闘は不可能です』
ジャーヴィス『ですが、Ms.長門のヴァイタルが不明です。爆発してすぐに切断されました』
ジャーヴィス『FSシステムを起動しますか?』
トニー「敵が見えない以上それはまだだ。爆発の原因を調べろ」
ジャーヴィス『了解しました』
181 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/10(月) 02:36:02.13 ID:QjavPKXY0
トニー(どのレーダーにも映らないのはおかしい・・・まるで中にあらかじめ爆弾が仕掛けられていたかのようだ・・・)
ピピピ...
ジャーヴィス『トニー様、バナー博士より緊急のメッセージが来ています』
トニー「こんな時になんだ・・・?」ピッ
トニー「バナー!こっちは今・・・」
ブルース『スターク!長門に警戒するんだ!』
トニー「バナー、どういうことだ・・・?それは・・・?」
ガラッ...
182 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/10(月) 02:36:36.64 ID:QjavPKXY0
長門「・・・・・」バシャッ
提督「長門!無事だったか!彼女たちを運ぶのをてつだ-------」
ブルース『長門は・・・敵になにかされている!』
長門「ハァッ!」グアッ
メキャッ
提督「ぐぁああっ!?」ドギャッ
トニー「なっ・・・!」
183 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/10(月) 02:38:52.56 ID:QjavPKXY0
ブルース『スターク!何があった!?』
トニー「長門が提督を攻撃した!一体どうなっている!?」
ブルース『くそ・・・こっちも手遅れだったか・・・』
トニー「バナー・・・キャプテンたちのところも同じ状況か?」
ブルース『ああ・・・明石が警告したが・・・もう遅かった』
ブルース『通信は途絶、今彼らがどうなっているかはわからない』
トニー「なんてことだ・・・」
184 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/10(月) 02:39:38.97 ID:QjavPKXY0
長門「・・・」スッ
トニー「バナー、後でまた連絡する」
ブルース『わかった、無理はしないでくれ』
トニー「長門・・・聞こえてるか?ゾラに何かされたんだろう?」
トニー「君はあんなやつより強いはずだろ?君は誇り高きビッグセブ・・・」
長門「黙れ」ジャキッ
トニー「わかった、口説き文句は選ぶよ!」
長門「・・・」ジリ...
トニー(くそっ・・・本気で殺す目だ・・・)
トニー「・・・ッ」
トニー「動くな長門!動けば撃つぞ!!」つ キュィィィ...
185 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/10/10(月) 02:46:03.38 ID:fj7xrgkV0
期待
186 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/10(月) 02:47:13.72 ID:QjavPKXY0
長門「撃てばいいだろう・・・」
長門「私には効かないがな!!」ズドォンッ!
トニー「ッ!」バシュゥゥウッ!
ヒュンッ
トニー「はいはい」ヴァゥゥンッ
ギィンッ
長門「人の話を聞かないやつだな・・・」
ジャーヴィス『非殺傷用リパルサーではダメージは与えられません!』
トニー「どうすれば彼女を正気に戻せる・・・」
ジャーヴィス『何か弱点はないか探してみます』
トニー「全く、我ながらとんでもないスーツを作ったもんだ」
ジャーヴィス『・・・!トニー様!』
ジャーヴィス『Ms.長門からロキの杖と酷似したエネルギー波を検知しました』
187 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/10(月) 02:48:05.47 ID:QjavPKXY0
トニー「ロキの杖だと・・・?」
ジャーヴィス『以前にエージェント・バートンが洗脳された時のものと同じです』
ジャーヴィス『彼の場合は・・・』
トニー「頭に大きな衝撃を与える・・か」
トニー「単純明快でいいね」
ジャーヴィス『彼女に殴り合いで挑むつもりですか?』
トニー「いや?」
トニー「認めるのは癪だが、僕じゃ殴り合いで勝ち目はない」
188 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/10(月) 02:49:14.79 ID:QjavPKXY0
トニー「・・・バナー」
ブルース『僕の・・・出番みたいだな?』
トニー「彼女と正面切ってなぐり合えるのは君しかいない。こっちに来てくれるか?」
ブルース『わかった・・・今すぐジェットの用意をする』ピッ
189 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/10(月) 02:50:58.35 ID:QjavPKXY0
--------------------------------
明石「バナー博士、良いんですか・・・?」
ブルース「戦いが嫌だの言ってられる状況じゃないし、僕はアベンジャーズだ」
ブルース「それに長門を出来る限り助けてあげたい」
ブルース「ヘリキャリアの方には大勢のS.H.I.E.L.D.エージェントにソーもいる」
ブルース「キャプテンたちを信じよう」
明石「そういうことなら・・・あなたにちょっとした贈り物があります」ピッ
ブルース「・・・?」
190 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/10(月) 02:51:43.33 ID:QjavPKXY0
ウイィ..... ガシャンッ
ブルース「これは・・・!」
明石「あなた専用の艤装です、私とトニーさんで作りました」
明石「黙っててごめんなさい!でも、いつか来る時の為にって・・・」
明石「戦いを強いるようで心苦しかったので・・・トニーさんにも言わないように頼んで・・・今まで秘密にしていました」
ブルース「そうだったのか・・・」
明石「これでみんなを助けてあげてください」
ブルース「・・・」
明石(う・・・やっぱり黙って作ったこと怒っているかな・・・)
ブルース「これは凄いな・・・ミズグモを元にして作ったのか?」
明石「・・・え?」
191 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/10(月) 02:53:36.14 ID:QjavPKXY0
ブルース「金剛の盾と同じ材質・・・これなら僕が使っても壊れなさそうだ」
ブルース「そしてセンサーで感知した体重の分リパルサーエンジンを反対方向に噴出する仕組みか・・・」
ブルース「精密と頑丈を見事に両立させている実に優れた装備だ」
明石「あ・・・ありがとうございます」
ブルース「どうしたんだ?きょとんとした顔をして」
明石「お・・・怒らないんですか?」
ブルース「怒る?何に対してだ?」
明石「黙って勝手に作ったことです・・・」
ブルース「ははは、僕はそんな短気じゃない。むしろサプライズって感じで嬉しいよ」
ブルース「これが無かったら僕はバタフライしながら戦わなきゃならなかった」
明石「よかった・・・」
ブルース「それと明石・・・」
ブルース「僕は常に怒っている」ニッ
192 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/10(月) 02:54:16.00 ID:QjavPKXY0
---------------------
トニー「提督、無事か?」
提督『一部システムがやられた以外はな』キュィィ...
提督『殺す気で殴られた・・・あいつは俺の右腕だっただけにだいぶショックだよ・・・』
トニー「いいか提督、長門は敵に操られている」
提督『でなけりゃ俺を裏切ったりしないだろうな』
トニー「今からバナーが応援にこっちにくる。それまで僕等で持ちこたえるぞ」
提督『了解だ』
193 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/10(月) 03:00:10.29 ID:QjavPKXY0
長門「時間稼ぎのつもりか?」
トニー「まぁね、それが任務だ」
トニー「それに・・・彼女たちもそこまでやわじゃないさ」
トニー(このスーツの装備じゃ殺す気でかからないと時間稼ぎなんてとてもできない・・・)
トニー「やれやれ・・・これは君に使うためのものではなかったんだがな・・・」
トニー「ジャーヴィス、僕用の“艤装”を呼べ」
ジャーヴィス『了解しました』
ジャーヴィス『対深海棲艦用強化パワードスーツ“艤装”衛星より射出完了』
ジャーヴィス『間もなく到着します』
194 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/10(月) 03:09:51.78 ID:QjavPKXY0
今回はここまでになります。次回はおそらく来週の土日かそれ以降となります
更新がどんどん遅くなって申し訳ないです。だんだんリアルが忙しくなってまいりました
デッドプールがレンタル開始されました!みんな見ようね
そしてDCのリーグオブレジェンドもレンタル開始が間近です
DC、MARVEL共にドラマがどんどん増えてなおかつ面白くなってきました
面白い!面白い!ってドラマを借り続けてしまうと割ととんでもない出費になります(経験者)
195 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/10/10(月) 11:25:32.49 ID:dD34FaskO
乙!
196 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/10/10(月) 14:40:53.20 ID:gPiyQYug0
おつ
シビルウォー見るための予習としてアイアンマン3を借りてみたけど思ってたより面白かった
レギュラーマンのトニーが自作武器で敵地に乗り込むところが素敵
197 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/16(日) 22:56:22.39 ID:UojlCxXz0
長門「そう易々とさせると思------」
キィィィィイ...
提督「おおおおおおお!」ィィィィイイイ!
ドガァッ!!
長門「ッ!」ズザザ...
提督「そう易々と邪魔させると思うか!?」
長門「それでこの長門の装甲に傷がつくとでも?」ジャキッ
提督「お前は昔っからそればっかだな!」
198 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/16(日) 22:57:05.32 ID:UojlCxXz0
提督(渾身のタックルでも大した効果無しか・・・)
提督(少しでも時間を・・・)
提督「長門・・・俺達の事を思い出せないのか?」
長門「もちろん覚えているさ、提督が私との組手で一度も勝ったことがないこともな」
提督「そいつはどうも。だが・・・」
提督「モード!バトルシップ!」
ガシャンッ ガキンッ ギガゴゴ
提督「今回は違う」ジャキッ
長門「その諦めの悪い所も知っている」ジャキッ
199 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/16(日) 22:58:34.55 ID:UojlCxXz0
......
....
..
.
暗号メッセージ受信直後 ヘリキャリア 降下用ハッチ前
〔HYDRA〕
ジャキッ
「!?」
赤城「加賀さん・・・?吹雪さん・・・?何を・・・しているんですか・・・?」
赤城「それは・・・敵に向けるものですよ・・・?」
赤城「武器・・・下して・・・?」
クリント「おい、どうしちまったんだ?」
スティーブ「赤城、吹雪・・・なんのつもりなんだ・・・?」
スティーブ「君たちに危害は加えたくない、冗談なら今すぐに武器をおろ---」
吹雪「・・・まずは指揮系統からダウンさせる・・・!」ダッ
ドガッ!
スティーブ「ぐあッ!」
200 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/16(日) 22:59:38.29 ID:UojlCxXz0
ゴウッ!
赤城「ロジャースさん!!」
クリント「まずいぞ!キャプテンがハッチの外へ吹き飛ばされた!海に落ちるぞ!ソー!」
ソー「ああ!」ブォンッ... ブォンブンブンッ!
ソー「ロジャースを助けに-------」
ギリリ... バシュッ!
ドスッ
ソー「グッ・・・がっ・・・」ガクッ
加賀「させません」
201 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/16(日) 23:00:23.82 ID:UojlCxXz0
クリント「ソーの肉体に刺さる矢だと・・・!?」
赤城「ソーさん!」
吹雪「・・・」バッ
赤城「飛び降りた!?」
クリント「違う!キャプテンを追ったんだ!」
クリント「赤城!航空機でキャプテンを助けてやれ!」
赤城「は、はいっ!!」ギリリ...
加賀「ここは譲れません」ギリリッ バシュッ
バシュッ
キンッ
加賀「!」
加賀(矢が空中で・・・)
クリント「無駄だ、お前の放つ矢は俺が全て叩き落とす」スチャッ ギリリッ
202 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/16(日) 23:02:04.13 ID:UojlCxXz0
バシュッ バババババシュンッ
シュゴォォォォオオッ
キイイィィィィ...ン...
赤城「航空機、発艦完了しました!ロジャースさんを助けに行って!」
加賀「・・・」ギリリ... バシュッ
クリント「無駄だって・・・」
ババババシュンッ
シュゴォォォォォオッ!
ヴゥゥゥゥゥンッ!!
クリント「ちっ、戦闘機に変化したか!面倒だな!!」バッ
ズガガガッ
「ぎゃぁああ!!」
ズドォオンッ!
「逃げろぉぉおお!」
203 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/16(日) 23:03:59.62 ID:UojlCxXz0
赤城「職員達が巻き添えに!!」
赤城「加賀さん!やめてください!」
クリント「一旦退避するぞ!」バシュッ
ブシュゥゥゥゥゥウ....
クリント「全員この煙に乗じて逃げろ!ソー!立てるか!?」グイッ
ソー「ああ・・・大丈夫だ・・・」ダッ
クリント「赤城!こっちだ!」
赤城「加賀さん!」
クリント「早くしろ!」ガシッ グイッ
ダッ
シュゥゥゥゥ...ゥゥ...
加賀「逃がしましたか・・・」
加賀「でも私の目的はこの船を空から落とすこと・・・いなくなったところで問題ないわ・・・」
加賀「さぁ・・・エンジンを破壊してきなさい!」ギリリ...
バシュッ
バババババシュンッ
グォオオオオオン...
204 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/16(日) 23:05:10.14 ID:UojlCxXz0
--------------------------
クリント「なんとか撒いたか・・・」
赤城「・・・」
クリント「・・・加賀か?」
赤城「・・・」コクン
クリント「加賀があんなことする奴じゃないってのは俺もわかってるさ」ポンッ
クリント「ああなっちまったのに何か心当たりは?」
赤城「・・・S.H.I.E.L.D.の研究者たちに報告しに行った時に・・・なにかをされたとしか・・・」
クリント「なんだって・・・」
205 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/16(日) 23:06:42.95 ID:UojlCxXz0
ソー「ロキの杖だ・・・」グリッ...
クリント「ソー!矢を抜くな!出血が激しくなるぞ!」
ズボッ
ソー「我々アスガルド人は体が丈夫だ、このくらい問題ない」ポイッ
クリント「そーかい、さすがは神様だな」
クリント「で、ロキの杖ってのは俺が洗脳された時のと同じやつか?」
ソー「ああ、おそらく裏切り者がいるはずだ」
クリント「全く・・・長官にさっさと報告しなきゃな・・・いや、もう知ってるか?」ピピピッ
クリント「ん?明石から通信?」ピッ
クリント「こちらバートン、用があるなら手短にな。こっちは今加賀に攻撃されている」
206 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/16(日) 23:07:39.62 ID:UojlCxXz0
明石『そんな・・・もう手遅れでしたか・・・!』
クリント「何か知ってるのか?」
明石『長門さん、吹雪さん、加賀さんの端末に何かの合図のような信号が送られていて・・・それで・・・』
クリント「わかった、状況はおおむね把握した。こっちの状況を簡潔に話すから、スタークとフュ---------」
ズドォオオオオオオンッ!
「!?」
グラグラ...
クリント「しまっ・・・」ポロッ
ガシャッ
クリント「くそっ、無線機が壊れた!何だってんだ・・・?」
207 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/16(日) 23:08:44.85 ID:UojlCxXz0
ソー「今の爆発は近いぞ!どこだ!?」
アナウンス『第三エンジンで大規模な爆発!繰り返す!第三エンジンで大規模な爆発!』
アナウンス『全職員は衝撃に備えよ!』
クリント「まずいぞ・・・加賀はこのヘリキャリアを墜落させる気だ!」
ソー「早く彼女を何とかして元に戻さないとな」
赤城「どうすれば・・・もとに戻るんですか?」
クリント「頭に衝撃を与える」
赤城「え・・・えっ?」
クリント「俺も一度ああなったことがある。そんときは・・・手すりに頭をたたきつけられたら治ったんだ」
クリント「そこまで手荒な真似はしたくないが・・・」
ソー「とりあえず加賀の頭に何かしろの衝撃を与えないとな」ブンッ
赤城「・・・」
赤城「本当に・・・ごめんなさい・・・」
クリント「?・・・なんであやまるんだ?」
赤城「私のせいなんです・・・私があの時引き留めておけば・・・こんなことには・・・」
クリント「・・・」
赤城「私は・・・加賀さんを傷つけたくない・・・でもここの人たちと加賀さんを助けたい・・・」
赤城「どうしたらいいかわからないんです・・・」
208 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/16(日) 23:12:27.75 ID:UojlCxXz0
クリント「・・・いいか赤城」
クリント「よく聞け、俺を見ろ」
赤城「・・・?」
クリント「誰のせいだとか、行ってる場合じゃないぞ」
クリント「なんたってこの通り、船が墜落しかけてるんだからな。千人単位の命が危ない」
クリント「おまけに殺人ラジコン飛ばす人間サイズの軍艦相手にこっちは弓と矢、まともな状況じゃない」
209 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/16(日) 23:13:31.23 ID:UojlCxXz0
クリント「俺は戦う。仕事だからな」
クリント「君が何をしたとか・・・関係ない。加賀を攻撃できるかどうかも関係ない」
クリント「償いたいなら行動しろ。それもとことんやれ」
クリント「ここに残ってもいい、後で迎えに来させる」
クリント「だが君ならやれるはずだ、赤城」
クリント「なぜなら・・・」
クリント「君はアベンジャーズだからだ」
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