悟空「オラの?」緑谷「ヒーローアカデミア!」爆豪「No.4」

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/07(月) 02:26:51.81 ID:UY6Y7g4jO
1は緑拳推しか
132 : ◆G9HPr7nfxM [sage saga]:2016/11/07(月) 14:21:39.54 ID:/M1u69rzO
緑谷「拳藤さん…」

拳藤「…お、デク起きたん?」

緑谷「大丈夫だった?さっきの」

拳藤「え…まーうん」

拳藤「どうにかした」

緑谷「その手…大丈夫?」

拳藤「ちょっと切られちゃっただけだよ」

拳藤「唾でもつければすぐ治る」

緑谷「…そっか」

緑谷(あの人…やっぱり…)

緑谷(拳藤が手こずる程の実力者か…)

緑谷(何であれ厄介な事に変わりない)

拳藤「それよりデクこそ怪我は?」

緑谷「いや…まぁ痛くないって言ったら嘘だけど…」

緑谷「動けないって程でもないから平気だよ」

拳藤「ふーん…」

目良<ただいまより2次試験を開始致します

目良<受験生の方は係員の指示に従って下さい

緑谷「あ、もう始まるのか」

拳藤「行こ、デク」

緑谷「あ…うん」

スタスタ…

八百万「またもや出し抜かれた…!!」ゴゴゴ…

轟<何やってんだ八百万こっちだぞ
八百万<ちょっ…
133 : ◆G9HPr7nfxM [sage saga]:2016/11/07(月) 14:23:28.46 ID:/M1u69rzO
緑谷「拳藤さん…」

拳藤「…お、デク起きたん?」

緑谷「大丈夫だった?さっきの」

拳藤「え…まーうん」

拳藤「どうにかした」

緑谷「その手…大丈夫?」

拳藤「ちょっと切られちゃっただけだよ」

拳藤「唾でもつければすぐ治る」

緑谷「…そっか」

緑谷(あの人…やっぱり…)

緑谷(拳藤が手こずる程の実力者か…)

緑谷(何であれ厄介な事に変わりない)

拳藤「それよりデクこそ怪我は?」

緑谷「いや…まぁ痛くないって言ったら嘘だけど…」

緑谷「動けないって程でもないから平気だよ」

拳藤「ふーん…」

目良<ただいまより2次試験を開始致します

目良<受験生の方は係員の指示に従って下さい

緑谷「あ、もう始まるのか」

拳藤「行こ、デク」

緑谷「あ…うん」

スタスタ…

八百万「またもや出し抜かれた…!!」ゴゴゴ…

轟<何やってんだ八百万こっちだぞ
八百万<ちょっ…
134 : ◆G9HPr7nfxM [sage saga]:2016/11/07(月) 14:24:09.19 ID:/M1u69rzO
緑谷「拳藤さん…」

拳藤「…お、デク起きたん?」

緑谷「大丈夫だった?さっきの」

拳藤「え…まーうん」

拳藤「どうにかした」

緑谷「その手…大丈夫?」

拳藤「ちょっと切られちゃっただけだよ」

拳藤「唾でもつければすぐ治る」

緑谷「…そっか」

緑谷(あの人…やっぱり…)

緑谷(拳藤が手こずる程の実力者か…)

緑谷(何であれ厄介な事に変わりない)

拳藤「それよりデクこそ怪我は?」

緑谷「いや…まぁ痛くないって言ったら嘘だけど…」

緑谷「動けないって程でもないから平気だよ」

拳藤「ふーん…」

目良<ただいまより2次試験を開始致します

目良<受験生の方は係員の指示に従って下さい

緑谷「あ、もう始まるのか」

拳藤「行こ、デク」

緑谷「あ…うん」

スタスタ…

八百万「またもや出し抜かれた…!!」ゴゴゴ…

轟<何やってんだ八百万こっちだぞ
八百万<ちょっ…
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/07(月) 15:51:57.99 ID:H+BwUroGO
落ち着け
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/07(月) 15:52:41.93 ID:H+BwUroGO
落ち着け
137 :↑エラーが発生した結果 ◆G9HPr7nfxM [sage saga]:2016/11/07(月) 16:23:04.58 ID:TH9+s4e4O
緑谷「ここか…」

緑谷「随分少なくなったなぁ…」

拳藤「通過者60名だからな〜」

緑谷「60!?それって5割どころか4%にも達していないじゃないか…」

拳藤「ま、まぁ色々あったんだよ💧」

拳藤(自覚あるんだよ、な?)

緑谷「そっか…」

拳藤「これから何すんだろ」

目良「えー皆様。第一次試験突破おめでとうございます」

目良「どの方も迅速そして臨機応変に対応できていたと思われます」

目良「まぁちょっとしたハプニングは起こった訳ですが」

緑谷 滑草「???」

(自覚あるんだよ、な?)

目良「兎にも角にもこの様な生存競争というのは私達にとっては日常茶飯事みたいな事であって」

目良「実際今の所ヒーロー活動だけで食っていけるのは」

目良「40人中1人とされています」

「!?」

目良「残りの39人は1、2年経だずに辞職…」

目良「まぁ、経済的な理由じゃないケースも幾つかありますが…」

目良「今の割合だと20〜30人中に1人と言った所でしょうか」

目良「ヒーロー問わず社会はこれ程甘くはないという意識を持って今後試験を受けて頂ければ幸いです」

麗日「ふむふむ」

麗日(ただでさえ安定した収入を得るだけでも至難ってのに…)

麗日(道は険しいんやなぁ…はは)

目良「ではこれより第二次試験を行いたいと思います」

目良「お手元にある資料をご覧下さい」

切島「ん?資料なんて…」

切島「うおっ!?いきなり現れた!?」スッ…

緑谷(雨良さんってこれに関わっているのかな)ピラッ…

雨良「流石にこんな大量の資料を一斉送信は骨が折れるね…」

目良「まず今から貴方達には15のチームに分かれてもらいます」

目良「1枚はそのチームの名前が書かれているかと思います」

緑谷(D……AからOか)

目良「そのチームに分かれたら記載されている番号の部屋に向かって下さい」

目良「係員に聞けば案内してくれると思います、多分」

(多分!!)

目良「それじゃ早速お願いします」



138 :↑エラーが発生した結果 ◆G9HPr7nfxM [sage saga]:2016/11/07(月) 16:25:05.54 ID:TH9+s4e4O
緑谷「ここか…」

緑谷「随分少なくなったなぁ…」

拳藤「通過者60名だからな〜」

緑谷「60!?それって5割どころか4%にも達していないじゃないか…」

拳藤「ま、まぁ色々あったんだよ💧」

拳藤(自覚あるんだよ、な?)

緑谷「そっか…」

拳藤「これから何すんだろ」

目良「えー皆様。第一次試験突破おめでとうございます」

目良「どの方も迅速そして臨機応変に対応できていたと思われます」

目良「まぁちょっとしたハプニングは起こった訳ですが」

緑谷 滑草「???」

(自覚あるんだよ、な?)

目良「兎にも角にもこの様な生存競争というのは私達にとっては日常茶飯事みたいな事であって」

目良「実際今の所ヒーロー活動だけで食っていけるのは」

目良「40人中1人とされています」

「!?」

目良「残りの39人は1、2年経だずに辞職…」

目良「まぁ、経済的な理由じゃないケースも幾つかありますが…」

目良「今の割合だと20〜30人中に1人と言った所でしょうか」

目良「ヒーロー問わず社会はこれ程甘くはないという意識を持って今後試験を受けて頂ければ幸いです」

麗日「ふむふむ」

麗日(ただでさえ安定した収入を得るだけでも至難ってのに…)

麗日(道は険しいんやなぁ…はは)

目良「ではこれより第二次試験を行いたいと思います」

目良「お手元にある資料をご覧下さい」

切島「ん?資料なんて…」

切島「うおっ!?いきなり現れた!?」スッ…

緑谷(雨良さんってこれに関わっているのかな)ピラッ…

雨良「流石にこんな大量の資料を一斉送信は骨が折れるね…」

目良「まず今から貴方達には15のチームに分かれてもらいます」

目良「1枚はそのチームの名前が書かれているかと思います」

緑谷(D……AからOか)

目良「そのチームに分かれたら記載されている番号の部屋に向かって下さい」

目良「係員に聞けば案内してくれると思います、多分」

(多分!!)

目良「それじゃ早速お願いします」



139 :↑エラーが発生した結果 ◆G9HPr7nfxM [sage saga]:2016/11/07(月) 16:25:49.45 ID:TH9+s4e4O
緑谷「ここか…」

緑谷「随分少なくなったなぁ…」

拳藤「通過者60名だからな〜」

緑谷「60!?それって5割どころか4%にも達していないじゃないか…」

拳藤「ま、まぁ色々あったんだよ💧」

拳藤(自覚あるんだよ、な?)

緑谷「そっか…」

拳藤「これから何すんだろ」

目良「えー皆様。第一次試験突破おめでとうございます」

目良「どの方も迅速そして臨機応変に対応できていたと思われます」

目良「まぁちょっとしたハプニングは起こった訳ですが」

緑谷 滑草「???」

(自覚あるんだよ、な?)

目良「兎にも角にもこの様な生存競争というのは私達にとっては日常茶飯事みたいな事であって」

目良「実際今の所ヒーロー活動だけで食っていけるのは」

目良「40人中1人とされています」

「!?」

目良「残りの39人は1、2年経だずに辞職…」

目良「まぁ、経済的な理由じゃないケースも幾つかありますが…」

目良「今の割合だと20〜30人中に1人と言った所でしょうか」

目良「ヒーロー問わず社会はこれ程甘くはないという意識を持って今後試験を受けて頂ければ幸いです」

麗日「ふむふむ」

麗日(ただでさえ安定した収入を得るだけでも至難ってのに…)

麗日(道は険しいんやなぁ…はは)

目良「ではこれより第二次試験を行いたいと思います」

目良「お手元にある資料をご覧下さい」

切島「ん?資料なんて…」

切島「うおっ!?いきなり現れた!?」スッ…

緑谷(雨良さんってこれに関わっているのかな)ピラッ…

雨良「流石にこんな大量の資料を一斉送信は骨が折れるね…」

目良「まず今から貴方達には15のチームに分かれてもらいます」

目良「1枚はそのチームの名前が書かれているかと思います」

緑谷(D……AからOか)

目良「そのチームに分かれたら記載されている番号の部屋に向かって下さい」

目良「係員に聞けば案内してくれると思います、多分」

(多分!!)

目良「それじゃ早速お願いします」



140 :↑エラーが発生した結果 ◆G9HPr7nfxM [sage saga]:2016/11/07(月) 16:32:17.23 ID:TH9+s4e4O
おうう…何故か知らんがOMOI…

連投あったらすみません
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/07(月) 16:56:26.43 ID:6PvxIf/+O
連投だらけだから時間置いてみたら?
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/07(月) 16:57:51.83 ID:6PvxIf/+O
連投だらけだから時間置いてみたら?
143 : ◆G9HPr7nfxM [sage saga]:2016/11/07(月) 18:07:29.68 ID:TH9+s4e4O
拳藤「デクは?」

緑谷「僕はDだね」

拳藤「そっか、私はG」

緑谷「まぁそりゃ同じ出身の人をチームには入れないよね」

目良(あみだで決めたなんて言えない)

拳藤「残念。私の出番はなさそうかな?」

緑谷「大丈夫大丈夫。さっきみたいなヘマはしないから」

拳藤「ま、精々頑張りな?」

拳藤「じゃ」

緑谷「……」スタスタ…

緑谷(また借り一つできちゃったなぁ…)

緑谷(拳藤さんにはホント、助けられてる)

緑谷「…」

緑谷「いっ!?」ポンポン

緑谷(さっきの…!)クルッ…

麗日「デ、デク君どったの?」

緑谷「う…麗日さんか…」

緑谷「何でもないよ」

麗日「ねぇ、もしかしてデク君ってDチーム?」

緑谷「?なんで分かったの?」

麗日「い、いや…乙女の勘っていうかなんというか…」

麗日「Dはデク君のDだからね!」

緑谷「…ははっ」

緑谷「流石麗日さんだ。敵わないや」

麗日「???」

緑谷「15…って事は後2人居る筈だけど…」

「おーいDの人いますかー?」

緑谷「あ!あっちにいるな」

麗日「はーい!」ダダッ…








緑谷「………」

士傑娘「………」

傑物娘「………」

麗日「………」

緑谷(どうしてこうなった)
144 : ◆G9HPr7nfxM [sage saga]:2016/11/07(月) 21:01:07.58 ID:TH9+s4e4O
緑谷(なんでよりにもよって女子しかいないんだよぉっ!?)

緑谷(せめて知らない人でもいいから男の生徒来てーー!)

緑谷(しかも1人はさっきの女の子!)

緑谷(また尋問される〜)<ヒィィ

緑谷「…ええと…その…」

士傑娘「また一緒に頑張りましょうね!」ダキッ

緑谷「ぎゃっ!?」

麗日(大胆!)

緑谷(麗日さんタスケテ…)

傑物娘「と、とりあえず自己紹介しとこっか、始まる前に」

傑物娘「私は『凸川凹美(とつがわへこみ)』」

凹美「よろしくね!」

緑谷「よ……よろしぷ…」

士傑娘「おっと。挨拶が遅れたわね」バッ

緑谷<やっと拘束から外れた

士傑娘「『幸愛結美(ゆきのけみ)』だよ、よろしく!」

緑谷「よ、よろしくね…結美さん……」

麗日「2人はその…知り合いなの?」

緑谷「いいいいや!あのその…さっき!」

結美「さっき知り合ったの、ねー」

緑谷(ひぃぃぃっ!?)

麗日「?そ、そうなんだ…」

目良<zzz…マイクのテスト中…zzz…

4人「………」

目良<皆様無事仮想街に着きましたか?

凹美「あ、眠い人だ」

目良<ではこれから二次試験の説明をさせていただきます

目良「えー、ではまず貴方方に把握してほしい事は2つ程あります」

目良「1つは試験に行うにあたっての設定です」

香久山「設定?」

目良「話は至ってシンプル。街に監禁されている人物が2人います」

目良「その人達を救出すれば二次試験通過となります」

緑谷(救助訓練か…)

目良「ただし先程も述べた通り、ヒーローに必要とされるものの一つに」

目良「如何に迅速に行動出来るかというものがあります」

目良「この試験の制限時間は10分とさせていただきます」

目良「10分経つと監禁場所が爆発します」

上鳴「お、おお…」

耳郎「ありがちなシチュエーションだ」




145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/11/08(火) 08:18:58.95 ID:jGDtzL8H0
今週のヒロアカ見たけどアイツの正体がアイツだったとは
146 : ◆G9HPr7nfxM [sage saga]:2016/11/08(火) 19:18:46.01 ID:C1dVR6+wO
へい今日の更新始めるザマス
今日は特に閲覧注意…
147 : ◆G9HPr7nfxM [sage saga]:2016/11/08(火) 19:35:17.13 ID:C1dVR6+wO
目良「まぁ究極的に言うと爆破テロが起こる前に被害者を救出せよって事ですな」

目良「ただまぁ悠長に敵が待ってくれている訳でもなく積極的に妨害してきます」

目良「それらの障害を見事掻い潜ってください」

目良「最後にこちらから判明している情報を一つ報告しておきます」

緑谷「?」

目良「模擬戦闘とは言え1から情報収集をするのでは10分を軽くオーバーしてしまうでしょう」

目良「そこで一つ重要な情報を与えておきましょう」

目良「地図に書いてある交差点付近に錠の鍵が落ちています」

目良「それを使って監禁されている者を解放してあげましょう」

目良「以上ルール説明でした」

目良「何か質問のある方がいらっしゃるのであれば係員に申しつけてください」

目良「では1分後に始めます」

麗日「渡された資料は4つ…」

結美「この仮想街の地図とチームの名前が書かれた名前…」

凹美「後………」

緑谷「ち、チー………」

緑谷「チーズ?」

凹美「あのーなんでチーズの写真が配られてるんですか?」

係員「その質問にはお答えできません」

凹美<えー

緑谷「……黄一…イ番?」<四字熟語?

結美「なんかの暗号かな?」

麗日「というかウチのと違うね」

緑谷「うーん…」

緑谷「あの…最後に一つ確認ですけど…」

緑谷「この試験の通過条件というのは……」

係員「被害者を爆破時間までに解放する事…つまりは…」

係員「錠で鍵を開けた者を指しますね」

緑谷(つまりただ救出すればそのチーム全員クリアって訳じゃないのか……?)

緑谷(…鍵…被害者…)

緑谷(………何か嫌な予感が……)

係員「ではご武運を祈ります」

凹美「よーし皆張り切ってこー!」

目良<3

麗日(ノリ軽いなぁ…)

目良<2

結美「…ふふ」

目良<1

緑谷「………」

目良「GO!!」
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/11/08(火) 20:15:35.71 ID:jGDtzL8H0
まさか・・・
149 : ◆G9HPr7nfxM [sage saga]:2016/11/08(火) 22:06:57.60 ID:C1dVR6+wO
まぁ本編に入りたいとこなんですが実際に見ないと分かりにくいと思うんで
さぁ皆も暗号解読してみよー

結美 ロ高イイ
麗日 ガビアル
凹美 看高板層
緑谷 黄一イ番
(多分難易度超易)

そしてこれから例の仮想街地図も貼ります
(つーか写真を貼り付けした事ないから成功するか心配)
最低限必要な箇所だけ書いたんで雑とかなコメントはしないでね
150 : ◆G9HPr7nfxM [sage saga]:2016/11/08(火) 23:28:21.31 ID:C1dVR6+wO
https://imgur.com/gallery/oRgyo
151 : ◆G9HPr7nfxM [sage saga]:2016/11/08(火) 23:29:09.59 ID:C1dVR6+wO
http://imgur.com/gallery/oRgyo
152 : ◆G9HPr7nfxM [sage saga]:2016/11/08(火) 23:31:01.88 ID:C1dVR6+wO
左北
右南
上東
下西
ですな(一応設定上)
153 : ◆G9HPr7nfxM [sage saga]:2016/11/09(水) 00:40:31.26 ID:2K7orfPaO
緑谷「とりあえずさっき言った鍵のある場所に移動しよう!」

麗日「うん!」ダダッ…

結美「思ったより緩いルールね」

凹美「ねー。これって結局10分以内に被害者を探し出すだけの事だもん」

凹美「なんで10分も時間が要るのかなぁ?」

緑谷「ま、まぁ移動時間とその被害者の位置特定の事を考えるとそれ位の時間になるんじゃないかなぁ?」

凹美「そっかぁ」

緑谷「……」

緑谷「よし…ここだな!」

緑谷「鍵がどこかに隠されてる筈だ!見つけよう!」

麗日「あるというか…」

麗日「彼処に堂々と置かれてるけど…」<箱

緑谷「ええええっ!?」

緑谷(てっきり謎解きやらパスコードやらで時間稼ぎするのかと思った…)

緑谷(なんでそうも簡単に…?)

結美「とにかく開けてみましょう」

緑谷「そ、そうだね」

スタスタ…

緑谷「………」

緑谷「開けた瞬間ボカンってのは無いよね?」

麗日 結美 凹美「どうぞどうぞ」

緑谷(こうなるよね)

緑谷(仮定の話をしてたらそれこそ時間がもったい無い)

緑谷(最悪反射で避けられる自信はある!)パカッ

緑谷「…………え」

麗日「どう…だった?」チラッ

結美 凹美「」チラッ

麗日 結美 凹美「…………え」

緑谷「鍵…2個しか無い」

係員『被害者を爆破時間までに解放する事…つまりは…』

係員『錠で鍵を開けた者を指しますね』

緑谷(わざわざアナウンスしてくれる位なんだ。恐らくこれ以外にあるとは考えにくい…)

麗日(つまりこれって…)

緑谷「………必ず誰か…」

緑谷「2人は脱落する?」
154 : ◆G9HPr7nfxM [sage saga]:2016/11/09(水) 00:46:25.33 ID:2K7orfPaO
係員『鍵で錠を……?』

係員『錠で鍵を開けるんだよな?』

このミスは酷い
今日は意外と時間がかかってしまった
展開的に丁度いいのでここまで(2レスだけェ…)
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/09(水) 01:31:30.73 ID:c5GTRLIBO
そういえば葉隠とかどこいったの?
156 : ◆G9HPr7nfxM [sage saga]:2016/11/09(水) 20:06:00.07 ID:2K7orfPaO
↑別のグループ(通過しやした)
157 : ◆G9HPr7nfxM [sage saga]:2016/11/10(木) 17:14:13.90 ID:RaLn9qmDO
目良「残っている半分の生徒が元雄英」

目良「しかもA組は全員通過と来ましたね」

目良「相変わらず偏ってますね〜」<大体予測はついてたけど

目良「まぁ構いませんけどね」

目良「多分これで半分減らすから」




158 : ◆G9HPr7nfxM [sage saga]:2016/11/10(木) 17:16:56.15 ID:RaLn9qmDO
緑谷「………必ず誰か…」

緑谷「2人は脱落する?」

麗日「嘘…」

凹美「ぇぇ…え…」

結美「…」

緑谷(…お、落ち着け落ち着け)

緑谷(これはつまりあれか…?)

緑谷(残り2つの鍵を10分以内に探せって事なのか?)

緑谷(そんなのほぼ無理だろ…!)

緑谷(いくら狭い敷地だとしても建物一軒一軒調べられる訳ないじゃないか…)

緑谷(…どうする…)

緑谷「みっ…みん…」

凹美「…」

結美「…」

麗日「…っ…」

緑谷(まぁ皆考える事は同じだよな…)

緑谷「え…ええっと…」

ガッ!

緑谷「っ…!」

凹美「………」

ボコボコッ

麗日「ちょっ…待っ」

ピョーーーンッ

結美「おー飛んだ飛んだ」<バネみたい

麗日「デッデク君追わなくていいの!?」

緑谷「ここで騒ぎを起こしたら仮想敵がやって来るかもしれない」

緑谷「深追いはできないよ」

緑谷「それに………」

緑谷「ああするのが普通なんだ」

麗日「普通って…」

緑谷「これは鍵争奪戦じゃない。そんな事皆分かってる」

緑谷「だけど最終的にこの鍵を使って錠を開けるのには代わりない」

緑谷「恐らくこの町の中から探し出すんだろうけどこうもしてる間に時間は刻一刻と迫ってる」

緑谷「だったら先手を取った方がいいだろ…?」

麗日「……」

緑谷(…迂闊だった…)

緑谷(わざわざ同校の人を連れてくるのはチーム同士で争わせる為だったのか…)

緑谷(多分僕達が2個独占する可能性があって凸川さんは奪ったんだろう)

緑谷(…ここで僕がすべき選択は…)

緑谷「……麗日さん。幸愛さん」

緑谷「鍵か僕か選んでくれないか?」

麗日「!!」

結美「…」ニヤッ…
159 : ◆G9HPr7nfxM [sage saga]:2016/11/10(木) 20:38:50.40 ID:RaLn9qmDO
麗日「え、選べって…」

緑谷「僕はすぐにそんな逃げ道には走りたくない」

緑谷「どちらかというと2人のどちらかに保険をかけたいんだ」

緑谷「多分クリアしようがなんだろうが後数分はこのフィールド内だから最悪戻ってきて協力してくれても構わない」

緑谷「けど…もしもの事があった時…」

緑谷「犠牲は少なくしておきたい」

麗日「で、でも…」

緑谷「頼む…鍵を持ったまま3人不合格なんてしたくない」

緑谷「どちらか先に…行ってくれ…」

結美「……」

結美「じゃあ私
麗日「私が行くよ」

結美「!」

緑谷「麗日さん…」

麗日「私だって本当はデク君にそれ託したいけど」

麗日「デク君は私の事知っててそう言ってくれたもんね…」

麗日「その気持ちを踏みにじる訳にはいかないよ」

麗日「逆に失礼だしね」

緑谷「……」

結美「あ、私はいいわよ、別に」

結美「同じクラスメイト潰し合うのはお互い気が引けるものね」

緑谷「……決まりかな」

緑谷「麗日さん、任せた!」

麗日「任された!」

麗日「戻れるならすぐそっち行くから!!」

ゴォォッ…

緑谷(これでいい…)

緑谷(後は残ってる可能性に賭けてみるだけだ)

緑谷(大丈夫!2人で協力すれば何とかなるさ!)

緑谷(……とはいえ…2つの鍵を見つけて尚且つ被害者も探さないと行けないとなると…)

緑谷(……後6、7分…)

緑谷「…………」

緑谷「……あ」

緑谷(やばい。致命的なミスを犯してしまった…)

緑谷「…………え………と…」クルッ

結美「やっと…2人になれたわね」

緑谷「………」

緑谷(麗日さぁぁぁぁん!?)
160 : ◆G9HPr7nfxM [sage saga]:2016/11/11(金) 16:05:09.31 ID:5wDNqb+kO
結美「嬉しい…もしかして私とお話したくてここに残ったの?」

緑谷「い、いいいいえ別にそんな…」

緑谷(マジかよ…1分1秒時間無駄にできないってのに!)

緑谷「今それどころじゃないんですよ!」ダダッ

結美「待ってよ」

ダダッ…

緑谷(速っ…!)

結美「私はただ貴方と…」

緑谷「だから試験後でお願いしますってばぁぁぁっ!!」




緑谷「ふ…ふぅ…」

緑谷(建物の陰でやり過ごそう)

緑谷(くそっ….後5分弱…)

緑谷(ああは言ったもののそんな容易に探せるる様なモンなのか!?)

緑谷(だがまず分かる事は10分以内にクリアできる試験なのだから片っ端から探すという事は絶対に無いはずなんだ!)

緑谷(とするとやっぱりキーになってくるのは…)

緑谷「……」

緑谷「黄色…1…?黄い1番……」

緑谷(…これだけじゃ分かる訳無いだろ…っ!)

緑谷(何とかしないと何とかしないと…)

結美「悩んでるなら手貸すよ?」

緑谷「ぐあああっ!?」ババッ

結美「びっくりした…」

緑谷「こっこここっちが驚いたよ!!」

結美「うーん…そんなに私とお話するの嫌なの?」

緑谷「というか…なんで僕と話さないといけないんだ?」

緑谷「この試験中じゃないと駄目な事でもあるの?」

結美「…………」

結美「なんとなく」

緑谷(なんとなく!)

緑谷(そろそろ我慢の限界なんだが…💧)ギュッ

結美「そうだなぁ…」

結美「じゃ一緒に恋話しよ?」フッ

緑谷「!?」クルッ

161 : ◆G9HPr7nfxM [sage saga]:2016/11/12(土) 00:19:26.79 ID:ZHSP4gtq0
緑谷「こ、恋話…ってあのコイバナ?」

結美「うん」

緑谷「い、いや…その…そういうのは普通女子同士での会話なんじゃ…」

結美「………」

緑谷(後5分も無い…こんな事してる場合じゃない…)

緑谷(そんな事分かり切ってるけど…)

緑谷(何故か…何故か知らないけど)

緑谷(身体が動こうとしない…)

結美「……君」

結美「好きな子いるでしょ」

緑谷「………!」

緑谷「す、好きな人っ………て」

緑谷「何を根拠に…」

結美「…私分かっちゃうんだ」

結美「一目見るだけで、ああこの人はそういう感情を持ってるなぁ…」

結美「そういう顔してる」

緑谷「…別に…そんな…」

緑谷「そ、そもそも女子とお近づきになる事さえままならないのに…」

結美「そうやって誤魔化しても無駄だよ?」

結美「本当は…内心はそう思ってない」

緑谷「なんで…」

スッ…

結美「心拍数上がってる」

結美「ほら…ドクンドクン言ってる」

緑谷「…な、な…にを…」

結美「………私ね」

ガシャン

緑谷 結美「ん」

仮想敵「………」

緑谷 結美「……………」

緑谷「がああああっ!?」グイッ

結美「きゃっ///」

ダダッ

目良<後5分〜
162 : ◆G9HPr7nfxM [sage saga]:2016/11/12(土) 22:22:27.24 ID:ZHSP4gtq0
緑谷「クソォォォオオッ!?」

結美「手繋…//」

緑谷(そんなの気にしてる場合じゃねぇぇぇぇ!?)

緑谷「っ……」ダダッ

緑谷「波ぁぁああっ!!」ボオオッ!

ドオオオッッ

緑谷「はぁ…はぁ…」

結美「助けてくれてありがとう」

結美「やっぱり闘ってる時の貴方は素敵ね」

緑谷「だから…今は…」

緑谷「ん?」

ゴォォッ…

凹美「あ!見つけた!!」

緑谷「あの子は…!さっきの!」

シュタッ…

凹美「…お、お願い!助けて!」

緑谷「た…助けてって…鍵はもう…」

緑谷(もしかして被害者…)

凹美「それが………」

凹美「捕まってる人!手錠だけじゃなくて足錠もされてたの!!」

緑谷「!」

凹美「このままじゃ皆不合格に…!」

緑谷(成る程…そういうカラクリか…)

緑谷(抜け駆けした人が被害者を探してる間残されている人達は鍵を探し始める…)

緑谷(そうやって分散する様計算してたのか…!)

緑谷(完全に読まれてる)

緑谷「そりゃ言われている情報は一部の鍵の場所だけで鍵が何個か、被害者は何人か、錠は何個なのかなんて事一度も話されてない!これを10分で攻略するなんて…ほぼ無理なんじゃ無いのか…?後4、5分だ…その間にどうやって探す?麗日さんが来たところでどうなる?状況は変わらない…」ブツブツ…

結美「困ったわ…」

結美「恋話する時間が後ちょっとしかない!」

緑谷(そういう問題かぁぁぁっ!!)

緑谷(どうするどうするもう時間は無い…)

緑谷(どうすればいい…!)

緑谷(……)

緑谷(ここで諦めてたまるか…!)

緑谷(そうだ…皆繋いでくれたんだ)

緑谷(簡単に捨てられるかよっ…!)

結美「うーん…せめて全員集まれば対策練られるんだけどな」

凹美「うぅ…」

緑谷(そうだ…全員…)

緑谷(………分散……)

緑谷「ああっ!?」
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/11/12(土) 22:48:08.42 ID:Jfvahmmn0
来てた
164 : ◆G9HPr7nfxM [sage saga]:2016/11/13(日) 00:02:07.35 ID:LJY69CPs0
緑谷「迂闊だった…」

緑谷「そういう事か!」

結美「?」

緑谷(これは鍵争奪の心理戦での仲間割れが目的じゃないんだ…)

緑谷(いや…それもあるけど…そうこれは…)

緑谷(自動的に仲間を分散させる為にこんな試験を出したんだ!)

緑谷「そういう事なら話は早い!」

緑谷「はぁぁあっ!!」ボオオッ!

凹美「え、え…なんでいきなりビーム…」

緑谷「麗日さんを呼ぶ為さ!」

緑谷「多分そう遠くない所に…」


ゴォォッ…

麗日「デク君!?」シュタッ…

緑谷「ほら来た!」

麗日「いきなり個性出すから驚いたよ…どうしたの?」

緑谷「麗日さん…鍵は開けた?」

麗日「え…あ、まぁ」

緑谷「それじゃその時の状況を詳しく説明してくれ」

麗日「じょ、状況って…?」

緑谷「些細な事でもいい…時間が無い!」

麗日「ええと…そうだな…」

麗日「まず被害者は手錠と足錠されてて…」<赤い服着てたな

麗日「後なんか知らんけどチーズの写真も」<うちらのと撮ってた方向逆やったけど

緑谷「…………」

緑谷「なるほど…」

緑谷「ようやく全てのロジックが繋がった」

麗日「ロジック…?」

緑谷「この四文字の言葉、そしてこの写真の謎!」

緑谷「解けた…!!」
165 : ◆G9HPr7nfxM [sage saga]:2016/11/13(日) 03:09:23.18 ID:LJY69CPs0
緑谷「時間が無い。簡潔に話すよ」

緑谷「まず、3人共あの4つの文字が書かれた紙を見せてくれ」

麗日 結美 凹美「???」

緑谷「そして並べると」

緑谷 黄一イ番
結美 ロ高イイ
凹美 看高板層
麗日 ガビアル

緑谷「こうなる」

結美「うーん…無理やりやれば文にできなくはないけど…」

緑谷「いえ…皆見落としがちなポイントがある」

緑谷「どうやら被害者によって着ている服が違うみたいなんだ」

凹美「服って…あ!」

凹美「そういえば…こっちは青だった!」

麗日「えっ!?」

緑谷「これは1文字目と3文字目が赤、2文字目と4文字目が青となっている」

緑谷「即ち正しくはこう読む!」

黄イ一番
ロイ高イ
看板高層
ガアビル

麗日「あ…これ…」

緑谷「一番高イ高層ビル…」

緑谷「これでもう1つ…青服の被害者の鍵の居場所が掴めた」

結美「でも赤い人の鍵が分からないわね…黄色い看板ががあるだけじゃなんとも…」

緑谷「そう…1番分かりにくい所がここ」

緑谷「誤植という事で見逃してるかもしれないがこやこにあるはずのるがない」

緑谷「じゃあどこに行ったか?」

緑谷「答えは…地図だ」

凹美「地図…?」

緑谷「うん。二人共、さっき見たチーズの写真ってのは今僕達が持ってる物と反対の向きに撮られてたんだよね?」

麗日「うん…………ってまさかデク君…」

緑谷「そのまさか…洒落にならないシャレって言った所かな」

緑谷「地図の見方は逆。南を上にする」

結美「でもそれだけじゃなんとも…」

緑谷「皆一回空に行こう」
166 : ◆G9HPr7nfxM [sage saga]:2016/11/13(日) 16:20:54.17 ID:LJY69CPs0
緑谷<よいしょ

凹美<わわっ

麗日<おんぶいいなぁ

結美<おんぶいいなぁ

緑谷「…やっぱりだ」

緑谷「屋根や屋上に赤いペンキで塗られてる所がある…!」

結美「所々見あたるわ」

麗日「でもこれが何の…」

緑谷「少し待ってて!」ゴォォッ

麗日 結美「?」

緑谷「……ここと…後…」カリカリ…

凹美「……あ!!」

緑谷「よしっ…一旦戻ろう!」



シュタッ…

麗日「で…何か書いてたけど…」

緑谷「これ見て」

結美「ん…」

凹美「ル…3パツヤ!」

麗日「黄色い看板がある散髪屋さん!?」

緑谷「そう!もう1つの鍵の行方はここにある3つの散髪屋のどれか!」

結美「つまり残り3分で最大4つも回らないといけないの…?」

凹美「鍵と被害者の場所が分かったとしてもそんな簡単には…」

緑谷「……いや、多建物内は捜索しなくてもいいと思う」

緑谷「一々隅から隅まで探す時間はそもそも10分間じゃほぼ無理だ」

緑谷「多分さっきみたいに屋上とかに箱があるオチなんじゃないかな」

緑谷「…結美さん」

緑谷「先…青の方の監禁場所に向かってくれ」

結美「え…鍵は…?」

緑谷「鍵は…」

緑谷「2分以内に2つ共探し出す!」
167 :↑多建物→多分 後苗字呼びだったねコレ ◆G9HPr7nfxM [sage saga]:2016/11/13(日) 20:55:19.93 ID:GpNIbseWO
緑谷「時間はもうそんな残っていない…」

仮想敵「…」

緑谷「敵はお願いします!麗日さん!凸川さん!」

麗日「うん!」

凹美「任せなさい!」

緑谷「それじゃ幸愛さん!!」

結美「承知!」

緑谷「っ!!」ゴォォッ…






目良「通貨したのは…今の所2チームですか…」

雨良「んー…まぁこれからが本番ですからね」

雨良「ラストスパート…どうなるかね」




緑谷「あった!1個!!」

緑谷「これを先に!!」ゴォォッ



目良<後100秒

緑谷「幸愛さん!!これ!!」

結美「ありがと」

結美「健闘祈るわよ」

緑谷「ああ!」

ゴォォッ…

結美「……」

結美「…やっぱり……」



緑谷「ここも違う!くそ…後は…」

目良「後1分!」

雨良「……」



緑谷「ここか!!」

緑谷「この箱…」パカッ

緑谷「やった!ビンゴ…!」

緑谷「後はこれを…」

緑谷「……どこだっけ」

目良「後30秒!!」

瞬「……」




168 : ◆G9HPr7nfxM [sage saga]:2016/11/13(日) 21:15:20.06 ID:GpNIbseWO
ダダダダ

緑谷「居た!!」キキーッ

緑谷「無駄に可愛い人形!!」<へのへの顔!

緑谷「これを…!」スッ…

麗日「デク君…」

目良<後10秒!!

緑谷「くそ…鍵が…!」カチャカチャ

目良<5!4!3!

緑谷「よしっ!開けられた!」

目良<2!1!

緑谷「ん」



ドオオオオンッッ…

凹美「ええええっ!?」

麗日「爆発って架空の設定じゃ無かったのーー!?」

目良<いや…こっちの方が醍醐味あるかなと💧

結美「二人共!」

麗日「あ、幸愛さん…」

結美「あの子は…?」

麗日「……」

結美「………そっか…」

麗日「デク君…」


「はぁ…はぁ…」

麗日「!?」クルッ…

緑谷「な…何とか間に合ったー…っ」ドサッ

麗日「デク君……」

目良<……

目良「おやおや…10チームとは…」

目良「これまた予想外に多く残りましたな」

雨良「それ程今回は優秀な種がいたんでしょうね」

雨良「結果だけ見れば取れ高は例年より低いですがね」

目良「終わりと始まりの世代……か」

目良「何にせよこの40人が台風の目となるのは確実でしょうな」
169 : ◆G9HPr7nfxM [sage saga]:2016/11/14(月) 02:04:36.56 ID:PimeEYiCO
八百万「緑谷さん!」

緑谷「八百万さん…」

八百万「緑谷さんも合格なさったのですね?」

緑谷「まぁ…」

緑谷(後0.0001秒遅かったらお陀仏だったけど…)

緑谷「他のメンバーは?」

八百万「……まだ何とも」

緑谷「そっか…」

目良「zzz…zzz…」

緑谷「………」

八百万「………」

目良「ふぁ……」

目良(あ、もう始まってる感じこれ?)

目良「え〜………」

目良「皆さんおはようございます」

「おはようございます…💧」

目良「二次試験通過おめでとうございます」

目良「正直これ程までに高い確率で残るとは思いませんでした」

目良「自己利益を第一優先に考える…」

目良「それはこのヒーロー社会で最も論外な思考と言えましょう」

目良「そして1人の力だけでは解決できない…」

目良「その時どう対応するか…一次試験でも二次試験でも」

目良「チームワーク…コミュニティ能力を試すというコンセプトがありました」

目良「君達はまだ芽。これからも様々な困難が待ち構えているでしょう」

目良「ですが断言させていただきます」

目良「貴方方の様な人間…少なくとも生存競争を勝ち抜きこの場に残った受験生40名全員には英雄になる資格と素質はある!」

目良「……とまぁ私個人の見解ではありますがお話させていただきました」

目良「道は拓かれた…後は…」

目良「貴方自身で決まるのです」

目良「自分の夢を…希望を叶える為に」

目良「……では3次試験の内容を発表致します」

上鳴「ちょ…まだあんのかよ…!」

葉隠「あんまりだぁ〜!?」

目良「3次試験は………………」

緑谷「……」

八百万「内容は…?」



目良「面接です」

「……………」

「?????💧」

目良「…………」

目良「面接です」

「!!!???」
170 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/11/15(火) 00:42:47.10 ID:GhRPzuFmO
緑谷「…なんというか」

緑谷「これで…終わりなのかな?仮免試験て」

八百万「お、恐らくそうです…わね」

緑谷「一気に緊張感が抜けたけど…まぁ」

緑谷「そっか…これで皆…仮免許取れるのかな」

八百万「仮とは言え…半年でヒーロー活動が公認になるとは思いもしませんでしたわ」

緑谷「状況が状況だ。オールマイトが殉職しちゃったんだから」

緑谷「早く若い芽を紡がなきゃならない」

八百万「果たして私達にそれ相応の活躍が出来るのか…」

緑谷「……気楽に…とまでは言わないけどそんなに気負わなくてもいいよ」

緑谷「まだ僕達が先陣切って戦う訳じゃないからね」

緑谷「兎に角今は力をつける事だけ考えよう」

緑谷「僕ら子供が出しゃ張る訳にはいけない」

八百万「……そうですよね」

緑谷「……」

八百万「…?どうなさいました?緑谷さん…」

結美『……君』

結美『好きな子いるでしょ』

結美『…私分かっちゃうんだ』

結美『一目見るだけで、ああこの人はそういう感情を持ってるなぁ…』

結美『そういう顔してる』

緑谷(……)

緑谷(今もそんな顔してるのかな…)

緑谷(今までそんな事一度も意識した事無かったけど…)

緑谷(…八百万さんと話してると胸の所が何かもやもやする…)

八百万(緑谷さんったらこっちを見つめてどうしたのかしら…)

八百万(も、もしかしてこちらに気が…?)

八百万(い…いやいや!そんな事は…)ブンブン

八百万「……」チラッ

緑谷「……」ジーー

八百万(え…脈あり?///)

<受験番号318の方どうぞー

緑谷「あ、呼ばれたみたいだ」

緑谷「それじゃまたね八百万さん」

八百万「………え、あ!はい!」

スタスタ…




結美「………」


171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/15(火) 00:46:29.89 ID:ryxa1crTO
ヤオデク良い雰囲気なのに妙な胸騒ぎがする不穏な空気
172 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/11/15(火) 13:19:06.85 ID:GhRPzuFmO
緑谷「失礼します…」

緑谷「………」シーン…

緑谷「誰もいない…?」

<はいはい面接官は僕ね僕

緑谷「あ…雨良さん…」

雨良<お疲れ様。一先ず試験はこれで終了

雨良<合否は一週間後出されるけどね、まぁここまで来て免許皆伝無しってオチはないだろうね

緑谷「そうですか…」

緑谷「はぁ……」

雨良<お、流石のオールマイトも1000人相手はきつかったかね?

緑谷「いや…まぁそれもそうなんですけど…」

緑谷「というか…僕ってなんで一次試験合格したんですかね」

雨良<ん?

緑谷「ほら…僕滑草君と戦った時に多大なる被害を及ぼした気が…💧」

雨良<ああ…あれは少し議論したけどね

雨良<確かにね、敵を倒しゃいいって話じゃないし

雨良<人命助けたから結果オーライじゃ済まないのがヒーローだからね

緑谷「…」

雨良<ただ…君達の場合は人に被害がこれっぽっち及んでない」

雨良<普通あんな衝撃が出るなら死人の1人や10人は出てもおかしくはない

雨良<それと………

雨良<君達は少なくとも1人は受験生を救助してた

雨良<そういう点もあってのこの結果だろうね

雨良<多分普通なら即失格だったろうね

緑谷「な…成る程…」

緑谷(助けた……って結美さんの時のか…)

緑谷(滑草君は一体誰を助けたんだ?)

緑谷(僕の知り合いなら後で礼言っとこ)
葉隠<へくち

雨良<さてと…まぁね仮免の話は置いといてね…

緑谷「………嫌な予感はしてましたけど…」

緑谷「わざわざ出てくるって事は…」

雨良<……

雨良<敵連合に新たな動きが見られた

雨良<…どうやら、ある敵と協定を結んだらしい

緑谷「ある敵……?」

雨良<………

雨良<先代神の候補者の1人……

雨良<その子孫

173 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/11/15(火) 17:32:28.47 ID:GhRPzuFmO
緑谷「神の候補者…?何故そんな」

雨良<かつて先代神とその座を争っていた魔族だ

雨良<結果神に認められずそれそれを不服とし戦争を起こした元凶でもある

緑谷「え…そんな奴が…?」

雨良<…とはいえこれ1200年以上前の話だけどね

緑谷(1300………悟空さんが居た頃の更に300年前か…)

緑谷「つまり…その魔人の生まれ変わりが…」

雨良<ああ…名はガーリックJr

雨良<これ以外の情報は何も掴めていないね

雨良<だが敵連合絡みとなるとロクでもない事になりそうだしね

雨良<気をつけてね、もしかすると…

雨良<街の1つや2つ消えかねない戦いが起こるかもしれない

緑谷「………」





上鳴「A組全員合格したってよぉぉぉっ!?」

峰田「よいしょおおおっ!」

<ウォォッ

緑谷「皆喜んでるね」

八百万「当然ですわ…まさか20人揃って念願の免許取得が出来ましたもの」

切島「これで晴れて俺達はプチヒーローっつー訳だな!」

瞬「みんなおつかれー」

瞬「きょうはもうじゅぎょうないからここでかいさんね」

瞬「たぶんなかにはたこうのひととこうりゅうしたいってこもいるだろうし」

緑谷(……他校の人か…)

瞬「じゃ、きょうはここまで!」



緑谷「八百万さん、すぐ帰る?」

八百万「あ…私はもう帰りますが…」

緑谷「そっか」

八百万「轟さんはやはり夜嵐さんの所へ向かいましたわね…」

緑谷「ふーん……」

八百万「緑谷さんはどうしますの?」

緑谷「僕はまぁ…」

緑谷「……ちょっと行ってくる」

スタスタ…

八百万「?」
174 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/11/15(火) 20:56:25.38 ID:GhRPzuFmO
緑谷「………」

スタスタ…

緑谷「………君は……」

緑谷「君は一体何者なんだ?」

緑谷「幸愛さん」

結美「……?」

結美「あ、さっきの人!」

結美「恋話の続きしに来たんだね」

緑谷「御託はいい。質問に答えてくれ」

結美「つれないなぁ」

結美「何者って…そうだな」

結美「貴方のファンよ、ファン」

緑谷「ふぁん?」

結美「そ」

結美「貴方はやっぱり私の思った通りの人だったわ」

結美「今日1日見て分かったわ」

緑谷「……そうだよね」

緑谷「1次試験の前からずっと見張ってるからね」

結美「えへへ…バレてたかぁ」

緑谷「……なんで僕を追ってる?何が目的なんだ?」

結美「だから…もう何度も言ってるでしょ?」

結美「それとももっとはっきり言った方がいいのかな?」

緑谷「?」

結美「…………」







結美「私は貴方の事が好きなの」

緑谷「……!?」
175 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/11/15(火) 22:43:43.87 ID:GhRPzuFmO
結美「必死になって皆を助けようとする」

結美「貴方のそんな姿が好き」

結美「世界一格好いい」

緑谷「な、な…」

結美「貴方の顔も…体も…」

結美「全部綺麗」

結美「一瞬で虜になっちゃう」

緑谷(こ、これはあれなのか?世に言うあれなのか?)

緑谷(こ、ここここっこっくっこここっ…)

結美「……もしかしてされるのは初めてなのかな?」

結美「えへへ…緑谷君の初めてもらっちゃった…」

緑谷「…っ……」

雨良<………

雨良(こいつモテるよなぁ……)

緑谷「だ…だってさっきっ…僕には好きな人かは居るって…」

結美「好きな人がいる人に恋しちゃいけないの?」

緑谷「っ…そ、それに…僕と君は今日会ったばっかりで…」

結美「初対面の人を愛したらいけないの?」

緑谷「いや…そのっ…」

結美「……」

緑谷「……///」

緑谷(そんなに見つめないでくれぇぇぇ!!)

結美「私だって貴方を想う気持ちじゃ誰にも負けないよ?」

結美「だから一緒に居よ?」

緑谷「え…あ…へ」

結美「私と付き合いたく…ないの?」

緑谷「っ…別に…そういう訳じゃ……」

結美「…そうだよね」

結美「好きな人の事すぐに諦めきれないよね」

緑谷「………」

結美「今きっと迷ってるのよね」

結美「心の中で想いを馳せている人…」

結美「貴方には2人いるもの」

緑谷「…………!」

緑谷(…そう…なのかな)

緑谷(確かに…八百万さん以外で…)

緑谷(もやもやする場面は何度かあった…………)

緑谷(かもしれない)

緑谷(…………)



176 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/11/16(水) 18:52:45.04 ID:z3EQaVG3O
緑谷「……そ、そんな簡単に決めていい話じゃ…ないと思う…」

緑谷「本当は嬉しいんだ…僕の事こんなに見てくれる人がいるんだって…」

緑谷「でも…僕…そういうのは…まだよく分からないというかなんというか」

結美「……?」

緑谷「えええっと…」

結美「つまり…OK……って事?」

緑谷「あ、いやそ
結美「やった〜〜!!」

結美「これから恋人同士ねよろしくね!」

緑谷「は、はい………?」

緑谷(なんか流された…)

緑谷(保留って選択は…なかったか)

緑谷(こ、恋人ってあれだよな?)

緑谷(つまり…一緒に手繋いだりしたりする…)

結美「…」スッ…
緑谷「ひゃび!?」

緑谷(お。女の子にこんな間近に…)

緑谷(しかも顔触られてる…)

緑谷(これは八百万さんの時と同じ……)ドキドキ…

結美「私が貴方をどれだけ愛してるか…」

結美「試してもいいんだよ?」

緑谷「え…」

結美「…」

緑谷(ちょっあ…顔近づけ…)

雨良(見たら負けだ見たら負けだ見たら負けだ)チラッチラッ…

拳藤「あっ、デク居た!」

緑谷「ぎゃぁぁぁっ!?」

拳藤「……どうしたの奇声上げて」

緑谷「い、いやいやいや!何でも?💧」

緑谷(キスされそうになった!み、見られたか!?)

拳藤「何してるかと思ったら…なんださっきの奴か」

結美「どーもどーも」

緑谷「け、拳藤さんはどうしたの?」

拳藤「ああ、ちょっと話したい事があって…」

拳藤「……取り込み中だったかな?」

緑谷「…あ〜うん…そういう訳でも…」

結美「おっと…もうこんな時間。そろそろ帰らないと」

緑谷「え」

結美「ごめんね〜本当はもっと話したかったんだけど…」

結美「また今度。ね」

緑谷「……う、うん」

結美「それじゃまたね出久君」

結美「一佳ちゃん」ニコッ

緑谷「……」スタスタ…
177 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/11/16(水) 19:43:15.91 ID:z3EQaVG3O
緑谷(ああ〜怖かった…)

緑谷(…ま、まぁ可愛かったけど…)

緑谷(……さっき紹介したから僕は良しとして)

緑谷(なんで幸愛さんは拳藤さんの名前知ってたんだ?

緑谷(………………)

緑谷(体育祭で準々優勝した人だもんな…)

緑谷(そりゃまぁ眼中に入らない訳ない…か)

拳藤「…………」

緑谷「拳藤さん?」

拳藤「……あ、どした?」

緑谷「何か少し今固まってたけど」

拳藤「ん〜ちょっと気にかかっただけ」

緑谷「…それで、話したい事って?」

拳藤「え…………あ〜……」

拳藤「…その……」

拳藤「あいつと何話してた?今」

緑谷「?」

緑谷「あいつって…今の?」

拳藤「……」

緑谷「あ…そ、そうだな…」

緑谷(あんな内容話せるか!!)

緑谷(な、なんて言えば誤魔化せるかな)

緑谷「その…仮免試験の話を…」

拳藤「ふーん……」

緑谷「………もしかして拳藤さんって…」

緑谷「幸愛さんと知り合いなの?」

拳藤「…ま、そんな感じのヤツかな?」

緑谷「へ、へぇ…」

拳藤「…………

…く…た」ボソッ

緑谷「?」

拳藤「な、なんでもないない!」

緑谷「ならいいんだけど」

拳藤「……そうだ!デク、今日一緒に帰らない?」

緑谷「へ?」

拳藤「いや〜何だ…」

拳藤「試験終わりでパーっとなんかしたいっつーの?」

拳藤「どうよ」

緑谷「…僕は構わないよ?」

拳藤<どっか喫茶店寄ろか

緑谷<イイネ
178 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/11/16(水) 21:58:44.16 ID:z3EQaVG3O




「ええ…はい」

「1日見た限り特に怪しい様子は見えませんでした」

「あの人達もちゃんと仕事こなしてるみたいで安心しましたよ僕」

「それにしてもカッコよかったよ」

「特に最後不意打ち食らった所なんかさ…」

「最っ高に興奮した」

<………

<ああうん。とりあえずよく分からないけど

死柄木<そいつの声聞くと無性にイラつくから止めろ

緑谷「てへへ」

緑谷「そんなに似てたかなぁ」

死柄木<気味悪くなる位一致してるぞおい

死柄木<よくそんな血を集められたな

緑谷「たまたま良い具合に戦いを長引かせて傷つけてくれたんですよ」

緑谷「お陰で簡単に摂取する事に成功しました」

緑谷「これが緑谷君の体かぁ…」

緑谷<ここがこうなってあそこが…

死柄木「……JKってこんなもんなの?」

荼毘「俺に聞くな聞くな」

死柄木<…まぁ喜ぶのはお前の勝手なんだけど

死柄木<兎に角そっちが上手くやってくれてんならいいんだ

死柄木<安心したよ

緑谷「………」

死柄木<そんじゃ早くこっち戻ってこいよ

死柄木<こちとらテメェ待ちなんだからな

死柄木「じゃなきゃ折角来て下さった客様に失礼だろ?」

緑谷<あ、もしかしてもう来てるの?

死柄木「ったりめぇだ。お前がのんびり遊んでる間にもつ来ちまったんだよ」

「まぁそう急かすな」

「我々は特別これといって時間に追われる様な事はないからな」

「忙しい身だろう。焦らなくてもいいのだぞ」

死柄木「という訳だ。ま、堪忍袋が切れる前にさっさと帰ってこいってこった」

緑谷<らじゃー

トガ<それじゃ帰還しまーす

ピッ

死柄木「ったくあのメンヘラにも困ったもんだぜ」

荼毘「恋話したら1時間は止まらねぇからな」

死柄木<……したのか

179 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/11/17(木) 21:00:45.23 ID:17Cd3J+pO


塚内「……」

塚内「なんだい、急に僕を呼び出したりして…」

塚内「何か情報でもお探しかな?」

塚内「イレイザーヘッド」

相澤「……ご無沙汰です」

相澤「出来ればこの様な形でお会いしたくは無かったのですが…」

塚内「……仕方ないさ」

塚内「あれからヒーローも教師も辞職しちゃって…」

塚内「まぁあれだけの事があって責任が追及されないのもおかしな話だが」

塚内「…哀れなもんだ」

塚内「お互い苦労してるよ」

相澤「……」

塚内「………で、聞きたいのは例の?」

相澤「ええ」

相澤「マイクの死因について聞かせてくれませんか」

塚内「何度も言ってるだろう」

塚内「プレゼントマイクは刃物による刺殺」

塚内「揺るぎない事実だ」

相澤「本当にそうなんですか?」

塚内「何故疑う?」

相澤「……調べてたんですよ」

相澤「夏季合宿の間に」

塚内「夏季合宿の?」

相澤「あそこまでの事仕出かしておいてウチらが不在の時何も仕掛けてこないとは思っていませんでしたよ」

相澤「だから念の為ですが周辺の環境データをとっていたんですよ」

相澤「そしたらあら不思議」

相澤「……爆発以前からもう紫外線が他の場所と比べて強かった」

塚内「何が言いたい?」

相澤「塚内さんはわざと公表しなかったのでしょう」

相澤「当たり前です」

相澤「死因がバレたら途端に犯人が誰だか分かってしまう」

塚内「………!!」

相澤「マイクの本当の殺害方法は……」

相澤「感電死…………ですよね」

塚内「…」

180 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/11/17(木) 21:08:27.90 ID:mZELoNyH0
誰だ犯人は
181 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/17(木) 21:36:45.25 ID:GlxiDHLG0
上鳴じゃないことを祈るよ
182 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/11/18(金) 18:01:09.74 ID:wuLagocsO
塚内「……居たよな、金髪の子」

塚内「思い当たる節でも?」

相澤「……いえ」

相澤「実際他者でも可能な事ではあります」

塚内「…まぁそもそも内通者がやったという証拠すらないからな」

塚内「死因がどうとかでどうにかできる範囲じゃないだろう」

塚内「まぁだが…」

相澤「最低でも2人は怪しまれますよね」

塚内「………」

塚内「上鳴君と物真君か」





拳藤「〜」

拳藤「んまー///」

緑谷「そ、そう?なら良かった」

拳藤「ケーキ最高ー!」

モグモグ…

緑谷「……」

雨良<チーズケーキ♪チーズケーキ♪

緑谷(出費が)

緑谷「はぁ…」

拳藤「ねぇデク。これ何円だっけ」

拳藤「今日手持ち少ないからさ」

緑谷「え、僕が払うよ君の分も」

拳藤「え」

拳藤「ちょっ…悪いってそれは…」

拳藤「私が言い出しっぺなのに払わないって…」

緑谷「いいからいいから」

緑谷「今日のお礼も兼ねて」

緑谷「それに……」

緑谷「………いいや、なんでもない」

拳藤「???」

緑谷「気にしないで?」

拳藤「……あ、ああ」
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/11/18(金) 18:28:46.40 ID:ToqXiT960
モノマネが犯人か
184 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/11/18(金) 20:59:30.83 ID:1pAV61R10
死柄木「さてと…」

荼毘「…」

トガ「…」

死柄木「役者は揃ったみたいだな」

トゥワイス「…」

Mr.コンプレス「…」

黒霧「では早速始めましょうか」




ガーリックJr「敵連合の皆の衆ご機嫌様」

ガーリックJr「私はガーリックJrという者だ」

ガーリックJr「以後よろしく」

トガ「へー…魔人って聞いたからどんな化物かなって思ったけど」

トガ「案外チビなんだね」

トゥワイス「いや俺はイカしてると思うぜこのボディー!」

トゥワイス「耳もキモいし肌も緑だし気味悪い!!」

黒霧「なっ…貴様ら…」

ガーリックJr「ああ止せ止せ。大抵の奴は皆そう反応するさ」

ガーリックJr「まぁ普通はそんな事嫌でも言わんが」

ガーリックJr「貴様らからは恐怖が感じられない」

ガーリックJr「私がかつて神と対立したあの魔凶星人と知っておきながら尚平然とその様な態度を取れるとは…」

ガーリックJr「大した度胸だ。嫌いじゃない」

死柄木「とりあえず俺らと手ぇ組むって事は」

死柄木「あんたらだけじゃ手厳しい案件があるから手伝え……」

死柄木「そういうことだな?」

ガーリックJr「大体主旨は合ってるな」

ガーリックJr「正直私達だけで手が足らんことも無いが…」

ガーリックJr「…気になる情報を得たんでな」

ガーリックJr「恐らくこれは貴様らにとっても利益のある話だと思うぞ?」

死柄木「どういう事だ?」

ガーリックJr「我々はある『物』を探している」

Mr.コンプレス「物?」

ガーリックJr「その通り。地球上には決してない筈の物質だ」

荼毘「どういう事だ?」

ガーリックJr「その名を『太陰石』」

死柄木「?」

ガーリックJr「………この事実を聞けば、貴様らもこの石を欲しくなるだろうな」

ガーリックJr「これは……………………



185 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/11/19(土) 00:47:07.86 ID:FfBBQCg00




拳藤「…悪いなぁ奢ってもらっちゃって」

緑谷「いいよ…気にしなくて」

拳藤「後でちゃんと返すからな」

緑谷「い、いや…返す必要は…というか返したら…」

拳藤「?私が返しちゃいけない理由でもあんの?」

緑谷「……ないです」

拳藤「にしても彼処のケーキ美味しかった〜」

拳藤「次モンブラン食べたいな」

緑谷「……」

拳藤「…あたしさ…」

拳藤「実は友達誘って遊ぶって機会結構無くてさ」

緑谷「?」

拳藤「雄英ん時はさ皆A組に負けないぞーって張り切ってて内篭もりきりでさ」

拳藤「今思えばB組はA組程仲深めてなかったからこういう差開いたのかなぁ……って気もするんだ」

緑谷「…」

拳藤「…だから楽しかった」

緑谷「そっか………それを言ってくれるだけでも嬉しいよ」

拳藤「………とか言ってたら寮到着〜♪」

緑谷「今日はここまでか」

拳藤「んじゃ、また明日!」

緑谷「うん」

スタスタ…

緑谷「……」

拳藤「…」スタスタ…

緑谷「…………」

緑谷「待って!!」

拳藤「?」

緑谷「け、拳藤さん……」

緑谷「誕生日……おめ…でとう」

拳藤「……………」

拳藤「っ…まさかデク……」

緑谷「……その…昨日小大さんから聞いたから…」

緑谷「プレゼント…とかは用意できなかったけど」

緑谷「僕……クラスの皆に凄いお祝いされたから…」

緑谷「1番嬉しかった誕生日プレゼントだった」

緑谷「だから…その分皆に返そう……みたいな」

拳藤「…………」

拳藤「……誕生日ケーキ……貰ったの数年振りなんだよね」

緑谷「え?」

拳藤「ありがと…デク」

緑谷「…???」
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/19(土) 02:39:33.95 ID:8hAqdGzv0
いつか、キスされそうだな。デク
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/19(土) 03:45:43.10 ID:LqmxWOBYO
八百万とはしたんだっけ?
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/11/19(土) 08:34:43.00 ID:pYbGRrGA0
悟空に邪魔された
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/19(土) 08:50:26.30 ID:WDCneyDDO
sageろよ
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/11/19(土) 16:02:21.65 ID:eIOWqOQs0
追い付いた おもろい
191 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/11/21(月) 00:18:27.56 ID:VxAtS9+eO
今日はちょこっとだけ…

少々準備に手間がかかってしまった…
192 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/11/21(月) 01:32:34.94 ID:VxAtS9+eO
現在…9月中旬

残暑が激しいです

上鳴「………」

上鳴「あ、あぢぃ…」

切島「2学期始まってもう数週間経つってのに…」

切島「気温が下がる気が一向にしねぇ」

耳郎「それどころか…最近暑くなってきてない?」

八百万「地球温暖化ですか…恐ろしいですわね」ゴォォッ…

上鳴「あの…八百万さん?」

上鳴「できればその扇風機我々にもお貸しいただければ…」

緑谷「って言ってるし八百万さん…」

八百万「生憎全員分の機械を作る程糖分は残っておりませんので」

八百万「ほら、緑谷さん」ゴォォッ…

緑谷「あ、ありがとう…」

爆豪「何甘っちょれぇ事言ってんだテメェらは…」ダラダラ…

轟「俺が冷やしてやろうか」

拳藤「ったく…だらしねぇな」

拳藤「暑さぐらいでなよなよして!それでもお前ら男か!!」

土岡「ごめん女でいいや」

滑草「…」

香久山「風くらい自分で起こしなさい」

ゴォォッ…

上鳴(個性使ってるだけだろうに……)

上鳴「がぁぁぁっ!くっそ!これだから夏は大嫌いなんだよ!!」

峰田「何を騒いでいる上鳴氏」

上鳴「峰田!?」

峰田「夏が大嫌い?貴様それでもDKなのか?」

上鳴「テメェ今俺の事馬鹿にしたな!?」

峰田「ドン○ーコン○じゃねえよ!!」

峰田「いいか!?夏ってのはあれだそう!暑い!」

上鳴「だから何だよ!暑いから過ごしにくいつってんだろ!?」

峰田「いいや。違うね」

峰田「夏の醍醐味!それは!!」

瞬「はーい。きょうはすいえいでーす」ガラッ

上鳴 轟「」ガタッ

峰田「夏の季節にだけ与えられた特権よ」

緑谷(季節感無いなんて言えないなぁ)<今11g(ゲフンゲフン

緑谷「?」

香久山「………」



193 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/11/21(月) 02:17:42.49 ID:nMhhUgxL0
感電しそう
194 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/11/21(月) 04:35:28.98 ID:VxAtS9+eO
香久山「ここからは私のターンよ」

つー訳で今週中にはオリキャラ設定画を描く予定です
ヒロイン度々変わるからねこのSS
多分オリキャラいきなり出されてもヨクワカラネェ!って人が多いと思うから
せめてキャラのイメージは掴めてほしい
…………まぁ描き始めて1、2ヶ月の奴にエ○い絵を求められても……ねぇ?
可愛さは保証しない!!
ん?他のキャラ?


随 時 描 い て く (いつ描くかは言っていない)<制服のデザインとか決めてないから雄英verにするつもりだしウヘヘ

後まぁ…こっからサービス回なわけなんすが…
気が向いたら誰か描くかも?

195 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/21(月) 09:15:03.12 ID:yLoVBfC30
くっさ
196 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/11/21(月) 09:27:03.44 ID:VxAtS9+eO
>>195オリジナルで厨二くさいのは自覚してる(´・_・`)
臭すぎて耐えれないなら見なくていいよ
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/21(月) 14:02:29.80 ID:yPIsRvb9O
これは絶対人生の黒歴史の1ページになると思うゾ
198 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2016/11/21(月) 14:42:43.13 ID:nOHS9pkP0
好きでやっているんだから黙ってろ。嫌なら閉じたほうがいい
199 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/21(月) 14:49:42.75 ID:UmIjoz/6O
どうせ自分の思った展開にならないから煽ってきてるガキだろ、冬休み近いしな
スルーすりゃいいわ
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/21(月) 17:08:40.54 ID:1vKh5PZgo
面白いから好きにやってくれ
201 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/11/22(火) 13:04:37.47 ID:XrgbkhvbO
上鳴「迂闊だった….!そうだ」

上鳴「本編でも取り上げられてなかったからこんなお楽しみイベントあるとは思わなかった」

峰田「とりあえずメタ発言はやめろ、な?」

切島「プールか…そういや今年海行ってねぇなぁ」

轟「事態が事態だったからな」

轟「今年の夏休みはワイワイやる暇はなかっただろ」

土岡「僕陸上専門なんですよ」

滑草「首の骨をへし折られたくなかったらさっさと来るんだな」

土岡「はい💧」

緑谷「土岡君は苦手なの?泳ぐの」

土岡「ん…まぁ、ね」

土岡「いや、自分が泳ぐ事自体はいいんだけど」

緑谷「………??」



耳郎(はぁ…憂鬱…)

耳郎(確かにこんなクソ暑い中水浴びできるってのはすごい嬉しいんだけど…)チラッ…

ボインボイン…

耳郎「…」ペタペタ

耳郎(こればっかりは白黒付いちゃうからなぁ…)

轟(ヤオヨロッパイが1つ、ヤオヨロッパイが2つ…ヤオヨロッパイがぁぁぁっ!?)

香久山「……」プルプル…

緑谷(どうしたんだろう…さっきといい、今といい)

緑谷(香久山さんの脚が震えてるけど)<武者震い?

瞬「それじゃ…まずきょうはクロールからいってみよか」

瞬「ほらならんだならんだ」

緑谷(水泳なぁ…中学までは全く泳げなかったけど)

緑谷(悟空さんのお陰で何とか解消はできたな…)



緑谷『%#\$*♪〆!?』ゴボゴボ…

悟空『そんなんじゃ水中でも戦えねぇぞ…』



緑谷(代わりに新たなトラウマが生まれたかもしれないけど)

瞬「でははじめるよ〜」

瞬「よーい…」

瞬「ドン」
ザバァァァッ!!!

緑谷「ふぅっ」

上鳴「」

物真(また1番乗りか…)<化物か


202 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/11/23(水) 13:28:57.33 ID:vIzF2tTTO
切島「っかー畜生!」

切島「また抜かされた」

緑谷「流石に蛙吹さんには敵わないけどね」

峰田「ぷはぁっ」

上鳴「お、峰田タイム上がったんじゃね?」

峰田「オイラがこの1ヶ月ただ腑抜けていただけだと思うなよ?」

峰田「バッチリ猛特訓してきたぜ」<必殺技もある

緑谷(……やっぱり1学期より皆気が大きくなったな)

緑谷(その証拠にタイムが3〜5秒縮んでる)

唯「お」バシャァアッ

峰田「お!?」ビクッ

緑谷「さてと…これで全……」

緑谷「?」

香久山「…」

緑谷「ありゃ?」

轟「おい…まだスタート地点にいる奴が1人…」

八百万「どうなさいました!?早く泳…」

滑草「無駄だ。言っても聞かないぞ」

土岡「はぁ…」

香久山「…」プルプル

タッ

香久山「……」バシャバシャ…

タッ…

「……」

タッ

香久山「……」バシャバシャ…

タッ…

(あ、そういう)

瞬「カナヅチか……」
203 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/11/23(水) 17:44:09.49 ID:vIzF2tTTO
八百万「…っ…と」ヌギヌギ…

八百万「今日も気持ちよかったですわ」

拳藤「ああ」

拳藤「やっぱり八百万は早いな」<私越された

八百万(私だって貴方ばかりに良い所を見せる訳には行きませんわ)

八百万(最近緑谷さんと親しく接せていますもの!!)

八百万(このチャンス逃す手はない!!)メラメラ…

耳郎「燃えてるなぁ」

耳郎「……」ペタペタ…

唯「む?」

拳藤「?ああ…これ?」

拳藤「このストラップな……」

耳郎(牛乳でも飲めば大き)<上鳴から貰ったんだー

耳郎「!?」クルッ

拳藤「いやー昨日夜呼び出されてさ…」

拳藤「まさかあたしの誕生日覚えてくれてる男子が2人もいたなんて…」

耳郎(…お、オイオイ)

耳郎(何焦ってんだ私💧)

耳郎(まるで嫉妬してるみたいじゃん…)

耳郎(にしても2人…?あと1人は…)

耳郎(なんだ物真か)

ガラ…

香久山「…」<でさ…

バタン



物真<け、けけけ拳藤と一緒にっ!?

上鳴<おおおおお茶しただとぉっ!?

緑谷<ちょっ苦し…

204 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/23(水) 17:46:24.25 ID:VgkVT+qF0
そのストラップに発信機とかついてないよな?
205 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/11/23(水) 20:46:34.99 ID:vIzF2tTTO
緑谷「え?海?」

葉隠<うん

葉隠<仮免試験全員合格祝いって事で

葉隠<皆で海水浴行かないかって

緑谷「マジか!行きたいな」

葉隠<皆同じクラスの人も呼ぶつもりだけど

葉隠<まぁ雄英組だけならそれでもいいし

緑谷「分かった。来週の土曜日ね、うん」

ピッ

緑谷「……」

緑谷「」ドバァァッ…

土岡<滝!?

緑谷(ああ…なんと心地いいんだろう)

緑谷(まさか気楽に海行こーぜみたいな約束交える様になるとは…)

緑谷(悟空ありがとう…ぼっちじゃなくなったよ…)

峰田「おい…上鳴、轟ぃ…」

峰田「言いてぇ事、分かるな」

上鳴「ああ」

轟「無論だ」

峰田「こんなでかいビジネスチャンス滅多にねぇ…」

峰田「一生に一度あるかないかのビッグイベントだ」

峰田「我らが一丸となり美女達の水着写真を撮りに撮って撮りまくりオイラ達のオイラ達によるオイラ達のための超大作を作ってやろうではないか!!!」

峰田「高1の夏最高の思い出にするぜぇぇぇ!!」ボォォッッ

上鳴 轟「オオオオッッ!!」ボォォッッ

香久山「ハレンチエアコン…ハレンチビリビリ…ハレンチグレープ…」

切島(何ちゅうあだ名…)<ハレコン、ハレビリ、ハレープか

八百万「…あの3人は相変わらずですわね…」<早速買い出しに出かける!あとに続け!

耳郎「内の1人が異色なんだよなぁ…」<ハイッ!

八百万(ですが彼らの言う通りですわ!)

八百万(高校生で1番ゆとりを持てる最初の1年の夏の時期!)

八百万(ここで何とか緑谷さんにフラグを立てなければ…!!)

物真(フフフ…海かぁ…)

物真(一緒に砂浜走ったり…泳いだり…)

物真(後は…2人で仲良く焼きそばとか食べたり…)

物真「うへへぇ…」チョンチョン

物真「?」クルッ

唯「ん」

緑谷<ええっ!?海行けない!?

拳藤<ちょっと外せない用事があってな…

物真「」
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/23(水) 21:08:17.40 ID:qmoISjP3O
八百万さんワンチャンきたで!
207 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/11/24(木) 00:41:16.30 ID:KDTxpNcrO
緑谷「そっか…残念だ」

拳藤「くっ〜あたしも行きたかった!」

拳藤「たこ焼きいか焼き焼きそばかき氷後…」

緑谷(そっちメインすか)

拳藤「…それに………」

拳藤「折角ならデクと一緒に泳ぎたかったなって」

緑谷「………」

緑谷「え」

拳藤「?え、あたし何か変な事言った?」

緑谷(さらっととんでもない事言われたぞ)

緑谷(一緒に泳ぎたい……か)

緑谷「///」プシュゥゥ

拳藤「どうした?デク」

緑谷「い、いや何でも…」

緑谷(………待てよ…一緒に…)

緑谷(まさか!?)

結美『いっずくくん♡』

緑谷(全部筒抜けだったぁぁぁっ!?)

緑谷(やばいやばいそれは誤解解かないと!)

緑谷「あのっ…拳藤さ…」

物真<なんで来れないの拳藤〜
拳藤<ごめんごめん…また今度

緑谷(あ、うん。本当にすみません)

緑谷「後は……」

爆豪「……」

滑草「……」

緑谷「…………」

緑谷「あn
爆豪 滑草「行かねぇ」

緑谷「……せめて用件は聞かない?」

滑草「ふん。貴様らの様に道草食っている程暇ではないのでな」

滑草「そんな余裕があるなら修行する」

爆豪「今回ばかりはこのナメクジ野郎と同意見だよ」

緑谷(分かってはいたけど…特にかっちゃんは結構ダメージ来るなぁ)

爆豪「………」

爆豪(あいつ…去年までビート板無けりゃ泳げねえ程下手だったのに…)

爆豪(やっぱりおかしい…何か隠してやがんなデク…)

爆豪(今だってそうだ…テメェはそうヘラヘラ笑って…)

爆豪(本来オールマイトが殺られて1番悲しくなるのは……)

爆豪(…テメェだろ)

208 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/24(木) 00:43:05.27 ID:CzR0s30EO
デクの心配するとは
爆豪の友情度が高まってて大変よろしい
209 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/11/24(木) 01:08:40.11 ID:KDTxpNcrO
爆豪(なんでだよっ!?おかしいだろっっ!)

爆豪(お前の憧れだったんだろ!?)

爆豪(お前の英雄だったんだろ!?)

爆豪(だけど俺はあれ以降…)

爆豪(お前が泣いている顔を1つたりとも見ていない!!)

爆豪(見栄張ってるだけだ…本当は…)

爆豪(あの場に行けなかったお前が1番悔しかった筈なのに…!!)ギュッ

爆豪(………それとも)

緑谷「ー…」

爆豪(お前は…笑わないといけない理由でもあんのか……?)

雨良「……」

雨良(バクゴー君ね、うん)

雨良(なんでも完璧主義…何をやらせても一流の超天才)

雨良(この子のポテンシャルは計り知れないねぇ……)

雨良(………どうやら情報によれば…)

雨良(このクラスの中の雄英組で断ったのは拳藤さんだけ…ね)

雨良(他の校にいる人でもそういうのはいるけどね…)

雨良(やはりこれだけの情報で判断するのは厳しい物がある…)

雨良(万物を創造する事ができる八百万百、マイクの死因に直結するであろう上鳴電気…)

雨良(毒ガスの原理を颯爽と理解した拳藤一佳、正体不明の神出鬼没の葉隠透…)

雨良(もしくは上記等の人物に疑いを掛けるために仕組んだとして物真寧人…)

雨良(挙げればキリがないし…そもそも敵が気をコントロールできるとなれば…)

雨良(実際誰でも可能になる)

雨良(兎に角爆豪君は警戒してもらいつつ…)

雨良(こちらは他校の生徒から情報収集するのが妥当か…)

緑谷「……」

緑谷(多分雨良さんと考えてる事は殆ど同じだろう…)

緑谷(そう…これは決して遊びで行くんじゃない…)

緑谷(散らばった雄英の皆の化けの皮を剥がしてやるんだ!)

緑谷(前言っていたガーリックJrについてもきになる)

緑谷(そして何より…)

緑谷(幸愛さん…)

緑谷(あの人…何か引っかかる…)

緑谷「…」

緑谷「ま、でも表向きとしてはただ海に来た観光客って事にしておくから…」

緑谷「大した調査はしないけど」

土岡「はぁ…だるいだるい」

土岡「モグラが海水浴ってどうなの」<スーツの改造もしたいのに

土岡「まぁでも…緑谷君達の元クラスメイトには挨拶位しときたいからなぁ」

土岡「……風華ちゃんは行くの?」

香久山「!?」

210 :放課後 ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/11/24(木) 17:13:12.17 ID:DvXgKObeO
緑谷「……」スタスタ…

緑谷「母さん…何してるんだろうな…」

雨良<お、流石に一週間も離れちゃ恋しくなるかね?

緑谷「え…まぁそれもあるんだろうけど…」

緑谷「どちらかというと母さんが心配です」

雨良<そっち!?

緑谷「相手が相手ですからね」

緑谷「勿論僕を殺すのが1番手っ取り早いけど…」

緑谷「身内を人質にされる可能性だって無くはない」

緑谷「これまで然程目立つような事はしてなかったけど」

緑谷「ヒーロー殺し、脳無数十体、AFO…」

緑谷「これだけ派手に暴れたらそりゃ目付けられます」

緑谷「……恐らく調査対象は僕だけじゃない筈…」

緑谷「もし母さんに万が一の事があれば…」スタスタ…

雨良(……)

緑谷「今まではすぐ駆けつけられたけど…」

緑谷「これも…敵連合の策略だったら…」

雨良<………

雨良<ん〜とりあえずそれは気にしない方がいいと思うね

雨良<そこら辺も抜かりはないから

緑谷「そうですか…ね」

雨良<それにね、母親より自分の心配しろっての

雨良<あくまでターゲットは君なんだから

緑谷「……」

バシャバシャ…

緑谷「?」

雨良<水の音だね…水泳部か何かかい?

緑谷「いえ…確か今日は違ってた筈…」

雨良<覗けば?

緑谷「っな、ななな何を…」

雨良<どーせ中からはバレないって

緑谷「……💧」



211 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/11/25(金) 16:08:02.75 ID:bMR1se7NO
緑谷「…」ジィィ

雨良(結局見るんだね…ああは言っても年頃の男の子か?)

雨良「これで男だったら笑ってやるね」

ザバァッ

雨良「お、出てき……」



香久山「………ふぅ」

緑谷「……」

雨良<………

香久山「…駄目」

香久山「まだ…こんなんじゃ…」

雨良<……………

緑谷「香久山さん…練習してたんだ」

雨良<惚れた

緑谷「?」

雨良<な、何でもないからね

緑谷(そっか…来週の……)

緑谷(だからか…)

バシャバシャ…

緑谷「……凄いな」

雨良<何が?

緑谷「僕は意地でも皆と一緒に泳ぎたかった訳じゃないから…」

緑谷「どうせ自分には出来ないってそう言い聞かせて練習する気も起こさなかった」

緑谷「でも…あんな風に必死に努力して…」

緑谷「カッコいいなって」

雨良<…




香久山「っぱあ」ザバァッ

香久山「はぁ…はぁ…」

香久山「……」
「」ソロ〜リ

香久山「何しに来たの」
「!」ビクッ

緑谷「いや〜どうも…」

香久山「」ジャッ

緑谷「ち、違う違う!そんないかがわしい事しに来たんじゃないの!」

香久山「冗談よ」

緑谷(この間ぶっ刺そうとしていた人に言われても説得力ないよ…💧)

香久山「で、用件は」

香久山「大方『泳げない私が可哀想だから練習に付き合ってやる』……」

香久山「そんな所かしら」

緑谷「いやそれも違う」
212 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/11/26(土) 23:35:03.41 ID:LvwVnAWR0
香久山「じゃあ何だっていうの」

緑谷「ん……」

緑谷「一緒に泳ぎたかった…じゃ駄目かな」

香久山「……」

香久山「フン」

香久山「…勝手にしなさい。私の邪魔をしなければ何でもいい」

緑谷「はいはい」

緑谷「……」

バシャバシャ……




緑谷<もうちょっと腕を大きくかk
香久山<うるさい

緑谷<顔もう少し水n
香久山<黙れ

緑谷「……」




轟「……」


峰田『な、ななっ…拳藤にプレゼント!?しかも!?』

上鳴『お、俺とお揃いの……』

峰田『貴様!勝手に人の妻を!!』

上鳴『いっいつ峰田の嫁になったんだよ!お前の嫁は八百万だろ!?』

峰田『そういう事言ってんじゃねえ!』

峰田<つーかEカップ以上は全員俺の嫁だよ!!
上鳴<さらっとキモい事言ってんじゃねえ!!

轟『………』


轟(上鳴の奴……)

轟(本格的に攻め始めて来たな)

轟「それも正しいのかもな…」

轟「そりゃ親父みてぇに強引に引っ張れなんて言わねぇが」

轟「ウジウジしてたって相手には何も伝わらねぇ」

轟「……アピールするのも大事か」

轟「でもなぁ…」

轟「あいつは………」
213 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/11/27(日) 01:16:09.97 ID:LSyuj2H5O
轟「……」ミーンミンミンミン……

轟(何黄昏てんだ俺…)

轟(外の空気吸いに来ただけなんだけどな)

轟(あぁ…八百万と話したい)

轟「って言っても来る訳ねぇよな」スタスタ…

轟「ふぅ…」ミーンミンミンミン……

八百万「あら…轟さん」

轟「………」

轟「………八百万……?」パチパチ…

八百万「奇遇ですわね。何をなさっていますの?」

轟「あ…ああ…俺はただ……///」

八百万「……?」

轟「八百……万」

八百万「……はい」

轟「……きょ、今日は……つ…つき……」チラッ

轟(って月出てねぇぇぇっ!?)

八百万「?月……今夜は月は出ていませんわよ?」

轟「あ…いや…な、何でもない!」

八百万「???」

轟(馬鹿〜俺の馬鹿〜💧)

轟(月が綺麗ですって言った日には殺されるのに決まってるのに…!!)

轟(い…いや案外行けるのか?行けてしまうのか?)

轟(まさか知らずに俺のメッセージをスルーしたりってのは…)

轟「……っ…///」

緑谷「八百万さん!」スタスタ…

轟「!」

八百万「っ…み、緑谷さん…!」

緑谷「ご…ごめん…待たせちゃった?」<5分前だけど

八百万「いいいいえ!私も丁度今来た所ですわ!!」

緑谷「?そ、そう…」

緑谷「あ、轟君」

轟「よ…よう緑谷」

轟「どした」

八百万「緑谷さんと待ち合わせしていましたの」

緑谷「ちょっと一緒にお勉強会……的な」

八百万<お勉強会とは違うのでは?
緑谷<まぁ似たようなものだし

緑谷「それじゃ!」

八百万「ご機嫌様」

轟「……」スタスタ…

轟(そう…だよな)

轟(八百万は緑谷を………)

轟「…まだ月は見えない……か」
214 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/11/28(月) 04:17:28.02 ID:/8KZ1EdMO
ここがお絵かき掲示板じゃなくて小説投稿スレだってのは無論分かって言う事なんですが…

こいつをどう思う?
http://imgur.com/gallery/76VBl

八百万「………」

八百万「これを描いていたから投稿できなかったなんて言い訳は出来ませんわよ」

八百万<あと汚い

<ヒィィィ
215 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/11/28(月) 08:55:16.78 ID:lMa0+m2U0
正直、この轟は応援できない
原作は母親似と結婚して幸せな家庭を築いて欲しいな〜と思うけど……
216 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/02(金) 18:13:44.08 ID:YC1/ZH3Po
>>214
君のSSは好きだけど絵は…

下手くそすぎでしょ
俺が目をつぶってても書けそう
217 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/02(金) 20:55:32.63 ID:033oK0v5O
>>216
煽り抜きで君が書く事を期待してる
218 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/03(土) 10:41:24.92 ID:JzbzpoFUO
「………まぁ絵は…ね」

少しでも可能性あるならやろうとしたけどまぁうん…

しゃーんなろー(涙)

ああうん小説書いてやるよゴラァァァッオリキャラとか知ったこっちゃねぇヨォォォォ
(投稿が遅くなってすみません(・ω・)クソ絵騒動で下がったモチベ上げてやる…)
219 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/03(土) 11:03:12.08 ID:JzbzpoFUO
ザーッ……

香久山「参った…今日は雨か」

香久山「仕方ない。イメトレで何とか補うしかないか…」

香久山「……」スタスタ…

……バシャバシャ……

香久山「……?………」

香久山(気のせい…じゃ無さそう)

香久山(まさか…この雨の中泳いでる奴が……)

ヒョコッ

香久山「……」

香久山「!?」


緑谷「…っ……」

緑谷「この時はこうして…後は…」

雨良<………

雨良<見てるこっちが寒くなるわ

香久山「……あいつ……」

バシャバシャ…

緑谷「う〜ん…」

スタスタ…

緑谷「?」

香久山「貴方…何してるの」

緑谷「あ…香久山さん」

緑谷「今日も来たんだ」

緑谷「でもそれじゃ風邪引くよ?」

香久山「こっちの台詞よ」

香久山「なんで貴方はそこまでするの」

緑谷「いや…まぁどうせ濡れる事に変わりないし…」

緑谷「……それに少しでも君の役に立ちたいんだ」

香久山「…私の?」

緑谷「僕さ、去年まで全然泳げなかったんだ」

緑谷「筋金入りのカナヅチでビート板無しじゃ1秒も持たなかった」

緑谷「泳げないって人の気持ちも泳げる人の気持ちも理解している…つもり」

緑谷「溺れたら怖いって気持ちは今も変わらないし、実際完全に克服できたってわけでもない」

緑谷「でも……」

緑谷「だから…折角なら皆で楽しみたいんだ」

香久山「……………はぁ」

香久山「……後ろ」

緑谷「?」

香久山「背向ける」

緑谷「え、あはい」クルッ

ヌギヌギ
220 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/03(土) 17:54:54.54 ID:DsjkrbmU0
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=57289851
221 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/03(土) 18:15:52.05 ID:A7x/wRaO0
ssは面白いが>>1がちょっと痛いな
222 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/03(土) 19:20:52.29 ID:8kE8Oq95O
>>221
前置きつけてるけどコイツss潰したいだけだから気にしないでイチは続けて
223 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/04(日) 06:52:20.86 ID:bDryW/8Ho
>>222
いや、ss潰したいわけじゃなくて正直な感想だろうよ
224 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/04(日) 07:37:18.74 ID:QkzTH+xmO
仮に痛くてもそれを言ってどうするのって話
雑談無用で淡々と書いて欲しいならそう言えば済む話だろ
225 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/04(日) 10:07:18.03 ID:ZJJ6bn5m0
とりあえず絵を描く才能がないのならやめとけっていう話だな
226 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/04(日) 11:05:08.70 ID:TGjsolBV0
これはくぅ〜疲を超える痛さ
227 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/04(日) 21:47:10.05 ID:tGuKGSaGO
もう冬休みか
自分の好みの話じゃないからって潰そうとするガキがウヨウヨ涌いてきたわ
228 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/05(月) 00:15:01.59 ID:RpXlmLo1O
荒れてるな…(´・_・`)
最近は多く投稿できてませんし
今日は頑張るぞ
229 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/12/05(月) 07:02:47.22 ID:dHiBC68L0
頑張ってください、楽しみにしていますから。
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/05(月) 07:24:25.80 ID:YJ7kKYyDO
>>1でないならsageでレス付けようか
231 :ヒーローは遅れ(ry ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/06(火) 07:25:52.79 ID:IoHsqX09O
緑谷「……」

緑谷(あれ…これってもしかして…)

雨良「ちょっ…み、見せなさい!」

雨良「何ちゃっかりおいしい役取っちゃってるの!?」ガンガン

雨良<水はいいから!ね!ねえ!?

緑谷「……あ…あの…香久山さん?」

緑谷「更衣室で着替えた方がよろしいのでは…」

緑谷「体調も崩れちゃうし…」

香久山「どちらにせよこの天候じゃびしょ濡れに決まってるじゃない」

香久山「聞かずとも自分から行動してるじゃない」

緑谷「…仰る通りでございます……」





バシャバシャ…

香久山「っぱぁ…」ザバァッ

緑谷「ふぅ…何とか間に合ったかな…」

香久山「ど………どう?」

緑谷「……うん!合格!」

香久山「や…やた…った…」ガクッ

緑谷「僕自身海に行った事無いから何とも言えないけど」

緑谷「少なくとも皆と同レベルまでには泳げる筈だ」

香久山「ふぅ…」

緑谷「…良かったね。これで胸張って皆と一緒に海行けるよ」ニコッ

香久山「………あり……」

緑谷「?」

香久山「あり…あ、ありが…」

香久山「ありが踏まれるでしょ!!!」ドガッッ

緑谷「そっち!?」

ドサッ

雨良<2日前にしてようやくマスターしたか…

雨良<これはあの子の成長幅が広いのか、或いは緑谷君がこういう事に長けていただけなのか…

雨量「何にせよ1週間ちょいであそこまで鍛えられるとはね…」

雨良「どっちも相当な根性あるね」
232 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/06(火) 10:31:06.39 ID:IoHsqX09O
緑谷「〜っかぁ疲れた…」

上鳴「ここ最近お前ため息つくの多いな」<どした?

緑谷「ああ…や、ただちょっと疲れただけだよ」

緑谷「最近授業もハードになってきたし」

上鳴「ああ…確かに」

上鳴「………つーかお前ここ1週間遅くまで何やってんの?」

上鳴「後髪濡れてるし」

緑谷(あ)

上鳴「それでいて塩素の匂いがする……」

上鳴「ま…まさかお前…!!」

上鳴「拳藤と一緒にプールでイチャイチャしてたのかぁぁぁっ!?」

緑谷「いや違う!断じて違う!」

上鳴「嘘つけ!じゃ何で濡れてるんだよ説明しやがれ!」

緑谷「ほ、ほら…窓からプールに誤って」

上鳴「誤らねえわ!!」

緑谷「……」

緑谷「か…上鳴君…もしかして嫉
上鳴「嫉妬してるわ!ダァホ!!」

緑谷「……」

上鳴「………あ」

緑谷「上鳴君って拳藤さんs
上鳴「それ以上イケナイ!」

上鳴「はぁ…はぁ…」

緑谷「……」

上鳴「………悪いか」

上鳴「悪いかよーーーっ!?」

上鳴「青春の1つしたって文句ねぇだろがぁぁぁっ!」

緑谷「も、文句なんて無いよ… 」

上鳴「……緑谷はいいよなぁ」

上鳴「お前は1学期からあいつと仲良くやってるから」

上鳴「正直羨ましいぜ」

緑谷「…そんな事ないよ」

緑谷「ただ僕は何時も彼女に助けられてる」

緑谷「命の恩人でもある」

上鳴「…」

緑谷「逆に緊張しちゃうよ。一緒にクラス委員になるなんて思わなかったから」

上鳴「……………」

上鳴「内心は嬉しく思ってるだろう」

緑谷「そ、そんな事ないよ…」

上鳴「でもよ、緑谷お前…」

上鳴「あいつと話す時顔下げるだろ」

緑谷「え…?」

緑谷<マジ?
上鳴<マジ
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/06(火) 10:36:32.34 ID:EMjaoihDO
目を合わせないようにしているのか…無意識に視線が胸よりになってるか、だな
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/06(火) 10:46:57.73 ID:DnKd6s6yO
上鳴の野郎、耳郎と上手く行ってなかったかこの野郎
235 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/06(火) 20:13:59.82 ID:IoHsqX09O
上鳴「いくらけしからんとはいえPPOPに視線を向けるのはレディーに失礼だぞ」

緑谷「向けてないよ!!」<PPOPって何!?

上鳴「冗談冗談」

上鳴「でも好きな人と顔を合わせる時真っ先に下を向くってデータがあるんだなこれが〜」

緑谷「そ、それは流石に…」

上鳴「何だよ〜お前も漢なら嫁候補の1人や2人作ってみろって…」

緑谷「よっ…嫁って…」

緑谷「そ…そんなの考えた事ないし…///」

上鳴「小のガキみてぇな事言うなよ…」

緑谷「そういう上鳴君はなんで拳藤さん好きになったんだよ?」

緑谷「まさかPPOPじゃ…」

上鳴「冗談つったろ!!」

上鳴「………いやその…あれだ」

上鳴「出会った瞬間惚れた」

緑谷「…………それだけ?」

上鳴「ふふ…これに至るまでには衝撃的なドラマがあってだな…」

上鳴「ま、それは後程のお楽しみっつー事で!」ガチャ

緑谷「えっ…ちょ…ずるいよ!自分は話させておきながら!」

バタン…

緑谷「む…もったいぶって…」

雨良<……

雨良(上鳴電気…体育祭にて拳藤同様3位にまで上り詰めた人呼んで-雷神-…)

雨良(が、それ以降目立った活躍は特にしていないね…)

雨良(特にその雄英1年の5本の指にも入る実力者であったにも関わらず期末試験では赤点という結果で終了)

雨良(…確かに特殊な試験ではあったが…)

雨良(彼の実力を持って知れば突破も可能だった筈だけど………ね)

雨良(校長が大人気なかったか…)

雨良「或いは……」
236 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/06(火) 20:15:28.19 ID:JCW1sYP30
こいつが裏切者か
237 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/06(火) 20:46:23.38 ID:IoHsqX09O
〜当日〜

緑谷「……っ……」

緑谷「さて…行きますか!」

<オー!

峰田「いやっはぁぁぁっ!夏だ!海だ!!JKだあああッ!!!」

轟(今日のノルマは八百万の写真50枚)

切島「すげえ熱気…皆これ程かってほど待ちわびてたんだな…」

耳郎「少なくともあの破廉恥3人衆は別目的だけどね」

上鳴「破廉恥とは失敬な!俺らはこれから1つの芸術作品を創造するんだよ!!!」

耳郎「Hな本のどこが芸術的なんだよ!!」

上鳴「お前らで言う所のアーッ♂みたいな芸術だよ!!!」

耳郎「私腐女子じゃねえから!!」

上鳴<マジ?
耳郎<マジ!

緑谷(…毎度思うけど上鳴君と耳郎さんって仲良いよなぁ…)

緑谷(上鳴君って耳郎さんとお似合いだと思うけど…)

八百万「それにしても本当に爆豪さんを置いていってよろしいのですか?」

緑谷「あの人は自分で1度決めた事は意地でも曲げないからなぁ…💧」

八百万「……いや…それもそうなのですが…」

緑谷「………」

緑谷「大丈夫だよ。かっちゃんなら心配いらない」

緑谷「いざとなったら物真君もいる」

八百万「あ」




物真「」ズゥゥン…




八百万(そういえば彼も来ていませんでしたわ…)<ワスレテタ

雨良<逆にいえばこれを隙と見るかもしれないけどね

緑谷「雨良さん…!」

雨良<もしもの話だけどね

緑谷「頼みますから今行くって時にそんな縁起でもない事を言わないでくださいよ…」

雨良<いやいや…実際ありえる事だし

雨良<それにこれから君は外部調査を行うしね

雨良<場合によっちゃ即帰舎もあるって事は入れておいた方がいい

緑谷「そう…ですね」

雨良「他に合流出来なかった者に関しては監視が付いている…」

雨良「恐らく殺される者はその真犯人と同一人物の監視者1名のみ…」

雨良「かなり危険な博打だが…」

雨良「さぁ…どう動く…」
238 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/06(火) 22:13:49.50 ID:IoHsqX09O
雨良「………」




「キャー!」

「あははー」

雨良「………」

雨良「核爆弾投下してやりたい」

雨良「あ、やば。他のモニターも見ないとね」



緑谷「あっつ…9月の中旬…まだ残暑が厳しいな」

峰田「残暑っつーか普通に夏だよなコレ」

峰田「ったく女の着替えの時間ってのは長いな…」

上鳴「だが美の宝庫だここは!ここで稼ぎに稼ぎまくってやるぜ!!!」

上鳴「うーん…いいね」パシャパシャ…

上鳴「うーむ…」パシャパシャ…

結美「……」

上鳴「うーん……?」

ドガッッ!!!

上鳴「☆%#\$…」

轟「上鳴!!」

緑谷「?……」

緑谷「げっっ」

ダダダッ…

緑谷「ごあっ」ダキッ

結美「久しぶり、出久君」

緑谷「ちょっ…ゆ、幸野さん…止め」

峰田「お、おい上鳴!また緑谷がナンパを!!」

上鳴「何っ!?」ガバッ

緑谷「してないよ!!ってか1度もした事ないし!」

結美「そうよ!出久君はナンパなんかしてないわ」

結美「私が望んで抱いてるだけよ!!!」

緑谷「それはそれで別の誤解が生まれる!!!」

轟「望んでって緑谷お前……」

緑谷「こ、これには深い訳が…」

轟「………作るのは勝手だがヤるのは少し…」

緑谷(セフレじゃないよ!!)

切島「何だ何だ?緑谷お前ガールフレンド作ってたのかよ!」

切島「よっ!この幸せ者!!」

緑谷「だから違うってばァァァァッッッ!!!!」




239 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/06(火) 22:28:46.44 ID:IoHsqX09O







耳郎「………」

八百万「…何を話していますの?緑谷さん達は」

耳郎(今のは幻聴……だなうん)

耳郎「か、仮免試験の話してたよ……💦」

八百万「そ、それならいいのですが…」

八百万<てっきり彼女ができたのかと…(ホッ

耳郎(ヒィッ)





緑谷(や、やばいやばいこれは…)

緑谷「ね…ねぇもう各自行動でいいんじゃないかな…」

切島「でもまだ女子が来てないぜ」

峰田「オイラ達は構わないぜ?」

上鳴「ここは我らのユートピア、ピチピチビーチ」

轟「クラスメイトでなくともターゲットはごまんといる」

土岡「………逆に監視したh
緑谷「はい解散!!!」

峰田<早くしろ!間に合わなくなっても知らんぞ!!(ダダダッ…

土岡「…………」





緑谷「うおおおおっ!!」ダダダッ…

結美「待ってよ〜」

緑谷「なんでいっつも僕を追いかけるんですか!?」

結美「何って私達カップルじゃない」

結美「一緒に泳ぎましょう?」

緑谷「くっそおおおっ!!」

緑谷「あまりこういう手は使いたくなかったが…!」クルッ…

スッ

結美「?」

緑谷「太陽拳!!!」

カッッ

結美「まぶっ……」


240 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/06(火) 22:30:08.58 ID:JCW1sYP30
久々だな
241 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/06(火) 23:43:46.49 ID:IoHsqX09O
結美「………ん…っ」

結美「…どこか行っちゃった…」

結美「気も消えたし…完全に見失った」

結美「まぁでも…」

ピッ…ピッ…

結美「追えるからいいや♪」




緑谷「はぁ…はぁ…」

緑谷「なんでこんな所に幸野さんが…」

緑谷「いや…というよりタイミングが…」

緑谷(まるで僕らがここに来る時間帯を知っているみたいに…)

緑谷(……)

緑谷(そんな事無いか…)

緑谷「何にせよ撒けたからいいや」

緑谷「…という事はもしかして士傑学校の皆も…?」

緑谷(轟君……また戦ったりしないよな?)

緑谷「さてと…ここで考えたって始めない」

緑谷「幸い僕は気を感知できるから誰がどこにいるかはすぐに分かる」

緑谷「何をしよう」

雨良<何って…聞き込み調査に決まってるでしょうが

緑谷「聞き込み?」

雨良<他の学校に散らばった子と対面できる機会なんてもうそうそう無い

雨良<今のうちに話したい事があるならした方がいい

雨良<まぁ、もう大体目星をつけたのならそいつと話してもいいけど

緑谷「はぁ…今日来てない人って誰なんですか?」

雨良<ええっと……

雨良<蛙吹、常闇、塩崎、泡瀬……

雨良<……後は拳藤かな

緑谷「……成る程」

緑谷(どうせなら常闇君や蛙吹さんとも話したかったけど…まぁ仕方ないか)

緑谷(今はここにいる皆から探り出さないと…)

緑谷「……誰と話そう」

緑谷(どうしても話したい人がここにいないなら電話して対応してもらおう)

>>242
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/12/06(火) 23:50:16.88 ID:xUSA036W0
寧ろ、居るキャラが誰か教えて欲しい
安価下
243 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/06(火) 23:52:03.65 ID:JCW1sYP30
八百万
244 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/06(火) 23:59:01.60 ID:jckJsII6O
万国吃驚掌って確か亀仙人でも撃てたよな?
つまり……
245 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/07(水) 00:49:43.39 ID:O71KX7Y7O
緑谷「………」

緑谷「やっぱりまずは…八百万さんに会ってくるか…」

雨良(やっぱりってのはよく分からないケド……)

雨良(……確か八百万はね……)

雨良(目の引くものとしては体力テストで彼に続いて2トップ…って事くらいかね)

雨良(後は…緑谷出久とクラス委員を努めていた……)

雨良(話によればもう彼女にはOFAの事も話しちゃったとか)<軽く口外破ってんぢゃねーか

雨良(それほど信頼のできる仲間と見れるね)

雨良(……わざと近づいてる…ってのは無いよね?)

雨良(駄目だ駄目ださっきから疑う事しかしてないね)

雨良(とりあえずしばらくは好きにさせておくか)






八百万「…緑谷さん!」

緑谷「すまない八百万さん…ちょっと先行っちゃってて…」スタスタ…

八百万「構いませんわ。私も遅くなってしまいましたし」

八百万「他の方々に挨拶はしましたか?」

緑谷「いや…まだ」

緑谷「ただ…最初に君と話したかったからさ」

八百万「………え///」

緑谷「少し歩きながら喋ろっか」

八百万「は、はい…っ!?」ギュッ

緑谷「行こ?」ニッ

八百万「へ。へひ……」

雨良(これ素なんだよな?天然なんだよな?)



八百万「…内通者…ですか?」

緑谷「ああ…本当はこんな事言いたくはないんだけど」

緑谷「雄英生徒に紛れてる可能性が非常に高い」

八百万「!」

緑谷「授業のカリキュラム奪取、USJ襲撃、夏季合宿での電波遮断+奇襲……」

緑谷「そして爆破テロ」

緑谷「今までの行動を見る限りとても外部者だけでどうこうできる範囲を超えている」

八百万「緑谷さんは…他の方を疑いますの?」

緑谷「決してそういう訳じゃない…ただ…」

緑谷「特に夏季合宿関連は当日までは職員のみしか知らないはずのトップシークレットだった」

緑谷「尚更…ウチが黒いんだよ…」

八百万「………」

緑谷「多分…薄々気がついてると思うんだ皆…」

緑谷「クラスの誰かがやったのかもしれないって…」

緑谷「今回ばかりは……情報が少なすぎる」
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/07(水) 07:14:53.88 ID:kAQi8ThnO
デクヨロいいね!
247 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/07(水) 20:44:42.01 ID:O71KX7Y7O
外出組
緑谷 轟 峰田 上鳴 土岡
八百万 耳郎 唯 香久山
麗日 飯田 瀬呂 青山 芦戸
葉隠 砂藤 尾白 口田 障子
円場 骨抜 庄田 鉄哲 発目
夜嵐 結美


爆豪 滑草 物真 拳藤
蛙吹 常闇 塩崎 泡瀬

表にしてみた
B組あたりで忘れがちな奴らが…
248 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/08(木) 01:15:12.06 ID:2MvC+vLlO
八百万「でも!」

緑谷「少し誤解が生じるから言っておくが僕が言っているのは『その可能性がある』って事だけで」

緑谷「クラスの誰かを疑ったりはしていない」

緑谷「ただ…今皆ここに集まってる……って事を認識しながら接してほしい」

八百万「……ええ」

緑谷「皆は元より僕は八百万さんの心配をしてるだけなんだ」ポンッ

緑谷「君の事はこれっぽっちも怪しいと思ってないし、寧ろ信頼してるから今こうして話してる」

緑谷「君は危険な目に会わせたくない」

八百万「は…はい…///」

八百万(頭!頭から手離して…)

緑谷「…それで八百万さんはこれからどうするの?」

八百万「わ…私、は…」

緑谷「……」

八百万「っ……み…」

八百万「峰田さんに用事がありましたのでーーー!!」ピューーッ

緑谷「……」

緑谷「行っちゃった」<速

緑谷「もしよければ一緒に周ろって言ったのにな…」

緑谷「…まぁ仕方ないか」

緑谷「さてと….じゃあ本格的に聞いていくか…」

緑谷「誰に聞こう?」

>>249
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/12/08(木) 01:19:10.26 ID:jaepo2sf0
オリキャラはキャラ把握できていないし、この中で頼りになるのは轟だけど……このスレの轟くんじゃ期待できないんだよね。正直
飯田君は色々面倒だし
安価下
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/12/08(木) 01:35:13.51 ID:nf+zRH1t0
かみなり
251 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/08(木) 04:27:39.34 ID:kOLc925GO
ヘタレやでヤオヨロッパイ早くしないと他の子に取られてまうで
上鳴と葉隠は気になるからgj
252 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/08(木) 18:16:00.93 ID:ZzNw/SW/O
上鳴「…」パシャパシャ…

上鳴「うひょー!なんて強烈…」

上鳴「うーん」パシャパシャ…

緑谷「上鳴君上鳴君」ヒョコッ

上鳴「うおっ!緑谷かよ!」

上鳴「頼むから折角のシャッターチャンスを奪ってくれるなよ…」

緑谷「あ…ごめん」

上鳴「お前もしかしてソロ?」

緑谷「いや…ん…まぁ…適当に廻ってるだけだけど…」

上鳴「つまらねぇな……」

上鳴「ほらもっと…こういう時こそ好きな女子と戯れたいとか無えのかよ?」

緑谷「え…で、でも…そんな…」

上鳴「でも……でも!?」

上鳴「まさかお前拳藤目的で来たんじゃ無えだろうな!?」

緑谷「ストップストップ!!違うから!!」

上鳴「驚かすなよ…」

緑谷「そんなつもりは全然無かったんだけど」

緑谷「……上鳴君こそ誰かと一緒に居ないの?」

上鳴「轟と峰田は一緒に写真撮るとまとめて女子に吊り上げられちまうからな」

上鳴「互いの利害の為にわざと分散させてる」

上鳴「それに今日は拳藤来てないしな」

緑谷「で…でも…ほら、耳郎さんとか」

上鳴「?ああ…耳郎?」

上鳴「あいつは…………」

緑谷「??」

上鳴「いや…なんでも無えよ」

上鳴「話はそれだけか?それとも…」

上鳴「俺と一緒にこの聖地の自然を堪能するか?」

緑谷「あ、結構です」

上鳴「ちっ…つれねぇな。ま、いいよ」

上鳴「いつでも参加は大歓迎だからよ…来たい時に来な」

緑谷「うん……」




緑谷「……」

雨良<…あまり収穫は無かったぽいね

雨良<何故緑谷君は上鳴君に話を…?

緑谷「…少し気にかかっていたので聞こうとしましたけど…」

雨良<?

緑谷「………」


上鳴『でもさ、確かに怖えけどよ』

上鳴『尾白動画見た?アレ見ると一本気っつーか執念っつーか…』

上鳴『かっこよくね?て思っちゃったわね?』
253 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/08(木) 20:46:19.74 ID:ZzNw/SW/O
緑谷(保須事件後のあの発言)

緑谷(…最初は冗談半分に受け流してたけど…)

緑谷(今思えば)

緑谷(あの言葉からそんな可愛らしいモノは感じられなかった…)

緑谷(……下らない嘘を言っている様な風には見えなかった)

緑谷「………」

緑谷(もし感化されたとしても)

緑谷(彼はそんな事する様な人じゃない…)

緑谷(思い違いに決まってる)

緑谷「……とりあえず他の人にも聞いてみましょう)

雨良<とすると?

緑谷「………」

緑谷(他に誰に聞くべきだろう?)

>>254
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/12/08(木) 20:58:47.92 ID:jaepo2sf0
葉隠
255 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/08(木) 23:18:59.75 ID:ZzNw/SW/O
緑谷「そうだ。葉隠さんと久しぶりに会おう」

雨良<例の透明少女だね

緑谷「透明…って言っても服が浮いてるからすぐに分かりますけどね」

緑谷「………う、うーん…」

雨良<どうしたの?

緑谷「それが…」

スッ

「だーれだ」

緑谷「うわわっわ!!」

ドサッ…

緑谷「いってて……」

葉隠「へっへへ…ドッキリ大成功ー」

緑谷「は、葉隠さんか…というか何回ドッキリさせれば気が済むの…」

葉隠「まぁまぁ良いではないかー」

緑谷「……あれ、葉隠さん。水着は?」

葉隠「ん?着てるよ!ほら」プラーン…

緑谷「紐!!」

雨良「紐ビキニとかなんて大胆な……」

雨良「……」

緑谷「丁度良かった。僕も今探してた所なんだ」

葉隠「ふふふ…そんな簡単に見つかったらつまらないよ」

緑谷「葉隠さん…あのさ………」

葉隠「緑谷君!早速泳ごうよ!」

緑谷「え…あー…」

緑谷「でもそのまっ…!」グイッ

葉隠「いいからいいから」



麗日「わわっ」

芦戸「よっ!」バシャバシャ

麗日「やったなー」バシャバシャ

芦戸「ぎゃっ!」

芦戸「あっはっは!びしょ濡れだわ!」

麗日「ひひー」

芦戸「久々にこう皆集まって遊ぶってのもいいねぇ」

麗日「うん!」

芦戸「そういや麗日って緑谷に会わないの?」

芦戸「またいつものイチャイチャ話聞いてみたいよぅ」

麗日「ん…まぁ…そうだ」<イチャイチャしてへんよ

麗日「……今頃デク君は八百万さんとイチャイチャしてるよきっと」

麗日「あたしが水差したらあかん」

芦戸「…麗日…」

芦戸「……?」

麗日「え…な」
256 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/09(金) 00:30:25.77 ID:NymMgdwzO
バシャァァッ!

葉隠「ぱぁっ」

緑谷「うぼっ!」

緑谷「な…なんでいきなり飛び込むの葉隠さ…」

麗日「……デク君」

緑谷「あ…う、麗日さん…また会っ
葉隠「よーし!じゃんじゃん泳ごー!!」

バシャバシャ…

麗日「……」

芦戸(……)

芦戸(あたしみたいなのが珍しいのかな…)<皆青春してるなぁ




緑谷「げぇ…ぜぇ…」

葉隠「さ、流石にはしゃぎ過ぎたかな…もう動けない…」プカプカ…

緑谷「ほ、本当だよ…」

緑谷「……でも…楽しいね」

葉隠「……」

緑谷「皆と泳ぐ海ってのがこんなに楽しいモノだって実感したの初めてだった」

緑谷「最近はドタバタしてたから…」

緑谷「尚更嬉しい……!」

葉隠「……そうだね」

緑谷「葉隠さんは?」

葉隠「んー…私は勿論皆と海に来た自体楽しいけど」

葉隠「………それよりも…」スクッ

緑谷(?なんで立った…)

葉隠「緑谷君と一緒に泳げた事がとっても嬉しいな」

緑谷「え……」

スッ…

緑谷「…え…えっと…葉隠さ…ん?」

葉隠「でも…これじゃ物足りない」

緑谷(な…何言ってるんだ…)

緑谷「や、止め…」

葉隠「嫌だ」

緑谷「ちょっ…顔…近……」

葉隠「……」











ピピピ…

緑谷「……」

緑谷「へ?」ピピピ…
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/12/09(金) 00:33:10.18 ID:tWJPvztt0
どっかのトラとうさぎのジェイクみたいに能力二つ持ちとか?
奪って個性増やす奴がいるんだから元々2つ個性持っていても驚かない
258 :ヒロアカの世界の携帯は完全防水です(防水ってレベルじゃねえ) ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/09(金) 00:46:30.86 ID:NymMgdwzO
緑谷「….で、電話…?」

葉隠「………」

葉隠<む〜

緑谷(だ、誰だか知らないがラッキー!)

緑谷「ご…ごめん。誰かから呼ばれちゃった。また後でね!!」

ゴオオッッ…

葉隠「……」

葉隠「チッ」






緑谷「……えっと…?」ピッ…

緑谷「母さんか…」

緑谷(…なんで母さんから電話?)

緑谷(ま…まさか敵に…!?)

ピッ…

緑谷「母さん!?」

デクママ<う…うう…

緑谷「ど、どうしたの!?」

デクママ<い、出久………か、母さん…母さん

デクママ<感激(ドバァァアッッ

緑谷「………」

緑谷「へ」

デクママ<貴方いつの間にか彼女なんか作ってたの?

デクママ<まさかもうデキてるとは…

緑谷「あの…母さん?」

<ちょっ…違いますっておばさん!

緑谷「………い、今の声ってまさか…」

デクママ<しかも話によればこの間出久を助けてくれた子じゃないの!?

デクママ<お母さん1回お礼言いたかったの!!


緑谷「…な……なんで拳藤さんが?」

259 :最初は3回の予定だったけど把握できてない方もいたので1回目のはノーカン! ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/09(金) 00:59:34.26 ID:NymMgdwzO
デクママ<家を通りかかった所つかまえたのよー…

デクママ<何でも買い出しの帰り際だったっていうから

緑谷「あ…へぇ…」

緑谷「母さん…あの……」

デクママ<ん、何々?

デクママ<え?えええっ!?出久が友達と海に!?

デクママ<更に感動ッッッ(ドバァァアッッ

緑谷(……一応此間も言ったんだけどなぁ…)

緑谷「え…ん…じゃあ切るからね」ピッ…

雨良「……」

緑谷「………頼むからびっくりさせないでくれよ…」

緑谷(とりあえず無事なら良かった…)

緑谷(でも…)

緑谷(なんで家に?)

緑谷(確かに前僕の家に来た事はあるが…)

緑谷「………」

雨良「1回戻った方がいいんじゃないかな?」

緑谷「!」

雨良「このタイミングで君の家に潜り込むってのはかなり怪しいと思うけど」

緑谷「………」

緑谷「…いや…そんな事は…無いです」

緑谷「彼女も僕は何度も助けられてきた」

緑谷「僕を傷つける根拠がない」

雨良(…まぁそう言うよね)

雨良「……うーん…困ったねぇ」

雨良「あの子等に付けてた監視カメラ…」

雨良「全部同時に壊れたんだよね……はは」

雨良(笑えねー)

雨良(迂闊に行動は危険かも…ね)

緑谷「……」

緑谷「どうしようかな…」

緑谷「後誰と話そう」

>>260
260 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/09(金) 01:06:50.35 ID:+6sDgbI8O
耳郎
261 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/09(金) 22:34:49.52 ID:xpkhsw4L0
緑谷「……そういえば…」

緑谷(肝試しで一緒のペアでもあったし…)

緑谷(上鳴君ともよく接してもいた…)

緑谷(耳郎さんは双方に接点を持ってるぞ…)

緑谷「1回話を聞くのもいいかもしれないな…」





緑谷「……」

耳郎「………」

耳郎(えっと……)

耳郎(どったの八百万)

緑谷「…耳郎さん」

緑谷「ちょっと話したい事があるんだけどいいかな?」

耳郎「……え………」

緑谷「……」

耳郎(えっと……)

耳郎(あっそういう?)

耳郎「…あー…私で良ければ答えるけど」

緑谷「恩にきる!」

262 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/10(土) 00:52:29.87 ID:qMcEclMJ0
>>259
突然雨良さん移動してますね、普段通話中は<使います
緑谷「彼女も僕は何度も助けられてきた」 は正しくは
緑谷「彼女にも僕は何度も助けられてきた」


耳郎「肝試しの時の葉隠?」

緑谷「うん」

耳郎「…うーん…」

耳郎「というか…私等毒ガス食らってすぐ倒れちゃったから記憶が曖昧なんだよね」

耳郎「……でも確か……」

耳郎「先に葉隠が倒れた気がする」

緑谷「……そっか」

緑谷「それとさ…耳郎さん……」

耳郎「…?」

緑谷「その…最近…上鳴君とど
耳郎<ブシャァァ

緑谷「じ、耳郎さん?」

耳郎「げっげぇぇ…」

耳郎「な、なな何言わせようとしてんの…」

緑谷「いや……耳郎さんって上鳴君と仲良いイメージがあるからさ」

耳郎「……」

耳郎「マジ?」

緑谷「…え…いや…はい」

耳郎「……………」

耳郎「いや、別に」

緑谷(あっさり否定されたー!)

耳郎「別に私はあの馬鹿と仲が良かった訳じゃないし…」

耳郎「……それに」

緑谷「?それに…?」

耳郎「最近あいつとあまり話さないし」

緑谷「え……」

緑谷「でも今日の朝だって…」

耳郎「轟や峰田とよく連んでからは話すタイミングが合わなかったり…」

耳郎「後……」

耳郎「私自身の感覚からでしか答えらんないけど…」

耳郎「あいつ…自分から私と距離置いていると思うんだ」

緑谷「距離?」

耳郎「うん」

耳郎「前みたいにやたら絡んで来なくなったんだ」

耳郎「まるで私からわざと離れているような感じで…」

緑谷「……うーん…」





263 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/10(土) 01:22:33.48 ID:qMcEclMJ0
緑谷「………」

緑谷「結局考えまとまらずかぁ…」

緑谷「大体絞り込めた気もするけど…」

雨良<まぁ一先ず休んでもいいんじゃない?

雨良<大分聞けたしね

緑谷「いいんですかね?」

雨良<うん

雨良<君から得た情報とても参考になった

雨良<今の所皆に不穏な行動は見られないから後はパーっと楽しんでね

緑谷「…了解です。じゃ、海水浴満喫します!!」

ピッ

雨良「……」

雨良「さてと…じゃあ」

雨良「僕も準備するとしようかね…」





土岡「………へー…凄い凄い」

土岡「ここをこうして…ああして…ふむふむ」

緑谷「何見てるの?」ヒョコッ

土岡「わわっ…てまた君か…」

緑谷「あ…何ともメカメカしい💧」

緑谷「作り方が複雑すぎる…」

緑谷(そういえば…初対面の時もこういう本読んでたな…)

土岡「いや…これはまだ簡単な方だよ」

土岡「もっと酷いのはコンマ1ミリずれただけで結構価値落ちちゃうからね」

土岡「業界的にも複雑なんだよ」

緑谷「土岡君って…もしかしてサポート科…みたいな専門?」

土岡「まぁ雄英的に言えばそうだね」

土岡「戦闘よりもコスチューム作る方がよっぽど楽しい」

緑谷「いや…戦闘って楽しむモノじゃないけど?」<ってか泳げよ

土岡「僕はあらゆる部分が好きなサイズのドリルに変わるからね」

土岡「24時間どこでも作業可能なのさ」

土岡「試しに何かしら改造を施してあげようか?」

土岡「コスチューム、アイテム、ウェポン、ロボット、etc…」

土岡「何でもござれ。可能な限りご所望の商品を作成してあげよう」<ドラ○○んは半年かかるが

緑谷「……え…ああ…いいよ。僕コスチュームなら夏休み友達にちょっとばかしいじってもらったからね」

土岡「へぇ…やっぱり雄英のサポート科は優秀な人がお揃いで?」

緑谷「まぁね」

土岡「是非とも会ってみたいね」

緑谷(……サポート科の大半も亡くなった…もんなぁ)

緑谷(…………そういえば…)

緑谷(なんでこの2人は…雄英の試験に合格できなかったんだ?)
264 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/10(土) 14:24:59.07 ID:qMcEclMJ0
土岡「……雲行きが怪しくなってきたな」

緑谷「あ…確かに」

緑谷「雲がさっきより大分大きくなってる」

土岡「帰りの途中でどしゃ降りになりそうだ」

緑谷「……」

緑谷「あ、そうだ…香久山さん…」





峰田「ひゃー!中々集まったぜー!」

峰田「2桁台後半は下らねえよコレ!!」

峰田「おい轟!お前は何枚撮れた?」

轟「7枚」

峰田「うっお少ねぇっ!?なんでそんだけ!?」

轟「俺は八百万一筋だからな」

峰田「お……おう…」

轟「この7枚の内1枚を毎晩枕の下に置く」

轟「これからその厳選を行う」

峰田「そ。そりゃご苦労なこった…」

峰田「八百万は固いぞ〜?なんだかんだ言って緑谷と仲良いからな…」

轟「覚悟の上だ」

峰田「……緑谷かぁ…」

峰田「そいやあいつ今何してんだ?」

轟「さぁ?あれ以降は見かけてないぞ」

峰田「………この頃さ、緑谷ってなんか怪しいよな」

轟「怪しい?」

峰田「ああ…何というか…」

峰田「何か隠してるような気ィすんだよ」

峰田「夏休み前のあれだってさ」

峰田「その数時間前まで重傷負ってた奴には見えなかったし」

轟「あいつは元々回復早いやつだしな」

峰田「……それにあのオールマイトをぶっ殺した奴も納得いかねぇよ…」

峰田「相打ちしたっ…つうけどその間カメラ回んなかったんだぜ?」

峰田「そもそも正体分からずのまま終わっちまったしよぉ…」

轟「……」

轟「もしかして峰田…お前」

轟「緑谷が内通者だと思うのか?」

峰田「……可能性はあるだろ」

峰田「あいつオールマイト殺されたって聞いてどうだった?」

峰田「そうなんだって…肩落としただけだぞ?」

轟「………そりゃあまりの事でショックに…」

峰田「あのヒーローオタクがそれ聞いてすんなり受け入れると思うのかよ!!」

265 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/10(土) 20:41:45.11 ID:qMcEclMJ0
峰田「あいつオールマイトにめっちゃ憧れててここに来たんだろ!?」

峰田「だったらあっさり肯定するのかよ!?」

峰田「普通なら意地でも否定し続けるだろ!」

峰田「あのオールマイトが殺されたんだぞ!?」

峰田「尚更じゃねえかよ!!!」

轟「それ以上言うな峰田」

峰田「……」

轟「……確かにあいつは1学期から何かと単独行動取ることも多かったし」

轟「怪しい節はいくらかあったかもしれねぇ」

轟「何より俺は今みてぇな事考えた事も無かったわけじゃない」

轟「でもよ…」

轟「結局、俺にはそんな緑谷想像できなかった」

峰田「……あれが演技だって事もあり得るんだぜ?」

轟「逆にあそこまで命張って演技見せるか?」

轟「俺なら峰田、お前を捨ててるぞ」

峰田「……」


緑谷『皆ヒーローになりたい一心でここに来てるんだ!』

緑谷『それをお前1人で勝手に踏みにじるのは許せないぞ!』


峰田「…そうだよな」

轟「………それに」

轟「緑谷を裏切者って仮定しちまえば」

轟「今の自分を否定する事になるぞ」

峰田「………」

轟「…まぁ別にその可能性が100%無いなんて俺は断言できねぇし…」

轟「まずそもそもこんな奴を探し当てるなんて雲を掴むようなもんだ」

轟「この際内通者なんてどうでもいいんだよ」

峰田「!?」

轟「奇襲?結構結構」

轟「なら、それにも怯まない程度の力をつけるまで」

轟「今はその調査よりこっちの方が先決だ」






八百万「……はぁ……」

耳郎「…何というかさ……」

耳郎「もしかしてまた自信無くなってきてる?」

八百万「……」

耳郎「あんたは緑谷と数ヶ月学級委員で一緒になってたし」

耳郎「あいつ自身八百万に助けられた事だって何度もあるんだから」

耳郎「フラグの1つや2つ立ってるのにさぁ…」

八百万「…いえ…そういう訳では…」

耳郎「んじゃどういう訳なのさ」

266 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/11(日) 01:20:59.91 ID:/PrfDDaP0
八百万「……最近、緑谷さんは拳藤さんと行動する事が多くなってる気がしして…」

八百万「何か…喋りづらいというか…」

耳郎「そんな事言ってちゃ好きな人横取りされちゃうよ?」

八百万「それにここ数日放課後に緑谷さんに会おうとしても…」


緑谷『ごめんね…少し用事があって……』


八百万「そう言って断っていましたし…」

八百万「……もしかしたらって」

耳郎「まさか…そんな事無いって」

耳郎「だったら尚更早くアプローチしないとじゃん」

八百万「でも…どうやって?」

耳郎「ふ…こんな事があろうかと特別プランを考えてきた」

耳郎「耳貸して八百万」

八百万「え…ええ」

耳郎「……ー……」ゴショゴショ

八百万「!!??」





緑谷「……」

香久山「」バシャバシャバシャバシャ

緑谷「……….お、おお…」

雨良<見違える程上手くなったね…あの子

緑谷「ガンガン泳いでますね」

雨良<凄いね…カナヅチを2週間足らずであそこまで成長させるとは

雨良<君、もしかしたら教師に向いてたりね

緑谷「教師て…」

緑谷(…ヒーロー兼教師…)

緑谷(自分のヒーロー知識を後世に語り継ぐ…か)

緑谷(それはそれでいいかも…)

緑谷「……」

ゴオオオッッ…

緑谷「お…そろそろ天気がヤバそうだ」

緑谷「後一泳ぎしてさっさと帰るか……」

267 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/11(日) 03:55:07.17 ID:9tChT9yOO
頑張れヤオヨロ
268 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/11(日) 23:46:07.20 ID:TY3fSqOFO


<ワーワー

緑谷「ふぅ」ザバァッ

緑谷「気持ち良かったー」

緑谷「…そろそろ帰った方がいいか…」

緑谷「皆を呼ぼう」

緑谷「ん?」

香久山「…」キョロキョロ…

緑谷「どうしたんだ…?」

バシャバシャ…

緑谷「何してるの?香久山さん」

香久山「……何でもないわよ」

緑谷「何か探してる様に見えたけど…」

香久山「…」

緑谷「僕も手伝うよ?」

香久山「………ント」

香久山「ペンダント」

緑谷「ペンダ…あ」

緑谷(…言われてみれば…そんな感じの付けてたな…)

緑谷「分かった…僕が探す」

緑谷「君はここで皆が来るのを待ってて」

香久山「でも…」

緑谷「大丈夫。すぐ戻ってくるから」

ザバァッ

香久山「……」






葉隠「……うーん…」

葉隠「残念。居るなら声を掛けようと思ったんだけどな…」

葉隠「まぁいいや…緑谷君は後でも」

葉隠「さーてと…」

スッ

葉隠「………不思議〜」

葉隠「どんな手品か知らないけど…」

ジャキ…

葉隠「ワオ」

「……爆発物使用罪…個性濫用罪…及び殺人罪の疑いで逮捕しますねっと…」

雨良「葉隠透君」

葉隠「いつの間に私の背後に…全く気を感じなかったよ?」

葉隠「あ、それとここ女子トレ」

雨良「はいはい話を逸らさないでね」

269 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/12(月) 00:16:07.24 ID:YS4Yz6TgO
雨良「大人しくすれば優しくしてあげるし」

雨良「言う事聞かなきゃそれなりのお仕置きが待ってるんだけどね…」

雨良「てな訳で早速ついてきて貰おうか?」

葉隠「早速無茶なお願いが来たね…」

雨良「当然。そこにあるちょーっと危なっかしい物体も回収しないとだし」

雨良「ま、抵抗するならするでこっちにも手はあるしね」

葉隠「怖いなぁ」

雨良「平然とそうやって人を殺せる君の精神の方が怖いね、僕は」

葉隠「……はいはい、分かりました〜。ついて行きますよー」

葉隠「…今はしないけどねっ」

雨良「?」

ジャキ…

雨良「………」

「………」

雨良「なるー。そういう事か」

雨良「僕はまんまと囮にかかっちゃった訳だね」

葉隠「ふふふ…どうやらその銃はワープさせる事は出来ないみたいだね」

雨良「……」スッ…

葉隠「黒霧さんとは違った個性かぁ…」

雨良「やはり…内通者か!」

葉隠「なんでわかったの?」

雨良「緑谷君が言ったろう…気を感じなかったってね…」チラッ…

雨良「気を扱えない筈の君が何故…」

葉隠「………ぷっ」

葉隠「ハッズレー。私じゃないよ」

雨良「何…っ!?じゃあ何故黒霧の事を…!」

葉隠「…ーん…そもそも勘違いしてるから言わせてもらうけど」

葉隠「私、葉隠透じゃないよ」

雨良「…………は?」

雨良「何の冗談だ…だったら君は何だって言うんだ?」

葉隠「さぁ?」

雨良(口調からして渡我被身子…?いや彼女は変身しか出来なかった筈だ…)

雨良(もしや他の者の個性…?)

雨良(いずれにしろ今の内に叩いておきたいね)キョロキョロ…

「……何の映像?それ」

雨良「?……何って」

雨良「女子トイレ」

葉隠「「!?」」

フッ…

雨良「こっちこっち」

「っいつの間に…」クルッ…

雨良「さーどうする?あっという間に形成逆転だー」ジャキ…
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/12/12(月) 01:33:57.56 ID:CprVpkVA0
>>57で言ってたな
271 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/12(月) 02:17:45.62 ID:YS4Yz6TgO
緑谷「……」ゴボゴボ…

緑谷(とはいえ…どう探す?)

緑谷(というかペンダントってどんな飾りだったっけ)

緑谷(勢いで来ちゃったからなぁ…)

緑谷(せめて分かりやすい特徴とかないかな…)

緑谷(例えば光ってる石とかっ!)

緑谷(…てある訳ないか…)

緑谷「……?」

キラキラ…

緑谷(え…光っ…)

緑谷(あ…段々小さく)

緑谷(行かせるか!!)




香久山「………」

切島「緑谷の奴おっせぇな…」

上鳴「あいつから呼んどいて待たせるたぁどういうこった」

八百万「他の方は皆来たのですが…」

ポツポツ…

唯「んー?」

ザァァァ……

峰田「げっ…雨が降ってきやがった…」

耳郎「とりあえず雨宿りした方がいいね」

土岡「だね」

スタスタ…

轟「……?」

香久山「……」

轟「何してる…ずぶ濡れに」ガシッ

香久山「………」ザァァァ…

轟「ここで…待ちてぇのか?」

<止めて!私の家族が!!!

轟「?」

ライフセーバー「ちょっ…落ち着いて下さい!」

ライフセーバー「この悪天候の中捜索は困難かつ危険極まりない!」

ライフセーバー「貴方も溺れてしまう!!」

「私の弟がまだ居るの!!!」

轟「…なんだ?遭難者?」

「嫌…嫌だ…死んじゃうよ!!!」

ライフセーバー「万に1つ死なない可能性があるのならばそれを信じるべきだ…っ!!」

「そんな簡単に見捨てられるかぁ!!」

香久山「っ」キッ…

パシッ

轟「かっ…香久山!?」
272 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/12(月) 02:45:53.11 ID:YS4Yz6TgO
雨良「大変だったんだよ?何せ1万以上の数の中からここの監視カメラの映像を探してたんだからね」

雨良「流石の僕でも30秒かかった」

「……」

葉隠「へぇ…」

葉隠「大体貴方の手品のタネは見抜けたかも…」

葉隠「つまり…貴方の個性は見ている『モノ』を見ている『場所』に転送する」

葉隠「一見使い方に困る個性だけど…」

雨良「どんな能力も磨けば磨く程その真価を発揮する」

雨良「君達も実践済みの筈だよね…」

雨良「さぁ…そろそろ拘束させてもらえないかな」

葉隠「……嫌だって言ったら?」

雨良「……はぁ、仕方ない。じゃあ強行手段に出るしかないね」

雨良「とりあえず…」

雨良「…ん?」ピッ…

ザーッ

雨良(……ハッキング?)

「………」

「態々来てくださったのですから…」

「折角なら私のドッカワイイベイビー達を見ていって下さいよ」

雨良「……はっ。そういう事かよ…」

「……」ニッ

♪〜

雨良「……」

「……」

葉隠「………お?」

葉隠「ごめんごめんちょっとお呼び出し…」ピッ…

<……何をしている、渡我

<我々が今回成すべき目的は『太陰石』の発見だった筈だ

<貴様、何処で道草を食っている

葉隠「ん〜いや…ちょっと手間を省こうと…」

<大方またここ一帯を爆破して敵の戦力の減少を図ってたのだろうが…

<相手はあのOFAだぞ?

葉隠「え〜。でもこの場には君もいるんだし、3対1なら殺れるんじゃ」

<Drの命令だ。反抗するのか?

葉隠「はいはーい。聞きますよっと」ピッ

葉隠「って事だから、帰るよメーちゃん」

「了解です」

雨良「ま…待て!」

葉隠「今回は逃しちゃったけど…緑谷君はまた今度貰いに行くよ」

葉隠「楽しかったよ、また遊ぼ?」フッ…

雨良「…っそが…!」

雨良「……何?」

ドサッ
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/12(月) 06:53:43.96 ID:Df/ZE1QeO
なかなか熱い展開になってきたな
274 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/12(月) 10:09:46.13 ID:YS4Yz6TgO
雨良「うおっと」ガッ

雨良「…?」

葉隠「………」

雨良「……今黒霧のワープで逃げ出した」

雨良「なら何故葉隠は転送しなかった…」

雨良「…分からん」

葉隠「………ん……」

雨良「お……」

葉隠「んん…」

葉隠「ここは……」

雨良「…気がついたかい?ここはWC……」

雨良「あ」

葉隠「………っ……」

葉隠「キャァァァァ変質者ァァァァッ!!!」

雨良「勘弁してくださいねもぉぉぉっ!!!」




香久山「っは…」バシャバシャ…

香久山(!)

「…」

香久山「見つけたっ…!」

バシャバシャ…

香久山「もう大丈夫だよ」

香久山「さっ、早くお姉ちゃんと…」ガッ…

香久山「!?」

「…………」

香久山(意識が無い!早く浜辺に…)

香久山「っ…」バシャバシャ…

カッッ

香久山「あっ…」ゴロゴロ…

香久山(雷…さっきより酷くなってる…!)

香久山(急がな…)

ゴオオオッッ

香久山(!?波……)

ザバァッ…

275 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/12(月) 10:55:12.88 ID:Z+JTOk/DO
サポ科の発明娘と電話の相手(推定♂)が何処かに居て、どうやってたか判らないけど、葉隠の体をトガちゃんが操っていた?

発明娘が居れば人間コントローラー的なのを作れそうだけど、トガちゃんが何(誰)に変身していたのかは判らないな
確か、血を摂取した相手に変身できるんだったよね?
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/12/12(月) 11:52:30.48 ID:o2367ut60
チチ「悟空さ!」ズチュグチュ

悟空「チチぃ!!」パンパン
277 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/12(月) 12:00:14.73 ID:8eMSMAnc0
思ったけど、この世界の設定的には過去に誰かドラゴンボールで個性を人々に現れるようにした裏設定もあるのかな?
デンデがあれになった時点で遠い昔なんだろうけど……
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/12/12(月) 12:54:20.63 ID:o2367ut60
悟空「チチの乳はオラ好きだぞ」
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/12/12(月) 14:56:46.39 ID:o2367ut60
チチ「悟空さ!」ズチュグチュ

悟空「チチぃ!!」パンパン
280 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/12/12(月) 14:57:50.81 ID:o2367ut60
チチ「悟空さ!」ズチュグチュ

悟空「チチぃ!!」パンパン
チチ「悟空さ!」ズチュグチュ

悟空「チチぃ!!」パンパン
チチ「悟空さ!」ズチュグチュ

悟空「チチぃ!!」パンパ
ンチチ「悟空さ!」ズチュグチュ

悟空「チチぃ!!」パンパン
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/12/12(月) 15:04:10.23 ID:o2367ut60
チチ「悟空さ!」ズチュグチュ

悟空「チチぃ!!」パンパン

悟空「チチオラも、もう・・・ッ」

チチ「いいだよ悟空さ」



ドュルルルルル

チチ「悟空さ・・・///気持ちよかったぞ」トロォ
282 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/12(月) 17:44:05.99 ID:Yo8t7VUnO
末尾0の痛さときたら
283 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/13(火) 10:30:52.27 ID:7G2OMqpWO
香久山「っ…」

ゴボ…

香久山(このままだと流される…!)

香久山(早く態勢を…)

香久山「………っ…っ」

香久山(駄目……息が持たな…)

「………」

香久山「……」」




ガシッ…

香久山(!?)

ザバァァァッ!

香久山「………な…」

緑谷「……」

香久山「なんで…」

緑谷「しっかり掴まってろよ!」

ゴオオッッ

「おおーー!」

「飛んだ…」

ゴロゴロ…

「やばい!雷が…」

緑谷「………」

カッッ

緑谷「!」シャッ

「消えた!!」

轟「…」

緑谷「よっ」シュタッ

284 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/13(火) 23:57:21.25 ID:7G2OMqpWO
香久山「…あ…」

緑谷「ほら…もう大丈夫」

弟「…あ、ありがどう…」

弟「わわっ」ガシッ

姉「わぁぁん!」

姉「ごめんね…ごめんね、助けられなくて…」

弟「ね…姉ちゃん…痛い…」

姉「本当にありがとうございます!後少し遅かったら…」

姉「この御恩は忘れません!!」

緑谷「い、いえ…そんな大した事は…」

姉「……?あれ…貴方」

姉「もしかして何処かで会った…?」

緑谷「え……た、多分これが初対面かと…」

姉「そっそうですよね!すみません…勘違いしちゃいました…」

緑谷「はは…別に構いませんよ」

香久山「……」

緑谷<今度は迷子になるんじゃないぞー
弟<うん!

香久山「……はぁ…」

緑谷「香久山さん…無事かい」

香久山「お陰様で」

緑谷「後…これ」スッ…

香久山「……!」

緑谷「何とか見つけられたから良かったよ」

香久山「……」

緑谷「それじゃ行こ?こんなびしょ濡れじゃ風邪引くし」

香久山「」コクリ…

スタスタ…

轟「……ったく…」

轟「テメェはガキでも出来る事をしねぇのか」

香久山「っ!」

轟「それともできねえのか?」

香久山「……っ…」

緑谷「?」

香久山「……た…」

香久山「助かった……ありがとう」

緑谷「……」

緑谷「ああ…どういたしまして!」ニッ …
285 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/14(水) 00:22:43.80 ID:Yg9TvaD2O
雨良「……」

雨良「今回は捕獲失敗か…」

雨良「まぁそう上手く捕まえさせてくれないよね〜」

雨良「今回はまだ敵連合の情報を手に入れただけマシか…」

雨良(…こんな事もあろうかと盗聴器を付けておいて正解だったね)

雨良「……それとこれは……」スッ

ウィンウィン…



ガタンゴトンガタンゴトン…

上鳴「zzz…」

峰田「おっぱいイッパイ……」

八百万「どんな夢を見ているのかしら…?💧」

八百万「皆さん1日中はしゃいでましたものね」

緑谷「……」


緑谷<スミマセン雨良さん

緑谷<これそちらに転送させてもらってもいいですか?

雨良『ん?どれどれ…』


ガタンゴトンガタンゴトン…

緑谷(あれは…昆虫系の小型ロボット…?)

緑谷(一体誰が…)

緑谷「……」

八百万「緑谷さん…?」

緑谷「……ん?どうしたの?八百万さん」

八百万「いえ…ただ何か考え事をしていた様ですので…」

八百万「私で良ければ手伝いますわ」

緑谷「…ううん。ただ少しぼうっとしてたみたいだ」

緑谷「最近ドタバタしてたから…」

八百万「そう…ですか」

緑谷「八百万さんは今日楽しかった?」

八百万「え、ええ!勿論ですわ!」

八百万「皆で美味しい物を食べたり、広い海で泳いだり…」

八百万「私こういう経験した事あまりないので」

緑谷「そっか」

八百万「………」

緑谷「八百万さん?」

八百万「…緑谷さん」

八百万「来週の火曜日…って何か予定が入っていますの?」

緑谷(火…って確か創立記念日だったっけ…)

緑谷「あ…空いてるけど…」

八百万「もし…よろしいのであれば……その…」

八百万「一緒に…お出かけでも…しませんか?」

緑谷「え」
286 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/14(水) 00:41:50.14 ID:1bnSsPoq0
そろそろドラゴンボールのキャラの子孫が敵として登場してもおかしくないな!(押しつけ)
例えばバクテリアあたりとか……
287 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/14(水) 00:52:55.55 ID:Yg9TvaD2O
※八百万の誕生日を間違って記憶していた事もあって少し日数おかしくね?ってなってるかもだがまぁ気にせんでくれ(涙)
……あやっべ言っちまった








緑谷(……いきなりその日にお出かけって…)

緑谷(なんでかなぁ…そりゃまぁ嬉しいけど…)

緑谷(……来週…23……)

緑谷(あ)

緑谷(八百万さんの誕生日だ)

緑谷(尚更断る理由が無いな)

緑谷「OK、僕は構わないけど…」

緑谷「出かけるって言ってもどこ…」

八百万「これを」スッ…

緑谷「え…」ピラッ

緑谷「こ…これって…」



耳郎『こいつは私が通りかかった商店街でやってたくじ引きでたまたま当たった』

耳郎『USJのペアチケット』

耳郎『使い道に困ってたとこなんだよね』

八百万『こ…こんな物もらってしまっても良いのですか?』

耳郎『全然全然!私一緒に行くような相手いないし…』

耳郎『捨てるよかよっぽどいいよ』

耳郎『ただこのチケットをドブに捨てるような結果にしたら許さんからな…』ゴゴゴ…

八百万(やはり使いたいのでは…)

八百万(だけど折角もらったチャンス)

八百万(最大限まで有効活用しなければ…)ギュッ





緑谷「……こ、これってどうやって…」

八百万「通りかかった商店街でやったくじ引きでたまたま当たりましたの」

八百万「ですから何方か1人に渡そうと思っていましたが…」

緑谷「……」

緑谷(あ…あまりにも出来すぎている…)

緑谷(相手が誕生日の時に…遊園地で…男女ってこれじゃまるで…)

緑谷(デデデデデッ…)

緑谷「///」プシュゥゥ…

八百万「…それで…お付き合いしていただいてもよろしいでしょうか?」

緑谷(お、お付き合い…!?いやいや!この用事に付き合うって意味だろ自分の馬鹿!!)

緑谷「う…うん。、ありがたく使わせていただくよ…///」

八百万「それでは…その日に…」

緑谷「お…おーけー///」

八百万(………せ…成功…し…た…)
288 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/14(水) 02:35:42.58 ID:Yg9TvaD2O




カタカタカタ…

塚内「……ふむ」

塚内「成る程。こりゃ大手柄じゃないかい?」

雨良「そう…ですかね」

雨良「そんな大それた事をした覚えはないですけどね」

塚内「お陰で2つ程判明した事がある」

塚内「まず盗聴器の解析の結果…」

塚内「その敵連合から思わぬ発言があった」

雨良「……それって合計3人…って所ですか」

塚内「ああ。これは裏を返せば『私達の他には1人しか味方が居ませんよ』みたいな言い方だ」

塚内「つまり…少なくとも判明した・不在だった者を除いて内通者は1人しかいない」

塚内「これは極めて重要な情報だ」

雨良「でも…敵前でそんなご丁寧に教えるうっかりさんなんているのかどうか…」

塚内「さぁ…確かにその可能性があるけど…」カタカタカタ…

塚内「ただ聞いた感じそんな嘘をついている様な感じはしなかった」

雨良「ほー?そりゃ長年事件を追い続けてる警官の勘ってやつかね」

塚内「…まぁ勘というか個性というか」

塚内「声質は全く変わってないし脈拍数も同様」

雨良「『超聴力』ねぇ…僕も是非使ってみたいものだ」

雨良「それあれば大抵の事件は解決できるしね」

塚内「失敬な…当然心理学も使ってるんだぞ?」

塚内「それに…必ずしも当たる訳じゃないしな」

塚内「結局の所推測止まり…まぁ常人にしてみたら異様に高い確率で当たるけど」

雨良「…というか個性使って尋問したら早い気がするけどねぇ…」

塚内「勘弁してくれ。相手にも僕のデータが割れてるってのに…」

塚内「当たった瞬間お陀仏だ」

雨良「9割方そのオチでしょうね」

塚内「ただでさえ今切羽詰まってる状況なのに…」

塚内「どの面下げてオールマイトに会いに行けって言うんだか」

雨良「……同僚の仇…ですか?」

塚内「仇というか…色々託されちゃったからな」

塚内「緑谷君達は全面的に協力してあげないと…」

雨良「……」

289 :※因みにこれ数日後 ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/14(水) 07:54:44.44 ID:Yg9TvaD2O
塚内「そして2つ目は監視カメラ…音声からでも言える事だが」

塚内「あそこに居た内通者の1人は発目明だという事だ」

雨良「あって数秒で僕のネットワークをハンキングするとは…」

雨良「多分片手で数え切れる位の人数だと思いますね」

塚内「驚きなのは内通者がA組でもB組でもない所」

塚内「ヒーロー科じゃなきゃ監視ってのも無理があるような…」

雨良「………それに体育祭や1学期の成績を見る限り…」

雨良「それ程の能力があるとは思えない」

雨良「ま、少なくともこいつを作る位の技術はありそうだけど」

塚内「小型ロボットか…」

雨良「どうやらこれにも監視カメラが付いていたみたいですね」

雨良「緑谷君の情報によればこの機械はある石を奪って海底に潜んでいたそうな…」

塚内「ある石…?」

雨良「ええ。実際は本人に返しちゃって手元に無いけどね」

雨良「何でも光っていた…とか」

塚内「……」

塚内「まだ気になる事は山の様にある」

塚内「マイクの死因…今回同行しなかったヒーロー科達の動機…」

塚内「引き続き、調査を頼むよ」

雨良「はい」

塚内「警察も出来る限り尽力していく。何かあれば言ってくれ」

290 :〜某基地にて〜 ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/14(水) 13:21:47.64 ID:Yg9TvaD2O


Dr.ウィロー「……」

「…先日調査したデータの解析が終了しました」

Dr.ウィロー「そうか」

Dr.ウィロー「やはり例の?」

「ええ。地球には存在する物質では無いですね」

「恐らく…それかと」

Dr.ウィロー「なんとも物騒な石を形見にしてるものだ」

Dr.ウィロー「…元来月は日光の反射によって輝いていると言われている」

Dr.ウィロー「だが古来からの言い伝えによれば滅びた文明が口先々に言う言葉は決まってコレらしい」

Dr.ウィロー「今日はとても美しい満月だと」

Dr.ウィロー「つい昨日まで新月や三日月だったにも関わらずだ」

Dr.ウィロー「月も最期は輝しく命を絶つらしい」

Dr.ウィロー「何故だと思う?」

「……」

Dr.ウィロー「……最も…1番私が驚いた事は…」

Dr.ウィロー「何故地球人風情がこんな代物を持ってるかという事だがね」
291 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/14(水) 18:58:18.03 ID:Yg9TvaD2O
上鳴「はぁぁぁ!?」

上鳴「八百万と明日出かけるだってぇぇぇっ!?」

緑谷「うん」

上鳴「おっま…それってまさかデー
緑谷「違うよ!!」

上鳴「お…おう」

緑谷「明日八百万さんの誕生日なんだ…折角だから何か振舞ってあげたいからね」

上鳴「へー…お前が八百万にねぇ…」

上鳴「んで、どこ行くんだ?」

緑谷「……ゆ…ゆーえすじぇ…」

上鳴「テンメッ結局ただのイチャラブデートじゃねえかアァン!?」グイグイッ

緑谷「くっくるし…やめて死んでしまいます」

上鳴「いいよなモテ男は休日にカップルで遊園地行けんだからよ?」

緑谷「モテ男じゃないし…後付き合ってない…」

上鳴「そんな事言って内心はスゲェ嬉しい癖してよぉ」

緑谷「べ…別にそんな…///」

上鳴「図星かなー?」ニヤニヤ…

緑谷「……た、確かに楽しみ…ではあるけど…」

緑谷「で…デデデートなんてそんな大げさな…」

上鳴(こいつら両想いなんだよなぁ…多分打ち明ければ即効成立するんだが)

上鳴(……デートねぇ…)

上鳴(俺も行きてぇな)

雨良<………




八百万「これもいいし…あ、でもこっちも…」

八百万「あ〜でも…やっぱりそれかな…」

八百万「いや、意外とこれもいいかも?」

耳郎「……」

耳郎(数十着って…デパートじゃあるまいし…)

耳郎(普通ぱっと見て服なんか3分で決まるもんじゃないの?)

耳郎(まぁ私がデリカシーないってだけかもしれないけど…)

耳郎「……30分もかかる?普通……」

八百万(明日は緑谷さんとあんな事やこんな事を〜♪)

八百万(そして最後に……)

八百万(そ…想像しただけで気絶しそうですわ…)

八百万(ですがこの時の為に模擬練習や文献調査はバッチリ行ってきましたわ!)

八百万(抜かりはないですわ!!)

耳郎(…………ま、ギャルゲーに手出さなかっただけまだマシか…)
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/14(水) 19:17:43.94 ID:1bnSsPoq0
お嬢様だからそもそもゲームという発想はないんだろう……
293 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/14(水) 23:11:46.19 ID:Yg9TvaD2O
上鳴「いいよなぁ緑谷。八百万とお出かけの予定があるんだとよ」

峰田<何ーー!?

上鳴「しかもマジもんのUSJ」

峰田<ビャァァァッ!?

上鳴「2人の仲かなり進展したよなぁ…」

上鳴「そう思わんかね?轟君」

轟<…………

上鳴(やべぇ…完全にショートしちゃってますわ)

轟<いや別に(ボオオッ

上鳴「頼むから殺気剥き出しの炎出すのはやめてくれません!?」<燃える!





上鳴<それでよ、明日緑谷達に尾行しようかと思って…

峰田<いいな!写真撮りまくってタイムラ○ンに貼り付けたろ!

轟「…」

上鳴<勿論2人共空いてるよな!?

峰田<おう!

轟「…すまねぇ。俺…ちょっと野暮用があって…」

上鳴<え…

轟「断る訳にもいけねぇ。ある奴と会う約束がある」

轟「お前ら2人だけで行ってくれ」

上鳴<わ…分かった…

ピッ

轟「……」

ピラッ……

轟「果し状か…」

九月二十三日正午某公園にて決闘申す
轟焦凍殿

轟(まさかどさくさに紛れて海水浴に来ていたとは…)

轟(…仮免の時の決着か……)

轟「上等だっ……!」
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/15(木) 09:51:59.72 ID:zDLcNoum0
このスレの轟は本当に応援できない
ちょっとキモオタな感じが入ってて……
295 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/15(木) 12:54:06.10 ID:zMxX805RO
コケコッコ〜

緑谷「………」

ジリリリ…

緑谷(結局眠れず終いだったなぁ……)ジリリリ…

緑谷(だって女子と水入らずのお出かけなんて初めてだもんなぁ…)ジリリリ…

緑谷(ってか僕の人生でこんな恋愛沙汰が起こるとは…)ジリリリ…

緑谷(しかも15の身空でなぁ…)<あ、16だった

上鳴<うっせ
緑谷<あ、ごめん





八百万「………」

八百万(来るの早過ぎた)

八百万(やはり念のため5分前行動の15分前に集合場所に来たのはまずかったかなぁ…)

八百万(後……6。あ、5分になった…)

八百万「……」

スタスタ…

八百万「!」

緑谷「おはよー……」

緑谷「……あ、待たせちゃった?」

八百万「いっいいえ!そんな事は…」

緑谷「……」

八百万「……」

緑谷(綺麗な服…あ、後香水も)

八百万(ラフな格好…でも襟もあるし意外とシャキッとしてる…)

緑谷(……可愛い…)
八百万(……カッコいい……)

緑谷「……あ、じゃ…じゃあ早速行こっか…早く行かないと混むし…」<

八百万「え、ええ!そうしましょう!!」

緑谷<ははは

八百万<おほほ…



296 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/15(木) 13:07:41.92 ID:1H66iicwO
頑張れデクヨロ
297 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/15(木) 17:41:25.52 ID:zMxX805RO
上鳴「ターゲット確認ターゲット確認ポイント23応答せよ」

峰田<えーこちらポイント23、ターゲット特に異常なし

上鳴「了解。そのまま任務を続行せよ」

峰田<………あのさぁ

峰田<なんでオイラ達轟に付いてってるの?

轟「……」スタスタ…

上鳴「なんでって…バッキャロー」

上鳴「轟が八百万関連の用事を断ったんだぞ?あの轟がだぞ?」

峰田<そりゃ諦めたor飽きたんじゃ…

上鳴「いや…数日前まであんなに熱心にヤオヨロッパイ総集編を作っていたんだ」

上鳴「あいつにそんな変化は起きてないはずだ」

峰田<じゃあなんで尚更…

上鳴「だからだよ。そこまでして重要な案件って果たして何ですかって話」






緑谷「……」<ワーワー

八百万「……」<ワーワー

緑谷 八百万((本当に来てしまった…))

緑谷「すごい人数…」

八百万「流石は日本で1、2を争うテーマパークの事だけはありますわ…」キョロキョロ…

緑谷(あ)

八百万(あ)

男「」イチャイチャ…

女「」イチャイチャ…

緑谷「……」

八百万(……きょ…今日は…私達が…)

緑谷(今の人達……みたいに?)

八百万(い…いやいや!こ、これはお出かけ!そう!単なる外出!)

緑谷(今日は八百万さんの誕生日!それを祝う為に来たんだ!)

緑谷 八百万((決してデートではない!!!))

緑谷「……」

八百万「……」

緑谷(い…今シンクロしたような…)

八百万(気のせい…ですわよね?)

緑谷「と…とりあえず何乗ろっか!!ほ、ほら…早く決めないと楽しむ時間減っちゃうし!」ピラッ

八百万「そうですわね!そ、そうしましょう!!」

緑谷「ふむふむ…」

八百万「ふむふむ…」

緑谷 八百万((顔近))

緑谷「…先八百万さん決めていいよ?」

八百万「え……わ、分かりまし…た」

八百万「それじゃ………」
298 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/15(木) 20:46:08.74 ID:zMxX805RO
八百万「……」

ガタン…ガタン…

八百万(……勢いにのってジェットコースターに乗ってしまいましたわ…)

八百万(あれ…これって乗ったら死ぬ?)

緑谷(じぇ…ジェットコースターかぁ…)

緑谷(中学までは苦手だったけど…)

緑谷(あ…あんな激しく修行してこんな強くなったんだ)

緑谷(こ、こんな衝撃ぐらいどってこと…)

グオオオッ

緑谷 八百万「「いいいいっ!?」」

ゴオオオオッッ…

八百万「キャァァァァ!」

緑谷「ギャァァァ!?」




緑谷「」

八百万「………」

緑谷「……ジェットコースターやめない?」

八百万「…はい(涙)」






緑谷「わわっと…」

八百万「過度に回さないようにしませんとね」

グルッ

緑谷「ヤッホー!」

八百万「ははは…」

グルグル…



「ウ゛ア゛ア゛…」

八百万「ひっ…」

八百万「キャァアッ!!!」バンバンバンッ

「」

八百万「……ん?」

緑谷「す…すごい八百万さん…1人で全滅させちゃった…」

八百万「お、おほほ……これでも狙撃は得意なので…」

八百万(は…恥ずかしい…)

スタッフ「な…なんて奴だ…!」





緑谷「え…エルモだ」

緑谷「写真撮ってもらおうか?」

八百万「是非!」

エルモ(リア充爆ぜろ!!)パシャパシャ
299 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/15(木) 21:11:19.54 ID:zMxX805RO
緑谷「……結構乗ったねー…」

八百万「ええ…少々はしゃぎ過ぎてしまいましたわ」

緑谷「いいよいいよ。この位のテンションの方がかえって楽しい」

緑谷「でも、そろそろ昼ご飯にしようか」<もう11時半だ

八百万「はい」

<ワァァァ…

緑谷「…何だ?騒がしいな」

八百万「あれは……」

「はーい!皆ー!」

「今日も私のライフ見に来てくれてありがとー!!」

「今回は超特別にUSJに来ちゃいましたー!」

緑谷「…ヒーロー?アイドル?」

八百万「見た事ありませんわね…」

八百万「すみません。あの方って…」

「え、君達ポップステップ知らないの?」<♪〜

緑谷「ポップステップ………あ」

緑谷「居たな…そんな人」

八百万「ご存知ですの?」

緑谷「あぁ…巷じゃフリーアイドルで有名な女性だよ」

緑谷「ま、最近じゃ兼自警団って噂だけどね」

八百万「自警団……それってつまり…」

緑谷「悪い言い方で言えば非合法的ヒーローだ」

八百万「……」

八百万「というか…何故緑谷さんはそんなに知っていますの?」

八百万「まさか…貴方もファンなのですか?」ゴゴゴ…

(うおっ!?)

緑谷「え…違うけど」

八百万「そ…そうでしたか…」

(い、今何か恐ろしい気配を感知したぞ…)

(そ…そうだ…今はポップステップ…)

緑谷「っと…話が逸れた」

緑谷「じゃご飯は何処で食べようか」

八百万「うーん…」



300 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/15(木) 21:37:54.25 ID:zMxX805RO
轟「……」ザッ…

「…ジャスト10分前…」

「いや〜流石はエリート高校生。10分前行動は心掛けてるんスか?」

轟「そういう訳じゃねぇよ」

轟「こっちだってテメェが思ってる程暇じゃねぇんだよ」

轟「大体、そっちは学校あるんじゃねぇのか?」

「仮病使ったっス!」

轟「…よくもそんな開き直れるもんだなぁ…」

轟「そんなに早く俺とケリつけたかったのか?」

「……平日のこの時間帯なら人も少ないでしょ…」

轟「…あっそ」

轟「相変わらずお前の考えてる事は想像つかねぇな」

轟「イナサ」

イナサ「………」

イナサ「…というか仮免の時はそっちから仕掛けてきたんスけどねぇ…」

轟「まさか…あそこ以外での場所で会うとは思わなかったからな…」

轟「本当はそこで決着をつけたかった」

轟「元はと言えば、イナサが雄英推薦を蹴った原因を作ったのも…」

轟「俺だからな」

イナサ「…」




上鳴(木に隠れてる

上鳴「……お、おい見たか?」

峰田「ああ…何だありゃ…」

上鳴「あいつあのダイナミックDKと話してるぜ…」

峰田「でもなんで…」

上鳴「八百万の話によりゃ確か雄英の推薦試験で轟抜いてトップの成績だったって奴だ」

峰田「それを…蹴ったのか」

上鳴「………まさか轟お前……」

上鳴「そっち系だったのか」

峰田「なんで腐思考になるんだよ!!」

上鳴「とにかく…そのDK二乗と何かしらの関わりがあるのは間違いない…」

上鳴「こりゃ胸アツだぜ…」

峰田「………分かりにくいからそのあだ名やめねー?」




轟「そろそろ時間だ…」

イナサ「鐘が開始の合図っスよ…」

301 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/15(木) 23:33:49.08 ID:zMxX805RO
店員「お…お代金…53万円となります…」

緑谷「割って25万か…」

八百万「札束が100枚あるので出しにくいですわね…」

店員「……」

「……えっと…千円100枚…って事だよな」

「そんな持ってんなら両替するだろ普通…」

「後それだと足りない」

雨良(僕の収入どの位だと思う?)<1割くらい分けてるよ

ウィィ…

<ありがとうございましたー

緑谷「美味しかった…思い切って60品も頼んじゃったよ」

八百万「私もデザートを沢山食べてしまいましたわ」

緑谷「お腹も膨れたし、ちょっと買い物でもする?」

八百万「あ、そういえばお土産も頼まれていましたし…」

八百万「丁度いいですわね」




八百万「ここもまた混んでますわ…」

緑谷「少し離れても迷っちゃいそうだね…」

ギュッ

八百万「えっ///」

緑谷「ほら…手を繋いでおけば離れないよ」

八百万「は…はい……///」

緑谷(……)

緑谷(何してるんだろう自分…///)

302 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/15(木) 23:44:38.69 ID:zMxX805RO
緑谷「………?」

緑谷「っわ…綺麗な飾り…」

八百万「タイムターナーネックレス…と言うみたいですね」

緑谷「えーっと…?あの有名なハ○ー・ポ○ターの登場人物が付けていたネックレスでこれは…」

八百万「緑谷さん!似合いますか?このネックレス」

緑谷(話聞いて)

緑谷「………」

緑谷(夢中になる程欲しいのかな?)

緑谷「八百万さん。お店の物を勝手につけちゃ怒られるよ」

八百万「あ…ご、ごめんなさい」

緑谷「……でも似合ってるよ。滅茶苦茶可愛い」

緑谷(あ…)

八百万「………はっ!」

八百万「///」

緑谷(何言っちゃってんだよ自分〜!?)

緑谷(い…いや…実際…そうですし?)

緑谷(さらっと言ったから顔赤らめてるよ!そりゃ恥ずかしい!!)

緑谷(畜生ぉぉぉ!でも…)

緑谷(やっぱり…可愛いなぁ)

緑谷「……じゃ、じゃあそれ…僕買おうか」

八百万「え!?そんな悪い…私が払いますわ」

緑谷「いいからいいから!今日は君の誕生日!日頃の感謝を込めて君にプレゼントしたいしさ」

八百万「でも……」

緑谷「……それじゃ、2人で一緒に買う?」

緑谷「お揃いのネックレス…何だか照れ臭いけど…///」

緑谷(……さっきから言いたい放題言いやがって…自分の馬鹿野郎……)

八百万「…あ…い…お…う……」

八百万「……分かりました。そうさせていただきます」ニッ

緑谷(………)

緑谷(まぁ…喜んでくれるならいっか)

緑谷「後…」

緑谷「折角なら誰かにお土産買っておくか?」

緑谷「……誰にしよう」

>>303
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/16(金) 00:05:49.68 ID:ZDOAytdU0
二人とも大食いだな、サイヤ人の末裔なんじゃないのか?
304 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/16(金) 00:29:19.99 ID:SDSV8f/fO
>>305
305 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/16(金) 00:43:10.00 ID:g5tOvYy8O
耳郎
306 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/16(金) 02:27:05.83 ID:SDSV8f/fO
緑谷「……」

緑谷(突如何か耳郎さんに買わなければならない衝動に駆られてしまった…)

緑谷(後この間協力してくれたからそのお礼も兼ねて…)<というかそっちメインだがな

緑谷<蛙チョコ!面白いな

八百万<えるもち…



ガッシュ「……」

ガッシュ「よし。もう直ぐ作戦決行だ」

ガッシュ「準備は整ったか」

明「ええ勿論♪」

「……」

ガッシュ「正直貴様なぞがいなくてもこの俺1人で片付くんだがな」

「Drの命令だ。本当は私だって行きたくないんだぞ」

「第一立場としてもこちらが上の筈だ」

ガッシュ「果たして貴様の様な雑魚が役に立てるかな…?」

「試してみるか?」

ガッシュ「いいぜ。その言葉後悔させてやる」

明「まぁまぁ、とりあえずその決闘は後にして今は任務に集中しましょう」

ガッシュ「ハッ。たった1匹の餓鬼の処理などたわいもない」

「……」






轟「……っ!」ダダッ…

イナサ「距離を取っても無駄っスよ!!」

轟(また吸われ…)

ゴオオオッ!

轟「チィ…!」ボオオッ

イナサ「氷だろうが炎だろうが…」

イナサ「吹き飛ばすだけっス!」

ゴオオオッ

轟(くっそ…火が…)

イナサ「また1発入れるっス……」

イナサ「よ!!!」ブオッ…

ドガァァッ!

イナサ「……?」

轟「く…ぐぐ…」ギギッ…

イナサ「…へぇ。焼けた髪で氷の刃を…」

轟「…っ…」ギギッ

バッ

クルクルッ…

轟「…」シュタッ

イナサ「意外と器用…っスね」
307 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/16(金) 03:20:59.71 ID:SDSV8f/fO
轟「…やっぱりその個性厄介だな」

轟「【吸収・放出】」

イナサ「……」

轟「あらゆる物体を名の通り吸ったり逆に放ったりするが…」

轟「その余りの風力の強さに台風も起きると言われる…」

轟「なんつー当たり引きやがって」

イナサ「君も大概じゃないっスか。轟君」

イナサ「半冷半熱なんて個性2つ持ちって言ってる様なもんス」

イナサ「本当に…君が羨ましいっスよ」

轟「お前はそうやって…ずっと俺の事追っかけてたもん…な」

イナサ「…………」






イナサ(……轟君とは小学生の頃からの知り合いっス)

イナサ『……』

轟『……』

イナサ(最初、轟君と隣になった時は緊張し過ぎて挨拶の1つもまともに出来なかったっス)

イナサ(でも…あれは遠足の時…)

ピキッ

イナサ『…?』

ズッッ

イナサ『!!』

イナサ(1人逸れて崖から落ちそうになったんス)

イナサ『ひっ…』

ガシッ

轟『…大丈夫?』

イナサ『へ…』



イナサ『ありがと…後ちょっとで落ちちゃったかもしれないよ』

イナサ『なんで僕がここにいるの分かったの?」

轟『匂い』

イナサ『そんなにくさい?』

イナサ『………あの…その…本当に…あり…がとう』

轟『気にするなって。俺達友達だろ?』

イナサ『………』


イナサ(あの日から…君に憧れた)

イナサ(だから沢山努力して…轟君の様な…カッコいい男になろう…)

イナサ(カッコいいヒーローになろうと思ったっス)

イナサ(まぁ、結局いつも轟君と並んでベスト2って結果で終わってたっスけどね)

イナサ(でも…その数年後…)

イナサ(中学3年の時っス)
308 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/16(金) 03:36:58.32 ID:SDSV8f/fO
イナサ『いや〜雄英かぁ…行ってみたいっスねー!』

イナサ『轟君はどう思うっスか?』

轟『ああ』

轟『プロになりてぇなら必須条件だろ』

イナサ『まぁ俺達は推薦受けるから少しは余裕持てるかもっスけど…』

イナサ『……やっぱり轟君みたいなスゴイ人達がゴロゴロ居るんスよね…』

イナサ『俺もそんなレベルについていけるのかな…』

轟『……イナサなら行けるさ』

轟『お前は強ぇ』

轟『それに頭も切れてるし、正義感ある』

轟『俺が保証する』

イナサ『いやぁそこまで褒められると照れるっスよ〜』

イナサ『推薦試験の成績で、今度こそ轟君を抜かしてやるっスよ!』<覚悟しろ!

轟『面白ぇ。上等だ』




イナサ(……結果)

イナサ(俺は轟君に勝ったっス)

イナサ『……嘘…』

轟『してやられたな…俺もまだまだか』

イナサ(最初は信じられなかったっスよ…夢にも思わなかったから…)

イナサ(でも…自分だって…努力すれば…)

イナサ(轟君と同じ土俵に立てるって……)

イナサ(そう思い上がってたっス)



『スゲーよな。轟と夜嵐が雄英ダブル合格だってよー』

イナサ『?』

『まぁあいつらただのチーターだからなぁ』<次元が違うよ次元が

『しかも夜嵐が成績1位だったんだろ?』

『マジか!轟超えたんか!?』

イナサ(ふふ…やっぱり皆も驚いてるっスねぇ…)

『でもさぁ…聞いた話によると』

『轟の奴、半冷だけ使って合格したんだってさ」

イナサ『!!??』




イナサ(…轟君は…手を抜いていたっス…)

イナサ(半分の力しか出してない轟君に何とか勝っただけなんス…)

309 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/16(金) 04:48:16.87 ID:SDSV8f/fO
イナサ『どういう事っスか!?』

イナサ『なんで…なんで右しか使わなかったんスか!!』

轟『これまでの傾向から考えた結果、それだけで充分だったってだけだ』

イナサ『ちょ…い…意味分かんないっスよ!!』

イナサ『雄英って…あのオールマイトが通っていた日本一のヒーロー科高校っスよ!!』

イナサ『何故そんな舐めプレイをしたんスか!?』

イナサ『それとも…君の雄英にかける思いってのはそんなちっぽけなモンだったんスか!?』

轟『……』

轟『お前には関係ねぇだろ』

イナサ『!?』

轟『お前は俺を越してトップの成績で入れるだろ…』

轟『良かったじゃねぇかよ』

イナサ『………………』



イナサ(……その時ようやく思ったんス…)

イナサ(そもそも俺にそんな対等に話す権利なんて無かったって…)

イナサ(俺は初めからずっと…遥か遠くから見下されてただけだって…)

イナサ(何に怒りを覚えたって…手を抜いた轟君じゃなくて…)

イナサ(それについて行く事だけで必死だった自分に……!!!)





轟「……」

イナサ「エンデヴァーの事とか…君の身内の事は全然知らねぇっスし」

イナサ「今更知りたいとも思わないっス…」

イナサ「俺が目指すのはただ一つ…」

イナサ「君を超える事…それだけだ」

轟「……そうか」

イナサ「正直がっかりしたんスよ?雄英があんな簡単に破壊されて…」

轟「……」

イナサ「轟君の腕も…落ちちゃったんスかね…?」

轟「……」

轟「だから?」

イナサ「!?」

轟「御託はいいんだよ…お前は結局俺より強くなったのか否か」

轟「そうだろ」

轟「俺だってこの数ヶ月ただ怠けていた訳じゃねぇんだよ…」

轟「こちとら軽く死ねる位の修羅場何度も潜り抜けてんだよ」

轟「ここらで躓くようじゃオールマイトなんてなれっこねぇ」

轟「ましてやプロヒーローにさえもだ!!」

轟「お前がその気なら…」

轟「俺もそれに応えられるだけの力を見せなきゃならねぇ」

轟「覚悟しろよ…数ヶ月前の俺とは…」

轟「重さが違えよ…!!!」
310 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/17(土) 00:42:05.56 ID:nATML2zz0
緑谷「……」

八百万「次はどこに向かいましょう?」

緑谷「お腹が膨れたからできれば激しく動くのは避けたいなぁ」

緑谷「後結構荷物出たし」

八百万「そうですわね…」

緑谷「……」

八百万「♪〜」

緑谷「…楽しそうだね、選ぶの」

八百万「緑谷さんは楽しくないのですか?」

緑谷「あっ…いやそういう事じゃないけどさ…」

緑谷「アトラクション乗る時だけじゃなくてさ…ここに来る時も、行列で待ってる時も」

緑谷「飽きなさそうに待ってるからさ」

緑谷「…もしかして遊園地来るの初めて?」

八百万「…………」

八百万「……私の父はある企業の社長を務めていて…」

八百万「母もその秘書として働いてました」

八百万「私は八百万家の名に恥じぬように幼い頃から英才教育を受けて来ましたわ」

八百万「ですので娯楽や流行等は固く禁じられていましたの」

八百万「……私嬉しいです」

八百万「羽をちょっと広げたら、こんなにも楽しい世界があったなんて思わなかった」

八百万「今…こうしている事がとっても幸せで…」

緑谷(……)

緑谷(そっか…そうだよな)

緑谷(八百万さんはウチ1番の大富豪で世間知らずだ)

緑谷(だったら…)

緑谷「…ああ、僕もだ」

緑谷「また、来たいな遊園地」

八百万「……ええ」

緑谷(もっと一杯…楽しい事を教えてあげよう…)

緑谷(それが僕が今出来る精一杯の恩返しだ)

緑谷「次はディ○ニーとかどうかな…」

八百万「あ、いいですね!私ダッフィーに是非会いたかったですのよ!」

緑谷「それだとシーの方になるね…そうだな…彼処は…」

緑谷「って…気が早いな…まだUSJだって周りきってないのに」

八百万「ふふ…いえ……」

八百万「とても…楽しみでつい…」

八百万「………」

八百万「……私…友達とこんなに沢山接したの…緑谷さんが初めてです」

八百万「いつも…私の隣に居てくれる」

八百万「………緑谷さん…」

緑谷「…え…や、八百万…さ…」

八百万「私………私……あ…貴方の事…が……」

緑谷(ちょ…八百万さん…それってまさ…)
311 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/17(土) 01:25:19.61 ID:OCpkUXFtO
いけ!
312 :>>310ベンチで休憩中 ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/17(土) 01:41:06.85 ID:nATML2zz0
イナサ「重み…?」

轟「…」

イナサ「…目つきが中学の時と変わってるっスね」

イナサ「まるで…霧が晴れたような…」

イナサ「一体君の身に何が起こっていたのか」

イナサ「気になるっスが今はまず…」

イナサ「この勝負のケリをつけるのが先っス!!!」

ゴオオオッ…

轟「ぐおっ…!」ゴオ…

イナサ「どうっスか!俺の個性は!!」

イナサ「使用範囲に制限も無い!ただ君は吹っ飛ばされるか吸われるかされるまま!!!」

轟「同じ技何度もやるたぁ…芸の無ぇ」

イナサ「負け惜しみは聞きたくないっスね…」

イナサ「それに…今回は違う…」

轟「!?」

イナサ(とどめは拳が当たった瞬間放出に切り替えて空の彼方まで吹き飛ばしてあげるっスよ…)

イナサ(さーて…何キロ飛ぶかな人間ロケット)

轟「……」

轟(今まで俺は親父に報復する為にヒーローを目指してきた…)

轟(でも…なりきれなかった…本当は心の隅でほんの少しだけ拒絶していたんだ…)

轟(とんだ勘違いをしてた……!!!)

轟「……っそういうのを…!」

バッ

イナサ(左手を後ろに…)

轟(なりたいモノを全力で……!)

轟(俺の親父も…オールマイトもそうだった!!)

轟(それが俺の…ヒーロー主義だって……!!!)

轟「個性にかまけた馬鹿ってんだよ!!」

轟(借りるぞ爆豪…)

轟「爆速!!!」

イナサ「!!」

轟「ターボッ!」ボオオッ!

イナサ(炎の勢いに乗って加速した!?)

イナサ(すぐに放出に…)

轟(この至近距離で…)

轟(間に合うと思うかぁぁぁ!!!)カチカチ…

イナサ「!?」

ドゴオオオオッッ!!!

轟「……グラス………スマッシュ…」

イナサ「かはっ……」

上鳴(デケェ氷の塊で殴られた…ありゃ痛ぇ)

ドサッ
313 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/17(土) 01:54:44.09 ID:nATML2zz0
轟「……」

イナサ「はぁ…はぁ…」

イナサ「…やっばり…轟君には敵わないっスねぇ…」

イナサ「……あんなに努力したのになぁ…」

轟「……士傑お得意の空気戦法は使わなかったのかよ」

イナサ「使うタイミングが図れなかったスねぇ…」

イナサ「……轟君。俺は後どの位頑張ったら…超えられるっスか…」

轟「…一生かかっても駄目だな」

イナサ「へっ。どうせそんな答えが返ってくると思ってたっスよ……」

轟「……」スッ…

イナサ「……」

ガシッ…

峰田 上鳴(……イイハナシダッタナー)







ドォオオオンッッッ!

八百万「はっ…」

緑谷「な…何だ…?」





ズドッ…

脳無「〜」





轟「…ところでさっきからこっちを覗いてる奴らがいるんだが」

イナサ「偶然っスね…俺も同じ事思ってたとこっス」

峰田 上鳴(バレターーー!?)

轟「そこの3人組、出てきやがれ」

イナサ「盗撮は立派な犯罪っスよー」<盗撮とは決まってないがな

峰田「え」

上鳴「3人…?」

「………ふふははは…」

「バレてしまったか…恐ろしいガキ共だ…」

「いいだろう…相手をしてやる」

ザッ…






タード ビネガー ゾルド「 ……我等魔族四天王成り!!!」

轟「……」

イナサ「……もう1人は?」
314 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/17(土) 02:04:28.33 ID:4ib9fCB3O
やっぱり邪魔が入ったか
少年誌のお約束だな
315 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/17(土) 23:19:40.77 ID:nATML2zz0
ダダダダ…

「キャァァァァ!」

「ヴィ…敵だっっ!!」

緑谷「な…何だ…!何が起こった!?」

八百万「でも……かなり大きな気を持つ者が複数居るのは確かですわ!!」

八百万(それにしても何というタイミングで…💧)

緑谷「八百万さん!向かおう!!」

八百万「はい!!」

ゴオオッッ!




脳無「〜!!」

ポップ「ちょっ…何あれ…!」

「あ…あれニュースにあったバケモンじゃねぇかよ!!」ダダダダ…

「うわ〜生で見たわ写真撮らねえと…」ダダダダ…

「そんな呑気な事言ってる場合か!!」

脳無「ッッッ!!!」ボオオッ

「火ぃぃぃぃ!?吐いたぁぁあっ!?」

「おお凄い凄い」

ガシガシッ…

ポップ「くっ…!」

ダンッ!

ボオオッ!!!

「あ…あぶねぇえ…助かりますた!!!」

ポップ「何ぼさっとしてんのよ…」

シュタッ…

ポップ「私があの敵を引きつけとくから…その内に!!」

「わ、分かりやした!!」

<逃げるどーー!
<ちょ…もっと撮らせて…

ガサガサ…

緑谷(木に隠れてる)

緑谷「…嘘だろ…なんでここに奇襲を…」

八百万「しかも1体じゃない…3体居ますわね」

緑谷「面倒くさい事になってきたぞ…というかポップの個性初めて見た」

緑谷「跳躍か…」

八百万「時間稼ぎって…そんな事したら…」

緑谷「警察が来ようがプロが来ようが被害が拡大するだけだ…」

緑谷「やるなら今の内にケリをつけておきたい」

八百万「でも私達には……」

緑谷「あるよ…資格なら」

八百万「………あ」

八百万「仮免許…」
316 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/18(日) 01:47:01.74 ID:vAEcRqHL0




相澤『仮免許……緊急時にのみ許可されるヒーロー資格だ』

相澤『まぁ、元々ヒーロー資格自体余程の事態が起こらない限り濫用は禁物な訳だが』

芦戸『仮免許……って言っても何が違うの?』<モノホンと

相澤『そうだな…』

相澤『やっぱりその使用範囲が狭い所か』

相澤『プロヒーローは市民が敵に襲われる・または襲われそうになった場合に独断で活動できるが…』

相澤『仮免許の場合、まず既に被害が出ているかという前提条件が現れる』

切島『え』

瀬呂『そ…それってつまり…襲われそうになっただけの場合は…助けちゃいけないのか?』

相澤『ま、そういう事になるな』

蛙吹『殺されそうになっている人間を見捨てるってのは少し納得いかないわね』

蛙吹『それに自分が被害者側になったら、わざわざ今回取る必要性が無いわよね』

相澤『そこは正当防衛にもよるから何とも言えないな』

相澤『大概、この免許は第三者が襲われたという状況を想定する』

相澤『そもそも、その現場に鉢合わせた場合自分も被害が及ぶ可能性は超高いからな』

相澤『もしその敵(仮)が被害を出しておらず、違法行為してない者だったら…』

相澤『誤って武力行使してしまった時にはその責任を当事者が取らなきゃならねぇ』

相澤『本当にその敵が街の被害に干渉していたのか…という立証が可能である時初めてこの仮免許の使用が許可される』

相澤『あくまでこれは例外のケースを想定して作った資格だ。大抵は皆使用せずに本免許まで行くよ』

相澤『それ程お前達は今相当ヤバい状況に陷ってる事を自覚しておけ』

緑谷『…』

相澤『そしてさっきの条件に加え、プロヒーローまたは警察が対応できない状況下でなければならない』

相澤『例え前述の条件だけクリア出来たとしてもそこにプロが居るなら話は別だ』

相澤『第一プロ達の加勢に入っても邪魔になるし、何より本来個性の使用が出来るのはプロヒーローだけなんだ』

相澤『仮免許は援護が来るまでの時間稼ぎと思ってくれてもいい』

相澤『敵が暴れて八方ふさがりの際にのみ使える人命を救ける為の最終手段だ』

相澤『頼むから私怨関連で仮免許使うのは止めてくれよ』

相澤『学校的にも手に負えなくなるからやられると』

緑谷 飯田 轟(反省してます)





317 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/18(日) 03:31:10.03 ID:vAEcRqHL0
緑谷「今回はもう負傷者も出てるし僕達も狙われてる!」

緑谷「法には反しない」

八百万「…ですがもし殺害してしまったら…」

八百万「そう簡単に倒れてくれるような相手でもないですし…」

緑谷「そこは気絶させて捕獲するよ」

緑谷「八百万さん。アレ作れる?」

八百万「アレって……」

八百万「……はい。多分可能ですわ」

緑谷「よし。ありがとう」

緑谷「雨良さん、例の。転送できます?」

雨良<勿論。スタンバイOKだ!

雨良<今からそっちに送るからね!

雨良<程々に戦うようにね

緑谷「はい」

八百万「……」

八百万(誰と話してるのでしょう?)

緑谷「…ここをこうして…」ピッピッ

緑谷「ほい」ピッ…

バシュゥゥ…

八百万「くっ…け…煙?」

八百万「……え」





脳無「〜!!」

ドガァァッ!

ポップ「っぷな…」

ポップ(じ…地面割ってる…!)

脳無「ーッ!!」ダダッ!

ポップ「は…速……」

脳無「ッッッ」プンッ…

「待て!!!」

脳無「!?」

「…私が来た!」

ポップ「え……」

ポップ「だ、誰よ……」クルッ

「…私の名前を教えてやろう」

「悪は絶対許さない!」バッ

「正義の味方…!!」ババッ…

緑谷「グレートサイヤマンだっ!!!」

ポップ「……グレートサイヤマン?」

八百万「……確か……」

雨良<ま、コスチュームに多少手を加えてヘルメットつけただけなんだけどねー

318 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/18(日) 23:10:14.18 ID:QYT1PvYyO
雨良「緑谷出久という人間は余りにも世間に名を轟かせてしまった」

雨良「それは裏社会にも然り。敵達にとっては第一危険人物としてブラックリストに載ってる程に至る」

雨良「彼が姿を晒したまま、戦うのは様々な危険が伴ってくる」

雨良「だから何かしらのカモフラージュが必要だった」

雨良「そこで自警団だ」

雨良「コスチュームを装着し、ごく普通の自警団の1人として活動すれば!緑谷出久という事を隠し通せる!」

雨良「マスコミでその正体を露わにされる心配も無い!!」

雨良「これはいわば唯一政府公認の自警団!!!」

雨良「グレートサイヤマンΔだ!!!」

雨良「グレートサイヤマンは大昔に出現したヒーローの原点とも言える存在からMr.サタン同様に伝説の戦士と語り継がれてるけど」

雨良「それに関する資料等が少なすぎる為、今じゃ都市伝説程度の話になって誰も信用してないしね」

雨良「知らないのが多数だ」

雨良「一応、過去のデータ的には4代目って事になるね」

雨良「少し前まではこの処理がいかんせん大変だったからねぇ」

雨良「でも、仮免許なら正当な手段として始末できるからこちらの作業の手間も幾らか省ける」

雨良(まぁ…言ってしまえばこの子、既に何度も犯罪行為しちゃってるからなぁ)

雨良(そこら辺は突っ込まない方がいっか…)

雨良「さぁ…脳無狩り開始だ!」





緑谷「だぁぁぁっ!!!」バキィッッ!

脳無「!?」

ドサッ…

脳無「「ッッッーー!!」」

緑谷「…」スッ……

ドガァァッ!

脳無「カッ…」

緑谷「…ハァァッ!!!」ズドォォッ!!

脳無「〜……ッーー…」

ドサッドサッ…

緑谷「いっちょあがり…」

ポップ「…あ…ありがと」

緑谷「あ…お怪我はありませんか?」

ポップ「え…ま、まぁ…」

緑谷「良かった…とりあえず、脳無は僕が何とかしておくので貴方も避難を…」

ポップ「は…はい!」

ダダッ…

八百万(…な、何あれ…緑谷さん。いつの間にあんなスーツを…)

八百万(今の名乗り方もとてもカッコ良かったですわ!!)

八百万(……それにしてもグレートサイヤマン…どこかで聞き覚えが…)

緑谷「八百万さん!今の内にあれを!」

八百万「あ、はい!!」

319 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/19(月) 00:21:50.56 ID:elpU8VrBO
パチパチ…

八百万「!?」

緑谷「誰だ!」

ガッシュ「いやはや、お見事お見事」

ガッシュ「何処の馬の骨かは知らんが、まさかこの怪物共を一撃で墜とすとは…」

ガッシュ「どうやらターゲットとは違う人間の様だが…どの道邪魔者には変わりなさそうだ」

緑谷「ターゲット…?」

ガッシュ「だが態々この俺が手を下すまでも無い」スッ…

緑谷「……何だよそれ」

ガッシュ「このドラッグはトリガーと言って個性の能力を極端化する代物だ」

ガッシュ「ま、俺もこれの説明を詳しく聞かされてないが…」

プシュゥゥ…

脳無「!!」

ガッシュ「要は打たれた奴は凶暴化する…そういう事だ」

脳無「ガァァアッ」メキメキ…

緑谷(うっわ…気がかなり大きくなったよ…)

八百万【だ…大丈夫ですの?緑谷さん】

緑谷【ん……ちょっと…面倒くさい事になったかもね…】



明「個性因子誘発物質?」

「ああ。それを摂取した者は細胞が活性化され、個性がより強力になる」

「いわゆるドーピングだな」

明「へーすごい!」

明「どの位の効果があるんですか?それ」

「個体にもよるが…大抵、摂取した場合は2〜3倍程度戦闘力がアップする」

明「なら、なんで最初から脳無にそれを打たないんですかね」

「それは制御が効かなくなるからだ」

「トリガーは個性を一時的に発達させる代わりに使用者の理性を弱める」

「そうなれば脳無に指示を出す事も出来なくなってしまう」

「まぁ、今回の様な【使用目的】なら話は別だが」

「ほら、早く作業を進めろ」

「でなければ奴に妨害される」

明「え、ガッシュさんはやられる前提何ですか?」

「当たり前だ。あの程度の者では囮になれる実力すらない」

明「可哀想ですよ」

「事実だ。だから念の為トリガーも渡しておいてやったんだからな」

「まぁ……AFOを倒した者にとっては脅威でも何でも無いかもしれないが」
320 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/21(水) 00:27:02.70 ID:gFsyT/OhO



緑谷「はぁ…はぁ…」

脳無「…ッッ…ッ」

八百万「つ…強い…」

ガッシュ「フッ。所詮人間風情が。やはりこの程度か」

ガッシュ「お遊びはそこまでだ。脳無」

ガッシュ「破れ」

脳無「!!」シャッ

緑谷「!?」

ズドドドッ!!

緑谷「ぐおあぁぁっ!!?」

ドガァァッ!

八百万「緑谷さん!?」

ヒュゥゥ…

ズザザ…

緑谷「……っ…」

ガッシュ「フッ。下等種族が…粋がるからこうなる」

ガッシュ「我々魔族に敵うわけ無いだろう!!」

ガッシュ「ハッハッハッ」

緑谷「よっと」シュタッ

ガッシュ「ハッ!?」

緑谷「コスチューム結構汚れちゃった…」パンパン

ガッシュ「……何……」

緑谷「……で、個性をどうするドラッグって?」

ガッシュ(馬鹿な…深手どころか…ダメージすら与えられていない…!?)

ガッシュ(この俺よりも数倍強い怪物になった筈だぞ…?)

ガッシュ(どういう事だ…)

緑谷「さてと…あまりゆっくり話す時間も無い」

緑谷「とっとと終わらせるぞ…!!」

脳無「「「オオオッッッ」」」シャッ…

八百万「また来る…!!」

緑谷「……」

脳無「ーッッ!!!」ゴオオオッッ

緑谷(前方から2人…後方から1人…)

緑谷「ならっ!!」バッ

ガッシュ(あの速さで見えるのか…!?)

緑谷「はぁああっっ!!!」

ボオオオッッ!!

脳無「「「!!??」」」

ドオオオンッッ!!!

八百万(なんて気功波…!!)ゴオオオッッ…
321 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/21(水) 16:00:38.80 ID:/H+ks8BY0
緑谷「八百万さん!!」

八百万「ええ!!」ブンッ

ガシッ

緑谷「ナイスッ…!」

ヒュッ!

脳無「〜……」シュルッ…

カチッ…

ボオオオッ!!

脳無「「「ッッッーー!!」」」ギチィッ!!

緑谷「捕縛完了!!」

八百万「期末試験の成果がこうも役立つとは……」スタスタ…

緑谷「エチノール合金か…凄いな…」

ガッシュ「…き…貴様ら…一体何者なんだ…?」

緑谷「……まずその前にお前らが答えるべきなんじゃ無いのか?」

緑谷「先に僕らが質問したきりなんだが…」

ガッシュ「……」

ガッシュ「これはこれは。挨拶が遅れてしまっていたな」

ガッシュ「私の名前はガッシュ。ガーリックJr様に仕える魔族四天王の1人だ」

八百万「が、ガーリックJr…?」

ガッシュ「貴様らが知らないのも無理は無い。太古から君臨している偉大なる神なのだからな」

八百万「神…?一体何を…」

緑谷「……」

緑谷「それ…本当ですか?」ボソッ

雨良<うん。恐らく後2、3分で準備完了といったところだろう

緑谷「……」

緑谷【……八百万さん】

八百万【どうしました…?緑谷さん」

緑谷【本当はこいつから色々聞き出したい所なんだけど】

緑谷【緊急事態だ。今すぐ離れないといけなくなった】

八百万【緊急事態?それって…】

緑谷【今は話す時間が無い。兎に角相手は今僕らに怯えている】

緑谷【出来ればこいつを足止めする様時間稼ぎをしてほしい…】

緑谷【…できるかな】

八百万【…………】

八百万【何が起こっているかはさっぱりですが……分かりましたわ】

八百万【何とかしますわ】

緑谷「辱い!!!」ゴオオオッ!!

ガッシュ「なっ…」

ガッシュ「奴め…まさか狙いが分かって!?」

ガッシュ「逃がすか!!」

八百万「そうは行きませんわね」ザッ…

ガッシュ「……邪魔するな、女」

八百万(……)
322 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/21(水) 21:20:00.36 ID:o0nBcHxSO
グレートサイヤマンに扮してるのに八百万の名前呼んでて大丈夫なのかね?
323 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/22(木) 16:48:09.34 ID:YpyT7+et0
明「♪〜」

明「セット完了!」

明「後は発射するだけですね〜」

明「さぁ…何人の人に影響が及ぶのでしょうか…」

明「ワクワクする〜」

ザッ…

明「ん」

緑谷「……」

明「…誰?」

緑谷「ここは関係者以外立入禁止だった筈だ…」

緑谷「こんな所で何してるんだ、発目さん」

明「……あ!その声!それにそのコスチューム…緑谷さんじゃないですか!!」

明「どう?どう?どうですか!?私の仕立てたコスチューム!以前の物より数倍軽やかな動きが可能になったでしょう!?それもその筈!このコスチュームのレッグパーツはまず
スッ…

明「……」

緑谷「御大層に解説どうも…」

緑谷「お前は何者か…答えてもらおうか」

明「や…やだなぁ…そんな物騒な剣?突き立てて……」

緑谷「……」

明「発目明ですって…覚えていないんですか?」

緑谷「覚えてるから言ってるんだろ…それにさっきも言った」

雨良「君らがここに来ている事に気付いたのは数分前だ」

雨良「念の為死角だった所に監視カメラを付けたら映ってた」

雨良「だから君達の体に盗聴器を付けていた訳だねぇ」

雨良「まぁ最も、残りの2人は付けて数秒でバレて壊されたんだが…」

緑谷「……最後の忠告だ」

緑谷「そのアクアミスト発生器を離せ。そして大人しく投降しろ」

明「あっちゃ…じゃあ私達の作戦丸聞こえだったって事ですか…」

緑谷「……」

明「………わ……マジだよこの人」

ズドオオッ!!

明「うわっ!?」

緑谷「チッ…避けた」

雨良<あまり激しく戦うな!騒がしくなったら人が来るからね!!

緑谷「分かってますよ…!」ブンッ

ギィッ!!

発目「っとと…危ない危ない…」ギギ…

緑谷「ダガーナイフか…!」

324 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/22(木) 18:09:59.70 ID:YpyT7+et0
緑谷「本物の発目さんはどこにいる!?」ギィッ!

明「だから正真正銘私が発目明なんですよ!?」ギィッ

明「逆に何故私を否定するんですか!?」ギィッギィッ!

緑谷「明らかに気が違う!!いつもの発目さんじゃ無い!!」ギィッギィッ!

ギィッ!!!

緑谷「それに何より…発目さんはゴーグル外したまま戦闘をしない……!!」ギギギ…

緑谷「何故付けない!!」

明「…!」

緑谷「簡単だ。それは癖じゃ無くなってるからだよ!!」

ギィッ

明「ッ……」

緑谷「はあああっ!!」

ズバァッ!!

明「!?」

カラン…

明「あら…ダガーが綺麗に真っ二つ……」

シャッ

明「あっ…」ガッ…

緑谷「しばらく…眠っていてもらおうか……!」

ギリギリ…

明「が……」

緑谷「………っっ!!!」ギュッ!

明「…ぁぁ……」ギリギリ

明「………ぎ、ギブギブ…首痛い…」

緑谷「………」

ギュッ!

明「いったぁ!?」

バッ

緑谷「……な、なんで何とも無いんだ…」

緑谷「窒息どころか…上がりすらしない…」

明「…痛たた…全く…」

明「そんな強く締めたら首千切れちゃいますよ…」

明「ま、首千切れた所で別に困りはしませんけどね」

緑谷「!?」

明「……私達は元々呼吸する必要なんて無いんですよ」

緑谷「……言ってる意味が理解できないぞ」

雨良<………

雨良「まさか…奴ら…」

スッ…

緑谷「2本目かよ……っ?」

ブンッ

ザシュッ

緑谷「……は」
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/22(木) 18:13:43.74 ID:4m2lsait0
わけがわからない、どういうことだ
326 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/22(木) 18:26:48.42 ID:R5+MiVwTo
呼吸の必要が無い…
フリーザ様は宇宙空間でも生きられるだけで呼吸は要るんだっけ?
って、Drゲロが関わってる時点で人造人間か?
327 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/22(木) 18:43:10.70 ID:YpyT7+et0
プシュゥゥ

明「そりゃ驚きますよね…人が自分の腕切る所なんて見るの初めてでしょ」

緑谷「な…何してるんだお前は…」

明「…っ」

シュゥゥ…

明「でもほら、元通り」

雨良<……お前達は人間なんかじゃない

雨良<人造人間…アンドロイドか…!

明「アンドロイドなんて人聞きの悪い」

明「私達は有機物100%のクローンですよ」

緑谷「…ク…クローン……」

雨良(何てこった…という事は紛れている内通者も或いは…)

雨良(……最悪の可能性が提示された…!!)

雨良(もしそいつが最初からその為に作られたとしたら…)

雨良(つまりそれは個性の原理について理解したという事に繋がってしまう…)

雨良「世界一の科学者…と呼ばれてはいたらしいけど」

雨良「まさかそこまでぶっ飛んだ野郎だとは思ってもみなかったね」

明「ふふ…」

明「凄いでしょう?私のDrは…」

明「人間…ましてや超人にすら叶わない不老不死を平然と作り上げてしまうのだから…」

緑谷「そんな事可能…なのか」

雨良<そういうのは2次元とかコミックとかでしかあり得ない話だと思うね…というか思いたい。少なくとも僕は

緑谷「……なら尚更早く倒した方が良さそうだ…」

明「さっき言ったばかりですよ…不老不死って」

緑谷「そんな事したら裏切った場合の処理が出来ない」

緑谷「何かしらの方法で消滅は可能な筈だ」

明「そういう前向きな所嫌いじゃないですよ」

明「でも友達をそんな乱暴に扱うのは…」

緑谷「お前は違うだろォッ!!!」

ダダッ!

ギィッッ!!

328 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/24(土) 12:13:29.40 ID:AOa2gAXP0
上鳴「はぁ…はぁ…」

タード「ふふふ…」

ゾルド「ははは……」

ビネガー「少しは期待していたが…」

ビネガー「所詮ただの人間じゃこの程度か」

轟「っだ…こいつら…」

イナサ「そんじょそこらの敵じゃ無いっスね…」

イナサ「余りにも強すぎる…!!」

峰田「殺される…皆殺される…」

上鳴(そんな…通りすがりたった1人のおっさんにこうも…)

上鳴「へへ…ガキだからって舐めてっと足元すくわれるぜ、兄ちゃん…!」ビリビリッ…

ビネガー「何…」

シャッ

ビネガー(速い!?いつの間に目の前に…!!)

イナサ「体育祭でやってた超必っスか…」

上鳴(まず1人畳んじまえば士気は下がる筈…!!)

上鳴「っらぁぁっ!!!」

バキィッッ!

グラッ……

タード「…見ろ」

ゾルド「よろけた……蹴り1発で」

上鳴「へっ…雷の速度で顔面クリーンヒットじゃ骨もボロ…」

ガシッ

上鳴「何っ!?」

ビネガー「調子に乗るな小僧がァァッ!!!」

ズドォォッ!!

上鳴「がっは……」

ヒュゥゥ…

上鳴「っくそ……!!」ズザザッ…

上鳴「うっ…お」

上鳴(やっべ…今にも吐きそ…)

上鳴(なんつー威力の腹パンだよ……!!)

ビネガー「今のは効いたぞ……」

ビネガー「いいマッサージになった」

轟「嘘だろ…全然ダメージが……」

ビネガー「褒美に…貴様から先に死ぬ権利を与えてやろう!!」

峰田「や…やめろぉっ!!」

タード「まずは1人目…」

ビネガー「ちぇあっっ!!」ブンッ

上鳴「……」
329 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/24(土) 12:25:40.08 ID:AOa2gAXP0
キィィィッッ

ビネガー「なんだ…」

轟「バイク……?」

ガッッ!!

ビネガー「ぬっ…」

キキィィィッ…

上鳴「だ、誰…だ?」

「……ったく…せわのやけるこたちね…」

「こちとらきょうひばんだってのに…」

スポッ…

上鳴「……あ、あんた……!?」

ゾルド「へ…また餓鬼か…しかも女」

ビネガー「誰だ貴様…」

ビネガー「小娘に用は無いんだが」

「あららら…そんなよびかたされたのもなんねんぶりかな…」

「きょういくなってないんじゃないの?あんたらのボス」

「めうえのひとにたいするれいぎってもんがないんじゃないの?」

ゾルド「何をベラベラと…」

「…ま、おいたをするこにはおしおきしないとね……」

瞬「ガキだのこむすめだのオトナバカにすんじゃねぇよ」

瞬「青二才」

ビネガー「なっ…あ、青二才…!?」

瞬「……4代目亀仙流師範」

瞬「瞬時与」

瞬「さぁ…逝く前に覚えられるかなぁ?」
330 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/25(日) 03:06:58.32 ID:c1CmQ5vR0
期待!
331 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/25(日) 12:33:14.39 ID:OfJIFuwE0
八百万「…っ…」ダダッ

ガッシュ「逃げ回ってばかりでは相手にもならんぞ…!」ダダッ…

ガッシュ(しめた!この女なら十分に始末できる!さっさとこいつを殺して…)

八百万(緑谷さんの言葉も気になるけど…)

八百万(まずは何としてもこの敵を退けないと……!)

八百万「……」ダダッ

八百万(方法は1つか…)

ガッシュ「いい加減下らん鬼ごっこは終いだ!!!」ダッ!

八百万「……っ」ピッ…

カッッ!

ガッシュ「ぐおっ…」

ガッシュ「目が…くっ…」

八百万(今の内に…!)ダダッ…

ガッシュ「っ……」

ガッシュ(そろそろ…戻りそうだ…)

ガッシュ「くっ………!?」パチ…パチ…

ガッシュ「どこに行きやがった…」

ガッシュ(気が感じられない…あの女も気の使い手だったか…!)

ガッシュ「だが…然程遠くにも行ってない筈だ…」

ガッシュ「貴様の匂い…足音…全ての感覚を研ぎ澄ませばたわいもない…」スタスタ

スタスタ…

ガッシュ「…あの建物の中か…」
332 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/25(日) 13:02:51.23 ID:OfJIFuwE0
スタスタ

ガッシュ「鬼ごっこの次は隠れんぼか…呑気なもんだ」

ガッシュ「貴様がここにいる事は分かってるぞ!大人しく出てこい!!」

ガッシュ「……ま、返答無しだよな」

スタスタ…

ガッシュ「……」

……ダダッ……

ガッシュ「そこかぁぁっ!!」

八百万「はぁ…はぁ…」

ガチャ…

ガッシュ「逃げられると思うなよ!!」ダダッ!!

バタン

ガッシュ「バリケードのつもりか知らんが…」

ガッシュ「つぁああっ!!」

バギイッッ!!

ガッシュ「……追いついた」

ヴヴ…

ガッシュ「見つけたぞ」

八百万「………」

ガッシュ「……」スッ

スカッ

ガッシュ「…人間の科学力には全く…驚かされる」

ガッシュ「ここまで立体的な映像を投影出来るのだからな…」

ガッシュ「大した種族だ」

八百万「………」

ガッシュ「灯台下暗し……か」

ガッシュ「暗闇で物陰に隠れてもバレバレなんだよォォッッ!」ダッ!!

ゴオオッッ

八百万「あっさり挑発に乗ってきましたわね」

ダダッ

ガッシュ「何っ!?」

八百万(まともに闘りあっても勝ち目が無いのは分かっていますわ…)

八百万(でも…不意打ちで気絶位なら…!!)バチバチッ

ガッシュ(こ…この距離は…!?)

八百万「万国吃驚掌ッッッ!!」ズッッ!
333 : ◆G9HPr7nfxM [saga]:2016/12/26(月) 13:42:28.16 ID:gvx+rTod0
………

大変急なお知らせになってすみません
数ヶ月間考えた結果
ハーメルンに投稿(今までの分も含め)する事に決めました。
そこに至るまでの経緯・理由等については随時ご説明させていただきます
恐らく年内には投稿する予定なので悪しからず
334 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/26(月) 16:24:59.32 ID:HXy8tuVZO
ハーメルンに行くならデク八やデク拳は期待できないか…あそこ王道ばかり好むし結局はデク麗になるだろうし
ガッカリだわ
335 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/26(月) 19:07:13.06 ID:2w9MYBNP0
>>334
決めつけイクナイ!
336 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/12/26(月) 21:26:17.38 ID:d1UuI1Gs0
https://novel.syosetu.org/107784/
337 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/12/26(月) 21:26:56.48 ID:d1UuI1Gs0
http://novel.syosetu.org/107784/
338 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/26(月) 21:31:45.11 ID:iC17/bSOO
>>335
でもあそこ感想とかですーぐ王道要求してくるぞ
339 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/12/26(月) 21:40:58.32 ID:d1UuI1Gs0
引き続き向こうのも見たけどこっちのが感想を書き込むのが楽だな
340 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/26(月) 22:04:05.60 ID:qT3ZdL8Zo
結局くそまとめのせいかい
SSまとめは害悪しかないな
341 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/26(月) 23:51:46.42 ID:D97GggD3o
台本形式とタグに書いておいたほうがいいよ。すぐ突っ込まれるだろうが
342 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/28(水) 01:10:53.06 ID:0kdsTK7V0
始まる前からクソを下水で煮込んだような評価貰ってるんですがこりゃどういう事大
343 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/12/29(木) 02:23:28.93 ID:JWstXeGd0
まあ掲示板SSなら文章にしても設定にしてもかなりのところまで許されるけど小説投稿サイトともなるとそれなりの水準を求められるからなぁ
とりあえずフラグ建ったヒロイン含め原作キャラをばっさり排除してオリキャラを出す展開はめちゃくちゃ叩かれると思うからお気をつけを
あとキャラの口調の再現度とか、設定が違うのに原作の台詞を無理に使って矛盾してるとことか
整合性に自信があるならいいけど、無いならわざわざ大火傷しに行かない方がいいと思う
344 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/29(木) 03:18:57.66 ID:UySqz6jaO
あそこって文章は上手くても構成はクソみたいなのばかりだよね
掲示板より上だと思ってる分よりタチが悪い感じだからなー
345 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/29(木) 07:51:49.54 ID:xYzG6UxF0
ただただ>>1が痛いだけなんだよなぁ
コピペとかでまとめられそうな痛さ
346 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/29(木) 17:18:40.71 ID:oKZSfWN4O
またお前か、痛いのはどっちなんだかなぁ
クソアンチの末尾0くんはいったい何が気に入らなくて粘着してんの?
347 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/29(木) 17:49:29.49 ID:WMQnV3iuO
1.暇つぶしにきた名無しさん

むしろ王子でやって欲しかった
2016年07月01日 18:29
2.暇つぶしにきた名無しさん

2台詞回しが絶望的。
2016年07月01日 19:25
3.暇つぶしにきた名無しさん

ひろあかのss増えてほしい。
2016年07月01日 19:25
4.暇つぶしにきたななしさん

題材はいいのに酷い
2016年07月01日 19:43
5.暇つぶしにきたななしさん

いや、悟空が講師になったら皆強い上に能力持ちでデク死亡やんけ!
2016年07月01日 20:13
6.暇つぶしにきたななしさん

せっかく面白い設定なのにキャラクターの台詞が下手すぎてまったく再生されない
2016年07月01日 20:17
7.暇つぶしにきたななしさん

1…ただ流れをなぞればいいってもんじゃないんだけどなぁ…

てか、八百万ファンなのはわかるがえこひいきが酷すぎ

オールマイトなんてほぼ空気やん。原作では最重要人物なのに

はっきり言って原作愛がない
2016年07月01日 20:42
8.暇つぶしにきたななしさん

原作1回は読んでてやっと理解出来る感じだなぁ。

後、セリフだけの話は、セリフのみで全部想像出来るなら良いんだけれど、ちょっと分かりづらい所が有るので、簡単で良いから地の文がある方がいいと思った。
2016年07月01日 23:17
9.暇つぶしにきたななしさん

原作の良さをここまで殺せるのも才能だよっ^^
2016年07月02日 02:00
10.暇つぶしにきたななしさん

状況説明の文をもっと入れても良いと思う。書いてる本人は違和感あるかもしれんけど。
2016年07月02日 09:39

348 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/29(木) 17:50:08.60 ID:WMQnV3iuO
コメント22

11.暇つぶしにきたななしさん

前あった王子と進撃のオマージュだろうけどあっちとは雲泥の差だな
ヒロアカファンとDBファンどころかアンチすら困惑するレベルの出来だわ
2016年07月02日 12:07
12.暇つぶしにきたななしさん

オリジナルなら別に構わん
けど人の作品を使うなら原作ろくに読まないで書くんじゃねえよ


あとこんな糞なのまとめんな
2016年07月02日 22:20
13.暇つぶしにきたななしさん

何か無駄な部分多くて読みにくすぎ
上手い奴がもう一度書き直してほしい
2016年07月03日 01:35
14.暇つぶしにきた名無しさん

途中から悟空が空気になってて草生えたわ
2016年07月03日 05:48
15.暇つぶしにきたななしさん

特定の以外色んなキャラが放置されてとっちらかってる
キャラクター愛がまったくないね
2016年07月03日 09:40
16.暇つぶしにきたななしさん

飛ばし飛ばし最後まで見てやったら存外作者ノリノリの後書きでワロタ
2016年07月03日 11:39
17.暇つぶしにきたななしさん

原作と同じとこはひたすらキャラのセリフを写すだけって、、、
端折りなさいよ

悟空はテレパシーみたいなの出来ないぞ。あれは界王様ありきだ
2016年07月04日 01:47
18.暇つぶしにきた名無しさん

※17
ベジータ戦での最後にクリリンと悟飯にテレパシー送ってる
2016年07月04日 03:23
19.暇つぶしにきたななしさん

後書きが
って何で俺くんが!?
っぽくて笑える
2016年07月10日 07:45
20.暇つぶしにきたななしさん

酷い。
2016年07月17日 20:14

21.暇つぶしにきた名無しさん

続編を待ってる奴はいない。
2016年07月20日 18:25
22.暇つぶしにきた名無しさん

酷評で涙が出そうwwwwwwww
中学生くらいの子が書いたのかな…
2016年07月24日 02:00
349 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/29(木) 18:53:45.96 ID:oKZSfWN4O
てか、八百万ファンなのはわかるがえこひいきが酷すぎ

ほら出たゾ〜
そもそもがキャラは安価で選ばれてた上に拳藤だって目立ってるのに、ファンなのはわかるがキリッww
どうせこういう緑谷には麗日とか八百万には轟でしょ!みたいな原作厨のクズが荒らし始めちゃうんだよなあ
350 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/12/30(金) 02:07:10.88 ID:3iizg4G20
あっちの第0話と感想を見てきたけど、確かに何の理由もなく拳藤がマシンガンの弾を避けられるのは変だな。
せっかくDB世界と地続きにしたんだから、拳藤がかじってる格闘技が実は亀仙流だったとかいくらでも理由はつけられるのに問答無用で強キャラ化しちゃってるから、そりゃツッコミが入るわ。
そう考えて読み返してみると、USJの脳無と界王拳無しでもそこそこガチンコできたデクより切島の方が腕力あるって時点でおかしいし。
なんかこー、その場その場で作者がやりたい事に設定を無理やり合わせてる感じか。
まあ、SSなら「なにSSに細かいこと言っちゃってるのww」で済むけど、小説として公開するならそこらへんをどうにかしないと叩かれるだろうね。

つか原作設定ガン無視な部分を指摘されてるのに、パワーバランスの問題としか認識してないのはどうかと思うよ?wwww
351 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/01/01(日) 00:24:13.95 ID:0ukvKaVb0
続き来てたな
http://novel.syosetu.org/107784/
352 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2017/01/01(日) 23:45:08.23 ID:PJT9CQLx0
拳藤が鶴仙流の末裔だったりしてなw
DB原作でも桃白白には娘がいるって設定が企画されたこともあったし。桃藍藍(タオランラン)って名前の。
天津飯とランチがくっついた可能性もある。
 
353 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/01/02(月) 07:02:28.27 ID:6egzgtFI0
ヒロアカ世界の人間も特定の拳法で鍛えればDB並に強くなる設定だとしても
拳籐をああして尾白君を無視した時点で贔屓の引き倒しなのがちょっとな
しかも4スレからは切り捨ててるし
原作キャラを切り捨てて読み手としちゃ何の思い入れもないオリキャラをうじゃうじゃ出す理由が本気でわからん
354 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/01/02(月) 11:07:58.04 ID:lFbf73bP0
尾白が強キャラになる可能性があるな
355 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/01/03(火) 05:54:56.72 ID:wncDq8HQ0
むしろ拳藤の強キャラ化がいらない
356 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/03(火) 17:21:50.30 ID:+D1biKQf0
手がでかくなるだけの個性で入試でロボ倒すには戦闘力は必要だしな
357 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/01/03(火) 17:42:47.42 ID:wncDq8HQ0
つまり葉隠やB組の透明男子も無手の格闘キャラという事に
358 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/01/03(火) 17:48:05.06 ID:+D1biKQf0
ドラゴンボールにも透明人間はいるしな、ヤムチャと戦ってた
359 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/01/04(水) 05:48:42.23 ID:9X3Z7xG40
格闘技やりゃ誰でも素でマシンガンの弾が避けられるくらい強くなれるならヒーロー目指すやつらは全員やってるはずだろ
デクのアドバンテージが消滅するわ
360 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/01/04(水) 17:19:20.79 ID:bJSISV4e0
デクの入試のポイントがロボ倒したポイントが54でレスキューで70だけどかっちゃんのがポイント上だったんだよな
361 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/01/05(木) 07:38:56.26 ID:+HtDmdgI0
なんかもう拳藤ひとりを優遇しただけでどんどん矛盾点や疑問点が出てくるな
これだから二次創作小説は難しい
上の方でも言われてるけど、SSだとあんまり気にならないんだけどな
362 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/01/05(木) 22:06:58.05 ID:cwO/6dUr0
続き来てたな
http://novel.syosetu.org/107784/
書き直してから面白くなってる
363 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/01/07(土) 14:18:31.04 ID:PNTJNYTe0
>>362
作者宣伝乙
364 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/01/08(日) 23:34:24.73 ID:GOAoHnLQ0
a
365 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/01/10(火) 04:13:54.57 ID:0I69FD1g0
地の文があると台本形式なのがむしろ読みにくい
366 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/01/11(水) 23:28:13.87 ID:Q/h8x/k+0
エタったかと思ったらハーメルンに行ったのか
あっちこっち破綻してたけど途中までは面白かったし矛盾点を推敲で潰せばイケると思うよ
ただ転校とオリキャラ祭り、おめーは駄目だ誰も望んでない
二次創作って本当にオリ要素出したい病との闘いなんだなぁ
367 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/01/11(水) 23:43:14.12 ID:+URP/DQX0
体育祭の宣誓は爆豪じゃなくてデクがするんかな、ポイントはデクのが上だし
368 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/01/15(日) 16:50:00.36 ID:7wJigEVB0
続き来たな
369 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/01/17(火) 13:00:56.66 ID:y2b+ZgUo0
今思うと担任の方針に異議があるから殴りかかるっていうのもどうなんだと
一教師が好き勝手に生徒を除籍して良いって体制は学校が定めているんだから、そこに不満があるなら暴力に訴えるんじゃなくて自主退学でもするべきじゃね
370 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/01/19(木) 23:38:32.77 ID:hT9kLsDH0
かっちゃんもいずれインフレ起こす位滅茶苦茶強くさせるつもりなので…

マジか
371 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/20(金) 13:10:34.64 ID:+t3Foiw40
スレ主じゃないのに何でageてるんだ?スレ主じゃないなら普通はsageじゃないの?
372 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/21(土) 09:43:25.18 ID:bJRGNl/i0
かっちゃんも魔改造すんのかよ
4スレ目のオリキャラ乱舞でも思ったけど、この作者は原作へのリスペクトが一_も無いな
好き勝手したいだけだ
373 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/30(月) 07:52:56.39 ID:/RioEqgM0
小説へのリメイクだってのに、状況無視して原作通りの台詞をしゃべるという矛盾点について改善する気が無いのか
空飛んでビーム撃つ個性が「オールマイトに似ている」わけねーだろ
374 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/30(月) 18:29:23.93 ID:8Y7FsszIO
>>373
お前ケロインとの初会話無くす気かぱっと見似てんだろぱっと見ィ(適当)!
375 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/01/31(火) 19:40:10.45 ID:jOILxLJZ0
http://novel.syosetu.org/107784/
376 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/02(木) 23:17:19.47 ID:w+z7e8jr0
ここのデクとシュガーマンなら後者の個性の方がオールマイトっぽい件について
377 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/06(月) 10:54:55.09 ID:oAV3mM4F0
どうせケロインもオリキャラに押し退けられてリストラされる運命だし
378 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/11(土) 15:10:55.27 ID:Mg123Web0
a
379 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/16(木) 22:05:18.43 ID:oaCOe9PI0
界王拳はパワーとスピードだけじゃなくて防御力も上がるんだよな
380 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/17(金) 02:34:52.07 ID:WgHp04KT0
どうやらハーメルン版でもオリキャラ祭りは回避できないらしい
381 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/17(金) 17:05:37.73 ID:eofc64ry0
ミリオなどのビッグ3も死んだのかな
382 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/17(金) 22:52:18.66 ID:Ro8YJWKM0
>安心しろ、すぐにモモちゃん級のヒロインがB組からでてくるから!!

作者やっぱり拳藤贔屓をやるらしいな
きっとまたマシンガンの弾をかわすぞ
383 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/18(土) 12:45:16.38 ID:aYnPcy5T0
DBもヒロアカも原作どっちもちゃんと読んでなさそう
悟空のキャラなんて見てられない
384 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/18(土) 19:57:22.34 ID:fIsLh6Gh0
悟空は戦いに関しては頭いいから
385 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/19(日) 22:27:41.84 ID:E2kpVe8U0
原作キャラの台詞をそのまま悟空に言わせるのがなんともね
原作への愛もリスペクトも感じられない
386 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/28(火) 00:49:08.68 ID:qJliwpoN0
なんでクラスメイトから避けられてるんだ
387 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/28(火) 01:03:47.45 ID:qJliwpoN0
http://novel.syosetu.org/107784/
388 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/03(金) 11:42:35.61 ID:FYjzI7sV0
ほんと読んでてDBのキャラと僕アカのキャラ崩壊してんなぁ
作者は痛くて見てらんねぇのにせめて物語くらいはちゃんとしろよ
389 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/11(土) 15:18:19.25 ID:MZ+H5NNoO
とりあえずカプの気に食わない末尾0が粗探しして荒らしてると思ってるわ
原作でも読んでろよwww
390 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/11(土) 23:40:34.62 ID:OguNh1od0
お、作者が巡回してるぞ
391 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/13(月) 00:45:17.83 ID:lx59MpcN0
凍らされても気で溶かせるよな
392 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/26(日) 23:37:23.29 ID:tSE72dDl0
リメイク後だと爆豪はトーナメントに参加してないのか
393 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/09(日) 06:20:05.35 ID:mnvACIJIO
>>390
末尾違うだろ馬鹿なのか?

しかしガッカリだわ、あっちだと感想書くにも登録しないといけないじゃん、面倒くせえ
394 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/09(日) 23:50:54.58 ID:BYdXrWR0O
>>334
お前の言う通りになりそう
原作正夫婦(希望)って言ってたから
つーかハーメルンって耳郎とのも発目とのも消えたね
逆行とかオールマイト以外に弟子入りする話も全部ヒロインは麗日
395 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/04/22(土) 17:04:03.94 ID:raIexIwj0
ハーメルンの方エタったのか
396 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/15(月) 22:09:41.99 ID:AkrBot1O0
397 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/25(木) 22:05:50.62 ID:qH+0ucP20
398 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/17(土) 20:47:38.46 ID:OWDBCPvy0
399 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/18(日) 17:34:18.49 ID:2BXIhW4TO
>>394
それまさにSSが少ない要因だね、ヒロアカに限ったことじゃないが交友関係が固定される作品の二次創作は少ないって相場が決まってる
400 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/10(月) 22:00:15.84 ID:Awlo2pbY0
401 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/30(日) 12:42:27.27 ID:JsZdrsVJ0
402 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/08/27(日) 21:49:30.20 ID:qO1Hz+ZG0
403 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/09/22(金) 21:05:50.88 ID:GavpjLVT0
404 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/10(火) 12:18:45.15 ID:FPNGMtDxO
ハーメルンの方見に行ってきたけどこいつ痛すぎて話読んでるより面白いわ
351.48 KB Speed:0.1   VIP Service SS速報VIP 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 新着レスを表示
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)